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JP2018167914A - エレベーター装置 - Google Patents

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祐太 助川
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Abstract

【課題】停電時に救出運転が行われた場合でも、電源復帰作業が迅速に行えるようにする。
【解決手段】電源の供給で乗りかご12を昇降させる巻上機8を駆動する電動機7と、巻上機8による巻上位置を維持するブレーキ14とを備えたエレベーター装置に適用される。そして、電源の供給が停止した停電時に、乗りかご12の動き検出部20で動きを検出させる。動き検出部20が動きを検出した際には、自動位置補正部34が、乗りかごを制御する際の昇降位置を補正するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベーター装置に関する。
エレベーター装置は、停電時に何れかの階に乗りかごが正しく停止していない場合、作業員による操作で救出運転を行う場合がある。
例えば、特許文献1には、停電時に救出運転を行うエレベーター装置が記載されている。
特許文献1に記載されたエレベーター装置は、バッテリーを備え、商用電源の停電を検出すると、救出運転に必要な充電量がバッテリーに充電されていれば、バッテリーに蓄電された電力で、乗りかごの救出運転を行うようにしている。一方、停電時に、バッテリーの充電量が救出運転に必要な充電容量に満たないときは、乗りかごを昇降させる巻上機のブレーキを開放して、乗りかごとカウンターウェイトとの重量差を利用することで、乗りかごを上昇又は下降させる救出運転を行うようにしている。
特開2014−169174号公報
上述したように、特許文献1に記載される技術は、巻上機のブレーキを開放することで、停電時に乗りかごを昇降させて、乗客を乗りかごから救出する救出運転を行っている。しかし、停電した状態で、エレベーター装置の乗りかごを昇降させることは好ましくない。なぜなら、停電した状態で乗りかごの位置が変化すると、電源復帰時に乗りかごが本来の位置とは異なる位置に配置されることになって、エレベーターの制御装置は、乗りかごの正しい制御ができない状態になってしまう。このような状態が発生すると、電源復帰時に、作業員が乗りかごの昇降位置を合わせるための操作が必要になり、電源復帰作業を行う際の作業員の作業負担が増大するという問題がある。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、停電時に救出運転が行われた場合でも、電源復帰作業を迅速に行うことができるエレベーター装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、乗りかごとカウンターウェイトとが接続されたロープの巻上を行う巻上機と、電源の供給で巻上機を駆動する電動機と、巻上機によるロープの巻上位置を維持するブレーキと、電源の供給が停止した停電を検出する停電検出部と、停電検出部が停電を検出した際に、乗りかごの動きを検出する動き検出部と、停電検出部が停電を検出した状態で、ブレーキが開放されて動き検出部が動きを検出した際に、乗りかごを制御する際の昇降位置を補正する自動位置補正部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、停電時にブレーキを開放して乗りかごを移動させても、その乗りかごに動きがあったことが、停電復帰時に確実に検出できるようになる。したがって、停電復帰時に位置補正が必要な場合には、その位置補正が確実に実行されるエレベーター装置を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態例によるエレベーター装置の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態例による制御装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例による停電時の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による停電発生から復旧までの状態変化例を時系列で示す説明図であり、図4Aはバッテリーを使用せずに救出運転を行った例、図4Bはバッテリーによる救出運転時又は救出運転なしの例を示す。
以下、本発明の一実施の形態例(以下「本例」と称する)を、添付図面を参照して説明する。
[1.エレベーター装置の構成]
図1は、本例のエレベーター装置の構成を示す。
本例のエレベーター装置には、商用交流電源である三相交流電源1からの電力が供給される。三相交流電源1は、コンバータ2で直流電力に変換される。コンバータ2で変換された直流電力は、平滑コンデンサ3で平滑化された後、インバータ4に供給される。インバータ4は、供給される直流電力を、所定電圧及び所定周波数の交流電力に変換する。インバータ4で変換された交流電力は、電源開放スイッチ5を介して誘導電動機7に供給される。電源開放スイッチ5は後述する制御装置30により制御される。誘導電動機7は、供給される交流電力の電圧及び周波数に対応した速度で、回転駆動を行う。
誘導電動機7の回転軸は、エレベーター巻上機8に接続されている。エレベーター巻上機8には、ロープ11が掛け渡されている。ロープ11の一端には、乗りかご12が吊り下げられ、他端には、カウンターウェイト13が吊り下げられている。つまり、乗りかご12とカウンターウェイト13がロープ11によって接続される、つるべ式の構造となっている。そして、誘導電動機7がエレベーター巻上機8を回転駆動させることで、乗りかご12が昇降路内を昇降する。なお、エレベーター巻上機8には、ブレーキ14が設置され、乗りかご12が停止した場合には、ブレーキ14により乗りかご12の停止位置が保持される。ブレーキ14は、後述する制御装置30のブレーキ制御部33により制御される。ブレーキ14としては、例えば電磁ブレーキが使用される。
三相交流電源1が得られない停電時には、バッテリー10から放電された電力がバッテリー接続スイッチ9を介してインバータ4に供給される。したがって、停電時には、制御装置30によりバッテリー接続スイッチ9を接続することで、バッテリー10から電力供給されたインバータ制御部35によりインバータ4を介して誘導電動機7に供給され、乗りかご12を救出運転することができる。但し、バッテリー10の充電容量が、救出運転を行うのに十分でない場合には、バッテリー10を使った救出運転は行われない。
また、本例のエレベーター装置は、誘導電動機7の回生電力を、三相交流電源1側に戻す構成になっている。すなわち、エレベーター装置は、乗りかご12とカウンターウェイト13との重量バランスによって、全負荷下降運転や無負荷上昇運転などが行われる。このとき、誘導電動機7は負荷側の慣性エネルギーによって駆動される発電機となり、回生電力を生じる。この回生電力が、インバータ4及びコンバータ2を介して三相交流電源1側に戻される。また、回生電力が生じた場合には、その回生電力でバッテリー10を充電するようにしてもよい。
エレベーター装置の運転は、制御装置30により制御される。具体的には、制御装置30が、インバータ4から誘導電動機7に供給される交流電源の電圧や周波数を制御することで、乗りかご12の昇降位置を制御することができる。制御装置30が運転時にインバータ4などを制御する構成の説明は省略する。
図1に示す制御装置30は、停電時の制御に必要な構成のみを示している。なお、制御装置30は、例えばコンピューター装置で構成され、三相交流電源1が停電した場合でも、非常用の電源により継続して作動する。制御装置30を構成するコンピューター装置のハードウェア構成については後述する(図2)。
制御装置30は、停電時にエレベーター装置を制御するための構成として、停電検出部31、動き検出部32、ブレーキ制御部33、自動位置補正部34及びインバータ制御部35とを備える。
停電検出部31は、コンバータ2に供給される三相交流電源1の停電を検出する。この停電の検出は、例えば三相交流電源1の電圧などに基づいて判断される。また、停電検出部31は、バッテリー10の充電残量を検出し、停電時の救出運転に必要な充電残量があるか否かを判断する。そして、停電を検出して救出運転に必要な充電残量がある場合、停電検出部31は、バッテリー接続スイッチ9を接続させて、バッテリー10からインバータ制御部35に電力供給し、誘導電動機7を動作させ乗りかご12を何れかの階に停止させる救出運転を行う。
動き検出部32は、停電中にブレーキ14の開放により乗りかご12が動いたことを判定する。この動き検出部32での動きの検出は、回生電力検出部20での誘導電動機7が出力する回生電力の検出に基づいて行われる。
回生電力検出部20は、交流電力を直流電力に変換する交流/直流変換器21と、キープリレー22を備える。キープリレー22は、交流/直流変換器21から出力される直流電力が、閾値以上の電力になったときにオン状態を保持する。この回生電力検出部20には、停電時に制御装置30と同様に非常用の電源が供給される。
交流/直流変換器21の交流入力側は、誘導電動機7の電源入力ラインから分岐したラインが接続される。この誘導電動機7の電源入力ラインから分岐したラインには、分岐回路接続スイッチ6が接続されている。そして、分岐回路接続スイッチ6が接続状態のとき、誘導電動機7で得られる回生電力が、交流/直流変換器21に供給される。
分岐回路接続スイッチ6は、電源開放スイッチ5と連動して制御装置30により制御される。すなわち、停電検出部31が三相交流電源1の停電を検出したときに、バッテリー10の充電残量が停電時の運転を行うのに十分でない場合には、制御装置30は、電源開放スイッチ5を開放状態にすると共に、分岐回路接続スイッチ6を接続状態にする。なお、通常時(停電時以外)には、制御装置30は、電源開放スイッチ5を接続状態とし、分岐回路接続スイッチ6を開放状態とする。
このように、電源開放スイッチ5と分岐回路接続スイッチ6の制御を行うことで、停電中に誘導電動機7やエレベーター巻上機8に動きがある場合には、交流/直流変換器21で回生電力を変換した直流電力がキープリレー22に供給される。このキープリレー22への直流電力の供給で、キープリレー22は、オフ状態からオン状態に変化する。なお、キープリレー22は、乗りかご12が数センチ程度昇降するような、誘導電動機7のわずかな回転で生じる回生電力で作動するように、オン状態に作動する閾値を比較的小さな値に設定するのが好ましい。キープリレー22がオフ状態からオン状態に変化した後には、キープリレー22はオン状態を維持する。
制御装置30の動き検出部32は、キープリレー22がオン状態である場合には、停電中にブレーキ14が開放状態となって、乗りかご12が動いたことを検出する。動き検出部32は、乗りかご12の動きを検出すると、自動位置補正部34に対して、乗りかご12の自動位置補正の実行を指示する。また、動き検出部32は、ブレーキ14を制御するブレーキ制御部33から、ブレーキ14の作動状態の情報を取得する。
自動位置補正部34は、乗りかご12の昇降位置の自動位置補正を実行する。この乗りかご12の昇降位置の自動位置補正は、例えば昇降路に設置されたポジテクタ12bを使用して行われる。ポジテクタ12bは、昇降路の各階の停止位置に設置され、乗りかご12が各階に停止したときに、乗りかご12側の基準用突起12aとの相対位置を検出して、乗りかご12の停止位置のずれを検出する。
自動位置補正部34は、このポジテクタ12bが検出した情報から、制御装置30が判断する乗りかご12の昇降位置の補正処理を行う。
[2.制御装置のハードウェア構成例]
図2は、本例の制御装置30に適用されるコンピューター装置のハードウェア構成を示す。
コンピューター装置900は、バス910にそれぞれ接続されたCPU(Central Processing Unit:中央処理ユニット)901、ROM(Read Only Memory)902、及びRAM(Random Access Memory)903を備える。さらに、コンピューター装置900は、不揮発性ストレージ904、ネットワークインタフェース905、入力装置906、及び表示装置907を備える。
CPU901は、本例の制御装置30が備える各機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROM902から読み出して実行する。RAM903には、演算処理の途中に発生した変数やパラメータ等が一時的に書き込まれる。例えば、CPU901がROM902に記憶されているプログラムを読み出すことで、図1に示す停電検出部31や動き検出部32の処理が実行される。
不揮発性ストレージ904としては、例えば、HDD(Hard disk drive)、SSD(Solid State Drive)、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ等が用いられる。この不揮発性ストレージ904には、OS(Operating System)、各種のパラメータの他に、コンピューター装置900を制御装置30として機能させるためのプログラムが記録されている。
ネットワークインタフェース905としては、例えば、NIC(Network Interface Card)等が用いられ、LAN(Local Area Network)、専用線等を介して各種のデータを送受信することが可能である。例えば、制御装置30が外部の監視センターと通信を行う場合に、ネットワークインタフェース905が通信データの受け渡しを行う。
入力装置906は、例えば、キーボードや各種操作ボタンなどで構成され、作業員が必要なデータの入力を行う。後述する停電時の復旧操作時に必要な操作についても、作業員が入力装置906を使って行う。
表示装置907は、エレベーター装置の運転状態などを表示する。停電時には、動き検出部32が検出した乗りかご12の動き状態などを表示装置907が表示してもよい。
[3.停電時の処理の流れ]
図3は、制御装置30が停電を検出した際の処理動作を示すフローチャートである。
まず、停電検出部31は、三相交流電源1の停電の有無を判断する(ステップS1)。ここで、停電を検出しない場合(ステップS1のNO)、停電を検出するまで待機する。そして、停電を検出した場合(ステップS1のYES)、停電検出部31は、バッテリー10の充電残量を確認し、停電時の救出運転に必要な所定の充電残量に不足しているか否かを判断する(ステップS2)。
ステップS2で、バッテリー10の充電残量が所定の閾値以下で不足していると判断したときには(ステップS2のYES)、停電検出部31は、電源開放スイッチ5と分岐回路接続スイッチ6を制御して、誘導電動機7の接続を切り替える(ステップS3)。すなわち、電源開放スイッチ5により誘導電動機7の電源供給路を開放すると共に、分岐回路接続スイッチ6を接続して、誘導電動機7を回生電力検出部20に接続する。
さらに、停電検出部31は、ブレーキ制御部33に対して、ブレーキ14の開放を指示し(ステップS4)、乗りかご12内の乗客を救出する救出運転のために、乗りかご12の移動を行う(ステップS5)。乗りかご12とカウンターウェイト13との重量差があると、慣性エネルギーによって乗りかご12が上昇又は下降し、バッテリー10の残量が不足した状態でも、救出運転を行うことができる。この救出運転で、慣性エネルギーを利用した救出運転を行うのは一例であり、作業員による操作で、その他の救出運転を行うようにしてもよい。
なお、ステップS2で、バッテリー10の充電残量が所定の閾値を超えて、救出運転ができる状態と判断した場合には(ステップS2のNO)、停電検出部31は、バッテリー接続スイッチ9を接続して、バッテリー10の放電電力によってインバータ制御部35からインバータ4を駆動する(ステップS6)。そして、バッテリー10によるインバータ4の駆動で、ステップS5での乗りかご12の救出運転を行う。
ステップS5において、乗りかご12の救出運転が行われた後、動き検出部32は、誘導電動機7の発電による回生電力が、回生電力検出部20で検出されたか否かを判断する(ステップS7)。ここで、ステップS5の救出運転において、バッテリー10の電力が使用されない場合には(ステップS7のYES)、誘導電動機7における発電が生じるため、キープリレー22がオン状態に保持される。そして、キープリレー22のオン状態が、動き検出部32で検出される(ステップS8)。
この状態で、三相交流電源1が停電から復旧すると(ステップS9)、自動位置補正部34は、乗りかご12の位置の自動位置補正を行う(ステップS10)。
一方、ステップS5における乗りかご位置の移動による救出運転で、バッテリー10の電力が使用された場合には(ステップS7のNO)、回生電力検出部20における回生電力の検出が行われずに、キープリレー22がオフ状態のままとなる(ステップS11)。このとき、三相交流電源1が停電から復旧した場合にも(ステップS12)、自動位置補正部34による自動位置補正がなされることなく、処理を終了する。
図4は、停電が発生してから復旧するまでの変化状態を示す図である。図4Aはバッテリーを使用せずに救出運転を行った例を示し、図4Bはバッテリーによる救出運転時(又は救出運転なし)の例を示す。
図4Aに示すように、エレベーター装置が通常運転中に、あるタイミングで停電が発生したとする。そして、バッテリー10の充電残量が不足した状態で、救出運転が行われたとする。このとき、乗りかご12とカウンターウェイト13との重量差がある場合には、ブレーキ14を開放した上で、慣性エネルギーによって乗りかご12を上昇又は下降させて、救出運転を行うことができる。この救出運転を行った場合には、回生電力検出部20のキープリレー22がオンになり、動き検出部32は、停電中の乗りかご12の動きを検出する。
このため、三相交流電源1が停電から復旧した際に、自動位置補正部34により自動位置補正処理が実行され、制御装置30が判断する乗りかご12の位置と、実際の昇降路内の乗りかご12の位置を一致させる処理が行われる。この自動位置補正処理が実行されてから、作業員による点検が行われた後に、通常運転に復旧する。なお、三相交流電源1が停電から復旧した際には、制御装置30からの指令により、キープリレー22をオフ状態に復帰させる。あるいは、作業員による点検作業時に、作業員の操作でキープリレー22をオフ状態に復帰させるようにしてもよい。
次に、図4Bに示した、バッテリー10による救出運転時(又は救出運転なし)の例について説明する。
この場合には、あるタイミングで停電が発生したとき、バッテリー接続スイッチ9でバッテリー10への接続がなされ、バッテリー10の電源を使った救出運転が実行される。この救出運転は、バッテリー10の電源による誘導電動機7を駆動する運転である。また、この救出運転は、制御装置30が乗りかご12の昇降位置を判断しながらの運転である。そして、この救出運転では、回生電力検出部20での回生電力検出が行われず、キープリレー22がオフ状態のままである。
したがって、三相交流電源1が停電から復旧した場合には、自動位置補正処理が行われず、停電復旧後、例えば作業員による点検が行われた後、通常運転に復旧する。なお、停電が発生した場合でも、乗りかご12内が無人の場合や、いずれかの階に着床した状態で停電した場合には、救出運転が行われない。したがって、キープリレー22はオフ状態のままであり、同様に自動位置補正処理は実行されない。
以上説明したように、本例のエレベーター装置によると、停電時にバッテリー10を使用しない救出運転が行われた場合には、停電からの復旧時に、乗りかご12の自動位置補正が行われた後、正常運転に復旧するようになる。したがって、停電中に電源を使用しない乗りかご12の昇降が行われた場合であっても、制御装置30は、乗りかご12の昇降位置を喪失することがなく、制御装置30によるエレベーター装置の制御が停電復旧後も適正に行うことが可能になる。
[4.変形例]
なお、上述した実施の形態例では、交流/直流変換器21とキープリレー22とからなる回生電力検出部20が設けられ、動き検出部32は、このキープリレー22の出力に基づいて、停電中の乗りかご12の動きを検出している。これに対して、回生電力検出部20を設けることなしに、動き検出部32が、その他の処理で乗りかご12の停電中の動きを検出するようにしてもよい。例えば、停電中に、作業者による救出運転操作で、ブレーキ14の開放が行われたとき、動き検出部32は、そのブレーキ14の開放を検出して、乗りかご12の停電中の動きがあったと判断するようにしてもよい。
この場合には、動き検出部32は、動きそのものを検出するのではなく、動きがある可能性を検出することになる。すなわち、乗りかご12が動く可能性を検出することで、自動位置補正を行うことができ、上述した実施の形態例と同様に乗りかご12の昇降位置を制御装置30が判断できなくなる事態の発生を防ぐことができる。
また、交流/直流変換器21とキープリレー22を使って回生電力を検出するという、本例の構成も一例であり、キープリレー22以外の構成で回生電力の発生を検出するようにしてもよい。さらに、電動機として使用される誘導電動機も一例であり、その他の電動機を使用してもよい。
また、上述した実施の形態例では、電源開放スイッチ5による電源供給路の開放や、分岐回路接続スイッチ6による回生電力検出部20の接続を、制御装置30からの指令により停電時に自動的に行うようにした。これに対して、救出運転の操作を行う作業員が、手動で電源開放スイッチ5による電源供給路の開放や、分岐回路接続スイッチ6による回生電力検出部20の接続を行うようにしてもよい。
また、上述した実施の形態例のエレベーター装置は、通常運転時に回生電力を発生させて、その回生電力を電源供給元に戻すようしたが、通常運転時の回生電力を活用しないエレベーター装置に適用してもよい。さらに、上述した実施の形態例のエレベーター装置は、停電時に救出運転用のバッテリー10を備えるようしたが、救出運転用のバッテリー10を備えないエレベーター装置に適用してもよい。
また、自動位置補正部34がポジテクタ12bを使って乗りかご12の位置補正を行う点についても一例を示したものであり、乗りかご12のその他の位置検出処理を行って、自動位置補正処理を行うようにしてもよい。
また、図4に示した停電復旧時の処理では、自動位置補正部34による補正後に、作業員による点検作業を行って、通常運転に復旧させるようした。これに対して、作業員による点検作業を省略して、自動位置補正部34による補正後に、制御装置30による自動的な判断処理や、外部の監視センターからの指令などでエレベーター装置の運転を復旧させるようにしてもよい。
さらに、本発明は上記した実施の形態例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。
また、上記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…三相交流電源、2…コンバータ、3…平滑コンデンサ、4…インバータ、5…電源開放スイッチ、6…分岐回路接続スイッチ、7…誘導電動機、8…エレベーター巻上機、9…バッテリー接続スイッチ、10…バッテリー、11…ロープ、12…乗りかご、12a…基準用突起、12b…ポジテクタ、13…カウンターウェイト、14…ブレーキ、20…回生電力検出部、21…交流/直流変換器、22…キープリレー、30…制御装置、31…停電検出部、32…動き検出部、33…ブレーキ制御部、34…自動位置補正部、35…インバータ制御部、900…コンピューター装置、901…中央処理ユニット(CPU)、902…ROM、903…RAM、904…不揮発性ストレージ、905…ネットワークインタフェース、906…入力装置、907…表示装置

Claims (5)

  1. 乗りかごとカウンターウェイトとが接続されたロープの巻上を行う巻上機と、
    電源の供給で前記巻上機を駆動する電動機と、
    前記巻上機による前記ロープの巻上位置を維持するブレーキと、
    前記電源の供給が停止した停電を検出する停電検出部と、
    前記停電検出部が停電を検出した際に、前記乗りかごの動きを検出する動き検出部と、
    前記停電検出部が停電を検出した状態で、前記ブレーキが開放されて前記動き検出部が動きを検出した際に、前記乗りかごを制御する際の昇降位置を補正する自動位置補正部と、を備える
    エレベーター装置。
  2. 前記乗りかごの動きに連動して前記電動機が発生する回生電力を検出する回生電力検出部と、
    停電を検出した際に、前記電源の供給ラインを前記電動機から切り離し、前記回生電力検出部を前記電動機に接続するスイッチと、を備え、
    前記動き検出部は、回生電力検出部が検出した回生電力に基づいて、前記乗りかごの動きを検出する
    請求項1に記載のエレベーター装置。
  3. 前記回生電力検出部は、回生電力の供給でオン状態を維持するキープリレーを備えた
    請求項2に記載のエレベーター装置。
  4. 前記電源の供給が停止した停電時に、前記電動機に電源を供給するバッテリーを備え、
    前記停電検出部は、前記バッテリーの充電残量が所定値以下であるときに、前記スイッチにより、前記電源の供給ラインを前記電動機から開放し、前記回生電力検出部を前記電動機に接続する
    請求項2に記載のエレベーター装置。
  5. 前記乗りかごの位置を検出するポジテクタを備え、
    前記自動位置補正部は、前記ポジテクタが検出した前記乗りかごの位置に基づいて、前記乗りかごの昇降位置を補正する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のエレベーター装置。
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Cited By (3)

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