JP2018145832A - 排気浄化システム - Google Patents
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Abstract
【課題】SCR触媒のNOx浄化率を効果的に向上させる。
【解決手段】エンジン10の排気通路14に設けられ、エンジン10から排出される排気ガス中の窒素化合物を還元浄化するSCR触媒48と、硝酸化合物を含む凝縮水をSCR触媒48に供給可能な凝縮水噴射装置50と、SCR触媒48の触媒温度を推定する触媒温度推定部120と、触媒温度に基づいて凝縮水噴射装置50を制御する凝縮水噴射ノズル制御部150とを備え、凝縮水噴射ノズル制御部150は、触媒温度がファストSCRリアクションの起こる温度である場合に、凝縮水噴射装置50を制御して凝縮水をSCR触媒48に供給する。
【選択図】図3
【解決手段】エンジン10の排気通路14に設けられ、エンジン10から排出される排気ガス中の窒素化合物を還元浄化するSCR触媒48と、硝酸化合物を含む凝縮水をSCR触媒48に供給可能な凝縮水噴射装置50と、SCR触媒48の触媒温度を推定する触媒温度推定部120と、触媒温度に基づいて凝縮水噴射装置50を制御する凝縮水噴射ノズル制御部150とを備え、凝縮水噴射ノズル制御部150は、触媒温度がファストSCRリアクションの起こる温度である場合に、凝縮水噴射装置50を制御して凝縮水をSCR触媒48に供給する。
【選択図】図3
Description
本発明は、排気浄化システムに関する。
従来、尿素水から排気熱により分解されて生成されるアンモニア(NH3)を還元剤として、排気ガス中の窒素化合物(以下、NOx)を選択的還元触媒(以下、SCR触媒)により選択的に還元浄化する排気浄化システムにおいて、SCR触媒のNOx浄化率の向上を図る種々の技術が知られている(例えば、特許文献1,2等参照)。
ところで、SCR触媒のNOx浄化率向上には、一酸化窒素(NO)及び二酸化窒素(NO2)の比が略1対1の状態で反応するファストSCRリアクション(Fast SCR Reaction:4NH3+2NO+2NO2→4N2+6H2O)を促進させることが望ましい。しかしながら、例えば、SCR触媒上流の酸化触媒が不活性となる低排気温度時または触媒劣化時等は、エンジンから排出されるNOが十分に酸化されず、SCR触媒内でのNO2の比率が小さくなることで、ファストSCRリアクションが促進されないという課題がある。
本開示の技術は、SCR触媒のNOx浄化率を効果的に向上させることを目的とする。
本開示の技術は、エンジンの排気通路に設けられ、前記エンジンから排出される排気ガス中の窒素化合物を還元浄化する還元触媒と、硝酸化合物を含む流体を前記還元触媒に供給可能な流体供給手段と、前記還元触媒の触媒温度を推定する触媒温度推定手段と、前記触媒温度に基づいて前記流体供給手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記触媒温度がファストSCRリアクションの起こる温度である場合に、前記流体供給手段を制御して前記流体を前記還元触媒に供給することを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記触媒温度が前記還元触媒の活性温度である場合に、前記流体供給手段を制御して前記流体を前記還元触媒に供給することが好ましい。
さらに、前記流体供給手段は、前記還元触媒の上流側の中心部に前記流体を噴射する流体噴射手段と、前記エンジンの吸気通路に一端が、前記流体噴射手段に他端が接続された流体通路とを備えることが好ましい。
さらに、前記流体通路の一端の流入口は、インタークーラの下流側の前記吸気通路に接続されており、前記流体噴射手段は、前記還元触媒の上流側の中心部に向けられていることが好ましい。
さらに、前記排気ガスの質量流量を取得する排気ガス質量流量取得手段と、前記排気ガス中の窒素化合物濃度を取得する窒素化合物濃度取得手段と、前記触媒温度、前記排気ガスの質量流量及び前記窒素化合物濃度に基づいて、前記還元触媒に供給すべき前記流体の供給量を演算する流体供給量演算手段とを備えることが好ましい。
本開示の技術によれば、SCR触媒のNOx浄化率を効果的に向上させることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る排気浄化システムについて説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1に示すように、ディーゼルエンジン(以下、エンジン)10には、吸気マニホールド11及び排気マニホールド12が設けられている。吸気マニホールド11には新気を導入する吸気通路13が接続され、排気マニホールド12には排気ガスを大気に放出する排気通路14が接続されている。
吸気通路13には、吸気上流側から順に、エアクリーナ15、吸入空気流量センサ(以下、MAFセンサ)93、過給機20のコンプレッサ22、インタークーラ16、ブースト圧センサ92等が設けられている。排気通路14には、排気上流側から順に、過給機20のタービン21、前段後処理装置40、排気温度センサ94、上流NOxセンサ95、凝縮水噴射装置50、後段後処理装置41、下流NOxセンサ96等が設けられている。
高圧排気再循環装置(以下、高圧EGR装置)30は、タービン21よりも上流側の排気通路14とコンプレッサ22よりも下流側の吸気通路13とを接続する高圧EGR通路31と、高圧EGRガスを冷却する高圧EGRクーラ32と、EGR量を調整可能な高圧EGRバルブ33とを備えている。
低圧排気再循環装置(以下、低圧EGR装置)34は、前段後処理装置40よりも下流側の排気通路14とコンプレッサ22よりも上流側の吸気通路13とを接続する低圧EGR通路35と、低圧EGRガスを冷却する低圧EGRクーラ36と、EGR量を調整可能な低圧EGRバルブ37とを備えている。
前段後処理装置40は、排気上流側から順に、酸化触媒42と、パティキュレイト・フィルタ(以下、フィルタ)43とを備えている。
酸化触媒42は、例えば、コーディエライトハニカム構造体等のセラミック製担体表面に酸化触媒成分等を担持して形成されており、排気ガス中に含まれる一酸化炭素(CO)及び炭化水素(HC)を酸化する。酸化触媒42は、何れも図示しない筒内インジェクタのポスト噴射や排気管インジェクタの排気管噴射によって未燃状態のHCが供給されると、これを酸化して排気温度を上昇させる。
フィルタ43は、例えば、多孔質性の隔壁で区画された多数のセルを排気の流れ方向に沿って配置し、これらセルの上流側と下流側とを交互に目封止して形成されている。フィルタ43は、排気ガス中の粒子状物質(以下、PM)を隔壁の細孔や表面に捕集すると共に、PM堆積量が所定の上限閾値に達すると、これを燃焼除去するフィルタ再生が実施される。
後段後処理装置41は、排気上流側から順に、尿素水添加装置44と、SCR触媒48とを備えている。
尿素水添加装置44は、尿素水を貯留する尿素水タンク45と、尿素水タンク45から尿素水を汲み上げる尿素水ポンプ46と、排気通路14内に尿素水を添加する尿素水添加ノズル47とを備えている。尿素水添加ノズル47から排気通路14内に噴射された尿素水は、分解されてアンモニア(NH3)となり、下流側のSCR触媒48に還元剤として供給される。
SCR触媒48は、例えば多孔質セラミック担体にゼオライト等を担持して形成されている。SCR触媒48は、尿素水添加ノズル47から還元剤として供給されるNH3を吸着すると共に、吸着したNH3で通過する排気ガス中からNOxを選択的に還元浄化する。
また、SCR触媒48は、ケーシング49に収容されている。ケーシング49は、排気上流側から順に、その入口側をSCR触媒48の上流側の排気通路14に接続された拡径部49Aと、その内部にSCR触媒48を収容する収容部49Bと、その出口側をSCR触媒48の下流側の排気通路14に接続された縮径部49Cとを備えている。
凝縮水噴射装置50は、凝縮水通路51と、凝縮水を貯留する凝縮水タンク52と、凝縮水タンク52から凝縮水を汲み上げる凝縮水ポンプ53と、凝縮水噴射ノズル54とを備えている。
凝縮水通路51は、一端の流入口51Aがインタークーラ16の下流側近傍の吸気通路13に接続されており、他端の流出口51Bが凝縮水噴射ノズル54と接続されている。凝縮水噴射ノズル54は、ケーシング49の拡径部49Aに設けられており、SCR触媒48に凝縮水を直接噴射する。
ここで、凝縮水は、エンジン10の運転中、特に低圧EGR装置34の使用時に、低圧EGRガスがインタークーラ16に冷却されて露点温度(例えば約35〜45℃)以下となり、低圧EGRガス中の水蒸気が水(凝縮水)となることにより、インタークーラ16の下流側近傍の吸気通路13内に多く発生する。ここで、低圧EGRガスにはNOxが含まれているため、NOxが凝縮水に溶け込むことにより、凝縮水には硝酸(HNO3)が含まれている。
図2に示すように、凝縮水噴射ノズル54は、拡径部49AからSCR触媒48における上流側端面の中心部に向けられており、凝縮水は凝縮水噴射ノズル54から還元浄化反応の高いSCR触媒48における上流側の中心部に均一に噴射される。インタークーラ16から吸気通路13内に生じた凝縮水は硝酸を含んでいるため、硝酸とSCR触媒48内のNOとの反応によってNO2が生成されて、SCR触媒48内のNO2の比率が増加することにより、ファストSCRリアクションを促進させることができる。
図1に戻り、エンジン回転数センサ90は、エンジン10の図示しないクランクシャフトからエンジン回転数Neを検出する。アクセル開度センサ91は、図示しないアクセルペダルの踏み込み量に応じたエンジン10の燃料指示噴射量Qを指示する。
ブースト圧センサ92は、吸気通路13内のブースト圧(過給圧)を検出する。MAFセンサ93は、エアクリーナ15から吸気通路13に導入される吸入空気流量qAirを検出する。排気温度センサ94は、前段後処理装置40を通過してSCR触媒48に流入する排気温度(以下、SCR入口排気温度)T_SCR_inを検出する。
上流NOxセンサ95及び下流NOxセンサ96は、例えば、2セル式等のNOxセンサであって、O2濃度及びNOx濃度NOx_Sを検出する。これら各センサ90〜96は、電子制御ユニット(以下、ECU)100と電気的に接続されている。なお、排気温度センサ94、上流NOxセンサ95及び下流NOxセンサ96の取り付け位置は図示例に限定されず、排気通路14の他の部位であってもよい。
ECU100は、エンジン10等の各種制御を行うもので、公知のCPUやROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備え構成されている。これら各種制御を行うため、ECU100には、各センサ90〜96のセンサ値が入力される。
また、図3に示すように、ECU100は、排気ガス質量流量演算部110と、SCR触媒温度推定部120と、凝縮水噴射判定部130と、凝縮水噴射量演算部140と、凝縮水噴射ノズル制御部150とを一部の機能要素として有する。これら各機能要素は、一体のハードウェアであるECU100に含まれるものとして説明するが、これらのいずれか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
排気ガス質量流量演算部110は、アクセル開度センサ91から入力されるエンジン10の燃料指示噴射量Q及びMAFセンサ93から入力される吸入空気流量qAirに基づいて、排気ガスの質量流量(以下、排気ガス質量流量qm_Ex)を演算する。より詳しくは、排気ガス質量流量演算部110は、燃料指示噴射量Qと吸入空気流量qAirとを加算演算することにより、排気ガス質量流量qm_Exを演算する。
SCR触媒温度推定部120は、排気温度センサ94から入力されるSCR入口排気温度T_SCR_inに基づいて、SCR触媒温度T_SCRを推定する。SCR触媒温度T_SCRは、排気温度センサ94のセンサ値に基づいた推定値に限定されず、さらにSCR触媒48の下流側に排気温度センサを備えていれば、これら各センサ値の平均値等から推定してもよい。
凝縮水噴射判定部130は、以下の2条件が成立した際に、凝縮水噴射装置50の凝縮水噴射ノズル54から凝縮水を噴射すると判定する。(1)SCR触媒温度推定部120から入力されるSCR触媒温度T_SCRが「所定の上限閾値以下」であること。(2)SCR触媒温度T_SCRが「所定の下限閾値以上」であること。
条件(1)について、所定の上限閾値は、例えば、ファストSCRリアクションの起こる温度の上限値に設定される。SCR触媒温度T_SCRが上限閾値以下の場合には、スタンダードSCRリアクション(Standard SCR Reaction:4NH3+4NO+O2→4N2+6H2O)及びスロウSCRリアクション(Slow SCR Reaction:8NH3+6NO2→7N2+12H2O)の反応速度は比較的遅いため、凝縮水をSCR触媒48に噴射することで、SCR触媒48内のNO2の比率が増加することにより、ファストSCRリアクションを促進させることができる。一方、SCR触媒温度T_SCRが上限閾値より大きい場合には、凝縮水をSCR触媒48に噴射すると、NO2の比率が過大となり、その結果、NOx浄化率が低下する。
条件(2)について、所定の下限閾値は、例えば、SCR触媒48の活性温度の下限値に設定される。SCR触媒温度T_SCRが下限閾値より小さい場合には、SCR触媒48が未活性であるため、凝縮水をSCR触媒48に噴射しても反応が促進されず、また、SCR触媒温度T_SCRの上昇が妨げられるため、SCR触媒48が活性温度とならずに、その結果、NOx浄化率が低下する。
凝縮水噴射量演算部140は、凝縮水噴射判定部130により凝縮水噴射ノズル54から凝縮水を噴射すると判定された場合に、SCR触媒温度推定部120から入力されるSCR触媒温度T_SCR、排気ガス質量流量演算部110から入力される排気ガス質量流量qm_Ex及び上流NOxセンサ95から入力される上流NOx濃度NOx_Sに基づいて、噴射すべき凝縮水の噴射量(以下、凝縮水噴射量)を演算する。
より詳しくは、ECU100のメモリには、予め実験等により作成した、SCR触媒温度T_SCRとSCR触媒48内のアンモニア吸着量STとの相関関係を規定するアンモニア吸着量マップM1が記憶されている。凝縮水噴射量演算部140は、アンモニア吸着量マップM1からSCR触媒温度T_SCRに応じたアンモニア吸着量STを読み取る。そして、凝縮水噴射量演算部140は、排気ガス質量流量qm_Exと、アンモニア吸着量STと、上流NOx濃度NOx_Sとの関係に基づいて、SCR触媒48内のNO及びNO2の比が略1対1となるような凝縮水噴射量を演算する。
なお、排気ガス質量流量qm_Ex、アンモニア吸着量ST、上流NOx濃度NOx_Sと、NO及びNO2の比が略1対1となるような凝縮水噴射量との関係については、予め実験的に把握することができる。また、凝縮水噴射量は、上記各値に基づいて参照されるマップ又は上記各値を入力値として含むモデル式等によって演算されてもよい。さらに、上流NOx濃度NOx_Sは、エンジン回転数Ne及び燃料指示噴射量Qに基づくエンジン10の運転状態に応じて参照されるマップにより推定してもよい。
凝縮水噴射ノズル制御部150は、凝縮水噴射量演算部140から入力される噴射すべき凝縮水噴射量に基づいて、凝縮水噴射ノズル54を制御する制御信号を生成し、当該制御信号を凝縮水噴射ノズル54に出力して、凝縮水噴射ノズル54を制御する。これにより、凝縮水噴射ノズル54から噴射される凝縮水噴射量が制御される。
次に、ECU100が実行する凝縮水噴射処理を図4に示すフローチャートに基づいて説明する。本制御は、エンジン10の始動時(例えばエンジン10のイグニッションキーオン操作時)に開始され、所定時間毎に繰り返し実行される。
ステップS100では、SCR触媒温度推定部120から入力されるSCR触媒温度T_SCRが上限閾値以下であるか否かが判定される。SCR触媒温度T_SCRが上限閾値以下であれば(肯定)、本制御はステップS110に進む。一方、否定の場合、すなわち、SCR触媒温度T_SCRが上限閾値より大きければ、本制御はリターンされる。
ステップS110では、SCR触媒温度T_SCRが下限閾値以上であるか否かが判定される。SCR触媒温度T_SCRが下限閾値以上であれば(肯定)、本制御はステップS120に進む。一方、否定の場合、すなわち、SCR触媒温度T_SCRが下限閾値より小さければ、本制御はリターンされる。
ステップS120及びS130では、凝縮水噴射処理が実行される。すなわち、ステップS120では、SCR触媒温度T_SCR、排気ガス質量流量演算部110から入力される排気ガス質量流量qm_Ex及び上流NOxセンサ95から入力される上流NOx濃度NOx_Sに基づいて、噴射すべき凝縮水噴射量が算出される。ステップS130では、噴射すべき凝縮水噴射量の凝縮水が凝縮水噴射ノズル54から噴射される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、凝縮水噴射判定部130により凝縮水噴射ノズル54から凝縮水を噴射すると判定された場合に、硝酸を含んだ凝縮水を凝縮水噴射ノズル54からSCR触媒48に噴射することで、SCR触媒48内のNO2の比率が増加してファストSCRリアクションが促進され、図5中における、凝縮水が噴射されていない特性線Aで示されるNOx浄化率が、特性線Bで示されるNOx浄化率に上昇する。これにより、SCR触媒48のNOx浄化率を効果的に向上することができる。
また、凝縮水通路51、凝縮水タンク52、凝縮水ポンプ53及び凝縮水噴射ノズル54を設けることで、インタークーラ16から吸気通路13内に生じた凝縮水を有効に利用して、SCR触媒48のNOx浄化率を効果的に向上することができる。さらに、SCR触媒温度T_SCR及び排気ガス質量流量qm_Exを考慮して噴射すべき凝縮水噴射量を演算することで、SCR触媒温度T_SCRが大幅に低下することを防止することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、図6に示すように、凝縮水噴射装置50の代わりに、硝酸アンモニウム(NH4NO3)等の硝酸化合物を含む水溶液(流体)を有する専用の水溶液タンク61と、水溶液タンク61から水溶液を汲み上げる水溶液ポンプ62と、凝縮水噴射ノズル54と同様の水溶液噴射ノズル63とを備える水溶液噴射装置60を有してもよい。この場合、水溶液噴射装置60の水溶液噴射ノズル63が硝酸化合物を含む水溶液をSCR触媒48に噴射してSCR触媒48内で硝酸を生成することで、凝縮水噴射装置50の場合と同様に、SCR触媒48内のNO2の比率が増加することにより、ファストSCRリアクションを促進させることができる。また、凝縮水噴射装置50及び水溶液噴射装置60の双方を有してもよい。
また、排気ガス質量流量qm_Exは、燃料指示噴射量Qと吸入空気流量qAirとを加算演算するものに限定されず、排気ガス流量センサにより取得してもよく、この他種々の方法により取得してもよい。
さらに、凝縮水通路51は、一端の流入口51Aがインタークーラ16の下流側近傍の吸気通路13に接続されるものに限定されず、高圧EGRクーラ32の下流側近傍の高圧EGR通路31又は低圧EGRクーラ36の下流側近傍の低圧EGR通路35に接続されていてもよく、クーラ部16,32,36の近傍の通路に接続されていればよい。
さらに、条件(1)及び(2)の2条件が成立した場合に、凝縮水噴射装置50の凝縮水噴射ノズル54から凝縮水を噴射すると判定するものに限定されず、条件(1)又は条件(2)のいずれかの条件が成立した場合であってもよい。
さらに、凝縮水噴射判定部130は、SCR触媒温度推定部120から入力されるSCR触媒温度T_SCRに基づいて凝縮水噴射装置50の凝縮水噴射ノズル54から凝縮水を噴射すると判定するものに限定されず、排気温度センサ94から入力されるSCR入口排気温度T_SCR_inに基づいて判定してもよい。
10 エンジン
13 吸気通路
14 排気通路
48 SCR触媒(還元触媒)
50 凝縮水噴射装置(流体供給手段)
51 凝縮水通路(流体通路)
54 凝縮水噴射ノズル(流体噴射手段)
60 水溶液噴射装置(流体供給手段)
94 排気温度センサ
95 上流NOxセンサ(窒素化合物濃度取得手段)
100 ECU
110 排気ガス質量流量演算部(排気ガス質量流量取得手段)
120 SCR触媒温度推定部(触媒温度推定手段)
130 凝縮水噴射判定部
140 凝縮水噴射量演算部(流体供給量演算手段)
150 凝縮水噴射ノズル制御部(制御手段)
13 吸気通路
14 排気通路
48 SCR触媒(還元触媒)
50 凝縮水噴射装置(流体供給手段)
51 凝縮水通路(流体通路)
54 凝縮水噴射ノズル(流体噴射手段)
60 水溶液噴射装置(流体供給手段)
94 排気温度センサ
95 上流NOxセンサ(窒素化合物濃度取得手段)
100 ECU
110 排気ガス質量流量演算部(排気ガス質量流量取得手段)
120 SCR触媒温度推定部(触媒温度推定手段)
130 凝縮水噴射判定部
140 凝縮水噴射量演算部(流体供給量演算手段)
150 凝縮水噴射ノズル制御部(制御手段)
Claims (5)
- エンジンの排気通路に設けられ、前記エンジンから排出される排気ガス中の窒素化合物を還元浄化する還元触媒と、
硝酸化合物を含む流体を前記還元触媒に供給可能な流体供給手段と、
前記還元触媒の触媒温度を推定する触媒温度推定手段と、
前記触媒温度に基づいて前記流体供給手段を制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、前記触媒温度がファストSCRリアクションの起こる温度である場合に、前記流体供給手段を制御して前記流体を前記還元触媒に供給する
ことを特徴とする排気浄化システム。 - 前記制御手段は、前記触媒温度が前記還元触媒の活性温度である場合に、前記流体供給手段を制御して前記流体を前記還元触媒に供給する
ことを特徴とする請求項1に記載の排気浄化システム。 - 前記流体供給手段は、
前記還元触媒の上流側の中心部に前記流体を噴射する流体噴射手段と、
前記エンジンの吸気通路に一端が、前記流体噴射手段に他端が接続された流体通路と
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の排気浄化システム。 - 前記流体通路の一端の流入口は、インタークーラの下流側の前記吸気通路に接続されており、前記流体噴射手段は、前記還元触媒の上流側の中心部に向けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の排気浄化システム。 - 前記排気ガスの質量流量を取得する排気ガス質量流量取得手段と、
前記排気ガス中の窒素化合物濃度を取得する窒素化合物濃度取得手段と、
前記触媒温度、前記排気ガスの質量流量及び前記窒素化合物濃度に基づいて、前記還元触媒に供給すべき前記流体の供給量を演算する流体供給量演算手段と
を備えることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の排気浄化システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017039679A JP2018145832A (ja) | 2017-03-02 | 2017-03-02 | 排気浄化システム |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017039679A Pending JP2018145832A (ja) | 2017-03-02 | 2017-03-02 | 排気浄化システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018145832A (ja) |
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2017
- 2017-03-02 JP JP2017039679A patent/JP2018145832A/ja active Pending
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