図において、同じ数字は、全体を通して同じ要素を示す。特定の用語は、本明細書において便宜のみのために使用され、本発明に関する限定として解釈されるべきではない。用語は、具体的に述べられる語、その派生語、及び類似の意味を含む語を含む。下に例示される実施形態は、網羅的であることを意図するものではなく、または本発明を開示した正確な形態に限定することを意図しない。これらの実施形態は、本発明の原理、その用途、及び実際の使用を最良に説明するように、また、当業者が本発明を最良に利用することを可能とするように選択され、記載される。
本明細書において「1つの実施形態(one embodiment)」または「一実施形態(an embodiment)」に言及することは、その実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。本明細書の様々な場所における「1つの実施形態において」という語句の出現は、必ずしも全てが同じ実施形態を参照しているとは限らず、別個のまたは代替の実施形態が必ずしも他の実施形態と相互排他的であるとは限らない。同じことが「実現形態」という用語に当てはまる。
本出願において使用されるとき、「例示的」という語は、実施例、事例、または例示としての役割を果たすことを意味するように本明細書において使用される。本明細書で「例示的」であると説明される任意の態様または設計は、必ずしも他の態様または設計よりも好ましい、または有利であると解釈されるべきではない。むしろ、例示的という語の使用は、概念を具体的な様式で提示することを意図する。
さらに、「または(or)」という用語は、排他的な「または」ではなく、包含的な「または」を意味することを意図する。すなわち、別途指定されない限り、または文脈から明らかでない限り、「Xは、AまたはBを用いる」は、自然な包括的置換のうちのいずれかを意味することを意図する。すなわち、XがAを用いる、XがBを用いる、または、XがA及びBの両方を用いる場合、「Xは、AまたはBを用いる」は、前述の事例のうちのいずれによっても満たされる。加えて、本出願及び添付の特許請求の範囲において使用される冠詞「a」及び「an」は、別途指定されない限り、または文脈から単数形を対象とすることが明らかでない限り、一般に、「1つ以上」を意味するものと解釈されるべきである。
別途明確に指示されない限り、各数値及び範囲は、「約」または「ほぼ」という語が、値または範囲の数値の前に付いているかのように、おおよそのものであると解釈されるべきである。
特許請求の範囲における図面番号及び/または図の参照符号の使用は、特許請求の範囲の解釈を容易にするために、特許請求される主題の1つ以上の可能な実施形態を識別することを意図する。そのような使用は、そうした特許請求の範囲を、対応する図に示される実施形態に必ずしも限定するものとして解釈されるものではない。
本明細書に記載される例示的な方法のステップは、必ずしも記載した順番で行うことを必要とするとは限らないと理解されるべきであり、そのような方法のステップの順番は、単に例示的なもの過ぎないと理解されるべきである。同様に、本発明の様々な実施形態と矛盾しない方法で、追加的なステップをそのような方法に含むことができ、特定のステップを省略すること、または組み合わせることができる。
以下の方法の特許請求の範囲における要素が、該当する場合に、対応するラベル付けによって特定の順序で列挙されていても、別途、特許請求の範囲の列挙が、そうした要素のうちのいくつかまたは全てを実施するための特定の順序を含意しない限り、そうした要素は、必ずしもその特定の順序で実施されるように限定されることを意図するとは限らない。
また、本説明の目的で、「連結する」、「連結している」、「連結された」、「接続する」、「接続している」、または「接続された」という用語は、必須ではないが、2つ以上の要素を直接的または間接的に互いに接合または接続し、1つ以上の追加要素の介在が想定される、当技術分野において既知の、または今後開発される任意の様態を指す。その逆に、「直接的に連結された」、「直接的に接続された」等の用語は、そのような追加的な要素がないことを含意する。
本開示は、骨折部を固定するために使用することができる外部固定具の実施形態を提供する。本発明の外部固定具は、外科医が骨折部を迅速かつ確実に安定させることを可能にする接続を提供する。
1つの実施形態によれば、外部固定具システムは、例えば折れた骨の反対側に位置付けられた複数のピンを、さらに1つのロッドと接続するように構成された、複数の外部固定具アセンブリを含むことができる。各固定具アセンブリは、固定具アセンブリがロック解除位置にあるときに互いに対して回転するように構成された、複数の締付具アセンブリを含むことができる。例えば折れた1つまたは複数の骨を安定させるために、ピン及び/またはロッドの相対的位置付けが達成されると、固定具アセンブリは、締付具アセンブリが適切な位置に固定され、それによって骨折部を安定させることができるように、ロック位置まで移動させることができる。
図1〜図5を参照すると、第1の例示的な実施形態による、外部固定具アセンブリ100(「固定具アセンブリ100」)が示される。図1及び1Aに具体的に示されるように、固定具アセンブリ100は、ロッド50及びピン60と併せて使用して、隣接する骨70、72を固定し、安定させるために(図1に示す)、または同じ骨70の折れた部分74、76を安定させる(図1Aに示す)。大腿骨70及び脛骨72が図1に示され、大腿骨70が図1Aに示されるが、当業者は、固定具アセンブリ100を、ロッド50及びピン60と共に使用して、他の骨、及び他の骨の対を同様に固定することができることを認識するであろう。骨の例としては、大腿骨、脛骨、腓骨、上腕骨、橈骨、尺骨、及び指骨が挙げられるが、これらに限定されない。外部固定具システムの特定の構成が本明細書に例示されるが、ロッド50、ピン60、及び固定具アセンブリ100の数、種類、及び場所を、骨の種類及び場所、骨折部、外科医の選択等に基づいて修正または変更できることが認識されるであろう。
図2に示されるように、固定具アセンブリ100を使用して、複数の接続器アセンブリの使用を通じてロッド50及びピン60を解放可能に固定することができる。例示的な一実施形態において、ロッド50は、例えば炭素繊維等の、剛性材料から構築することができ、また、随意に、例えばチタン等の材料で被覆して、ロッド50をMRIの使用にさらに適合させることができる。ロッド50を、本用途に対して適切な性質を有する任意の適切な材料で形成できることが想定される。ロッド50は、第1の直径を有する。ロッド50の長さは、特定の用途に対する必要性に応じて変更することができる。
ピン60は、骨70、72の中へ挿入される、セルフタッピング端部62等の、骨係合端部を含むことができる。ピン60はまた、任意の適切な生体適合性材料から構築することもできる。随意に、端部62は、感染症の可能性を低減するために、例えば銀または銀イオン等の、抗菌材料で被覆することができる。ピン60は、ロッド50の第1の直径よりも小さい第2の直径を有する。ピン60の長さ及び直径は、患者または怪我に応じて、ならびに外科医の選択に応じて変更することができる。
図1A及び図2は、単一のロッド50及び単一のピン60を固定するために使用されている固定具アセンブリ100を示すが、当業者は、固定具アセンブリ100を使用して、特定の状況及び怪我に応じて、図1に示されるように2つのロッド50、さらには2つのピン60(図示せず)を接続することができることを認識するであろう。
図4に示されるように、固定具アセンブリ100は、そこを通って延在する長手方向軸102を含む。本明細書において使用するとき、「長手方向の」、「長手方向に」、「軸方向の」、及び「軸方向に」という用語は、長手方向軸102の長さに沿った方向、または長手方向軸102に平行に延在する方向を指す。さらに、「半径方向の」及び「半径方向に」という用語は、長手方向軸102に対して垂直に延在する方向、または該長手方向軸から外方へ延在する方向を指す。
ここで図2及び図3を参照すると、固定具アセンブリ100は、シャフト110と、シャフト110に沿って延在する複数の締付具アセンブリ120、150とを含む。シャフト110は、長手方向軸102に沿って延在する。付勢部材160は、隣接する複数の締付具アセンブリ120、150の間に配置される。キャップまたはラチェットアセンブリ170は、締付具アセンブリ120、150をシャフト110上に固定する。
シャフト110は、遠位端部112と、遠位及び112から離れて延在する近位端部114とを有する。固定具アセンブリ100に関して本明細書において使用されるとき、「遠位」という用語は、図4のページの最下部に向かう方向を指し、「近位」という用語は、図4のページの最上部に向かう方向を指す。
遠位端部112は、半径方向に延在するフランジ116と、フランジ116の近位端部から延在する少なくとも1つの平坦表面117とを含む。図4は、2つの平坦表面117に示すが、当業者は、シャフト110が、2つよりもより多いまたは少ない平坦表面117を含むことができると認識するであろう。
シャフト110の近位端部114は、少なくとも1つの雄ねじ118を有する。随意に、遠位端部112と近位端部114との間のシャフト115の長さは、略円形とすることができ、すなわち、任意の平坦表面またはねじ山を含まないことができる。シャフト110は、締付具アセンブリ120、150及びその上のラチェットアセンブリ170の挿入を可能にするのに十分な長さである。
締付具アセンブリ120、150は、締付具アセンブリ120がフランジ116に係合し、締付具アセンブリ150が締付具アセンブリ120に係合するように、シャフト110に沿って遠位端部112から近位端部114に向かって延在する。2つの締付具アセンブリ120、150が示されるが、当業者は、2つを超える締付具アセンブリ120、150を固定具アセンブリ100と共に使用することができることを認識するであろう。代替的に、単一の締付具アセンブリ120のみが、固定具アセンブリ100共に使用されることが想定され得る。
締付具アセンブリ120、150は、必ずではないが、互いに同一とすることができる。締付具アセンブリ120は、下側部材122と、下側部材122の近位から延在する上側部材124とを含む。下側部材122は、シャフト110がそこを通って延在することを可能にするようにサイズ決定された、軸方向に延在する通路126を含む。通路126は、シャフト110の平坦表面117と係合して、締付具アセンブリ120の下側部材122がシャフト110に対して回転することを防止するように適合された内部平坦表面128を含むことができる。
下側部材122は、ロッド50の一部分を受容するようにサイズ決定された半径を有する第1の略U字形状部分130を含む。下側側材122はまた、第1の凹状部分130から離れて半径方向に配置され、ピン60の一部分を受容するようにサイズ決定された半径を有する第2の略U字形状部分131も含む。図3に示されるように、下側部材122はまた、上側部材124に向かってそこから近位方向に外方に延在する複数のタング132も含む。
上側部材124は、シャフト110がそこを通って延在することを可能にするようにサイズ決定された、軸方向に延在する通路134を含む。上側部材136は、上側部材124が下側部材122に向かって付勢されるときに、ロッド50が、下側部材122の第1の略U字形状部分130及び上側部材124の第1の略逆U字形状部分136によって形成されたキャビティ138において受容されるように、ロッド50の一部分を受容するようにサイズ決定された半径を有する第1の略逆U字形状部分136をさらに含む。
上側部材124はまた、上側部材124が下側部材122に向かって付勢されるときに、ピン60が、下側部材122の第2の略逆U字形部分131及び上側部材124の第2の略逆U字形部分140によって形成されたキャビティ142において受容されるように、第1の略逆U字形部分136から離れて半径方向に配置され、ピン60の一部分を受容するようにサイズ決定された半径を有する、第2の略逆U字形部分140も含む。
図3に示されるように、上側部材124はまた、その中に形成された複数のスロット144も含み、よって、各スロット144は、下側部材122からタング132を解放可能に受容するように適合され、それによって、上側部材124が下側部材122に対して長手方向軸102を中心に回転することを防止する。上側部材124はまた、付勢部材160を受容するようにサイズ決定されたばねキャビティ146も含む。歯付ロック半部148は、ばねキャビティ146を取り囲む。
締付具アセンブリ150が、内部平坦表面128の代わりに、締付具アセンブリ150がシャフト110を中心に自由に回転することができ、また、締付具アセンブリ120に対しても回転することができるように、シャフト110の直径よりも十分に大きい、軸方向に延在する通路126’を有する部材122’を含むことを除いて、締付具アセンブリ150は、締付具アセンブリ120に類似する。図3及び図4に示されるように、締付具アセンブリ150は、締付具120に対して「逆さま」にシャフト110に挿入され、よって、締付具アセンブリ150の歯付ロック半部148が締付具アセンブリ120の歯付ロック半部148と係合することができ、よって、締付具アセンブリ150が締付具アセンブリ120に対して付勢されるときに、締付具アセンブリ150の歯付ロック半部148が締付具アセンブリ120の歯付ロック半部148に係合し、締付具アセンブリ120に対する締付具アセンブリ150の回転を防止する。
各歯付ロック半部148は、複数の歯または同類のものを含む。例示的な一実施形態において、各歯付ロック半部148は、締付具アセンブリ150を締付具アセンブリ120に対して約4°で割り出すことができるように、約90個の歯を含む。しかしながら、当業者は、各歯付ロック部148が、締付具アセンブリ120に対する締付具アセンブリ150の割り出し量を適宜に調整することができるように、90個よりも多いまたは少ない歯を含むことができることを認識するであろう。
図3に示されるように、付勢部材160は、締付具アセンブリ120と締付具アセンブリ150との間に配置され、また、ばねキャビティ146内で締付具アセンブリ120と締付具アセンブリ150との間に保持される。例示的な一実施形態において、付勢部材160は、螺旋ばねであるが、当業者は、他の種類の付勢部材を使用することができることを認識するであろう。付勢部材160は、締付具アセンブリ120及び締付具アセンブリ150が、キャビティ138の中へ挿入することができるロッド50及び/またはキャビティ142の中へ挿入することができるピン160に確実に係合するように、締付具アセンブリ120及び締付具アセンブリ150を互いに離れるように付勢する。
図3〜図5を参照すると、ラチェットアセンブリ170は、ラチェットアセンブリ170が締付具アセンブリ120、150をシャフト110の遠位端部112及びフランジ116に向かって付勢することによって、締付具アセンブリ120、150が互いに対して回転できないように、シャフト110の近位端部114を覆うように配設される。ワッシャ162は、ラチェットアセンブリ170によって締付具アセンブリ150上に印加される圧縮力を分散させるために、第2の締付具アセンブリ150とラチェットアセンブリ170との間に軸方向に配設される。
ラチェットアセンブリ170は、シャフト110に沿って近位端部114から遠位端部112に向かって軸方向に平行移動するように適合されたラチェッティングバットレス172を備える。ラチェッティングバットレス172は、軸方向に延在する孔176をその中に有する、半径方向に延在する環状フランジ174を備える。孔176は、シャフト112がそこを通って延在することを可能にするようにサイズ決定される。タング177は、フランジ174から長手方向に外方へ延在する。
複数の指状突起178は、孔176の周囲に近位に延在する。複数の指状突起178の各々は、シャフト110の近位端部114の雄ねじ118に係合するように適合された複数の長手方向に離間された内部ラチェット歯180を有する。隙間181は、指状突起178を長軸102から離れるように付勢することを可能にするように、隣接する指状突起178の各々の間に延在し、それによって、ラチェットアセンブリ170がシャフト110の上へ押圧されるときに、ねじ118をラチェット歯180に沿ってラチェット駆動することを可能とする。
ラチェットハウジング182は、ラチェッティングバットレス172を覆うように配置される。ラチェットハウジング182は、バットレスフランジ174に係合するように適合された半径方向に延在するハウジングフランジ186を有する、遠位端部184を含む。フランジ186は、タング177がスロット188の中へ挿入されるときに、ラチェットハウジング182がラチェットバットレス172に対して回転できないように、フランジ174からのタング177を受容するように適合されたスロット188を含む。
ハウジングフランジ186の外部表面は、ユーザがシャフト110を中心にラチェットハウジング182を手動で回転させることができるようにするための把持表面を提供する、例えば、ギザギザのある表面等の、輪郭表面を含む。ハウジングフランジ186の内部は、ラチェットバットレス172の環状フランジ174を受容するように適合された第1の半径方向に延在するキャビティ190を含む。
ラチェットハウジング182は、シャフト110の雄ねじ118とねじ込み可能に係合するように適合された少なくとも1つの雌ねじ194を伴う雌ねじ通路193を有する基体192をさらに含む。本体192は、その外周の周囲に延在する複数の平坦表面196をさらに備える。平坦表面196は、固定具アセンブリ100を締め付けてロッド50(複数可)及び/またはピン60(複数可)を固定するために、例えばレンチまたは他のトルク付与装置(図示せず)等の工具の適用を可能とする。本体192はまた、複数の指状突起178を受容するように適合された第2の半径方向に延在するキャビティ198も含む。図4に示されるように、キャビティ198は、指状突起178をシャフト110から離れるように付勢することを可能にして、ラチェッティングバットレス172がシャフト110に沿って遠位方向に摺動することを可能にするのに十分に大きい。
固定具アセンブリ100を組み立てるには、第1の締付具アセンブリ120を、シャフト110の近位端部114から遠位端部112シャフト110へ摺動させて、フランジ116の底部に到達させる。第1の締付具アセンブリ120は、歯付ロック半部148がシャフト100の近位端部114に面するように整列される。次に、付勢部材160の少なくとも一部分がばねキャビティ146内に着座するように、付勢部材160をシャフト110に沿って摺動させる。
次いで、第2の締付具アセンブリ150を、シャフト110の近位端部114から第1の締付具アセンブリ120に向かって摺動させる。第2の締付具アセンブリ150は、歯付ロック半部148がシャフト100の遠位端部112に面するように整列され、よって、付勢部材160の少なくとも残りの部分が第2の締付具アセンブリ150のばねキャビティ146内に着座され、また、第2の締付具アセンブリ150の歯付ロック半部148が第1の締付具アセンブリ120の歯付ロック半部148に面する。
ワッシャ162は、シャフト110上を摺動する。次いで、ラチェットアセンブリ170がシャフト110上を摺動し、よって、雌ねじ194がシャフト110の雄ねじ118に係合する。この時点で、キャビティ138、142は、ロッド50がキャビティ138の中へ摺動することを可能にし、また、ピン60がキャビティ142の中へ摺動すること可能にし、さらに、第2の締付具アセンブリ150が第1の締付具アセンブリ120に対して軸方向に回転することを可能にするのに十分に大きい。
この状態において、外科医は、ロッド50及びピン60を固定具アセンブリ100に対して所望の位置の整列させることができる。外科医は、次いで、ラチェットアセンブリ170をシャフト110に沿って遠位方向にさらに摺動させることによってラチェットアセンブリ170を一時的に締め付け、次いで、ラチェットハウジング182の平坦表面196にレンチまたは他のコート(court)印加装置(図示せず)を適用して、ラチェットハウジング182をシャフト110に対して回転させることによって固定具アセンブリ100の最終的な締め付けを行うことができる。
ラチェットアセンブリ170は、バー50及び/またはピン60への締付具アセンブリ120、150の迅速な適用を可能とする。ラチェットアセンブリ170はまた、外科医が固定具100をバー50(複数可)及びピン60(複数可)と共に組み立てる間に、固定具アセンブリ100を一時的に締め付けるための迅速な方法も提供する。セットされると、例えば電動の、トルク制限アダプタを使用して、ラチェットアセンブリ170の最終的な締め付けを適用することができる。
1つの実施形態によれば、例えば1つ以上の折れた骨の部位において、外部固定具システムを設置する方法は、1つ以上のピン60を罹患した骨(例えば、骨折部の反対側)の中へ挿入することと、1つ以上の固定具アセンブリ100を各ピン60に取り付けることと、隣接する固定具アセンブリ100の間に1つ以上のロッド50を接続することによって、1つ以上のピン60を隣接するピン60に固定することと、を含むことができる。例えば複数の骨または複数の骨折部を架橋するために、構築物を延伸することが必要である場合、同じ固定具アセンブリ100を同様に使用して、2つ以上のロッド50を共に接続することができる。
外部固定具アセンブリ200(「固定具アセンブリ200」)の代替の実施形態が、図6〜図10に示される。図6は、患者の隣接する骨70、72を固定し、安定させるために、ロッド50及びピン60の両方と共に使用している固定具アセンブリ200を示す。図7は、2つのロッド50を略平行の配設で固定するために使用されている固定具アセンブリ200を示し、一方で、図7Aは、単一のロッド50及び単一のピン60を傾斜した配置で固定するために使用されている固定具アセンブリ200を示す。
図8に示される固定具アセンブリ200の分解図、及び図9に示される断面図を参照すると、固定具アセンブリ200は、第1の連結端部204及び第1の自由端部206を有する第1のシャフト202を含む。第1の連結端部204は、外径D1を有する。第1の自由端部206は、外径D1よりも細い直径を有する。第1の連結端部204は、略平坦面208及び略凸状外面209を有する第1のリップ207において終結する。第1の長手方向軸210は、第1のシャフト202の長さに沿って延在する。
同様に、第2のシャフト212は、第2の連結端部214と、第2の自由端部216とを有する。第2の連結端部214は、外径D2を有する。第2の自由端部216は、外径D2よりも細い直径を有する。第2の連結端部214は、略平坦面218及び略凸状外面219を有する第2のリップ217において終結する。第2の長手方向軸220は、第2のシャフト212の長さに沿って延在する。
連結器230は、第1の連結端部204及び第2の連結端部214をその中で枢動可能に保持する。連結器230は、第1の連結端部204の略凸状外面209を受容するように輪郭形成された凹状接合面234を有する、第1のカップ、またはクラムシェル部分232を含む。加えて、第1のクラムシェル部分232は、直径D3を有する開口部236を有し、よって、第1の連結端部204の外径D1が直径D3よりも小さいが、第1のリップ207が開口部236のサイズよりも大きく、よって、第1のシャフト202が開口部236を通って挿入されるときに、第1のリップ207が第1のクラムシェル部分232内に保持される。
同様に、連結手段230はまた、第2の連結端部214の略凸状外面219を受容するように輪郭形成された凹状接合面244を有する、第2のカップ、またはクラムシェル部分242も含む。加えて、第2のクラムシェル部分242は、直径D4を有する開口部246を有し、よって、第2の連結端部214の外径D2が直径D4よりも小さいが、第2のリップ217が開口部246のサイズよりも大きく、よって、第2のシャフト212が開口部246を通って挿入されるときに、第2のリップ217が第2のクラムシェル部分242内に保持される。
例示的な一実施形態において、第1のクラムシェル部分232は、雌ねじ238を含み、第2のクラムシェル部分242は、合致する雄ねじ248を含み、よって、第1のクラムシェル部分232を第2のクラムシェル部分242にねじ式に接続することができる。随意に、第1のクラムシェル部分232が第2のクラムシェル部分242から分離することを防止するために、第1のクラムシェル部分232は、雌ねじ238及び雄ねじ248の接続部において第2のクラムシェル部分242に溶接すること、または別様には永続的に固定することができる。
本明細書において使用するとき、「内側」という用語は、連結器230に向かう方向を定義するために使用され、「外側」という用語は、連結手段230から離れる方向を定義するために使用される。第1の締付具アセンブリ250は、連結器230と第1のシャフト202の第1の自由端部206との間で第1のシャフト202上に配置される。第1の締付具アセンブリ250は、連結器230に近接して配置された第1の内側締付部材252を含む。第1の内側締付部材252は、第1の内側スロット260を有する。第1の内側スロット260は、シャフト端部263に位置する開口端部262と、指状突起端部265に位置する盲端部264とを有する。指状突起端部265は、90°を超える円弧で延在する円弧状切欠266を含む。ドリル通路268は、盲端部264の形成を可能にするように、指状突起端部265を斜めに通って延在する。
第1の内側締付部材252はまた、第1の内締付部材252が凹状接合部234の少なくとも一部に沿って摺動できるように、第1のクラムシェル部分232の凹状接合部234に係合する凹状表面269も含む。加えて、第1の内側締付部材252は、第1のシャフト202がそこを通過することを可能にするようにサイズ決定された貫通開口部270を含む。貫通開口部270は、貫通開口部270と第1のシャフト202との間に最小限の隙間が存在するようにサイズ決定される。
第1の締付具アセンブリ250は、第1の自由端部206に近接して配置された第1の外側締付部材272をさらに含む。第1の外側締付部材272は、第1の外側スロット280を有する。第1の外側スロット280は、シャフト端部283に位置する開口端部282と、指状突起端部285に位置する盲端部284とを有する。指状突起端部285は、90°を超える円弧で延在する円弧状切欠286を含む。ドリル通路288は、盲端部284の形成を可能にするように、指状突起端部285を斜めに通って延在する。第1の内側締付部材252の凹状表面269に類似して、第1の外側締付部材272はまた、凹状表面289も含む。加えて、第1の外側締付部材272は、第1のシャフト202の自由端部206がそこを通過することを可能にするようにサイズ決定された貫通開口部290を含む。
例示的な一実施形態において、第1の外側締付部材272は、一般に、横軸291を挟んで第1の内側締付部材252の鏡像である。第1の内側締付部材252及び第1の外側締付部材272がシャフト202上に組み立てられるとき、図9に示されるように、保持キャビティ292が、指状突起端部265と指状突起端部285との間に形成される。保持キャビティ292は、180°を超える円弧で延在する壁部分を有する。例示的な一実施形態において、保持キャビティ292は、その中へのロッド50の挿入を可能にするようにサイズ決定される。
第1の付勢部材294は、第1の内側スロット260及び第1の外側スロット280内に配置される。例示的な一実施形態において、第1の付勢部材294は、第1の付勢部材294が第1の内側締付部材252を第1の外側締付部材272に向かって付勢するように、第1の内側スロット260の盲端部264の中へ挿入される第1の端部296、及び第1の外側スロット280の盲端部284の中へ挿入される第2の端部297を有するC字形状のばねである。
第1のワッシャ295は、第1のシャフト202を覆うように、かつ第1の外側締付部材272に対して配置される。第1のワッシャ295は、凹状表面289と係合するための、輪郭形成された内側表面297を有する。ナット298は、第1のシャフト202上へねじ込み、第1の締付具アセンブリ250を連結器230に対して固定する。
第1の締付具アセンブリ250に類似して、第2の締付具アセンブリ350は、連結器230と第2の自由端部216との間で第2のシャフト212に配置されている。第2の締付具アセンブリ350は、連結器230に近接して配置された第2の内側締付部材352を含む。第2の内側締付部材352は、第2の内側スロット360を有する。第2の内側スロット360は、シャフト端部363に位置する開口端部362と、指状突起端部365に位置する盲端部364とを有する。指状突起端部365は、90°を超える円弧で延在する円弧状切欠366を含む。ドリル通路368は、盲端部364の形成を可能にするように、指状突起端部365を斜めに通って延在する。
第2の内側締付部材352はまた、第2の内締付部材352が凹状接合部334の少なくとも一部に沿って摺動できるように、第2のクラムシェル部分242の凹状接合部334に係合する凹状表面369も含む。加えて、第2の内側締付部材352は、第2のシャフト212がそこを通過することを可能にするようにサイズ決定された貫通開口部370を含む。貫通開口部370、貫通開口部370と第2のシャフト212との間に最小限の隙間が存在するようにサイズ決定される。
第2の締付具アセンブリ350は、第2の自由端部216に近接して配置された第2の外側締付部材372をさらに含む。第2の外側締付部材372は、第2の外側スロット380を有する。第2の外側スロット380は、シャフト端部383に位置する開口端部382と、指状突起端部385に位置する盲端部384とを有する。指状突起端部385は、90°を超える円弧で延在する円弧状切欠386を含む。ドリル通路388は、盲端部384の形成を可能にするように、指状突起端部385を斜めに通って延在する。第2の内側締付部材352の凹状表面369に類似して、第2の外側締付部材372はまた、凹状表面389も含む。加えて、第2の外側締付部材372は、第2のシャフト212の自由端部216がそこを通過することを可能にするようにサイズ決定された貫通開口部390を含む。
例示的な一実施形態において、第2の外側締付部材372は、一般に、横断軸391を挟んで第2の内側締付部材352の鏡像である。第2の内側締付部材352及び第2の外側締付部材372がシャフト212上に組み立てられるとき、図9に示されるように、保持キャビティ392が、指状突起端部365と指状突起端部385の間に形成される。保持キャビティ392は、180°を超える円弧で延在する壁部分を有する。例示的な一実施形態において、保持キャビティ392は、その中へのピン60の挿入を可能にするようにサイズ決定される。
第2の付勢部材394は、第2の内側スロット360及び第2の外側スロット380内に配置される。例示的な一実施形態において、第2の付勢部材394は、第2の付勢部材394が第2の内側締付部材352を第2の外側締付部材372に向かって付勢するように、第2の内側スロット360の盲端部364の中へ挿入される第1の端部396、及び第2の外側スロット380の盲端部384の中へ挿入される第2の端部397を有するC字形状のばねである。
第2のワッシャ395は、第2のシャフト212を覆うように、かつ第2の外側締付部材372に対して配置される。第2のワッシャ395は、凹状表面389と係合するための、輪郭形成された内側表面397を有する。ナット398は、第2のシャフト212上へねじ込まれて、第2の締付具アセンブリ350を連結器230に対して固定する。
固定具アセンブリ200を組み立てるには、第1のリップ207が第1のクラムシェル部分232及び第2のシャフト212に着座するように、第1のシャフト202を第1のクラムシェル部分232の中へ挿入し、そして、第2のリップ217が第2のクラムシェル部分242に着座するように、第2のシャフト212が第2のクラムシェル部分242の中へ挿入する。次いで、第1のクラムシェル部分232及び第2のクラムシェル部分242を、互いに対して確実に固定する。
第1の内側締付部材252及び第1の外側締付具272を、第1の内側スロット260及び第1の外側スロット280が互いに整列され、第1の締付具アセンブリ250を形成するように、互いに隣り合わせに配置する。次いで、第1の付勢部材294を、第1の付勢部材294の第1の端部296が第1の内側スロット260の盲端部264の中へ挿入され、付勢部材294の第2の端部297が第1の外側スロット280の盲端部284の中へ挿入されるように、第1の内側スロット260及び第1の外側スロット280を通して挿入し、それによって、第1の内側締付部材252及び第1の外側締付部材272を互いに固定し、そして、圧縮力を提供して、第1の内側締付部材252の指状突起端部265及び第1の外側締付部材272の指状突起端部285を互いに向かって付勢する。
次いで、第1の締付具アセンブリ250を第1のシャフト202の上を摺動させ、よって、第1のシャフト202が貫通開口部270、290を通って延在し、第1のシャフト202が第1の内側スロット260及び第1の外側スロット280を通って延在し、よって、第1のシャフト202が第1の内側スロット260及び第1の外側スロット280内で第1の付勢部材294を保持する。ワッシャ295を第1のシャフト202の上を摺動させ、次いで、ナット298を第1のシャフト202の上へねじ込み、第1の締付具アセンブリ250を連結器230に対して固定する。
同様に、第2の内側締付部材352及び第2の外側締付具372を、第2の内側スロット360及び第2の外側スロット380が互いに整列され、第2の締付具アセンブリ350を形成するように、互いに隣り合わせに配置する。次いで、第2の付勢部材394を、第2の付勢部材394の第1の端部396が第2の内側スロット360の盲端部364の中へ挿入され、付勢部材394の第2の端部397が第2の外側スロット380の盲端部384の中へ挿入されるように、第2の内側スロット360及び第2の外側スロット380を通して挿入し、それによって、第2の内側締付部材352及び第2の外側締付部材372を互いに固定し、そして、圧縮力を提供して、第2の内側締付部材352の指状突起端部365及び第2の外側締付部材372の指状突起端部385を互いに向かって付勢する。
次いで、第2の締付具アセンブリ350を第2のシャフト212の上を摺動させ、よって、第2のシャフト212が貫通開口部370、390を通って延在し、第2のシャフト212が第2の内側スロット360及び第2の外側スロット280を通って延在し、よって、第2のシャフト212が第2の内側スロット360及び第2の外側スロット380内で第2の付勢部材394を保持する。ワッシャ395を第2のシャフト212の上を摺動させ、次いで、ナット398を第2のシャフト212の上へねじ込み、第2の締付具アセンブリ350を連結器230に対して固定する。
ロッド50は、保持キャビティ292の中へ挿入することができる。保持キャビティ292が、180°を超える円弧を画定する壁部分を有するので、ロッド50が保持キャビティ292内にあると、付勢部材294の圧縮作用及びナット298の締め付けが、ロッド50を保持キャビティ292内で確実に保持する。
同様に、ピン60は、保持キャビティ392の中へ挿入することができる。保持キャビティ392が、180°を超える円弧を画定する壁部分を有するので、ピン60が保持キャビティ392内にあると、付勢部材394の圧縮作用及びナット298の締め付けが、ピン60を保持キャビティ392内で確実に保持する。
第1のシャフト210を中心に第1の締付具アセンブリ250を回転させるために、ナット298を十分に緩めて、そのような回転を可能にすることができる。第1の付勢部材294の圧縮作用は、第1の締付具アセンブリ250内でのロッド50の保持に悪影響を及ぼすことなく、ロッド50を保持キャビティ292内で保持して、そのような回転を可能にする。
同様に、第2のシャフト220を中心に第2の締付具アセンブリ350を回転させるために、ナット398を十分に緩めて、そのような回転を可能にすることができる。第2の付勢部材394の圧縮作用は、第2の締付具アセンブリ350内でのピン60の保持に悪影響を及ぼすことなく、ピン60を保持キャビティ392内で保持して、そのような回転を可能にする。
加えて、第1の連結端部204の直径D1が第1のクラムシェル部分232の開口部236の直径D3よりも小さく、かつ第2の連結端部214の直径D2が第2のクラムシェル部分242の開口部246の直径D4よりも小さいので、第1のシャフト202の第1の長手方向軸210は、必ずしも第2のシャフト212の第2の長手方向軸220と共線である必要はない。図10に示されるように、第1の長手方向軸210は、第2の長手方向軸220に対して斜角βで延在し、第1の締付具アセンブリ250が第2の締付具アセンブリ350に対して角度的に枢動することを可能にし、それによって、第2の締付具アセンブリ350に対する第1の締付具アセンブリ250の角度調整を可能にする。図7Aは、そのような角度調整の一実施例を示す。
1つの実施形態によれば、例えば1つ以上の骨折した部位において、外部固定具システムを設置する方法は、骨折部の片側において第1のピン60を罹患した骨の中へ挿入することと、骨折部の反対側において第2のピン60を挿入することと、第1の固定具アセンブリ200を第1のピン60に取り付け、第2の固定具アセンブリ200を第2のピン60に取り付けることと、第1の締付具アセンブリ250または第2の締付具アセンブリ350を、第1の締付具アセンブリ250または第2の締付具アセンブリ350のもう一方に対して、ロッド50を受容するための位置に連接することと、第1及び第2のピン60を共に固定するために、第1の固定具アセンブリ200と第2の固定具アセンブリ200との間でロッド50を接続することと、を含むことができる。例えば複数の骨または複数の骨折部を架橋するために、構築物を延伸することが必要である場合、第3の固定具アセンブリ200を連接し、位置付けて、ロッド50を追加のロッド50に固定し、接続することができる。
図11は、隣接する骨を固定するために使用されている、第3の例示的な実施形態による外部固定具アセンブリの上面斜視図である。外部固定具アセンブリ300は、先の実施形態に類似する特徴を備え、第1の締付具アセンブリ320と、第2の締付具アセンブリ350と、ラチェットアセンブリ370と、構成要素の各々を通って延在するシャフト310とを含む。第1の締付具アセンブリ320は、下側部材321’に動作可能に取り付けられた上側部材324’を備え、それによって、1つ以上のピンまたはロッドを受容するための一対のスロットを形成する。同様に、第2の締付具アセンブリ350は、下側部材321に動作可能に取り付けられた上側部材324を備え、それによって、1つ以上のピンまたはロッドを受容するための一対のスロットを形成する。しかしながら、本実施例において、1つ以上のピンまたはロッドを受容するためのスロットのうちの少なくとも1つは、1つ以上の平坦表面によって形成される(図12に示す)。このような平坦表面を提供することによって、これは、スロット内に挿入される任意のピンまたはロッドの挿入及び除去の両方を容易にする、明確に成形されたスロットを好都合に提供する。
いくつかの実施形態において、第1の締付具アセンブリ320は、第1の下向き凹状部分336’及び第2の下向き凹状部分340’を有する上側部材324’を備える。いくつかの実施形態において、第1の下向き凹状部分336’及び第2の下向き凹状部分340’は、U字形状またはV字形状である。加えて、第1の締付具アセンブリ320は、第1の上向き凹状部分330’及び第2の上向き凹状部分331’を有する下側部材321’をさらに備える。いくつかの実施形態において、第1の上向き凹状部分330’及び第2の上向き凹状部分331’は、U字形状またはV字形状である。いくつかの実施形態において、第1の下向き凹状部分336’は、第1の上向き凹状部分330’に面し、それによって、ロッドまたはピンを受容するための第1のスロットを第1の締付具アセンブリに形成する。いくつかの実施形態において、第2の下向き凹状部分340’は、第2の上向き凹状部分331’に面し、それによって、ロッドまたはピンを受容するための第2のスロットを第1の締付具アセンブリに形成する。いくつかの実施形態において、第1の締付具アセンブリ320の第1のスロット及び第2のスロットは、同じサイズである。他の実施形態において、第1の締付具アセンブリ320の第1のスロット及び第2のスロットは、異なるサイズである。
いくつかの実施形態において、第2の締付具アセンブリ350は、第1の下向き凹状部分336及び第2の下向き凹状部分340を有する上側部材324を備える。いくつかの実施形態において、第1の下向き凹状部分336及び第2の下向き凹状部分340は、U字形状またはV字形状である。加えて、第2の締付具アセンブリ350は、上向き平坦部分330及び上向き凹状部分331をさらに備える。いくつかの実施形態において、第1の下向き凹状部分336は、第1の上向き平坦部分330に面し、それによって、ロッドまたはピンを受容するための第1のスロットを第2の締付具アセンブリに形成する。いくつかの実施形態において、第2の下向き凹状部分340は、第2の上向き凹状部分331に面し、それによって、ロッドまたはピンを受容するための第2のスロットを第2の締付具アセンブリに形成する。
図12は、図11の外部固定具アセンブリの締付具アセンブリの拡大図である。この図から、締付具アセンブリ350が、どのように、ロッドまたはピンを受容するための第1のスロットと、ロッドまたはピンを受容するための第2のスロットとを含むのかが分かり、第1のスロットは、第2のスロットとは異なる。締付具アセンブリ350の第1のスロットは、上向き平坦部分330に対向する第1の下向き凹状部分336によって形成され、一方で、締付具アセンブリ350の第2のスロットは、上向き凹状部分331に対向する第2の下向き凹状部分340によって形成される。換言すれば、第1のスロットは、平坦表面に対向する単一の円弧によって形成され、一方で、第2のスロットは、対向する2つの円弧によって形成される。
図12に示されるように、第1のスロットは、平坦部分330と凹状部分336との間に延在する平坦表面332、334をさらに含み、それによって、該部分を接続して、第1のスロットを形成する。平坦表面を有する第1のスロットを提供することによって、これは、ロッドまたはピンを容易に挿入することができるだけでなく、第1のスロットから容易に除去することもできるスロットを好都合に作成する。図12に示されるように、第2のスロットは、第2の下向き凹状部分340が上向き凹状部分331に移行することによって形成され、それによって、2つの円弧で形成されたスロットを形成する。
図13は、隣接する骨を固定するために使用されている、第4の代表的な実施形態による外部固定具アセンブリの上面斜視図である。外部固定具アセンブリ400は、先の実施形態に類似する特徴を備え、第1の締付具アセンブリ420と、第2の締付具アセンブリ450と、ラチェットアセンブリ470と、構成要素の各々を通って延在するシャフト410とを含む。第1の締付具アセンブリ420は、下側部材421’に動作可能に取り付けられた上側部材424’を備え、それによって、1つ以上のピンまたはロッドを受容するための一対のスロットを形成する。しかしながら、第2の締付具アセンブリ450は、下側部材421に動作可能に取り付けられた上側部材424を備え、それによって、単一のロッドを受容するための単一のスロットのみが形成される。図13に示されるように、単一のスロットは、ロッド/ピンフリー区間433に対向する。換言すれば、第1の締付具アセンブリ420及び第2の締付具アセンブリ450を含む外部固定具400は、1つ以上のピンまたはロッドを受容するための合計3つのスロットを含む。ロッドを受容するための単一のスロットを有する第2の締付具アセンブリ450を提供することによって、これは、より単純な接続機構を好都合に提供し、手術中に外科医が混同する危険性を好都合に低減させる。
図14は、図13の外部固定具アセンブリの一対の締付具アセンブリの拡大図である。この図から、締付具アセンブリ450が、どのように、ロッド/ピンフリー区間433に対向する、ロッドを受容するための第1のスロットを含むのかが分かる。締付具アセンブリ450の第1のスロットは、第1の上向き凹状部分430に対向する第1の下向き凹状部分436によって形成される。ロッド/ピンフリー区間433は、互いに対してV字形状の開口部を形成する2つの平坦表面437、439で形成される。2つの平坦表面437、439は、ロッド及びピンのどちらも、それらの間に形成された凹部に保持されない(またはいくつかの場合において、受容されない)ようにサイズ決定され、成形される。
締付具アセンブリ450とは対照的に、締付具アセンブリ420は、1つ以上のロッド及び/またはピンを受容するための2つの対向するスロットを含む。第1のスロットは、第1の上向き凹状部分430’に対向する第1の下向き凹状部分436’で形成され、一方で、第2のスロットは、第2の上向き凹状部分431’に対向する第2の下向き凹状部分440’で形成される。図14に示されるように、ロッドを受容するための第1のスロットは、ピンを受容するための第2のスロットよりも大きい。
図15は、いくつかの実施形態による、第1の締付具アセンブリと第2の締付具アセンブリとの間の接合面の正面図である。第1の締付具アセンブリ120は、上方に延在する歯付ロック半部148を備え、一方で第2の締付具アセンブリ150は、下方に延在する歯付ロック半部を備える。いくつかの実施形態において、第1の締付具アセンブリ120は、雌嵌合特徴の形態で上向きに延在する歯付ロック半部148を備え、一方で、第2の締付具アセンブリ150は、雌嵌合特徴に受容される雄嵌合特徴の形態で下向きに延在する歯付ロック半部148を備える。いくつかの実施形態において、下方に延在する歯付ロック半部148及び上方に延在する歯付ロック半部はどちらも、斜状星形噛合手段の形態で溝を備える。ロック半部148の両方が互いに係合されたとき、斜状星形噛合手段が互いに係合し、しれによって、第1の締付具アセンブリ120と第2の締付具アセンブリ150との間の相対的な回転が防止される。加えて、好都合に、雄嵌合特徴及び雌嵌合特徴のギザギザ部分はまた、締め付ける時点で、星形噛合手段の溝が自己整列することも可能にする。第1の締付具アセンブリ120及び第2の締付具アセンブリ150が締め付けられると、(図18に示されるように)斜状星形噛合手段が完全に密着され、外部から視認できない。本明細書で開示される斜状星形噛合手段は、上記の外部固定具の任意の実施形態と共に使用することができる。
図16は、図15の第1の締付具アセンブリ及び第2の締付具アセンブリの断面図を示す。この図から、第2の締付具アセンブリ150が、どのように、内部斜状星形噛合手段の形態で歯付ロック半部148を含むことが分かる。第2の締付具アセンブリ150の斜状星形噛合手段は、上で述べたように、第1の締付具アセンブリ120の斜状星形噛合手段に係合する。
図17は、いくつかの実施形態による、歯付ロック半部の歯の拡大図である。歯付ロック半部148の歯147は、締付具アセンブリ150のシャフト(例えば、シャフト110)を受容するための開口部の周囲に同心円状に配設され、それによって、斜状星形噛合手段を形成する。いくつかの実施形態において、歯147は、開口部の周囲に連続的に形成され、一方で、他の実施形態において、歯147は、開口部の周囲に断続的に形成される。
図18は、いくつかの実施形態による、完全に締め付けた構築物の第1の締付具アセンブリ及び第2の締付具アセンブリの拡大図である。完全に締め付けた構築物において、第1の締付具アセンブリ120及び第2の締付具アセンブリ150は、それらの星形噛合手段が視認できないように互いに係合される。好都合に、斜状星形噛合手段は、締付具アセンブリが、互いに対する回転に抵抗することを可能にする。加えて、この斜状星形噛合手段はまた、締付具アセンブリが締め付けられるたびに、強固で安定した保持を提供する。
図19は、いくつかの実施形態に従って上記の外部固定具のうちのいずれかと共に使用されるロッドの側面図である。ロッド50は、生体適合性材料で形成することができる。いくつかの実施形態において、ロッド50は、炭素繊維で形成される。いくつかの実施形態において、ロッド50は、追加の材料で被覆して、MRIの使用にさらに適合させることができる。
図20は、いくつかの実施形態に従って上記の外部固定具のうちのいずれかと共に使用されるピンの側面図である。ピン60は、近位部分61及び遠位部分62で構成することができる。近位部分61は、ハンドヘルド器具への迅速な接続を可能にする、1つ以上の溝または特徴を備えることができる。いくつかの実施形態において、近位部分61は、AO迅速接続アダプタを備える。遠位部分62は、骨に挿入することができる1つ以上のねじ山を備えることができる。いくつかの実施形態では、2つ以上のピンが、上で説明した外部固定具のうちのいずれかと共に使用される。ピンは、セルフタッピングピン、及び/またはセルフタッピング/セルフドリルピンとすることができる。いくつかの実施形態において、ピンは、好都合に、ピン周囲の感染を防止するために、ヒドロキシルアパタイト被覆を有する。ピンの長さ及び直径は、患者及び外科医の選択に応じて変更することができる。いくつかの実施形態において、ピンは、ピンの端部が切断された場合、それでも、別の器具(例えば、キーレスチャック)によって除去を容易に達成することができるように、その軸に沿って切り欠かれた溝を有することができるように提供される。当業者は、異なる種類のピンを上で説明した外部固定具のうちのいずれかと共に使用することができる。例えば、いくつかの実施形態において、2つのピンを外部固定具と共に使用することができ、それによって、第1のピンは、AO迅速接続アダプタを有し、一方で、第2のピンは、AO迅速接続アダプタを有しない。
図21は、足の骨と共に動作する、いくつかの外部固定具アセンブリの後面斜視図である。図22は、足の骨と共に動作する、いくつかの外部固定具アセンブリの正面斜視図である。これらの実施形態では、1つ以上の外部固定具アセンブリ400が、1つ以上のロッド50またはピン60と共に組み立てられて、足の骨を安定させる。いくつかの実施形態において、一対の外部固定具アセンブリ400は、そこを通して、脛骨74の中へ延在する1つ以上のピン60を受容する。これらの外部固定具アセンブリ400はまた、それらを下側外部固定具アセンブリ400に接続する1つ以上のロッド50も受容する。これらの下側外部固定具アセンブリ400は、踵骨(calcaneus)(または踵骨(heel bone))72の中へ延在する1つ以上のピン60を含む。当業者は、図21及び図22に示される構築物が限定的でないこと、ならびにロッド50及びピン60が、腓骨、足根骨、中足骨、及び/または指骨を含む、脚部もしくは足部の他の骨の中へ延在させることができることを認識するであろう。
本発明の本質を説明するために記述され、例示された部品の細部、材料、及び配設における様々な変更が、以下の特許請求の範囲において表される本発明の範囲から逸脱することなく、当業者によって行われ得ることがさらに理解されるであろう。