JP2018145342A - 発泡性熱可塑性樹脂粒子、およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】グラファイトを含有する発泡性熱可塑性樹脂粒子であって、前記グラファイトの含有量が2〜8重量%であり、前記グラファイトの平均粒径が2〜9μmであり、単位面積あたりの、最大径2.0μm以上、かつ、前記最大径に対して垂直方向の最大厚みが1.0μm以上であるグラファイト集合体の個数が0.025個/μm2以下である、発泡性熱可塑性樹脂粒子。
【選択図】なし
Description
(a)単位面積あたりの、最大径2.0μm以上、かつ、前記最大径に対して垂直方向の最大厚みが1.0μm以上であるグラファイト集合体の個数が0.025個/μm2以下である。
(b)全グラファイト中の、最大径2.0μm以上、かつ、前記最大径に対して垂直方向の最大厚みが1.0μm以上であるグラファイト集合体の面積率が30%以下である。
式(1):Mmin≦M≦80[重量%]
(ここで、上記式(1)において、2≦D50<5のときMmin=41であり、5≦D50≦9のときMmin=419×C1.34である。Mは混合物100重量%におけるグラファイトの含有量[重量%]、Cはグラファイトの嵩密度[g/cm3]、D50はグラファイトの平均粒径[μm]を示す。)
前記グラファイト含有マスターバッチおよび熱可塑性樹脂を押出機で溶融混練する工程を含み、前記発泡性熱可塑性樹脂粒子が、前記グラファイトの含有量が2〜8重量%であり、前記グラファイトの平均粒径が2〜9μmであり、次の(a)または(b)を満たす、発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法(以下、「本発明の発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法」と称することがある。)に関する。
(a)単位面積あたりの、最大径2.0μm以上、かつ、前記最大径に対して垂直方向の最大厚みが1.0μm以上であるグラファイト集合体の個数が0.025個/μm2以下である、
(b)全グラファイト中の、最大径2.0μm以上、かつ、前記最大径に対して垂直方向の最大厚みが1.0μm以上であるグラファイト集合体の面積率が30%以下である。
前記熱可塑性樹脂粒子を水中に懸濁させて発泡剤を含浸させる工程をさらに備えることが好ましい。
本発明の発泡性熱可塑性樹脂粒子は、熱可塑性樹脂、および、平均粒径2〜9μmのグラファイトを含有する。
本発明の発泡性熱可塑性樹脂粒子に使用される熱可塑性樹脂は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリスチレン(PS)、スチレン−アクリロニトリル共重合体(AS)、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体(耐熱PS)、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体(HIPS)、N−フェニルマレイミド−スチレン−無水マレイン酸の三次元共重合体及び、それとASとのアロイ(IP)などのスチレン系樹脂;ポリメチルメタクリレート、ポリアクリロニトリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂などのビニル系樹脂;ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン3元共重合体、シクロオレフィン系(共)重合体などのポリオレフィン系樹脂及びこれらに分岐構造、架橋構造を導入してレオロジーコントロールされたポリオレフィン系樹脂;ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、MXDナイロンなどのポリアミド系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアリレート、ポリカーボネートなどのポリエステル系樹脂、ポリ乳酸などの脂肪族ポリエステル系樹脂;ポリフェニレンエーテル系樹脂(PPE)、変性ポリフェニレンエーテル系樹脂(変性PPE)、ポリオキシメチレン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、芳香族ポリエーテル系樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂などのエンジニアリングプラスチック、などが挙げられる。これらは単独で使用しても良いし、2種以上を混合して使用しても良い。これらの中でも、安価で、且つ、発泡成形が容易な発泡性樹脂粒子が得られる点から、スチレン系樹脂が好ましい。
本発明の発泡性熱可塑性樹脂粒子では、平均粒径2〜9μmのグラファイトを含有する。
本発明のグラファイト含有発泡性熱可塑性樹脂粒子は、グラファイトの粗大粒子が低減され、グラファイトの分散性が向上していることから、従来品よりも非常に高いレーザー散乱強度を示す。レーザー散乱強度が高いことは、光の散乱量、すなわちグラファイトの輻射伝熱抑制性能が高いことを示すため、発泡成形体とした場合に熱伝導率が低減する。
本発明の発泡性熱可塑性樹脂粒子で用いられる発泡剤は、特に限定されないが、発泡性と製品ライフのバランスが良く、実際に使用する際に高倍率化しやすい観点から、揮発性発泡剤が好ましく、炭素数4〜6の炭化水素がより好ましい。発泡剤の炭素数が4以上であると揮発性が低くなり、発泡性熱可塑性樹脂粒子から発泡剤が逸散しにくくなるため、実際に使用する際に発泡工程で発泡剤が十分に残り、十分な発泡力を得ることが可能となり、高倍率化が容易となるため好ましい。また、炭素数が6以下であると、発泡剤の沸点が高すぎないため、予備発泡時の加熱で十分な発泡力を得やすく、高発泡化が易しい傾向となる。炭素数4〜6の炭化水素としては、例えばノルマルブタン、イソブタン、ノルマルペンタン、イソペンタン、ネオペンタン、シクロペンタン、ノルマルヘキサン、又はシクロヘキサン等の炭化水素が挙げられる。これらは1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。中でも、炭素数4の炭化水素および/または炭素数5の炭化水素が含まれることがさらに好ましい。特に高倍率化が容易であることから、発泡剤が、炭素数4〜6の炭化水素の群から選択される少なくとも2種を含み、少なくとも2種のうち1種が炭素数4または5の炭化水素であることが好ましい。
本発明の発泡性熱可塑性樹脂粒子で用いられる難燃剤としては、特に限定されず、従来から発泡成形体に用いられる難燃剤をいずれも使用できるが、その中でも、難燃性付与効果が高い臭素系難燃剤が望ましい。臭素系難燃剤としては、例えば、2,2−ビス[4−(2,3−ジブロモ−2−メチルプロポキシ)−3,5−ジブロモフェニル]プロパン(別名:テトラブロモビスフェノールA−ビス(2,3−ジブロモ−2−メチルプロピルエーテル))、又は2,2−ビス[4−(2,3−ジブロモプロポキシ)−3,5−ジブロモフェニル]プロパン(別名:テトラブロモビスフェノールA−ビス(2,3−ジブロモプロピルエーテル))等の臭素化ビスフェノール系化合物、テトラブロモシクロオクタン、トリス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレート、臭素化スチレン・ブタジエンブロック共重合体、臭素化ランダムスチレン・ブタジエン共重合体、又は臭素化スチレン・ブタジエングラフト共重合体等の臭素化ブタジエン・ビニル芳香族炭化水素共重合体(例えば、特表2009−516019号公報に開示されている)等が挙げられる。これら臭素系難燃剤は1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の発泡性熱可塑性樹脂粒子においては、さらに、熱安定剤を併用することによって、製造工程における臭素系難燃剤の分解による難燃性の悪化及び発泡性熱可塑性樹脂粒子の劣化を抑制することができる。
本発明の発泡性熱可塑性樹脂粒子においては、ラジカル発生剤をさらに含有することにより、臭素系難燃剤と併用することによって、高い難燃性能を発現することができる。
本発明の発泡性熱可塑性樹脂粒子は、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、輻射伝熱抑制剤、加工助剤、耐光性安定剤、造核剤、発泡助剤、帯電防止剤、及び顔料等の着色剤よりなる群から選ばれる1種以上のその他添加剤を含有していてもよい。
本発明において、粗大粒子を減少させる手段としては、例えば撹拌機やスクリュの選定等による混練性能の向上や、熱可塑性樹脂とグラファイトの親和性の向上等であってもよい。熱可塑性樹脂とグラファイトの親和性の向上手段の具体例としては、グラファイトの表面処理や、適切な分散剤の添加等であってもよい。また、予めグラファイトを高濃度で存在させた状況下で熱可塑性樹脂と混練して、グラファイト含有マスターバッチを調製することが好ましい。具体的には、次の式(1)を満たす、グラファイトおよび熱可塑性樹脂を含有する混合物を二軸の攪拌機を備えた混練装置で攪拌してグラファイト含有マスターバッチを調製することが好ましい。式(1):Mmin≦M≦80[重量%]
ここで、上記式(1)において、2≦D50<5のとき、Mmin=41であり、5≦D50≦9のとき、Mmin=419×C1.34である。Mは混合物100重量%におけるグラファイトの含有量[重量%](以下、「グラファイト含有量M」と称することがある。)を示し、Cはグラファイトの嵩密度[g/cm3]を示す。
式(2):Mmin2≦M≦80[重量%]
式(3):61≦M≦80[重量%]
(ここで、上記式(2)において、2≦D50<7.5のときMmin2=51であり、7.5≦D50≦9のときMmin2=419×C1.34である。Cはグラファイトの嵩密度[g/cm3]を示す。)
混合物には、上述の熱可塑性樹脂およびグラファイトの他に、添加剤を配合してもよい。例えば、離型剤、可塑剤、分散剤、滑剤等が挙げられる。とくに、二軸の撹拌機を備えた混練装置からの離型のしやすさ等の理由で、エチレンビスステアリン酸アミド等を加えても良い。
本発明の発泡性熱可塑性樹脂粒子は、従来公知の予備発泡工程、例えば、加熱水蒸気によって10〜110倍に発泡させて予備発泡樹脂粒子とし、必要に応じて一定時間養生させた後、成形に使用される。得られた予備発泡樹脂粒子は、従来公知の成形機を用い、水蒸気によって成形(例えば型内成形)されて発泡成形体が作製される。使用される金型の形状により、複雑な形の型物成形体やブロック状の成形体を得ることができる。
本発明の発泡性熱可塑性樹脂粒子を用いて得られる発泡成形体は、長期間経過後の熱伝導率を低くすることができるため、床、壁、屋根等に用いられる建築用断熱材、魚等の水産物を輸送する箱や野菜等の農産物を輸送する箱などの農水産箱、浴室用断熱材及び貯湯タンク断熱材のような各種用途に使用できる。
一般的に熱伝導率の測定平均温度が大きい方が熱伝導率の値は大きくなることが知られており、断熱性を比較するためには測定平均温度を定める必要がある。本明細書では発泡プラスチック保温材の規格であるJIS A9511:2006Rで定められた23℃を基準に採用している。すなわち、発泡成形体の中心温度23℃での熱伝導率を測定した。
長期間後において発泡剤が空気に置き換わった場合の熱伝導率Bを評価するためにスチレン系樹脂発泡成形体から熱伝導率測定サンプルを切り出し、サンプルを50℃温度下で30日間静置し、さらに23℃の温度下にて24時間静置した後、熱伝導率Bを測定した。
容量200mlのメスシリンダーを直立から30°傾けた状態で、これにグラファイト145〜155mlをさじを用いて徐々に投入した。次にメスシリンダーを垂直に立てた状態で3cmの高さから30回落下させ、以後30回落下させる間のグラファイトの体積変化が0.5ml未満となるまでこの操作を繰り返した後、グラファイトの質量および体積を測定した。このとき、グラファイトの嵩密度は以下の式にて計算した。
発泡性スチレン系樹脂粒子を約10mg採取しサンプルとした。このサンプルを、熱分析システム:EXSTAR6000を備えた熱重量測定装置(エスアイアイ・ナノテクノロジー(株)製、TG/DTA 220U)を用いて、下記I〜IIIを連続で実施し、IIIにおける重量減少量をグラファイト重量とし、試験片重量に対するパーセントで表した。
I. 200mL/分の窒素気流下で40℃から600℃まで20℃/分で昇温した後600℃で10分保持、
II. 200mL/分の窒素気流下で600℃から400℃まで10℃/分で降温した後400℃で5分保持、
III.200mL/分の空気気流下で400℃から800℃まで20℃/分で昇温した後800℃で15分保持。
(1)試料溶液調整条件
(a)測定対象が、発泡性スチレン系樹脂粒子の場合
試料500mgを0.1%(w/w)スパン80トルエン溶液20mLに溶解・分散させた。
グラファイト20mg及びスチレン系樹脂(A)480mgを0.1%(w/w)スパン80トルエン溶液20mLに溶解・分散させた。
グラファイトマスターバッチ40mgを0.1%(w/w)スパン80トルエン溶液20mLに溶解・分散させた。
使用装置 :アズワン株式会社製 超音波洗浄器 型番USM
発振周波数:42kHz
照射時間 :10分
温度 :室温。
測定装置 :マルバーン社製 レーザー回折式粒度分布測定装置 マスターサイザー3000
光源 :632.8nm赤色He−Neレーザー及び470nm青色LED
分散ユニット:湿式分散ユニット Hydro MV
以下の設定で分析を実施し、ISO13320:2009,JIS Z8825:2013に準拠したMie理論に基づくレーザー回折・散乱法による測定・解析により、体積分布を求め、サンプル中のグラファイトの平均粒径D50を算出した。
粒子の種類 :非球形
グラファイト屈折率 :2.42
グラファイト吸収率 :1.0
分散媒体 :0.1%(w/w)スパン80トルエン溶液
分散媒体の屈折率 :1.49
分散ユニット中の撹拌数:2500rpm
解析モデル :汎用、単一モードを維持
測定温度 :室温。
0.1%(w/w)スパン80トルエン溶液120mLを分散ユニットに注入し、2500rpmで撹拌し、安定化させた。測定セルに試料溶液サンプルが存在せず、分散媒体のみの状態で632.8nm赤色He−Neレーザー光を照射した際の中央検出器で測定された光の強度を透過光の強度Lbとした。次いで、超音波処理した試料溶液を2mL採取し、分散ユニットに追加した。試料溶液を追加して1分後の632.8nm赤色He−Neレーザー光を照射した際の中央検出器で測定された光の強度を透過光の強度Lsとした。また、同時にD50を測定した。得られたLs及びLbより、以下の式で試料溶液のレーザー散乱強度Obを算出した。
中央検出器はレーザー光の出力に対して対向した正面に位置する検出部であり、ここで検出される光が散乱に使用されなかった透過光の尺度である。レーザー散乱強度とは、解析装置のレーザーに試料を散乱させた際に失われるレーザー光の量の尺度である。
以下の式にて、発泡性スチレン系樹脂粒子単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度を算出した。
以下の式にて、発泡性スチレン系樹脂粒子中に含有されるグラファイト単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度を算出した。
以下の式にて、混練前のグラファイトとスチレン系樹脂との混合物の単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度を算出した。
以下の式にて、混練前のグラファイト、即ち原材料グラファイト単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度を算出した。
(9)グラファイトマスターバッチ単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度の算出
以下の式にて、グラファイトマスターバッチ単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度を算出した。
以下の式にて、グラファイトマスターバッチ中のグラファイト単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度を算出した。
ここではSEM観察により、グラファイトの大きさを把握するために径に加え、厚みを評価する。これらを同時に評価するためには、グラファイトを側面から観察する必要がある。そこで本発明では、まず発泡成形体などの試料を溶融・圧縮することでフィルム状のプレス品を作製することで、グラファイトをプレスした面に平行に配向させる。次に、作製したフィルム状のプレス品から試料切片を切り出すと、その断面の観察によりグラファイトを側面から観察でき、グラファイトの径および厚みを測定できる。以下にその詳細を示す。
以下でプレス品とする試料は発泡成形体、発泡性樹脂粒子、予備発泡粒子のいずれかであればよい。試料の重量は0.2gとした。また、以下では均一な厚みのプレス品を得るために、ステンレス製の50μm厚スペーサーを使用した。試料を前記スペーサーとともに、150mm×150mm×0.2mmのポリイミド製フィルム2枚で挟み、これを上板200℃/下板205℃で十分予熱されたプレス機に置いて、プレス機の上板と下板との間隔を2mmとした状態で2分間保持し、試料を十分溶融・脱泡した。次にプレスにより50kgf/cm2まで加圧し、2分間保持することでフィルム状のプレス品を得た。ここでプレス品において、プレス機の上板側の面を表、下板側の面を裏と称する。次にプレス品をポリイミド製フィルムで挟んだまま、前記プレス機とは別の室温のプレス機で50kgf/cm2まで加圧し、室温まで冷却した。ここで室温は10〜30℃を目安とし、室温までの冷却に要する時間の目安は5分である。冷却したプレス品をポリイミド製フィルムから剥がし、以下の(2)に進んだ。
(2)SEM観察用試料の作製
SEM観察用試料を以下の手順に沿って作製した。
・前記プレス品の中心を含むように5mm×5mmで切り出して試料切片を得た。
・前記試料切片の表裏に保護剤として熱硬化性樹脂を塗布した。
・90℃にて30分以上加熱し、熱硬化性樹脂を固化させた。
・前記試料切片の断面をサンドペーパー(#2000)にて鏡面研磨した(以後、この断面を「研磨断面」と称する。)。
・前記研磨断面の仕上げを行うため、装置としてGatan製Ilion+もしくはこれに準じるものを用い、液体窒素冷却をしながら加速電圧6kVにて前記研磨断面をブロードイオンビーム加工した。
・最後に白金の蒸着にて前記研磨断面に導電性処理を施し、SEM観察用試料とした。
前記研磨断面を電界放出型走査電子顕微鏡(FE−SEM)にて観察し、SEM観察画像を得た。装置にはZeiss製UltraPlusもしくはこれに準じる解像度をもつものを用いた。観察条件は、加速電圧5kV、SE2検出器、観察倍率5000倍とし、このときSEM観察画像1枚あたりに写る前記研磨断面の大きさは23μm×16μmであった。観察領域は、前記研磨断面内において、プレス品の厚み方向中央の位置からプレス品の表裏の方向にそれぞれ20μm以内の領域とした。撮影枚数については、グラファイトの総数が300個以上となるように、前記観察領域から無作為に選んだ異なる撮影位置から少なくとも5枚以上取得した。
全グラファイト中の粗大粒子の面積率[%]=全粗大粒子の面積[μm2]/全グラファイト面積[μm2]×100
ここで上記の定義により、単位面積あたりの粗大粒子の個数、および全グラファイト中の粗大粒子の面積率は、いずれも少ないほどグラファイトの分散性が良いことを指す。尚、単位面積[μm2]は、SEM観察画像についての単位面積ではなく、SEM観察画像中のグラファイトについての単位面積を言い、すなわちSEM観察画像中のグラファイトの合計面積1μm2を指す。全粗大粒子の個数は、前記観察条件・観察領域・撮影枚数の全てのSEM観察画像中の、粗大粒子の個数の合計を指す。グラファイトの面積はグラファイトの最大径と最大厚みの積で定義した。粗大粒子の面積についても、同様に粗大粒子の最大径と最大厚みの積で定義した。全グラファイト面積は、前記観察条件・観察領域・撮影枚数の全てのSEM観察画像中の、全てのグラファイトの面積についての和と定義した。同様に、全粗大粒子の面積は、前記観察条件・観察領域・撮影枚数の全てのSEM観察画像中の、全ての粗大粒子の面積の和と定義した。
臭素の含有量は、酸素フラスコ燃焼法を行った後、イオンクロマト法(以下、IC法と称する)により、臭素の定量分析を行って求めた。
導火部を有する濾紙の中央に、試料(スチレン系樹脂発泡成形体5mg)を置き、導火部を固定したまま濾紙を縦方向に三つ折りした。その後、濾紙を横方向に三つ折りにし、試料を包含した濾紙を、500mlの燃焼フラスコの共栓部(ガラス栓)に取り付けた白金バスケットに入れた。他方、燃焼フラスコの三角フラスコには、25mlの吸収液(飽水ヒドラジン1滴を滴下した超純水)を入れ、さらに酸素を満たしておいた。
酸素フラスコ燃焼法により得られた吸収液に対して、IC法により臭素イオン量を測定した。
使用装置 :ダイオネクス社製、ICS−2000
カラム :IonPac AG18、AS18(4mmφ×250mm)
溶離液 :KOHグラジエント(溶離液ジェネレータ使用)
容離液流量:1.0ml/分
試料注入量:50μl
検出器 :電気伝導度検出器
試料中の臭素濃度は、下式を用いて算出した。
(発泡倍率の測定及び発泡性能、成形性能の評価)
スチレン系樹脂発泡成形体から、熱伝導率の測定の場合と同様に、長さ300mm×幅300mm×厚さ25mmのサンプルを切り出した。サンプルの重量(g)を測定すると共に、ノギスを用いて、縦寸法、横寸法、厚さ寸法を測定した。測定された各寸法からサンプルの体積(cm3)を計算し、下記計算式に従って発泡倍率を算出した。
なお、前述したように、スチレン系樹脂発泡成形体の発泡倍率「倍」は慣習的に「cm3/g」でも表されている。
作製された発泡成形体に対して、60℃温度下にて48時間静置し、さらに23℃温度下にて24時間静置した後、JIS K7201に準じて、酸素指数を測定した。
発泡倍率50倍のスチレン系樹脂発泡成形体をカミソリで切削し、その断面を光学顕微鏡(キーエンス社製 DIGITAL MICROSCOPE VHX−900)を用いて、観察倍率100倍で写真を撮影する。その断面内に存在する発泡粒子の中心部1000μm×1000μm四方の範囲内に存在するセル数をカウントする。そのセル数を用い、以下の式に基づき、セル径を算出した。
セル径(μm)=2×[1000μm×1000μm/(セル数×円周率)]0.5
上記の操作を、スチレン系樹脂発泡成形体の断面内に存在する発泡粒子5個について実施し、得られた5つのセル径の平均値を平均セル径とした。
(A)スチレンホモポリマー[PSジャパン(株)製、680]
(グラファイト)
(B1)グラファイト[(株)丸豊鋳材製作所製、鱗片状黒鉛SGP−40B]
平均粒径D50:5.8μm
グラファイト単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度:4.0{%/(mg/ml)}/重量%
(B2)グラファイト[(株)中越黒鉛工業所製、鱗状黒鉛BF−3AK]
平均粒径D50:3.2μm
グラファイト単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度:5.8{%/(mg/ml)}/重量%
(B3)グラファイト[日本黒鉛工業(株)製、鱗片状黒鉛UCP]
平均粒径D50:13.3μm
グラファイト単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度:3.6{%/(mg/ml)}/重量%。
(C1)2,2−ビス[4−(2,3−ジブロモ−2−メチルプロポキシ)−3,5−ジブロモフェニル]プロパン[第一工業製薬(株)製、SR−130、臭素含有量=66重量%]。
(D1)テトラキス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジルオキシカルボニル)ブタン[(株)ADEKA製 LA−57]
(D2)ビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト[(株)ADEKA製 PEP−36]。
(E1)ノルマルペンタン[和光純薬工業(株)製、試薬品]
(E2)イソペンタン[和光純薬工業(株)製、試薬品]
(E3)イソブタン[三井化学(株)]。
(F)エチレンビスステアリン酸アミド[日油(株)製、アルフローH−50S]。
バンバリーミキサーに、スチレン系樹脂(A)49重量%、グラファイト(B1)50重量%、エチレンビスステアリン酸アミド(F)1重量%の全重量(A+B1+F)が100重量%となる様に原料投入して、5kgf/cm2の荷重をかけた状態で加温冷却を行わずに20分間溶融混練した。この際、樹脂温度を測定したところ180℃であった。ルーダーに供給して先端に取り付けられた小穴を有するダイスを通して吐出250kg/hrで押出されたストランド状の樹脂を30℃の水槽で冷却固化させた後、切断してマスターバッチ(I1)を得た。
製造例1においてスチレン系樹脂(A)を39重量%、グラファイト(B1)を60重量%へ変更した以外は)製造例1と同様の手法により、グラファイトマスターバッチ(I2)を得た。
製造例1においてスチレン系樹脂(A)を29重量%、グラファイト(B1)を70重量%へ変更した以外は製造例1と同様の手法により、グラファイトマスターバッチ(I3)を得た。
製造例1においてスチレン系樹脂(A)を49重量%、グラファイト(B2)を50重量%へ変更した以外は製造例1と同様の手法により、グラファイトマスターバッチ(I4)を得た。
製造例1においてスチレン系樹脂(A)を59重量%、グラファイト(B1)を40重量%へ変更した以外は製造例1と同様の手法により、グラファイトマスターバッチ(I5)を得た。
製造例1においてスチレン系樹脂(A)を9重量%、グラファイト(B1)を90重量%へ変更した以外は製造例1と同様の手法により、グラファイトマスターバッチ(I6)を得た。
製造例1においてスチレン系樹脂(A)を29重量%、グラファイト(B3)を70重量%へ変更した以外は製造例1と同様の手法により、グラファイトマスターバッチ(I7)を得た。
(J1)二軸押出機に、スチレン系樹脂(A)を供給して溶融混練した後、押出機途中より臭素系難燃剤(C1)、安定剤(D1)及び(D2)の混合物を供給して、さらに溶融混練した。ただし、各材料の重量比率は、(A):(C1):(D1):(D2)=70:28.5:0.6:0.9、(A)+(C1)+(D1)+(D2)=100重量%とした。押出機先端に取り付けられた小穴を有するダイスを通して、吐出300kg/hrで押出されたストランド状の樹脂を20℃の水槽で冷却固化させた後、切断して臭素系難燃剤と熱安定剤との混合物のマスターバッチを得た。このとき押出機の設定温度は170℃で実施した。マスターバッチ中の臭素含有量は18.8重量%であった。
[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]
スチレン系樹脂(A)、マスターバッチ(J1)、及びグラファイトマスターバッチ(I1)を、それぞれブレンダーに投入して、10分間ブレンドし、樹脂混合物を得た。各材料の重量比は、(A):(J1):(I1)=83.65:8.35:8.00、(A)+(J1)+(I1)=100重量%であった。
発泡性スチレン系樹脂粒子を作製し、15℃で保管してから2週間後に発泡性スチレン系樹脂粒子を予備発泡機[大開工業株式会社製、BHP−300]に投入し、0.08MPaの水蒸気を予備発泡機に導入して発泡させ、発泡倍率80倍の予備発泡粒子を得た。
得られた発泡倍率80倍の予備発泡粒子を、発泡スチロール用成形機[ダイセン工業(株)製、KR−57]に取り付けた型内成形用金型(長さ450mm×幅310mm×厚み25mm)内に充填して、0.06MPaの水蒸気を導入して型内発泡させた後、金型に水を3秒間噴霧して冷却した。スチレン系樹脂発泡成形体が金型を押す圧力が0.015MPa(ゲージ圧力)なるまでスチレン系樹脂発泡成形体を金型内に保持した後に、スチレン系樹脂発泡成形体取り出して、直方体状のスチレン系樹脂発泡成形体を得た。発泡倍率は80倍であった。
実施例1の[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スチレン系樹脂(A)84.98重量%、グラファイトマスターバッチ(I2)6.67重量%に変更した以外は、実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。
実施例1の[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スチレン系樹脂(A)85.94重量%、グラファイトマスターバッチ(I3)5.71重量%に変更した以外は、実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。
実施例1の[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スチレン系樹脂(A)83.65重量%、グラファイトマスターバッチ(I4)8.00重量%に変更した以外は、実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。
実施例1の[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スチレン系樹脂(A)75.65重量%、グラファイトマスターバッチ(I1)16.00重量%に変更した以外は、実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。
実施例1の[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スチレン系樹脂(A)81.65重量%、グラファイトマスターバッチ(I5)10.00重量%に変更した以外は、実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。
実施例1の[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スチレン系樹脂(A)87.15重量%、グラファイトマスターバッチ(I6)4.50重量%に変更した以外は、実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。
実施例1の[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スチレン系樹脂(A)85.65重量%、グラファイトマスターバッチ(I7)6.00重量%に変更した以外は、実施例1と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。
スチレン系樹脂(A)、マスターバッチ(J1)、および粉末のグラファイト(B1)を、それぞれブレンダーに投入して、10分間ブレンドし、樹脂混合物を得た。各材料の重量比は、(A):(J1):(B1)=87.65:8.35:4.00、(A)+(J1)+(B1)=100重量%であった。
比較例4の[発泡性スチレン系樹脂粒子の作製]において、スチレン系樹脂(A)87.65重量%、粉末のグラファイト(B2)4.00重量%に変更した以外は、比較例4と同様の処理によりスチレン系樹脂発泡成形体を作製した。
Claims (19)
- グラファイトを含有する発泡性熱可塑性樹脂粒子であって、
前記グラファイトの含有量が2〜8重量%であり、
前記グラファイトの平均粒径が2〜9μmであり、
単位面積あたりの、最大径2.0μm以上、かつ、前記最大径に対して垂直方向の最大厚みが1.0μm以上であるグラファイト集合体の個数が0.025個/μm2以下である、発泡性熱可塑性樹脂粒子。 - グラファイトを含有する発泡性熱可塑性樹脂粒子であって、
前記グラファイトの含有量が2〜8重量%であり、
前記グラファイトの平均粒径が2〜9μmであり、
全グラファイト中の、最大径2.0μm以上、かつ、前記最大径に対して垂直方向の最大厚みが1.0μm以上であるグラファイト集合体の面積率が30%以下である、発泡性熱可塑性樹脂粒子。 - 前記面積率が20%以下である、請求項2に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子。
- 前記発泡性熱可塑性樹脂粒子中のグラファイトの単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度が6.5{%/(mg/ml)}/重量%以上である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子。
- 前記発泡性熱可塑性樹脂粒子が発泡性スチレン系樹脂粒子である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子。
- 前記発泡性熱可塑性樹脂粒子を発泡倍率50倍の発泡成形体にし、前記発泡成形体を50℃温度下で30日間静置し、さらに23℃の温度下にて24時間静置した後、JIS A9511:2006R準拠で測定した中心温度23℃での熱伝導率が、0.0306W/mK以下である、請求項5に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子。
- 前記発泡性スチレン系樹脂粒子を発泡倍率50倍の発泡成形体とした際の、前記発泡成形体の平均セル径が100〜250μmである、請求項5,6のいずれか一項に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子を予備発泡した熱可塑性樹脂の予備発泡粒子。
- 請求項8に記載の熱可塑性樹脂の予備発泡粒子を成形した熱可塑性樹脂発泡成形体。
- グラファイトを含有する発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法において、
下記式(1)を満たす、グラファイトおよび熱可塑性樹脂を含有する混合物を二軸の撹拌機を備えた混練装置で撹拌してグラファイト含有マスターバッチを得る工程、および、
式(1):Mmin≦M≦80[重量%]
(ここで、上記式(1)において、2≦D50<5のときMmin=41であり、5≦D50≦9のときMmin=419×C1.34である。Mは混合物100重量%におけるグラファイトの含有量[重量%]、Cはグラファイトの嵩密度[g/cm3]、D50はグラファイトの平均粒径[μm]を示す。)
前記グラファイト含有マスターバッチおよび熱可塑性樹脂を押出機で溶融混練する工程を含み、
前記発泡性熱可塑性樹脂粒子が、
前記グラファイトの含有量が2〜8重量%であり、
前記グラファイトの平均粒径が2〜9μmであり、
単位面積あたりの、最大径2.0μm以上、かつ、前記最大径に対して垂直方向の最大厚みが1.0μm以上であるグラファイト集合体の個数が0.025個/μm2以下である、発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法。 - グラファイトを含有する発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法において、
下記式(1)を満たす、グラファイトおよび熱可塑性樹脂を含有する混合物を二軸の撹拌機を備えた混練装置で撹拌してグラファイト含有マスターバッチを得る工程、および、
式(1):Mmin≦M≦80[重量%]
(ここで、上記式(1)において、2≦D50<5のときMmin=41であり、5≦D50≦9のときMmin=419×C1.34である。Mは混合物100重量%におけるグラファイトの含有量[重量%]、Cはグラファイトの嵩密度[g/cm3]、D50はグラファイトの平均粒径[μm]を示す。)
前記グラファイト含有マスターバッチおよび熱可塑性樹脂を押出機で溶融混練する工程を含み、
前記発泡性熱可塑性樹脂粒子が、
前記グラファイトを2〜8重量%含有し、
前記グラファイトの平均粒径が2〜9μmであり、
全グラファイト中の、最大径2.0μm以上、かつ、前記最大径に対して垂直方向の最大厚みが1.0μm以上であるグラファイト集合体の面積率が30%以下である、発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法。 - 前記面積率が20%以下である、請求項11に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法。
- 前記発泡性熱可塑性樹脂粒子が発泡性スチレン系樹脂粒子である、請求項10〜12のいずれか一項に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法。
- 前記混合物が、
荷重:3.5kgf/cm2以上、
樹脂温度:Tg+50℃以上(ここで、Tgは、熱可塑性樹脂のガラス転移温度である)混練時間:10分以上で混練される、
請求項10〜13のいずれか一項に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法。 - 前記押出機以降に取り付けた小孔を多数有するダイスを通じて、循環水で満たされたカッターチャンバー内に発泡剤を含有する溶融物を押し出し、押し出し直後から、ダイスと接する回転カッターにより切断する工程をさらに備える、
請求項10〜14のいずれか一項に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法。 - 前記押出機以降に取り付けた小孔を複数有するダイスを通じて溶融物を押し出し、カッターにより切断して熱可塑性樹脂粒子を得る工程、および、
前記熱可塑性樹脂粒子を水中に懸濁させて発泡剤を含浸させる工程をさらに備える、
請求項10〜14のいずれか一項に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法。 - 前記発泡性熱可塑性樹脂粒子中のグラファイトの単位溶液濃度あたりのレーザー散乱強度が6.5{%/(mg/ml)}/重量%以上である、
請求項10〜16のいずれか一項に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法。 - 請求項10〜17のいずれか一項に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法によって作製した発泡性熱可塑性樹脂粒子を予備発泡させて熱可塑性樹脂の予備発泡粒子を作製する工程を備える、熱可塑性樹脂の予備発泡粒子の製造方法。
- 請求項18に記載の熱可塑性樹脂の予備発泡粒子の製造方法によって作製した熱可塑性樹脂の予備発泡粒子を成形する工程を備える、熱可塑性樹脂の発泡成形体の製造方法。
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