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JP2018154504A - 無機系組成物、ガラス電解質および二次電池 - Google Patents

無機系組成物、ガラス電解質および二次電池 Download PDF

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隆史 畑内
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Abstract

【課題】リチウムイオン伝導性に優れるガラス電解質を形成可能な無機系組成物であって、GeO成分を含有しない無機系組成物を提供する。
【解決手段】LiO−Nb−P−MoO系であることを特徴とする無機系組成物であり、酸化物基準で、LiO成分の含有量CLi、Nb成分の含有量CNb、P成分の含有量C、およびMoO成分の含有量CMoが下記関係を満たすことが好ましい。
50モル%≦CLi≦60モル%、
5モル%≦CNb≦30モル%、
15モル%≦C≦30モル%、かつ
0モル%<CMo≦30モル%。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体電解質として機能しうるガラス電解質を形成可能な無機系組成物、その無機系組成物からなるガラス電解質、およびそのガラス電解質を備える二次電池に関する。
たとえば、特許文献1には、酸化物基準でLiO成分、P成分、GeO成分及びM成分(MはTa、Nb、Vから選ばれる一種以上)を含有し、LiO成分の含有量が30〜65モル%であるガラス電解質が開示されている。
特開2015−63447号公報
特許文献1に記載される発明において必須成分とされるGeO成分は、ガラス化を容易にする成分とされているが、含有させることにより、組成物の溶融温度を上昇させたり、リチウムイオンの伝導度を低下させたりする。また、GeO成分は比較的高価な材料である。
本発明の目的は、リチウムイオン伝導性に優れるガラス電解質を形成可能な無機系組成物であって、GeO成分を含有しない無機系組成物を提供することにある。本発明は、上記の無機系組成物からなるガラス電解質、およびそのガラス電解質を備える二次電池も提供する。
上記課題を解決するために提供される、本発明は、一態様として、LiO−Nb−P−MoO系であることを特徴とする無機系組成物である。かかる無機系組成物は、MoO成分を適切に含有するため、ガラス化が容易であり、上記無機系組成物から形成されたガラス電解質は、リチウムイオン伝導性に優れる。
上記の無機系組成物は、酸化物基準で、LiO成分の含有量CLi、Nb成分の含有量CNb、P成分の含有量C、およびMoO成分の含有量CMoが下記関係を満たすことが好ましい:
50モル%≦CLi≦60モル%、
5モル%≦CNb≦30モル%、
15モル%≦C≦30モル%、かつ
0モル%<CMo≦30モル%。
上記関係を満たすことにより、無機系組成物のガラス化を容易にすることおよびその無機系組成物からなるガラス電解質のリチウムイオン伝導性を向上させることがより安定的に実現される。
無機系組成物のガラス化を容易にすることをより安定的に実現する観点から、CMo/(CNb+CMo)で定義される第1比R1が次の関係を満たすことが好ましい場合がある。
0<R1≦0.75
本発明の他の一態様は、上記の本発明に係る無機系組成物からなり、Liイオン伝導性を有するガラス電解質である。
本発明の別の一態様は、上記の本発明に係るガラス電解質を固体電解質として備える二次電池である。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、リチウムイオン伝導性に優れるガラス電解質を形成可能な無機系組成物が、GeO成分を含有することなく提供される。また、本発明によれば、上記の無機系組成物からなるガラス電解質、およびそのガラス電解質を備える二次電池も提供される。
本発明の一実施形態に係る二次電池を示す断面図である。 実施例1の無機系組成物のX線回折スペクトルである。 実施例2の無機系組成物のX線回折スペクトルである。 実施例3の無機系組成物のX線回折スペクトルである。 実施例4の無機系組成物のX線回折スペクトルである。 実施例5の無機系組成物のX線回折スペクトルである。 実施例1の無機系組成物および実施例2の無機系組成物の示差熱分析(DTA)結果を示すグラフである。 実施例7の無機系組成物のX線回折スペクトルである。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
本発明の一実施形態に係る無機系組成物は、LiO−Nb−P−MoO系である。
LiO成分は、キャリアとしてのリチウムイオンを提供し、本発明の一実施形態に係る無機系組成物からなるガラス電解質にリチウムイオン伝導性を付与する成分である。上記のガラス電解質に適切にリチウムイオン伝導性を付与する観点から、本発明の一実施形態に係る無機系組成物におけるLiO成分の含有量CLiは、酸化物基準で、50モル%以上であることが好ましく、51.5モル%以上であることがより好ましく、53モル%以上であることが特に好ましい。上記のガラス電解質の結晶性が高まる可能性を低下させる観点から、本発明の一実施形態に係る無機系組成物におけるLiO成分の含有量CLiは、酸化物基準で、60モル%以下であることが好ましく、58.5モル%以下であることがより好ましく、57モル%以下であることが特に好ましい。
Nb成分は、無機系組成物に耐候性、特に耐湿性を付与する。かかる耐候性を適切に付与する観点から、本発明の一実施形態に係る無機組成物におけるNb成分の含有量CNbは、酸化物基準で、5モル%以上であることが好ましく、10モル%以上であることがより好ましく、15モル%以上であることが特に好ましい。本発明の一実施形態に係る無機系組成物のガラス化を容易にする観点から、本発明の一実施形態に係る無機組成物におけるNb成分の含有量CNbは、酸化物基準で、30モル%以下であることが好ましく、25モル%以下であることがより好ましく、20モル%以下であることが特に好ましい。
成分は、ガラス形成成分であり、本発明の一実施形態に係る無機系組成物からなるガラス電解質のリチウムイオン伝導性を高める観点からも好ましい成分である。上記ガラス電解質の結晶性が高まる可能性を低下させる観点から、本発明の一実施形態に係る無機系組成物におけるP成分の含有量Cは、酸化物基準で、15モル%以上であることが好ましく、17.5モル%以上であることがより好ましく、20モル%以上であることが特に好ましい。上記のガラス電解質のリチウムイオン伝導性を適切に確保する観点から、本発明の一実施形態に係る無機系組成物におけるP成分の含有量Cは、酸化物基準で、30モル%以下であることが好ましく、27.5モル%以下であることがより好ましく、25モル%以下であることが特に好ましい。
MoO成分は、本発明の一実施形態に係る無機系組成物からなるガラス電解質のリチウムイオン伝導性を向上させる。また、MoO成分を含有させることにより、上記のガラス電解質のガラス転移温度を低下させることができる。上記のガラス電解質におけるリチウムイオン伝導性を高めることやガラス転移温度を低下させることを安定的に実現する観点から、本発明の一実施形態に係る無機組成物におけるMoO成分の含有量CMoは、酸化物基準で、0.1モル%以上であることが好ましく、0.5モル%以上であることがより好ましく、1モル%以上であることが特に好ましい。上記ガラス電解質の結晶性が高まる可能性を低下させる観点、上記のガラス電解質におけるリチウムイオン伝導性を適切に確保する観点などから、本発明の一実施形態に係る無機組成物におけるMoO成分の含有量CMoは、酸化物基準で、30モル%以下であることが好ましく、25モル%以下であることがより好ましく、20モル%以下であることが特に好ましい。
無機系組成物のガラス化を容易にすることをより安定的に実現する観点から、CMo/(CNb+CMo)で定義される第1比R1が次の関係を満たすことが好ましい場合がある。
0<R1≦0.75
R1は0.5以下であることがより好ましい場合がある。
本発明の一実施形態に係る無機系組成物は、Al、SiO、KO、CsO、MgO、CaO、BaO、ZnO、SnO、Y、Bi、TeO、Sb、Co、CuO、Feなどの成分を任意添加成分として含有することができる。リチウムイオン伝導性に優れるガラス電解質を形成することを容易にする観点から、これらの任意添加成分の総含有量は、酸化物基準で、5モル%以下とすることが好ましく、1モル%以下とすることがより好ましい。
本発明の一実施形態に係る無機系組成物はガラス化が容易であるため、この無機系組成物から形成されたガラス電解質は、ガラス電解質内の結晶性が高まりにくい。本明細書において、「ガラス電解質」とは、ガラス相を主相とするガラス質であって、ガラス相内に結晶相が散在する構造を含むものとする。本発明の一実施形態に係るガラス電解質は、Nbイオンとはイオン半径の異なるMoイオンをNbイオンとともに含有するため、リチウムイオン伝導性に優れる。
前述のように、本発明の一実施形態に係る無機系組成物がMoO成分を含有することにより、無機系組成物から形成されたガラス電解質のガラス転移温度が低下する。ガラス転移温度の低下は溶融温度が低下するため、好ましい。
本発明の一実施形態に係るガラス電解質の製造方法は限定されない。一例を示せば次のとおりである。まず、原材料を調合し、必要に応じ、原材料を前処理する。前処理の具体例として、加熱によって原材料に含まれる揮発成分(例えば炭酸ガス)を除去することが挙げられる。次に、調合した原材料(必要に応じて行われた前処理済み)を溶融し、フリットを作製する。本発明の一実施形態に係る無機系組成物はMoO成分を含有するため、溶融温度が比較的低く、900℃〜1200℃程度であり、生産性に優れる。溶融したフリットを急冷することにより、本発明の一実施形態に係る無機組成物からなるガラス電解質を得ることができる。このほか、上記のフリットをボールミリング法に供することよっても、ガラス電解質を得ることができる。
本発明の一実施形態に係るガラス電解質は、二次電池の固体電解質として用いられることができる。かかる二次電池の具体例として全固体二次電池が挙げられる。図1は、全固体二次電池の一例の断面を概念的に示す図である。図1に示されるように、二次電池100は、基板102上に、集電体104、正極層106、電解質層108および負極層110が順次積層されている。
基板102は、集電体104等二次電池100の構成部材を支持する。構造部材が支持できる機械的強度を有する限り、基板102に材料、寸法、形状等の制限は無い。ただし、後に説明する二次電池100の製造工程において、焼成等熱処理が施されるので、熱処理に耐え得る程度の耐熱性を有することが好ましい。また、二次電池100の製造工程において使用される有機溶媒やリチウム塩等に対し化学的安定性を有することが好ましい。基板102として、たとえばガラス基板、金属箔、PET(ポリエチレンテレフタレート)等のフィルムを例示することができる。
集電体104は、正極層106および負極層110に接続され、正極層106および負極層110から電荷を集め、供給する。集電体104は、電解質層108に含まれるポリマー電解質に対し化学的に安定な金属等の導電体からなることが好ましい。集電体104として、アルミニウム、銅、ステンレス鋼を例示することができる。なお、正極層106に接続される集電体104にはアルミニウム、ステンレス鋼が好ましく、負極層110に接続される集電体104には銅、ステンレス鋼が好ましい。
正極層106は、二次電池100の正極として機能する。正極層106は、正極活物質および導電材を含み、バインダーで固着される。正極活物質は粒子状物質(粉状体)であり、リチウム含有複合酸化物、たとえばマンガン酸リチウム(LiMn)を例示することができる。導電材としてたとえばアセチレンブラックが例示される。バインダーとしてポリエチレンオキサイド(PEO)樹脂、エチレン/プロピレンオキサイド共重合体、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)樹脂が例示される。バインダーにポリエチレンオキサイド(PEO)樹脂、エチレン/プロピレンオキサイド共重合体を用いる場合は、正極層106には、リチウム塩たとえばリチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド(LiTFSI)が添加されても良い。正極層106には、本発明の一実施形態に係るガラス電解質などの固体電解質が含まれていてもよい。
電解質層108は、二次電池100の電解質として機能する。電解質層108は、本発明の一実施形態に係るガラス電解質およびバインダーを含む。バインダーとして、エチレンオキサイドおよびプロピレンオキサイドの共重合体を例示することができる。バインダーには、リチウムイオン伝導率を向上する支持電解質が添加されてもよく、支持電解質として、リチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド(LiTFSI)を挙げることができる。リチウムイオン伝導性を有する固体電解質は、上記の本発明の一実施形態に係るガラス電解質以外の材料を含有していてもよい。そのような材料として、Li4−2xZnGeO(LISICON)系固体電解質、Li−Al−Ti−PO(LATP)系固体電解質、Li1+XGe2−yAl12(LAGP)系固体電解質を例示することができる。
負極層110は、二次電池100の負極として機能する。負極層110は、負極活物質がバインダーで固着された層であり、炭素系材料を含んでもよい。負極活物質としてハードカーボンが例示できる。バインダーとしてポリエチレンオキサイド(PEO)樹脂、エチレン/プロピレンオキサイド共重合体、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)樹脂が例示できる。バインダーにポリエチレンオキサイド(PEO)樹脂、エチレン/プロピレンオキサイド共重合体を用いる場合は、負極層110には、リチウム塩たとえばリチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド(LiTFSI)が添加されても良い。負極層110には、本発明の一実施形態に係るガラス電解質などの固体電解質が含まれていてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以下、以下に実施例によって本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1から実施例7)
Li,Nb,MoおよびPの各元素を含有する原材料を用意し、白金ルツボで加熱・冷却してフリットを得た。このフリットを再度加熱してフリットを溶融させ(溶融温度:900℃〜1200℃)、この溶融物を急冷することにより、表1に示される組成の無機系組成物を得た。
得られた無機系組成物のX線回折測定(X線源:CuKα)を行った。結果を表1および図2から図7に示した。表1の「X線測定」の列における記号の意味は次のとおりである。
G:X線回折スペクトルには結晶構造を確認できる程度の強度を有するピークは認められず、測定対象は実質的に結晶相を含まないガラス質であると判断される。
G+C:X線回折スペクトルには結晶構造を確認できる程度の強度を有するピークが認められるが、そのピーク強度は弱く、測定対象の主相はガラス相であり、主相内に結晶相が散在していると推測される。
図2は、実施例1の無機系組成物のX線回折スペクトルである。図3は、実施例2の無機系組成物のX線回折スペクトルである。図4は、実施例3の無機系組成物のX線回折スペクトルである。図5は、実施例4の無機系組成物のX線回折スペクトルである。図6は、実施例5の無機系組成物のX線回折スペクトルである。
表1および図2から図6に示されるように、実施例1から実施例3および実施例6の無機系組成物のX線回折スペクトルには結晶構造を確認できる程度の強度を有するピークは実質的に認められなかった。したがって、X線回折スペクトルにより、これらの無機系組成物は結晶相を実質的に含まないガラス質であると確認された。
一方、実施例4および実施例5の無機系組成物のX線回折スペクトルには、LiPOに由来するピークが認められた。
また、各無機系組成物のリチウムイオン伝導度を測定した。測定方法は次のとおりであった。各無機系組成物を乳鉢で粉砕し、その粉末を上下棒状のステンレス鋼(SUS)材でプレス圧縮した。上下のSUS材を電極として、インピーダンスゲインフェーズアナライザを用いてCole−Coleプロットを得て算出した。測定結果を表1に示した。表1に示されるように、MoO成分を含有させることにより無機系組成物からなるガラス電解質のリチウムイオン伝導度を向上させることができることが確認された。
実施例1の無機系組成物および実施例2の無機系組成物について、示差熱分析(DTA)を行った。その結果を図7に示す。図7に示されるように、実施例2の無機系組成物のDTA曲線の吸熱ピークから見積もられるガラス転移温度は、435℃であり、実施例1の無機系組成物のDTA曲線の吸熱ピークから見積もられるガラス転移温度は、465℃であった。これらの結果から、MoO成分を含有させることによりガラス転移温度を下げることができることが確認された。
(実施例7)
実施例2の無機系組成物において製造したフリットと同組成のフリットを用意した。このフリットを溶融した後、放冷することによって、実施例2の無機系組成物と同組成の無機系組成物を得た。
この実施例7の無機系組成物について、上記の方法と同様にして、X線回折スペクトルおよびリチウムイオン伝導度を測定した。その結果、図8に示されるように実施例7の無機系組成物は結晶質であり、そのリチウムイオン伝導度は2×10−9S/cmであった。この結果から、実施例2の無機系組成物はガラス質であることにより、結晶質の場合の4倍以上のリチウムイオン伝導度が得られることが確認された。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100…二次電池
102…基板
104…集電体
106…正極層
108…電解質層
110…負極層

Claims (5)

  1. LiO−Nb−P−MoO系であることを特徴とする無機系組成物。
  2. 酸化物基準で、LiO成分の含有量CLi、Nb成分の含有量CNb、P成分の含有量C、およびMoO成分の含有量CMoが下記関係を満たす、請求項1に記載の無機系組成物:
    50モル%≦CLi≦60モル%、
    5モル%≦CNb≦30モル%、
    15モル%≦C≦30モル%、かつ
    0モル%<CMo≦30モル%。
  3. Mo/(CNb+CMo)で定義される第1比R1が次の関係を満たす、請求項1または2に記載の無機系組成物。
    0<R1≦0.75
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載される無機系組成物からなり、Liイオン伝導性を有するガラス電解質。
  5. 請求項4に記載されるガラス電解質を固体電解質として備える二次電池。
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