以下で説明する実施形態に係る照明装置10は、光源の発光方向に向けて開いた開口を有する筐体12と、モジュール20を着脱可能な接続端子156と、筐体12の開口を覆う蓋16と、を具備する。接続端子156は、筐体12に格納される部品(点灯ユニット15)の端部側であって、筐体12の開口と対向するように筐体12内に配置されている。蓋16の接続端子156と対向する部分には、モジュール20を蓋16の外から挿入可能な貫通孔162が設けられている。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置10は、接続端子156に接続されるモジュール20をさらに具備する。
また、以下で説明する実施形態に係る接続端子156は、所定のモジュール20が接続されたときに、所定のモジュール20の蓋16の外に突出した部分が光源13の照射角R1の外側R2に位置するよう、光源13から離間した位置に配置されている。
また、以下で説明する実施形態に係るモジュール20は、無線通信モジュールである。
また、以下で説明する実施形態に係るモジュール20は、センサモジュールである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る照明装置を説明する。実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施形態]
[照明装置の構造]
最初に照明装置10の構造を説明する。図1は、実施形態に係る照明装置10の斜視図である。照明装置10は、非常用の照明装置である。非常用の照明装置(非常灯)は、外部電源からの電力供給が停止した場合に点灯する照明装置である。
照明装置10は、壁或いは天井に埋め込まれる埋め込み式の照明装置である。本実施形態の照明装置10は、天井板に開けられた穴に埋め込まれて使用される。照明装置10は、取付けばね171、172を有しており、これらばねの押圧力により天井に固定される。なお、図示した照明装置10はあくまで一例である。照明装置10は必ずしも埋め込み式の照明装置でなくてもよい。例えば、照明装置10は吊り下げ式の照明装置であってもよい。
図2は、照明装置10の底面図である。なお、以下の説明には、X軸、Y軸、及びZ軸から構成される直交座標系を用いる。図中、矢印の指し示す方向がプラス方向である。本実施形態の場合、X軸、Y軸は水平方向に軸方向を有しており、Z軸は鉛直線の方向に軸方向を有している。X軸の軸方向は、図2に示すA−A線と平行な方向となっている。なお、以下の説明で示されるX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向は、照明装置10の発光方向が下方向であることを前提としたものである。照明装置10の設置形態にあわせ、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向は適宜読み替える。例えば、発光方向が水平方向なのであれば、Z軸方向も水平方向である。
照明装置10は、図2に示すように、接続部11と、光源13と、を備える。図3は、図2に示す照明装置10から蓋16を取り除いた図である。照明装置10は、上記構成に加えて、筐体12と、電池14と、点灯ユニット15と、を備える。照明装置10は、モジュール20が後付可能となっている。モジュール20も照明装置10の一部とみなすことが可能である。勿論、照明装置10のモジュール20を除いた部分を照明装置10とみなしてもよい。
接続部11は、照明装置10を動作させる各種ケーブルを接続用の端子が配置された端子台である。接続部11は、筐体12からZ軸方向と垂直な方向(本実施形態の場合、水平方向)に突出した状態となっている。
筐体12は、一方の底面が開口した有底の筒状体である。図の例では、筐体12の形状は円筒形となっているが、筐体12の形状は円筒形に限定されない。例えば、筐体12の形状は、角筒形であってもよいし、半球形であってもよい。筐体12は、硬質素材で形成されている。例えば、筐体12は、鉄、アルミ等の金属、若しくは、硬質塩化ビニル等の硬質樹脂で形成されている。筐体12は、照明装置10の設置時に天井に埋め込まれてユーザから見えなくなる部分である。筐体12の開口部分の周縁にはフランジが設けられている。照明装置10の設置時、このフランジが、天井板(天井板に開けられた穴の外周部分)に引っかかり、照明装置10が天井裏に完全に埋没してしまうのを防止する。筐体12は、光源13が光を発する方向(以下、発光方向という。)に向けて開口している。本実施形態の照明装置10は天井から下方向に向けて光を発するので、発光方向は下方向(Z軸マイナス方向)である。筐体12の開口は、蓋16で覆われている。
図4は、蓋16の底面図である。蓋16は、板状の化粧枠である。蓋16は、照明装置10の設置時に天井から露出する部分である。蓋16は、筐体12を覆い隠すように、筐体12の底部より一回り大きい。なお、図4の例では、蓋16の形状は円盤形となっているが、蓋16の形状は円盤形に限定されない。例えば、蓋16の形状は、楕円形であってもよいし、多角形(例えば、三角形、四角形、六角形)であってもよい。蓋16は、硬質素材で形成されている。例えば、蓋16は、鉄、アルミ等の金属、若しくは、硬質塩化ビニル等の硬質樹脂で形成されている。
蓋16には、貫通孔161〜163の3つの貫通孔が形成されている。貫通孔161は、光源13用の窓である。貫通孔161は、蓋16の中央に設けられている。貫通孔162は、モジュール20挿入用の窓である。貫通孔162は、蓋16を筐体12に設置したときに、後述の接続端子156と対向する位置に設けられている。また、貫通孔163は、ユーザが照明装置10の操作に使用する窓である。貫通孔163は、蓋16を筐体12に設置したときに、後述の操作部154及び後述の出力部155(ランプ155a、155b)と対向する位置に設けられている。なお、貫通孔162については、後に詳述する。
図5は、図2のA−A線断面図である。図5に示す照明装置10は、モジュール20が取り外された状態となっている。また、図5では、取付けばね172の図示は省略している。筐体12の内部には、電池14と点灯ユニット15が格納されている。電池14と点灯ユニット15は、照明装置10を構成する部品(ASSY)である。点灯ユニット15の発光方向側(Z軸マイナス方向側)の面には、光源13が配置されている。図5の例では、光源13は、筐体12の開口の略中央に配置された反射板131の中央に位置している。光源13は、例えば、LED(Light Emitting Diode)である。
蓋16には、光源13の位置に合わせて円形の貫通孔161が形成されている。本実施形態の場合、光源13は、貫通孔161から下方向に向けて光を発する。光源13の照射角R1は例えば60度である。照射角R1は、ビーム角(例えば、1/2ビーム角)であってもよいし、配光角(例えば、1/2配光角)であってもよい。もちろん、光源13の照射角R1は60度に限定されない。光源13の照射角R1は、例えば、10〜180度の範囲の角度であってもよい。
電池14は、リチウムイオン電池等の二次電池である。本実施形態の電池14は、筐体12の内部に着脱可能な電池モジュールである。電池14は、図3に示すように、筐体12の内部を発光方向と垂直な方向(本実施形態の場合、水平方向)に略2分割した一方の領域に配置されている。なお、空間を水平方向に2分割とは、空間を水平方向に2つ並んだ状態とすることをいう。ユーザは、筐体12から点灯ユニット15を取り外すことなく、筐体12の開口から電池14を抜き差しすることが可能である。
点灯ユニット15は、光源13の点灯動作及び電池14への充放電動作を行う電源装置である。点灯ユニット15は、外部電源及び電池14に接続され、光源13の点灯動作及び電池14に対する充放電動作を行う。電池14は、点灯ユニット15によって充電される。点灯ユニット15は、図3に示すように、筐体12の内部を発光方向と垂直な方向(本実施形態の場合、水平方向)に略2分割した一方の領域(電池14が配置された領域の他方の領域)に配置されている。点灯ユニット15の発光方向側(本実施形態の場合、Z軸マイナス方向側)の面には、図3に示すように、操作部154と、出力部155と、接続端子156と、が配置されている。
操作部154は、ユーザが照明装置10を操作するためのスイッチである。操作部154は、ボタンスイッチであってもよいし、ロッカースイッチであってもよいし、トグルスイッチであってもよい。スイッチの種類は任意である。前述したように、蓋16の操作部154に対向する位置には、貫通孔161が形成されている。そのため、ユーザは、照明装置10から蓋16を取り外すことなく、操作部154にアクセス可能である。
出力部155は、ユーザが照明装置10の状態をモニタするための出力装置である。出力部155は、ランプ155aと、ランプ155bと、を備える。ランプ155a、155bは、例えば、LEDランプである。前述したように、蓋16のランプ155a、155bに対向する位置には、貫通孔163が形成されている。ユーザは貫通孔163を通してランプ155a、155bの発光状態を観察可能である。
接続端子156は、モジュール20を照明装置10に接続するための外部機器接続用のコネクタである。接続端子156は、点灯ユニット15の端部側であって、筐体12の開口と対向するように筐体12内に配置されている。具体的には、接続端子156は、点灯ユニット15の蓋16と対向する側(発光方向側)の面に配置されている。接続端子156は、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子である。接続端子156の発光方向側の端面は、蓋16の内側(Z軸プラス方向側)、或いは、蓋16の発光方向側の面の延長上に位置している。そのため、接続端子156は、照明装置10をX軸、Y軸方向(本実施形態の場合、水平方向)から見て、蓋16から突出しておらず、照明装置10の内部に隠れた状態となっている。
蓋16の接続端子156に対向する位置には、図4に示すように、貫通孔162が形成されている。貫通孔162により、モジュール20は蓋16の外から接続端子156に挿入可能である。貫通孔162の形状は、円形、楕円形、或いは、多角形(例えば、四角形)である。勿論、貫通孔162の形状は、これら以外の形状であってもよい。本実施形態の場合、貫通孔162は四角形となっている。
貫通孔162は、照明装置10を発光方向(Z軸マイナス方向)から見たときに、接続端子156が収まる位置と大きさとなっている。照明装置10を発光方向側から見たときの貫通孔162の図面縦方向の幅w3は、接続端子156の縦方向の幅w1より大きい。また、貫通孔162の図面横方向の幅w4は、接続端子156の横方向の幅w2より大きい。ユーザがモジュール20を無理なく挿抜できるように、接続端子156の外縁と貫通孔162の縁の間には、発光方向から見て、予め設定された大きさの隙間m1〜m4が形成されている。隙間m1、m2は、接続端子156の図面上下に形成された隙間であり、隙間m3、m4は、接続端子156の図面左右に形成された隙間である。隙間m1〜m4は、それぞれ、1mm〜10mmの範囲の幅である。勿論、隙間m1〜m4は、この幅より大きくてもよいし、小さくてもよい。
モジュール20は、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)等の無線通信規格に従って外部の装置と通信する通信モジュールである。モジュール20は、ドングルと呼ばれる小型モジュールであってもよい。モジュール20は、接続端子156に接続されて使用される。図6は、接続端子156にモジュール20を接続した様子を示す図である。モジュール20は、蓋16の外側(発光方向側)から貫通孔162を通って接続端子156に挿入される。モジュール20の形状は略長方形である。モジュール20の挿入方向(Z軸方向)の長さLは、照明装置10の製造者或いは規格等により予め定められた長さとなっている。例えば、長さLは、1cm〜10cmである。モジュール20は、接続端子156に接続されたときに、その一部が蓋16の外側(Z軸マイナス方向側)に突出した状態となる。一部が突出しているので、ユーザは、モジュール20を接続端子156から抜く際に、モジュール20を容易に掴むことができる。
接続端子156は、光源13から離間dほど離間した位置に配置されている。距離dは、モジュール20の長さLが、製造者或いは規格等によって許容される最大の長さのときに、モジュール20の突出部分が光源13の照射角R1の外側R2に位置するよう、定められる。これにより、モジュール20が照射角R1の範囲内に入ることがなくなるので、モジュール20によって、光源13の光が大きく遮られることはない。照明装置10は、モジュール20が装着されたとしても、照射面にモジュール20の影が大きく生じるのを防ぐことができる。
[照明装置の構成]
次に、ブロック図を参照しながら照明装置10の構成を説明する。図7は、実施形態に係る照明装置10の構成例を示す図である。照明装置10は、外部電源2からの電力供給を受けて動作する。外部電源2は、例えば、商用の系統電源である。外部電源2は、建物或いは敷地内に配置された発電機或いは変圧器であってもよい。上述したように、照明装置10は、接続部11と、光源13と、電池14と、点灯ユニット15と、モジュール20と、を備える。
接続部11は、各種ケーブルを接続するための端子が配置された端子台である。接続部11には、電源ケーブルを接続するための電源端子が配置されている。接続部11は、照明装置10の内部の回路と接続されている。接続部11は、電源ケーブルを介して外部電源2から電力を受給し、照明装置10の点灯ユニット15に供給する。
光源13は、非常用或いは誘導用の光源である。光源13は、例えば、LED(Light Emitting Diode)である。光源13は、発熱電球、蛍光灯、ハロゲンランプ等、LED以外の光源であってもよい。
電池14は、鉛蓄電池、ニッケルカドミウム蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池である。外部電源2からの電力供給が停止した場合(すなわち、非常時)には、電池14は、点灯ユニット15に対して電力供給を行う。また、外部電源2からの電力供給がある場合(すなわち、通常時)には、電池14は、点灯ユニット15によって充電される。
点灯ユニット15は、光源13の点灯動作及び電池14への充放電動作を行う電源装置である。点灯ユニット15は、電源回路151と、制御部152と、記憶部153と、操作部154と、出力部155と、接続端子156と、を備える。
電源回路151は、切替回路、AC−DCコンバータ等により構成される。切替回路は、光源13へ供給される電力の電力源を外部電源2と電池14のいずれかに切り替える。AC−DCコンバータは、外部電源2から供給される交流電力を直流電力に変換する。外部電源2が直流電源なのであれば、電源回路151は、AC−DCコンバータの替りにDC−DCコンバータを有していてもよい。電源回路151は、制御部152の制御に基づき動作する。電源回路151は、内部にセンサ151aを有している。センサ151aは、電池14の蓄電状態を検知するセンサである。或いは、センサ151aは、光源13に流れた電流量を検知するセンサである。センサ151aは、電圧計であってもよいし、電流計であってもよい。センサ151aは、電池14の蓄電状態、或いは、光源13の発光状態を検知して制御部152に通知する。
制御部152は、照明装置10の各部を制御するコントローラである。制御部152は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサであってもよいし、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路であってもよい。制御部152は、記憶部153に格納されているプログラムに従って動作することで、各種処理を実現する。
記憶部153は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の記憶装置である。記憶部153には、制御部152を動作させるプログラム等が格納されている。記憶部153には、照明装置10の動作の履歴(ログ)が記録されていてもよい。
操作部154は、ユーザが照明装置10を操作するためのスイッチである。例えば、操作部154は、ユーザが照明装置10を点検する際に使用する点検スイッチである。ユーザが操作部154を操作すると(例えば、スイッチをONにすると)、制御部152は照明装置10の点検動作を行う。点検動作は、照明装置10が非常時にも正常に動作するか否かを試験する動作である。より具体的には、点検動作は、外部電源2からの電力供給が遮断された場合にも、照明装置10が法律等で定められた規定の時間(例えば、30分間)、既定の照度で点灯し続けることができるか否かを試験する動作である。制御部152は、操作部154が操作されると、光源13の電源を外部電源2から電池14に切り替えるとともに、電池14の蓄電量或いは光源13に供給される電流量を、内部のセンサ等を使ってモニタする。制御部152は、点検結果(試験結果)を、出力部155に出力する。
出力部155は、LEDランプ等の発光装置、或いは、スピーカー、ブザー等の音響発生装置である。出力部155は、ランプ155aと、ランプ155bと、を備える。ランプ155aは、電池14の状態をモニタするための充電モニタ用のランプである。ランプ155bは、光源13の状態をモニタするためのランプモニタ用のランプである。点灯ユニット15の制御部152は、電池14の充電量等に応じてランプ155aを点灯、消灯、或いは点滅させる。また、制御部152は、光源13の接続状態(例えば、LEDが断線等により通電できない状態なっていないか否か)に応じてランプ155bを点灯、消灯、或いは点滅させる。なお、ランプ155a、155bは、照明装置10が点検動作中には、照明装置10の現在の動作状態、或いは点検動作の結果等を出力するためのランプとしても機能する。
接続端子156は、外部機器接続用のコネクタである。接続端子156は、例えば、USB端子、IEEE(The Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394端子、或いはLightning(登録商標)端子である。勿論、接続端子156は、これら以外のコネクタであってもよい。例えば、接続端子156は、照明装置10の製造者が独自に定めた独自規格のコネクタであってもよいし、上記以外の規格のコネクタであってもよい。接続端子156は、点灯ユニット15の制御部152と直接的或いは間接的に接続されている。接続端子156にモジュール20が接続された場合には、接続端子156は、モジュール20と制御部152とを通信可能な状態とする。なお、接続端子156は、外部電源2或いは電池14からの電力をモジュール20に供給できるよう構成されていてもよい。
モジュール20は、外部の装置と無線通信する通信モジュールである。モジュール20は、照明装置10に無線通信機能を提供する。なお、モジュール20は、赤外センサ(人感センサ)等のセンサを備えていてもよい。この場合には、モジュール20は、センサモジュールと言い換えることができる。図8は、実施形態に係るモジュール20の構成例を示す図である。モジュール20は、通信部21と、センサ22と、制御部23と、記憶部24と、接続端子25と、を備える。
通信部21は、外部の装置と無線通信する無線通信インタフェースである。通信部21は、無線LAN(IEEE802.11)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)等の無線通信規格に従って外部の装置と通信する。
センサ22は、赤外センサ(人感センサ)、温度センサ、照度センサ(明るさセンサ)等のセンサである。センサ22は、煙を検知する煙センサであってもよいし、ガス漏れを検知するガスセンサであってもよい。センサ22は、照明装置10の周囲の状態を検知し、制御部23に通知する。
制御部23は、モジュール20の各部を制御するコントローラである。制御部23は、CPU、MPU等のプロセッサであってもよいし、FPGA、ASIC等の集積回路であってもよい。制御部23は、記憶部24に格納されているプログラムに従って動作することで、各種処理を実現する。例えば、制御部23は、接続端子25及び接続端子156を介して照明装置10の制御部152と通信する。なお、制御部23は、照明装置10の制御部152を介して、照明装置10の各部を制御するよう構成されていてもよい。
記憶部24は、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ等の記憶装置である。記憶部24には、制御部23を動作させるプログラム等が格納されている。
接続端子25は、照明装置10の接続端子156に接続されるコネクタである。接続端子156がUSB端子なのであれば、接続端子25もUSB端子である。接続端子25が接続端子156に接続されることにより、照明装置10の制御部152は、モジュール20の制御部23と通信可能となる。照明装置10の制御部152は、モジュール20を介して外部の装置と通信する。例えば、制御部152は、モジュール20を介して、試験のログを利用者が使用する端末装置へと送信する。
なお、照明装置10の制御部152は、制御部23から受け取ったセンサ22の検知結果に基づいて、照明装置10の各部を制御してもよい。例えば、センサ22が人感センサであるとすれば、制御部152は、制御部23から受け取った人の有無の検知結果に基づいて、光源13の明るさを制御してもよい。制御部152を介して、制御部23自身が光源13の明るさを制御することも可能である。
本実施形態によれば、蓋16の接続端子156と対向する部分に、モジュール20を蓋16の外から挿入可能な貫通孔162が設けられている。そのため、ユーザは蓋16を取り外すことなく、モジュール20を接続端子156に着脱できる。結果として、ユーザのモジュール20の着脱は容易である。
また、接続端子156は、モジュール20が接続されたときに、モジュール20の蓋16の外に突出した部分が光源13の照射角R1の外側R2に位置するよう、光源13から距離dほど離間した位置に配置されている。モジュール20が照射角R1の範囲内に入ることがないので、モジュール20によって、光源13の光が大きく遮られることはない。照明装置10は、モジュール20を装着したとしても、既定の明るさ(例えば、法律で定められた照度)を保つことができる。また、モジュール20が例えば明るさセンサなどの場合、光源13の影響を受けにくくなり、誤動作が起きにくくなる。
また、モジュール20は、無線通信モジュールである。照明装置10が無線通信機能を備えていなくても、照明装置10は無線通信機能を有することができる。モジュール20を付け替えることによって、照明装置10は異なる規格の無線通信に対応できる。例えば、モジュール20が無線LANに対応した無線通信モジュールであったとする。ユーザがモジュール20をBluetooth(登録商標)に対応した無線通信モジュールに付け替えることによって、照明装置10はBluetooth(登録商標)を使った無線通信が可能となる。新たな通信規格が登場した場合も、モジュール20を付け替えることによって対応可能となる。
また、モジュール20は、センサモジュールとしての機能を有している。照明装置10は様々なセンサ機能を有することができる。照明装置10は、センサの検知結果に応じて制御を変更することができる。例えば、モジュール20が人感センサを有していたとする。照明装置10は、人感センサで検知した人の有無に応じて、光源13を明るくしたり暗くしたりできる。結果として、照明装置10は電力消費を抑制でき、非常時により長時間発光し続けることができる。
[変形例]
上述の各実施形態はそれぞれ一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
例えば、上述の実施形態では、照明装置10は、非常用の照明装置(非常灯)であるものとしたが、照明装置10は非常灯に限定されない。照明装置10は、例えば、誘導用の照明装置であってもよい。誘導用の照明装置は、避難経路等への誘導のために常時点灯する照明装置である。また、照明装置10は、非常灯及び誘導灯に限定されず、例えば、一般用途の照明装置(例えば、室内灯)であってもよい。なお、上述の実施形態では、非常灯は、外部電源2からの電力供給が停止した場合(非常時)に点灯するものとしたが、外部電源2から電力供給がなされている場合(通常時)にも点灯してもよい。
また、上述の実施形態では、光源13の発光方向は下方向であるものとしたが、発光方向は下方向に限定されない。発光方向は水平方向であってもよいし、上方向であってもよい。また、発光方向は斜め下方向であってもよいし、斜め上方向であってもよい。
また、上述の実施形態では電池14は二次電池であるものとしたが、電池14は二次電池に限られない。電池14はリチウム電池等の一次電池であってもよい。電池14は、マンガン乾電池、アルカリ乾電池等の乾電池であってもよい。
また、上述の実施形態では、モジュール20は、無線通信モジュール或いはセンサモジュールであるものとしたが、モジュール20は、これらのモジュールに限られない。モジュール20は、例えば、電池14の蓄電量が低下した場合にも照明装置10の動作を可能とする補助用の二次電池を備えた、充電モジュールであってもよい。また、モジュール20は、USBメモリ等の記憶モジュールであってもよい。
また、照明装置10の制御部152は照明装置10の動作の履歴(ログ)を記憶部153に記録する機能を備えていてもよい。履歴は、例えば、照明装置10に発生したイベントの発生時間(例えば、外部電源2が遮断された時間、電源が外部電源2から電池14に切り替わった時間)、一定時間毎の照明装置10の内部状態(例えば、電池14の蓄電量、光源13に流れた電流量)であってもよい。この場合、モジュール20は、照明装置10から履歴を取り出すためのログ取得用モジュールであってもよい。例えば、照明装置10の接続端子156にモジュール20が装着されたら、照明装置10の制御部152は、モジュール20の制御部23を介して、記憶部153に記憶されている履歴を、モジュール20の記憶部24に保存してもよい。
また、上述の実施形態では、モジュール20は、無線通信機能(通信部21)とセンサ機能(センサ22)の双方を持っているものとしたが、モジュール20は、必ずしも無線通信機能とセンサ機能の双方を持っている必要はない。モジュール20は、無線通信機能とセンサ機能のいずれか一方のみ有していてもよい。センサ機能を有していなくても、無線通信機能を有しているのであれば、モジュール20は、無線通信モジュールと呼ぶことができる。また、無線通信機能を有していなくても、センサ機能を有しているのであれば、モジュール20は、センサモジュールと呼ぶことができる。
また、上述の実施形態では、接続端子156は、USB端子、IEEE1394端子、Lightning(登録商標)端子等の通信用の端子であるものとしたが、接続端子156は、通信用の端子に限定されない。接続端子156は、通信機能を持たない給電用の端子であってもよい。このとき、接続端子156は、DC入力端子(例えば、AC−DCアダプタ等に使用されるDCプラグ接続用のDCジャック)であってもよいし、AC入力端子(例えば、商用のAC100V若しくはAC200V用の電源ケーブル接続用のACジャック)であってもよい。接続端子156がDC入力端子の場合、照明装置10は内部にDC−DCコンバータを有していてもよい。また、接続端子156がAC入力端子の場合、照明装置10は内部にAC−DCコンバータを有していてもよい。DC−DCコンバータ若しくはAC−DCコンバータは、点灯ユニット15(例えば、電源回路151)が有していてもよい。
また、上述の実施形態では、照明装置10は、電池14と点灯ユニット15とを備え、接続端子156は点灯ユニット15側に配置されるものとしたが、接続端子156が配置される部品は必ずしも点灯ユニット15側でなくてもよい。接続端子156が配置される部品は電池14側であってもよい。このとき、接続端子156は、電池14の蓋16と対向する側(発光方向)に配置されていてもよい。そして、蓋16の接続端子156と対向する部分には、モジュール20を蓋16の外から挿入可能な貫通孔162が設けられていてもよい。勿論、照明装置10は、電池14、点灯ユニット15以外の部品を筐体12内に格納し、接続端子156は、電池14、点灯ユニット15以外の部品に設けられていてもよい。
なお、電池14に接続端子156を設ける場合、接続端子156は通信用の端子であってもよいし、給電用(電池14充電用)の端子であってもよい。接続端子156を給電用の端子とする場合、接続端子156は、DC入力端子であってもよいし、AC入力端子であってもよい。接続端子156がDC入力端子の場合、電池14は内部にDC−DCコンバータを有していてもよい。また、接続端子156がAC入力端子の場合、電池14は内部にAC−DCコンバータを有していてもよい。電池14に直接給電することが可能になる。
また、上述の実施形態では、接続端子156は照明装置10に1つだけ設けられるものとしたが、接続端子156は照明装置10に複数設けられていてもよい。例えば、点灯ユニット15と電池14にそれぞれ接続端子156が設けられていてもよいし、点灯ユニット15に複数の接続端子156が設けられていてもよい。照明装置10に複数の接続端子156が設けられる場合、複数の接続端子156それぞれに対し、蓋16の対向する位置に貫通孔162が設けられていてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。