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JP2018037541A - 有孔基板の製造方法及び有孔基板 - Google Patents

有孔基板の製造方法及び有孔基板 Download PDF

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JP2018037541A JP2016169988A JP2016169988A JP2018037541A JP 2018037541 A JP2018037541 A JP 2018037541A JP 2016169988 A JP2016169988 A JP 2016169988A JP 2016169988 A JP2016169988 A JP 2016169988A JP 2018037541 A JP2018037541 A JP 2018037541A
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Abstract

【課題】中空部を有する貫通孔に貫通電極を形成した後の工程において、その中空部への樹脂充填、その後の樹脂硬化、研磨除去の際に、基板割れなどの損傷を防ぐ有孔基板の製造方法及び有孔基板を提供する。【解決手段】有孔基板12の製造方法は、第1面13及び第2面14を含み、第1面から第2面へ貫通する貫通孔20が設けられた基板を準備する準備工程と、前記基板の貫通孔を、フィルム41により第2面側で塞ぐ工程と、前記基板の貫通孔を第1面側から、第1樹脂層32を含む第1フィルム31で覆う第1封止工程と、第1フィルムに、第1フィルムによって覆われた貫通孔の内部の圧力よりも高い圧力を加えて、第1樹脂層を貫通孔の内部に押し込む第1押込工程と、を備える。【選択図】図7

Description

本開示の実施形態は、有孔基板の製造方法及び有孔基板に関する。
第1面及び第2面を含み、第1面から第2面へ貫通する貫通孔が設けられた基板と、基板の第1面側から第2面側へ至るように貫通孔の内部に設けられた貫通電極と、を備える貫通電極基板が知られている。貫通電極基板の貫通電極の例としては、いわゆるフィルドビアやコンフォーマルビアが知られている。フィルドビアの場合、貫通電極は、貫通孔の内部に充填された銅などの導電性材料を含む。コンフォーマルビアの場合、貫通電極は、貫通孔に中空部が存在するよう、貫通孔の側壁に沿って広がっている。
ところで、貫通孔に中空部が存在していると、貫通孔に貫通電極を形成した後の工程において、導電性材料の屑などが残渣として貫通孔の中空部に入ってしまうことがある。このような課題を解決する手段として、中空部に樹脂を充填することが挙げられる。例えば特許文献1,2は、まず、基板の第1面側から中空部に樹脂を充填し、樹脂を硬化させ、その後、樹脂のうち不要な部分を研磨により除去する、という手段を開示している。
特開2015−211077号公報 特開2001−15909号公報
樹脂の不要部分を研磨により除去する工程を実施すると、基板に応力が加わり、この結果、基板に割れなどの損傷が生じてしまうことがある。
本開示の実施形態は、このような課題を解決することができる有孔基板の製造方法及び有孔基板を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態は、有孔基板の製造方法であって、第1面及び第2面を含み、前記第1面から前記第2面へ貫通する貫通孔が設けられた基板を準備する準備工程と、前記基板の前記貫通孔を前記第2面側で塞ぐ工程と、前記基板の前記貫通孔を前記第1面側から、第1樹脂層を含む第1フィルムで覆う第1封止工程と、前記第1フィルムに、前記第1フィルムによって覆われた前記貫通孔の内部の圧力よりも高い圧力を加えて、前記第1樹脂層を前記貫通孔の内部に押し込む第1押込工程と、を備える、製造方法である。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法において、前記第1封止工程は、前記第1フィルムの前記第1樹脂層を加熱する工程を含んでいてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法において、前記第1押込工程は、加熱された押圧部材を介して前記第1フィルムを前記基板の前記第1面に向けて押圧する工程を含んでいてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法において、前記第1封止工程は、前記基板の前記貫通孔の内部を500Pa以下に減圧する工程を含んでいてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法の前記準備工程において準備される前記基板の前記第1面には、第1配線が設けられており、前記製造方法は、前記第1押込工程の後、前記基板の前記第1面に位置する前記第1樹脂層に、前記第1配線を部分的に露出させる開口を形成する工程を更に備えていてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法において、前記第1樹脂層は、電磁波又は荷電粒子線によって硬化する硬化性樹脂を含み、前記準備工程において準備される前記基板の前記第1面には、第1配線が設けられており、前記製造方法は、前記第1押込工程の後、前記貫通孔の内部の前記第1樹脂層に電磁波又は荷電粒子線を照射する照射工程と、前記第1面に位置する前記第1樹脂層を除去する工程と、前記第1配線上に第1保護層を形成する第1保護層形成工程と、を更に備えていてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法において、前記第1樹脂層は、電磁波又は荷電粒子線によって硬化する硬化性樹脂を含み、前記準備工程において準備される前記基板の前記第1面には、第1配線が設けられており、前記製造方法は、前記第1樹脂層に現像液を供給する現像工程と、前記第1配線上に第1保護層を形成する第1保護層形成工程と、を更に備えていてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法は、前記現像工程の後、前記貫通孔の内部の前記第1樹脂層に電磁波又は荷電粒子線を照射する照射工程を更に備えていてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法の前記第1保護層形成工程は、前記基板の前記第1面に前記第1保護層を塗布する工程と、前記第1保護層に、前記第1配線を部分的に露出させる開口を形成する工程と、を含んでいてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法において、前記基板の厚みは、100μm以上且つ600μm以下であり、前記貫通孔の寸法は、30μm以上且つ200μm以下であってもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法において、前記第1樹脂層は、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂又はエポキシ樹脂を含んでいてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法の前記準備工程において準備される前記基板の前記貫通孔の側壁には、貫通電極が設けられており、且つ、前記基板の前記第1面には、前記貫通電極に接続され、前記第1面に位置する第1配線が設けられており、前記第1配線には、前記基板の前記第1面の法線方向に沿って前記第1配線を見た場合に前記貫通孔に面する前記第1配線の内縁から前記第1配線の外縁に至る間隙が設けられていてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法は、前記基板の前記貫通孔を前記第2面側から、第2樹脂層を含む第2フィルムで覆う第2封止工程と、前記第2フィルムに、前記第2フィルムによって覆われた前記貫通孔の内部の圧力よりも高い圧力を加えて、前記第2樹脂層を前記貫通孔の内部に押し込む第2押込工程と、を更に備えていてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法において、前記第2封止工程は、前記第2フィルムの前記第2樹脂層を加熱する工程を含んでいてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法において、前記第2押込工程は、加熱された押圧部材を介して前記第2フィルムを前記基板の前記第2面に向けて押圧する工程を含んでいてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法において、前記第2封止工程は、前記基板の前記貫通孔の内部を500Pa以下に減圧する工程を含んでいてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板の製造方法の前記準備工程において準備される前記基板の前記第1面には、第1配線が設けられており、且つ、前記第2面には、第2配線が設けられており、前記第1配線の面積は、前記第2配線の面積よりも大きく、前記第1樹脂層の熱膨張率は、前記第2樹脂層の熱膨張率よりも小さくなっていてもよい。
本開示の一実施形態は、第1面及び第2面を含み、前記第1面から前記第2面へ貫通する貫通孔が設けられた基板と、前記基板の前記貫通孔に充填された樹脂部と、を備え、前記樹脂部は、第1面側の第1樹脂層と、第2面側の、前記第1樹脂層と界面で接する第2樹脂層と、を含む、有孔基板である。
本開示の一実施形態による有孔基板は、前記貫通孔に設けられ、前記第1面から前記第2面へ至る貫通電極と、前記基板の前記第1面に位置し、前記貫通電極に接続された第1配線と、を更に備え、前記第1配線には、前記基板の前記第1面の法線方向に沿って前記第1配線を見た場合に前記貫通孔に面する前記第1配線の内縁から前記第1配線の外縁に至る間隙が設けられていてもよい。
本開示の一実施形態による有孔基板は、前記貫通孔に設けられ、前記第1面から前記第2面へ至る貫通電極と、前記基板の前記第1面に位置し、前記貫通電極に接続された第1配線と、前記基板の前記第2面に位置し、前記貫通電極に接続された第2配線と、を更に備え、前記第1配線の面積は、前記第2配線の面積よりも大きく、前記第1樹脂層の熱膨張率は、前記第2樹脂層の熱膨張率よりも小さくなっていてもよい。
本開示の実施形態によれば、基板に割れなどの損傷が生じてしまうことを抑制することができる。
一実施形態に係る有孔基板を示す平面図である。 図1の有孔基板をII−II方向から見た断面図である。 一実施形態に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 一実施形態に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 一実施形態に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 一実施形態に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 一実施形態に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 一実施形態に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 一実施形態に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 一実施形態に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 一実施形態に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 第1の変形例に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 第1の変形例に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 第1の変形例に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 第2の変形例に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 第2の変形例に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 第2の変形例に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 第3の変形例に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 第4の変形例に係る有孔基板を示す断面図である。 第5の変形例に係る有孔基板を示す断面図である。 第5の変形例に係る有孔基板を示す平面図である。 第5の変形例に係る有孔基板の製造方法の一工程を示す断面図である。 第6の変形例に係る有孔基板を示す平面図である。 貫通電極基板が搭載される製品の例を示す図である。
以下、本開示の実施形態に係る有孔基板の構成及びその製造方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本開示はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。また、本明細書において、「基板」、「基材」、「シート」や「フィルム」など用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。例えば、「基板」や「基材」は、シートやフィルムと呼ばれ得るような部材も含む概念である。更に、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」や「直交」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合がある。
以下、図1乃至図11を参照して、本開示の実施の形態について説明する。ここでは、有孔基板が、貫通孔の側壁に設けられた貫通電極を備える貫通電極基板である例について説明する。
貫通電極基板
図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る貫通電極基板10について説明する。図1は、貫通電極基板10を示す平面図である。図2は、一点鎖線に沿って切断した図1の貫通電極基板10をII−II方向から見た断面図である。
図1及び図2に示すように、貫通電極基板10は、複数の貫通孔20が設けられた基板12、貫通電極22、第1配線25、第2配線27、及び樹脂部30を備える。以下、貫通電極基板10の各構成要素について説明する。なお、図2に示すように、貫通孔20及び第1配線25は第1樹脂層32によって覆われている。従って、図1の平面図においては、貫通孔20及び第1配線25を点線で表す。
(基板)
基板12は、第1面13及び第1面13の反対側に位置する第2面14を含む。基板12は、一定の絶縁性を有する材料から構成されている。例えば、基板12は、ガラス基板、石英基板、サファイア基板、樹脂基板、シリコン基板、炭化シリコン基板、アルミナ(Al2O3)基板、窒化アルミ(AlN)基板、酸化ジリコニア(ZrO2)基板など、又は、これらの基板が積層されたものである。基板12は、アルミニウム基板、ステンレス基板など、導電性を有する材料から構成された基板を含んでいてもよい。
基板12の厚さは特に制限はないが、例えば、100μm以上且つ600μm以下の厚さの基板12を使用することが好ましい。より好ましくは、基板12は、200μm以上且つ500μm以下の厚さを有する。基板12の厚さを100μm以上とすることにより、基板12のたわみが大きくなることを抑制できる。このため、製造工程における基板12のハンドリングが困難になったり、基板12上に形成する薄膜等の内部応力に起因して基板12が反ってしまったりすることを抑制できる。また、基板12の厚さを600μm以下とすることにより、基板12に貫通孔20を形成する工程に要する時間が長くなり、貫通電極基板10の製造コストが上昇してしまうことを抑制できる。
図2に示すように、貫通孔20は、基板12の第1面13から第2面14に至るよう基板12に設けられる。第1面13の面方向D1における貫通孔20の寸法S1は、例えば30μm以上且つ200μm以下の範囲内である。なお、面方向D1とは、第1面13に平行な方向である。
(貫通電極)
貫通電極22は、貫通孔20の内部に設けられた、導電性を有する部材である。貫通電極22は、図2に示すように、貫通孔20の側壁21に沿って広がっている。すなわち、貫通電極22はいわゆるコンフォーマルビアである。
貫通電極22が導電性を有する限りにおいて、貫通電極22の形成方法は特には限定されない。例えば、貫通電極22は、蒸着法やスパッタリング法などの物理成膜法で形成されていてもよく、化学成膜法やめっき法で形成されていてもよい。また、貫通電極22は、導電性を有する単一の層から構成されていてもよく、若しくは、導電性を有する複数の層を含んでいてもよい。以下、貫通電極22が、シード層と、シード層上に設けられためっき層と、を含む例について説明する。
シード層は、めっき層を形成するめっき工程の際に、めっき液中の金属イオンを析出させてめっき層を成長させるための土台となる、導電性を有する層である。シード層の材料としては、例えば、銅などの、めっき層と同一の金属材料を用いることができる。また、シード層の材料として、めっき層に比べて基板12の材料に対する高い密着性を有する導電性材料を用いてもよい。例えば、シード層の材料として、チタン、モリブデン、タングステン、タンタル、ニッケル、クロム、アルミニウム、これらの化合物、これらの合金など、又はこれらを積層したものを使用することができる。
シード層に堆積されるめっき層が銅を含む場合、シード層の材料としては、好ましくは、銅が基板12の内部に拡散することを抑制する材料を使用する。例えば、窒化チタン、窒化モリブデン、窒化タンタル等、又はこれらを積層したものを用いることができる。シード層の厚さは、例えば、20nm以上且つ500nm以下の範囲内である。
めっき層は、貫通電極22の導電性を高めるためにシード層上に設けられる、導電性を有する層である。めっき層の材料としては、好ましくは、シード層に対する高い密着性を有し、且つ高い導電性を有する導電性材料が用いられる。例えば、めっき層の材料として、銅、金、銀、白金、ロジウム、スズ、アルミニウム、ニッケル、クロムなどの金属又はこれらを用いた合金など、あるいはこれらを積層したものを使用することができる。めっき層の厚さは、例えば、1μm以上且つ20μm以下の範囲内である。
めっき層の厚みは、貫通電極22に対して求められる導電性に応じて定められる。例えば、貫通電極22が電源ラインや接地ラインを導通させるための部材である場合、十分な厚さを有するめっき層が用いられる。また、貫通電極22が微弱な電気信号を導通させるための部材である場合、小さな厚みを有するめっき層を用いてもよい。又は、図示はしないが、めっき層を設けることなくシード層のみを貫通孔20に設けてもよい。
(第1配線)
第1配線25は、基板12の第1面13に設けられた、導電性を有する部材である。第1配線25は、図2に示すように、貫通電極22の第1面13側の端部に接続されている。また、図1に示すように、基板12の第1面13の法線方向に沿って第1配線25を見た場合、第1配線25は、貫通孔20を囲っている。言い換えると、第1配線25は、貫通孔20を囲う内縁25xと、内縁25xを囲う外縁25yとを有する。
なお、第1面13に位置し、且つ導電性を有する限りにおいて、第1配線25の具体的な構成が特に限られることはない。例えば、図示はしないが、貫通電極基板10は、貫通孔20に面さないように第1面13に設けられた第1配線25を更に備えていてもよい。また、図1においては、複数の第1配線25が離散的に設けられているが、これに限られることはなく、隣り合う第1配線25が互いに接続されていてもよい。
第1配線25が導電性を有する限りにおいて、第1配線25の形成方法は特には限定されない。例えば、第1配線25を構成する導電層が、貫通電極22を構成する導電層に連続していてもよい。この場合、第1配線25は、貫通電極22と同時に一体的に形成される。
(第2配線)
第2配線27は、基板12の第2面14に設けられた、導電性を有する部材である。第2配線27は、図2に示すように、貫通電極22の第2面14側の端部に接続されている。図示はしないが、第1配線25の場合と同様に、基板12の第2面14の法線方向に沿って第2配線27を見た場合、第2配線27は、貫通孔20を囲っている。
なお、第2面14に位置し、且つ導電性を有する限りにおいて、第2配線27の具体的な構成が特に限られることはない。例えば、図示はしないが、貫通電極基板10は、貫通孔20に面さないように第2面14に設けられた第2配線27を更に備えていてもよい。
第2配線27が導電性を有する限りにおいて、第2配線27の形成方法は特には限定されない。例えば、第2配線27を構成する導電層が、貫通電極22を構成する導電層に連続していてもよい。この場合、第2配線27は、第1配線25の場合と同様に、貫通電極22と同時に一体的に形成される。
(樹脂部)
樹脂部30は、貫通孔20に充填された樹脂である。樹脂部30は、図2に示すように、第1面13側の第1樹脂層32と、第2面14側の第2樹脂層37とを含む。第1樹脂層32と第2樹脂層37とは、貫通孔20の内部において界面35で接する。貫通孔20に樹脂部30を設けることにより、導電性材料の屑などが残渣として貫通孔20の内部に入ってしまうことを抑制することができる。
貫通孔20は、第1樹脂層32及び第2樹脂層37を含む樹脂部30によって隙間無く埋められていてもよく、隙間無く埋められていなくてもよい。例えば、貫通孔20の内部に、第1樹脂層32又は第2樹脂層37が存在しない隙間があってもよい。このような場合であっても、貫通孔20の端部を第1樹脂層32及び第2樹脂層37で塞ぐことにより、導電性材料の屑などが残渣として貫通孔20の内部に入ってしまうことを抑制することができる。
樹脂部30の第1樹脂層32及び第2樹脂層37は、電磁波又は荷電粒子線によって硬化する硬化性樹脂を含む。例えば、第1樹脂層32及び第2樹脂層37は、ポリイミド樹脂やエポキシ樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂などの、絶縁性を有する有機材料、及び、光重合開始剤を含む。第1樹脂層32を構成する材料と、第2樹脂層37を構成する材料とは、同一であってもよく、異なっていてもよい。
第1樹脂層32と第2樹脂層37との間の界面35は、例えば光学顕微鏡や電子顕微鏡を用いることによって確認され得る。また、第1樹脂層32を構成する材料と、第2樹脂層37を構成する材料とが異なる場合、基板12の厚み方向において第1面13側又は第2面14側から樹脂部30の組成を分析することによっても、確認され得る。
図1及び図2に示すように、第1樹脂層32は、貫通孔20の内部だけでなく基板12の第1面13にも位置していてもよい。この場合、第1樹脂層32は、第1配線25を覆って第1配線25を保護する保護層として機能する。第1面13に位置する第1樹脂層32の厚みT1は、貫通孔20に十分に第1樹脂層32を充填することができるように設定される。第1面13に位置する第1樹脂層32の厚みT1は、例えば15μm以上且つ50μm以下である。
図1及び図2に示すように、第1面13に位置する第1樹脂層32の一部には、第1配線25を部分的に露出させるための開口32aが設けられている。この開口32aを介して、後述する配線層などの部材を第1配線25に接続することができる。
図2に示すように、第2樹脂層37も、貫通孔20の内部だけでなく基板12の第2面14にも位置していてもよい。この場合、第2樹脂層37は、第2配線27を覆って第2配線27を保護する保護層として機能する。第2面14に位置する第2樹脂層37の厚みは、第1樹脂層32と同様に、貫通孔20に十分に第2樹脂層37を充填することができるように設定される。第2面14に位置する第2樹脂層37の厚みは、例えば15μm以上且つ50μm以下である。
図2に示すように、第2面14に位置する第2樹脂層37の一部にも、第2配線27を部分的に露出させるための開口37aが設けられている。この開口37aを介して、後述する配線層などの部材を第2配線27に接続することができる。
貫通電極基板の製造方法
以下、貫通電極基板10の製造方法の一例について、図3乃至図11を参照して説明する。
(貫通孔の形成工程)
まず、基板12を準備する。次に、図3に示すように、基板12を加工して基板12に複数の貫通孔20を形成する。例えば、図示はしないが、まず、基板12の面13,14のうち貫通孔20が形成されない領域をレジスト層で覆う。続いて、基板12の面13,14のうちレジスト層で覆われていない領域を除去して、複数の貫通孔20を形成する。レジスト層で覆われていない領域を除去する方法としては、反応性イオンエッチング法、深掘り反応性イオンエッチング法などのドライエッチング法や、ウェットエッチング法などを用いることができる。
ウェットエッチング法のためのエッチング液としては、フッ化水素(HF)、硫酸(HSO)、硝酸(HNO)、塩酸(HCl)のいずれか、又はこれらのうちの混合物を用いることができる。
ドライエッチング法としては、プラズマを用いたドライエッチングRIE(Reactive Ion Etching)法、ボッシュプロセスを用いたDRIE(Deep Reactive Ion EtchingRIE)法、サンドブラスト法、レーザアブレーション等のレーザ加工等を用いることができる。
レーザ加工のためのレーザとしては、エキシマレーザ、Nd:YAGレーザ、フェムト秒レーザ等を用いることができる。Nd:YAGレーザを採用する場合、波長が1064nmの基本波、波長が532nmの第2高調波、波長が355nmの第3高調波等を用いることができる。
また、レーザ照射とウェットエッチングを適宜組み合わせることもできる。具体的には、まず、レーザ照射によって基板12のうち貫通孔20が形成されるべき領域に変質層を形成する。続いて、基板12をフッ化水素などに浸漬して、変質層をエッチングする。これによって、基板12に貫通孔20を形成することができる。
(貫通電極の形成工程)
続いて、基板12の貫通孔20に貫通電極22を形成する。例えば、まず、基板12の第1面13、第2面14、及び貫通孔20の側壁21にシード層を形成する。シード層を形成する方法としては、例えば、蒸着法やスパッタリング法などの物理成膜法や、化学成膜法などを用いることができる。続いて、シード層上に部分的にレジスト層を形成する。具体的には、シード層の領域のうち貫通電極22が形成されない領域に位置する領域がレジスト層によって覆われるよう、レジスト層を形成する。続いて、電解めっきにより、レジスト層によって覆われていないシード層の領域上にめっき層を形成する。続いて、レジスト層を除去する。その後、レジスト層によって覆われていたシード層を除去する。このようにして、図4に示す貫通電極22を形成することができる。このとき、図4に示すように、貫通電極22と同時に第1配線25及び第2配線27を形成してもよい。
(第2面側の封止工程)
続いて、基板12の貫通孔20を第2面14側で塞ぐ工程を実施する。例えば、図5に示すように、基板12の貫通孔20を第2面14側からフィルム41で覆う。これによって、基板12の周囲と貫通孔20の内部とが第2面14側で連通することを抑制することができる。フィルム41は、例えば、ポリエチレンナフタレートなどの樹脂材料を含む樹脂フィルムである。フィルム41の厚みは、例えば30μm以上且つ100μm以下である。
(第1封止工程)
続いて、図6に示すように、基板12の貫通孔20を第1面13側から第1フィルム31で覆う第1封止工程を実施する。第1フィルム31は、図6に示すように、第1基材33と、第1基材33に積層された第1樹脂層32と、を有する。第1樹脂層32が基板12側に位置するよう、基板12の貫通孔20を第1フィルム31で覆う。例えば、ローラーを用いて第1フィルム31を基板12の第1面13に押し付ける。これによって、貫通孔20の内部を基板12の周囲から封止することができる。
好ましくは、第1封止工程は、第1フィルム31の第1樹脂層32を加熱する工程を含む。これによって、加熱されて軟化した状態の第1樹脂層32を、基板12の第1面13に強固に取り付けることができる。第1樹脂層32を加熱する方法は特には限られない。例えば、ヒーターなどの加熱機構を備えたローラーを用いて、第1フィルム31を基板12の第1面13に押し付けてもよい。また、赤外線ヒーターなどを用いて、放射伝熱によって第1樹脂層32を加熱してもよい。
また、好ましくは、第1封止工程は、基板12の貫通孔20の内部を500Pa以下に減圧する工程を含む。例えば、第1封止工程は、500Pa以下に減圧されたチャンバの内部で基板12の貫通孔20を第1面13側から第1フィルム31で覆う。これによって、第1フィルム31によって封止された貫通孔20の内部の圧力を500Pa以下に減圧することができる。このことにより、後述する第1押込工程において、第1フィルム31の第1樹脂層32が貫通孔20の内部に押し込まれ易くなる。
(第1押込工程)
続いて、図7に示すように、第1フィルム31に、第1フィルム31によって覆われた貫通孔20の内部の圧力よりも高い圧力を加えて、第1フィルム31の第1樹脂層32を貫通孔20の内部に押し込む第1押込工程を実施する。例えば、図7に示すように、第1フィルム31と対向するようにダイアフラム51を配置する。続いて、基板12の周囲の圧力を、貫通孔20の内部の圧力よりも高くする。例えば、チャンバの内部に、貫通孔20の内部の圧力よりも高い圧力を有する気体を導入する。これによって、第1フィルム31がダイアフラム51を介して基板12の第1面13側に押圧され、この結果、第1フィルム31の第1樹脂層32が貫通孔20の内部に押し込まれる。なお、チャンバを大気に開放して基板12の周囲の圧力を大気圧にすることによって、ダイアフラム51を介して第1フィルム31を基板12の第1面13側に押圧してもよい。貫通孔20の内部の圧力と、基板12の周囲の圧力との差は、好ましくは100kPa以上である。
好ましくは、加熱された状態のダイアフラム51を、第1フィルム31に接触させる。これによって、第1フィルム31の第1樹脂層32を加熱して軟化させることができ、このことにより、第1フィルム31の第1樹脂層32が貫通孔20の内部に押し込まれ易くなる。
上述の第1封止工程及び第1押込工程は、別個の工程として順に実施されてもよい。若しくは、第1封止工程及び第1押込工程は、一連の工程として同時に実施されてもよい。例えば、同一の機構や手法を用いて、第1フィルム31を基板12の第1面13に押し付けることと、第1フィルム31の第1樹脂層32を貫通孔20の内部に押し込むこととを、一連の工程として連続的に実施してもよい。この場合、第1フィルム31を任意のタイミングで加熱してもよい。例えば、第1フィルム31の第1樹脂層32を貫通孔20の内部に押し込むタイミングで加熱を開始してもよい。
なお、図示はしないが、貫通孔20の内部の圧力よりも高い圧力を有する気体と第1フィルム31との間に、ダイアフラム51などの押圧部材が介在されていなくてもよい。すなわち、第1フィルム31が、貫通孔20の内部の圧力よりも高い圧力を有する気体によって基板12の第1面13側へ直接的に押圧されてもよい。
(第2封止工程)
続いて、基板12の第2面14からフィルム41を取り外す。次に、図8に示すように、基板12の貫通孔20を第2面14側から第2フィルム36で覆う第2封止工程を実施する。第2フィルム36は、第1フィルム31と同様に、第2基材38と、第2基材38に積層された第2樹脂層37と、を有する。第2樹脂層37が基板12側に位置するよう、基板12の貫通孔20を第2フィルム36で覆う。これによって、貫通孔20の内部を基板12の周囲から再び封止することができる。
第1封止工程の場合と同様に、第2封止工程も、好ましくは、第2フィルム36の第2樹脂層37を加熱する工程を含む。これによって、加熱されて軟化した状態の第2樹脂層37を、基板12の第2面14に強固に取り付けることができる。また、第1封止工程の場合と同様に、第2封止工程も、好ましくは、基板12の貫通孔20の内部を500Pa以下に減圧する工程を含む。
(第2押込工程)
続いて、図9に示すように、第2フィルム36に、第2フィルム36によって覆われた貫通孔20の内部の圧力よりも高い圧力を加えて、第2フィルム36の第2樹脂層37を貫通孔20の内部に押し込む第2押込工程を実施する。例えば、第1押込工程の場合と同様に、第1フィルム31と対向するようにダイアフラム51を配置し、続いて、基板12の周囲の圧力を、貫通孔20の内部の圧力よりも高くする。貫通孔20の内部の圧力と、基板12の周囲の圧力との差は、好ましくは100kPa以上である。
上述の第1封止工程及び第1押込工程と同様に、第2封止工程及び第2押込工程は、別個の工程として順に実施されてもよく、若しくは、一連の工程として同時に実施されてもよい。
(照射工程)
続いて、図10に示すように、第1樹脂層32及び第2樹脂層37に電磁波又は荷電粒子線を、例えば光Lを照射する照射工程を実施する。これによって、第1樹脂層32及び第2樹脂層37を硬化させることができる。このとき、第1樹脂層32のうち開口32aが形成される部分、及び、第2樹脂層37のうち開口37aが形成される部分には光Lが照射されないようにする。なお、第1樹脂層32への光Lの照射と、第2樹脂層37への光Lの照射とは、同時に実施してもよく、別々のタイミングで実施してもよい。また、第1樹脂層32への光Lの照射は、第1基材33を第1樹脂層32から取り外した後に実施してもよく、第1基材33を第1樹脂層32から取り外す前に実施してもよい。同様に、第2樹脂層37への光Lの照射は、第2基材38を第2樹脂層37から取り外した後に実施してもよく、第2基材38を第2樹脂層37から取り外す前に実施してもよい。
(現像工程)
続いて、第1樹脂層32及び第2樹脂層37に現像液を供給して、第1樹脂層32及び第2樹脂層37のうち光Lが照射されなかった部分を除去する現像工程を実施する。これによって、図11に示すように、第1樹脂層32に開口32aを形成し、また、第2樹脂層37に開口37aを形成することができる。このようにして、第1面13側の第1樹脂層32及び第2面14側の第2樹脂層37を含む樹脂部30が貫通孔20に充填された貫通電極基板10を得ることができる。なお、図11に示すように、第1樹脂層32のうち貫通孔20と重なる部分の表面には、第1樹脂層32を貫通孔20の内部に押し込むことに起因する窪み32bが形成されることがある。同様に、第2樹脂層37のうち貫通孔20と重なる部分の表面にも、窪み37bが形成されることがある。
本実施の形態によれば、貫通孔20の内部の圧力と基板12の周囲の圧力との差を利用して樹脂層を貫通孔20の内部に押し込むことにより、樹脂部30を貫通孔20に充填する。このため、樹脂の不要部分を研磨により除去する工程を実施する場合に比べて、基板に割れなどの損傷が生じてしまうことを抑制することができる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、必要に応じて図面を参照しながら、変形例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。また、上述した実施の形態において得られる作用効果が変形例においても得られることが明らかである場合、その説明を省略することもある。
(第1の変形例)
上述の実施の形態においては、第1樹脂層32が、貫通孔20の内部だけでなく基板12の第1面13にも位置し、第1樹脂層32が、第1配線25を覆って第1配線25を保護する保護層としても機能する例を示した。本変形例においては、基板12の第1面13に、第1配線25を保護する第1保護層34を、第1樹脂層32とは別に設ける例について説明する。
貫通電極基板の製造方法
以下、貫通電極基板10の製造方法の一例について、図12乃至図14を参照して説明する。なお、図3乃至図11に示す上述の実施の形態の場合と同一の工程の説明については、適宜省略する。
まず、図3及び図4に示す上述の実施の形態の工程の場合と同様にして、貫通電極22、第1配線25及び第2配線27が設けられた基板12を準備する。続いて、図5乃至図9に示す上述の実施の形態の工程の場合と同様にして、第1フィルム31を用いて第1面13側から貫通孔20の内部に第1樹脂層32を充填し、また、第2フィルム36を用いて第2面14側から貫通孔20の内部に第2樹脂層37を充填する。
(照射工程)
続いて、図12に示すように、貫通孔20の内部に位置する第1樹脂層32及び第2樹脂層37に電磁波又は荷電粒子線を、例えば光Lを照射する照射工程を実施する。これによって、貫通孔20の内部に位置する第1樹脂層32及び第2樹脂層37を硬化させることができる。
(現像工程)
続いて、第1樹脂層32及び第2樹脂層37に現像液を供給して、第1樹脂層32及び第2樹脂層37のうち光Lが照射されなかった部分を除去する現像工程を実施する。本変形例においては、図13に示すように、第1樹脂層32のうち、第1面13の法線方向に沿って第1樹脂層32を見た場合に貫通孔20と重ならない部分が除去される。例えば、第1樹脂層32のうち第1配線25上に位置していた部分が除去される。また、図13に示すように、第2樹脂層37のうち、第2面14の法線方向に沿って第2樹脂層37を見た場合に貫通孔20と重ならない部分が除去される。例えば、第2樹脂層37のうち第2配線27上に位置していた部分が除去される。
(保護層形成工程)
続いて、図14に示すように、第1配線25を部分的に露出させる開口34aが設けられた第1保護層34を基板12の第1面13に形成する第1保護層形成工程を実施する。例えば、まず、絶縁性を有する有機材料及び光重合開始剤を含む保護層組成液を第1面13に塗布し、保護層組成液を固化させて、第1面13に第1保護層34を形成する。有機材料は、例えばポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂などである。次に、第1保護層34に電磁波又は荷電粒子線を、例えば光を照射して、第1保護層34を硬化させる。このとき、第1保護層34のうち開口34aが形成される部分には光が照射されないようにする。その後、第1保護層34を現像することにより、図14に示すように、第1配線25を部分的に露出させる開口34aが設けられた第1保護層34を第1面13に設けることができる。
また、図14に示すように、第2配線27を部分的に露出させる開口39aが設けられた第2保護層39を基板12の第2面14に形成する第2保護層形成工程を実施する。第2保護層形成工程は、例えば、上述の第1保護層形成工程の場合と同様に、保護層組成液を第2面14に塗布する工程、保護層組成液を固化させて第2保護層39を形成する工程、及び、第2保護層39に開口39aを形成する工程を含む。
このようにして、図14に示すように、貫通孔20に充填された第1樹脂層32とは異なる第1保護層34によって第1配線25が覆われ、また、貫通孔20に充填された第2樹脂層37とは異なる第2保護層39によって第2配線27が覆われた貫通電極基板10を得ることができる。
本変形例によれば、貫通孔20に充填される第1樹脂層32とは異なる部材を用いて、第1面13上の第1配線25を保護する第1保護層34を形成する。従って、第1保護層34の厚みT2を、貫通孔20への充填性に基づいて制約されることなく設定することができる。例えば、第1保護層34の厚みT2を、上述の実施の形態における、第1面13に位置する第1樹脂層32の厚みT1よりも小さくすることができる。このことにより、貫通電極基板10全体の厚みを低減することができる。第1保護層34の厚みT2は、例えば3μm以上且つ20μm以下である。
同様に、本変形例によれば、例えば、第2保護層39の厚みを、上述の実施の形態における、第2面14に位置する第2樹脂層37の厚みよりも小さくすることができる。このことにより、貫通電極基板10全体の厚みを低減することができる。第2保護層39の厚みは、例えば3μm以上且つ20μm以下である。
また、本変形例によれば、第1樹脂層32の表面に、第1樹脂層32を貫通孔20の内部に押し込むことに起因する窪みが形成される場合であっても、第1保護層34用の保護層組成液を第1樹脂層32上に塗布して窪みを埋めることができる。このため、貫通電極基板10の表面の平坦性を向上させることができる。第2樹脂層37の窪みについても同様である。
(第2の変形例)
上述の第1の変形例においては、貫通孔20の内部に位置する第1樹脂層32及び第2樹脂層37に電磁波又は荷電粒子線を照射した後、第1樹脂層32及び第2樹脂層37を現像する例を示した。本変形例においては、未硬化の第1樹脂層32及び第2樹脂層37を現像する例について説明する。なお、図3乃至図11に示す上述の実施の形態の場合と同一の工程の説明については、適宜省略する。
まず、図3及び図4に示す上述の実施の形態の工程の場合と同様にして、貫通電極22、第1配線25及び第2配線27が設けられた基板12を準備する。続いて、図5乃至図9に示す上述の実施の形態の工程の場合と同様にして、第1フィルム31を用いて第1面13側から貫通孔20の内部に第1樹脂層32を充填し、また、第2フィルム36を用いて第2面14側から貫通孔20の内部に第2樹脂層37を充填する。次に、図15に示すように、第1基材33を第1樹脂層32から取り外し、また、第2基材38を第2樹脂層37から取り外す。
(現像工程)
続いて、図15に示すように、第1樹脂層32に現像液Dvを供給する現像工程を実施する。なお、第1樹脂層32に現像液Dvを供給するための具体的な方法は任意である。例えば、第1樹脂層32に向けて現像液Dvを吐出してもよく、若しくは、現像液が貯留された槽の中に、第1樹脂層32が設けられた基板12を浸漬させてもよい。
本変形例においては、第1面13上に位置する第1樹脂層32だけでなく、第1樹脂層32のうち、第1面13の法線方向に沿って第1樹脂層32を見た場合に貫通孔20と重なる部分も未硬化である。このため、図16に示すように、第1面13上に位置する第1樹脂層32が除去され、且つ、貫通孔20と重なる第1樹脂層32も部分的に除去される。好ましくは、現像工程は、第1樹脂層32に形成される窪みDが所定の値に到達したら終了する。窪みDとは、第1配線25の表面から第1樹脂層32の表面までの距離である。窪みDは、0.1μm以上且つ20μm以下が好ましく、例えば10μmである。
第1樹脂層32と同様に、図15に示すように、第2樹脂層37にも現像液Dvを供給して第2樹脂層37を現像する。これによって、図16に示すように、第2面14上に位置する第2樹脂層37が除去され、且つ、貫通孔20と重なる第2樹脂層37も部分的に除去される。
(照射工程)
続いて、図16に示すように、貫通孔20の内部に位置する第1樹脂層32及び第2樹脂層37に電磁波又は荷電粒子線を、例えば光Lを照射する照射工程を実施する。これによって、貫通孔20の内部に位置する第1樹脂層32及び第2樹脂層37を硬化させることができる。
(保護層形成工程)
続いて、図17に示すように、第1配線25を部分的に露出させる開口34aが設けられた第1保護層34を基板12の第1面13に形成する第1保護層形成工程を実施する。例えば、上述の第1の変形例の場合と同様に、保護層組成液を第1面13に塗布する工程、保護層組成液を固化させて第1保護層34を形成する工程、及び、第1保護層34に開口34aを形成する工程を含む。
また、図17に示すように、第2配線27を部分的に露出させる開口39aが設けられた第2保護層39を基板12の第2面14に形成する第2保護層形成工程を実施する。第2保護層形成工程は、例えば、上述の第1保護層形成工程の場合と同様に、保護層組成液を第2面14に塗布する工程、保護層組成液を固化させて第2保護層39を形成する工程、及び、第2保護層39に開口39aを形成する工程を含む。
このようにして、図17に示すように、貫通孔20に充填された第1樹脂層32とは異なる第1保護層34によって第1配線25が覆われ、また、貫通孔20に充填された第2樹脂層37とは異なる第2保護層39によって第2配線27が覆われた貫通電極基板10を得ることができる。
本変形例によれば、貫通孔20に充填される第1樹脂層32とは異なる部材を用いて、第1面13上の第1配線25を保護する第1保護層34を形成する。従って、第1保護層34の厚みT2を、貫通孔20への充填性に基づいて制約されることなく設定することができる。例えば、第1保護層34の厚みT2を、上述の実施の形態における、第1面13に位置する第1樹脂層32の厚みT1よりも小さくすることができる。このことにより、貫通電極基板10全体の厚みを低減することができる。第1保護層34の厚みT2は、例えば3μm以上且つ20μm以下である。
また、本変形例によれば、現像工程において、貫通孔20と重なる第1樹脂層32が部分的に除去されるので、第1樹脂層32第1面13側の表面の位置が、上述の第1の変形例の場合に比べて第2面14寄りになる。このため、第1面13の法線方向に沿って貫通電極基板10を見た場合に貫通孔20と重なる領域において、第1樹脂層32に起因する盛り上がりや凹凸などが貫通電極基板10の表面に生じることを抑制することができる。
同様に、本変形例によれば、第2保護層39の厚みを、上述の実施の形態における、第2面14に位置する第2樹脂層37の厚みよりも小さくすることができる。このことにより、貫通電極基板10全体の厚みを低減することができる。第2保護層39の厚みは、例えば3μm以上且つ20μm以下である。また、本変形例によれば、第2面14の法線方向に沿って貫通電極基板10を見た場合に貫通孔20と重なる領域において、第2樹脂層37に起因する盛り上がりや凹凸などが貫通電極基板10の表面に生じることを抑制することができる。
(第3の変形例)
上述の本実施の形態においては、基板12の第1面13側から第1樹脂層32を貫通孔20に押し込み、基板12の第2面14側から第2樹脂層37を貫通孔20に押し込むことによって、樹脂部30を形成する例を示した。本変形例においては、基板12の第1面13側から第1樹脂層32を貫通孔20に押し込むことによって、樹脂部30を形成する例について説明する。
まず、図3及び図4に示す上述の実施の形態の工程の場合と同様にして、貫通電極22、第1配線25及び第2配線27が設けられた基板12を準備する。続いて、図5及び図6に示す上述の実施の形態の工程の場合と同様にして、基板12の第2面14にフィルム41を取り付け、基板12の第1面13に第1フィルム31を取り付けて、貫通孔20を封止する。
(第1押込工程)
続いて、第1フィルム31に、第1フィルム31によって覆われた貫通孔20の内部の圧力よりも高い圧力を加えて、第1フィルム31の第1樹脂層32を貫通孔20の内部に押し込む第1押込工程を実施する。これによって、図18に示すように、貫通孔20の内部の全域に第1樹脂層32を行き渡らせる。このようにして、貫通孔20の全域に位置する第1樹脂層32を含む樹脂部30が貫通孔20に充填された貫通電極基板10を得ることができる。
本変形例によれば、第1面13側からの第1樹脂層32の押し込みによって樹脂部30を形成することができる。このため、上述の実施の形態の場合に比べて、樹脂部30を形成するための工数を削減することができる。なお、本変形例においては、第1面13側からの第1樹脂層32の押し込みによって、貫通孔20の内部の全域に第1樹脂層32が行き渡るよう、第1樹脂層32の厚みT1、基板12の厚みT、貫通孔20の寸法Sを設定する。例えば、第1樹脂層32の厚みT1が20μm以上且つ50μm以下であり、基板12の厚みTが100μm以上且つ400μm以下であり、貫通孔20の寸法Sが30μm以上且つ100μm以下である。
(第4の変形例)
本変形例においては、貫通電極基板10に反りが生じることを抑制するように、第1樹脂層32を構成する材料と、第2樹脂層37を構成する材料とを選択する例について説明する。
はじめに、本変形例における貫通電極基板10の第1配線25及び第2配線27について説明する。図19に示すように基板12の第1面13側に位置する第1配線25の面積は、基板12の第2面14側に位置する第2配線27の面積と異なっている。例えば、第1配線25の面積は、第2配線27の面積よりも大きい。
ところで、第1配線25及び第2配線27を構成する導電性材料の熱膨張率は、基板12を構成するガラスやシリコンの熱膨張率よりも一般に大きい。例えば、導電性材料の一例である銅の熱膨張率は約17ppmである。一方、ガラスの熱膨張率は、3ppm〜9ppmの範囲内であり、シリコンの熱膨張率は、約2ppmである。従って、第1配線25の面積と第2配線27の面積が相違している場合、両者の面積の相違に起因する反りが貫通電極基板10に現れてしまうことが考えられる。
このような課題を考慮し、本変形例においては、第1配線25の面積と第2配線27の面積の相違に起因して貫通電極基板10に生じる反りを解消するように、第1樹脂層32を構成する材料と、第2樹脂層37を構成する材料とを選択することを提案する。例えば、第1配線25の面積が第2配線27の面積よりも大きい場合、第1樹脂層32の熱膨張率を、第2樹脂層37の熱膨張率よりも小さくすることを提案する。これによって、貫通電極基板10に反りが現れてしまうことを抑制することができる。
第1樹脂層32の熱膨張率及び第2樹脂層37の熱膨張率を測定する方法の例としては、熱機械分析(TMA)を挙げることができる。熱機械分析とは、試料の温度を変化させながら試料に圧縮、引っ張り、曲げなどを加え、試料に生じる変形を温度又は時間の関数として測定し、熱膨張率を算出する方法である。
(第5の変形例)
上述の実施の形態においては、基板12の第1面13の法線方向に沿って第1配線25を見た場合に第1配線25の内縁25xが貫通孔20を囲う例を示した。本変形例においては、第1配線25を見た場合に第1配線25の内縁25xが貫通孔20を完全には囲わない例について説明する。これによって、後述するように、貫通孔20の内部を減圧し易くなる。
図20は、本変形例に係る貫通電極基板10を示す断面図である。また、図21は、図20に示す貫通電極基板10を第1面13側から見た場合を示す平面図である。図20及び図21に示すように、第1配線25には、貫通孔20に面する内縁25xから外縁25yに至る間隙25aが設けられている。以下、第1配線25に間隙25aを設けることの利点について説明する。
図22は、本変形例に係る貫通電極基板10の製造工程の第1封止工程を示す図である。本変形例においては、間隙25aが設けられた第1配線25に、第1フィルム31が貼り付けられる。この場合、図23に示すように、第1配線25に間隙25aが形成されている部分では、第1フィルム31の第1樹脂層32と基板12との間に隙間が存在する。従って、基板12の第1面13に第1フィルム31を貼り付けた後であっても、貫通孔20の内部の気体Fが隙間を通って外部へ排気され得る。このため、貫通孔20の内部の減圧を容易に実施することができる。
第1配線25に間隙25aを設ける方法は、特には限られない。例えば、第1配線25が上述のシード層及びめっき層を含む場合、シード層を形成した後、シード層のうち間隙25aに対応する部分にレジスト層を形成する。続いて、電解めっきにより、レジスト層によって覆われていないシード層の領域上にめっき層を形成する。続いて、レジスト層を除去する。その後、レジスト層によって覆われていたシード層を除去する。このようにして、間隙25aが設けられた第1配線25を形成することができる。
図示はしないが、基板12の第2面14に位置する第2配線27にも、第1配線25と同様に、第2配線27の内縁から外縁に至る間隙が設けられていてもよい。
(第6の変形例)
図23に示すように、貫通電極基板10の第1面13側には、配線層60が設けられていてもよい。配線層60は、貫通電極基板10の第1配線25に接続された導電層61と、絶縁層62とを有する。図23に示すように、複数の配線層60が第1面13側に積層されていてもよい。
同様に貫通電極基板10の第2面14側にも、配線層60が設けられていてもよい。配線層60は、貫通電極基板10の第2配線27に接続された導電層61と、絶縁層62とを有する。図23に示すように、複数の配線層60が第2面14側に積層されていてもよい。
(第7の変形例)
上述の実施の形態においては、第1フィルム31の第1樹脂層32を貫通孔20の内部に押し込む押圧部材として、ダイアフラム51を用いる例を示した。しかしながら、第1フィルム31を貫通孔20側へ押圧して第1樹脂層32を貫通孔20の内部に押し込むことができる限りにおいて、押圧部材の具体的な構成が特に限られることはない。例えば、押圧部材としてローラーを用いてもよい。ダイアフラム51の場合と同様に、好ましくは、ローラーなどの押圧部材を、加熱された状態で第1フィルム31に接触させる。これによって、第1フィルム31の第1樹脂層32を加熱して軟化させることができ、このことにより、第1フィルム31の第1樹脂層32が貫通孔20の内部に押し込まれ易くなる。
(貫通電極基板が搭載される製品の例)
図24は、貫通電極基板10が搭載されることができる製品の例を示す図である。本発明の実施形態に係る貫通電極基板10は、様々な製品において利用され得る。例えば、ノート型パーソナルコンピュータ110、タブレット端末120、携帯電話130、スマートフォン140、デジタルビデオカメラ150、デジタルカメラ160、デジタル時計170、サーバ180等に搭載される。
なお、上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
10 貫通電極基板
12 基板
13 第1面
14 第2面
20 貫通孔
21 側壁
22 貫通電極
25 第1配線
25a 間隙
25x 内縁
25y 外縁
27 第2配線
30 樹脂部
31 第1フィルム
32 第1樹脂層
32a 開口
33 第1基材
34 第1保護層
34a 開口
36 第2フィルム
37 第2樹脂層
37a 開口
38 第2基材
39 第2保護層
39a 開口
41 フィルム
51 ダイアフラム
60 配線層
61 導電層
62 絶縁層

Claims (20)

  1. 有孔基板の製造方法であって、
    第1面及び第2面を含み、前記第1面から前記第2面へ貫通する貫通孔が設けられた基板を準備する準備工程と、
    前記基板の前記貫通孔を前記第2面側で塞ぐ工程と、
    前記基板の前記貫通孔を前記第1面側から、第1樹脂層を含む第1フィルムで覆う第1封止工程と、
    前記第1フィルムに、前記第1フィルムによって覆われた前記貫通孔の内部の圧力よりも高い圧力を加えて、前記第1樹脂層を前記貫通孔の内部に押し込む第1押込工程と、を備える、製造方法。
  2. 前記第1封止工程は、前記第1フィルムの前記第1樹脂層を加熱する工程を含む、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記第1押込工程は、加熱された押圧部材を介して前記第1フィルムを前記基板の前記第1面に向けて押圧する工程を含む、請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 前記第1封止工程は、前記基板の前記貫通孔の内部を500Pa以下に減圧する工程を含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の製造方法。
  5. 前記準備工程において準備される前記基板の前記第1面には、第1配線が設けられており、
    前記製造方法は、前記第1押込工程の後、前記基板の前記第1面に位置する前記第1樹脂層に、前記第1配線を部分的に露出させる開口を形成する工程を更に備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の製造方法。
  6. 前記第1樹脂層は、電磁波又は荷電粒子線によって硬化する硬化性樹脂を含み、
    前記準備工程において準備される前記基板の前記第1面には、第1配線が設けられており、
    前記製造方法は、
    前記第1押込工程の後、前記貫通孔の内部の前記第1樹脂層に電磁波又は荷電粒子線を照射する照射工程と、
    前記第1面に位置する前記第1樹脂層を除去する工程と、
    前記第1配線上に第1保護層を形成する第1保護層形成工程と、を更に備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の製造方法。
  7. 前記第1樹脂層は、電磁波又は荷電粒子線によって硬化する硬化性樹脂を含み、
    前記準備工程において準備される前記基板の前記第1面には、第1配線が設けられており、
    前記製造方法は、
    前記第1樹脂層に現像液を供給する現像工程と、
    前記第1配線上に第1保護層を形成する第1保護層形成工程と、を更に備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の製造方法。
  8. 前記製造方法は、前記現像工程の後、前記貫通孔の内部の前記第1樹脂層に電磁波又は荷電粒子線を照射する照射工程を更に備える、請求項7に記載の製造方法。
  9. 前記第1保護層形成工程は、前記基板の前記第1面に前記第1保護層を塗布する工程と、前記第1保護層に、前記第1配線を部分的に露出させる開口を形成する工程と、を含む、請求項6乃至8のいずれか一項に記載の製造方法。
  10. 前記基板の厚みは、100μm以上且つ600μm以下であり、
    前記貫通孔の寸法は、30μm以上且つ200μm以下である、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の製造方法。
  11. 前記第1樹脂層は、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂又はエポキシ樹脂を含む、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の製造方法。
  12. 前記準備工程において準備される前記基板の前記貫通孔の側壁には、貫通電極が設けられており、且つ、前記基板の前記第1面には、前記貫通電極に接続され、前記第1面に位置する第1配線が設けられており、
    前記第1配線には、前記基板の前記第1面の法線方向に沿って前記第1配線を見た場合に前記貫通孔に面する前記第1配線の内縁から前記第1配線の外縁に至る間隙が設けられている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の製造方法。
  13. 前記製造方法は、
    前記基板の前記貫通孔を前記第2面側から、第2樹脂層を含む第2フィルムで覆う第2封止工程と、
    前記第2フィルムに、前記第2フィルムによって覆われた前記貫通孔の内部の圧力よりも高い圧力を加えて、前記第2樹脂層を前記貫通孔の内部に押し込む第2押込工程と、を更に備える、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の製造方法。
  14. 前記第2封止工程は、前記第2フィルムの前記第2樹脂層を加熱する工程を含む、請求項13に記載の製造方法。
  15. 前記第2押込工程は、加熱された押圧部材を介して前記第2フィルムを前記基板の前記第2面に向けて押圧する工程を含む、請求項13又は14に記載の製造方法。
  16. 前記第2封止工程は、前記基板の前記貫通孔の内部を500Pa以下に減圧する工程を含む、請求項13乃至15のいずれか一項に記載の製造方法。
  17. 前記準備工程において準備される前記基板の前記第1面には、第1配線が設けられており、且つ、前記第2面には、第2配線が設けられており、
    前記第1配線の面積は、前記第2配線の面積よりも大きく、
    前記第1樹脂層の熱膨張率は、前記第2樹脂層の熱膨張率よりも小さい、請求項13乃至16のいずれか一項に記載の製造方法。
  18. 第1面及び第2面を含み、前記第1面から前記第2面へ貫通する貫通孔が設けられた基板と、
    前記基板の前記貫通孔に充填された樹脂部と、を備え、
    前記樹脂部は、第1面側の第1樹脂層と、第2面側の、前記第1樹脂層と界面で接する第2樹脂層と、を含む、有孔基板。
  19. 前記貫通孔に設けられ、前記第1面から前記第2面へ至る貫通電極と、
    前記基板の前記第1面に位置し、前記貫通電極に接続された第1配線と、を更に備え、
    前記第1配線には、前記基板の前記第1面の法線方向に沿って前記第1配線を見た場合に前記貫通孔に面する前記第1配線の内縁から前記第1配線の外縁に至る間隙が設けられている、請求項18に記載の有孔基板。
  20. 前記貫通孔に設けられ、前記第1面から前記第2面へ至る貫通電極と、
    前記基板の前記第1面に位置し、前記貫通電極に接続された第1配線と、
    前記基板の前記第2面に位置し、前記貫通電極に接続された第2配線と、を更に備え、
    前記第1配線の面積は、前記第2配線の面積よりも大きく、
    前記第1樹脂層の熱膨張率は、前記第2樹脂層の熱膨張率よりも小さい、請求項18に記載の有孔基板。
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