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JP2018143393A - 着色が容易な歯科用仮焼結体 - Google Patents

着色が容易な歯科用仮焼結体 Download PDF

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JP2018143393A
JP2018143393A JP2017040007A JP2017040007A JP2018143393A JP 2018143393 A JP2018143393 A JP 2018143393A JP 2017040007 A JP2017040007 A JP 2017040007A JP 2017040007 A JP2017040007 A JP 2017040007A JP 2018143393 A JP2018143393 A JP 2018143393A
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勇生 門林
Isao Kadobayashi
勇生 門林
繁澤麻紗子
Masako Sigesawa
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Abstract

【課題】従来の歯科用修復物は、色の濃淡や強弱などにおいて天然歯と類似の色調表現ができなかった。そのため、天然歯に類似の色調再現が可能な歯科用修復物を作製でき、更に、詳細な歯牙色のデザインを再現することができる歯科用仮焼結体への着色方法を提供する。【解決手段】予備焼結後に切削加工が行なわれ、切削加工後に口腔内で使用できる状態まで完全焼結させる歯科用仮焼結体であって、予備焼結された歯科用仮焼結体の密度を予備焼結密度とし、口腔内で使用する密度まで最終焼結された歯科用仮焼結体の密度を完全焼結密度としたとき、30≦相対密度(%)={(予備焼結密度)/(完全焼結密度)}×100≦45の式を満たすことを特徴とする。【選択図】図4

Description

CAD/CAM技術を用いた切削加工により歯科用修復物を作製するための歯科用仮焼結体であって、容易に着色することができる歯科用仮焼結体に関する。
近年、歯科用修復物は、CAD/CAM技術を用いて歯科用仮焼結体を切削加工しその後、完全に焼成することで作製している。
作製された歯科用修復物は、天然歯の色に着色されていることが求められ、完全焼成する前の段階で着色された歯科用着色仮焼結体を得る技術が発明されてきた。
特許文献1には、天然歯の色に着色された歯科用修復物を得るために、複数の色に着色した粉材を積層して歯科用着色仮焼結体を作製している。しかし、複数の粉材を用いることから界面から剥がれることがあり、また、複雑な着色を再現することはできなかった。
特許文献2、3には切削加工された歯科用修復物を金属イオン着色液又は金属錯体着色液に浸漬させ、その後焼結させることで半透明の着色された歯科用修復物を作製することを記載している。しかし、金属イオン着色液又は金属錯体着色液の浸透力が弱く、内部まで適切に着色することが難しかった。
WO2009/154301 特表2002-536280 特表2010-534245
従来の着色された歯科用仮焼結体は歯牙の色に着色された平行な層から構成されており、その歯科用仮焼結体から切削加工された歯科用修復物は、色の濃淡や強弱などにおいて天然歯と類似の色調表現ができなかった。そのため、天然歯に類似の色調再現が可能な歯科用修復物を作製できることが望まれていた。更に、詳細な歯牙色のデザインを再現することができる歯科用仮焼結体への着色方法が求められていた。
本発明の歯科用仮焼結体は、予備焼結後に切削加工が行なわれ、切削加工後に口腔内で使用できる状態まで完全焼結させる歯科用仮焼結体であって、
予備焼結された歯科用仮焼結体の密度を予備焼結密度とし、
口腔内で使用する密度まで最終焼結された歯科用仮焼結体の密度を完全焼結密度としたとき、
30 ≦ 相対密度(%)={(予備焼結密度)/(完全焼結密度)}×100 ≦ 45
の式を満たすことを特徴とする。好ましくは
30 ≦ 相対密度(%)={(予備焼結密度)/(完全焼結密度)}×100 ≦ 35
また、
37 ≦ 相対密度(%)={(予備焼結密度)/(完全焼結密度)}×100 ≦ 40
も好ましい。
無機粉末を圧縮成型後に予備焼結された歯科用仮焼結体であることが好ましい。その歯科用仮焼結体の切削加工後に口腔内で使用する密度まで最終焼結されることが好ましい。
本発明の歯科用仮焼結体は、無機粉末を圧縮成型後に仮焼成することにより、製造することができる。用いる無機粉末はアルミナ系、ジルコニア系、シリカ系、窒化アルミ、窒化ケイ素などのセラミックスまたはガラス粉末が挙げられる。アルミナ系、ジルコニア系が好ましい。
アルミナ系、ジルコニア系とはアルミナまたはジルコニアが無機粉末組成中に重量で60%〜100%、好ましくは80%〜100%、更に好ましくは95%〜100%であることである。
無機粉末の平均粒子径が1.0-5000nmであることを特徴とする。より好ましくは30-1000nmである。無機粉末は2次粒子を形成してもよく、平均2次粒子径は0.01-50μmである。
歯科用仮焼結体に用いる着色材を含む着色液及び浸透液材を含む浸透液との歯科用仮焼結体用着色セットであることが好ましい。着色液は着色液材および着色材を含むことを特徴とする。浸透液は着色液を歯科用仮焼結体の内部に浸透させる為に、着色液の次に浸透させるところに特徴を有する。歯科用仮焼結体に、着色材を含む着色液及び浸透液材を含む浸透液とを順番に接触させることで、歯科用仮焼結体の内部に着色を行う。
歯科用仮焼結体を切削加工した後の歯科用修復物に、着色材を含む着色液及び浸透液材を含む浸透液とを順次接触させることで、着色を行うこともできる。
本発明は歯科用仮焼結体の内部に歯質の複雑な色彩を再現することができ、3次元的に自由に着色することもできる。その結果、歯科用仮焼結体から得られた歯科用修復物は審美的に優れ、色調再現性が高く、デザインに優れている。
従来はシェードガイドなどの色に合わせて着色された歯科用仮焼結体を複数保有する必要があるのに比べ、本発明は歯科用仮焼結体に着色を施すため、無着色である一種類の歯科用仮焼結体と着色材を含む着色液及び浸透液材を含む浸透液との歯科用仮焼結体用着色セットを保有すれば足りる。
着色されていない歯科用仮焼結体を個々に着色するため、患者の要望や、歯科医師、歯科技工士の要望に合わせて着色することができる。また、着色された無機粉末が層に分かれていない為、得られた歯科用仮焼結体や歯科用修復物の物性も高く、審美性も優れている。
本発明の歯科用仮焼結体は着色の濃淡を再現することができることから、適度にぼかしを再現することができ、色彩の移行部分が明確でない為、より審美性が高くなっている。
歯科用仮焼結体は無機粉末を圧縮成型後に仮焼成するために、無機粉末同士が仮着している状態であり、その粉末間に後で説明する着色液や浸透液が浸透できる連続孔を有する状態になっている。歯科用仮焼結体は無機粉末を型に入れ圧縮成型し仮焼成することで得ることができ、CIM技術を用いて成型し仮焼成することで得ることもできる。
歯科用仮焼結体に着色材を浸透させることで歯科用着色仮焼結体を得ることができる。歯科用仮焼結体に直接着色材を浸透させることは難しい為、着色材と着色液材を混合して着色液とし、着色液を歯科用仮焼結体に浸透させることで歯科用仮焼結体に着色を施し、歯科用着色仮焼結体を得ることができる。着色液材は着色材の浸透後に気化若しくは焼成して取り除かれる。
歯科用仮焼結体を着色した歯科用着色仮焼結体を、天然歯形態の一部である歯科用修復物の形状に切削加工し、本焼成することで、最終形状の歯科用修復物を得ることができる。歯科用着色仮焼結体から天然歯形態の一部である歯科用修復物を切削する場合は、本焼成にて収縮することを考慮に入れ、最終形状の歯科用修復物の相似形に拡大した形状に切削し本焼成することで最終形状の歯科用修復物を得ることができる。また、歯科用着色仮焼結体を完全焼成して歯科用焼結体とした後に最終形状の歯科用修復物の形状に切削することで最終形状の歯科用修復物を得ることもできる。更に、歯科用仮焼結体を、天然歯形態の一部である歯科用修復物の形状に切削加工し、その後着色を行い、本焼成することで、最終形状の歯科用修復物を得ることもできる。
仮焼成温度や本焼成温度は無機粉末の組成や粒度によって異なるが、仮焼成温度に比べ、本焼成温度の方が100〜600℃高い温度である。本発明に好ましい仮焼成温度は800〜1500℃であり、本発明に好ましい本焼成温度は1100〜2100℃である。
着色材を含む着色液を浸透させた歯科用仮焼結体はもう一度仮焼成することができる。仮焼成をもう一度行うことで、着色液材を取り除くことができ、更に着色材を歯科用仮焼結体内に定着させることができる。
歯科用仮焼結体に着色材を含む着色液を浸透させることで歯科用着色仮焼結体を作製するが、歯科用仮焼結体を大きく作製して、着色材を含む着色液を浸透させた後に歯科用着色仮焼結体を切り出すこともできる。この作製方法では着色材を含む着色液や浸透液材を含む浸透液が均一に浸透した歯科用着色仮焼結体を作製しやすい為である。
歯科用仮焼結体は、一辺が0.5〜3.0cmのブロック形状もしくは厚さが0.7〜3cmであって直径5〜15cmのディスク形状である。
着色材は歯科用仮焼結体を着色することができ、且つ、歯科用仮焼結体に浸透させ焼成しても色が残るものであれば特に限定するものではない。具体的には、周期表の第3〜12族の遷移金属の金属又は金属塩を、着色材に用いることができる。加えて、希土類金属又はそれらの塩も用いることができる。酸化物若しくは酸化物の形態の金属塩、またはCl−、SO4−、SO3−、Br−、F−、NO2−およびNO3−などの陰イオンを含有する金属塩を用いてもよい。適宜、これらの材料を混合して用いることが好ましい。
着色材の具体的例としては、鉄、マンガン、銅、クロム、ジルコニウム、コバルト、スズ、チタン、ニッケル、バナジウム、エルビウム、プラセオジム、テルビウム、ジスプロシウム、ユウロピウム、ニオブ、ネオジムおよび/ またはイッテルビウムを含む化合物が挙げられる。
着色材は歯科用仮焼結体中の無機粉末の間を着色液の構成成分である着色液材と共に浸透しなければならない。その為、無機粉末の平均粒子径に比べ着色材は小さいことが好ましい。好ましくは無機粉末の平均粒子径に比べ、着色材は1/4〜1/10000の大きさである。着色材の平均粒子径が大きければ無機粉末の間への浸透を抑制され、着色材の平均粒子径が小さければ発色を阻害する。具体的な着色材の平均粒子径は0.1nm〜10μmである。また、着色液中でイオン化して溶液となっていることは、歯科用仮焼結体中に着色液や浸透液が浸透するための物理的障害とならない為好ましい。
着色液材は着色材を歯科用仮焼結体に浸透させるための、搬送媒体として用いる。着色液材は着色材が分散し、歯科用仮焼結体への濡れ性が高いものであれば特に限定されない。具体的な着色液材は水、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロピルアルコール、アセトン、メチルエチルケトンなどを含むことを挙げることができる。これら着色液材は必要に応じ複数を混合して用いることも可能である。水、エタノール、イソプロピルアルコール及びアセトンを含むことが好ましい。水であることが最も好ましい。
着色液は着色材と着色液材を含む混合物であり、配合割合は着色材0.0001〜30%、着色液材が70〜99.9999%である。着色液は色の異なる複数の着色液を用いることが好ましい。複数の色を用いることで色彩豊かな色調再現を実現することができる。歯科用仮焼結体を安定して濃く着色させるためには、着色液に歯科用仮焼結体に浸透させ、乾燥後に、繰り返し着色液や浸透液を浸透させることが好ましい。
浸透液は浸透液材を含む成分である。浸透液材は着色液に用いた着色液材と同成分であることが好ましい。歯科用仮焼結体に着色液や浸透液を浸漬する方法もあるが、歯科用仮焼結体に滴下にて浸透させることが好ましく、滴下量は0.01〜0.00001mlである。
また、歯科用仮焼結体を規定量の浸透液や着色液に浸漬することで、着色することもでき、更には塗布することもできる。歯科用仮焼結体の一端から浸漬することが好ましい。
複数の着色液と浸透液を、歯科用仮焼結体に浸透させることが好ましい。例えば、着色液を浸透させた上に、着色材のことなる着色液を浸透させることや、着色材のことなる着色液を隣り合って浸透させることで歯科用仮焼結体中に色の異なる部分を自由に再現することができ、豊かな色表現をすることができる。着色を施さない部分には浸透液を浸透させることで、着色しない部分も再現することができる。着色材の異なる複数の色の着色液を用いて歯科用仮焼結体中を着色することで、色調再現することができる。
具体的にはマメロンを歯科用仮焼結体中に再現する為に、マメロンの形に着色液を塗布し浸透させるが、着色液を浸透させたくない部分に浸透液を塗布し浸透させることで、着色させたくない部分に着色液の進入を防止することができる。このように、着色液と浸透液を利用することで、マメロンを再現することができる。
豊かな色表現をするために着色液と浸透液を細密に浸透させる方法は、着色液や浸透液をノズルに充填し先端から液滴を生成させ、歯科用仮焼結体に飛ばすことで歯科用仮焼結体中に浸透させ着色する方法が好ましい。本方法はインクジェット方式であり、この方法を採用することで、写真のように立体的に着色を施すこともできる。
次に具体的に説明を行う。
歯科用仮焼結体は平均粒子径40nmのジルコニア粉末を15mm四角柱の形態に圧縮成型し、仮焼成することにより、相対密度が25、30、35、37、40、50%の歯科用仮焼結体を作製した。また、着色液は水に酸化鉄を3×10−3g/dm3の配合割合で分散させて作製した。以下、酸化鉄着色液という。
歯科用仮焼結体に酸化鉄着色液を0.1〜0.00001mlずつ滴下して1mmの厚さに着色し、その上に水から作製された浸透液を0.1〜0.00001mlずつ滴下して酸化鉄着色液を内部に浸透させた。酸化鉄着色液が5mm浸透したところで浸透液の滴下を終了した。
歯科用着色仮焼結体を80〜220℃で1〜3時間乾燥させ歯科用着色仮焼結体を得た。乾燥中に着色液や浸透液が移動することがあるため、着色時においては、計算にいれながら着色しなければならない。
着色液の滴下位置や滴下量を調整したり又は浸透液と共に滴下することで歯科用仮焼結体内部を自由に着色材が移動することができることから、内部も着色材でデザインされた歯科用着色仮焼結体や歯科用焼結体を得ることができる。
着色液同士や着色液と浸透液は、接触によりお互い混じり合いグラデーションを形成するために、ぼかし効果を描写することができる為、天然歯牙の色再現をすることができる。最初に浸透液を滴下した後に着色液を滴下することで容易にグラデーションを形成することができる。着色液間や着色液と浸透液の間でグラデーションやぼかしを起こさない様に着色する場合は、着色液または浸透液に使用する着色液材をそれぞれ混ざらず分離する材料を用いることで実現することができる。
相対密度が25、30、35、37、40、50%の歯科用仮焼結体を作製し、実施したところ、相対密度が25%の歯科用仮焼結体は強度が若干弱く、輸送に問題があり、一方、相対密度が50%の歯科用仮焼結体は相対密度が30、35、37、40%に比べ浸透性が遅く着色時間がかかることが分かった。相対密度が30、35%のものは、37、40%に比べて容易に浸透し好ましい。また、相対密度が37、40%のものは、30、35%に比べて強度があり、搬送などの観点から好ましい。
また、着色について、濃く着色したい場合は、着色液を濃くする方法の他に、歯科用仮焼結体を着色後に乾燥させ、改めて着色する方法がある。
更に、着色するタイミングについて、歯科用仮焼結体を歯科修復物と相似形に切削加工した後に、着色材を含む着色液及び浸透液材を含む浸透液にて着色することもでき、的確に歯科修復物に着色することができる。
次に図面に示した模式図を用いて、着色液や浸透液を浸漬にて着色する場合について説明を行う。
図1のAは歯科用仮焼結体を示し、歯科用仮焼結体を酸化鉄着色液の入ったシャレーの上に置くところを示す模式図である。
図2は図1で酸化鉄着色液が歯科用仮焼結体に浸透した状態を示す模式図である。Bの部分は酸化鉄着色液が浸透した部分をであり、Aの部分は着色液が浸透していない部分であり、2層を形成している。更に酸化鉄着色液を浸透させることでBの部分を厚くすることができる。
図3は図2で示す歯科用仮焼結体の酸化鉄着色液が浸透した部分を浸透液の入ったシャレーの上に置くところを示す模式図である。
図4は図3で浸透液が歯科用仮焼結体に浸透した状態を示す模式図である。Cの部分は浸透液が浸透した部分、Bの部分は酸化鉄着色液が浸透した部分、そしてAの部分は着色液が浸透していない部分をそれぞれ示し、3層を形成している。更に浸透液を浸透させることでCの部分を厚くすることができる。ここでは層状に着色液を浸漬しているが、酸化鉄着色液と浸透液を同時に浸漬することで、酸化鉄で着色された部分と着色されていない部分を得ることもできる。
他の色で作製された着色液を用いることで、他の色に着色することを容易にすることができる。
(試料の作製)
ジルコニア97%、イットリア3%の無機粉末をブロック状に圧縮成形し、相対密度が25、30、35、57、40、50%の歯科用仮焼結体を作製した。その後、直径1.5mm、長さ2.5mmのディスク状に切削成形した。平均粒径1μmの酸化鉄を水に分散させた着色液を調製した。浸透液材として水を用い、浸透液材からなる100%とした。
(試験方法)
試験1:
2ccの着色液が入ったシャーレーに歯科用仮焼結体を浸漬し、着色液を浸透させた。その後、3ccの水が入ったシャーレーに、前述の歯科用仮焼結体を浸漬し浸透液を浸透させた。その後、乾燥させ、歯科修復物の形状である歯冠形状に切削加工後に、1450℃で12時間かけて焼成した。
試験2:
歯科用仮焼結体を歯科修復物の形状である歯冠形状に切削加工後、0.5ccの着色液を歯科修復物に塗布して、着色液を浸透させた。浸透後に、0.5ccの水を歯科修復物に塗布し、歯科修復物に浸透液を浸透させた。その後、乾燥させ、1450℃で12時間かけて焼成した。
(評価方法)
歯科用仮焼結体の輸送試験:
歯科用仮焼結体をスポンジで包み、紙製の箱に入れ、日本、米国、日本と経由する様に輸送し、破損状況を確認した。全く破損がないものを1、隅に欠けがあるものを2、大きく破損しているものを3として評価した。
着色試験:
着色液および浸透液の着色度について、評価した。下記の評価基準で評価した。
歯科用仮焼結体に浸透若しくは塗布しはじめてから20分後において、着色液および浸透液の両方が深く浸透した場合は1、浅く浸透した場合を3、浅くも深くもない場合は2として評価した。浸透した着色液と浸透液の移行部分が歯科用仮焼結体の長さ方向に0.5−1.0cmの範囲にある場合を浅くも深くもない場合とした。

Figure 2018143393
比較例1・3の相対密度が25%である歯科用仮焼結体の輸送時においては、大きく破損するなどの問題が発生する可能性が高い。
比較例2・4の相対密度が50%では着色材の浸透性能に問題があり、着色に時間を要する。
実施例1・2・5・6の相対密度が30-35%である歯科用仮焼結体の輸送時においては、部分的に破損するなどの問題が発生する可能性があるが、十分な包装材料を用いれば回避可能である。着色性は問題がない。
実施例3・4・7・8の相対密度が37-40%では着色性に問題が発生する可能性があるが、臨床上使用できる範囲である。輸送試験は問題がない。
次に本発明の歯科用CADCAM用被切削体の実施形態について説明する。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体の素材は特に限定されることがなく、樹脂材料、無機材料、複合材料などのいずれにおいても用いることができる。樹脂材料としてはアクリル系樹脂材料が好ましく、無機材料としてはセラミックス材料であり、具体的にはアルミノシリケートガラス、ジルコニア、アルミナが好ましく、複合材料はアクリル系樹脂材料に無機粉末を混合した材料を好ましく用いることができる。
特に好ましい歯科用CADCAM用被切削体の素材は、焼結されていない或いは最終焼結されていないセラミック材料である。この場合、セラミック材料は、アルミナまたはジルコニアの成分が95%以上であり、セラミック材料の1次平均粒子径は0.01〜10μmであることが好ましい。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体はCADCAM技術を用いて歯科修復物を彫りだすための成型体であって、材料を型に入れ、加圧することで成型を行い、加熱することで硬化又は仮焼成させることで得られるものである。歯科用CADCAM用被切削体は略円柱形状であり、例えば直径が5-15cm、高さが0.7-3.0cmの大きさとすることができる。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体は、単色の1層構造としてもよく、あるいは色調の異なる層を重ね合わせて成型加工することにより製造してもよく、この場合2〜8層構造にすることができる。その中でも、少なくともエナメル色、デンチン色、歯頚部色の3層で構成されていることが好ましい。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体は、円周部に少なくとも一つの凹部を有する。この凹部は、歯科用CADCAM用被切削体の円周部の全周に亘っておらず、歯科用CADCAM用被切削体をCADCAM装置に設置する際に、CADCAM装置に係合する部分である。
本発明の歯科用CADCAM用被切削体の円周部の凹部は、歯科用CADCAM用被切削体を天面側または底面側から見た場合に、略円柱形状の歯科用CADCAM用被切削体の重心を中心として、中心角が330度以上360度未満の範囲に亘って形成されていることが好ましい。中心角が330度以下の場合、歯科用CADCAM用被切削体を設置するCAMと歯科用CADCAM用被切削体とが接触する部分が減り、接触部分への負担が増大することで、安定した設置が阻害されることがある。中心角が330度以上の範囲に亘って形成された被切削体に設けた円周部の凹部は、連続して形成されていることが好ましい。
また、歯科用CADCAM用被切削体を天面側または底面側から見た場合に、略円柱形状の歯科用CADCAM用被切削体の円周部における凹部が形成されていない円弧部分の円周面上の長さは1-20mmであることが好ましい。略切欠円筒状の凹部が形成されていない円弧部分の円周面上の長さが1mm以下になると、凹部が形成されていない円弧部分は破損しやすくなる。略切欠円筒状の凹部が形成されていない円弧部分の円周面上の長さが20mm以上であれば、凹部が形成されていない円弧部分での位置関係が判別しづらくなり、CAMとの接する部分が減り、安定した固定を阻害するばかりか、略円柱形状の凹部が破損し易くなる。
円周部の凹部は、歯科用CADCAM用被切削体の軸方向における寸法が1-5mmの範囲であることが好ましく、円周面から中心軸(歯科用CADCAM用被切削体を天面側または底面側から見た場合の重心(中心)上の軸)に向かう寸法(径方向の寸法)が、1-5mmであることが好ましい。これらの範囲を下回る場合には、円弧部分は破損しやすくなり、またこれら範囲を超えるとCAM装置への安定した装着を阻害することがある。
円周部の凹部の形状は、歯科用CADCAM用被切削体を、中心軸を含む面に沿って切断した場合に、「L」字形であることが好ましい。この場合、凹部が存在する範囲であれば、歯科用CADCAM用被切削体を、中心軸を含むいずれの面に沿って切断しても「L」字形であることが好ましい。「L」字形の形状は中心軸に平行な面と中心軸に垂直な面とで構成されていることが好ましい。CAM装置への安定した装着が可能となり、緩みなく係合することができる。
次に図面を参照して、本発明の具体的な実施形態について説明する。
図5は本実施形態の歯科用CADCAM用被切削体1を、略円柱の天面1aもしくは底面1b方向から見た図面(平面図)である。歯科用CADCAM用被切削体1は、円周部(側面)1cに一対の凹部2及び3を有し、この一対の凹部2及び3は、円周部1cの全周に亘っておらず、図5の上方に凹部となっていない円弧部分4を有している。本実施形態では、凹部2は、CADCAM用被切削体1の天面1aに開口しており、凹部3はCADCAM用被切削体1の底面1bに開口している。しかしながら、凹部2及び3を天面及び底面に開口しないように設けてもよい。この凹部2及び3は、CADCAM装置に係合する部分である。
図6は本実施形態の歯科用CADCAM用被切削体1を、凹部となっていない円弧部分4側の略円柱の側面(円周部1c)方向から見た図面である。図6に示すように、歯科用CADCAM用被切削体1は、円周部1cに凹部2及び3を有している。図6においては、図5では示せなかった凹部2又は凹部3が示されている。図6に示すように、凹部2及び3は円周部1cの全周に亘っておらず、歯科用CADCAM用被切削体1は、図6の中心部に凹部となっていない円弧部分4を有している。このように、本実施形態の歯科用CADCAM用被切削体1は、凹部となっていない円弧部分4を、円周部1cの全周に亘らないように有している。そのため、本実施形態の歯科用CADCAM用被切削体1では、一対の凹部2及び3は、円周部1cの全周に亘っていない。
このような本実施形態の歯科用CADCAM用被切削体1では、円周部1cの全周に亘らない凹部となっていない部分円弧4により、周方向の位置決めが可能となっている。
図7及び図8は、本実施形態の歯科用CADCAM用被切削体1における寸法等を説明するために、図5及び図6の図面に補助線などを加えた図である。
図7に示すように、本実施形態の凹部2及び3は、歯科用CADCAM用被切削体1を天面1a側または底面1b側から見た場合に、略円柱形状の歯科用CADCAM用被切削体1の重心(中心)CGを中心として、中心角θが330度以上360度未満となる範囲に亘って連続して形成されている。本実施形態では、凹部2及び3は、歯科用CADCAM用被切削体1を天面1a側または底面1b側から見た場合に、重心(中心)CGを中心として、同じ範囲に形成されている。
また、本実施形態では、略円柱形状の歯科用CADCAM用被切削体1の円周部1cにおける凹部2及び3が形成されていない円弧部分4の円周面1c上の長さ(円周方向における凹部の一端と他端との間隔)Lは、1-20mmである。
また、本実施形態では、円周部1cの凹部2及び3の歯科用CADCAM用被切削体1の軸方向AXにおける寸法2h及び3hは、1-5mmの範囲である。本実施形態では、凹部2の軸方向AXにおける寸法2hと、凹部3の軸方向AXにおける寸法3hとは同じ寸法を有している。しかしながら、凹部2の軸方向AXにおける寸法2hと凹部3の軸方向AXにおける寸法3hとは異なる寸法であってもよい。
また、本実施形態の凹部2及び3は、円周面1cから中心軸(歯科用CADCAM用被切削体1を天面1b側または底面1c側から見た場合の重心(中心)CG上の軸)CXに向かう寸法(径方向の寸法)2w及び3wがいずれも、1-5mmの範囲にある。本実施形態では、凹部2の円周面1cから中心軸CXに向かう寸法2wと、凹部3の円周面1cから中心軸CXに向かう寸法3wとは同じ寸法を有しているが、互いに異なる寸法でもよい。
なお、本実施形態の歯科用CADCAM用被切削体1は、略円柱形状の直径Dが5-15cmの範囲にあり、高さHが0.7-3.0cmの範囲とすることができる。
本実施形態の歯科用CADCAM用被切削体1は、エナメル色を有する層、デンチン色を有する層、及び、歯頚部色を有する層の3層で構成されており、凹部2は、エナメル色を有する層の軸方向AXの全体に亘って形成されており、凹部3は、歯頚部色を有する層の軸方向AXの全体に亘って形成されている。さらに、本実施形態では、エナメル色を有する層、デンチン色を有する層、及び、歯頚部色を有する層は、歯科用CADCAM用被切削体1の軸方向AXにおける寸法が互いに同じになるように構成されている。
また、図8に示すように、本実施形態の凹部2及び3は、歯科用CADCAM用被切削体1を、歯科用CADCAM用被切削体1の中心軸CXを含む面に沿って切断した場合に、「L」字形の形状となるように形成されている。特に本実施形態では、凹部が存在する範囲であれば、歯科用CADCAM用被切削体1を、中心軸CXを含むいずれの面に沿って切断しても「L」字形でとなる形状を有している。具体的には、凹部2及び3は、中心軸CXに平行な面2a又は3aと中心軸CXに垂直な面2b及び3bとで構成されている。
図9は従来の歯科用CADCAM用被切削体を示し、略円柱の天面もしくは底面方向から見た平面図である。従来の歯科用CADCAM用被切削体では、円周部に凹部を有し、この凹部を全周に亘って有することが分かる。
図10は従来の歯科用CADCAM用被切削体を、略円柱の側面方向から見た側面図である。従来の歯科用CADCAM用被切削体では、円周部に凹部を2箇所有し、この凹部を全周に亘って有することが分かる。
図11は、本発明の第2の実施形態の歯科用CADCAM用被切削体1を、凹部となっていない円弧部分4側の略円柱の側面方向から見た側面図である。本実施形態では、歯科用CADCAM用被切削体1を天面1a側または底面1b側から見た場合に、凹部2が、凹部3よりも、重心(中心)CGを中心として、広い範囲に形成されている点が図5の実施形態と異なっている。このように、凹部2の形状と凹部3の形状とを異ならせることにより、歯科用CADCAM用被切削体1の軸方向AXにおける方向性を確認することができ、歯科修復物を切削した被切削体の残部から歯科修復物をさらに切削加工できる様に、さらに容易に設置することができる。
なお、凹部2の形状と凹部3の形状とを異ならせる態様としては、例えば、歯科用CADCAM用被切削体1の軸方向における凹部の寸法を互いに異なるせる態様、歯科用CADCAM用被切削体1の中心軸CXに向かう凹部の寸法を互いに異なるせる態様、歯科用CADCAM用被切削体1の中心軸CXを含む面に沿って切断した場合の凹部の形状を互いに異なるせる態様(例えば「L」字形状と円弧形状)がある。
図12は、本発明の第3の実施形態の歯科用CADCAM用被切削体1を、凹部となっていない円弧部分4側の略円柱の側面方向から見た側面図である。本実施形態の歯科用CADCAM用被切削体1は、CADCAM用被切削体1の天面1aに開口する凹部2のみを有しており、CADCAM用被切削体1の底面1bに開口する凹部3を有していない点が図5の実施形態と異なっている。このように、天面1a(又は底面1b)にのみ凹部2を設けることによっても、歯科用CADCAM用被切削体1の軸方向AXにおける方向性を確認することができ、歯科修復物を切削した被切削体の残部から歯科修復物をさらに切削加工できる様に、さらに容易に設置することができる。
図13は、本発明の第4の実施形態の歯科用CADCAM用被切削体1を、凹部となっていない円弧部分4側の略円柱の側面方向から見た側面図である。本実施形態の歯科用CADCAM用被切削体1は、CADCAM用被切削体1の天面1a及び底面1bのいずれにも開口しない凹部5のみを有している点が図5の実施形態と異なっている。特に本実施形態では、エナメル色を有する層と歯頚部色を有する層とに挟まれたデンチン色を有する層の軸方向AXの全体に亘って凹部5が形成されている。
上記実施形態の発明の構成は、例えば以下のように記載することができるが、これらの記載に限定されるものではない。
(1)CADCAM装置に装着して歯科修復物を製造する歯科用CADCAM用被切削体において、歯科用CADCAM用被切削体が略円柱形状であり、
歯科用CADCAM用被切削体の円周部に少なくとも一つの凹部を有し、凹部は歯科用CADCAM用被切削体の円周部の全周に亘っておらず、
歯科用CADCAM用被切削体の凹部がCADCAM装置に係合することを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
(2)上記(1)記載の歯科用CADCAM用被切削体において、略円柱形状の天面および底面それぞれに対して一つの凹部を有することを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
(3)上記(1)記載の歯科用CADCAM用被切削体において、円周部の凹部が、歯科用CADCAM用被切削体を天面側または底面側から見た場合に、略円柱形状の歯科用CADCAM用被切削体の重心を中心として、中心角が330度以上360度未満の範囲に亘って形成され、略円柱形状の歯科用CADCAM用被切削体の円周部における凹部が形成されていない円弧部分の円周面上の長さは1-20mmであることを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
(4)上記(1)記載の歯科用CADCAM用被切削体において、円周部の凹部の歯科用CADCAM用被切削体の軸方向における寸法が1-5mmの範囲にあり、円周面から歯科用CADCAM用被切削体の中心軸に向かう寸法が1-5mmの範囲にあることを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
(5)上記(1)記載の歯科用CADCAM用被切削体において、略円柱形状の直径が5-15cm、高さが0.7-3.0cmであることを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
(6)上記(1)記載の歯科用CADCAM用被切削体が、焼結されていない或いは最終焼結されていないセラミック材料であることを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
(7)上記(6)記載の歯科用CADCAM用被切削体が、アルミナまたはジルコニアの成分が95%以上含まれているセラミック材料であることを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
(8)上記(6)記載の歯科用CADCAM用被切削体が、1次平均粒子径は0.01〜10μmのセラミック材料であることを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
(9)上記(1)記載の歯科用CADCAM用被切削体が、周方向の位置決めが可能な全周に亘っていない凹部で無い部分を有することを特徴とする歯科用CADCAM用被切削体。
本発明の歯科用仮焼結体は、切削加工する前の歯科用仮焼結体であっても、また切削加工した後の歯科用修復物であっても、着色液や浸透液が浸透し易く、内部まで複雑な色彩を色分けし着色することができる。このことから天然歯に類似の色調再現が可能な歯科修復物を作製することができ、今までよりも審美的に優れた歯科用修復物を得ることができる。
歯科用仮焼結体に酸化鉄着色液を浸透させる前の模式図 酸化鉄着色液が歯科用仮焼結体に浸透した状態を示す模式図 酸化鉄着色液が浸透した部分に、更に浸透液を浸透させる前の模式図 浸透液が歯科用仮焼結体に浸透した状態を示す模式図 本発明の第1の実施形態の歯科用CADCAM用被切削体の平面図 本発明の第1の実施形態の歯科用CADCAM用被切削体の側面図 本発明の歯科用CADCAM用被切削体に補助線等を加えた平面図 本発明の歯科用CADCAM用被切削体に補助線等を加えた側面図 従来の歯科用CADCAM用被切削体の平面図 従来の歯科用CADCAM用被切削体の側面図 本発明の第2の実施形態の歯科用CADCAM用被切削体の側面図 本発明の第3の実施形態の歯科用CADCAM用被切削体の側面図 本発明の第4の実施形態の歯科用CADCAM用被切削体の側面図
A 着色液が浸透していない歯科用仮焼結体
B 酸化鉄着色液が浸透した歯科用仮焼結体
C 浸透液が浸透した歯科用仮焼結体
1 歯科用CADCAM用被切削体
1a 天面
1b 底面
1c 円周部
2 凹部
2a 面
2b 面
3 凹部
3a 面
3b 面
4 凹部となっていない円弧部分
5 凹部
AX 軸方向
CG 重心(中心)
CX 中心軸



Claims (4)

  1. 予備焼結後に切削加工が行なわれ、切削加工後に口腔内で使用できる状態まで焼結させる歯科用仮焼結体であって、
    予備焼結された歯科用仮焼結体の密度を予備焼結密度とし、
    口腔内で使用する密度まで焼結された歯科用焼結体の密度を完全焼結密度としたとき、
    30 ≦ 相対密度(%)={(予備焼結密度)/(完全焼結密度)}×100 ≦ 45
    の式を満たすことを特徴とする歯科用仮焼結体。
  2. 請求項1記載の歯科用仮焼結体を構成する無機粉末の平均粒子径が1.0-5000nmであることを特徴とする歯科用仮焼結体。
  3. 請求項1記載の歯科用仮焼結体を着色するための着色材を含む着色液及び浸透液材を含む浸透液とを含む歯科用仮焼結体用着色セットであって、
    着色液が金属イオンを含むことを特徴とする歯科用仮焼結体用着色セット。
  4. 請求項1記載の歯科用仮焼結体に、着色材を含む着色液及び浸透液材を含む浸透液とを接触させることで着色を行う着色方法。


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