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JP2018163270A - 回動部材および鍵盤装置 - Google Patents

回動部材および鍵盤装置 Download PDF

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JP2018163270A
JP2018163270A JP2017060194A JP2017060194A JP2018163270A JP 2018163270 A JP2018163270 A JP 2018163270A JP 2017060194 A JP2017060194 A JP 2017060194A JP 2017060194 A JP2017060194 A JP 2017060194A JP 2018163270 A JP2018163270 A JP 2018163270A
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Masaru Takahashi
賢 高橋
俊介 市来
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俊介 市来
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Abstract

【課題】複数の部品を含む回動部材において、雑音の発生を抑制すること
【解決手段】本発明の一実施形態における回動部材は、板状領域を含み、回動軸を中心に回動する第1部材と、第1部材の板状領域に沿って配置された第2部材と、第1部材と第2部材とを固定する締結部材と、第1部材と第2部材との間の一部の領域に配置され、弾性体または不織布を含む第3部材と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、回動部材に関する。
アコースティックピアノにおいては、アクション機構の動作により、鍵を通して演奏者の指に所定の感覚(以下、タッチ感という)を与える。電子ピアノ等の電子鍵盤装置における押鍵時にも、アコースティックピアノにおけるタッチ感を得られるようにすることが求められている。電子鍵盤装置においてタッチ感を得るために、押鍵に伴って回動する構造体に錘が設けられる(例えば、特許文献1)。なお、このような構造体は、アコースティックピアノにおいて類似した構成に対応させて、一般的にハンマと表現されることが多いが、電子鍵盤装置には弦が存在しないため、弦を打撃する機能を有しているわけではない。
特開2005−196091号公報
特許文献1に開示された技術によれば、錘となる2つの質量板によりハンマ本体部を挟み込んだ状態でリベットを用いて固定することによって、錘が設けられたハンマを実現している。ハンマ本体部と錘とは略中央部分で固定されている。そのため、ハンマが押鍵に伴って回動したときにハンマ本体部が変形するような力が生じると、ハンマ本体部と錘とが一部領域(固定部分から離れた領域)において分離する場合がある。分離した後に再び接触するときには、雑音が発生する要因となる。
本発明の目的の一つは、複数の部品を含む回動部材において、雑音の発生を抑制することにある。
本発明の一実施形態によると、回動軸を中心に回動する第1部材と、前記第1部材の少なくとも一部の領域に沿って配置された第2部材と、前記第1部材と前記第2部材とを固定する締結部材と、前記第1部材と前記第2部材との間の一部の領域に配置され、弾性体または不織布を含む第3部材と、を備えることを特徴とする回動部材が提供される。
前記第3部材は、前記第1部材と前記第2部材との間の一部の領域のうち、前記締結部材よりも前記回動軸に近い領域に配置されてもよい。
前記第1部材と前記第2部材とは複数の前記締結部材によって固定され、前記第3部材は、最も前記回動軸に近い前記締結部材よりも前記回動軸に近い領域に配置され、複数の前記締結部材の間において前記第3部材が配置されない領域が存在してもよい。
前記第3部材は、最も前記回動軸から遠い前記締結部材よりも前記回動軸から離れた領域にさらに配置されてもよい。
前記第3部材は、前記第1部材と前記第2部材との間の一部の領域のうち、前記締結部材よりも前記回動軸から離れた領域に配置されてもよい。
前記第1部材と前記第2部材とは複数の前記締結部材によって固定され、前記第3部材は、最も前記回動軸から遠い前記締結部材よりも前記回動軸から離れた領域に配置され、複数の前記締結部材の間において前記第3部材が配置されない領域が存在してもよい。
前記第1部材は、前記第2部材側に突出する複数の第1突出部をさらに備え、複数の前記第1突出部の間において、前記第3部材が配置されてもよい。
前記第2部材は、前記第1部材側に突出する複数の第2突出部をさらに備え、複数の前記第2突出部の間において、前記第3部材が配置されてもよい。
前記第2部材は、前記第1部材側の第1面、当該第1面に対向する第2面、および前記第1面および前記第2面を接続する側面を含み、前記第1部材は、前記第2部材の側面の少なくとも一部を覆い、前記第1部材と前記第2部材の側面との間において、前記第3部材がさらに配置されてもよい。
前記第1部材は、前記2部材の側面のうち、回動方向に面する領域の少なくとも一部を覆ってもよい。
前記第1部材は、前記第2部材の側面を覆う部分から前記第2部材側に突出し、当該第2部材と接触する複数の第1突出部を含み、複数の前記第1突出部の間において、前記第3部材が配置されてもよい。
前記第2部材は、前記第1部材よりも高い剛性を有してもよい。
前記第1部材の少なくとも一部の領域のうち、前記締結部材より前記回動軸に近い領域は、前記回動軸に対して直交していなくてもよい。
前記第2部材は、前記締結部材が配置される貫通孔を含んでもよい。
前記第3部材は、前記第2部材の前記貫通孔内部の少なくとも一部において、さらに配置されてもよい。
前記締結部材は、ネジであり、前記第3部材は、接着剤を含んでもよい。
前記第3部材は、前記第1部材および前記第2部材よりも、高弾性であってもよい。
フレームと、前記フレームに対して回動可能に配置された複数の鍵と、前記鍵に対応して配置された上記記載の回動部材と、を備え、前記第1部材の前記回動軸は、前記フレームに対する位置が固定され、前記鍵の回動に応じて、当該鍵に対応する前記回動部材が前記回動軸を中心に回動することを特徴とする鍵盤装置が提供されてもよい。
本発明によれば、互いに締結された状態の複数の部品を含む回動部材において、雑音の発生を抑制することができる。
第1実施形態における鍵盤装置の構成を示す図である。 第1実施形態における音源装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態における筐体内部の構成を側面から見た場合の説明図である。 第1実施形態における負荷発生部(鍵側負荷部およびハンマ側負荷部)の説明図である。 第1実施形態における鍵(白鍵)を押下したときの鍵アセンブリの動作を説明する図である。 第1実施形態におけるハンマアセンブリの構造を説明する図である。 第1実施形態におけるハンマ本体部の構造を説明する図である。 第1実施形態におけるハンマ本体部の一部の断面構造を説明する図である。 第1実施形態における錘部の構造を説明する図である。 第1実施形態における錘部の断面構造を説明する図である。 第1実施形態におけるハンマ本体部と錘部とを固定するときの接着剤の位置関係を説明する図である。 第1実施形態におけるハンマ本体部と錘部とで接着剤を挟んだ状態を説明する図である。 第1実施形態におけるハンマ本体部と錘部とを締結部材で固定した状態を説明する図である。 第1実施形態におけるハンマ本体部における外周支持部と錘部と接着剤との位置関係を説明する図である。 ハンマ本体部と錘部との間に接着剤を用いなかった場合の構成を説明する図である。 第2実施形態におけるハンマアセンブリの断面構成を説明する図である。 第3実施形態におけるハンマアセンブリの断面構成を説明する図である。 第4実施形態におけるハンマアセンブリの断面構成を説明する図である。 第5実施形態におけるハンマアセンブリの断面構成を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態における鍵盤装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後にA、B等を付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率(各構成間の比率、縦横高さ方向の比率等)は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
<第1実施形態>
[鍵盤装置の構成]
図1は、第1実施形態における鍵盤装置の構成を示す図である。鍵盤装置1は、この例では、電子ピアノなどユーザ(演奏者)の押鍵に応じて発音する電子鍵盤楽器である。なお、鍵盤装置1は、外部の音源装置を制御するための制御データ(例えば、MIDI)を、押鍵に応じて出力する鍵盤型のコントローラであってもよい。この場合には、鍵盤装置1は、音源装置を有していなくてもよい。
鍵盤装置1は、鍵盤アセンブリ10を備える。鍵盤アセンブリ10は、白鍵100wおよび黒鍵100bを含む。複数の白鍵100wと黒鍵100bとが並んで配列されている。鍵100の数は、N個であり、この例では88個であるが、この数に限られない。鍵100が配列された方向をスケール方向という。白鍵100wおよび黒鍵100bを特に区別せずに説明できる場合には、鍵100という場合がある。以下の説明においても、符号の最後に「w」を付した場合には、白鍵に対応する構成であることを意味している。また、符号の最後に「b」を付した場合には、黒鍵に対応する構成であることを意味している。
鍵盤アセンブリ10の一部は、筐体90の内部に存在している。鍵盤装置1を上方から見た場合において、鍵盤アセンブリ10のうち筐体90に覆われている部分を非外観部NVといい、筐体90から露出してユーザから視認できる部分を外観部PVという。すなわち、外観部PVは、鍵100の一部であって、ユーザによって演奏操作が可能な領域を示す。以下、鍵100のうち外観部PVによって露出されている部分を鍵本体部という場合がある。
筐体90内部には、音源装置70およびスピーカ80が配置されている。音源装置70は、鍵100の押下に伴って音波形信号を生成する。スピーカ80は、音源装置70において生成された音波形信号を外部の空間に出力する。なお、鍵盤装置1は、音量をコントロールするためのスライダ、音色を切り替えるためのスイッチ、様々な情報を表示するディスプレイなどが備えられていてもよい。
なお、本明細書における説明において、上、下、左、右、手前および奥などの方向は、演奏するときの演奏者から鍵盤装置1を見た場合の方向を示している。そのため、例えば、非外観部NVは、外観部PVよりも奥側に位置している、と表現することができる。また、鍵前端側(鍵前方側)、鍵後端側(鍵後方側)のように、鍵100を基準として方向を示す場合もある。この場合、鍵前端側は鍵100に対して演奏者から見た手前側を示す。鍵後端側は鍵100に対して演奏者から見た奥側を示す。この定義によれば、黒鍵100bのうち、黒鍵100bの鍵本体部の前端から後端までが、白鍵100wよりも上方に突出した部分である、と表現することができる。
図2は、第1実施形態における音源装置の構成を示すブロック図である。音源装置70は、信号変換部710、音源部730および出力部750を備える。センサ300は、各鍵100に対応して設けられ、鍵の操作を検出し、検出した内容に応じた信号を出力する。この例では、センサ300は、3段階の押鍵量に応じて信号を出力する。この信号の間隔に応じて押鍵速度が検出可能である。
信号変換部710は、センサ300(88の鍵100に対応したセンサ300−1、300−2、・・・、300−88)の出力信号を取得し、各鍵100における操作状態に応じた操作信号を生成して出力する。この例では、操作信号はMIDI形式の信号である。そのため、押鍵操作に応じて、信号変換部710はノートオンを出力する。このとき、88個の鍵100のいずれが操作されたかを示すキーナンバ、および押鍵速度に対応するベロシティについてもノートオンに対応付けて出力される。一方、離鍵操作に応じて、信号変換部710はキーナンバとノートオフとを対応付けて出力する。信号変換部710には、ペダル等の他の操作に応じた信号が入力され、操作信号に反映されてもよい。
音源部730は、信号変換部710から出力された操作信号に基づいて、音波形信号を生成する。出力部750は、音源部730によって生成された音波形信号を出力する。この音波形信号は、例えば、スピーカ80または音波形信号出力端子などに出力される。
[鍵盤アセンブリの構成]
図3は、第1実施形態における筐体内部の構成を側面から見た場合の説明図である。図3に示すように、筐体90の内部において、鍵盤アセンブリ10およびスピーカ80が配置されている。すなわち、筐体90は、少なくとも、鍵盤アセンブリ10の一部(接続部180およびフレーム500)およびスピーカ80を覆っている。スピーカ80は、鍵盤アセンブリ10の奥側に配置されている。このスピーカ80は、押鍵に応じた音を筐体90の上方および下方に向けて出力するように配置されている。下方に出力される音は、筐体90の下面側から外部に進む。一方、上方に出力される音SRは筐体90の内部から鍵盤アセンブリ10の内部の空間を通過して、外観部PVにおける鍵100の隣接間の隙間または鍵100と筐体90との隙間から外部に進む。
鍵盤アセンブリ10の構成について、図3を用いて説明する。鍵盤アセンブリ10は、上述した鍵100の他にも、接続部180、ハンマアセンブリ200およびフレーム500を含む。鍵盤アセンブリ10は、ほとんどの構成が射出成形などによって製造された樹脂製の構造体である。フレーム500は、筐体90に固定されている。接続部180は、フレーム500に対して回動可能に鍵100を接続する。接続部180は、板状可撓性部材181、第1支持部183および回動部185を備える。板状可撓性部材181は、鍵100の後端から延在している。第1支持部183は、板状可撓性部材181の後端から延在している。
回動部185は、棒状可撓性部材1850、鍵側支持部1851およびフレーム側支持部1852を備える。鍵側支持部1851およびフレーム側支持部1852は、それぞれ、棒状可撓性部材1850の長手方向の両端を支持している。この例では、鍵側支持部1851は、棒状可撓性部材1850の手前側を支持する。一方、フレーム側支持部1852、棒状可撓性部材1850の奥側を支持する。
棒状可撓性部材1850は、長手方向に対して垂直な方向に可撓性を有する。一方、鍵側支持部1851およびフレーム側支持部1852は、棒状可撓性部材1850と同じ材質であるが、棒状可撓性部材1850よりも剛性を有する形状である。鍵側支持部1851とフレーム側支持部1852との位置関係は、棒状可撓性部材1850の変形に応じて変化する。この例では、棒状可撓性部材1850の長手方向は、ほぼ鍵100の前後方向に沿っている。そのため、棒状可撓性部材1850を上下方向に曲げることによって鍵側支持部1851がフレーム側支持部1852に対して上方に移動し、鍵100がフレーム500に対して回動することができる。なお、鍵100とフレーム500とが軸および軸受を介して接続されることによって、鍵100がフレーム500に対して回動することができるようにしてもよい。
鍵100は、前端鍵ガイド151および側面鍵ガイド153を備える。前端鍵ガイド151は、フレーム500の前端フレームガイド511を覆った状態で摺動可能に接触している。前端鍵ガイド151は、その上部と下部のスケール方向の両側において、前端フレームガイド511と接触している。側面鍵ガイド153は、スケール方向の両側において側面フレームガイド513と摺動可能に接触している。この例では、側面鍵ガイド153は、鍵100の側面のうち非外観部NVに対応する領域に配置され、接続部180(板状可撓性部材181)よりも鍵前端側に存在するが、外観部PVに対応する領域に配置されてもよい。
また、鍵100には、外観部PVの下方において鍵側負荷部120が接続されている。鍵側負荷部120は、鍵100が回動するときに、ハンマアセンブリ200を回動させるように、ハンマアセンブリ200に接続される。
ハンマアセンブリ200(回動部材)は、鍵100の下方側の空間に配置され、フレーム500に対して回動可能に取り付けられている。ハンマアセンブリ200は、錘部230およびハンマ本体部250を備える。ハンマ本体部250には、軸受部220が配置されている。軸受部220とフレーム500に設けられた回動軸520とは少なくとも3点で摺動可能に接触する。すなわち、ハンマアセンブリ200は、フレーム500に対して位置が固定された回動軸520を回動中心として回動することができる。回動軸520は、スケール方向に延在している。なお、軸受がフレーム500に設けられ、回動軸がハンマアセンブリ200に設けられていてもよい。
錘部230は、ダイキャスト等で製造された金属製の錘を含む。錘部230は、樹脂で形成されたハンマ本体部250よりも高い剛性を有する。錘部230は、ハンマ本体部250の後端部(回動軸よりも奥側)に接続されている。通常時(押鍵していないとき)には、ハンマアセンブリ200が下側ストッパ410に載置された状態になる。これによって、鍵100はレスト位置で安定する。押鍵されると、錘部230が上方に移動し、ハンマアセンブリ200が上側ストッパ430に衝突する。これによって鍵100の最大押鍵量となるエンド位置が規定される。この錘部230によっても、押鍵に対して負荷が与えられる。下側ストッパ410および上側ストッパ430は、緩衝材等(不織布、弾性体等)で形成されている。なお、ハンマ本体部250と錘部230との関係の詳細については、後述する。
ハンマ側負荷部210は、ハンマ本体部250の前端部に接続されている。ハンマ側負荷部210は、鍵側負荷部120の内部において概ね前後方向に摺動可能に接触する部分(後述する柱状部材211;図4参照)を備える。この接触部分にはグリス等の潤滑剤が配置されていてもよい。ハンマ側負荷部210および鍵側負荷部120(以下の説明において、これらをまとめて「負荷発生部」という場合がある)とは、互いに摺動することで押鍵時の負荷の一部を発生する。負荷発生部は、この例では外観部PV(鍵本体部の後端よりも前方)における鍵100の下方に位置する。負荷発生部の詳細の構造については後述する。
負荷発生部の下方において、フレーム500にセンサ300が取り付けられている。押鍵によりハンマ側負荷部210がその下面側でセンサ300を変形させると、センサ300は検出信号を出力する。センサ300は、上述したように、各鍵100に対応して設けられている。
[負荷発生部の概要]
図4は、第1実施形態における負荷発生部(鍵側負荷部およびハンマ側負荷部)の説明図である。ハンマ側負荷部210は、柱状部材211、リブ部213およびセンサ駆動部215を備える。これらの各構成はいずれも、ハンマ本体部250とも接続されている。柱状部材211は、この例では略円柱形状であり、その軸がスケール方向に延びている。リブ部213は、柱状部材211の下方に接続されたリブであって、この例では、その表面の法線方向がスケール方向に沿っている。センサ駆動部215は、リブ部213の下方に接続され、スケール方向に対して垂直な方向の法線の表面を有する板状部材である。すなわち、センサ駆動部215とリブ部213とは垂直の関係にある。ここで、リブ部213は、押鍵によって移動する方向を面内に含む。そのため、押鍵時の移動方向に対して、柱状部材211およびセンサ駆動部215の強度を補強する効果を有する。
鍵側負荷部120は、摺動面形成部121を含む。この例では、摺動面形成部121は、内部に柱状部材211が移動可能な空間SPを形成する。空間SPの上方において摺動面FSが形成され、空間SPの下方においてガイド面GSが形成される。ガイド面GSには、リブ部213を通過させるためのスリット125が形成されている。少なくとも摺動面FSが形成される領域は、ゴム等の弾性体で形成されている。なお、柱状部材211は、摺動面FSを形成する弾性体と比べて弾性変形しにくい部材(例えば、剛性の高い樹脂等)で形成されている。
図4においては、鍵100がレスト位置にある場合の柱状部材211の位置を示している。押鍵のときには、摺動面FSから柱状部材211に対して力が加えられる。柱状部材211に伝達された力は、錘部230を上方に移動させるようにハンマアセンブリ200を回動させる。このとき、柱状部材211は摺動面FSに押しつけられる。そして、柱状部材211は、摺動面FSと接触しつつ、空間SPを矢印D1の方向に移動する。すなわち、柱状部材211は摺動面FSと摺動する。
このとき、負荷発生部全体としては、押鍵に伴い下方に移動し、センサ駆動部215が上方からセンサ300を変形させる。この例では、摺動面FSのうち、鍵100がレスト位置からエンド位置に回動することによって柱状部材211が移動する範囲に、段差部1231が配置されている。すなわち、段差部1231は、初期位置(鍵100がレスト位置にあるときの柱状部材211の位置)から移動する柱状部材211によって乗り越えられる。乗り越えるときに変化する負荷は鍵100に伝達されて押鍵する指に伝達される。また、ガイド面GSのうち段差部1231に対向する部分には、凹部1233が形成されている。凹部1233の存在により、柱状部材211が段差部1231を乗り越えて移動しやすくなる。一方、離鍵のときには、錘部230が落下することによりハンマアセンブリ200が回動し、その結果、柱状部材211から摺動面FSに対して力が加えられ、矢印D1とは反対の方向に移動する。
[鍵盤アセンブリの動作]
図5は、第1実施形態における鍵(白鍵)を押下したときの鍵アセンブリの動作を説明する図である。図5(A)は、鍵100がレスト位置(押鍵していない状態)にある場合の図である。図5(B)は、鍵100がエンド位置(最後まで押鍵した状態)にある場合の図である。鍵100が押下されると、回動部185、詳細には棒状可撓性部材1850が回動中心となって曲がる。これによって鍵100がピッチ方向に回動するようになる。そして、鍵側負荷部120がハンマ側負荷部210を押し下げることで、ハンマアセンブリ200が回動軸520を中心に回動する。ハンマアセンブリ200が上側ストッパ430に衝突することによって、ハンマアセンブリ200の回動が止まり、鍵100がエンド位置に達する。また、センサ300がハンマ側負荷部210によって変形すると、センサ300は、変形した量(押鍵量)に応じた複数の段階で、検出信号を出力する。
一方、離鍵すると、錘部230が下方に移動して、ハンマアセンブリ200が回動し、鍵100が上方に回動する。ハンマアセンブリ200が下側ストッパ410に接触することで、ハンマアセンブリ200の回動が止まり、鍵100がレスト位置に戻る。
[ハンマアセンブリの構成]
続いて、押鍵および離鍵によって回動するハンマアセンブリ200について、詳細構成を説明する。
図6は、第1実施形態におけるハンマアセンブリの構造を説明する図である。図6(A)は、ハンマアセンブリ200を側面から見た図である。図6(B)は、ハンマアセンブリ200を下方から見た図(図6(A)に示す方向Dbに沿って見た図)である。図6(C)は、ハンマアセンブリ200を後方側から見た図(図6(A)に示す方向Dcに沿って見た図)である。ハンマアセンブリ200は、上述したように、ハンマ側負荷部210とハンマ本体部250(第1部材)と錘部230(第2部材)とを備える。ハンマ本体部250は、第1平板部255(板状領域)と第2平板部259とを備える。
第1平板部255と第2平板部259とは回動軸520から離れる方向に拡がっている平板構造を有する。この例では、第1平板部255は、回動軸520とは概ね直交している関係ではあるが、直交してはいない。すなわち、回動軸520の方向を法線に持つ面であって軸受部220の中心を通過する回動面Prに対して、第1平板部255は平行ではなく、わずかに傾いている。この例では、第1平板部255は、第2平板部259が接続する部分の近傍(回動軸520に近い側)において回動面Prから離れ、回動軸520から離れるにしたがって回動面Prに近づく構成となっている。なお、第1平板部255は回動面Prに平行であってもよい。また、第1平板部255と第2平板部259とは平行の関係ではないが、平行の関係であってもよい。
第2平板部259には、リブ259aが接続されている。リブ259aは第2平板部259から回動軸520に沿った方向に突出している。リブ259aによって第2平板部259の強度が向上する。第2平板部259の下方には、回動軸520と接触する軸受部220および軸支持部225が接続されている。軸受部220は、略半円柱形状の回動軸520のうち円柱部分の表面に沿った形状を有する構造体であり、回動軸520と摺動する。すなわち、軸受部220の内側の面の中心軸と、回動軸520の中心軸とは略同一であって、回動中心Cとなる。
軸支持部225は、回動軸520のうち円柱の中心軸近傍に接触する平板状の構造体である。この構造によって、ハンマアセンブリ200は、回動軸520を回動中心Cとして回動する。なお、軸支持部225は、平板状の可撓性部材であり、第2平板部259に対して近づいたり離れたりすることができる先端部分を有する。この先端部分は、ハンマアセンブリ200が回動しているときには回動軸520と接触した状態を維持する。一方、軸支持部225を曲げることによって先端部分を第2平板部259の方に移動させると、回動軸520から軸受部220を離すことが可能となる。その結果、ハンマアセンブリ200を回動軸520から取り外すこともできる。
第2平板部259の後方側には、第1平板部255が接続されている。一方、第2平板部259の前方側には、ハンマ側負荷部210が接続されている。このように、第1平板部255とハンマ側負荷部210とは、第2平板部259を介して反対側に配置されている。第2平板部259の下方にハンマアセンブリ200の回動中心があるため、ハンマ側負荷部210と第1平板部255とは回動中心に対して反対側に移動する。
第1平板部255に沿って錘部230が配置されている。錘部230は、回動中心Cに近いほど厚くなっている。第1平板部255と錘部230とは、この例では複数のネジで固定されている。この例では、回動中心Cに近い第1ネジ271および回動中心Cから遠い第2ネジ273によって、第1平板部255と錘部230とが固定されている。ここで、ネジは2つに限らず、さらに多くてもよいし、1つでもよい。3つ以上のネジが存在する場合には、第1ネジ271は回動中心Cに最も近いネジに対応し、第2ネジ273は回動中心Cから最も遠いネジに対応する。なお、これらのネジは締結部材の一例であって、例えば、リベット等であってもよい。
第1平板部255には、回動中心Cから離れた領域において、上方側壁部251と下方側壁部253とが接続されている。上方側壁部251および下方側壁部253は、錘部230の外周側(回動中心から遠い側)を挟んで支持することから、まとめて外周支持部という場合がある。上方側壁部251は、第1平板部255の上端側から略垂直方向に延びて錘部230の側部を覆う。この側部は、錘部230の側面230cのうち、回動方向の上方側の面の一部(上方側面230c1)である(図9参照)。下方側壁部253は、第1平板部255の下端側から略垂直方向に延びて錘部230の側部を覆う。この側部は、錘部230の側面230cのうち、回動方向の下方側の面の一部(下方側面230c2)である(図9参照)。なお、錘部230が第1平板部255の下端部よりも下方に延在している領域を有するため、下方側壁部253は、上方側壁部251よりも短くなっている。
この例では、上方側壁部251には、下方側壁部253の方向に突出するリブが配置されている。下方側壁部253には、上方側壁部251の方向に突出するリブが配置されている。このリブの詳細は、図7を用いて後述する。錘部230は、これらのリブを介して、上方側壁部251と下方側壁部253とに挟まれている。上方側壁部251の上面側には、回動軸520に対して垂直な方向に沿って上方リブ部2515が配置されている。下方側壁部253の下面側には、回動軸520に対して垂直な方向に沿って下方リブ部2535が配置されている。上方側壁部251および上方リブ部2515は、押鍵時に上側ストッパ430に接触する。下方側壁部253および下方リブ部2535は、離鍵時に下側ストッパ410と接触する。
第1平板部255と錘部230との間の領域のうち一部の領域において、接着剤241、243(第3部材)が挟まれている。接着剤241、243は、弾性体の一例でもある。接着剤241、243は、第1平板部255および錘部230よりも高弾性であることが望ましい。ここで、第1平板部255と錘部230との間の領域のうち、第1ネジ271より回動中心Cに近い領域を第1領域A1といい、第2ネジ273よりも回動中心Cから離れた領域を第2領域A2といい、第1ネジ271と第2ネジ273との間の領域を第3領域A3という。接着剤241は、少なくとも第1領域A1の一部に配置されている。接着剤243は、少なくとも第2領域A2の一部に配置されている。なお、接着剤241および接着剤243の少なくとも一方は配置されていなくてもよい。また、第3領域A3に接着剤が配置されていてもよい。
[ハンマ本体部の構成]
続いて、錘部230を取り外した状態のハンマ本体部250のうち、第1平板部255の近傍の詳細構造を説明する。
図7は、第1実施形態におけるハンマ本体部の構造を説明する図である。ハンマ本体部250のうち、錘部230が配置されていた領域以外は、図6に示したものと同様である。したがって、図7においては、ハンマ本体部250のうち、錘部230が配置されていた第1平板部255近傍の構成を示している。図7(A)、(B)、(C)は、それぞれ図6(A)、(B)、(C)と同様の位置関係でハンマ本体部250を示している。
第1平板部255において、錘部230が配置される面を錘配置面255aとし、錘配置面255aとは反対側の面を外側面255bという。第1平板部255には、上述したように、錘配置面255a側に、上方側壁部251および下方側壁部253が接続されている。上方側壁部251と下方側壁部253とは対向して配置されている。上方側壁部251と下方側壁部253との間には錘部230が配置されるが、配置される前においては、配置された後よりも上方側壁部251と下方側壁部253との距離が短くなっている。すなわち、錘部230が配置されることによって、上方側壁部251および下方側壁部253はわずかに外側に押し拡げられる。
上方側壁部251および下方側壁部253には、リブ(第1突出部)が配置されている。図7に示す例では、上方側壁部251は、リブ2517a、2517b、2517c、2517dを備えている。リブ2517a、2517b、2517c、2517dは、下方(下方側壁部253側)に向けて突出し、回動軸に沿った方向に延びている。これらのリブのうち、リブ2517a、2517bは、下方側壁部253と対向する位置に配置されている。下方側壁部253は、リブ2537a、2537bを備えている。リブ2537a、2537bは、上方(上方側壁部251側)に向けて突出し、回動軸に沿った方向に延びている。この例では、リブ2517aとリブ2537aとは対向した位置関係を有するが、リブ2517bとリブ2537bとは対向しない位置関係を有している。なお、双方の位置関係が、いずれも対向する関係であってもよいし、いずれも対向しない関係であってもよい。
第1平板部255には、錘配置面255a側において、内周側突出部257および外周側突出部258が接続されている。内周側突出部257は、第1平板部255から回動軸に沿った方向に突出し、内部に貫通孔2575が形成されている。貫通孔2575は、第1ネジ271の軸部の雄ネジ形状(ネジ山)に対応した溝が形成された孔であり、雌ネジの機能を有する。この溝は、最初から形成されていてもよいが、この例では、第1ネジ271を締め付けるときに、雄ネジ形状に沿って貫通孔2575の内面が変形されることによって形成される。すなわち、第1ネジ271を締め付ける前は貫通孔2575の内面は平坦面である。外周側突出部258は、第1平板部255から回動軸に沿った方向に突出し、内部に貫通孔2585が形成されている。貫通孔2585は、第2ネジ273の軸部の雄ネジ形状(ネジ山)に対応した溝が形成され、雌ネジの機能を有する。この溝は、最初から形成されていてもよいが、この例では、貫通孔2575の溝と同様に第2ネジ273を締め付けるときに、雄ネジ形状に沿って貫通孔2585の内面が変形されることによって形成される。すなわち、第2ネジ273を締め付ける前は貫通孔2585の内面は平坦面である。この例では、貫通孔2575および貫通孔2585は、内周側突出部257および外周側突出部258が突出する方向、すなわち回動軸に沿った方向に沿って貫通している。
内周側突出部257は、外周側突出部258よりも回動中心に近い位置、すなわち、回動するときの内周側に配置されている。この例では、内周側突出部257の突出量tp1と外周側突出部258の突出量tp2とは、ほぼ同じであるが、上記のように締結できる構成であれば、全く同じであってもよいし、大きく異なっていてもよい。また、貫通孔2575および貫通孔2585の内部形状もほぼ同じであるが、こちらも上記のように締結できる構成であれば全く同じであってもよいし、大きく異なっていてもよい。この例では、第1ネジ271および第2ネジ273の共通化のため、貫通孔2575の径と貫通孔2585の径とは同じである。続いて、内周側突出部257および外周側突出部258の内部構造を説明する。
図8は、第1実施形態におけるハンマ本体部の一部の断面構造を説明する図である。図8におけるハンマ本体部250の断面は、図7に示す切断線A−A’の断面に対応している。この切断線A−A’は、貫通孔2575の中心軸と貫通孔2585の中心軸とを通る線である。
内周側突出部257に形成された貫通孔2575は、外側面225b側の開口部2575bと、内周側突出部257の頂部側の開口部2575aとの間を貫通している。開口部2575a側の開口径は、開口部2575b側の開口径よりも大きい。この例では、貫通孔2575の内部において孔径が2段階に決められている。開口部2575b側における狭い孔径を有する部分において、雌ネジの機能を有している。なお、開口部2575a側における広い孔径を有する部分においては、第1ネジ271における不完全ネジ部が配置される領域となる。なお、不完全ネジ部とは、ネジの頭部と軸部との間に生じるネジ山の頂部と谷部とが不完全となる部分である。
外周側突出部258に形成された貫通孔2585においても、内周側突出部257に形成された貫通孔2575と同様である。すなわち、貫通孔2585は、外側面225b側の開口部2585bと、外周側突出部258の頂部側の開口部2585aとの間を貫通している。開口部2585a側の開口径は、開口部2585b側の開口径よりも大きい。この例では、貫通孔2585の内部において孔径が2段階に決められている。開口部2585b側における狭い孔径を有する部分において、雌ネジの機能を有している。なお、開口部2585a側における広い孔径を有する部分においては、第2ネジ273における不完全ネジ部が配置される領域となる。
[錘部の構成]
続いて、ハンマ本体部250から取り外された錘部230の構成の詳細構造を説明する。
図9は、第1実施形態における錘部の構造を説明する図である。図10は、第1実施形態における錘部の断面構造を説明する図である。図10における錘部230の断面は、図9に示す切断線B−B’の断面に対応している。この切断線B−B’は、図7に示した切断線A−A’と同じ位置である。錘部230において、ハンマ本体部250に取り付けられたときに、第1平板部255に対向する面を取付面230b、取付面230bとは反対側の面を露出面230a、露出面230aと取付面230bとを接続する面を側面230cという。側面230cのうち、上方側壁部251に覆われる部分を上方側面230c1といい、下方側壁部253に覆われる部分を下方側面230c2といい、上方側面230c1と下方側面230c2とをつなぐ外周側の面を外周側面230c3という。なお、この例では、取付面230bの方が、露出面230aよりも小さい。
露出面230a側には、内周側凹部2371および外周側凹部2381が形成されている。
内周側凹部2371の底部には、中央部分において取付面230bまで貫通する内周側貫通孔2375が形成されている。内周側凹部2371の底部に残った面、すなわち、この底部のうち内周側貫通孔2375の開口部の周囲にある面を支持面2373という。この支持面2373は、第1ネジ271の頭部と接触して、その頭部を支持する面となる。外周側凹部2381の底部には、中央部分において取付面230bまで貫通する外周側貫通孔2385が形成されている。外周側凹部2381の底部に残った面、すなわち、この底部のうち外周側貫通孔2385の開口部の周囲にある面を支持面2383という。この支持面2383は、第2ネジ273の頭部と接触して、その頭部を支持する面となる。なお、上記の支持面はネジの頭部と面で接触して頭部を支持していたが、ネジの頭部を支持する支持部であれば、面で接触する場合に限定されない。例えば、支持部は、ネジの頭部と点や線等で接触して頭部を支持してもよい。
錘部230は、上述したように回動中心に近いほど厚く、すなわち、露出面230aと取付面230bとの距離が回動中心に近いほど大きくなっている。内周側貫通孔2375における取付面230b側の開口部2375bと内周側凹部2371側の開口部2375aとの距離を距離th1とする。外周側貫通孔2385における取付面230b側の開口部2385bと外周側凹部2381側の開口部2385aとの距離を距離th2とする。距離th1と距離th2とは、ほぼ同じであるが、上記のように締結できる構成であれば全く同じであってもよいし、大きく異なっていてもよい。この距離th1は、上述した距離tp1よりも大きい。また、この距離th2は、上述した距離tp2よりも大きい。一方、内周側凹部2371の深さは、外周側凹部2381の深さよりも大きい。それぞれの深さを異ならせることによって、錘部230が厚さの違いを有していても、この例のように、距離th1と距離th2との違いが錘部230の厚さの違いよりも少なくなるようにしている。
内周側貫通孔2375は、外周側貫通孔2385よりも回動中心に近い位置、すなわち、回動するときの内周側に配置されている。内周側貫通孔2375と内周側突出部257とが対応する位置に配置されている。外周側貫通孔2385と外周側突出部258とが対応する位置に配置されている。上述したように、この例では、内周側突出部257と外周側突出部258とはほぼ同一形状であり、また、内周側貫通孔2375と外周側貫通孔2385とがほぼ同一形状である。この例では、以下に説明するように、ハンマ本体部250に錘部230を取り付けた場合に、内周側貫通孔2375の内面と内周側突出部257の外面との距離は、外周側貫通孔2385の内面と外周側突出部258の外面との距離と同じである。なお、いずれか一方の距離が小さくてもよい。この場合、距離の小さい方は、錘部230のハンマ本体部250に対する位置決めの機能を有することになるため、距離の小さい方は外周側である方が望ましい。外周側の方が錘部230の質量の影響を受けやすいため、内周側よりも位置決めの精度を高める必要性が大きいためである。
[ハンマ本体部への錘部の取り付け手順]
続いて、ハンマ本体部250に錘部230を取り付けて固定するときの手順について、図11〜図13を用いて説明する。図11〜図13は、図8および図10で示した断面図と同じ位置を示している。
図11は、第1実施形態におけるハンマ本体部と錘部とを固定するときの接着剤の位置関係を説明する図である。まず、第1平板部255の錘配置面255aに接着剤が塗布される。接着剤241は、錘配置面255aにおける第1領域A1に塗布される。接着剤243は、錘配置面255aにおける第2領域A2に塗布される。この例では、錘配置面255aにおける第3領域A3には接着剤が塗布されない。これによって、ハンマアセンブリ200の重量に与える影響を少なくすることもでき、また、接着剤の使用量を低減することもできる。
錘部230は、接着剤241、243が塗布されたハンマ本体部250に対して、取付面230bが錘配置面255aと対向するようにして取り付けられる。このとき、内周側突出部257は内周側貫通孔2375に挿入され、外周側突出部258は外周側貫通孔2385に挿入される。錘部230をハンマ本体部250に近づけていくと、錘部230の取付面230bが接着剤241、243に接触する。
図12は、第1実施形態におけるハンマ本体部と錘部とで接着剤を挟んだ状態を説明する図である。第1平板部255と錘部230とが近づくことによって、固化する前の接着剤241、243が押し広げられる。図11に示すように、接着剤241は、内周側貫通孔2375の内部であって、内周側突出部257と内周側貫通孔2375との間に侵入してもよい。これにより、第1平板部255と錘部230との接着をより強固にすることもできる。また、第1平板部255と錘部230との間の大きさに製造ばらつきがあったり、製造マージンがあったりすることで、内周側突出部257と内周側貫通孔2375との間に生じる空間を、接着剤241によって埋めることができる。内周側突出部257と内周側貫通孔2375との間に接着剤を埋めることによって、内周側突出部257と内周側貫通孔2375との間の緩衝材としての役割を果たすとともに、錘部230が、第1平板部255に対して回動面Prの面内方向で移動してしまうことをより抑制することもできる。なお、図11においては、内周側突出部257を囲むように接着剤241が配置されているが、一部のみに配置されてもよい。また、図11においては、接着剤243が外周側突出部258と外周側貫通孔2385との間に侵入していないが、侵入するようにしてもよい。その場合、接着剤243は、上記の内周側突出部257と内周側貫通孔2375の間に接着剤241を埋めるときと同様の役割を果たす。
図12に示す状態では、錘部230とハンマ本体部250とが、貫通孔2575、2585に沿った方向以外の方向に対して位置決めされることになる。すなわち、貫通孔2575、2585の孔径方向には、錘部230とハンマ本体部250との位置関係がほとんど変化しない。このとき、錘部230は、上方側壁部251および下方側壁部253にも挟まれた状態(図14参照)になっている。続いて、錘部230とハンマ本体部250とを締結部材によりネジ止めする。これによって、錘部230とハンマ本体部250とが、貫通孔2575、2585に沿った方向にも位置決めされる。
図13は、第1実施形態におけるハンマ本体部と錘部とを締結部材で固定した状態を説明する図である。締結部材である第1ネジ271は、内周側凹部2371から挿入されて締められることで貫通孔2575に対して固定される。このとき、第1ネジ271の頭部は、内周側凹部2371の底部の支持面2373に接触する。また、第1ネジ271の軸部は、内周側貫通孔2375とは接触しないが、内周側貫通孔2375の内部空間に配置されている。
締結部材である第2ネジ273は、外周側凹部2381から挿入されて締められることで貫通孔2585に対して固定される。このとき、第2ネジ273の頭部は、外周側凹部2381の底部の支持面2383に接触する。また、第2ネジ273の軸部は、外周側貫通孔2385とは接触しないが、外周側貫通孔2385に配置されている。
これによって、ハンマ本体部250と錘部230とは、締結部材(第1ネジ271および第2ネジ273)によって固定されることになる。このとき、第1ネジ271の頭部は内周側凹部2371の内部に収まり、第2ネジ273の頭部は外周側凹部2381の内部に収まっている。すなわち、第1ネジ271および第2ネジ273は、錘部230の露出面230aから飛び出していない。
なお、第1ネジ271および第2ネジ273を強く締めることによって、接着剤241、243がさらに押しつぶされて拡げられてもよい。この例では、接着剤243は、外周支持部(上方側壁部251および下方側壁部253)と錘部230との間にも拡がっている。
図14は、第1実施形態におけるハンマ本体部における外周支持部と錘部と接着剤との位置関係を説明する図である。図14(A)は、図6(A)における外周支持部の近傍を拡大した図である。図14(B)は、図14(A)における切断線C−C’に対応する断面構成を示す図である。この領域においては、接着剤243は、第1平板部255と錘部230との間だけではなく、上方側壁部251と錘部230との間、および下方側壁部253と錘部230との間にも拡がっている。この例では、上方側壁部251側において、リブ2517a、2517bと錘部230の上方側面230c1とは接触しているため、リブ2517aとリブ2517bとの間に、接着剤243が拡がっている。下方側壁部253側において、リブ2537a、2537bと錘部230の下方側面230c2とは接触しているため、リブ2537aとリブ2537bとの間に、接着剤243が拡がっている。ここでは、接着剤243は、リブ2537bまでは到達していない。
このように、上方側壁部251と錘部230との間、および下方側壁部253と錘部230との間において接着剤243が配置されることによって、回動時にハンマアセンブリ200が上側ストッパ430または下側ストッパ410と衝突したときにおいて、緩衝機能を有することになる。さらに、リブ2517a、2517bと錘部230の上方側面230c1とが接触している。また、リブ2537a、2537bと錘部230の下方側面230c2とが接触している。そのため、ハンマ本体部250に対する錘部230の回動方向への位置決め効果も高めることができる。以上が、ハンマアセンブリ200の詳細の構成についての説明である。
ここで、ハンマ本体部250と錘部230とはネジ止めされているにもかかわらず、接着剤241、243を設けた場合の利点について説明する。ここでは、特に接着剤241に注目して説明する。比較対象として、接着剤を用いなかった場合の構成について説明する。
図15は、ハンマ本体部と錘部との間に接着剤を用いなかった場合の構成を説明する図である。図15に示す例では、第1平板部255と錘部230とが第1ネジ271および第2ネジ273によって固定されているが、第1平板部255と錘部230との間に接着剤が用いられていない。このような場合、第1ネジ271よりも回動中心側の第1領域A1、および第2ネジ273よりも外周側の第2領域A2において、第1平板部255に対して力を加えることによって、第1平板部255を錘部230から離れる方向に変形させることができる。一方、第3領域A3については、領域の両端を第1ネジ271および第2ネジ273によって固定されているため、ほとんど位置の変化は生じない。
ここで、図5に示す鍵盤アセンブリの動作の説明で述べたように、押鍵および離鍵をすることによって、ハンマアセンブリ200が回動軸520を中心に回動する。このとき、回動時に錘部230とハンマ本体部250とが受ける力(例えば、遠心力)の相違によって、第1ネジ271によって固定されている部分と回動中心との間でハンマ本体部250を変形させる力が生じる場合がある。特に、第1平板部255のうち、特に第1領域A1の部分が回動面Prに対して傾いていると、その影響が大きくなる。このとき、図15に示すように、第1領域A1において第1平板部255と錘部230とが離れる場合がある。この場合には、変形力が消失して第1平板部255の形状が復元すれば、第1平板部255と錘部230とは再び接触する。第1平板部255と錘部230との材質によっては、この接触が小さな音(雑音)を生じる原因となる場合もある。
一方、図13に示すように、接着剤241が第1領域A1に配置されていることにより、第1平板部255と錘部230とが離れることを抑制することができる。仮に、接着力が低下して第1平板部255と錘部230とが離れることがあったとしても、第1平板部255および錘部230よりも接着剤241が高弾性であれば、接着剤241が緩衝材として機能するため、接触により生じる音の大きさを抑制することもできる。
なお、第2領域A2においても、第1領域A1と同様な状況は考えられるが、ハンマアセンブリ200の先端部であり、錘部230および第1平板部255がともに、第2ネジ273によって一端が固定されているだけであるため、第1平板部255の変形が生じにくい構造である。一方、第1領域A1に比べれば可能性が少ないものの、第1平板部255と錘部230とが離れる可能性があるため、接着剤243を設けておくことが望ましいが、必ずしも接着剤243を要するものではない。一方、第3領域A3においては、この領域の両端がネジによって固定されているため、接着剤が無くても問題がない。
以上の通り、第1実施形態におけるハンマアセンブリ200は、押鍵時または離鍵時において回動したときに、ハンマ本体部250と錘部230との離隔および接触(衝突)による音の発生を、第1ネジ271よりも回動中心側の第1領域A1に配置された接着剤241の存在によって抑制することができる。
また、接着剤241、243によれば、以下に説明するとおり、第1ネジ271および第2ネジ273の緩みを抑制することもできる。押鍵時にハンマアセンブリ200が受ける力によって、ハンマ本体部250と錘部230とは回動方向にずれる力を受ける。その結果、ハンマ本体部250と錘部230との位置関係(特に回動方向)がずれてしまうと、第1ネジ271および第2ネジ273の座面(頭部の底面)と錘部230(支持面2373、2383)との位置関係にもずれが生じる。このような位置関係のずれが繰り返されると、第1ネジ271および第2ネジ273は、それぞれ頭部への回転力を受けて次第に緩んでいく。一方、このようにハンマ本体部250と錘部230との間に接着剤241および接着剤243の少なくとも一方を配置することで、錘部230とハンマ本体部250との位置関係のずれが抑制される。その結果、第1ネジ271および第2ネジ273が緩むことを抑制することができる。
<第2実施形態>
第1実施形態においては、錘部230に形成された内周側貫通孔2375および外周側貫通孔2385に第1平板部255から突出した内周側突出部257および外周側突出部258がそれぞれ挿入された上で、ネジ止めされていたが、必ずしもこの構成によってハンマ本体部250と錘部230とが接続される場合に限らない。第2実施形態においては、ネジの軸部が挿入される貫通孔が形成された第1平板部255Aおよび錘部230Aを用いてネジ止めされる場合について説明する。
図16は、第2実施形態におけるハンマアセンブリの断面構成を説明する図である。この例では、第1平板部255Aにおいて雌ネジとなる貫通孔2575Aが形成されている。貫通孔2575Aにおける雌ネジとなる溝は、上述したように第1ネジ271Aが締め付けられるときに形成されてもよいし、予め形成されていてもよい。錘部230Aにおいて第1ネジ271Aの軸部が挿入される内周側貫通孔2375Aが形成されている。この例では、内周側貫通孔2375Aは、第1ネジ271Aのネジ山部分の径より僅かに大きい径を有している。なお、内周側貫通孔2375Aの内面において、雌ネジとなる溝が形成されていてもよい。
第1ネジ271Aは、この内周側貫通孔2375Aを通過するとともに、貫通孔2575Aに締め付けられている。錘部230Aと第1平板部255Aとの間には接着剤241Aが配置されている。この接着剤241Aは、第1ネジ271Aの軸部に接触している。このような構成においては、第1平板部255A(ハンマ本体部)と錘部230Aとの位置関係のずれが生じにくくなり、ネジが緩むことを抑制することに加えて、接着剤241Aが第1ネジ271Aの軸部の回転を制限することにより、第1ネジ271Aが緩むのを抑制することができる。なお、内周側貫通孔2375と第1ネジ271Aの軸部との間に接着剤241Aが侵入することにより、第1平板部255Aに対する錘部230Aの位置関係のずれをより生じないようにすることもできる。
<第3実施形態>
上述した第1実施形態では、錘部230と第1平板部255との間において接着剤241、243を配置していたが、接着性を有する材料でなくてもよい。例えば、接着剤241、243に代えて、弾性体あってもよいし、不織布であってもよい。
図17は、第3実施形態におけるハンマアセンブリの断面構成を説明する図である。図17に示す第3実施形態では、第2実施形態の構造において接着剤に代えて別の弾性体であるゴム241B、243Bを配置した例を示している。ゴム241B、243Bは、第1平板部255Aおよび錘部230Aの少なくとも一方に接着されていてもよいし、いずれにも接着されず、双方に挟まれているだけでもよい。このような場合には、図15に示すように、第1ネジ271Aより回動中心側において錘部230Aから離れるように第1平板部255Aが変形する場合があるが、仮に変形した後に形状が復元しても、ゴム241Bの存在により音の発生を抑制することができる。このような音発生の抑制は、弾性体でなく、不織布を用いても同じことが実現可能であり、衝撃を吸収するような緩衝材を用いれば実現可能である。
<第4実施形態>
第1実施形態では、上方側壁部251および下方側壁部253から錘部230に向けて複数のリブが突出していたが、第1平板部255から突出していてもよい。
図18は、第4実施形態におけるハンマアセンブリの断面構成を説明する図である。図18に示す第3実施形態では、第2実施形態の構造において、錘部230Aに向けて突出する複数のリブ2557a、2557b、2557cが配置された第1平板部255Cの例を示している。これらのリブに接触して接着剤241C、243Cが配置されている。第4実施形態では3つのリブが配置された例を示したが、少なくとも第1ネジ271Aより回動中心側において、接着剤241cが配置される領域にリブ2557cが存在することが望ましい。これにより、一定の厚さを確保した接着剤を配置することが容易となる。
<第5実施形態>
第1実施形態では、錘部230においては、上方側面230c1が上方側壁部251に覆われ、下方側面230c2が下方側壁部253に覆われている一方、外周側面230c3が開放されていた。第5実施形態では、外周側面230c3を覆う形状を有するハンマ本体部250Dについて説明する。
図19は、第5実施形態におけるハンマアセンブリの断面構成を説明する図である。図19に示す第5実施形態では、第2実施形態の構造において、錘部230Aの外周側面230c3が、外周側壁部252Dによって覆われている例を示している。外周側壁部252Dは、第1平板部255Aの外周側端部から、略垂直に延びて錘部230Aの外周側面230c3を覆っている。この例では、外周側壁部252Dと錘部230Aとの間には接着剤243Dが拡がっている。図19においては特に示していないが、第1実施形態における上方側壁部251および下方側壁部253の少なくとも一方が配置されていてもよいが、外周側壁部252Dとは分離していることが望ましい。上述したように、上方側壁部251および下方側壁部253は錘部230Aが配置されるときに押し拡げられることが望ましい。したがって、上方側壁部251および下方側壁部253と外周側壁部252Dとが分離されていないと、押し拡げる動きを妨げることになるためである。
<変形例>
上述した各実施形態は、互いに組み合わせたり、置換したりして適用することが可能である。また、上述した各実施形態では、以下の通り変形して実施することも可能である。
(1)ハンマアセンブリ200は、回動軸520に対する錘部230の位置が鍵100の後端側になるように配置されていたが、この位置が鍵100の前端側になるように配置されてもよい。
(2)上述したリブのうちハンマ本体部250から錘部230に向けて突出していたリブ(第1突出部)は、錘部230からハンマ本体部250に向けて突出するリブ(第2突出部)に変更されてもよい。なお、双方のリブを併用してもよい。
(3)本発明における回動部材は、上述したハンマアセンブリ200に限られない。すなわち、上述したハンマアセンブリ200の構成は、回動軸を中心に回動する部材であって、複数の部品が締結部材によって固定された構成を有する回動部材の一例として示されたものである。したがって、本発明は、鍵盤装置に用いられるハンマアセンブリ以外にも様々な構造体に適用可能である。例えば、回動部材は、鍵盤装置においてハンマアセンブリ以外において回動する構造体であってもよいし、楽器以外の装置において回動する構造体であってもよい。
(4)上述の実施形態のハンマアセンブリ200は、鍵100で駆動される構成としたが、これに限定されない。例えば、他のアクション部材(例えば、アコースティックピアノのアクション機構を構成するジャックまたはサポートなど)によって駆動されるものでもよい。また、ハンマアセンブリの構成として、回動軸支部(例えば、軸受部220)、他の部材(例えば、鍵100)から力を受ける部分、センサ駆動部分(例えば、センサ駆動部215)、および錘(例えば、錘部230)の配置は、上述した実施形態に限定されず、鍵盤構造に合わせて適宜設計されればよい。また、鍵100がセンサ300を直接駆動する場合にはセンサ駆動部分は省略できるなど、本実施形態のハンマアセンブリ200が備える機能全てを必ずしも有する必要はなく、その構成も適宜設計されればよい。
(5)上述の実施形態では、ハンマ本体部250と錘部230とをそれぞれ単一部材で構成するものとしたが、それぞれ複数の部材で構成されるものであってもよい。例えば、ハンマ本体部250の軸受けは、軸受部220に代えて、別部品としてもよい。別部品とする場合、ハンマ本体部250のうち軸受部分を除いた共通の構造体に対して、それぞれ異なる種類の軸受け部品を組み付けてもよい。これによって、容易に、ハンマ本体部の軸受部の構造を異ならせることもできる。
(6)上述の実施形態では、第1平板部255に設けた板状領域に錘部230を取り付けるように構成したが、ハンマ本体部250のような回動する部材の一部の領域に錘部230が取り付けられればよく、板状の平板部に錘部230を取り付けるような形態に限らない。例えば、ハンマ本体部250の少なくとも一部を円柱状に構成し、外周の円周面の一部の領域に内周側突出部257等の各構成を設けることによって、錘部230が締結部材で取り付けられるような構成でもよい。このとき、錘部230の取付面230bは、取り付けられる領域のハンマ本体部250の形状に沿った形状を有することが望ましい。また、第1平板部255の板状領域は、上述の実施形態のようにネジが取り付けられる孔が平板に設けられた例に限らず、所望の位置に開口が設けられている構造であってもよいし、はしご形状やトラス形状等の構造であってもよい。
1…鍵盤装置、10…鍵盤アセンブリ、70…音源装置、80…スピーカ、90…筐体、100…鍵、100w…白鍵、100b…黒鍵、120…鍵側負荷部、121…摺動面形成部、1231…段差部、1233…凹部、125…スリット、151…前端鍵ガイド、153…側面鍵ガイド、180…接続部、181…板状可撓性部材、183…第1支持部、185…回動部、1850…棒状可撓性部材、1851…鍵側支持部、1852…フレーム側支持部、200…ハンマアセンブリ、210…ハンマ側負荷部、211…柱状部材、213…リブ部、215…センサ駆動部、220…軸受部、225…軸支持部、230…錘部、230a…露出面、230b…取付面、230c…側面、230c1…上方側面、230c2…下方側面、230c3…外周側面、2371…内周側凹部、2373…支持面、2375…内周側貫通孔、2381…外周側凹部、2383…支持面、2385…外周側貫通孔、241,243…接着剤、241B,243B…ゴム、250…ハンマ本体部、251…上方側壁部、2515…上方リブ部、2517a,2517b、2517c、2517d…リブ、252D…外周側壁部、253…下方側壁部、2535…下方リブ部、2537a,2537b…リブ、255…第1平板部、255a…錘配置面、255b…外側面、257…内周側突出部、2575…貫通孔、2575a,2575b…開口部、258…外周側突出部、2585…貫通孔、2585a,2585b…開口部、259…第2平板部、259a…リブ、271…第1ネジ、273…第2ネジ、300…センサ、410…下側ストッパ、430…上側ストッパ、500…フレーム、511…前端フレームガイド、513…側面フレームガイド、520…回動軸、585…第2支持部、710…信号変換部、730…音源部、750…出力部

Claims (18)

  1. 回動軸を中心に回動する第1部材と、
    前記第1部材の少なくとも一部の領域に沿って配置された第2部材と、
    前記第1部材と前記第2部材とを固定する締結部材と、
    前記第1部材と前記第2部材との間の一部の領域に配置され、弾性体または不織布を含む第3部材と、
    を備えることを特徴とする回動部材。
  2. 前記第3部材は、前記第1部材と前記第2部材との間の一部の領域のうち、前記締結部材よりも前記回動軸に近い領域に配置されることを特徴とする請求項1に記載の回動部材。
  3. 前記第1部材と前記第2部材とは複数の前記締結部材によって固定され、
    前記第3部材は、最も前記回動軸に近い前記締結部材よりも前記回動軸に近い領域に配置され、
    複数の前記締結部材の間において前記第3部材が配置されない領域が存在することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回動部材。
  4. 前記第3部材は、最も前記回動軸から遠い前記締結部材よりも前記回動軸から離れた領域にさらに配置されていることを特徴とする請求項3に記載の回動部材。
  5. 前記第3部材は、前記第1部材と前記第2部材との間の一部の領域のうち、前記締結部材よりも前記回動軸から離れた領域に配置されることを特徴とする請求項1に記載の回動部材。
  6. 前記第1部材と前記第2部材とは複数の前記締結部材によって固定され、
    前記第3部材は、最も前記回動軸から遠い前記締結部材よりも前記回動軸から離れた領域に配置され、
    複数の前記締結部材の間において前記第3部材が配置されない領域が存在することを特徴とする請求項5に記載の回動部材。
  7. 前記第1部材は、前記第2部材側に突出する複数の第1突出部をさらに備え、
    複数の前記第1突出部の間において、前記第3部材が配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の回動部材。
  8. 前記第2部材は、前記第1部材側に突出する複数の第2突出部をさらに備え、
    複数の前記第2突出部の間において、前記第3部材が配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の回動部材。
  9. 前記第2部材は、前記第1部材側の第1面、当該第1面に対向する第2面、および前記第1面および前記第2面を接続する側面を含み、
    前記第1部材は、前記第2部材の側面の少なくとも一部を覆い、
    前記第1部材と前記第2部材の側面との間において、前記第3部材がさらに配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の回動部材。
  10. 前記第1部材は、前記2部材の側面のうち、回動方向に面する領域の少なくとも一部を覆うことを特徴とする請求項9に記載の回動部材。
  11. 前記第1部材は、前記第2部材の側面を覆う部分から前記第2部材側に突出し、当該第2部材と接触する複数の第1突出部を含み、
    複数の前記第1突出部の間において、前記第3部材が配置されていることを特徴とする請求項10に記載の回動部材。
  12. 前記第2部材は、前記第1部材よりも高い剛性を有することを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の回動部材。
  13. 前記第1部材の少なくとも一部の領域のうち、前記締結部材より前記回動軸に近い領域は、前記回動軸に対して直交していないことを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の回動部材。
  14. 前記第2部材は、前記締結部材が配置される貫通孔を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の回動部材。
  15. 前記第3部材は、前記第2部材の前記貫通孔内部の少なくとも一部において、さらに配置されていることを特徴とする請求項14に記載の回動部材。
  16. 前記締結部材は、ネジであり、
    前記第3部材は、接着剤を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれかに記載の回動部材。
  17. 前記第3部材は、前記第1部材および前記第2部材よりも、高弾性であることを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれかに記載の回動部材。
  18. フレームと、
    前記フレームに対して回動可能に配置された複数の鍵と、
    前記鍵に対応して配置された請求項1乃至請求項17のいずれかに記載の回動部材と、
    を備え、
    前記第1部材の前記回動軸は、前記フレームに対する位置が固定され、
    前記鍵の回動に応じて、当該鍵に対応する前記回動部材が前記回動軸を中心に回動することを特徴とする鍵盤装置。
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