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JP2018152164A - 密閉型電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケースの内容量に対する電極体の体積を小さくすることなく、充放電中のガスの発生によるケース内圧の上昇を抑制することができる密閉型電池を提供する。【解決手段】ここで開示される密閉型電池100では電極端子30がケース10に設けられている。かかる密閉型電池100の電極端子30は、下端32aがケース10内の電極体20と電気的に接続され、上端32bがケース10の外部に露出している集電部材32と、集電部材32とケース10との間に配置され、ケース10内を封止する絶縁性の封止部材38とを備えている。そして、ここで開示される密閉型電池100では、封止部材38がガス透過性樹脂によって構成されており、非透過性ガスを透過性ガスに変換するガス変換触媒40がケース内に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ケース内に電極体と電解液とが収容され、当該ケースに電極端子が設けられた密閉型電池に関する。
リチウムイオン二次電池やニッケル水素電池などの二次電池は、車両搭載用電源あるいはパソコンや携帯端末等の電源として重要性が高まっている。かかる二次電池は、例えば、電極体と電解液とがケース内に収容され、当該ケースに電極端子が設けられた密閉型電池として構築される。
この密閉型電池では、充放電中に電解液の一部が分解され、当該分解物からなるSEI被膜が負極の表面に形成されると共にガスが発生するSEI被膜形成反応が生じることがある。かかるSEI被膜形成反応が生じると、発生したガスによってケースの内圧が上昇してケースの変形や破損が生じる可能性がある。このため、充放電中にケース内でガスが発生した場合であっても、ケースの変形や破損を防止できるような技術が従来から種々提案されている。
例えば、特許文献1には、電解液内にホスホノアセテート類化合物を含ませるとともに、ケースの側面に内方に向かって凹む凹部を設ける技術が開示されている。かかる特許文献1に記載の技術では、ホスホノアセテート類化合物によってガスの発生を抑制することができ、さらに、ケースの側面の凹部によって当該ケースの変形を抑制することができる。また、特許文献2には、ケース内にガスポケットを設け、充放電で生じたガスをガスポケットに送ってケースの変形を抑制する技術が開示されている。
特許第5913611号 特開2016−9677号公報
しかしながら、上記した凹部やガスポケットを形成する技術の場合、ケースの内容量に対する電極体の体積を小さくする必要があるため、エネルギー密度などの電池性能が低下するという問題が生じていた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、ケースの内容量に対する電極体の体積を小さくすることなく、充放電中のガスの発生によるケース内圧の上昇を抑制することができる密閉型電池を提供することを目的とする。
上記目的を実現するべく、本発明によって以下の構成の密閉型電池が提供される。
ここで開示される密閉型電池は、ケース内に電極体と電解液とが収容されており、外部機器と接続される電極端子がケースに設けられている密閉型電池である。
そして、かかる密閉型電池の電極端子は、一方の端部がケース内の電極体と電気的に接続され、他方の端部がケースの外部に露出している集電部材と、集電部材とケースとの間に配置され、ケース内を封止する絶縁性の封止部材とを備えている。
ここで、上記した密閉型電池では、封止部材がガス透過性樹脂によって構成されており、充放電で生じたガスのうち、ガス透過性樹脂を透過し難い非透過性ガスを、ガス透過性樹脂を透過し易い透過性ガスに変換する変換触媒がケース内に配置されている。
本発明者は、上記した課題に対して、充放電で生じたガスをケースの外部に排出できれば、従来の技術と異なり、電極体の体積を小さくすることなく、充放電中のガスの発生によるケースの変形を防止することができると考えた。
そして、ケース内のガスを適切に排出できるような構造について種々の検討を行った結果、電極端子に取り付けられる封止部材にガス透過性樹脂を用いることに思い至った。
具体的には、密閉型電池の電極端子には、集電部材とケースとを絶縁すると共に、ケース内の電解液が外部に漏出することを防止する封止部材が取り付けられている。本発明者は、この封止部材にガスを透過させることができるガス透過性樹脂を用いれば、当該封止部材を通ってケース内のガスを外部に排出させることができるようになり、ケース内圧の上昇を抑制できると考えた。
しかし、実際にガス透過性樹脂からなる封止部材を有した密閉型電池を作製して実験を行ったところ、ケース内のガスが効率的に排出されず、ケース内圧の上昇を十分に抑制できないという結果が得られた。
本発明者は、かかる問題の原因についてさらに検討した結果、充放電で生じるガスには、ガス透過性樹脂を透過し難いガス(非透過性ガス)が含まれていることがあり、当該非透過性ガスが多量に発生すると、封止部材にガス透過性樹脂を用いているにも関わらず、ケース内のガスを効率的に排出できなくなることを見出した。
ここで開示される密閉型電池は、上記した知見に基づいてなされたものであり、ガス透過性樹脂を透過し難い非透過性ガスを、ガス透過性樹脂を透過し易い透過性ガスに変換するガス変換触媒が電池ケース内に取り付けられている。
これによって、充放電で非透過性ガスが発生した場合であっても、当該非透過性ガスを透過性ガスに変換し、封止部材を通ってケース内のガスを外部へ効率良く排出させることができるため、充放電中のガスの発生によるケース内圧の上昇を適切に抑制できる
例えば、充放電において二酸化炭素(CO)と一酸化炭素(CO)とが生じるような密閉型電池においては、COガスを透過させるガス透過性樹脂として、ポリエチレンやペルフルオロアルコキシアルカンなどが用いられる。そして、COガスをCOガスに変換するガス変換触媒としてPt/SnOなどが用いられる。
本発明の一実施形態に係る密閉型電池を模式的に示す図である。 図1に示す密閉型電池の電極端子近傍の断面図である。 試験例1におけるケース内圧の測定結果を示すグラフである。 試験例2におけるケース内圧の測定結果を示すグラフである。 試験例3におけるケース内圧の測定結果を示すグラフである。
以下、本発明の一実施形態に係る密閉型電池の一例としてリチウムイオン二次電池を説明する。なお、以下の説明で参照する図面では、同じ作用を奏する部材・部位に同じ符号を付している。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚み等)は実際の寸法関係を反映するものではない。また、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事柄(例えば、電極体や電解液の構成など)は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。
1.全体構成
図1は本実施形態に係る密閉型電池を模式的に示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る密閉型電池100では、角型のケース10の内部に電極体20と電解液(図示省略)とが収納されている。かかる密閉型電池100のケース10は、上面が開口した扁平な角型のケース本体12と、当該ケース本体12の上面の開口部を塞ぐ板状の蓋体14とから構成されている。また、蓋体14には、電解液をケース10内に注液するための注液口15が設けられている。なお、ケース10は、アルミニウムなどの軽量で熱伝導性の良い金属材料を主体に構成されていることが好ましい。
具体的な図示は省略するが、本実施形態における電極体20は、箔状の正極集電体の表面に正極合材層が付与された長尺シート状の正極と、箔状の負極集電体の表面に負極合材層が付与された長尺シート状の負極とを備えており、かかるシート状の正極と負極とをセパレータを介して積層させ、該積層体を捲回することによって形成されている。なお、幅方向Xにおける電極体20の中央部には、正極および負極の合材層が対向する捲回コア部20Aが形成されており、両側縁部には、合材層が付与されていない集電体が巻き重ねられた端子接続部20Bが形成されている。
なお、本実施形態に係る密閉型電池100において、電極体20を構成する各部材(例えば正極、負極およびセパレータ等)の材料は、従来の一般的なリチウムイオン二次電池に用いられるものと同様のものを制限なく使用可能であり、本発明を特徴づけるものではないため、詳細な説明を省略する。また、電解液に用いられる溶媒や支持塩についても同様に、一般的な材料を特に制限なく使用できるため詳細な説明は省略する。
そして、本実施形態に係る密閉型電池100では、ケース10の上面をなす蓋体14に、モーターなどの外部機器と電気的に接続される電極端子30が設けられている。以下、本実施形態における電極端子30の具体的な構造について説明する。
2.電極端子
図2は図1に示す密閉型電池の電極端子近傍の断面図である。図1および図2に示すように、本実施の形態に係る密閉型電池100の電極端子30は、集電部材32と、ボルト34と、外部接続部材36と、封止部材38とを備えている。以下、電極端子30を構成する各部材について説明する。
(1)集電部材
集電部材32は、密閉型電池100の高さ方向Zに延びる長尺の導電性部材である。かかる集電部材32の下端32aはケース10内で電極体20の端子接続部20Bと電気的に接続されており、上端32bはケース10の外部に露出している。具体的には、図2に示すように、集電部材32の上端32bは、蓋体14、封止部材38、外部接続部材36の各々を貫通してケース10の外部に露出している。そして、集電部材32の上端32bをかしめることによって、封止部材38と外部接続部材36とがケース10の蓋体14に固定されている。かかる集電部材32に用いられる導電性材料としては、例えば、アルミニウムなどが挙げられる。
(2)ボルト
図1に示すように、ボルト34は、ケース10外部において密閉型電池100の高さ方向Zに立設する柱状の導電性部材である。かかる柱状のボルト34の外周面にはネジ溝(図示省略)が形成され、外部機器と接続できるように構成されている。なお、ボルト34には、上記した集電部材32と同種の材料を好ましく用いることができる。
(3)外部接続部材
外部接続部材36は、ケース10の外部において、集電部材32とボルト34とを電気的に接続する板状の導電性部材である。具体的には、外部接続部材36は、集電部材32とボルト34とを電気的に接続するように密閉型電池の幅方向X(図1参照)に沿って延びている。なお、外部接続部材36についても、上記した集電部材32と同種の導電性材料を用いることができる。
(4)封止部材
封止部材38は、図2に示すように、集電部材32とケース10(蓋体14)との間に配置され、ケース10内を封止する絶縁性の部材である。本実施形態における封止部材38は、絶縁ホルダ37と内部シール材39とから構成されている。
具体的には、絶縁ホルダ37は、蓋体14の上面に配置されており、上記した各々の導電性部材(集電部材32、ボルト34、外部接続部材36)がケース10の蓋体14と通電することを防止している。かかる絶縁ホルダ37には、集電部材32の上端32bを挿通させる第1挿通孔37aが形成されている。
一方、内部シール材39は、ケース10の内部(蓋体14の下側)において蓋体14と集電部材32との間に配置されている。かかる内部シール材39には、集電部材32の上端32bを挿通させる第2挿通孔39aが形成されており、当該第2挿通孔39aの周囲に円筒状の突起39bが設けられている。かかる内部シール材39の突起39bは、蓋体14の第3挿通孔14aに挿入され、絶縁ホルダ38の底面に圧着される。これによって、集電部材32と蓋体14とを絶縁するとともにケース10内を封止する封止部材38が形成される。
そして、本実施形態に係る密閉型電池100においては、封止部材38(絶縁ホルダ37および内部シール材39)がガス透過性樹脂によって構成されている。
かかるガス透過性樹脂は、充放電の際にケース10内で主に発生するガスの種類に応じて適宜選択することができる。例えば、リチウムイオン二次電池の場合には、充放電中のSEI皮膜形成反応などによって二酸化炭素(CO)が主に発生するため、ガス透過性樹脂には、当該COガスを好適に透過させることができるような樹脂材料が用いられる。かかるCOガスを好適に透過させるガス透過性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂や、ペルフルオロアルコキシアルカン(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などのフッ素系樹脂などが挙げられる。
上記したガス透過性樹脂を封止部材38に用いた場合、図2に示すように、封止部材38にガス排出経路Aが形成され、当該ガス排出経路Aを経てケース10内のCOガスがケース10外に排出される。なお、かかる封止部材38内におけるガスの透過速度は、以下の式に基づいて算出することができる。なお、下記式中の「ガス透過係数」とは、JIS K 7126に基づいた差圧法に基づいて算出することができる。
透過速度=ガス透過係数×圧力差×(封止部材の断面積/ガス排出経路の長さ)
(5)ガス変換触媒
さらに、図1に示すように、本実施形態に係る密閉型電池100では、ケース10内にガス変換触媒40が配置されている。かかるガス変換触媒40は、充放電で生じたガスのうち、非透過性ガスを透過性ガスに変換する金属触媒を含んでいるため、充放電で生じたガスを、封止部材38を介してケース10外に好適に排出させることができる。このため、充放電中にケース10内圧が上昇して当該ケース10が変形・破損することを好適に防止することができる。
上記したガス変換触媒40に用いられる触媒金属は、充放電の際にケース10内で発生する非透過性ガスの種類に応じて適宜選択することができる。例えば、リチウムイオン二次電池の充放電においては、上記した二酸化炭素(CO)以外に、一酸化炭素(CO)が発生することがあり、このCOガスはポリオレフィン系樹脂やフッ素系樹脂などのガス透過性樹脂を透過し難い。このような場合、ガス変換触媒40には、非透過性ガスであるCOガスを、透過性ガスであるCOガスに変換できるような金属触媒が用いられる。かかるCOガスをCOガスに変換する金属触媒としては、例えば、貴金属と易還元性金属酸化物との複合材料(Pt/SnO、Pd/CeO等)や、金ナノ粒子触媒(Au/TiO、Au/Fe等)などが挙げられる。
なお、ケース10内に収容された電解液(図示省略)とガス変換触媒40とが接触すると、ガス変換効率の低下などの問題が生じる原因となるため、ガス変換触媒40と電解液とが接触しないような種々の構造を設けると好ましい。例えば、ガス変換触媒40は、図1に示すように、ケース10上面の蓋体14に取り付ける方が好ましい。
また、ガス変換触媒40と電解液との接触を防止するために、ガス変換触媒40を樹脂フィルムで被覆してもよい。かかる樹脂フィルムには、電解液を遮断し、かつ、透過性ガスと非透過性ガスを透過させることができるように構成されたフィルムが用いられる。このような樹脂フィルムには、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンなどの樹脂材料が用いられる。なお、樹脂フィルムの厚みは10μm〜200μmの範囲内に設定することが好ましい。
3.他の態様
以上、ここで開示される密閉型電池の一実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されず、種々の構造を変更することができる。
例えば、上記した実施形態においては、ここで開示される密閉型電池の一例としてリチウムイオン二次電池を説明したが、ここで開示される密閉型電池はリチウムイオン二次電池に限定されず、例えば、ニッケル水素電池などであってもよい。リチウムイオン二次電池以外の電池に本発明を適用する場合には、充放電中に発生するガスの種類に応じて、封止部材38を構成するガス透過性樹脂と、ガス変換触媒40に使用される金属触媒とを種々変更することが好ましい。
[試験例]
以下、本発明に関係する試験を説明するが、以下の説明は本発明を限定することを意図したものではない。
1.各試験例
(1)試験例1
試験例1では、電極端子の封止部材にペルフルオロアルコキシアルカン(PFA)を用いた電極端子を作製し、当該作製した電極端子を、電極体および電解液が収容されていない空のケースに取り付けて試験用パックを作製した。そして、かかる試験用パックのケースをガス供給装置と接続し、ガス供給装置から所定の流量でケース内にCOガスを6ヶ月間導入した。なお、ここでのガス流量は、図3に示すようにガス導入開始から6ヶ月後に、ケース内圧が250%になるような流量に設定した。
(2)試験例2
試験例2では、試験例1と同様に、電極端子の封止部材にPFAが用いられた試験用パックを作製した。そして、試験例2の試験用パックには、COとCOとを1:1の割合で混合した混合ガスを試験例1と同じ流量でケース内に6ヶ月間導入した。
(3)試験例3
試験例3では、COガスをCOガスに変換するガス変換触媒(Au/Fe)をケース内に配置したことを除いて、試験例1や試験例2と同様の条件で試験用パックを作製した。そして、試験例2と同様に、COとCOとを1:1の割合で混合した混合ガスをケース内に導入した。
2.評価試験
上記したガス導入期間(6ヶ月)の間、各々の試験用パックのケース内圧を毎日測定してケースの内圧上昇率を調べた。試験例1におけるケース内圧の内圧上昇率を図3、試験例2における内圧上昇率の測定結果を図4、試験例3における内圧上昇率の測定結果を図5に示す。なお、図3〜図5の縦軸の数値は、試験開始後1ヶ月目の試験例1の試験用パックのケース内圧を100%と設定した場合の割合を示している。
図3および図4に示すように、試験例1と試験例2とを比較すると、試験例2のケース内圧が若干低くなっていた。しかし、試験例2におけるケース内圧もケースに変形や破損が生じ得るような値であり、内圧の上昇が十分に抑制されていると言い難い結果であった。そして、試験例2のケース内のガス分圧を調べた結果、試験例2ではCOガスの圧力が低下している一方でCOガスの圧力が増加していた。これらの結果より、電極端子の封止部材にPFAを用いた場合、ケース内のCOガスを外部に排出することはできるが、COガスを排出できないことが確認された。
一方、図5に示すように、試験例3では、ケース内圧の上昇が適切に抑制されており、内圧上昇による変形や破損が好適に防止されていた。そして、試験例3におけるガスの分圧を調べた結果、試験例3のケース内にはCOガスが存在しておらず、COガスがCOガスに変換されていた。このことから、ガス変換触媒であるAu/Feをケース内に配置することによってCOガスをCOガスに変換し、当該COガスをPFA製の封止部材から適切に排出できるため、ケース内圧上昇によるケースの変形・破損を好適に防止できることが分かった。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
10 ケース
12 ケース本体
14 蓋体
14a 第3挿通孔
15 注液口
20 電極体
20A 捲回コア部
20B 端子接続部
30 電極端子
32 集電部材
32a 集電部材の下端
32b 集電部材の上端
34 ボルト
36 外部接続部材
37 絶縁ホルダ
37a 第1挿通孔
38 封止部材
39 内部シール材
39a 第2挿通孔
39b 突起
40 ガス変換触媒
100 密閉型電池
A ガス排出経路
X 幅方向
Z 高さ方向

Claims (1)

  1. ケース内に電極体と電解液とが収容されており、外部機器と接続される電極端子が前記ケースに設けられている密閉型電池であって、
    前記電極端子は、
    一方の端部が前記ケース内の前記電極体と電気的に接続され、他方の端部が前記ケースの外部に露出している集電部材と、
    前記集電部材と前記ケースとの間に配置され、前記ケース内を封止する絶縁性の封止部材と
    を備えており、
    ここで、前記封止部材がガス透過性樹脂によって構成されており、充放電で生じたガスのうち、前記ガス透過性樹脂を透過し難い非透過性ガスを、前記ガス透過性樹脂を透過し易い透過性ガスに変換するガス変換触媒が前記ケース内に配置されている、密閉型電池。
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