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JP2018163310A - 車両周囲表示装置 - Google Patents

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JP2018163310A
JP2018163310A JP2017061299A JP2017061299A JP2018163310A JP 2018163310 A JP2018163310 A JP 2018163310A JP 2017061299 A JP2017061299 A JP 2017061299A JP 2017061299 A JP2017061299 A JP 2017061299A JP 2018163310 A JP2018163310 A JP 2018163310A
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head
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裕治 戸塚
Yuji Totsuka
裕治 戸塚
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

【課題】視線の移動が少なくかつ必要十分な後方画像の表示が可能な車両周囲表示装置を提供する。
【解決手段】車両中央後方を撮像する中央リヤビューカメラ10と、車両右後方を撮像する右リヤビューカメラ11と、車両左後方を撮像する左リヤビューカメラ12と、フロントウインドウにおける運転者の前方に配置され、中央後方画像を表示する中央後方表示部20と、右後方画像を表示する右後方表示部21と、左後方画像を表示する左後方表示部22と、を独立して有する表示装置14と、運転者の頭部の向きを検出する車内カメラ13と、車内カメラ13により検出した運転者の頭部の向きに基づいて、中央後方表示部20、右後方表示部21及び左後方表示部22の1つまたは複数を選択して画像表示を行なわせるコントロールユニット30と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の周囲の画像を表示する車両周囲表示装置に関する。
車両には、後方を確認する装置として、ルームミラー、サイドドアミラーが広く用いられている。
一方、近年では、車載カメラによって車両後方を撮影し、ディスプレイ等に表示する車両周囲表示装置が開発されている。例えば特許文献1に記載された車両周囲表示装置は、車両のサイドウインドウやフロントウインドウに貼り付けた表示フィルムに撮影画像を表示するように構成されている。特許文献1の車両周囲表示装置では、右サイドウインドウに貼り付けた表示フィルムに車両右後方の画像を表示し、左サイドウインドウに貼り付けた表示フィルムに車両左後方の画像を表示する。また、フロントウインドウに貼り付けた表示フィルムに車両後方の画像を表示する。これにより、ルームミラーやサイドドアミラーをなくすことができ、死角を減少させることが可能となっている。
特開2009−300572号公報
しかしながら、特許文献1のように、サイドウインドウに貼り付けた表示フィルムに画像を表示したとしても、サイドドアミラーと同様に、車両の運転中において運転者が視認するための視線移動が大きいといった問題点がある。
また、視線移動を少なくするために例えばフロントウインドウに車両左後方、車両右後方及び車両後方の画像を表示することが考えられるが、これでは情報過多となり、走行時に運転者の注意力が散漫になる虞がある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、視線の移動が少なくかつ必要十分な後方画像の表示が可能な車両周囲表示装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の車両周囲表示装置は、車両の後方画像を表示する車両周囲表示装置であって、車両中央後方を撮像する中央後方撮像部と、車両右後方を撮像する右後方撮像部と、車両左後方を撮像する左後方撮像部と、前記車両のフロントウインドウにおける前記車両の運転席の前方に配置され、前記中央後方撮像部により撮像した中央後方画像を表示する中央後方表示部と、前記右後方撮像部により撮像した右後方画像を表示する右後方表示部と、前記左後方撮像部により撮像した左後方画像を表示する左後方表示部と、を独立して有する画像表示部と、前記運転席に搭乗した運転者の頭部または視線の向きを検出する方向検出部と、前記方向検出部により検出した前記運転者の頭部または視線の向きに基づいて、前記中央後方表示部、前記右後方表示部及び前記左後方表示部の1つまたは複数を選択して画像表示を行なわせる制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、好ましくは、前記制御部は、前記方向検出部により検出した前記運転者の頭部または視線の向きの移動所要時間に基づいて、画像を表示する前記中央後方表示部、前記右後方表示部及び前記左後方表示部を選択するとよい。
また、好ましくは、前記制御部は、前記運転者の頭部または視線が所定の中央位置に向いた場合には前記中央後方表示部による画像表示を行い、前記運転者の頭部または視線が所定の右方位置または所定の左方位置に向いた際に、前記移動所要時間が所定時間未満の場合には、前記中央後方表示部による画像表示と、前記右後方表示部及び前記左後方表示部のうち前記運転者の頭部または視線が向いた方向の画像表示を行う一方、前記移動所要時間が所定時間以上の場合には、前記右後方表示部及び前記左後方表示部のうち前記運転者の頭部または視線が向いた方向の画像表示のみ行うように制御するとよい。
また、好ましくは、前記制御部は、前記運転者の頭部または視線が所定の右方位置または所定の左方位置以外に向いている際には前記中央後方表示部による画像表示を行い、前記運転者の頭部または視線が所定の右方位置または所定の左方位置に向いた際に、前記移動所要時間が所定時間未満の場合には、前記中央後方表示部による画像表示と、前記右後方表示部及び前記左後方表示部のうち前記運転者の頭部または視線が向いた方向の画像表示を行う一方、前記移動所要時間が所定時間以上の場合には、前記右後方表示部及び前記左後方表示部のうち前記運転者の頭部または視線が向いた方向の画像表示のみ行うように制御するとよい。
また、好ましくは、前記制御部は、前記移動所要時間に基づいて、前記右後方表示部及び前記左後方表示部における表示時間を変更するとよい。
また、好ましくは、前記制御部は、前記運転者の頭部または視線が向いた方向に拘わらず前記中央後方表示部による中央後方画像の表示を行い、前記運転者の頭部または視線が所定の右方位置または所定の左方位置に向いた場合には前記中央後方表示部による画像表示とともに前記右後方表示部及び前記左後方表示部のうち前記運転者の頭部または視線が向いた方向の画像表示を行うとよい。
また、好ましくは、前記車両のシフト位置を検出するシフト位置検出部を備え、前記制御部は、前記シフト位置が後進の場合には、前記中央後方画像、前記右後方画像及び前記左後方画像の全てを表示させるとよい。
また、好ましくは、前記運転者により操作される操作部を備え、前記制御部は、前記操作部が操作されると同時に前記運転者の頭部または視線の移動が行われた場合に、前記画像表示部による画像表示を許可するとよい。
また、好ましくは、前記画像表示部は、前記フロントウインドウの上端部に設けられたサンシェードに配置されているとよい。
本発明の実施形態に係る車両周囲表示装置の各機器の搭載位置を示した車両の上面図である。 本実施形態に係る車両周囲表示装置における表示装置の位置を示すフロントウインドウを車室側から見た図である。 本発明の実施形態に係る車両周囲表示装置の構成図である。 コントロールユニットにおける車両周囲表示装置の作動制御要領を示すフローチャートである。 コントロールユニットにおける車両周囲表示装置の作動制御要領を示すフローチャートである。 コントロールユニットにおける車両周囲表示装置の作動制御要領を示すフローチャートである。
以下、本発明を具体化した車両周囲表示装置の一実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係る車両周囲表示装置の各機器の搭載位置を示した車両1の上面図である。図2は、本実施形態に係る車両周囲表示装置における表示装置14の位置を示すフロントウインドウ3を車室側から見た図である。
図1、2に示すように、本発明の車両周囲表示装置は、中央リヤビューカメラ10(中央後方撮像部)、右リヤビューカメラ11(右後方撮像部)、左リヤビューカメラ12(左後方撮像部)、車内カメラ13(方向検出部)及び表示装置14(画像表示部)を備えている。
中央リヤビューカメラ10は、車両1の後端部に設けられ、車両中央後方、即ち車両1の車幅方向中央部を中心として車両1の後方を撮影(撮像)する。
右リヤビューカメラ11は、フロントウインドウ3の右端部を支持する右Aピラー4の外側に設けられ、車両1の右後方を撮影する。
左リヤビューカメラ12は、フロントウインドウ3の左端部を支持する左Aピラー5の外側に設けられ、車両1の左後方を撮影する。
車内カメラ13は、車室内の運転席6の周囲、例えば運転席6の前方でルーフパネル7の前端部近傍に設けられ、運転者Mの頭部、特に運転者Mの顔面を含むように撮影する。
表示装置14は、フロントウインドウ3の上端部に設けられたサンシェード15の位置に配置され、運転席6の前方に設けられている。
表示装置14は、運転席6に座った運転者Mの前方正面に設けられた中央後方表示部20と、中央後方表示部20の右側に隣り合わせて設けられた右後方表示部21と、中央後方表示部20の左側に隣り合わせて設けられた左後方表示部22を備えている。表示装置14は、例えばフロントウインドウ3に貼り付ける表示フィルムであって、画像投影装置等によって当該表示フィルムに画像を表示可能なものであればよい。表示装置14は、右後方表示部21、中央後方表示部20及び左後方表示部22を合わせて、フロントウインドウ3の運転席6側、詳しくはフロントウインドウ3の右端部近傍から車両の車幅方向中央部近傍までの間に設けられている。
図3は、車両周囲表示装置の構成図である。
車両1の運転席6近傍には、車両周囲表示装置のオンオフを切り換えるシステム起動スイッチ25が設けられている。また、車両1には、シフトギヤの位置、即ち変速段を検出するシフトギヤ位置センサ26(シフト位置検出部)を備えている。
また、車両周囲表示装置は、コントロールユニット30(制御部)を備えている。
コントロールユニット30は、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)及び中央演算処理装置(CPU)、タイマ等を含んで構成されている。コントロールユニット30は、システム起動スイッチ25の操作情報、シフトギヤ位置センサ26から変速段を入力するとともに、各カメラ(中央リヤビューカメラ10、右リヤビューカメラ11、左リヤビューカメラ12、車内カメラ13)による撮影画像を入力し、表示装置14(中央後方表示部20、右後方表示部21、左後方表示部22)に撮影画像を出力して表示させる。
図4、5、6は、コントロールユニット30における車両周囲表示装置の作動制御要領を示すフローチャートである。
コントロールユニット30は、車両電源オン時に図4、5、6に示す制御を実行する。
図4に示すように、始めにステップS10では、システム起動スイッチ25がオンであるか否かを判別する。システム起動スイッチ25がオンである場合には、ステップS20に進む。システム起動スイッチ25がオフである場合には、ステップS10に戻る。
ステップS20では、3つのリヤビューカメラ(中央リヤビューカメラ10、右リヤビューカメラ11、左リヤビューカメラ12)をオフにする。これにより、表示装置14の中央後方表示部20、右後方表示部21、左後方表示部22のいずれも撮影画像の表示がオフとなる。そして、ステップS30に進む。
ステップS30では、シフトギヤ位置センサ26からシフトギヤ位置を入力し、リバース(R)であるか否かを判別する。リバースである場合には、ステップS100に進む。リバースでない場合には、ステップS40に進む。
ステップS40では、車内カメラ13より運転者Mの頭部の画像を入力し、運転者Mの頭部に所定量以上の動きがあったか否かを判別する。本ステップにおける所定量は、運転者Mが前方を見て運転している際に通常動く範囲を超えて、意識的に向いたことが判別できるような量に適宜設定すればよい。運転者Mの頭部に動きがあった場合には、ステップS50に進む。運転者Mの頭部に動きがなかった場合には、ステップS10に戻る。
ステップS50では、ステップS40において入力した運転者Mの頭部の画像から、運転者Mの頭部の向いた方向を判別する。詳しくは、頭部及び顔面の画像に基づいて、車両1の右上方または左上方を向いたか否かを判別する。ここで右上方を向くとは、運転者Mが右後方表示部21を視認した状態であり、本発明の所定の右方位置を向いた場合に相当する。左上方を向くとは、運転者Mが左後方表示部22を視認した状態であり、本発明の所定の左方位置を向いた場合に相当する。右上方を向いた場合には、図5のステップS200に進む。左上方を向いた場合には、図6のステップS300に進む。右上方及び左上方のいずれも向いていない場合には、ステップS60に進む。なお、本ステップにおいて、右上方及び左上方のいずれも向いていない場合にステップS60に進む制御の代わりに、中央上方を向いた場合にステップS60に進み、右上方、左上方及び中央上方のいずれも向いていない場合にステップS10に戻るように制御してもよい。ここで、中央上方を向くとは、運転者Mが中央後方表示部20を視認した状態であり、本発明の所定の中央位置に向いた場合に相当する。
ステップS60では、頭部の移動所要時間tを判別する。頭部の移動所要時間tは、ステップS40において入力した運転者Mの頭部の画像より計測した、運転者Mが左上方、右上方または中央上方を向いた際に運転者Mの頭部が移動に要した時間である。頭部の移動所要時間tが第1の所定時間t1以上かつ第3の所定時間t3未満である場合には、ステップS70に進む。頭部の移動所要時間tが、第1の所定時間t1未満または第3の所定時間t3以上である場合には、ステップS10に戻る。第1の所定時間t1は第3の所定時間t3より小さい値である。第1の所定時間t1及び第3の所定時間t3は、運転者Mが後方を確認する際に通常要する頭部の移動所要時間に適宜設定すればよい。
ステップS70は、中央後方画像を表示する。詳しくは、中央リヤビューカメラ10によって撮影した車両後方の画像を中央後方表示部20において表示する。なお、ここでは、右後方表示部21及び左後方表示部22では画像表示しない。そして、ステップS80に進む。
ステップS80では、車内カメラ13より運転者Mの頭部の画像を入力し、頭部の向きが前方正面に戻ったか否かを判別する。頭部の向きが前方正面に戻った場合には、ステップS90に進む。頭部の向きが前方正面に戻っていない場合には、ステップS80に戻る。
ステップS90では、頭部の向きが前方正面に戻ったと判定してから第4の所定時間t4経過するまで中央後方表示部20において中央後方画像を表示し、その後に画像表示をオフにする。なお、第4の所定時間t4は、例えば数秒程度に適宜設定すればよい。そして、ステップS10に戻る。
ステップS100では、3つのリヤビューカメラ(中央リヤビューカメラ10、右リヤビューカメラ11、左リヤビューカメラ12)を同時にオンにする。これにより、中央リヤビューカメラ10において撮影した中央後方画像を中央後方表示部20に表示し、右リヤビューカメラ11において撮影した右後方画像を右後方表示部21に表示し、左リヤビューカメラ12において撮影した左後方画像を左後方表示部22に表示する。そして、ステップS110に進む。
ステップS110では、シフトギヤ位置センサ26からシフトギヤ位置を入力し、車両を後進させるリバース(R)が選択されているか否かを判別する。リバースである場合には、ステップS110に戻る。リバースでない場合には、ステップS120に進む。
ステップS120では、運転者Mの頭部の向きが前方正面に戻ったと判定してから第5の所定時間t5経過するまで中央後方表示部20において中央後方画像を表示し、その後に画像表示をオフにする。なお、第5の所定時間t5は、例えば数秒程度に適宜設定すればよい。そして、ステップS10に戻る。
図5に示すステップS200では、頭部の移動所要時間tを判別する。ステップS40において入力した運転者Mの頭部の画像より計測した頭部の移動所要時間tが、第1の所定時間t1以上かつ第2の所定時間t2未満である場合には、ステップS210に進む。頭部の移動所要時間tが、第2の所定時間t2以上かつ第3の所定時間t3未満である場合には、ステップS240に進む。頭部の移動所要時間tが、第1の所定時間t1未満または第3の所定時間t3以上である場合には、図4のステップS10に戻る。第2の所定時間t2は、第1の所定時間t1より大きく、かつ第3の所定時間t3より小さい値である。
ステップS210では、右後方画像と中央後方画像を表示する。詳しくは、中央リヤビューカメラ10によって撮影した中央後方画像を中央後方表示部20において表示するとともに、右リヤビューカメラ11によって撮影した右後方画像を右後方表示部21において表示する。ここでは、左後方表示部22では画像表示しない。そして、ステップS220に進む。
ステップS220では、車内カメラ13より運転者Mの頭部の画像を入力し、頭部の向きが前方正面に戻ったか否かを判別する。頭部の向きが前方正面に戻った場合には、ステップS230に進む。頭部の向きが前方正面に戻っていない場合には、ステップS220に戻る。
ステップS230では、運転者Mの頭部の向きが前方正面に戻ったと判定してから第6の所定時間t6経過するまで中央後方表示部20において中央後方画像、及び右後方表示部21において右後方画像を表示し、その後に画像表示をオフにする。なお、第6の所定時間t6は、例えば数秒程度に適宜設定すればよい。そして、図4のステップS10に戻る。
ステップS240では、右後方画像を表示する。詳しくは、右リヤビューカメラ11によって撮影した右後方画像を右後方表示部21において表示する。ここでは、中央後方表示部20及び左後方表示部22では画像表示しない。そして、ステップS250に進む。
ステップS250では、車内カメラ13より運転者Mの頭部の画像を入力し、頭部の向きが前方正面に戻ったか否かを判別する。頭部の向きが前方正面に戻った場合には、ステップS260に進む。頭部の向きが前方正面に戻っていない場合には、ステップS250に戻る。
ステップS260では、運転者Mの頭部の向きが前方正面に戻ったと判定してから第7の所定時間t7経過するまで右後方表示部21において右後方画像を表示し、その後に画像表示をオフにする。なお、第7の所定時間t7は、例えば数秒程度に適宜設定すればよい。そして、図4のステップS10に戻る。
図6に示すステップS300では、頭部の移動所要時間tを判別する。ステップS40において入力した運転者Mの頭部の画像より計測した頭部の移動所要時間tが、第1の所定時間t1以上かつ第2の所定時間t2未満である場合には、ステップS310に進む。頭部の移動所要時間tが、第2の所定時間t2以上かつ第3の所定時間t3未満である場合には、ステップS340に進む。頭部の移動所要時間tが、第1の所定時間t1未満または第3の所定時間t3以上である場合には、図4のステップS10に戻る。
ステップS310では、左後方画像と中央後方画像を表示する。詳しくは、中央リヤビューカメラ10によって撮影した中央後方画像を中央後方表示部20において表示するとともに、左リヤビューカメラ12によって撮影した左後方画像を左後方表示部22において表示する。ここでは、右後方表示部21では画像表示しない。そして、ステップS320に進む。
ステップS320では、車内カメラ13より運転者Mの頭部の画像を入力し、頭部の向きが前方正面に戻ったか否かを判別する。頭部の向きが前方正面に戻った場合には、ステップS330に進む。頭部の向きが前方正面に戻っていない場合には、ステップS320に戻る。
ステップS330では、運転者Mの頭部の向きが前方正面に戻ったと判定してから第8の所定時間t8経過するまで中央後方表示部20において中央後方画像、及び左後方表示部22において左後方画像を表示し、その後に画像表示をオフにする。そして、図4のステップS10に戻る。
ステップS340では、右後方画像を表示する。詳しくは、左リヤビューカメラ12によって撮影した左後方画像を左後方表示部22において表示する。ここでは、中央後方表示部20及び右後方表示部21では画像表示しない。そして、ステップS350に進む。
ステップS350では、車内カメラ13より運転者Mの頭部の画像を入力し、頭部の向きが前方正面に戻ったか否かを判別する。頭部の向きが前方正面に戻った場合には、ステップS360に進む。頭部の向きが前方正面に戻っていない場合には、ステップS350に戻る。
ステップS360では、運転者Mの頭部の向きが前方正面に戻ったと判定してから第9の所定時間t9経過するまで左後方表示部22において左後方画像を表示し、その後に画像表示をオフにする。そして、図4のステップS10に戻る。
なお、上記の第4の所定時間t4〜第9の所定時間t9、即ち後方画像の表示時間は、同一に設定してもよいし、異なる時間に設定してもよい。
以上のように、本実施形態では、後方画像を表示する表示装置14が、フロントウインドウ3の上部のサンシェード15内に設けられるので、表示装置14の設置による車両前方の視認性の低下を抑制するとともに、車両走行時において車両前方から視線の移動を抑制することができる。また、太陽光の影響が受けにくくなり表示装置14の視認性を向上させることができる。
そして、本実施形態では、車両の後方を撮影する中央リヤビューカメラ10、車両の右後方を撮影する右リヤビューカメラ11、車両の左後方を撮影する左リヤビューカメラ12を備えており、運転席6の前方に設けた中央後方表示部20、右後方表示部21、左後方表示部22からなる表示装置14によって撮影画像を表示するので、車両の後方、右後方、左後方を視線の移動を抑えた上で夫々確認することができる。
更に、本実施形態では、後方画像、右後方画像、左後方画像に対し夫々専用の表示部を備えており、これらの画像を同時に表示することができる。
そして、運転者Mの頭部の向きを判定して、頭部の向きに合わせて表示方法が変更される。右上方を向いた場合には右後方画像を表示し、左後方画像は表示しない。また、左上方を向いた場合には左後方画像を表示し、右後方画像は表示しない。例えば中央上方のように右上方及び左上方以外に向いた場合には、中央後方画像を表示し、右後方画像及び左後方画像は表示しない。このように、運転者Mの確認したい方向に合わせて必要な画像を表示し、不要な画像を表示しないことで、運転者Mの視界内に不要な情報が入り込むことを抑制し、車両走行時において運転者Mの注意力が散漫になることを抑制することができる。
また、本実施形態では、運転者Mの頭部の移動所要時間tを計測しており、移動所要時間に基づいて表示方法が変更される。頭部の移動所要時間tが第2の所定時間t2より短い、即ち素早く頭部を移動させた場合には、当該向いた方向の後方画像とともに中央後方画像を表示する。これにより、後方を急いで確認したい場合に中央後方画像も合わせて表示し、後方全体の確認がし易くなる。一方、頭部の動き時間が第2の所定時間t2以上、即ちゆっくりと頭部を移動させた場合には、中央後方画像を表示せずに当該向いた方向の後方画像を表示する。これにより、急いで後方を確認する必要がなく、車両右後方あるいは左後方を注視する場合には、中央後方画像を表示せずに、向いた方向のみ表示して後方画像の情報量を抑制し、運転者Mにとって必要な後方画像のみ表示させることができる。
なお、運転者Mの頭部の移動所要時間tが第1の所定時間t1未満の場合、または運転者Mの頭部の移動所要時間tが第3の所定時間t3以上の場合には、運転者Mが後方を確認するために頭部を意識的に向けていないものと判定し、表示装置14による後方画像の表示を行わないので、不要な後方画像の表示を抑制することができる。
また、シフト位置がリバースにある場合、即ち車両を後進させようとする際には、中央後方画像、右後方画像及び左後方画像の3つの画像全てを表示するので、後方をより広く表示して、後進時の後方視認性を良好にして安全性を向上させることができる。
また、本実施形態では、運転者Mの頭部が動いて表示装置14により各種後方画像が表示された場合に、運転者Mの頭部の向きが前方正面に戻っても各種所定時間t4〜t9経過するまで表示が維持されるので、例えば運転者Mが表示装置14を注視し続けなくとも表示が維持され、表示装置14における後方画像の表示切り換えが頻繁に行われることを抑制し、各種方向を短時間で繰り返し確認する際に適したものとなる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様は以上の実施形態に限定されるものではない。例えば、中央後方画像についてはシステム起動スイッチ25のオンで運転者Mの頭部の向きに拘わらず常時表示し、右上方を向いた場合には中央後方画像とともに右後方画像を表示する一方、左上方を向いた場合には中央後方画像とともに左後方画像を常時表示するように制御してもよい。このように、中央後方画像を常時表示するようにすると、例えば車線変更しようとする場合のように後方画像を頻繁に確認する際に適したものとなる。
また、中央後方画像についてシステム起動スイッチ25のオンで表示し、運転者Mの頭部が右上方または左上方以外に向いている際には中央後方画像を表示した上で、上記の実施形態のように、右上方または左上方を向いた際に、運転者Mの頭部の向きの移動所要時間tが第2の所定時間t2未満の場合には当該向いた方向の後方画像表示と中央後方画像を表示する一方、頭部の向きの移動所要時間tが第2の所定時間t2以上の場合には当該向いた方向のみ表示するように制御してもよい。
また、運転席6近傍に表示許可スイッチ31(操作部)を備え、運転者Mの頭部等の向きの移動判定とともに表示許可スイッチ31を加えて表示切換えを行ってもよい。例えば、表示許可スイッチ31はモーメンタリスイッチであって、表示許可スイッチ31を操作すると同時に運転者Mの頭部が右上方、左上方または中央上方を向いた場合のみ、表示装置14による表示を行うように制御すればよい。このようにすれば、運転者Mが後方を確認する意志がなく頭部を動かした場合に、後方画像の表示を抑制し、不要な後方画像表示を更に抑制することができる。
また、中央後方画像について、システム起動スイッチ25オン時に常時表示するか、中央上方を向いた場合に表示するかを切り替える中央後方画像表示切り替えスイッチを設けてもよい。
また、各種カメラ10〜13の搭載位置については適宜変更してもよい。また、車内カメラ13については、運転者Mの頭部の向いた方向を検出する代わりに、運転者Mの視線の方向を検出してこれを画像表示切り替え判定に使用してもよい。
本発明は、各種の運転車両に広く適用することができる。
1 車両
3 フロントウインドウ
10 中央リヤビューカメラ(中央後方撮像部)
11 右リヤビューカメラ(右後方撮像部)
12 左リヤビューカメラ(左後方撮像部)
13 車内カメラ(方向検出部)
14 表示装置(画像表示部)
15 サンシェード
20 中央後方表示部
21 右後方表示部
22 左後方表示部
26 シフトギヤ位置センサ(シフト位置検出部)
30 コントロールユニット(制御部)
31 表示許可スイッチ(操作部)

Claims (9)

  1. 車両の後方画像を表示する車両周囲表示装置であって、
    車両中央後方を撮像する中央後方撮像部と、
    車両右後方を撮像する右後方撮像部と、
    車両左後方を撮像する左後方撮像部と、
    前記車両のフロントウインドウにおける前記車両の運転席の前方に配置され、前記中央後方撮像部により撮像した中央後方画像を表示する中央後方表示部と、前記右後方撮像部により撮像した右後方画像を表示する右後方表示部と、前記左後方撮像部により撮像した左後方画像を表示する左後方表示部と、を独立して有する画像表示部と、
    前記運転席に搭乗した運転者の頭部または視線の向きを検出する方向検出部と、
    前記方向検出部により検出した前記運転者の頭部または視線の向きに基づいて、前記中央後方表示部、前記右後方表示部及び前記左後方表示部の1つまたは複数を選択して画像表示を行なわせる制御部と、
    を備えたことを特徴とする車両周囲表示装置。
  2. 前記制御部は、前記方向検出部により検出した前記運転者の頭部または視線の向きの移動所要時間に基づいて、画像を表示する前記中央後方表示部、前記右後方表示部及び前記左後方表示部を選択することを特徴とする請求項1に記載の車両周囲表示装置。
  3. 前記制御部は、前記運転者の頭部または視線が所定の中央位置に向いた場合には前記中央後方表示部による画像表示を行い、前記運転者の頭部または視線が所定の右方位置または所定の左方位置に向いた際に、前記移動所要時間が所定時間未満の場合には、前記中央後方表示部による画像表示と、前記右後方表示部及び前記左後方表示部のうち前記運転者の頭部または視線が向いた方向の画像表示を行う一方、前記移動所要時間が所定時間以上の場合には、前記右後方表示部及び前記左後方表示部のうち前記運転者の頭部または視線が向いた方向の画像表示のみ行うように制御することを特徴とする請求項2に記載の車両周囲表示装置。
  4. 前記制御部は、前記運転者の頭部または視線が所定の右方位置または所定の左方位置以外に向いている際には前記中央後方表示部による画像表示を行い、前記運転者の頭部または視線が所定の右方位置または所定の左方位置に向いた際に、前記移動所要時間が所定時間未満の場合には、前記中央後方表示部による画像表示と、前記右後方表示部及び前記左後方表示部のうち前記運転者の頭部または視線が向いた方向の画像表示を行う一方、前記移動所要時間が所定時間以上の場合には、前記右後方表示部及び前記左後方表示部のうち前記運転者の頭部または視線が向いた方向の画像表示のみ行うように制御することを特徴とする請求項2に記載の車両周囲表示装置。
  5. 前記制御部は、前記移動所要時間に基づいて、前記右後方表示部及び前記左後方表示部における表示時間を変更することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の車両周囲表示装置。
  6. 前記制御部は、前記運転者の頭部または視線が向いた方向に拘わらず前記中央後方表示部による中央後方画像の表示を行い、前記運転者の頭部または視線が所定の右方位置または所定の左方位置に向いた場合には前記中央後方表示部による画像表示とともに前記右後方表示部及び前記左後方表示部のうち前記運転者の頭部または視線が向いた方向の画像表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両周囲表示装置。
  7. 前記車両のシフト位置を検出するシフト位置検出部を備え、
    前記制御部は、前記シフト位置が後進の場合には、前記中央後方画像、前記右後方画像及び前記左後方画像の全てを表示させることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の車両周囲表示装置。
  8. 前記運転者により操作される操作部を備え、
    前記制御部は、前記操作部が操作されると同時に前記運転者の頭部または視線の移動が行われた場合に、前記画像表示部による画像表示を許可することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の車両周囲表示装置。
  9. 前記画像表示部は、前記フロントウインドウの上端部に設けられたサンシェードに配置されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の車両周囲表示装置。
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