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JP2018154079A - 液体吐出装置の駆動方法および液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出装置の駆動方法および液体吐出装置 Download PDF

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JP2018154079A
JP2018154079A JP2017054202A JP2017054202A JP2018154079A JP 2018154079 A JP2018154079 A JP 2018154079A JP 2017054202 A JP2017054202 A JP 2017054202A JP 2017054202 A JP2017054202 A JP 2017054202A JP 2018154079 A JP2018154079 A JP 2018154079A
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山本 伸一
Shinichi Yamamoto
伸一 山本
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Abstract

【課題】空気の引き込みを的確に抑制しつつ、印刷画質の低下を抑制する。【解決手段】液体吐出装置の駆動方法であって、液体吐出装置は、第1液体を吐出するノズルに、第1液体を供給する第1共通液室と、第1液体とは異なる色の第2液体を吐出するノズルに、第2液体を供給する第2共通液室と、印刷データより展開される第1液体のドットパターンに基づいて、特定条件を満たすドットパターンを検出する検出部と、を備え、検出部がドットパターンを検出した場合に、第1液体の吐出量を低減し、第1液体を補足するように第2液体を吐出することによって、ドットパターンを印刷する液体吐出装置の駆動方法。【選択図】図8

Description

本発明は、インク等の液体を吐出する技術に関する。
液体吐出装置では、印刷データから展開されたドットパターンに基づいて、液体容器から共通液室(リザーバー)を介して供給されたインクなどの液体をノズルから吐出する。このドットパターンによっては、液体の供給が間に合わずに供給不足となってノズル内のメニスカス(ノズル内に形成される液体の表面)が破壊されて、ノズルから共通液室に空気が引き込まれてしまう可能性がある。ノズルから空気が引き込まれると、ノズルの吐出不良が発生する虞がある。特許文献1では、液体の供給不足になり易い場合として、2回以上の吐出が連続するドットパターンを例示する。そして、例えば直前に連続する2回以上の吐出における液体の吐出量(デューティーの値)に応じて、各吐出の後に待機時間を設けることで、液体の供給不足を解消する。
特開2010−228349号公報
しかしながら、特許文献1のように各吐出の後に待機時間を設けると、全体の印刷速度が低下してしまう。また、実際に空気の引き込みが発生し易いドットパターンとしては、特許文献1で例示されるような2回以上の吐出が連続するドットパターンだけではない。例えば吐出量が多い吐出と吐出量が多い吐出との間に、非吐出または吐出量が少ない吐出の時間が介在するドットパターンでも空気の引き込みが発生し易い。このようなドットパターンでは、共通液室内に流速の急激な変化が生じることで液体の供給が間に合わなくなる可能性が高い。多くノズルから液体が吐出される中でもし非吐出のノズルがあると、共通液室ではその非吐出のノズルの近傍のインクまで奪い取られるほどの過剰な負圧が発生し、その非吐出のノズルからも空気が引き込まれ易くなる。このようなドットパターンによる空気の引き込みまでは特許文献1で想定されておらず、特許文献1の技術では対応できない。また、液体の供給を間に合わせるためには、ノズルからの液体の吐出量を少なくすればよいが、液体の吐出量を少なくしただけでは、印刷画質が低下してしまう。以上の事情を考慮して、本発明は、空気の引き込みを的確に抑制しつつ、印刷画質の低下を抑制することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の液体吐出装置の駆動方法は、液体吐出装置の駆動方法であって、液体吐出装置は、第1液体を吐出するノズルに、第1液体を供給する第1共通液室と、第1液体とは異なる色の第2液体を吐出するノズルに、第2液体を供給する第2共通液室と、印刷データより展開される第1液体のドットパターンに基づいて、特定条件を満たすドットパターンを検出する検出部と、を備え、検出部がドットパターンを検出した場合に、第1液体の吐出量を低減し、第1液体を補足するように第2液体を吐出することによって、ドットパターンを印刷する。以上の態様によれば、特定条件を満たす第1液体のドットパターンを検出部が検出した場合に、第1液体の吐出量を低減するから、例えば第1共通液室内の第1液体の流速の急激な変化によって第1液体の供給不足になり易いドットパターンで、第1液体の吐出量を低減することができる。これにより、第1共通液室内での液体の流速の急激な変化を抑制できるので、第1液体の供給が間に合うようになり、第1液体の供給不足を抑制できる。したがって、第1共通液室のノズルのうち、第1液体が吐出されるノズルのみならず、第1液体が吐出されない非吐出のノズルからも空気が引き込まれることを抑制できる。また、本態様によれば、各吐出の後に待機時間を設けるのではなく、第1液体の吐出量を低減するので、待機時間を設ける場合に比較して、全体の印刷速度の低下を抑制できる。さらに、第1液体とは異なる色の第2液体を、第1液体を補足するように吐出するから、例えば第1液体とは色材の種類が異なるが第1液体に近い色の液体、第1液体とは色材の濃度(濃淡)が異なる液体、組み合わせると第1液体に近い色になる複数の液体などを第2液体として、第1液体を補足できる。これにより、印刷画質の低下を抑制できる。しかも、第1共通液室とは異なる第2共通液室から供給された第2液体で第1液体を補足するので、第1共通液室の第1液体をさらに吐出して補足する場合に比較して、第1液体が供給不足にならないように補足できる。このように、本態様によれば、共通液室内の液体の速度の急激な変化による空気の引き込みを抑制しつつ、印刷画質の低下を抑制できる。
本発明の好適な態様において、駆動素子の駆動により圧力室の圧力を変動させることによってノズルから第1液体を吐出させる際に、駆動素子を駆動するための駆動波形の形状または数を変えることによって、第1液体の吐出量を低減する。以上の態様によれば、駆動素子を駆動するための駆動波形の形状または数を変えることによって、第1液体の吐出量を低減するから、吐出量を調整し易い。
本発明の好適な態様において、第1液体に補足される第2液体は、複数の異なる色の液体である。以上の態様によれば、複数の異なる色の第2液体で第1液体を補足することによって、印刷画質の低下を抑制できる。本態様によれば、例えば第1液体がブラックの場合には、組み合わせることによってブラックに近い色になるシアンとマゼンタとイエローを第2液体とすることができる。
本発明の好適な態様において、検出部は、第1液体の吐出デューティーと、第1液体の吐出または非吐出の時間とに基づいて、印刷データより展開されるドットパターンから特定条件を満たすドットパターンを検出する。以上の態様によれば、第1液体の吐出デューティーと、吐出または非吐出の時間とに基づいて、特定条件を満たすドットパターンを検出するから、単に吐出デューティーだけでドットパターンを検出する場合に比較して、第1液体が供給不足になり易いドットパターンを的確に検出できる。
本発明の好適な態様において、特定条件を満たす吐出デューティーの範囲は、第1液体の色によって異なる。以上の態様によれば、特定条件を満たす吐出デューティーの範囲は、第1液体の色によって異なるから、第1液体の色によって第1液体の粘度や重量が変わっても、それに応じて第1液体の供給不足になり易いドットパターンとして検出される範囲が異なるようにすることができる。したがって、本態様によれば、第1液体の色に応じて、第1液体の供給不足になり易いドットパターンを的確に検出できる。
以上の課題を解決するために、本発明の液体吐出装置の駆動方法は、第1液体を吐出するノズルに、第1液体を供給する第1共通液室と、第1液体とは異なる色の第2液体を吐出するノズルに、第2液体を供給する第2共通液室と、印刷データより展開される第1液体のドットパターンに基づいて、特定条件を満たすドットパターンを検出する検出部と、を備え、検出部がドットパターンを検出した場合に、第1液体の吐出量を低減し、第1液体を補足するように第2液体を吐出することによって、ドットパターンを印刷する。以上の態様によれば、特定条件を満たす第1液体のドットパターンを検出部が検出した場合に、第1液体の吐出量を低減するから、例えば第1共通液室内の第1液体の流速の急激な変化によって第1液体の供給不足になり易いドットパターンで、第1液体の吐出量を低減することができる。これにより、第1共通液室内での液体の流速の急激な変化を抑制できるので、第1液体の供給が間に合うようになり、第1液体の供給不足を抑制できる。したがって、第1共通液室のノズルのうち、第1液体が吐出されるノズルのみならず、第1液体が吐出されない非吐出のノズルからも空気が引き込まれることを抑制できる。また、本態様によれば、各吐出の後に待機時間を設けるのではなく、第1液体の吐出量を低減するので、待機時間を設ける場合に比較して、全体の印刷速度の低下を抑制できる。さらに、第1液体とは異なる色の第2液体を、第1液体を補足するように吐出するから、例えば第1液体とは色材の種類が同じで濃度が異なる色の液体などを第2液体として、第1液体を補足できる。これにより、印刷画質の低下を抑制できる。しかも、第1共通液室とは異なる第2共通液室から供給された第2液体で第1液体を補足するので、第1共通液室の第1液体をさらに吐出して補足する場合に比較して、第1液体が供給不足にならないように補足できる。このように、本態様によれば、共通液室内の液体の速度の急激な変化による空気の引き込みを抑制しつつ、印刷画質の低下を抑制できる。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置の構成図である。 液体吐出部の分解斜視図である。 図2に示すIII−III断面図である。 連通基板の部分的な断面斜視図である。 流路基板を下方から見た部分的な平面図である。 液体吐出装置の機能的な構成図である。 圧電素子を駆動する駆動信号の駆動波形を示す図である。 液体吐出装置の印刷時の動作を示すフローチャートである。 吐出または非吐出の時間とメニスカス耐圧との関係を示す図である。 特定条件を満たすドットパターンの駆動波形の変形例を示す図である。 駆動信号における駆動波形の数とドットサイズとの関係を示す図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置10の部分的な構成図である。第1実施形態の液体吐出装置10は、液体の例示であるインクを印刷用紙等の媒体12に吐出するインクジェット方式の印刷装置である。図1に示す液体吐出装置10は、制御ユニット20と搬送機構22とキャリッジ24と液体吐出ヘッド26とを具備する。液体吐出装置10にはインクを貯留する液体容器(カートリッジ)14が装着される。
液体容器14は、液体吐出装置10の本体に着脱可能な箱状の容器からなるインクタンクタイプのカートリッジである。なお、液体容器14は、箱状の容器に限られず、袋状の容器からなるインクパックタイプのカートリッジであってもよい。本実施形態では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)、ダークイエロー(DY)、ライトブラック(LK)の8色のインクが液体容器14に貯留される。シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)はそれぞれ色材(顔料や染料など)が異なる。また、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)はそれぞれ、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)、ダークイエロー(DY)、ライトブラック(LK)と色材(顔料や染料など)の濃度(濃淡)が異なる色のインクである。なお、液体容器14に貯留されるインクは、例示した8色のインクに限られない。液体容器14に貯留されるインクは、ポンプ(図示略)によって液体吐出ヘッド26に供給(圧送)される。
制御ユニット20は、例えばCPU(Central Processing Unit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)等の制御装置202と半導体メモリー等の記憶装置203とを含んで構成され、記憶装置203に記憶された制御プログラムを制御装置202が実行することで液体吐出装置10の各要素を統括的に制御する。図1に示すように、媒体12に形成すべき画像を表す印刷データGがホストコンピューター等の外部装置(図示略)から制御ユニット20に供給される。制御ユニット20は、印刷データGで指定された画像が媒体12に形成されるように液体吐出装置10の各要素を制御する。
液体吐出ヘッド26は、キャリッジ24に搭載される。液体吐出ヘッド26は、複数の液体吐出部70を備える。本実施形態では、媒体12の搬送方向であるY方向に直交する方向Xに沿って並ぶように、4つの液体吐出部70を配列した場合を例示する。ただし、4つの液体吐出部70の配列も図示したものに限られず、例えば、Y方向に沿って並ぶように配置してもいいし、スタガ状または千鳥状に配置してもよい。また、液体吐出部70の数は、図示したものに限られない。各液体吐出部70には、2つずつのノズル列が配置され、液体吐出ヘッド26は合計で8つのノズル列を備える。各ノズル列は、Y方向に沿って直線状に配列された複数のノズルNの集合である。8つのノズル列には、8色のインクが1色ずつ別々に供給され、8つのノズル列のノズルNから、ノズル列ごとに別々の色のインクが吐出される。
キャリッジ24は、液体吐出ヘッド26を収容および支持する構造体であり、制御ユニット20による制御のもとで、搬送ベルトやモーター等を含む移動機構(図示略)により、Y方向に直交するX方向に沿って反復的に往復する。搬送機構22による媒体12の搬送とキャリッジ24の反復的な往復とに並行して液体吐出ヘッド26が媒体12にインクを吐出することで媒体12の表面に所望の画像が形成される。ただし、搬送機構22とキャリッジ24の構成は以上の例示に限られない。なお、X−Y平面(媒体12の表面に平行な平面)に垂直な方向を以下ではZ方向と表記する。液体吐出ヘッド26によるインクの吐出方向がZ方向に相当する。
図2は、任意の1つの液体吐出部70の分解斜視図である。図3は、図2に示す液体吐出部70のIII−III断面図である。図2および図3に示すように、液体吐出部70は、ヘッド本体30にケース部材40を固定(接合)して構成される。ヘッド本体30は、連通基板32を備え、その一方側(Z方向の正側の面)に、複数のノズルNが形成されたノズル板52とコンプライアンス基板(封止板)54が設置され、他方側(Z方向の負側の面)に、圧力室基板382を含む積層部38が積層された構造体である。これらのヘッド本体30の各要素は、例えば接着剤で相互に固定される。
ノズル板52は、Y方向に配列する複数のノズルNが形成された吐出面(媒体12との対向面)を構成する平板材である。ノズル板52は、例えばシリコン材料で構成される。複数のノズルNは、2列のノズル列からなる。なお、各ノズル列の配置は本実施形態で図示するものに限られない。例えばノズル列をそれぞれ、Y方向にずらして配置してもよい。また、ノズル板52に形成されるノズル列は2列に限られるものではなく、1列でもよい。
本実施形態に係る液体吐出部70には、図3(X−Y平面に垂直なX−Z平面で切断した図1に示す液体吐出部70のIII−III断面図)に示されるように、各ノズル列に対応する構造が、Z方向に平行な仮想線O−Oに対して略線対称に形成され、当該仮想線O−Oを境に分割した両構造は実質的に共通する。このため、以下の説明では一方のノズル列に対応する構造(図3の仮想線O−Oよりも左側部分)に着目し、他方のノズル列に対応する構造(図3の仮想線O−Oよりも右側部分)の要素の説明を便宜的に省略する。図4は、一方のノズル列に対応する構造(図3の仮想線O−Oよりも左側部分)における連通基板32の部分的な断面斜視図である。図4では、複数の圧力室SCを破線で示している。
図2乃至図4に示す連通基板32は、インクの流路を構成する平板状の流路基板である。連通基板32は、例えばシリコン材料で構成される。連通基板32には、共通液室34と複数のノズル側連通流路326が形成される。共通液室34は、インクが流入する流入口342と複数の供給側連通流路344を備える。複数の供給側連通流路344と複数のノズル側連通流路326とはノズルN毎に形成された貫通孔であり、共通液室34は、複数のノズルNにわたり共通する開口である。
コンプライアンス基板54は、可撓性のフィルムであり、共通液室34内のインクの圧力変動を吸収する吸振体として機能する。図3に示すように、コンプライアンス基板54は、共通液室34を封止し、共通液室34の底面を構成する。なお、図3では各ノズル列に対応する共通液室34を別個のコンプライアンス基板54で封止する場合を説明したが、これに限られるものではなく、両方の共通液室34にわたり1個のコンプライアンス基板54を連続させるようにしてもよい。
積層部38は、ノズルNに連通する圧力室SC(キャビティ)を形成する圧力室基板382と振動板384と保護板386をこの順番で積層して構成される。ただし、このような構成に限られるものではなく、積層部38は、保護板386がない構成でもよい。圧力室基板382には、各ノズルNに連通する圧力室SCを構成する複数の開口部383が形成される。圧力室基板382は、例えば連通基板32と同様にシリコン材料で構成される。
圧力室基板382のうち連通基板32とは反対側の表面には振動板384が設置される。振動板384は、弾性的に振動可能な平板材である。振動板384と連通基板32とは、圧力室基板382に形成された各開口部383の内側で相互に間隔をあけて対向する。圧力室基板382の開口部383の内側で連通基板32と振動板384とに挟まれた空間によって、各ノズルNからインクを吐出するための圧力を発生させる圧力室SCが構成される。連通基板32の各供給側連通流路344は、後述する共通液室34と圧力室SCとを連通し、連通基板32の各ノズル側連通流路326は圧力室SCとノズルNとを連通する。
振動板384のうち圧力室基板382とは反対側の表面には、相異なるノズルN(圧力室SC)に対応する複数の圧電素子385が形成される。各圧電素子385は、相互に対向する電極間に圧電体を介在させた駆動素子である。各圧電素子385は、後述する図6の駆動部262から供給される駆動信号Vにより個別に振動する。保護板386は、各圧電素子385を保護する要素であり、圧力室基板382(振動板384)の表面に例えば接着剤で固定される。保護板386のうち振動板384側の表面に形成された凹部387に各圧電素子385が収容されている。駆動信号Vに応じて各圧電素子385は振動すると、圧電素子385に連動して振動板384が振動する。これにより、圧力室SC内のインクの圧力が変動してノズルNからインクが吐出される。このように、圧電素子385は、圧力室SC内の圧力を変動させて圧力室SC内のインクをノズルNから吐出させる圧力発生素子として機能する。なお、圧電素子385は、不図示のフレキシブルプリントケーブル(FPC:Flexible Printed Circuit)やチップオンフィルム(COF:Chip On Film)などを経由して制御ユニット20に接続される。
ケース部材40のZ方向の正側の表面(以下「接合面」という)は、例えば接着剤で連通基板32のZ方向の負側の表面に固定される。ケース部材40は、例えばプラスチック材料などの成形樹脂材料で構成される。ケース部材40を成形樹脂材料で構成する場合には、成形樹脂材料の射出成形によって一体成形できる。ケース部材40は、複数の圧力室SCに供給されるインクが貯留され、流入口342により共通液室34に連通する液体貯留室42が形成された構造体である。液体貯留室42は、インクを導入するための導入口43に連通している。
このような共通液室34と液体貯留室42とは、複数のノズルNにわたる共通の空間であり、液体容器14から導入口43に供給されたインクを貯留する。共通液室34は、Y方向に長尺な空間から成る。本実施形態の共通液室34は、流入口342側から供給側連通流路(流出口)344側に向けて流路が拡大する形状である。複数の圧力室SCは、一方向(Y方向)に配列しており、複数の供給側連通流路344は、複数の圧力室SCの配列に沿ってY方向に並んでいる。
図4に示すように、液体貯留室42から共通液室34内に流入したインクは、複数の供給側連通流路344に分岐されて、各圧力室SCに並列に供給され、充填される。そして、振動板384の振動に応じた圧力変動により圧力室SCからノズル側連通流路326とノズルNとを通過して外部に吐出される。すなわち、圧力室SCは、インクをノズルNから吐出するための圧力を発生させる空間として機能し、共通液室34と液体貯留室42とは、複数の圧力室SCに供給されるインクを貯留する空間(リザーバー)として機能する。
図5は、図2の連通基板32をZ方向の負側(下方)から見た部分的な平面図であり、図2のY方向の仮想線y−yよりもX方向の負側の構造を示す。連通基板32は、図2のY方向の仮想線y−yに対して、X方向の負側の構造とX方向の正側の構造とが略線対称に形成され、両構造は実質的に共通する。このため、以下では、仮想線y−yよりもX方向の負側の構造に着目して説明する。
図5に示すように、共通液室34は、Y方向に長尺な空間からなる。共通液室34内を、供給側連通流路344の配列方向(Y方向)において、中央部O’を含む第1領域Aと、X方向の正側と負側の端部E側の端部領域Qを含む第2領域Bに分けると、流入口342は第1領域AのX方向の一方側に配置され、供給側連通流路344は第1領域Aと両側の第2領域Bに渡ってX方向の他方側に配置される。平面視で導入口43は中央部O’に重なる位置に配置されている。なお、流入口342は、必ずしも第1領域Aのみに配置されていなくてもよい。例えば流入口342のY方向の両端は、第2領域Bまではみ出していてもよい。また、本実施形態では、第1領域AのY方向に長尺な1つの流入口342を形成した場合を例示したが、これに限られず、第1領域AのY方向に配列する複数の流入口342を形成してもよい。図4に示すように、複数の圧力室SCは、一方向(Y方向)に配列しており、複数の供給側連通流路344は、複数の圧力室SCの配列に沿ってY方向に並んでいる。
本実施形態の共通液室34は、流入口342側から供給側連通流路(流出口)344側に向けて流路が拡大する形状である。共通液室34は、流入口342側から供給側連通流路344側に向けて徐々に拡大するように、第1領域Aから両側の第2領域Bの端部Eに向けて傾斜している。なお、共通液室34は、本実施形態で例示した形状に限られず、第2領域Bは端部Eに向けて傾斜していなくてもよい。
このような共通液室34では、流入口342から流入したインクは、図5の細線矢印に示すように第1領域Aから両側の第2領域Bに向けて広範囲に広がって、複数の供給側連通流路344に流れ込む。複数の供給側連通流路344に流入したインクは、圧力室SCに供給され、振動板384の振動に応じた圧力室SCの圧力変動によりノズル側連通流路326を介してノズルNから外部に吐出される。印刷データGによる画像を形成する場合には、印刷データGから展開されたドットパターンに基づいて、共通液室34からインクが供給される複数のノズルNから、吐出または非吐出とするノズルNが選択されて、共通液室34から供給されるインクが、吐出として選択されたノズルNから吐出される。
ところで、ドットパターンによって、共通液室34からのインクがノズルNから吐出される吐出量が変わるので、ドットパターンによっては共通液室34内にインクの流速の急激な変化が発生する場合がある。例えば吐出量が多い吐出期間の間に、非吐出期間または吐出量が少ない吐出期間が介在するドットパターンでは、ノズルNにインクを供給する共通液室34内に流速の急激な変化が生じるため、インクの供給が間に合わなくなる可能性が高い。多くノズルから液体が吐出される中でもし非吐出のノズルNがあると、共通液室34内ではその非吐出のノズルNの近傍のインクまで奪い取られるほどの過剰な負圧が発生し、その非吐出のノズルから空気が引き込まれ易くなる。このように、共通液室34内に流速の急激な変化が生じると、インクを吐出するノズルNからだけでなく、非吐出のノズルからも空気の引き込みが発生し易い。
例えば図5は、Y方向の負側と正側の端部領域QのノズルNが非吐出で、それ以外のノズルNからインクが吐出される場合を想定している。共通液室34にインクの流速の急激な変化が生じると、図5の太線矢印のように、非吐出のノズルNから共通液室34内に空気(気泡Bu)が引き込まれ易くなる。
共通液室34には、図3および図4に示すようなコンプライアンス基板54が設けられているため、インクの吐出周期により共通液室43内に流速の変化が生じてもその流速の変化による振動を吸収して、各圧力室SCに安定したインクの供給ができるようになっている。ところが、上述したドットパターンのように、共通液室34にインクの流速の急激な変化が生じると、このコンプライアンス基板54が固有の振動周期で大きく振動してしまう。流速の変化のタイミングによっては、コンプライアンス基板54が共振してさらにその振動が大きくなる。コンプライアンス基板54の振動が大きいと、インクの供給が瞬間的に間に合わなくなり、インクの供給不足が発生する。
このようなコンプライアンス基板54の過度な振動によるインクの供給不足が発生すると、メニスカス耐圧が低下するので、インクが吐出されるノズルN内のメニスカスが破壊されて、ノズルNから空気が引き込まれてしまう。また共通液室34側へのインクの引き込みにより、非吐出のノズルNからも空気が引き込まれ易くなってしまう。このようなコンプライアンス基板54の過度な振動によるインクの供給不足は、インクの吐出量が最も多いベタ吐出(吐出デューティーが100%)のインクの流速よりも低い流速で印刷する場合でも発生するので、ベタ吐出でなくてもノズルNからの空気の引き込みが発生する虞がある。ここでの吐出デューティーとは、単位時間当たりの可能最大インク吐出量に対する吐出するインク量の割合である。なお、ベタ吐出でも、端部領域QのノズルNは非吐出とされる場合があるので、そのような場合には、ベタ吐出でも非吐出のノズルNから空気が引き込まれる虞がある。また、空気が引き込まれ易くなる非吐出のノズルNは、端部領域QのノズルNに限られない。例えば吐出のノズルNと吐出のノズルNの間に非吐出のノズルNがあると、その非吐出のノズルからも空気が引き込まれ易くなる。
以上のように、ドットパターンによっては、共通液室34内のインクの流速の急激な変化によるコンプライアンス基板54の過度な振動によってインクの供給が間に合わず、インクの供給不足が発生し、ノズルNから空気が引き込まれ易くなる虞がある。ノズルNから空気が引き込まれると、ノズルNの吐出不良によってドット抜けなどが発生し、印刷画質が低下する。また、インクの供給を間に合わせるためには、ノズルNからのインクの吐出量を少なくすればよいが、インクの吐出量を少なくしただけでは、媒体12への色の再現性が低下するなど印刷画質が低下する虞がある。
そこで、本実施形態の液体吐出装置10は、共通液室34ごとに特定条件を満たすドットパターンを検出した場合には、検出された共通液室34に対応するインクの吐出量を低減して、そのインクを補足するように他の色のインクに対応する共通液室34のインクを吐出することによって、ドットパターンを印刷する機能を備える。共通液室34ごとに特定条件を満たすドットパターンを検出した場合に、例えば、検出された共通液室34内のインクの流速の急激な変化によってインクの供給不足になり易いドットパターンを、インクの吐出量を低減したドットパターンに変更することができる。これにより、共通液室34内でのインク流速の急激な変化を抑制できるので、インクの供給が間に合うようになり、インクの供給不足を抑制できる。したがって、共通液室34のノズルNのうち、インクが吐出されるノズルのみならず、インクが吐出されない非吐出のノズルからも空気が引き込まれることを抑制できる。また、各吐出の後に待機時間を設けるのではなく、インクの吐出量を低減するので、待機時間を設ける場合に比較して、全体の印刷速度の低下を抑制できる。さらに、吐出量を低減したインクを補足するように、特定条件が検出されていない他の異なる色のインクに対応する共通液室34からのインクを吐出するから、印刷画質の低下を抑制できる。異なる色のインクとは、色材の種類と色材の濃度の少なくとも一方が異なるインクである。本実施形態では、例えばシアン(C)とライトシアン(LC)の一方を他方で補足することで、媒体12への色の再現性などの低下を抑制できるので、印刷画質の低下を抑制できる。このように、本実施形態によれば、共通液室34内のインクの速度の急激な変化による空気の引き込みを抑制しつつ、印刷画質の低下を抑制できる。
図6は、上述した機能を説明するための液体吐出装置10の機能的な構成図である。図6では、搬送機構22やキャリッジ24等の図示を便宜的に省略している。先に説明した制御装置202が制御プログラムを実行することで、制御装置202が駆動信号生成部64と制御部60と検出部62として機能する。制御部60は、駆動信号生成部64を制御する。先に説明した記憶装置203には、データテーブルCが記憶されている。駆動信号生成部64は、駆動信号COMを生成する。駆動信号COMは、例えば図7の駆動波形W1、W2のように、中間電位VMに対して電位差を有する複数の電位(VL1、VH1、VH1’)を含む電圧信号の駆動波形である。図7に示す駆動信号COMの駆動波形W1、W2は、所定の周期ごとに生成される。
図6に示すように、液体吐出ヘッド26は、駆動部262と液体吐出部264を具備する。駆動部262は、制御ユニット20による制御のもとで液体吐出部264を駆動する。液体吐出部264は、液体容器14から供給されるインクを複数のノズルNから媒体12に吐出する。液体吐出部264は、複数のノズルNに対応する複数の吐出部266を包含する。各吐出部266は、駆動部262から供給される駆動信号Vに応じてインクを吐出する。
駆動信号生成部64が生成した駆動信号COMと印刷データGに応じてインクの吐出の有無を指示する印刷信号SIとが制御ユニット20から駆動部262に供給される。駆動部262は、駆動信号COMと印刷信号SIとに応じた駆動信号Vを吐出部266ごとに生成して複数の吐出部266に並列に出力する。具体的には、駆動部262は、複数の吐出部266のうち印刷信号SIがインクの吐出を指示する吐出部266には駆動信号COMから駆動信号Vとして供給し、印刷信号SIがインクの非吐出を指示する吐出部266には中間電位VMを駆動信号Vとして供給する。
各圧電素子385の一方の電極に駆動信号Vが供給され、他方の電極に所定の中間電位VMが供給される。駆動信号Vの供給により圧電素子385が変形することで振動板384が振動すると、圧力室SC内の圧力が変動して圧力室SC内のインクがノズルNから吐出される。具体的には、駆動信号Vの振幅に応じた吐出量のインクがノズルNから吐出される。図6に例示した1個の吐出部266は、圧電素子385と振動板384と圧力室SCとノズルNとを包含する部分である。
図7は、圧電素子385を駆動する駆動信号COMの駆動波形の具体例を示す図である。図7に示すように、本実施形態では、特定条件を満たすドットパターンか否かによって、異なる駆動波形の駆動信号COMが圧電素子385に印加される。図7は、特定条件を満たすドットパターンでない場合の駆動波形W1と、特定条件を満たすドットパターンの場合の駆動波形W2とを例示している。図7の駆動波形W2は、駆動波形W1よりもインクの吐出量が少なくなる駆動波形の具体例である。特定条件を満たすドットパターンの場合に駆動波形W2で圧電素子385を駆動することで、インクの吐出量を低減することができる。駆動波形W1と駆動波形W2とを生成するためのデータ(例えば電圧データ)は、データテーブルCに記憶されている。制御部60は、データテーブルCからデータを読み出して、駆動信号生成部64によって駆動信号COMの駆動波形W1または駆動波形W2を生成する。
図7の左側に駆動波形W1を実線で示し、図7の右側に駆動波形W2を実線で示している。図7の右側は、実線の駆動波形W2に点線の駆動波形W1を重ねることで、波形の相違点が分かり易くなるようにしている。駆動波形W1、W2は、ノズルN内のメニスカスを圧力室SC側に引き込んでからノズルNの開口部側へインクを押し出すための第1波形Wmと、ノズルN内にメニスカスを引き込んでインクを引きちぎって液滴にするための第2波形Wdを備える。
駆動波形W1において、第1波形Wmは、中間電位VMから電位VL1まで遷移して、電位VL1が一定時間保持された後、電位VL1から電位VH1まで遷移して、電位VH1が一定時間保持される。このような第1波形Wmによれば、中間電位VMから電位VL1まで遷移することで、ノズルN内のメニスカスが圧力室SC側にいったん引き込まれる。その後に、電位VL1から電位VH1まで遷移することで、ノズルN内のメニスカスがノズルNの開口部(インクが吐出されるノズルNの開口部)側に一気に動いて、ノズルNの開口部からインクが押し出される。
第2波形Wdによって、ノズルNの開口部から押し出されたインクを引きちぎることによって、ノズルNの開口部からインクが液滴として吐出される。具体的には、駆動波形W1の第2波形Wdは、電位VH1から中間電位VMに遷移することで、ノズルN内のメニスカスが圧力室SC側に引き込まれて、ノズルNの開口部から押し出されたインクを引きちぎることができる。
駆動波形W2は、VL1を基準として、駆動波形W2の波形全体の電位を、駆動波形W1よりも小さくすることで、駆動電圧を小さくしたものである。このような駆動波形W2では、例えば電位VH1’が駆動波形W1の電位VH1よりも小さくなる。このため、駆動波形W2の第1波形Wmにおいて、ノズルN内のメニスカスを押し出す力が駆動波形W1よりも弱くなるので、駆動波形W1よりもインクの吐出量を低減できる。したがって、特定条件を満たすドットパターンでない場合には駆動波形W1を用いて圧電素子385を駆動し、特定条件を満たすドットパターンの場合には駆動波形W2を用いて圧電素子385を駆動するようにすることで、駆動波形W2は駆動波形W1よりもインクの吐出量を低減できる。また、駆動波形の形状を変えることによって、インクの吐出量を低減するから、吐出量を調整し易い。
次に、本実施形態の液体吐出装置10の動作方法について図面を参照しながら説明する。図8は、液体吐出装置10の印刷時の動作を示すフローチャートである。図8に示すように、ステップS11にて検出部62は、印刷データGにより展開されたドットパターンから特定条件を満たすドットパターンを検出する。具体的には、検出部62は、上述した吐出デューティーと、吐出または非吐出の時間とに基づいて、特定条件を満たすドットパターンを検出する。例えば吐出量が多い吐出期間と吐出量が多い吐出期間との間に、非吐出期間または吐出量が少ない吐出期間の時間が介在するドットパターンのように、インクの流速の急激な変化によりインクの供給不足が生じ易いドットパターンを検出する。例えば吐出デューティーが略70%以上で吐出時間が1.5msec以上の吐出と、吐出デューティーが略30%以下で吐出時間が1.5msec〜3msecの吐出と、吐出デューティーが略70%以上で吐出時間が1.5msec以上の吐出とが連続する場合に特定条件を満たすものとすることができる。また、吐出デューティーが略70%以上で吐出時間が1.5msec以上の吐出と、1.5msec〜3msecの非吐出と、吐出デューティーが略70%以上で吐出時間が1.5msec以上の吐出とが連続する場合に特定条件を満たすものとすることができる。このような特定条件を満たすドットパターンでは、インクの流速の急激な変化によりインクの供給不足が生じ易いからである。
このような吐出デューティーを、特定条件を満たすか否かの判断基準とするのは、吐出または非吐出の時間の前後の吐出デューティーが大きくなるほど、インクの吐出量の差も大きくなるので、共通液室34内でインクの流速の急激な変化が生じ易くなるからである。なお、特定条件を満たす吐出デューティーの範囲は、インクの色によって異なるようにしてもよい。インクの色によってインクの粘度や重量が変わるので、それによって共通液室34内のインクの流速も変わるので、インクの供給不足になり易いドットパターンも変わる虞がある。特定条件を満たす吐出デューティーの範囲を、インクの色によって異なるようにすることで、インクの色に応じて、インクの供給不足になり易いドットパターンを的確に検出できる。
また、吐出デューティーだけでなく、吐出または非吐出の時間についても、特定条件を満たすか否かの判断基準とするのは、吐出または非吐出の時間によっては、コンプライアンス基板54の過度な振動による空気の引き込みが発生する場合と発生しない場合があるからである。したがって、吐出デューティーと、吐出または非吐出の時間を判断基準にすることで、単に吐出デューティーだけでドットパターンを検出する場合に比較して、空気の引き込みが発生し易いドットパターンを的確に検出できる。
図9は、非吐出の時間とメニスカス耐圧との関係を示す図である。ここでは、吐出デューティーが100%のベタ吐出とベタ吐出との間に、非吐出の時間が介在するドットパターンにおいて、空気の引き込みが生じる特定条件を説明する。図9は、任意の1つの共通液室34から供給されたインクをノズルNから吐出する場合の具体例である。図9において縦軸はメニスカス耐圧[Pa]であり、横軸は非吐出の時間[msec]である。メニスカス耐圧とは、ノズルN内のメニスカスが破壊されない最大の圧力である。非吐出の時間は、ベタ吐出とベタ吐出の間における非吐出の時間(間欠時間)である。
図9の実線グラフは、コンプライアンス基板54の過度な振動によってメニスカス耐圧の低下が発生する場合である。図9の点線グラフは、メニスカス耐圧の低下が発生しない場合である。図9のPは、インクの流路の圧力損失である。メニスカス耐圧の低下が発生すると、メニスカス耐圧が流路の圧力損失Pを下回ったときに、メニスカスが破壊されて空気が入り込み易くなる。
図9の実線グラフによれば、ベタ吐出とベタ吐出の間に非吐出の時間が介在するドットパターンでも、非吐出の時間によっては、メニスカス耐圧が流路の圧力損失Pを下回る場合と下回らない場合があることが分かる。具体的には、非吐出の時間が略1.5msec〜2.5msecの時間T内で、メニスカス耐圧が流路の圧力損失Pを下回っており、非吐出の時間が時間Tよりも短い場合と非吐出の時間が時間Tよりも長い場合には、メニスカス耐圧が流路の圧力損失を上回っている。したがって、図9に例示するドットパターンでは、非吐出の時間が時間Tの範囲においては、メニスカスが破壊されてノズルNから空気が引き込まれ易く、非吐出の時間が時間Tよりも短い場合や時間Tよりも長い場合など非吐出の時間が時間Tの範囲以外の範囲では、メニスカスが破壊されないのでノズルNから空気が引き込まれない。
このように、ベタ吐出とベタ吐出との間の非吐出の時間によっては、空気が引き込まれ易い場合と空気が引き込まれない場合がある。したがって、吐出デューティーだけでなく、非吐出の時間も特定条件を満たすか否かの判断基準とすることで、空気の引き込みが発生し易いドットパターンを的確に検出できる。なお、メニスカス耐圧が流路の圧力損失Pを下回る非吐出の時間の範囲は、例えばインクの種類や粘度などによっても異なる。したがって、特定条件を満たす非吐出の時間の範囲としては、マージンも考慮して、例えば上述したように略1.5msec〜3msecとすることができる。
次に、ステップS12にて制御部60は、検出部62により特定条件を満たすドットパターンが検出されたか否かを判断する。特定条件を満たすドットパターンが検出されないと制御部60が判断した場合は、インクの吐出量を低減しなくてよいため、ステップS13にて吐出量を低減せずにインクを吐出する。具体的には、制御部60は、駆動信号生成部64により駆動波形W1の駆動信号COMを生成して駆動部262に出力する。これにより、特定条件を満たすドットパターンでない場合には、駆動波形W1により圧電素子385が駆動されてインクが吐出されるので、インクの吐出量が低減されずに印刷される。
他方、特定条件を満たすドットパターンが検出されたと制御部60が判断した場合は、インクの吐出量を低減するため、ステップS14にて吐出量を低減してインクを吐出する。具体的には、制御部60は、駆動信号生成部64により駆動波形W2の駆動信号COMを生成して駆動部262に出力する。これにより、特定条件を満たすドットパターンの場合には、駆動波形W2により圧電素子385が駆動されてインクが吐出されるので、インクの吐出量が低減される。したがって、特定条件を満たすドットパターンにおいて、図7の駆動波形W1で圧電素子385を駆動すると、図9の実線グラフのようにメニスカス耐圧が低下する場合でも、図7の駆動波形W2で圧電素子385を駆動すると、図9の点線グラフのようにメニスカス耐圧が低下しなくなる。これにより、ノズルNからの空気の引き込みを抑制することができる。
続いて、ステップS15にて制御部60は、吐出量を低減したインクを補足するように他の色のインクを吐出する。インクの吐出量を低減すると、画質が低下する虞があるため、本実施形態では、吐出量を低減したインクを、他の色のインクで補足することで、画質の低下を抑制することができる。以下の説明では、吐出量を低減したインクを第1液体とし、第1液体を補足する他の色のインクを第2液体とする。また、第1液体を供給する共通液室34を第1共通液室とし、第2液体を供給する共通液室34を第2共通液室とする。
第2液体は、第1液体とは異なる色の液体である。「異なる色の液体」とは、色材(顔料や染料など)の種類と濃度のうち少なくとも一方が異なる液体である。「第1液体を補足」とは、第1液体の吐出量の低減による画質の低下を抑えるために、第1液体に第2液体を重ねて印刷することで、吐出量や色を補うことである。したがって、第2液体は、第1液体を補足しても目立たない色であり、例えばガマット(Gamut:色再現領域)やOD値(Optical Density:光学密度)などの画質を表す指標を向上できる色であることが好ましい。なお、1回のキャリッジ24の往動または復動で、第1液体と第2液体を重ねるように吐出してもよく、キャリッジの往動と復動の一方で第1液体を吐出し、他方で第1液体に重ねるように第2液体を吐出してもよい。
本実施形態の液体吐出装置10は、色材の濃度が異なるシアン(C)とライトシアン(LC)、マゼンタ(M)とライトマゼンタ(LM)、イエロー(Y)とダークイエロー(DY)、ブラック(K)とライトブラック(LK)の全8色のインクを備えている。ライトシアン(LC)は、シアン(C)よりも色材の濃度が低い。ライトマゼンタ(LM)は、マゼンタ(M)よりも色材の濃度が低い。ライトブラック(LK)は、ブラック(K)よりも色材の濃度が低い。ダークイエロー(DY)は、イエロー(Y)よりも色材の濃度が高い。
このため、本実施形態では、シアン(C)とライトシアン(LC)の一方を第1液体とし他方を第2液体とすることができ、マゼンタ(M)とライトマゼンタ(LM)の一方を第1液体とし他方を第2液体とすることができる。同様に、イエロー(Y)とダークイエロー(DY)の一方を第1液体とし他方を第2液体とすることができ、ブラック(K)とライトブラック(LK)の一方を第1液体とし他方を第2液体とすることができる。なお、ダークイエロー(DY)を第2液体とする代わりに、イエロー(Y)よりも濃度が低いライトイエローを第2液体としてもよい。ここでは、第1液体とは色材の種類が同じで濃度が異なる液体を第2液体とした場合を例示したが、第1液体とは色材の種類が異なる色(例えば黒と黒紫など第1液体を基調として他の色材を混ぜたもの)を第2液体としてもよい。
また、第1液体に補足される第2液体は、複数の異なる色の液体であってもよい。例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)については、組み合わせることでブラック(K)またはブラック(K)の同系色になる。このため、ブラック(K)を第1液体とし、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)を第2液体として、これらを第1液体に重ねるように吐出してもよい。
このような第2液体で第1液体を補足することで、第1液体の吐出量を低減しても、ガマットやOD値などの画質を表す指標を向上できるので、画質の低下を抑えることができる。また、第1共通液室とは異なる第2共通液室から供給された第2液体で第1液体を補足するので、第1共通液室の第1液体をさらに吐出して補足する場合に比較して、第1液体が供給不足にならないように補足できる。このように、本態様によれば、共通液室内の液体の速度の急激な変化による空気の引き込みを抑制しつつ、印刷画質の低下を抑制できる。第1液体と第2液体は、必ずしも同系色でなくてもよい。第1液体とは色材の種類が異なっていても、第1液体に重ねたときに目立たない単色の液体または複数色の液体であればよい。
なお、本実施形態では、インクの吐出量を低減させる駆動波形W2として、図4に示すように駆動電圧を駆動波形W1よりも小さくした場合を例示したが、これに限られず、駆動波形W2の他の部分の電位、電圧変化勾配、電位の保持時間などを変えるようにしてもよい。
図10は、特定条件を満たす場合における駆動信号COMの駆動波形W2の変形例1〜4を表にした図である。変形例1は、駆動波形W2の中間電位VM’を駆動波形W1の中間電位VMよりも小さくしたものである。このような変形例1の駆動波形W2によれば、ノズルN内のメニスカスを圧力室SC側に引き込む力を小さくすることができるので、駆動波形W1よりもインクの吐出量を低減できる。変形例2は、駆動波形W2の第1波形Wmにおいて、中間電位VMからVL1への変遷時間を駆動波形W1よりも長くしたものである。このような変形例2の駆動波形W2によれば、ノズルN内のメニスカスを圧力室SC側に引き込む速度を緩やかにすることができるので、駆動波形W1よりもインクの吐出量を低減できる。
変形例3は、駆動波形W2の第1波形Wmにおいて、VL1からVH1への変遷時間を駆動波形W1よりも長くしたものである。このような変形例3の駆動波形W2によれば、メニスカスをノズルNの開口部側へ押し出す力を緩やかにすることができるので、駆動波形W1よりもインクの吐出量を低減できる。変形例4は、駆動波形W2の第1波形Wmにおいて、VL1を保持する時間を駆動波形W1よりも長くしたものである。このような変形例4の駆動波形W2によれば、ノズルN内のメニスカスを引き込んだ際に発生する振動とはタイミングをずらすことで振動が伝わり難くなるので、駆動波形W1よりもインクの吐出量を低減できる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態について説明する。以下に例示する各形態において作用や機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。第1実施形態では、特定条件を満たすドットパターンの場合には、圧電素子385を駆動する駆動波形の形状を変えることでインクの吐出量を低減する場合を例示したが、第2実施形態では、ドットサイズ(媒体12に着弾させるインクのドットの大きさ)を変えることでインクの吐出量を低減する場合を例示する。
図11は、駆動信号COMにおける駆動波形W3の数とドットサイズとの関係を示す図である。図11の駆動信号COMには、1周期で3個の駆動波形W3が含まれている。駆動波形W3の形状は、駆動波形W1と同じでもよく、異なっていてもよい。第2実施形態では、このような駆動信号COMから選択した駆動波形W3の数によって、ドットサイズを変えられる。具体的には、駆動信号COMから選択した3個の駆動波形W3を駆動信号Vとして圧電素子385に供給することで、ドットサイズが「大」の液滴をノズルNから吐出できる。駆動信号COMから選択した2個の駆動波形W3を駆動信号Vとして圧電素子385に供給することで、ドットサイズが「中」の液滴をノズルNから吐出できる。駆動信号COMから選択した1個の駆動波形W3を駆動信号Vとして圧電素子385に供給することで、ドットサイズが「小」の液滴をノズルNから吐出できる。
ドットサイズが「大」「中」「小」の順に、インクの吐出量が少なくなる。したがって、特定条件を満たすドットパターンの場合に、ドットサイズが「大」の部分は、ドットサイズを「中」または「小」にすることで、インクの吐出量を低減することができる。なお、ドットサイズが「中」の部分は、ドットサイズを「小」にしてもよい。また、第2実施形態によれば、駆動波形W1の数を変えることによって、インクの吐出量を低減するから、吐出量を調整し易い。
<変形例>
以上に例示した態様および実施形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示や上述の態様から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
(1)上述した実施形態では、液体吐出ヘッド26を搭載したキャリッジ24をX方向に沿って反復的に往復させるシリアルヘッドを例示したが、液体吐出ヘッド26を媒体12の全幅にわたり配列したラインヘッドにも本発明を適用可能である。
(2)上述した実施形態では、圧力室に機械的な振動を付与する圧電素子を利用した圧電方式の液体吐出ヘッド26を例示したが、加熱により圧力室の内部に気泡を発生させる発熱素子を利用した熱方式の液体吐出ヘッドを採用することも可能である。
(3)上述した実施形態で例示した液体吐出装置10は、印刷に専用される機器のほか、ファクシミリ装置やコピー機等の各種の機器に採用され得る。もっとも、本発明の液体吐出装置10の用途は印刷に限定されない。例えば、色材の溶液を吐出する液体吐出装置は、液晶表示装置のカラーフィルターや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等を形成する製造装置として利用される。また、導電材料の溶液を吐出する液体吐出装置は、配線基板の配線や電極を形成する製造装置として利用される。また、液体の一種として生体有機物の溶液を吐出するチップ製造装置としても利用される。
10…液体吐出装置、12…媒体、14…液体容器、20…制御ユニット、202…制御装置、203…記憶装置、22…搬送機構、24…キャリッジ、26…液体吐出ヘッド、262…駆動部、264…液体吐出部、266…吐出部、30…ヘッド本体、32…連通基板、326…ノズル側連通流路、34…共通液室、342…流入口、344…供給側連通流路、38…積層部、382…圧力室基板、383…開口部、384…振動板、385…圧電素子、386…保護板、387…凹部、40…ケース部材、42…液体貯留室、43…導入口、52…ノズル板、54…コンプライアンス基板、60…制御部、62…検出部、64…駆動信号生成部、70…液体吐出部、A…第1領域、B…第2領域、C…データテーブル、COM…駆動信号、G…印刷データ、N…ノズル、P…圧力損失、Q…端部領域、SC…圧力室、SI…印刷信号、V…駆動信号、Wm…第1波形、Wd…第2波形、W1、W2、W3…駆動波形、Bu…気泡。

Claims (6)

  1. 液体吐出装置の駆動方法であって、
    前記液体吐出装置は、
    第1液体を吐出するノズルに、前記第1液体を供給する第1共通液室と、
    前記第1液体とは異なる色の第2液体を吐出するノズルに、前記第2液体を供給する第2共通液室と、
    印刷データより展開される前記第1液体のドットパターンに基づいて、特定条件を満たすドットパターンを検出する検出部と、を備え、
    前記検出部が前記ドットパターンを検出した場合に、前記第1液体の吐出量を低減し、前記第1液体を補足するように前記第2液体を吐出することによって、前記ドットパターンを印刷する
    液体吐出装置の駆動方法。
  2. 駆動素子の駆動により圧力室の圧力を変動させることによって前記ノズルから第1液体を吐出させる際に、前記駆動素子を駆動するための駆動波形の形状または数を変えることによって、前記第1液体の吐出量を低減する
    請求項1に記載の液体吐出装置の駆動方法。
  3. 前記第1液体に補足される前記第2液体は、複数の異なる色の液体である
    請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置の駆動方法。
  4. 前記検出部は、前記第1液体の吐出デューティーと、前記第1液体の吐出または非吐出の時間とに基づいて、前記印刷データより展開されるドットパターンから前記特定条件を満たすドットパターンを検出する
    請求項1から請求項3の何れかに記載の液体吐出装置の駆動方法。
  5. 前記特定条件を満たす前記吐出デューティーの範囲は、前記第1液体の色によって異なる
    請求項4に記載の液体吐出装置の駆動方法。
  6. 第1液体を吐出するノズルに、前記第1液体を供給する第1共通液室と、
    前記第1液体とは異なる色の第2液体を吐出するノズルに、前記第2液体を供給する第2共通液室と、
    印刷データより展開される前記第1液体のドットパターンに基づいて、特定条件を満たすドットパターンを検出する検出部と、を備え、
    前記検出部が前記ドットパターンを検出した場合に、前記第1液体の吐出量を低減し、前記第1液体を補足するように前記第2液体を吐出することによって、前記ドットパターンを印刷する
    液体吐出装置。
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