JP2018148366A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】原稿の両面を読み取り可能な複数の読取センサを備える画像形成装置において、読み取りのスループットを低下させずにFCOTを短縮する画像データの転送制御を実現する技術を提供する。【解決手段】画像形成装置は、原稿の表面及び裏面の画像をそれぞれ読み取る表面読取部280及び裏面読取部270によって生成された画像データを、画像メモリ260に一時的に格納する。画像形成装置のCPUは、コピージョブの開始時に、画像メモリ260の出力周波数(画像データの転送速度)を、第2周波数(F2)よりも低い第1周波数(F1)に設定する(S701)。CPUは、1枚目の原稿の表面に対応する、1ページ目の画像データの転送が完了すると(S705,S706)、画像メモリ260の出力周波数を第2周波数(F2)に設定する(S707)。【選択図】図7
Description
本発明は、搬送路を搬送される原稿の表面及び裏面の画像をそれぞれ読み取り可能なセンサを用いて原稿の画像をコピーする機能を有する画像形成装置に関するものである。
搬送路を搬送される原稿の両面の表面及び裏面の画像をそれぞれ読み取り可能な画像読取装置が提案されている。特許文献1の画像読取装置では、原稿を反転させることで原稿の表面及び裏面の画像を順に読み取るのではなく、原稿の搬送中に両面の画像を同時に読み取ることを可能にしている。読み取りによって得られた画像データは、原稿の表面用及び裏面用の各読取センサから画像メモリに一時的に格納され、画像処理を行う画像処理装置へ所定のタイミングに同一の経路で転送される。この場合、画像メモリからの画像データの転送速度を、各読取センサから画像メモリへの画像データの転送速度より高くすることで、同一の経路で画像データを転送することに伴う、読み取りのスループットの低下を避けることが可能である。
また、コピー機能を有する画像形成装置では、1枚目の原稿の画像に対応するコピー画像の出力が完了するまでの時間(FCOT:First Copy Output Time)を短縮することが求められている。特許文献2の画像形成装置では、画像データのサイズ及び画像形成速度に応じて、画像データの取得中に画像形成を開始することで、FEOTを短縮している。FCOTの短縮により、ユーザの待ち時間及び画像形成装置の消費電力を低減することが可能である。
上述のように、原稿の表面用及び裏面用の読取センサによって生成された画像データを画像メモリに一時的に格納する構成では、読み取りのスループットを高めるためには、画像メモリからの画像データの転送速度を高速化する必要がある。しかし、読取センサから画像メモリへの画像データの転送速度よりも、画像メモリからの画像データの転送速度が高いと、FCOTが長くなる可能性がある。
具体的には、画像メモリへの画像データの入力が、画像メモリからの画像データの出力に追い付かなくなることを避けるためには、画像データの入力の開始タイミングに対して、画像データの出力の開始タイミングを遅らせる必要がある。これは、画像メモリから転送される画像データに基づく画像形成の開始タイミングの遅延につながる。その結果、FCOTを短縮することができなくなる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものである。本発明は、原稿の両面を読み取り可能な複数の読取センサを備える画像形成装置において、読み取りのスループットを低下させずにFCOTを短縮する画像データの転送制御を実現する技術を提供することを目的とする。
本発明は、例えば、画像形成装置として実現できる。本発明の一態様に係る画像形成装置は、搬送路を搬送される原稿の第1面及び第2面の画像をそれぞれ読み取って画像データを生成する第1及び第2読取手段と、前記第1及び第2読取手段によって生成された画像データが一時的に格納される第1記憶手段と、前記第1記憶手段から画像データが転送される際の転送速度を設定する設定手段と、前記第1記憶手段に格納された画像データを、当該画像データに基づく画像形成のために、前記設定手段によって設定された転送速度で転送する転送手段と、前記転送手段によって転送された画像データが格納される第2記憶手段と、前記第2記憶手段に格納された画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、を備え、前記設定手段は、原稿の画像をコピーするジョブの開始時に、前記転送速度を第2転送速度よりも低い第1転送速度に設定し、1枚目の原稿の前記第1面に対応する、1ページ目の画像データの転送が完了すると、前記転送速度を前記第2転送速度に設定することを特徴とする。
本発明によれば、原稿の両面を読み取り可能な複数の読取センサを備える画像形成装置において、読み取りのスループットを低下させずにFCOTを短縮する画像データの転送制御を実現できる。
以下では、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<画像形成装置の構成>
図1は、一実施形態に係る画像処理装置である画像形成装置900の構成例を示す断面図である。図2は、画像形成装置900の制御系の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、画像形成装置900は、画像読取部であるイメージリーダ200、自動原稿給紙装置(ADF)100、及び画像形成部であるプリンタ300により構成されている。画像形成装置900は、図2に示すように、装置全体を制御するコントローラ400を更に備える。本実施形態では、コントローラ400は、イメージリーダ200とプリンタ300との間に接続されている。なお、コントローラ400は、イメージリーダ200又はプリンタ300内に物理的に配置されている。以下では、まず、画像形成装置900の制御系について説明する。
図1は、一実施形態に係る画像処理装置である画像形成装置900の構成例を示す断面図である。図2は、画像形成装置900の制御系の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、画像形成装置900は、画像読取部であるイメージリーダ200、自動原稿給紙装置(ADF)100、及び画像形成部であるプリンタ300により構成されている。画像形成装置900は、図2に示すように、装置全体を制御するコントローラ400を更に備える。本実施形態では、コントローラ400は、イメージリーダ200とプリンタ300との間に接続されている。なお、コントローラ400は、イメージリーダ200又はプリンタ300内に物理的に配置されている。以下では、まず、画像形成装置900の制御系について説明する。
(イメージリーダ200)
イメージリーダ200は、CPU251、RAM252、ROM253、画像転送部255、動作モード取得部256、原稿サイズ取得部259、画像メモリ260、画像処理部261、裏面読取部270、及び表面読取部280を備える。CPU251は、ADF100及びイメージリーダ200の各ユニットを統括的に制御する。ROM253は、CPU251が実行すべき制御内容をプログラムとして格納した記憶装置である。RAM252は、CPU251の作業領域として使用される記憶装置である。
イメージリーダ200は、CPU251、RAM252、ROM253、画像転送部255、動作モード取得部256、原稿サイズ取得部259、画像メモリ260、画像処理部261、裏面読取部270、及び表面読取部280を備える。CPU251は、ADF100及びイメージリーダ200の各ユニットを統括的に制御する。ROM253は、CPU251が実行すべき制御内容をプログラムとして格納した記憶装置である。RAM252は、CPU251の作業領域として使用される記憶装置である。
表面読取部280及び裏面読取部270は、原稿の画像を走査し、1ライン毎に画像の読み取りを行うセンサである。表面読取部280及び裏面読取部270は、ADF100内の搬送路を搬送される原稿の表面(第1面)及び裏面(第2面)の画像をそれぞれ読み取って画像データを生成する。裏面読取部270は、搬送路を搬送される原稿の表面の画像が表面読取部280によって読み取られている間に、当該原稿の裏面の画像を読み取り可能である。即ち、表面読取部280及び裏面読取部270は、原稿の表面及び裏面の画像をそれぞれ同時に読み取り可能である。
画像メモリ260には、表面読取部280及び裏面読取部270が1ライン毎に画像の読み取りを行って生成した画像データが一時的に格納される。画像メモリ260には、原稿の副走査方向(搬送方向)における、複数のページ分に相当するライン数の画像データを格納可能である。画像転送部255は、画像メモリ260内の画像データを、後述するコントローラ400の画像メモリ406に転送する。
動作モード取得部256は、画像形成装置900の動作モード(例えば、片面モード又は両面モード)の情報を取得することが可能である。原稿サイズ取得部259は、原稿トレイ30上のサイズ検知センサ32,33と接続されており、当該センサを用いて、原稿トレイ30上の原稿のサイズを取得することが可能である。画像処理部261は、イメージリーダ200による原稿画像の読み取り時に、表面読取部280又は裏面読取部270にゴミが存在した場合に、読み取りによって得られた画像データに対して、ゴミの影響を低減するためのゴミ補正等を行う。
(プリンタ300)
プリンタ300は、CPU301及び印刷部304を備える。CPU301は、プリンタ300内の印刷部304及び各ユニットを統括的に制御する。ROM302は、CPU301が実行すべき制御内容をプログラムとして格納した記憶装置である。RAM303は、CPU301の作業領域として使用される記憶装置である。印刷部304は、後述する画像形成ステーション130Y,130M,130C,130K、中間転写ベルト105、2次転写部106、定着部107、及び各種ローラ等の、プリンタ300内の画像形成(印刷)に関連するデバイスに相当する。
プリンタ300は、CPU301及び印刷部304を備える。CPU301は、プリンタ300内の印刷部304及び各ユニットを統括的に制御する。ROM302は、CPU301が実行すべき制御内容をプログラムとして格納した記憶装置である。RAM303は、CPU301の作業領域として使用される記憶装置である。印刷部304は、後述する画像形成ステーション130Y,130M,130C,130K、中間転写ベルト105、2次転写部106、定着部107、及び各種ローラ等の、プリンタ300内の画像形成(印刷)に関連するデバイスに相当する。
(コントローラ400)
コントローラ400は、CPU401、ROM402、RAM403、操作部404、画像処理部405、画像メモリ406、及び外部I/F407を備える。CPU401は、コントローラ400内の各ユニットを統括的に制御する。ROM402は、CPU401が実行すべき制御内容をプログラムとして格納した記憶装置である。RAM403は、CPU401の作業領域として使用される記憶装置である。CPU401は、イメージリーダ200のCPU251、及びプリンタ300のCPU301と通信可能である。
コントローラ400は、CPU401、ROM402、RAM403、操作部404、画像処理部405、画像メモリ406、及び外部I/F407を備える。CPU401は、コントローラ400内の各ユニットを統括的に制御する。ROM402は、CPU401が実行すべき制御内容をプログラムとして格納した記憶装置である。RAM403は、CPU401の作業領域として使用される記憶装置である。CPU401は、イメージリーダ200のCPU251、及びプリンタ300のCPU301と通信可能である。
画像処理部405は、画像データの回転処理、及びプリンタ300によって印刷される画像のサイズの変更処理等の、種々の画像処理を行う。画像メモリ406には、イメージリーダ200から転送される画像データ、及び外部I/F407を介して受信された画像データが格納される。画像メモリ406に格納された画像データは、プリンタ300へ転送されて画像形成に使用される。即ち、プリンタ300(印刷部304)は、画像メモリ406に格納された画像データに基づいて画像を形成する。外部I/F407は、TCP/IP等の通信プロトコルに対応したネットワークと接続された通信I/Fである。外部I/F407は、ネットワークを介して通信可能な外部装置(コンピュータ等)から印刷ジョブを受信でき、また、画像形成装置900の情報を外部装置へ送信できる。
<イメージリーダ200の構成及び動作>
次に、図3を参照して、イメージリーダ200による原稿画像の片面読み取り動作及び両面読み取り動作について順に説明する。イメージリーダ200によるこれらの動作は、イメージリーダ200のCPU251によって制御される。イメージリーダ200は、ADF100を使用して原稿シートの給紙及び搬送を行いながら、原稿シートの片面又は両面の画像の読み取りを行う。
次に、図3を参照して、イメージリーダ200による原稿画像の片面読み取り動作及び両面読み取り動作について順に説明する。イメージリーダ200によるこれらの動作は、イメージリーダ200のCPU251によって制御される。イメージリーダ200は、ADF100を使用して原稿シートの給紙及び搬送を行いながら、原稿シートの片面又は両面の画像の読み取りを行う。
(片面読み取り動作)
ADF100を使用した読み取りジョブがCPU251によって開始されると、スキャナユニット209が基準白板219直下の位置まで移動し、シェーディング処理が行われる。なお、表面読取部280(図2)は、スキャナユニット209に含まれている。シェーディング処理の実行後、スキャナユニット209は、プラテンガラス201直下の位置まで移動し、原稿が読取位置に到達するまで待機する。
ADF100を使用した読み取りジョブがCPU251によって開始されると、スキャナユニット209が基準白板219直下の位置まで移動し、シェーディング処理が行われる。なお、表面読取部280(図2)は、スキャナユニット209に含まれている。シェーディング処理の実行後、スキャナユニット209は、プラテンガラス201直下の位置まで移動し、原稿が読取位置に到達するまで待機する。
ADF100では、原稿束Sの原稿面に給紙ローラ1が落下して回転を開始し、給紙ローラ1が最上面の原稿の紙面に到達する。これにより、原稿束の最上面の原稿(原稿シート)が給紙される。1枚以上の原稿で構成される原稿束Sが積載された原稿トレイ30から、原稿束Sの最上面の原稿が1枚ずつ給紙及び搬送される。その際、原稿の重送現象を防ぐために、分離ローラ2、分離パッド8、及び給紙ローラ1による給紙及び搬送が行われる。こうして、給紙ローラ1によって給紙及び搬送された原稿は、分離ローラ2及び分離パッド8の作用によって1枚ずつ分離される。
分離ローラ2及び分離パッド8によって分離された原稿は、レジストローラ3へ搬送され、レジストローラ3に突き当てられた状態で、その搬送が一旦停止する。なお、一旦停止の際に、原稿がレジストローラ3に突き当てられた状態でさらに少量搬送されることで、原稿の先端の一部が上側に盛り上げられて空間(ループ)が形成される。これにより、原稿の搬送における斜行が補正される。レジストローラ3の下流側には、読取前ローラ4が配置されており、当該ローラは、原稿流し読み用のプラテンガラス201近傍の方向へ原稿を搬送する。
イメージリーダ200による原稿の読み取りによって生成された画像データを受信する準備がコントローラ400において完了すると、コントローラ400からイメージリーダ200へ画像読取要求が通知される。この画像読取要求をイメージリーダ200が受信すると、レジストローラ3の位置でループを形成して一旦停止した状態にある原稿の搬送が、レジストローラ3の下流に向けて再開される。
レジストローラ3下流へ搬送された原稿は、読取前ローラ4に送られる。当該原稿は、更に、読取前ローラ4を通過し、プラテンローラ5の近傍にあるプラテンガラス201上の原稿読取位置まで送られる。ここで、プラテンガラス201の原稿読取位置に原稿が搬送される際に、リードセンサ14により当該原稿の先端が検知される。リードセンサ14の位置からプラテンガラス201の原稿読取位置までの距離の、原稿の移動を、読取前ローラ4及びプラテンローラ5の駆動源として用いられている搬送モータ(図示せず)のクロックを数えることによって計測する。これにより、プラテンガラス201上の原稿読取位置を原稿が通過するタイミングを精度良く計測する。計測された原稿読取位置を通過するタイミングは、原稿の表面の画像についての先端基準位置として決定される。決定された先端基準位置を基準として、スキャナユニット209による表面の画像の読み取りが行われる。
分離後センサ12によって原稿の後端が検知された際に、原稿トレイ30上の次の原稿の有無がセンサ16によって検知される。センサ16による検知情報はコントローラ400へ通知される。原稿の搬送中には、原稿の後端は、分離ローラ2、レジストローラ3、読取前ローラ4、プラテンローラ5の位置を順に通過し、排紙センサ15によって当該原稿の後端が検知される。排紙センサ15による原稿後端の検知タイミングの所定時間後に、原稿全体が排紙ローラ7によって原稿排紙トレイ31へ排出される。これにより、1枚の原稿の搬送及び読取シーケンスが終了する。
読取対象の原稿の枚数が読み取りジョブで指定されている場合を除き、基本的には、原稿トレイ30上の原稿が無くなるまで、原稿毎に上述の処理が繰り返される。原稿の後端が分離後センサ12によって検知された際に、原稿トレイ30上に原稿が無いことがセンサ16によって検知された場合、CPU251は、搬送中の原稿を最終原稿と判定する。CPU251は、当該最終原稿が原稿排紙トレイ31に排出されると、各ローラの駆動源である搬送モータを停止し、給紙ローラ1を元の位置に戻し、読み取りジョブを終了する。
(両面読み取り動作)
ADF100を使用して行われる原稿画像の両面読み取りでは、原稿の表面の画像の読み取りは、スキャナユニット209を用いて実行され、裏面の画像の読み取りは、スキャナユニット40を用いて実行される。なお、裏面読取部270(図2)は、スキャナユニット40に含まれている。
ADF100を使用して行われる原稿画像の両面読み取りでは、原稿の表面の画像の読み取りは、スキャナユニット209を用いて実行され、裏面の画像の読み取りは、スキャナユニット40を用いて実行される。なお、裏面読取部270(図2)は、スキャナユニット40に含まれている。
まず、原稿トレイ30上に積載された原稿束Sの各原稿シートの給紙及び搬送、並びに原稿の表面の画像の読み取りは、上述の片面読み取り動作と同様に行われる。裏面の画像の読み取りのために、原稿先端がスキャナユニット209の原稿読取位置を通過した後、当該原稿先端がリードセンサ42によって検知される。リードセンサ42の位置からプラテンガラス41の原稿読取位置までの距離の、原稿の移動を、搬送モータ(図示せず)のクロックを数えることによって計測する。これにより、プラテンガラス41上の原稿読取位置を原稿が通過するタイミングを精度良く計測する。計測された原稿読取位置を通過するタイミングは、原稿の裏面の画像についての先端基準位置として決定される。決定された先端基準位置を基準として、スキャナユニット40による裏面の画像の読み取りが行われる。
なお、プラテンガラス41は、図3に示す矢印の向きに移動することが可能である。プラテンガラス41上には基準白色板43は、スキャナユニット40による原稿読取位置に移動した状態で、シェーディング処理に用いられる。
<プリンタ300の構成及び動作>
次に、次に、図1を参照して、プリンタ300による画像形成動作(印刷動作)について説明する。画像形成動作は、プリンタ300のCPU301によって制御される。プリンタ300は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー(現像剤)を用いてトナー像を形成する画像形成ステーション130Y,130M,130C,130Kを備える。図1では、Y色のステーションの構成部品にのみ参照番号を付与しているが、4つのステーションはいずれも同一の構成を採用可能である。なお、各ステーションは、感光ドラム(感光体)104や中間転写ベルト(中間転写体)105等の像担持体にトナーを用いて画像を形成する画像形成手段の一例である。
次に、次に、図1を参照して、プリンタ300による画像形成動作(印刷動作)について説明する。画像形成動作は、プリンタ300のCPU301によって制御される。プリンタ300は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー(現像剤)を用いてトナー像を形成する画像形成ステーション130Y,130M,130C,130Kを備える。図1では、Y色のステーションの構成部品にのみ参照番号を付与しているが、4つのステーションはいずれも同一の構成を採用可能である。なお、各ステーションは、感光ドラム(感光体)104や中間転写ベルト(中間転写体)105等の像担持体にトナーを用いて画像を形成する画像形成手段の一例である。
スキャナユニット209又はスキャナユニット40による原稿画像の読み取りによって生成された画像データは、コントローラ400によって画像処理が行われた後、プリンタ300へ送られる。プリンタ300へ送られた画像データは、各色に対応する露光制御部103へ入力される。露光制御部103は、画像データに基づいてレーザ光を出力し、当該レーザ光を感光ドラム104へ照射することで、感光ドラム104上に、画像データに対応する静電潜像を形成する。現像器102は、感光ドラム104上に形成された静電潜像を、対応する色のトナーで現像することで、感光ドラム104上にトナー像を形成する。
画像形成ステーション130Y,130M,130C,130Kのそれぞれの感光ドラム104上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト105上に重ね合わせて転写される。これにより、中間転写ベルト105上に、Y、M、C及びKから成るマルチカラーのトナー像が形成される。中間転写ベルト105上のトナー像は、2次転写部106によって、カセット109,110及び手差し給紙部111のいずれかから搬送されてきた用紙(シート)に転写される。シートに転写されたトナー像は、定着部107による定着処理を受けることで、当該シートに定着する。
プリンタ300では、このようにして、2次転写部106によってシートの上面にトナー像が形成される。このシートをそのまま外部へ排出した場合、上面にトナー像が形成された状態でシートが排出部123から排出されることになる。画像形成装置900が複数ページの原稿のコピーを行う場合、原稿画像の読み取り順にシートへの画像形成を行い、原稿と同じページ順でシートが排出されることが望ましい。この場合、定着処理後のシートの上面と下面とを、排出部123からの排出前に反転させる必要がある。
したがって、シートの片面に画像形成を行う場合には、プリンタ300は、定着処理後、フラッパ121を用いて当該シートを搬送ローラ122の方向へ一旦搬送する。その後、プリンタ300は、搬送ローラ122を一旦停止させ、更に逆転させることで、シートを逆方向に搬送するとともに、フラッパ121を用いて、当該シートを排出部123の方向へ搬送する。これにより、トナー像が下面に形成された状態でシートが排出部123から排出される。
一方、シートの両面に画像形成を行う場合には、プリンタ300は、片面の画像形成の完了後に、フラッパ121を用いて、当該シートを搬送ローラ122の方向へ搬送する。更に、プリンタ300は、両面搬送パス112を介して、2次転写部106へ当該シートを再び送り込む。これにより、第1面にトナー像(画像)が形成されたシートの第2面に対して、2次転写部106によってトナー像が転写されることで、当該第2面に対する画像形成が行われる。その後、シートの第2面へのトナー像の定着処理の後に、当該シートは順に排出部123から排出される。
以下の説明において「プリンタ出力」とは、カセット109,110等からのシートの給紙が開始されてから、画像形成(定着)が完了するまでの処理を示してもよい。あるいは、前処理(レジストローラ3までのシートの搬送)が予め行われた状態で、コントローラ400からの画像データの出力の開始に応じて画像形成(露光)が開始されてから、画像形成(定着)が完了するまでの処理を示してもよい。本実施形態では、後者を前提として説明する。また、本実施形態では、画像メモリ260からコントローラ400へ画像データを出力する際の出力周波数が、プリンタの画像形成(露光)の周波数よりも高いことを前提としている。
<画像メモリ>
図4は、本実施形態の画像形成装置900における画像データの転送経路を示すブロック図である。上述のように、イメージリーダ200において表面読取部280及び裏面読取部270によって生成された画像データはいずれも、一旦、画像メモリ260に格納される。画像メモリ260に格納された画像データは、その後、必要に応じて画像処理部261によって補正等の画像処理が行われた後、画像転送部255によってコントローラ400の画像メモリ406へ転送される。
図4は、本実施形態の画像形成装置900における画像データの転送経路を示すブロック図である。上述のように、イメージリーダ200において表面読取部280及び裏面読取部270によって生成された画像データはいずれも、一旦、画像メモリ260に格納される。画像メモリ260に格納された画像データは、その後、必要に応じて画像処理部261によって補正等の画像処理が行われた後、画像転送部255によってコントローラ400の画像メモリ406へ転送される。
イメージリーダ200内に画像メモリ260を設ける第1の理由は、画像データを画像メモリ260に一旦格納することで、任意のタイミングにコントローラ400へ出力可能にする(コントローラ400への出力タイミングを制御可能にする)ためである。例えば、原稿の両面の画像を読み取る両面モードでは、表面及び裏面の画像の読み取りが並行して(同時に)行われる期間が発生する。これは、ADF100内の原稿の搬送路において、表面読取部280を含むスキャナユニット209と裏面読取部270を含むスキャナユニット40とが近接した位置に配置されているためである。この場合、イメージリーダ200が表面の画像データと裏面の画像データとを同時にコントローラ400へ転送するには、画像データを転送する経路が2本必要となる。また、各画像データを処理する回路等も二重に必要となる。これは、装置の巨大化及びコストの増大を招く。
このような理由から、本実施形態では、読み取りによって得られた画像データを画像メモリ260に一旦格納し、コントローラ400が受け取り可能なタイミングに、表面及び裏面の画像データを面ごとに順にコントローラ400へ転送する。これにより、装置の小型化及びコストの削減を実現する。
イメージリーダ200内に画像メモリ260を設ける第2の理由は、コントローラ400への転送前に、画像処理部261による画像データへのゴミ補正等の画像処理を実行可能にするためである。例えば、大量の原稿を搬送することにより原稿の紙粉又は原稿に貼られていた付箋紙の糊の残り等のゴミがプラテンガラス201及びプラテンローラ5に付着しやすい。そのようなゴミに起因して、原稿画像の読み取りによって得られた読み取り画像の品質が劣化する。読み取り画像に含まれるゴミ自体は、紙間でゴミ検知を行うことで主走査方向におけるゴミの位置を特定し、読み取り画像の該当箇所に画像処理部261によって補正を行うことで、除去することが可能である。
上記のゴミ補正は、ゴミが存在する領域以外の領域の画像データを利用して行われるため、補正後の画像において、補正前の画像と同じ品質を得ることは難しい。しかし、プラテンローラ5側に付着したゴミは、スキャナユニット209側から見ると原稿Sに遮られるため、本来であれば補正が不要なものである。そこで、イメージリーダ200は、補正が必要なゴミを判定するために、読み取り画像の画像データを画像メモリ260に一旦格納する。更に、イメージリーダ200は、紙間におけるゴミ検知の結果と、原稿シート先端の所定距離分の画像データとを比較することで、補正が必要なゴミを検知し、必要なゴミ補正を画像データに対して行うことを実現している。
このような画像処理機能をイメージリーダ200に実装することで、例えばコントローラ400が簡易的な画像処理機能しか有していない場合であっても、読み取り画像の品質を改善するための画像処理を実現できる。
また、画像メモリ260に画像データを格納することは、コントローラ400の画像処理に遅延が発生した場合に対処するためにも有効である。例えば、画像メモリ260に画像データを格納しない場合、コントローラ400の画像処理に遅延が発生すると、コントローラ400が画像データの受信可能になるまで、イメージリーダ200は原稿の搬送及び読み取りを停止して待機する必要がある。その結果、読み取りのスループットが低下する。しかし、コントローラ400が画像データを受信する準備を完了するまでの間、画像メモリ260に画像データを蓄積しておくことで、画像メモリ260がフル状態にならない限り原稿の搬送及び読み取りを継続できる。コントローラ400の準備が完了次第、画像メモリ260に蓄積していた画像データをコントローラ400へ転送することで、システム全体としてのスループットの低下を防止又は軽減できる。
<画像データの転送速度>
表面読取部280及び裏面読取部270は、クロックを生成するクロック生成部を内蔵しており、生成したクロックに同期して、画像メモリ260へ画像データを転送する。本明細書では、表面読取部280及び裏面読取部270において生成されるクロックであって、画像メモリ260への画像データの入力のために用いられるクロックの周波数を、画像メモリ260の「入力周波数」と定義する。この入力周波数は、表面読取部280及び裏面読取部270から画像メモリ260への画像データの転送速度に相当する。
表面読取部280及び裏面読取部270は、クロックを生成するクロック生成部を内蔵しており、生成したクロックに同期して、画像メモリ260へ画像データを転送する。本明細書では、表面読取部280及び裏面読取部270において生成されるクロックであって、画像メモリ260への画像データの入力のために用いられるクロックの周波数を、画像メモリ260の「入力周波数」と定義する。この入力周波数は、表面読取部280及び裏面読取部270から画像メモリ260への画像データの転送速度に相当する。
また、画像転送部255も、クロックを生成するクロック生成部を内蔵しており、生成したクロックに同期して、画像メモリ260から、コントローラ400内の画像メモリ406へ画像データを転送する。本明細書では、画像転送部255において生成されるクロックであって、画像メモリ260からの画像データの出力のために用いられるクロックの周波数を、画像メモリ260の「出力周波数」と定義する。画像転送部255のクロック生成部は、CPU251の指示に従って、任意の周波数のクロックを生成することが可能である。この出力周波数は、画像メモリ260から画像データが転送される際の転送速度に相当する。
両面モードで原稿画像の読み取りにおけるスループットを高めるためには、入力周波数に対して、出力周波数を大きくすることが望ましい。また、スループットを最大化するためには、出力周波数を入力周波数の2倍以上にする必要がある。本実施形態では、出力周波数として、入力周波数と等しい第1周波数(F1)と、第1周波数の2倍の第2周波数(F2)とを設ける。出力周波数が高いほど高い転送速度で、イメージリーダ200からコントローラ400へ画像データが転送される。なお、以下では、入力周波数及び第1周波数(F1)を20MHz、第2周波数(F2)を40MHzとした場合を例に、本実施形態について説明する。
<画像メモリの入出力及び画像形成タイミング>
次に、表面読取部280及び裏面読取部270によって生成された画像データを画像メモリ260に格納した後、画像メモリ260からコントローラ400への画像データの転送を開始するタイミングの決定方法について説明する。
次に、表面読取部280及び裏面読取部270によって生成された画像データを画像メモリ260に格納した後、画像メモリ260からコントローラ400への画像データの転送を開始するタイミングの決定方法について説明する。
CPU251は、スキャナユニット209(表面読取部280)による画像の読み取りの開始前に、予め画像メモリ260に画像データの記憶領域を確保する。画像の読み取りが開始されると、CPU251は、読み取り画像の画像データを、画像メモリ260内に確保した記憶領域に格納する。また、CPU251は、画像メモリ260に格納された画像データに対して、色ズレ補正や上述のゴミ補正等の画像処理を実行するよう、画像処理部261を制御する。その後、CPU251は、所定のタイミングに、画像メモリ260からコントローラ400への画像データの転送を所定のタイミングに開始するよう、画像転送部255を制御する。
ここで、画像メモリ260の出力周波数が入力周波数よりも高い場合、画像メモリ260への画像データの入力(メモリ入力)が、画像メモリ260からコントローラ400への画像データの出力(メモリ出力)に追い付かない状況が起こりうる。これは、例えば、メモリ入力とメモリ出力とを同時(又は近いタイミング)に開始した場合に起こりうる。このため、画像メモリ260のメモリ入力とメモリ出力とがほぼ同時に完了するよう、メモリ入力の開始タイミングよりもメモリ出力の開始タイミングを遅らせる必要がある。
このため、CPU251は、表面読取部280及び裏面読取部270から画像メモリ260への1ページの画像データの入力が完了するタイミングに、画像メモリ260からの当該画像データの出力が完了するように、当該画像データの転送を開始する。具体的には、画像メモリ260のメモリ出力の開始時間Tstは、原稿画像の読み取り開始タイミング(画像メモリ260のメモリ入力の開始タイミング)t0を基準として、次式のように決定できる。
Tst = 読取サイズ×(1−入力周波数/出力周波数)/原稿搬送速度 (1)
このように、Tstは、読取対象の原稿の搬送方向(副走査方向)のサイズである読取サイズ、原稿搬送速度、及び出力周波数に対する入力周波数の比率に基づいて決定できる。
Tst = 読取サイズ×(1−入力周波数/出力周波数)/原稿搬送速度 (1)
このように、Tstは、読取対象の原稿の搬送方向(副走査方向)のサイズである読取サイズ、原稿搬送速度、及び出力周波数に対する入力周波数の比率に基づいて決定できる。
メモリ入力の開始タイミングt0から、式(1)を用いて決定されるTstが経過したタイミングにメモリ出力を開始することで、画像メモリ260のメモリ入力とメモリ出力とがほぼ同時に完了することが可能である。プリンタ300は、イメージリーダ200からコントローラ400を介して転送された画像データを受信すると、受信した画像データに基づいて画像形成を行う。このようにして、メモリ入力がメモリ出力に追い付かない(メモリ出力がメモリ出力を追い越す)状況が生じることを防止できるとともに、プリンタ300によるプリンタ出力を迅速に開始することが可能になる。なお、t0からTstが経過したタイミングにメモリ出力を開始するには、Tstの計測が必要になる。これは、例えば原稿搬送制御に使用するモータ(図示せず)のモータパルスをカウントして、Tstに相当する時間を計測することによって実現できる。
<比較例>
次に、原稿の片面コピー又は両面コピーの実行時の、画像メモリ260を経由した画像データの転送制御のタイミングについて、より詳しく説明する。まず、本実施形態に係る転送制御について説明する前に、図5(A)及び図6(A)を参照して、転送制御の比較例について説明する。
次に、原稿の片面コピー又は両面コピーの実行時の、画像メモリ260を経由した画像データの転送制御のタイミングについて、より詳しく説明する。まず、本実施形態に係る転送制御について説明する前に、図5(A)及び図6(A)を参照して、転送制御の比較例について説明する。
図5(A)及び図6(A)は、イメージリーダ200、コントローラ400、及びプリンタ300の動作のタイミングの例を示すタイミングチャートであり、画像メモリ260を経由した画像データの転送制御の比較例を示している。これらの図では、原稿読み取り(画像メモリ260への画像データの入力(メモリ入力))、画像メモリ260からの画像データの出力(メモリ出力)、及びコントローラ400による画像処理のタイミングを示している。更に、コントローラ400によるプリンタ300への画像データの出力、及びプリンタ300による画像形成(プリンタ出力)のタイミングを示している。
(片面モード)
図5(A)は、原稿の片面コピーを行う片面モードにおける画像データの転送制御の比較例についてのタイミングチャートである。図5(A)の例では、画像メモリ260の入力周波数を20MHz、出力周波数を40MHzとしている。画像メモリ260のメモリ出力の開始時間Tstは、例えば、原稿サイズをA4R(原稿の搬送方向のサイズ297mm)、原稿搬送速度を297mm/sとした場合、式(1)に基づいて以下のように計算される。
Tst = 297×(1−20/40)/297=0.5[s]
この場合、CPU251は、原稿の搬送方向において148.5mm(=297[mm/s]×0.5[s])分の画像データが画像メモリ260に入力されるタイミング(t1)に、画像メモリ260からの画像データの出力を画像転送部255に開始させる。即ち、原稿画像の読み取り開始タイミング(画像メモリ260のメモリ入力の開始タイミング)t0からTstが経過したt1に、メモリ出力が開始される。
図5(A)は、原稿の片面コピーを行う片面モードにおける画像データの転送制御の比較例についてのタイミングチャートである。図5(A)の例では、画像メモリ260の入力周波数を20MHz、出力周波数を40MHzとしている。画像メモリ260のメモリ出力の開始時間Tstは、例えば、原稿サイズをA4R(原稿の搬送方向のサイズ297mm)、原稿搬送速度を297mm/sとした場合、式(1)に基づいて以下のように計算される。
Tst = 297×(1−20/40)/297=0.5[s]
この場合、CPU251は、原稿の搬送方向において148.5mm(=297[mm/s]×0.5[s])分の画像データが画像メモリ260に入力されるタイミング(t1)に、画像メモリ260からの画像データの出力を画像転送部255に開始させる。即ち、原稿画像の読み取り開始タイミング(画像メモリ260のメモリ入力の開始タイミング)t0からTstが経過したt1に、メモリ出力が開始される。
式(1)を用いて決定されたTstに基づく転送制御により、図5(A)に示すように、t2において、画像メモリ260のメモリ入力とメモリ出力とが同時に完了する。コントローラ400は、画像メモリ260から出力された画像データに対して、画像処理部261によって画像処理を実行し、t3において、プリンタ300への画像データの出力を開始する。プリンタ300は、コントローラ400から出力される画像データを受信すると、t4において、受信した画像データに基づく画像形成(プリンタ出力)を開始する。
(両面モード)
図6(A)は、原稿の両面コピーを行う片面モードにおける画像データの転送制御の比較例についてのタイミングチャートを示している。両面モードでは、原稿の表面の画像データと裏面の画像データとが、図6(A)に示すように、ほぼ同じタイミングに画像メモリ260に入力されることになる。そのため、CPU251は、スキャナユニット209による表面の画像の読み取り開始前に、表面及び裏面のそれぞれのための記憶領域を予め画像メモリ260に確保する。画像の読み取りが開始されると、CPU251は、読み取り画像の画像データを、画像メモリ260内の、表面及び裏面にそれぞれ対応する記憶領域に順次格納していく。
図6(A)は、原稿の両面コピーを行う片面モードにおける画像データの転送制御の比較例についてのタイミングチャートを示している。両面モードでは、原稿の表面の画像データと裏面の画像データとが、図6(A)に示すように、ほぼ同じタイミングに画像メモリ260に入力されることになる。そのため、CPU251は、スキャナユニット209による表面の画像の読み取り開始前に、表面及び裏面のそれぞれのための記憶領域を予め画像メモリ260に確保する。画像の読み取りが開始されると、CPU251は、読み取り画像の画像データを、画像メモリ260内の、表面及び裏面にそれぞれ対応する記憶領域に順次格納していく。
上述のように、イメージリーダ200からコントローラ400への表面の画像データの転送経路と裏面の画像データの転送経路は同一である。このため、CPU251は、画像メモリ260に格納された表面及び裏面の画像データについて、片面ずつ順にコントローラ400への転送を行う。CPU251は、まず、原稿表面の画像の読み取り開始タイミング(メモリ入力の開始タイミング)t0から、式(1)を用いて決定されたTstが経過したt5に、画像メモリ260からの表面の画像データの出力を画像転送部255に開始させる。CPU251は、t6において表面の画像データの転送が完了した後、次のページの画像データの受信準備が完了したことがコントローラ400が通知されると、t8において裏面の画像データの出力(転送)を画像転送部255に開始させる。
コントローラ400は、イメージリーダ200からコントローラ400への表面の画像データの転送と並行して、受信した画像データに対する画像処理を開始するとともに、t7において、画像処理後の画像データのプリンタ300への転送を開始する。プリンタ300は、コントローラ400から出力される画像データを受信すると、t9において、後述する追いかけ制御により、受信した画像データに基づく表面の画像形成(プリンタ出力)を開始する。
<追いかけ制御及び出力周波数の制御>
本実施形態の画像形成装置900は、イメージリーダ200からコントローラ400への画像データの転送の完了前に、当該画像データに基づく画像形成を開始するようプリンタ300を制御する機能を有している。本明細書ではこれを「追いかけ制御」と称する。通常は、イメージリーダ200からコントローラ400への画像データの転送が完了した後に、プリンタ300に画像形成を開始させる。これに対し、追いかけ制御では、特定の条件下において、イメージリーダ200からコントローラ400への画像データの転送完了を待たずに、コントローラ400からプリンタ300へ画像データを出力してプリンタ300に画像形成を開始させる。即ち、イメージリーダ200が画像の読み取り途中であっても、それを「追いかける」ようにプリンタ300が画像形成を開始する。
本実施形態の画像形成装置900は、イメージリーダ200からコントローラ400への画像データの転送の完了前に、当該画像データに基づく画像形成を開始するようプリンタ300を制御する機能を有している。本明細書ではこれを「追いかけ制御」と称する。通常は、イメージリーダ200からコントローラ400への画像データの転送が完了した後に、プリンタ300に画像形成を開始させる。これに対し、追いかけ制御では、特定の条件下において、イメージリーダ200からコントローラ400への画像データの転送完了を待たずに、コントローラ400からプリンタ300へ画像データを出力してプリンタ300に画像形成を開始させる。即ち、イメージリーダ200が画像の読み取り途中であっても、それを「追いかける」ようにプリンタ300が画像形成を開始する。
上記の特定の条件は、コントローラ400が、イメージリーダ200からの画像データの転送の完了を待たずに画像処理を実行し、プリンタ300への画像データの転送が可能な場合に相当する。例えば、コントローラ400の画像処理部405が、原稿画像全体の画像データを必要とする画像処理(画像の回転や出力サイズの変更等)を行う必要がない場合である。このような場合、コントローラ400は、イメージリーダ200から画像データを受信すると、順次、画像処理部405による画像処理、及びプリンタ300による画像形成用の画像データへの変換を行い、得られた画像データをプリンタ300へ転送する。このような追いかけ制御を実行した場合、実行しない場合よりも早いタイミングにプリンタ300による画像形成を開始することができ、FCOTを短縮できる。
ただし、上述のように、原稿両面の画像の読み取りを同時に(並行して)行う場合のスループットを向上させるためには、入力周波数よりも出力周波数を高くする必要がある。一方で、式(1)によれば、出力周波数が高くなるほど、画像メモリ260からコントローラ400への画像データの出力(メモリ出力)の開始タイミングを遅くする必要があり、これはFCOTの短縮化の点では不利になる。追いかけ制御によるFCOTの短縮化のためには、出力周波数を低くする必要がある。
ここで、プリンタ300によるプリンタ出力の開始から終了までに要する時間は、画像メモリ260の出力周波数に依存しない。画像メモリ260の出力周波数を低くし、メモリ出力の開始タイミングを早めることで、プリンタ出力が完了するタイミングが早まり、その結果、FCOTを短縮できる。一方で、画像メモリ260の出力周波数を低くするほど、原稿両面の画像の読み取りを同時に行う場合のスループットが低下してしまう。
本実施形態では、追いかけ制御によるFCOTの短縮化と、読み取りのスループットの改善との両方を実現するために、画像メモリ260の出力周波数として、第1周波数(F1)と、第1周波数より高い第2周波数(F2)の2つの周波数を設ける。即ち、F1<F2とする。更に、FCOTに影響する、1枚目の原稿の表面(第1面)に対応する、最初の(1ページ目の)画像データを転送する際に、出力周波数を第1周波数に設定し、それ以外の画像データを転送する際には、出力周波数を第2周波数を設定する。このように、転送する画像データに応じて、第1周波数と第2周波数との間で出力周波数の制御を可能にする。なお、本実施形態では、一例として、F1を20MHz、F2を40MHzとしている。
<メモリ出力処理の手順>
次に、図7のフローチャートを参照して、イメージリーダ200のCPU251によって実行される、画像メモリ260に格納された画像データをコントローラ400へ転送するメモリ出力処理の手順について説明する。図7の各ステップの処理は、ROM253に格納されている制御プログラムをCPU251が読み出して実行することによって、画像形成装置900において実現される。
次に、図7のフローチャートを参照して、イメージリーダ200のCPU251によって実行される、画像メモリ260に格納された画像データをコントローラ400へ転送するメモリ出力処理の手順について説明する。図7の各ステップの処理は、ROM253に格納されている制御プログラムをCPU251が読み出して実行することによって、画像形成装置900において実現される。
CPU251は、ADF100及びイメージリーダ200が片面モード又は両面モードで原稿の画像をコピーするジョブ(コピージョブ)の開始時に、図7のメモリ出力処理の実行を開始する。まずS701で、CPU251は、コピージョブの開始時に、画像メモリ260から画像データの転送速度に対応する出力周波数(メモリ出力周波数)を、第2周波数(F2)よりも低い第1周波数(F1)に設定する。具体的には、CPU251は、画像転送部255に、第1周波数(F1)のクロックを生成するよう指示することで、画像データの転送に用いられるクロックの周波数を第1周波数(F1)に設定する。
出力周波数の設定が完了すると、S702で、CPU251は、原稿画像(最初のページ)の読み取りを開始する。これにより、片面モードでは、表面読取部280によって生成される画像データの画像メモリ260への入力が開始される。また、両面モードでは、表面読取部280及び裏面読取部270によってそれぞれ生成される画像データの画像メモリ260への入力が開始される。更に、S703で、CPU251は、画像メモリ260からの画像データの出力を開始するタイミングの判定用に、原稿画像の読み取り開始と同時に時間(Tst)の計測を開始する。
その後、S704で、CPU251は、画像メモリ260からの画像データの出力を開始するタイミング(メモリ出力開始タイミング)が経過したか否かを判定する。メモリ出力開始タイミングは、読取対象の原稿のサイズ、入出力周波数、及び原稿搬送速度に基づいて式(1)によって定められる時間Tstが経過するタイミングに相当する。CPU251は、原稿上で現在読み取りが行われている位置を、原稿搬送制御に使用するモータのモータパルスをカウントすることで検知し、当該検知結果を、Tstに相当する距離と比較することで、Tstが経過したか否かを判定する。CPU251は、Tstが経過したと判定すると、処理をS705へ進める。
S705で、CPU251は、画像メモリ260に格納された画像データのコントローラ400への転送を開始する(即ち、画像メモリ260のメモリ出力を開始する)。具体的には、CPU251は、画像転送部255に、画像メモリ260からコントローラ400への画像データの出力を開始させる。これにより、画像転送部255は、第1周波数(F1)に対応する第1転送速度で、1枚目の原稿の表面(第1面)に対応する、1ページ目の画像データの転送を開始する。
このとき、画像転送部255は、表面読取部280及び裏面読取部270から画像メモリ260へのページ目の画像データの入力が完了するタイミングに、画像メモリ260からの当該画像データの出力が完了するように、当該画像データの転送を開始する。このため、画像転送部255は、図5(B)及び図6(B)を用いて後述するように、片面モード及び両面モードのいずれでも、出力周波数として設定された第1周波数が低いほど早いタイミングに、1ページ目の画像データの転送を開始することになる。このような転送制御により、プリンタ300のFCOTを短くすることが可能になる。
その後、S706で、CPU251は、1ページの画像データの出力(メモリ出力)が完了したか否かを判定し、完了したと判定すると、処理をS707へ進める。なお、CPU251は、コントローラ400へ出力した画像データのライン数をカウントし、読取対象の原稿のサイズに対応するライン数の画像データの出力が完了すると、1ページの画像データの出力が完了したと判定する。
S707で、CPU251は、1ページ目の画像データの転送が完了すると、メモリ出力周波数を第2周波数(F2)に設定する。CPU251は、画像転送部255に、第2周波数(F2)のクロックを生成するよう指示することで、画像データの転送に用いられるクロックの周波数を第2周波数(F2)に設定する。この第2周波数は第1周波数より高い(F2>F1)。このため、次のページ(2ページ目)以降の読み取り画像に対応する画像データは、1ページ目の読み取り画像に対応する画像データよりも高い転送速度で、コントローラ400へ転送されることになる。これにより、イメージリーダ200による読み取りのスループットの低下を避けることが可能である。
次にS708で、CPU251は、読取対象の全ての原稿の画像の読み取りが完了し、対応する全ての画像データのコントローラ400への出力が完了したか否かを判定する。CPU251は、全ての画像データの出力が完了していない場合には処理をS702へ戻すことでS702〜S708の処理を繰り返し、完了した場合には処理を終了する。
<画像データの転送制御>
次に、図5(B)及び図6(B)を参照して、図7の手順に従った処理を適用した場合の、画像メモリ260を経由した画像データの転送制御のタイミングの例について説明する。
次に、図5(B)及び図6(B)を参照して、図7の手順に従った処理を適用した場合の、画像メモリ260を経由した画像データの転送制御のタイミングの例について説明する。
(片面モード)
図5(B)は、本実施形態に係る、片面モードにおける画像データの転送制御についてのタイミングチャートである。図5(B)の例では、イメージリーダ200は、ジョブの開始時に、メモリ出力周波数(画像メモリ260の出力周波数)を20MHz(F1)に設定する。なお、画像メモリ260の入力周波数は20MHzである。
図5(B)は、本実施形態に係る、片面モードにおける画像データの転送制御についてのタイミングチャートである。図5(B)の例では、イメージリーダ200は、ジョブの開始時に、メモリ出力周波数(画像メモリ260の出力周波数)を20MHz(F1)に設定する。なお、画像メモリ260の入力周波数は20MHzである。
メモリ出力開始タイミングは、上述のように、メモリ入力の開始タイミング(t0)から、式(1)によって定められる時間Tstが経過したタイミングとなる。イメージリーダ200(CPU251)は、時間Tstに相当する距離だけ、原稿画像の読み取り(メモリ入力)が完了すると、画像メモリ260に格納されている画像データのコントローラ400への出力(メモリ出力)を開始する。
例えば、図5(A)と同様、原稿サイズをA4R、原稿搬送速度を297mm/sとした場合に、入力周波数及び出力周波数が20MHzであるため、式(1)より、Tst=0[s]と求められる。これは、1ページ目の原稿画像の読み取り(メモリ入力)の開始と同時に、メモリ出力を開始できることを意味する。したがって、図5(A)に示される比較例におけるメモリ出力開始タイミング(t1)よりも早いタイミング(t0)に、イメージリーダ200からコントローラ400への画像データの出力を開始できる。
イメージリーダ200によって1ページ目の原稿画像の読み取りが開始され、メモリ出力が開始されると、コントローラ400は、イメージリーダ200から画像データを受信し始める。これにより、コントローラ400は、イメージリーダ200から受信した画像データに対して、順次、画像処理部405により画像処理を実行し、当該画像データを、プリンタ300による画像形成用の画像データへ変換する。その後、t11において、コントローラ400は、変換後の画像データのプリンタ300への転送を開始する。
これにより、t12において、プリンタ300は、追いかけ制御によって、コントローラ400から受信した画像データに基づく画像形成(プリンタ出力)を開始する。具体的には、コントローラ400は、画像転送部255によって転送された画像データを受信し、受信した画像データに基づいて画像形成を行うよう、プリンタ300を制御する。その際、コントローラ400は、追いかけ制御により、1ページの画像データの受信が完了する前に、当該画像データに基づいてプリンタ300に画像形成を開始させている。
このような画像データの転送制御の結果、図5(B)に示されるように、メモリ出力周波数が40MHzである、図5(A)の比較例よりも、最初の(1ページ目の)コピー画像がプリンタ300によって出力(形成)されるタイミングが早くなっている。即ち、コピー画像の出力が完了するタイミング(t16)が早くなり、即ち、t4からt12までの時間、FCOTが短縮されている。
イメージリーダ200は、最初のページ全体の画像データ(原稿サイズ分の画像データ)をコントローラ400へ転送した後、メモリ出力周波数を20MHz(F1)から40MHz(F2)に切り替える。これにより、次の画像データのメモリ出力開始タイミング(t13)は、2ページ目の原稿画像の読み取り開始タイミング(t10)を基準として、式(1)によって定められる時間Tstが経過したタイミングとなる。
コントローラ400は、イメージリーダ200から画像データを受信すると、受信した画像データに対して、順次、画像処理部405により画像処理を実行し、当該画像データを、プリンタ300による画像形成用の画像データへ変換する。その後、t14において、コントローラ400は、変換後の画像データのプリンタ300への転送を開始する。これにより、t15において、プリンタ300は、追いかけ制御によって、コントローラ400から受信した画像データに基づく画像形成(プリンタ出力)を開始する。
(両面モード)
図6(B)は、本実施形態に係る、両面モードにおける画像データの転送制御についてのタイミングチャートである。図6(B)の例では、イメージリーダ200は、ジョブの開始時に、メモリ出力周波数を20MHz(F1)に設定する。なお、画像メモリ260の入力周波数は20MHzである。両面モードでは、図6(B)に示すように、原稿の表面の画像データと裏面の画像データとが、ほぼ同じタイミングに画像メモリ260に入力されることになる。画像の読み取りが開始されると、図6(A)の比較例と同様、CPU251は、読み取り画像の画像データを、画像メモリ260内の、表面及び裏面にそれぞれ対応する記憶領域に順次格納していく。
図6(B)は、本実施形態に係る、両面モードにおける画像データの転送制御についてのタイミングチャートである。図6(B)の例では、イメージリーダ200は、ジョブの開始時に、メモリ出力周波数を20MHz(F1)に設定する。なお、画像メモリ260の入力周波数は20MHzである。両面モードでは、図6(B)に示すように、原稿の表面の画像データと裏面の画像データとが、ほぼ同じタイミングに画像メモリ260に入力されることになる。画像の読み取りが開始されると、図6(A)の比較例と同様、CPU251は、読み取り画像の画像データを、画像メモリ260内の、表面及び裏面にそれぞれ対応する記憶領域に順次格納していく。
メモリ出力開始タイミングは、上述の片面モードと同様、メモリ入力の開始タイミング(t0)から、式(1)によって定められる時間Tstが経過したタイミングとなる。イメージリーダ200(CPU251)は、時間Tstに相当する距離だけ、原稿画像の読み取り(メモリ入力)が完了すると、画像メモリ260に格納されている画像データのコントローラ400への出力(メモリ出力)を開始する。
例えば、図6(A)と同様、原稿サイズをA4R、原稿搬送速度を297mm/sとした場合に、入力周波数及び出力周波数が20MHzであるため、式(1)より、Tst=0[s]と求められる。これは、1枚目の原稿の表面の画像の読み取り(メモリ入力)の開始と同時に、メモリ出力を開始できることを意味する。したがって、図6(A)に示される比較例におけるメモリ出力開始タイミング(t5)よりも早いタイミング(t0)に、イメージリーダ200からコントローラ400への画像データの出力を開始できる。
イメージリーダ200によって1枚目の原稿の表面の画像の読み取りが開始され、メモリ出力が開始されると、コントローラ400は、イメージリーダ200から画像データを受信し始める。これにより、コントローラ400は、イメージリーダ200から受信した画像データに対して、順次、画像処理部405により画像処理を実行し、当該画像データを、プリンタ300による画像形成用の画像データへ変換する。その後、t17において、コントローラ400は、変換後の画像データのプリンタ300への転送を開始する。
これにより、t18において、プリンタ300は、追いかけ制御によって、コントローラ400から受信した画像データに基づく画像形成(プリンタ出力)を開始する。具体的には、コントローラ400は、1ページの画像データの受信が完了する前に、当該画像データに基づいてプリンタ300にシートの表面への画像形成を開始させている。
このような画像データの転送制御の結果、図6(B)に示されるように、メモリ出力周波数が40MHzである、図6(A)の比較例よりも、最初のコピー画像がプリンタ300によって出力されるタイミングが早くなっている。即ち、コピー画像の出力が完了するタイミング(t21)が早くなり、t9からt18までの時間だけ、FCOTが短縮されている。
イメージリーダ200は、1枚目の原稿の表面の画像データのコントローラ400への転送が完了した後、メモリ出力周波数を20MHz(F1)から40MHz(F2)に切り替える。これにより、次のページ以降の画像データのメモリ出力開始タイミングは、対応する原稿画像の読み取り開始タイミングを基準として、式(1)によって定められる時間Tstが経過したタイミング(又はそれ以降の開始可能なタイミング)となる。ここで、1枚目の原稿の裏面の画像データのメモリ出力開始タイミングは、図6(A)と同様、t8となる。
ただし、プリンタ300がシートの両面に画像形成を行う場合、片面の画像形成の完了後に、両面搬送パス112を介してシートを搬送する。このため、プリンタ300は、コントローラ400から裏面の画像データを受信しても、両面搬送パス112の長さに起因して、直ぐには画像形成を開始できない可能性がある。このため、コントローラ400は、表面に画像が形成されたシートの搬送に合わせて、画像転送部255から受信した1ページの画像データに基づいてプリンタ300に当該シートの裏面への画像形成を開始させる。
図6(A)の比較例では、表面の画像形成が開始されるタイミング(t9)に対して、裏面の画像形成が開始されるタイミング(t22)には一定の遅れが生じている。図6(B)でも、表面の画像形成が開始されるタイミング(t18)に対して、裏面の画像形成が開始されるタイミング(t23)には一定の遅れが生じている。しかし、t18からt23までの時間間隔は、比較例におけるt9からt22までの時間間隔と等しい。
したがって、本実施形態の転送制御によれば、1枚目の原稿の表面の画像データについてプリンタ300が画像形成を開始するタイミングが早くなっている。これにより、1枚目の原稿における両面の画像についてシートへの画像形成(両面コピー)が完了するタイミグが、比較例よりも早くなり、t9からt18までの時間だけ、FCOTが短縮されている。
以上説明したように、本実施形態では、表面読取部280及び裏面読取部270から画像メモリ260に一時的に格納された画像データを、当該画像データに基づく画像形成のために転送する際の転送速度を適切に設定することで、FCOTを短縮している。具体的には、CPU251は、コピージョブの開始時に、転送速度(画像メモリ260の出力周波数)を、第2転送速度(第2周波数)よりも低い第1転送速度(第1周波数)に設定する。また、CPU251は、1枚目の原稿の表面に対応する、1ページ目の画像データの転送が完了すると、転送速度を第2転送速度(第2周波数)に設定する。このような画像データの転送制御により、イメージリーダ200による読み取りのスループットを低下させずに、FCOTを短縮できる。
100:ADF、200:イメージリーダ(画像読取部)、300:プリンタ(画像形成部)、400:コントローラ、900:画像形成装置、251,301,401:CPU、260,406:画像メモリ、261,405:画像処理部、270:裏面読取部、280:表面読取部
Claims (11)
- 搬送路を搬送される原稿の第1面及び第2面の画像をそれぞれ読み取って画像データを生成する第1及び第2読取手段と、
前記第1及び第2読取手段によって生成された画像データが一時的に格納される第1記憶手段と、
前記第1記憶手段から画像データが転送される際の転送速度を設定する設定手段と、
前記第1記憶手段に格納された画像データを、当該画像データに基づく画像形成のために、前記設定手段によって設定された転送速度で転送する転送手段と、
前記転送手段によって転送された画像データが格納される第2記憶手段と、
前記第2記憶手段に格納された画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、を備え、
前記設定手段は、原稿の画像をコピーするジョブの開始時に、前記転送速度を第2転送速度よりも低い第1転送速度に設定し、1枚目の原稿の前記第1面に対応する、1ページ目の画像データの転送が完了すると、前記転送速度を前記第2転送速度に設定する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記転送手段は、前記第1転送速度が低いほど早いタイミングに、前記1ページ目の画像データの転送を開始する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記転送手段は、前記第1読取手段又は前記第2読取手段から前記第1記憶手段への前記1ページ目の画像データの入力が完了するタイミングに、前記第1記憶手段からの当該画像データの出力が完了するように、当該画像データの転送を開始する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記転送手段は、原稿の搬送方向のサイズ及び搬送速度と、前記転送手段による画像データの転送速度に対する、前記第1及び第2読取手段から前記第1記憶手段への画像データの転送速度の比率とに基づいて、前記1ページ目の画像データの転送を開始するタイミングを決定する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 画像形成手段と、
前記転送手段によって転送された画像データを受信し、受信した画像データに基づいて画像形成を行うよう、前記画像形成手段を制御する制御手段と、を更に備え、
前記制御手段は、前記転送手段からの1ページの画像データの受信が完了する前に、当該画像データに基づいて前記画像形成手段に画像形成を開始させる
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、シートの両面に画像形成を行う両面モードでは、
前記転送手段からの1ページの画像データの受信が完了する前に、当該画像データに基づいて前記画像形成手段にシートの前記第1面への画像形成を開始させ、
前記第1面に画像が形成されたシートの搬送に合わせて、前記転送手段から受信した1ページの画像データに基づいて前記画像形成手段に前記シートの第2面への画像形成を開始させる
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記第2転送速度は、前記第1及び第2読取手段から前記第1記憶手段への画像データの転送速度の2倍以上である
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記第1及び第2読取手段は、前記第1記憶手段の第1及び第2記憶領域にそれぞれ画像データを同時に格納可能であり、
前記転送手段は、前記第1記憶領域に格納された画像データと前記第2記憶領域に格納された画像データとを、同じ転送経路で順に転送する
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第1転送速度は、前記第1及び第2読取手段から前記第1記憶手段への画像データの転送速度と等しく、
前記第2転送速度は、前記第1転送速度の2倍である
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記設定手段は、前記転送手段による画像データの転送に用いられるクロックの周波数を設定することによって、前記転送速度を設定する
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第2読取手段は、前記搬送路を搬送される原稿の前記第1面の画像が前記第1読取手段によって読み取られている間に、当該原稿の前記第2面の画像を読み取る
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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