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JP2018039520A - 結束具 - Google Patents

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JP2018039520A
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典生 尾藤
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典生 尾藤
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Abstract

【課題】簡易な構造で、基材を紐状部材で容易且つ確実に結束可能な結束具を提供する。【解決手段】結束具1は、紐状部材40を挿通するための一対の貫通孔25を有する基台部材20と、基台部材20と上下に対向した保持部材10と、基台部材20と保持部材10とを互いの中央で接続係止する係止部材30とを備えている。基台部材20と保持部材10との側端部近傍は、外方に向かって次第に互いの離間隙間が拡大するように形成されている。保持部材10の底面部は、中央が凹設された凹部15を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、結束具に関する。更に詳しくは、簡易な構造で、基材を紐状部材で、容易且つ確実に結束可能な結束具に関する。
種々の基材を紐状部材で結束するには、通常、両手の指先によって紐状部材の端部同士を結ぶ作業を行う。結束に際しては、手間がかかることに加え、一旦結束したものが解けやすかったり、また解くのに手間取ることが多い。
例えば、テントを仮設する場合においては、柱、シートなどが不安定な状況で、シートに取り付けた紐状部材を地面に打ち込んだペグに固定する作業が必要となり、紐状部材の結束作業に手間取ることになる。
ここで、紐状部材を結ぶ必要がない結束具が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1に記載の結束具は、一本の紐状部材と二以上の板状保持部材と一以上のスペーサー部材とから成り、板状保持部材には挿通用スリット部と保持スリット部が設けられている。そして、挿通用スリット部は中心方向に行くにしたがって狭い切れ込みとなっているため、切れ込みの先端まで挿入した紐状部材を容易に抜けないようにしている。また、保持スリット部は、前記紐状部材の牽引方向を一方向に制限するとともに、先端に向かって牽引方向へ突出するように形成されているため、牽引状態が保持される構造となっている。
このように構成することで、紐状部材を結ぶ必要がなくなり、結束作業を効率よく行うことができる。
特開2014−118178号
しかし、特許文献1に記載の結束具は、保持スリット部で紐状部材を摩擦固定するため、被結束物が農作物の茎などの、さほど強固でない結束には適しているが、強固に基材を結束する必要のある場合には適していない。
本発明は、前記の問題を解決するものであり、簡易な構造で、基材を紐状部材で、容易且つ確実に結束可能な結束具を提供することを目的とする。
本発明は以下の通りである。
1.基材を紐状部材で結束するための結束具であって、
前記紐状部材を挿通するための一対の貫通孔を有する基台部材と、
前記基台部材と上下に対向した保持部材と、
前記基台部材と前記保持部材とを互いの中央で接続係止する係止部材と、
を備え、
前記基台部材と前記保持部材との側端部近傍は、外方に向かって次第に互いの離間隙間が拡大するように形成され、
前記基台部材及び/又は前記保持部材の対向する側に、前記紐状部材が押入される凹部が形成され、
前記基台部材は、前記保持部材側からの平面視で、中央から前記貫通孔側に向かって次第に窄まるように形成されたことを特徴とする結束具。
2.前記保持部材の底面部は、中央が凹設された凹部を有し、外方に向かって反り上がり形成された外周突設部を備えた1.に記載の結束具。
3.前記基台部材は、平板直方体形状であり、長手方向両端部近傍に略垂直方向に貫通した1対の前記貫通孔を備えた1.又は2.に記載の結束具。
4.前記基台部材上面は、長手方向両側部に中央面より高い位置に保持部材設置面が形成され、該保持部材設置面上に前記外周突設部の底面が当接可能である2.又は3.に記載の結束具。
5.前記保持部材側からの平面視で、前記基台部材が前記保持部材より外方にはみ出した、拡張部位を有する1.乃至4.のうちのいずれか1項に記載の結束具。
6.基材を紐状部材で結束するための結束具であって、
長手方向両側部近傍に略垂直方向に貫通した紐状部材を挿通するための1対の貫通孔を備えた平板直方体形状の基台部材と、
前記基台部材と上下に対向し、中央が凹設され、外方に向かって反り上がり形成された外周突設部を備えた保持部材と、
前記基台部材と前記保持部材とを互いの中央で接続係止する係止部材と、
を備え、
前記基台部材と前記保持部材との側端部近傍は、外方に向かって次第に互いの離間隙間が拡大するように形成され、
前記基台部材は、前記保持部材側からの平面視で、中央から前記貫通孔側に向かって次第に窄まるように形成され、
前記基台部材上面は、長手方向両側部に、中央面より高い位置に保持部材設置面が形成され、該保持部材設置面上に前記外周突設部の底面が当接可能であり、
前記保持部材側からの平面視で、前記基台部材が前記保持部材より外方にはみ出した、拡張部位を有することを特徴とする結束具。
1.本発明の結束具は、紐状部材を挿通するための一対の貫通孔を有する基台部材と、基台部材と上下に対向した板状の保持部材と、基台部材と保持部材とを互いの中央で接続係止する係止部材とを備えるため、簡易な構造で、基材を紐状部材で、容易且つ確実に結束可能である。
すなわち、更に、結束作業、解束作業共に簡易迅速に行うことができるため、結果的に、紐状部材の消耗も軽減される。
また、基台部材と保持部材の側端部近傍から外方に向かって次第に互いの離間隙間が拡大するように形成されているため、紐状部材を挿入しやすく、より作業性に優れることになる。
更に、基台部材及び/又は保持部材の対向する側に、紐状部材が押入される凹部が形成されているため、その凹部に紐状部材が押圧されて、紐状部材同士、紐状部材と凹部同士が押圧し合うことになって強固に紐状部材が固定されることになる。
また、基台部材は、保持部材側からの平面視で、中央から貫通孔側に向かって次第に窄まるように形成されているため、軽量化を図ることができ、材料のムダを省くことができる。
2.保持部材の底面部は、中央が凹設された凹部を有し、外方に向かって反り上がり形成された外周突設部を備えている場合には、基台部材上面との接触面が少ないため滑動しやすいものとなる。
3.基台部材は、平板直方体形状であり、長手方向両端部近傍に略垂直方向に貫通した1対の前記貫通孔を備えている場合には、紐状部材を挿入しやすく、効率よく取着することができる。
4.前記基台部材上面は、長手方向両側部に、中央面より高い位置に保持部材設置面が形成され、該保持部材設置面上に前記外周突設部の底面が当接可能である場合には、より基台部材上面との接触面が減り、使用しやすいものとなる。更に、中央面が低いため、紐状部材が入り込みやすく、紐状部材を係止部材に捲回しやすくなる。
5.前記保持部材側からの平面視で、前記基台部材が前記保持部材より外方にはみ出した、拡張部位を有する場合には、紐状部材を係止部材に捲回するに際し、はみ出した拡張部位の上に紐状部材を安定的に滑らせて、保持部材と基台部材の隙間に押入することが可能である。
6.前記1.〜5.のすべての構成を備えている請求項6に記載の発明の場合には、前記1.〜5.のすべての効果を奏する。
実施例の結束具の上方からの斜視図である。 実施例の結束具の下方からの斜視図である。 (a)図1のX−X断面図である。(b)図1のY−Y断面図である。 図3(a)において紐状部材を取付けた状態を示す断面図である。 結束具の使用方法の例を示す斜視図である。
以下、図1〜5を参照しながら本発明を詳しく説明する。尚、本発明は、かかる図に記載された具体例に示すものに限られず、目的、用途に応じて種々変更したものとすることができる。
本発明の「結束具」は、基材を紐状部材で結束するための道具である。
前記「基材」とは、紐状部材を用いて結束するための種々のものが該当する。建築用資材としてのシート、ネット、テント、ペグなど、木材、トラックの荷台上の荷物、植木の枝、紐で結束する靴、荷造り用の資材、紐で結束する着物など、紐状部材で結束するための全ての被結束物が該当する。
前記「紐状部材」とは、基材を結束するための紐状の部材であり、かかる結束ができれば特に限定はなく、天然繊維や合成繊維などの繊維素材、プラスチック素材、又は金属素材などを糸状、紐状、帯状、ベルト状、ロープ状、チェーン状、ワイヤ状などにしたものである。これらの中でも、合成繊維素材を縒って束にした縒紐体であることが強度に優れるため好ましい。
前記「基台部材」とは、紐状部材を挿通するための貫通孔を有する部材であり、後述の保持部材と上下で対向する。基台部材において左右略対称に一対の貫通孔を有する。形状は特に限定はなく、角板状、円板状、楕円板状、直方体状、球状、半球状などとすることができ、またこれらの変形とすることもできる。材質も特に限定はなく、金属製、木製、プラスチック製であってもよい。これらのうち、プラスチック製であることが好ましい。
前記「保持部材」とは、基台部材と上下に対向した部材である。形状は特に限定はなく、角板状、円板状、楕円板状又はこれらの変形であってもよい。また、厚肉に形成されていてもよく、部分的に厚肉であってもよい。材質も特に限定はなく、金属製、木製、プラスチック製であってもよい。これらのうち、プラスチック製であることが好ましく、弾性変形可能なプラスチック製であることが更に好ましい。
そして、保持部材及び/又は基台部材の表面に蛍光剤を塗布しておくことができる。こうすることで、夜間においても目立ち、作業性、安全性を更に高めることができる。
前記「係止部材」とは、基台部材と保持部材とを互いの中央で接続係止する部材である。係止部材は、基台部材と、保持部材を接続係止できれば特に限定はなく、リベット、ボルトナット、係止紐、割りピンなどの部材を用いることができる。これらの中でも、割ピンであることが好ましい。割ピンであれば、取り扱い易く、容易に係止することができる。
本発明の実施形態に係る結束具1は、図5に示すように、例えば、基材としてのテント80と基材としてのペグ90を紐状部材40で結束するために用いることができる。
結束具1は、図3及び図4に示すように、紐状部材40を挿通するための一対の貫通孔25を有する基台部材20と、基台部材20と上下に対向した保持部材10と、基台部材20と保持部材10とを互いの中央で接続係止する係止部材30と、を備えている。
基台部材20は、図1及び図2に示すように、平板直方体形状であり、長手方向両端部近傍に略垂直方向に貫通した1対の貫通孔25、25を備えている。
基台部材20の中央部には、図3に示すように割りピン30を挿着するための係止孔20hが設けられている。
基台部材20の上面は、図3(b)に示すように、長手方向両側部が中央面20bより高い位置に保持部材設置面20aが形成され、中央面20bが低く形成されている。このため、紐状部材40が入り込みやすく、紐状部材40を係止部材30に捲回しやすくなる。この低く形成された部分が凹部である。
基台部材20の底面は、両側底面20dと両側底面に囲まれた段差底面20cとからなる。そして、この段差部に、係止ピン30の折り曲げ部と、紐状部材40が装入される。また、長手方向端部には、紐状部材40を確実に係止するための切欠き22が設けられている。
また、基台部材20は、図2に示すように保持部材10側からの平面視で、中央から貫通孔25側に向かって次第に窄まるように形成されているため、軽量化を図ることができ、材料のムダを省くことができる。
保持部材10は、図1に示すように、基台部材20と上下に対向して円板状に形成されている。
そして、図3に示すように、中央部には、係止ピン30を挿着するための係止孔10hが設けられている。
保持部材10の底面部は、中央が凹設された凹部を有し、外方に向かって反り上がり形成された外周突設部10aを備えている。
そのため、基台部材20と保持部材10との側端部近傍は、外方に向かって次第に離間隙間が拡大するように形成されている。
このため、紐状部材40を挿入しやすく、より作業性に優れることになる。
すなわち、保持部材10には、凹部15が形成されており、図4に示すように、紐状部材40が押圧されて、紐状部材40同士、紐状部材40と凹部15同士が押圧し合うことになって強固に紐状部材40が固定されることになる。また、図3(b)に示すように、基台部材20には、凹部26が形成されており、同様の効果が得られる。
ここで、図1に示すように、保持部材10側からの平面視で、基台部材20が保持部材10より外方にはみ出した、拡張部位28を有するため、紐状部材を係止部材30に捲回するに際し、拡張部位28の上に紐状部材40を安定的に滑らせて、保持部材10と基台部材20の隙間に押入することが可能である。
係止部材としての割りピン30は、基台部材10と、保持部材20とを互いの中央で接続係止する部材である。そして、図4に示すように、紐状部材40を巻きつける軸としての役割を果たす。
割りピン30は、図3に示すように、保持部材10の係止孔10h、基台部材20の係止孔20hに挿通して、基台部材20の底面で分割して折り曲げ、基台部材20と、保持部材10とを係止する。この場合、図3に示すように、割りピン30の首部が、保持部材10の上面に当接している場合において、折り曲げ部が、段差平面20cから突出する遊びを設けておくこと好ましい。こうすることで、図4に示すように、外周突設部10aと保持部材載置面20aとの間を紐状部材40が通過しやすくなる。
紐状部材40は、特に限定はないが、やや扁平な合成樹脂製の縒紐体であることが好ましい。合成樹脂製の縒紐体であれば、強度に優れると共に、取り扱いやすい。そして、結束具1に取着する際には、割ピン30に巻き付けられて、前述の保持部材10の凹部15の内面と基台部材20の上面とで押圧固定される。
(使用方法)
結束具1の使用方法について、図4及び図5を用いて、テント80をペグ90に固定する例を説明する。
テント80のハトメ(不図示)に取着した紐状部材40のテント側紐状部材40aを基台部材20の貫通孔25aに挿通し、更に貫通孔25bに挿通して一巻きしてペグ90に引っ掛ける。そして、引っ掛けた後の紐状部材40bを保持部材10の凹部15の割りピン30に捲回する。捲回後の紐状部材40cを引っ張ることでテント80を、ペグ90に確実に固定することができる。
1;結束具、10;保持部材、10a;外周突設部、15、26;凹部、20;基台部材、20a;保持部材設置面、20b;中央面、25;貫通孔、28;
拡張部位、30;係止部材、40;紐状部材、80;基材(テント)、90;基材(ペグ)

Claims (6)

  1. 基材を紐状部材で結束するための結束具であって、
    前記紐状部材を挿通するための一対の貫通孔を有する基台部材と、
    前記基台部材と上下に対向した保持部材と、
    前記基台部材と前記保持部材とを互いの中央で接続係止する係止部材と、
    を備え、
    前記基台部材と前記保持部材との側端部近傍は、外方に向かって次第に互いの離間隙間が拡大するように形成され、
    前記基台部材及び/又は前記保持部材の対向する側に、前記紐状部材が押入される凹部が形成され、
    前記基台部材は、前記保持部材側からの平面視で、中央から前記貫通孔側に向かって次第に窄まるように形成されたことを特徴とする結束具。
  2. 前記保持部材の底面部は、中央が凹設された凹部を有し、外方に向かって反り上がり形成された外周突設部を備えた請求項1に記載の結束具。
  3. 前記基台部材は、平板直方体形状であり、長手方向両端部近傍に略垂直方向に貫通した1対の前記貫通孔を備えた請求項1又は2に記載の結束具。
  4. 前記基台部材上面は、長手方向両側部に、中央面より高い位置に保持部材設置面が形成され、該保持部材設置面上に前記外周突設部の底面が当接可能である請求項2又は3に記載の結束具。
  5. 前記保持部材側からの平面視で、前記基台部材が前記保持部材より外方にはみ出した、拡張部位を有する請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の結束具。
  6. 基材を紐状部材で結束するための結束具であって、
    長手方向両端部近傍に略垂直方向に貫通した紐状部材を挿通するための1対の貫通孔を備えた平板直方体形状の基台部材と、
    前記基台部材と上下に対向し、中央が凹設された凹部を有し、外方に向かって反り上がり形成された外周突設部を備えた保持部材と、
    前記基台部材と前記保持部材とを互いの中央で接続係止する係止部材と、
    を備え、
    前記基台部材と前記保持部材との側端部近傍は、外方に向かって次第に互いの離間隙間が拡大するように形成され、
    前記基台部材は、前記保持部材側からの平面視で、中央から前記貫通孔側に向かって次第に窄まるように形成され、
    前記基台部材上面は、長手方向両側部に中央面より高い位置に保持部材設置面が形成され、該保持部材設置面上に前記外周突設部の底面が当接可能であり、
    前記保持部材側からの平面視で、前記基台部材が前記保持部材より外方にはみ出した、拡張部位を有することを特徴とする結束具。
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