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JP2018039938A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

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JP2018039938A
JP2018039938A JP2016176284A JP2016176284A JP2018039938A JP 2018039938 A JP2018039938 A JP 2018039938A JP 2016176284 A JP2016176284 A JP 2016176284A JP 2016176284 A JP2016176284 A JP 2016176284A JP 2018039938 A JP2018039938 A JP 2018039938A
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亮太 斉藤
Ryota Saito
亮太 斉藤
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Adeka Corp
Adeka Clean Aid Corp
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Adeka Corp
Adeka Clean Aid Corp
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Abstract

【課題】硬質表面、容器及び洗浄機への腐食の影響が少なく、ボトルの除菌性、洗浄性に優れ、安定した液体除菌洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】本発明の液体除菌洗浄剤組成物は、(A)成分として次亜塩素酸アルカリ金属塩又は次亜塩素酸アルカリ土類金属塩より選ばれた少なくとも一種を有効塩素濃度で0.5質量%以上、10質量%以下、(B)成分としてアルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物より選ばれた少なくとも一種を1.0質量%以上、20質量%以下、(C)成分として珪酸塩をSiO2として0.1質量%以上、5.0質量%以下、(D)成分として縮合リン酸又はその塩より選ばれた少なくとも一種を1.0質量%以上、30質量%以下、(E)成分として、有機ホスホン酸又はその塩より選ばれた少なくとも一種を0.1質量%以上、5.0質量%以下、(F)成分として水、を含有することを特徴とする。【選択図】なし

Description

本発明は、ボトル、飲料ディスペンサ、CIP、自動食器洗浄機等の洗浄、除菌に使用するための液体洗浄剤組成物に関するものである。
近年、水を宅配により販売し、専用のサーバーを用いて温水あるいは冷水を供給するウォーターサーバーが普及している。供給される水を入れる容器は、再利用しないワンウェイ型と、回収し、除菌洗浄して再度使用するリターナブル型が普及している。
リターナブル型としてはポリカーボネート容器の使用が主流であり従来、アルカリ洗浄剤により除菌、洗浄が行なわれているが、洗浄性、除菌性が十分に発揮されずに菌が残存した場合、宅配先で増殖、特に、貧栄養状況でも増殖可能な従属栄養細菌の増殖が懸念されている。
従来の除菌剤組成物として例えば、特許文献1には、アルカリ金属塩、水溶性銅塩、特定のキレート剤、非イオン界面活性剤を含有する粉体混合物から成る第一剤と、過酸化水素水溶液からなる第二剤とを備える2剤型の硬質物品用殺菌剤組成物が記載されている。
特許第5663569号
しかしながら、特許文献1に記載されている硬質物品用殺菌剤組成物は、2剤を混合した際に、第一剤が粉体混合物であるため、粉体が完全に溶解せず、洗浄液タンク内に紛体が残留したり、溶解に時間を要したり、自動供給装置による定量供給が難しいなど、供給面で課題があった。また、2剤の混合後の過酸化水素安定性が悪く、除菌性が低下する課題があった。さらに、アルカリ剤に抵抗性の高い細菌に対して十分な除菌性が得られず、従属栄養細菌がボトル内で増殖することが懸念されていた。
従って、本発明の目的は、容器への腐食性が低く、洗浄性や濯ぎ性、スケール溶解性が良好であり、アルカリ剤に抵抗性の高い細菌に対して、高い除菌性が得られ、供給性を改善するために液体で使用可能な液体洗浄剤組成物を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明者等は鋭意検討した結果、次亜塩素酸アルカリ金属塩及び/又は次亜塩素酸アルカリ土類金属塩、アルカリ金属水酸化物及び/又はアルカリ土類金属水酸化物、珪酸塩、縮合リン酸又はその塩、有機ホスホン酸又はその塩、水を含有することを特徴とする液体洗浄剤組成物が、従来の洗浄剤組成物が有していた課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は
(1)(A)成分として次亜塩素酸アルカリ金属塩又は次亜塩素酸アルカリ土類金属塩より選ばれた少なくとも一種を有効塩素濃度で0.5質量%以上、10質量%以下、(B)成分としてアルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物より選ばれた少なくとも一種を1.0質量%以上、20質量%以下、(C)成分として珪酸塩をSiOとして0.1質量%以上、5.0質量%以下、(D)成分として縮合リン酸又はその塩より選ばれた少なくとも一種を1.0質量%以上、30質量%以下、(E)成分として、有機ホスホン酸又はその塩より選ばれた少なくとも一種を0.1質量%以上、5.0質量%以下、(F)成分として水、を含有することを特徴とする液体洗浄剤組成物、
(2)(D)成分が、トリポリリン酸ナトリウム又はトリポリリン酸カリウムより選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする上記(1)の液体洗浄剤組成物、
(3)さらに、(G)成分として、カルボン酸型ポリマー、スルホン酸型ポリマー又はこれらの塩より選ばれた少なくとも一種を0.1質量%以上、5.0質量%以下含有することを特徴とする上記(1)又は(2)の液体洗浄剤組成物、
(4)使用時に(A)成分の有効塩素濃度が0.001質量%以上、0.5質量%以下となるよう水又は溶剤で希釈することを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかの液体洗浄剤組成物、
(5)液体洗浄剤組成物が、ボトル洗浄用であることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかの液体洗浄剤組成物、
(6)液体洗浄剤組成物が、飲料ディスペンサ洗浄用であることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかの液体洗浄剤組成物、
(7)液体洗浄剤組成物が、除菌用であることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかの液体洗浄剤組成物、
(8)液体洗浄剤組成物が、CIP洗浄用であることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかの液体洗浄剤組成物、
(9)液体洗浄剤組成物が、自動食器洗浄機用であることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかの液体洗浄剤組成物、
を要旨とするものである。
本発明の液体洗浄剤組成物は、硬質表面、容器及び洗浄機への腐食の影響が少なく、ボトルの除菌性、洗浄性に優れ、安定した液体除菌洗浄剤組成物が提供できる。
本発明の液体洗浄剤組成物において、(A)成分の次亜塩素酸アルカリ金属塩、次亜塩素酸アルカリ土類金属塩としては、次亜塩素酸カリウム、次亜塩素酸ナトリウム等の次亜塩素酸アルカリ金属塩や、次亜塩素酸カルシウム、次亜塩素酸マグネシウム等の次亜塩素酸アルカリ土類金属塩等が挙げられるが、除菌性の点から次亜塩素酸アルカリ金属塩が好ましく、特に次亜塩素酸ナトリウムが好ましい。これらは単独で用いても、二種以上を組み合わせても良い。(A)成分の洗浄剤組成物中の割合は、有効塩素濃度として0.5質量%以上、10質量%以下であるが、1.0質量%以上、7.0質量%以下であることが好ましく、1.5質量%以上、5.0質量%以下であることがより好ましい。(A)成分の割合が有効塩素濃度で0.5質量%未満であると、除菌性が低下する場合があり、10質量%を超えると、次亜塩素酸塩の有効塩素安定性が低下する場合やアルミ等の金属に対する金属腐食防止性が低下する場合がある。
(B)成分のアルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム等が挙げられるが、洗浄性及び有効塩素安定性の点から水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが好ましい。これらは単独で用いても、二種以上を組み合わせても良い。(B)成分の液体洗浄剤組成物中の割合は、1.0質量%以上、20.0質量%以下であるが、3.0質量%以上、10.0質量%以下が好ましく、4.0質量%以上、7.0質量%以下がより好ましい。(B)成分の割合が1.0質量%未満であると次亜塩素酸塩の有効塩素安定性の低下やポリカーボネート容器が腐食する場合があり、20.0質量%を超えると、除菌性の低下やアルミニウム等の金属に対する金属腐食防止性の低下やポリカーボネート容器が腐食する場合がある。
(C)成分の珪酸塩は、例えば、MO/nSiO(式中、Mはナトリウム、カリウムで、nはSiOのモル数である。)で表され、具体的には、オルソ珪酸ナトリウム、オルソ珪酸カリウム、セスキ珪酸ナトリウム、セスキ珪酸カリウム、メタ珪酸ナトリウム、メタ珪酸カリウム、1号珪酸ナトリウム、1号珪酸カリウム、2号珪酸ナトリウム、2号珪酸カリウム、3号珪酸ナトリウム、3号珪酸カリウム、A珪酸カリウム、B珪酸カリウム、C珪酸カリウム等が挙げられ、これらは単独で用いても、二種以上を組み合わせても良い。(C)成分の液体洗浄剤組成物中の割合は、SiOとして、0.1質量%以上、5.0質量%以下であるが、金属腐食防止性の点から0.7質量%以上、4.0質量%以下配合することが好ましく、1.0質量%以上、3.0質量%以下配合することがより好ましい。(C)成分の割合が0.1質量%未満であるとアルミニウム等の金属に対する金属腐食防止性が低下する場合があり、5.0質量%を超えると、珪酸スケール防止性が低下する場合がある。
(D)成分の縮合リン酸又はその塩としては、トリポリリン酸、ピロリン酸等やこれらのナトリウム塩、カリウム塩等が挙げられるが、これらのなかでもトリポリリン酸ナトリウム、トリポリリン酸カリウムが好ましい。これらは単独で用いても、二種以上を組み合わせても良い。(D)成分の液体洗浄剤組成物中の割合は、1.0質量%以上、30.0質量%以下であるが、洗浄性の点から3.0質量%以上、28.0質量%以下が好ましく10.0質量%以上、25.0質量%以下がより好ましい。(D)成分の割合が1.0質量%未満であると洗浄性やスケール溶解性が低下する場合があり、30.0質量%を超えると、次亜塩素酸塩の有効塩素安定性が低下する場合や貯蔵安定性が低下する場合がある。
(E)成分の有機ホスホン酸又はその塩としては、アミノ基を有さないホスホン酸又はその塩が好ましく、さらにヒドロキシル基を有さないホスホン酸又はその塩がより好ましい。具体的には、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸、ビス(ポリ−2−カルボキシエチル)ホスフィン酸、ホスフィノカルボン酸共重合物等やこれらのナトリウム塩、カリウム塩が挙げられ、特に2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸やこれらのナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。ホスフィノカルボン酸共重合体は、分子中に1個以上のホスフィノ基と2個以上のカルボキシル基を有する化合物であり、具体的にはビス−ポリ(2−カルボキシエチル)ホスフィン酸、ビス−ポリ(1,2−ジカルボキシエチル)ホスフィン酸、ポリ(2−カルボキシエチル)(1,2−ジカルボキシエチル)ホスフィン酸、ビス−ポリ[2−カルボキシ−(2−カルボキシメチル)エチル]ホスフィン酸、アクリル酸と2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸と次亜リン酸の反応物などが挙げられ、好ましくはポリ(2−カルボキシエチル)(1,2−ジカルボキシエチル)ホスフィン酸、及びビス−ポリ[2−カルボキシ−(2−カルボキシメチル)エチル]ホスフィン酸である。これらは単独で用いても、二種以上を組み合わせても良い。ホスフィノポリカルボン酸の調製は、通常、水性溶媒中で次亜リン酸とモノエチレン性不飽和カルボン酸とを遊離ラジカル開始剤の存在下で加熱することにより行なわれ、例えば特公昭54−29316号公報、特公平5−57992号公報、特公平6−47113号公報などに開示されている。また、ホスフィノポリカルボン酸は、BWA社よりBelsperse164(登録商標)、Belclene400(登録商標)などの商品名で市販されている。(E)成分の液体洗浄剤組成物中の割合は、0.1質量%以上、5.0質量%以下であるが、スケール抑制性及び金属腐食防止性の点から0.3質量%以上、4.0質量%以下が好ましく1.0質量%以上、3.0質量%以下がより好ましい。(E)成分の割合が0.1質量%未満であると、スケール抑制性が低下する場合やアルミニウム等の金属に対する金属腐食防止性が低下する場合があり、5.0質量%を超えると、珪酸スケール防止性が低下する場合がある。金属腐食防止剤として用いる有機ホスホン酸の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物における(F)成分である水は、水道水、軟水化処理水、純水、RO水、イオン交換水、蒸留水を用いることができる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、さらに(G)成分として、カルボン酸型ポリマー、スルホン酸型ポリマー及びこれらの塩より選ばれた少なくとも一種以上を配合することができる。これらは単独で用いても、二種以上を組み合わせても良い。(G)成分の液体洗浄剤組成物中の割合は、0.1質量%以上、5.0質量%以下が好ましいが、0.5質量%以上、2.5質量%以下がより好ましく、1.0質量%以上、2.0質量%以下が更に好ましい。(G)成分を0.1質量%以上、5.0質量%以下で配合すると、金属腐食防止性、スケール抑制性が向上する。
カルボン酸型ポリマーとしては、ポリアクリル酸、ポリマレイン酸、ポリメタクリル酸、アクリル酸型共重合体、マレイン酸型共重合体、メタクリル酸型共重合体等が挙げられこれらは単独または二種以上を組み合わせて用いることができるが、スケール抑制性の点からポリアクリル酸やアクリル酸−マレイン酸共重合体がより好ましい。ポリアクリル酸の重量平均分子量は1,000以上、20,000以下が好ましく、特に好ましくは2,000以上、15,000以下である。重量平均分子量が1,000未満であると、スケール抑制性の点で好ましくなく、20,000を超えると貯蔵安定性の点で好ましくない。
スルホン酸型ポリマーとしては、アクリル酸−スルホン酸型モノマー共重合体等が挙げられ、アクリル酸−スルホン酸型モノマー共重合体の重量平均分子量は1,000以上、20,000以下が好ましく、特に好ましくは2,000以上、15,000以下である。アクリル酸−スルホン酸型モノマー共重合体の重量平均分子量が1,000未満であると、スケール抑制性の点で好ましくなく、20,000を超えると貯蔵安定性の点で好ましくない。金属腐食防止剤として用いるカルボン酸型ポリマー、スルホン酸型ポリマーの塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩が好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物には、所期の性能が損なわない範囲で香料、色素などを配合することができる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、ボトルの洗浄だけでなく、飲料ディスペンサの洗浄、CIP洗浄、自動食器洗浄機等の洗浄、除菌に使用することが出来る。例えば、ホテル、レストラン、学校、病院、飲食店、給食会社、会社の食堂等における自動食器洗浄機のように、家庭用自動食器洗浄機に比較して稼動条件に制約の多い業務用自動食器洗浄機用や、セミオートもしくはフルオート型のコーヒーマシンのような、洗浄工程を一連のプログラミング制御により行う飲料ディスペンサ用(特にコーヒーマシン)の洗浄剤として好適である。さらに、工場設備等へのCIP洗浄(定置洗浄)のアルカリ性洗浄工程に用いられる。洗浄は、本発明液体洗浄剤組成物濃度を0.03質量%以上、10.0質量%以下として行うことが好ましく、必要に応じ本発明液体洗浄剤組成物を水等で希釈して使用する。
液体洗浄剤組成物の水溶液の電気伝導度は、溶解した洗浄剤の濃度に比例するため、液体洗浄剤組成物を溶解した洗浄タンクの水溶液の電気伝導度を測定することで液体洗浄剤組成物濃度を0.03質量%以上、10.0質量%以下となるように調整することができる。通常、洗浄タンクの水溶液の電気伝導度は洗浄液濃度が機械的に測定され、電気伝導度が低い場合には、自動的に液体洗浄剤組成物が供給される。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(A)成分の濃度が、有効塩素濃度0.001質量%以上、0.5質量%以下になるように水で希釈して、10℃以上、90℃以下の温度下で使用することができる。
供給方法。
以下、本発明を実施例と比較例により具体的に説明する。実施例、比較例において配合に用いた各成分を下記に示す。なお、以下の実施例等において「%」は特に記載がない限り質量%を表し、表中における実施例及び比較例の配合の数値は純分の質量%を表す。実施例、比較例において使用した化合物を以下に記す。
(A)成分
A−1:次亜塩素酸ナトリウム
A−2:次亜塩素酸カリウム
なお、有効塩素濃度は下記に示すヨウ素滴定法で測定した。
上記洗浄剤組成物約1gに、ヨウ化カリウム水溶液(濃度10質量%)10mL及び50質量%酢酸5mLを加え、充分に混合することにより混合液を作製した。次に、0.1mol/Lのチオ硫酸ナトリウム水溶液で滴定し、溶液の褐色が無色になった点を終点とした。その時のチオ硫酸ナトリウム水溶液の滴下量に基づき、以下に示す式によって有効塩素濃度を算出した。
(数1)
有効塩素濃度[%]=
チオ硫酸ナトリウム水溶液の滴下量[mL]×0.3546/洗浄剤組成物採取量[g]
(B)成分
B−1:水酸化ナトリウム
B−2:水酸化カリウム
(C)成分
C−1:珪酸ソーダ3号、化学名:珪酸ナトリウム(純分39%、SiO/NaO=3.2(モル比))、SiOとして29%、広栄化学工業社製
C−2:A珪酸カリ、化学名:珪酸カリウム(純分40%、SiO/KO=3.0(モル比))、SiOとして26.5%、日本化学工業株式会社製
C−3:ネオ−オルソ80、化学名:オルソ珪酸ナトリウム(純分80%、SiO/NaO=0.5(モル比))、SiOとして28%、広栄化学工業社製
(D)成分
D−1:トリポリリン酸ナトリウム
D−2:トリポリリン酸カリウム
(E)成分
E−1:2−ホスホノブタン−1、2、4−トリカルボン酸カリウム
E−2:ホスフィノカルボン酸共重合体ナトリウム[製品名:Belclene400(登録商標)、(BWA社製)を中和したもの]
E−3:ビス−ポリ(2−カルボキシエチル)ホスフィン酸ナトリウム[製品名:Belsperse164(登録商標)、(BWA社製)を中和したもの]
(F)成分
F−1:イオン交換水
(G)成分
G−1:ポリアクリル酸ナトリウム1(重量平均分子量が5,000)
G−2:ポリアクリル酸ナトリウム2(重量平均分子量が4,500)
G−3:ポリマレイン酸ナトリウム(重量平均分子量が500)
G−4:アクリル酸/マレイン酸共重合体ナトリウム(重量平均分子量が70,000)
実施例1〜110、比較例1〜10
表1〜11に示す液体洗浄剤組成物を調製した。各液体洗浄剤組成物を0.2%に希釈し、除菌性、スケール抑制性、洗浄性、腐食防止性、貯蔵安定性、有効塩素安定性を測定した。表1〜11に実施例1〜110の結果を、表12に比較例1〜10の結果をそれぞれ示す。
※1:除菌性試験
(a)試験用供試菌株
供試菌株として、大腸菌(Escherichia coli)(NBRC3972)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)(NBRC13276)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)(NBRC13275)、メチロバクテリウムメソフィリカム(Methylobacterium mesophilicum)(NBRC15688)、ロドトルラムシラギノサ(Rhodotorula mucilaginosa)(NBRC0909)を用いた。
(b)菌株の培養
大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌はSCD寒天培地(日水製薬品)に塗抹し、37℃で24時間培養し、メチロバクテリウムメソフィリカム、ロドトルラムシラギノサはR2A寒天培地(日水製薬品)に塗抹し、30℃で7日間培養後、コロニーを掻き取り、それぞれ滅菌リン酸緩衝生理食塩水で希釈したものを菌懸濁液として用いた。
(c)滅菌中和液の調整
大豆レシチンを10g、Tween80を30g、L−ヒスチジンを1g、チオ硫酸ナトリウムを20g、1Lの蒸留水に加温溶解し、攪拌しながら冷却をおこなった。その後、スクリューキャップ付き試験管に各9mL分注し、高圧殺菌(121℃、20分間)をおこない、滅菌中和溶液とした。
(d)除菌性試験
試験方法:
イオン交換水で0.22質量%となるように希釈した各液体洗浄剤組成物の希釈液9mLに、終濃度1.5〜5.0×10(CFU/mL)となるように菌懸濁液1mLを添加し、50℃にて30秒間接触させたものを試験液とした。この試験液1mLを、滅菌中和溶液に加え、よく攪拌した。混合液を大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌はSCD寒天培地にて混和固化後、37℃で2日間培養し、メチロバクテリウムメソフィリカム、ロドトルラムシラギノサはR2A寒天培地(日水製薬品)にて混和固化後、30℃で7日間培養した。培養後、生菌数を測定し、初発菌数との差より、以下の基準で除菌性を評価し、△、○、◎の評価のものを実用性のあるものとして判定した。
評価基準
◎:供試菌のLog reductionが6以上
○:供試菌のLog reductionが3以上、6未満
△:供試菌のLog reductionが1以上、3未満
×:供試菌のLog reductionが1未満
※2:スケール抑制性試験
試験方法:
炭酸カルシウム換算で、200mg/L[ドイツ硬度11.2°DH]の硬水で0.07質量%に希釈した各液体洗浄剤組成物の希釈液に、スライドガラスを浸漬させ、80℃の恒温下で24時間放置した後、蒸留水ですすぎ、乾燥させて、光沢度計によりスライドガラスの光沢度を測定した。スケール抑制度は、以下に示す式により算出しスケール抑制性を評価した。
(数2)
スケール抑制度(%)=
洗浄液浸漬後スライドガラスの光沢度/未処理スライドガラスの光沢度×100
評価基準
〇:スケール抑制度が96%以上(スケール付着なし)
△:スケール抑制度が75%以上96%未満(僅かにスケール付着)
×:スケール抑制度が75%未満(スケール付着)
とし、△、○を実用性のあるものとして判定した。
※3:洗浄性試験(コーヒー汚れ)
評価方法:
まず、市販のインスタントコーヒー5gを水100mLで溶かしてコーヒー液とし、80℃ に調整したコーヒー液中にステンレスパネルを浸漬してコーヒーを付着させ、風乾してテストパネルとした。次に300mLビーカー中に、イオン交換水を用いて調製した各組成物の1%希釈溶液200mLを80℃に調整し、この中にテストパネルを5分間浸漬した。浸漬後、イオン交換水で濯いだ後、乾燥させて、上記テストパネルを目視で観察し、以下の基準で評価した。
評価基準:
○ 汚れが完全に除去された。
△ 汚れがほとんど除去された。
× 汚れの除去が不十分であった。
※4:腐食防止性試験(ポリカーボネート)
試験方法:
試験片[ポリカーボネート(PC−1600)縦50mm×横30mm×厚さ2mm]は、予め中性洗剤で洗浄しアセトン処理して乾燥させたもの使用する。炭酸カルシウム換算で、75mg/L[ドイツ硬度4.2°DH]の硬水で、各液体洗浄剤組成物を表に示す有効塩素濃度に希釈した希釈液60mLを70mL容量の蓋付ガラス瓶に入れ、その中に試験片を浸漬し、80℃の恒温器内で24時間保存した。保存後の試験片を取り出し、イオン交換水にて濯ぎ、乾燥させて、試験片表面の状態を目視により外観観察し、下記基準で腐食性を判定した。
評価基準:
○:腐食がない
△:やや腐食がみられるが、使用上問題ないレベル
×:腐食した
とし、△、○を実用性のあるものとして判定した。
※5:腐食防止性試験(アルミニウム)
試験方法:
試験片[アルミニウム(A1100P)、縦50mm×横30mm×厚さ1mm]は、予め中性洗剤で洗浄しアセトン処理して乾燥させたものを使用する。炭酸カルシウム換算で、75mg/L[ドイツ硬度4.2°DH]の硬水で、各液体洗浄剤組成物を表に示す有効塩素濃度に希釈した希釈液60mLを70mL容量の蓋付ガラス瓶に入れ、その中に試験片を浸漬し、80℃の恒温器内で24時間浸漬した。その後、試験片を取り出し、イオン交換水にて濯ぎ、乾燥させて、試験片表面の外観状態を目視により観察し、下記基準で腐食性を判定した。
評価基準:
○:腐食がない
△:やや腐食がみられるが、使用上問題ないレベル
×:腐食した
とし、○、△を実用性のあるものとして判定した。
※6:腐食防止性試験(ステンレス)
試験方法:
試験片[ステンレス(SUS304)、縦50mm×横30mm×厚さ1mm]は、予め中性洗剤で洗浄しアセトン処理して乾燥させたものを使用する。炭酸カルシウム換算で、75mg/L[ドイツ硬度4.2°DH]の硬水で、各液体洗浄剤組成物を表に示す有効塩素濃度に希釈した希釈液60mLを70mL容量の蓋付ガラス瓶に入れ、その中に試験片を浸漬し、80℃の恒温器内で24時間浸漬した。その後、試験片を取り出し、イオン交換水にて濯ぎ、乾燥させて、試験片表面の外観状態を目視により観察し、下記基準で腐食性を判定した。
評価基準:
○:腐食がない
△:やや腐食がみられるが、使用上問題ないレベル
×:腐食した
とし、○、△を実用性のあるものとして判定した。
※7:貯蔵安定性試験
試験方法:
各洗浄剤組成物100gをポリプロピレン製容器に入れ、−5℃、25℃、40℃で1ヶ月静置した後に外観を観察した。
評価基準:
○:分離や濁りが見られず安定である
△:全体的な分離はないが、若干の濁りが見られるが、使用上問題ないレベル
×:分離もしくは濁りが見られる
とし、△、○を実用性のあるものとして判定した。
※8:有効塩素安定性試験
試験方法:
各液体洗浄剤組成物を40℃で15日間保存し、その時の次亜塩素酸塩の保存安定性を有効塩素残存率から以下の基準で評価した。なお、有効塩素残存率はJIS K−0101に基づき、以下に示す式により求めた。
(数3)
有効塩素残存率(%)=
(保存後の組成物中の有効塩素濃度)/(保存前の組成物中の有効塩素濃度)×100
評価基準:
◎:有効塩素残存率が80%以上
○:有効塩素残存率が65%以上、80%未満
△:有効塩素残存率が50%以上、65%未満
×:有効塩素残存率が50%未満
−:測定不能
とし、△、○、◎を実用性のあるものとして判定した。
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Claims (9)

  1. (A)成分として次亜塩素酸アルカリ金属塩又は次亜塩素酸アルカリ土類金属塩より選ばれた少なくとも一種を有効塩素濃度で0.5質量%以上、10質量%以下、
    (B)成分としてアルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物より選ばれた少なくとも一種を1.0質量%以上、20質量%以下、
    (C)成分として珪酸塩をSiOとして0.1質量%以上、5.0質量%以下、
    (D)成分として縮合リン酸又はその塩より選ばれた少なくとも一種を1.0質量%以上、30質量%以下、
    (E)成分として、有機ホスホン酸又はその塩より選ばれた少なくとも一種を0.1質量%以上、5.0質量%以下、
    (F)成分として水、を含有することを特徴とする液体洗浄剤組成物。
  2. (D)成分が、トリポリリン酸ナトリウム又はトリポリリン酸カリウムより選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする請求項1記載の液体洗浄剤組成物。
  3. さらに、(G)成分として、カルボン酸型ポリマー、スルホン酸型ポリマー又はこれらの塩より選ばれた少なくとも一種を0.1質量%以上、5.0質量%以下含有することを特徴とする請求項1又は2記載の液体洗浄剤組成物。
  4. 使用時に(A)成分の有効塩素濃度が0.001質量%以上、0.5質量%以下となるよう水又は溶剤で希釈することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  5. 液体洗浄剤組成物が、ボトル洗浄用であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  6. 液体洗浄剤組成物が、飲料ディスペンサ洗浄用であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  7. 液体洗浄剤組成物が、除菌用であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  8. 液体洗浄剤組成物が、CIP洗浄用であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  9. 液体洗浄剤組成物が、自動食器洗浄機用であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
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