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JP2018141520A - 車両用変速機のパーキング機構 - Google Patents

車両用変速機のパーキング機構 Download PDF

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JP2018141520A
JP2018141520A JP2017036186A JP2017036186A JP2018141520A JP 2018141520 A JP2018141520 A JP 2018141520A JP 2017036186 A JP2017036186 A JP 2017036186A JP 2017036186 A JP2017036186 A JP 2017036186A JP 2018141520 A JP2018141520 A JP 2018141520A
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煕静 趙
Sung Min Chu
煕静 趙
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Abstract

【課題】勾配路でのPレンジ停車時におけるP抜け防止と、Pレンジ位置から他のレンジ位置を選択するときのP抜き力の低減との両立を達成すること。【解決手段】シフトレバー70によりPレンジ位置を選択すると、バリエータ出力軸41のパーキングギア78にパーキングポール77が嵌合する車両用変速機のパーキング機構Aであって、パーキングロッド74と、ウェッジ75と、を備える。パーキングロッド74は、ディテントプレート73に一端部が接続され、他端部がパーキングポール77に向かって延設する。ウェッジ75は、パーキングロッド74の他端部の位置に付勢状態で移動可能に装着され、Pレンジ位置の選択中、パーキングポール77を接触支持することで嵌合を維持する。Pレンジ位置の選択中、パーキングギア78とパーキングポール77との嵌合が解除される方向にウェッジ75が移動するのを規制するウェッジストッパ機構を設ける。【選択図】図4

Description

本発明は、シフトレバーによりパーキングレンジ位置を選択すると、変速機出力軸のパーキングギアにパーキングポールが嵌合する車両用変速機のパーキング機構に関する。
従来、運転者のシフトレバー操作に基づき移動するパーキングロッドと、パーキングロッドの移動に基づきパーキングギアと嵌合可能なパーキングポールと、を備えている。パーキングレンジ位置(以下、「Pレンジ位置」と省略する。)へシフトレバーを操作すると、パーキングギアとパーキングポールとが嵌合する変速機のパーキング装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−253324号公報
従来装置は、勾配路でPレンジ位置として停車した際、路面勾配に基づく負荷(車重により駆動輪を回転させようとするトルク)がパーキングポールとパーキングギアとの間に作用する。この路面勾配に基づく負荷によりパーキングギアからパーキングポールが外れるパーキング抜け(以下、「P抜け」と省略する。)を防止すべく、パーキングギアとパーキングポールの嵌み合いテーパー角度を設定している。しかしながら、急勾配でのPレンジ停車時であっても外れないようにすべく嵌み合いテーパー角度を設定すると、P抜けは防止できるものの、Pレンジ位置から他のレンジ位置への選択時に、パーキングギアからパーキングポールを抜くのに必要とするパーキング抜き力(以下、「P抜き力」と省略する。)が増大する。この結果、運転者がシフトレバーに加える操作力によってPレンジ位置から他のレンジ位置へ選択操作するときは、大きな操作力が必要となる、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、勾配路でのPレンジ停車時におけるP抜け防止と、Pレンジ位置から他のレンジ位置を選択するときのP抜き力の低減との両立を達成する車両用変速機のパーキング機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、シフトレバーによりパーキングレンジ位置を選択すると、変速機出力軸のパーキングギアにパーキングポールが嵌合する車両用変速機のパーキング機構であって、パーキングロッドと、ウェッジと、を備える。
パーキングロッドは、シフトレバーへの選択操作に連動する部材に一端部が接続され、他端部がパーキングポールに向かって延設する。
ウェッジは、パーキングロッドの他端部の位置に付勢状態で移動可能に装着され、パーキングレンジ位置の選択中、パーキングポールを接触支持することで嵌合を維持する。
パーキングレンジ位置の選択中、パーキングギアとパーキングポールとの嵌合が解除される方向にウェッジが移動するのを規制するウェッジ規制手段を設ける。
即ち、本発明者は、P抜けが発生するメカニズムを解析したところ、勾配路でのPレンジ停車時、パーキングポールを接触支持するウェッジが、パーキングポールから押され、パーキングロッドに沿って移動する作用が含まれることを知見した。
この点に着目し、パーキングレンジ位置の選択中、パーキングギアとパーキングポールとの嵌合が解除される方向にウェッジが移動するのを規制するウェッジ規制手段を設ける構成とした。つまり、P抜け方向にウェッジが移動するのを規制するだけで、P抜き力を増大させないP抜け防止対策とした。
この結果、勾配路でのPレンジ停車時におけるP抜け防止と、Pレンジ位置から他のレンジ位置を選択するときのP抜き力の低減との両立を達成することができる。
実施例1のパーキング機構が適用されたベルト式無段変速機(車両用変速機の一例)を搭載したエンジン車の駆動系構成を示す全体構成図である。 実施例1のパーキング機構においてPレンジ位置が選択されているときの全体構成を示す側面図である。 実施例1のパーキング機構においてPレンジ位置が選択されているときの全体構成を示す平面図である。 実施例1のパーキング機構においてPレンジ位置の選択中にウェッジストッパ機構が作動している状態を示す斜視図である。 実施例1のパーキング機構においてPレンジ位置が選択されているときのディテントプレートの部分を示す平面図である。 実施例1のパーキング機構においてPレンジ位置が選択されているときのウェッジ及びサポート部材の部分を示す一部断面による平面図である。 車両用変速機のパーキング機構におけるP抜けメカニズムを示すメカニズム説明図である。 実施例1のパーキング機構においてRレンジ位置が選択されているときのディテントプレートの部分を示す平面図である。 実施例1のパーキング機構においてRレンジ位置が選択されているときのウェッジ及びサポート部材の部分を示す一部断面による平面図である。 実施例2のパーキング機構においてPレンジ位置が選択されているときのウェッジ及びサポート部材の部分を示す一部断面による平面図である。 実施例2のパーキング機構においてRレンジ位置が選択されているときのウェッジ及びサポート部材の部分を示す一部断面による平面図である。
以下、本発明による車両用変速機のパーキング機構を実現する最良の実施形態を、図面に示す実施例1及び実施例2に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1におけるパーキング機構は、ベルト式無段変速機を搭載したエンジン車に適用され、シフトレバーによりパーキングレンジ位置を選択すると、変速機出力軸のパーキングギアにパーキングポールが嵌合する機構である。以下、実施例1の構成を、「エンジン車の駆動系構成」、「パーキング機構の全体構成」、「ウェッジストッパ機構の詳細構成」に分けて説明する。
[エンジン車の駆動系構成]
図1は、実施例1の車両用変速機のパーキング機構が適用されたベルト式無段変速機を搭載したエンジン車の駆動系構成を示す。以下、図1に基づいて、エンジン車の駆動系構成を説明する。
エンジン車の駆動系は、図1に示すように、エンジン1と、トルクコンバータ2と、前後進切替機構3と、バリエータ4と、終減速機構5と、駆動輪6,6と、を備えている。なお、ベルト式無段変速機(車両用変速機)は、トルクコンバータ2と前後進切替機構3とバリエータ4と終減速機構5とを、トランスミッションケース10に収めた変速機ユニットとして構成される。
トルクコンバータ2は、エンジン1からの入力トルクを増大する機能を有する発進要素である。このトルクコンバータ2には、トルク増大機能を必要としないときに締結するロックアップクラッチ20が内蔵される。ロックアップクラッチ20は、クラッチ解放状態のとき、エンジン出力軸11とトルクコンバータ出力軸21との間のトルク伝達がトルクコンバータ2の流体を介して行われる。クラッチ完全締結状態のとき、エンジン出力軸11とトルクコンバータ出力軸21とを直結する。トルクコンバータ2は、ポンプインペラ23と、タービンランナ24と、ステータ26と、を構成要素とする3要素1段2相型と呼ばれるものである。ポンプインペラ23は、エンジン出力軸11にコンバータハウジング22を介して連結される。タービンランナ24は、トルクコンバータ出力軸21に連結される。ステータ26は、ポンプインペラ23とタービンランナ24との間に配され、ケースにワンウェイクラッチ25を介して設けられる。
前後進切替機構3は、バリエータ4への入力回転方向を前進走行時の正転方向と後退走行時の逆転方向で切り替える機構である。この前後進切替機構3は、ダブルピニオン式遊星歯車30と、前進クラッチ31と、後退ブレーキ32と、を有する。ここで、前進クラッチ31は、Dレンジ位置等の前進走行レンジ位置の選択時に締結される。後退ブレーキ32は、Rレンジ位置等の後退走行レンジ位置の選択時に締結される。なお、Nレンジ位置やPレンジ位置の選択時には、前進クラッチ31と後退ブレーキ32はいずれも解放される。
バリエータ4は、ベルト接触径の変化により変速比(=バリエータ入力回転速度とバリエータ出力回転速度の比)を無段階に変化させるベルト式無段変速機構である。このバリエータ4は、プライマリプーリ42と、セカンダリプーリ43と、プーリベルト44と、を有する。
プライマリプーリ42は、バリエータ入力軸40の同軸上に配された一対の固定プーリ42aとスライドプーリ42bにより構成される。ここで、バリエータ入力軸40は、ダブルピニオン式遊星歯車30のキャリアに連結され、エンジン出力軸11及びトルクコンバータ出力軸21と同軸位置に配される。なお、スライドプーリ42bは、変速時、プライマリ圧室45に導かれるプライマリ圧によりスライド動作する。
セカンダリプーリ43は、バリエータ出力軸41の同軸上に配された一対の固定プーリ43aとスライドプーリ43bにより構成される。ここで、バリエータ出力軸41は、終減速機構5に連結され、バリエータ入力軸40から所定間隔離した平行配置により設けられる。なお、スライドプーリ43bは、変速時、セカンダリ圧室46に導かれるセカンダリ圧によりスライド動作する。
プーリベルト44は、プライマリプーリ42のV字形状をなすシーブ面と、セカンダリプーリ43のV字形状をなすシーブ面に掛け渡されている。このプーリベルト44は、2組の積層リングと、2組の積層リングに沿って挟み込みにより環状に積層して取り付けられた多数のエレメントと、によって構成されている。2組の積層リングは、環状リングを内から外へ多数重ね合わせて構成される。各エレメントは、打ち抜き板材により形成される。なお、プーリベルト44としては、プーリ進行方向に多数配列したチェーンエレメントを、プーリ軸方向に貫通するピンにより結合したチェーンタイプのベルトであっても良い。
終減速機構5は、バリエータ出力軸41からの回転速度を減速する減速機能と差動機能を与え、バリエータ4から出力される動力を増大して左右の駆動輪6,6に分配する機構である。この終減速機構5は、減速ギア機構として、バリエータ出力軸41に設けられたアウトプットギア52と、アイドラ軸50に設けられたアイドラギア53及びリダクションギア54と、ファイナルギア55と、を有する。そして、旋回走行時等において左右の駆動輪6,6の差動回転を許容する差動機能を発揮する機構として、ディファレンシャルギア機構56を有する。
ここで、バリエータ出力軸41には、アウトプットギア52と隣接する位置にパーキングギア78が設けられる。そして、パーキングギア78の外周位置には、パーキングポール77が配される。パーキングポール77は、パーキング機構によりパーキングギア78への嵌合動作や嵌合解除動作がコントロールされる。なお、パーキング機構の全体構成については次に述べる。
[パーキング機構の全体構成]
図2及び図3は、実施例1のパーキング機構AにおいてPレンジ位置が選択されているときの全体構成を示す。以下、図2及び図3に基づいて、パーキング機構Aの全体構成を説明する。
パーキング機構Aは、図2及び図3に示すように、シフトレバー70と、動作変換機構71と、ディテントシャフト72と、ディテントプレート73と、パーキングロッド74と、ウェッジ75と、サポート部材76と、パーキングポール77と、パーキングギア78と、を備える。このパーキング機構Aは、シフトレバー70に対する運転者操作によりPレンジ位置を選択すると、バリエータ出力軸41(変速機出力軸)のパーキングギア78にパーキングポール77が嵌合する。つまり、Pレンジ位置では、パーキングギア78とパーキングポール77との嵌合により、バリエータ出力軸41が回転しないように拘束するパーキング作動状態とされる。なお、パーキング機構Aは、シフトレバー70からパーキングポール77までが機械的に連結されたリンケージ方式である。
シフトレバー70は、車室内の運転者による操作可能な位置に配され、Pレンジ位置、Rレンジ位置、Nレンジ位置、Dレンジ位置、Lレンジ位置を選択する操作部材である。ここで、「Rレンジ位置」とは、リバースレンジ位置のことをいう。「Nレンジ位置」とは、ニュートラルレンジ位置のことをいう。「Dレンジ位置」とは、ドライブレンジ位置のことをいう。「Lレンジ位置」とは、ロー変速比固定レンジ位置のことをいう。
動作変換機構71は、シフトレバー70によるレンジ位置の選択操作によるレバー端の揺動動作を、ディテントシャフト72の回動動作に変換する機構である。この動作変換機構71としては、リンク機構、リンク機構とワイヤ機構の組み合わせ機構、等が用いられる。
ディテントプレート73は、ディテントシャフト72に固定され、シフトレバー70への選択操作に連動し、ディテントシャフト72を回転中心軸として回動するプレートである。このディテントプレート73には、図3に示すように、Pレンジ位置、Rレンジ位置、Nレンジ位置、Dレンジ位置、Lレンジ位置への選択操作の操作節度感を演出するためのディテント機構79が設けられている。ディテント機構79は、図3に示すように、プレート端面に形成された複数のレンジ溝79a,79b,79c,79d,79eと、選択操作位置に対応するレンジ溝に押し付けられるディテントスプリング79fと、によりが構成される。なお、79aはPレンジ溝、79bはRレンジ溝、79cはNレンジ溝、79dはDレンジ溝、79eはLレンジ溝である。
パーキングロッド74は、シフトレバー70への選択操作に連動するディテントプレート73に一端部74aが接続され、他端部74bがパーキングポール77に向かって延設するロッド部材である。パーキングロッド74の一端部74aは、ディテントプレート73に開けた穴に回動可能に挿着され、他端部74bは、ウェッジ75の移動を規制するストッパ機能を発揮するように大径端部としている。パーキングロッド74は、他のレンジ位置からPレンジ位置への選択操作時に図2及び図3の右方向に移動し、Pレンジ位置から他のレンジ位置への選択操作時に図2及び図3の左方向に移動する。
ウェッジ75は、パーキングロッド74の他端部74bの内側位置に移動可能に装着される待ち機能部材である。このウェッジ75には、中心軸位置に貫通穴が形成され、貫通穴をパーキングロッド74に挿通することで移動可能とする。また、ウェッジ75は、コイルスプリング80により、パーキングロッド74の他端部74bと接触する方向に付勢力が与えられている。そして、Pレンジ位置の選択中、パーキングポール77の他端部77bをウェッジ75に対して接触支持させることで、パーキングポール77とパーキングギア78の嵌合を維持する。
サポート部材76は、ウェッジ75が配される位置に固定され、ウェッジ75のうち、パーキングポール77の他端部77bが接触する面の反対面を直線移動可能に案内支持する。このサポート部材76は、トランスミッションケース10に対して2本のボルト81により固定される。サポート部材76には、ウェッジ75を受ける円筒面形状の案内支持面76aを有する。なお、サポート部材76は、ウェッジ75を案内支持することで、結果として、ウェッジ75が装着されるパーキングロッド74の他端部74bを受ける部材になる。
パーキングポール77は、トランスミッションケース10に対しポールピン82を介して揺動可能に設けられる。パーキングポール77の一端部には、パーキングギア78の歯凹部78aと嵌合する嵌合爪77aを有する。パーキングポール77の他端部77bは、ウェッジ75と接触するように円弧面形状とされている。パーキングポール77とピン支持ブラケット83との間には、パーキングポール77の他端部77bとウェッジ75との接触力を増す方向に付勢力が作用するスプリング84が設けられる。パーキングポール77に一端部の外周位置には、パーキングポール77がパーキングギア78との嵌合が外れた状態での最大変位角度を規制するストッパピン85がトランスミッションケース10に固定されている。
パーキングギア78は、上記のように、バリエータ出力軸41であって、アウトプットギア52と隣接する位置に固定されている。そして、Pレンジ位置の選択時、パーキングギア78の歯凹部78aにパーキングポール77の嵌合爪77aが嵌合するが、歯凹部78aと嵌合爪77aとの嵌め合いテーパー角度は、抜け抵抗が小さくなる角度に設定されている。
上記パーキング機構Aには、図示を省略しているが、安全装置として、誤操作防止機構とシフトロック機構を備えている。誤操作防止機構は、シフトレバー70に設けられたノブを押さなければ、Dレンジ位置からPレンジ位置やRレンジ位置への選択操作ができないようにする機構である。この誤操作防止機構は、ノブ操作に連動するロックピンと、車体の取り付けられたコントロールブラケットとの組み合わせにより構成される。シフトロック機構は、ブレーキを踏んでいないとPレンジ位置から他のレンジ位置への選択操作をできなくする機構である。このシフトロック機構は、パーキングロッド74の移動を拘束する事が可能な位置に設けられたシフトロックソレノイド等により構成される。
[ウェッジストッパ機構の詳細構成]
図4は、実施例1のパーキング機構AにおいてPレンジ位置の選択中にウェッジストッパ機構が作動している状態を示す。図5は、実施例1のパーキング機構AにおいてPレンジ位置が選択されているときのディテントプレート73の部分を示し、図6は、ウェッジ75及びサポート部材76の部分を示す。以下、図4〜図6に基づいて、ウェッジストッパ機構の詳細構成を説明する。
ここで、「ウェッジストッパ機構」とは、Pレンジ位置の選択中、パーキングギア78とパーキングポール77との嵌合が解除される方向にウェッジ75が移動するのを規制するウェッジ規制手段の一例である。つまり、ウェッジ規制手段のうち、ウェッジ75の移動を規制可能なストッパを有し、ストッパによる規制動作及び規制解除動作を、シフトレバー70の選択操作に連動させて行うものを「ウェッジストッパ機構」という。なお、「ウェッジストッパ機構」は、パーキング機構Aの安全装置として、既設の誤操作防止機構やシフトロック機構に追加して設けられている。
実施例1のウェッジストッパ機構は、図4〜図6に示すように、ウェッジ75を案内支持するサポート部材76に設けられた進退ストッパ90(ストッパ)と、サポート部材76に内蔵された第1スプリング91(付勢手段)と、ディテントプレート73とサポート部材76を連結する連結ロッド92(リンク部材)と、を備えている。
ウェッジ75は、図4及び図6に示すように、パーキングポール77側への緩やかな傾斜角による大径円錐面75aと、大径円錐面75aから連続する大きな傾斜角による円錐面75bと、円錐面75bから連続する小径円筒面75cと、を外周面に有する。
大径円錐面75aは、Pレンジ位置を選択しているとき、パーキングポール77の他端部77bを接触支持する。円錐面75bは、他のレンジ位置からPレンジ位置への選択操作時、パーキングポール77とパーキングギア78の歯頂面同士が接触している間、パーキングポール77の他端部77bを接触支持して待機する。小径円筒面75cは、Pレンジ位置以外のレンジ位置を選択しているとき、パーキングポール77の他端部77bを接触支持する。そして、ウェッジ75の大径円錐面75a側には、コイルスプリング80により付勢されるウェッジ端面75dを有する。
サポート部材76は、図4及び図6に示すように、案内支持面76aを有する底壁76bと、底壁76bの一側端から立設された厚い壁厚による第1縦壁76cと、底壁76bの他側端から立設された薄い壁厚による第2縦壁76dと、を有する。案内支持面76aは、ウェッジ75の大径円錐面75aの下面を受ける。第1縦壁内面76e及び第2縦壁内面76fは、ウェッジ75の大径円錐面75aの両側面を受ける。
進退ストッパ90は、サポート部材76の第1縦壁76cに形成されたストッパ穴76gに設けられ、ウェッジ75との接触/離間が可能なストッパである。この進退ストッパ90は、ウェッジ75に対して進退により接触が可能であり、図6に示すように、ウェッジ端面75dに対向可能なストッパ面90aと、ストッパ面90aの背面に形成された傾斜面90bと、を有する。傾斜面90bの傾斜角度は、連結ロッド92の他端部92bの先端が傾斜面90bを押すと、押し力の分力により進退ストッパ90を押し下げることができる角度に設定されている。
第1スプリング91は、第1縦壁76cに形成されたストッパ穴76gに設けられ、進退ストッパ90をウェッジ75に向けて付勢する付勢手段である。この第1スプリング91は、進退ストッパ90の底面90cとスプリング受け93との間に介装され、進退ストッパ90が脱落しないように、スプリング端が固定されたコイルスプリングである。
連結ロッド92は、シフトレバー70の選択操作に連動し、第1スプリング91による付勢力と対向する力を進退ストッパ90に付与可能なリンク部材である。この連結ロッド92の一端部92aは、図5に示すように、ディテントプレート73に形成された切欠きスリット94に沿って摺動可能に設けられる。連結ロッド92の他端部92bの先端は、図6に示すように、進退ストッパ90の傾斜面90bに当接可能である。
切欠きスリット94は、図5に示すように、互いに連通する第1円弧状スリット部94aと第2円弧状スリット部94bにより構成される。第1円弧状スリット部94aは、ディテントシャフト72のシャフト軸を中心とする等半径の円弧状スリットにより形成される。そして、シフトレバー70がDレンジ位置⇔Rレンジ位置の操作領域のとき、連結ロッド92の一端部92aが、第1円弧状スリット部94aを摺動する。第2円弧状スリット部94bは、第1円弧状スリット部94aからPレンジ位置に向かって徐々に小半径に移行する円弧状スリットにより形成される。そして、シフトレバー70がRレンジ位置⇔Pレンジ位置の操作領域のとき、連結ロッド92の一端部92aが、第2円弧状スリット部94bを摺動する。
連結ロッド92の他端部92bは、図6に示すように、ストッパ穴76gと直交する方向に第1縦壁76cに形成されたロッド挿通穴76hに対して挿通される。この連結ロッド92の他端部92bは、シフトレバー70の選択操作に応じてパーキングロッド74の移動方向と平行な方向に進退移動可能である。連結ロッド92の先端面は、Pレンジ位置の選択中、図6に示す後退位置にある。Pレンジ位置からRレンジ位置への選択操作を行うと、連結ロッド92の先端面が図6の右方向に前進し、傾斜面90bに当接して進退ストッパ90を押し下げる。Rレンジ位置からLレンジ位置までの選択操作を行っている間は、連結ロッド92の先端面が前進位置(図9参照)にあり、進退ストッパ90を押し下げたままとされる。なお、連結ロッド92の先端面は、傾斜面90bとの接触を滑らかにするように、例えば、球面形状とされている。
次に、作用を説明する。
実施例1の作用を、「勾配路停車時におけるパーキング抜け防止作用」、「パーキング機構の他の特徴作用」に分けて説明する。
[勾配路停車時におけるパーキング抜け防止作用]
まず、勾配路でPレンジ位置として停車した際、路面勾配に基づく負荷によりパーキングギアからパーキングポールが外れる「P抜け」が発生するメカニズムを、図7に基づいて説明する。
登坂路でのPレンジ停車のときは、路面勾配に基づく負荷(車重により駆動輪を回転させようとするトルク)を、図7の矢印Bに示す方向に駆動輪が受ける。この路面負荷トルクは、駆動輪からパーキングギアに伝達され、パーキングギアには、図7の矢印B’に示す方向の路面負荷トルクが作用する。降坂路でのPレンジ停車のときは、登坂路とは逆に図7の矢印Cに示す方向に駆動輪が受ける。この路面負荷トルクは、駆動輪からパーキングギアに伝達され、パーキングギアには、図7の矢印C’に示す方向の路面負荷トルクが作用する。矢印B’又は矢印C’に示す路面負荷トルクは、パーキングポールとパーキングギアとの嵌合部に対してパーキングポールを抜く方向の力として作用する。このため、パーキングポールの嵌合爪がパーキングポールを抜く方向の力を受けると、図7の矢印D方向にパーキングポールを回そうとする力となり、パーキングポールの他端部に接触しているウェッジを押す。よって、路面負荷トルクが大きくてパーキングポールによってウェッジを押す力が大きいと、パーキングポールに押されるウェッジは、コイルスプリングを縮めながら、図7の矢印Eの方向に移動する。ウェッジが図7の矢印Eの方向に移動すると、パーキングポールの他端部の接触位置が、ウェッジの大径円錐面から円錐面に沿う位置になることで下がり、パーキングポールが図7の矢印D方向に回動する。パーキングポールが図7の矢印D方向の回動量が所定量に達すると、パーキングギアとの嵌合状態からパーキングポールが外れるという、所謂、“P抜け”が発生する。
このP抜けを防止すべく、従来においては、パーキングポールとパーキングギアとの抜け抵抗に着目し、パーキングポールとパーキングギアとの抜け抵抗を増大する対策をしている。例えば、パーキングギアとパーキングポールの嵌み合いテーパー角度を抜け抵抗が大きな角度に変更したり、ウェッジの大径円錐面のテーパー角度を抜け抵抗が大きな角度に変更したり、ウェッジの表面に抜け抵抗を大きくするリューブライト処理を施したりしている。
しかしながら、急勾配でのPレンジ停車時であってもP抜けが発生しないように抜け抵抗を増大すると、P抜けは防止できるものの、その副作用として、Pレンジ位置から他のレンジ位置への選択する操作をしたときに、パーキングギアからパーキングポールを抜くのに必要とするP抜き力が増大する。つまり、抜け抵抗を増大する対策の場合、P抜け防止とP抜き力の低減とを両立させることは不可能である。
これに対し、本発明者は、P抜けが発生するメカニズムを解析したところ、勾配路でのPレンジ停車時、パーキングポールを接触支持するウェッジが、パーキングポールから押され、パーキングロッドに沿って移動する作用が含まれることを知見した。
この点に着目し、実施例1では、Pレンジ位置の選択中、パーキングギア78とパーキングポール77との嵌合が解除される方向にウェッジ75が移動するのを規制するウェッジストッパ機構を設ける構成とした。
即ち、Pレンジ位置の選択中、連結ロッド92の先端面は図6に示す後退位置に待機している状態である。よって、進退ストッパ90は、図4及び図6に示すように、第1スプリング91により付勢されて第1縦壁内面76eからウェッジ75に向かって突出する。この進退ストッパ90の突出により、進退ストッパ90のストッパ面90aと、ウェッジ75のウェッジ端面75dとが対向し、パーキングギア78とパーキングポール77との嵌合が解除される方向にウェッジ75が移動するのが規制される。つまり、路面負荷トルクによりパーキングポール77からウェッジ75を押す力が作用しても、パーキングポール77に押されるウェッジ75の移動が、進退ストッパ90のストッパ面90aとウェッジ75のウェッジ端面75dとが当接することで規制される。このため、パーキングギア78との嵌合状態からパーキングポール77が外れるという、所謂、“P抜け”が発生するのが防止される。
次に、Pレンジ位置からRレンジ位置への選択操作を行うと、連結ロッド92の先端面が、図6の右方向に前進し、進退ストッパ90の傾斜面90bに当接する。連結ロッド92の先端面が傾斜面90bに当接した後、右方向への前進量を増していくと、傾斜面90bを押すことで、第1スプリング91からの付勢力に抗して進退ストッパ90を押し下げる。そして、シフトレバー70がRレンジ位置に到達すると、連結ロッド92の一端部92aの接続位置は、図8に示すように、切欠きスリット94の第2円弧状スリット部94bから第1円弧状スリット部94aへと移行する。一方、シフトレバー70がRレンジ位置に到達すると、進退ストッパ90は、図9に示すように、サポート部材75の第1縦壁内面76eより低い位置まで沈み込む。その後、シフトレバー70をRレンジ位置からLレンジ位置までの間で選択操作するときは、進退ストッパ90がサポート部材75の第1縦壁内面76eより低い位置まで沈み込んだ状態で維持される。これは、連結ロッド92の一端部92aの接続位置が第1円弧状スリット部94aであり、連結ロッド92の先端面の位置が変わらないことによる。
このように、Pレンジ位置の選択中にのみ、ウェッジ75が移動するのを規制するだけで、P抜き力が増大しないP抜け防止対策とした。このため、勾配路でのPレンジ停車時におけるP抜け防止と、Pレンジ位置から他のレンジ位置を選択するときのP抜き力の低減との両立を達成することができる。そして、実施例1のように、リンケージ方式のパーキング機構Aの場合は、Pレンジ位置から他のレンジ位置を選択するときの運転者の操作力を、抜け抵抗を増大する対策に比べて低減することができる。
[パーキング機構の他の特徴作用]
実施例1では、ウェッジ規制手段を、ウェッジ75の移動を規制可能な進退ストッパ90を有し、進退ストッパ90による規制動作及び規制解除動作を、シフトレバー70の選択操作に連動させて行うウェッジストッパ機構とする。
即ち、進退ストッパ90による規制動作及び規制解除動作が、シフトレバー70の選択操作に連動して機械的になされる。従って、ストッパによる規制動作及び規制解除動作を行わせるアクチュエータを要することなく、ウェッジストッパ機構を安価で確実に動作する機構とすることができる。
実施例1では、ウェッジストッパ機構を、サポート部材76に設けられ、ウェッジ75との接触/離間が可能な進退ストッパ90と、サポート部材76に設けられ、進退ストッパ90をウェッジ75に向けて付勢する第1スプリング91と、シフトレバー70への操作に連動し、第1スプリング91による付勢力と対向する力を進退ストッパ90に付与可能な連結ロッド92と、を備える機構とする。
即ち、ウェッジ75を直線移動可能に案内支持するサポート部材76は、パーキング機構Aにおいて既存の部材として設けられている。従って、パーキング機構Aに既存のサポート部材76を活用したウェッジストッパ機構にすることで、パーキング機構Aの設計変更を最小限に抑えながら、ウェッジストッパ機構を設けることができる。
実施例1では、リンク部材を、一端部92aがディテントプレート73に接続され、他端部92bが進退ストッパ90と当接可能な連結ロッド92とする。
即ち、シフトレバー70への操作に連動する部材としては、ディテントプレート73に一端部74aが接続され、他端部74bがパーキングポール77に向かって延設するパーキングロッド74が存在する。このため、パーキング機構Aに既存のパーキングロッド74と並列に連結ロッド92を配することができる。従って、パーキング機構Aを設定する既存スペースの拡大を最小に抑えながら、連結ロッド92を有するウェッジストッパ機構を設けることができる。
実施例1では、連結ロッド92の一端部を、ディテントプレート73に形成された切欠きスリット94に沿って摺動可能に設ける。切欠きスリット94を、シフトレバー70がPレンジ位置以外の操作領域に符合し、ディテントシャフト72を中心とする等半径円弧による第1円弧スリット部94aと、シフトレバー70がRレンジ位置からPレンジ位置の操作領域に符合し、第1円弧スリット部94aよりPレンジ位置に向かって徐々に半径が小さくなる円弧による第2円弧スリット部94bと、を有して形成する。
即ち、シフトレバー70がPレンジ位置以外の操作領域のとき、連結ロッド92の進出位置で停止させ、シフトレバー70がRレンジ位置からPレンジ位置の操作領域のときにのみ、連結ロッド92の後退移動動作を行わせることができる。従って、ディテントプレート73に切欠きスリット94を形成するだけの簡単な構成としながら、進退ストッパ90の動作を所望の動作にコントロールすることができる。
実施例1では、ストッパを、ウェッジ75に対して進退により接触が可能であり、ウェッジ端面75dと対向可能なストッパ面90aと、ストッパ面90aの背面に形成された傾斜面90bと、を有する進退ストッパ90とする。連結ロッド92の他端部92bを、進退ストッパ90の傾斜面90bに当接可能とする。
即ち、連結ロッド92の他端部92bを、進退ストッパ90の傾斜面90bから離すことで第1スプリング91の付勢力を進退ストッパ90の突出方向に与えることができる。そして、連結ロッド92の他端部92bを、進退ストッパ90の傾斜面90bに当接することで、進退ストッパ90を連結ロッド92により押し下げることができる。従って、進退ストッパ90に傾斜面90bを有することで、連結ロッド92の進退移動動作を、進退ストッパ90の突出/押し下げ動作に容易に変換することができる。
次に、効果を説明する。
実施例1における車両用変速機のパーキング機構Aにあっては、下記に列挙する効果が得られる。
(1) シフトレバー70によりPレンジ位置を選択すると、変速機出力軸(バリエータ出力軸41)のパーキングギア78にパーキングポール77が嵌合する車両用変速機のパーキング機構Aであって、パーキングロッド74と、ウェッジ75と、を備える。
パーキングロッド74は、シフトレバー70への選択操作に連動する部材(ディテントプレート73)に一端部が接続され、他端部がパーキングポール77に向かって延設する。
ウェッジ75は、パーキングロッド74の他端部の位置に付勢状態で移動可能に装着され、Pレンジ位置の選択中、パーキングポール77を接触支持することで嵌合を維持する。
Pレンジ位置の選択中、パーキングギア78とパーキングポール77との嵌合が解除される方向にウェッジ75が移動するのを規制するウェッジストッパ機構(ウェッジ規制手段)を設ける。
このため、勾配路でのPレンジ停車時におけるP抜け防止と、Pレンジ位置から他のレンジ位置を選択するときのP抜き力の低減との両立を達成することができる。
(2) ウェッジ規制手段は、ウェッジ75の移動を規制可能なストッパ(進退ストッパ90)を有し、ストッパ(進退ストッパ90)による規制動作及び規制解除動作を、シフトレバー70の選択操作に連動させて行うウェッジストッパ機構である。
このため、(1)の効果に加え、ストッパによる規制動作及び規制解除動作を行わせるアクチュエータを要することなく、ウェッジストッパ機構を安価で確実に動作する機構とすることができる。
(3) ウェッジ75が配される位置に固定され、ウェッジ75のうち、パーキングポール77が接触する面の反対面を直線移動可能に案内支持するサポート部材76を備える。
ウェッジストッパ機構は、サポート部材76に設けられ、ウェッジ75との接触/離間が可能なストッパ(進退ストッパ90)と、サポート部材76に設けられ、ストッパ(進退ストッパ90)をウェッジ75に向けて付勢する付勢手段(第1スプリング91)と、シフトレバー70への操作に連動し、付勢手段(第1スプリング91)による付勢力と対向する力をストッパ(進退ストッパ90)に付与可能なリンク部材(連結ロッド92)と、を備える。
このため、(2)の効果に加え、パーキング機構Aに既存のサポート部材76を活用したウェッジストッパ機構にすることで、パーキング機構Aの設計変更を最小限に抑えながら、ウェッジストッパ機構を設けることができる。
(4) シフトレバー70への選択操作に連動して回動するディテントシャフト72に設けられ、パーキングロッド74の一端部74aが接続されるディテントプレート73を備える。
リンク部材は、一端部92aがディテントプレート73に接続され、他端部92bがストッパ(進退ストッパ90)と当接可能な連結ロッド92である。
このため、(3)の効果に加え、パーキング機構Aを設定する既存スペースの拡大を最小に抑えながら、連結ロッド92を有するウェッジストッパ機構を設けることができる。
(5) 連結ロッド92の一端部92aはディテントプレート73に形成された切欠きスリット94に沿って摺動可能に設けられる。
切欠きスリット94は、シフトレバー70がPレンジ位置以外の操作領域に符合し、ディテントシャフト72を中心とする等半径円弧による第1円弧スリット部94aと、シフトレバー70がRレンジ位置からPレンジ位置の操作領域に符合し、第1円弧スリット部94aよりPレンジ位置に向かって徐々に半径が小さくなる円弧による第2円弧スリット部94bと、を有する。
このため、(4)の効果に加え、ディテントプレート73に切欠きスリット94を形成するだけの簡単な構成としながら、ストッパ(進退ストッパ90)の動作を所望の動作にコントロールすることができる。
(6) ストッパは、ウェッジ75に対して進退により接触が可能であり、ウェッジ端面75dと対向可能なストッパ面90aと、ストッパ面90aの背面に形成された傾斜面90bと、を有する進退ストッパ90である。連結ロッド92の他端部92bは、進退ストッパ90の傾斜面90bに当接可能とする。
このため、(4)又は(5)の効果に加え、進退ストッパ90に傾斜面90bを有することで、連結ロッド92の進退移動動作を、進退ストッパ90の突出/押し下げ動作に容易に変換することができる。
実施例2は、ウェッジストッパ機構のストッパとして、実施例1の進退ストッパに代えて回転ストッパを採用した例である。
まず、構成を説明する。
実施例2の「エンジン車の駆動系構成」、「パーキング機構の全体構成」については、図1〜図3に示す実施例1の構成と同様であるため、図示並びに説明を省略する。以下、実施例2の「ウェッジストッパ機構の詳細構成」を説明する。
[ウェッジストッパ機構の詳細構成]
図10は、実施例2のパーキング機構AにおいてPレンジ位置が選択されているときのウェッジ75及びサポート部材76の部分を示し、図11は、Rレンジ位置が選択されているときのウェッジ75及びサポート部材76の部分を示す。以下、図10及び図11に基づいて、実施例2のウェッジストッパ機構の詳細構成を説明する。
実施例2のウェッジストッパ機構は、図10及び図11に示すように、ウェッジ75を案内支持するサポート部材76に設けられた回転ストッパ95(ストッパ)と、サポート部材76に内蔵された第2スプリング96(付勢手段)と、ディテントプレート73とサポート部材76を連結する連結ロッド97(リンク部材)と、を備えている。
回転ストッパ95は、第1縦壁76cに形成されたストッパ穴76iに設けられ、ウェッジ75との接触/離間が可能なストッパである。この回転ストッパ95は、ウェッジ75に対してストッパ軸98を中心とする回転により接触が可能であり、図10に示すように、ウェッジ端面75dに対向可能なストッパ板面95aと、ストッパ板面95aの背面に形成されたストッパ背面95bと、を有する。ストッパ板面95aは、ストッパ軸98の上側面であり、ストッパ背面95bは、ストッパ軸98の下側面である。
第2スプリング96は、第1縦壁76cに形成されたスプリング穴76jに設けられ、回転ストッパ95をウェッジ75のウェッジ端面75dに向けて付勢する付勢手段である。この第2スプリング96は、回転ストッパ95のスプリング板面95cとスプリング受け99との間に介装され、スプリング端が固定されたコイルスプリングである。スプリング板面95cは、ストッパ軸98を挟んだストッパ板面95aの下側面である。
連結ロッド97は、シフトレバー操作に連動し、第2スプリング96による付勢力と対向する力を回転ストッパ95に付与可能なリンク部材である。この連結ロッド97は、実施例1の連結ロッド92と同様の構成であり、連結ロッド97の一端部がディテントプレート73に形成された切欠きスリット94に沿って摺動可能に設けられる。連結ロッド97の他端部97bは、回転ストッパ95のストッパ背面95bに当接可能である。
次に、実施例2の作用を説明する。
まず、Pレンジ位置の選択中、連結ロッド97の先端面は図10に示す後退位置に待機している状態である。よって、回転ストッパ95は、図10に示すように、第2スプリング96により付勢されて第1縦壁内面76eからウェッジ75に向かって突出する。この回転ストッパ95の突出により、回転ストッパ95のストッパ面95aと、ウェッジ75のウェッジ端面75dとが対向し、パーキングギア78とパーキングポール77との嵌合が解除される方向にウェッジ75が移動するのが規制される。
次に、Pレンジ位置からRレンジ位置への選択操作を行うと、連結ロッド97の先端面が、図10の右方向に前進し、回転ストッパ95のストッパ背面95bに当接する。連結ロッド97の先端面がストッパ背面95bに当接した後、右方向への前進量を増していくと、ストッパ背面95bを押すことで、第2スプリング96からの付勢力に抗して回転ストッパ95を回動させる。そして、シフトレバー70がRレンジ位置に到達すると、回転ストッパ95は、図11に示すように、サポート部材75の第1縦壁内面76eより低い位置まで回動して沈み込む。その後、シフトレバー70をRレンジ位置からLレンジ位置までの間で選択操作するときは、回転ストッパ95がサポート部材75の第1縦壁内面76eより低い位置まで沈み込んだ回転状態で維持される。
このように、実施例2では、ストッパを、ウェッジ75に対してストッパ軸98を中心とする回転により接触が可能であり、ウェッジ端面75dと対向可能なストッパ板面95aと、ストッパ板面95aの背面に形成されたストッパ背面95bと、を有する回転ストッパ95とする。連結ロッド97の他端部97bは、回転ストッパ95のストッパ背面95bに当接可能とする。
即ち、連結ロッド97の他端部97bを、回転ストッパ95のストッパ背面95bから離すことで第2スプリング96の付勢力を回転ストッパ95がウェッジ75の移動を規制する突出方向に与えることができる。そして、連結ロッド97の他端部97bを、回転ストッパ95のストッパ背面95bに当接することで、回転ストッパ95を連結ロッド97によりウェッジ75の移動を許可する引き込み方向に回動させることができる。従って、回転ストッパ95にストッパ背面95bを有することで、連結ロッド97の進退移動動作を、回転ストッパ95の回転動作に容易に変換することができる。
なお、他の作用は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例2における車両用変速機のパーキング機構Aにあっては、実施例1の(1)〜(5)の効果に加え、下記の効果が得られる。
(7) ストッパは、ウェッジ75に対してストッパ軸98を中心とする回転により接触が可能であり、ウェッジ端面75dと対向可能なストッパ板面95aと、ストッパ板面95aの背面に形成されたストッパ背面95bと、を有する回転ストッパ95である。連結ロッド97の他端部97bは、回転ストッパ95のストッパ背面95bに当接可能とする。
このため、(4)又は(5)の効果に加え、回転ストッパ95にストッパ背面95bを有することで、連結ロッド97の進退移動動作を、回転ストッパ95の回転動作に容易に変換することができる。
以上、本発明の車両用変速機のパーキング機構を、実施例1及び実施例2に基づき説明してきた。しかし、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1,2では、ストッパとして、進退ストッパ90と回転ストッパ95を用いる例を示した。しかし、ストッパとしては、これに限定されるものではなく、他の構成によるストッパを用いても良い。
実施例1,2では、付勢手段として、コイルスプリング構造による第1スプリング91と第2スプリング96を用いる例を示した。しかし、付勢手段としては、これに限定されるものではなく、他の弾性部材を用いても良いし、さらに、油圧等により付勢する手段を用いても良い。
実施例1,2では、リンク部材として、連結ロッド92,97を用いる例を示した。しかし、リンク部材としては、これに限定されるものではなく、複数のリンクを連結したリンク機構やロッドやリンクの組み合わせ機構、等の例であっても良い。
実施例1,2では、シフトレバー70への選択操作に連動する部材として、ディテントプレート73を用いる例を示した。しかし、シフトレバーへの選択操作に連動する部材としては、これに限定されるものではなく、シフトレバーからパーキングロッドまでの操作力伝達経路に存在する他の部材を用いる例としても良い。
実施例1,2では、ウェッジ規制手段として、ストッパによる規制動作及び規制解除動作を、シフトレバー70の選択操作に連動させて行うウェッジストッパ機構とする例を示した。しかし、ウェッジ規制手段としては、これに限定されるものではなく、ソレノイドによって規制動作及び規制解除動作をコントロールするようなウェッジ規制ソレノイドの例としても良い。
実施例1,2では、パーキング機構Aとして、シフトレバー70からパーキングポール77までが機械的に連結されたリンケージ方式による例を示した。しかし、パーキング機構としては、これに限定されるものではなく、例えば、シフトレバーを切り離し、ディテントシャフトをアクチュエータにより動作させるようなシフト・バイ・ワイヤ方式によるパーキング機構の例としても良い。この場合、Pレンジ位置から他のレンジ位置を選択するときのP抜き力が低減されることで、アクチュエータの最大出力トルクを低く抑えることができる。さらに、パーキング操作力の伝達経路に電磁クラッチとアクチュエータとを有し、Pレンジ位置の選択操作を手動操作と自動操作を使い分ける駐車支援装置のパーク・バイ・ワイヤ方式によるパーキング機構の例としても良い。
実施例1,2では、本発明のパーキング機構を、ベルト式無段変速機を搭載したエンジン車に適用する例を示した。しかし、本発明のパーキング機構は、ステップATと呼ばれる自動変速機や有段変速機構と無段変速機構を組み合わせた自動変速機等を搭載した車両に適用することができる。さらに、車両としても、エンジン車に限らず、ハイブリッド車や電気自動車等に対しても適用できる。
A パーキング機構
41 バリエータ出力軸(変速機出力軸)
70 シフトレバー
71 動作変換機構
72 ディテントシャフト
73 ディテントプレート
74 パーキングロッド
74a 一端部
74b 他端部
75 ウェッジ
75d ウェッジ端面
76 サポート部材
77 パーキングポール
78 パーキングギア
90 進退ストッパ(ストッパ)
90a ストッパ面
90b 傾斜面
91 第1スプリング(付勢手段)
92 連結ロッド(リンク部材)
92a 一端部
92b 他端部
94 切欠きスリット
94a 第1円弧スリット部
94b 第2円弧スリット部
95 回転ストッパ(ストッパ)
95a ストッパ板面
95b ストッパ背面
96 第2スプリング(付勢手段)
97 連結ロッド(リンク部材)
97a 一端部
97b 他端部
98 ストッパ軸

Claims (7)

  1. シフトレバーによりパーキングレンジ位置を選択すると、変速機出力軸のパーキングギアにパーキングポールが嵌合する車両用変速機のパーキング機構であって、
    前記シフトレバーへの選択操作に連動する部材に一端部が接続され、他端部が前記パーキングポールに向かって延設するパーキングロッドと、
    前記パーキングロッドの他端部の位置に付勢状態で移動可能に装着され、前記パーキングレンジ位置の選択中、前記パーキングポールを接触支持することで前記嵌合を維持するウェッジと、を備え、
    前記パーキングレンジ位置の選択中、前記パーキングギアと前記パーキングポールとの嵌合が解除される方向に前記ウェッジが移動するのを規制するウェッジ規制手段を設ける
    ことを特徴とする車両用変速機のパーキング機構。
  2. 請求項1に記載された車両用変速機のパーキング機構において、
    前記ウェッジ規制手段は、前記ウェッジの移動を規制可能なストッパを有し、前記ストッパによる規制動作及び規制解除動作を、前記シフトレバーの選択操作に連動させて行うウェッジストッパ機構である
    ことを特徴とする車両用変速機のパーキング機構。
  3. 請求項2に記載された車両用変速機のパーキング機構において、
    前記ウェッジが配される位置に固定され、前記ウェッジのうち、前記パーキングポールが接触する面の反対面を直線移動可能に案内支持するサポート部材を備え、
    前記ウェッジストッパ機構は、
    前記サポート部材に設けられ、前記ウェッジとの接触/離間が可能なストッパと、
    前記サポート部材に設けられ、前記ストッパを前記ウェッジに向けて付勢する付勢手段と、
    前記シフトレバーへの選択操作に連動し、前記付勢手段による付勢力と対向する力を前記ストッパに付与可能なリンク部材と、を備える
    ことを特徴とする車両用変速機のパーキング機構。
  4. 請求項3に記載された車両用変速機のパーキング機構において、
    前記シフトレバーへの選択操作に連動して回動するディテントシャフトに設けられ、前記パーキングロッドの一端部が接続されるディテントプレートを備え、
    前記リンク部材は、一端部が前記ディテントプレートに接続され、他端部が前記ストッパと当接可能な連結ロッドである
    ことを特徴とする車両用変速機のパーキング機構。
  5. 請求項4に記載された車両用変速機のパーキング機構において、
    前記連結ロッドの一端部は、前記ディテントプレートに形成された切欠きスリットに沿って摺動可能に設けられ、
    前記切欠きスリットは、前記シフトレバーがパーキングレンジ位置以外の操作領域に符合し、前記ディテントシャフトを中心とする等半径円弧による第1円弧スリット部と、前記シフトレバーがリバースレンジ位置からパーキングレンジ位置の操作領域に符合し、前記第1円弧スリット部よりパーキングレンジ位置に向かって徐々に半径が小さくなる円弧による第2円弧スリット部と、を有する
    ことを特徴とする車両用変速機のパーキング機構。
  6. 請求項4又は請求項5に記載された車両用変速機のパーキング機構において、
    前記ストッパは、前記ウェッジに対して進退により接触が可能であり、ウェッジ端面と対向可能なストッパ面と、ストッパ面の背面に形成された傾斜面と、を有する進退ストッパであり、
    前記連結ロッドの他端部は、前記進退ストッパの前記傾斜面に当接可能とする
    ことを特徴とする車両用変速機のパーキング機構。
  7. 請求項4又は請求項5に記載された車両用変速機のパーキング機構において、
    前記ストッパは、前記ウェッジに対してストッパ軸を中心とする回転により接触が可能であり、ウェッジ端面と対向可能なストッパ板面と、前記ストッパ板面の背面に形成されたストッパ背面と、を有する回転ストッパであり、
    前記連結ロッドの他端部は、前記回転ストッパのストッパ背面に当接可能とする
    ことを特徴とする車両用変速機のパーキング機構。
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