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JP2018151501A - 光再帰性反射シート - Google Patents

光再帰性反射シート Download PDF

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JP2018151501A JP2017047012A JP2017047012A JP2018151501A JP 2018151501 A JP2018151501 A JP 2018151501A JP 2017047012 A JP2017047012 A JP 2017047012A JP 2017047012 A JP2017047012 A JP 2017047012A JP 2018151501 A JP2018151501 A JP 2018151501A
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雅浩 嶋
Masahiro Shima
雅浩 嶋
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Yao Sangyo KK
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Abstract

【課題】デザインの自由度を向上させることができる光再帰性反射シートを提供する。【解決手段】透光性のインクによって第1の意匠が描かれた第1の層11と、第1の層11と接し、第1の層11側から光が入射すると光の入射側に再帰反射させる凹凸部12Aを有する再帰性反射層12と、再帰性反射層12と第1の層11とが接している面とは反対側の面にて凹凸部12Aの一部と接するインクによって第2の意匠が描かれている第2の層13と、を有し、第1の層11側から周囲の環境光より指向性の強い光を照射させると、第1の層11を透過した光の一部が再帰性反射層12と第2の印刷層13へ届き、再帰性反射層12に届いた光の一部が再帰反射することにより、第1の意匠が視認できなくなると共に第2の意匠が視認できる光再帰性反射シート1とした。【選択図】図1

Description

本発明は、光再帰性反射シートに関するものである。
文字等が組み込まれているにもかかわらず、通常の拡散光条件下にはこれらの文字等を視認できないが、光再帰性反射観察条件下にのみ、これらの文字等を認識可能な光再帰性反射シートが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に示される光再帰性反射シートは、第1着色層と第2着色層を有しており、第1着色層の下方に、文字等が表現されている第2着色層が部分的に施されている。そして、この第2着色層の色の色相、明度および彩度が第1着色層の色と同じであるかもしくはほぼ同じであるように構成することにより、通常の拡散光条件下では第2着色層に表現されている文字等を視認することができないが、光再帰性反射観察条件下にのみ、これらの文字等を視認することが可能となっている。
特開2000−321414号公報(図2、段落0009等)
特許文献1に開示される光再帰性反射シートによると、第2着色層において表現される文字等をカモフラージュするために、第1着色層と第2着色層の色の色相、明度および彩度が同じか、ほぼ同じにすることが必須である(特許文献1の段落0019参照)。そのため、第1着色層と第2着色層の色の色相、明度および彩度がまったく異なる複数のデザイン、たとえば、人物と風景などを第1着色層と第2着色層にそれぞれプリントして重畳させ、通常の拡散光条件下と光再帰性反射観察条件下とでこれらの異なるデザインの一方のみを視認させることができない。すなわち、従来の光再帰性反射シートでは、色相、明度および彩度がまったく異なる複数のデザインを用いた表現をすることが困難なので、デザインの自由度に制限がある。
本発明は、上述した課題に鑑み、デザインの自由度を向上させることができる光再帰性反射シートを提供することを目的とする。
本発明に係る光再帰性反射シートは、透光性のインクによって第1の意匠が描かれた第1の層と、第1の層と接し、第1の層側から光が入射すると光の入射側に再帰反射させる凹凸部を有する再帰性反射層と、再帰性反射層と第1の層とが接している面とは反対側の面にて凹凸部の一部と接するインクによって第2の意匠が描かれている第2の層と、を有し、第1の層側から周囲の環境光より指向性の強い光を照射させると、第1の層を透過した光の一部が再帰性反射層と第2の印刷層へ届き、再帰性反射層に届いた光の一部が再帰反射することにより、第1の意匠が視認できなくなると共に第2の意匠が視認できること特徴とする。
また、本発明に係る光再帰性反射シートは、透光性のインクにより構成される第1の層と、第1の層と接し、第1の層との接触面とは反対側に設けられている凹凸部を有する再帰性反射層と、再帰性反射層の凹凸部の一部において、透光性のインク層と接している第2の層と、を有し、光再帰性反射シートに対して、第1の層側から周囲の環境光より指向性の強い光を照射させると、再帰性反射層とインク層が接触しない部分では光が第1の層側へ再帰反射し、再帰性反射層とインク層が接触する部分では再帰性反射層とインク層が接触しない部分と比較すると再帰反射の程度が弱いことを特徴とする。
本発明の光再帰性反射シートは、デザインの自由度を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る光再帰性反射シートの断面図であり、(A)は断面構造を説明するための図であり、(B)は、再帰性反射の原理を説明するための図である。 図2は、本発明の実施形態に係る光再帰性反射シートであって、通常の拡散光条件下において視認できる意匠を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る光再帰性反射シートであって、光再帰性反射条件下において視認できる意匠を示す図である。 図4は、本発明の他の実施形態に係る光再帰性反射シートであって、通常の拡散光条件下の状態を示す図である。 図5は、図4に示す光再帰性反射シートであって、光再帰性反射条件下に視認できる意匠を示す図である。 図6は、図2および図3に示す意匠が描かれた再帰性反射シートの官能評価を説明するための図である。 図7は、図4および図5に示す意匠が描かれた再帰性反射シートの官能評価を説明するための図である。
本発明に係る光再帰性反射シートについて実施例を用いて説明する。しかしながら、本発明は、以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。なお、以下で説明する際の「光再帰性反射」とは、広い照射角にわたって、入射角の光路にほぼ沿う方向に、選択的に反射光が戻るような反射のことをいう。また、以下で説明する際の「通常の拡散光条件下」とは、たとえば、昼間の屋外や屋内で照明がついている状況などの比較的周囲が明るい環境下での物体の視認性をいう。また、以下で説明する際の「光再帰性反射条件下」とは、たとえば、夜間の屋外や屋内でも照明がついていない状況などの比較的周囲が暗い環境下において光源方向からの反射物の視認性をいう。一般的に、拡散反射は、光のエネルギーを全方向に拡散するので、光源方向への反射効率は悪くなり、たとえば夜間などは光源方向からの反射物の視認性は悪くなる。一方、再帰反射は、入射した光が光源方向に帰ってくることから、夜間において、光源方向からの反射物の視認性は良好になる。
図1は、本発明の実施の形態に係る光再帰性反射シート1の断面図であり、(A)は断面構造を説明するための図であり、(B)は、再帰性反射の原理を説明するための図である。図1に示すように、光再帰性反射シート1は、第1の層11と、再帰性反射層12と、第2の層13を有している。
第1の層11は、透光性を有するインクによって第1の意匠が描かれている層である。なお、図1では第1の層11における第1の意匠の図示は省略しているが、第1の意匠とは、たとえば、第1の層11の表面または内部に描かれる文字、模様、図形、色彩、風景、建物、人物またはこれらの組合せなどが挙げられる。第1の層11には、透光性を有するインクをスクリーン印刷法、グラビア印刷法などの常用の印刷法を使用して第1の意匠が印刷されていることが好ましいが、印刷以外の方法の公知の方法で形成されていてもよい。なお、第1の層11の膜厚は、所望する効果やその形成方法によって広く変更することが可能であるが、通常、約2〜20μmの範囲、であることが好ましい。しかしながら、第1の層11の膜厚は、約2〜20μmの範囲外であってもよい。また、第1の層11は、必ずしも透光性を有するインクのみによって構成されていなくてもよい。
再帰性反射層12は、第1の層11と接し、第1の層11側から光を入射させると、光の入射側に再帰反射させる凹凸部12Aを有している層である。凹凸部12Aは、キューブコーナー型再帰性反射構造を形成している。キューブコーナー型再帰性反射構造とは、底面(図1では第1の層11との接触する平坦面)を共通にして細密充填状に配置された複数のキューブコーナー型三角錐から構成され、隣接するキューブコーナー型三角錐は底面を基準にして凹凸の関係となっている。
第2の層13は、第1の層11と再帰性反射層12とが接触している面とは反対側の面(裏面)にて一部が接触している層である。また、第2の層13は、空気層13Aと、インク層13Bとで構成されており、これらの層の組合せにより、第1の意匠とは異なる第2の意匠が描かれている層である。ここで、第2の意匠とは、たとえば、文字、模様、図形、色彩、風景、建物、人物またはこれらの組合せなどが挙げられる。第2の層13では、第1の層11と同様に、透光性を有するインクをスクリーン印刷法、グラビア印刷法などの常用の印刷法を使用して第2の意匠が描かれていることが好ましい。また、第2の層13の膜厚は、所望する効果やその形成方法によって広く変更することが可能であるが、通常、約2〜20μmの範囲であることが好ましい。しかしながら、第2の層13の膜厚は、約2〜20μmの範囲外であってもよい。
なお、第2の意匠は、第1の意匠とは色相、明度および彩度が異なるものである。第1の意匠と第2の意匠との色差ΔEは、明度、色相および彩度を考慮して総合的に表した場合(たとえば、日本工業規格JIS Z8730の基準に従いCIE色差法により表した場合)、色差ΔEは3.0を上回る関係であることを想定している。しかしながら、色差ΔEが、3.0以下、更には色差ΔEが0である場合、すなわち第1の意匠と第2の意匠とは同色であっても本発明を適用することは可能である。なお、上述した第1の意匠と第2の意匠とが異なるとは、仮に、色相、明度および彩度について両者が同じか、ほぼ同じであっても、第1の層11側から視認した際に、意匠の位置、大きさ、第1の層11において占める範囲(割合)が異なる場合も含んでいる。
(原理について)
以下、第1の層11と第2の層13とに描かれる意匠が通常の拡散光条件下と、光再帰性反射条件下とでそれぞれの意匠が視認できる原理について説明する。通常の拡散光条件下においては、第1の層11が反射するため第1の意匠を視認することができる。なお、第1の層11に用いられるインクは透光性を有するものの、第2の層13に描かれる第2の意匠を第1の層11側から視認することがまったくできないか、視認することが非常に困難である。
一方、光再帰性反射条件下においては、光源方向からの光は内部の再帰性反射層12および第2の層13へと到達することができる。第1の層11は、この層のみで再帰反射する構造を有しておらず、かつ透光性を有するインクにより描かれているためである。すなわち、光再帰性反射条件下における拡散光は光のエネルギーを全方向に拡散して、光源方向への反射効率が悪くなるので、第1の層11側からであっても、第1の意匠をまったく視認することができないか、視認することが非常に困難な状態となる。さらに、入射した光は再帰性反射層12によって光源方向に帰ってくることから光源方向からの反射物の視認性は良好となり、これにより第2の意匠を第1の層11側から視認することができるようになる。
より具体的に説明すると、第1の層11を通過した光は、再帰性反射層12と空気層13Aとが重なる箇所においては、再帰性反射層12のキューブコーナー型再帰性反射構造により光再帰性反射が生じて、最終的に光源方向へと再帰反射する。一方、再帰性反射層12とインク層13Bとが重なる箇所においては、空気層13Aと重なる箇所と比較すると、キューブコーナー型再帰性反射構造がうまく機能しなくなり、一部の光は吸収または屈折して光源方向へ反射効率が低くなり、再帰反射しない。すなわち、第2の層13においては、光再帰性反射する部分と光再帰性反射しない部分とが生じるため、これらの組合せにより、光源方向からは第2の意匠を視認することができるようになっている。以下、このような原理を用いた光再帰性反射シートの実施の形態について図2〜図7を参照して説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る光再帰性反射シート10であって、通常の拡散光条件下において視認できる意匠を示す図である。図3は、図2に示す光再帰性反射シート10であって、光再帰性反射条件下において視認できる意匠を示す図である。この光再帰性反射シート10の第1の層11には第1の意匠21が印刷されており、第2の層13には、第2の意匠22が印刷されている。
図2および図3に示す光再帰性反射シート10では、通常の拡散光条件下においては、第1の層11が拡散反射するので、図2に示すような第1の意匠21を視認することができる。一方、図3に示すように、光再帰性反射条件下においては、第2の層13のうち、再帰性反射層12と空気層13Aとが重なる箇所においては光再帰反射により光が反射し、再帰性反射層12とインク層13Bとが重なる箇所においては、光再帰反射の機能が弱まり、反射する箇所としない箇所との組合せにより第2の意匠22が光源方向から視認できるようになっている。このような光再帰性反射シート10をたとえばポスターとして活用することで、昼間は人が描かれているデザインを示す第1の意匠21であるが、夜になってスポットライトや懐中電灯などの光をあてると、真中に木のみが描かれた第2の意匠22が現れるポスターとなり、昼夜でまったく異なる意匠を表現することが可能となる。
以上で説明したように、光再帰性反射シート1,10は、透光性を有するインクによって第1の意匠21が描かれた第1の層11と、第1の層11と接し、第1の層11側から光が入射すると、光の入射側に再帰反射させる凹凸部12Aからなる再帰性反射層12と、再帰性反射層12と第1の層11とが接触している面とは反対側の裏面にて一部が接触し、第1の意匠とは異なる第2の意匠22が描かれている第2の層13と、を有し、第1の層11側から周囲の環境光より指向性の強い光を照射させると、第1の層11を透過した光の一部が再帰性反射層12と第2の印刷層13へ届き、再帰性反射層12に届いた光の一部が再帰反射することにより、第1の意匠21が視認できなくなると共に第2の意匠22が視認できるものである。これにより、特許文献1に開示される光再帰性反射シートのように、第2着色層において表現される文字等をカモフラージュするために、第1着色層と第2着色層の色の色相、明度および彩度が同じか、ほぼ同じにしなければならないという制約がなくなる。そのため、光再帰性反射シート1,10を用いた物品において、複数の意匠を表現することができるようになり、デザインの自由度をより向上させることができる。
(変形例)
以上、本発明の各実施形態に係る光再帰性反射シート1,10についてそれぞれ説明したが、本発明は、種々の変形が可能である。たとえば、第1の層11を保護するため、第1の層11の上層に保護層を設けることも可能である。また、たとえば、第2の層13を保護するため、第2の層13の下層に保護層を設けることも可能である。
また、図2および図3を参照して説明した光再帰性反射シート10の第1の意匠21と第2の意匠22とはまったく異なる意匠の組合せとしたが、同様の意匠を組み合わせるようにしてもよい。たとえば、第1の意匠として人間の顔が印刷されており、第2の意匠として、第1の意匠に描かれた人間の表情などを変化させたもの(笑顔、泣き顔、怒っている顔、悲しい顔)を描くようにしてもよい。このような光再帰性反射シートとすることで、昼夜で異なる表情の人の顔を表現することができる。なお、光再帰性反射シートの場合、昼夜の場合に限定されず、通常の拡散光条件下においてスマートフォンが備えるライトなどの光源を直接当てることで人の顔の表情の変化を視認できるようにするといったことも可能である。
また、たとえば、第1の層11では意匠を表現しないで、第2の層13のみで意匠を表現させることも可能である。図4は、本発明の他の実施形態に係る光再帰性反射シート40であって、(A)は、通常の拡散光条件下の状態を示す正面図であり、(B)は(A)に示す光再帰性反射シート40の反対側から示す背面図である。図5は、図4の(A)に示した光再帰性反射シート40であって、(A)は再帰性反射条件下の状態を示す正面図であり、(B)は、光再帰性反射シート40の断面の一例を示した図である。なお、図5の(B)に示す断面図における空気層43Aとインク層43Bとが占める割合や位置関係については、あくまでも例示であり、図4および図5に示す光再帰性反射シート40の正面図、背面図の具体的な断面を示しているものではない。
図4および図5に示す光再帰性反射シート40は、表面層41、再帰性反射層42、印刷層43を有しており、印刷層43に透明インクを用いると共に、背面の空気層43Aとインク層43Bとの組み合わせによって再帰性反射条件下にのみロゴ50が視認できるように構成されている。具体的には、通常の拡散光条件下においては、表面層41には意匠が表現されていないため、図4の(A)に示すように中央付近に点線で描かれているロゴ50を視認することはできない。一方、図5の(A)に示すように、光再帰性反射条件下においては、印刷層43の空気層43Aとインク層43Bとの組合せによって、再帰性反射層42と空気層43Aとが重なる箇所においては光再帰反射が生じるが、それ以外の箇所については再帰性反射が生じないため、ロゴ50がはっきりと視認できるようになっている。
すなわち、透光性のインクにより構成される第1の層41と、第1の層41と接し、第1の層41との接触面とは反対側に設けられている凹凸部42Aを有する再帰性反射層42と、再帰性反射層42の凹凸部42Aの一部において、透光性のインク層と接している第2の層43と、を有し、光再帰性反射シート40に対して、第1の層41側から周囲の環境光より指向性の強い光を照射させると、再帰性反射層42とインク層43が接触しない部分では光が第1の層41側へ再帰反射し、再帰性反射層42とインク層43が接触する部分では再帰性反射層42とインク層43が接触しない部分と比較すると再帰反射の程度が弱いので、異なる見え方(意匠が見える、または意匠がまったく見えないか、ほぼ意匠が見えない)となるように変化を生じさせることができる。また、仮に印刷層41の表面には意匠を表現していないので、表面に意匠を表現する光再帰性反射シートと比較して耐摩耗性に優れている。また、従来の光再帰性反射シートでは、そのすべての面において反射させるようになっていることが一般的であるが、透明インクなどの透光性を有するインク層43Bを再帰性反射層42の下に部分的に形成することにより、再帰反射しない箇所を光再帰性反射シート40内に新たに形成することができる。つまり、光再帰性反射シート40内において反射させる箇所と反射させない箇所の組合せによって意匠を自由に表現することができるようになるので、デザインの自由度を向上させることができる。
また、上述の実施形態にて説明した再帰性反射層12、42は、キューブコーナー型に限定されず、封入レンズ型シート、カプセルレンズ型シートの反射構造を採用してもよい。たとえば、封入レンズ型シートの場合には、所定の部位に反射層を設け、その上に複数個のガラスビーズを封入した焦点樹脂層を施すことによって再帰性反射層12、42を形成することができる。
本発明は、たとえば道路標識、工事標識等の標識類、自動車やオートバイ等の視認テープ、衣類、救命具等の安全資材類、看板等のマーキング、暗所で使用されるポスター、アクセサリーなどの小物にも適用することができる。
(各実施形態の官能評価について)
図6は、図2および図3に示す意匠が描かれた再帰性反射シート10の官能評価を説明するための図である。図6に示す再帰性反射シート10は、第1の層11側から見た図である。図6の(A)は、通常の拡散光条件下で第1の意匠21が明確に視認できるが、第2の意匠22はまったく視認できない状態を示している。図6の(B)は、通常の拡散光条件下での再帰性反射シート10であるが、第1の意匠21がすべて視認できるが、第1の意匠21の一部の領域において、第2の意匠22の一部が視認できる状態を示している。図6の(C)は、光再帰性反射条件下での再帰性反射シート10であり、第2の意匠22が中央部分に視認できると共に、第1の意匠21は第2の意匠22の背景部分において一部が視認できる状態を示している。図6の(D)は、光再帰性反射条件下での再帰性反射シート10であり、第1の意匠21は視認できず、第2の意匠22のみが視認できる状態を示している。
本発明の実施の形態である再帰性反射シート10は、周囲の環境光と照射する光の照度および指向性の強さとの関係が理想的な状態の場合には、図6の(A)と図6の(D)に示す状態となる。しかしながら、再帰性反射シート10は、周囲の環境光の明るさと光源から照射する光の照度および指向性の強さとの関係次第では、図6の(A)と図6の(C)の状態であったり、(B)と(D)の状態にはなり得るが、お互いの意匠の見え方に大きな影響は生じさせていない。しかしながら、従来の特許文献1で説明したような方法で同じ層に色差Δが3.0以上の2つの意匠を重ねた場合には、たとえば図6の(B)と(C)のような関係となり、通常の拡散光条件下であるか光再帰性反射条件下であるかに関わらずお互いの意匠の見え方にかなり大きな影響が生じてしまう。すなわち、本実施例における再帰性反射シート10では、通常の拡散光条件下と、光再帰性反射条件下で、異なるデザインの意匠をそれぞれ明確に視認させることができるものである。
図7は、図4および図5に示す意匠が描かれた再帰性反射シート40の官能評価を説明するための図である。図7に示す再帰性反射シート40は、第1の層41側から見た図である。図7の(A)は、通常の拡散光条件下で、ロゴ50はまったく視認できない状態を示している。図7の(B)は、通常の拡散光条件下での再帰性反射シート40であるが、ロゴ50の一部が視認できる状態を示している。図7の(C)は、通常の拡散光条件下での再帰性反射シート40であり、ロゴ50が中央部分に視認できる状態を示している。図7の(D)は、光再帰性反射条件下での再帰性反射シート40であり、ロゴ50が再帰反射して視認できる状態である。本発明の実施の形態である再帰性反射シート40は、周囲の環境光と照射する光の照度および指向性の強さとの関係が理想的な状態の場合には、図7の(A)と図7の(D)に示す状態となる。しかしながら、再帰性反射シート40において、周囲の環境光と照射する光の照度および指向性の強さとの関係次第では、図7の(B)と(D)の状態になり得る。しかしながら、従来の特許文献1で説明したような方法で意匠を示した場合には、たとえば図6の(C)と(D)のような関係となり、再帰反射して見えるか、普通のロゴとして見えるかの違いしか生じない。すなわち、本実施例における再帰性反射シート40では、通常の拡散光条件下と、光再帰性反射条件下で、異なる見え方(意匠が見える、または意匠がまったく見えないか、ほぼ意匠が見えない)となるように変化を生じさせることができるものである。
1,10,40 :光再帰性反射シート、11 :第1の層、12 :再帰反射層、12A :凹凸部、13 :第2の層、13A :空気層、13B :インク層,21 :第1の意匠、22 第2の意匠

Claims (2)

  1. 透光性のインクによって第1の意匠が描かれた第1の層と、
    前記第1の層と接し、前記第1の層側から光が入射すると前記光の入射側に再帰反射させる凹凸部を有する再帰性反射層と、
    前記再帰性反射層と前記第1の層とが接している面とは反対側の面にて前記凹凸部の一部と接するインクによって第2の意匠が描かれている第2の層と、を有し、
    前記第1の層側から周囲の環境光より指向性の強い光を照射させると、前記第1の層を透過した前記光の一部が前記再帰性反射層と前記第2の印刷層へ届き、前記再帰性反射層に届いた光の一部が再帰反射することにより、前記第1の意匠が視認できなくなると共に前記第2の意匠が視認できる
    ことを特徴とする光再帰性反射シート。
  2. 透光性のインクにより構成される第1の層と、
    前記第1の層と接し、前記第1の層との接触面とは反対側に設けられている凹凸部を有する再帰性反射層と、
    前記再帰性反射層の前記凹凸部の一部において、透光性のインク層と接している第2の層と、を有し、
    前記光再帰性反射シートに対して、前記第1の層側から周囲の環境光より指向性の強い光を照射させると、前記再帰性反射層と前記インク層が接触しない部分では前記光が前記第1の層側へ再帰反射し、前記再帰性反射層と前記インク層が接触する部分では前記再帰性反射層と前記インク層が接触しない部分と比較すると再帰反射の程度が弱い
    ことを特徴とする光再帰性反射シート。

JP2017047012A 2017-03-13 2017-03-13 光再帰性反射シート Pending JP2018151501A (ja)

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