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JP2018039358A - 網部取付け手段、この網部取付け手段を備える車両用空調装置、及びこの車両用空調装置を有する車両 - Google Patents

網部取付け手段、この網部取付け手段を備える車両用空調装置、及びこの車両用空調装置を有する車両 Download PDF

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JP2018039358A
JP2018039358A JP2016174643A JP2016174643A JP2018039358A JP 2018039358 A JP2018039358 A JP 2018039358A JP 2016174643 A JP2016174643 A JP 2016174643A JP 2016174643 A JP2016174643 A JP 2016174643A JP 2018039358 A JP2018039358 A JP 2018039358A
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久善 吉崎
Hisayoshi Yoshizaki
久善 吉崎
亮介 金森
Ryosuke Kanamori
亮介 金森
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Abstract

【課題】車両用空調装置の調和空気吹出口に設けた騒音防止用の網部(空気整流部材)の取付けに関し、取付ける部位を略水平とする必要が有り、生産性を十分に向上できない問題があった。【解決手段】車両用空調装置の網部取付け手段であって、車両用空調装置の調和空気吹出口近傍に設けられる騒音防止用の網部と、調和空気吹出口に固着した第1の網部保持部材と、第1の網部保持部材と固定される第2の網部保持部材と、を有し、第1の網部保持部材と第2の網部保持部材とで前記網部の端部を挟持する。【選択図】図1

Description

この発明は、車両用空調装置の調和空気吹出口に設けた騒音防止用の網部の取付け手段に関し、更に、それらを取付けた車両用空調装置にも関する。
車両用空調装置においては、調和空気吹出口に送り込まれる調和空気の、風速分布の偏りにより騒音が発生することが問題となっていた。この問題を解決するために、調和空気吹出口に空気整流部材を配して風速分布の偏りを均一に近くすることが広く行われている。
例えば、特許文献1には、空調ユニットのデフロスト出口に網を配して、吹出空気の風速分布を均一化する自動車用空調装置の技術思想が開示されている。
ここで、特許文献1によれば、網部の取付けは、空調装置の吹出口に設けられたフランジ面に網を配置し、その後フランジ面に接着されるシール部材によって、シール部材の貼り付けと同時に網を固定する技術が開示されている。これによれば、空調ユニットと車両側のデフロスタダクトとは、シール部材を介して接続されるので、エア漏れすることはないという利点がある。
特開2004−161142号公報
しかしながら、特許文献1によれば、網部を空調ユニットの吹出口に設けられたフランジ面に載置したのち、シール部材(ライニング)の貼り付けによってフランジ面に固定するので、空調ユニットの吹出口のフランジ面を、略水平な姿勢とする必要がある。また、予め、網とシール部材の一体物を用意しておくことも難しい。このため、生産性を十分に向上することができないという問題があった。
そこで、本発明は、調和空気吹出口に騒音防止用の網部(空気整流部材)を取り付けた車両用空調装置に関し、生産性を向上できる構成を提供することを課題とし、併せて、それらの網部を取付けた車両用空調装置を提供することも課題とする。
かかる課題を解決するため、第1の本発明は、車両用空調装置の網部取付け手段であって、車両用空調装置の調和空気吹出口近傍に設ける騒音防止用の網部と、調和空気吹出口に固着した第1の網部保持部材と、第1の網部保持部材と固定される第2の網部保持部材と、を有し、第1の網部保持部材と第2の網部保持部材とで前記網部の端部を挟持することを特徴とする。
ここで、調和空気吹出口とは、車両用空調装置にて温度、湿度を調整された空気の吹出口であり、フロントウインドウ方向に送風するためのデフロスト吹出口、フロントパネル前面から乗員の上半身に送風するためのベント吹出口、乗員の足元に送風するための足元吹出口などがある。調和空気吹出口の近傍とは、例えば、吹出口の周囲のフランジ部分である。
これによれば、網部を、第1の網部保持部材と第2の網部保持部材とで前記網部の端部を挟持し、第1の網部保持部材を調和空気吹出口に固着することができるので、空調ユニットの吹出口のフランジ面を、略水平な姿勢とする必要がなく、また、予め、網部と第1網部保持部材と第2の網部保持部材の一体物を用意しておくこともできるため、車両用空調装置の生産性を向上することができる。
なお、第1の網部保持部材を調和空気吹出口に固着する方法は、接着剤による貼着が望ましいが、それに限定せず、他の方法であってもよい。
ここで、第1の本発明の一実施形態による網部取付け手段は、第2の網部保持部材が、弾性を有するライニングであることが望ましい。車両用空調装置を車両に取り付ける際、調和空気吹出口はダクトと連結されるが、第2の網部保持部材を弾性を有するライニングとすることで容易に圧縮することができ、空気漏れを防止しつつ連結することができる。
または、第1の本発明の一実施形態による網部取付け手段を、第1の網部保持部材も、弾性を有するライニングとすることが望ましい。空気漏れを防止しつつ連結することができる。
さらに、第1の本発明の一実施形態による網部取付け手段を、第1の網部保持部材は、前記第2の網部保持部材に対し、変形容易性が相対的に低くすることが望ましい。車両用空調装置を車両に取り付ける際、ダクトなどとの間に位置ずれが生じても、変形容易な第2の網部保持部材が変形することによってずれを吸収することができる。
ここで、これらの材質の組合せとしては、例えば第1の網部保持部材として発泡ポリエチレン、第2の網部保持部材として発泡ポリウレタン(ウレタンゴム)を用いることにより、望ましい変形容易性の違いを簡便に実現できるが、材質としてはこれに限定せず、第1のライニングとしては、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの高分子材料(発泡したものを含む)を用いることもできる。また、第1、第2のライニングのいずれにも用いることができる素材としてとしては、天然ゴム、あるいは、合成ゴムとして、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)、NBR(ニトリルゴム)、IR(イソプレンゴム)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、イソブチレン・イソプレンゴム(IIR)、クロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)、アクリルゴム(ACM)、フッ素ゴム(FKM)、エピクロルヒドリンゴム(ECO)、シリコンゴムなどを用いることも可能である。特に、気密性のほか水密性も必要とされる個所においては、EPDMは有効である。更に、これらを発泡化したものや、発泡度合を変えたもので、異なる変形容易性を実現することもできる。
次に、第2の本発明としては、車両用空調装置であって、これまでに述べた網部取付け手段を有することを特徴としてもよい。
このようにすると、車両用空調装置全体として、生産性の高い空調装置を実現できる。
更に、第3の本発明としては、車両であって、これまでに述べた網部取付け手段を有する車両用空調装置を有することを特徴としてもよい。
このようにすれば、車両全体として、生産性の高い空調性能を実現することができ、車両の有用性をより高めることとなる。
以上のように、本発明によれば、調和空気吹出口に騒音防止用の網部(空気整流部材)を取り付けた車両用空調装置に関し、調和空気吹出口に固着した第1の網部保持部材と、第1の網部保持部材と固定される第2の網部保持部材とにより網部の端部を挟持することで、空調ユニットの吹出口のフランジ面を略水平な姿勢とする必要がなく、また、予め、網部と第1網部保持部材と第2の網部保持部材の一体物を用意しておくこともできるため、生産性を向上できる。
本発明の一実施形態に係る車両用空調装置の網部取付け手段の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車両用空調装置の正面図である。 本発明の一実施形態に係る車両用空調装置の空調ユニットの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車両用空調装置の空調ユニットの断面図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の網部取付け手段の例の断面図である。
以下、この発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図2は本発明の一実施形態に係る車両用空調装置の正面図である。
ここで、車両用空調装置1は、大別して外気導入口2より車外空気又は内気導入口3より車室内空気を選択的に導入するインテークユニット4と、送風機5とエバポレータ6を収納する収納ケース7と、ヒータコア8を有し吹出空気の温度の制御と、複数の吹出口を有し温度調和された空気を適宜吹き出す空調ユニット10とより構成されている。
そして、送風機5が稼働すると、外気導入口2、内気導入口3から選択された空気が導入され、インテークユニット4から収納ケース7内に導かれ、同収納ケース7内に配されたエバポレータ6にて冷却されて冷風となり、空調ユニット10内に至って、冷風の一部又は全部がヒータコア8に加熱されて温風となり、非加熱の冷風と混合され、適宜な温度に調温されてベント吹出口11、足元吹出口12及びデフロスト吹出口13の選択された出口より、車両本体側のダクトを介して車室内に吹出されるものである。
図3は本発明の一実施形態に係る車両用空調装置1の空調ユニット10の斜視図、図4は本発明の一実施形態に係る車両用空調装置1の空調ユニット10の断面図である。
この空調ユニット10は、吹出空気の温度の制御と、複数の吹出口を有し温度調和された空気を適宜吹き出す装置である。空調ユニット10は、少なくとも、内部を空気が通流する空調ケース15と、空調ケース15に収納されるヒータコア8を有する。空調ケース15は、下方が開口し、冷風導入口18となり、前記した収納ケース7の冷風吹出口17に嵌合している。
この冷風導入口18の上方には、エアミックスドア20及び補助ドア21が設けられ、両ドア20,21は連動して動かされるようにレバー22にて連結されている。このエアミックスドア20及び補助ドア21が図4の実線のような位置にあれば、冷風通路24が閉じられ、加熱通路25が開かれているので、冷風の全てがヒータコア8に流れ、冷風が温風化される最大暖房となり、そして二点鎖線のような回動されると、冷風通路24が開かれ、加熱通路25は閉じられ、冷風の全てが冷風通路24に流れる最大冷房となる。そして、エアミックスドア20及び補助ドア21が中間位置では、両通路24と25が適宜開かれ、冷風通路24を通流した冷風と加熱通路25を通流した温風とが合流する混合通路28にて冷風と温風が混合されることで、温度調節が行われる。
この混合通路28には、調和空気を乗員の上半身に向けて吹出すベント吹出口11、フロントウインドウへ温風を吹出すデフロスト吹出口13、および調和空気を乗員の足元へ吹出す足元吹出口12が形成されている。これらの吹出口を総称して、調和空気吹出口と呼ぶ。
ベント吹出口11には開閉ドア51が配され、ベント吹出口11の開閉制御を行っている。足元吹出口12とデフロスト吹出口13には切換ドア52が配され、足元吹出口12とデフロスト吹出口13の開閉制御を行っている。例えばデフロストモードの場合は、ベント吹出口51は開閉ドア51により閉塞され、足元吹出口12は切換ドア52により閉塞され、デフロスト吹出口13は切換ドア52により開放される。これにより送風機5により車両用空調装置1に導入された空気は、デフロスト吹出口13から吹き出される。なお、ベント吹出口11、足元吹出口12、デフロスト吹出口13のそれぞれには、車両本体側のダクトが接続されるのが通例である。
ここで、ベント吹出口11には、通過する空気流を整流して、騒音の発生を抑制する網部111が設けられており、網部111は、後に詳述するように、第1のライニング113と第2のライニング114で挟持するようにして取付けられている。網部の材質に特に限定は無いが、車室内の温度変化や経年劣化に対する耐力があればよく、細い金属線や樹脂線などが用いられる。
同様に、デフロスト吹出口13には、通過する空気流を整流して、騒音の発生を抑制する網部131が設けられており、網部131は、後に詳述するように、空気流の上流側の第1のライニング133と下流側の第2のライニング134で挟持するようにして取付けられている。この網部131の材質についても、特に限定は無い。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用空調装置の網部取付け手段の斜視図である。特に、調和空気吹出口のうち、デフロスト吹出口13を例に説明する。
デフロスト吹出口13を形成する口の字状のフランジ部132の通流方向と直交する面(図では略水平の面)に、第1の網部保持部材たる第1のライニング133を設ける。
ここで、第1のライニングの133の寸法は、面方向の内周(開口部)はデフロスト吹出口13の外周(開口部)とほぼ同一で、面方向の外周は、後述の網部131を支持するのに必要な程度の幅を有する。
第1のライニング133の材質は、やや硬質の発泡ポリエチレンが好適であるが、それに限定されるものではない。第1のライニング133は、フランジ部132とは、接着剤で固着されている。
次に、第1のライニング133のフランジ132側と反対側の面(吹出空気流の下流側の面)には、網部131が設けられる。網部131の面方向の寸法は、第1のライニング133の開口部よりも大きく、かつ、第1のライニング133の外周よりは小さい寸法であって、ベント吹出口11を完全に覆うことができる寸法となっている。
次に、網部131の、第1のライニング133と反対の側には、第2の網部保持部材たる第2のライニング134が設けられる。第2のライニング134の寸法は、第1のライニング133と同程度の面方向寸法であり、面方向の内周(開口部)はデフロスト吹出口13の外周(開口部)とほぼ同一である。また、面方向と直交する方向の長さ(厚み)については、第1のライニング133と第2のライニング134とで、ほぼ同一であるものとする。
第2のライニング134の材質は、第1のライニング133と比較して、比較的柔らかい発泡ポリウレタンが好適であるが、それに限定されるものではない。
ここで、このような網部の取付け手段の組み立て方法について説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る空調装置の網部取付け手段の例の断面図であり、(a)が車両用空調装置側と車両本体側のダクト側との位置ずれがない場合を示し、(b)が、位置ずれがある場合を示す。
組み立て方法は、まず、略水平に置かれた第1の網部保持部材たる第1のライニング133の上に、網部131を載置する。このとき網部131は、第1のライニング133の内周をすべて覆うとともに、端辺が第1のライニング133の外周の縁よりも面方向内側となるよう載置される。すなわち網部131は、第1のライニング133の面方向において、余白を持った位置に載置される。
次に、第2の網部保持部材たる第2のライニング134を、第1のライニング133に貼付ける。このとき、第2のライニング134が有する粘着層を表出するために保護シール(剥離紙)を予め剥がし、しかるのちに第2のライニング134を第1のライニング133に貼り付ける。この貼付け作業によって、第1のライニング133と第2のライニング134とが前記した余白部分にて強固に接着されると同時に、網部131の端辺が第1のライニング133と第2のライニング134との間で確実に挟持される。
このようにしてサブアセンブリしたライニング付き網部を、デフロスト吹出口13の周囲のフランジ部132に貼付ける。このとき、第1のライニング133が有する粘着層を表出するために保護シール(剥離紙)を予め剥がし、しかるのちにライニング付き網部をフランジ部132に貼付ける。貼付けにあたっては、デフロスト吹出口13の内周を、第1のライニング133や第2のライニング134で塞ぐことのないように留意する。デフロスト吹出口13の内周を第1のライニング133や第2のライニング134で塞がないことで、調和空気を吹出す際に、通気抵抗が上昇することを防止できる。
また、サブアセンブリしたライニング付き網部をデフロスト吹出口13の周囲のフランジ部132に貼付けるにあたって、フランジ部132は、必ずしも水平姿勢である必要はない。サブアセンブリされたライニング付き網部をフランジ部132に貼付けることで、第1のライニング133、第2のライニング134とともに網部131も、フランジ部132へ同時に取り付けられる。これにより、フランジ部132を略水平姿勢とする必要がなくなり、生産性を向上することができる。
なお、デフロスト開口部13への第1のライニング133、第2のライニング134および網部131について、第1のライニング133、第2のライニング134の片面に接着剤を有する場合を用いて説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば第1のライニング133、第2のライニング134は両面に接着剤を有するものであってもよい。
更に、この状態で、車両用空調装置1を、車両に組み込むことになる。車両側には、調和空気を所望する場所へと通流するためのデフダクトDDがあり、デフロスト吹出口13とほぼ近似の寸法の開口部と、開口部の周囲にフランジ面135とを有している。
デフロスト吹出口13のフランジ部132には、前記した工程により第1のライニング133、第2のライニング134および網部131が貼付けられている。そして、車両用空調装置1が車両に組み付けられるとき、第2のライニング134のフランジ部132と反対側の面がデフダクトDDのフランジ面135に当接し、第1のライニング133、第2のライニング134がかつ所定の圧縮率となるように、空気吹出し方向に沿って第1のライニング133、第2のライニング134を圧縮する。このように第1のライニング133、第2のライニング134を圧縮することで、デフロスト吹出口13からデフダクトDDへと空気が吹き出されても、デフダクトDDの周囲に空気が漏れることが防止される。
このようにして網部111の組み付けが完了するが、車両用空調装置1とデフダクトDDとの間には、組み付け当初から、ずれが発生することがある。この理由は、車両用空調装置1とデフダクトDDとの位置がずれている場合、樹脂部品である車両用空調装置1やデフダクトDDが微妙に変形している場合などが考えられる。その場合、網部131を単に2つのライニングで挟持しただけでは、車両用空調装置1とデフダクトDDとの位置ずれによって2つのライニングが面方向に変形し、網部131も波打つなどの変形が発生するおそれがある。そして、網部131が波打つなどの変形をすると、吹き出される空気の整流効果が減少することや、網部自身が吹き出される空気によって振動し、騒音の原因になりかねないおそれがある。
しかしながら、本実施例の網部131は、フランジ部132に貼付けられた相対的に材質の固い第1のライニング133と、第1のライニング133に貼付けられた相対的に材質の柔らかい第2のライニング134とによって挟持されている。このため、デフロスタ吹出口13とデフダクトDDとの面方向の位置ずれが発生したとしても、図5(b)に示すように、網部131の形状は第1のライニング133によって保持されるから、波打つなどの変形が抑制される。また面方向の位置ずれは、第2のライニング134によって吸収され、デフロスト吹出口13からデフダクトDDへ吹き出される空気が、デフダクトDDの周囲に漏れることも防止される。
なお、調和空気吹出口としては、デフロスト吹出口13だけでなく、ベント吹出口11についても同様な対応をすることができる。すなわち、網部111を第1のライニング113と第2のライニング114とで挟持することにより、網部111の変形を防止しつつ、騒音防止効果を得ることができる。
また、足元吹出口12についても同様な対応をすることができる。但し、全ての調和空気吹出口に騒音防止対策を行わなくてもよく、騒音の大きい個所のみに対応してもよい。騒音の大きい吹出口としては、一般に、デフロスト吹出口13となる。これは、フロントウインドウの窓晴れ性を確保するために、速い流速が求められるためである。よって、デフロスト吹出口13に対し、本発明を適用することが望ましい。
これまでの説明では、空気流の上流側を第1のライニング、下流側を第2のライニングとしてきたが、逆に、下流側を第1のライニング、上流側を第2のライニングとしてもよい。このようにすると、上流側が変形容易であることから、車両本体のダクト側の第1のライニングに網部が支持されて網部の変形が防止されることになる。車両用空調装置の設置の形態によっては、このような構成が有効なこともあり得る。
また、第1の網部保持部材を第1のライニング133として説明してきたが、第1の網部保持部材をフランジ部132および第2の網部保持部材と接着可能な部材としてもよい。例えば、樹脂材(ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂、EPDMゴム、NBRゴムなど)である。サブアセンブリしたライニング付き網部を構成するうえで、第1の網部保持部材は必ずしもライニングである必要は無く、設計的自由度を向上することができる。また、第2の網部保持部材をフランジ部132および第1の網部保持部材と接着可能な部材としてもよい。設計的自由度を向上することができる。
更に、第1の網部保持部材および第2の網部保持部材を、ライニング以外の部材で構成してもよい。設計的自由度を向上することができる。なお、この形態の場合、第2の網部保持部材よりも下流側にライニングを適宜設けることが望ましい。車両用空調装置1を車両に取り付けた際に、第2の網部保持部材とダクトDDとによってライニングを適宜圧縮するように構成し、吹出口から吹出される空気の漏れを効果的に防止することができる。
更に、そのような車両用空調装置1を搭載した車両も、生産性を向上できることから、車両全体としての評価も高まり、大きな付加価値を生ずることとなる。
1 車両用空調装置
10 空調ユニット
11 ベント吹出口
111 網部
12 足元吹出口
113 第1のライニング(第1の網部保持部材)
114 第2のライニング(第2の網部保持部材)
13 デフロスト吹出口
131 網部
133 第1のライニング(第1の網部保持部材)
134 第2のライニング(第2の網部保持部材)

Claims (6)

  1. 車両用空調装置の調和空気吹出口近傍に設けられる騒音防止用の網部と、
    前記調和空気吹出口に固着した第1の網部保持部材と、
    前記第1の網部保持部材と固定される第2の網部保持部材と、
    を有し、
    前記第1の網部保持部材と前記第2の網部保持部材とで前記網部の端部を挟持する
    ことを特徴とする車両用空調装置の網部取付け手段。
  2. 前記第2の網部保持部材は、弾性を有するライニングである
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置の網部取付け手段。
  3. 前記第1の網部保持部材は、弾性を有するライニングである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置の網部取付け手段。
  4. 前記第1の網部保持部材は、前記第2の網部保持部材に対し、変形容易性が相対的に低い
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車両用空調装置の網部取付け手段。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の網部取付け手段を有する車両用空調装置。
  6. 請求項5に記載の車両用空調装置を有する車両。
JP2016174643A 2016-09-07 2016-09-07 網部取付け手段、この網部取付け手段を備える車両用空調装置、及びこの車両用空調装置を有する車両 Pending JP2018039358A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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