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JP2018141624A - 放熱器 - Google Patents

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JP2018141624A
JP2018141624A JP2018108388A JP2018108388A JP2018141624A JP 2018141624 A JP2018141624 A JP 2018141624A JP 2018108388 A JP2018108388 A JP 2018108388A JP 2018108388 A JP2018108388 A JP 2018108388A JP 2018141624 A JP2018141624 A JP 2018141624A
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medium pipe
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JP2018108388A
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堀 久司
Hisashi Hori
久司 堀
伸城 瀬尾
Nobushiro Seo
伸城 瀬尾
佑 崎本
Yu Sakimoto
佑 崎本
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Nippon Light Metal Co Ltd
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Nippon Light Metal Co Ltd
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Abstract

【課題】熱伝導性が高い放熱器を提供することを課題とする。【解決手段】流体が流通する一本の真っ直ぐな熱媒体用管Pと、熱媒体用管Pとは別体であり熱媒体用管Pの外周面に接触する金属製の基部2と、基部2に一体形成され熱媒体用管Pの周囲に間隔をあけて並設された矩形を呈する平坦な複数のフィン3と、を有し、各フィン3は、熱媒体用管Pの軸方向に対して垂直に並設されるとともに、熱媒体用管Pの全周において熱媒体用管Pから離間する方向に延設されており、基部2及びフィン3は、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されており、熱媒体用管Pは、銅又は銅合金で形成されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、放熱器に関する。
例えば、特許文献1には、流体が流れる熱媒体用管と当該熱媒体用管に並設された複数のフィンとを備えた放熱器が記載されている。板状のフィンには、上方が開口し正面視U字状を呈する取付座が形成されている。熱媒体用管はフィンの取付座に嵌合されるとともに、ロウ付けによりフィンに固定されている。
特開2001−165588号公報
放熱器は、熱を外部に放出する部材であるため、高い熱伝導性が求められている。
このような観点から、本発明は、熱伝導性が高い放熱器をを提供することを課題とする。
このような課題を解決するために本発明は、流体が流通する一本の真っ直ぐな熱媒体用管と、前記熱媒体用管とは別体であり前記熱媒体用管の外周面に接触する金属製の基部と、前記基部に一体形成され前記熱媒体用管の周囲に間隔をあけて並設された矩形を呈する平坦な複数のフィンと、を有し、各前記フィンは、前記熱媒体用管の軸方向に対して垂直に並設されるとともに、前記熱媒体用管の全周において前記熱媒体用管から離間する方向に延設されており、前記基部及び前記フィンは、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されており、前記熱媒体用管は、銅又は銅合金で形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、流体が流通する真っ直ぐな熱媒体用管と、前記熱媒体用管とは別体であり前記熱媒体用管の外周面に接触する金属製の基部と、前記基部に一体形成され間隔をあけて並設された矩形を呈する平坦な複数のフィンと、を有し、各前記フィンは、前記熱媒体用管の軸方向に対して垂直に並設されるか又は平行に並設されており、複数の前記フィンは、前記熱媒体用管を挟んで両側に対向する位置に形成されており、前記基部及び前記フィンは、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されており、前記熱媒体用管は、銅又は銅合金で形成されていることを特徴とする。
かかる放熱器によれば、熱媒体用管の外周面と基部とが接触するとともに、基部とフィンとが一体形成されているため、熱伝導性を高めることができる。また、フィンをアルミニウム又はアルミニウム合金で形成することで、軽量化を図ることができるとともに、切削加工における成形性を高めることができる。また、熱媒体用管を銅又は銅合金で形成することで、熱伝導性及び耐食性を高めることができる。
本発明に係る放熱器によれば、熱伝導性を向上させることができる。
本発明の第一実施形態に係る放熱器を示す斜視図である。 図1のI−I断面図である。 第一実施形態に係る放熱器の製造方法の準備工程を示す斜視図である。 第一実施形態に係る放熱器の製造方法の切削工程を示す斜視図である。 第一実施形態に係る放熱器の製造方法の切削工程を示す平面図である。 第一実施形態の変形例に係る放熱器の製造方法の切削工程を示す平面図である。 第二実施形態に係る放熱器の製造方法の準備工程を示す斜視図である。 第二実施形態に係る放熱器の製造方法の挿入工程及び蓋板配置工程を示す断面図である。 (a)は、第二実施形態に係る放熱器の製造方法の接合工程を示す斜視図であり、(b)は(a)のII-II断面図である。 第三実施形態に係る放熱器を示す斜視図である。 第三実施形態に係る放熱器の製造方法の切削工程を示す模式正面図であって、(a)は切削前を示し、(b)は切削後を示す。 第四実施形態に係る放熱器を示す斜視図である。 第四実施形態に係る放熱器の製造方法の切削工程を示す模式側面図である。
[第一実施形態]
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態に係る放熱器1は、熱媒体用管Pと、基部2と、複数のフィン3とで構成されている。放熱器1は、熱媒体用管Pの内部に流通する流体の熱を外部に放出する器具であって、熱交換器等に用いられる。
熱媒体用管Pは、円筒状を呈する。熱媒体用管Pの内部には熱を放出するための流体が流通する。熱媒体用管Pの材料は、熱伝導性の高い金属から適宜選択すればよいが、本実施形態では銅又は銅合金を用いている。熱媒体用管Pを銅又は銅合金で形成することで、熱伝導性及び耐食性を高めることができる。熱媒体用管Pの耐食性を高めることで、反応性の高い液体を流通させることができる。また、熱媒体用管Pを銅又は銅合金で形成することで、放熱器1以外の管部材との連結も容易となる。なお、熱媒体用管Pは、本実施形態では円筒状としたが、断面が楕円又は多角形状の筒状部材であってもよい。
基部2は、図2に示すように、熱媒体用管Pの周囲に形成される円筒状の部位である。基部2の内周面は、熱媒体用管Pの外周面の周方向の全体に亘って密接しているか又はほぼ隙間なく接触している。基部2の厚さは、適宜設定すればよいが、本実施形態では、熱媒体用管Pの厚さと略同等になっている。
フィン3は、基部2の周囲に一体形成された板状部材である。フィン3は、熱媒体用管Pの中心軸Cに対して垂直に配置されるとともに、隙間をあけて等間隔で並設されている。複数のフィン3は、全て同じ形状になっている。フィン3の中心(対角線の交点)は熱媒体用管Pの中心軸Cと一致する。フィン3の形状は特に制限されないが、本実施形態では矩形を呈する。
基部2及びフィン3の材料は、切削加工が可能で、かつ、熱伝導性の高い金属から適宜選択すればよいが、本実施形態では、アルミニウム又はアルミニウム合金を用いている。基部2及びフィン3の材料としてアルミニウム又はアルミニウム合金を用いることにより、軽量化及び材料コストの低減を図ることができる。
次に、本実施形態に係る放熱器の製造方法について説明する。本実施形態に係る放熱器の製造方法では、準備工程と、切削工程とを行う。
図3に示すように、準備工程は、被切削ブロック10を用意するとともに、治具(図示省略)に被切削ブロック10を固定する工程である。被切削ブロック10は、放熱器1の素となる部材である。被切削ブロック10は、ベースブロック11と、熱媒体用管Pとで構成されている。
ベースブロック11は、直方体を呈する。ベースブロック11は、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されている。熱媒体用管Pは、ベースブロック11の一端面12から一端面12に対向する他端面13まで貫通している。熱媒体用管Pの外周面は周方向にわたって、ベースブロック11に密接しているか又はほぼ隙間なく接触しており、熱媒体用管Pとベースブロック11とは回転不能になっている。
被切削ブロック10は、例えば、ベースブロック11に形成された貫通孔に熱媒体用管Pを押入して形成することができる。また、被切削ブロック10は、ベースブロック11に形成された貫通孔に熱媒体用管Pを挿入しつつ、拡管又は拡管・接着等によって形成することができる。
また、準備工程では、被切削ブロック10を治具(図示省略)に固定する。図4に示すように、治具は、被切削ブロック10を保持した状態で、マルチカッター20に近接する方向又は離間する方向に並進移動するとともに、熱媒体用管Pの中心軸C周りに自転可能になっている。
切削工程は、マルチカッター20を用いて被切削ブロック10を切削し、フィン3を形成する工程である。切削工程では、進入工程と、自転工程と、退避工程とを行う。
マルチカッター20は、回転軸21と、回転軸21に対して垂直に取り付けられた複数の円盤カッター22と、を有する。円盤カッター22は、回転軸21を中心に高速回転することで、対象物を切削する器具である。具体的な図示は省略するが、円盤カッター22の外縁には複数の刃が設けられている。円盤カッター22は、隙間をあけて並設されている。この円盤カッター22,22の隙間は、フィン3の厚さと同等である。また、円盤カッター22の厚さは、隣り合うフィン3,3の隙間と同等である。
進入工程では、まず、マルチカッター20の回転軸(回転中心軸)21と、熱媒体用管Pの中心軸Cとが平行となるように被切削ブロック10及びマルチカッター20を配置する。そして、マルチカッター20を駆動させて、円盤カッター22を円周方向に回転させる。マルチカッター20は、退避工程が終了するまで連続的に回転させる。
次に、図5に示すように、マルチカッター20を移動不能に固定した状態で、予め設定された切削深さdとなるまでマルチカッター20に対して被切削ブロック10を進入させる。すなわち、回転軸21と中心軸Cの平行状態を保ったまま、被切削ブロック10を回転軸21に近づける。本実施形態では、被切削ブロック10のうち、対角線上における切削深さが最も大きくなるため、中心軸Cと稜線14aを結ぶ直線と円盤カッター22の半径とが重なるように移動させることが好ましい。切削深さdは、熱媒体用管Pに達しない範囲で適宜設定すればよい。円盤カッター22の外縁から熱媒体用管Pまでの距離tは、基部2(図1,図2参照)の厚さとなる。
自転工程では、熱媒体用管Pと円盤カッター22の外縁との距離tが一定となるよう、回転軸21と中心軸Cとの距離を維持した状態で、被切削ブロック10を中心軸C周りに自転させる。本実施形態では、被切削ブロック10を一周以上自転させる。これにより、熱媒体用管Pの周囲に「未切削領域」が形成され、この未切削領域が基部2(図2参照)となる。
退避工程では、マルチカッター20から被切削ブロック10を離間させる。マルチカッター20の回転軸(回転中心軸)21と、熱媒体用管Pの中心軸Cとの平行を維持した状態で、両者を離間させる。以上の工程によって、図1に示す放熱器1が完成する。
以上説明した放熱器の製造方法によれば、熱媒体用管P、基部2及びフィン3とが一の被切削ブロック10から一体形成されているため、従来のように熱媒体用管Pとフィン3との間にロウ材が介在することがない。これにより、放熱器1の熱伝導性を向上させることができる。また、一の被切削ブロック10をマルチカッター20で切削するだけでよいため、各部材の組み付け作業も不要となり放熱器1を容易に製造することができる。
また、切削工程では、被切削ブロック10を自転させることで切削加工が容易となる。また、マルチカッター20の円盤カッター22の厚さや、円盤カッター22,22の隙間を適宜設定することで、フィン3の厚さやフィン3,3の隙間を容易に設定することができる。
[変形例]
次に、第一実施形態の変形例について説明する。図6に示すように、変形例に係る放熱器の製造方法では、被切削ブロック10に対して、マルチカッター20を公転させる点で第一実施形態と相違する。ここでは、第一実施形態と相違する部分を中心に説明し、第一実施形態と重複する部分の説明は省略する。
第三実施形態に係る切削工程では、進入工程、公転工程、退避工程を行う。進入工程では、回転するマルチカッター20を被切削ブロック10に進入させる。マルチカッター20を被切削ブロック10に進入させるには、被切削ブロック10及びマルチカッター20を相対的に並進移動させ、両者の距離を近づければよい。
所定の深さまでマルチカッター20を進入させたら、公転工程に移行する。公転工程では、回転軸(回転中心軸)21と被切削ブロック10の中心軸Cとの距離を維持した状態で、中心軸Cを中心としてマルチカッター20を公転させる。本実施形態では、マルチカッター20を一周以上移動させる。公転工程が終了したら、退避工程に移行する。退避工程では、被切削ブロック10とマルチカッター20とを相対的に離間させる。
このように変形例に係る放熱器の製造方法のように、被切削ブロック10を中心にマルチカッター20を移動させるようにしても放熱器1を容易に製造することができる。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態に係る放熱器の製造方法について説明する。第二実施形態に係る放熱器の製造方法では、被切削ブロック30の構成が第一実施形態と相違する。第二実施形態に係る説明では、第一実施形態と相違する部分を中心に説明する。
第二実施形態に係る被切削ブロック30は、図7に示すように、ベースブロック31と、熱媒体用管Pと、蓋板33とで構成されている。ベースブロック31は、蓋溝34と、凹溝35とを備えている。ベースブロック31は、アルミニウム又はアルミニウム合金製の押出し形材である。蓋溝34は、ベースブロック31の表面31aに開口している。蓋溝34は、ベースブロック31の一端面31bから他端面31cまで連続して形成されている。蓋溝34は、断面矩形状の一定断面になっている。蓋溝34は、底面34aと、底面34aから立ち上がる側壁34b,34bとで構成されている。
凹溝35は、蓋溝34の底面34aに沿うように延設されるとともに、底面34aに開口している。凹溝35は、ベースブロック31の一端面31bから他端面31cまで連続して形成されている。凹溝35は断面U字状の一定断面になっている。凹溝35の深さは、熱媒体用管Pの外径と略同等になっている。凹溝35の幅は、熱媒体用管Pの外径と略同等になっている。また、凹溝35の底面の曲率半径は、熱媒体用管Pの外径の曲率半径と同等になっている。ベースブロック31は、本実施形態では、押出し成形で形成したが、直方体のブロックを切削加工して成形してもよい。
蓋板33は、直方体を呈する。蓋板33の材料は、特に制限されないが、ベースブロック31と同等の材料であることが好ましい。蓋板33は、蓋溝34に隙間なく挿入される形状になっている。
第二実施形態に係る放熱器の製造方法では、準備工程と、切削工程とを行う。準備工程では、挿入工程と、蓋板配置工程と、接合工程とを行う。図8に示すように、挿入工程では、凹溝35に熱媒体用管Pを挿入する。挿入工程によって熱媒体用管Pの外周面と凹溝35の底面(曲面)とは面接触する。
蓋板配置工程では、蓋溝34に蓋板33を配置する。図8に示すように、蓋板配置工程によって、蓋板33の側面23cと蓋溝34の側壁34bとが突き合わされて突合せ部J1が形成され、蓋板33の側面23dと蓋溝34の側壁34bとが突き合わされて突合せ部J2が形成される。また、蓋板33の下面33bと熱媒体用管Pとが接触し、蓋板33の表面33aとベースブロック31の表面31aとが面一になる。
蓋板配置工程によって、熱媒体用管Pの周には空隙部Q,Qが形成される。つまり、空隙部Qは、熱媒体用管Pの外周面と、蓋板33の下面33bと、凹溝35とで形成される空間である。
接合工程では、図9の(a)及び(b)に示すように、突合せ部J1,J2を回転ツールGで摩擦攪拌接合する。回転ツールGは、円柱状のショルダ部G1と、ショルダ部G1の下端面から垂下する攪拌ピンG2とで構成されている。攪拌ピンG2は、先細りとなる錐台形状を呈する。攪拌ピンG2の周囲には螺旋溝(図示省略)が形成されている。
接合工程では、突合せ部J1上に設定された開始位置SP1に回転ツールGを挿入するとともに、突合せ部J1に沿って回転ツールGを相対移動させる。回転ツールGの移動軌跡には塑性化領域W1が形成される。回転ツールGが終了位置EP1まで達したら、ベースブロック31から回転ツールを離脱させる。図9の(b)に示すように、接合工程では、回転ツールGのショルダ部G1の下端面をベースブロック31の表面31aに数ミリ程度押し込んで摩擦攪拌を行う。回転ツールGの挿入深さは、摩擦攪拌によって塑性流動化した塑性流動材が空隙部Qに流入するように設定する。
突合せ部J1の摩擦攪拌が終了したら、突合せ部J2に対しても突合せ部J1と同様の手順で摩擦攪拌接合を行う。突合せ部J2には、塑性化領域W2が形成される。以上の工程によって被切削ブロック30が形成される。
なお、接合工程における終了位置EP1,EP2には攪拌ピンG2の抜け穴が形成されるが、肉盛溶接を行うことで当該抜け穴を補修する補修工程を行ってもよい。
切削工程は、マルチカッター20を用いて被切削ブロック30を切削し、フィン3を形成する工程である。切削工程は、第一実施形態又は第一実施形態の変形例と同等であるため詳細な説明を省略する。なお、図9の(a)に示すように、被切削ブロック30の両端部は摩擦攪拌されない部分が残るため、切削代R1,R1を設け、切削代R1,R1の内側を切削してフィン3を形成することが好ましい。
以上説明した第二実施形態に係る放熱器の製造方法によっても第一実施形態と略同等の効果を奏することができる。また、第二実施形態によれば、熱媒体用管Pが埋設された被切削ブロック30を容易に製造することができる。また、接合工程の際に、ベースブロック31及び蓋板33に回転ツールGを押し込んで摩擦攪拌を行うことで、蓋板33によって熱媒体用管Pが押圧され凹溝35の底面と熱媒体用管Pの外周面とを密接させることができるか又はほぼ隙間なく接触させることができる。また、熱媒体用管Pの周囲に形成された空隙部Qに塑性流動材を流入させて、空隙部Qを金属材料で埋めることができる。これにより、放熱器の熱伝導性を高めることができる。
また、ベースブロック31としてアルミニウム又はアルミニウム合金の押出形材を用いることにより、軽量化を図ることができるとともに、切削加工における成形性を高めることができる。また、押出形材であるため、部材を安価にかつ容易に調達することができる。
なお、本実施形態では、一の蓋板33を用いたが、ベースブロック31の深い位置に熱媒体用管Pを埋設する場合は、幅の異なる複数の蓋溝を設けるとともに、それぞれの蓋溝に配置される蓋板を設けてもよい。この場合は、蓋板ごとに接合工程を行って、突合せ部に対して摩擦攪拌接合を行えばよい。
[第三実施形態]
次に、第三実施形態に係る放熱器及び放熱器の製造方法について説明する。第三実施形態に係る放熱器1Bは、図10に示すように、熱媒体用管Pと、基部42と、フィン43とで構成されている。放熱器1Bは、フィン43が放熱器1Bの上部と下部にそれぞれ形成されている点で第一実施形態と相違する。
基部42は、略直方体を呈し中央に熱媒体用管Pが貫通している。基部42は、熱媒体用管P以外の部分は中実になっている。熱媒体用管Pの外周面の周方向の全体は、基部42と密接しているか又はほぼ隙間なく接触している。
フィン43は、基部42の上側に垂直に立設している。また、フィン43は、中心軸Cに対しても垂直となるように配置されている。複数のフィン43は、等間隔で並設されており、基部42を挟んで両側に形成されている。上側のフィン43と下側のフィン43とは同じ高さ寸法になっている。フィン43の高さ寸法は、放熱器1Bの全体の高さの1/3程度になっている。
第三実施形態に係る放熱器の製造方法では、準備工程と、切削工程を行う。準備工程では、図11の(a)に示すように、第一実施形態と同様の被切削ブロック10を用意するとともに、架台Kに被切削ブロック10を移動不能に固定する。
切削工程では、被切削ブロック10に対してマルチカッター20を進入させて、フィン43を形成する。具体的には、熱媒体用管Pの中心軸Cとマルチカッター20の回転軸(回転中心軸)21とを平行に配置し、この平行を維持した状態で円盤カッター22を上側の稜線14a,14aのうち一方に挿入する。円盤カッター22は、一方の稜線14aの鉛直方向上方から挿入してもいいし、図11の(a)のように斜めに挿入してもよい。切削深さdまで円盤カッター22を挿入したら、切削深さdを維持した状態で、他方の稜線14aに向けてマルチカッター20を直線状に相対的に移動させる。切削深さdの寸法は、熱媒体用管Pと円盤カッター22とが接触しない程度に適宜設定すればよい。
回転軸21と他方の稜線14aとが鉛直線上に重なる位置までマルチカッター20を移動させたら、被切削ブロック10からマルチカッター20を離脱させる。マルチカッター20は、水平方向、鉛直方向及び斜め上方のいずれの方向に離脱させてもよい。被切削ブロック10をひっくり返し、フィン43が形成された側面14と対向する側面14に対しても同様の切削工程を行うことにより、放熱器1Bが完成する。
以上説明した第三実施形態に係る放熱器の製造方法によれば、熱媒体用管P、基部42及びフィン43が一体形成された放熱器1Bを製造することができる。また、本実施形態ではマルチカッター20を直線状に移動させるのみであるため、放熱器1Bを容易に製造することができる。
なお、被切削ブロック10の4つの側面14の全てにマルチカッター20を挿入して、被切削ブロック10の全面にフィン43を形成してもよい。また、第二実施形態に係る被切削ブロック30を用いて第三実施形態に係る放熱器の製造方法を行ってもよい。
[第四実施形態]
次に、本発明の第四実施形態に係る放熱器及び放熱器の製造方法について説明する。図12に示すように、第四実施形態に係る放熱器1Cは、熱媒体用管Pと、基部42と、フィン43とで構成されている。放熱器1Cは、フィン43の配向方向が第三実施形態と相違する。
基部42は、略直方体を呈し中央に熱媒体用管Pが貫通している。基部42は、熱媒体用管P以外の部分は中実になっている。熱媒体用管Pの外周面の周方向の全体は、基部42と密接しているか又はほぼ隙間なく接触している。
フィン43は、基部42の上側に垂直に立設している。また、フィン43は、中心軸Cと平行に配置されている。フィン43は、等間隔で並設されており、基部42を挟んで両側に形成されている。上側のフィン43と下側のフィン43とは同じ高さ寸法になっている。フィン43の高さ寸法は、放熱器1Cの全体の高さ寸法の1/3程度になっている。
第四実施形態に係る放熱器の製造方法では、準備工程と、切削工程を行う。準備工程は、第三実施形態と同様である。
切削工程は、図13に示すように、被切削ブロック10に対してマルチカッター20を挿入して、フィン43を形成する工程である。切削工程では、熱媒体用管Pの中心軸Cを法線とする平面と、回転軸21の回転中心軸を法線とする平面とが垂直となるようにマルチカッター20を配置し、被切削ブロック10の上側の稜線14d,14dのうちの一方にマルチカッター20を挿入する。切削深さdまで円盤カッター22を挿入したら、切削深さdを維持した状態で、他方の稜線14dに向けてマルチカッター20を直線状に相対的に移動させる。切削深さdの寸法は、熱媒体用管Pと円盤カッター22とが接触しない程度に適宜設定すればよい。
回転軸21の中心と他方の稜線14dとが鉛直線上に重なる位置までマルチカッター20を移動させたら、被切削ブロック10からマルチカッター20を離脱させる。マルチカッター20は、水平方向、鉛直方向及び斜め上方のいずれの方向に離脱させてもよい。被切削ブロック10をひっくり返し、フィン43が形成された側面14と対向する側面14に対しても同様の切削工程を行うことにより、放熱器1Cが完成する。
以上説明した第四実施形態に係る放熱器の製造方法によれば、熱媒体用管P、基部42及びフィン43が一体形成された放熱器1Cを製造することができる。また、マルチカッター20を直線状に移動させるのみであるため、放熱器1Cを容易に製造することができる。なお、第二実施形態に係る被切削ブロック30を用いて第四実施形態に係る放熱器の製造方法を行ってもよい。
以上発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨に反しない範囲において適宜設計変更が可能である。例えば、本実施形態では、外観視直方体を呈する被切削ブロック10を用いたが、円柱状や他の多角柱状を呈する被切削ブロックを用いて加工してもよい。
また、準備工程では、アルミニウム合金製の素形材を約200度で加熱することで時効処理を施して、被切削ブロック10を硬くしてから切削工程を行ってもよい。被切削ブロック10を時効硬化させることにより、切削工程の際に容易に切削加工をすることができる。また、フィン3の強度を向上させることができる。
1 放熱器
2 基部
3 フィン
10 被切削ブロック
11 ベースブロック
12 一端面
13 他端面
14 側面
14a 稜線
14d 稜線
20 マルチカッター
21 回転軸
22 円盤カッター
C 中心軸(熱媒体用管Pの中心軸)
d 切削深さ
t 距離
P 熱媒体用管

Claims (2)

  1. 流体が流通する一本の真っ直ぐな熱媒体用管と、前記熱媒体用管とは別体であり前記熱媒体用管の外周面に接触する金属製の基部と、前記基部に一体形成され前記熱媒体用管の周囲に間隔をあけて並設された矩形を呈する平坦な複数のフィンと、を有し、
    各前記フィンは、前記熱媒体用管の軸方向に対して垂直に並設されるとともに、前記熱媒体用管の全周において前記熱媒体用管から離間する方向に延設されており、
    前記基部及び前記フィンは、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されており、前記熱媒体用管は、銅又は銅合金で形成されていることを特徴とする放熱器。
  2. 流体が流通する真っ直ぐな熱媒体用管と、前記熱媒体用管とは別体であり前記熱媒体用管の外周面に接触する金属製の基部と、前記基部に一体形成され間隔をあけて並設された矩形を呈する平坦な複数のフィンと、を有し、
    各前記フィンは、前記熱媒体用管の軸方向に対して垂直に並設されるか又は平行に並設されており、
    複数の前記フィンは、前記熱媒体用管を挟んで両側に対向する位置に形成されており、
    前記基部及び前記フィンは、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されており、前記熱媒体用管は、銅又は銅合金で形成されていることを特徴とする放熱器。
JP2018108388A 2018-06-06 2018-06-06 放熱器 Pending JP2018141624A (ja)

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