JP2018156178A - 画像処理装置、画像処理方法ならびにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】プリンタで印刷したチャートからプリンタの異常に起因するスジを検出する際、このスジとスキャン時に発生するスジとの区別をつけ、プリンタの異常に起因するスジを適切に検出する画像処理装置、画像処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】画像処理装置は、画像形成部と画像をライン毎に読取るスキャナとを有する画像処理装置であり、スキャナにより画像を読取り、取得した画像データから検出され、画像の第1の方向に沿った方向に伸びるスジ状画像の特徴量を取得する取得手段と、画像形成部によりチャート画像が形成された用紙をスキャナにより読取るためにスキャナの設置部に用紙を設置する方向を特徴量を用いて決定する決定手段と、方向に設置された用紙に形成されたチャート画像をスキャナによりライン毎に読取った画像データからスジ状画像を検出する検出手段とを有する。【選択図】図3
Description
本発明は画像形成装置及び画像形成装置の制御方法、プログラムに関するものである。
画像形成装置を長時間にわたり部品交換等のメンテナンスを行うことなく使用すると、現像器や感光体、クリーニング部材等が劣化し、印刷した画像に印刷時の紙搬送方向先端の辺に垂直な方向(第一の方向)に伸びるスジ等の異常が生じることがある。
このような劣化等により印刷された画像に発生するスジ等の異常は、センサ等を用いた自動検知が難しい。よって、ユーザからの指摘を受けてからサービスマンがユーザの元へ赴き、異常が発生した画像形成装置に対処するケースが多い。しかし、スジなどの異常は言葉で表現することが難しい。例えば「印刷した画像上にスジが発生した」といっても発生したスジの色やスジが画像上に発生する方向・位置・幅等の詳細な情報がわからないと、サービスマンはその原因を特定することができない。そのため、ユーザから「印刷した画像上にスジが発生した」との指摘を受けるとサービスマンはユーザの元に赴き、発生したスジの状態を確認する必要があった。
そして、サービスマンはスジが発生した原因となる故障箇所を予測して関係する部材を特定し、一度サービスの拠点に戻り、部材を入手してから再びユーザの元へ赴き、部材を交換していた。このようなやり取りを行うとサービスマンの移動にコストがかかるだけでなく、対応が終了するまで画像形成装置が使えなくなる。よって画像形成装置にてダウンタイムが発生し、ユーザの生産性を大きく低下させてしまう。
そこで、特許文献1では、プリンタで出力したチャートをスキャンし、スキャン画像を分割し、この分割領域に対して閾値処理を行ってスジ(白抜け)の有無を判定することでプリンタが故障しているか否かを診断する技術が開示されている。
チャートのスキャンをADF(Auto Document Feeder)で行った場合、スキャナの読み取り部のガラス面の汚れ等が原因で、チャートをスキャンして得られた画像データにスジ状の画像が発生することがある。そのため、プリンタの故障に起因するスジを解析する際にスキャナの読み取り部の汚れ等に起因するスジが発生すると、プリンタの故障に起因するスジとスキャナの読み取り部の汚れ等に起因するスジとが区別できない。よって、チャートをスキャンして得られる画像データを基に行われるプリンタの故障診断を適切に行うことができない可能性がある。
上記課題を解決すべく本画像処理装置は、画像を形成する画像形成部と、画像をライン毎に読み取るスキャナとを有する画像処理装置であり、前記スキャナにより画像をライン毎に読み取ることで取得した画像データから検出され、前記画像の第1の方向に沿った方向に伸びるスジ状画像の特徴量を取得する取得手段と、前記画像形成部によりチャート画像が形成された用紙を前記スキャナにより読み取るために前記スキャナの設置部に前記用紙を設置する方向を、前記取得手段により取得されたスジ状画像の特徴量を用いて決定する決定手段と、前記決定手段により決定された方向に設置された用紙に形成されたチャート画像を前記スキャナによりライン毎に読み取り、該読み取った画像データから前記チャート画像におけるスジ状画像を検出する検出手段と、
を有することを特徴とする。
を有することを特徴とする。
本発明によりスキャナの読み取り部の汚れ等に起因するスジ(スキャンスジ)の影響を受けずに、プリンタの故障に起因するスジ(プリンタスジ)を解析することが可能になる。さらに、プリンタスジの解析に影響をする程度のスキャンスジが発生している時にのみスキャン方法を指定することで、プリンタスジ解析時のユーザビリティの低下を防ぐことが可能になる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
本実施例では画像診断実行時にスキャンにより発生するスジの検出結果を取得し、その結果を用いてプリンタの故障に起因するスジを検出する。
図12は、本発明の実施例に係る画像形成装置の一例であるフルカラーのMFP(Multi Function Printer)の概略構成を示す図である。なお、実施例に係る画像形成装置は、モノクロのMFPであってもよい。
本実施例では画像診断実行時にスキャンにより発生するスジの検出結果を取得し、その結果を用いてプリンタの故障に起因するスジを検出する。
図12は、本発明の実施例に係る画像形成装置の一例であるフルカラーのMFP(Multi Function Printer)の概略構成を示す図である。なお、実施例に係る画像形成装置は、モノクロのMFPであってもよい。
図12において、101は画像形成装置の一例であるフルカラーのMFPであり、115は本実施例にて印刷手段として機能するプリンタである。プリンタ115には、シートに画像を形成する画像形成部1が配置され、プリンタ115上面にはスキャナ119が配置されている。更に、プリンタ115の下部には画像形成部1にシートを給送するカセット給送装置70が配置されている。
画像形成部1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)のトナー像を夫々ITBベルトである転写ベルト2に形成する4組のプロセスユニット3(Y,M,C,K)を有する。プロセスユニット3は、転写ベルト2の搬送方向上流側よりY,M,C,Kの順に直列に配置され、夫々の色のトナーを収める現像器4と、像担持体である感光体5とを夫々有し、いずれも同様の構造となっている。
プロセスユニット3が有する感光体5の近傍には、感光体5に対して一様な電位を与えるローラ帯電器6が配置され、感光体5の移動方向に対して直交する方向に感光体5表面に対峙するように取り付けられている。
プロセスユニット3の下方には、感光体5に像露光を行うレーザースキャナ7が配置されている。レーザースキャナ7は、レーザ発光したビームを偏向走査するポリゴンミラー7aや、レーザ光をドラム上でスポット結像させるための第一の結像レンズ7bを有する。また、レーザースキャナ7は、第一の結像レンズ7bを透過したレーザ光を所定の方向へ反射させる折り返しミラー7cを有し、各光学要素を支持・固定する光学ケースにより構成されている。
また、感光体5と対向し且つ転写ベルト2を間に挟んだ位置には、一次転写ローラ8が配置されている。画像形成部1にて画像形成するに当たっては、前述したレーザースキャナ7により、Y,M,C,K、各色の画像データが感光体5にそれぞれ像露光されると共に、現像器4によって感光体5上にトナー像が現像される。感光体5上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ8に電圧が印加されることによって転写ベルト2に転写される。なお、トナー像転写後に、感光体5上に残った転写残トナーは、ブレードにて回収を行うクリーニング装置9によって除去される。また、感光体5は、不図示の駆動源からの動力により、或いは転写ベルト2に従動することにより、図12の正面視で時計方向に回転される。
転写ベルト2は、転写駆動ローラ11、テンションローラ12、及び従動ローラ13により張架されている。転写ベルト2は、転写駆動ローラ11によって矢印方向(反時計方向)に巡回され、各感光体5に形成されたトナー画像が順次重ねて転写される。
また、MFP101は、図12に示すようなMFP101全体の制御を司る制御部(制御手段)75を備えている。制御部75は、不図示のCPU、RAM、ROM等を有したCPU回路部からなる。CPUはMFP101全体の基本制御を行うものであり、ROMはMFP101を総括的に制御する制御プログラム、例えば、スキャナ119を制御する制御プログラムや、画像形成部1を制御する制御プログラム等が格納されている。RAMは、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
一方、カセット給送装置70は、給紙カセット15を有し、給紙カセット15に保持されたシートSを搬送ローラ15Aによって搬送路Rに1枚ずつ搬送する。この搬送路Rにシートを搬送する方向が印刷時の紙搬送方向である。また、マルチ給紙トレイ16に保持されたシートSは、搬送ローラ16Aによって搬送路Rに1枚ずつ搬送される。カセット給送装置70又はマルチ給紙トレイ16から搬送路Rに搬送されたシートSは、搬送路Rの搬送方向下流側に配置されたレジストローラ17で一時停止される。レジストローラ17は、シートSを一時停止した後に転写ベルト2上に形成されたカラー画像の動作にタイミングを合わせて回転を始める。これにより、シートSが2次転写部Tへと達し、2次転写ローラ19に印加される正極性の転写バイアスによってカラー画像が2次転写される。
シートSは、カラー画像が2次転写された後、2次転写部Tから定着器20へと搬送され、この定着器20で加熱及び加圧されることによってカラー画像が定着される。ここで、上記2次転写された際の画像形成動作が片面印刷の設定の場合には、上記定着器20で定着された後、排紙ローラ21によって排紙トレイ22へと排紙される。また、上記2次転写された際の画像形成動作が両面印刷の場合には、シートSは、定着器20で一方の面にカラー画像が定着された後に排紙ローラ21によって反転部23へと搬送される。反転部23へと搬送されたシートSは、両面パス25によって表裏逆向きにされ、再び2次転写ローラ19によって他方の面にカラー画像が転写される。その後、上記他方の面に転写されたカラー画像が定着器20で定着されると、排紙ローラ21によって排紙トレイ22へと排紙される。なお、上記したシートSへの2次転写後に転写ベルト2上に残った転写残トナーは、クリーニング装置10によって除去される。
スキャナ119には、ADF100が上下方向に開閉回動可能な状態に設けられている。ADF100は、上方に原稿設置部としての給紙トレイ26を有し、給紙トレイ26近傍には、給紙ローラ27と、分離搬送ローラ28及び分離パッド29とが順に配置されている。また、設置された原稿を給紙トレイ26から搬送する搬送路上には、搬送ローラ対30及び上流リードローラ対31が同順に配置され、更に、その搬送方向下流には、プラテンガラス58を有した表面読取部32(以下プラテン32ともいう)が配置されている。
プラテン32の正面視上方には、白色のローラからなる表面読み取りローラ33が配置され、下方には画像読取ユニット35が配置されている。画像読取ユニット35は、原稿の表面に対して光を照射するランプ36、反射笠37、及びミラー39を有している。なお、原稿からの反射光は、ミラー39と、ミラーユニット40が有するミラー41,42とを介してレンズユニット43に導かれ、レンズユニット43によってラインセンサ18の受光部に結像されて光電変換されることによって原稿画像が読み取られる。画像の読み取りに用いられるラインセンサ18はCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Comlementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサから構成される。また、図12に示すMFPではラインセンサは固定されているが、ラインセンサ18が画像読取ユニット35と一体になっており、ラインセンサ18および画像読取ユニット35が読取ラインに垂直方向に移動可能であることとしてもよい。
給紙トレイ26からの搬送路におけるプラテン32の搬送方向下流には、白色のローラである裏面読み取りローラ45と、下流リードローラ対46及び排紙ローラ対47とが順に配置されている。また、裏面読み取りローラ45と下流リードローラ対46との間には、原稿の裏面の読み取り位置となる読取部49を有した裏面読取ユニット50が配置されている。
裏面読取ユニット50は、原稿の裏面に対して光を照射するランプ51と、ミラー52,53,55、レンズユニット56、イメージセンサ60とを有している。なお、原稿からの反射光は、ミラー52,53,55を介してレンズユニット56に導かれ、レンズユニット56によってイメージセンサ60の受光部に結像されて光電変換される。これによって、原稿画像が読み取られる。
スキャナ119は、ユーザによりプリンタ115の原稿台ガラス57(以下プラテンガラス57ともいう)上にセットされた原稿を、画像読取ユニット35を移動させて読み取る固定読みモードを有する。また、画像読取ユニット35を所定位置に停止させた状態で、給紙トレイ26にセットされた原稿をプリンタ115のプラテン32方向へ送り込んで搬送させながら読み取る流し読みモードを有する。固定読みモードでは原稿台ガラス57、流し読みモードでは給紙トレイ26が原稿を設置する設置部として機能する。
流し読みモードの際には、スキャナ119は、給紙トレイ26に設置された原稿をプラテン32及び読取部49に向かって搬送する。このとき、給紙トレイ26上の原稿は、給紙ローラ27によって順次その最上位側の原稿から給紙され、分離搬送ローラ28及び分離パッド29により一枚ずつに分離されて搬送される。分離搬送された原稿は、搬送ローラ対30及び上流リードローラ対31により、その表面の読み取り位置であるプラテン32へ搬送される。
プラテン32へと搬送される原稿は、その先端が上流リードローラ対31のニップ部に突き当てられてループが作られることにより、斜行取り及び先端レジ取りがなされる。その後、原稿は、裏面の読み取り位置である読取部49へと搬送され、その後下流リードローラ対46及び排紙ローラ対47によって排紙トレイ59上に排紙される。
なお、プラテンガラス57上に設置された原稿の画像を読み取る固定読みモードの場合には、画像読取ユニット35を不図示の原稿セット基準から図12の右方向に移動させながら原稿を読み取るようにする。そして、流し読みモードで読み取りを行う場合の原稿の突き当て部分には、スキャナ119での原稿読み取りの白基準となる白基準部材61がプラテンガラス57上に設けられている。
以下、流し読みモードはADF(Auto Document Feeder)を用いたスキャン、固定読みモードは圧板スキャンと言う。
以下、流し読みモードはADF(Auto Document Feeder)を用いたスキャン、固定読みモードは圧板スキャンと言う。
図1は本実施例におけるシステムの構成図である。C、M、Y、Kの4色のトナーを用いるMFP101はネットワーク123を介して他のネットワーク対応機器と接続される。また、PC124はネットワーク123を介してMFP101と接続されている。PC124内のプリンタドライバ125はMFP101へ印刷データを送信する。
MFP101について詳細に説明する。ネットワークI/F122はPC124等の他のネットワーク対応機器とネットワーク123を介して印刷データ等の授受を行う。コントローラ102はCPU103やレンダラ112、画像処理部114で構成される。CPU103のインタプリタ104は受信した印刷データのPDL(ページ記述言語)部分を解釈し、中間言語データ105を生成する。
そして、CMS(Color Management System)106およびCMS109は、後述するプロファイル情報を用いて中間言語データ105の色変換を行い、中間言語データ(CMS後)111を生成する。
CMS106では、ソースプロファイル107及びデスティネーションプロファイル108を用いて色変換を行い、中間言語データ(CMS後)111を生成する。
ソースプロファイル107はRGBやCMYK等のデバイスに依存する色空間をCIE(国際照明委員会)が定めたL*a*b*(以下、Lab)やXYZ等のデバイス非依存の色空間に変換するためのプロファイルである。XYZはLabと同様にデバイス非依存の色空間であり、3種類の刺激値で色を表現する。デスティネーションプロファイル108はデバイス非依存色空間をプリンタ115等のデバイスに依存したCMYK色空間に変換するためのプロファイルである。
一方、CMS109ではデバイスリンクプロファイル110を用いて中間言語データ105の色変換を行い、中間言語データ(CMS後)111を生成する。デバイスリンクプロファイル110はRGBやCMYK等のデバイス依存色空間をプリンタ115等のデバイスに依存したCMYK色空間に直接変換するためのプロファイルである。
CMS106またはCMS109のどちらが用いられるかはユーザがプリンタドライバ125において行った設定により決定される。
本実施例ではソースプロファイル107、デスティネーションプロファイル108、デバイスリンクプロファイル110の種類によってCMS106及びCMS109を分けている。しかし、1つのCMSで複数種類のプロファイルを扱うこととしてもよい。また、プロファイルの種類は本実施例で挙げた例に限らず、プリンタ115等のデバイス依存CMYK色空間へ変換された中間言語データ(CMS後)111を生成するものであればどのような種類のプロファイルでもよい。
レンダラ112は生成した中間言語データ(CMS後)111からラスター画像113を生成する。
画像処理部114はラスター画像113やスキャナ119で読み込んだ画像に対して画像処理を行う。画像処理部114について詳細は図3を用いて後述する。
コントローラ102と接続されたプリンタ115はC、M、Y、Kのトナーを用いて紙上に画像を形成するプリンタである。プリンタ115はCPU127によって制御され、紙の給紙を行う給紙部116と出力データを形成した紙を排紙する排紙部117を持つ。
表示装置118は後述する画像診断処理において、ユーザへの指示を表示する画面やMFP101の状態をユーザに通知する画面を表示する。また、表示装置118は画像診断処理に限らず、コピーやスキャンなどMFP101の有する機能の設定を行う時にユーザへの指示を表示する画面やMFP101の状態をユーザに通知する画面を表示する。
スキャナ119はADF100を含むスキャナである。スキャナ119は束状のあるいは一枚の原稿画像を光源で照射し、原稿反射像をレンズでCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子で構成されるラインセンサ上に結像する。そして、ラインセンサと平行なラインを読み取りラインとし、ライン毎にラスター状の画像読み取り信号を画像データとして得る。
入力装置120はユーザからの入力を受け付けるためのインタフェースである。一部の入力装置はタッチパネルとなっており、表示装置118と一体である。
記憶装置121はコントローラ102で処理されたデータやコントローラ102が受け取ったデータ等を保存する。
画像診断部126はユーザから画像診断処理を行うよう指示があった時に、異常画像検
出用のチャート画像を印刷し、印刷したチャート画像をスキャンしたラスター画像113を用いてスジ検出/故障部品推定処理を実行することで画像診断処理を行う。処理の詳細については後述する。
出用のチャート画像を印刷し、印刷したチャート画像をスキャンしたラスター画像113を用いてスジ検出/故障部品推定処理を実行することで画像診断処理を行う。処理の詳細については後述する。
サーバ128はネットワーク130およびネットワーク123を介してMFP101とつながっている。図2は、MFP101とサーバ128が異なる建物に設置されるなどサーバ128とMFP101が遠く離れた環境に設置されており、複数のネットワークを介して接続されている場合を表している。サーバ128とMFP101は図2のように複数のネットワークを介して繋がれていてもよいし、ひとつのネットワークを介して繋がれていてもよい。また、本実施例では、サーバ128とつながっているMFPはMFP101のみであるが、サーバ128が複数のMFPと接続し、サーバ128がそれらの情報を管理するようにしてもよい。診断結果表示部129は画像診断部126から故障部品の推定結果等の情報を受け取り、故障部品や故障に対応するコード等の推定結果を表示し、サービスマン等に通知する。
次に画像処理部114が行う処理の流れについて図2を用いて説明する。図2はPC124等から投入された画像から得られるラスター画像113やスキャナ119で読み込んだ画像に対して行う画像処理の流れを示している。図2の処理は画像処理部114内にある不図示のASIC(Application Specific Integrated Circuit)が実行することにより実現される。
ステップS201にて、画像処理部114が受け取った画像データがスキャナ119で読み込んだスキャンデータかプリンタドライバ125から送られたラスター画像113かを判別する。
画像処理部114が受け取った画像データがスキャンデータではない場合、受け取った画像データはレンダラ112によってビットマップ展開されたラスター画像113である。展開されたラスター画像113はCMSによってプリンタデバイスに依存するCMYKに変換された後のCMYK画像210であるとして、画像処理部114が以降の処理を行う。
画像処理部114が受け取った画像データがスキャンデータの場合は、RGB画像202に対して、ステップS214にてスキャンスジ検出処理を行い、スキャンスジ検出結果215を保存する。スキャンスジとは、スキャン時に画像上に発生したスジ状画像のことである。スキャンスジ検出処理とこの検出処理による検出結果の詳細については後述する。なお、スキャナ119にて用紙の表面と裏面を同時に読み取った場合は、読取ユニットがそれぞれ異なるため個別にスキャンスジ検出結果を保存する。
次にスキャンスジ検出結果215を用いてステップS216にてスキャンスジを補正する処理を行う。スジの位置/幅の情報を用いて周囲の画素を使って補間することでスジを補正する。この処理については後述する。
次にステップS203にて色変換処理を行い、共通RGB画像204を生成する。共通RGB画像204とはデバイスに依存しないRGB色空間で定義されている。この色変換処理により、演算によってスキャンデータをLab等のデバイス非依存色空間のデータに変換することが可能である。
一方、ステップS205にて文字判定処理を行い、文字判定データ206を生成する。ここでは画像のエッジ等を検出して文字判定データ206を生成する。
次にステップS207にて共通RGB画像204に対して文字判定データ206を用いてフィルタ処理を行う。文字判定データ206を用いて文字部とそれ以外で異なるフィルタ処理を行う。そしてステップS208にて下地飛ばし処理を行い、地色成分を除去する。
次にステップS209にて色変換処理を行い、CMYK画像210を生成する。そしてステップS211にて1D−LUTを用いてC、M、Y、Kの各単色の階調特性を補正する。1D−LUT とはプリンタから出力されるC、M、Y、Kのそれぞれの色を補正するためのデータである1次元のLUT(Look Up Table)のことである。
最後にステップS212にて画像処理部114はスクリーン処理や誤差拡散処理のような画像形成処理を行ってCMYK画像(2値)213を作成する。
スキャンスジ検出処理S214について図6を用いて詳細に説明する。
図6の処理の流れは画像処理部114内にある不図示のASIC(Application Specific Integrated Circuit)が実行することにより実現される。
まず、ステップS601にて切り出し位置情報602を用いてスキャンにより得られたRGB画像202から指定された位置のエリアを切り出し、切り出し画像データ603を取得する。ここで切り出し画像データはADFでの読み取り時に搬送される用紙において、搬送方向と垂直方向に一定以上の長さを持った長方形のデータである。
これによりスキャンスジを検知するために、RGB画像202の端部の白紙部分(画像が形成されない部分)を切り出す。
次にステップS604にて切り出し画像データ603から1ラインの画像データを取得する。そしてステップS605にてモノクロ化係数606を用いてグレースケール変換を行う。スキャンスジは色づいたスジになることがあるが、黒いスジと同様の検出方法を用いるためにグレースケールに変換する。モノクロ化係数606は複数種類用意しても良い。その場合は以下のステップS707以降の処理を用意したモノクロ化係数606の数だけグレースケール変換を実行する。
次にステップS607にて1ラインの平均値を算出してライン信号値608を算出する。詳細は図8を用いて後述する。
ステップS609にて全てのラインを処理したか否かを判定し、処理していないと判定された場合は、ステップS604に戻り1ラインの画像データを取得して処理を繰り返す。全てのラインを処理したと判定された場合はステップS610にてスキャンスジ検出閾値611を用いてスキャンスジ検出処理を行い、スキャンスジ検出結果215を取得する。
スキャンスジ検出結果215は検出されたスジの位置や幅を示す情報が含まれる。詳細は図11にて説明する。
スキャンスジ検出結果215は検出されたスジの位置や幅を示す情報が含まれる。詳細は図11にて説明する。
切り出し画像データ603とライン信号値608について図8を用いて説明する。図8(a)は切り出し画像データ603の例である。RGB画像202にて画像が形成されなかった白紙部801を切り出したデータであり、スジ802がスキャンスジを示す。スキャンスジはスキャナのプラテンガラス58や表面読取部32等にあるゴミや汚れに起因して生じる。ADF使用時は固体撮像素子を含むユニットの位置を固定し、用紙を搬送することで画像データを取得するため、ユニット上にあるガラスにスジの要因となるゴミがあれば搬送方向803に沿ってスジが発生する。
搬送方向803に沿った1ライン分の平均値を、搬送方向に垂直な方向804の位置ごとに算出することで、ライン信号値608を算出する。
図8(b)はライン信号値608の例である。スキャン時にスジが発生していない白紙の箇所はライン信号値805が高く、スキャン時にスジが発生した箇所802はライン信号値805が低い。
閾値806はスキャンスジ検出閾値611の例である。ライン信号値805がスキャンスジ検出閾値802より低いラインをスジとして検出する。
CPU103は検出されたスキャンスジ検出結果612からスジの連続性を計算し、スジが連続して検出されたラインが連続している場合にそれらのラインをまとめて1本のスジとして検出する。そして、検出されたスジごとに幅、位置、輝度値等の算出を行い、それらをスキャン時に生じたスジの特徴量として記憶装置121に記憶する。
なお、スキャンスジの検出方法については上記の方法に限らず、公知の方法を用いてスキャンスジの検出を行うこととしてもよい。
スキャンスジ検出結果215について、図11を用いて説明する。スキャンスジ検出結果1101は5つのスジが見つかったことを示している。検出されたスジごとに位置(例えば原稿台ガラス手前側を起点とし、そこからの距離を示す)と幅の情報を保存する。本実施例では位置と幅の情報を用いるが、例えばスジの輝度値など、RGB画像202から得られる情報であればどのようなものを用いてもよい。
次に本実施例の画像診断処理について図3を用いて説明する。画像診断処理は異常画像が発生したとユーザが認識した際に、ユーザにより実行が指示されることで実行する処理である。また、この画像診断処理は、画像診断部126にて制御される。以下の処理の流れのうち、ステップS301〜ステップS316までの処理はコントローラ102内のCPU103が実行することにより実現され、取得されたデータは記憶装置121に保存される。また表示装置118を介してユーザへの指示を通知し、入力装置120を介してユーザからの指示を受け付ける。
まず、ステップS301にて画像データ302をプリンタ115で出力し、チャート画像303を得る。その際にプリント時の用紙設定304を記憶装置121に保存する。ここで、画像データ302とは記憶装置121に保存された画像診断用のチャートデータである。これを画像処理部114で処理してプリンタ115でプリントし、スキャナ119を用いてスキャンしたラスター画像113が、スキャン画像データ308である。画像診断用チャート画像データ302をプリントしたもの(スジが発生しない本来の画像)を図4(c)に示す。診断用チャート画像401はC,M,Y,K各トナーにより形成される画像において発生するスジを一度に検出するためのチャート画像である。Cトナーを用いて形成されるエリア402、Mトナーを用いて形成されるエリア403、Yトナーで形成されるエリア404、Kトナーで形成されるエリア405を含む。これらの領域はそれぞれ一様な濃度の画像で構成される。
次にステップS315にてスキャンスジ検出結果215を取得する。
そしてステップS316にてスキャンスジ検出結果215、プリント時用紙設定304、プリンタスジ検出影響判断閾値317を用いて、S315にて取得したスキャンスジ検出結果が示すスキャンスジがプリンタスジ検出に影響するか否か判断する。プリンタスジとは、プリンタ115の異常に起因して発生したスジ状画像のことである。スキャンスジ検出結果215が表面のものと裏面のものの2種類ある場合は、それぞれに対して判断処理を行う。判断処理についての詳細は後述する。
次にステップS318にてプリンタスジ検出に影響するスキャンスジがあるか否かを判定し、ない場合はステップS307にてスキャンを実行する。
プリンタスジ検出に影響するスキャンスジがあると判定された場合はステップS305にて保存していたプリント時の用紙設定304を用いて、ユーザに対して画像診断処理に用いる診断用チャート画像303のスキャン設定を指示する。そしてステップS306で指定された設定で診断チャート画像303がセットされているか否かを確認する。ここで指定された設定とは、検出したいプリンタスジが伸びる方向とADFによる紙搬送方向が同じ方向にならないよう設定である。例えばプリント時にA4の設定で印刷時の用紙の搬送方向に伸びるスジを検出したい場合は、ADFスキャンの用紙設定をA4Rに設定する。この詳細については後述する。
指定された設定で用紙がセットされていないと判定された場合はステップS305の指示を繰り返す。設定通りになっていないことをユーザに通知するための画面を表示してもよい。
指定された設定で用紙がセットされていると判定された場合はステップS307にてスキャナ119のADFでスキャンを実行し、スキャン画像データ308を取得する。スキャン画像データ308については後述する。
そしてステップS309にてスキャンスジ検出結果215を用いてプリンタスジを検出する処理を実行し、プリンタスジ特徴量310を得る。
そしてステップS311にてプリンタスジ特徴量310と故障部品推定用情報312を用いてプリンタスジの発生原因となる故障部品を推定する処理を行い、故障部品推定結果313を出力する。プリンタスジ検出処理S309、故障部品推定処理S311についての詳細は後述する。
最後にステップS314にて故障部品推定結果313を用いて画像診断結果を通知する。ネットワーク123で接続されたサーバ128の診断結果表示部129や表示装置118にて故障している可能性があるパーツと対応するコード等を表示する。ユーザが診断結果またはコード等をサービスマンに通知することで、サービスマンは現地に行くことなく故障の有無の判断や事前に対策を立てることが可能となる。
スキャン画像データ308について図4を用いて詳細に説明する。図4(c)に示したプリンタのスジを検出するためのチャート画像データ302をプリント/スキャンした例を図4(a)に示す。これはステップS318にてプリンタのスジ検出に影響するスキャンスジがあると判断された場合の例である。スジ406はC,M,Y,K各トナーで形成された全ての領域にて発生した薄いスジである。スジ407はCトナーで形成された領域のみで発生している幅の広い薄いスジである。スジ408はCトナーで形成された領域のみで発生している濃いスジである。スジ409はMトナーで形成された領域のみで発生している濃いスジである。方向410は印刷時の用紙の搬送方向を示す。スジ406〜409はいずれも印刷時の用紙の搬送方向に沿った方向に伸びるプリンタスジである。
チャート画像401はプリンタにより印刷を行った時に、画像が印刷された用紙が搬送される方向に沿った方向に伸びるスジを検知するためのチャート画像である。なお、印刷時の用紙の搬送方向に沿った方向とは異なる方向(例えば搬送方向に対して垂直な方向)に発生したプリンタスジを検知する場合はエリア402〜405を垂直方向回転させたデータを用いる必要がある。
チャート画像401はプリンタにより印刷を行った時に、画像が印刷された用紙が搬送される方向に沿った方向に伸びるスジを検知するためのチャート画像である。なお、印刷時の用紙の搬送方向に沿った方向とは異なる方向(例えば搬送方向に対して垂直な方向)に発生したプリンタスジを検知する場合はエリア402〜405を垂直方向回転させたデータを用いる必要がある。
これらのプリンタスジはプリンタ115内の現像器に異物が詰まる、ドラムが傷つく、露光装置のシャッターにトナー等が付着する、といった要因により発生する。プリンタの主走査上の特定位置に発生する問題であるため、用紙の搬送方向に沿った方向にスジが発生する。
ここで、スキャンスジが発生している場合、ADFで診断用チャート画像をスキャンする際の搬送方向がプリンタにより診断用チャートを印刷した際の用紙の搬送方向と同じ方向410だと、プリンタスジ406〜409と同じ方向にスキャンスジが発生する。よってこれら別々の要因で発生したスジを区別することが困難になる。
そこで、診断用チャート画像をADFでスキャンする時の搬送方向を、検出したいプリンタスジが伸びる方向410に対して異なる方向(方向411)にする。
これにより、診断用チャート画像をプリントした際に発生するプリンタスジが画像内に発生する方向とプリントされた診断用チャート画像をスキャンする際に発生するスキャンスジが画像内に発生する方向とを変えることが可能となる。
スジ412はADFの搬送方向411に沿った方向410上に発生したスキャンスジである。
用紙サイズがA4の場合、プリント時にA4用紙を用いる設定をした場合は410がプリンタの搬送方向になり、スキャン時にA4Rで設定した場合は411がADFの搬送方向になる。
プリンタスジ検出への影響判断処理S316について詳細に説明する。
スキャンスジ検出結果215のスジの位置とプリント時用紙設定304から得られるチャート画像の印字領域を比較し、スキャンスジ検出結果215によるスジの位置印字領域内の場合はプリンタスジ検出に影響を与えるスジがあると判断する。
また、スキャンスジ検出結果215のスジの幅とプリンタスジ検出影響判断閾値317を比較し、スキャンスジ検出結果215のスジの幅が閾値以上のスジがある場合はプリンタスジ検出に影響を与えるスジがあると判断する。プリンタスジ検出影響判断閾値317は目視で判断可能なスジの幅を示したものであり、それを下回る場合(目視で判断不可能な幅の場合)はプリンタで発生したスジではないと判断する。
例を図4(b)に示す。図4(b)はプリンタのスジを検出するためのチャート画像をプリント/スキャンした例を示す。ステップS318にてプリンタスジ検出に影響するスキャンスジがないと判断された場合の例である。チャート画像401はチャート画像413と同様のチャート画像であるため、詳細な説明は省略する。スジ417とスジ418はスキャンスジであり、ADFの紙搬送方向415に沿った方向に発生する。スキャンスジはスキャナ119の主走査414上のいずれかの位置で発生する。
スジ417はチャート画像の印字領域419の外側にある余白領域416内で発生しているため、プリンタスジ検出に影響しないと判断される。印字領域419はプリント時用紙設定304と対応付けられた余白情報から算出することができる。用紙サイズがスキャナの主走査よりも短い場合は用紙サイズ外の領域も印字領域419の外側の領域として扱う。
スジ418は印字領域419で発生しているスジだが、プリンタスジ検出影響判断閾値317を下回る細いスジであるため、プリンタスジ検出に影響しないと判断される。
スキャン時の用紙設定指示S305について図5を用いて説明する。図5(a)、図5(b)、図5(c)は表示装置118で表示されたUIの例を示す。UI501はステップS318にてスキャンスジが無いと判断された場合の画面である。この場合はスキャン時にどの方向で搬送されてもプリンタスジの検出に影響を与えない。よってユーザに対してスキャン方法(スキャナに用紙を設定する方向)を指示することがないただし適切な読み取り面が読取られるように、印字面を上側にする点のみ指示する。ユーザは診断用チャート画像をどちらの方向に置いても読み込み開始ボタン502を押すことができる。
UI503はS318にてスキャンスジがあると判断された場合の画面である。この場合はスキャン時の用紙設定(用紙の設置方向)を指示する必要がある。ここでは図4の例にてA4でプリントしたため、A4Rで用紙を設置するように指示している。診断用チャート画像が印刷された用紙が指示通りに設定されていないと判断された場合はスキャンを実行させない。この場合、読み込み開始ボタン504をグレーアウトすることで実行できなくしてもよい。指示通りになっている場合はスキャンを実行してよいため、読み込み開始ボタン504がグレーアウトされず実行可能になる。なお、設定が指示通りになっていない場合でも読み込み開始ボタン504をグレーアウトせず、ボタンを押した後に指示通りになっていないことを通知して再スキャンを要求するようなUIにしてもよい。
UI505はS318にて表面のみスキャンスジがあると判断された場合の画面の別の例である。裏面でスキャンすればスキャンスジが発生しないため、裏面でのスキャンを指示している。読み込み開始ボタン506を実行後に、裏面で読み込めているか否かをステップS306にて判定する。
プリンタスジ検出処理について図7を用いて説明する。
ステップS701ではスキャン画像データ308と切り出し位置情報702を用いてプリンタスジを検出するエリアに対して切り出し処理を行い、切り出し画像データ703を取得する。ここで、切り出し画像データ703はプリンタスジを検出するC、M、Y、Kの各色で構成される一様なデータであり、図4の例では402〜405がスジを検出するエリアとなる。
次にステップS704にて切り出し画像データ603から1ラインの画像データを取得する。そしてステップS705にてモノクロ化係数706を用いてグレースケール変換を行う。CMYで構成されるエリア402〜405とKのエリア406に対して同様の処理でスジ検出するため、グレースケール変換する。
次にステップS707にてスキャナ特徴量310を用いて特定の画素で平均値を算出し、ライン信号値708を算出する。ここではスキャンスジ検出結果215の位置情報を用いて、その位置の画素を除いた画素値で平均値を算出する。詳細は図9を用いて後述する。
ステップS709にて全てのラインを処理したか否かを判定し、処理していないと判定された場合は1ラインの画像データを取得して処理を繰り返す。全てのラインを処理したと判定された場合はステップS710にてプリンタスジ検出閾値711を用いてプリンタスジ検出処理を行い、プリンタスジ検出結果712を取得する。そしてステップS713にてプリンタスジ検出結果712を用いてプリンタスジ特徴量310を出力する。ここで、プリンタスジ特徴量310とはプリンタのスジごとに位置、幅、輝度値等を保存した情報である。
最後にステップS714にて全てのエリアを処理したか否かを判定し、処理していないと判定された場合はステップS701にて処理していないエリアのデータを切り出して処理を繰り返す。
切り出し画像データ703とライン信号値708について図9を用いて説明する。図9(a)は切り出し画像データ703の例である。図4の402のエリアを切り出したものであり、スジ412がスキャナの異常に起因して発生したスキャンスジである。901及び902は方向410に対してスキャンスジが無い画素位置を示したものであり、ステップS707では901及び902を用いて平均値を算出する。
図9(b)はライン信号値708の例である。ライン信号値903は図9(a)からライン信号値を算出したものである。ライン信号値903はプリンタの搬送方向410に対して直角の方向である方向411に向けて1ラインずつデータを取得し、1ライン中のスキャンスジが無い箇所の平均値を算出したデータである。スジが無い箇所の輝度値に対して白スジのある箇所は輝度値が高くなり、黒スジのある箇所は輝度値が低くなる。
閾値904及び閾値905はプリンタスジ検出閾値711の例である。ライン信号値903の全ての値に対して閾値処理を行い、閾値904よりも値が大きいか閾値905よりも値が低い輝度を有する画素で構成されるライン状の画像をスジとして検出する。
ステップS713では検出されたスジ情報からスジの連続性を計算し、連続したスジを1本のスジとして計算する。そしてスジごとに幅、位置、輝度値を計算して特徴量として保存する。
ステップS713では検出されたスジ情報からスジの連続性を計算し、連続したスジを1本のスジとして計算する。そしてスジごとに幅、位置、輝度値を計算して特徴量として保存する。
このようにスキャンスジ412の影響を除外することでスキャンスジが無い状態と同じようにプリンタスジを検出することが可能であり、スキャンスジによる精度低下を防ぐことが可能となる。
故障部品推定処理について図10を用いて説明する。まず、ステップS1001にてプリンタスジの特徴量310を読み込み、スジ検出結果を分析する。各エリアで検出したスジの幅、位置、濃さを参照し、同じスジが複数のエリアで発生しているか否かを判断する。
次にステップS1002にて全ての色版で同じスジが発生しているか否かを判定する。同じスジが発生している場合はステップS1003にてプリンタスジの特徴量310と故障部品推定用情報312から故障部品を推定する。故障部品推定用情報312はプリンタ115のパーツと故障時の特徴量が対応付けられて保存してあり、ステップS1003では定着や転写ドラム等の色に依存しないパーツを参照して故障部品を推定し、故障部品推定結果313として出力する。
ステップS1002にて同じスジが発生していないと判定された場合はステップS1004にてプリンタのスジの特徴量310と故障部品推定用情報312から故障部品を色ごとに推定する。故障部品推定用情報312の中から現像ユニット等の色に依存したパーツを参照して故障部品を推定し、故障部品推定結果313として出力する。
本実施例ではスキャン実行時にスキャンスジ検出結果215を取得したが、例えばADFユニットの開閉時に自動的に基準板(白板)の読み取りを行ってスジ検出処理を実行してもよい。
また、本実施例はADFを用いたスキャンを前提にしているが、プリンタスジ検出に影響があるスキャンスジがある際にはADFを用いず圧板を用いたスキャンを指示してもよい。
圧板スキャンの場合は固体撮像素子を含むユニット自体が移動して画像データを取得するため、ADFを用いてスキャンをすることで得られる画像データよりもスキャンスジが起こる可能性は低くなるためである。
本実施例により、スキャナに起因するスジの影響を受けずに、プリンタに起因するスジを解析することが可能になる。さらに、スキャンスジが発生している時に限定してスキャン方法を指定することで、ユーザビリティの低下を防ぐことが可能となる。
(その他の実施例)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (10)
- 画像を形成する画像形成部と、画像をライン毎に読み取るスキャナとを有する画像処理装置であり、
前記スキャナにより画像をライン毎に読み取ることで取得した画像データから検出され、前記画像の第1の方向に沿った方向に伸びるスジ状画像の特徴量を取得する取得手段と、
前記画像形成部によりチャート画像が形成された用紙を前記スキャナにより読み取るために前記スキャナの設置部に前記用紙を設置する方向を、前記取得手段により取得されたスジ状画像の特徴量を用いて決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された方向に設置された用紙に形成されたチャート画像を前記スキャナによりライン毎に読み取り、該読み取った画像データから前記チャート画像におけるスジ状画像を検出する検出手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記検出手段により検出されたスジ状画像を用いて、前記画像処理装置における異常の原因を解析することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段により決定された方向に用紙が設置されるように、前記スキャナに読み取られる用紙の設置方向をユーザに通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記スジ状画像の特徴量は、前記スキャナによって読み取られた画像から検出されたスジ状画像の位置および幅であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、前記スキャナによって読み取られた画像データから検出されたスジ状画の位置が前記画像形成部により形成されたチャート画像の印字領域である場合に、前記画像形成部により形成されるチャート画像が前記第1の方向に沿った方向にライン毎に読み取られるように、前記チャート画像が形成された用紙を設置する方向を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、前記読み取り手段によって読み取られた画像データから検出されたスジ状画像の幅が閾値以上である場合に、前記画像形成部により形成されるチャート画像が前記第1の方向に沿った方向にライン毎に読み取られるように、前記チャート画像が形成された用紙を設置する方向を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記取得手段は、前記スキャナの読み取り位置を予め読み取ることで前記スジ状画像の情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、前記スキャナが画像を読み取る際の搬送方向が前記第1の方向とは異なる方向になるように、前記スキャナにより前記チャート画像が形成された用紙を設置する方を決定することを特徴とる請求項1記載の画像処理装置。
- 画像を形成する画像形成部と、画像をライン毎に読み取るスキャナとを有する画像処理装置における画像処理方法であり、
前記スキャナにより画像をライン毎に読み取ることで取得した画像データから検出され、前記画像の第1の方向に沿った方向に伸びるスジ状画像の特徴量を取得する取得ステップと、
前記画像形成部によりチャート画像が形成された用紙を前記スキャナにより読み取るために前記スキャナの設置部に前記用紙を設置する方向を、前記取得ステップにて取得されたスジ状画像の特徴量を用いて決定する決定ステップと、
前記決定ステップにて決定された方向に設置された用紙に形成されたチャート画像を前記スキャナによりライン毎に読み取り、該読み取った画像データから前記チャート画像におけるスジ状画像を検出する検出ステップと、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータに請求項9に記載の画像処理方法を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017050379A JP2018156178A (ja) | 2017-03-15 | 2017-03-15 | 画像処理装置、画像処理方法ならびにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017050379A JP2018156178A (ja) | 2017-03-15 | 2017-03-15 | 画像処理装置、画像処理方法ならびにプログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018156178A true JP2018156178A (ja) | 2018-10-04 |
Family
ID=63717959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017050379A Pending JP2018156178A (ja) | 2017-03-15 | 2017-03-15 | 画像処理装置、画像処理方法ならびにプログラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018156178A (ja) |
-
2017
- 2017-03-15 JP JP2017050379A patent/JP2018156178A/ja active Pending
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