JP2018037914A - 車載アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、発光体基板が、アンテナ素子よりも前方又は後方に配置され、且つ発光体基板の実装面がy方向に垂直になるように立設されるので、実装面がx方向に垂直になるように立設される形態などに比べて、アンテナ素子の受信性能に悪影響を及ぼしにくい。
このため、アンテナ素子の特性を維持した状態で、照明装置を車載アンテナ装置に設けることが可能になる。
また、発光体基板の両面に発光体を配置して、一方の面に配置された発光体を前方から見て右の発光用に用い、他方の面に配置された発光体を前方から見て左の発光用に用いることが出来、狭いスペースの中に多くの発光体(若しくは大きな発光体)を実装させることが可能になる。
また、第1開口の形状を変えれば、導光板や拡散板を介して光る領域の形状が変わるので、見た目の印象を大きく変えることが出来る。
このため、第2開口の防水を確実に行うことが出来、外装ケースから内部に水などが浸入した場合でも、内装ケースの内部への浸入を防ぐことが出来る。
さらに、拡散板と接着部材が、導光板における内装ケースよりも外側にある部分を覆い、内装ケースと拡散板の間を介した水の浸入を防ぐことで、導光板を保護することも可能になる。
特に、車載アンテナ装置1が取り付けられる車両のルーフは、後方が低くなるように傾斜しているので、重力により後方に設置された排水切欠きを介して、排出されやすい。
また、第1開口に窓部を設ける必要が無いため、外装ケースを非透光性の単一素材で形成することが出来るメリットもある。
導光部30は、内装ケース15の内部に設けられた発光体91の光を、外装ケース11と内装ケース15の間に導き、外装ケース11の第1開口11aから外部に照射させる部材で、導光板31、拡散板33を有する。
密閉部材50は、内装ケース15の側面を密閉する部材で、Oリング51、接着部材53を有する。
アンテナ部70は、アンテナ素子71、アンテナ基板73を有する。
発光部90は、発光体91、発光体基板93を有する。
外装パッド13の下端であって、x方向後方の端部には、外装ケース11と内装ケース15の間に浸入した水の排出口として、排水切欠き13aが設けられる(図14参照)。
内装ケース15は、下面が開口し、車載アンテナ装置1を構成する部材であって、外装ケース11と外装パッド13と内装ケース15と導光板31と拡散板33とOリング51と接着部材53以外のもの(アンテナベース17、アンテナ素子71、アンテナ基板73、発光体91、発光体基板93)を、z方向上方から覆う。
位置決め用のボス(第1位置決めボス15cや第2位置決め用ボス15d)は、内装ケース15に設けられる形態であってもよいが、導光板31や拡散板33に設けられる形態であってもよい。
また、拡散板33を位置決めするための第2位置決め用ボス15dは、二以上設けられるのが望ましい。
本実施形態では、内装ケース15の全体が白色にされた例を示す。
内装ケース15の下端部には、アンテナベース17とネジ止めするために使用されるネジ孔15eが設けられる。
アンテナベース17は、外装ケース11の第1係止爪11bと係合して外装ケース11を係止する第2係止爪17aを外周部に有する(図9参照)。
アンテナ基板73は、アンプなどの実装面が鉛直方向を向く(z方向に対して垂直になる)ように配置される。
発光体基板93は、アンテナ素子71やアンテナ基板73よりも前方若しくは後方で且つ、発光体91の投光面や発光体91を駆動する回路の実装面が左右方向を向く(y方向に対して垂直になる)ように配置され、発光体91は、左右両面に実装される。本実施形態では、発光体基板93が、アンテナ素子71やアンテナ基板73よりも前方に配置される形態を示す。
アンテナベース17の周縁部には、内装ケース15とネジ止めするために使用される凹み(ネジ受け17b)が設けられる。
車載アンテナ装置1の車両の上面への固定は、車体取り付け用ネジ17dをアンテナベース17に螺合させることにより行われる。
アンテナベース17の下面には、エラストマー(Elastomer)やゴムなどで形成された環状の弾性部材であるシール部材17eが設けられ、シール部材17eによりアンテナベース17と車両との間が水密封止される。
内装ケース15とアンテナベース17とがネジ止めにより固定される際に、内装パッド19は、内装ケース15の下端とアンテナベース17の上面によって押圧され、内装ケース15とアンテナベース17の間を密閉する。
アンテナ基板73と発光体基板93は、アンテナベース17における内装パッド19が取り付けられる領域よりも内側に配置される。
導光板31は、発光体91と対向する入射面31a1を有する入射部31aと、反射部31bとで構成され、外装ケース11と内装ケース15の間に取り付けられる(図4〜図8参照)。
反射部31bは、前方に配置された発光体91で左(右)方向に発せられた光を後方に誘導(若しくは、後方に配置された発光体91で左(右)方向に発せられた光を前方に誘導)し、一部が第1開口11aと対向する位置関係にあり、誘導した光をy方向等の外側に向けて反射させる。
導光板31を内装ケース15に取り付ける際に、入射部31aの突起31cは、内装ケース15の第2開口15aと係合し、反射部31bの突起31cは、内装ケース15の突起受け部15bと係合する。
溝領域31eは、第1溝領域31e1と、第1溝領域31e1よりも入射部31aから離れた第2溝領域31e2を有する。
拡散板33は、接着部材53を介し、導光板31における内装ケース15よりも外側にある部分を覆うようにして、内装ケース15の側面に貼り付けられる。
接着部材53によって、拡散板33と内装ケース15の間は密着され、内装ケース15の第2開口15aは、Oリング51と接着部材53によって二重に密閉されることになる。
発光体基板93が後方に配置された場合、車載アンテナ装置1の後方において、発光体91からy方向の外側に向けて照射された光は、入射面31a1から入射部31aに入り、前方に誘導され、反射部31bにおける溝領域31eで反射して外側に向けて照射される。
反射部31bから外側に向けて照射された光は、拡散板33の中央領域33cにおけるディンプル等で拡散されて外装ケース11の第1開口11aから外側に照射される(二次拡散)。
上部エレメント71aは、ステンレス等の金属板(導体板)を加工して面状若しくはミアンダ状(meander shape)に形成された部分を有する。
上部エレメント71aのyz断面は、略U字型若しくは略V字型の形状を有する。
下部エレメント71bは、コイル形状を有し、下部エレメント71bの上部71b1を介して、上部エレメント71aと電気的に接続される。
内装ケース15がアンテナベース17に取り付けられる際に、下部エレメント71bの下部端子71b2は、アンテナ素子71が取り付けられた内装ケース15が、アンテナベース17に取り付けられるアンテナ基板73の導体板バネ73aに挟まれて、アンテナ素子71とアンテナ基板73とが電気的に接続可能な状態にされる。
この場合、アンテナ素子71は、内装ケース15の内側に取り付けられる形態の他、アンテナベース17若しくはアンテナ基板73に取り付けられる形態も考えられる。
発光体基板93は、発光体91や、発光体91を駆動する回路を実装する両面基板であり、少なくとも発光体91は、両面に実装される。
予め、アンテナベース17には、アンテナ基板73と発光体基板93が取り付けられる。
アンテナ素子71が、内装ケース15の内側に取り付けられる(手順1、図2、図3参照)。
導光板31が、内装ケース15の外側に取り付けられる(手順2、図7、図8参照)。
アンテナ素子71を含む内装ケース15が、アンテナベース17に取り付けられ、アンテナ素子71とアンテナ基板73とが電気的に接続可能な状態にされる(手順3、図9参照)。
拡散板33が、内装ケース15の外側に取り付けられる(手順4、図11参照)。
なお、手順3は、手順2の前に行われる形態であってもよいし、手順4の後に行われる形態であってもよい。
外装ケース11が、アンテナベース17に取り付けられる(手順5、図12参照)。
外装パッド13が、外装ケース11に取り付けられ、車載アンテナ装置1が組みあがる(手順6、図13〜図16参照)。
組みあがった車載アンテナ装置1が車両に取り付けられる。
しかしながら、本実施形態では、発光体基板93が、アンテナ素子71やアンテナ基板73よりも前方又は後方に配置され、且つ発光体基板93の実装面がy方向に垂直になるように立設されるので、実装面がx方向に垂直になるように立設される形態などに比べて、アンテナ素子71の受信性能に悪影響を及ぼしにくい。
このため、アンテナ素子71の特性を維持した状態で、照明装置を車載アンテナ装置1に設けることが可能になる。
また、発光体基板93の両面に発光体91を配置して、一方の面に配置された発光体91を前方から見て右の発光用に用い、他方の面に配置された発光体91を前方から見て左の発光用に用いることが出来、狭いスペースの中に多くの発光体91(若しくは大きな発光体91)を実装させることが可能になる。
しかしながら、内装ケース15や外装ケース11のy方向の寸法は、x方向やz方向に比べて狭い場合が多く、y方向に多くの発光体91を配置することは容易ではない。
若しくは、発光体91は、y方向の外側に向かって発光するように発光体基板93に実装され、発光体91と対向する位置に入射面31a1が配置され、xy断面が略L字形状で、反射を使って前方に光を導く導光板31を使って、発光体91よりも前方で面状に発光させる。
このため、輝度を上げるために発光体91の数を増やす場合には、発光体91がz方向かx方向かその両方に並べられるが、これによって実装する発光体基板93におけるy方向の寸法は増えない。
従って、本実施形態では、発光体91がx方向で後ろ側に向かって発光するように発光体基板93に実装される形態に比べて、多くの発光体91を配置することが可能になり、外部に照射される光を明るくすることが可能になる。
このため、導光板31の反射部31bを透過して内装ケース15の表面に到達した光を、内装ケース15の表面で反射させることが出来、内装ケース15の表面を明度が高い色にしなかった形態に比べて、外部に照射される光を明るくすることが可能になる。
入射部31aに近い第1溝領域31e1は、入射部31aから遠ざかるほど、x方向に隣接する溝の間隔Sが狭くなり、且つ溝の深さdが大きくなるように溝が形成される。
入射部31aから離れた第2溝領域31e2は、x方向に隣接する溝の間隔Sは一定で第1溝領域31e1における間隔よりも狭く、且つ入射部31aから遠ざかるほど溝の深さdが大きくなり第1溝領域31e1における溝の深さdよりも大きくなるように溝が形成される。
第1溝領域31e1と第2溝領域31e2に設けられた溝のそれぞれは、入射部31aに近い側の傾斜が、入射部31aから遠い側の傾斜に比べて緩くなるように形成される。
導光板31の溝形状を上述の構成にすることにより、導光板31からy方向等の外側に発する光が均一な輝度になるようにすることが可能になる。
このため、外装ケース11と外装パッド13以外の部材を変えずに、外装ケース11と外装パッド13を異なるデザインのものに取り替えて使用することが出来、外観デザイン設計の自由度を高めることが可能になる。
また、第1開口11aの形状を変えれば、導光板31や拡散板33を介して光る領域の形状が変わるので、見た目の印象を大きく変えることが出来る。
これらの構成を含む導光板31と拡散板33を組み合わせることにより、発光体91の光を、車載アンテナ装置1の外側に向かって発するように導光・拡散を効率良く行うことが可能になる。
このため、第2開口15aの防水を確実に行うことが出来、外装ケース11から内部に水などが浸入した場合でも、内装ケース15の内部への浸入を防ぐことが出来る。
さらに、拡散板33と接着部材53が、導光板31における内装ケース15よりも外側にある部分を覆い、内装ケース15と拡散板33の間を介した水の浸入を防ぐことで、導光板31を保護することも可能になる。
これに対して、本実施形態では、外装ケース11の下端に取り付けられた外装パッド13の後端には、排水切欠き13aが設けられるので、第1開口11aなどから内部に水が浸入したとしても、排水切欠き13aを介して、外部に排出させることが可能になる。
特に、車載アンテナ装置1が取り付けられる車両のルーフは、後方が低くなるように傾斜しているので、重力により後方に設置された排水切欠き13aを介して、排出されやすい。
また、第1開口11aに窓部を設ける必要が無いため、外装ケース11を非透光性の単一素材で形成することが出来るメリットもある。
例えば、車載アンテナ装置1にカメラなどの受光装置(不図示)を設け、第1開口11aを介して外部からの光を透過させ、当該受光装置で透過した光を受光(撮影)する形態が考えられる。第1開口11aは、外装ケース11の側面だけでなく、前面や背面や上面に設けられる形態も考えられる。
この場合、当該受光装置やその前面を覆うレンズなどのカバーの一部が第1開口11aと接触して、水の浸入を防ぐことも考えられるが、第1開口11aなどから内部に水が浸入したとしても、排水切欠き13aを介して、外部に排出させることが可能になる。
10 ケース
11 外装ケース
11a 第1開口(側面開口)
11b 第1係止爪
13 外装パッド
13a 排水切欠き
15 内装ケース
15a 第2開口(凹み開口)
15b 突起受け部
15c 第1位置決めボス
15d 第2位置決めボス
15e ネジ孔
17 アンテナベース
17a 第2係止爪
17b ネジ受け
17c ケーブル
17d 車体取り付け用ネジ
17e シール部材
19 内装パッド
30 導光部
31 導光板
31a 入射部
31a1 入射面
31b 反射部
31c 突起
31d 第1位置決め孔
31e 溝領域
31e1 第1溝領域
31e2 第2溝領域
33 拡散板
33a 第2位置決め孔
33b 位置決め切欠き
33c 中央領域
33d 貼付領域
50 密閉部材
51 Oリング
53 接着部材
70 アンテナ部
71 アンテナ素子
71a 上部エレメント
71b 下部エレメント
71b1 上部
71b2 下部端子
73 アンテナ基板
73a 導体板バネ
90 発光部
91 発光体
93 発光体基板
Claims (9)
- アンテナ素子と、
前記アンテナ素子から得られた信号を増幅するアンテナ基板と、
車両の上面に取り付けられ、前記アンテナ基板が取り付けられたアンテナベースと、
平板状であり、前記アンテナ素子よりも前記車両の前後方向を示すx方向における前方若しくは後方に配置され、発光体と前記発光体を駆動する回路を実装する発光体基板と、
前記前方に配置された前記発光体で発せられた光を前記後方に誘導する、若しくは前記後方に配置された前記発光体で発せられた光を前記前方に誘導する導光板と、
下面が開口し、前記アンテナベースに取り付けられ、前記アンテナ素子と前記アンテナ基板と前記発光体基板と前記導光板を覆い、前記導光板からの光を外部に透過させる第1開口を有する外装ケースとを備え、
前記発光体は、前記発光体基板の両面に実装され、
前記回路や前記発光体を実装する実装面が、前記x方向に垂直な左右方向を示すy方向と垂直になるように、前記発光体基板は前記アンテナベースに立てた状態で取り付けられることを特徴とする車載アンテナ装置。 - 前記外装ケースの内側に、前記発光体を覆う内装ケースを更に備え、
前記内装ケースは、前記発光体からの光を透過させる第2開口を有し、
前記発光体は、前記第2開口を介して、前記y方向の外側に向けて光を発する位置関係に配置され、
前記導光板は、前記第2開口を介して、前記発光体と対向する入射面を有する入射部と、一部が前記第1開口と対向する位置関係にあり、前記入射部に入射した光を前記後方若しくは前記前方に誘導し、外側に向けて反射させる反射部とを有することを特徴とする請求項1に記載の車載アンテナ装置。 - 前記反射部における前記内装ケースと対向する側の面であって、少なくとも前記y方向から見て前記第1開口と重なる領域には、前記x方向と前記y方向に垂直な鉛直方向を示すz方向に延びる溝が前記x方向に複数並べられた溝領域が設けられ、
前記内装ケース15の表面であって、少なくとも前記第1開口と対向する部分は、マンセル表示系における明度5以上の色にされることを特徴とする請求項2に記載の車載アンテナ装置。 - 前記溝領域は、第1溝領域と、前記第1溝領域よりも前記入射部から離れた第2溝領域とを有し、
前記第1溝領域は、前記入射部から遠ざかるほど、前記x方向に隣接する溝の間隔が狭くなり、且つ深さが大きくなるように前記溝が形成され、
前記第2溝領域は、前記x方向に隣接する溝の間隔は一定で前記第1溝領域における間隔よりも狭く、且つ前記入射部から遠ざかるほど深さが大きくなり前記第1溝領域における前記溝の深さよりも大きくなるように前記溝が形成され、
前記第1溝領域と前記第2溝領域に設けられた溝のそれぞれは、前記入射部に近い側の傾斜が、前記入射部から遠い側の傾斜に比べて緩くなるように形成されることを特徴とする請求項3に記載の車載アンテナ装置。 - 前記内装ケースは、前記アンテナ素子を内蔵し、
前記内装ケースと、前記アンテナベースとの間は、環状の弾性部材で構成された内装パッドで密閉され、
前記第2開口は、前記入射部と、前記入射部に取り付けられたOリングとで密閉されることを特徴とする請求項2に記載の車載アンテナ装置。 - 前記外装ケースと前記導光板の間には、拡散板が設けられ、
前記拡散板の周縁部の内側であって、少なくとも前記y方向から見て前記第1開口と重なる領域には、シボ加工若しくはディンプル加工が施されることを特徴とする請求項5に記載の車載アンテナ装置。 - 前記内装ケースと前記拡散板の一方には、位置決め用のボスが二以上設けられ、
前記拡散板は、前記二以上のボスと接着部材を使って、前記導光板における前記内装ケースよりも外側にある部分を覆うように、前記内装ケースに取り付けられ、
前記拡散板と前記内装ケースの間は、前記接着部材で密閉されることを特徴とする請求項6に記載の車載アンテナ装置。 - 前記拡散板が前記外装ケースの前記第1開口に接触するように、前記外装ケースは前記アンテナベースに取り付けられることを特徴とする請求項6に記載の車載アンテナ装置。
- 環状の弾性部材で構成され、前記外装ケースの下端周縁部に取り付けられ、前記外装ケースと前記車両との間に配置される外装パッドを更に備え、
前記外装パッドの下端であって、前記x方向の後方には、排水切欠きが設けられることを特徴とする請求項6に記載の車載アンテナ装置。
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