JP2018151628A - 感光性樹脂組成物、その硬化物及び物品 - Google Patents
感光性樹脂組成物、その硬化物及び物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018151628A JP2018151628A JP2018039325A JP2018039325A JP2018151628A JP 2018151628 A JP2018151628 A JP 2018151628A JP 2018039325 A JP2018039325 A JP 2018039325A JP 2018039325 A JP2018039325 A JP 2018039325A JP 2018151628 A JP2018151628 A JP 2018151628A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- resin composition
- compound
- photosensitive resin
- epoxy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/075—Silicon-containing compounds
- G03F7/0757—Macromolecular compounds containing Si-O, Si-C or Si-N bonds
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/027—Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/027—Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
- G03F7/028—Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with photosensitivity-increasing substances, e.g. photoinitiators
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
Description
即ち、本発明は、
[1]
カルボキシ基含有樹脂(A)、架橋剤(B)、光重合開始剤(C)及び下記式(1a)で表されるエポキシ基含有アルコキシケイ素化合物と下記式(1b)で表される置換アルコキシケイ素化合物を反応させて得られる液状エポキシ樹脂(D)を含有する感光性樹脂組成物、
[2]
前記液状エポキシ樹脂(D)は下記式(2)で表される構造を含有する、前項[1]に記載の感光性樹脂組成物、
[3]
前記液状エポキシ樹脂(D)において、式(1a)中のR1aが炭素数3以下のグリシドキシアルキル基で置換されたアルキル基であり、式(1b)中のR1bとして、炭素数6以下のアルキル基又はアリール基である前項[1]に記載の感光性樹脂組成物、
[4]
前記液状エポキシ樹脂(D)の全塩素量が100ppm以下である前項[1]乃至[3]のいずれか一項に記載の感光性樹脂組成物、
[5]
前記液状エポキシ樹脂(D)の25℃における溶融粘度が50mPa・s〜10Pa・sである前項[1]乃至[4]のいずれか一項に記載の感光性樹脂組成物、
[6]
前記液状エポキシ樹脂(D)において、高次構造体比率をx=p/(p+q+r)で定義した場合、xの値が0.5〜0.9の範囲である前項[1]乃至[5]のいずれか一項に記載の感光性樹脂組成物、
[7]
前記カルボキシ基含有樹脂(A)が、分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ化合物(a)と分子中にエチレン性不飽和基を有するモノカルボン酸(b)とを反応させて得られるエポキシカルボキシレート化合物と、多塩基酸無水物(c)との反応生成物である前項[1]〜[6]のいずれか一項に記載の感光性樹脂組成物、
[8]
前記カルボキシ基含有樹脂(A)が、分子中に2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物(d)と分子中にエチレン性不飽和基を有するモノカルボン酸(b)とを反応させて得られるエポキシカルボキシレート化合物と、ジイソシアネート化合物(e)、分子中に2個の水酸基を有するカルボン酸(f)及び/又はジオール化合物(g)との反応生成物である前項[1]乃至[6]のいずれか一項に記載の感光性樹脂組成物、
[9]
前項[1]乃至[8]のいずれか一項に記載の感光性樹脂組成物の硬化物、
[10]
前項[9]に記載の硬化物の層を有する基材、
[11]
前項[10]に記載の基材を有する物品、
に関する。
これらの置換基R1aを有する式(1a)の化合物として用いる事のできる化合物の好ましい具体例としては、β−グリシドキシエチルトリメトキシシラン、β−グリシドキシエチルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン等が挙げられる。
なお、前記エポキシ基含有アルコキシケイ素化合物及び置換アルコキシケイ素化合物中のアルコキシ基としては、反応条件の点でメトキシ基又はエトキシ基が好ましく、メトキシ基が特に好ましい。
(共)縮合を促進するため、必要に応じ水を添加することができる。水の添加量は、反応混合物全体のアルコキシ基1モルに対し通常0.05〜5.0モルであり、好ましくは0.5〜3.0モルであり、さらに好ましくは0.8〜1.5モルである。ここで、水の添加量を調整することで、分子量に影響を及ぼすことができる。即ち、0.8〜1.5モルであると塗工性が良く、かつ液垂れの起こりにくい所望の粘度幅のエポキシ樹脂を合成できることから好ましい。
縮合反応における反応温度は通常45℃〜80℃(例えば、反応時間は1時間以上、好適には5時間以上)であり、好ましくは45℃〜60℃、より好ましくは45℃〜55℃である。反応温度が45℃より低いと反応が進みづらく、単官能のモノマーが大量に残るため硬度の高い硬化物が得られない恐れがあり、80℃より高いとケイ素−酸素の開裂反応が進行してしまい、反応が進行しづらい恐れがある。
クエンチ剤の使用量としては、特に限定されないが、分子量を安定化させる観点から、残存する触媒1モルに対して、3モル以上(特に5モル以上)とすることが好ましい。クエンチ剤の使用量が3モルより少ないと、エポキシ樹脂中に存在するシラノール基がルイス酸として作用し、クエンチ剤を消費する可能性があり、中和が充分に行えない可能性が有る。
クエンチ剤の形態としては、例えば、10%等の一定の濃度の水溶液ないし固型のクエンチ剤を使用することができるが、分子量の安定の観点から固型のものを用いることが好ましい。
高次構造体比率はx=p/(p+q+r)として定義することができる。ここで用いられるx値は29Si−NMRよりケイ素原子周りのゾル−ゲル反応進行率を同定することで算出することができる。具体的には観測される全ケイ素原子のピーク面積に対する、62〜72ppmに観測されるピークの割合を計算することで得ることができる。
(29Si−NMR測定条件)
メーカー:Agilent社
装置:500MHz VNMR
積算回数:5000回
待ち時間:1秒
サンプルチューブ:シゲミ(株)製石英NMR用サンプルチューブ
(操作)
サンプル1g、緩和試薬としてクロミウム(III)アセチルアセトナート6mg、標準試薬としてテトラメチルシラン2μl、溶媒としてテトラヒドロフラン600μlを混合し、樹脂溶液を得た。本樹脂溶液から500μl抜き出し、ロック用の重テトラヒドロフラン100μlを混合し、サンプルチューブに仕込み測定を開始した。
x値は0.5〜0.9の範囲であることが好ましく、0.55〜0.85であることがより好ましく、0.6〜0.8であることがさらに好ましい。xの値は生成物中における、ゾル−ゲル反応の進行率を表している。即ち、xの値が高いほどゾル−ゲル反応が高次に進行しており、xの値が0.5より低いと弾性率が不十分な硬化物が得られ、0.9より高いとゲル化の懸念がある。
また、エポキシ当量としては、150〜250g/eqであることが好ましく、170〜200g/eqであることが好ましい。このようなエポキシ当量とすることで、高弾性率の効果を好適に発現することが可能となる。
また、本発明で用いられるカルボキシ基含有樹脂(A)は、例えば分子中に2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物(d)と分子中にエチレン性不飽和基を有するモノカルボン酸(b)とを反応させて得られるエポキシカルボキシレート化合物と、ジイソシアネート化合物(e)、分子中に2個の水酸基を有するカルボン酸(f)及び、任意のジオール化合物(g)との反応生成物(A2)である。
GPC測定条件
メーカー:島津製作所
カラム:ガードカラム SHODEX GPC KF−802.5(2本) KF−802 KF−803
流速:1.0ml/min.
カラム温度:40℃
使用溶剤:THF(テトラヒドロフラン)
検出器:RI(示差屈折検出器)
・高次構造体比率x:29Si−NMRにより測定。
29Si−NMRよりケイ素原子周りのゾル−ゲル反応進行率を同定。観測される全ケイ素原子中、62〜72ppmに観測されるピークの割合からx値を算出した。
(29Si−NMR測定条件)
メーカー:Agilent社
装置:500MHz VNMR
積算回数:5000回
待ち時間:1秒
サンプルチューブ:シゲミ(株)製石英NMR用サンプルチューブ
(操作)
サンプル1g、緩和試薬としてクロミウム(III)アセチルアセトナート6mg、標準試薬としてテトラメチルシラン2μl、溶媒としてテトラヒドロフラン600μlを混合し、樹脂溶液を得た。本樹脂溶液から500μl抜き出し、ロック用の重テトラヒドロフラン100μlを混合し、サンプルチューブに仕込み測定を開始した。
・エポキシ当量:JIS K7236に準拠して測定した
・酸化:JIS K0070にほぼ準拠(滴定する溶液が水酸化カリウムエタノール溶液ではなく、水酸化ナトリウム水溶液で行なった)して測定した
攪拌装置、還流管をつけた3Lフラスコ中に、分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ化合物(a)として、EOCN−103S(多官能クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、エポキシ当量:215.0g/当量 日本化薬(株)製)を860.0g、分子中にエチレン性不飽和基を有するモノカルボン酸(b)としてアクリル酸(分子量:72.06)を288.3g、反応用溶媒としてカルビトールアセテートを492.1g、重合禁止剤として2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾールを4.921g及び反応触媒としてトリフェニルフォスフィンを4.921g仕込み、98℃で反応液の酸価が0.5mg・KOH/g以下になるまで反応させ、エポキシカルボキシレート化合物を得た。次いでこの反応液に反応用溶媒としてカルビトールアセテートを169.8g、多塩基酸無水物(c)としてテトラヒドロ無水フタル酸を201.6g仕込み、95℃で4時間反応させ、カルボキシ基含有樹脂(A1)65質量%を含む樹脂溶液を得た(この溶液を「A1−1」とする)。酸価を測定したところ、67.3mg・KOH/g(固形分酸価:103.6mg・KOH/g)であった。
攪拌装置、還流管をつけた1Lフラスコ中に、分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ化合物(a)として、NC−3000(ビフェノール型エポキシ樹脂、エポキシ当量:277.0g/当量 日本化薬(株)製)を277.0g、分子中にエチレン性不飽和基を有するモノカルボン酸(b)としてアクリル酸(分子量:72.06)を72.06g、反応用溶媒としてカルビトールアセテートを121.39g、重合禁止剤として2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾールを0.850g及び反応触媒としてトリフェニルフォスフィンを0.850g仕込み、98℃で反応液の酸価が0.5mg・KOH/g以下になるまで反応させ、エポキシカルボキシレート化合物を得た。次いでこの反応液に反応用溶媒としてカルビトールアセテートを86.32g、多塩基酸無水物(c)としてテトラヒドロ無水フタル酸を102.51g仕込み、95℃で4時間反応させ、カルボキシ基含有樹脂(A1)65質量%を含む樹脂溶液を得た(この溶液を「A1−2」とする)。酸価を測定したところ、66.8mg・KOH/g(固形分酸価:102.7mg・KOH/g)であった。
攪拌装置、還流管をつけた3Lフラスコ中に、分子中に2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物(d)として、RE−310S(2官能ビスフェノール−A型エポキシ樹脂、エポキシ当量:184.0g/当量 日本化薬(株)製)を368.0g、分子中にエチレン性不飽和基を有するモノカルボン酸(b)としてアクリル酸(分子量:72.06)を141.2g、熱重合禁止剤としてハイドロキノンモノメチルエーテルを1.02g及び反応触媒としてトリフェニルフォスフィンを1.53g仕込み、98℃で反応液の酸価が0.5mg・KOH/g以下になるまで反応させ、エポキシカルボキシレート化合物(分子量:509.2)を得た。次いでこの反応液に反応用溶媒としてカルビトールアセテートを755.5g、分子中に2個の水酸基を有するカルボン酸(f)として、2,2−ビス(ジメチロール)−プロピオン酸(分子量:134.16)を268.3g、熱重合禁止剤として2−メチルハイドロキノンを1.08g、任意のジオール化合物(g)としてスピログリコール(分子量:304.38)を140.3g加え、45℃に昇温させた。この溶液にジイソシアネート化合物(e)としてトリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(分子量:210.27)485.2gを反応温度が65℃を超えないように徐々に滴下した。滴下終了後、温度を80℃に上昇させ、赤外吸収スペクトル測定法により、2250cm−1付近の吸収がなくなるまで6時間反応させ、カルボキシ基含有樹脂(A2)65質量%を含む樹脂溶液を得た(この溶液を「A2−1」とする)。酸価を測定したところ、52.0mg・KOH/g(固形分酸価:80.0mg・KOH/g)であった。
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン118.2部、メチルトリメトキシシラン0.7部、メチルイソブチルケトン178.3部、メタノール21.4部を反応容器に仕込み、40℃以下で撹拌しながら0.5%KOH12.3部を30分かけて連続的に滴下した。滴下時に白濁の現象は起きなかった。滴下後、50℃に昇温し、5時間反応させた。反応終了後、40℃以下まで冷却し、リン酸2水素ナトリウム2水和物0.4部を一括添加し、40℃以下で30分撹拌後、洗浄液が中性になるまで水洗を繰り返した。次いで120℃で濃縮することにより液状エポキシ樹脂(D1)112.9部を得た。得られた化合物のエポキシ当量は175g/eq、全塩素量は18ppm、粘度は2322mPa・sであった。得られた液状エポキシ樹脂(D1)の高次構造体比率xを29Si−NMRにより測定したところ、図1に示した29Si−NMRスペクトルの積分値より、p=192.78、q=53.33、r=10.00であって、高次構造体比率はx=0.75であった。
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン118.2部、メチルトリメトキシシラン0.7部、メチルイソブチルケトン178.3部、メタノール21.4部を反応容器に仕込み、40℃以下で撹拌しながら0.5%KOH7.3部を30分かけて連続的に滴下した。滴下時に白濁の現象は起きなかった。滴下後、50℃に昇温し、5時間反応させた。反応終了後、40℃以下まで冷却し、リン酸2水素ナトリウム2水和物を0.4部を一括添加し、40℃以下で30分撹拌後、洗浄液が中性になるまで水洗を繰り返した。次いで120℃で濃縮することにより本発明の液状エポキシ樹脂(D2)111.7部を得た。得られた化合物のエポキシ当量は198g/eq、全塩素量は8.5ppm、粘度は2403mPa・s、29Si−NMRスペクトルの積分値より、x=0.43であった。
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン82.7部、フェニルトリメトキシシラン29.7部、メチルトリメトキシシラン0.7部、メチルイソブチルケトン178.3部、メタノール21.4部を反応容器に仕込み、40℃以下で撹拌しながら0.5%KOH12.3部を30分かけて連続的に滴下した。滴下時に白濁の現象は起きなかった。滴下後、50℃に昇温し、5時間反応させた。反応終了後、40℃以下まで冷却し、リン酸2水素ナトリウム2水和物を0.4部を一括添加し、40℃以下で30分撹拌後、洗浄液が中性になるまで水洗を繰り返した。次いで120℃で濃縮することにより本発明の液状エポキシ樹脂(D3)107.5部を得た。得られた化合物のエポキシ当量は236g/eq、全塩素量は9.1ppm、粘度は4913mPa・s、29Si−NMRスペクトルの積分値より、x=0.94であった。
合成例1〜3で得られたカルボキシ基含有樹脂(A1−1)、(A1−2)、(A2−1)及び合成例4、5、6で得られた液状エポキシ樹脂(D1)、(D2)、(D3)を用い、表1に示す配合割合とした後3本ロールミルで混練し、本発明の感光性樹脂組成物を得た。これをスクリーン印刷法により、乾燥膜厚が15〜25μmの厚さになるようにプリント基板に塗布し塗膜を80℃の熱風乾燥器で30分乾燥させた。次いで、紫外線露光装置((株)オーク製作所、型式HMW−680GW)を用い回路パターンの描画されたマスクを通して紫外線を照射した。その後、1%炭酸ナトリウム水溶液でスプレー現像を行い、紫外線未照射部の樹脂を除去した。水洗乾燥した後、プリント基板を150℃の熱風乾燥器で60分加熱硬化反応させ硬化膜(以下、「硬化物」ともいう。)を得た。
得られた硬化物について、タック性、現像性、解像性、光感度、表面光沢、基板そり、屈曲性、密着性、鉛筆硬度、耐溶剤性、耐酸性、耐熱性、耐金メッキ性、耐PCT(Pressure Cooker Test)性、耐熱衝撃性、貯蔵弾性率の試験を行なった。それらの結果を表2に示す。なお、試験方法及び評価方法は次のとおりである。
基板に塗布した乾燥後の膜に脱脂綿をこすりつけ、膜のタック性を評価した。
○・・・・脱脂綿は張り付かない。
×・・・・脱脂綿の糸くずが、膜に張り付く。
下記の評価基準を使用した。
○・・・・現像時、完全にインキが除去され、現像できた。
×・・・・現像時、現像されない部分がある。
乾燥後の塗膜に、50μmのネガパターンを密着させ積算光量200mJ/cm2の紫外線を照射露光した。次に1%の炭酸ナトリウム水溶液で60秒間、2.0kg/cm2のスプレー圧で現像し、転写パターンを顕微鏡にて観察した。下記の基準を使用した。
○・・・・パターンエッジが直線で、解像されている。
×・・・・剥離もしくはパターンエッジがぎざぎざである。
乾燥後の塗膜に、ステップタブレット21段(コダック社製)を密着させ積算光量500mJ/cm2の紫外線を照射露光した。次に1%の炭酸ナトリウム水溶液で60秒間、2.0kg/cm2のスプレー圧で現像し、現像されずに残った塗膜の段数を確認した。
乾燥後の塗膜に、500mJ/cm2の紫外線を照射露光した。次に1%の炭酸ナトリウム水溶液で60秒間、2.0kg/cm2のスプレー圧で現像し、乾燥後の硬化膜を観察する。下記の基準を使用した。
○・・・・曇りが全く見られない
×・・・・若干の曇りが見られる
下記の基準を使用した。
○・・・・基板にそりは見られない
△・・・・ごくわずか基板がそっている
×・・・・基板のそりが見られる
硬化膜を180℃に折り曲げ、その外観を観察する。下記の基準を使用した。
○・・・・膜面に割れは見られない
×・・・・膜面が割れる
JIS K5400に準じて、試験片に1mmの碁盤目を100個作りセロテープ(登録商標)によりピーリング試験を行った。碁盤目の剥離状態を観察し、次の基準で評価した。
〇・・・・剥れのないもの
×・・・・剥離するもの
JIS K5400に準じて評価を行った。
試験片をイソプロピルアルコールに室温で30分間浸漬する。外観に異常がないか確認した後、セロテープ(登録商標)によるピーリング試験を行い、次の基準で評価した。
○・・・・塗膜外観に異常がなく、フクレや剥離のないもの
×・・・・塗膜にフクレや剥離のあるもの
試験片を10%塩酸水溶液に室温で30分浸漬する。外観に異常がないか確認した後、セロテープ(登録商標)によるピーリング試験を行い、次の基準で評価した。
○・・・・塗膜外観に異常がなく、フクレや剥離のないもの
×・・・・塗膜にフクレや剥離があるもの
試験片にロジン系プラックスを塗布し270℃の半田槽に30秒間浸漬した。これを1サイクルとし、3サイクル繰り返した。室温まで放冷した後、セロテープ(登録商標)によるピーリング試験を行い、次の基準で評価した。
〇・・・・塗膜外観に異常がなく、フクレや剥離のないもの
×・・・・塗膜にフクレや剥離のあるもの
試験基板を121℃、2気圧の水中で96時間放置後、外観に異常がないか確認した後、セロテープ(登録商標)によるピーリング試験を行い、次の基準で評価した。
○・・・・塗膜外観に異常がなく、フクレや剥離のないもの
×・・・・塗膜にフクレや剥離があるもの
試験片を、−40℃/30分、120℃/30分を1サイクルとして熱履歴を加え、1000サイクル経過後、試験片を顕微鏡観察し、次の基準で評価した。
○・・・・塗膜にクラックの発生のないもの
×・・・・塗膜にクラックが発生したもの
光沢面側(銅箔)上にして、上記で作製した実施例および比較例にかかる感光性樹脂組成物を、樹脂層が基板に接するように、スクリーン印刷法により銅箔上に樹脂層を形成した。これに露光機にて積算露光量1000mJ/cm2の条件で紫外線照射した後、150℃で60分加熱して硬化した。その後、硬化膜を銅箔より剥離した後、測定サイズ(5mm×50mm、40μmのサイズ)にサンプルを切り出した。サンプルをRSA G2(TAインスツルメント社製)に供し、周波数を10Hzとして25℃における貯蔵弾性率を測定した。
Claims (11)
- 前記液状エポキシ樹脂(D)において、式(1a)中のR1aが炭素数3以下のグリシドキシアルキル基で置換されたアルキル基であり、式(1b)中のR1bとして、炭素数6以下のアルキル基又はアリール基である請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記液状エポキシ樹脂(D)の全塩素量が100ppm以下である請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記液状エポキシ樹脂(D)の25℃における溶融粘度が50mPa・s〜10Pa・sである請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記液状エポキシ樹脂(D)において、高次構造体比率をx=p/(p+q+r)で定義した場合、xの値が0.5〜0.9の範囲である請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記カルボキシ基含有樹脂(A)が、分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ化合物(a)と分子中にエチレン性不飽和基を有するモノカルボン酸(b)とを反応させて得られるエポキシカルボキシレート化合物と、多塩基酸無水物(c)との反応生成物である請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の感光性樹脂組成物。
- カルボキシ基含有樹脂(A)が、分子中に2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物(d)と分子中にエチレン性不飽和基を有するモノカルボン酸(b)とを反応させて得られるエポキシカルボキシレート化合物と、ジイソシアネート化合物(e)、分子中に2個の水酸基を有するカルボン酸(f)及び/又はジオール化合物(g)との反応生成物である請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の感光性樹脂組成物。
- 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の感光性樹脂組成物の硬化物。
- 請求項9に記載の硬化物の層を有する基材。
- 請求項10に記載の基材を有する物品。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017046465 | 2017-03-10 | ||
| JP2017046465 | 2017-03-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018151628A true JP2018151628A (ja) | 2018-09-27 |
Family
ID=63576129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018039325A Pending JP2018151628A (ja) | 2017-03-10 | 2018-03-06 | 感光性樹脂組成物、その硬化物及び物品 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018151628A (ja) |
| KR (1) | KR20180103720A (ja) |
| CN (1) | CN108572514B (ja) |
| TW (1) | TWI746816B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023012154A (ja) * | 2021-07-13 | 2023-01-25 | アイカ工業株式会社 | 光硬化性樹脂組成物 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7153991B2 (ja) * | 2019-03-12 | 2022-10-17 | 日本化薬株式会社 | 不飽和基含有ポリカルボン酸樹脂、それを含有する感光性樹脂組成物及びその硬化物 |
| JP7424788B2 (ja) * | 2019-10-04 | 2024-01-30 | 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 | シロキサン樹脂を含む硬化性樹脂組成物、及びその硬化膜、シロキサン樹脂の製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009090867A1 (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-23 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | レジスト材料及び積層体 |
| WO2017170958A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 太陽インキ製造株式会社 | 硬化性樹脂組成物、ドライフィルム、硬化物およびプリント配線板 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5376793B2 (ja) * | 2007-11-07 | 2013-12-25 | 太陽ホールディングス株式会社 | 光硬化性樹脂組成物及びその硬化物パターン、並びに該硬化物パターンを具備するプリント配線板 |
| CN105190440B (zh) * | 2013-05-30 | 2019-08-06 | 三洋化成工业株式会社 | 感光性树脂组合物、光学间隔件、彩色滤色器用保护膜和触摸面板的保护膜或绝缘膜 |
| JP6582804B2 (ja) * | 2014-09-25 | 2019-10-02 | 日立化成株式会社 | 感光性樹脂組成物 |
-
2018
- 2018-03-06 JP JP2018039325A patent/JP2018151628A/ja active Pending
- 2018-03-07 KR KR1020180026687A patent/KR20180103720A/ko not_active Ceased
- 2018-03-08 TW TW107107892A patent/TWI746816B/zh not_active IP Right Cessation
- 2018-03-08 CN CN201810190573.3A patent/CN108572514B/zh active Active
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009090867A1 (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-23 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | レジスト材料及び積層体 |
| WO2017170958A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 太陽インキ製造株式会社 | 硬化性樹脂組成物、ドライフィルム、硬化物およびプリント配線板 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023012154A (ja) * | 2021-07-13 | 2023-01-25 | アイカ工業株式会社 | 光硬化性樹脂組成物 |
| JP7746047B2 (ja) | 2021-07-13 | 2025-09-30 | アイカ工業株式会社 | 光硬化性樹脂組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW201839055A (zh) | 2018-11-01 |
| CN108572514A (zh) | 2018-09-25 |
| KR20180103720A (ko) | 2018-09-19 |
| TWI746816B (zh) | 2021-11-21 |
| CN108572514B (zh) | 2022-08-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6275620B2 (ja) | 感光性樹脂組成物及びその硬化物 | |
| JPWO2008007635A1 (ja) | 感光性アルカリ水溶液可溶型ポリイミド樹脂及びそれを含有する感光性樹脂組成物 | |
| WO2004079452A1 (ja) | 感光性樹脂組成物及びその硬化物 | |
| JP4686364B2 (ja) | 不飽和基含有ポリアミド酸樹脂及びそれを用いた感光性樹脂組成物並びにその硬化物 | |
| JP4584839B2 (ja) | 感光性樹脂組成物及びその硬化物 | |
| JP4674902B2 (ja) | 感光性樹脂組成物並びにその硬化物 | |
| JP4033455B2 (ja) | 感光性樹脂組成物及びその硬化物 | |
| JP2018151628A (ja) | 感光性樹脂組成物、その硬化物及び物品 | |
| JPWO2007032326A1 (ja) | 感光性樹脂組成物並びにその硬化物 | |
| JP4400926B2 (ja) | 感光性樹脂組成物並びにその硬化物 | |
| JP3846856B2 (ja) | アルカリ水溶液可溶性ウレタン化エポキシカルボキシレート化合物及びそれを用いた感光性樹脂組成物並びにその硬化物 | |
| JP4471149B2 (ja) | 感光性樹脂組成物及びその硬化物の製造法 | |
| JP4454002B2 (ja) | 感光性樹脂組成物 | |
| JP2007161878A (ja) | ポリカルボン酸樹脂、感光性樹脂組成物及びその硬化物 | |
| JP2007177180A (ja) | エポキシ樹脂ワニス、感光性樹脂組成物、並びにその硬化物 | |
| JPWO2007043425A1 (ja) | イミドウレタン樹脂、それを含む感光性樹脂組成物及びその硬化物 | |
| JP2004196984A (ja) | ポリウレタン化合物及びこれを含有する感光性樹脂組成物 | |
| JP4738259B2 (ja) | 感光性樹脂組成物、並びにその硬化物 | |
| JP4793815B2 (ja) | 感光性樹脂組成物、並びにその硬化物 | |
| JP2003268067A (ja) | 感光性樹脂、及びそれを用いた感光性樹脂組成物、並びにその硬化物 | |
| JP2007219334A (ja) | 感光性樹脂組成物、並びにその硬化物 | |
| JP4502248B2 (ja) | 感光性樹脂組成物及びその硬化物の製造法 | |
| JP4493441B2 (ja) | 感光性樹脂組成物、およびその硬化物 | |
| JP5268233B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、並びにその硬化物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200928 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210630 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210716 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210910 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220120 |