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JP2018147124A - システムおよび制御方法 - Google Patents

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章弘 三井
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Abstract

【課題】 本発明は共有プリンター環境でもクライアントに自動的にプリンタードライバーをインストールさせることで、クライアントの作業負荷を軽減することを目的とする。【解決手段】 本発明のシステムは、サーバーの第1のプリンタードライバーのデータベースに、第2のプリンタードライバーに対応する論理プリンターのパスを追加して、サーバーのデータベースに論理プリンターのパスが追加されることにより、クライアントの第1のプリンタードライバーのデータベースにも論理プリンターのパスが追加され、クライアントは、第1のプリンタードライバーが動作することにより、クライアントのデータベースに追加された論理プリンターのパスに従って第2のプリンタードライバーをインストールする。【選択図】 図7

Description

本発明はプリンタードライバーをインストールする技術に関する。
従来、クライアントに対して手動操作によりプリンタードライバーをインストールする技術がある。特許文献1はインストーラを用いてプリンタードライバーをインストールする方法を開示している。
特開2006−252095
クライアントとサーバー間で実現される共有プリンター間でプリンタードライバーの更新を行う場合、例えばアーキテクチャの異なるプリンタードライバーは手動で更新する必要がある。クライアントでインストーラを一台一台手動で実行する方法では、クライアントの台数が多くなると、それだけ作業負荷が大きくなる課題があった。
これに対して本発明は、共有プリンター環境でもクライアントに自動的にプリンタードライバーをインストールさせることで、クライアントの作業負荷を軽減することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係るシステムは、クライアントとサーバーを含むシステムであって、
前記サーバーは、前記サーバーの第1のプリンタードライバーのデータベースに、第2のプリンタードライバーに対応する論理プリンターのパスを追加する追加手段を有し、
前記サーバーのデータベースに前記論理プリンターのパスが追加されることにより、前記クライアントの前記第1のプリンタードライバーのデータベースにも前記論理プリンターのパスが追加され、
前記クライアントは、前記第1のプリンタードライバーが動作することにより、前記クライアントのデータベースに追加された前記論理プリンターのパスに従って前記第2のプリンタードライバーをインストールするインストール手段を有することを特徴とするシステム。
本発明により、共有プリンター環境でもクライアントに自動的にプリンタードライバーをインストールさせることで、クライアントの作業負荷を軽減することができる。
コンピューターのハードウェアとソフトウェアのブロック構成図の一例。 V3プリンタードライバーの印刷処理システムのブロック構成図の一例。 V4プリンタードライバーの印刷処理システムのブロック構成図の一例。 クライアントとサーバーによる共有プリンター環境の構成図。 オペレーティングシステムがプリンタードライバーを更新する処理。 V4インストーラが、サーバーにインストールする処理。 クライアントのV3プリンタードライバーによるインストール処理。 V3プリンタードライバーがインストールを始める前に通知するトースト表示。 V3プリンタードライバーによるインストール完了を通知するトースト表示。 ユーザーに通知を行うV3プリンタードライバーの印刷設定画面。
大規模な企業などのコンピューター環境では、プリンター本体やプリンタードライバーを管理するために、1台のサーバーが数百台のクライアントを管理する共有プリンター環境が使用されている。共有プリンター環境では、オペレーティングシステムがサーバーとクライアントの連携を管理して、プリンタードライバーの更新を行う。サーバーのプリンタードライバーが更新されると、更新されたプリンタードライバーのファイルと関連するデータベースがオペレーティングシステムによってクライアントにも配信され、すべてのクライアントの環境が更新されるようになっている。
また、従来のプリンタードライバー(以下、V3プリンタードライバーと呼ぶ)とは互換性のない新しいアーキテクチャのV4プリンタードライバーが、Microsoft(登録商標)のWindows8(登録商標)から導入された。現在ではV3プリンタードライバーも、V4プリンタードライバーも共存して使用することが可能だが、今後オペレーティングシステムが更新されると、V4プリンタードライバーだけがインストールできる状態になることが想定されている。そこで、前述の共有プリンター環境においても、自動的にV4プリンタードライバーに置き換えることが望ましい。
しかし、サーバーではV4プリンタードライバーを通常は新しいドライバーと認識するので、前述のオペレーティングシステムによるプリンタードライバーを更新する仕組みが使用できない。もし強引にV3プリンタードライバーをV4プリンタードライバーで上書き更新した場合は、データベースが不整合を起こし正しく動作しないばかりか、元に戻すこともできなくなる。
そこで、本明細書では前述のオペレーティングシステムによるプリンタードライバーを更新する仕組みを活用して、既存のV3プリンタードライバーを上書きすることなく、V4プリンタードライバーを自動的に導入する方法を述べる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は後述するサーバー401とクライアント402という2つの情報処理装置(コンピューター)のハードウェアと一部ソフトウェアの構成図である。なお、特に断らない限り、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機能であっても、複数の機器からなるシステムであっても、ネットワークを介して接続がなされ処理が行われるシステムであっても、本発明を適用できることは言うまでもない。また、サーバー401とクライアント402のハードウェア構成は異なっていてもかまわない。
CPU101は主記憶装置102のROM1021あるいはRAM1022あるいは補助記憶装置105に格納されたプログラムに従って情報処理装置全体を制御する。RAM1022はCPU101が各種処理を行う際のワークエリアとしても使用される。補助記憶装置105はアプリケーション1051、プリンタードライバー1052、オペレーティングシステム(OS)1053等を記録する。キーボード1031やマウス・タッチパネルなどに代表されるポインティングデバイス1032などの入力機器は、入力I/F103を通じて、ユーザーがコンピューターに対して各種指示を与えるためのデバイスである。出力I/F104は、データを外部に出力するためのインターフェースであり、モニタ1041やプリンター1042などの出力機器に対してデータを出力する。プリンター1042とは直接接続されるローカルI/Oのみならず、通信I/F106を通じて接続されるネットワーク1061を通して接続されていてもよい。また、107は共通データシステムバスで、I/Fやモジュール間でデータのやりとりを行う。
加えて、CPU101が補助記憶装置105に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、図2及び図3に示されるような情報処理装置のソフトウェア構成及び後述するフローチャートの各ステップの処理が実現される。
また、プリンター1042は、印刷機能のみを持った印刷装置でも良いし、FAX機能のみを持ったFAX装置でも良いし、スキャン機能および印刷機能など複数の機能を持った複合機でも良い。なお、プリンター1042を画像処理装置や画像形成装置と呼ぶこともある。
図2において、コンピューターを用いた印刷処理システムを示す。アプリケーション1051と、プリンタードライバー1052、オペレーティングシステム1053は、図1の補助記憶装置105に格納されている。グラフィックスエンジン202、プリントマネージャ208はオペレーティングシステム1053に含まれるモジュールである。
ユーザーはキーボード1031やポインティングデバイス1032などといった入力装置を使用して、出力装置のモニタ1041に映し出されたアプリケーション1051を使用して作成した文書201の印刷処理を実行する。
プリンタードライバー1052のユーザーインターフェースは、コンフィギュレーションモジュール206が提供する。プリンター1042のオプション機器構成や、ユーザーごとの環境設定など設定を保持しておきたいものは、プリンタードライバー1052がオペレーティングシステム1053のレジストリデータベース204に保存する。印刷設定2012のユーザーごとのデフォルト値はオペレーティングシステム1053のプリントマネージャ208が、レジストリデータベース204に保存する。
アプリケーション1051は、印刷設定2012が作成し終わったら、ユーザーによって印刷処理が実行され、オペレーティングシステム1053に印刷処理を通知する。オペレーティングシステム1053はグラフィックスエンジン202を通じて、指定されたプリンタードライバー1052への描画を行う。印刷設定2012でレイアウト処理が指定されている場合は、プリンタードライバー1052のレンダリングモジュール205に行く前に一時的なスプールファイル209を作成し、レイアウトモジュール210で処理を行う。描画データが送られてきたプリンタードライバー1052はレンダリングモジュール205によって、プリンターが理解できるデータ言語すなわちプリンター制御言語に変換する。
変換されたデータはスプールファイル209として逐次保存していく。プリントマネージャ208はスプールファイル209を取得し、印刷ジョブとして印刷処理のスケジュール管理を行う。プリンターが印刷できる状態になったら、プリントマネージャ208はI/Oモジュール211を介してプリンター1042に順次印刷ジョブデータを送信する。このようにして、アプリケーションからの印刷データがプリンター制御言語に変換されて印刷処理が行われる。ここで説明したプリンタードライバーは、V3プリンタードライバーと呼ばれる。
図3はV4プリンタードライバー印刷システムのブロック構成図である。V4プリンタードライバー印刷システムはXML Paper Specification(以下、XPSと略す)と呼ばれるファイルフォーマットをスプールデータとして使用し、印刷を行うシステムである。図3におけるソフトウェアコンポーネントの1051、1052は、補助記憶装置105に記憶されており、実行時にRAM1022にロードされ、CPU101によって実行される。V4プリンタードライバー印刷システムは、オペレーティングシステム1053上で動作している。プリントマネージャ208、GDItoXPS変換モジュール305、フィルターパイプラインマネージャ309はオペレーティングシステム1053に含まれるモジュールである。GDItoXPS変換モジュール305、フィルターパイプラインマネージャ309は、プリンタードライバー1052に含まれているが、オペレーティングシステム1053から提供されているプリンタードライバー1052専用のモジュールである。プリンタードライバー1052とフィルターパイプラインマネージャ309の各フィルターである310から312と、デバイスアプリ307は、図1の補助記憶装置105にプリンタードライバー1052として格納されている。GDI印刷アプリケーション301(以下、GDIアプリと略す)とXPS印刷アプリケーション302(以下、XPSアプリと略す)は、図1の補助記憶装置105にアプリケーション1051として格納されている。
デバイスアプリ307は、プリンタードライバー1052の一種ではあるが、プリンタードライバーとは別のプログラムとしてインストールされる。デスクトップ向けデバイスアプリ307であれば、プリンタードライバー1052に組み込むこともできる。デバイスアプリ307は、プリンタードライバー1052がインストールされると、ネットワークを通してクラウドのストアサーバーから自動インストールされる。プリンター1042のオプション機器や、ユーザーごとの環境設定などは、プリンタードライバーがオペレーティングシステムのレジストリデータベース204、もしくはプロパティバッグ314に保存される。印刷設定データのデフォルト値はオペレーティングシステムのプリントマネージャ208が、レジストリデータベース204に保存する。レジストリデータベース204や、プロパティバッグ314は、補助記憶装置105に保存される。
V4プリンタードライバー印刷システムは、印刷時に必ず描画データに基づくXPSスプールファイル304を生成する点が特徴である。XPSスプールファイル304が生成されたら、プリントフィルタパイプライン308に処理が渡される。プリントフィルタパイプライン308は複数のフィルターを通すことで印刷が行われる仕組みで、フィルタコンフィギュレーションファイル313がフィルターの数や順番を制御する。フィルターはプリンタードライバー1052の構成によって、数や種類が異なる。例えば、図3の3つのフィルターに加えて、更に、印刷ジョブを暗号化するための暗号化フィルターが含まれていても良い。
印刷ジョブは、印刷処理のスケジュール管理を行うプリントマネージャ208に送られ、キュー(待ち行列)に印刷ジョブが次々と登録される。プリントマネージャ208は、プリンター1042と通信してプリンター1042が印刷できる状態になり次第、キューに登録した順にポートモニター315を通して印刷ジョブを送信する。
このようにして、描画データをおよび印刷設定データを印刷ジョブに変換することがプリンタードライバーの主な役目であり、情報処理装置での印刷処理が実施される。
なお、本実施例では、印刷処理を用いて説明しているためプリンタードライバーと記載しているが、FAX送信処理の際にも本発明を適用できる。この場合は、レンダラーフィルター312の代わりにFAXデータを作成するFAXフィルターを搭載して、FAX機器に送信するFAXドライバーとなる。
図4はサーバーとクライアントのネットワーク環境において、プリンターを共用で使用する場合の共有プリンター環境を表した図である。サーバー401は、プリンター1042とネットワークもしくはUSBのシリアルケーブルなどで接続されており、サーバー401にプリンタードライバー1052をインストールすると、通常どおり印刷することが可能である。
また、サーバー401は、オペレーティングシステム1053の機能として、プリンタードライバー1052を共有することが可能である。共有を行うと、サーバー401に接続しているクライアント402からは、サーバー401のプリンターキュー(論理プリンター)に接続することができるようになる。クライアント402は、ユーザーの操作によってサーバー401の共有プリンターキューに接続すると、サーバー401からプリンタードライバー1052と関連するレジストリデータベース204のデータがダウンロードされる。サーバー401は、プリンタードライバー1052を共有するときに、専用の共有キュー名(論理プリンター名)をつけることができる。共有キュー名は、“¥¥SERVER001¥SHAREPRINTER01”のように、サーバー名と共有専用のキュー名がつながった形(論理プリンターのパス)で表される。
サーバー401に接続したクライアント402は、印刷する際にはCSR(クライアントサイドレンダリング)か、SSR(サーバーサイドレンダリング)のどちらかで印刷を行う。CSRの場合は、クライアントにダウンロードされたプリンタードライバー1052を使用して印刷ジョブを作成し、プリントマネージャ(スプーラ)208が印刷ジョブをサーバー401に送信する。サーバー401は、クライアント402から送られてきた印刷ジョブを、そのままプリンター1042に送信する。SSRの場合は、クライアント402はスプールファイル209やXPSスプールファイル304をサーバー401に送信し、サーバー401がプリンタードライバー1052を使用して印刷ジョブを作成する。SSRはサーバー401が印刷処理を行うので、クライアント402の処理能力が低くても快適に印刷できる。しかしながら、サーバー401への負荷が大きくなるのと、すべてのクライアントの情報がサーバー401に送信できるわけではないので、印刷ジョブのデータが不完全になることがある。CSRとSSRのどちらを選択するかは、サーバー401のレジストリデータベース204のスイッチで切り替えることができる。
クライアントに直接V4プリンタードライバーがインストールされていない状態では必ずSSRとして動作する。その理由を説明する。V4プリンタードライバーの場合は、クライアントからサーバー401に接続すると、クライアント402にすべてのプリンタードライバー1052がダウンロードされるわけではない。機種依存ファイル207とプロパティバッグ314がダウンロードされるだけで、デバイスアプリ307や各フィルターはダウンロードされない。デバイスアプリ307や各フィルターは、クライアント402に直接V4プリンタードライバーをインストールすることで、共有プリンター環境でも使用できるようになる。デバイスアプリ307は、別途外部からインストールすることも可能である。このように、V4プリンタードライバーでは、共有プリンター環境において、クライアントに直接V4プリンタードライバーがインストールされていない状態では、フィルターが存在しないことになるので、必ずSSRとして動作する。
一方、クライアントに直接V4プリンタードライバーがインストールされている状態であれば、動作させるために不足しているファイルやモジュールは、インストールされたV4プリンタードライバーをそのまま使用することができるので、CSRとしても動作させることができる。クライアント402に直接V4プリンタードライバーをインストールする手段としては、通常のプリンタードライバーのインストールと同じように入れる方法と、クラウドにあるWindows(登録商標)Updateサーバーからダウンロードしてインストールする方法がある。クライアント402は、サーバー401の共有プリンターに接続するときに、サーバー401からプリンタードライバー1052をダウンロードする前にクラウドのサーバーを確認し、クラウドのサーバーにV4プリンタードライバーがあれば、優先してダウンロードする。
次に、本実施例の中心となるV4プリンタードライバーの共有プリンター環境の展開と更新について、図6と図5、図7のフローチャートを用いて説明する。
図6のフローチャートでは、V4プリンタードライバーのインストーラの動作について説明する。本明細書で述べるインストーラは、V4プリンタードライバーをインストールするための、アプリケーション1051である。また、インストーラは、インストールされるV4プリンタードライバーと、更新用のV3プリンタードライバーを内部に保持している。
サーバー401上において、V4プリンタードライバーのインストーラは、オペレーティングシステム1053に対して、V4プリンタードライバーのインストールを行う(S601)。V4プリンタードライバーは、V3プリンタードライバーとは機種名が異なるため、基本的にはV3プリンタードライバーとは別のプリンターとしてインストールされる。V4プリンタードライバーの機種名が、V3プリンタードライバーと完全に同じだった場合は、強引にV3プリンタードライバーを上書きすることも可能だが、レジストリデータベース204が不整合を起こすなど、正しく動作しないケースも多く、元に戻すことも困難である。そのため、V4プリンタードライバーの機種名は、V3プリンタードライバーと一致しないようにするのが一般的である。
V4プリンタードライバーのインストーラは、V4プリンタードライバーを共有するかどうかをユーザーからの指示によって決定する(S602)。V4プリンタードライバーを共有するときは、V4プリンタードライバーのインストーラは、すでにサーバー401上において、インストールされているV3プリンタードライバーを検索する。V4プリンタードライバーのインストーラは、検索されたV3プリンタードライバーのうち、インストールしたV4プリンタードライバーと同じ機種があるかどうかを判定する(S603)。V4プリンタードライバーのインストーラは、同じ機種かどうかを判定するために、V4プリンタードライバーの機種名と、V3プリンタードライバーの機種名の関連づけテーブルを持っており、このテーブルで判定する。次に、V4プリンタードライバーのインストーラは、該当したV3プリンタードライバーが共有されているかどうかを判定する(S604)。V3プリンタードライバーが共有されていれば、V4プリンタードライバーのインストーラは、すでにサーバー401にインストールされているV3プリンタードライバーが、後述する図7の処理に従ってV4プリンタードライバーをインストールすることができるバージョンかどうかをチェックする(S605)。クライアントでV4プリンタードライバーのインストールが可能なバージョン以降のドライバーがインストールされていなければ、V4プリンタードライバーのインストーラは、サーバー401のV3プリンタードライバーを、自分が持っているV3プリンタードライバーの最新版を更新インストールする(S606)。サーバー401のV3プリンタードライバーを更新すると、後述する図5のフローチャートに従って、クライアント402のV3プリンタードライバーも順次更新される。最後にV4プリンタードライバーのインストーラは、V3プリンタードライバーのレジストリデータベース204に、S601でインストールしたV4プリンタードライバーに対応する共有キュー名を記載する(S607)。これによって、サーバーのV3プリンタードライバーのデータベースに、V4プリンタードライバーに対応する論理プリンターのパスが追加される。
図6の処理によって、サーバー401に、V4プリンタードライバーがインストールされ、必要があればV3プリンタードライバーも更新されて、準備が完了する。
次に図5のフローチャートを用いて、サーバー401のオペレーティングシステム1053が、どのように共有プリンターのプリンタードライバー1052を更新するのかを説明する。
サーバー401でプリンタードライバー1052が更新インストールされるもしくはプリンタードライバー1052のレジストリデータベースが更新される(S501)と、サーバー401は共有プリンターの更新処理に入る。次に、サーバー401はプリンタードライバー1052が共有プリンターとして共有されているかどうかを判定する(S502)。共有プリンターであれば、サーバー401は共有プリンターのレジストリデータベース204に、更新インストールがされたことを示す更新フラグを立てる(S503)。クライアント402のオペレーティングシステム1053は、定期的にサーバー401の更新フラグを監視しており、更新フラグが変わっていることを検知したら、サーバー401に更新要求を行う。
サーバー401は、接続されているクライアント402から更新要求が来ると(S504でYes)、まずは、プリンタードライバー1052が更新インストールされたかどうかを確認する(S505)。更新インストールかどうかについては、すでにサーバー401にインストールされているプリンタードライバー1052の中に、同じアーキテクチャで同じ機種名のドライバーがあるかどうかを判定している。更新インストールであれば、更新要求に応答して更新されたプリンタードライバー1052のファイルやモジュールをクライアント402に送信する(S506)。このS506の処理によって図6のS606で更新されたV3プリンタードライバーが、クライアント402にも送信され、クライアント402のV3プリンタードライバーも更新される。
また、サーバー401は、更新されたレジストリデータベース204の情報も、クライアント402に送信する(S507)。このS507の処理によって図6のS607でサーバー401のレジストリデータベースに追加された共有キュー名が、クライアント402のレジストリデータベースにも追加される。このように、サーバーのV3プリンタードライバーのデータベースに論理プリンターのパスが追加されることにより、クライアントのV3プリンタードライバーのデータベースにも論理プリンターのパスが追加される。
サーバー401はクライアント402から更新要求を常に待っていて、クライアント402の更新要求に応答して更新ファイルやデータを返すようにすることで、接続されている多数のクライアント402をすべて把握しておかなくてもいいようになっている。このようにして、共有プリンター環境では、オペレーティングシステム1053が、サーバー401のプリンタードライバー1052が更新されると、自動的にクライアント402のプリンタードライバー1052の更新を行う。
次にクライアント402にインストールされたV3プリンタードライバーが、サーバー401で共有されているV4プリンタードライバーをインストールする方法を、図7のフローチャートに従って説明する。クライアント402のV3プリンタードライバーは、ユーザーの操作によって印刷処理を開始する(S701)。印刷処理が完了すると、クライアント402のV3プリンタードライバーは、レジストリデータベース204に、後述するS709の処理によるインストール完了フラグがたっているかどうかを確認する(S702)。立っていなければ、V3プリンタードライバーは、レジストリデータベース204に、V4プリンタードライバーの共有キュー名が記載されているかどうかを確認する(S703)。
この共有キュー名は、図5のS507の処理によりサーバー401のレジストリデータベース204から共有されている。共有キュー名が記載されていれば、V3プリンタードライバーは、現在のクライアント402の環境がV4プリンタードライバーをインストールできる環境かどうかをチェックする(S704)。V4プリンタードライバーは、比較的新しいオペレーティングシステム1053にしかインストールできないので、V3プリンタードライバーが動作しているすべての環境でインストールできるとは限らない。そこで、V3プリンタードライバーは、V4プリンタードライバーがインストールできるオペレーティングシステム1053のバージョンかどうかをチェックする。
インストールできる環境ならば、V3プリンタードライバーはトーストを表示して、ユーザーに対して新しいドライバーが見つかったことについて通知を行う(S705)。トーストは図8に示すもので、クライアント402のディスプレイ画面に一定時間表示される。トーストはV4プリンタードライバーをインストールするかどうかをユーザーに確認する確認画面として機能し、タップされることでユーザーからV4プリンタードライバーをインストールする指示を受け付ける。
V3プリンタードライバーは、ユーザーによってトーストがマウスやタッチパネルなどでタップされたかどうかを判定する(S706)。タップされた場合、レジストリデータベース204に記載された共有キュー名に記載されているサーバー401からV4プリンタードライバーをインストールするようにオペレーティングシステム1053に指示する(S707)。ここで共有キュー名に記載されたV4プリンタードライバーは図6のS601でサーバー401にインストールされたプリンタードライバーである。このようにクライアントは、V3プリンタードライバーが動作することにより、クライアントのV3プリンタードライバーのデータベースに追加された論理プリンターのパスに従ってV4プリンタードライバーをインストールする。なお、前述したように、クラウドに同一機種のV4プリンタードライバーがあれば、クラウドのサーバーからインストールすることも可能である。
インストールが完了すると、V3プリンタードライバーはトーストを表示して、インストールが完了したことをユーザーに通知する(S708)。トーストはV4プリンタードライバーがインストールされたことをユーザーに通知する通知画面として機能し、図9に示すもので、XXXXにはレジストリデータベース204に記載された共有キュー名が表示される。
V4プリンタードライバーのインストールが完了すると、V3プリンタードライバーは、レジストリデータベース204に、インストール完了のフラグを立てる(S709)。このフラグを記載するレジストリデータベース204は、サーバー401と共有しているデータではなく、クライアント402専用の領域に対して保存する。フラグを保存することで、次の印刷時には再度V4プリンタードライバーをインストールしないようにする。
このようにして、共有プリンター環境のクライアント402のV3プリンタードライバーは、印刷時に同一機種のV4プリンタードライバーを自動的にインストールする。
なお、クライアント402のV3プリンタードライバーは、レジストリデータベース204に完了フラグが立っていると、V3プリンタードライバーのユーザーインターフェースが表示されたときに、ユーザーに注意を喚起するようにメッセージボックスを表示しても良い(図10)。
また、クライアント402のV3プリンタードライバーは、S701で印刷処理が完了したときからV4プリンタードライバーのインストールを開始していたが、S701の代わりに、デバイスアプリ307のユーザーインターフェースを表示したときをトリガーとして、インストールを開始してもよい。
また、クライアント402のV3プリンタードライバーは、S705でトーストを表示して、ユーザーにインストールするかどうかの選択を委ねていたが、S705とS706をスキップして、ユーザーに確認することなくV4プリンタードライバーをインストールしてもよい。
また、クライアント402のV3プリンタードライバーは、V4プリンタードライバーのインストールがすべて完了後に、自分自身をアンインストールするようにオペレーティングシステムに指示をして、インストールしたV4プリンタードライバーだけの環境にするようにしてもよい。
このように、クライアント402のV3プリンタードライバーが、自動的にサーバー401のV4プリンタードライバーの共有プリンターキューに接続してインストールすることで、クライアント402でユーザーが操作することなく、V4プリンタードライバーのインストールが完了する。また、ユーザーは、自動的にインストールされたことを知ることができるので、速やかに新しいプリンタードライバーに移行することが可能である。そして、クライアント402の環境においては、オペレーティングシステム1053を変更することなく、サービスや常駐するアプリケーションなどもないので、セキュリティ意識の高い大規模な企業環境でも、導入が容易である。サーバー401は、クライアント402に関連したデータベースを持つ必要もないので、管理コストを抑えることもできる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピューターにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1052 プリンタードライバー
204 レジストリデータベース
401 サーバー
402 クライアント

Claims (7)

  1. クライアントとサーバーを含むシステムであって、
    前記サーバーは、前記サーバーの第1のプリンタードライバーのデータベースに、第2のプリンタードライバーに対応する論理プリンターのパスを追加する追加手段を有し、
    前記サーバーのデータベースに前記論理プリンターのパスが追加されることにより、前記クライアントの前記第1のプリンタードライバーのデータベースにも前記論理プリンターのパスが追加され、
    前記クライアントは、前記第1のプリンタードライバーが動作することにより、前記クライアントのデータベースに追加された前記論理プリンターのパスに従って前記第2のプリンタードライバーをインストールするインストール手段を有することを特徴とするシステム。
  2. 前記サーバーは、前記第2のプリンタードライバーをインストールするインストール手段を有し、
    前記追加手段は、前記サーバーのデータベースに、インストールされた前記第2のプリンタードライバーに対応する前記論理プリンターのパスを追加することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記サーバーは、前記サーバーの第1のプリンタードライバーが前記第2のプリンタードライバーをインストールできるバージョンであるか判定する判定手段と、
    前記サーバーのインストール手段は、前記判定手段により前記第1のプリンタードライバーが前記第2のプリンタードライバーをインストールできるバージョンではないと判定された場合に、前記第1のプリンタードライバーも更新インストールすることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 前記クライアントは、前記第2のプリンタードライバーをインストールするかどうかをユーザーに確認する確認画面を表示する表示手段を有し、
    前記インストール手段は、前記確認画面を介して前記ユーザーから前記第2のプリンタードライバーをインストールする指示を受け付けた場合に、前記クライアントのデータベースに追加された前記論理プリンターのパスに従って前記第2のプリンタードライバーをインストールすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 前記表示手段は、前記第2のプリンタードライバーがインストールされたことをユーザーに通知する通知画面を表示することを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. 前記クライアントは、前記クライアントのインストール手段による前記第2のプリンタードライバーのインストールが完了後に、前記第1のプリンタードライバーをアンインストールするアンインストール手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. クライアントとサーバーを含むシステムの制御方法であって、
    前記サーバーは、前記サーバーの第1のプリンタードライバーのデータベースに、第2のプリンタードライバーに対応する論理プリンターのパスを追加する追加工程を有し、
    前記サーバーのデータベースに前記論理プリンターのパスが追加されることにより、前記クライアントの前記第1のプリンタードライバーのデータベースにも前記論理プリンターのパスが追加され、
    前記クライアントは、前記第1のプリンタードライバーが動作することにより、前記クライアントのデータベースに追加された前記論理プリンターのパスに従って前記第2のプリンタードライバーをインストールするインストール工程を有することを特徴とする制御方法。
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