JP2018144774A - 車両用スロープ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スロープ部材の状態を移行させる際に、さらに簡単に操作することができる車両用スロープ装置を得る。【解決手段】デッキボード50を格納状態から展開状態に移行させる場合、デッキボード50を展開状態から格納状態に移行させる場合に、デッキボード50は起立状態を通過することとなるが、デッキボード50の起立状態の通過時に、デッキボード50のロック状態を解除する等の操作をする必要がない。このため、デッキボード50を格納状態から展開状態に移行させる場合、展開状態から格納状態に移行させる場合に、デッキボード50を一気に回動させることができ、スロープ装置32の状態を移行させる際に、スロープ装置32を簡単に操作することができる。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用スロープ装置に関する。
例えば、特許文献1には、第1スロープ及び第2スロープで構成されたスロープ部材(スロープ装置)に関する技術が開示されている。このスロープ部材は、第1スロープに対して第2スロープがスライドすることで伸長可能に設けられており、車外側に伸長された状態で使用可能とされる。なお、スロープ部材は、非使用の状態では、第1スロープと第2スロープとを重ね車室内側に横倒させて収納可能とされている。
また、このスロープ部材では、車室内のリアドアの開口部側の床面にガイド部材が立設されており、ガイド部材にスロープ部材が回動可能に支持されている。このガイド部材には、ロック機構が設けられており、ロック機構によってスロープ部材が倒立(直立)した状態が維持されるようになっている。
しかしながら、上記先行技術では、スロープ部材が車室内に収納された状態で当該スロープ部材を展開させる際は、一旦スロープ部材の倒立状態においてロック機構によるロック状態を解除してからスロープ部材の展開状態への移行がなされる。このため、スロープ部材の操作が煩雑であった。
本発明は上記事実を考慮し、スロープ部材の状態を移行させる際に、さらに簡単に操作することができる車両用スロープ装置を得ることが目的である。
上記課題を解決するため、請求項1記載の本発明の車両用スロープ装置は、車両後端に形成されたバックドア開口部の周辺下部に対して、車両幅方向に沿って配設された第1軸部を中心に回動可能に支持され、前記バックドア開口部の下部側を開閉するバックドア下部と、前記バックドア下部と一体的に設けられ、前記バックドア下部が閉止された閉止状態で直立状態とされ、前記バックドア下部が開放された開放状態で展開状態とされる第1スロープ部材と、前記第1スロープ部材に対して、車両幅方向に沿って配設された第2軸部を中心に回動可能に支持され、前記第1スロープ部材の直立状態における車両後部に設けられた荷室内において、水平方向に沿って配置されて格納状態、又は車両上下方向に沿って配置されて起立状態とされ、前記第1スロープ部材の展開状態では、当該第1スロープ部材と共に展開状態とされる第2スロープ部材と、前記第1スロープ部材を前記展開状態から前記直立状態へ移行させるとき、当該第1スロープ部材の回動を許容したあと当該第1スロープ部材を当該直立状態で維持する第1ロック状態とすると共に、前記第1ロック状態では前記第1スロープ部材の前記直立状態から展開方向への回動を規制する第1ロック機構と、前記第2スロープ部材を前記格納状態から前記起立状態へ移行させるとき、当該第2スロープ部材の回動を許容したあと当該第2スロープ部材を当該起立状態で維持する第2ロック状態とすると共に、前記第2ロック状態では前記第2スロープ部材の前記起立状態から格納方向への回動を規制する第2ロック機構と、通電により前記第1ロック機構による前記第1ロック状態を解除する第1通電回路と、通電により前記第2ロック機構による前記第2ロック状態を解除する第2通電回路と、を備えた回路部と、前記回路部と電気的に接続され、前記第1スロープ部材が前記直立状態とされかつ前記第2スロープ部材が前記格納状態とされる格納モード、前記第1スロープ部材が前記直立状態とされかつ前記第2スロープ部材が前記起立状態とされる起立モード、前記第1スロープ部材が前記展開状態とされかつ前記第2スロープ部材が前記展開状態とされる展開モードのうち、何れか1のモードを選択可能とするモード選択スイッチと、を有している。
請求項1記載の本発明の車両用スロープ装置では、車両後端に形成されたバックドア開口部の周辺下部に対して、車両幅方向に沿って配設された第1軸部を中心にバックドア下部が回動可能に支持されている。このバックドア下部によって、バックドア開口部の下部側が開閉される。
当該バックドア下部には、第1スロープ部材が一体的に設けられている。この第1スロープ部材は、バックドア下部が閉止された閉止状態で直立状態とされ、バックドア下部が開放された開放状態で展開状態とされる。当該第1スロープ部材に対して、車両幅方向に沿って配設された第2軸部を中心に、第2スロープ部材が回動可能に支持されている。 この第2スロープ部材は、第1スロープ部材の直立状態における車両後部に設けられた荷室内において、水平方向に沿って配置されて格納状態、又は車両上下方向に沿って配置されて起立状態とされる。そして、第1スロープ部材の展開状態では、当該第1スロープ部材と共に展開状態とされる。
また、本発明では、第1ロック機構及び第2ロック機構が設けられている。第1ロック機構は、第1スロープ部材を展開状態から直立状態へ移行させるとき、第1スロープ部材の回動を許容した後、第1スロープ部材を直立状態で維持して第1ロック状態とする。そして、この第1ロック状態では、第1スロープ部材の直立状態から展開方向への回動は規制される。
一方、第2ロック機構は、第2スロープ部材を格納状態から起立状態へ移行させるとき、第2スロープ部材の回動を許容した後、第2スロープ部材を起立状態で維持して第2ロック状態とする。そして、この第2ロック状態では、第2スロープ部材の起立状態から格納方向への回動が規制される。
さらに、本発明は、第1通電回路及び第2通電回路を備えた回路部を有している。第1通電回路は、第1ロック機構による第1ロック状態を解除するように設定され、第2通電回路は、第2ロック機構による第2ロック状態を解除するように設定されている。また、当該回路部には、モード選択スイッチが電気的に接続されている。このモード選択スイッチとは、格納モード、起立モード、展開モードのうち、何れか1のモードを選択可能としている。
ここで、格納モードでは、第1スロープ部材が直立状態とされ、かつ第2スロープ部材が格納状態とされている。また、起立モードでは、第1スロープ部材が直立状態とされ、かつ第2スロープ部材が起立状態とされる。さらに、展開モードでは、第1スロープ部材が展開状態とされ、かつ第2スロープ部材が展開状態とされる。
ところで、第2スロープ部材を格納状態から展開状態に移行させる場合、第2スロープ部材は、格納状態から起立状態を経て展開状態に移行される。このため、第2ロック機構では、第2スロープ部材を格納状態から起立状態へ回動させるとき、第2スロープ部材の回動を許容した後、第2スロープ部材は第2ロック状態とされる。つまり、第2スロープ部材の起立状態が維持されることとなる。このため、第2スロープ部材を格納状態から起立状態に移行させると、第2ロック状態とされて第2スロープ部材の起立状態が維持され、第2スロープ部材と第1スロープ部材とは一体化される。
一方、第1ロック状態では、第1スロープ部材の直立状態から展開方向への回動は規制されている。このため、回路部では、モード選択スイッチにより展開モードを選択することで、第1ロック状態が解除されるように設定する。これにより、第1スロープ部材は、直立状態から展開方向への回動が規制されないこととなり、第2スロープ部材と第1スロープ部材とが一体化された状態で、第2スロープ部材及び第1スロープ部材を展開させることができる。
したがって、第2スロープ部材を格納状態から展開状態に移行させる場合、第2スロープ部材を一気に回動させることができる。
また、第2スロープ部材を展開状態から格納状態に移行させる場合、第2スロープ部材は、展開状態から起立状態を経て格納状態に移行される。ここで、第2スロープ部材の展開状態では、第2スロープ部材と共に第1スロープ部材も展開状態とされている。そして、第2スロープ部材の起立状態では、第1スロープ部材は直立状態とされる。
第1ロック機構では、第1スロープ部材を展開状態から直立状態へ移行させるとき、第1スロープ部材の回動を許容した後、第1スロープ部材は第1ロック状態とされ、第1スロープ部材の直立状態が維持される。すなわち、第2スロープ部材を展開状態から起立状態へ移行させるとき、第1スロープ部材の回動を許容した後、第1スロープ部材は第1ロック状態とされ、第1スロープ部材が直立状態とされて第2スロープ部材が起立状態とされる。
一方、第2ロック状態では第2スロープ部材の起立状態から格納方向への回動が規制されている。このため、回路部では、モード選択スイッチにより格納モードを選択すると、第2ロック状態が解除されるように設定されている。これにより、第2スロープ部材は、起立状態から格納方向への回動が規制されないこととなり、第2スロープ部材を格納させることができる。
したがって、第2スロープ部材を展開状態から格納状態に移行させる場合、第2スロープ部材を一気に回動させることができる。
すなわち、第2スロープ部材を格納状態から展開状態に移行させる場合、及び第2スロープ部材を展開状態から格納状態に移行させる場合に、第2スロープ部材は起立状態を通過することとなる。このため、本発明では、第2スロープ部材の起立状態から展開状態への移行時、及び第2スロープ部材の起立状態から格納状態への移行時に、第2スロープ部材の起立状態を解除する等の操作をする必要がない。
ところで、ここでの第1スロープ部材について、「バックドア下部と一体的に設けられ」とは、第1スロープ部材がバックドア下部自体で構成されてもよいし、第1スロープ部材が、バックドア下部とは別の部材で形成され、バックドア下部に固定されて一体化されてもよいという意味である。
また、「第1スロープ部材」、「第2スロープ部材」は、一枚のパネル部材でそれぞれ構成されてもよいし、複数のパネル部材でそれぞれ構成されてもよい。
請求項2記載の本発明の車両用スロープ装置は、請求項1記載の本発明の車両用スロープ装置において、前記第1通電回路は通電により前記第1ロック状態を解除し、前記第2通電回路は通電により前記第2ロック状態を解除するように設定されている。
請求項2記載の本発明の車両用スロープ装置では、第1通電回路が通電されることにより、第1スロープ部材を直立状態で維持する第1ロック状態は解除される。また、第2通電回路が通電されることにより、第2スロープ部材を起立状態で維持する第2ロック状態が解除される。
請求項3記載の本発明の車両用スロープ装置は、請求項2記載の本発明の車両用スロープ装置において、前記回路部は、前記モード選択スイッチで前記格納モードが選択されると前記第2通電回路を通電させ、前記モード選択スイッチで前記展開モードが選択されると前記第1通電回路を通電させるように設定されている。
請求項3記載の本発明の車両用スロープ装置では、モード選択スイッチで格納モードが選択されると、回路部により、第2通電回路が通電され、第2スロープ部材を起立状態で維持する第2ロック状態が解除される。つまり、第2スロープ部材は格納方向への回動が可能となる。また、モード選択スイッチで展開モードが選択されると、回路部により、第1通電回路が通電され、第1スロープ部材を直立状態で維持する第1ロック状態が解除される。つまり、第1スロープ部材は展開方向への回動が可能となる。
請求項4記載の本発明の車両用スロープ装置は、請求項3記載の本発明の車両用スロープ装置において、前記回路部では、前記モード選択スイッチで前記起立モードが選択されると、前記第1通電回路及び前記第2通電回路の何れにも接続されないように設定されている。
請求項4記載の本発明の車両用スロープ装置では、モード選択スイッチで起立モードが選択されると、第1通電回路及び第2通電回路の何れにも接続されないように設定されることで、起立モードが選択されると第1通電回路又は第2通電回路に接続されるようにした場合と比較して、第1通電回路及び第2通電回路を含む回路を簡易化させることができる。
請求項5記載の本発明の車両用スロープ装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項記載の本発明の車両用スロープ装置において、前記第1スロープ部材の回動軌跡上に配置され、前記第1スロープ部材の前記直立状態で押圧される第1押圧スイッチと、前記第2スロープ部材の回動軌跡上に配置され、前記第2スロープ部材の前記起立状態で押圧される第2押圧スイッチと、を備え、前記回路部は、前記第1押圧スイッチが押圧されると前記第2通電回路が通電可能となるように設定され、前記第2押圧スイッチが押圧されると前記第1通電回路が通電可能となるように設定されている。
請求項5記載の本発明の車両用スロープ装置では、第1スロープ部材の回動軌跡上には第1押圧スイッチが配置されており、この第1押圧スイッチは、第1スロープ部材の直立状態で押圧される。また、第2スロープ部材の回動軌跡上には第2押圧スイッチが配置されており、この第2押圧スイッチは、第2スロープ部材の起立状態で押圧される。ここで、回路部は、第1押圧スイッチが押圧されると第2通電回路を通電可能とし、第2押圧スイッチが押圧されると第1通電回路を通電可能としている。
例えば、第1スロープ部材が直立状態となり、第1押圧スイッチが押圧された状態で第2通電回路が通電されると、第2スロープ部材を起立状態で維持する第2ロック状態が解除される。これにより、第2スロープ部材を格納方向へ回動させることができる。
また、第2スロープ部材の起立状態となり、第2押圧スイッチが押圧された状態で第1通電回路が通電されると、第1スロープ部材を直立状態で維持する第1ロック状態が解除される。これにより、第1スロープ部材と共に第2スロープ部材を展開方向へ回動させることができる。
つまり、第1スロープ部材の回動動作に連動して第2通電回路が接続され、第2スロープ部材の回動動作に連動して第1通電回路が接続されるようにすることで、簡易的な構成で、第1通電回路、第2通電回路の接続又は遮断の切り替えができる。
そして、このように、第1押圧スイッチの押圧により第2通電回路の接続を行い、第2押圧スイッチの押圧により第1通電回路路の接続を行うことで、第1スロープ部材、第2スロープ部材の状態の移行を分けて行うことができ、また、第1スロープ部材と第2スロープ部材とで段階的に状態を移行させることができる。ここで、「第1スロープ部材の状態」とは、直立状態、展開状態のことを意味し、「第2スロープ部材の状態」とは、格納状態、起立状態、展開状態のことを意味する。
請求項6記載の本発明の車両用スロープ装置は、請求項5記載の本発明の車両用スロープ装置において、前記回路部では、前記第1スロープ部材が直立状態である場合のみ前記第2通電回路を通電させるように設定されている。
請求項6記載の本発明の車両用スロープ装置では、回路部において、第1スロープ部材が直立状態である場合のみ第2通電回路を通電させるように設定することで、第1スロープ部材が直立状態となると、第2スロープ部材を起立状態で維持する第2ロック状態は解除され、第2スロープ部材の格納方向への回動が可能となる。
すなわち、本発明では、第2スロープ部材を展開状態から格納状態へ移行させる過程で、第1スロープ部材が直立状態となるまでは第2スロープ部材は第1スロープ部材と一体化された状態で回動するため、第2スロープ部材の操作がし易い。
請求項7記載の本発明の車両用スロープ装置は、請求項5又は請求項6記載の本発明の車両用スロープ装置において、前記回路部では、前記第2スロープ部材が起立状態である場合のみ前記第1通電回路を通電させるように設定されている。
請求項7記載の本発明の車両用スロープ装置では、回路部において、第2スロープ部材が起立状態である場合のみ第1通電回路を通電させるように設定することで、第2スロープ部材が起立状態になると、第1スロープ部材を直立状態で維持する第1ロック状態は解除され、第1スロープ部材の展開方向への回動が可能となる。
すなわち、本発明では、第2スロープ部材を格納状態から展開状態へ移行させる過程で、第2スロープ部材を起立させると、第2スロープ部材は第1スロープ部材と一体化された状態で回動するため、第2スロープ部材の操作がし易い。
請求項8記載の本発明の車両用スロープ装置は、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の本発明の車両用スロープ装置において、前記バックドア開口部は、前記バックドア開口部の上部側を開閉するバックドア上部と前記バックドア下部とを含んで構成されたバックドアによって開閉され、前記バックドアが閉止された状態で、前記バックドア上部の車両上下方向の下端が前記バックドア下部の車両上下方向の上端よりも車両前後方向の後方側に位置している。
請求項8記載の本発明の車両用スロープ装置では、バックドア開口部は、バックドア開口部の上部側を開閉するバックドア上部と、バックドア開口部の下部側を開閉するバックドア下部と、を含んで構成されたバックドアによって開閉される。このバックドアが閉止された状態で、バックドア上部の車両上下方向の下端がバックドア下部の車両上下方向の上端よりも車両前後方向の後方側に位置している。このため、バックドア上部側を開放させるだけで、格納モードの第2スロープ部材上に荷物を載置させたり、第2スロープ部材上から荷物を取り出したりすることができる。
請求項9記載の本発明の車両用スロープ装置は、請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の本発明の車両用スロープ装置において、前記第1スロープ部材は、前記バックドア下部の内壁面を構成している。
請求項9記載の本発明の車両用スロープ装置では、第1スロープ部材は、バックドア下部の内壁面を構成しているため、バックドア下部とは別に第1スロープ部材が設けられた場合と比較して、荷室内のスペースを拡大させることができる。
請求項10記載の本発明の車両用スロープ装置は、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の本発明の車両用スロープ装置において、前記回路部では、前記モード選択スイッチを変更しないまま、前記第1スロープ部材、前記第2スロープ部材を回動させようとすると、所定の警告がなされるように設定されている。
請求項10記載の本発明の車両用スロープ装置では、モード選択スイッチを変更しないまま、第1スロープ部材、第2スロープ部材を回動させようとすると、所定の警告がなされる。すなわち、解除されるべきでないロック機構のロック状態が解除された状態で、第1スロープ部材、第2スロープ部材の状態が移行されないようにして、誤操作を抑制することができる。
請求項11記載の本発明の車両用スロープ装置は、請求項2〜請求項10の何れか1項に記載の本発明の車両用スロープ装置において、前記回路部では、車両走行中は、前記第1通電回路及び前記第2通電回路への通電を遮断するように設定されている。
請求項11記載の本発明の車両用スロープ装置では、車両走行中は、第1通電回路及び第2通電回路への通電が遮断されているため、第1スロープ部材を直立状態で維持する第1ロック状態、第2スロープ部材を起立状態で維持する第2ロック状態が、それぞれ維持されたままとなる。すなわち、走行中に、解除されるべきでないロック機構のロック状態が誤って解除されないように抑制することができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両用スロープ装置は、スロープ部材の状態を移行させる際に、さらに簡単に操作することができる、という優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る車両用スロープ装置は、第1通電回路が通電されない状態で第1スロープ部材を直立状態で維持することができ、第2通電回路が通電されない状態で第2スロープ部材を起立状態で維持することができる、という優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る車両用スロープ装置は、モード選択スイッチでモードを選択することで、2スロープ部材の格納方向への回動を可能にしたり、第1スロープ部材の展開方向への回動を可能にしたりすることができる、という優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る車両用スロープ装置は、第1通電回路及び第2通電回路を含む回路を簡易化させることができる、という優れた効果を有する。
請求項5記載の本発明に係る車両用スロープ装置は、第1押圧スイッチの押圧により第2通電回路の接続を行い、第2押圧スイッチの押圧により第1通電回路路の接続を行うことで、第1スロープ部材、第2スロープ部材の状態の移行を分けて行うことができる、という優れた効果を有する。
請求項6記載の本発明に係る車両用スロープ装置は、第2スロープ部材を展開状態から格納状態へ移行させる過程で、第2スロープ部材の操作がし易い、という優れた効果を有する。
請求項7記載の本発明に係る車両用スロープ装置は、第2スロープ部材を格納状態から展開状態へ移行させる過程で、第2スロープ部材の操作がし易い、という優れた効果を有する。
請求項8記載の本発明に係る車両用スロープ装置は、バックドア上部側を開放させるだけで、格納モードの第2スロープ部材上に荷物を載置させたり、第2スロープ部材上から荷物を取り出したりすることができる、という優れた効果を有する。
請求項9記載の本発明に係る車両用スロープ装置は、荷室内のスペースを拡大することができる、という優れた効果を有する。
請求項10記載の本発明に係る車両用スロープ装置は、第1スロープ部材、第2スロープ部材の誤操作を抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項11記載の本発明に係る車両用スロープ装置は、走行中に、解除されるべきでないロック機構のロック状態が誤って解除されないように抑制することができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る車両用スロープ装置の一実施形態について説明する。なお、車両前後方向前方側を矢印FRで示し、車両幅方向右側を矢印RH、車両幅方向左側を矢印LHで示し、車両上下方向上側を矢印UPで示す。また、以下の説明で、特記なく前後、左右、上下の方向を用いる場合は、車両前後方向の前後、車両左右方向の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
(車両用スロープ装置の構成)
図1に示されるように、車両10の後端にはバックドア開口部12が形成されており、バックドア14によってバックドア開口部12が開閉可能とされている。バックドア14は、車両上下に二分されており、バックドア開口部12の上部側を開閉するバックドア上部16と、バックドア開口部12の下部側を開閉するバックドア下部(以下、「テールゲート」という)18と、を含んで構成されている。
図1に示されるように、車両10の後端にはバックドア開口部12が形成されており、バックドア14によってバックドア開口部12が開閉可能とされている。バックドア14は、車両上下に二分されており、バックドア開口部12の上部側を開閉するバックドア上部16と、バックドア開口部12の下部側を開閉するバックドア下部(以下、「テールゲート」という)18と、を含んで構成されている。
バックドア開口部12の周辺上部には、車両幅方向の両端部にドアヒンジ上部20が設けられている。このドアヒンジ上部20には、車両幅方向に沿って軸部22が配設されており、当該軸部22にバックドア上部16が回動可能に支持されている。そして、軸部22を中心に、バックドア上部16がバックドア開口部12の上部側に対して開閉可能とされる。
また、バックドア開口部12の周辺下部には、車両幅方向の両端部にドアヒンジ下部24が設けられている。このドアヒンジ下部24には、車両幅方向に沿って軸部26が配設されており、当該軸部26にテールゲート18が回動可能に支持されている。そして、軸部26を中心に、テールゲート18がバックドア開口部12の下部側に対して開閉可能とされる。なお、テールゲート18は、バックドア上部16が開放された状態で、バックドア開口部12の下部側を開閉可能とさせる。
本実施形態における車両10では、車室内28の後部が荷室スペース(以下、「荷室内」という)30となっており、荷室内30では、例えば、自転車124(図10(B)参照)が収容可能とされている。このため、車両10には、スロープ装置(車両用スロープ装置)32が備わっており、荷室内30のフロア部34は、車両後方側へ向かうにつれて下方側へ向かって緩やかに傾斜する傾斜面とされている。なお、フロア部34は、必ずしも傾斜していなくてもよい。
ここで、スロープ装置32は、テールゲート18を含んで構成されている。テールゲート18は、当該テールゲート18の車両内側を構成するテールゲートインナパネル(第1スロープ部材)36と、テールゲート18の車両外側の上部を構成するテールゲートアウタパネル38と、を含んで構成されており、テールゲート18における車両外側の下部には、バンパ40が設けられている。
また、図3には、車両10の背面図が示されているが、図3に示されるように、テールゲート18が閉止された状態(以下、「直立状態」という)におけるテールゲート18の上部18Aには、テールゲート18の車両幅方向の中央部に水平部42が設けられている。また、テールゲート18の車両幅方向の両端部には、水平部42よりも上方側へ延出された延出部44がそれぞれ設けられている。
この延出部44は、水平部42と自然に繋がるように形成されており、車両後方側から見て、水平部42の両端から車両幅方向の外側へ向かうにつれて上方側へ向かうようにして直線状又は曲線状にそれぞれ延出されている。そして、テールゲート18の上端には、延出部44と水平部42とで、バックドア上部16との見切り線Pが形成される。
また、図1に示されるように、テールゲート18が直立された状態で、テールゲート18の延出部44の荷室内30側には、ヒンジ部46が設けられている。このヒンジ部46には、車両幅方向に沿って軸部48が配設されており、当該軸部48には、樹脂で形成された板状のデッキボード(第2スロープ部材)50が回動可能に支持されている。そして、このデッキボード50の車両幅方向の端部50Aが、車両後方側から見て延出部44と重なるように設定されている。
つまり、軸部48を中心にデッキボード50を車両上方側かつ後方側へ向かって回動させると、図1の二点鎖線で示されるように、デッキボード50は、車両上下方向に沿って配置された、いわゆる「起立状態」において、テールゲート18の延出部44に当接する。これにより、デッキボード50は、後方側への回動移動が規制されるようになっている。
ここで、図4(A)に示されるように、テールゲート18の延出部44には、デッキボード50の移動軌跡上にテールゲート解除スイッチ90が突出されている。このため、デッキボード50が格納状態から起立されるとき、当該テールゲート解除スイッチ90にデッキボード50が当接し、テールゲート解除スイッチ90が押圧されるようになっている。このテールゲート解除スイッチ90が押圧されることで、テールゲート18は展開可能とされる(後述する)。
また、テールゲート18の延出部44には、スロープ用ソレノイド(第2ロック機構)75が設けられている。このスロープ用ソレノイド75は、図2の二点鎖線で示されるように、デッキボード50の起立状態において、当該デッキボード50がテールゲート18に保持(ロック)されるようになっている。
これにより、デッキボード50の起立状態において、軸部26を中心にテールゲート18を車両後方側かつ下方側へ回動させると、当該テールゲート18と一体にデッキボード50が回動し、スロープ装置32の「展開状態」とされる(図2の実線参照)。なお、図3に示されるように、デッキボード50の自由端部50Bの車両幅方向の中央部には、ハンドル52が設けられている。このハンドル52を把持した状態で、デッキボード50を回動させる。
ここで、図2の実線で示されるように、スロープ装置32の展開状態では、テールゲート18のテールゲートインナパネル36の荷室内30側の面36A及びデッキボード50のデッキ面50Cとは反対側の面50Dが上側の面となり、互いに連続して配置される。そして、これらの面36A、50Dは、以下、スロープ面36A、50Dといい、スロープ面36A及びスロープ面50Dを、スロープ装置32のスロープ面54として自転車124(図10(B)参照)が通過可能とされる。
そして、テールゲートインナパネル36で構成されたスロープ面36Aと、デッキボード50で構成されたスロープ面50Dとは、略面一となるように設定されている。また、スロープ面36A、50Dは、滑り止め機能が得られるようになっており、例えば、スロープ面36A、50D上に、車両幅方向に沿って延在されかつ車両前後方向に沿って配列された複数のリブ等が形成されている。
また、スロープ装置32の展開状態では、デッキボード50の自由端部50Bが地面GLに接地可能とされており、デッキボード50の自由端部50Bが地面GLに接地された状態で、スロープ装置32のスロープ面54は、荷室内30のフロア部34から連続するようにして、車両後方側へ向かうにつれて下方側へ向かって緩やかに傾斜している。なお、デッキボード50は、例えば、FRP(強化繊維プラスチック)で形成されているが、これに限るものではなく、例えば、アルミニウム等の金属で形成されてもよい。
一方、図5に示されるように、荷室内30の車両幅方向の両側には、一対のデッキサイドトリム64が車両前後方向に沿って延在されている。当該デッキサイドトリム64は、車両10の内装部材とされており、本実施形態では、車両後方側から見て縦長の矩形状を成している。なお、ここでは、車両左側のデッキサイドトリム64のみが図示されている。
デッキサイドトリム64における車両幅方向の内側の内壁面64Aには、車両幅方向の内側へ向かって突出する水平リブ66が、車両前後方向に沿ってそれぞれ延在されている。この水平リブ66に、図4(A)に示すデッキボード50の車両幅方向の端部50Aが当接可能とされており、デッキボード50が水平リブ66に当接することにより、デッキボード50は水平リブ66よりも下方側への移動が規制されることとなる。また、水平リブ66の上面66Aには、デッキスイッチ70が突出されており、デッキボード50が当接することにより、当該デッキスイッチ70は押圧されるようになっている(後述する)。
また、デッキサイドトリム64の後面64Bには、図4(A)に示すテールゲート18の移動軌跡上にスロープ解除スイッチ(第1押圧スイッチ)72が突出されている。このため、テールゲート18が展開状態から直立されるとき、当該スロープ解除スイッチ72にテールゲート18が当接し、スロープ解除スイッチ72が押圧されるようになっている。このスロープ解除スイッチ72が押圧されることで、デッキボード50は前倒可能とされる(後述する)。
なお、水平リブ66の高さ方向の位置は、軸部48(図2参照)と略同じ高さとなるように設定されている。これにより、デッキボード50が前倒され、水平リブ66に当接した状態で、デッキボード50は略水平方向に沿って配置される。このように、荷室内30において、デッキボード50が略水平方向に沿って配置された状態をデッキボード50(スロープ装置32)の「格納状態」という。
このデッキボード50の格納状態では、図1の実線で示されるように、デッキボード50の上面側がデッキ面50Cとされ、デッキ面50Cの上に荷物が載置可能とされる。そして、本実施形態では、前述した、テールゲート18の水平部42は、格納状態とされたデッキボード50のデッキ面50Cと略同じ高さとなるように設定されている。
一方、図5に示されるように、デッキサイドトリム64の上面64Cには、切替スイッチ(モード選択スイッチ)74が設けられている。この切替スイッチ74により、スロープ装置32の「格納」モード、「起立」モード、「展開」モードの切り替えが可能とされている。
ここで、図1、図2及び図18に示されるように、スロープ装置32には、車両10のフロント部69に搭載されたバッテリー71にワイヤハーネス73が接続され、このワイヤハーネス73によって本発明における回路部が構成されている。以下、当該ワイヤハーネス73を「回路部73」という。
この回路部76は、図6Aに示されるように、格納用回路(第2通電回路)78と展開用回路(第1通電回路)80とを含んでおり、格納用回路78には格納用接点82が設けられ、展開用回路80には展開用接点84が設けられている。そして、切替スイッチ74により、格納用回路78又は展開用回路80の切り替えが可能となり、回路部76に設けられた主接点86が、格納用接点82、展開用接点84に接続可能とされる。なお、主接点86は、切替スイッチ74により、格納用接点82及び展開用接点84以外に起立用接点88に接続可能とされる。しかし、この起立用接点88には、何れの回路も接続されていない。
つまり、切替スイッチ74の切り替えにより、主接点86が、格納用接点82、起立用接点88、展開用接点84にそれぞれ接続可能とされる。そして、主接点86が格納用接点82に接続されると格納用回路78が閉成可能とされ、主接点86が展開用接点84に接続されると展開用回路80が閉成可能とされる。しかし、主接点86が起立用接点88に接続されても何れの回路も閉成されない。
ところで、格納用回路78は、格納用接点82以外にデッキスイッチ70、スロープ解除スイッチ72、格納インジケータ122及びスロープ用ソレノイド75を含んで構成されている。また、展開用回路80は、展開用接点84以外にデッキスイッチ70、テールゲート解除スイッチ(第2押圧スイッチ)90、展開インジケータ120及びテールゲート用ソレノイド(第1ロック機構)85を含んで構成されている。
なお、デッキスイッチ70は、押圧された状態で格納用回路78及び展開用回路80に対して非接続とされ、デッキスイッチ70が押圧された状態で、格納用回路78、展開用回路80は、それぞれ開く(いわゆる開回路となる)ように構成されている。
図4(B)に示されるように、テールゲート用ソレノイド85は、図示しない固定鉄心が収納されたケース92と、ケース92に対して出入可能となるプランジャ94と、プランジャ94の先端部に設けられたカム部材96と、カム部材96をケース92から離間させる方向へ付勢するコイルバネ98と、を含んで構成されている。
当該テールゲート用ソレノイド85は、通電されるとプランジャ94が固定鉄心の磁力により固定鉄心に吸着されケース92内に収容されると共に、当該プランジャ94を介してカム部材96がコイルバネ98の付勢力に抗してケース92側へ移動する。一方、テールゲート用ソレノイド85は、通電状態が解除されると固定鉄心の磁力が消失してコイルバネ98の付勢力によってプランジャ94がケース92から突出すると共に、当該プランジャ94を介してカム部材96がケース92から離間する方向へ移動する。
ここで、ケース92はバックドア開口部12の周辺下部側において、車両幅方向に沿って形成された収容部100内に収容されている。一方、テールゲート18には、テールゲート18を直立させた状態で、収容部100と対向するように収容部102が設けられている。この収容部102内にはカム部材96が収納可能とされる。
テールゲート用ソレノイド85が通電されない状態では、前述のようにプランジャ94はケース92から突出した状態となっているため、プランジャ94を介してカム部材96が収容部102内に収容された状態が維持される。つまり、テールゲート18がバックドア開口部12の周辺下部にロックされた状態(直立状態)が維持される(テールゲート18のロック状態)。なお、テールゲート18のロック状態において、テールゲート用ソレノイド85が通電されると、カム部材96が収容部100内に収容され、テールゲート18のロック状態は解除される。
当該カム部材96は、平面視で中心角が90度の扇形とされており、プランジャ94側の端面96Aが車両前後方向に沿って直線状に形成されると共に、前端96Bが車両幅方向に沿って直線状に形成されている。一方、カム部材96の後端96Cは円弧状のカム面96Cとされている。以下、カム部材96の後端96Cをカム面96Cという。
このため、テールゲート18がバックドア開口部12の周辺下部にロックされた状態で、ドアヒンジ下部24の軸部26(図1参照)を中心にテールゲート18を車両後方側へ回動(いわゆる展開)させようとしてもカム部材96は移動しない。つまり、テールゲート18のロック状態が維持される。
これに対して、図示はしないが、テールゲート18が展開された状態で、テールゲート用ソレノイド85が通電されない状態では、プランジャ94及びカム部材96がケース92から突出している。このため、テールゲート18を直立させる際のテールゲート18の移動軌跡上にカム部材96が配置されることとなる。
したがって、展開されたテールゲート18を直立させようとすると、テールゲート18のテールゲートインナパネル36がカム部材96のカム面96Cに当接する。このように、テールゲートインナパネル36がカム面96Cに当接すると、当該カム面96Cを介してカム部材96には、コイルバネ98の付勢力に抗して、カム部材96をケース92側へ押圧する押圧力(F)が作用し、カム部材96が収容部100内に収容される。
これにより、テールゲート18を直立させる際にテールゲート18の移動軌跡上にカム部材96が配置されていてもテールゲート18の通過が許容され、テールゲート18の収容部102をバックドア開口部12側の収容部100に対向させることができる。すなわち、展開されたテールゲート18を直立させることができる。そして、テールゲート18の収容部102がバックドア開口部12側の収容部100と対向すると、コイルバネ98の付勢力により、カム部材96が復元し、テールゲート18の収容部102内にカム部材96が収容される。これにより、テールゲート18はロック状態とされる。
一方、図4(A)に示されるように、スロープ用ソレノイド75は、テールゲート用ソレノイド85と同様に、図示しない固定鉄心が収納されたケース104と、ケース104に対して出入可能となるプランジャ106と、プランジャ106の先端部に設けられたカム部材108と、カム部材108をケース104から離間させる方向へ付勢するコイルバネ98(図4(B)参照)と、を含んで構成されている。
ケース104はテールゲートインナパネル36側に取付けられている。テールゲートインナパネル36の延出部44にブラケット110が取付けられ、このブラケット110を介してケース104が固定されるようになっている。
ここで、カム部材108は、カム部材96と同様に平面視で中心角が90度の扇形とされているが、当該カム部材108では、後端108Aが車両幅方向に沿って直線状に形成され,前端108Bが円弧状のカム面108Bとされている。以下、カム部材108の前端108Bをカム面108Bという。
一方、デッキボード50は、テールゲート18が直立された状態で、図1に示すヒンジ部46の軸部48に対して回動可能に支持されている。スロープ用ソレノイド75が通電されない状態では、ケース104からプランジャ106が突出しカム部材108がケース104から離間した位置に配置されているが、カム部材108はデッキボード50の移動軌跡上に配置される。
また、カム部材108の後端108Aとテールゲートインナパネル36との間には、デッキボード50の板厚分の隙間tが設けられるようになっており、当該隙間t内にデッキボード50は配置可能とされる。そして、当該隙間t内にデッキボード50が配置された状態で、デッキボード50はテールゲート18に対して起立した状態でロックされる(デッキボード50のロック状態)。すなわち、デッキボード50は、テールゲート18と一体化される。
このように、デッキボード50のロック状態では、軸部48(図1参照)を中心にデッキボード50を車両前方側へ回動(いわゆる格納)させようとしても、カム部材108は移動しない。つまり、デッキボード50はロック状態が維持される。なお、デッキボード50のロック状態において、スロープ用ソレノイド75が通電されると、カム部材108がケース104側へ移動し、デッキボード50の移動軌跡上から退避する。これにより、デッキボード50のロック状態は解除される。つまり、スロープ解除スイッチ72が押圧されるとデッキボード50は前倒(格納)可能とされる。
これに対して、図示はしないが、デッキボード50が格納された状態で、スロープ用ソレノイド75が通電されない状態では、プランジャ106及びカム部材108がケース104から突出している。このため、デッキボード50を起立させる際のデッキボード50の移動軌跡上にカム部材108は配置されている。
したがって、格納されたデッキボード50を起立させようとすると、デッキボード50のデッキ面50Cがカム部材108のカム面108Bに当接する。これにより、当該カム面108Bを介してカム部材108には、コイルバネ98(図4(B)参照)の付勢力に抗して、カム部材108をケース104側へ押圧する押圧力が作用し、カム部材108がデッキボード50の移動軌跡上から退避する。したがって、デッキボード50のロック状態は解除される。
このため、格納されたデッキボード50を起立させる際に、デッキボード50の移動軌跡上にカム部材108が配置されていてもデッキボード50の通過を許容させることができる。そして、デッキボード50を通過させると、カム部材108のコイルバネ98(図4(B)参照)が復元してカム部材108がケース104から突出する。これにより、カム部材108の後端108Aとテールゲートインナパネル36の間の隙間t内にデッキボード50を配置させることができる。つまり、デッキボード50をロック状態とし、デッキボード50をテールゲート18と一体化させることができる。
ここで、本実施の形態に係る車両用スロープ装置の動作について、図6A〜図6Iに沿って説明する。なお、図中上部の( )で示される番号は連番となっており、この番号順に説明する。
図6A(0)では、スロープ装置32は、デッキボード50の格納状態とされ、切替スイッチ74によるモード選択は「格納」とされている。このとき、テールゲート18は直立状態とされて、当該テールゲート18を介してスロープ解除スイッチ72は押圧され、スロープ解除スイッチ72は格納用回路78に接続される。これにより、格納用回路78は、いわゆる閉回路とされ、格納用回路78が通電されている。一方、デッキボード50によりデッキスイッチ70は押圧されており、デッキスイッチ70は、格納用回路78に対して非接続状態となっている。
また、デッキボード50の格納状態では、デッキボード50がテールゲート解除スイッチ90から離れ、テールゲート解除スイッチ90は突出している。この状態では、テールゲート解除スイッチ90は、展開用回路80に接続されていない状態(非接続状態)となっており、展開用回路80はいわゆる開回路とされる。
ところで、切替スイッチ74が「格納」に切り替えられていると、回路部76では、主接点86は格納用接点82に接続されているが、格納用回路78に対してデッキスイッチ70は非接続状態となっている。このため、格納用回路78は開回路とされ、スロープ用ソレノイド75は通電されない状態となっている(点線で示す非通電状態)。つまり、スロープ用ソレノイド75のカム部材96はケース92から突出した状態となっている。また、格納インジケータ122は消灯し、スロープ用ソレノイド75は、カム部材108がケース104から突出した状態となる。
次に、図6A(1)に示されるように、切替スイッチ74によるモード選択を「格納」から「展開」に切り替える。これにより、回路部76では、主接点86が展開用接点84に接続されるが、ここでは、テールゲート解除スイッチ90が非接続状態となっているため、スロープ用ソレノイド75は非通電状態となっている。つまり、スロープ用ソレノイド75のカム部材108はケース104から突出した状態となっている。
そして、図6A(2)に示されるように、デッキボード50のハンドル52を持ち上げる。これにより、デッキボード50がデッキスイッチ70から離れ、デッキスイッチ70が突出し、格納用回路78に接続される。
また、図6B(3)に示されるように、スロープ用ソレノイド75は非通電状態となっており、スロープ用ソレノイド75のカム部材108は、ケース104から突出した状態となっている。このため、デッキボード50のハンドル52をさらに持ち上げ、デッキボード50を車両後方側へ回動させると、デッキボード50がカム部材108のカム面108Bに当接する。
さらに、図6B(4)に示されるように、デッキボード50を車両後方側へ回動させると、当該カム面108Bを介して、コイルバネ(図示省略)の付勢力に抗してカム部材108がケース104側へ押圧され、デッキボード50が通過する。
図6B(5)に示されるように、デッキボード50がカム部材108を通過すると、コイルバネが復元して、カム部材108とテールゲート18の間にデッキボード50が配置される。このため、デッキボード50は起立状態(第2ロック状態)が維持される。デッキボード50の起立状態では、テールゲート解除スイッチ90が押圧され、展開用回路80に接続される。
これにより、展開用回路80はいわゆる閉回路とされ、展開インジケータ120及びテールゲート用ソレノイド85は通電される。したがって、展開インジケータ120は点灯し、テールゲート用ソレノイド85は、カム部材96がケース92側へ移動し収容部100内に収納される。これにより、テールゲート18のロック状態は解除され、テールゲート18は展開可能とされる。
また、図6C(6)に示されるように、スロープ解除スイッチ72からテールゲート18が離れると、スロープ解除スイッチ72は突出し、格納用回路78に対して非接続状態とされる。なお、ここでは、主接点86が展開用接点84に接続されているため、格納用回路78は開回路とされ、通電されない。
このため、スロープ用ソレノイド75は非通電状態となっており、カム部材108はケース104から突出した状態となっている。つまり、デッキボード50はロック状態が維持された状態となっている。このため、デッキボード50を車両後方側へ回動させると、デッキボード50と共にテールゲート18が展開可能とされる。
さらに、図6C(7)に示されるように、デッキボード50を車両後方側へ回動させ、デッキボード50と共にテールゲート18が展開される。つまり、スロープ装置32が展開され、スロープ装置32が使用可能となる。
次に、図6D(8)に示されるように、切替スイッチ74によるモード選択を「展開」から「起立」に切り替える。これにより、回路部76では、主接点86が起立用接点88に接続されるが、この場合、何れの回路も閉成されない。したがって、展開インジケータ120及びテールゲート用ソレノイド85は非通電状態となる。このため、展開インジケータ120は消灯し、テールゲート用ソレノイド85は、カム部材96が収容部100から突出する。
図6D(9)に示されるように、展開されたスロープ装置32のハンドル52を持ち上げる。そして、図6E(10)に示されるように、スロープ装置32を車両前方側へ回動させる。ここでは、前述のように、テールゲート用ソレノイド85は非通電状態となっており、カム部材96はケース92から突出した状態となっている。このため、テールゲート18がカム部材96のカム面96Cに当接する。
また、図6E(11)に示されるように、スロープ装置32をさらに車両前方側へ回動させると、テールゲート18及びテールゲート用ソレノイド85のカム面96Cを介して、コイルバネ98の付勢力に抗してカム部材96が収容部100内へ収容される。
そして、図6E(12)に示されるように、テールゲート18側の収容部102をバックドア開口部12側の収容部100と対向させる。これにより、コイルバネ98(図4(B)参照)の復元力により、カム部材96がテールゲート18の収容部102内に収容され、テールゲート18がバックドア開口部12の周辺下部にロックされる(第1ロック状態)。いわゆるテールゲート18の直立状態であり、ここでは、テールゲート18を介してスロープ解除スイッチ72が押圧され、格納用回路78に接続される。
次に、図6F(13)に示されるように、切替スイッチ74によるモード選択が、「起立」から「展開」に切り替わる。これにより、回路部76では、主接点86が展開用接点84に接続され、展開用回路80が閉成される。
ここでは、テールゲート解除スイッチ90は押圧され、展開用回路80に接続されているため、展開用回路80はいわゆる閉回路とされ、展開インジケータ120及びテールゲート用ソレノイド85は通電される。このため、展開インジケータ120は点灯し、テールゲート用ソレノイド85は、カム部材96がケース92側へ移動し収容部100内に収納される。これにより、テールゲート18のロック状態は解除され、テールゲート18は展開可能とされる。
図6F(14)に示されるように、スロープ解除スイッチ72からテールゲート18が離れると、スロープ解除スイッチ72は突出し、格納用回路78に対して非接続状態とされる。なお、ここでは、主接点86が展開用接点84に接続されているため、格納用回路78は通電されない。したがって、デッキボード50はロック状態が維持された状態となってデッキボード50を車両後方側へ回動させると、デッキボード50と共にテールゲート18が展開される。
さらに、図6F(15)に示されるように、デッキボード50を車両後方側へ回動させ、デッキボード50と共にテールゲート18が展開される。つまり、スロープ装置32が展開され、スロープ装置32が使用可能となる。
次に、図6G(16)に示されるように、切替スイッチ74によるモード選択を「展開」から「格納」に切り替える。これにより、回路部76では、主接点86が格納用接点82に接続され、格納用回路78が閉成される。このため、展開用回路80は開回路とされ、通電されない。したがって、展開インジケータ120及びテールゲート用ソレノイド85は非通電状態となる。これにより、展開インジケータ120は消灯し、テールゲート用ソレノイド85は、カム部材96が収容部100から突出する。
一方、格納用回路78では、スロープ解除スイッチ72は突出し、格納用回路78に対して非接続状態とされる。つまり、格納用回路78は開回路とされ、スロープ用ソレノイド75は通電されない状態となっている。このため、デッキボード50はロックされた状態が維持される(デッキボード50のロック状態)。
図6G(17)に示されるように、デッキボード50のハンドル52を持ち上げる。そして、図6H(18)に示されるように、スロープ装置32を前方側へ回動させると、テールゲート18がテールゲート用ソレノイド85のカム部材96のカム面96Cに当接する。
さらに、図6H(19)に示されるように、スロープ装置32を車両前方側へ回動させると、当該カム面96Cを介して、コイルバネ98の付勢力に抗してカム部材96が収容部100内へ収容される。
これにより、図6H(20)に示されるように、テールゲート18側の収容部102をバックドア開口部12側の収容部100と対向させると、コイルバネ98(図4(B)参照)の復元力により、カム部材96がテールゲート18の収容部102内に収容され、テールゲート18がバックドア開口部12の周辺下部にロックされる(第1ロック状態)。いわゆるテールゲート18の直立状態であり、ここでは、テールゲート18を介してスロープ解除スイッチ72が押圧され、格納用回路78に接続される。
これにより、格納用回路78はいわゆる閉回路とされ、格納インジケータ122及びスロープ用ソレノイド75は通電され、格納インジケータ122は点灯すると共に、スロープ用ソレノイド75は、カム部材108がケース104側へ移動し、デッキボード50の移動軌跡上から退避する。これにより、デッキボード50のロック状態は解除され、テールゲート18に対してデッキボード50は回動可能(格納可能)とされる。
そして、図6I(21)に示されるように、デッキボード50を車両前方側へ回動させると、テールゲート解除スイッチ90からデッキボード50が離れ、テールゲート解除スイッチ90は突出し、展開用回路80に対して非接続状態となる。このとき、展開用回路80は開回路となっている。
さらに、図6I(22)に示されるように、デッキボード50を車両前方側へ回動させると、デッキボード50がスロープ用ソレノイド75のカム部材108を通過する。図6I(23)に示されるように、デッキボード50によりデッキスイッチ70が押圧されると、デッキスイッチ70は、格納用回路78に対して非接続状態となる。
これにより、格納用回路78は開回路とされ、スロープ解除スイッチ72、格納インジケータ122及びスロープ用ソレノイド75は非通電状態とされる。これにより、格納インジケータ122は消灯し、スロープ用ソレノイド75は、カム部材108がケース104から突出した状態となる。なお、この状態は、図6A(0)の状態と同じである。
(車両用スロープ装置の作用及び効果)
次に、本実施の形態に係るスロープ装置32の作用及び効果について、図4(A)及び図5を参照して、その一例を図7(A)、(B)〜図15(A)、(B)にしたがって以下に説明する。
次に、本実施の形態に係るスロープ装置32の作用及び効果について、図4(A)及び図5を参照して、その一例を図7(A)、(B)〜図15(A)、(B)にしたがって以下に説明する。
図7(A)、(B)に示されるように、バックドア上部16が開放された状態で、テールゲート18側が開放可能とされる。ここで、デッキボード50の格納状態では、荷室内30において、デッキボード50は略水平方向に沿って配置される。この状態において、デッキボード50のデッキ面50Cには荷物68が載置可能とされる。
テールゲート18の車両幅方向の中央部には、水平部42が設けられ、水平部42は、格納状態とされたデッキボード50のデッキ面50Cと略同じ高さとなるように設定されているため、当該デッキ面50Cに載置された荷物68を、デッキ面50Cに沿って荷物68をスライドさせるだけで車外へ取り出すことができる。つまり、荷室内30の荷物68を取り出すときに、当該荷物68を持ち上げる必要はないので、荷物68が重い場合でも荷物68の取り出しを容易に行うことができる。
次に、スロープ装置32を展開させる場合、図8(A)に示されるように、バックドア上部16を開放させる。なお、以下の図面では、バックドア上部16の図示を省略する。図8(A)の状態では、切替スイッチ74は「格納」が選択されている。このため、図8(B)では、切替スイッチ74を「展開」に切り替える。
次に、図9(A)に示されるように、デッキボード50のハンドル52を片手で持ち上げる。そして、図9(B)に示されるように、デッキボード50を起立させると、テールゲート解除スイッチ90が押圧される。また、デッキボード50は起立状態(第2ロック状態)が維持される。このとき、テールゲート用ソレノイド85は通電されて、テールゲート18のロック状態は解除され、デッキボード50と共にテールゲート18が一体となって展開可能とされる。
そして、図10(A)に示されるように、デッキボード50及びテールゲート18を含んで構成されたスロープ装置32を展開させると、図10(B)に示されるように、スロープ装置32上を自転車124が通過して、当該自転車124を荷室内30に収容することが可能となる。
図11(A)に示されるように、自転車124が荷室内30に収容された状態で、切替スイッチ74を「起立」に切り替える。そして、図11(B)に示されるように、スロープ装置32を起立させると、テールゲート18はテールゲート用ソレノイド85のカム部材96を通過して直立状態となり、バックドア開口部12の周辺下部にロックされる。このとき、テールゲート解除スイッチ90が押圧されるが切替スイッチ74が「起立」が選択されているため格納用回路78、展開用回路80は開回路の状態となっている。このため、デッキボード50は起立状態が維持される。
次に、図12(A)に示されるように、荷室内30の自転車124を下ろす場合、切替スイッチ74を「展開」に切り替える。そして、図12(B)に示されるように、デッキボード50のハンドル52を車両後方側へ引き、図13(A)に示されるように、スロープ装置32を展開させる。これにより、図13(B)に示されるように、当該スロープ装置32を介して自転車124を荷室内30から下ろす。
次に、図14(A)では、切替スイッチ74を「格納」に切り替える。そして、図14(B)に示されるように、スロープ装置32を持ち上げ、図15(A)に示されるように、スロープ装置32を起立させると、前述のように、テールゲート18は直立状態でロックされるが、ここでは、スロープ用ソレノイド75が通電され、デッキボード50のロック状態が解除される。これにより、図15(B)に示されるように、デッキボード50は、前方側へ回動可能とされ、格納される。
以上のように、本実施形態では、図1及び図2に示されるように、第1スロープ部材が、テールゲート18のテールゲートインナパネル36によって構成されている。そして、テールゲート18は閉止状態で直立状態とされ、テールゲート18が開放された開放状態で展開状態とされる。このテールゲート18に対して、車両幅方向に沿って配設された軸部48を中心に、デッキボード50が回動可能に支持されている。このデッキボード50は、テールゲート18の直立状態における荷室内30において、水平方向に沿って配置されて格納状態、又は車両上下方向に沿って配置されて起立状態とされる。また、デッキボード50は、テールゲート18の展開状態では、当該テールゲート18と共に展開状態とされる。
また、本実施形態では、図4(A)に示されるように、第1ロック機構としてのテールゲート用ソレノイド85及び第2ロック機構としてのスロープ用ソレノイド75が設けられている。テールゲート用ソレノイド85は、テールゲート18を展開状態から直立状態へ移行させるとき、テールゲート18の回動を許容した後、テールゲート18を直立状態で維持してロック状態とする。そして、このテールゲート18のロック状態では、テールゲート18の直立状態から展開方向への回動は規制される。
一方、スロープ用ソレノイド75は、デッキボード50を格納状態から起立状態へ移行させるとき、デッキボード50の回動を許容した後、デッキボード50をカム部材108とテールゲート18の間に配置させ、デッキボード50を起立状態で維持してロック状態とする。そして、このデッキボード50のロック状態では、デッキボード50の起立状態から格納方向への回動が規制される。
さらに、本実施形態では、図6Aに示されるように、第1通電回路としての展開用回路80及び第2通電回路としての格納用回路78を備えた回路部76を有している。展開用回路80は、通電によりテールゲート用ソレノイド85によるテールゲート18のロック状態を解除するように設定され、格納用回路78は、通電によりスロープ用ソレノイド75によるデッキボード50のロック状態を解除するように設定されている。また、当該回路部76には、切替スイッチ74が電気的に接続されている。
なお、格納モードでは、テールゲート18が直立状態とされ、かつデッキボード50が格納状態とされている。また、起立モードでは、テールゲート18が直立状態とされ、かつデッキボード50が起立状態とされる。さらに、展開モードでは、テールゲート18が展開状態とされ、かつデッキボード50が展開状態とされる。
ところで、例えば、図6A〜図6Cに示されるように、デッキボード50を格納状態から展開状態に移行させる場合、デッキボード50は、格納状態から起立状態を経て展開状態に移行される。このため、スロープ用ソレノイド75では、デッキボード50を格納状態から起立状態へ回動させるとき、デッキボード50の回動を許容した後、デッキボード50の起立状態が維持される(デッキボード50がロック状態)。このため、デッキボード50を格納状態から起立状態に移行させると、第2ロック状態とされデッキボード50の起立状態が維持されてデッキボード50とテールゲート18とが一体化される。
一方、第1ロック状態ではテールゲート18の直立状態から展開方向への回動は規制されている。このため、回路部76では、切替スイッチ74により、展開モードを選択することで、第1ロック状態が解除されるように設定されている。これにより、テールゲート18は、直立状態から展開方向への回動が規制されないこととなり、デッキボード50とテールゲート18とが一体化された状態で、デッキボード50及びテールゲート18を展開させることができる。
したがって、デッキボード50を格納状態から展開状態に移行させる場合、デッキボード50を一気に回動させることができる。
また、図6G〜図6Iに示されるように、デッキボード50を展開状態から格納状態に移行させる場合、デッキボード50は、展開状態から起立状態を経て格納状態に移行される。ここで、デッキボード50の展開状態では、デッキボード50と共にテールゲート18も展開状態とされている。そして、デッキボード50の起立状態では、テールゲート18は直立状態とされる。
テールゲート用ソレノイド85では、テールゲート18を展開状態から直立状態へ移行させるとき、テールゲート18の回動を許容した後、テールゲート18をロックとし、テールゲート18は直立状態が維持される。すなわち、デッキボード50を展開状態から起立状態へ移行させるとき、テールゲート18の回動を許容した後、テールゲート18がロックされ、テールゲート18が直立状態とされてデッキボード50が起立状態とされる。
一方、スロープ用ソレノイド75は、デッキボード50の起立状態から格納方向への回動が規制されている。このため、回路部76では、切替スイッチ74により、格納モードを選択すると、第2ロック状態が解除されるように設定されている。これにより、デッキボード50は、起立状態から格納方向への回動が規制されないこととなり、デッキボード50を格納させることができる。
したがって、デッキボード50を展開状態から格納状態に移行させる場合、デッキボード50を一気に回動させることができる。
すなわち、デッキボード50を格納状態から展開状態に移行させる場合、及びデッキボード50を展開状態から格納状態に移行させる場合に、デッキボード50は起立状態を通過することとなる。このため、本実施形態では、デッキボード50の起立状態から展開状態への移行時、及びデッキボード50の起立状態から格納状態への移行時に、デッキボード50の起立状態を解除する等の操作をする必要がない。
その結果、前述のように、デッキボード50を格納状態から展開状態に移行させる場合、及びデッキボード50を展開状態から格納状態に移行させる場合に、当該デッキボード50を一気に回動させることができ、スロープ装置32の状態を移行させる際に、スロープ装置32を簡単に操作することができる。
また、本実施形態では、展開用回路80は通電によりテールゲート18の直立状態を解除し、格納用回路78は通電によりデッキボード50の起立状態を解除するように設定されている。換言すると、展開用回路80が通電されない状態では、テールゲート18を直立状態で維持することができ、格納用回路78が通電されない状態では、デッキボード50を起立状態で維持することができる。
さらに、本実施形態では、切替スイッチ74で格納モードが選択されると、回路部76により、格納用回路78が通電されデッキボード50の起立状態が解除される。つまり、デッキボード50は格納方向への回動が可能となる。また、切替スイッチ74で展開モードが選択されると、回路部76により、展開用回路80が通電されテールゲート18の直立状態が解除される。つまり、テールゲート18は展開方向への回動が可能となる。
また、本実施形態では、切替スイッチ74で起立モードが選択されると、展開用回路80及び格納用回路78の何れにも接続されないように設定されることで、起立モードが選択されると展開用回路80又は格納用回路78に接続されるようにした場合と比較して展開用回路80及び格納用回路78を含む回路を簡易化させることができる。
さらに、本実施形態では、第1押圧スイッチとしてスロープ解除スイッチ72、第2押圧スイッチとしてテールゲート解除スイッチ90を備えている。スロープ解除スイッチ72は、テールゲート18が直立状態となる過程で押圧され、テールゲート解除スイッチ90は、デッキボード50が起立状態となる過程で押圧される。そして、回路部76では、スロープ解除スイッチ72の押圧により格納用回路78が閉成可能とされ、テールゲート解除スイッチ90の押圧により展開用回路80が閉成可能とされる。
例えば、テールゲート18の直立状態ではスロープ解除スイッチ72が押圧されるが、スロープ解除スイッチ72が押圧された状態で、格納用回路78が通電されると、デッキボード50は起立状態が解除される。これにより、テールゲート18を直立させると一気にデッキボード50を格納方向へ回動させることができる。
また、デッキボード50の起立状態ではテールゲート解除スイッチ90が押圧されるが、テールゲート解除スイッチ90が押圧された状態で、展開用回路80が通電されると、テールゲート18は直立状態が解除される。これにより、テールゲート18を直立させるとテールゲート18と共にデッキボード50を一気に展開方向へ回動させることができる。
このように、スロープ解除スイッチ72の押圧によりスロープ用ソレノイド75の格納用回路78の接続を行い、テールゲート解除スイッチ90の押圧によりテールゲート用ソレノイド85の展開用回路80の接続を行っている。これにより、テールゲート18、デッキボード50の状態の移行を分けて行うことができ、テールゲート18とデッキボード50とで段階的に状態を移行させることができる。
また、本実施形態では、回路部76は、スロープ解除スイッチ72によりテールゲート18が直立状態である場合のみ格納用回路78を通電させる。このように、格納用回路78が通電されることにより、デッキボード50の起立状態は解除されるため、テールゲート18を直立させるとデッキボード50は格納方向への回動が可能となる。
すなわち、本実施形態では、デッキボード50の展開状態から格納状態へ移行させる過程で、テールゲート18が直立状態となるまではデッキボード50はテールゲート18と一体化された状態で回動するため、デッキボード50の操作がし易い。
さらに、本実施形態では、回路部76は、テールゲート解除スイッチ90によりデッキボード50が起立状態である場合のみ展開用回路80を通電させる。このように、展開用回路80が通電されることにより、テールゲート18の直立状態は解除されるため、デッキボード50が起立状態させるとテールゲート18は展開方向への回動が可能となる。
すなわち、本実施形態では、デッキボード50の格納状態から展開状態へ移行させる過程で、デッキボード50を起立させると、デッキボード50はテールゲート18と一体化された状態で回動するため、デッキボード50の操作がし易い。
また、本実施形態では、スロープ解除スイッチ(第1押圧スイッチ)72は、テールゲート18の回動軌跡上に配置された押圧スイッチであり、当該テールゲート18が当接してスロープ解除スイッチ72が押圧されることにより展開用回路80が接続される。また、テールゲート解除スイッチ(第2押圧スイッチ)90は、デッキボード50の回動軌跡上に配置されたテールゲート解除スイッチ90であり、当該デッキボード50が当接してテールゲート解除スイッチ90が押圧されることにより格納用回路78が接続される。
このように、例えば、テールゲート18、デッキボード50の回動動作に連動して展開用回路80、格納用回路78がそれぞれ接続されるようにすることで、簡易的な構成で、展開用回路80、格納用回路78の接続又は遮断の切り替えができる。
一方、本実施形態では、図3に示されるように、バックドア14が閉止された状態で、バックドア上部16の下端16Aがテールゲート18の上端18Bよりも車両前後方向の後方側に位置している。このため、図7(A)、(B)に示されるように、バックドア上部16側を開放させるだけで、格納モードのデッキボード50上に荷物68を載置させたり、デッキボード50上から荷物68を取り出したりすることができる。
また、本実施形態では、図1に示されるように、テールゲートインナパネル36は、テールゲート18の内壁面を構成しているため、図示はしないが、テールゲート18とは別に第1スロープ部材が設けられた場合と比較して、荷室内30のスペースを拡大させることができる。
さらに、図6で示す回路部76において、切替スイッチ74を変更しないまま、テールゲート18、デッキボード50を回動させようとすると、警告が発せされるようにしてもよい。すなわち、解除されるべきでないロック機構としてのテールゲート用ソレノイド85、スロープ用ソレノイド75のロック状態が解除された状態で、テールゲート18、デッキボード50の状態が移行されないようにして、誤操作を抑制することができる。
また、本実施形態では、車両走行中は、展開用回路80及び格納用回路78への通電が遮断されている。このため、テールゲート18を直立状態で維持するロック状態、デッキボード50を起立状態で維持するロック状態が、それぞれ維持されたままとなる。このため、走行中に、解除されるべきでないテールゲート用ソレノイド85、スロープ用ソレノイド75のロック状態が誤って解除されないように抑制することができる。
また、本実施形態では、図1及び図2に示されるように、デッキボード50が、テールゲート18に設けられた軸部48を中心に回動可能に支持されることにより、デッキボード50は、荷物(図示省略)を載置するときに使用される面(デッキ面50C)とスロープ面54の一部として使用される面(スロープ面50D)とで、用途に合わせて使用される面を変えることができる。
例えば、図示はしないが、デッキ面50Cとスロープ面50Dとが同じ面として使用される場合、スロープ面50Dには自転車が通過するため、スロープ面50Dが汚れ、当該スロープ面50Dに荷物をそのまま載置させることができない場合がある。しかし、本実施形態では、デッキ面50Cとスロープ面36Aとで使用される面が異なるため、このような問題は生じない。
また、本実施形態では、デッキボード50の自由端部50Bには傾斜面62が形成されている。これにより、デッキボード50の自由端部50Bと地面GLとの間で、デッキボード50の板厚分の段差を小さくすることができるが、この傾斜面62については、必ずしも必要ではない。
ところで、本実施形態では、図10(B)に示されるように、スロープ装置32では自転車124が通過可能としているが、自転車124に限るものではない。例えば、図示はしないが、スロープ装置32において、車椅子やベビーカー等を通過させるようにしてもよい。
(本実施形態の補足)
本実施形態では、図6Aに示されるように、回路部76において、展開用回路80は、通電によりテールゲート18のロック状態が解除されるように設定され、格納用回路78は、通電によりデッキボード50のロック状態が解除されるように設定されているが、これに限るものではない。例えば、展開用回路80及び格納用回路78のうち、何れか一方において、非通電の状態でロック状態が解除されるように設定されてもよい。
本実施形態では、図6Aに示されるように、回路部76において、展開用回路80は、通電によりテールゲート18のロック状態が解除されるように設定され、格納用回路78は、通電によりデッキボード50のロック状態が解除されるように設定されているが、これに限るものではない。例えば、展開用回路80及び格納用回路78のうち、何れか一方において、非通電の状態でロック状態が解除されるように設定されてもよい。
また、本実施形態では、図4に示されるように、テールゲート18の車両内側を構成するテールゲートインナパネル36自体を第1スロープ部材としているが、これに限るものではない。例えば、図示はしないが、テールゲートインナパネル36とは別にスロープ部材を設けても良い。このスロープ部材をテールゲートインナパネル36に固定することで、スロープ部材がテールゲートインナパネル36と一体化される。
このように、テールゲートインナパネル36とスロープ部材を別部材とすることで、テールゲートインナパネル36とスロープ部材とで、材質を変えることができ、スロープ装置32において、必要な剛性を確保しつつ、軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、図4に示されるように、テールゲートインナパネル36によって構成されたスロープ面36A及びデッキボード50によって構成されたスロープ面50Dは、それぞれ1枚のパネル部材で構成されているが、複数のパネル部材でそれぞれ構成されてもよい。例えば、図示はしないが、デッキボード50の先端部に別のパネルを連結させてもよい。
さらに、本実施形態では、第1ロック機構としてテールゲート用ソレノイド85が設けられ、バックドア開口部12側にケース92が配設され、テールゲート18側にカム部材96が収容可能とされているが、テールゲート18側にケース92が配設され、バックドア開口部12側にカム部材96が収容可能とされてもよい。
また、本実施形態では、図4(A)に示されるように、第1ロック機構としてテールゲート用ソレノイド85、第2ロック機構としてスロープ用ソレノイド75が用いられているが、テールゲート18、デッキボード50をそれぞれ直立状態、起立状態でロックさせることができればよいため、これに限るものではない。
例えば、図16及び図17に示されるように、ストライカ126を備えた電気式ロック128を用いてもよい。なお、ここでは、バックドア開口部12側にストライカ126が設けられ、テールゲート18側に電気式ロック128が設けられているが、バックドア開口部12側に電気式ロック128を設け、テールゲート18側にストライカ126を設けてもよい。
さらに、本実施形態では、図1及び図2に示されるように、デッキボード50がテールゲート18に対して軸部48を中心に回動可能となっており、荷室内30において、デッキボード50が略水平方向に沿って配置された格納状態(図1の実線参照)、デッキボード50が略上下方向に沿って配置された起立状態(図1の二点鎖線、図2の二点鎖線)、デッキボード50が車両後方側へ回動して地面GLと接地している展開状態(図2の実線参照)があるが、デッキボード50の状態はこれに限るものではない。
例えば、図1に示されるように、デッキボード50が、テールゲート18に対して軸部48を中心に回動可能となっているだけでなく、図示はしないが、デッキボード50の起立状態において、デッキボード50がテールゲートに対して上下方向にスライド可能となるようにしてもよい。これにより、デッキボード50の起立状態において、デッキボード50はテールゲート18に対して車両前後に対向可能とされる(デッキボード50の収納状態)。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両
12 バックドア開口部
14 バックドア
16 バックドア上部
16A 下端(バックドア上部の下端)
18 テールゲート(バックドア下部)
18B 上端(バックドア下部の上端)
26 軸部(第1軸部)
30 荷室内
32 スロープ装置(車両用スロープ装置)
36 テールゲートインナパネル(第1スロープ部材)
48 軸部(第2軸部)
50 デッキボード(第2スロープ部材)
72 スロープ解除スイッチ(第1押圧スイッチ、第1押圧スイッチ)
74 切替スイッチ(モード選択スイッチ)
75 スロープ用ソレノイド(第2ロック機構)
76 回路部
78 格納用回路(第2通電回路)
80 展開用回路(第1通電回路)
85 テールゲート用ソレノイド(第1ロック機構)
90 テールゲート解除スイッチ(第2押圧スイッチ、第2押圧スイッチ)
126 ストライカ(第1ロック機構)
128 電気式ロック(第1ロック機構)
12 バックドア開口部
14 バックドア
16 バックドア上部
16A 下端(バックドア上部の下端)
18 テールゲート(バックドア下部)
18B 上端(バックドア下部の上端)
26 軸部(第1軸部)
30 荷室内
32 スロープ装置(車両用スロープ装置)
36 テールゲートインナパネル(第1スロープ部材)
48 軸部(第2軸部)
50 デッキボード(第2スロープ部材)
72 スロープ解除スイッチ(第1押圧スイッチ、第1押圧スイッチ)
74 切替スイッチ(モード選択スイッチ)
75 スロープ用ソレノイド(第2ロック機構)
76 回路部
78 格納用回路(第2通電回路)
80 展開用回路(第1通電回路)
85 テールゲート用ソレノイド(第1ロック機構)
90 テールゲート解除スイッチ(第2押圧スイッチ、第2押圧スイッチ)
126 ストライカ(第1ロック機構)
128 電気式ロック(第1ロック機構)
Claims (11)
- 車両後端に形成されたバックドア開口部の周辺下部に対して、車両幅方向に沿って配設された第1軸部を中心に回動可能に支持され、前記バックドア開口部の下部側を開閉するバックドア下部と、
前記バックドア下部と一体的に設けられ、前記バックドア下部が閉止された閉止状態で直立状態とされ、前記バックドア下部が開放された開放状態で展開状態とされる第1スロープ部材と、
前記第1スロープ部材に対して、車両幅方向に沿って配設された第2軸部を中心に回動可能に支持され、前記第1スロープ部材の直立状態における車両後部に設けられた荷室内において、水平方向に沿って配置されて格納状態、又は車両上下方向に沿って配置されて起立状態とされ、前記第1スロープ部材の展開状態では、当該第1スロープ部材と共に展開状態とされる第2スロープ部材と、
前記第1スロープ部材を前記展開状態から前記直立状態へ移行させるとき、当該第1スロープ部材の回動を許容したあと当該第1スロープ部材を当該直立状態で維持する第1ロック状態とすると共に、前記第1ロック状態では前記第1スロープ部材の前記直立状態から展開方向への回動を規制する第1ロック機構と、
前記第2スロープ部材を前記格納状態から前記起立状態へ移行させるとき、当該第2スロープ部材の回動を許容したあと当該第2スロープ部材を当該起立状態で維持する第2ロック状態とすると共に、前記第2ロック状態では前記第2スロープ部材の前記起立状態から格納方向への回動を規制する第2ロック機構と、
前記第1ロック機構による前記第1ロック状態を解除する第1通電回路と、前記第2ロック機構による前記第2ロック状態を解除する第2通電回路と、を備えた回路部と、
前記回路部と電気的に接続され、前記第1スロープ部材が前記直立状態とされかつ前記第2スロープ部材が前記格納状態とされる格納モード、前記第1スロープ部材が前記直立状態とされかつ前記第2スロープ部材が前記起立状態とされる起立モード、前記第1スロープ部材が前記展開状態とされかつ前記第2スロープ部材が前記展開状態とされる展開モードのうち、何れか1のモードを選択可能とするモード選択スイッチと、
を有する車両用スロープ装置。 - 前記第1通電回路は通電により前記第1ロック状態を解除し、前記第2通電回路は通電により前記第2ロック状態を解除するように設定されている請求項1に記載の車両用スロープ装置。
- 前記回路部は、前記モード選択スイッチで前記格納モードが選択されると前記第2通電回路を通電させ、前記モード選択スイッチで前記展開モードが選択されると前記第1通電回路を通電させるように設定されている請求項2に記載の車両用スロープ装置。
- 前記回路部では、前記モード選択スイッチで前記起立モードが選択されると、前記第1通電回路及び前記第2通電回路の何れにも接続されないように設定されている請求項3に記載の車両用スロープ装置。
- 前記第1スロープ部材の回動軌跡上に配置され、前記第1スロープ部材の前記直立状態で押圧される第1押圧スイッチと、前記第2スロープ部材の回動軌跡上に配置され、前記第2スロープ部材の前記起立状態で押圧される第2押圧スイッチと、を備え、前記回路部は、前記第1押圧スイッチが押圧されると前記第2通電回路が通電可能となるように設定され、前記第2押圧スイッチが押圧されると前記第1通電回路が通電可能となるように設定されている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用スロープ装置。
- 前記回路部では、前記第1スロープ部材が直立状態である場合のみ前記第2通電回路を通電させるように設定されている請求項5に記載の車両用スロープ装置。
- 前記回路部では、前記第2スロープ部材が起立状態である場合のみ前記第1通電回路を通電させるように設定されている請求項5又は請求項6に記載の車両用スロープ装置。
- 前記バックドア開口部は、前記バックドア開口部の上部側を開閉するバックドア上部と前記バックドア下部とを含んで構成されたバックドアによって開閉され、前記バックドアが閉止された状態で、前記バックドア上部の車両上下方向の下端が前記バックドア下部の車両上下方向の上端よりも車両前後方向の後方側に位置している請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の車両用スロープ装置。
- 前記第1スロープ部材は、前記バックドア下部の内壁面を構成している請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の車両用スロープ装置。
- 前記回路部では、前記モード選択スイッチを変更しないまま、前記第1スロープ部材、前記第2スロープ部材を回動させようとすると、所定の警告がなされるように設定されている請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の車両用スロープ装置。
- 前記回路部では、車両走行中は、前記第1通電回路及び前記第1通電回路への通電を遮断するように設定されている請求項2〜請求項10の何れか1項に記載の車両用スロープ装置。
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