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JP2018037460A - 充放電ユニット及びそれを備える電源ユニット、充放電システム、電源システム - Google Patents

充放電ユニット及びそれを備える電源ユニット、充放電システム、電源システム Download PDF

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JP2018037460A
JP2018037460A JP2016167201A JP2016167201A JP2018037460A JP 2018037460 A JP2018037460 A JP 2018037460A JP 2016167201 A JP2016167201 A JP 2016167201A JP 2016167201 A JP2016167201 A JP 2016167201A JP 2018037460 A JP2018037460 A JP 2018037460A
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史明 沢野
Fumiaki Sawano
史明 沢野
昌樹 池田
Masaki Ikeda
昌樹 池田
達哉 三輪
Tatsuya Miwa
達哉 三輪
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Abstract

【課題】筐体内の奥への水等の浸入を抑制することが可能な充放電ユニット及びそれを備える電源ユニット、充放電システム、電源システムを提供する。【解決手段】充放電ユニットは、装着部4と、充放電回路部と、筐体と、ファン10と、を備える。筐体は、装着部4および充放電回路部5が収納され、かつ、電池パック9を収納可能である。ファン10は、筐体に収納され、筐体内に空気を流す。筐体は、底板と、周壁23と、を有する。周壁23には、通気口2311が形成されている。通気口2311とファン10との間において、底板に第1孔が形成され、かつ、通気口2311と対向する仕切壁25が設けられている。仕切壁25の端251と筐体2の内面との間に隙間がある。【選択図】図9

Description

本発明は、一般に、充放電ユニット及びそれを備える電源ユニット、充放電システム、電源システムに関し、より詳細には、電池パックの充電と放電とが可能な充放電ユニット、及びそれを備える電源ユニット、充放電システム、電源システムに関する。
従来、電池パックの充電と放電とが可能な電源装置(電源ユニット)が提案されている(特許文献1)。筐体に収納された電子部品を放熱する構造として、筐体に設けられた吸気孔から外部の空気を吸気し、給気した空気が筐体内部を通過し、筐体に設けられた排気孔から排出する冷却構造がある(特許文献2)。
特開2014−50234号公報 特開平7−95771号公報
特許文献2に記載された冷却構造は、吸気孔の傍に電子部品が配置されており、吸気孔を介して水等が筐体内に浸入した場合に、電子部品が誤動作する可能性がある。
本発明の目的は、筐体内の奥への水等の浸入を抑制することが可能な充放電ユニット及びそれを備える電源ユニット、充放電システム、電源システムを提供することにある。
本発明の一態様に係る充放電ユニットは、装着部と、充放電回路部と、筐体と、ファンと、を備える。前記装着部は、電池パックが着脱自在に装着される。前記充放電回路部は、前記装着部に装着された前記電池パックを充電する機能及び放電させる機能を有する。前記筐体は、前記装着部および前記充放電回路部が収納され、かつ、前記電池パックを収納可能である。前記ファンは、前記筐体に収納され、前記筐体内に空気を流す。前記筐体は、底板と、前記底板から前記底板の厚さ方向に突出する筒形状の周壁とを有する。前記周壁には、通気口が形成されている。前記通気口と前記ファンとの間において、前記底板に孔が形成され、かつ、前記通気口と対向する仕切壁が設けられている。前記仕切壁の端と前記筐体の内面との間に隙間がある。
本発明の一態様に係る電源ユニットは、上記の充放電ユニットと、前記装着部に装着される電池パックと、を備える。
本発明の一態様に係る充放電システムは、上記の充放電ユニットと、前記電池パックの放電電力を電力変換する電力変換ユニットと、を備える。
本発明の一態様に係る電源システムは、上記の充放電システムと、前記装着部に装着される電池パックと、を備える。
本発明の充放電ユニット及びそれを備える電源ユニット、充放電システム、電源システムは、筐体内の奥への水等の浸入を抑制することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る充放電ユニットの正面側から見た斜視図である。 図2は、同上の充放電ユニットの背面側から見た斜視図である。 図3は、同上の充放電ユニットを備える電源ユニットにおいてカバーを開いた状態の斜視図である。 図4は、同上の充放電ユニットの正面図である。 図5は、同上の充放電ユニットの平面図である。 図6は、同上の充放電ユニットの下面図である。 図7は、同上の充放電ユニットの左側面図である。 図8は、同上の充放電ユニットを備える電源ユニットにおいてカバーを取り外した状態の平面図である。 図9は、同上の充放電ユニットを備える電源ユニットにおいてカバーを取り外した状態の斜視図である。 図10は、同上の充放電ユニットの装着部に装着可能な電池パックの斜視図である。 図11は、同上の充放電ユニットを2台重ねて使用する場合の回路ブロック図である。 図12は、同上の充放電ユニットを2台重ねて使用する場合の斜視図である。 図13Aは、同上の充放電ユニットを2台重ねて使用する場合の一部破断した左側面図である。図13Bは、同上の充放電ユニットを2台重ねて使用する場合の一部破断した右側面図である。 図14は、同上の充放電ユニットにおいて底板及び台座部を含む要部の断面図である。 図15は、同上の充放電ユニットを含む充放電システムを備える電源システムの正面側から見た斜視図である。 図16は、同上の充放電ユニットを含む充放電システムを備える電源システムの回路ブロック図である。
(実施形態)
以下、本実施形態の充放電ユニット1について図1〜16に基づいて説明する。
本実施形態の充放電ユニット1は、例えば電動工具等において電源として利用される電池パック9を装着可能な装着部4(図3、8及び9参照)を備えた可搬型の充放電装置である。充放電ユニット1は、装着部4に装着された電池パック9(図3、8、9及び10参照)を放電させて負荷L1(図11参照)に電力を供給することができる。負荷L1は、電気機器であり、例えば、LED投光器である。充放電ユニット1は、外部電源E1(図11参照)からの供給電力により、装着された電池パック9を充電することができる。外部電源E1は、例えば、商用電源である。ここにおいて、充放電ユニット1は、例えば、外部電源E1から電力供給を受けるための電源コードを備えるのが好ましい。充放電ユニット1は、電池パック9が装着部4に装着されることにより、外部電源E1のない場所においても利用することが可能となる。また、充放電ユニット1は、他の充放電ユニット1と電気的に接続可能である(図11〜13参照)。充放電ユニット1は、他の充放電ユニット1と電気的に接続することにより、電池パック9の放電電力を他の充放電ユニット1との間で共有することができる。
以下に、本実施形態の充放電ユニット1の詳細について説明する。以下では、説明の便宜上、充放電ユニット1同士を電気的に接続する際に充放電ユニット1が並べて配置される方向(図12参照)を第1方向D1として説明する。また、充放電ユニット1の筐体2から突出可能な複数(2つ)の導電バー81(図1参照)が並ぶ方向を第2方向D2とし、第1方向D1と第2方向D2とに直交する方向を第3方向D3として説明する。
充放電ユニット1は、筐体2、ベース3(図3参照)、複数(5つ)の装着部4(図3参照)、充放電回路部5(図11参照)、操作部6、表示部7、複数(2つ)の電気接続部8、ファン10(図8及び9参照)、電源入力部11及び電源出力部12を備えている。ここにおいて、複数の装着部4は、ベース3に設けられている。電源入力部11は、上述の電源コードにおけるプラグ側とは反対側のコネクタを接続可能な電源接続用コネクタである。電源入力部11は、充放電回路部5の充電回路と電気的に接続されている。電源入力部11は、電源コードを介して外部電源E1と電気的に接続可能である。電源出力部12は、充放電回路部5の放電回路と電気的に接続されている。電源出力部12は、負荷用ケーブルを介して負荷L1と電気的に接続可能である。電源出力部12は、負荷L1へ電力を供給するためのケーブルの一端のコネクタを接続可能な負荷接続用コネクタである。
筐体2は、全体として中空の直方体状に形成されている。筐体2は、一使用形態において下側となる矩形板状の底板21と、上側となる矩形板状の天板22と、底板21及び天板22と隣り合う矩形筒状の周壁23と、を有する。底板21及び天板22は、筐体2の厚さ方向(第1方向D1)に直交する。周壁23は、矩形板状の第1側壁231〜第4側壁234を有する。第1側壁231及び第3側壁233は、第2方向D2に直交し、第2側壁232及び第4側壁234は、第3方向D3に直交する。
筐体2は、ボディ201と、カバー202と、を備える。ボディ201は、一面が開口した矩形箱状に形成されており、底板21と、底板21の周縁から底板21の厚さ方向(第1方向D1)に突出した矩形筒状の第1周壁2301と、を有する。カバー202は、一面が開口した矩形箱状に形成されており、天板22と、天板22の周縁から天板22の厚さ方向(第1方向D1)に突出した矩形筒状の第2周壁2302と、を有する。筐体2の周壁23は、ボディ201の第1周壁2301と、カバー202の第2周壁2302と、を有する。
充放電ユニット1では、カバー202が、ボディ201の開口部2011(図3参照)を塞ぐ第1位置と開口部2011を開放する第2位置との間で回転できるように、ボディ201に結合されている。より詳細には、筐体2の第2側壁232に2つの蝶番27が取り付けられている。カバー202は、2つの蝶番27によりボディ201に結合されている。図1では、充放電ユニット1におけるカバー202は、第1位置にある。図3では、充放電ユニット1におけるカバー202は、第2位置にある。
筐体2には、ベース3、複数の装着部4、充放電回路部5等が収納されている。また、筐体2は、複数の電池パック9を収納可能である。電源ユニット100(図3参照)は、充放電ユニット1と、充放電ユニット1における複数の装着部4のうちの少なくとも1つの装着部4に装着された電池パック9と、を備える。電源ユニット100は、複数の装着部4の全てに電池パック9が装着されている必要はなく、少なくとも1つの装着部4に電池パック9が装着されていれば、電池パック9を放電させて負荷L1に電力を供給することができる。また、装着部4の数は、5つに限らず、1つでもよいし、5つ以外の複数でもよい。
ベース3は、電気絶縁性を有する。ベース3は、合成樹脂により形成されている。ベース3は、平面視において、底板21の第1側壁231及び第2側壁232側の隅を除いた部位を覆うように形成されている。ベース3は、筐体2内において充放電回路部5等を覆っている。ベース3は、天板22側の第1面31及び底板21側の第2面を有する。
筐体2の第1側壁231には、通気口2311が形成されている。通気口2311は、第1側壁231における第2側壁232側の部位に形成されている。本実施形態では、通気口2311は、ボディ201に形成されている。通気口2311は、第1方向D1に沿って形成された複数(例えば4つ)のスリットで構成されている。通気口2311の複数のスリットは、第3方向D3に並んで形成されている。通気口2311の構成は、複数のスリットに限らず、例えばメッシュ状に構成されていてもよい。
ファン10は、送風装置であり、筐体2に収納されている。ファン10は、筐体2内に空気を流すことにより、充放電回路部5及び電池パック9の温度上昇を抑制する。ファン10は、吸込口102(図9参照)が、筐体2に設けられた複数(2つ)の仕切壁25を介して通気口2311と対向するように配置されている。ファン10は、ベース3に覆われた状態でベース3に設けられており、ベース3においてファン10の吸込口102に対応する領域は、メッシュ状に形成されている。
また、筐体2は、通気口2311とファン10との間において、第3方向D3を厚さ方向とし、一面が第2側壁232と対向する隔壁24を有する。隔壁24は、通気口2311よりも第4側壁234側において、第1側壁231とベース3とにわたって設けられている。隔壁24は、ボディ201と一体に形成されており、底板21及び第1側壁231から突出するように形成されている。底板21からの隔壁24の突出高さ(第1方向D1の寸法)は、隔壁24が筐体2のカバー202と接触しないように設定されている。これにより、充放電ユニット1では、使用者が、カバー202を第1位置と第2位置との間で回転させたときにカバー202が隔壁24に当たるのを防止することが可能となる。
2つの仕切壁25の各々は、通気口2311とファン10との間において、第2方向D2を厚さ方向とし、一面が第1側壁231と対向するように設けられている。2つの仕切壁25は、互いに第2方向D2に離れて設けられている。各仕切壁25の端251と筐体2の内面との間には隙間がある。2つの仕切壁25を区別して説明する場合、第1側壁231側の仕切壁25を第1仕切壁25A、ファン10側(第3側壁233側)の仕切壁25を第2仕切壁25Bという。
第1仕切壁25Aは、底板21及び第2側壁232から突出するように設けられており、一面が第1側壁231に形成された通気口2311と対向している。第1仕切壁25Aは、第4側壁234側の端251Aと筐体2の隔壁24との間に隙間を形成するように設けられている。
第2仕切壁25Bは、底板21及び筐体2の隔壁24から突出するように設けられており、第1仕切壁25Aを介して、一面が第1側壁231に形成された通気口2311と対向している。第2仕切壁25Bは、第2側壁232側の端251Bと第2側壁232との間に隙間を形成するように設けられている。
つまり、第1仕切壁25Aは、第2方向D2において、隣りの第2仕切壁25Bの端251Bと筐体2の内面との間の隙間を覆うように構成されている。また、第2仕切壁25Bは、第2方向D2において、隣の第1仕切壁25Aの端251Aと筐体2の内面との間の隙間を覆うように構成されている。
底板21からの各仕切壁25の突出高さ(第1方向D1の寸法)は、各仕切壁25が筐体2のカバー202と接触しないように設定されており、各仕切壁25のカバー202側の端とカバー202との間の隙間はより小さいことが好ましい。これにより、充放電ユニット1では、使用者が、カバー202を第1位置と第2位置との間で回転させたときにカバー202が各仕切壁25に当たるのを防止することが可能となる。
また、2つの仕切壁25は、筐体2(ボディ201)と一体に形成されていてもよい。仕切壁25の数は2つに限らず、1つであってもよいし、2つ以外の複数であってもよい。
また、通気口2311とファン10との間において、底板21に複数(例えば7つ)の第1孔211(図8参照)が形成されている。複数の第1孔211の各々は、底板21を貫通するように形成されている。複数の第1孔211は、底板21における第1仕切壁25Aよりも第1側壁231側の部位に、第3方向D3に並んで形成されている。第1孔211の数は、7つに限らず、1つであってもよいし、7つ以外の複数であってもよい。
また、通気口2311とファン10との間において、第2側壁232に複数(例えば6つ)の第2孔2321(図2、9参照)が形成されている。複数の第2孔2321の各々は、第2側壁232を貫通するように形成されている。複数の第2孔2321は、第2側壁232における第1仕切壁25Aよりも第1側壁231側の部位に、第1方向D1に並んで形成されている。本実施形態では、複数の第2孔2321は、ボディ201に形成されている。第2孔2321の数は、6つに限らず、1つであってもよいし、6つ以外の複数であってもよい。
通気口2311は、給気口として機能する。ファン10が動作することにより、通気口2311から吸気された空気は、各仕切壁25と筐体2の内面との隙間、及び2つの仕切壁25の間を通ってファン10に吸い込まれ、充放電回路部5等が配置された空間に送られる。
また、図14に示すように、ファン10は、底板21に設けられた台座部26の第1面261に配置されていてもよい。台座部26は、底板21における2つの仕切壁25よりも第3側壁233(図8参照)側の部位に設けられている。台座部26は、第3方向D3(図1参照)から見た断面が台形状であり、第3方向D3に沿って形成されている。台座部26は、底板21に対して周壁23(第1周壁2301)の突出方向に離れた第1面261と、第1面261に対して第1側壁231側に隣り合う第2面262とを有する。台座部26の第1面261は、第2方向D2及び第3方向D3に沿った面と略平行であり、ファン10が配置される。台座部26の第2面262は、底板21側の端部が第1面261側の端部よりも第1側壁231側となるように、第1面261に対して傾斜した傾斜面である。台座部26は、筐体2(ボディ201)と別体に構成されて筐体2に固定されているが、これに限らず筐体2(ボディ201)と一体に形成されていてもよい。
また、充放電ユニット1は、カバー202をボディ201の開口部2011を塞いだ第1位置に保持するためのラッチ部材281及びフック部材282を備える。充放電ユニット1は、ラッチ部材281及びフック部材282を2つずつ備える。ラッチ部材281及びフック部材282は、筐体2の第4側壁234に取り付けられている。ラッチ部材281は、ボディ201に回転自在に取り付けられている。フック部材282は、カバー202に取り付けられている。ラッチ部材281は、カバー202がボディ201の開口部2011を塞いだ第1位置にあるときに、フック部材282に引っ掛けることができる。蝶番27、ラッチ部材281及びフック部材282の材質は、耐食性の高い材質が好ましく、例えば、ステンレス鋼が好ましい。
充放電ユニット1は、筐体2の第4側壁234に取り付けられたハンドル29を更に備える。ハンドル29は、充放電ユニット1において、充放電ユニット1の使用者等の手に握られる構成部分である。ハンドル29は、筐体2側が開放されたU字状に形成されている。充放電ユニット1は、ハンドル29を備えることにより、使用者の持ち運びやすさを向上させることが可能となる。また、充放電ユニット1は、筐体2の第2側壁232から突出した複数の脚部2322(図2参照)を更に備える。これにより、筐体2の第2側壁232が下側となるように充放電ユニット1を安定した状態で置くことが可能となる。
充放電ユニット1における操作部6は、使用者等による操作入力を受け付けるための機能部である。操作部6は、筐体2の第4側壁234から露出するようにボディ201に取り付けられている。メイン電源スイッチ61と、モード切替スイッチ62と、を備える。充放電ユニット1では、メイン電源スイッチ61がオンされると、充放電回路部5が動作可能となり、かつ、ファン10が動作する。モード切替スイッチ62は、充放電回路部5の動作モードを切り替えるためのスイッチである。充放電回路部5の動作モードとしては、電池パック9を充電させる充電モードと、充放電回路部5に電池パック9を放電させる放電モードと、がある。
電池パック9(図10参照)は、複数(例えば5個)の二次電池(例えばリチウムイオン電池)と、これら複数の二次電池を収納した直方体状のハウジング本体91と、ハウジング本体91の一面911の一部から突出した偏平な直方体状の突台部92と、を備える。ハウジング本体91及び突台部92は、電気絶縁性を有する。電池パック9は、ハウジング本体91内において5個のリチウムイオン電池が直列接続されている。電池パック9としては、例えば、定格電圧が18Vのリチウムイオン電池パックを用いることができる。ここにおいて、電池パック9としては、例えば、パナソニック株式会社製のリチウムイオン電池パックであるEZ9L54(品番)を採用できる。電池パック9は、定格電圧が18Vのリチウムイオン電池パックに限らず、例えば、定格電圧が14.4Vのリチウムイオン電池パックでもよい。
突台部92は、長手方向の第1端921及び第2端922を有する。電池パック9は、突台部92の第1端921に、3つの挿入溝931、932、933が形成されている。3つの挿入溝931、932、933の各々には、雌型の接続端子961、962、963が収納されている。また、電池パック9は、突台部92の短手方向の一対の側面923の各々に設けられたL字状の3つのフック941、942、943を備える。また、電池パック9は、ハウジング本体91の一面911から露出してフック942とフック943との間に配置されるロック部95を備える。ロック部95は、ハウジング本体91の一面911を含む壁の孔915に挿通されており、ハウジング本体91内に収納された復帰ばねにより、ハウジング本体91の一面911から突出する方向の力が与えられている。ここにおいて、復帰ばねは、圧縮コイルばねである。また、電池パック9は、ロック部95によるロック状態を解除するためのロック解除操作部97を備える。
電池パック9は、図3に示すように、ベース3に設けられた装着部4に着脱自在に装着される。つまり、電池パック9は、装着部4に取り付け可能であり、かつ、装着部4から取り外し可能である。
装着部4は、図9に示すように、ベース3の第1面31に形成され電池パック9の突台部92を収容する凹部40を有する。凹部40の開口形状は、矩形状である。凹部40は、ベース3の第1面31側及びベース3の短手方向の一端側が開放されている。装着部4は、凹部40の短手方向の一対の内側面43の各々に設けられ電池パック9のフック941、942、943にそれぞれ引っ掛かるL字状の3つのフック141、142、143を備える。また、装着部4は、電池パック9の通信用コネクタ99に接続可能な通信用コネクタ49と、電池パック9の3つの接続端子961、962、963のうち2つの接続端子961、962に差し込み接続される2つの電源端子151、152と、を備える。ここにおいて、接続端子961は、電池パック9の正極の電源端子である。また、接続端子962は、電池パック9の負極の電源端子である。要するに、装着部4に電池パック9が装着された場合、電源端子151が電池パック9の正極の接続端子961と電気的に接続され、電源端子152が電池パック9の負極の接続端子962と電気的に接続される。電池パック9の通信用コネクタ99は、電池パック9の情報を示す電池情報を通信するためのコネクタである。電池情報には、温度情報、残容量情報、定格電圧情報、定格容量情報、回数情報等が含まれる。温度情報は、電池パック9の温度を表す。残容量情報は、電池パック9の残容量を表す。定格電圧情報は、電池パック9の定格電圧を表す。定格容量情報は、電池パック9の定格容量を表す。回数情報は、電池パック9の充電回数を表す。
装着部4に電池パック9を装着するときには、例えば、電池パック9のフック941、942、943と装着部4のフック141、142、143とが干渉しないように電池パック9の突台部92をベース3の第1面31側から装着部4の凹部40に挿入する。その後、電池パック9を突台部92の第1端921側にずらすことにより、装着部4に電池パック9を装着することができる。装着部4に電池パック9を装着したときには、電池パック9のフック941、942、943が、装着部4のフック141、142、143にそれぞれ引っ掛かっている。また、電池パック9のロック部95が、電池パック9のフック943に引っ掛かっている装着部4のフック143をロックしたロック状態となる。
装着部4から電池パック9を取り外すときには、例えば、電池パック9に設けられているロック解除操作部97を操作することでフック942とフック943との間に配置されているロック部95を復帰ばねのばね力に抗して動かす。そして、電池パック9を突台部92の第2端922側にずらしてから、電池パック9を装着部4の凹部40の内底面41から離す向きに動かせばよい。
装着部4は、保護プレート44(図8参照)を更に備えるのが好ましい。保護プレート44は、通信用コネクタ49の上面、3つのフック141、142、143の各々の上面、2つの電源端子151、152の各々の上面を露出させた状態で凹部40の開口を覆う。保護プレート44は、2つのコイルばね45により支持されている。したがって、装着部4に電池パック9を装着するときには、コイルばね45のばね力に抗して電池パック9の突台部92を装着部4の凹部40に挿入し、電池パック9を突台部92の第1端921側にずらせばよい。充放電ユニット1は、保護プレート44を備えているので、通信用コネクタ49内に塵埃等が入るのを抑制することが可能となる。
ベース3における複数の凹部40の各々の近傍には、ファン10の吸込口102から吸い込まれた空気を吐き出す複数(4つ)の排気口46(図8及び9参照)が形成されている。複数の排気口46は、装着部4に装着される電池パック9の複数の通気孔96(図10参照)に給気できるように形成されている。
充放電回路部5は、複数の電池パック9を充電する充電回路と、複数の電池パック9を放電させる放電回路と、充電回路及び放電回路を制御する制御部と、を備える。
充電回路は、電源コードを介して外部電源E1から供給される交流電力を直流電力に変換するスイッチング電源回路を含み、スイッチング電源回路から出力される直流電力により電池パック9を充電する。充放電回路部5は、複数の電池パック9の各々を個別に充電できるように、複数の装着部4に一対一に対応する複数の第1スイッチを含んでいる。複数の第1スイッチは、制御部によって個別にオンオフ制御される。充電回路は、制御部からの指示に基づく動作モードで電池パック9を充電する。充電回路の動作モードとしては、電池パック9を定電流で充電する定電流充電モードと、電池パック9を定電圧で充電する定電圧充電モードと、がある。
放電回路は、複数の電池パック9の各々を個別に放電させて負荷L1に放電電力を供給できるように、複数の装着部4に一対一に対応する複数の第2スイッチを含んでいる。また、放電回路は、複数の第2スイッチの各々に直列接続された複数のダイオードを含んでいる。複数の第2スイッチは、制御部によって個別にオンオフ制御される。複数のダイオードは、複数の電池パック9間での電流供給を阻止できるように複数の第2スイッチの各々に直列接続されている。
制御部は、操作部6が受け付けた操作入力に基づいて充電回路及び放電回路を制御する。より詳細には、制御部は、操作部6が操作されたときに、その操作内容に応じて、充電回路と放電回路との一方を制御する。また、制御部は、通信用コネクタ49を介して電池パック9から電池情報を取得し、取得した電池情報に基づいて充電回路、放電回路及び表示部7を制御する。制御部は、例えばメモリ、プロセッサを有するマイコン(マイクロコンピュータ)であり、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現する。プログラムは、予めメモリに記憶されていてもよいし、メモリカードなどの記憶媒体に記録されて提供されてもよいし、電気通信回線を通して提供されてもよい。
表示部7は、筐体2の第4側壁234から露出するようにボディ201に取り付けられている。表示部7は、複数の装着部4の各々に装着された電池パック9の状態(充電中、満充電状態、放電中)等を表示する。表示部7は、複数の装着部4に一対一で対応する複数の表示用LEDを備えている。これにより、表示部7は、複数の装着部4それぞれにおける電池パック9の状態を個別に表示することができる。表示部7は、複数の表示用LEDを備えた構成に限らず、例えば、液晶パネル等でもよい。
充放電ユニット1では、複数の電池パック9を並列接続させるように、複数の装着部4の電源端子151同士及び電源端子152同士が電気的に接続可能である。
複数台の充放電ユニット1を用意して、これら複数台の充放電ユニット1を重ねて用いる場合、充放電ユニット1は、例えば、図12〜13Bに示すように、他の充放電ユニット1と重ね合わせて使用することが可能である。
充放電ユニット1は、筐体2の底板21から筐体2の外向きに突出した複数(4つ)の突部212と、筐体2の天板22に底板21側を底とするように形成された複数(4つ)の凹部221と、を備える。複数の突部212は、ボディ201と一体である。複数の突部212は、底板21の四隅に設けられている。複数の凹部221は、天板22の四隅に形成されている。複数の突部212の各々の先端面は、矩形状である。複数の凹部221の各々の開口形状は、矩形状である。複数の突部212の各々は、複数の凹部221のうち一対一に対応する凹部221の底板21への投影領域にある。要するに、充放電ユニット1は、他の充放電ユニット1が有する複数の突部212と一対一に対応し当該複数の突部212を嵌め込み可能な複数の凹部221を備える。
充放電ユニット1は、複数(2つ)の電気接続部8を備える。複数の電気接続部8の各々は、他の充放電ユニット1と電気的に接続するための電気接続装置である。以下では、2つの電気接続部8を極性により区別して説明する場合、一方を正極電気接続部8A、他方を負極電気接続部8Bという。正極電気接続部8Aは、図11に示すように、充放電回路部5(の放電回路)と電源出力部12との間の2つの電路のうち高電位側の電路と電気的に接続されている。また、負極電気接続部8Bは、充放電回路部5(の放電回路)と電源出力部12との間の2つの電路のうち低電位側の電路と電気的に接続されている。複数の電気接続部8は、第1方向D1に重ねた2台の充放電ユニット1間で複数の電気接続部8のうち同じ極性の電気接続部8同士を電気的に接続可能に構成されている。
複数の電気接続部8の各々は、導電バー81と、導電部材82と、を有する。以下では、正極電気接続部8Aが有する導電バー81、導電部材82を、それぞれ、正極導電バー81A、正極導電部材82Aともいう。負極電気接続部8Bが有する導電バー81、導電部材82を、それぞれ、負極導電バー81B、負極導電部材82Bともいう。
正極導電部材82A及び負極導電部材82Bは、例えば銅(銅合金)等で形成されたL字状のブスバー(busbar)である。正極導電部材82Aは、筐体2内における第3方向D3の略中央部の位置で、筐体2の底板21及び第1側壁231に沿って配置されており、各装着部4の正極の電源端子151と電気的に接続されている。負極導電部材82Bは、筐体2内における第3方向D3の略中央部の位置で、筐体2の底板21及び第3側壁233に沿って配置されており、各装着部4の負極の電源端子152と電気的に接続されている。つまり、正極導電部材82Aは、筐体2内における第2方向D2の一端側に配置され、負極導電部材82Bは、筐体2内における第2方向D2の他端側に配置されている。
正極導電バー81A及び負極導電バー81Bは、例えば銅(銅合金)等で形成された長尺状の導電板である。正極導電バー81Aは、長手方向の第1端811A及び第2端812Aを有する。負極導電バー81Bは、長手方向の第1端811B及び第2端812Bを有する。
正極導電バー81Aは、第2方向D2を厚さ方向とするように筐体2の第1側壁231に沿って配置されている。正極導電バー81Aは、第1固定螺子83Aにより長手方向の第1端811Aが正極導電部材82Aに取り付けられている。第1固定螺子83Aは、充放電ユニット1の使用者が工具を用いないで回転できるように頭部に摘みが設けられた摘み螺子であり、ねじ溝が形成されていない円柱状の胴部と、胴部よりも径が小さく、ねじ溝が形成されている軸部と、を有している。第1固定螺子83Aは、胴部が筐体2の第1側壁231に形成された貫通孔を通り、かつ、軸部が正極導電バー81Aの貫通孔を通って正極導電部材82Aのねじ孔に嵌め合わされている。
正極導電バー81Aは、第1端811Aと第2端812Aとの間であって第1端811Aに近い部位に、正極導電バー81Aの厚さ方向に突出する摘み85A(図2及び13A参照)が固定されている。摘み85Aは、筐体2の第1側壁231に形成されたガイド用スリット235Aを通って筐体2の外側に突出している。ガイド用スリット235Aは、筐体2の第1側壁231のうち第1固定螺子83Aに対して筐体2の第4側壁234側の位置において、第1固定螺子83Aの軸部を中心とする円に沿った円弧状に形成されている。正極導電バー81Aは、摘み85Aがガイド用スリット235A内を移動できる範囲において、第1固定螺子83Aの軸部を回転軸にして回転移動することができる。
筐体2には、正極導電バー81Aの第2端812Aを出し入れ可能とする第1スリット222Aが天板22に形成されている。第1スリット222Aは、カバー202の天板22における第1側壁231側の端部の位置に、天板22を貫通するように第3方向D3に沿って形成されている。
摘み85Aが、ガイド用スリット235A内における天板22側の端部に位置している場合、正極導電バー81Aの長手方向の第2端812Aが第1スリット222Aを通って筐体2の天板22から突出する。このとき、正極導電バー81Aの長手方向が、第1方向D1及び第3方向D3に対して傾いた状態となる。つまり、正極導電バー81Aは、筐体2の天板22に直交する面内(第1方向D1及び第3方向に沿った面内)において、天板22に対して傾斜した方向に突出する。本実施形態では、正極導電バー81Aは、筐体2から突出した状態において、第2端812Aが第1端811Aよりも第4側壁234側となるように傾斜している。
摘み85Aがガイド用スリット235A内における底板21側の端部に位置している場合、正極導電バー81Aは、筐体2内に収納される。このとき、正極導電バー81Aの長手方向は、第3方向D3に沿った方向となる。つまり、摘み85Aがガイド用スリット235A内における底板21側の端部に位置している場合、正極導電バー81Aは、筐体2から突出しない状態となる。
また、正極導電バー81Aは、長手方向の第2端812Aがフック状に形成されている。具体的には、正極導電バー81Aの第2端812Aには、凹部8121Aが形成されている。凹部8121Aは、正極導電バー81Aが筐体2に収納された状態(摘み85Aがガイド用スリット235A内における底板21側の端部に位置している状態)において、底板21側を底とする。
正極導電部材82Aは、第1固定螺子83Aに対して底板21側、かつ、第4側壁234側の位置に、第2固定螺子84Aが取り付けられている。第2固定螺子84Aは、充放電ユニット1の使用者が工具を用いないで回転できるように頭部に摘みが設けられた摘み螺子であり、ねじ溝が形成されていない円柱状の胴部と、胴部よりも径が小さく、ねじ溝が形成されている軸部と、を有している。第2固定螺子84Aは、胴部が筐体2の第1側壁231に形成された貫通孔を通り、かつ、軸部が正極導電部材82Aに形成されたねじ孔に嵌め合わされている。
筐体2には、他の充放電ユニット1の正極導電バー81Aの第2端812Aを出し入れ可能とする第2スリット213Aが底板21に形成されている。第2スリット213Aは、ボディ201底板21における第1側壁231側の端部の位置に、底板21を貫通するように第3方向D3に沿って形成されている。第2固定螺子84Aは、軸部に、他の充放電ユニット1の正極導電バー81Aの凹部8121Aが嵌まり込むように構成されている。
次に、負極導電バー81Bについて説明する。負極導電バー81B、負極導電部材82B、第1固定螺子83B及び第2固定螺子84Bは、それぞれ、正極導電バー81A、正極導電部材82A、第1固定螺子83A及び第2固定螺子84Aと同様の構成であるので、説明を適宜省略する。
負極導電バー81Bは、第2方向D2を厚さ方向とするように筐体2の第3側壁233に沿って配置されている。負極導電バー81Bは、第1固定螺子83Bにより長手方向の第1端811Bが負極導電部材82Bに取り付けられている。
負極導電バー81Bは、第1端811Bと第2端812Bとの間で第1端811Bに近い部位に、負極導電バー81Bの厚さ方向に突出する摘み85B(図1及び13B参照)が固定されている。摘み85Bは、筐体2の第3側壁233に形成されたガイド用スリット235Bを通って筐体2の外側に突出している。ガイド用スリット235Bは、筐体2の第3側壁233のうち第1固定螺子83Bに対して筐体2の第2側壁232側の位置において、第1固定螺子83Bの軸部を中心とする円に沿った円弧状に形成されている。負極導電バー81Bは、摘み85Bがガイド用スリット235B内を移動できる範囲において、第1固定螺子83Bの軸部を回転軸にして回転移動することができる。
筐体2には、負極導電バー81Bの第2端812Bを出し入れ可能とする第1スリット222Bが天板22に形成されている。
摘み85Bが、ガイド用スリット235B内における天板22側の端部に位置している場合、負極導電バー81Bの長手方向の第2端812Bが第1スリット222Bを通って筐体2の天板22から突出する。このとき、負極導電バー81Bの長手方向が、第1方向D1及び第3方向D3に対して傾いた状態となる。つまり、負極導電バー81Bは、筐体2の天板22に直交する面内(第1方向D1及び第3方向に沿った面内)において、天板22に対して傾斜した方向に突出する。本実施形態では、負極導電バー81Bは、筐体2から突出した状態において、第2端812Bが第1端811Bよりも第2側壁232側となるように傾斜している。
摘み85Bがガイド用スリット235B内における底板21側の端部に位置している場合、負極導電バー81Bは、筐体2内に収納され、筐体2から突出しない状態となる。このとき、負極導電バー81Bの長手方向は、第3方向D3に沿った方向となる。
また、負極導電バー81Bの第2端812Bには、凹部8121Bが形成されている。
負極導電部材82Bは、第1固定螺子83Bに対して底板21側、かつ、第2側壁232側の位置に、第2固定螺子84Bが取り付けられている。
筐体2の底板21には、他の充放電ユニット1の負極導電バー81Bの第2端812Bを出し入れ可能とする第2スリット213Bが形成されている。第2固定螺子84Bは、軸部に、他の充放電ユニット1の負極導電バー81Bの凹部8121Bが嵌まり込むように構成されている。
第1固定螺子83Aが締められた場合、正極導電バー81Aは、第1固定螺子83Aの胴部によって正極導電部材82Aに押し付けられる。これにより、正極導電バー81Aは、正極導電部材82Aに固定され、正極導電部材82Aと電気的に接続される。第1固定螺子83Aが緩められた場合、第1固定螺子83Aの胴部が正極導電部材82Aを押し付ける力が弱まり、正極導電バー81Aは、第1固定螺子83Aの軸部を回転軸としてスムーズに回転移動することができる。つまり、充放電ユニット1の使用者は、第1固定螺子83Aの締付量を調節することにより、摘み85Aを持って正極導電バー81Aを回転移動させ、正極導電バー81Aを任意の位置で固定することができる。また、充放電ユニット1の使用者は、第1固定螺子83Aと同様に第1固定螺子83Bの締付量を調節することにより、摘み85Bを持って負極導電バー81Bを回転移動させ、負極導電バー81Bを任意の位置で固定することができる。
第2固定螺子84Aが緩められた場合、第2固定螺子84Aの胴部と正極導電部材82Aとの間に隙間が形成される。この隙間に、他の充放電ユニット1が有する正極導電バー81Aの第2端812Aを入れて、第2固定螺子84Aの軸部に他の充放電ユニット1の正極導電バー81Aの凹部8121Aを引っ掛けることができる。この状態で、第2固定螺子84Aが締められた場合、第2固定螺子84Aの胴部によって、正極導電部材82Aに他の充放電ユニット1の正極導電バー81Aが押し付けられる。これにより、正極導電部材82Aは、他の充放電ユニット1の正極導電バー81Aと電気的及び機械的に接続される。つまり、充放電ユニット1の使用者は、第2固定螺子84Aの締付量を調節することにより、正極導電部材82Aに他の充放電ユニット1の正極導電バー81Aを電気的及び機械的に接続することができる。また、充放電ユニット1の使用者は、第2固定螺子84Aと同様に第2固定螺子84Bの締付量を調節することにより、負極導電部材82Bに他の充放電ユニット1の負極導電バー81Bを電気的及び機械的に接続することができる。
次に、2つの充放電ユニット1の連結について説明する。以下の説明では、2つの充放電ユニット1を区別する場合、一方の充放電ユニット1を第1充放電ユニット1a、他方の充放電ユニット1を第2充放電ユニット1bとして説明する。
2つの充放電ユニット1を連結する場合、一方の充放電ユニット1の天板22が他方の充放電ユニット1の底板21と対向するように、2つの充放電ユニット1を第1方向D1に並べて配置する。本実施形態では、第1充放電ユニット1aの天板22が第2充放電ユニット1bの底板21と対向するように、第1充放電ユニット1aの天板22側に第2充放電ユニット1bが重ねられる。
そして、第1充放電ユニット1aが有する2つの導電バー81(正極導電バー81A、負極導電バー81B)を天板22から突出させる。第1充放電ユニット1aの筐体2の天板22から突出した正極導電バー81Aは、第2充放電ユニット1bの筐体2の底板21に形成された第2スリット213Aを通って正極導電部材82Aと電気的及び機械的に接続される。また、第1充放電ユニット1aの筐体2の天板22から突出した負極導電バー81Bは、第2充放電ユニット1bの筐体2の底板21に形成された第2スリット213Bを通って負極導電部材82Bと電気的及び機械的に接続される。つまり、充放電ユニット1間において、正極電気接続部8A同士が電気的に接続され、かつ、負極電気接続部8B同士が電気的に接続される。これにより、互いの充放電ユニット1の電源出力部12同士が電気的に接続され、第1充放電ユニット1aと第2充放電ユニット1bとの間で電池パック9の放電電力を共有することができる。ここにおいて、複数台の充放電ユニット1の各々において装着部4に電池パック9が装着されている場合、複数台の電源ユニット100を重ねていることになる。
充放電ユニット1の連結台数は2台に限らず、3台以上の充放電ユニット1を重ねて電気的に接続してもよい。また、充放電ユニット1が備える電気接続部8の数は2つに限らず、充放電ユニット1は、3つ以上の電気接続部8を備えていてもよい。
充放電ユニット1は、図15及び16に示すように、電力変換ユニット300と電気的に接続可能である。本実施形態における充放電システム400は、充放電ユニット1と、電力変換ユニット300と、を備える。また、本実施形態における電源システム500は、充放電ユニット1と、充放電ユニット1における装着部4に装着された電池パック9と、電力変換ユニット300と、を備える。
電力変換ユニット300は、電力変換回路部305及び2つの電気接続部80を備える。2つの電気接続部80の各々は、充放電ユニット1の2つの電気接続部8の各々と同様、導電バー810及び導電部材820を備える。また、電力変換ユニット300は、2つの第1固定螺子830と、2つの第2固定螺子840と、2つの摘み850と、を備える。2つの第1固定螺子830は、充放電ユニット1の第1固定螺子83A,83Bと同様の構成である。2つの第2固定螺子840は、充放電ユニット1の第2固定螺子84A,84Bと同様の構成である。2つの摘み850は、充放電ユニット1の摘み85A,85Bと同様の構成である。電力変換ユニット300の2つの電気接続部80のうち、一方の電気接続部80は、充放電ユニット1の正極電気接続部8Aと電気的及び機械的に接続され、他方の電気接続部80は、充放電ユニット1の負極電気接続部8Bと電気的及び機械的に接続される。
ここでは、充放電ユニット1の一対の電気接続部8は、電池パック9の放電電力を出力する電力出力部として機能し、電力変換ユニット300の一対の電気接続部80は、電池パック9の放電電力が入力される電力入力部として機能する。
電力変換回路部305は、2つ電気接続部80を介して充放電ユニット1の電池パック9と電気的に接続されており、電池パック9の放電電力を電力変換する。具体的には、電力変換回路部305は、インバータ回路であり、電池パック9から放電された直流電力を交流電力に変換する。電力変換回路部305の出力端は、電源出力部312と電気的に接続されている。電源システム500では、負荷L2と電気的に接続された電源ケーブルが、電源出力部312に接続されることによって、電池パック9の放電電力を交流に変換した電力を負荷L2に供給することができる。電力変換回路部305は、インバータ回路に限らず、DC−DCコンバータでもよい。
また、電力変換ユニット300は、充放電ユニット1の筐体2と同様の形状である筐体302を備える。また、電力変換ユニット300は、充放電ユニット1の複数の突部212、複数の凹部221それぞれと同様の形状である複数の突部、複数の凹部3221を備える。図15に示すように、電力変換ユニット300は、充放電ユニット1と重ね合わせて電気的かつ機械的に接続することが可能である。
以上説明したように、本実施形態の第1態様に係る充放電ユニット1は、装着部4と、充放電回路部5と、筐体2と、ファン10と、を備える。装着部4は、電池パック9が着脱自在に装着される。充放電回路部5は、装着部4に装着された電池パック9を充電する機能及び放電させる機能を有する。筐体2は、装着部4および充放電回路部5が収納され、かつ、電池パック9を収納可能である。ファン10は、筐体2に収納され、筐体2内に空気を流す。筐体2は、底板21と、底板21から底板21の厚さ方向に突出する筒形状の周壁23と、を有する。周壁23には、通気口2311が形成されている。通気口2311とファン10との間において、底板21に孔(第1孔211)が形成され、かつ、通気口2311と対向する仕切壁25が設けられている。仕切壁25の端251と筐体2の内面との間に隙間がある。
上記構成により、充放電ユニット1は、水等が通気口2311を通って筐体2に入ったとしても、底板21に形成された第1孔211から水等を排出することができる。また、充放電ユニット1は、通気口2311とファン10との間に仕切壁25が介在しているので、水等が通気口2311を通ってファン10に直接的に到達することが抑制される。これにより、これにより、充放電ユニット1は、筐体2内の奥への水等の浸入を抑制することが可能となる。
本実施形態の第2態様に係る充放電ユニット1は、第1態様において、周壁23は、通気口2311が形成されている第1側壁231と、厚さ方向が第1側壁231の厚さ方向と交差する第2側壁232と、を有することが好ましい。通気口2311とファン10との間において、第2側壁232に、第1孔211とは別の第2孔2321が形成されていることが好ましい。
上記構成により、充放電ユニット1は、第2側壁232が下側となるように使用された場合であっても、通気口2311を通って筐体2に入った水等を第2側壁232に形成された第2孔2321から排出することができる。これにより、充放電ユニット1は、筐体2内の奥への水等の浸入を抑制することが可能となる。
本実施形態の第3態様に係る充放電ユニット1は、第1又は第2態様において、通気口2311とファン10との間において、仕切壁25が複数設けられていることが好ましい。複数の仕切壁25は、互いに一方向(第2方向D2)に離れて設けられていることが好ましい。複数の仕切壁25の各々は、一方向(第2方向D2)において、隣の仕切壁25の端251と筐体2の内面との隙間を覆うことが好ましい。
上記構成により、充放電ユニット1は、通気口2311とファン10との間に複数の仕切壁25が介在し、各仕切壁25が隣の仕切り板25と筐体2との隙間を覆うので、水等が通気口2311を通ってファン10に直接的に到達することがより抑制される。これにより、充放電ユニット1は、筐体2内の奥への水等の浸入をより抑制することが可能となる。
本実施形態の第4態様に係る充放電ユニット1は、第1乃至第3態様のいずれか1つの態様において、底板21に対して周壁23の突出方向に離れた一面(第1面261)を有する台座部26を備えることが好ましい。ファン10は、台座部26の一面(第1面261)に配置されることが好ましい。
上記構成により、充放電ユニット1は、底板21を伝う水等を台座部26により阻止することができるので、通気口2311を通った水等がファン10に到達することが抑制される。これにより、充放電ユニット1は、筐体2内の奥への水等の浸入を抑制することが可能となる。
本実施形態の第5態様に係る電源ユニット100は、第1乃至第4態様のいずれか1つの態様に係る充放電ユニット1と、装着部4に装着される電池パック9と、を備える。
上記構成により、電源ユニット100は、充放電ユニット1の筐体2内の奥への水等の浸入を抑制することが可能となる。
本実施形態の第6態様に係る充放電システム400は、第1乃至第4態様のいずれか1つの態様に係る充放電ユニット1と、電池パック9の放電電力を電力変換する電力変換ユニット300と、を備える。
上記構成により、充放電システム400は、充放電ユニット1の筐体2内の奥への水等の浸入を抑制することが可能となる。
本実施形態の第7態様に係る電源システム500は、第6態様に係る充放電システム400と、装着部4に装着される電池パック9と、を備える。
上記構成により、電源システム500は、充放電ユニット1の筐体2内の奥への水等の浸入を抑制することが可能となる。
上述した実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんのことである。
例えば、充放電ユニット1は、筐体2の天板22に形成された第1スリット222A,222Bを開閉自在に覆う複数のシャッターを備えていてもよい。また、充放電ユニット1は、筐体2の底板21に形成された第2スリット213A,213Bを開閉自在に覆う複数のシャッターを備えていてもよい。これにより、充放電ユニット1は、他の充放電ユニット1と連結していないときに第1スリット222A,222B、及び第2スリット213A,213Bがシャッターにより覆われていれば、筐体2内に異物が入るのを抑制することが可能となる。
また、充放電ユニット1は、筐体2に排気用の孔が形成されていてもよい。排気用の孔は、筐体2において吸気用の通気口2311から離れた領域に形成されているのが好ましく、例えば筐体2の第3側壁233に形成されているのが好ましい。
1 充放電ユニット
2 筐体
21 底板
211 第1孔(孔)
23 周壁
231 第1側壁
2311 通気口
232 第2側壁
2321 第2孔
25 仕切壁
25A 第1仕切壁
25B 第2仕切壁
26 台座部
261 第1面(一面)
4 装着部
5 充放電回路部
9 電池パック
10 ファン
100 電源ユニット
400 充放電システム
500 電源システム

Claims (7)

  1. 電池パックが着脱自在に装着される装着部と、
    前記装着部に装着された前記電池パックを充電する機能及び放電させる機能を有する充放電回路部と、
    前記装着部および前記充放電回路部が収納され、かつ、前記電池パックを収納可能な筐体と、
    前記筐体に収納され、前記筐体内に空気を流すファンと、を備え、
    前記筐体は、底板と、前記底板から前記底板の厚さ方向に突出する筒形状の周壁と、を有し、
    前記周壁には、通気口が形成され、
    前記通気口と前記ファンとの間において、前記底板に孔が形成され、かつ、前記通気口と対向する仕切壁が設けられ、
    前記仕切壁の端と前記筐体の内面との間に隙間がある
    ことを特徴とする充放電ユニット。
  2. 前記周壁は、前記通気口が形成されている第1側壁と、厚さ方向が前記第1側壁の厚さ方向と交差する第2側壁と、を有し、
    前記通気口と前記ファンとの間において、前記第2側壁に、前記孔である第1孔とは別の第2孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の充放電ユニット。
  3. 前記通気口と前記ファンとの間において、前記仕切壁が複数設けられ、
    前記複数の仕切壁は、互いに一方向に離れて設けられ、
    前記複数の仕切壁の各々は、前記一方向において、隣りの仕切壁の端と前記筐体の内面との間の隙間を覆う
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の充放電ユニット。
  4. 前記底板に対して前記周壁の突出方向に離れた一面を有する台座部を更に備え、
    前記ファンは、前記台座部の前記一面に配置される
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の充放電ユニット。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の充放電ユニットと、
    前記装着部に装着される電池パックと、を備える
    ことを特徴とする電源ユニット。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の充放電ユニットと、
    前記電池パックの放電電力を電力変換する電力変換ユニットと、を備える
    ことを特徴とする充放電システム。
  7. 請求項6記載の充放電システムと、
    前記装着部に装着される電池パックと、を備える
    ことを特徴とする電源システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020166988A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 工機ホールディングス株式会社 バッテリパック、電気機器本体、電気機器、充電器、及びシステム
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