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JP2018146773A - 焦点検出装置 - Google Patents

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JP2018146773A JP2017041521A JP2017041521A JP2018146773A JP 2018146773 A JP2018146773 A JP 2018146773A JP 2017041521 A JP2017041521 A JP 2017041521A JP 2017041521 A JP2017041521 A JP 2017041521A JP 2018146773 A JP2018146773 A JP 2018146773A
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智邦 廣澤
Tomokuni Hirosawa
智邦 廣澤
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Abstract

【課題】被写体の状態に応じて露光制御を切り替えることで精度の高い焦点検出をすることを可能にした焦点検出装置を提供することである。【解決手段】二次元に配置された複数の画素を有する撮像手段と、前記撮像手段の行毎の露光量を制御する露光制御手段を備え、前記撮像手段で得られた画素信号を基に焦点検出を行う焦点検出装置において、前記露光量制御手段は全ての行が同一の露光量になるように制御を行う第一制御モードと、隣接する行毎が異なる露光量になるように制御を行う第二制御手段を持つことを特徴とする焦点検出装置。【選択図】 図1

Description

本発明は、焦点検出装置に関し、特に、焦点検出用センサに関するものである。
従来、焦点検出装置として、位相差検出方式の焦点検出装置が知られている。位相差検出方式は被写体からの光をメガネレンズにより2つの像信号に分離して、それらの位相差から焦点状態を検出している。また、特許文献1では焦点検出用センサとして2次元のイメージセンサを用いた焦点検出装置が開示されている。文献1では、2次元のイメージセンサの信号ダイナミックレンジ(Dレンジ)拡大のために、蓄積時間を変えながら複数回の蓄積制御を繰り返している。また、各蓄積時間で得られた像信号を相関演算し、最も信頼性が高い演算結果から焦点調整制御をしている。
特開2010−122356号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、複数回の蓄積制御を行うため、応答性が低下してしまう。また、行毎に蓄積時間を変えてDレンジ拡大する手法では、あらかじめ被写体輝度が分かっているシーンや、焦点検出センサに撮像された被写体が小さいシーンでは焦点検出の精度が低下してしまう。
そこで、本発明の目的は、複数の露光制御を持つことで応答性を低下させず、焦点検出可能なDレンジの拡大と高精度な焦点検出を両立した焦点検出装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、二次元に配置された複数の画素を有する撮像手段と、前記撮像手段の行毎の露光量を制御する露光制御手段を備え、前記撮像手段で得られた画素信号を基に焦点検出を行う焦点検出装置において、前記露光量制御手段は全ての行が同一の露光量になるように制御を行う第一制御モードと、隣接する行毎が異なる露光量になるように制御を行う第二制御手段を持つことを特徴とする。
本発明によれば、焦点調節精度を向上することができる。
デジタルスチルカメラの構成を示す図である。 焦点検出センサを示す図である。 焦点検出可能な輝度範囲を示す図である。 焦点検出処理を表すフローチャートである。 焦点検出動作における像信号を示す図である。 第2露光制御を表すフローチャートである。 被写体の大きさによる露光制御を示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかわるデジタルスチルカメラの構成を示す図である。
[実施例1]
図1において、本実施形態における撮像装置は、レンズ交換式の一眼レフカメラ(以下、単に「カメラ」と称する)100である。カメラ100は、カメラ本体30と、当該カメラ本体30に脱着可能に構成された撮影レンズユニット20とで構成される。撮影レンズユニット20とカメラ本体30は、図中央の点線で示したマウントを介して着脱可能に構成される。撮影レンズユニット20は、撮影レンズ21と、絞り22と、レンズ側MPU(マイクロプロセッシングユニット)1と、レンズ駆動ユニット2と、絞り駆動ユニット3と、撮影レンズの位置検出ユニット4と、光学情報テーブル5とを備える。
レンズ側MPU1は、撮影レンズユニット20の動作に関する全ての演算及び制御を行う。レンズ駆動ユニット2は、レンズ側MPU1による制御に応じて撮影レンズ21を駆動する駆動部である。絞り駆動ユニット3は、レンズ側MPU1による制御に応じて絞り22を駆動する駆動部である。撮影レンズの位置検出ユニット4は、撮影レンズのフォーカス位置を検出する検出部である。光学情報テーブル5は、自動焦点調節に必要な光学情報であり、不図示のメモリなどに記憶されている。
カメラ本体30は、カメラ側MPU6と、焦点検出ユニット7と、シャッター駆動ユニット8と、ダイヤルユニット10と、測光ユニット11とを備える。また、カメラ本体30は、メインミラー12と、サブミラー13と、ピント板14と、ペンタミラー15と、ファインダー16と、撮像素子(イメージセンサー)101と、スイッチSW1_18とスイッチSW2_19を備える。
カメラ側MPU6は、カメラ本体30の動作に関する全ての演算及び、制御を行う。また、カメラ側MPU6は、マウントの信号線を介してレンズ側MPU1に接続され、レンズ側MPU1からレンズ位置情報を取得したり、レンズ駆動及び交換レンズごとに固有の光学情報を取得したりする。
また、カメラ側MPU6には、カメラ本体30の動作を制御するためのプログラムが格納されたROM(不図示)、変数を記憶するRAM(不図示)、各種パラメータを記憶するEEPROM(電気的消去、書き込み可能メモリ)(不図示)が内蔵されている。ROMに格納されたプログラムにより、後述の焦点検出処理が実行される。また表示部17は、カメラの撮影モードに関する情報、撮影前のプレビュー画像と撮影後の確認用画像等を表示する。
焦点検出ユニット7は、焦点検出センサを備え、焦点検出処理を行うと共に、位相差検出方式により、焦点検出を行う。被写体からの光束の一部は、メインミラー12を透過し、後方のサブミラー13で下方へ曲げられて焦点検出ユニット7に入射される。焦点検出ユニット7では、一次結像面上に結像された像が、ユニット内の不図示の光学系(メガネレンズ)により横方向に分割され、焦点検出センサ210へ結像される。分割された像信号の位相差を演算することで焦点状態を検出する。
焦点検出センサは2次元のCMOSイメージセンサであり、グローバル電子シャッタ可能な構成で、カメラ側MPU6からの電荷蓄積開始指示によって、回路リセット動作とフォトダイオードリセット動作を行い、電荷蓄積動作を開始する。また、あらかじめカメラ側MPU6から行毎に設定された蓄積時間に達すると、フォトダイオード部で蓄積した電荷をフォトダイオードの周辺回路のメモリ部(不図示)に転送する。転送タイミングをずらすことで、行毎の蓄積時間を制御することができる。全画素の電荷がメモリ部への転送が終了すると、カメラ側MPU6へ電荷蓄積終了を通知する。また、ローリングシャッタで回路リセット動作とフォトダイオードリセットのタイミングをずらすことで蓄積時間を制御することも可能である。
カメラ側MPU6は電荷蓄積終了を受けると焦点検出センサから信号を読み出す。シャッター駆動ユニット8は、不図示シャッターを駆動するための駆動部である。ダイヤルユニット10は、カメラ100の諸設定を変更するための操作部であり、例えば、連続撮影速度(連写速度)やシャッター速度、絞り値、撮影モード等の切り替え、焦点検出における追尾動作の決定などを行うことができる。
測光ユニット11は、測光センサを備え、不図示のレリーズボタンへの半押し操作に応じて、ペンタミラー15からの光束に基づき測光センサ(不図示)を介して測光処理を行う。これらはいずれもカメラ側MPU6に接続されている。測光センサは、フォトダイオード等の光電変換素子及びその信号処理回路等からなり、被写体の輝度レベルに関する信号出力を行い、その出力信号はカメラ側MPU6に入力される。
メインミラー12は、撮影レンズユニット20を介して入射された光束のほとんどを上方へ折り返し、ピント板14上に被写体像を結像させる機能を有する。ピント板14上の被写体像はペンタミラー15により正立正像に変換反射されてファインダー16へ導かれる。これにより、光学ファインダーとして機能する。ペンタミラー15を透過した一部の光は、測光ユニット11へ導かれる。
カメラ100が撮影状態になると、メインミラー12及びサブミラー13が退避して、撮影レンズユニット20を介して入射される被写体からの光束がイメージセンサー101に結像される。スイッチSW1_18は、不図示のレリーズボタンの第1ストローク操作(半押し)によりONするスイッチである。スイッチSW2_19は、不図示のレリーズボタンの第2ストローク操作(全押し)によりONするスイッチである。
次に図2を用いて焦点検出センサについて説明する。図2の焦点検出センサ210は、二次元イメージセンサであり、カメラ側MPU6の指示に従い、行毎に電荷蓄積時間および読み出しゲインを設定出来る構成になっており、上の行から順にL1、L2・・・L16となっている。ここでは、水平方向は行、垂直方向は列と定義する。
211a,211bは、一次結像面の像をメガネレンズにより横方向に分割した被写体像を受光する領域である。211a,211bから生成された像信号は、焦点状態に応じて、水平方向に位相がずれる。したがって、後述するデフォーカス演算で像信号の水平方向の位相差を検出することで、焦点状態を検出できる。ここで、211aによって生成される像信号をA像、211bによって生成される像信号をB像とする。
焦点検出センサは、全ての行で同一の電荷蓄積時間、読み出しゲインに設定する第1露光制御と、行毎に読み出しゲインもしくは電荷蓄積時間を変えることで、焦点検出可能な輝度範囲を拡大する第2露光制御のいずれかの方法で露光量を制御する。第1露光制御では、全ての行で電荷蓄積時間t1、t2、t3のいずれか一つを設定する。
一方、第2露光制御ではL1から順に電荷蓄積時間t1、t2、t3と周期的に設定している。ここで、蓄積時間は、t1<t2<t3とする。このように設定した蓄積時間によって決定される輝度範囲について図3を用いて説明する。
図3は、横軸は行と各行の蓄積時間、縦軸は輝度、行毎の輝度範囲は白の矢印で示している。図3(a)は第1露光制御した場合の輝度範囲を示しており、図3(b)は第2露光制御した場合の輝度範囲を示している。第1露光制御は全ての行で蓄積時間t2に設定するため、焦点検出可能な輝度範囲は各行の輝度範囲と同等になる。被写体輝度が焦点検出可能な輝度範囲であれば、多くの行で焦点検出可能であり、複数の行から算出した焦点検出結果を平均処理や選択することで精度が高い焦点検出が可能である。
一方で、第2露光制御は蓄積時間t1、t2、t3と異なる蓄積時間に設定するため、行毎に焦点検出可能な輝度範囲が異なる。したがって、被写体輝度に対して、いずれかの行が焦点検出可能であるため、全ての輝度範囲において焦点検出が可能になる。以上が露光制御による焦点検出可能な輝度範囲の違いである。
次に図4を用いて、本発明の実施形態における焦点検出処理について説明する。焦点検出処理はレリーズボタンが押されスイッチSW1_18がONすると、開始する処理である。ステップS301では、カメラ側MPU6は、メモリ内容や実行プログラムの初期化状態に設定し、焦点検出センサの電源投入などの焦点検出準備動作を実行する。また、図1のダイヤルユニット10でユーザーによって設定された追尾動作のON/OFFについて読み込む。追尾動作は、画面内の画像から被写体を検出し、検出した被写体の位置応じて焦点検出を行う領域を決定する。被写体の検出は、被写体の色、形などの情報を基に検出する。
ステップS302では、カメラ側MPU6は、焦点検出処理が開始されてから1回目の焦点検出動作であるか否かの判定を行う。1回目の焦点検出処理と判定した場合は、被写体輝度が分らないため、焦点検出可能な輝度範囲が広いステップS307へ移行する。一方で2回目以降の焦点検出処理の場合は、前フレームの被写体輝度が分かるため、ステップS303へ移行する。2回目以降の焦点検出動作で第1露光制御を行う場合、前フレームの焦点検出で適露光になった蓄積時間を使用することで焦点検出可能な輝度範囲に設定することが可能である。
ステップS303では、カメラ側MPU6は、追尾動作を行うか否かの判定を行う。ユーザーによって追尾動作ONと設定されていると判定した場合は、ステップS304へ移行する。一方で、追尾動作OFFと設定されていると判定した場合は、ステップS306へ移行する。追尾動作を行い、被写体位置に応じて焦点検出を行う領域を変更する場合は、前フレームに対して被写体輝度が変わる可能性があるため、前フレームの被写体輝度を基に蓄積時間を決定すると、正しい露光量で制御できない可能性がある。したがって、追尾動作がONである場合は、第2露光制御を行う。
ステップS304では、カメラ側MPU6は追尾動作を行う。追尾動作はカメラ側MPU6より測光センサへ蓄積指示を行い、測光センサによる画像から被写体を検出し、焦点検出を行う領域を決定する。ステップS305では、カメラ側MPU6は、追尾する主被写体が動体被写体か否かの判定を行う。追尾する主被写体が前フレームに対して、設定された所定量よりも大きく画面内を移動した場合、動体被写体と判定され、ステップS307へ移行する。
一方で、画面内の移動が所定量以下である場合は、動体被写体ではないと判定し、ステップS306へ移行する。被写体が大きく動く場合は、前フレームに対して被写体輝度が変わる可能性があるため、前フレームの被写体輝度を基に蓄積時間を決定すると、正しい露光量で制御できない可能性がある。したがって、被写体が大きく動く場合は、第2露光制御を行う。
ステップS306では、カメラ側MPU6は焦点検出センサ210に対して、第1露光制御を行うために露光制御指示を送る。露光制御指示を受けた焦点検出センサ210は、指示に従い全ての行で同じ蓄積時間で電荷蓄積を行う。ここで設定する蓄積時間は、後述するステップS311で適露光と判定された蓄積時間を基に設定する。
ステップS307では、カメラ側MPU6は焦点検出センサ210に対して、第2露光制御を行うための指示を送る。第2露光制御の詳細な説明は後述する。ステップS308では、カメラ側MPU6は ステップS306で電荷蓄積完了のフラグを受信すると、焦点検出センサ210から信号の読み出しを行う。ステップS309では、カメラ側MPU6はデフォーカス演算を行う。
デフォーカス演算は、ステップS309で読み出した像信号を基に、撮影レンズ21の焦点状態(デフォーカス量)を検出するための公知のデフォーカス演算である。ここでは、焦点検出センサ210の位相差(bit数)に対して、センサーピッチ(mm)とオートフォーカス系の基線長などの光学係数を掛け合わせることにより、デフォーカス量(mm)を求める。
ステップS310では、カメラ側MPU6はデフォーカス量が算出出来たか否かの判定を行う。ステップS309で像信号を検出し、デフォーカス量を算出することが可能な場合は、ステップS310へ移行する。一方で、ステップS309で像信号が検出出来ず、デフォーカス量を算出することが出来なかった場合は、像信号を検出できる位置を捜索するためステップS312へ移行する。デフォーカス量が算出の可否について、図5を用いて説明する。
図5の横軸は画素位置を示しており、縦軸は画素信号を示している。実線で示された像信号がA像、破線で示された像信号がB像となっている。0から9画素目までは、図2の211a,211bに結像された像信号であり、その前後の画素は焦点検出範囲の範囲から外れているため、像信号を検出することが出来ない。
図5(a)はA像B像が大きくデフォーカスしている状態であり、被写体を示す像信号を検出することが出来ず、焦点検出することが出来ないため、デフォーカス量の算出は不可と判定される。一方で、図5(b)は像信号が像信号検出範囲に入っているため、被写体を示す像信号を検出し、焦点検出可能なため、デフォーカス量の算出は可能と判定される。以上がデフォーカス量の可否に関する判定の方法である。
ステップS311では、カメラ側MPU6は、各行の像信号を基に算出したデフォーカス量から最終デフォーカス量を決定する。行毎に異なる蓄積時間で制御している第2露光制御では、検出した像信号が適露光である行のデフォーカス量を最終デフォーカス量とする。適露光である像信号とは、設定した所定の範囲に像信号が入っていることである。
また、第1露光制御や第2露光制御で複数行の像信号が所定の範囲に入っている場合は、デフォーカス量を平均するか、信号量が大きい像信号から算出したデフォーカス量を最終デフォーカス量としてもよい。ここで最終デフォーカス量となった行の蓄積時間を次回の焦点検出動作における第1露光制御の蓄積時間とする。第2露光制御で異なる蓄積時間で制御した行が、所定の範囲に入った場合は、短い蓄積時間を次回の焦点検出動作における第一露光制御の蓄積時間とする。
ステップS312では、カメラ側MPU6は、サーチ駆動を行う。サーチ動作は、レンズを駆動することで、像信号を移動させ、像信号が検出できる位置を捜索する動作のことである。ステップS313では、カメラ側MPU6は、ステップS311で算出したデフォーカス量に基づき、撮影レンズ21の焦点状態が合焦か否かの判定を行う。合焦か否かの判定は、デフォーカス量が所望の範囲内、例えば1/4Fδ以内(F:レンズの絞り値、δ:定数(20μm))であれば合焦と判断する。例えば、レンズの絞り値F=2.0であれば、デフォーカス量が10μm以下なら合焦と判定し、焦点検出動作を終了する。一方、デフォーカス量が10μmより大きく、非合焦と判定した場合は、撮影レンズ21の焦点状態を合焦位置に合わせるため、ステップS314へ移行する。
ステップS314では、カメラ側MPU6は、デフォーカス量をレンズ側MPU1に送信する。レンズ側MPU1はデフォーカス量に基づき、撮影レンズにレンズ駆動を指示する。そして、カメラMPU6はステップS313で合焦状態と判断するまで前述したステップS302〜S314の動作を繰り返す。以上が焦点検出動作における一連のフローである。
次に図6を用いて第2露光制御についての詳細な説明を行う。図6は、本発明の実施形態における図4のステップS307の第2露光制御を示すフローチャートである。ステップS401は、カメラ側MPU6は、被写体の大きさを検出する。カメラ側MPU6は測光センサに対して蓄積指示を送り、撮像した画像から主被写体を検出する。ステップS402は、カメラ側MPU6は、ステップS401で検出した被写体の大きさが設定した所定値よりも大きいか否かの判定を行う。
被写体が設定した所定値以上と判定した場合は、ステップS403へ移行する。一方で、所定値より小さいと判定した場合は、ステップS405へ移行する。被写体の大きさ判定の基準は、3つの異なる蓄積時間で露光制御を行い、輝度範囲を拡大させる場合について説明する。被写体が焦点検出センサ3行分の領域よりも小さい場合、被写体に対し、3つの異なる輝度範囲で焦点検出することが出来ない。したがって、被写体の大きさに応じて蓄積時間の種類を変える必要がある。
ここで、図7を用いて、被写体の大きさによる判定について詳細に説明する。図7(a)は図2の焦点検出センサに対し、被写体が設定した所定量より大きいの場合を示しており、図6(b)は被写体が所定量以下の場合を示している。図7(a)では、被写体がL6、L7、L8、L9、L10、L11にかかっている。一方で、図7(b)では、被写体はL7、L8にかかっている。
したがって、図7(a)では、t1、t2、t3の全ての種類の蓄積時間で露光制御できるのに対し、図6(b)では、t1、t2でのみ露光制御することになる。このようにして、被写体の大きさに応じて、蓄積制御を変える必要がある。図6のフローチャートに戻りステップS403以降の説明をする。
ステップS403は、カメラ側MPU6は、焦点検出センサ210に対して、電荷蓄積指示を送る。ここで指示する蓄積時間はt1、t2、t3の3種類に設定する。電荷蓄積指示を受けた焦点検出センサ210は、指示に従い隣接する行毎が異なる蓄積時間になるように電荷蓄積を行う。ステップS404では、カメラ側MPU6は ステップS403で設定した電荷蓄積を行い、電荷蓄積完了のフラグを受信すると、焦点検出センサ210から信号の読み出しを行う。
ステップS405は、カメラ側MPU6は、焦点検出センサ210に対して、電荷蓄積指示を送る。ここで指示する蓄積時間はt1、t2の2種類を設定する。電荷蓄積指示を受けた焦点検出センサ210は、指示に従い隣接する行毎が異なる蓄積時間になるように電荷蓄積を行う。ステップS406では、カメラ側MPU6は ステップS405で設定した電荷蓄積を行い、電荷蓄積完了のフラグを受信すると、焦点検出センサ210から信号の読み出しを行う。
ステップS407では、カメラ側MPU6は ステップS406で読み出した像信号が焦点検出可能な輝度範囲であるか否かの判定を行う。蓄積時間t1、t2が適切な蓄積時間で像信号が輝度範囲に入っている場合は、第2露光制御を終了する。一方で、像信号が輝度範囲に入っていない場合は、ステップS408へ移行する。ステップS405では、被写体が所定の大きさよりも小さく、蓄積時間t1、t2の2種類でしか蓄積していないため、全ての輝度範囲を網羅できていない。したがって、蓄積時間t1、t2で蓄積した像信号が焦点検出可能な輝度範囲に入っていない場合は、蓄積時間を変更して、再度電荷蓄積を行う必要がある。
ステップS408は、カメラ側MPU6は、焦点検出センサ210に対して、電荷蓄積指示を送る。ここで指示する蓄積時間はステップS405で蓄積していないt3に設定する。電荷蓄積指示を受けた焦点検出センサ210は、指示に従い蓄積時間t3で電荷蓄積を行う。ステップS409では、カメラ側MPU6は ステップS403で設定した電荷蓄積を行い、電荷蓄積完了のフラグを受信すると、焦点検出センサ210から信号の読み出しを行う。
以上が第2露光制御に関するフローチャートである。上記で説明したように、被写体の大きさに対して適切な周期の蓄積制御の種類を設定し、焦点検出可能で輝度範囲に入らない場合は必要に応じて、蓄積時間を変更し、再度蓄積時を行うことで、全ての輝度範囲を網羅することが出来る。
上記実施形態においては、焦点検出センサを用いて焦点検出処理を行う方法について言及したが、焦点検出センサによる焦点検出処理に限定されず、撮像素子(イメージセンサー)101を用いた焦点検出においても適用できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 カメラ
30 カメラ本体
20 撮影レンズユニット
21 撮影レンズ

Claims (7)

  1. 二次元に配置された複数の画素を有する撮像手段(図2)と、前記撮像手段の行毎の露光量を制御する露光制御手段(図2)を備え、前記撮像手段で得られた画素信号を基に焦点検出を行う焦点検出装置(7)において、前記露光量制御手段は全ての行が同一の露光量になるように制御を行う第一制御モード(S306)と、隣接する行毎が異なる露光量になるように制御を行う第二制御手段(S307)
    を持つことを特徴とする焦点検出装置。
  2. 前記露光制御手段は、焦点検出動作の回数が一回目の焦点検出動作である場合は、第二制御手段を用いて制御を行い、二回目の焦点検出動作である場合は、第一制御手段を用いて制御を行うこと(S302)を特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  3. 前記露光制御手段は、画面中の主被写体位置を検出し主被写体について焦点検出する被写体追尾動作を行う場合は、前記第二制御手段を用いて制御を行い、前記被写体追尾動作を行わない場合は、前記第一制御手段を用いて制御を行うこと(S303)を特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  4. 前記露光制御手段は、画面内の奥行き方向に対して、被写体位置を捜索する被写体捜索動作を行う場合は、前記第二制御手段を用いて制御を行い、前記被写体捜索動作を行わない場合は、前記第一制御手段を用いて制御を行うこと(S310)を特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  5. 前記第二制御手段は、画面内における被写体が大きければ、異なる露光量に制御する周期を長くし、画面内における被写体が小さければ、異なる露光量に制御する周期を短くすること特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置
  6. 前記被写体追尾動作は画面中を移動する動被写体追尾動作と、画面内で静止している静止被写体追尾動作を有し、
    前記動被写体追尾動作は前記第二制御手段を用いて制御を行い、前記静止被写体追尾動作は、前記第一制御手段を用いて制御を行うこと(S305)を特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  7. 前記露光制御手段は、行毎に異なる蓄積時間、もしくはゲインを設定すること(S307)を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の焦点検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023085826A1 (ko) * 2021-11-12 2023-05-19 삼성전자 주식회사 이미지를 생성하는 전자 장치 및 그 방법
US12380664B2 (en) 2021-11-12 2025-08-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device for generating image and method thereof

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