[go: up one dir, main page]

JP2018140751A - 乗物用シート - Google Patents

乗物用シート Download PDF

Info

Publication number
JP2018140751A
JP2018140751A JP2017037351A JP2017037351A JP2018140751A JP 2018140751 A JP2018140751 A JP 2018140751A JP 2017037351 A JP2017037351 A JP 2017037351A JP 2017037351 A JP2017037351 A JP 2017037351A JP 2018140751 A JP2018140751 A JP 2018140751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
bag
bag body
support plate
vehicle seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017037351A
Other languages
English (en)
Inventor
圭太 岩崎
Keita Iwasaki
圭太 岩崎
丈晴 杉島
Takeharu Sugishima
丈晴 杉島
奥田 眞司
Shinji Okuda
眞司 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2017037351A priority Critical patent/JP2018140751A/ja
Publication of JP2018140751A publication Critical patent/JP2018140751A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

【課題】移動可能に設けられた可動部材を備えた乗物用シートにおいて、可動部材を予め決められた移動経路上で移動させることができると共に、製造コストが高くなることが抑制された乗物用シートを提供する。【解決手段】乗物用シートは、乗員が着座する着座部を有する乗物用シートであって、着座部を構成するシートフレームと、シートフレームに対して相対的に移動可能に設けられた可動部材17と、可動部材17を移動させる駆動装置10とを備え、上記駆動装置10は、可動部材17の移動経路を規定する規定装置12と、膨縮可能な袋体11であって、駆動装置10の駆動源である袋体11とを有する。【選択図】図4

Description

本開示は、乗物用シートに関する。
従来からオットマンを含む乗物用シートについて各種提案されている。たとえば、特開2013−162873号公報に記載された車両用シートは、シートクッションと、オットマンと、オットマンが取り付けられたリンク機構と、リンク機構に設けられた2つのギヤと、前進駆動モータと、上昇駆動モータとを備える。
リンク機構はシートクッションの下方に配置されており、リンク機構は、7つのリンク節と、リンク節同士を接続するジョイントとを含む。2つの各ギヤは、シートクッション側に設けられた2つのリンク節にそれぞれ設けられている。前進駆動モータは一方のギヤを回転させて、オットマンを前進させる。そして、上昇駆動モータは、他方のギヤを回転させて、オットマンを上昇させる。このように、特開2013−162873号公報に記載された車両用シートは、2つのモータを用いて、オットマンを格納位置から展開位置まで移動させている。
特開2013−128696号公報に記載された車両用シートは、シートクッションとオットマンとを備える。オットマンは、クッション部と、シートクッションの下方に配置された蛇腹状の袋体とを含む。クッション部は、袋体の前端面に設けられている。袋体には、山の折り目と谷の折り目が交互に複数形成されている。そして、袋体の下部側の方が袋体の上部側よりも深く折られている。このため、袋体に空気が供給されて袋体が伸長すると、前端面は前進すると共に傾斜する。具体的には、前端面は、前端面の下部が上部よりも前方に突出するように傾斜する。これに伴い、クッション部も前進すると共に傾斜するように移動する。
特開2013−162873号公報 特開2013−128696号公報
上記の特開2013−162873号公報に記載された車両用シートは、リンク機構に加えて、前進駆動モータと、上昇駆動モータと、2つのギヤとをさらに備えており、構成部材が多く、製造コストが高くなり易い。
特開2013−128696号公報に記載された車両用シートにおいては、袋体の折り目形状が複雑であり、クッション部の傾斜角度やクッション部の移動経路を正確に制御することができないおそれがある。
上記において、オットマンに着目した課題について説明したが、上記のような課題はオットマンを有する乗物用シートに限られない。すなわち、可動部材を有する乗物用シートにおいては、同様の課題が生じる。
本開示は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、アクチュエータとしては比較的新しい袋体を既存の構造に適用して可動部材を動かす乗物用シートにおいて、簡易で正確に可動部材を動かすことができる乗物用シートを提供することである。
本開示に係る乗物用シートは、乗員が着座する着座部を有する乗物用シートであり、着座部を構成するシートフレームと、シートフレームに対して相対的に移動可能に設けられた可動部材と、可動部材を移動させる駆動装置とを備える。上記駆動装置は、可動部材の移動経路を規定する規定装置と、膨縮可能に形成されると共に駆動装置の駆動源である袋体とを有することを特徴とする。
上記の乗物用シートによれば、規定装置によって予め決められた移動経路で可動部材を移動させることができる。乗物用シートに設けられたエアポンプなどから気体を袋体に供給することで袋体を膨らませることができ、袋体を膨らませることで規定装置を動かすことができる。このため、規定装置を動かすためにモータなどを個別に設ける必要がなく、コスト低減を図ることができる。
上記規定装置は、シート幅方向に配列する一対の規定部材を有し、袋体は、一対の規定部材の間に配置された。
上記乗物用シートによれば、規定部材の間の空間を袋体を搭載するスペースとして利用しており、スペースの有効活用を図ることができる。これにより、従前のようにモータで規定装置を駆動させた場合と比較しても、駆動装置の大型化を抑制することができる。
上記規定装置は、シート幅方向に配列する一対の規定部材と、一対の規定部材間に架け渡された渡すロッドとを有し、袋体は、ロッドに連結された。
上記の乗物用シートによれば、袋体がロッドに連結されているため、袋体からの駆動力を分散させて、駆動装置に伝達することができる。
上記規定装置は、シート幅方向に配列する一対の規定部材と、一対の規定部材をはし渡しする複数のロッドとを有し、規定部材は、4節リンクであり、複数のロッドは、可動部材側に設けられた前側ロッドと、シートフレーム側に設けられた後側ロッドと、前側ロッドおよび後側ロッドの間に配置された中間ロッドとを有し、袋体は、前側ロッドおよび中間ロッドの間と、中間ロッドおよび後側ロッドの間との少なくとも一方に設けられた。
上記乗物用シートによれば、既存の4節リンク機構に袋体を配置することができる。
上記袋体は、前側ロッドと中間ロッドとの間に配置された。
上記の乗物用シートによれば、小さい荷重で、規定装置を動かすことができる。
上記規定装置は、シート幅方向に長く延びる長尺部を有し、袋体は、シート幅方向に長く形成されており、袋体は、長尺部に連結された。
上記の乗物用シートによれば、袋体と長尺部との接触面積が広く、袋体から長尺部に安定して効果的に荷重を伝達することができる。
上記袋体は、第1単位袋および第2単位袋を有し、第1単位袋の内部と第2単位袋の内部とは、互いに連通するように形成された。
上記の乗物用シートによれば、第1単位袋と第2単位袋の配列方向に袋体が大きく膨らむことになり、袋体の変形方向を安定させることができる。
上記駆動装置は、袋体に連結された第1支持板および第2支持板とを有し、袋体は、第1支持板および第2支持板の間に配置された。
上記乗物用シートによれば、第1支持板および第2支持板を通して、袋体からの荷重を規定装置に伝達することができ、袋体からの荷重を安定的に規定装置に伝達することができる。
駆動装置は、シート幅方向に配列する一対の規定部材と、一対の規定部材をはし渡すロッドを有し、袋体とロッドとは、互いに相対的に回転可能に設けられた。
上記乗物用シートによれば、ロッドと袋体とが平行な状態を維持した状態で、規定装置を動かすことができる。
本開示によれば、アクチュエータとしては比較的新しい袋体を既存の構造に適用して可動部材を動かす乗物用シートにおいて、簡易で正確に可動部材を動かすことができる。
本実施の形態1に係る乗物用シート1を模式的に示す斜視図である。 オットマン5が格納位置に位置している状態における側面図である。 オットマン5およびその周囲の構成を模式的に示す側面図である。 駆動装置10を下方から視たときの斜視図である。 袋体11と、規定装置12とを分解した状態を示す分解斜視図である。 袋体11を示す側面図である。 単位袋71および単位袋72が縮んだ状態における袋体11と、支持板18,19とを示す側面図である。 支持板18を示す分解斜視図である。 支持板18を示す斜視図である。 オットマン5が格納位置に位置しているときの駆動装置10を示す側面図である。 規定装置12が展開して、オットマン5が展開位置に位置している状態を示す側面図である。 駆動装置10によってオットマン5が格納位置および展開位置の間を移動する際の移動経路を示す模式図である。 袋体11の製造工程の第1工程を模式的に示す平面図である。 袋体11の製造工程の第2工程を模式的に示す側断面図である。 袋体11の製造工程の第2工程を模式的に示す平面図である。 袋体11の製造工程の第3工程を示す平面図である。 図16のXVII−XVII線における断面図である。 単位袋71および単位袋72を膨らませた状態を示す斜視図である。 乗物用シート1Aを模式的に示す側面図である。 調整クッション211およびその周囲の構成を模式的に示す側面図である。 調整クッション211およびその周囲の構成を模式的に示す側面図である。 乗物用シート1Bに設けられたヘッドレスト2Bを示す斜視図である。 ヘッドレスト2Bを示す側面図である。 支持板310が前方に移動した状態におけるヘッドレスト2Bの側面図である。
図1から図24を用いて、実施の形態1〜3に係る乗物用シートについて説明する。なお、図1から図24に示す構成のうち、同一または実質的に同一の構成については同一の符号を付して、重複した説明を省略する場合がある。
図1から図24に示す「F」とは、乗物用シートに着座した乗員にとっての前方向を示す。「B」とは、乗物用シートに着座した乗員にとっての後方向を示す。「U」は上方向を示し、「D」は下方向を示す。「R」は右方向を示し、「L」は左方向を示す。なお、各実施の形態1〜3において説明する各乗物用シートは、たとえば、車両などの乗物に搭載される。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に係る乗物用シート1を模式的に示す斜視図である。この図1に示すように、乗物用シート1は、乗員の頭部を支持するヘッドレスト2と、背もたれとして機能するシートバック3と、乗員が着座するシートクッション4と、乗員の脹脛を支持するオットマン5と、エアポンプ6と、切替弁7と、シートフレーム8とを有する。
シートフレーム8は、バックフレーム9と、クッションフレーム13とを含む。シートクッション4は、クッションフレーム13と、クッションフレーム13に載置されたクッションパッド14とを含む。クッションパッド14は、表皮材であるクッションカバーで覆われている。
オットマン5は、シートクッション4の前端部に設けられており、シートクッション4のクッションフレーム13に対して相対的に回転移動可能なように設けられている。
エアポンプ6は、乗物用シート1に設けられた複数の袋体に空気を供給するエア源である。切替弁7はエアポンプ6および複数の袋体に接続されている。切替弁7は、各袋体およびエアポンプ6の接続状態を選択的に切り替えて、選択した袋体にエアポンプ6からの空気を供給する。袋体としては、シートバック3に設けられた袋体や後述する駆動装置の袋体などがある。
図2および図3は、オットマン5およびその周囲の構成を模式的に示す側面図である。図2は、オットマン5が格納位置に位置している状態における側面図であり、図3は、オットマン5が展開位置に位置している状態における側面図である。オットマン5の格納位置は、シートクッション4の前端部においてシートクッション4の下方に位置している。オットマン5の展開位置は、シートクッション4よりも前方側であって、格納位置よりも上方に位置している。
乗員がオットマン5を使用しないときには、オットマン5は格納位置に配置されている。乗員がオットマン5を使用するときには、オットマン5を展開位置に移動させて、オットマン5が乗員の脹脛を少し持ち上げた状態で支持する。
図2および図3に示すように、乗物用シート1は、オットマン5をシートクッション4に対して移動させる駆動装置10を含み、駆動装置10が駆動することでオットマン5が格納位置と展開位置との間を移動する。
図4は、駆動装置10を下方から視たときの斜視図である。この図4に示すように、駆動装置10は、袋体11と、規定装置12と、袋体11を規定装置12に連結する支持板(第1支持板)18および支持板(第2支持板)19とを含む。規定装置12は、格納位置から展開位置までのオットマン5の移動経路を規定する装置である。袋体11にはエア供給管190の一端が接続されている。エア供給管190の他端は、切替弁7を通してエアポンプ6に接続されている。そして、袋体11が膨らむように変形することで、規定装置12を駆動する。
規定装置12は、リンク機構(規定部材)15およびリンク機構(規定部材)16と、オットマン5が取付けられた台17と、複数のロッド60,61,62とを含む。
リンク機構15およびリンク機構16は、乗物用シート1の幅方向(左右方向)に間隔をあけて配置されている。リンク機構15は、クッションフレーム13に固定された台座31と、複数のリンクと、複数のヒンジとを含む。リンク機構16も、クッションフレーム13に固定された台座51と、複数のリンクと、複数のヒンジとを含む。
各ロッド60,61,62は乗物用シート1の幅方向に延びるように形成されており、幅方向に延びる長尺部である。各ロッド60,61,62は、リンク機構15およびリンク機構16を接続するように設けられている。ロッド(前側ロッド)60は、台17側に設けられており、ロッド(後側ロッド)62は台座51側に設けられている。ロッド(中間ロッド)61は、ロッド60およびロッド62の間に配置されている。袋体11はロッド60およびロッド61に取り付けられている。
台17はリンク機構15およびリンク機構16に接続されている。そして、袋体11が膨らむように変形することで、リンク機構15,16が畳まれた状態から展開するように変形し、台17がリンク機構15およびリンク機構16によって規定される経路上を移動する。オットマン5が台17に固定されており、台17が上記のように移動することで、オットマン5が格納位置から展開位置に移動する。
次に、リンク機構15およびリンク機構16の構成について説明する。リンク機構15およびリンク機構16は、4節リンク機構である。
リンク機構15は、リンク20,22と、接続リンク21,23と、複数のヒンジ24,25,26,27,28,29,30と、台座31と、バネ32とを含む。
リンク20の一端にはヒンジ28が設けられており、リンク20の一端はヒンジ28によって台17に回転可能に接続されている。台17はオットマン5に固定されているため、ヒンジ28の一端は、台17を通してオットマン5に回転可能に接続されている。リンク20の他端にはヒンジ29が設けられており、ヒンジ29によってリンク20の他端および接続リンク21の一端が互いに回転可能に接続されている。接続リンク21の他端にはヒンジ30が設けられており、接続リンク21の他端はヒンジ30によって台座31に回転可能に接続されている。
リンク22の一端にはヒンジ24が設けられており、リンク22の一端はヒンジ24によって台17に回転可能に接続されている。台17にオットマン5が固定されているため、リンク22の一端は、台17を通して、オットマン5に対して回転可能に接続されている。
リンク22の他端にはヒンジ25が設けられており、ヒンジ25によってリンク22の他端および接続リンク23の一端が互いに回転可能に接続されている。接続リンク23の他端にはヒンジ27が設けられており、接続リンク23の他端はヒンジ27によって台座31に回転可能に接続されている。
リンク20と接続リンク23とは、ヒンジ26によって互いに回転可能に接続されている。なお、ヒンジ26は、リンク20の一端および他端の間に位置する部分と、接続リンク23の一端および他端に位置する部分とを回転可能に接続している。
リンク機構16は、リンク機構15と同様に形成されている。リンク機構16は、リンク40,42と、接続リンク41,43と、複数のヒンジ44,45,46,47,48,49,50と、台座51と、バネ52とを含む。
リンク40の一端にはヒンジ48が設けられており、リンク40の一端はヒンジ48によって台17に回転可能に接続されている。リンク40の他端にはヒンジ49が設けられており、ヒンジ49によってリンク40の他端および接続リンク41の一端が互いに回転可能に接続されている。接続リンク41の他端には、ヒンジ50が設けられており、接続リンク41の他端はヒンジ50によって台座51に回転可能に接続されている。
リンク42の一端にはヒンジ44が設けられており、リンク42の一端はヒンジ44によって台17に回転可能に接続されている。リンク42の他端にはヒンジ45が設けられており、ヒンジ45によってリンク42の他端および接続リンク43の一端が互いに回転可能に接続されている。接続リンク43の他端にはヒンジ47が設けられており、接続リンク43の他端はヒンジ47によって台座51に回転可能に接続されている。
リンク40と接続リンク43とは、ヒンジ46によって互いに回転可能に接続されている。なお、ヒンジ46は、リンク40の一端および他端の間に位置する部分と、接続リンク43の一端および他端の間に位置する部分とを回転可能に接続している。
台17には、ブラケット33およびブラケット34が間隔をあけて固定されており、ロッド60はブラケット33およびブラケット34に接続されている。ロッド60はブラケット33およびブラケット34に固定されており、ロッド60はブラケット33,34を通して台17に固定されている。台17にオットマン5が固定されているため、ロッド60はブラケット33,34および台17を通して、オットマン5に間接的に固定されている。
リンク機構15のヒンジ24はブラケット33に設けられており、リンク機構16のヒンジ44はブラケット34に設けられている。
ロッド61は、リンク機構15のヒンジ26と、リンク機構16のヒンジ46とを接続するように設けられており、ロッド61は、ヒンジ26およびヒンジ46に固定されている。
具体的には、リンク20および接続リンク23には、穴が各々に形成されており、ヒンジ26は、リンク20および接続リンク23の外側面側から各穴を通るようにボルトを挿入することで形成されている。ロッド61の一端は接続リンク23の穴から突出するボルトに螺着している。
同様に、リンク40および接続リンク43に穴がぞれぞれ形成されており、ヒンジ46は、リンク40およびヒンジ26の外側面側から各穴を通るようにボルトを挿入することで形成されている。ロッド61の他端は接続リンク43の穴から突出するボルトに螺着されている。
ロッド62は、リンク機構15の接続リンク23と、リンク機構16の接続リンク43とを接続するように設けられている。ロッド62は接続リンク23の他端側であってヒンジ27から離れた位置に接続されており、さらに、接続リンク43の他端側であってヒンジ47から離れた位置に接続されている。このため、接続リンク23および接続リンク43が回転すると、ロッド62はヒンジ27およびヒンジ47を通る仮想線を中心として回転する。
リンク機構15に設けられたバネ32は、台座31およびロッド62に接続されており、リンク機構16に設けられたバネ52は、台座51およびロッド62に接続されている。バネ32,52は、バネ長が短くなるように付勢されている。なお、詳細については後述するが、このバネ32,52によって、リンク機構15およびリンク機構16は畳まれた状態になるように付勢されている。
図5は、袋体11と、規定装置12とを分解した状態を示す分解斜視図であり、図6は袋体11を示す側面図である。この図5および図6において、袋体11は支持板18および支持板19の間に配置されている。支持板18は袋体11に連結されていると共にロッド60に回転可能に連結されている。支持板19は、袋体11に連結されていると共に、ロッド61に回転可能に連結されている。
ロッド61はヒンジ26,46に固定されており、支持板19はロッド61を通してヒンジ26,46に接続されている。支持板18が取付けられたロッド60はオットマン5が固定された台17に設けられている。このため、支持板18および支持板19の間に配置された袋体11は、オットマン5とヒンジ26,46との間に配置されている。
袋体11は、単位袋(第1単位袋)71と、単位袋(第2単位袋)72と、単位袋71に設けられた接続片73,74および取付板75と、単位袋72に設けられた接続片76,77および取付板78とを含む。なお、単位袋71と、単位袋72と、接続片73,74,76,77とは、同じ材質で形成されており、たとえば、ポリウレタンなどで形成されている。
単位袋71にはエア供給管190の一端が接続されており、単位袋71の内部および単位袋72の内部は互いに連通するように形成されている。このため、単位袋72に空気が供給されることで、単位袋71内にも空気が入り込み、単位袋71および単位袋72は縮んだ状態から膨らんだ状態に変形する。
図7は、単位袋71および単位袋72が縮んだ状態における袋体11と、支持板18,19とを示す側面図である。この図7に示すように、袋体11が縮んだ状態において、エア供給管190から単位袋72に空気が供給されると、図6に示すように袋体11が膨らんだ状態になる。袋体11が膨らむように変形することで、支持板19は支持板18に対してに離れるように移動する。また、袋体11から膨らんだ状態から萎むことで、支持板19は支持板18に近づくように移動する。このように、支持板19は支持板18に対して相対移動方向D1に移動することになる。
図6において、袋体11が膨らんだ状態において、支持板18は相対移動方向D1における袋体11の一端に設けられており、支持板19は相対移動方向D1における袋体11の他端に設けられている。
接続片73,74および取付板75は単位袋71および支持板18に接続されており、単位袋71および支持板18は接続片73,74および取付板75によって互いに連結されている。
接続片73および接続片74は、相対移動方向D1における単位袋71の中央部に溶着されており、接続片73および接続片74は、単位袋71を間に挟むように配置されている。
接続片73は、単位袋71の中央部から外方に張り出すように延び、その後、支持板18に向かうように曲げられている。接続片74は、単位袋71の中央部から外方に張り出すように延び、その後、支持板18に向かうように曲げられている。接続片73および接続片74は、ボルトなどで支持板18に固定されている。取付板75は、膨らんだ状態の単位袋71の頂点部P1に溶着されると共に、支持板18にボルトなどで固定されている。このため、支持板18は、取付板75を通して、単位袋71の頂点部P1に固定されている。
接続片76,77および取付板78は、単位袋72および支持板19に接続されており、支持板19および単位袋72は接続片76,77および取付板78によって互いに連結されている。
取付板78は、膨らんだ状態の単位袋72の頂点部P2に溶着されると共にボルトなどによって支持板19に固定されている。このため、支持板19は取付板78を通して、単位袋72の頂点部P2に固定されている。
図7に示すように単位袋71が縮んだ状態から図6に示すように単位袋71が膨らむように変形するにつれて、接続片73,74は、接続片73,74の曲げ角度が大きくなるように変形する。同様に、単位袋72が膨らむように変形することで、接続片76,77は、接続片76,77の曲げ角度が大きくなるように変形する。
図5に示すように、単位袋71および単位袋72は、相対移動方向D1と交差する方向に長尺に形成されており、具体的には、単位袋71および単位袋72は乗物用シート1の幅方向に長尺に形成されている。支持板18および支持板19は、単位袋71および単位袋72と同様に、乗物用シート1の幅方向に長尺に形成されている。
図8は、支持板18を示す分解斜視図であり、図9は、支持板18を示す斜視図である。図8および図9に示すように、支持板18は、取付本体85と、取付ピース86,87とを含む。取付本体85は、板状部材91と、板状部材91から突出するように設けられた突出部90とを含む。
板状部材91は、板部92と、板部92の外周縁部に形成された周壁部93とを含む。周壁部93には、接続片73,74を固定するボルトなどが挿入される穴が形成されている。
板部92は略長方形形状に形成されており、板部92は一対の短辺99aと、一対の長辺99bとを含む。長辺99bの長さは短辺99aの長さよりも長い。板部92には、図6に示す取付板75を固定するボルトなどが挿入される穴が形成されている。板部92は、厚さ方向に配列する取付面94および端面95を含む。取付面94には、取付板75や単位袋71などが配置され、端面95には突出部90が形成されている。突出部90には溝部96が形成されており、溝部96は長辺99bが延びる方向に延びるように形成されている。
取付ピース86および取付ピース87は互いに間隔をあけて配置されており、取付ピース86および取付ピース87は、図示しないボルトなどで突出部90に固定されている。
取付ピース86には溝部88が形成されており、取付ピース87にも溝部89が形成されている。そして、取付ピース86が突出部90に取り付けられることで、溝部88および溝部96によって取付穴97が形成される。同様に、取付ピース87が突出部90に取り付けられることで、溝部89および溝部96によって取付穴98が形成される。
図6において、突出部90の溝部96にロッド60を配置した状態で、取付ピース86,87を突出部90に取り付けることで、取付穴97,98にロッド60が挿入された状態になる。支持板18をロッド60に装着した状態において、頂点部P1および取付穴97,98は、相対移動方向D1に配列している。
また、上記のように支持板18をロッド60に装着することで、単位袋71が長尺に延びる方向に長辺99bが延びるように、支持板18はロッド60に取り付けられている。
支持板19は、支持板18と同様に構成されている。支持板19は、取付本体100と、取付ピース101,102とを含む。そして、取付本体100は、板状部材103と、板状部材103から突出するように形成された突出部104とを含む。
板状部材103は、長方形形状に形成された板部108と、板部108の外周縁部に形成された周壁部109とを含む。板部108は、短辺107aと、短辺107aよりも長さが長い長辺107bとを含む。
取付ピース101および取付ピース102は、突出部104に間隔をあけて設けられており、取付ピース101,102および突出部104によって取付穴105,106が形成されている。
突出部104と取付ピース101,102とはロッド61に取り付けられており、ロッド61は取付穴105および取付穴106に挿入されている。支持板19がロッド61に装着された状態において、取付穴105,106と頂点部P2とは、相対移動方向D1に配列している。そして、単位袋72が長尺に延びる方向に長辺107bが延びるように、支持板19はロッド61および単位袋72に取り付けられており、支持板19は乗物用シート1の幅方向に長尺に形成されている。
上記のように構成されたオットマン5および駆動装置10において、オットマン5が格納位置から展開位置に移動する際の各部材の動きなどについて説明する。
図10は、オットマン5が格納位置に位置しているときの駆動装置10を示す側面図である。この図10に示す状態においては、袋体11には空気は供給されておらず、袋体11から規定装置12に荷重は加えられていない。具体的には、切替弁7は、袋体11とエアポンプ6との接続を解除すると共に、袋体11を外気と連通させている。
その一方で、リンク機構15のバネ32およびリンク機構16のバネ52は、バネ32のバネ長が短くなるように、ロッド62に付勢力を加えており、リンク機構15およびリンク機構16は折りたたまれた状態になっている。
そのため、台17は台座31および台座51に近い位置に位置しており、オットマン5は格納位置に位置している。
リンク機構15およびリンク機構16が折りたたまれた状態になることで、ロッド60およびロッド61が互いに近接しており、図7に示すように袋体11は縮んだ状態となっている。
図7において、ロッド60およびロッド61には、ロッド60およびロッド61の間の距離が短くなるように、バネ32およびバネ52の付勢力が加えられており、さらに、単位袋71および単位袋72には空気が供給されていない。このため、単位袋71および単位袋72は、バネ32およびバネ52の付勢力によって萎められている。
なお、接続片73,74および接続片76,77は、バネ32およびバネ52の付勢力によって、支持板18および支持板19が互いに近づくように弾性変形している。
そして、切替弁7がエアポンプ6と単位袋72とを接続して、単位袋72に空気が供給されると、単位袋72および単位袋71が膨らむように変形する。そして、袋体11は相対移動方向D1の長さが長くなるように変形する。袋体11が膨らんだ状態に変形すると、図11に示すように、規定装置12は、展開した状態になる。
図11は、規定装置12が展開して、オットマン5が展開位置に位置している状態を示す側面図である。袋体11はロッド60およびロッド61に接続されている。このため、袋体11が膨らむように変形すると、ロッド60およびロッド61には、ロッド60およびロッド61の間の距離が長くなるように荷重が加えられる。
ロッド60はリンク機構15のヒンジ24と、リンク機構16のヒンジ44とに接続されている。ロッド61はリンク機構15のヒンジ26と、リンク機構16のヒンジ46とに接続されている。
このため、袋体11が膨らむように変形することで、ヒンジ24とヒンジ26との間の距離が長くなるように、リンク22がヒンジ25を中心として回転すると共に、リンク20も移動する。リンク22およびリンク20が移動することで、接続リンク23および接続リンク21も回転して、リンク機構15は展開した状態になる。リンク機構16も同様に展開した状態になる。
接続リンク23,43には、バネ32,52からの付勢力が加えられているが、袋体11は、この付勢力に抗して、各リンクを回転させる。接続リンク23,43がヒンジ27,47を中心に回転することで、ロッド62はヒンジ27,47中心に回転する。これに伴い、バネ32,52は伸びた状態になる。
このように、規定装置12が展開した状態になることで、オットマン5は展開位置に位置することになる。
なお、切替弁7がエアポンプ6と単位袋72との接続を解除して、単位袋72を外部と連通させると、単位袋71および単位袋72の内部の空気が放出される状態となる。この状態において、オットマン5の自重と、バネ32およびバネ52の付勢力とによって、図9に示すように、規定装置12(リンク機構15およびリンク機構16)は折りたたまれた状態になり、オットマン5は格納位置に移動する。
図12は、駆動装置10によってオットマン5が格納位置および展開位置の間を移動する際の移動経路を示す模式図である。この図12に示すように、オットマン5は、駆動装置10の規定装置12によって規定された移動経路を通って、格納位置および展開位置の間を移動することになる。規定装置12のリンク機構15およびリンク機構16はリンク機構であるため、展開位置におけるオットマン5の姿勢や格納位置におけるオットマン5の姿勢は、規定装置12の構成によって決まっており、オットマン5を昇降させる度に、展開位置におけるオットマン5の姿勢などが変動することを抑制することができる。このように、規定装置12のリンク機構15およびリンク機構16は、オットマン5の移動経路を規定する規定部材として機能する。
上記のように、オットマン5が格納位置から展開位置に移動す過程において、袋体11は、図6に示すように、エアポンプ6から供給される空気によって膨らむように変形している。エアポンプ6は、袋体11に限られず、乗物用シート1に設けられた他の袋体にも空気を供給している。すなわち、袋体11および他の袋体に空気を供給するエア源として、エアポンプ6を共有することができる。このため、袋体11専用のエアポンプを設ける必要がなく、部品点数を少なくすることができると共に製造コストを低く抑えることができる。
袋体11は、互いに接続された単位袋71および単位袋72によって形成されているため、袋体11は単位袋71および単位袋72の配列方向に大きく膨らむ。このように、互いに接続された単位袋71および単位袋72で袋体11を形成することで、袋体11が膨らむ方向を規定することができる。さらに、袋体を1つの袋体で形成した場合よりも袋体11の大きさをコンパクトにすることができる。
袋体11は支持板18および支持板19の間に配置されており、支持板18および支持板19は、相対移動方向D1における袋体11の両端に設けられている。
袋体11が膨らむように変形した際に、相対移動方向D1における袋体11の両端の変位量は大きく、支持板19は支持板18に対して相対移動方向D1に大きく移動する。
このため、支持板19が取付けられたロッド61は、支持板18が取付けられたロッド60に対して大きく移動する。このように、支持板18および支持板19の間に袋体11を配置することで、支持板18および支持板19からロッド60およびロッド61に良好に荷重を伝達することができる。これにより、袋体11の大きさを抑えつつも、オットマン5を格納位置から展開位置に移動させることができる。
袋体11が規定装置12に荷重を加える際には、袋体11は支持板18,19を通して規定装置12に荷重を加える。
支持板18,19と、単位袋71,72は、いずれも、乗物用シート1の幅方向に長尺に形成されているため、支持板18,19と単位袋71,72の接触面積は広い。単位袋71,72から支持板18,19に加えられる荷重は、支持板18,19と単位袋71,72との接触面積が狭い場合よりも広い場合の方が大きい。換言すれば、袋体11が膨らむように変形する際に、袋体11から支持板18,19に良好に荷重が伝達され、規定装置12を良好に展開させることができる。このため、エアポンプ6に要求される出力気圧を低く抑えることができる。
単位袋71の頂点部P1は支持板18の板状部材91に固定されているため、単位袋71から支持板18に加えられる荷重は板状部材91の取付面94に略垂直に加えられる。そして、頂点部P1および取付穴97,98は、相対移動方向D1に配列している。このため、単位袋71が膨らむことで単位袋71から支持板18に加えられた荷重は、ロッド60の表面に対して略垂直な方向でロッド60に伝達される。この結果、単位袋71が膨らむ過程において、支持板18が回転することを抑制することができ、単位袋71から支持板18に荷重を良好に伝達することができる。
さらに、支持板18がロッド60に対して回転したとしても、接続片73,74の弾性力によって、頂点部P1と取付穴97,98とが相対移動方向D1に配列するように支持板18の姿勢が戻される。このように、頂点部P1とロッド60とが相対移動方向D1に配列した状態が維持され、単位袋71から支持板18に加えられる荷重をロッド60に良好に伝達することができる。
支持板18はロッド60に対して回転可能に取り付けられているため、ロッド60の位置に合わせて支持板18が回転することで袋体11にねじれなどが生じることを抑制することができる。これにより、支持板18および袋体11の姿勢と、ロッド60の姿勢とが互いに平行となるように維持することができ、支持板18からロッド60に荷重を良好に伝達することができる。
なお、本実施の形態においては、ロッド60をブラケット33,34に固定すると共に支持板18をロッド60に対して回転可能に取り付けているが、ロッド60をブラケット33,34に回転可能に取り付けると共に支持板18をロッド60に固定するようにしてもよい。
支持板19も支持板18と同様に形成されているため、単位袋72が膨らむ過程において、支持板19の姿勢を戻すことができ、単位袋72からロッド61に荷重を良好に加えることができる。なお、ロッド61をヒンジ26,46に回転可能に接続すると共に、支持板19をロッド61に固定するようにしてもよい。
図11において、袋体11は支持板18および支持板19によって、ロッド60およびロッド61に接続されており、袋体11はヒンジ24,44およびヒンジ26,46の間に配置されている。
図10に示すようにリンク機構15,16が折りたたまれた状態から図11に示すように、リンク機構15,16が展開した状態になる過程において、袋体11は台17に近い位置に設けられている。このため、規定装置12が折りたたまれた状態から展開した状態に変形させるために袋体11が規定装置12に加える荷重を小さく抑えることができる。これにより、エアポンプ6に要求される出力気圧を低く抑えることができ、比較的安価なエアポンプを採用することができる。
なお、袋体11をヒンジ26,46とヒンジ30,50との間に配置してもよい。さらには、袋体11をヒンジ24,44とヒンジ26,46との間と、ヒンジ26,46とヒンジ30,50との間とのいずれにも配置するようにしてもよい。
次に、図13から図18を用いて、袋体11の製造方法について説明する。
図13は、袋体11の製造工程の第1工程を模式的に示す平面図である。この図13に示すように、シート110と、取付板75とを準備する。シート110は、たとえば、ウレタンなどによって形成されている。そして、取付板75の長辺をシート110に溶着させる。これにより、溶着部111が取付板75の長辺部に形成される。同様に、シート112および取付板78を準備して、取付板78の長辺をシート112に溶着する。これにより、取付板78をシート112に接続する溶着部113が形成される。
図14は、袋体11の製造工程の第2工程を模式的に示す側断面図であり、図15は、袋体11の製造工程の第2工程を模式的に示す平面図である。
この図14および図15に示すように、開口部122が形成されたシート120と、開口部123が形成されたシート121とを準備する。開口部122および開口部123が互いに連通するように、シート121の上面上にシート120を配置する。
そして、開口部122の開口縁部および開口部123の開口縁部を溶着する。これにより、シート120およびシート121を連結する溶着部124が形成される。溶着部124は環状に形成されている。
図16は、袋体11の製造工程の第3工程を示す平面図であり、図17は、図16のXVII−XVII線における断面図である。なお、図16においては取付板75,78は図示されていない。
図16および図17において、取付板78が溶着されたシート112と、互いに溶着されたシート121およびシート120とを重ね合わせる。シート112は長方形形状に形成されており、シート112は一対の長辺部と一対の短辺部とを含む。そして、シート112の一方の長辺部に接続片132を配置して、他方の長辺部に接続片134を配置する。
接続片132,134とシート112の長辺部とを溶着すると共に、シート121の外周縁部をシート112に溶着する。これにより、環状の溶着部151が形成される。
その後、シート120上に、取付板75が溶着されたシート110を配置する。シート110も長方形形状に形成されており、シート110は一対の長辺部と、一対の短辺部とを含む。そして、シート110の一方の長辺部に接続片130を配置し、他方の長辺部に接続片131を配置する。
その後、接続片130,131をシート110の長辺部に溶着すると共に、シート120の外周縁部をシート110に溶着する。これにより、環状に形成された溶着部150が形成される。
このように、各シートなどを溶着することで、シート110およびシート120によって、単位袋71が形成される。また、シート112およびシート121によって単位袋72が形成される。
図18は、単位袋71および単位袋72を膨らませた状態を示す斜視図である。この図18において、接続片130および接続片131を取付板75側に曲げることで、接続片73および接続片74が形成される。同様に、接続片132および接続片134を取付板78側に曲げることで、接続片76および接続片77が形成される。このようにして、袋体11が形成される。
なお、上記図13から図18に示した製造工程は一例であって、各工程を入れ替えて袋体11を製造するようにしてもよい。
上記図1から図18に示した例においては、乗物用シート1の一部を形成するクッションフレーム13と、クッションフレーム13に対して相対的に移動可能に設けられたオットマン5(可動部材)と、オットマン5を移動させる駆動装置10とを備えた乗物用シート1において、駆動装置10を袋体11で駆動させる例について説明した。
しかし、袋体11は、オットマン5以外の可動部材を備えた乗物用シートにも適用することができる。
(実施の形態2)
図19から図20などを用いて、実施の形態2に係る乗物用シート1Aについて説明する。図19は、乗物用シート1Aを模式的に示す側面図である。この乗物用シート1Aは、ヘッドレスト2と、シートバック3と、シートクッション4Aとを備える。
シートクッション4Aは、クッションフレーム13Aと、クッションフレーム13Aに設けられたクッションパッド14Aとを含む。クッションパッド14Aは、クッションフレーム13Aに固定された固定クッション210と、固定クッション210の先端部に形成された調整クッション211とを含む。
図20および図21は、調整クッション211およびその周囲の構成を模式的に示す側面図である。この図20に示すように、調整クッション211は、固定クッション210の先端部において固定クッション210の下方に巻き込まれた状態から、図21に示すように、クッションパッド14Aの座面が延びるように伸ばされた状態に変形移動可能に形成されている。
乗物用シート1Aは、調整クッション211を変形移動させる駆動装置10Aを備え、駆動装置10Aは、規定装置12Aと、袋体11Aと、袋体11Aに取り付ける支持板18Aおよび支持板19Aとを含む。規定装置12Aは調整クッション211の変形および移動経路を規定している。
規定装置12Aは、ローラ220と、ローラ220を乗物用シート1Aの前後方向に移動させる駆動軸221と、ガイド機構222と、バネ225とを含む。ローラ220は乗物用シート1Aの幅方向に延びるように形成されており、ローラ220の表面は円弧状に形成されている。
駆動軸221は、袋体11Aが膨らむように変形することで乗物用シート1Aの前方向に移動するロッド223と、ロッド223の一端をローラ220に回転可能に接続する回転軸224とを含む。
ガイド機構222は、ガイド穴234が形成されたガイド230と、ガイド穴234内を移動するガイドピン231とを含む。ガイド230は、クッションフレーム13Aに固定されている。ガイドピン231は、ローラ220に回転可能に接続されている。
バネ225はバネ長が短くなる方向に付勢力を発生するように形成されている。バネ225の一端はロッド223に形成されたフランジ227に固定されており、バネ225の他端はクッションフレーム13Aに固定されている。
支持板18Aはクッションフレーム13Aに回転可能に接続されており、支持板19Aはロッド223の他端に回転可能に接続されている。袋体11Aは、支持板18Aおよび支持板19Aの間に配置されている。なお、本実施の形態2においても、袋体11Aは、上記実施の形態1と同様に、切替弁7を通してエアポンプ6に接続されている。
図20に示す状態においては、袋体11Aには空気は供給されておらず、袋体11Aはバネ225の付勢力によって、萎んだ状態になっている。この際、調整クッション211は、ローラ220の表面に沿って巻かれた状態になっている。
そして、図21に示す状態においては、袋体11Aに空気が供給され、袋体11Aが膨らむように変形している。袋体11Aが膨らむことで、支持板19Aが支持板18Aから離れるように移動し、支持板19Aが取付けられたロッド223が乗物用シート1Aの前方に移動する。
ロッド223が前方に移動することで、ローラ220も前方に移動する。この際、ローラ220にはガイドピン231が接続されているため、ローラ220は回転軸224を中心として自転しながら、前方に進む。
ローラ220が自転しながら前方に進むことで、調整クッション211がローラ220によって押し広げられ、シートクッション4Aの座面が広げられる。
なお、切替弁が袋体11を外気に連通させると、バネ225の付勢力によって袋体11が縮むと共に、ロッド223が乗物用シート1Aの後方向に移動する。これに伴い、図20に示すように、調整クッション211は固定クッション210の下方で巻かれた状態に戻る。
本実施の形態2に係る乗物用シート1Aにおいても、袋体11A以外の袋体にも空気を供給するエアポンプ6から袋体11Aに空気を供給しており、乗物用シート1Aの製造コストが低く抑えられている。さらに、規定装置12Aによって、可動部材である調整クッション211を変形移動させており、調整クッション211を予め決められた移動経路で移動させることができる。
(実施の形態3)
図22から図24を用いて、実施の形態3に係る乗物用シート1Bについて説明する。図22は、乗物用シート1Bに設けられたヘッドレスト2Bを示す斜視図である。ヘッドレスト2Bはシートバック3Bの上部に設けられている。ヘッドレスト2Bにはステー300およびステー301が接続されており、ステー300,301はバックフレーム9に設けられた筒状のサポート内に挿入されている。
図23は、ヘッドレスト2Bを示す側面図である。この図23に示すように、ヘッドレスト2Bは、支持板310と、ヘッドレスト本体311と、駆動装置10Bとを含む。
ヘッドレスト本体311は、前方に向けて開口するように形成されており、ヘッドレスト本体311にはステー300,301が接続されている。支持板310は、ヘッドレスト本体311の前方側に配置されており、ヘッドレスト本体311の開口部を閉塞するように設けられている。支持板310には、乗員の頭部を支持するパッドが設けられており、支持板310はヘッドレスト本体311に対して相対的に移動可能に設けられている。駆動装置10Bは、ヘッドレスト本体311および支持板310によって形成される空間内に収容されている。
図24は、支持板310が移動した状態におけるヘッドレスト2Bの側面図である。この図24に示すように、駆動装置10Bは、規定装置12Bと、袋体11Bと、支持板18B,19Bとを含む。
規定装置12Bは、リンク320と、支持板310に設けられた軸321と、軸321の先端部に設けられたスライダ322とを含む。
リンク320の一端は支持板310に回転可能に接続されており、リンク320の他端はヘッドレスト本体311に回転可能に接続されている。
軸321は支持板310に固定されている。スライダ322は軸321の先端部に回転可能に設けられており、ヘッドレスト本体311に形成されたスライド穴323内を移動可能に設けられている。
支持板18Bはヘッドレスト本体311に回転可能に取り付けられており、支持板19Bは支持板310に回転可能に接続されている。袋体11Bは支持板18Bおよび支持板19Bの間に配置されている。
上記のように構成された乗物用シート1Bにおいて、通常時においては、袋体11Bには空気が供給されておらず、図23に示すように袋体11Bは萎んだ状態である。そして、支持板310は、ヘッドレスト本体311に近接した位置に配置されており、乗員の頭部を支持する。
そして、たとえば、乗物用シート1Bが搭載された車両が後突された際に、図24に示すように、袋体11Bにガスや空気などの気体が供給される。袋体11Bには、エアポンプ6から空気を供給するようにしてもよく、エアバッグシステムのインフレータから発生するガスを供給するようにしてもよい。
袋体11B内に気体が供給されることで、袋体11Bが膨らむように変形し、支持板19Bが支持板18Bに対して離れるように移動する。これに伴い、リンク320が回転すると共にスライダ322がスライド穴323内を移動する。支持板310は初期位置から、規定装置12Bによって規定された経路上を通って、展開位置に移動する。展開位置は、支持板310の初期位置よりも前方であって、かつ、上方に位置している。
車両が後突されると、乗員の頭部には後ろ向きのモーメントがかかり、頭部が後傾しようとする。そこで、後突発生直後に、支持板310を展開位置まで移動させることで、乗員の頭部を支持板310で支持することで、頭部の後傾角度を小さく抑えることができる。
このように、本実施の形態3に係る乗物用シート1Bにおいても、規定装置12Bによって予め決められた移動経路上で支持板310を移動させることができる。さらに、袋体11Bには、他の袋体に空気を供給するエアポンプ6、または、エアバックを膨らませるインフレータから気体が供給されている。このため、袋体11Bを膨らませるための専用の構成部材が設ける必要がなく、製造コストが低く抑えられている。
上記のように実施の形態1〜3に係る乗物用シートについて説明したが、各実施の形態において開示された構成は各々組み合わせることは当初から予定されている。
なお、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B 乗物用シート、2,2B ヘッドレスト、3,3B シートバック、4,4A シートクッション、5 オットマン、6 エアポンプ、7 切替弁、8 シートフレーム、9 バックフレーム、10,10A,10B 駆動装置、11,11A,11B 袋体、12,12A,12B 規定装置、13,13A クッションフレーム、14,14A クッションパッド、15,16 リンク機構(規定部材)、17 台、18,18A,18B,19,19A,19B,310 支持板、20,22,40,42,320 リンク、21,23,41,43 接続リンク、24,25,26,27,28,29,30,44,45,46,47,48,49,50 ヒンジ、31,51 台座、32,52,225 バネ、33,34 ブラケット、60,61,62,223 ロッド、71,72 単位袋、73,74,76,77,130,131,132,134 接続片、75,78 取付板、85,100 取付本体、86,87,101,102 取付ピース、88,89,96 溝部、90,104 突出部、91,103 板状部材、92,108 板部、93,109 周壁部、94 取付面、95 端面、97,98,105,106 取付穴、99a,107a 短辺、99b,107b 長辺、110,112,120,121 シート、111,113,124,150,151 溶着部、122,123 開口部、190 エア供給管、210 固定クッション、211 調整クッション、220 ローラ、221 駆動軸、222 ガイド機構、224 回転軸、227 フランジ、230 ガイド、231 ガイドピン、234 ガイド穴、300,301 ステー、311 ヘッドレスト本体、321 軸、322 スライダ、D1 相対移動方向、P1,P2 頂点部。

Claims (9)

  1. 乗員が着座する着座部を有する乗物用シートであって、
    前記着座部を構成するシートフレームと、
    前記シートフレームに対して相対的に移動可能に設けられた可動部材と、
    前記可動部材を移動させる駆動装置と、
    を備え、
    前記駆動装置は、前記可動部材の移動経路を規定する規定装置と、膨縮可能に形成されると共に前記駆動装置の駆動源である袋体とを有することを特徴とする、乗物用シート。
  2. 前記規定装置は、シート幅方向に配列する一対の規定部材を有し、
    前記袋体は、前記一対の規定部材の間に配置された、請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記規定装置は、前記一対の規定部材間に架け渡されたロッドを有し、
    前記袋体は、前記ロッドに連結された、請求項2に記載の乗物用シート。
  4. 前記規定装置は、シート幅方向に配列する一対の規定部材と、前記一対の規定部材をはし渡しする複数のロッドとを有し、
    前記規定部材は、4節リンクであり、
    前記複数のロッドは、前記可動部材側に設けられた前側ロッドと、前記シートフレーム側に設けられた後側ロッドと、前記前側ロッドおよび前記後側ロッドの間に配置された中間ロッドとを有し、
    前記袋体は、前記前側ロッドおよび前記中間ロッドの間と、前記中間ロッドおよび前記後側ロッドの間との少なくとも一方に設けられた、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  5. 前記袋体は、前記前側ロッドと前記中間ロッドとの間に配置された、請求項4に記載の乗物用シート。
  6. 前記規定装置は、シート幅方向に長く延びる長尺部を有し、
    前記袋体は、シート幅方向に長く形成されており、
    前記袋体は、前記長尺部に連結された、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  7. 前記袋体は、第1単位袋および第2単位袋を有し、
    前記第1単位袋の内部と前記第2単位袋の内部とは、互いに連通するように形成された、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  8. 前記駆動装置は、前記袋体に連結された第1支持板および第2支持板を有し、
    前記袋体は、前記第1支持板および前記第2支持板の間に配置された、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  9. 前記駆動装置は、シート幅方向に配列する一対の規定部材と、前記一対の規定部材をはし渡すロッドとを有し、
    前記袋体と前記ロッドとは、互いに相対的に回転可能に設けられた、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の乗物用シート。
JP2017037351A 2017-02-28 2017-02-28 乗物用シート Pending JP2018140751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017037351A JP2018140751A (ja) 2017-02-28 2017-02-28 乗物用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017037351A JP2018140751A (ja) 2017-02-28 2017-02-28 乗物用シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018140751A true JP2018140751A (ja) 2018-09-13

Family

ID=63527561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017037351A Pending JP2018140751A (ja) 2017-02-28 2017-02-28 乗物用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018140751A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102216530B1 (ko) 공압 헤드레스트 및 대퇴부 조절 장치를 갖춘 시트
US10744909B2 (en) Height adjustment apparatus of vehicle seat
CN102317110B (zh) 车辆用座椅
US10160358B2 (en) Seatback with collapsible internal support unit
CN114132238B (zh) 搁腿架设备
WO2015049937A1 (ja) ショルダサポートアジャスタ及び車両用シート
CN104039648A (zh) 用于飞机座椅的可调节头枕
JPH06284940A (ja) 車両のシート装置
JP7583272B2 (ja) 乗り物用シート
JP2018140751A (ja) 乗物用シート
JP7266069B2 (ja) シート用サポート駆動部及びこれを含むサポートアセンブリ
JP2020082794A (ja) 乗物用シート
WO2008072728A1 (ja) 車両用シート装置
JP2018140754A (ja) アクチュエータおよび乗物用シート
JP2020104716A (ja) 乗物用シート
JP2021130429A (ja) 乗物用シート
JP2007301222A (ja) 車両用シート装置
JP7331577B2 (ja) オットマン装置
JP5826548B2 (ja) オットマン装置
KR102457330B1 (ko) 시트쿠션 익스텐션 장치
JP2021011174A (ja) 乗物用シートテーブル装置
JP4654985B2 (ja) 車両用シートのヘッドレスト
JP6363665B2 (ja) 車両用シート装置
CN120902668A (zh) 坐垫气囊、用于制造和布置坐垫气囊的方法和车辆座椅
JP2005306253A (ja) 車両用シート