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JP2018164921A - 電動ダイカストマシンおよびその制御方法 - Google Patents

電動ダイカストマシンおよびその制御方法 Download PDF

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JP2018164921A JP2017062662A JP2017062662A JP2018164921A JP 2018164921 A JP2018164921 A JP 2018164921A JP 2017062662 A JP2017062662 A JP 2017062662A JP 2017062662 A JP2017062662 A JP 2017062662A JP 2018164921 A JP2018164921 A JP 2018164921A
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伸吾 池田
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伸吾 池田
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Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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Abstract

【課題】サージ圧の発生を効果的に抑制できる電動ダイカストマシンおよびその制御方法を提供する。【解決手段】電動ダイカストマシン1は、制御部30が、射出プランジャ20を低速目標速度V1で前進させる低速射出動作、射出プランジャ20を高速目標速度V2で前進させる高速射出動作、および、射出プランジャ20を前方に押圧する増圧動作を実行するように電動モータ11、12を制御する。そして、制御部30が、高速射出動作中に射出プランジャ20の速度Vの低下を検出したとき、射出プランジャ20を高速目標速度V2より低い充填完了目標速度V3で前進させるように電動モータを制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、電動ダイカストマシンおよびその制御方法に関する。
特許文献1に従来の電動ダイカストマシンが開示されている。この電動ダイカストマシンは、低速射出工程および増圧工程において動作する第1射出用電動モータ、ならびに高速射出工程において動作する第2射出用電動モータによってボールねじ機構のねじ軸を回転させ、このねじ軸に螺合されたナット体に取り付けられた射出プランジャを前進駆動する。この電動ダイカストマシンでは、2つの電動モータを別々の制御系統で制御しており、一方の電動モータから他方の電動モータへの駆動力の切替えをスムーズに行うためにクラッチ機構が設けられている。
上述した電動ダイカストマシンとは別に、1または複数の電動モータを1つの制御系統で制御し、低速射出工程、高速射出工程および増圧工程などにおいて、全ての電動モータで1つのねじ軸を駆動する構成が考えられる。この構成の電動ダイカストマシンでは、電動モータ間での駆動力の切り替えがないため、クラッチ機構を省略して装置構成を簡略化できる。
特開2012−187609号公報
上述した構成の電動ダイカストマシンでは、高速射出工程において射出プランジャが所定の増圧切替位置に到達することにより、電動モータが射出プランジャをさらに押し込む増圧工程に切り替える。電動ダイカストマシンでは、ラドルですくい上げる金属溶湯の給湯量にばらつきが生じることがあり、金属溶湯の給湯量がサイクル毎に異なると、この給湯量のバラツキに対して、射出プランジャの速度切替を位置による切替制御とした場合、射出プランジャが速度を維持するように制御されて射出圧力が上昇してしまい、その後の増圧工程において増圧圧力の立ち上がりが急峻となって、サージ圧が生じるおそれがあった。
そこで、本発明は、サージ圧の発生を効果的に抑制できる電動ダイカストマシンおよびその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様の電動ダイカストマシンは、射出プランジャと、前記射出プランジャを前後方向に移動させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記射出プランジャの速度を検出する速度検出部と、を有する電動ダイカストマシンであって、前記駆動部が、前記制御部に制御される1つの電動モータまたは前記制御部に同一制御される複数の電動モータを有し、前記制御部が、前記射出プランジャを低速目標速度で前進させる低速射出動作、前記射出プランジャを高速目標速度で前進させる高速射出動作、および、前記射出プランジャを前方に押圧する増圧動作を実行するように前記電動モータを制御し、さらに前記制御部が、前記高速射出動作中に前記速度検出部によって前記射出プランジャの速度の低下を検出したとき、前記射出プランジャを前記高速目標速度より低い充填完了目標速度で前進させるように前記電動モータを制御することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の他の一態様の電動ダイカストマシンは、射出プランジャと、前記射出プランジャを前後方向に移動させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記射出プランジャの射出圧力を検出する圧力検出部と、を有する電動ダイカストマシンであって、前記駆動部が、前記制御部に制御される1つの電動モータまたは前記制御部に同一制御される複数の電動モータを有し、前記制御部が、前記射出プランジャを低速目標速度で前進させる低速射出動作、前記射出プランジャを高速目標速度で前進させる高速射出動作、および、前記射出プランジャを前方に押圧する増圧動作を実行するように前記電動モータを制御し、さらに前記制御部が、前記高速射出動作中に前記圧力検出部によって前記射出プランジャの射出圧力の上昇を検出したとき、前記射出プランジャを前記高速目標速度より低い充填完了目標速度で前進させるように前記電動モータを制御することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の他の一態様の電動ダイカストマシンは、射出プランジャと、前記射出プランジャを前後方向に移動させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記射出プランジャの速度を検出する速度検出部と、前記射出プランジャの射出圧力を検出する圧力検出部と、を有する電動ダイカストマシンであって、前記駆動部が、前記制御部に制御される1つの電動モータまたは前記制御部に同一制御される複数の電動モータを有し、前記制御部が、前記射出プランジャを低速目標速度で前進させる低速射出動作、前記射出プランジャを高速目標速度で前進させる高速射出動作、および、前記射出プランジャを前方に押圧する増圧動作を実行するように前記電動モータを制御し、さらに前記制御部が、前記高速射出動作中に前記速度検出部によって前記射出プランジャの速度の低下を検出したとき、または、前記高速射出動作中に前記圧力検出部によって前記射出プランジャの射出圧力の上昇を検出したとき、前記射出プランジャを前記高速目標速度より低い充填完了目標速度で前進させるように前記電動モータを制御することを特徴とする。
本発明においては、前記速度検出部が、前記射出プランジャの速度が速度判定基準値より小さくなったとき、または、前記射出プランジャの速度変化の傾きが速度傾き判定基準値より小さくなったとき、前記射出プランジャの速度の低下を検出することが好ましい。
本発明においては、前記圧力検出部が、前記射出プランジャの射出圧力が圧力判定基準値より大きくなったとき、または、前記射出プランジャの射出圧力変化の傾きが圧力傾き判定基準値より大きくなったとき、前記射出プランジャの射出圧力の上昇を検出することが好ましい。
上記目的を達成するために、本発明の他の一態様の電動ダイカストマシンの制御方法は、射出プランジャと、前記射出プランジャを前後方向に移動させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記射出プランジャの速度を検出する速度検出部と、を有し、前記駆動部が、前記制御部に制御される1つの電動モータまたは前記制御部に同一制御される複数の電動モータを有する電動ダイカストマシンの制御方法であって、前記射出プランジャを低速目標速度で前進させる低速射出動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する低速射出工程、前記射出プランジャを高速目標速度で前進させる高速射出動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する高速射出工程、および、前記射出プランジャを前方に押圧する増圧動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する増圧工程、を含み、前記高速射出動作中に前記速度検出部によって前記射出プランジャの速度の低下を検出したとき、前記射出プランジャを前記高速目標速度より低い充填完了目標速度で前進させるように前記制御部が前記電動モータを制御することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の他の一態様の電動ダイカストマシンの制御方法は、射出プランジャと、前記射出プランジャを前後方向に移動させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記射出プランジャの射出圧力を検出する圧力検出部と、を有し、前記駆動部が、前記制御部に制御される1つの電動モータまたは前記制御部に同一制御される複数の電動モータを有する電動ダイカストマシンの制御方法であって、前記射出プランジャを低速目標速度で前進させる低速射出動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する低速射出工程、前記射出プランジャを高速目標速度で前進させる高速射出動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する高速射出工程、および、前記射出プランジャを前方に押圧する増圧動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する増圧工程、を含み、前記高速射出動作中に前記圧力検出部によって前記射出プランジャの射出圧力の上昇を検出したとき、前記射出プランジャを前記高速目標速度より低い充填完了目標速度で前進させるように前記制御部が前記電動モータを制御することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の他の一態様の電動ダイカストマシンの制御方法は、射出プランジャと、前記射出プランジャを前後方向に移動させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記射出プランジャの速度を検出する速度検出部と、前記射出プランジャの射出圧力を検出する圧力検出部と、を有し、前記駆動部が、前記制御部に制御される1つの電動モータまたは前記制御部に同一制御される複数の電動モータを有する電動ダイカストマシンの制御方法であって、前記射出プランジャを低速目標速度で前進させる低速射出動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する低速射出工程、前記射出プランジャを高速目標速度で前進させる高速射出動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する高速射出工程、および、前記射出プランジャを前方に押圧する増圧動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する増圧工程、を含み、前記高速射出動作中に前記速度検出部によって前記射出プランジャの速度の低下を検出したとき、または、前記高速射出動作中に前記圧力検出部によって前記射出プランジャの射出圧力の上昇を検出したとき、前記射出プランジャを前記高速目標速度より低い充填完了目標速度で前進させるように前記制御部が前記電動モータを制御することを特徴とする。
本発明によれば、高速射出動作中に射出プランジャの速度の低下を検出したとき、または、射出プランジャの射出圧力の上昇を検出したとき、射出プランジャを高速目標速度より低い充填完了目標速度で前進させる。このようにしたことから、給湯量のバラツキにより金型のキャビティが充填状態となるプランジャ位置が異なっても、キャビティの充填による射出プランジャの速度の低下、または、射出圧力の上昇を検出して射出プランジャの目標速度を下げることができる。そのため、増圧工程において増圧圧力の立ち上がりが急峻となることを抑制して、サージ圧の発生を効果的に抑制できる。
本発明の一実施形態に係る電動ダイカストマシンの概略構成を示す図である。 図1の電動ダイカストマシンの動作の一例を説明するグラフである(速度監視切替動作)。 図1の電動ダイカストマシンの動作の他の一例を説明するグラフである(圧力監視切替動作)。
以下、本発明の一実施形態に係る電動ダイカストマシンについて、図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動ダイカストマシンの概略構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の電動ダイカストマシン1は、第1電動モータ11と、第2電動モータ12と、ボールねじ機構13と、第1動力伝達機構14と、第2動力伝達機構15と、衝撃緩衝機構18と、直動体19と、射出プランジャ20と、ロードセル21、位置センサ22と、制御部30と、を有している。
第1電動モータ11および第2電動モータ12は、例えば、互いに同一構成の電動サーボモータで構成されており、後述する制御部30から送信される制御信号により制御される。第1電動モータ11および第2電動モータ12は、一方をマスターモータとし他方をスレーブモータとして、スレーブモータがマスターモータに追従して、互いに同じ方向に同じ速度で回転する。すなわち、第1電動モータ11および第2電動モータ12は、1つの制御系統によって同一制御されることにより、互いに同じ動作を行う。なお、本実施形態では、2つの電動モータを備える構成であったが、これに限定されるものではなく、1つの電動モータ、または、1つの制御系統によって同一制御される3つ以上の複数の電動モータを備えた構成としてもよい。
ボールねじ機構13は、ねじ軸13aおよびこのねじ軸13aに図示しないボールを介して螺合するナット体13bを有している。ボールねじ機構13は、ねじ軸13aが軸を中心に回転されることにより、ナット体13bがねじ軸13aの軸方向に直線移動する。
第1動力伝達機構14は、ねじ軸13aに同軸に設けられた第1プーリ14aと、この第1プーリ14aと第1電動モータ11の出力プーリ11aとに架けわたされる無端ベルト状のタイミングベルト14bとを有している。第1動力伝達機構14は、第1電動モータ11の回転出力をねじ軸13aに伝達して、ねじ軸13aを軸を中心に回転させる。
第2動力伝達機構15も、第1動力伝達機構と同様に、ねじ軸13aに同軸に設けられた第2プーリ15aと、この第2プーリ15aと第2電動モータ12の出力プーリ12aとに架けわたされる無端ベルト状のタイミングベルト15bとを有している。第2動力伝達機構15は、第2電動モータ12の回転出力をねじ軸13aに伝達して、ねじ軸13aを軸を中心に回転させる。
第1動力伝達機構14および第2動力伝達機構15により、第1電動モータ11および第2電動モータ12の回転出力がねじ軸13aに直接伝達される。
第1電動モータ11、第2電動モータ12、ボールねじ機構13、第1動力伝達機構14および第2動力伝達機構15は、射出プランジャ20を前進方向に移動させる駆動部を構成する。
衝撃緩衝機構18は、第1部材18aと、第2部材18bと、弾性部材18cと、を有している。第1部材18aは、環状に形成され、内側にナット体13bが挿通された状態で当該ナット体13bに固定して取り付けられている。第2部材18bは、環状に形成されるとともに内側にナット体13bが挿通され、弾性部材18cを間に挟んだ状態で第1部材18aと図示しないボルトなどの連結部材で連結されている。第2部材18bはナット体13bに固定されていない。
弾性部材18cは、高速射出工程から増圧工程に切り換える際の溶湯圧力と同等かこれよりも若干(例えば、1.05倍〜1.1倍)大きい圧縮力を付与された状態で、第1部材18aと第2部材18bとの間に配置されている。これにより、高速射出工程中に弾性部材18cが縮むことはなく金属溶湯に所要の射出圧力を付与することができ、瞬間的に大きな圧力が付与されたときに弾性部材18cが縮んで、大きな圧力による装置の損傷などを抑制できる。
直動体19は、内側にねじ軸13aが挿通される円筒状の本体部19aと、本体部19aの先端側端部を塞ぐ壁部19bと、本体部19aの後端側端部に設けられたフランジ部19cと、を有している。フランジ部19cは、衝撃緩衝機構18の第2部材18bに固定して取り付けられている。
射出プランジャ20は、円柱状に形成され、一端が直動体19の先端に固定して取り付けられている。射出プランジャ20は、直動体19および衝撃緩衝機構18を介してナット体13bに取り付けられており、ナット体13bに伴って直線移動される。
ロードセル21は、ねじ軸13aに加わる圧力を検出し、この圧力を示す信号を制御部30に送信する。
位置センサ22は、例えば、リニアエンコーダで構成され、直動体19の前後方向の位置を検出し、この直動体19の位置を示す信号を制御部30に送信する。
制御部30は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、各種I/Oインタフェースなどを有する組み込み機器用のマイクロコンピュータを有して構成されている。制御部30は、電動ダイカストマシン1全体の制御を司り、型締め工程、低速射出工程、高速射出工程、増圧工程、型開き工程および製品取り出し工程などの各工程において、上記第1電動モータ11および第2電動モータ12、ならびに、図示しない型開閉用アクチュエータや製品取出用アクチュエータなどの各駆動装置の動作を制御する。
制御部30は、第1電動モータ11および第2電動モータ12に接続されており、これら電動モータに対して起動・停止および回転速度に関する制御信号を送信する。
制御部30は、ロードセル21に接続されており、ロードセル21からの信号に基づいて射出プランジャ20に加わる圧力P(射出圧力)を検出する。ロードセル21と制御部30とで、圧力検出部を構成する。制御部30は、位置センサ22に接続されており、位置センサ22からの信号に基づいて射出プランジャ20の前後進位置Lおよび速度Vを検出する。位置センサ22と制御部30とで、位置検出部および速度検出部を構成する。
制御部30は、検出した射出プランジャ20の圧力Pならびに前後進位置Lおよび速度Vを用いて第1電動モータ11および第2電動モータ12をフィードバック制御(PID制御)する。また、制御部30は、第1電動モータ11および第2電動モータ12に送信される制御信号に基づいて第1電動モータ11および第2電動モータ12のトルクを検出する。
次に、上述した本実施形態の電動ダイカストマシン1の制御方法の一例について、図2、図3を参照して説明する。
図2は、図1の電動ダイカストマシンの動作の一例である速度監視切替動作を模式的に示すグラフであり、図3は、他の一例である圧力監視切替動作を模式的に示すグラフである。図2および図3において、上図は射出プランジャ20の速度Vおよび射出プランジャ20に加わる圧力P(射出圧力)の計測値を示し、下図は、射出プランジャ20の目標速度Vmを示す。
電動ダイカストマシン1は、射出プランジャ20を前進させることにより金型のキャビティに金属溶湯を射出充填する低速射出動作および高速射出動作、射出プランジャ20をより高い推力で前方に押圧して金属溶湯の充填圧力を高める増圧動作を順に実行する。電動ダイカストマシン1は、制御部30により射出プランジャ20の速度Vおよび射出プランジャ20に加わる圧力P(射出圧力)を監視し、これら速度Vおよび圧力Pに基づいて、射出プランジャ20の目標速度Vmを切り替える。
(速度監視切替動作)
図2を参照して、射出プランジャ20の速度Vに基づき目標速度Vmの切り替えを行う動作について説明する。
図2に示すように、低速射出工程において、制御部30は、低速射出動作として、第1電動モータ11および第2電動モータ12の回転動作を開始し、射出プランジャ20の速度を徐々に上昇させたのち一定の低速目標速度V1(例えば0.2m/秒)で前進移動させる。そして、射出プランジャ20の前進位置が所定の高速切替位置L1に到達すると高速射出工程に移行する。
高速射出工程において、制御部30は、高速射出動作として、第1電動モータ11および第2電動モータ12の回転速度を上げて射出プランジャ20の速度を急速に上昇させたのち一定の高速目標速度V2(例えば2.0m/秒)で前進移動させる。
そして、高速射出工程で所定の増圧切替位置L2に到達する前に、射出プランジャ20の速度Vが速度判定基準値Vf(例えば1.8m/秒)より小さくなると、制御部30は、射出プランジャ20の速度が低下したことを検出して、第1電動モータ11および第2電動モータ12の回転速度を下げて射出プランジャ20を充填完了目標速度V3(例えば0.5m/秒)で前進移動させる。なお、射出プランジャ20の速度Vの変化の傾き(単位時間あたりの変化量)が所定の速度傾き判定基準値より小さくなると、制御部30が射出プランジャ20の速度Vの低下を検出するようにしてもよい。
そして、射出プランジャ20が所定の増圧切替位置L2に到達すると、制御部30は、増圧工程に移行する。なお、増圧切替位置L2への到達は、射出プランジャ20の位置により検出するものであるが、これ以外にも、射出プランジャ20の速度Vが充填完了目標速度V3より低い増圧切替位置到達速度まで低下することにより、増圧切替位置L2への到達を検出するようにしてもよい。
増圧工程において、制御部30は、増圧動作として、射出プランジャに加わる圧力Pが増圧目標圧力値Pm(例えば60MPa)となるように第1電動モータ11および第2電動モータ12を制御する。これにより、制御部30は、第1電動モータ11および第2電動モータ12のトルクを上昇させ、これに伴って射出プランジャ20に加わる圧力Pが増圧目標圧力値Pmまで上昇して、増圧目標圧力値Pmを一定期間保持する。その後、制御部30は、射出プランジャ20による押し込みを解除し、金型を開いて成形品を取り出す。
(圧力監視切替動作)
図3を参照して、射出プランジャ20に加わる圧力P(射出圧力)に基づき目標速度Vmの切り替えを行う動作について説明する。なお、低速射出工程および増圧工程については、上述した速度監視切替動作と同一であるため、ここでは、高速射出工程についてのみ説明する。
図3に示すように、高速射出工程において、制御部30は、高速射出動作として、第1電動モータ11および第2電動モータ12の回転速度を上げて射出プランジャ20の速度を急速に上昇させたのち一定の高速目標速度V2(例えば2.0m/秒)で前進移動させる。
そして、高速射出工程で所定の増圧切替位置L2に到達する前に、射出プランジャ20の圧力Pが圧力判定基準値Pf(例えば10MPa)より大きくなると、制御部30は、射出プランジャ20の圧力Pが上昇したことを検出して、第1電動モータ11および第2電動モータ12の回転速度を下げて射出プランジャ20を充填完了目標速度V3(例えば0.5m/秒)で前進移動させる。なお、射出プランジャ20の圧力Pの変化の傾き(単位時間あたりの変化量)が所定の圧力傾き判定基準値より大きくなると、制御部30が射出プランジャ20の圧力Pの上昇を検出するようにしてもよい。そして、射出プランジャ20が所定の増圧切替位置L2に到達すると、制御部30は、増圧工程に移行する。
このように、本実施形態の電動ダイカストマシン1は、高速射出動作中に射出プランジャ20の速度Vの低下、または、圧力Pの上昇を検出して、目標速度Vmを切り替える。
以上説明したように、本実施形態の電動ダイカストマシン1によれば、高速射出動作中に射出プランジャ20の速度Vの低下を検出したとき、または、射出プランジャ20の圧力Pの上昇を検出したとき、射出プランジャ20を高速目標速度V2より低い充填完了目標速度V3で前進させる。このようにしたことから、射出プランジャ20が増圧切替位置L2に到達する前に金型のキャビティが充填状態になっても、キャビティの充填による射出プランジャ20の速度Vの低下、または、圧力Pの上昇を検出して射出プランジャ20の目標速度Vmを下げることができる。そのため、増圧工程において増圧圧力の立ち上がりが急峻となることを抑制して、サージ圧の発生を効果的に抑制できる。
上述した実施形態では、制御部30が、速度監視切替動作および圧力監視切替動作の両方の動作を行う構成であったが、これに限定されるものではなく、速度監視切替動作および圧力監視切替動作のいずれか一方の動作のみ行う構成であってもよい。
上記に本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。前述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
1…電動ダイカストマシン、11…第1電動モータ、11a…出力プーリ、12…第2電動モータ、12a…出力プーリ、13…ボールねじ機構、13a…ねじ軸、13b…ナット体、14…第1動力伝達機構、14a…第1プーリ、14b…タイミングベルト、15…第2動力伝達機構、15a…第2プーリ、15b…タイミングベルト、18…衝撃緩衝機構、18a…第1部材、18b…第2部材、18c…弾性部材、19…直動体、19a…本体部、19b…壁部、19c…フランジ部、20…射出プランジャ、21…ロードセル、22…位置センサ、30…制御部、L…前後進位置、L1…高速切替位置、L2…増圧切替位置、P…圧力(射出圧力)、V…速度、V1…低速目標速度、V2…高速目標速度、V3…充填完了目標速度、Vf…速度判定基準値、Pf…圧力判定基準値、Pm…増圧目標圧力値

Claims (8)

  1. 射出プランジャと、前記射出プランジャを前後方向に移動させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記射出プランジャの速度を検出する速度検出部と、を有する電動ダイカストマシンであって、
    前記駆動部が、前記制御部に制御される1つの電動モータまたは前記制御部に同一制御される複数の電動モータを有し、
    前記制御部が、前記射出プランジャを低速目標速度で前進させる低速射出動作、前記射出プランジャを高速目標速度で前進させる高速射出動作、および、前記射出プランジャを前方に押圧する増圧動作を実行するように前記電動モータを制御し、
    さらに前記制御部が、前記高速射出動作中に前記速度検出部によって前記射出プランジャの速度の低下を検出したとき、前記射出プランジャを前記高速目標速度より低い充填完了目標速度で前進させるように前記電動モータを制御することを特徴とする電動ダイカストマシン。
  2. 射出プランジャと、前記射出プランジャを前後方向に移動させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記射出プランジャの射出圧力を検出する圧力検出部と、を有する電動ダイカストマシンであって、
    前記駆動部が、前記制御部に制御される1つの電動モータまたは前記制御部に同一制御される複数の電動モータを有し、
    前記制御部が、前記射出プランジャを低速目標速度で前進させる低速射出動作、前記射出プランジャを高速目標速度で前進させる高速射出動作、および、前記射出プランジャを前方に押圧する増圧動作を実行するように前記電動モータを制御し、
    さらに前記制御部が、前記高速射出動作中に前記圧力検出部によって前記射出プランジャの射出圧力の上昇を検出したとき、前記射出プランジャを前記高速目標速度より低い充填完了目標速度で前進させるように前記電動モータを制御することを特徴とする電動ダイカストマシン。
  3. 射出プランジャと、前記射出プランジャを前後方向に移動させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記射出プランジャの速度を検出する速度検出部と、前記射出プランジャの射出圧力を検出する圧力検出部と、を有する電動ダイカストマシンであって、
    前記駆動部が、前記制御部に制御される1つの電動モータまたは前記制御部に同一制御される複数の電動モータを有し、
    前記制御部が、前記射出プランジャを低速目標速度で前進させる低速射出動作、前記射出プランジャを高速目標速度で前進させる高速射出動作、および、前記射出プランジャを前方に押圧する増圧動作を実行するように前記電動モータを制御し、
    さらに前記制御部が、前記高速射出動作中に前記速度検出部によって前記射出プランジャの速度の低下を検出したとき、または、前記高速射出動作中に前記圧力検出部によって前記射出プランジャの射出圧力の上昇を検出したとき、前記射出プランジャを前記高速目標速度より低い充填完了目標速度で前進させるように前記電動モータを制御することを特徴とする電動ダイカストマシン。
  4. 前記速度検出部が、前記射出プランジャの速度が速度判定基準値より小さくなったとき、または、前記射出プランジャの速度変化の傾きが速度傾き判定基準値より小さくなったとき、前記射出プランジャの速度の低下を検出することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の電動ダイカストマシン。
  5. 前記圧力検出部が、前記射出プランジャの射出圧力が圧力判定基準値より大きくなったとき、または、前記射出プランジャの射出圧力変化の傾きが圧力傾き判定基準値より大きくなったとき、前記射出プランジャの射出圧力の上昇を検出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電動ダイカストマシン。
  6. 射出プランジャと、前記射出プランジャを前後方向に移動させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記射出プランジャの速度を検出する速度検出部と、を有し、前記駆動部が、前記制御部に制御される1つの電動モータまたは前記制御部に同一制御される複数の電動モータを有する電動ダイカストマシンの制御方法であって、
    前記射出プランジャを低速目標速度で前進させる低速射出動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する低速射出工程、
    前記射出プランジャを高速目標速度で前進させる高速射出動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する高速射出工程、および、
    前記射出プランジャを前方に押圧する増圧動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する増圧工程、を含み、
    前記高速射出動作中に前記速度検出部によって前記射出プランジャの速度の低下を検出したとき、前記射出プランジャを前記高速目標速度より低い充填完了目標速度で前進させるように前記制御部が前記電動モータを制御することを特徴とする電動ダイカストマシンの制御方法。
  7. 射出プランジャと、前記射出プランジャを前後方向に移動させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記射出プランジャの射出圧力を検出する圧力検出部と、を有し、前記駆動部が、前記制御部に制御される1つの電動モータまたは前記制御部に同一制御される複数の電動モータを有する電動ダイカストマシンの制御方法であって、
    前記射出プランジャを低速目標速度で前進させる低速射出動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する低速射出工程、
    前記射出プランジャを高速目標速度で前進させる高速射出動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する高速射出工程、および、
    前記射出プランジャを前方に押圧する増圧動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する増圧工程、を含み、
    前記高速射出動作中に前記圧力検出部によって前記射出プランジャの射出圧力の上昇を検出したとき、前記射出プランジャを前記高速目標速度より低い充填完了目標速度で前進させるように前記制御部が前記電動モータを制御することを特徴とする電動ダイカストマシンの制御方法。
  8. 射出プランジャと、前記射出プランジャを前後方向に移動させる駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記射出プランジャの速度を検出する速度検出部と、前記射出プランジャの射出圧力を検出する圧力検出部と、を有し、前記駆動部が、前記制御部に制御される1つの電動モータまたは前記制御部に同一制御される複数の電動モータを有する電動ダイカストマシンの制御方法であって、
    前記射出プランジャを低速目標速度で前進させる低速射出動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する低速射出工程、
    前記射出プランジャを高速目標速度で前進させる高速射出動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する高速射出工程、および、
    前記射出プランジャを前方に押圧する増圧動作を実行するように前記制御部が前記電動モータを制御する増圧工程、を含み、
    前記高速射出動作中に前記速度検出部によって前記射出プランジャの速度の低下を検出したとき、または、前記高速射出動作中に前記圧力検出部によって前記射出プランジャの射出圧力の上昇を検出したとき、前記射出プランジャを前記高速目標速度より低い充填完了目標速度で前進させるように前記制御部が前記電動モータを制御することを特徴とする電動ダイカストマシンの制御方法。
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