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JP2018163728A - メモリデバイス及びメモリデバイスの制御方法 - Google Patents

メモリデバイス及びメモリデバイスの制御方法 Download PDF

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JP2018163728A
JP2018163728A JP2017153565A JP2017153565A JP2018163728A JP 2018163728 A JP2018163728 A JP 2018163728A JP 2017153565 A JP2017153565 A JP 2017153565A JP 2017153565 A JP2017153565 A JP 2017153565A JP 2018163728 A JP2018163728 A JP 2018163728A
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頼信 藤野
Yorinobu FUJINO
頼信 藤野
幸輔 初田
Kosuke Hatsuda
幸輔 初田
佳晃 長田
Yoshiaki Osada
佳晃 長田
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Toshiba Memory Corp
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Abstract

【課題】高品質なメモリデバイスを提供する。【解決手段】メモリデバイスは、メモリセルと、メモリセルに対して第1読み出しを行い、第1電圧を生成し、第1読み出しを行ったメモリセルに、第1データを書込み、第1データが書き込まれたメモリセルに対して第2読み出しを行い、第2電圧を生成し、第1電圧に基づく第1電流を生成し、第2電圧に基づく第2電流を生成し、第1電流または第2電流に、第3電流を加えることで、第1読み出し時にメモリセルに記憶されていたデータを判定する第1回路と、を備える。【選択図】 図6

Description

本実施形態は、メモリデバイス及びメモリデバイスの制御方法に関する。
MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)は、情報を記憶するメモリセルに磁気抵抗効果(Magnetoresistive effect)を持つ磁気素子を用いたメモリデバイスである。MRAMは、高速動作、大容量、不揮発性を特徴とする次世代メモリデバイスとして注目されている。また、MRAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)などの揮発性メモリの置き換えとして研究及び開発が進められている。この場合、DRAM及びSRAMと同じ仕様によりMRAMを動作させることが、開発コストを抑え、かつ、置き換えをスムーズに行うに当たって望ましい。
特開2006−127672号公報
高品質なメモリデバイスを提供する。
実施形態のメモリデバイスは、メモリセルと、メモリセルに対して第1読み出しを行い、第1電圧を生成し、第1読み出しを行ったメモリセルに、第1データを書込み、第1データが書き込まれたメモリセルに対して第2読み出しを行い、第2電圧を生成し、第1電圧に基づく第1電流を生成し、第2電圧に基づく第2電流を生成し、第1電流または第2電流に、第3電流を加えることで、第1読み出し時にメモリセルに記憶されていたデータを判定する第1回路と、を備える。
図1は、第1実施形態に係るメモリデバイスを含むメモリシステムを示すブロック図である。 図2は、第1実施形態に係るメモリデバイスのメモリアレイを示す回路図である。 図3は、第1実施形態に係るメモリデバイスのメモリセルの基本的な構成を示す図である。 図4は、第1実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプ/ライトドライバを示すブロック図である。 図5は、第1実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプを示す回路図である。 図6は、第1実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプを示す回路図である。 図7は、第1実施形態に係るメモリデバイスを含むメモリシステムの読み出し動作を示すフロー図である。 図8は、第1実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作時における、波形図である。 図9は、第1読み出し動作における第1実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図10は、第2読み出し動作における第1実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図11は、判定動作における第1実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプの動作を示す回路図である。 図12は、第1読み出し時のトランジスタM1の特性と、メモリセルの特性との関係を示し、且つ第2読み出し時のトランジスタM1の特性と、メモリセルの特性との関係を示す図である。 図13は、第2読み出し動作後の各電圧の関係を示すグラフである。 図14は、第1読み出し動作時にメモリセルが“1”データを記憶している場合における、センスアンプ内で生成される各電流及び電圧を示す図である。 図15は、第1読み出し動作時にメモリセルが“0”データを記憶している場合における、センスアンプ内で生成される各電流及び電圧を示す図である。 図16は、第1実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作時における、波形図である。 図17は、判定動作における第1実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプの動作を示す回路図である。 図18は、第1読み出し動作における第1実施形態の比較例に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図19は、第2読み出し動作における第1実施形態の比較例に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図20は、第1読み出し時のトランジスタM1の特性と、メモリセルの特性との関係を示し、且つ第2読み出し時のトランジスタM1の特性と、メモリセルの特性との関係を示す図である。 図21は、第2読み出し動作後の各電圧の関係を示すグラフである。 図22は、第2実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプを示す回路図である。 図23は、第1読み出し動作における第2実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図24は、第2読み出し動作における第2実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図25は、第1読み出し時のトランジスタM1の特性と、メモリセルの特性との関係を示し、且つ第2読み出し時のトランジスタM1の特性と、メモリセルの特性との関係を示す図である。 図26は、第2読み出し動作後の各電圧の関係を示すグラフである。 図27は、第1読み出し動作時にメモリセルが“1”データを記憶している場合における、センスアンプ内で生成される各電流及び電圧を示す図である。 図28は、第1読み出し動作時にメモリセルが“0”データを記憶している場合における、センスアンプ内で生成される各電流及び電圧を示す図である。 図29は、第1読み出し動作における第2実施形態の比較例に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図30は、第2読み出し動作における第2実施形態の比較例に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図31は、第3実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプを示す回路図である。 図32は、第3実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作時における、波形図である。 図33は、判定動作における第3実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプの動作を示す回路図である。 図34は、第3実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作時における、波形図である。 図35は、判定動作における第3実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプの動作を示す回路図である。 図36は、第4実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプを示す回路図である。 図37は、第4実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプを示す回路図である。 図38は、第4実施形態に係るメモリデバイスを含むメモリシステムの読み出し動作を示すフロー図である。 図39は、第4実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作時における、波形図である。 図40は、第1読み出し動作における第4実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図41は、“0”書き込み動作における第4実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図42は、第2読み出し動作における第4実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図43は、電圧情報V2nd生成動作における第4実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図44は、電圧情報V2nd生成動作後の各電圧の関係を示すグラフである。 図45は、第4実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作時における、波形図である。 図46は、第5実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプを示す回路図である。 図47は、第5実施形態に係るメモリデバイスを含むメモリシステムの読み出し動作を示すフロー図である。 図48は、第1読み出し動作における第5実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図49は、“0”書き込み動作における第5実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図50は、第2読み出し動作における第5実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図51は、電圧情報V1st生成動作における第5実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図52は、電圧情報V1st生成動作後の各電圧の関係を示すグラフである。 図53は、第6実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプを示す回路図である。 図54は、第1読み出し動作における第6実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図55は、“0”書き込み動作における第6実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図56は、第2読み出し動作における第6実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図57は、電圧情報V1st生成動作における第6実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図58は、電圧情報V1st生成動作後の各電圧の関係を示すグラフである。 図59は、第7実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプを示す回路図である。 図60は、第1読み出し動作における第7実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図61は、“0”書き込み動作における第7実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図62は、第2読み出し動作における第7実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図63は、電圧情報V2nd生成動作における第7実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプの動作を示す回路図である。 図64は、電圧情報V2nd生成動作後の各電圧の関係を示すグラフである。
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。また、以下に示す各実施形態は、この実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、実施形態の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。実施形態の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
各機能ブロックは、ハードウェア、コンピュータソフトウェア、のいずれかまたは両者の組み合わせとして実現することができる。このため、各ブロックは、これらのいずれでもあることが明確となるように、概してそれらの機能の観点から以下に説明される。このような機能が、ハードウェアとして実行されるか、またはソフトウェアとして実行されるかは、具体的な実施態様またはシステム全体に課される設計制約に依存する。当業者は、具体的な実施態様ごとに、種々の方法でこれらの機能を実現し得るが、そのような実現を決定することは本発明の範疇に含まれるものである。
下記の各実施形態では、メモリアレイにMRAMを適用した場合について説明する。
<1>第1実施形態
<1−1>構成
<1−1−1>メモリシステムの構成
図1を用いて、第1実施形態に係るメモリシステム(Memory system)1の基本的な構成を概略的に説明する。メモリシステム1は、メモリデバイス(Memory device)10、及びメモリコントローラ(Memory controller)20を備えている。
<1−1−2>メモリコントローラの構成
メモリコントローラ20は、パーソナルコンピュータ等のホスト(外部機器)2から命令を受けて、メモリデバイス10からデータを読み出したり、メモリデバイス10にデータを書き込んだりする。
メモリコントローラ20は、ホストインタフェース(Host interface(I/F))21と、データバッファ(Data buffer)22と、レジスタ(Register)23と、CPU(Central Processing Unit)24と、デバイスインタフェース(Device Interface(I/F))25と、ECC(Error correcting code)回路26と、を備えている。
ホストインタフェース21は、ホスト2と接続されている。このホストインタフェース21を介して、ホスト2とメモリシステム1との間でデータの送受信等が行われる。
データバッファ22は、ホストインタフェース21に接続される。データバッファ22は、ホストインタフェース21を介してホスト2からメモリシステム1に送信されたデータを受け取り、これを一時的に記憶する。また、データバッファ22は、メモリシステム1からホストインタフェース21を介してホスト2へ送信されるデータを一時的に記憶する。データバッファ22は、揮発性のメモリでも、不揮発性のメモリでも良い。
レジスタ23は、例えば揮発性のメモリであり、CPU24により実行される設定情報、コマンド、及びステータスなどを記憶する。レジスタ23は、揮発性のメモリでも、不揮発性のメモリでも良い。
CPU24は、メモリシステム1の全体の動作を司る。CPU24は、例えばホスト2から受けたコマンドに従ってメモリデバイス10に対する所定の処理を実行する。
デバイスインタフェース25は、メモリコントローラ20と、メモリデバイス10との間で各種信号などの送受信を行う。
ECC回路26は、データバッファ22を介して、ホスト2から受信した書き込みデータを受信する。そして、ECC回路26は、書き込みデータにエラー訂正符号を付加する。ECC回路26は、エラー訂正符号が付された書き込みデータを、例えばデータバッファ22、またはデバイスインタフェース25に供給する。
また、ECC回路26は、デバイスインタフェース25を介してメモリデバイス10から供給されたデータを受信する。当該データは、メモリアレイ11のメモリセルに記憶されているデータである。ECC回路26は、メモリデバイス10から受信したデータにエラーが存在するか否かの判定を行う。ECC回路26は、受信したデータにエラーが存在すると判定する場合、受信したデータに対してエラー訂正符号を用いてエラー訂正処理を行う。そして、ECC回路26は、エラー訂正処理したデータを、例えばデータバッファ22、デバイスインタフェース25等に供給する。
<1−1−3>メモリデバイスの構成
第1実施形態に係るメモリデバイス10は、メモリアレイ11と、センスアンプ/ライトドライバ12と、カラムデコーダ13と、ワード線ドライバ14、ロウデコーダ15と、IO回路16と、コントローラ17と、コマンドアドレス入力回路18と、を備えている。
コマンドアドレス入力回路18には、メモリコントローラ20から、各種の外部制御信号、例えば、チップセレクト信号CS、クロック信号CK、クロックイネーブル信号CKE、及びコマンドアドレス信号CA等が入力される。コマンドアドレス入力回路18は、コマンドアドレス信号CAをコントローラ17に転送する。
コントローラ17は、コマンドとアドレスとを識別する。コントローラ17は、メモリデバイス10を制御する。
メモリアレイ11は、MRAMであり、複数のメモリセルMCがマトリクス状に二次元配置されている。各メモリセルMCは、MTJ(Magnetic Tunnel Junction)素子30(不図示)および選択トランジスタ31(不図示)を含む。MTJ素子30は、抵抗状態の変化によってデータを記憶し、電流によってデータを書き換え可能な磁気トンネル接合素子である。選択トランジスタ31は、MTJ素子30に対応して設けられ、該対応するMTJ素子30に電流を流すときに導通状態となるように構成されている。なお、MTJ素子を抵抗変化素子と記載しても良い。
複数のワード線WLはロウ方向に延伸し、複数のビット線BLはカラム方向に延伸している。そして、ワード線WL及びビット線BLは、互いに交差するように配線されている。隣接する2つのビット線BLは対を成しており、メモリセルMCは、ワード線WLとビット線対(本実施形態では便宜的にビット線BL、及びソース線SLと称す)との交点に対応して設けられている。各メモリセルMCのMTJ素子30および選択トランジスタ31は、ビット線BLとソース線SLとの間(ビット線対の間)に直列に接続されている。また、選択トランジスタ31のゲートはワード線WLに接続されている。
ワード線ドライバ14は、少なくともメモリアレイ11の一辺に沿って配置される。また、ワード線ドライバ14は、データ読み出しまたはデータ書き込みの際にワード線WLに電圧を印加するように構成されている。
ロウデコーダ15は、コマンドアドレス入力回路18から供給されたコマンドアドレス信号CAのアドレスをデコードする。より具体的には、ロウデコーダ15はデコードしたロウアドレスを、ワード線ドライバ14に供給する。それにより、ワード線ドライバ14は、選択ワード線WLに電圧を印加することができる。
カラムデコーダ13は、コマンドアドレス入力回路18から供給されたコマンドアドレス信号CAのアドレスをデコードする。カラムデコーダ13は、デコードしたカラムアドレスをセンスアンプ/ライトドライバ12に供給する。
センスアンプ/ライトドライバ12は、センスアンプ及びライトドライバを備えている。センスアンプ/ライトドライバ12は、少なくともメモリアレイ11の一辺に沿って配置されている。センスアンプは、グローバルビット線GBLを介してビット線BLに接続され、選択ワード線WLに接続されたメモリセルMCに流れる電流を検知することによって、メモリセルMCに記憶されたデータを読み出す。ライトドライバは、グローバルビット線GBLを介してビット線BLに、またはグローバルソース線GSLを介してソース線SLに接続される。そして、ライトドライバは、選択メモリセルMCにデータを書き込む際、選択ワード線WLに接続された選択メモリセルMCに電流を流す。
また、センスアンプ/ライトドライバ12は、図示しないページバッファを備えている。ページバッファは、例えば揮発性のメモリであり、センスアンプによって読み出されたデータ、またはIO回路16を介して転送された書き込みデータを記憶する。
センスアンプ/ライトドライバ12とデータ線DQとの間のデータの授受は、IO回路16を介して行われる。
<1−1−4>メモリアレイ
次に、図2を用いて第1実施形態に係るメモリデバイスのメモリアレイの具体的な構成について説明する。上述したように、メモリアレイ11は、複数のメモリセルMCがマトリクス状に配列されて構成される。具体的には、メモリアレイ11には、複数のワード線WL0〜WLi−1(i:2以上の整数)、複数のビット線BL0〜BLj−1、及び複数のソース線SL0〜SLj−1(j:2以上の整数)が設けられる。
メモリセルMCは、MTJ素子30、及び選択トランジスタ31から構成される。選択トランジスタ31は、例えばNチャネルMOSFET(Metal Oxide Silicon Field Effect Transistor)から構成される。
MTJ素子30の一端は、ビット線BLに接続され、他端は選択トランジスタ31のドレインに接続される。選択トランジスタ31のゲートは、ワード線WLに接続され、ソースはソース線SLに接続される。
<1−1−5>メモリセル
続いて、図3を用いて、第1実施形態に係るメモリデバイスのメモリセルについて概略的に説明する。
図3に示すように、TMR(tunneling magnetoresistive)効果を利用したMTJ素子30は、2枚の強磁性層F,Pとこれらに挟まれた非磁性層(トンネル絶縁膜)Bとからなる積層構造を有し、スピン偏極トンネル効果による磁気抵抗の変化によりデジタルデータを記憶する。MTJ素子30は、2枚の強磁性層F,Pの磁化配列によって、低抵抗状態と高抵抗状態とを取り得る。例えば、低抵抗状態を“0”データと定義し、高抵抗状態を“1”データと定義すれば、MTJ素子30に1ビットデータを記録することができる。もちろん、低抵抗状態を“1”データと定義し、高抵抗状態を“0”データと定義してもよい。
例えば、MTJ素子30は、固定層(ピン層)P、トンネルバリア層B、記録層(フリー層)Fを順次積層して構成される。ピン層Pは、磁化配列の向きが固定されている層であり、フリー層Fは、磁化配列の向きが可変であり、その磁化の向きによってデータを記憶する。ピン層Pおよびフリー層Fは、強磁性体で構成されており、トンネルバリア層Bは、絶縁膜で構成されている。
具体的には、フリー層Fには、例えば、コバルト鉄ボロン(CoFeB)あるいはホウ化鉄(FeB)等が用いられても良い。ピン層Pには、例えば、コバルト白金(CoPt)、コバルトニッケル(CoNi)、あるいはコバルトパラジウム(CoPd)等が用いられても良い。トンネルバリア層Bは、非磁性材料からなり、非磁性金属、非磁性半導体、絶縁体等を用いることができる。トンネルバリア層Bには、例えば、酸化マグネシウム(MgO)、あるいは酸化アルミニウム(Al)等が用いられても良い。
書き込み時に矢印A1の向きに電流を流すと、ピン層Pの磁化の向きに対してフリー層Fのそれがアンチパラレル状態(AP状態)となり、高抵抗状態(“1”データ)となる。このような書き込み動作を“1”書き込み動作と記載しても良い。書き込み時に矢印A2の向きに電流を流すと、ピン層Pとフリー層Fとのそれぞれの磁化の向きがパラレル状態(P状態)となり、低抵抗状態(“0”データ)となる。このような書き込み動作を“0”書き込み動作と記載しても良い。このように、MTJ素子は、電流を流す方向によって異なるデータを書き込むことができる。
<1−1−6>センスアンプ/ライトドライバ
図4を用いて、第1実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプ/ライトドライバ12について説明する。
図4に示すように、センスアンプ/ライトドライバ12は、複数のセンス回路100を備えている。複数のセンス回路100は、ビット線(グローバルビット線)毎に設けられている。そして、複数のセンス回路100は、それぞれ、プリアンプ110及びセンスアンプ(SA)120を備えている。
プリアンプ110は、ビット線を介してメモリセルMCに電流(セル電流)を供給し、セル電流に基づく電圧V1st及びV2ndを記憶する。
センスアンプ120は、プリアンプ110に記憶された電圧V1st及びV2ndに基づいて、データ(DO、DOB)を判定する。
<1−1−6−1>プリアンプの構成
続いて図5を用いて、第1実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプ110の構成について説明する。
図5に示すように、プリアンプ110は、PMOSトランジスタM1、M2、M4、NMOSトランジスタM3、M5、M6、M7、及び容量C1、C2を備えている。
トランジスタM1の一端は電源電圧VDDが印加され、他端はノードN1に接続され、ゲート電極はノードN2に接続される。
トランジスタM2の一端はノードN1に接続され、他端はノードN2に接続され、ゲート電極は信号SW1Bが供給される。
トランジスタM3の一端はノードN1に接続され、他端はノードN2に接続され、ゲート電極は信号SW1Pが供給される。
トランジスタM2及びトランジスタM3は一つのスイッチとして機能する。
トランジスタM4の一端はノードN1に接続され、他端はノードN3に接続され、ゲート電極は信号SW2Bが供給される。
トランジスタM5の一端はノードN1に接続され、他端はノードN3に接続され、ゲート電極は信号SW2Pが供給される。
トランジスタM4及びトランジスタM5は一つのスイッチとして機能する。
トランジスタM6の一端はノードN1に接続され、他端はノードN4に接続され、ゲート電極は信号Vclampが供給される。
トランジスタM7の一端はノードN4に接続され、他端はビット線(グローバルビット線)に接続され、ゲート電極は信号RENが供給される。
容量C1は、一端がノードN2に接続され、他端は接地電圧VSSが印加される。
容量C2は、一端がノードN3に接続され、他端は接地電圧VSSが印加される。
ノードN2の電位はV1stとしてセンスアンプ120に供給される。
ノードN3の電位はV2ndとしてセンスアンプ120に供給される。
プリアンプ110の動作については後述する。
<1−1−6−2>センスアンプアンプの構成
続いて図6を用いて、第1実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプ120の構成について説明する。
図6に示すように、センスアンプ120は、PMOSトランジスタM8、M9、M10、M11、M12、M13、NMOSトランジスタM14、M15、M16、M17、M18、M19、M20、M21、M22、M23、M24、M25を備えている。
トランジスタM8の一端は電源電圧VDDが印加され、他端はノードN5に接続され、ゲート電極は信号LATPBが供給される。
トランジスタM9の一端はノードN5に接続され、他端はノードN6に接続され、ゲート電極はノードN7に接続される。
トランジスタM10の一端はノードN5に接続され、他端はノードN7に接続され、ゲート電極はノードN6に接続される。
トランジスタM11の一端はノードN6に接続され、他端はノードN7に接続され、ゲート電極は信号SENが供給される。
トランジスタM12の一端は電源電圧VDDが印加され、他端はノードN6に接続され、ゲート電極は信号SENが供給される。
トランジスタM13の一端は電源電圧VDDが印加され、他端はノードN6に接続され、ゲート電極は信号SENが供給される。
トランジスタM14の一端はノードN6に接続され、他端はノードN8に接続され、ゲート電極はノードN7に接続される。
トランジスタM15の一端はノードN8に接続され、他端はノードN11に接続され、ゲート電極はノードN10を介して信号SEN2が供給される。
トランジスタM16の一端はノードN8に接続され、他端は接地電圧VSSが印加され、ゲート電極は信号LATNが供給される。
トランジスタM17の一端はノードN7に接続され、他端はノードN9に接続され、ゲート電極はノードN6に接続される。
トランジスタM18の一端はノードN9に接続され、他端はノードN13に接続され、ゲート電極はノードN10を介して信号SEN2が供給される。
トランジスタM19の一端はノードN9に接続され、他端は接地電圧VSSが印加され、ゲート電極は信号LATNが供給される。
トランジスタM20の一端はノードN11に接続され、他端は接地電圧VSSが印加され、ゲート電極は信号V1stが供給される。
トランジスタM21の一端はノードN11に接続され、他端はノードN12に接続され、ゲート電極は信号SHFTDOが供給される。
トランジスタM22の一端はノードN12に接続され、他端は接地電圧VSSが印加され、ゲート電極は信号VSHFTが供給される。
トランジスタM23の一端はノードN13に接続され、他端は接地電圧VSSが印加され、ゲート電極は信号V2ndが供給される。
トランジスタM24の一端はノードN13に接続され、他端はノードN14に接続され、ゲート電極は信号SHFTDOBが供給される。
トランジスタM25の一端はノードN14に接続され、他端は接地電圧VSSが印加され、ゲート電極は信号VSHFTが供給される。
ノードN6の電位はDOとしてIO回路16に供給される。
ノードN7の電位はDOBとしてIO回路16に供給される。
センスアンプ120の動作については後述する。
<1−2>動作
上述したように、第1実施形態に係るメモリデバイスのMTJ素子は、抵抗値の変化を用いて、データを記憶する。メモリデバイスは、このようなMTJ素子が記憶している情報を読み出す場合、MTJ素子に読み出し電流(セル電流とも記載する)を流す。そして、メモリデバイスは、MTJ素子の抵抗値を、電流値あるいは電圧値に変換し、参照値と比較することによって、抵抗状態を判断することができる。
しかしながら、MTJ素子の抵抗バラつきが増加していくと、“0”状態、及び“1”状態の抵抗値分布の間隔が狭くなる可能性がある。そのため、抵抗値分布の間に参照値を設定し、参照値に対する大小に基づいてMTJ素子の状態を判別する読み出し方式では、読み出しマージンが著しく減少することになる。
そこで、第1実施形態では、MTJ素子の“0”状態、及び“1”状態のうち、片方の抵抗状態の信号情報(電流値あるいは電圧値)にシフト信号情報を加えて参照信号とする。そして、参照信号に基づいて、MTJ素子の初期状態を判別する自己参照読み出し方式について説明する。
次に、第1実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作について説明する。
<1−2−1>読み出し動作の概要
図7を用いて、第1実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作の概要を説明する。
[ステップS1001]
メモリコントローラ20は、ホスト2から読み出し命令を受信すると、メモリデバイス10に対してアクティヴコマンド及び読み出しコマンドを発行する。
メモリデバイス10は、メモリコントローラ20からアクティヴコマンド及び読み出しコマンドを受信すると、読み出し対象のメモリセルに対して第1読み出し動作(1st READ)を行なう。プリアンプ110は、この第1読み出し動作により、読み出し対象のメモリセルの抵抗状態を、電圧情報(信号電圧)V1stとして記憶する。
[ステップS1002]
メモリデバイス10は、第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して“0”書き込み動作(WRITE “0”)を行なう。これにより、第1読み出し動作の対象となったメモリセルは“0”データに上書きされる。この動作は、後述するV2ndを生成するために、メモリセルを基準状態(ここでは“0”)にする。つまり、この書込み動作は基準化動作とも記載しても良い。
[ステップS1003]
メモリデバイス10は、第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して第2読み出し動作(2nd READ)を行なう。プリアンプ110は、この第2読み出し動作により、電圧情報(信号電圧)V2ndを生成する。
[ステップS1004]
センスアンプ120は、ステップS1003によって生成されたV2ndに基づいて、ステップS1001によって生成されたV1stの結果を判定する。具体的には、センスアンプ120は、V1stに基づく電流I1st及び参照電流Ishiftを足し合せた電流と、V2ndに基づく電流I2ndと、を比較することで、メモリセルに記憶されているデータを判定する。
<1−2−2>読み出し動作の詳細
図8の波形図に沿って、第1実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作の詳細を説明する。
[時刻T0]〜[時刻T1]
コントローラ17は、第1読み出し動作(ステップS1001)において、信号REN、信号SW1P、信号SW2P、信号Vclampを“H(High)”レベル、信号SW1B、信号SW2Bを“L(Low)”(L<H)レベルとする。
これにより、図9に示すように、トランジスタM2、M3、M4、M5、M6、M7はオン(導通)状態となる。これにより、ノードN2は、ノードN1、ノードN4、ビット線(グローバルビット線)、メモリセルMC、及びソ−ス線(グローバルソース線)を介して接地される。その結果、ノードN2の電位が低下し、トランジスタM1がオン状態となる。
トランジスタM1がオン状態となると、トランジスタM1は、メモリセルMCに対してセル電流(Icell_1st)を供給する。トランジスタM2、及びM3がオン状態であるので、トランジスタM1は、ダイオード接続トランジスタとして駆動する。
そして、ノードN2の電位は、セル電流(Icell_1st)に基づく電圧情報(信号電圧)V1stになる。
[時刻T1]〜[時刻T2]
図8に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、“0”書き込み動作(ステップS1002)において、信号REN、信号SW1P、を“L”レベルに立ち下げ、信号WRITE0及び信号SW1Bを“H”レベルに立ち上げる。信号WRITE0は、”0”書込み動作に係る信号である。信号WRITE0が”H”レベルの場合に、”0”書込み動作を行う。
これにより、図示しないライトドライバにより、メモリセルに対して“0”データが書込まれる。
また、プリアンプ110のトランジスタM2、及びM3がオフ(非導通)状態となる。これにより、ノードN2は、電圧情報(信号電圧)V1stを記憶する。
[時刻T2]〜[時刻T3]
コントローラ17は、第2読み出し動作(ステップS1003)において、信号RENを“H”レベルに立ち上げ、信号WRITE0を“L”レベルに立ち下げる。
これにより、図10に示すように、トランジスタM4、M5、M6、M7はオン状態となる。また、トランジスタM1は、V1stに基づいてオン状態となる。
トランジスタM1は、“0”データを記憶しているメモリセルMCに対してセル電流(Icell_0)を供給する。また、トランジスタM1は、V1stの電圧に基づく定電流トランジスタとして駆動する。
そして、ノードN3の電位は、セル電流(Icell_0)に基づく電圧情報(信号電圧)V2ndになる。
[時刻T3]〜[時刻T5]
図8に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、判定動作(ステップS1004)において、信号REN、信号SW2Pを“L”レベルに立ち下げ、信号SW2P、信号SEN2を“H”レベルに立ち上げる。また、コントローラ17は、信号SHFTDOB、信号VSHFT、信号LATPBを“H”レベルとし、信号SHFTDO、信号LATN、信号SENを“L”レベルとする。
これにより、プリアンプ110のトランジスタM4、及びM5がオフ状態となる。これにより、ノードN3は、電圧情報(信号電圧)V2ndを記憶する。
図11に示すように、センスアンプ120のトランジスタM11、M12、M13、M14、M15、M17、M18、M20、M23、M24、M25がオン状態となる。また、トランジスタM21はオフ状態となる。
これにより、トランジスタM20は、V1stに対応する電流I1stを流す。
また、トランジスタM23は、V2ndに対応する電流I2ndを流し、トランジスタM25は、VSHFTに対応するシフト電流Ishiftを流す。
信号SENを“H”レベルにすることで、トランジスタM12とM13がオフ状態となり、トランジスタM12とM13からの電流供給が絶たれる。これにより、ノードN6の電位は、電流I1stに基づいて決まる。ノードN7の電位は、電流I2nd及びシフト電流Ishiftに基づいて決まる。これにより、ノードN6とノードN7に電圧差が付き、トランジスタM9、M10、M14、及びM17のポジティブフィードバックにより一気に電圧差が広がる。
これによりセンスアンプ120は信号DO及び信号DOBを確定する。
[時刻T5]
図8に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、判定動作(ステップS1004)が終了すると、信号LATPBを“L”レベルに立ち下げ、信号LATNを“H”レベルに立ち上げる。これにより、センスアンプ120のトランジスタM8、M16、及びM19がオン状態となる。これにより、信号DO及び信号DOBの電位差を“H”レベルと“L”レベルと、に広げる。
<1−2−3>読み出し動作の判定方法
次に、判定動作(ステップS1004)における具体的な判定方法について説明する。
図12を用いて、プリアンプ110の動作特性について説明する。
図12には、第1読み出し時のトランジスタM1の特性と、メモリセルの特性との関係を示している。また、図12には、第2読み出し時のトランジスタM1の特性と、メモリセルの特性との関係を示している。
図12に示すように、メモリセルが“1”データを記憶している場合、第1読み出し動作によりV1stはV1st_1となる。第2読み出し動作において、V1stがV1st_1の場合、V2ndは、V2nd_1(V2nd_1<V1st_1)となる。
また、図12に示すように、メモリセルが“0”データを記憶している場合、第1読み出し動作によりV1stはV1st_0(V2nd_1<V1st_0<V1st_1)となる。第2読み出し動作において、V1stがV1st_0の場合、V2ndは、V2nd_0(V1st_0=V2nd_0)となる。
図13に各電圧の関係を示している。図13に示すように、V1st_0、V1st_1、V2nd_0はほぼ同じである。そして、V2nd_1のみが、降下された状態となる。なお、図13の波形図は一例である。
次に、図14を用いて、第1読み出し動作時にメモリセルが“1”データを記憶している場合のセンスアンプ120の動作について説明する。第1読み出し動作時にメモリセルが“1”データを記憶している場合は、V1stはV1st_1、V2ndはV2nd_1となる。
上述したように、V2nd_1はV1st_1よりも小さい。そのため、V2nd_1に基づいてトランジスタM23に流れるI2nd(I2nd_1)は、V1st_1に基づいてトランジスタM20に流れるI1st(I1st_1)よりも小さくなる。
また、上述したように、センスアンプ120は、I1stと、I2nd+Ishiftとを比較する。なお、I1st_1が、I2nd_1+Ishiftよりも高くなるように、VSHFTが設定される。
図14に示すように、I2nd_1+Ishiftは、I1st_1よりも十分に小さい。そのため、図8の時刻T3〜T4にかけて判定動作を行った場合、適切に信号DO及び信号DOBを生成することが可能となる。
次に、図15を用いて、第1読み出し動作時にメモリセルが“0”データを記憶している場合のセンスアンプ120の動作について説明する。第1読み出し動作時にメモリセルが“0”データを記憶している場合は、V1stはV1st_0、V2ndはV2nd_0となる。
上述したように、V2nd_0はV1st_0とほぼ同じである。そのため、V2nd_0に基づいてトランジスタM23に流れるI2nd(I2nd_0)は、V1st_0に基づいてトランジスタM20に流れるI1st(I1st_0)とほぼ同じである。なお、図15では一例として、I1st_0と、I2nd_0と、の間には大小関係があるように記載している。
上述したように、センスアンプ120は、I1stと、I2nd+Ishiftとを比較する。なお、Ishiftが、I2nd_0になるように、VSHFTが設定される。
図15に示すように、I2nd_0+Ishiftは、I1st_0よりも大きくなる。そのため、図8の時刻T3〜T4にかけて判定動作を行った場合、適切に信号DO及び信号DOBを生成することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、ステップS1002において、メモリデバイス10が第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して“0”を書き込む動作について説明した。しかし、メモリデバイス10は、ステップS1002において、第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して“1”を書き込んでも良い。つまり、“1”を基準状態にしても良い。
なお、ステップS1002において、“1”書き込みを行う場合、コントローラ17は、読み出し動作時において、信号SHFTDOを“H”レベルとし、信号SHFTDOBを“L”レベルとする(図16参照)。このようにすることにより、判定動作(ステップS1004)時にノードN7に、I2ndを流し、ノードN6にI1st+Ishiftを流す。これにより、判定動作を行う事が可能となる(図17参照)。
<1−3>効果
上述した実施形態によれば、センスアンプにてシフト電流を生成している。そのため、容易な制御で高品質な読み出し動作を行うことができる。
以下に、上述した実施形態の理解を容易にするために、比較例について説明する。比較例では、プリアンプでシフト電流を生成する場合について説明する。図示しないが、比較例に係るセンスアンプは、トランジスタM21、M22、M24、M25を備えていない。そのため、センスアンプではシフト電流を生成できない。
図18は、比較例に係るメモリデバイスのプリアンプを示している。図18に示すように、比較例に係るメモリデバイスのプリアンプは、PMOSトランジスタM26、M28、NMOSトランジスタM27、スイッチSW1、SW2を備えている。
図18に示すように、第1読み出し動作時において、トランジスタM27はオン状態、スイッチSW1が接続状態となる。これにより、トランジスタM26を介して、セル電流Icell_1stが供給される。その結果、メモリセルのデータに応じた電位V1stが記憶される。
続いて、図19に示すように、第2読み出し動作時において、トランジスタM27、M28はオン状態、スイッチSW2が接続状態となる。これにより、トランジスタM26を介して、セル電流Icell_0が供給され、トランジスタM28を介して、シフト電流Ishiftが供給される。
このように、比較例では、第2読み出し動作において、第1読み出し動作で得たV1stを用いてV2ndを生成する際、シフト電流Ishiftをビット線に流すことで、V2ndを調整する。シフト電流Ishiftは、“0”状態と“1”状態のV2ndの間に、V1stが入るよう調整する必要がある(図20、図21参照)。ここでは簡単化の為に読み出し電流バラつきを無視して考えると、シフト電流Ishiftは、“0”状態の読み出し電流(Icell_0)と“1”状態の読み出し電流(Icell_1)の中間((Icell_0+Icell_1)/2)に設定する場合が、もっともリードマージンを広く取ることが出来る。しかし、メモリセルの微細化などが進み、読み出し電流が小さくなり、Icell_0とIcell_1との電流差が縮まると、シフト電流Ishiftの調整に高い精度が求められるという問題がある。つまり、読み出し電流の減少とともに、シフト電流の制御が難しくなっていく。また、V2ndは、V1stと、読み出し電流及びシフト電流とから増幅されて生成される。そのため、シフト電流の制御電圧ノイズが増幅されてV2ndに入影響を及ぼす可能性がある。また、比較例では、第1読み出し動作の後の書込み動作において、“0”を基準状態にすることを前提としている。比較例の構成のままでは、第1読み出し動作の後の書込み動作において、“1”を基準状態にすることはできない。
このように、比較例に係るプリアンプでは、高精度なシフト制御と、電源電圧VDDのノイズを制御する必要がある。また、比較例に係るプリアンプでは、基準状態を選択することができないという問題がある。
しかしながら、上述したように、本実施形態に係るセンス回路100は、判定動作時において、プリアンプ110ではなく、センスアンプ120にてシフト電流Ishiftを生成している。そのため、シフト電流を“0”状態の読み出し電流(Icell_0)と“1”状態の読み出し電流(Icell_1)の中間((Icell_0+Icell_1)/2)で制御する必要がない。そのため、読み出し電流が小さくなり、Icell_0とIcell_1との電流差が縮まったとしても、センス回路100は、中間((Icell_0+Icell_1)/2)を生成する必要がない。そのため、比較例のような高精度なシフト制御は必要としない。
また、上述したように、本実施形態に係るセンス回路100は、トランジスタM22、及びM25でシフト電流を生成している。トランジスタM22、及びM25は電圧VSSに関するNMOSトランジスタであり、電圧VDDのノイズには鈍感である。そのため、電源電圧VDDのノイズの影響が少なく、比較例ほど考慮する必要がない。
また、上述したように、本実施形態に係るセンス回路100は、トランジスタM22、及びM25により、基準状態を変更した場合でも、適宜シフト電流を生成できる。その結果、柔軟に基準状態を選択することができる。
以上のように、上述した実施形態によれば、容易な制御で高品質な読み出し動作を行うことができるメモリデバイスを提供することが可能となる。
<2>第2実施形態
第2実施形態について説明する。第2実施形態では、プリアンプにカレントミラーを採用する場合について説明する。尚、第2実施形態に係るメモリシステムの基本的な構成及び基本的な動作は、上述した第1実施形態に係るメモリシステムと同様である。従って、上述した第1実施形態で説明した事項及び上述した第1実施形態から容易に類推可能な事項についての説明は省略する。
<2−1>プリアンプの構成
続いて図22を用いて、第2実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプ110の構成について説明する。
図22に示すように、プリアンプ110は、PMOSトランジスタM29、M30、M31、M34、NMOSトランジスタM6、M7、M32、M33、M35、及び容量C3、C4を備えている。
トランジスタM29の一端は電源電圧VDDが印加され、他端及びゲート電極はノードN15に接続される。
トランジスタM30の一端は電源電圧VDDが印加され、他端はノードN16に接続され、ゲート電極はノードN15に接続される。
トランジスタM6の一端はノードN1に接続され、他端はノードN4に接続され、ゲート電極は信号Vclampが供給される。
トランジスタM7の一端はノードN4に接続され、他端はビット線(グローバルビット線)に接続され、ゲート電極は信号RENが供給される。
トランジスタM31の一端はノードN16に接続され、他端はノードN17に接続され、ゲート電極は信号SW1Bが供給される。
トランジスタM32の一端はノードN16に接続され、他端はノードN17に接続され、ゲート電極は信号SW1Pが供給される。
トランジスタM31及びトランジスタM32は一つのスイッチとして機能する。
トランジスタM33の一端はノードN16に接続され、他端は接地電圧VSSが印加され、ゲート電極はノードN17に接続される。
容量C3は、一端がノードN17に接続され、他端は接地電圧VSSが印加される。
トランジスタM34の一端はノードN16に接続され、他端はノードN18に接続され、ゲート電極は信号SW2Bが供給される。
トランジスタM35の一端はノードN16に接続され、他端はノードN18に接続され、ゲート電極は信号SW2Pが供給される。
トランジスタM34及びトランジスタM35は一つのスイッチとして機能する。
容量C4は、一端がノードN18に接続され、他端は接地電圧VSSが印加される。
ノードN17の電位はV1stとしてセンスアンプ120に供給される。トランジスタM31、M32、M33、容量C3、ノードN17は、V1st生成部として考えることができる。
ノードN18の電位はV2ndとしてセンスアンプ120に供給される。トランジスタM33、M34、M35、容量C4、ノードN18は、V2nd生成部として考えることができる。
<2−2>動作
<2−2−1>読み出し動作の詳細
図8の波形図に沿って、第2実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作の詳細を説明する。
[時刻T0]〜[時刻T1]
コントローラ17は、第1読み出し動作(ステップS1001)において、信号REN、信号SW1P、信号SW2P、信号Vclampを“H”レベル、信号SW1B、信号SW2Bを“L”レベルとする。
これにより、図23に示すように、トランジスタM6、M7、M31、M32、M34、M35はオン状態となる。これにより、ノードN15は、ノードN4、ビット線(グローバルビット線)、メモリセルMC、及びソ−ス線(グローバルソース線)を介して接地される。その結果、ノードN15の電位が低下し、トランジスタM29、M30がオン状態となる。
トランジスタM29がオン状態となると、トランジスタM29は、メモリセルMCに対してセル電流(Icell_1st)を供給する。トランジスタM29は、ダイオード接続トランジスタとして駆動する。
トランジスタM30は、ノードN15の電位に基づいて駆動する。そのため、ノードN16に、セル電流(Icell_1st)のコピー電流(Icopy_1st)を供給する。
以上の様に、トランジスタM29及びM30はカレントミラーを構成している。
そして、ノードN17の電位は、コピー電流(Icopy_1st)に基づく電圧情報(信号電圧)V1stになる。
以上のように、プリアンプ110は、トランジスタM29、M6、M7から構成される第1電流経路を介して、メモリセルMCにセル電流(Icell_1st)を流す。また、プリアンプ110は、トランジスタM30から構成される第2電流経路を介して、ノードN17にコピー電流(Icopy_1st)を流す。この第1電流経路と、第2電流経路とは、電気的に分離されている。
[時刻T1]〜[時刻T2]
図8に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、“0”書き込み動作(ステップS1002)において、信号REN、信号SW1P、を“L”レベルに立ち下げ、信号WRITE0及び信号SW1Bを“H”レベルに立ち上げる。
これにより、図示しないライトドライバにより、メモリセルに対して“0”データが書込まれる。
また、プリアンプ110のトランジスタM31、及びM32がオフ状態となる。これにより、ノードN17は、電圧情報(信号電圧)V1stを記憶する。
[時刻T2]〜[時刻T3]
コントローラ17は、第2読み出し動作(ステップS1003)において、信号RENを“H”レベルに立ち上げ、信号WRITE0を“L”レベルに立ち下げる。
これにより、図24に示すように、トランジスタM6、M7、M30、M34、M35はオン状態となる。これにより、ノードN15は、ノードN4、ビット線(グローバルビット線)、メモリセルMC、及びソ−ス線(グローバルソース線)を介して接地される。その結果、ノードN15の電位が低下し、トランジスタM29、M30がオン状態となる。トランジスタM33は、V1stに基づいてオン状態となる。
トランジスタM29は、“0”データを記憶しているメモリセルMCに対してセル電流(Icell_0)を供給する。トランジスタM29は、ダイオード接続トランジスタとして駆動する。
トランジスタM30は、ノードN15の電位に基づいて駆動する。そのため、ノードN16に、セル電流(Icell_0)のコピー電流(Icopy_0)を供給する。
また、トランジスタM33は、V1stの電圧に基づく定電流トランジスタとして駆動する。
そして、ノードN18の電位は、コピー電流(Icopy_0)に基づく電圧情報(信号電圧)V2ndになる。
以上のように、プリアンプ110は、トランジスタM29、M6、M7から構成される第1電流経路を介して、メモリセルMCにセル電流(Icell_0)を流す。また、プリアンプ110は、トランジスタM30から構成される第2電流経路を介して、ノードN18にコピー電流(Icopy_0)を流す。この第1電流経路と、第2電流経路とは、電気的に分離されている。
[時刻T3]〜
メモリシステム1は、第1実施形態で説明した動作と同様の動作を行う。
<2−2−2>読み出し動作の判定方法
次に、判定動作(ステップS1004)における具体的な判定方法について説明する。
図25を用いて、プリアンプ110の動作特性について説明する。
図25には、第1読み出し時のトランジスタM1の特性と、メモリセルの特性との関係を示している。また、図25には、第2読み出し時のトランジスタM1の特性と、メモリセルの特性との関係を示している。
図25に示すように、メモリセルが“1”データを記憶している場合、第1読み出し動作によりV1stはV1st_1となる。第2読み出し動作において、V1stがV1st_1の場合、V2ndは、V2nd_1(V1st_1<V2nd_1)となる。
また、図25に示すように、メモリセルが“0”データを記憶している場合、第1読み出し動作によりV1stはV1st_0(V1st_1<V1st_0<V2nd_1)となる。第2読み出し動作において、V1stがV1st_0の場合、V2ndは、V2nd_0(V1st_0=V2nd_0)となる。
図26に各電圧の関係を示している。図26に示すように、V1st_0、V1st_1、V2nd_0はほぼ同じである。
次に、図27を用いて、第1読み出し動作時にメモリセルが“1”データを記憶している場合のセンスアンプ120の動作について説明する。第1読み出し動作時にメモリセルが“1”データを記憶している場合は、V1stはV1st_1、V2ndはV2nd_1となる。
上述したように、V2nd_1はV1st_1よりも大きい。そのため、V2nd_1に基づいてトランジスタM23に流れるI2nd(I2nd_1)は、V1st_1に基づいてトランジスタM20に流れるI1st(I1st_1)よりも大きくなる。
また、上述したように、センスアンプ120は、I1st+Ishiftと、I2ndとを比較する。なお、I1st_1+Ishiftが、I2nd_1よりも低くなるように、VSHFTが設定される。
しかし、図27に示すように、I2nd_1は、I1st_1+Ishiftよりも十分に大きい。そのため、図8の時刻T3〜T4にかけて判定動作を行った場合、適切に信号DO及び信号DOBを生成することが可能となる。
次に、図28を用いて、第1読み出し動作時にメモリセルが“0”データを記憶している場合のセンスアンプ120の動作について説明する。第1読み出し動作時にメモリセルが“0”データを記憶している場合は、V1stはV1st_0、V2ndはV2nd_0となる。
上述したように、V2nd_0はV1st_0とほぼ同じである。そのため、V2nd_0に基づいてトランジスタM23に流れるI2nd(I2nd_0)は、V1st_0に基づいてトランジスタM20に流れるI1st(I1st_0)とほぼ同じである。
上述したように、センスアンプ120は、I1st+Ishiftと、I2ndとを比較する。なお、Ishiftが、I2nd_0になるように、VSHFTが設定される。
図28に示すように、I2nd_0は、I1st_0+Ishiftよりも小さくなる。そのため、図8の時刻T3〜T4にかけて判定動作を行った場合、適切に信号DO及び信号DOBを生成することが可能となる。
<2−3>効果
上述した実施形態によれば、第1読み出し動作及び第2読み出し動作において、ビット線(グローバルビット線)を充電するトランジスタM29は、ダイオード接続トランジスタとして駆動する。そのため、高速にビット線を充電することができ、読み出し動作の速度を上げることができる。
以下に、上述した実施形態の理解を容易にするために、比較例について説明する。比較例では、第2読み出し動作において、ビット線(グローバルビット線)を充電するトランジスタM26は、定電流トランジスタとして駆動する場合について説明する。
図29は、比較例に係るメモリデバイスのプリアンプを示している。図29に示すように、比較例に係るメモリデバイスのプリアンプは、PROSトランジスタM26、NMOSトランジスタM27、スイッチSW1を備えている。これにより、トランジスタM26を介して、セル電流Icell_1stが供給される。その結果、メモリセルのデータに応じた電位V1stが記憶される。
続いて、図30に示すように、第2読み出し動作時において、スイッチSW1がオフ状態となる。これにより、トランジスタM26は、定電流トランジスタとしてセル電流Icell_0を供給する。しかし、第1読み出し動作時の読み出し電流が小さく、V1stが大きい場合、ビット線充電の速度が低下する。その結果、第2読み出し動作に要する時間が増大してしまう可能性がある。MTJ素子を小さくするスケーリングが進むと、ともに読み出し電流も小さくする必要がある。このため、比較例では読み出し速度が遅くなることを意味する。
上述した実施形態によれば、ビット線を充電する電流経路と、V1st及びV2ndを生成する経路とを電気的に分離している。そのため、ビット線を充電する電流経路においては、ダイオード接続を利用してビット線を充電することができる。そのため、上述した実施形態に係るプリアンプは、第1読み出し結果が小さくV1stが大きくなった場合でも、V1stの大小に関係無くダイオード接続を利用してビット線を充電することができる。
更に、第1実施形態で説明したセンスアンプを採用することにより、第1実施形態で説明した効果を得ることもできる。
<3>第3実施形態
第3実施形態について説明する。第3実施形態では、センスアンプの別の例について説明する。尚、第3実施形態に係るメモリシステムの基本的な構成及び基本的な動作は、上述した第1及び第2実施形態に係るメモリシステムと同様である。従って、上述した第1及び第2実施形態で説明した事項及び上述した第1及び第2実施形態から容易に類推可能な事項についての説明は省略する。
<3−1>センスアンプアンプの構成
続いて図31を用いて、第3実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプ120の構成について説明する。
図31に示すように、センスアンプ120は、PMOSトランジスタM36、M37、M38、M41、NMOSトランジスタM39、M40、M42、M43、M44、M45、M46、M47、M48を備えている。
トランジスタM36の一端は電源電圧VDDが印加され、他端はノードN19に接続され、ゲート電極は信号LATPBが供給される。
トランジスタM37の一端はノードN19に接続され、他端はノードN20に接続され、ゲート電極はノードN21に接続される。
トランジスタM38の一端はノードN19に接続され、他端はノードN21に接続され、ゲート電極はノードN20に接続される。
トランジスタM39の一端はノードN20に接続され、他端はノードN22に接続され、ゲート電極はノードN21に接続される。
トランジスタM40の一端はノードN21に接続され、他端はノードN22に接続され、ゲート電極はノードN20に接続される。
トランジスタM41の一端はノードN20に接続され、他端はノードN21に接続され、ゲート電極は信号SENBが供給される。
トランジスタM42の一端はノードN22に接続され、他端は接地電圧VSSが印加され、ゲート電極は信号LATNが供給される。
トランジスタM43の一端はノードN20に接続され、他端は接地電圧VSSが印加され、ゲート電極は信号V1stが供給される。
トランジスタM44の一端はノードN20に接続され、他端はノードN23に接続され、ゲート電極は信号SHFTDOが供給される。
トランジスタM45の一端はノードN23に接続され、他端は接地電圧VSSが印加され、ゲート電極は信号VSHFTが供給される。
トランジスタM46の一端はノードN21に接続され、他端は接地電圧VSSが印加され、ゲート電極は信号V2ndが供給される。
トランジスタM47の一端はノードN21に接続され、他端はノードN24に接続され、ゲート電極は信号SHFTDOBが供給される。
トランジスタM48の一端はノードN24に接続され、他端は接地電圧VSSが印加され、ゲート電極は信号VSHFTが供給される。
ノードN20の電位はDOとしてIO回路16に供給される。
ノードN21の電位はDOBとしてIO回路16に供給される。
<3−2>読み出し動作の詳細
図32の波形図に沿って、第3実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作の詳細を説明する。なお、プリアンプ110については、第1実施形態で説明したプリアンプでも、第2実施形態で説明したプリアンプでも適用可能である。ここでは、一例として、第1実施形態で説明したプリアンプを適用する場合について説明する。
[時刻T10]〜[時刻T13]
メモリデバイス10は、図8を用いて第1実施形態で説明した時刻T0〜時刻T3までの動作と同様の動作を行う。
[時刻T13]〜[時刻T15]
コントローラ17は、判定動作(ステップS1004)において、信号REN、信号SW2Pを“L”レベルに立ち下げ、信号SW2P、信号SENBを“H”レベルに立ち上げる。また、コントローラ17は、信号SHFTDO、信号VSHFT、信号LATPBを“H”レベルとし、信号SHFTDOB、信号LATNを“L”レベルとする。
これにより、プリアンプ110のトランジスタM4、及びM5がオフ状態となる。これにより、ノードN3は、電圧情報(信号電圧)V2ndを記憶する。
図33に示すように、センスアンプ120のトランジスタM43、M44、M45、M46がオン状態となる。また、トランジスタM47はオフ状態となる。
これにより、トランジスタM43は、V1stに対応する電流I1stを流し、トランジスタM45は、VSHFTに対応するシフト電流Ishiftを流す。つまり、ノードN20の電位は、電流I1st及びシフト電流Ishiftに基づいて決まる。
また、トランジスタM46は、V2ndに対応する電流I2ndを流す。つまり、ノードN21の電位は、電流I2ndに基づいて決まる。
ノードN20の電位と、ノードN21の電位とに、十分に差が出る時刻T14において、コントローラ17は、信号LATPBを“L”レベルに立ち下げる。
これによりセンスアンプ120は信号DO及び信号DOBを確定する。
[時刻T15]
図32に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、判定動作(ステップS1004)が終了すると、信号LATNを“H”レベルに立ち上げる。これにより、センスアンプ120のトランジスタM42がオン状態となる。これにより、信号DO及び信号DOBの電位差を“H”レベルと“L”レベルと、に広げる。
なお、上述した実施形態では、ステップS1002において、メモリデバイス10が第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して“0”を書き込む動作について説明した。しかし、メモリデバイス10は、ステップS1002において、第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して“1”を書き込んでも良い。つまり、“1”を基準状態にしても良い。
なお、ステップS1002において、“1”書き込みを行う場合、コントローラ17は、読み出し動作時において、信号SHFTDOを“L”レベルとし、信号SHFTDOBを“H”レベルとする(図34参照)。このようにすることにより、判定動作(ステップS1004)時にノードN21に、I2nd+Ishiftを流し、ノードN20にI1stを流す(図35参照)。これにより、判定動作を行う事が可能となる。
<3−3>効果
上述したように、センスアンプでシフト電流を生成する回路であれば、第1実施形態で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
また、第2実施形態で説明したプリアンプを適用すれば、第2実施形態で説明した効果も得ることができる。
<4>第4実施形態
第4実施形態について説明する。上述した第1〜第3実施形態に係るセンス回路100は、判定動作時において、プリアンプ110ではなく、センスアンプ120にてシフト電流Ishiftを生成している。つまり、第1〜第3実施形態では、プリアンプ110ではなく、センスアンプ120にてシフト制御を行っている。しかし、第4実施形態では、センスアンプ120ではなく、プリアンプ110にてシフト制御を行う例について説明する。尚、第4実施形態に係るメモリシステムの基本的な構成及び基本的な動作は、上述した第1実施形態に係るメモリシステムと同様である。従って、上述した第1実施形態で説明した事項及び上述した第1実施形態から容易に類推可能な事項についての説明は省略する。
<4−1>構成
<4−1−1>プリアンプの構成
図36を用いて、第4実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプ110の構成について説明する。
プリアンプ110は、シフト回路111を備えている。具体的には、図36に示すように、シフト回路111は、PMOSトランジスタM49、M51、NMOSトランジスタM50、M52及び容量C5を備えている。
トランジスタM49の一端はノードN3に接続され、他端はノードN25に接続され、ゲート電極は信号SW3Bが供給される。
トランジスタM50の一端はノードN3に接続され、他端はノードN25に接続され、ゲート電極は信号SW3Pが供給される。
トランジスタM49及びトランジスタM50は一つのスイッチとして機能する。
トランジスタM51の一端はノードN25に接続され、他端はノードN26に接続され、ゲート電極は信号SW4Bが供給される。
トランジスタM52の一端はノードN25に接続され、他端はノードN26に接続され、ゲート電極は信号SW4Pが供給される。
トランジスタM51及びトランジスタM52は一つのスイッチとして機能する。
ノードN26には、電圧VSHFTGが印加される。
容量C5は、一端がノードN25に接続され、他端は接地電圧VSSが印加される。
プリアンプ110の動作については後述する。
<4−1−2>センスアンプアンプの構成
続いて図37を用いて、第4実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプ120の構成について説明する。
上述したように、第4実施形態では、センスアンプ120ではなく、プリアンプ110にてシフト制御を行う。そのため、第4実施形態では、第1実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプ120に設けられた、シフト制御用の回路は不要となる。具体的な構成としては、図37に示すように、第4実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプ120は、第1実施形態に係るメモリデバイスのセンスアンプ120(図6参照)からNMOSトランジスタM21、M22、M24、M25を削除した構成となる。
センスアンプ120の動作については後述する。
<4−2>動作
<4−2−1>読み出し動作の概要
図38を用いて、第4実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作の概要を説明する。
[ステップS2001]
メモリデバイス10は、ステップS2001では、図7で説明したステップS1001と同様の動作を行う。
[ステップS2002]
メモリデバイス10は、ステップS2002では、図7で説明したステップS1002と同様の動作を行う。
[ステップS2003]
メモリデバイス10は、第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して第2読み出し動作を行なう。プリアンプ110は、この第2読み出し動作により、電圧情報(信号電圧)V2ndbを生成する。
[ステップS2004]
プリアンプ110は、ステップS2003によって生成された電圧情報(信号電圧)V2ndbをシフトさせ、電圧情報(信号電圧)V2ndを生成する。
[ステップS2005]
センスアンプ120は、ステップS2004によって生成されたV2ndに基づいて、ステップS2001によって生成されたV1stの結果を判定する。
<4−2−2>読み出し動作の詳細
図39の波形図に沿って、第4実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作の詳細を説明する。
[時刻T16]〜[時刻T17]
コントローラ17は、第1読み出し動作(ステップS2001)において、信号REN、信号SW1P、信号SW2P、信号SW3B、信号SW4P、信号Vclampを“H”レベル、信号SW1B、信号SW2B、信号SW3P、信号SW4B、を“L”レベルとする。
これにより、図40に示すように、トランジスタM2、M3、M4、M5、M6、M7、M51、M52はオン状態となる。また、トランジスタM49、M50はオフ状態となる。これにより、ノードN2の電位が低下し、トランジスタM1がオン状態となる。
トランジスタM1がオン状態となると、トランジスタM1は、メモリセルMCに対してセル電流(Icell_1st)を供給する。トランジスタM2、及びM3がオン状態であるので、トランジスタM1は、ダイオード接続トランジスタとして駆動する。
そして、ノードN2の電位は、セル電流(Icell_1st)に基づく電圧情報(信号電圧)V1stになる。
また、ノードN25は、ノードN26、及びトランジスタM51、M52を介して、電圧VSHFTGCに充電される。このように、プリアンプ110は、第1読み出し動作と並行してシフト回路111の充電動作を行う。
[時刻T17]〜[時刻T18]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、“0”書き込み動作(ステップS2002)において、信号REN、信号SW1P、を“L”レベルに立ち下げ、信号WRITE0及び信号SW1Bを“H”レベルに立ち上げる。
これにより、図示しないライトドライバにより、メモリセルに対して“0”データが書込まれる。
図41に示すように、プリアンプ110のトランジスタM2、M3、M7がオフ状態となる。これにより、ノードN2は、電圧情報(信号電圧)V1stを記憶する。
また、ノードN25は、ノードN26、及びトランジスタM51、M52を介して、電圧VSHFTGCに充電される。このように、プリアンプ110は、“0”書き込み動作と並行してシフト回路111の充電動作を行う。
[時刻T18]〜[時刻T19]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、第2読み出し動作(ステップS2003)において、信号RENを“H”レベルに立ち上げ、信号WRITE0を“L”レベルに立ち下げる。
これにより、図42に示すように、トランジスタM4、M5、M6、M7はオン状態となる。また、トランジスタM1は、V1stに基づいてオン状態となる。
そして、ノードN3の電位は、セル電流(Icell_0)に基づく電圧情報(信号電圧)V2ndbになる。
また、ノードN25は、ノードN26、及びトランジスタM51、M52を介して、電圧VSHFTGCに充電される。このように、プリアンプ110は、第2読み出し動作と並行してシフト回路111の充電動作を行う。
[時刻T19]〜[時刻T20]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、シフト動作(ステップS2004)において、信号SW2B、SW3P、SW4Bを“H”レベルに立ち上げ、信号REN、信号SW2P、SW3B、SW4Pを“L”レベルに立ち下げる。
これにより、図43に示すように、トランジスタM49、M50はオン状態となり、トランジスタM7、M4、M5、M7、M51、M52はオフ状態となる。このため、ノードN25に充電されていた電圧VSHFTGCが、ノードN3に共有される。このような動作をチャージシェアなどとも記載する。
そのため、図44に記載するように、電圧情報(信号電圧)V2ndbに対して、チャージシェアが行われ、電圧情報(信号電圧)V2ndbがプラス方向にシフト(昇圧)され、電圧情報(信号電圧)V2nd(V2nd_0、V2nd_1)が生成される。これにより、ノードN3にて電圧情報(信号電圧)V2ndが記憶される。
電圧情報(信号電圧)V2nd(V2nd_0、V2nd_1)は、VSHFTGに基づいて生成される。そのため、電圧情報(信号電圧)V1stが電圧情報(信号電圧)V2nd_0及びV2nd_1の間となるようにVSHFTGが設定される。
[時刻T20]〜[時刻T22]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、判定動作(ステップS2005)において、信号SEN2を“H”レベルに立ち上げる。また、コントローラ17は、信号VSHFT、信号LATPBを“H”レベルとし、信号LATN、信号SENを“L”レベルとする。
センスアンプ120のトランジスタM11、M12、M13、M14、M15、M17、M18、M20、M23がオン状態となる。
これにより、トランジスタM20は、V1stに対応する電流I1stを流し、トランジスタM23は、V2ndに対応する電流I2ndを流す。
時刻T21において、コントローラ17は、信号SENを“H”レベルにすることで、トランジスタM12とM13がオフ状態となり、トランジスタM12とM13からの電流供給が絶たれる。これにより、ノードN6の電位は、電流I1stに基づいて決まる。ノードN7の電位は、電流I2ndに基づいて決まる。これにより、ノードN6とノードN7に電圧差が付き、トランジスタM9、M10、M14、及びM17のポジティブフィードバックにより一気に電圧差が広がる。
これによりセンスアンプ120は信号DO及び信号DOBを確定する。
[時刻T22]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、判定動作(ステップS2005)が終了すると、信号LATPBを“L”レベルに立ち下げ、信号LATNを“H”レベルに立ち上げる。これにより、センスアンプ120のトランジスタM8、M16、及びM19がオン状態となる。これにより、信号DO及び信号DOBの電位差を“H”レベルと“L”レベルと、に広げる。
なお、本実施形態では、図38のステップS2002において、メモリデバイス10が第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して“0”を書き込む動作について説明した。しかし、メモリデバイス10は、ステップS2002において、第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して“1”を書き込んでも良い。つまり、“1”を基準状態にしても良い。図38のステップS2002において、“1”書き込みを行う場合、コントローラ17は、信号WRITE1を“H”レベルとする(図45参照)。
<4−3>効果
上述した実施形態によれば、プリアンプはチャージシェアにより電圧V2ndを生成している。そのため、電源ノイズやPVT(process, voltage, and temperature)ばらつきの影響を低減し、読出しマージンを向上することができる。
第1実施形態にて図18〜図21を用いて説明したように、比較例では、第1読み出し動作で得たV1stを用いてV2ndを生成する際、シフト電流Ishiftをビット線に流すことで、V2ndを調整している。しかし、メモリセルの微細化などが進み、読み出し電流が小さくなり、Icell_0とIcell_1との電流差が縮まると、シフト電流Ishiftの調整に高い精度が求められるという問題がある。つまり、読み出し電流の減少とともに、電源ノイズやPVTばらつきの影響が大きくなり、シフト電流の制御が難しくなっていく。また、V2ndは、V1stと、読み出し電流及びシフト電流とから増幅されて生成される。そのため、シフト電流の制御電圧ノイズが増幅されてV2ndに入影響を及ぼす可能性がある。また、比較例では、第1読み出し動作の後の書込み動作において、“0”を基準状態にすることを前提としている。比較例の構成のままでは、第1読み出し動作の後の書込み動作において、“1”を基準状態にすることはできない。
このように、比較例に係るプリアンプでは、高精度なシフト制御と、電源電圧VDDのノイズを制御する必要がある。また、比較例に係るプリアンプでは、基準状態を選択することができないという問題がある。
しかしながら、上述したように、本実施形態に係るプリアンプ110は、予め充電された電圧を用いて、V2ndを生成している。予め充電された電圧は、電圧VDDのノイズには鈍感である。そのため、電源電圧VDDのノイズの影響が少なく、比較例ほど考慮する必要がない。
また、上述したように、本実施形態に係るプリアンプ110は、基準状態を変更した場合でも、適宜シフト電流を生成できる。その結果、柔軟に基準状態を選択することができる。
以上のように、上述した実施形態によれば、容易な制御で高品質な読み出し動作を行うことができるメモリデバイスを提供することが可能となる。
<5>第5実施形態
第5実施形態について説明する。第5実施形態も第4実施形態と同様に、センスアンプ120ではなく、プリアンプ110にてシフト制御を行う。第5実施形態では、プリアンプの別の例について説明する。尚、第5実施形態に係るメモリシステムの基本的な構成及び基本的な動作は、上述した第1、第4実施形態に係るメモリシステムと同様である。従って、上述した第1、第4実施形態で説明した事項及び上述した第1、第4実施形態から容易に類推可能な事項についての説明は省略する。
<5−1>プリアンプの構成
図46を用いて、第5実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプ110の構成について説明する。
プリアンプ110は、シフト回路112を備えている。具体的には、図46に示すように、シフト回路112は、PMOSトランジスタM53、M55、NMOSトランジスタM54、M56を備えている。
トランジスタM53の一端はノードN27に接続され、他端はノードN28に接続され、ゲート電極は信号SW3Bが供給される。
トランジスタM54の一端はノードN27に接続され、他端はノードN28に接続され、ゲート電極は信号SW3Pが供給される。
トランジスタM53及びトランジスタM54は一つのスイッチとして機能する。
ノードN27は容量C1の他端に接続され、ノードN28は接地されている。
トランジスタM55の一端はノードN27に接続され、他端はノードN29に接続され、ゲート電極は信号SW4Bが供給される。
トランジスタM56の一端はノードN27に接続され、他端はノードN29に接続され、ゲート電極は信号SW4Pが供給される。
トランジスタM55及びトランジスタM56は一つのスイッチとして機能する。
ノードN29には、電圧VSHFTGが印加される。
プリアンプ110の動作については後述する。
<5−2>動作
<5−2−1>読み出し動作の概要
図47を用いて、第5実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作の概要を説明する。
[ステップS3001]
メモリコントローラ20は、ホスト2から読み出し命令を受信すると、メモリデバイス10に対してアクティヴコマンド及び読み出しコマンドを発行する。
メモリデバイス10は、メモリコントローラ20からアクティヴコマンド及び読み出しコマンドを受信すると、読み出し対象のメモリセルに対して第1読み出し動作を行なう。プリアンプ110は、この第1読み出し動作により、読み出し対象のメモリセルの抵抗状態を、電圧情報(信号電圧)V1stbとして記憶する。このようにして電圧情報(信号電圧)V1stbが生成される。
[ステップS3002]
メモリデバイス10は、ステップS3002では、図7で説明したステップS1002と同様の動作を行う。
[ステップS3003]
メモリデバイス10は、ステップS3003では、図7で説明したステップS1003と同様の動作を行う。
[ステップS3004]
プリアンプ110は、ステップS3001によって記憶された電圧情報(信号電圧)V1stbをシフトさせ、電圧情報(信号電圧)V1stを生成する。
[ステップS3005]
センスアンプ120は、ステップS3003によって生成されたV2ndに基づいて、ステップS3004によって生成されたV1stの結果を判定する。
<5−2−2>読み出し動作の詳細
図39の波形図に沿って、第5実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作の詳細を説明する。
[時刻T16]〜[時刻T17]
コントローラ17は、第1読み出し動作(ステップS3001)において、信号REN、信号SW1P、信号SW2P、信号SW3B、信号SW4P、信号Vclampを“H”レベル、信号SW1B、信号SW2B、信号SW3P、信号SW4B、を“L”レベルとする。
これにより、図48に示すように、トランジスタM2、M3、M4、M5、M6、M7、M55、M56はオン状態となる。また、トランジスタM53、M54はオフ状態となる。これにより、ノードN2の電位が低下し、トランジスタM1がオン状態となる。
トランジスタM1がオン状態となると、トランジスタM1は、メモリセルMCに対してセル電流(Icell_1st)を供給する。
また、ノードN27は、ノードN29、及びトランジスタM55、M56を介して、電圧VSHFTGCに充電される。このように、プリアンプ110は、第1読み出し動作と並行してシフト回路112の充電動作を行う。
そして、ノードN2の電位は、セル電流(Icell_1st)及び電圧VSHFTGCに基づく電圧情報(信号電圧)V1stbになる。
[時刻T17]〜[時刻T18]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、“0”書き込み動作(ステップS3002)において、信号REN、信号SW1P、を“L”レベルに立ち下げ、信号WRITE0及び信号SW1Bを“H”レベルに立ち上げる。
これにより、図示しないライトドライバにより、メモリセルに対して“0”データが書込まれる。
図49に示すように、プリアンプ110のトランジスタM2、M3、M7がオフ状態となる。これにより、ノードN2は、電圧情報(信号電圧)V1stを記憶する。
[時刻T18]〜[時刻T19]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、第2読み出し動作(ステップS3003)において、信号RENを“H”レベルに立ち上げ、信号WRITE0を“L”レベルに立ち下げる。
これにより、図50に示すように、トランジスタM4、M5、M6、M7はオン状態となる。また、トランジスタM1は、V1stbに基づいてオン状態となる。
そして、ノードN3の電位は、セル電流(Icell_0)に基づく電圧情報(信号電圧)V2ndになる。
[時刻T19]〜[時刻T20]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、シフト動作(ステップS3004)において、信号SW2B、SW3P、SW4Bを“H”レベルに立ち上げ、信号REN、信号SW2P、SW3B、SW4Pを“L”レベルに立ち下げる。
これにより、図51に示すように、トランジスタM53、M54はオン状態となり、トランジスタM4、N5、N7、M55、M56はオフ状態となる。このため、ノードN27に充電されていた電圧が放電される。
そのため、図52に記載するように、電圧情報(信号電圧)V1stbに対して、チャージシェアが行われ、電圧情報(信号電圧)V1stbがマイナス方向にシフト(降圧)され、電圧情報(信号電圧)V1st(V1st_0、V1st_1)が生成される。これにより、ノードN2にて電圧情報(信号電圧)V1stが記憶される。
電圧情報(信号電圧)V1st(V1st_0、V1st_1)は、VSHFTGに基づいて生成される。そのため、電圧情報(信号電圧)V1stが電圧情報(信号電圧)V2nd_0及びV2nd_1の間となるようにVSHFTGが設定される。
[時刻T20]〜
メモリデバイス10は、判定動作(ステップS3005)において、第4実施形態の時刻T20以降における動作と同様の動作を行う。
なお、本実施形態では、図47のステップS3002において、メモリデバイス10が第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して“0”を書き込む動作について説明した。しかし、メモリデバイス10は、ステップS3002において、第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して“1”を書き込んでも良い。つまり、“1”を基準状態にしても良い。図47のステップS3002において、“1”書き込みを行う場合、コントローラ17は、信号WRITE1を“H”レベルとする(図45参照)。
<5−3>効果
上述したように、プリアンプがチャージシェアによりV1stを生成する回路であれば、第4実施形態で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
<6>第6実施形態
第6実施形態について説明する。第6実施形態も第4実施形態と同様にセンスアンプ120ではなく、プリアンプ110にてシフト制御を行う。第6実施形態では、プリアンプにカレントミラーを採用する場合について説明する。尚、第6実施形態に係るメモリシステムの基本的な構成及び基本的な動作は、上述した第1、第2、第4実施形態に係るメモリシステムと同様である。従って、上述した第1、第2、第4実施形態で説明した事項及び上述した第1、第2、第4実施形態から容易に類推可能な事項についての説明は省略する。
<6−1>プリアンプの構成
図53を用いて、第6実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプ110の構成について説明する。
プリアンプ110は、シフト回路113を備えている。具体的には、図53に示すように、シフト回路113は、PMOSトランジスタM57、M59、NMOSトランジスタM58、M60及び容量C6を備えている。
トランジスタM57の一端はノードN17に接続され、他端はノードN30に接続され、ゲート電極は信号SW3Bが供給される。
トランジスタM58の一端はノードN17に接続され、他端はノードN30に接続され、ゲート電極は信号SW3Pが供給される。
トランジスタM57及びトランジスタM58は一つのスイッチとして機能する。
トランジスタM59の一端はノードN30に接続され、他端はノードN31に接続され、ゲート電極は信号SW4Bが供給される。
トランジスタM60の一端はノードN30に接続され、他端はノードN31に接続され、ゲート電極は信号SW4Pが供給される。
トランジスタM59及びトランジスタM60は一つのスイッチとして機能する。
ノードN31には、電圧VSHFTGが印加される。
容量C6は、一端がノードN30に接続され、他端は接地電圧VSSが印加される。
<6−2>読み出し動作の詳細
図39の波形図に沿って、第6実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作の詳細を説明する。なお、第6実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作は、図47で説明した動作をベースに行われる。
[時刻T16]〜[時刻T17]
コントローラ17は、第1読み出し動作(ステップS3001)において、信号REN、信号SW1P、信号SW2P、信号SW3B、信号SW4P、信号Vclampを“H”レベル、信号SW1B、信号SW2B、信号SW3P、信号SW4Bを“L”レベルとする。
これにより、図54に示すように、トランジスタM6、M7、M31、M32、M34、M35、M59、M60はオン状態となる。また、トランジスタM57、M58はオフ状態となる。これにより、ノードN15の電位が低下し、トランジスタM29、M30がオン状態となる。
トランジスタM29がオン状態となると、トランジスタM29は、メモリセルMCに対してセル電流(Icell_1st)を供給する。
トランジスタM30は、ノードN15の電位に基づいて駆動する。そのため、ノードN16に、セル電流(Icell_1st)のコピー電流(Icopy_1st)を供給する。
以上の様に、トランジスタM29及びM30はカレントミラーを構成している。
また、ノードN30は、ノードN31、及びトランジスタM59、M60を介して、電圧VSHFTGCに充電される。このように、プリアンプ110は、第1読み出し動作と並行してシフト回路113の充電動作を行う。
そして、ノードN17の電位は、コピー電流(Icopy_1st)及び電圧VSHFTGCに基づく電圧情報(信号電圧)V1stbになる。
[時刻T17]〜[時刻T18]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、“0”書き込み動作(ステップS3002)において、信号REN、信号SW1P、を“L”レベルに立ち下げ、信号WRITE0及び信号SW1Bを“H”レベルに立ち上げる。
これにより、図示しないライトドライバにより、メモリセルに対して“0”データが書込まれる。
また、図55に示すようにプリアンプ110のトランジスタM7、M31、M32がオフ状態となる。これにより、ノードN17は、電圧情報(信号電圧)V1stbを記憶する。
[時刻T18]〜[時刻T19]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、第2読み出し動作(ステップS3003)において、信号RENを“H”レベルに立ち上げ、信号WRITE0を“L”レベルに立ち下げる。
これにより、図56に示すように、トランジスタM6、M7、M30、M34、M35はオン状態となる。これにより、ノードN15の電位が低下し、トランジスタM29、M30がオン状態となる。トランジスタM33は、V1stbに基づいてオン状態となる。
トランジスタM29は、“0”データを記憶しているメモリセルMCに対してセル電流(Icell_0)を供給する。
トランジスタM30は、ノードN15の電位に基づいて駆動する。そのため、ノードN16に、セル電流(Icell_0)のコピー電流(Icopy_0)を供給する。
そして、ノードN18の電位は、コピー電流(Icopy_0)に基づく電圧情報(信号電圧)V2ndになる。
[時刻T19]〜[時刻T20]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、シフト動作(ステップS3004)において、信号SW2B、SW3P、SW4Bを“H”レベルに立ち上げ、信号REN、信号SW2P、SW3B、SW4Pを“L”レベルに立ち下げる。
これにより、図57に示すように、トランジスタM57、M58はオン状態となり、トランジスタM7、M34、M35、M59、M60はオフ状態となる。このため、ノードN30に充電されていた電圧VSHFTGCが、ノードN17に共有される。
そのため、図58に記載するように、電圧情報(信号電圧)V1stbに対して、チャージシェアが行われ、電圧情報(信号電圧)V1stbがプラス方向にシフト(昇圧)され、電圧情報(信号電圧)V1st(V1st_0、V1st_1)が生成される。これにより、ノードN17に電圧情報(信号電圧)V1stが記憶される。
電圧情報(信号電圧)V1st(V1st_0、V1st_1)は、VSHFTGに基づいて生成される。そのため、電圧情報(信号電圧)V1stが電圧情報(信号電圧)V2nd_0及びV2nd_1の間となるようにVSHFTGが設定される。
[時刻T20]〜
メモリデバイス10は、判定動作(ステップS3005)において、第4実施形態の時刻T20以降における動作と同様の動作を行う。
なお、本実施形態では、図47のステップS3002において、メモリデバイス10が第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して“0”を書き込む動作について説明した。しかし、メモリデバイス10は、ステップS3002において、第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して“1”を書き込んでも良い。つまり、“1”を基準状態にしても良い。図47のステップS3002において、“1”書き込みを行う場合、コントローラ17は、信号WRITE1を“H”レベルとする(図45参照)。
<6−3>効果
上述したように、プリアンプがチャージシェアによりV1stを生成する回路であれば、第4実施形態で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
<7>第7実施形態
第7実施形態について説明する。第7実施形態も第4実施形態と同様にセンスアンプ120ではなく、プリアンプ110にてシフト制御を行う。第7実施形態では、プリアンプの別の例について説明する。尚、第7実施形態に係るメモリシステムの基本的な構成及び基本的な動作は、上述した第1、第2、第4、第6実施形態に係るメモリシステムと同様である。従って、上述した第1、第2、第4、第6実施形態で説明した事項及び上述した第1、第2、第4、第6実施形態から容易に類推可能な事項についての説明は省略する。
<7−1>プリアンプの構成
図59を用いて、第7実施形態に係るメモリデバイスのプリアンプ110の構成について説明する。
プリアンプ110は、シフト回路114を備えている。具体的には、図59に示すように、シフト回路114は、PMOSトランジスタM61、M63、NMOSトランジスタM62、M64を備えている。
トランジスタM61の一端はノードN32に接続され、他端はノードN33に接続され、ゲート電極は信号SW3Bが供給される。
トランジスタM62の一端はノードN32に接続され、他端はノードN33に接続され、ゲート電極は信号SW3Pが供給される。
トランジスタM61及びトランジスタM62は一つのスイッチとして機能する。
ノードN32は容量C4の他端に接続され、ノードN33は接地されている。
トランジスタM63の一端はノードN32に接続され、他端はノードN34に接続され、ゲート電極は信号SW4Bが供給される。
トランジスタM64の一端はノードN32に接続され、他端はノードN34に接続され、ゲート電極は信号SW4Pが供給される。
トランジスタM63及びトランジスタM64は一つのスイッチとして機能する。
ノードN34には、電圧VSHFTGが印加される。
<7−2>読み出し動作の詳細
図39の波形図に沿って、第7実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作の詳細を説明する。なお、第7実施形態に係るメモリシステムの読み出し動作は、図38で説明した動作をベースに行われる。
[時刻T16]〜[時刻T17]
コントローラ17は、第1読み出し動作(ステップS2001)において、信号REN、信号SW1P、信号SW2P、信号SW3B、信号SW4P、信号Vclampを“H”レベル、信号SW1B、信号SW2B、信号SW3P、信号SW4Bを“L”レベルとする。
これにより、図60に示すように、トランジスタM6、M7、M31、M32、M34、M35、M59、M60はオン状態となる。また、トランジスタM61、M62はオフ状態となる。これにより、ノードN15の電位が低下し、トランジスタM29、M30がオン状態となる。
トランジスタM29がオン状態となると、トランジスタM29は、メモリセルMCに対してセル電流(Icell_1st)を供給する。
トランジスタM30は、ノードN15の電位に基づいて駆動する。そのため、ノードN16に、セル電流(Icell_1st)のコピー電流(Icopy_1st)を供給する。
そして、ノードN17の電位は、コピー電流(Icopy_1st)に基づく電圧情報(信号電圧)V1stになる。
また、ノードN32は、ノードN34、及びトランジスタM63、M64を介して、電圧VSHFTGCに充電される。このように、プリアンプ110は、第1読み出し動作と並行してシフト回路114の充電動作を行う。
[時刻T17]〜[時刻T18]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、“0”書き込み動作(ステップS2002)において、信号REN、信号SW1P、を“L”レベルに立ち下げ、信号WRITE0及び信号SW1Bを“H”レベルに立ち上げる。
これにより、図示しないライトドライバにより、メモリセルに対して“0”データが書込まれる。
また、図61に示すようにプリアンプ110のトランジスタM7、M31、M32がオフ状態となる。これにより、ノードN17は、電圧情報(信号電圧)V1stを記憶する。
また、ノードN32は、ノードN34、及びトランジスタM63、M64を介して、電圧VSHFTGCに充電される。このように、プリアンプ110は、“0”書き込み動作と並行してシフト回路114の充電動作を行う。
[時刻T18]〜[時刻T19]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、第2読み出し動作(ステップS2003)において、信号RENを“H”レベルに立ち上げ、信号WRITE0を“L”レベルに立ち下げる。
これにより、図62に示すように、トランジスタM6、M7、M30、M34、M35はオン状態となる。これにより、ノードN15の電位が低下し、トランジスタM29、M30がオン状態となる。トランジスタM33は、V1stに基づいてオン状態となる。
トランジスタM29は、“0”データを記憶しているメモリセルMCに対してセル電流(Icell_0)を供給する。
トランジスタM30は、ノードN15の電位に基づいて駆動する。そのため、ノードN16に、セル電流(Icell_0)のコピー電流(Icopy_0)を供給する。
そして、ノードN18の電位は、コピー電流(Icopy_0)に基づく電圧情報(信号電圧)V2ndになる。
また、ノードN32は、ノードN34、及びトランジスタM63、M64を介して、電圧VSHFTGCに充電される。このように、プリアンプ110は、第2読み出し動作と並行してシフト回路114の充電動作を行う。
[時刻T19]〜[時刻T20]
図39に戻って、動作波形の続きを説明する。コントローラ17は、シフト動作(ステップS2004)において、信号SW2B、SW3P、SW4Bを“H”レベルに立ち上げ、信号REN、信号SW2P、SW3B、SW4Pを“L”レベルに立ち下げる。
これにより、図63に示すように、トランジスタM61、M62はオン状態となり、トランジスタM7、M34、M35、M63、M64はオフ状態となる。このため、ノードN32に充電されていた電圧が放電される。
そのため、図64に記載するように、電圧情報(信号電圧)V2ndbに対して、チャージシェアが行われ、電圧情報(信号電圧)V2ndbがマイナス方向にシフトし、電圧情報(信号電圧)V2nd(V2nd_0、V2nd_1)が生成される。これにより、ノードN18に電圧情報(信号電圧)V2ndが記憶される。
電圧情報(信号電圧)V2nd(V2nd_0、V2nd_1)は、VSHFTGに基づいて生成される。そのため、電圧情報(信号電圧)V1stが電圧情報(信号電圧)V2nd_0及びV2nd_1の間となるようにVSHFTGが設定される。
[時刻T20]〜
メモリデバイス10は、判定動作(ステップS2005)において、第4実施形態の時刻T20以降における動作と同様の動作を行う。
なお、本実施形態では、図38のステップS2002において、メモリデバイス10が第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して“0”を書き込む動作について説明した。しかし、メモリデバイス10は、ステップS2002において、第1読み出し動作の対象となったメモリセルに対して“1”を書き込んでも良い。つまり、“1”を基準状態にしても良い。図38のステップS2002において、“1”書き込みを行う場合、コントローラ17は、信号WRITE1を“H”レベルとする(図45参照)。
<7−3>効果
上述したように、プリアンプがチャージシェアによりV2ndを生成する回路であれば、第4実施形態で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
<8>その他
なお、上記各実施形態における接続なるタームは、間に例えばトランジスタあるいは抵抗等、他の何かを介在させて間接的に接続されている状態も含む。
ここでは、抵抗変化素子として磁気抵抗効果素子(Magnetic Tunnel junction(MTJ)素子)を用いてデータを記憶するMRAMを例に説明したが、これに限らない。
例えば、MRAMと同様の抵抗変化型メモリ、例えばReRAM、PCRAM等のように抵抗変化を利用してデータを記憶する素子を有する半導体記憶装置にも適用可能である。
また、揮発性メモリ、不揮発性メモリを問わず、電流または電圧の印加にともなう抵抗変化によりデータを記憶、もしくは、抵抗変化にともなう抵抗差を電流差または電圧差に変換することにより記憶されたデータの読み出しを行うことができる素子を有する半導体記憶装置に適用可能である。
また、上述した各実施形態において、ビット線対を、便宜上ビット線BL、及びソース線SLと称したが、これに限らず、例えば、第1のビット線、及び第2のビット線等と称してもよい。
また、上述した実施形態においては、メモリシステム1は、メモリコントローラ20に1つのメモリデバイス10が接続されているが、これに限らない。例えば、メモリシステム1は、メモリコントローラ20に複数のメモリデバイス10が接続されるような構成であっても良い。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示された構成要件を適宜組み合わせることによって種々の発明が抽出される。例えば、開示された構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、所定の効果が得られるものであれば、発明として抽出され得る。
1…メモリシステム
2…ホスト
10…メモリデバイス
11…メモリアレイ
12…SA&WD
13…カラムデコーダ
14…ワード線ドライバ
15…ロウデコーダ
16…IO回路
17…コントローラ
18…コマンドアドレス入力回路
20…メモリコントローラ
21…ホストインタフェース
22…データバッファ
23…レジスタ
24…CPU
25…デバイスインタフェース
26…ECC
30…MTJ素子
31…選択トランジスタ
100…センス回路
110…プリアンプ
111、112、113、114…シフト回路
120…センスアンプ

Claims (17)

  1. メモリセルと、
    前記メモリセルに対して第1読み出しを行い、第1電圧を生成し、
    前記第1読み出しを行った前記メモリセルに、第1データを書込み、
    前記第1データが書き込まれた前記メモリセルに対して第2読み出しを行い、第2電圧を生成し、
    前記第1電圧に基づく第1電流を生成し、
    前記第2電圧に基づく第2電流を生成し、
    前記第1電流または前記第2電流に、第3電流を加えることで、
    前記第1読み出し時に前記メモリセルに記憶されていたデータを判定する第1回路と、
    を備えるメモリデバイス。
  2. 前記第1回路は、
    前記第1電圧及び前記第2電圧を生成するプリアンプと、
    前記第1電流、前記第2電流、及び前記第3電流を生成し、前記第1読み出し時に前記メモリセルに記憶されていたデータを判定するセンスアンプと、を備える
    請求項1に記載のメモリデバイス。
  3. 前記プリアンプは、
    前記メモリセルに対して前記第1読み出しを行う際、
    第1経路を介して前記メモリセルに対して第4電流を流し、
    前記第1経路とは電気的に分離された第2経路を介して第1電圧生成部に対して前記第4電流のコピー電流である第5電流を流し、
    前記メモリセルに対して前記第2読み出しを行う際、
    前記第1経路を介して前記メモリセルに対して第6電流を流し、
    前記第2経路を介して第2電圧生成部に対して前記第6電流のコピー電流である第7電流を流す、
    請求項2に記載のメモリデバイス。
  4. 前記プリアンプは、
    前記メモリセルに対して前記第1読み出しを行う際、
    ダイオード接続の第1トランジスタを用いて、前記第1経路を介して前記メモリセルに対して前記第4電流を流し、
    前記メモリセルに対して前記第2読み出しを行う際、
    ダイオード接続の前記第1トランジスタを用いて、前記第1経路を介して前記メモリセルに対して前記第6電流を流す
    請求項3に記載のメモリデバイス。
  5. メモリセルに対して第1読み出しを行い、第1電圧を生成し、
    前記第1読み出しを行った前記メモリセルに、第1データを書込み、
    前記第1データが書き込まれた前記メモリセルに対して第2読み出しを行い、第2電圧を生成し、
    前記第1電圧に基づく第1電流を生成し、
    前記第2電圧に基づく第2電流を生成し、
    前記第1電流または前記第2電流に、第3電流を加えることで、
    前記第1読み出し時に前記メモリセルに記憶されていたデータを判定する
    メモリデバイスの制御方法。
  6. メモリセルと、
    前記メモリセルに対して第1読み出しを行い、第1電圧を生成し、
    前記第1読み出しを行った前記メモリセルに、第1データを書込み、
    前記第1データが書き込まれた前記メモリセルに対して第2読み出しを行い、第2電圧を生成し、
    前記第2電圧が生成された後、シフト回路を用いて、前記第1電圧に基づく第3電圧、または前記第2電圧に基づく第4電圧を生成し、
    前記第1電圧または前記第3電圧に基づく第1電流を生成し、
    前記第2電圧または前記第4電圧に基づく第2電流を生成し、
    前記第1電流または前記第2電流の大きさを比較することで、前記第1読み出し時に前記メモリセルに記憶されていたデータを判定する第1回路と、
    を備えるメモリデバイス。
  7. 前記第1回路は、
    前記第1電圧乃至前記第4電圧を生成するプリアンプと、
    前記第1電流、及び前記第2電流を生成し、前記第1読み出し時に前記メモリセルに記憶されていたデータを判定するセンスアンプと、を備える
    請求項6に記載のメモリデバイス。
  8. 前記プリアンプは、
    前記メモリセルに対して前記第1読み出しを行う際、
    前記シフト回路を第5電圧に充電し、前記第2電圧が生成された後、前記シフト回路から前記第5電圧を前記第2電圧に共有することで、前記第4電圧を生成する
    請求項7に記載のメモリデバイス。
  9. 前記プリアンプは、前記シフト回路を備え、
    前記シフト回路は、
    前記第5電圧を記憶する第1記憶領域と、
    前記第1記憶領域に前記第5電圧を記憶させる第1スイッチと、
    前記第5電圧を前記第2電圧に共有する第2スイッチと、
    を備えている
    請求項8に記載のメモリデバイス。
  10. 前記プリアンプは、
    前記メモリセルに対して前記第1読み出しを行う際、
    前記シフト回路を第5電圧に充電し、
    前記第1読み出し結果及び前記第5電圧に基づいて、前記第1電圧を生成し、
    前記第2電圧が生成された後、前記シフト回路を放電することで、前記第1電圧に基づく前記第3電圧を生成する
    請求項7に記載のメモリデバイス。
  11. 前記プリアンプは、前記シフト回路を備え、
    前記シフト回路は、
    前記第5電圧を記憶する第2記憶領域と、
    前記第2記憶領域に前記第5電圧を記憶させる第3スイッチと、
    前記第2記憶領域を放電する第4スイッチと、
    を備えている
    請求項8に記載のメモリデバイス。
  12. 前記プリアンプは、
    前記メモリセルに対して前記第1読み出しを行う際、
    第1経路を介して前記メモリセルに対して第3電流を流し、
    前記第1経路とは電気的に分離された第2経路を介して第1電圧生成部に対して前記第3電流のコピー電流である第4電流を流し、
    前記メモリセルに対して前記第2読み出しを行う際、
    前記第1経路を介して前記メモリセルに対して第5電流を流し、
    前記第2経路を介して第2電圧生成部に対して前記第5電流のコピー電流である第6電流を流す、
    請求項7に記載のメモリデバイス。
  13. 前記プリアンプは、
    前記メモリセルに対して前記第1読み出しを行う際、
    ダイオード接続の第1トランジスタを用いて、前記第1経路を介して前記メモリセルに対して前記第3電流を流し、
    前記メモリセルに対して前記第2読み出しを行う際、
    ダイオード接続の前記第1トランジスタを用いて、前記第1経路を介して前記メモリセルに対して前記第5電流を流す
    請求項12に記載のメモリデバイス。
  14. 前記プリアンプは、
    前記メモリセルに対して前記第1読み出しを行う際、
    前記シフト回路を第5電圧に充電し、前記第2電圧が生成された後、前記シフト回路から前記第5電圧を前記第1電圧に共有することで、前記第3電圧を生成する
    請求項12または13に記載のメモリデバイス。
  15. 前記プリアンプは、前記シフト回路を備え、
    前記シフト回路は、
    前記第5電圧を記憶する第3記憶領域と、
    前記第3記憶領域に前記第5電圧を記憶させる第5スイッチと、
    前記第5電圧を前記第1電圧に共有する第6スイッチと、
    を備えている
    請求項14に記載のメモリデバイス。
  16. 前記プリアンプは、
    前記メモリセルに対して前記第1読み出しを行う際、
    前記シフト回路を第5電圧に充電し、
    前記第2読み出し結果及び前記第5電圧に基づいて、前記第2電圧を生成し、
    前記第2電圧が生成された後、前記シフト回路を放電することで、前記第2電圧に基づく前記第4電圧を生成する
    請求項12または13に記載のメモリデバイス。
  17. 前記プリアンプは、前記シフト回路を備え、
    前記シフト回路は、
    前記第5電圧を記憶する第4記憶領域と、
    前記第4記憶領域に前記第5電圧を記憶させる第7スイッチと、
    前記第4記憶領域を放電する第8スイッチと、
    を備えている
    請求項16に記載のメモリデバイス。
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