JP2018153140A - フルフラール製造原料用糖液の製造方法及びフルフラールの製造方法 - Google Patents
フルフラール製造原料用糖液の製造方法及びフルフラールの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018153140A JP2018153140A JP2017052958A JP2017052958A JP2018153140A JP 2018153140 A JP2018153140 A JP 2018153140A JP 2017052958 A JP2017052958 A JP 2017052958A JP 2017052958 A JP2017052958 A JP 2017052958A JP 2018153140 A JP2018153140 A JP 2018153140A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furfural
- reaction
- acid
- concentration
- sugar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Furan Compounds (AREA)
Abstract
Description
非可食バイオマス資源の加水分解反応で得られる糖液中のC5糖類/C6糖類含有量比は、用いる非可食バイオマス資源によってある程度決められるが、フルフラール製造用原料として用いる糖液としては、糖液中にC5糖類がより多く含まれていることが好ましい。
特にフルフラールの副反応で高沸物が生成すると、生成した高沸物が反応器内壁等に固着して、機器の閉塞等のトラブルを引き起こすため、フルフラールの安定生産の面でもフルフラールの副反応を抑制することが望まれる。
本発明はまた、このフルフラール製造原料用糖液を用いてフルフラールを製造する際に、フルフラールの副反応を抑制してフルフラールを高収率で製造する方法を提供することを目的とする。
即ち、本発明の要旨は、以下の[1]〜[12]に存する。
[2] 前記反応液中のヒドロキシメチルフルフラールの濃度を150重量ppm以上0.5重量%以下に制御するに制御する、[1]に記載のフルフラール製造原料用糖液の製造方法。
[3] 前記触媒が、pKa3以上5以下の有機酸を含有する、[1]又は[2]に記載のフルフラール製造原料用糖液の製造方法。
[4] 前記有機酸が、酢酸、乳酸、及び蟻酸のいずれか1種又は2種以上である、[3]に記載のフルフラール製造原料用糖液の製造方法。
[5] 前記溶媒が水と有機溶媒の混合物である、[1]〜[4]のいずれかに記載のフルフラール製造原料用糖液の製造方法。
[6] 前記非可食バイオマス資源がバガスである、[1]〜[5]のいずれかに記載のフルフラール製造原料用糖液の製造方法。
[7] 非可食バイオマス資源を原料として、溶媒の存在下、触媒を用いて反応槽中で反応させて糖液を得、該糖液を該反応槽中で反応させてフルフラールを製造する方法において、該反応槽内の反応液中のヒドロキシメチルフルフラールの濃度を5重量ppm以上1.2重量%以下に制御する、フルフラールの製造方法。
[8] 前記反応液中のヒドロキシメチルフルフラールの濃度を150重量ppm以上、0.5重量%以下に制御する、[7]に記載のフルフラールの製造方法。
[9] 前記触媒が、pKa3以上5以下の有機酸を含有する、[7]又は[8]に記載のフルフラールの製造方法。
[10] 前記有機酸が、酢酸、乳酸、及び蟻酸のいずれか1種又は2種以上である、[7]〜[9]のいずれかに記載のフルフラールの製造方法。
[11] 前記溶媒が水と有機溶媒の混合物である、[7]〜[10]のいずれかに記載のフルフラールの製造方法。
[12] 前記非可食バイオマス資源がバガスである、[7]〜[11]のいずれかに記載のフルフラールの製造方法。
また、本発明のフルフラールの製造方法によれば、非可食バイオマス資源から糖液を得、この糖液からフルフラールを製造する反応槽内の反応液中のHMF濃度を所定の範囲内に制御することにより、フルフラールの副反応を抑制して高沸物に起因するトラブルを引き起こすことなく、フルフラールを高収率で安定的に製造することができる。
本発明のフルフラールの製造方法は、非可食バイオマス資源を原料として、溶媒の存在下、触媒を用いて反応槽中で反応させて糖液を得、該糖液を該反応槽中で反応させてフルフラールを製造する方法において、該反応槽内の反応液中のヒドロキシメチルフルフラールの濃度を5重量ppm以上1.2重量%以下に制御することを特徴とする。
本発明で用いる非可食バイオマス資源は、糖類を構成成分とする多糖類を含んでいれば特に限定されないが、具体的には、バガス、スイッチグラス、ネピアグラス、エリアンサス、ミスカンサス、ケナフ、コーンストーバー、コーンコブ、ビートパルプ、パーム空果房、稲わら、麦わら、米ぬか、樹木、木材、植物油カス、ササ、タケ、パルプ類、古紙、食品廃棄物、水産物残渣、家畜廃棄物等が挙げられる。また、砂糖の製造工程で発生する糖蜜から砂糖を回収した後に残る廃糖蜜も非可食バイオマス原料として使用可能である。この中で、原料入手性とコストの観点からバガス、コーンストーバー、コーンコブ、稲わらが好ましく、バガス、コーンコブがより好ましく、バガスが特に好ましい。非可食バイオマス資源は、可食バイオマス資源と異なり、食用用途と競合せず、また通常であれば廃棄、焼却処理されるものが多いため、安定的な供給、資源の有効利用が図れる点で好ましい。
また、非可食バイオマスを篩分けし、使用する非可食バイオマスを選別することにより非可食バイオマスの重量平均径を制御することもできる。即ち、篩分けによって重量平均径の大きい非可食バイオマスを選別すると非可食バイオマスの重量平均径は大きくなり、逆に篩分けによって重量平均径の小さい非可食バイオマスを選別すると非可食バイオマスの重量平均径が小さくなる。
本発明で製造される糖液中のC5糖類は、非可食バイオマス資源由来であって、脱水反応によりフルフラールを製造することができるものであればよく、特に限定されない。
また、糖液中には、C5糖類とは炭素数の異なるグルコースなどの単糖やグルカンなどの多糖が共存していてもよい。
非可食バイオマス資源から上記のC5糖類を含む糖液を製造する反応は、非可食バイオマス資源中のヘミセルロース分を加水分解反応してC5糖類を生成させる反応である。この反応は、C5糖類の生産性向上、得られるC5糖類の純度向上の観点から、反応溶媒及び触媒を用いて行われる。
非可食バイオマス資源からの糖液の製造反応において、反応溶媒中に含まれる非可食バイオマスの濃度は特に限定されないが、溶媒に対する非可食バイオマスの割合が0.1〜200重量%であることが好ましく、より好ましくは5〜40重量%であり、さらに好ましくは10〜30重量%である。溶媒に対する非可食バイオマスの割合が上記下限値以上であると、溶媒の分離に必要なエネルギーが低くなる傾向があり、更には、反応系の容量を低減して装置設備の建設費も低減できる傾向にある。溶媒に対する非可食バイオマスの割合が上記上限値以下であると、副反応を抑制でき、C5糖類、更にはフルフラールの収率が高くなる傾向があり好ましい。
非可食バイオマス資源からの糖液の製造反応で用いられる触媒は、非可食バイオマスからC5糖類を製造可能な触媒であればよく、特に限定されないが、硫酸、燐酸、硝酸、塩酸等の無機酸、カルボン酸、スルホン酸等の有機酸、ヘテロポリ酸といった酸触媒が挙げられる。これらの中でも、安定性、腐食性、廃棄物処理、単価の観点から有機酸が好ましく、特にカルボン酸が好ましい。
これらの中でも非可食バイオマスから得られる酸である蟻酸、酢酸、乳酸、レブリン酸が好ましく、とりわけ蟻酸、酢酸、乳酸が好ましい。
上記のスルホン酸は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記のヘテロポリ酸は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
非可食バイオマス資源からの糖液の製造反応において用いる反応溶媒は、水、或いは、水と有機溶媒との混合溶媒である。即ち、水のみで反応を行うことが可能であるが、有機溶媒を添加して反応を行うこともできる。有機溶媒を用いる場合均一混合溶媒で反応を行うことができるが、水相と有機相の2相系となる有機溶媒も用いることができる。用いる有機溶媒の量は本発明の趣旨を損ねない限り、特に限定されないが、水に対して10〜5000重量%であることが好ましく、特に10〜1000重量%であることが好ましい。
本発明のフルフラール製造原料用糖液の製造方法においては、反応液中のヒドロキシメチルフルフラール(HMF)濃度を5重量ppm以上2重量%以下に制御する。反応液中のHMF濃度が上記下限値以上であると、溶媒量の低減、又はC5糖の抽出工程でのC6糖成分とC5糖成分の分離が容易であることによりフルフラール製造プロセスに必要なエネルギーコストを低減することができる。また、得られる糖液中のC5糖類/C6糖類含有量比を大きくすることができ、C5糖類含有量の多い糖液を得ることができるため、その糖液を用いてフルフラール収率を向上させることができる。反応液中のHMF濃度が上記上限値以下であると、HMF自体の重合による副生固形物を減らすことができるだけでなく、HMFとフルフラールとの反応によるフルフラール収率の低下を回避できる。また、得られる糖液中のC5糖類/C6糖類含有量比を大きくすることができ、C5糖類含有量の多い糖液を得ることができるため、その糖液を用いてフルフラール収率を向上させることができる。反応液中のHMF濃度は好ましくは10重量ppm以上1.5重量%以下、より好ましくは100重量ppm以上1.0重量%以下で、更に好ましくは150重量ppm以上0.5重量%以下であり、特に好ましくは200重量ppm以上0.4重量%以下である。
即ち、反応温度が高いとHMFの生成量が増加してHMF濃度が高くなり、逆に低いとHMFの生成量が低減しHMF濃度は低くなる。
また、反応時間が長いとHMFの生成量が増加してHMF濃度が高くなり、逆に短いとHMFの生成量が低減しHMF濃度は低くなる。
また、原料濃度が高いとHMFの生成量が増加してHMF濃度が高くなり、逆に低いとHMFの生成量が低減しHMF濃度は低くなる。
また、触媒濃度が高いとHMFの生成量が増加してHMF濃度が高くなり、逆に低いとHMFの生成量が低減しHMF濃度は低くなる。
また、非可食バイオマス原料中のセルロース含有量が高いとHMF生成量が増加してHMF濃度が高くなり、逆に低いとHMFの生成量は低減しHMF濃度は低くなる。
また、非可食バイオマス原料の重量平均径が小さいとHMF生成量が増加してHMF濃度が高くなり、逆に非可食バイオマス原料の重量平均径が大きいとHMF生成量は低減しHMF濃度は低くなる。
従って、上述の好適な原料濃度、非可食バイオマス原料の重量平均径、触媒濃度や後述の好適な反応条件の範囲内で、これらの条件を適宜調整することにより、反応液中のHMF濃度を上記の好適範囲に制御することができる。
本発明のフルフラール製造原料用糖液の製造方法において、反応液中のグルコース濃度は特に限定されないが、好ましくは5重量ppm以上10重量%以下であり、より好ましくは10重量ppm以上5重量%以下であり、更に好ましくは100重量ppm以上2重量%以下であり、特に好ましくは150重量ppm以上1重量%以下である。反応液中のグルコース濃度が上記下限値以上であると、溶媒量の低減、又はC5糖の抽出工程でのC6糖成分とC5糖成分の分離が容易であることによりフルフラール製造プロセスに必要なエネルギーコストを低減することができる。また、得られる糖液中のC5糖類/C6糖類含有量比を大きくすることができ、C5糖類含有量の多い糖液を得ることができるため、その糖液を用いてフルフラール収率を向上させることができる。反応液中のグルコース濃度が上記上限値以下であると、グルコース自体の重合による副生固形物を減らすことができるだけでなく、グルコースとフルフラールとの反応によるフルフラール収率の低下を回避できる。また、得られる糖液中のC5糖類/C6糖類含有量比を大きくすることができ、C5糖類含有量の多い糖液を得ることができるため、その糖液を用いてフルフラール収率を向上させることができる。
即ち、反応温度が高いとグルコース生成量が増加してグルコース濃度が高くなり、逆に低いとグルコースの生成量が低減しグルコース濃度は低くなる。
また、反応時間が長いとグルコースの生成量が増加してグルコース濃度が高くなり、逆に短いとグルコースの生成量が低減しグルコース濃度は低くなる。
また、糖類濃度が高いとグルコースの生成量が増加してグルコース濃度が高くなり、逆に低いとグルコースの生成量が低減しグルコース濃度は低くなる。
また、触媒濃度が高いとグルコース生成量が増加してグルコース濃度が高くなり、逆に低いとグルコースの生成量が低減しグルコース濃度は低くなる。
従って、上述の好適な糖類濃度、触媒濃度や後述の好適な反応条件の範囲内で、これらの条件を適宜調整することにより、反応液中のグルコース濃度を上記の好適範囲に制御することができる。
本発明のフルフラール製造原料用糖液の製造方法においては、反応液中のリグニン濃度を0.1重量%以上15重量%以下に制御することが好ましい。反応液中のリグニン濃度が上記下限値以上であると、溶媒量の低減、又はC5糖の抽出工程でのC6糖成分とC5糖成分の分離が容易であることによりフルフラール製造プロセスに必要なエネルギーコストを低減することができる。反応液中のリグニン濃度が上記上限値以下であると、リグニン自体の重合による副生固形物を減らすことができるだけでなく、リグニンとフルフラールとの反応によるフルフラール収率の低下を回避できる。反応液中のリグニン濃度はより好ましくは0.5重量%以上10重量%以下、さらに好ましくは0.7重量%以上5重量%以下である。
即ち、反応温度が高いとリグニンの生成量が増加してリグニン濃度が高くなり、逆に低いとリグニンの生成量が低減しリグニン濃度は低くなる。
また、反応時間が長いとリグニンの生成量が増加してリグニン濃度が高くなり、逆に短いとリグニンの生成量が低減しリグニン濃度は低くなる。
また、原料濃度が高いとリグニンの生成量が増加してリグニン濃度が高くなり、逆に低いとリグニンの生成量が低減しリグニン濃度は低くなる。
また、触媒濃度が高いとリグニンの生成量が増加してリグニン濃度が高くなり、逆に低いとリグニンの生成量が低減しリグニン濃度は低くなる。
糖液製造反応の反応温度は特に限定されないが、具体的には100℃以上であることが好ましく、より好ましくは120℃以上、さらに好ましくは140℃以上であって、250℃以下であることが好ましく、より好ましくは230℃以下であり、特に好ましくは210℃以下である。反応温度が上記下限値以上であると、反応の進行が速くなる傾向があり、C5糖類製造の生産性が向上する。反応温度が上記上限値以下であると、C5糖類の逐次反応や分解を抑制し、C5糖類の収率を向上させる傾向があるため好ましい。
糖液製造反応の反応形式は特に限定されず、バッチ式でも半回分式でも連続式でもよく、これらを組み合わせた反応形式でもよい。生産性向上の観点からは、半回分式反応および連続式反応が好ましく、操作の簡易さの観点からはバッチ式反応が好ましい。また、固液接触の観点では回転式の反応器が好ましい。反応器は1器で行ってもよいし、複数系列を組み合わせてもよい。
糖液の製造反応後、反応液から非可食バイオマス資源の反応残渣を分離する固液分離方法は特に限定されないが、フィルタープレス、ベルトフィルター、スクリュープレス、ロールプレス、コンベヤードライヤー、オリバーフィルター、プレコートフィルター、ディスクフィルター、ベルトプレス、ギナ遠心分離装置、回転加圧脱水装置、多重円盤脱水装置、中空糸膜濾過装置、クロスフロー型遠心濾過脱水装置などを好ましく用いることができ、フィルタープレス、ベルトフィルター、ロールプレスがより好ましく、ロールプレスが特に好ましい。固液分離は糖液製造後に行ってもよいし、脱水反応によるフルフラール製造後に行ってもよいし、糖液やフルフラールの製造途中に行ってもよい。
本発明で行われるフルフラール製造反応は、上記の糖液製造反応で得られた糖液中のC5糖類を、触媒の存在下で脱水反応させて、フルフラールを生成させる反応である。この脱水反応は、フルフラールの生産性向上、得られるフルフラールの純度向上の観点から、反応溶媒及び触媒を用いて行うことが好ましい。
上述の本発明のフルフラール製造原料用糖液の製造方法に従って製造され、フルフラール製造のための脱水反応に供されるフルフラール製造原料用糖液中のC5糖類の濃度は特に限定されないが、糖液中の反応溶媒に対するC5糖類の割合で0.1〜50重量%であることが好ましく、より好ましくは1〜30重量%であり、さらに好ましくは2〜10重量%である。糖液中のC5糖類の含有量が、上記下限値以上であると、脱水反応後、フルフラールと溶媒との分離に必要なエネルギーが低くなる傾向があり、更には反応系の容量が小さくなり、建設費も低減できる傾向にある。C5糖類濃度が上記上限値以下であると、副反応を抑制でき、フルフラールの収率が高くなる傾向があり好ましい。
本発明のフルフラール製造反応で用いられる触媒は、C5糖類からフルフラールを製造可能な酸触媒であれば、特に限定されず、前述の非可食バイオマス資源からの糖液製造反応で用いられる触媒と同様のものを用いることができ、好ましい触媒についても前述の非可食バイオマス資源からの糖液の製造反応におけると同様である。
フルフラール製造反応において用いる反応溶媒は、水、或いは水と有機溶媒との混合溶媒であることが好ましい。即ち、非可食バイオマス資源からの糖液製造反応におけると同様、水のみで反応を行うことが可能であるが、有機溶媒を添加して反応を行うこともできる。コスト優位性の観点からは、反応溶媒として水のみを用いることが好ましく、フルフラールの収率向上の観点からは、反応溶媒として水と有機溶媒とを用いることが好ましい。
フルフラールの製造反応においても、有機溶媒は溶媒の回収、再利用を考慮すると単一溶媒のほうが好ましいが、2種類以上を用いても構わない。
本発明のフルフラールの製造方法においては、反応液中のヒドロキシメチルフルフラール(HMF)濃度を5重量ppm以上1.2重量%以下に制御する。反応液中のHMF濃度が上記下限値以上であると、得られる糖液中のC5糖類/C6糖類含有量比を大きくすることができ、C5糖類含有量の多い糖液を得ることができるため、その糖液を用いてフルフラール収率を向上させることができる。反応液中のHMF濃度が上記上限値以下であると、HMF自体の重合による副生固形物を減らすことができるだけでなく、HMFとフルフラールとの反応によるフルフラール収率の低下を回避できる。また、得られる糖液中のC5糖類/C6糖類含有量比を大きくすることができ、C5糖類含有量の多い糖液を得ることができるため、その糖液を用いてフルフラール収率を向上させることができる。反応液中のHMF濃度は好ましくは10重量ppm以上○○重量%以下、より好ましくは100重量ppm以上1.0重量%以下であり、更に好ましくは150重量ppm以上0.5重量%以下であり、特に好ましくは200重量ppm以上0.4重量%以下である。
即ち、反応温度が高いとHMFの生成量が増加してHMF濃度が高くなり、逆に低いとHMFの生成量が低減しHMF濃度は低くなる。
また、反応時間が長いとHMFの生成量が増加してHMF濃度が高くなり、逆に短いとHMFの生成量が低減しHMF濃度は低くなる。
また、糖類濃度が高いとHMFの生成量が増加してHMF濃度が高くなり、逆に低いとHMFの生成量が低減しHMF濃度は低くなる。
また、触媒濃度が高いとHMFの生成量が増加してHMF濃度が高くなり、逆に低いとHMFの生成量が低減しHMF濃度は低くなる。
また、非可食バイオマス原料中のセルロース含有量が高いとHMF生成量が増加してHMF濃度が高くなり、逆に低いとHMFの生成量は低減しHMF濃度は低くなる。
また、非可食バイオマス重量平均径が小さいとHMF生成量が増加してHMF濃度が高くなり、逆に非可食バイオマス重量平均径が大きいとHMF生成量は低減しHMF濃度は低くなる。
従って、上述の好適な糖類濃度、触媒濃度や後述の好適な反応条件の範囲内で、これらの条件を適宜調整することにより、反応液中のHMF濃度を上記の好適範囲に制御することができる。
本発明のフルフラールの製造方法においては、反応液中のグルコース濃度は特に限定されないが、好ましくは5重量ppm以上10重量%以下であり、より好ましくは10重量ppm以上5重量%以下であり、更に好ましくは100重量ppm以上2重量%以下であり、特に好ましくは150重量ppm以上1重量%以下である。反応液中のグルコース濃度が上記下限値以上であると、得られる糖液中のC5糖類/C6糖類含有量比を大きくすることができ、C5糖類含有量の多い糖液を得ることができるため、その糖液を用いてフルフラール収率を向上させることができる。反応液中のグルコース濃度が上記上限値以下であると、グルコース自体の重合による副生固形物を減らすことができるだけでなく、グルコースとフルフラールとの反応によるフルフラール収率の低下を回避できる。また、得られる糖液中のC5糖類/C6糖類含有量比を大きくすることができ、C5糖類含有量の多い糖液を得ることができるため、その糖液を用いてフルフラール収率を向上させることができる。
即ち、反応温度が高いとグルコース生成量が増加してグルコース濃度が高くなり、逆に低いとグルコースの生成量が低減しグルコース濃度は低くなる。
また、反応時間が長いとグルコースの生成量が増加してグルコース濃度が高くなり、逆に短いとグルコースの生成量が低減しグルコース濃度は低くなる。
また、糖類濃度が高いとグルコースの生成量が増加してグルコース濃度が高くなり、逆に低いとグルコースの生成量が低減しグルコース濃度は低くなる。
また、触媒濃度が高いとグルコース生成量が増加してグルコース濃度が高くなり、逆に低いとグルコースの生成量が低減しグルコース濃度は低くなる。
従って、上述の好適な糖類濃度、触媒濃度や後述の好適な反応条件の範囲内で、これらの条件を適宜調整することにより、反応液中のグルコース濃度を上記の好適範囲に制御することができる。
フルフラール製造反応の反応温度は特に限定されないが、具体的には100℃以上であることが好ましく、より好ましくは120℃以上、さらに好ましくは160℃以上であって、250℃以下であることが好ましく、より好ましくは230℃以下であり、特に好ましくは210℃以下である。反応温度が上記下限値以上であると、反応速度が速くなる傾向があり、フルフラールの生産性が向上する。反応温度が上記上限値以下であると、フルフラールや原料糖の分解、重合を抑制し、フルフラールの収率を向上させる傾向があるため好ましい。
フルフラール製造反応の反応形式は特に限定されず、バッチ式でも半回分式でも連続式でもよく、これらを組み合わせた反応形式でもよい。生産性向上の観点からは、半回分式反応および連続式反応が好ましく、操作の簡易さの観点からはバッチ式反応が好ましい。連続式反応では連続管型反応器や連続槽型反応器を用いることができる。また、反応生成物であるフルフラールを生産しながら蒸留する反応蒸留方式でも構わない。例えば、国際公開第2013/102027号に記載されているようにフルフラール製造反応器を反応蒸留形式としてフルフラールと水の混合物を連続的に抜き出す方法や国際公開第2012/115706号に記載されているように有機溶媒を用いてフルフラールを水相から連続抽出する方法などを用いることも出来る。反応蒸留方式の場合、減圧で実施しても常圧で実施してもいずれでも構わない。反応器は1器で行ってもよいし、複数系列を組み合わせてもよい。
上記のようにして、糖液中のC5糖類の脱水反応で得られたフルフラールを含む反応液からフルフラールを回収するには、通常、水と層分離する有機溶媒を用いた場合には、この脱水反応液を、フルフラールを含む有機層と水層とに2層分離した後、有機層に含まれるフルフラールを蒸留分離等で精製して製品のフルフラールを得る。また水のみ、又は水と均一層を形成する溶媒を用いた場合には、フルフラールを含む反応液を蒸留分離等で精製して製品のフルフラールを得る。
カラム:Shodex Sugar KS−801 300μm×8.0mmとShodex Sugar KS−802 300μm×8.0mmを連結
移動相:水0.7mL 80℃
<糖液の製造>
100mLミクロオートクレーブに、バガスを12.0g、反応溶媒として脱塩水を46.2g、触媒として乳酸を1.8g入れて、容器を密閉した後、内部空間を窒素で置換した。内容物を撹拌しながら170℃まで昇温し、170℃、0.5MPaGで10分、加熱撹拌して反応を行った。
バガス中のキシラン量はデタージェント分析法により算出した。バガスをセルロース、ヘミセルロース、リグニンに分画し、得られたヘミセルロース量をキシラン量として算出した。バガス100g中にヘミセルロースは25g含まれていたため、バガス100g中のキシラン量は25gとした。
C5収率はキシランを(C5H8O4)nユニットとして下記式により各々収率を算出した。ここで、収率は、炭素数5の単環当たりに換算した収率である。
C5収率(%)=
((反応後のキシロース量(mol)+反応後のキシロオリゴ糖(mol)+反応後のフルフラール(mol))/仕込糖(キシラン)量(mol))×100
これらの結果を表1に示す。
実施例1における糖液の製造において、190℃まで昇温し、190℃で30分加熱撹拌した以外は全て同様に実施した。結果を表1に示した。
実施例2における糖液の製造において、バガスを15.0g、乳酸を13.3gとした以外は全て同様に実施した。結果を表1に示した。
実施例1における糖液の製造において、190℃まで昇温し、190℃で4時間加熱撹拌した以外は全て同様に実施した。結果を表1に示した。
実施例1における糖液の製造において、バガスを0.6g、脱塩水を57.6gに変えた以外は全て同様に実施した。結果を表1に示した。
実施例4における糖液の製造において、原料にHMFを1.2g添加した以外は全て同様に実施した。結果を表1に示した。
[実施例5]
実施例1で得た糖液のうち25gとテトラリン25gを100mLミクロオートクレーブに入れて、容器を密閉した後、内部空間を窒素で置換した。内容物を撹拌しながら190℃まで昇温し、190℃、0.96MPaGで15分、加熱撹拌して反応を行った。
反応終了後、撹拌を維持しながら室温まで放冷し、オートクレーブ中の反応液を全量回収し、これを粗フルフラールとした。
また、反応後の粗フルフラール中のFRL量を測定し、仕込バガス量(脱水反応に供したバガス量として換算)に対するフルフラールの重量割合(百分率)をFRL収率として算出した。結果を表2に示す。
実施例5におけるフルフラールの製造において、使用した糖液を実施例2で得た糖液とした以外は全て同様に実施した。結果を表2に示した。
実施例5におけるフルフラールの製造において、使用した糖液を実施例3で得た糖液とした以外は全て同様に実施した。結果を表2に示した。
実施例5におけるフルフラールの製造において、使用した糖液を実施例4で得た糖液とした以外は全て同様に実施した。結果を表2に示した。
実施例5におけるフルフラールの製造において、使用した糖液を比較例1で得た糖液とした以外は全て同様に実施した。結果を表2に示した。
実施例5におけるフルフラールの製造において、使用した糖液を比較例2で得た糖液とした以外は全て同様に実施した。結果を表2に示した。
Claims (12)
- 非可食バイオマス資源を原料として、溶媒の存在下、触媒を用いて、反応槽内で反応させてフルフラール製造原料用糖液を製造する方法において、該反応槽内の反応液中のヒドロキシメチルフルフラールの濃度を5重量ppm以上2重量%以下に制御する、フルフラール製造原料用糖液の製造方法。
- 前記反応液中のヒドロキシメチルフルフラールの濃度を150重量ppm以上0.5重量%以下に制御するに制御する、請求項1に記載のフルフラール製造原料用糖液の製造方法。
- 前記触媒が、pKa3以上5以下の有機酸を含有する、請求項1又2に記載のフルフラール製造原料用糖液の製造方法。
- 前記有機酸が、酢酸、乳酸、及び蟻酸のいずれか1種又は2種以上である、請求項1〜3のいずれかに記載のフルフラール製造原料用糖液の製造方法。
- 前記溶媒が水と有機溶媒の混合物である、請求項1〜4のいずれかに記載のフルフラール製造原料用糖液の製造方法。
- 前記非可食バイオマス資源がバガスである、請求項1〜5のいずれかに記載のフルフラール製造原料用糖液の製造方法。
- 非可食バイオマス資源を原料として、溶媒の存在下、触媒を用いて反応槽中で反応させて糖液を得、該糖液を該反応槽中で反応させてフルフラールを製造する方法において、該反応槽内の反応液中のヒドロキシメチルフルフラールの濃度を5重量ppm以上1.2重量%以下に制御する、フルフラールの製造方法。
- 前記反応液中のヒドロキシメチルフルフラールの濃度を150重量ppm以上、0.5重量%以下に制御する、請求項7に記載のフルフラールの製造方法。
- 前記触媒が、pKa3以上5以下の有機酸を含有する、請求項7又は8に記載のフルフラールの製造方法。
- 前記有機酸が、酢酸、乳酸、及び蟻酸のいずれか1種又は2種以上である、請求項7〜9のいずれかに記載のフルフラールの製造方法。
- 前記溶媒が水と有機溶媒の混合物である、請求項7〜10のいずれかに記載のフルフラールの製造方法。
- 前記非可食バイオマス資源がバガスである、請求項7〜11のいずれかに記載のフルフラールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017052958A JP6953755B2 (ja) | 2017-03-17 | 2017-03-17 | フルフラール製造原料用糖液の製造方法及びフルフラールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017052958A JP6953755B2 (ja) | 2017-03-17 | 2017-03-17 | フルフラール製造原料用糖液の製造方法及びフルフラールの製造方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018153140A true JP2018153140A (ja) | 2018-10-04 |
| JP2018153140A5 JP2018153140A5 (ja) | 2020-03-19 |
| JP6953755B2 JP6953755B2 (ja) | 2021-10-27 |
Family
ID=63715368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017052958A Active JP6953755B2 (ja) | 2017-03-17 | 2017-03-17 | フルフラール製造原料用糖液の製造方法及びフルフラールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6953755B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113549202A (zh) * | 2021-08-24 | 2021-10-26 | 濮阳市盛源石油化工(集团)有限公司 | 一种共聚聚乳酸及其制备方法 |
| CN114438152A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-05-06 | 西湖大学 | 一种生物质的预处理方法及应用 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010067785A1 (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-17 | 東レ株式会社 | 糖液の製造方法 |
| WO2015137467A1 (ja) * | 2014-03-13 | 2015-09-17 | 三菱化学株式会社 | 糖液の処理方法、処理糖液の製造方法、処理糖液、有機化合物の製造方法、および微生物の培養方法 |
| US20150307952A1 (en) * | 2014-04-29 | 2015-10-29 | Bradley A. Saville | Liquid co-extraction process for production of sucrose, xylo-oligosaccharides and xylose from feedstock |
| JP2016088892A (ja) * | 2014-11-05 | 2016-05-23 | 三菱化学株式会社 | フルフラールの製造方法 |
| JP2016101564A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 三菱化学株式会社 | フルフラール製造触媒の回収方法、フルフラール製造触媒、および該フルフラール製造触媒を用いたフルフラールの製造方法 |
-
2017
- 2017-03-17 JP JP2017052958A patent/JP6953755B2/ja active Active
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010067785A1 (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-17 | 東レ株式会社 | 糖液の製造方法 |
| WO2015137467A1 (ja) * | 2014-03-13 | 2015-09-17 | 三菱化学株式会社 | 糖液の処理方法、処理糖液の製造方法、処理糖液、有機化合物の製造方法、および微生物の培養方法 |
| US20150307952A1 (en) * | 2014-04-29 | 2015-10-29 | Bradley A. Saville | Liquid co-extraction process for production of sucrose, xylo-oligosaccharides and xylose from feedstock |
| JP2016088892A (ja) * | 2014-11-05 | 2016-05-23 | 三菱化学株式会社 | フルフラールの製造方法 |
| JP2016101564A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 三菱化学株式会社 | フルフラール製造触媒の回収方法、フルフラール製造触媒、および該フルフラール製造触媒を用いたフルフラールの製造方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113549202A (zh) * | 2021-08-24 | 2021-10-26 | 濮阳市盛源石油化工(集团)有限公司 | 一种共聚聚乳酸及其制备方法 |
| CN114438152A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-05-06 | 西湖大学 | 一种生物质的预处理方法及应用 |
| CN114438152B (zh) * | 2022-01-25 | 2022-11-04 | 西湖大学 | 一种生物质的预处理方法及应用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP6953755B2 (ja) | 2021-10-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Wang et al. | Highly efficient conversion of xylose residues to levulinic acid over FeCl3 catalyst in green salt solutions | |
| EP2513080B1 (en) | Method for producing furfural from lignocellulosic biomass material | |
| TWI735409B (zh) | 令包含醣類之原料變爲乙二醇之選擇性轉化 | |
| Vom Stein et al. | From biomass to feedstock: one-step fractionation of lignocellulose components by the selective organic acid-catalyzed depolymerization of hemicellulose in a biphasic system | |
| Karinen et al. | Biorefining: heterogeneously catalyzed reactions of carbohydrates for the production of furfural and hydroxymethylfurfural | |
| Chang et al. | Synthesis of 5-hydroxymethylfurfural from glucose, fructose, cellulose and agricultural wastes over sulfur-doped peanut shell catalysts in ionic liquid | |
| US10087160B2 (en) | Process for the manufacture of furural and furfural derivatives | |
| JP2008271787A (ja) | 植物系繊維材料の分解方法 | |
| CN114423728A (zh) | 用于产生二醇的木质纤维素进料的预处理 | |
| Hu et al. | Integrated strategies for furfural production and lignocellulose fractionation in aqueous deep eutectic solvents | |
| JP6953755B2 (ja) | フルフラール製造原料用糖液の製造方法及びフルフラールの製造方法 | |
| Feng et al. | Directional and integrated conversion of whole components in biomass for levulinates and phenolics with biphasic system | |
| EP2802551A1 (en) | Process for making levulinic acid | |
| Xie et al. | Rapid fractionation of noncondensed lignin from birch via acidified LiCl molten salt hydrates | |
| EP3535248A1 (en) | Process for the recovery of furfural | |
| CN114514216A (zh) | 用于产生二醇的木质纤维素进料的预处理 | |
| JP6648545B2 (ja) | フルフラール製造原料用糖液の製造方法及びフルフラールの製造方法 | |
| EP3452458A1 (en) | Lignin-based solvents and methods for their preparation | |
| JP6880778B2 (ja) | フルフラールの製造方法 | |
| JP6447061B2 (ja) | フルフラール製造触媒の回収方法、フルフラール製造触媒、および該フルフラール製造触媒を用いたフルフラールの製造方法 | |
| JP6961963B2 (ja) | フルフラールの製造方法 | |
| JP2018090545A (ja) | フルフラールの製造方法 | |
| EP3535246A1 (en) | Process for the recovery of furfural | |
| EP3535249A1 (en) | Process for the recovery of furfural | |
| EP3535247B1 (en) | Process for the recovery of furfural |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20170427 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200207 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200207 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201130 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210105 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210303 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210831 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210913 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6953755 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |