JP2018165138A - 自動車車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】サイドシル部の左右内側にバッテリケースが配置される自動車車両において、側面衝突時等に、バッテリケース内のバッテリセルを的確に保護することのできる自動車車両を提供する。【解決手段】左右一対に配置され正面視にて袋状の断面を有するサイドシル部30と、サイドシル部30の左右内側に配置されるバッテリケース20と、バッテリケース20が左右外側へ移動してサイドシル部30と接触した際に、サイドシル部30からバッテリケース20に対する下向きの力を生じさせる脱落機構70と、を備え、バッテリケース20を車体側から確実に脱落させるようにした。【選択図】図5
Description
本発明は、サイドシル部の左右内側にバッテリケースが配置される自動車車両に関する。
車両の下側にバッテリを配置した自動車車両として、特許文献1に記載の燃料電池車両が知られている。この燃料電池車両は、フロアトンネル内に配置されるバッテリを、サブフレームにより支持している。サブフレームは、バッテリの前端及び後端を上面に支持して車幅方向に延びる前側及び後側サブクロスメンバと、前側及び後側サブクロスメンバの間に設けられて車幅方向に延びる中間サブクロスメンバと、前側及び後側サブクロスメンバ並びに中間サブクロスメンバを連結してバッテリケースの側面に沿って前後方向に延びる左右一対のサブサイドメンバとを有し、中間サブクロスメンバは、一対のサブサイドメンバの間に渡る部位(中間ビーム)において、バッテリの下面との間に所定のスペースを有している。
この燃料電池車両では、車両の側面衝突時には、その側突荷重が中間サブクロスメンバの中間ビームを介して左右サブサイドメンバに分散され、左右サブサイドメンバがバッテリケース側に変形することを抑制している。また、中間サブクロスメンバの中間ビームが撓むような場合にも、中間ビームとバッテリケースとの間にスペースが設けられることで、変形した中間ビームがバッテリケースの前後中間部に干渉し難くなっている。さらに、中間サブクロスメンバの中間ビームは、その左右端部の上面が左右サブサイドメンバの下面に接合されることで、左右サブサイドメンバの一方に側突荷重が入力された際には、中間ビームを下方に突出させるように撓ませられ、これにより、変形した中間ビームがバッテリケースにより一層干渉し難くなっている。
また、車両外部の高い位置からの衝撃を考慮したバッテリケースの車載構造として、特許文献2に記載のものが知られている。このバッテリケースは後部座席よりも車両後側に配置され、支持部材の上側にビスによって固定される。バッテリケースのビス挿通穴は、ビスの頭部よりも小さくなるように形成された第1開口部と、ビスの頭部よりも大きくなるように形成された第2開口部と、第1開口部と第2開口部とを連通する連通部と、を含み、バッテリケースに車両後側から衝撃が加わったときに、ビスの位置が第1開口部から第2開口部に移行することにより、ビスが第2開口部から抜けることによりビスによる固定が解除されるようになっている。
ところで、特許文献1に記載の技術は、フロアトンネル近傍のような車両の左右中央側において、側面衝突時にフレームをバッテリケースに干渉させないものである。従って、車両の左右外側に位置するサイドシル部の内側にバッテリケースが配置された自動車車両のように、側面衝突時等に車体とバッテリケースが干渉しやすい車両に特許文献1に記載の技術を適用することは難しい。
また、特許文献2には、車体とバッテリケースが干渉した場合におけるバッテリの保護については開示されていない。
また、特許文献2には、車体とバッテリケースが干渉した場合におけるバッテリの保護については開示されていない。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、サイドシル部の左右内側にバッテリケースが配置される自動車車両において、側面衝突時等に、バッテリケース内のバッテリセルを的確に保護することのできる自動車車両を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明によれば、左右一対に配置され、正面視にて袋状の断面を有するサイドシル部と、前記サイドシル部の左右内側に配置されるバッテリケースと、前記バッテリケースが左右外側へ移動して前記サイドシル部と接触した際に、前記サイドシル部から前記バッテリケースに対する下向きの力を生じさせる脱落機構と、を備えた自動車車両が提供される。
この自動車車両によれば、自動車車両の側面衝突時等に、バッテリケースが左右外側へ移動してサイドシル部と接触した際に、脱落機構により、サイドシル部からバッテリケースに対して下向きの力が加えられる。これにより、バッテリケースは左右外側へ移動しつつ下方向へ移動して車体側から脱落する。
上記自動車車両において、前記脱落機構は、前記サイドシル部の左右内壁の外面に形成され、左右外側へ向かって下方へ傾いた車体側案内面を有してもよい。ここで、車体側案内面は、平面状であっても曲面状であってもよい。
この自動車車両によれば、自動車車両の側面衝突時等に、バッテリケースが左右外側へ移動するとサイドシル部の車体側案内面と接触する。このとき、バッテリケースにはサイドシル部から車体側案内面と垂直な方向の反力が加えられる。この反力は、左右方向内向きの分力と、下向きの分力とからなるので、バッテリケースに下向きの力が加えられることとなる。
上記自動車車両において、前記脱落機構は、前記バッテリケースの左右外壁の外面に形成され、左右外側へ向かって下方へ傾いたバッテリ側案内面を有してもよい。ここで、バッテリ側案内面は、平面状であっても曲面状であってもよい。
この自動車車両によれば、自動車車両の側面衝突時等に、バッテリケースが左右外側へ移動すると、バッテリケースのバッテリ側案内面がサイドシル部と接触する。このとき、バッテリケースにはサイドシル部からバッテリ側案内面と垂直な方向の反力が加えられる。この反力は、左右方向内向きの分力と、下向きの分力とからなるので、バッテリケースに下向きの力が加えられることとなる。
上記自動車車両において、前記バッテリケースが固定されるバッテリ支持板と、前記バッテリ支持板及び前記サイドシル部を締結する締結部と、前記バッテリ支持板が左右外側へ移動した際に、前記バッテリ支持板及び前記サイドシル部の締結を解除する解除機構と、を備えてもよい。
この自動車車両によれば、自動車車両の側面衝突時等に、バッテリ支持板がバッテリケースとともに左右外側へ移動した際に、解除機構により、前記バッテリ支持板及び前記サイドシル部の締結が解除される。これにより、バッテリ支持板はバッテリケースとともに車体側から脱落する。
上記自動車車両において、前記締結部は、前記バッテリ支持板に形成された第1孔と、前記サイドシル部に形成された第2孔と、前記第1孔及び前記第2孔を挿通するボルトと、前記ボルトと螺合するナットと、を有し、前記第1孔は、所期の固定位置に対応し前記ボルト又は前記ナットの座面より小径の第1円形部と、当該第1円形部の左右内側と連続的に形成され前記ボルト又は前記ナットの座面より大径の第2円形部と、を有してもよい。
この自動車車両によれば、自動車車両の側面衝突時等に、バッテリ支持板がバッテリケースとともに左右外側へ移動すると、ボルトの軸は第1孔内を第1円形部から第2円形部へ相対的に移動する。そして、ボルト又はナットの座面が第2円形部に到達すると、ボルト又はナットの座面が第2円形部を挿通可能な状態となり、ボルト及びナットによるバッテリ支持板の締結が解除される。
上記自動車車両において、前記締結部は、前記バッテリ支持板に形成された第1孔と、前記サイドシル部に形成された第2孔と、前記第1孔及び前記第2孔を挿通するボルトと、前記ボルトと螺合するナットと、を有し、前記バッテリ支持板は、前記第1孔の左右内側近傍に形成され前記ボルト又はナットの座面より大きな開放部を有してもよい。
この自動車車両によれば、自動車車両の側面衝突時等に、バッテリ支持板がバッテリケースとともに左右外側へ移動すると、ボルトの軸は第1孔内の左右内側の周縁部に接触する。ここで、バッテリ支持板における第1孔の左右内側近傍には開放部が形成されているので、第1孔の左右内側の周縁部は比較的脆弱である。これにより、ボルトの軸は、バッテリ支持板の第1孔の周縁部を変形させて開放部へ到達し、ボルト及びナットによるバッテリ支持板の締結が解除される。
上記自動車車両において、前記締結部は、前記バッテリ支持板に形成された第1孔と、前記サイドシル部に形成された第2孔と、前記第1孔及び前記第2孔を挿通するボルトと、前記ボルトと螺合するナットと、を有し、前記バッテリ支持板における前記第1孔の形成部分は、前記第1孔の左右外側よりも左右内側が薄く形成されてもよい。
この自動車車両によれば、自動車車両の側面衝突時等に、バッテリ支持板がバッテリケースとともに左右外側へ移動すると、ボルトの軸は第1孔内の左右内側の周縁部に接触する。このとき、第1孔の左右内側の周縁部が薄肉であるため、バッテリ支持板は変形しやすく、また、ボルトには剪断方向の応力が集中する。これにより、バッテリ支持板を変形させて第1孔を拡げてボルト又はナットの座面が第1孔を挿通可能な状態とする、もしくは、ボルトの軸を切断することにより、ボルト及びナットによるバッテリ支持板の締結が解除される。
本発明によれば、車両の側面衝突時等に、バッテリケースを車体側から確実に脱落させることができ、この結果、バッテリケース内のバッテリセルを的確に保護することができる。また、側面衝突時等にバッテリケースを移動させるスペースを確保することができ、バッテリケースの搭載スペースを大きくすることができる。
図1から図6は本発明の一実施形態を示すものであり、図1は自動車車両の概略外観図、図2は図1のA−A断面図、図3は図2のB−B断面図、図4は図3の一部拡大図、図5は図2の状態からバッテリケースが左右一方へ移動した状態を示す説明図、図6は図3の状態からバッテリケースが左右一方へ移動した状態を示す説明図である。
図1に示すように、この自動車車両10は車輪の駆動源としてモータを有し、図2に示すように、モータに電力を供給する複数のバッテリセルBTが搭載されている。各バッテリセルBTは、箱状のバッテリケース20に整列された状態で収納される。バッテリケース20の材質は任意であるが、例えば、金属、強化プラスチック等の比較的剛性の高い材料から構成される。
自動車車両10は、例えば鋼板をプレス成型したパネル状の部材を集成し、スポット溶接等で接合した車体を有している。車体は、左右一対に配置され正面視にて袋状の断面を有するサイドシル部30と、車室下部をなし各サイドシル部30に接続されるフロアパネル40と、を有している。サイドシル部30の具体的な構成は任意であるが、例えば、左右方向外側に配置されるアウタパネルと、左右方向内側に配置されアウタパネルとともに袋状の断面を形成するインナパネルと、を有する。
また、自動車車両10は、フロアパネル40の下側に配置され各サイドシル部30に接続されるバッテリ支持板50を有する。バッテリケース20は、各サイドシル部30と、フロアパネル40と、バッテリ支持板50とにより画成された空間に配置される。バッテリケース20は、バッテリ支持板50に固定される。バッテリ支持板50の材質は任意であるが、例えば、金属、強化プラスチック等の比較的剛性の高い材料から構成される。本実施形態においては、フロアパネル40が各サイドシル部30の上側に、バッテリ支持板50が各サイドシル部30の下側に接続される。この結果、各サイドシル部30と、バッテリケース20とは、ほぼ同じ高さで左右に並んでいる。尚、フロアパネル40とバッテリ支持板50は、上下方向に離隔してバッテリケース20を収容可能な空間を画成していれば、サイドシル部30に接続される位置は任意に変更可能である。フロアパネル40と各サイドシル部30とは例えば溶接により接続され、バッテリ支持板50と各サイドシル部30は締結部60により接続される。本実施形態においては、サイドシル部30の下面は水平かつ平坦に形成され、平板状のバッテリ支持板50の左右外端側がサイドシル部30の下面に重ねられた状態で、サイドシル部30及びバッテリ支持部50が締結される。
締結部60は、バッテリ支持板50に形成された第1孔51と、サイドシル部30に形成された第2孔32と、第1孔51及び第2孔32を挿通するボルト61と、ボルト61と螺合するナット62と、を有する。本実施形態においては、ナット62がサイドシル部30の内部に配置され、ボルト61の頭がバッテリ支持板50と接触する。
自動車車両10は、バッテリケース20が左右外側へ移動してサイドシル部30と接触した際に、サイドシル部30からバッテリケース20に対する下向きの力を生じさせる脱落機構70を有する。本実施形態においては、脱落機構70は、サイドシル部30の左右内壁31の外面に形成され、左右外側へ向かって下方へ傾いた車体側案内面71と、バッテリケース20の左右外壁21の外面に形成され、左右外側へ向かって下方へ傾いたバッテリ側案内面72と、を有する。車体側案内面71及びバッテリ側案内面72はそれぞれ平面状に形成され、鉛直方向に対するなす角は上下にわたって一定である。本実施形態においては、車体側案内面71及びバッテリ側案内面72は、鉛直方向に対して互いに同じ角度で傾斜し、左右方向についての互いの距離は上下にわたって同じである。尚、車体側案内面71及びバッテリ側案内面72の鉛直方向に対するなす角は45°以下とすることが好ましく、さらに好ましくは15°以上30°以下である。
自動車車両10は、バッテリ支持板50が左右外側へ移動した際に、バッテリ支持板50及びサイドシル部30の締結を解除する解除機構を有する。本実施形態においては、バッテリ支持板50の第1孔51が特殊な形状に形成され、解除機構をなしている。
すなわち、図3に示すように、バッテリ支持板50の第1孔51は、所期の固定位置に対応しボルト61の座面より小径の第1円形部52と、第1円形部52の左右内側と連続的に形成されボルト61の座面より大径の第2円形部53と、を有している。本実施形態においては、図4に示すように、第1円形部52と第2円形部53は一部が重なるよう形成され、第1孔51は全体として平面視にてだるま形状を呈している。尚、サイドシル部30の第2孔32は、平面視にて円形を呈している。また、第1孔51における第1円形部52と第2円形部53の接続部分の前後方向寸法は、ボルト61の軸の径寸法より小さく設定されている。
以上のように構成された自動車車両10では、側面衝突時等に、左右方向一方のサイドシル部30が衝突物等に押されて左右方向他方へ移動し、バッテリケース20と接触する。具体的には、左右方向一方のサイドシル部30の車体側案内面71と、バッテリケース20のバッテリ側案内面72とが接触する。この後、図5に示すように、バッテリケース20は左右方向一方のサイドシル部30に押され左右方向他方へ移動する。
そして、バッテリケース20が左右方向他方へ移動して左右方向他方のサイドシル部30と接触した際に、脱落機構70により、左右方向他方のサイドシル部30からバッテリケース20に対して下向きの力が加えられる。具体的には、バッテリケース20が左右方向他方へ移動すると、バッテリケース20のバッテリ側案内面72と左右方向他方のサイドシル部30の車体側案内面71が接触する。このとき、バッテリケース20にはサイドシル部30から車体側案内面71及びバッテリ側案内面72と垂直な方向の反力が加えられる。この反力は、左右方向内向きの分力と、下向きの分力とからなるので、バッテリケース20に下向きの力が加えられることとなる。これにより、バッテリケース20の他端側は左右方向他方へ移動しつつ下方向へ移動して車体側から脱落する。ここで、脱落するのはバッテリケース20の左右方向他端側のみであり、左右方向一端側は車体側から脱落しない。
また、本実施形態の自動車車両10によれば、側面衝突時等に、図6に示すように、バッテリ支持板50がバッテリケース20とともに左右方向他方へ移動した際に、解除機構により、バッテリ支持板50及びサイドシル部30の締結が解除される。具体的には、バッテリ支持板50がバッテリケース20とともに左右方向他方へ移動すると、ボルト61の軸は第1孔51内を第1円形部52から第2円形部53へ相対的に移動する。このとき、ボルト61の軸は第1円形部52の左右内側の周縁部に接触するもの、第1円形部52の左右内側は比較的脆弱であるため、バッテリ支持板50は変形しやすい。これにより、バッテリ支持板50を変形させて第1孔51を拡げることにより、ボルト61の軸をスムースに第2円形部53へ移動させることができる。そして、ボルト61の座面が第2円形部53に到達すると、ボルト61の座面が第2円形部53を挿通可能な状態となり、ボルト61及びナット62によるバッテリ支持板50の締結が解除される。ここで、締結が解除されるのはバッテリ支持板50の左右方向他端側のみであり、左右方向一端側の締結は解除されない。
このように、本実施形態の自動車車両10によれば、側面衝突時等に、バッテリケース20を車体側から確実に脱落させることができ、この結果、バッテリケース20内のバッテリセルBTを的確に保護することができる。また、側面衝突時等にバッテリケース20を移動させるスペースを確保することができ、バッテリケース20の搭載スペースを大きくすることができる。特に本実施形態においては、バッテリケース20の左右方向他端側を脱落させてバッテリセルBTの保護を図りつつ、左右方向一端側は車体とともに側面衝突時等における荷重を受けることができ、実用に際して極めて有利である。
尚、前記実施形態においては、脱落機構70として、車体側案内面71とバッテリ側案内面72の両方を有するものを示したが、いずれか一方の案内面であってもよい。また、これらの案内面は、平面状であっても曲面状であってもよい。さらに、これらの案内面は、バッテリケース及び/又はサイドシル部の壁部に全面的に形成されている必要はなく、少なくとも、バッテリケースが左右方向外側へ移動した際におけるサイドシル部とバッテリケースの接触部分に形成されていればよい。さらにまた、例えば、車体側案内面及び/又はバッテリ側案内面の接触部分を、凸部を形成する、材質を変更する等により、他の部分より強度を向上させてもよい。
また、前記実施形態においては、バッテリ支持板50の第1孔51が全体として平面視にてだるま形状を呈するものを示したが、例えば図7に示すように、第1円形部52と第2円形部53は一部が重ならずに、両者を接続する通路54を介して離隔して形成されていてもよい。さらに、例えば図8に示すように、第1円形部52及び第2円形部53を比較的近接させた状態で独立して形成し、第1円形部52の左右内側の周縁部を比較的脆弱として、側面衝突時等にボルト61の軸の左右内側への移動が許容されるようにしてもよい。この場合、第1円形部52が第1孔の本体をなし、第2円形部53が第1孔の本体の左右内側近傍に形成されボルト又はナットの座面より大きな開放部ということができる。
さらにまた、例えば図9(a)に示すように、第1孔151を円形の孔とし、第1孔151をバッテリ支持板150の端部、切欠部等の開放部152と比較的近接させてもよい。バッテリ支持板150における第1孔151の左右内側近傍には開放部152が形成されているので、第1孔151の左右内側の周縁部は比較的脆弱となる。この構成としても、図9(b)に示すように、バッテリ支持板150がバッテリケース20とともに左右外側へ移動すると、ボルト61の軸はバッテリ支持板150の第1孔151の周縁部を変形させて開放部152へ到達し、ボルト61によるバッテリ支持板150の締結が解除される。
さらに、例えば、図10に示すように、第1孔251を円形の孔とし、バッテリ支持板250における第1孔251の形成部分を、第1孔251の左右外側よりも左右内側が薄く形成されるようにしてもよい。この場合、自動車車両10の側面衝突時等に、バッテリ支持板250を変形させて第1孔251を拡げてボルト61の座面が第1孔251を挿通可能な状態とする、もしくは、ボルト61の軸を切断することにより、ボルト61及びナット62によるバッテリ支持板250の締結が解除される。ここで、第1孔251の形成部分の断面形状は任意に変更することができ、例えば図11に示すように、第1孔251の左右内側の周縁が、左右内側方向について上方へ向かって一定角度で傾斜するようにすることができる。また、例えば図12に示すように、第1孔251の左右内側の周縁が、下側については上下方向へ延び、上側については上方へ向かって左右内側へ傾斜するようにしてもよい。図12の例では、第1孔251の左右内側の周縁の上側は、上方へ凹の湾曲面をなしている。尚、バッテリ支持板及びサイドシル部の締結を解除する解除機構を設けることが好ましいが、脱落機構によりバッテリケース20に生じる下向きの力で締結が解除されるならば、必ずしも解除機構を設ける必要はない。
また、前記実施形態においては、1つのバッテリケース20が各サイドシル部30の内側に配置されるものを示したが、複数のバッテリケースが左右方向に並べられたものであってもよい。この場合、各サイドシル部に隣接するバッテリケースが、左右外側へ移動してサイドシル部と接触した際に、サイドシル部からバッテリケースに対する下向きの力を生じさせる脱落機構、を備えていればよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、脱落機構は案内面に限定されず任意に変更することができ、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
10 自動車車両
20 バッテリケース
21 左右外壁
30 サイドシル部
31 左右内壁
32 第2孔
50 バッテリ支持板
51 第1孔
52 第1円形部
53 第2円形部
60 締結部
61 ボルト
62 ナット
70 脱落機構
71 車体側案内面
72 バッテリ側案内面
150 バッテリ支持板
151 第1孔
152 開放部
250 バッテリ支持板
251 第1孔
20 バッテリケース
21 左右外壁
30 サイドシル部
31 左右内壁
32 第2孔
50 バッテリ支持板
51 第1孔
52 第1円形部
53 第2円形部
60 締結部
61 ボルト
62 ナット
70 脱落機構
71 車体側案内面
72 バッテリ側案内面
150 バッテリ支持板
151 第1孔
152 開放部
250 バッテリ支持板
251 第1孔
Claims (7)
- 左右一対に配置され、正面視にて袋状の断面を有するサイドシル部と、
前記サイドシル部の左右内側に配置されるバッテリケースと、
前記バッテリケースが左右外側へ移動して前記サイドシル部と接触した際に、前記サイドシル部から前記バッテリケースに対する下向きの力を生じさせる脱落機構と、を備えた自動車車両。 - 前記脱落機構は、前記サイドシル部の左右内壁の外面に形成され、左右外側へ向かって下方へ傾いた車体側案内面を有する請求項1に記載の自動車車両。
- 前記脱落機構は、前記バッテリケースの左右外壁の外面に形成され、左右外側へ向かって下方へ傾いたバッテリ側案内面を有する請求項1または2に記載の自動車車両。
- 前記バッテリケースが固定されるバッテリ支持板と、
前記バッテリ支持板及び前記サイドシル部を締結する締結部と、
前記バッテリ支持板が左右外側へ移動した際に、前記バッテリ支持板及び前記サイドシル部の締結を解除する解除機構と、を備えた請求項1から3のいずれか1項に記載の自動車車両。 - 前記締結部は、前記バッテリ支持板に形成された第1孔と、前記サイドシル部に形成された第2孔と、前記第1孔及び前記第2孔を挿通するボルトと、前記ボルトと螺合するナットと、を有し、
前記第1孔は、所期の固定位置に対応し前記ボルト又は前記ナットの座面より小径の第1円形部と、当該第1円形部の左右内側と連続的に形成され前記ボルト又は前記ナットの座面より大径の第2円形部と、を有する請求項4に記載の自動車車両。 - 前記締結部は、前記バッテリ支持板に形成された第1孔と、前記サイドシル部に形成された第2孔と、前記第1孔及び前記第2孔を挿通するボルトと、前記ボルトと螺合するナットと、を有し、
前記バッテリ支持板は、前記第1孔の左右内側近傍に形成され前記ボルト又はナットの座面より大きな開放部を有する請求項4に記載の自動車車両。 - 前記締結部は、前記バッテリ支持板に形成された第1孔と、前記サイドシル部に形成された第2孔と、前記第1孔及び前記第2孔を挿通するボルトと、前記ボルトと螺合するナットと、を有し、
前記バッテリ支持板における前記第1孔の形成部分は、前記第1孔の左右外側よりも左右内側が薄く形成される請求項4に記載の自動車車両。
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2017
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