JP2018143943A - 水処理装置および水の処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】持続性の高い水処理装置および水の処理方法を提供する。【解決手段】容器15と、容器内に設けられ、電圧の印加により被処理水を処理して処理水を生成可能な電極31、32と、電極を囲むように配置されたろ過膜41,42と、容器に設けられ、処理水を容器から取出し可能な取出口63と、を備え、取出口から取出される処理水に、上記電極付近の、上記処理水に難溶の生成物が拡散するのを抑制する、水処理装置10が提供される。ろ過膜41,42によって形成された電極を収容する領域21に設けられ、難溶の生成物を排出可能な排出口71、72をさらに備えてもよい。さらに水の処理方法を開示する。【選択図】図1
Description
本発明は、電気分解による水処理技術に関し、特に、電気分解による水処理装置およびその方法に関する。
水や溶液に溶解している各種イオンを電気分解(電解)の物理化学的変化によって除去あるいは回収することが行われている。水道局や病院では、電気分解等によりオゾンを発生させてオゾン水を生成し、水中の微生物をオゾン水を使用して不活性化する技術が使用されている。また、井戸水中のフッ素やカルシウムを電気分解によって除去して飲料水とする技術がある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の処理装置では、電気分解された陽極水および陰極水の全体を下流でフィルタろ過処理を行う構成となっており、電気分解により反応して生じた炭酸カルシウムやフッ化マグネシウム等の粒子によってフィルタが目詰まりし易くなる。その粒子が細かくなる程、フィルタの孔径も小さくしなければならないので、目詰まりがさらに生じ易くなる。さらに、吸引あるいは加圧を伴うフィルタによるろ過では、この現象が深刻になり、ろ過処理の持続性が短いという問題やろ過処理を続行できなくなるという問題がある。
本発明の目的は、上記問題に鑑みてなされたもので、持続性の高い水処理装置および水の処理方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、容器と、上記容器内に設けられ、電圧の印加により被処理水を処理して処理水を生成可能な電極と、上記電極を囲むように配置されたろ過膜と、上記容器に設けられ、上記処理水を上記容器から取出し可能な取出口と、を備え、上記取出口から取出される処理水に、上記電極付近の、上記処理水に難溶の生成物が拡散するのを抑制する、水処理装置が提供される。
上記態様によれば、電極を囲むように配置されたろ過膜によって電極付近の、処理水に難溶の生成物が、取出される処理水に拡散するのを抑制するので、取出された処理水をろ過するためのフィルタが設けられた場合、その目詰まりを低減し、水処理の持続性を確保することができる。
上記態様において、上記ろ過膜によって形成された上記電極を収容する領域に設けられ、上記難溶の生成物を排出可能な排出口をさらに備えてもよい。これにより、この領域の難溶の生成物を低減して、取出される処理水に拡散するのをさらに抑制できる。
本発明の他の態様によれば、水の処理方法であって、被処理水を容器に供給するステップと、上記容器内のろ過膜に囲まれた電極に電圧を印加して上記被処理水を処理して処理水を生成するステップと、上記処理水を取出すステップと、を含み、上記ろ過膜は、上記取出される処理水に、上記電極付近で生じた、処理水に難溶の生成物が拡散するのを抑制する、上記処理方法が提供される。
上記他の態様によれば、電極がろ過膜に囲まれているので、陽極付近で生成された水に難溶の生成物が、取出される処理水に拡散するのを抑制するので、取出された処理水をろ過するためのフィルタが設けられた場合、その目詰まりを低減し、水処理の持続性を確保することができる。
上記他の態様において、上記電極付近の上記処理水に難溶の生成物を排出するステップをさらに含んでもよい。これにより、難溶の生成物を低減して、取出される処理水に拡散するのをさらに抑制できる。
本出願の明細書、特許請求の範囲、要約、および図面において、「非溶解あるいは難溶」を、表現を単純化するために、単に「難溶」と表現することもある。「難溶」は「非溶解」を含むと理解されたい。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る水処理装置の構成を示す図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る水処理装置の構成を示す図である。
図1を参照するに、本発明の一実施形態に係る水処理装置10は、容器15と、容器15内の第1室21に設けられた電極(陽極)31と、第2室22に設けられた電極(陰極)32と、陽極31および陰極32に接続され電圧を印加可能な電源部30と、容器15内に容器内面15aとともに第1室21を形成するろ過膜41と、容器15内に容器内面15aともに第2室22を形成するろ過膜42とが設けられている。第3室23は、ろ過膜41および42と、容器内面15aとに囲まれており、容器15内の第1室21および第2室22以外の領域である。
陽極31および陰極32(電極)は、その材料が導電性を有していれば特に限定されず、公知の材料を使用可能であり、例えば、ステンレス、白金、チタン、炭素を用いることができる。電源部30により、陽極31に正電圧、陰極32に負電圧を印加することにより、被処理水を電気分解し、被処理水に含まれる様々な不純物を処理可能である。このように電圧を印加すると、下記の式の反応が陽極付近で起こる場合がある。
3H2O→6H++6e-+O3
この反応によりオゾンが発生し、被処理水に溶解してオゾン水が生成される。
3H2O→6H++6e-+O3
この反応によりオゾンが発生し、被処理水に溶解してオゾン水が生成される。
被処理水には、多くの微生物(ウイルス、細菌、原虫)や化学成分(農薬、有機化学物質、金属およびその化合物)が含まれる可能性があり、オゾン水により酸化、分解、殺菌、等が行われる。本願の明細書、特許請求の範囲、図面および要約書では、被処理水の電気分解によって発生した電解水、および/またはオゾンあるいはオゾン水の作用により被処理水が処理された水を、処理水と称する。
陽極31の表面およびその付近はオゾン濃度が高いため、被処理水中の金属イオン等が酸化され非溶解の物質が生成される。例えば、以下の反応式により二酸化マンガンMnO2の粒子(粒径10nm〜1μm)が発生する。
Mn2++O3+H2O→MnO2+O2+2H+
また、微生物や有機物は酸化され、微生物の死骸や炭酸ガスに変化する。
Mn2++O3+H2O→MnO2+O2+2H+
また、微生物や有機物は酸化され、微生物の死骸や炭酸ガスに変化する。
陰極32の表面およびその付近では、被処理水の金属イオン(カルシムイオン、マグネシムイオン、鉄イオン)が水に非溶解あるいは難溶の生成物、例えば、炭酸カルシウムが析出する。
ろ過膜41、42は、例えば、精密ろ過膜、限外ろ過膜、ナノろ過膜から選択され、被処理水中のイオン、オゾン水等を透過する一方、一定の大きさの粒子(微粒子)、一定の分子量の有機物、コロイド粒子等の透過を抑制する。
ろ過膜41、42は、第1室21および第2室22が、第3室23と比較して、それぞれの容積を小さくなるように設けることが好ましい。これにより、陽極31および陰極32の付近で発生した、水に非溶解あるいは難溶の生成物をより狭い領域に滞留させることで、回収および/または廃棄を容易化することが可能である。それと共に、第3室23の容積を確保することで、処理水の体積を増やすことが可能である。
なお、被処理水の水質によっては、陽極31および陰極32の付近で発生する生成物の量(体積あるいは重量)が異なる場合があり、除去を必要としない程度の場合は、その電極のためのろ過膜を省略可能である。例えば、陰極32の付近で発生する生成物の量(体積あるいは重量)が十分少ない場合はろ過膜42を省略してもよい。同様に、陽極31の付近で発生する生成物の量(体積あるいは重量)が十分少ない場合はろ過膜41を省略してもよい。
ろ過膜41、42は0.005μm〜10μmから選択された孔径を有することが好ましい。ろ過膜41、42により、陽極31および陰極32付近で発生した、水に非溶解の生成物をそれぞれ第1室21および第2室22内に滞留させ、第3室23への移動を抑制できる。
ろ過膜41、42は、耐久性の観点からオゾン耐性に優れていることが好ましい。上述したように、陽極31の表面およびその付近では、オゾンが発生するためオゾン濃度が増加するため、ろ過膜41は特にオゾン耐性が優れていることが好ましい。
容器15は、被処理水の特性および電気分解によって発生する物質に耐性のある材料であれば特に制限はなく、プラスチック、金属、ガラス等から適宜選択される。また、容器15の容量は、処理水の、例えば1回の使用量に応じて適宜選択されるが、例えば、100mL〜10Lであることが好ましい。
容器15には、給水口51〜53が設けられており、容器15内に被処理水が供給される。給水口51は第1室21に設けられ、被処理水が給水口51を介して供給される。給水口52は第2室22に設けられ、被処理水が給水口52を介して供給される。給水口53は、第3室23に設けられ、被処理水が給水口53を介して供給される。なお、給水口51〜53のいずれかを省略してもよい。給水口51、52を設けない場合は、給水口53から被処理水を供給し、ろ過膜41、42を介して、それぞれ第1室21、第2室22に被処理水を供給でき、ろ過膜41、42の電極側の表面41a、42aのファウリング(あるいは、目詰まり)を除去可能である。
被処理水は、その供給源から配管を介してバルブ91〜93の開動作により容器内に給水する。バルブ91〜93は、制御部35と信号通信可能に接続されており、制御部35からの制御信号によりバルブ91〜93の開閉動作がそれぞれ独立に行われる。
被処理水は、バルブ93を開き、バルブ91、92を閉じたままで給水することが好ましい。被処理水がろ過膜41、42を第3室23側から第1室21および第2室22に透過するので、ろ過膜の電極側の表面41a、42aのファウリング(あるいは、目詰まり)を第1室21および第2室22の被処理水に分散させて、ろ過膜41、42を洗浄可能である。
容器15には、取出口61〜63が設けられており、処理水が容器内から取り出される。取出口61は第1室21に設けられ、第1室21内の処理水が取り出される。取出口62は第2室22に設けられ、第2室22内の処理水が取り出される。取出口63は第3室23に設けられ、第3室23内の処理水が取り出される。なお、取出口61〜63のいずれかを省略してもよい。例えば、第1室21の容積を第2室22あるいは第3室23よりも小さくした場合は、取出口61を省略してもよい。第1室内の処理水を利用しなくても十分な量の処理水を確保できる。同様の理由により、第2室22の容積を第1室21あるいは第3室23よりも小さくした場合は、取出口62を省略してもよい。
処理水は、バルブ94〜96の開動作により容器内から取り出され配管を介して下流に供給される。バルブ94〜96は、制御部35と信号通信可能に接続されており、制御部35からの制御信号によりバルブ94〜96の開閉動作がそれぞれ独立に行うことができる。
なお、処理水の取出しは第3室23のみから行うことが好ましい。陽極31および陰極32で生じた析出物がろ過膜41、42により第3室23に移動が抑制されているので、水に非溶解あるいは難溶の生成物の少ない(あるいは含まれていない)処理水を下流に供給可能である。
また、第3室23から処理水を取り出す際には、その前に、第1室21および第2室22からバルブ97、98を開いて処理水および生成物を排出口71、72から回収/廃棄することが好ましい。それにより、処理水が第1室21および第2室22側から第3室23にろ過膜41、42を透過することを回避でき、生成物によるろ過膜41、42の目詰まりを回避できる。
取出口61〜63の下流に、ろ過器65が設けられてもよい。ろ過器65は、フィルタを用いてもよい。フィルタは、ろ過膜41、42と同様の材料を用いてもよい。ろ過器65は、粉末あるいは粒状の活性炭を用いてもよい。活性炭により、処理水中に残存するオゾンを除去可能である。これにより、処理水を供給する配管、蛇口、ノズル(いずれも不図示)等の酸化を抑制する。また、配管、蛇口、ノズルがオゾン水に触れると表面が活性化し、処理水中に残留している微粒子が吸着し易くなり、汚れとして視認される可能性がある。ろ過器65によりオゾンを除去することで、配管、蛇口、ノズル等の汚れを抑制できる。また、ろ過器65により処理水中に残留している微粒子も除去可能になるので、いっそう汚れを抑制できる。なお、ろ過器65は、上記のフィルタと活性炭とを組み合わせてもよい。
容器15には、排出口71〜73が設けられており、陽極31および陰極32で電気分解により生成された、水に非溶解あるいは難溶の生成物を回収/廃棄できる。排出口71〜73は、それぞれ第1室21、第2室22、第3室23の底部に設けられることが好ましく、バルブ97〜99の開閉動作により、沈殿した生成物を回収/廃棄できる。バルブ97〜99は、制御部35と信号通信可能に接続されており、制御部35からの制御信号によりバルブ97〜99の開閉動作が制御される。
容器15には、排出口71、72から非溶解あるいは難溶の生成物を回収/除去するとともに処理水(あるいは被処理水)を供給口56、57から容器15に還流させる経路を有する循環機構を設けてもよい。この経路には、ろ過器81、82、バルブ86、87およびポンプ(不図示)が設けられ、バルブ86、87およびポンプは、制御部35と信号通信可能に接続されており、制御部35からの制御信号によりバルブ86、87の開閉動作およびポンプの動作がそれぞれ独立に制御される。ろ過器81、82は、ろ過膜41、42と同様の材料を用いてもよく、ろ過器65と同様の材料を用いてもよい。ろ過器81、82により、それぞれ生成物を回収することで、ろ過器81、82のフィルタの目詰まりを抑制することができる。さらに、生成物を回収/除去した後の処理水は、取出口61、62から取出して処理水として下流に供給可能である。
容器15には、第3室23内に撹拌部85を設けてもよい。撹拌部85により被処理水あるいは処理水を撹拌することで、陽極31付近で発生したオゾン水を容器15内全体への拡散を促進して、オゾン水による処理効果を高めることができる。
電源部30は、直流電圧が印加可能であり、電気分解に必要な電流を供給可能な電源であれば特に限定されない。
制御部(CL)35は、バルブ86、87、91〜99、ポンプ(不図示)に信号通信可能なように接続されている。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る水処理装置の制御部の構成を示す図である。
図2を参照するに、制御部(CL)35は、マイクロプロセッサ36、水処理装置10の制御プログラムを格納するとともにワーク用メモリエリア等を有するメモリ37、制御信号を送信する通信インターフェイス38、およびこれらを接続するバス39を有する。制御部(CL)35は、例えば、パーソナルコンピュータと通信インターフェイスモジュールにより構成可能である。制御部(CL)35はバルブ86、87、91〜99の開閉動作やポンプの運転動作の制御を行い、被処理水の供給、処理水の取出のタイミングを制御可能である。
上述したように、第1の実施形態に係る水処理装置10によれば、陽極31および陰極32をそれぞれ収容する第1室21および第2室22がろ過膜41、42と容器内面15aに囲まれており、ろ過膜41、42がそれぞれ陽極31および陰極32で電気分解により生じた水に非溶解あるいは難溶の生成物が第3室23に透過することを抑制する。これにより、第3室23内の処理水にその生成物がほとんど含まれていないので、第3室23から取出した処理水による、下流のろ過器65の目詰まりを低減し、水処理の持続性を確保することができる。さらに、第1室21および第2室22のそれぞれの容積が第3室23の容積よりも小さく設定してもよく、これにより陽極31および陰極32で電気分解により生じた水に非溶解あるいは難溶の生成物の廃棄/回収が容易になる。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る水処理方法を示すフローチャートである。以下、図3および先に説明した図1を参照しつつ本発明の一実施形態に係る水処理方法を説明する。
最初に、S110では、容器15に被処理水を供給する。この際、バルブ93を開き、バルブ91、92は閉じた状態で給水口53から被処理水を供給することが好ましい。被処理水を第3室23に供給し、ろ過膜41、42を透過して第1室21および第2室22に供給するので、ろ過膜41、42の陽極および陰極側の表面41a、42aに付着した生成物を洗い流して、第1室21および第2室22の被処理水に拡散することができる。なお、被処理水の水質が悪く、非溶解の物質をもともと含む場合は、バルブ91〜93を開いて、給水口51〜53からほぼ同時に被処理水を容器に供給してもよい。
次いで、S120では、電源部30から陽極31および陰極32に電圧を印加し電流を供給する。これにより、被処理水が電気分解され処理水が生成される。陽極31では、例えば、被処理水中の塩素イオンをガス化できる。一方、陰極32付近では、被処理水の金属イオン(カルシムイオン、マグネシムイオン、鉄イオン)が水に非溶解あるいは難溶の化合物、例えば、炭酸カルシウムとして析出する。これらの生成物は、ろ過膜41、42により第3室23への透過・拡散が抑制される。
また、S120では、陽極31付近ではオゾンが発生しオゾン水が生成される場合がある。オゾン水を容器15内の被処理水に拡散させるために、撹拌部85により被処理水の撹拌を行ってもよい。撹拌によって、オゾン水が第1室21だけでなく、第2室22および第3室23に拡散することで、被処理水の微生物が死滅(不活性化)することができる。この撹拌は、S120の電圧の印加中に行ってもよく、S120の電圧の印加終了後に行ってもよく、その両方で行ってもよい。また、被処理水にマンガンイオンが含まれる場合、オゾン水により水に不溶解あるいは難溶の二酸化マンガンの粒子が生成する。
次いで、S130では、処理水を容器から取出す。具体的には第3室23のバルブ96を開いて処理水を取り出す。この際、第1室21および第2室22の底部に設けられた排出口71、72から並行して第1室21および第2室22の生成物を含む処理水を取出してもよい。これにより、第1室21および第2室22から第3室23にろ過膜41、42を透過する処理水を低減し、生成物がろ過膜の電極側の表面41a、42aに付着することを抑制する。第3室23から取り出された処理水はこのまま下流に供給してもよい。
必要に応じて、第3室23から取り出された処理水をさらにろ過するステップを追加してもよい(S140)。粉末あるいは粒状の活性炭を用いたろ過器65により、オゾンが処理水に残留している場合除去可能である。これにより、下流の処理水を供給する配管、蛇口、ノズル(いずれも不図示)等の残留オゾンによる酸化を抑制する。また、配管、蛇口、ノズルがオゾン水に触れると表面が活性化し、処理水中に残留している微粒子が吸着し易くなり、汚れとして視認される可能性がある。ろ過器65によりオゾンを除去することで、配管、蛇口、ノズル等の汚れを抑制できる。また、生成物が残留している場合も、ろ過器65により除去可能である。
また、必要に応じて、あるいは適時、S120とS130との間に、第1室21および/または第2室22内の処理水を、それぞれ排出口71、72から排出するステップ(S150)を追加してもよい。これにより、第1室21および/または第2室22内の生成物を排出でき、S130の処理水の取出の際に、取出される処理水にその生成物が拡散することをいっそう抑制できる。さらに、ろ過膜41、42の表面41a、42aに生成物が付着する量を低減でき、目詰まりを回避でき、持続性を確保できる。さらに、ろ過器81、82を通して、生成物をろ過して回収/除去した処理水を供給口56、57から容器15に還流させてもよい。これにより、生成物を回収/除去後の処理水を利用することが可能である。
また、S130の後に、第1室21および第2室22内を洗浄するステップ(S160)を追加してもよい。S130で処理水を取出した後に、被処理水をS110と同様に供給して、第1室21および第2室22の底部の排出口71、72から第1室21および第2室内22の被処理水を排出しながら、第1室21および第2室22に供給口51、52から被処理水を供給する。被処理水の代わりに洗浄を促進する溶液を適宜使用してもよい。
第1の実施形態の水の処理方法によれば、陽極31および陰極32(電極)がろ過膜41、42に囲まれているので、処理水を取出すステップ(S130)において、陽極31および陰極32(電極)付近で生成された水に非溶解あるいは難溶の生成物が取出される処理水に拡散するのを抑制して、下流の配管等の汚染を低減することができる。また、陽極31および陰極32に電圧を印加し被処理水を処理するステップ(S120)と処理水を取り出すステップ(S130)との間に、第1室21および/または第2室22内の処理水を排出するステップ(S150)を追加した場合は、第1室21および/または第2室22内の水に非溶解あるいは難溶の生成物を排出して、S130において取出される処理水にその生成物が拡散することをいっそう抑制でき、さらに、ろ過膜41、42の表面41a、42aに生成物が付着する量を低減でき、目詰まりを回避でき、持続性を確保できる。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施形態に係る水処理装置の構成を示す図である。第2の実施の形態において、第1の実施形態と同様の構成要素には同様の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る水処理装置の構成を示す図である。第2の実施の形態において、第1の実施形態と同様の構成要素には同様の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4を参照するに、第2の実施形態に係る水処理装置100は、容器115と、容器115内の第1室121に設けられた電極(陽極)31と、第2室122に設けられた電極(陰極)32と、陽極31および陰極32に接続され電圧を印加可能な電源部30と、容器内面15aの上面とともに第1室121を形成するろ過膜141と、容器内面115aの上面とともに第2室122を形成するろ過膜142とが設けられている。第2の実施形態の水処理装置100は、ろ過膜141、142がそれぞれ陽極31、陰極32を囲むように設けられている。第3室123は、ろ過膜141、142の外面と容器内面15aとに囲まれており、容器115内の第1室121および第2室122以外の領域である。
ろ過膜141、142は、容器内面15aの上面に固定された半袋状であり、陽極31および陰極32をそれぞれ包込むように設けられ、容器内面115aの上面とともに、それぞれ第1室121および第2室122を形成するように構成されている。このように、ろ過膜141、142で陽極31および陰極32をほぼ包込むことで、第1の実施形態で述べた効果に加え、第1室121および第2室122の容積をより低減して、より狭い領域に水に非溶解あるいは難溶の生成物を閉じ込めることが可能になり、第3室123の容積を増大でき、1回の処理で供給できる処理水の体積を増大できる。
ろ過膜141、142には、その底部に、それぞれ排出口171、172が設けられており、第1室121および第2室122内の水に非溶解あるいは難溶の生成物を排出可能である。さらに、排出口171、172にろ過器を介して容器151に環流する経路を設けてよく、その経路に連通する容器151への供給口156、157はろ過膜141、142に設けてもよい。
第2の実施形態に係る水処理装置100によれば、第1の実施形態に係る水処理装置10の効果に加え、陽極31および陰極32で生成された水に非溶解あるいは難溶の生成物をより狭い領域に閉じ込めて、処理水への拡散をより抑制するとともに除去し易くなる。
第2の実施形態に係る水の処理方法は、上述した第1の実施形態の水の処理方法と同様であるので説明を省略するが、水処理装置100がろ過膜141、142により陽極31および陰極32をほぼ包込むことで、選択的に行われる図3に示すS150において、第1室121および/または第2室122内の水に非溶解あるいは難溶の生成物の排出がより容易になり、また、選択的に行われる図3のS160において、第1室121および/または第2室122内の水に非溶解あるいは難溶の生成物の洗浄がより容易になる。
[第3の実施の形態]
図5は、本発明の第3の実施形態に係る水処理装置の構成を示す図であり、図6は、本発明の第3の実施形態に係る水処理装置の構成を示し、図5の容器のAA矢視図を含む図である。第3の実施の形態において、第1の実施形態と同様の構成要素には同様の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る水処理装置の構成を示す図であり、図6は、本発明の第3の実施形態に係る水処理装置の構成を示し、図5の容器のAA矢視図を含む図である。第3の実施の形態において、第1の実施形態と同様の構成要素には同様の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5および図6を参照するに、第3の実施形態に係る水処理装置200は、容器215と、容器215内の第1室221に設けられた電極(陽極)231と、第2室222に設けられた電極(陰極)232と、陽極231および陰極232に接続され電圧を印加可能な電源部30と、容器内面215aとともに第1室221を形成するろ過膜241と、容器内面215aとともに第2室222を形成するろ過膜242とが設けられている。第3の実施形態の水処理装置200は、陽極231および陰極232が容器215内の底部付近に、その底面に平行に設けられ、ろ過膜241、242がそれぞれ陽極231、陰極232を囲むように設けられている。第3室223は、ろ過膜241、242と容器内面215aとに囲まれており、容器215内の第1室221および第2室222以外の領域である。
陽極231および陰極232は、容器215の底面に平行に配置され、その一端が電源部30と接続されている。陽極231および陰極232は、容器215の底面に平行な仮想平面上の一方向に延伸して配置され互いに対向するように設けられることが好ましい。陽極231および陰極232は、第1の実施形態の陽極31および陰極32と同様の材料で構成される。
ろ過膜241、242は、一面が容器の底面に平行に、他の一面が容器の側面に平行に設けられ、陽極231および陰極232とそれぞれ同じ方向に延伸して配置され、それぞれ第1室221および第2室222を形成するように設けられる。このように、ろ過膜241、242と容器内面215aの底面および側面とで陽極231および陰極232をそれぞれほぼ包込むことで、第1の実施形態で述べた効果に加え、第1室221および第2室222の容積をより低減して、より狭い領域に水に非溶解あるいは難溶の生成物を閉じ込めることが可能になり、第3室223の容積を増大でき、1回の処理で供給できる処理水の体積を増大できる。さらに、その生成物が底面に沈殿し、第3室223の処理水に拡散し難くなる。なお、ろ過膜241、242は図5に示す断面形状のみではなく、容器215の側面あるいは底面に固定した半袋状でもよく、図4に示すような一端を側面に固定した半袋状でもよい。
第3の実施形態に係る水処理装置200によれば、第1の実施形態に係る水処理装置10の効果に加え、陽極231および陰極232で生成された水に非溶解あるいは難溶の生成物をより狭い領域に閉じ込めて、処理水への拡散をより抑制するとともに除去し易くなる。
第3の実施形態に係る水の処理方法は、上述した第1の実施形態の水の処理方法と同様であるので説明を省略するが、水処理装置200がろ過膜241、242と容器内面215aの底面および側面とで陽極231および陰極232をほぼ包込むことで、選択的に行われる図3のS150において、第1室221および/または第2室222内の水に非溶解あるいは難溶の生成物の排出がより容易になり、ろ過膜241、242の陽極および陰極側の表面に付着するその生成物を低減できる。また、選択的に行われる図3のS160において、第1室221および/または第2室222内の水に非溶解あるいは難溶の生成物の洗浄がより容易になる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲に記載された本発明の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上述した実施形態においては、被処理水が飲料水に利用されるような河川から取水した水や井戸水を想定して、その水を被処理水と想定して説明したが、有用な金属イオンを含む水や、放射性物質を含むような水を処理する場合にも適用できることはいうまでもない。
なお、以上の説明に関してさらに以下の付記を開示す
(付記1) 容器と、
前記容器内に設けられ、電圧の印加により被処理水を処理して処理水を生成可能な電極と、
前記電極を囲むように配置されたろ過膜と、
前記容器に設けられ、前記処理水を前記容器から取出し可能な取出口と、
を備え、
前記取出口から取出される処理水に、前記電極付近の、前記処理水に難溶の生成物が拡散するのを抑制する、水処理装置。
(付記2) 前記ろ過膜によって形成された前記電極を収容する領域に設けられ、前記難溶の生成物を排出可能な排出口をさらに備える、付記1記載の水処理装置。
(付記3) 前記電極は陽極であり、
前記容器内に設けられ、前記電圧の印加により前記陽極付近に生じたオゾン水を拡散する撹拌部をさらに備え、
前記オゾン水によって生成された前記陽極付近の前記難溶の生成物を前記排出口から排出する、付記2記載の水処理装置。
(付記4) 前記取出口に連通して設けられ、前記処理水中のオゾンを除去可能なろ過器をさらに備える、付記3記載の水処理装置。
(付記5) 前記難溶の生成物が二酸化マンガンである、付記3または4記載の水処理装置。
(付記6) 前記電極は陰極であり、
前記容器内に設けられ、前記電圧の印加により前記陰極付近の前記難溶の生成物を前記排出口から排出する、付記2記載の水処理装置。
(付記7) 前記排出口から排出される前記難溶の生成物を除去する他のろ過器と、
前記難溶の生成物が除去された処理水を前記他のろ過器から前記容器に供給する循環機構と、
をさらに備える、付記2〜6のいずれか一項記載の水処理装置。
(付記8) 前記ろ過膜は、半袋状であり、前記容器内面とともに前記電極を囲んで設けられ、
前記排出口が前記ろ過膜に設けられてなる、付記2〜7のいずれか一項記載の水処理装置。
(付記9) 前記電極は、前記容器の底部付近に底面と平行に設けられ、
前記ろ過膜は、前記容器内面とともに前記電極を囲んでなり、
前記排出口が前記容器の底部に設けられてなる、付記2〜8のいずれか一項記載の水処理装置。
(付記10) 前記ろ過膜によって形成された前記電極を収容する領域以外の前記容器内に設けられ、前記容器に被処理水を供給可能な供給口をさらに備える、付記2〜9のうち
(付記11) 前記ろ過膜によって形成された前記電極を収容する領域が前記容器内のそれ以外の領域よりも狭く設けられてなる、付記1〜10のいずれか一項記載の水処理装置。
(付記12) 前記ろ過膜は、0.005μm〜10μmの範囲から選択された孔径を有する、付記1〜11のうちいずれか一項記載の水処理装置。
(付記13) 水の処理方法であって、
被処理水を容器に供給するステップ(S110)と、
前記容器内のろ過膜に囲まれた電極に電圧を印加して前記被処理水を処理して処理水を生成するステップ(S120)と、
前記処理水を取出すステップ(S130)と、
を含み、
前記ろ過膜は、前記取出される処理水に、前記電極付近で生じた、処理水に難溶の生成物が拡散するのを抑制する、前記処理方法。
(付記14) 前記電極付近の前記処理水に難溶の生成物を排出するステップ(S150)をさらに含む、付記13記載の処理方法。
(付記15) 前記排出するステップ(S150)において、前記難溶の生成物をろ過により除去し、ろ過された処理水を前記容器に供給する、付記13記載の処理方法。
(付記16) 前記取出された処理水をろ過するステップ(S140)をさらに含む、付記13〜15のいずれか一項記載の処理方法。
(付記17) 前記電極は陽極であり、
前記被処理水を処理するステップ(S120)は、前記陽極付近で生じたオゾン水を拡散するために処理水を撹拌するステップをさらに含む、付記13〜16のいずいれか一項記載の処理方法。
(付記18) 前記取出された処理水をろ過するステップ(S140)は、前記処理水に含まれるオゾンを除去する、付記17記載の処理方法。
(付記19) 前記難溶の生成物が二酸化マンガンである、付記17または18記載の処理方法。
(付記20) 前記被処理水を処理するステップ(S120)と前記処理水を取出すステップ(S130)との間に、前記ろ過膜によって形成された前記電極を収容する領域内を洗浄するステップをさらに含む、付記13〜19のうちいずれか一項記載の処理方法。
(付記1) 容器と、
前記容器内に設けられ、電圧の印加により被処理水を処理して処理水を生成可能な電極と、
前記電極を囲むように配置されたろ過膜と、
前記容器に設けられ、前記処理水を前記容器から取出し可能な取出口と、
を備え、
前記取出口から取出される処理水に、前記電極付近の、前記処理水に難溶の生成物が拡散するのを抑制する、水処理装置。
(付記2) 前記ろ過膜によって形成された前記電極を収容する領域に設けられ、前記難溶の生成物を排出可能な排出口をさらに備える、付記1記載の水処理装置。
(付記3) 前記電極は陽極であり、
前記容器内に設けられ、前記電圧の印加により前記陽極付近に生じたオゾン水を拡散する撹拌部をさらに備え、
前記オゾン水によって生成された前記陽極付近の前記難溶の生成物を前記排出口から排出する、付記2記載の水処理装置。
(付記4) 前記取出口に連通して設けられ、前記処理水中のオゾンを除去可能なろ過器をさらに備える、付記3記載の水処理装置。
(付記5) 前記難溶の生成物が二酸化マンガンである、付記3または4記載の水処理装置。
(付記6) 前記電極は陰極であり、
前記容器内に設けられ、前記電圧の印加により前記陰極付近の前記難溶の生成物を前記排出口から排出する、付記2記載の水処理装置。
(付記7) 前記排出口から排出される前記難溶の生成物を除去する他のろ過器と、
前記難溶の生成物が除去された処理水を前記他のろ過器から前記容器に供給する循環機構と、
をさらに備える、付記2〜6のいずれか一項記載の水処理装置。
(付記8) 前記ろ過膜は、半袋状であり、前記容器内面とともに前記電極を囲んで設けられ、
前記排出口が前記ろ過膜に設けられてなる、付記2〜7のいずれか一項記載の水処理装置。
(付記9) 前記電極は、前記容器の底部付近に底面と平行に設けられ、
前記ろ過膜は、前記容器内面とともに前記電極を囲んでなり、
前記排出口が前記容器の底部に設けられてなる、付記2〜8のいずれか一項記載の水処理装置。
(付記10) 前記ろ過膜によって形成された前記電極を収容する領域以外の前記容器内に設けられ、前記容器に被処理水を供給可能な供給口をさらに備える、付記2〜9のうち
(付記11) 前記ろ過膜によって形成された前記電極を収容する領域が前記容器内のそれ以外の領域よりも狭く設けられてなる、付記1〜10のいずれか一項記載の水処理装置。
(付記12) 前記ろ過膜は、0.005μm〜10μmの範囲から選択された孔径を有する、付記1〜11のうちいずれか一項記載の水処理装置。
(付記13) 水の処理方法であって、
被処理水を容器に供給するステップ(S110)と、
前記容器内のろ過膜に囲まれた電極に電圧を印加して前記被処理水を処理して処理水を生成するステップ(S120)と、
前記処理水を取出すステップ(S130)と、
を含み、
前記ろ過膜は、前記取出される処理水に、前記電極付近で生じた、処理水に難溶の生成物が拡散するのを抑制する、前記処理方法。
(付記14) 前記電極付近の前記処理水に難溶の生成物を排出するステップ(S150)をさらに含む、付記13記載の処理方法。
(付記15) 前記排出するステップ(S150)において、前記難溶の生成物をろ過により除去し、ろ過された処理水を前記容器に供給する、付記13記載の処理方法。
(付記16) 前記取出された処理水をろ過するステップ(S140)をさらに含む、付記13〜15のいずれか一項記載の処理方法。
(付記17) 前記電極は陽極であり、
前記被処理水を処理するステップ(S120)は、前記陽極付近で生じたオゾン水を拡散するために処理水を撹拌するステップをさらに含む、付記13〜16のいずいれか一項記載の処理方法。
(付記18) 前記取出された処理水をろ過するステップ(S140)は、前記処理水に含まれるオゾンを除去する、付記17記載の処理方法。
(付記19) 前記難溶の生成物が二酸化マンガンである、付記17または18記載の処理方法。
(付記20) 前記被処理水を処理するステップ(S120)と前記処理水を取出すステップ(S130)との間に、前記ろ過膜によって形成された前記電極を収容する領域内を洗浄するステップをさらに含む、付記13〜19のうちいずれか一項記載の処理方法。
10、100、200 水処理装置
15、115、215 容器
21、121、221 第1室
22、122、222 第2室
23、123、223 第3室
30 電源部
31、231 陽極(電極)
32、232 陰極(電極)
35 制御部
41、42、141、142、241、242 ろ過膜
51、52、53、56、57、156、157 供給口
61、62、63、161、162 取出口
65、81、82 ろ過器
71、72、73、171、172 排出口
85 撹拌部
86、87、91〜99 バルブ
15、115、215 容器
21、121、221 第1室
22、122、222 第2室
23、123、223 第3室
30 電源部
31、231 陽極(電極)
32、232 陰極(電極)
35 制御部
41、42、141、142、241、242 ろ過膜
51、52、53、56、57、156、157 供給口
61、62、63、161、162 取出口
65、81、82 ろ過器
71、72、73、171、172 排出口
85 撹拌部
86、87、91〜99 バルブ
Claims (12)
- 容器と、
前記容器内に設けられ、電圧の印加により被処理水を処理して処理水を生成可能な電極と、
前記電極を囲むように配置されたろ過膜と、
前記容器に設けられ、前記処理水を前記容器から取出し可能な取出口と、
を備え、
前記取出口から取出される処理水に、前記電極付近の、前記処理水に難溶の生成物が拡散するのを抑制する、水処理装置。 - 前記ろ過膜によって形成された前記電極を収容する領域に設けられ、前記難溶の生成物を排出可能な排出口をさらに備える、請求項1記載の水処理装置。
- 前記電極は陽極であり、
前記容器内に設けられ、前記電圧の印加により前記陽極付近に生じたオゾン水を拡散する撹拌部をさらに備え、
前記オゾン水によって生成された前記陽極付近の前記難溶の生成物を前記排出口から排出する、請求項2記載の水処理装置。 - 前記取出口に連通して設けられ、前記処理水中のオゾンを除去可能なろ過器をさらに備える、請求項3記載の水処理装置。
- 前記ろ過膜は、半袋状であり、前記容器内面とともに前記電極を囲んで設けられ、
前記排出口が前記ろ過膜に設けられてなる、請求項2〜4のいずれか一項記載の水処理装置。 - 前記電極は、前記容器の底部付近に底面と平行に設けられ、
前記ろ過膜は、前記容器内面とともに前記電極を囲んでなり、
前記排出口が前記容器の底部に設けられてなる、請求項2〜5のいずれか一項記載の水処理装置。 - 前記ろ過膜は、0.005μm〜10μmの範囲から選択された孔径を有する、請求項1〜6のうちいずれか一項記載の水処理装置。
- 水の処理方法であって、
被処理水を容器に供給するステップと、
前記容器内のろ過膜に囲まれた電極に電圧を印加して前記被処理水を処理して処理水を生成するステップと、
前記処理水を取出すステップと、
を含み、
前記ろ過膜は、前記取出される処理水に、前記電極付近で生じた、処理水に難溶の生成物が拡散するのを抑制する、前記処理方法。 - 前記電極付近の前記処理水に難溶の生成物を排出するステップ(S150)をさらに含む、請求項8記載の処理方法。
- 前記電極は陽極であり、
前記被処理水を処理するステップは、前記陽極付近で生じたオゾン水を拡散するために処理水を撹拌するステップをさらに含む、請求項8または9記載の処理方法。 - 前記取出された処理水をろ過するステップは、前記処理水に含まれるオゾンを除去する、請求項10記載の処理方法。
- 前記被処理水を処理するステップと前記処理水を取出すステップとの間に、前記ろ過膜によって形成された前記電極を収容する領域内を洗浄するステップをさらに含む、請求項8〜11のうちいずれか一項記載の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017040374A JP2018143943A (ja) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | 水処理装置および水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017040374A JP2018143943A (ja) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | 水処理装置および水の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018143943A true JP2018143943A (ja) | 2018-09-20 |
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ID=63589186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017040374A Pending JP2018143943A (ja) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | 水処理装置および水の処理方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018143943A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023001673A (ja) * | 2021-06-21 | 2023-01-06 | 株式会社オメガ | 排水中の有機物の分解方法 |
| JP2023040787A (ja) * | 2021-09-10 | 2023-03-23 | 株式会社オメガ | 酸素ラジカル生成方法及びこれを利用した排水処理方法 |
-
2017
- 2017-03-03 JP JP2017040374A patent/JP2018143943A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
| JP2023001673A (ja) * | 2021-06-21 | 2023-01-06 | 株式会社オメガ | 排水中の有機物の分解方法 |
| JP2023040787A (ja) * | 2021-09-10 | 2023-03-23 | 株式会社オメガ | 酸素ラジカル生成方法及びこれを利用した排水処理方法 |
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