JP2018035038A - 高結晶性チャバザイト型ゼオライトおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
〔1〕下記(イ)〜(ハ)を具備することを特徴とするチャバザイト型ゼオライト。
(イ)Si、Alを含有し、
(ロ)ZrまたはYの何れか、あるいはZrとYの両方を含有し、
(ハ)Zr含有量またはY含有量、あるいはZrとYの合計含有量が、SiとAlの合計含有量に対して、以下の式[1]に示すモル比の範囲である。
(Zr+Y)/(Si+Al)=0.001〜0.1 [1]
(式[1]において、ZrはZr含有量、YはY含有量。ZrおよびYは何れか一方がゼロの場合を含む。Si+AlはSiとAlの合計含有量。)
〔2〕SiとAlのモル比が、SiO2/Al2O3換算で、7以上〜15未満である上記[1]に記載するチャバザイト型ゼオライト。
〔3〕国際ゼオライト学会によって示されているチャバザイト型ゼオライトの製造方法で合成した標準物質の結晶度に対する相対結晶度が100%より大きい上記[1]または上記[2]に記載するチャバザイト型ゼオライト。
〔4〕活性成分が担持された上記[1]〜上記[3]の何れかに記載するチャバザイト型ゼオライトを含む触媒。
〔5〕下記工程(a)(b)(c)を有することを特徴とするチャバザイト型ゼオライトの製造方法。
(a)Si源、Al源、およびアルカリ源を含む原料スラリーを準備する工程、
(b)準備した原料スラリーに、ZrまたはYの何れか、あるいはZrとYの両方を、SiとAlの合計量に対して、上記式[1]に示すモル比が0.001〜0.1の範囲になるように添加して混合スラリーを調製する工程、
(c)混合スラリーを水熱処理してチャバザイト型ゼオライトを合成する工程。
〔本発明のゼオライト〕
本発明のチャバザイト型ゼオライトは、下記(イ)〜(ハ)を具備することを特徴とする。
(イ)Si、Alを含有し、
(ロ)ZrまたはYの何れか、あるいはZrとYの両方を含有し、
(ハ)Zr含有量またはY含有量、あるいはZrとYの合計含有量が、SiとAlの合計含有量に対して、以下の式[1]に示すモル比の範囲である。
(Zr+Y)/(Si+Al)=0.001〜0.1 [1]
(式[1]において、ZrはZr含有量、YはY含有量。ZrおよびYは何れか一方がゼロの場合を含む。Si+AlはSiとAlの合計含有量。)
本発明のゼオライトは、Si源、Al源、およびアルカリ源を含む原料スラリーを準備する工程、準備した原料スラリーに、ZrまたはYの何れか、あるいはZrとYの両方を、SiとAlの合計量に対して、上記式[1]に示すモル比が0.001〜0.1の範囲になるように添加して混合スラリーを調製する工程、混合スラリーを水熱処理することによって製造することができる。
テンプレート法では、SDA、Si源、Al源、およびアルカリ源を含む原料スラリーを用いる。SDAは、N,N,N−トリメチルアダマンタンアンモニウム塩等を使用することができる。Si源は、ケイ酸ナトリウム、シリカゾル、ヒュームドシリカ、シリコンアルコキシド等を使用することができる。Al源は、アルミン酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、アルミナゾル、アルミニウムアルコキシド等を使用することができる。アルカリ源は、ナトリウム、カリウム等のアルカリを含む塩を使用することができる。
本発明の製造方法は、Si源、Al源、およびアルカリ源を含む原料スラリーに、ZrまたはYの何れか、あるいはZrとYの両方を、SiとAlの合計量に対して、モル比で、〔(Zr+Y)/(Si+Al)〕=0.001〜0.1の範囲、好ましくは0.001〜0.01の範囲、になるように添加した混合スラリーを調製する。
Y原料は、例えば、酸化Y、硝酸Y、酢酸Y、硫酸Y等を使用することができる。Zr原料は、例えば、酸化Zr、硝酸Zr、Zrアルコキシド、ジルコニアゾル等を使用することができる。また、YおよびZrを含む原料として、Y安定化ジルコニアを用いることもできる。
本発明の製造方法は、上記混合スラリーを水熱処理する。水熱処理は、オートクレーブ等の密閉容器内に上記混合スラリーを充填し、所定温度で加熱する。水熱処理の温度は80〜180℃の範囲が好ましい。水熱処理の温度が80℃より低いと、チャバザイト型ゼオライトの結晶化に時間がかかりすぎるので好ましくない。一方、水熱処理の温度が180℃を超えると、混合スラリーの反応性が高くなり過ぎて不純物が生成することがあるので好ましくない。
<X線回折測定条件>
装置 :MiniFlex(株式会社リガク製)
操作軸 :2θ/θ
線源 :CuKα
測定方法 :連続式
電圧 :40kV
電流 :15mA
開始角度 :2θ=5°
終了角度 :2θ=50°
サンプリング幅:0.020°
スキャン速度 :10.000°/min
<判断基準>
上記測定により得られるX線回折パターンが、(100)、(200)、(20−1)、(21−1)、(211)、(3−1−1)、(310)、(3−1−2)のミラー指数に帰属されるピークをすべて有している場合、チャバザイト構造(CHA)を有していると判断する。
得られたゼオライトについて、下記の条件でSi、Al、Zr、Yの含有量を測定した。各成分の含有量から、(Zr+Y)/(Si+Al)モル比及びZr/(Y+Zr)モル比を算出した。
<Si、Al、Zr、Yの含有量の含有量測定>
測定方法:ICP発光分析
装置 :ICP730−ES(株式会社VARIAN製)
試料溶解:酸溶解
国際ゼオライト学会から発行された「WERIFIED SYNTHESES OF ZEOLITIC MATERIALS」H.Robson編、K.P.Lillerud XRD図:2001年発行、第2版、第123頁〜第125頁に記載されたチャバザイト(Chabazite)の合成方法に基づいて標準物質を合成した。具体的には、比較例1の方法でチャバザイト型ゼオライトを合成し、これを標準物質とした。この標準物質と本発明のゼオライトについて、下記条件でX線回折測定を行った。得られた各X線回折パターンから、下記算出式に基づき、得られたゼオライトの結晶性(相対結晶度)を求めた。
<X線回折測定条件>
装置 :MiniFlex(株式会社リガク製)
操作軸 :2θ/θ
線源 :CuKα
測定方法 :連続式
電圧 :40kV
電流 :15mA
開始角度 :2θ=5°
終了角度 :2θ=50°
サンプリング幅:0.020°
スキャン速度 :10.000°/min
<相対結晶度>
上記X線回折測定により得られたX線回折パターンから、ミラー指数(100)、(20−1)、(3−1−1)に帰属される各ピークの高さの合計値を求め、次式によって相対結晶度を求めた。
相対結晶度[%]=H/HR×100
H :得られたチャバザイト型ゼオライトの上記各ピークの高さの合計
HR:標準物質の上記各ピーク高さの合計
チャバザイト型ゼオライト10g、硫酸アンモニウム5gを含む水溶液100gを60℃に昇温し、撹拌しながら1時間イオン交換し、その後、濾過、洗浄した。この操作を2回行った。上記方法で得られたチャバザイト型ゼオライトについて、下記の条件で比表面積の測定を行った。
測定方法 : 窒素吸着法(BET多点法)
測定装置 : BELSORP―miniII(マイクロトラック・ベル株式会社製)
前処理 : 300℃、2時間(窒素流通下)
試料質量 : 0.05g
USY(SiO2/Al2O3=9)58.47gと、水酸化カリウム(和光純薬工業社製:濃度85質量%)18.92gと、純水422.50gを混合して原料スラリーを調製した。この原料スラリーに、酸化ジルコニウムナノ粒子(和光純薬工業社製:10nm)0.11gを混合して、500gの混合スラリー〔(Zr+Y)/(Si+Al)=0.001、Zr/(Zr+Y)=1〕を調製した。この混合スラリーを、ビーズミル(アシザワファインテック社製:LMZ015)を用い、この混合スラリーに含まれるUSYのX線回折パターンに現れる3本のピーク〔(111)、(331)および(533)のミラー指数に帰属されるピーク〕の合計強度(Hb)が、湿式粉砕前のUSYの合計強度(Ha)に対して半分以下になるまで湿式粉砕した。なお、湿式粉砕は、ビーズ径0.5mm、周速10m/s、ビーズ充填量85%(体積換算)の条件で行った。湿式粉砕した混合スラリーをオートクレーブに充填し、150℃で48時間水熱処理した。その後、水熱処理した原料スラリーをろ過して生成物を分離し、洗浄、乾燥した。その後、450℃で焼成してゼオライトを調製した。製造条件を表1に示す。得られたゼオライトについて、チャバザイト構造の有無、組成、結晶性、比表面積を測定した。結果を表2に示す。
このゼオライト45gを1mol/Lの硝酸銅3水和物溶液450gに懸濁してスラリーを調製した。このスラリーを撹拌しながら80℃に昇温し、1時間イオン交換した後、ろ過、洗浄した。この操作をCu担持量が2質量%になるまで繰り返した。
得られたゼオライトを従来公知の押出成形機を用いて、円柱状に押出成型した。得られた円柱状の成形体を粗砕して、顆粒状の成型体を得た。
NOx除去率[%]=[({NOx}in−{NOx}out)/{NOx}in]×100
ここで、{NOx}inは反応管入口のNOガス濃度、{NOx}outは反応管出口のNOガス濃度である。
このNOx除去率によって触媒活性評価(NH3―SCR反応評価)を行った。結果を表3に示す。
USY(SiO2/Al2O3=9)58.44gと、水酸化カリウム(和光純薬工業社製:濃度85質量%)18.91gと、純水422.07gを混合して原料スラリーを調製した。この原料スラリーに、酢酸イットリウム4水和物(和光純薬工業社製)0.58gを混合して、500gの混合スラリー〔(Zr+Y)/(Si+Al)=0.001、Zr/(Zr+Y)=0〕を調製した。前述の工程以降は実施例1と同様にしてゼオライトを調製した。製造条件を表1に示す。得られたゼオライトについて、チャバザイト構造の有無、組成、結晶性、比表面積を測定した。この結果を表2に示す。さらに、実施例1と同様の方法でCuを担持した後、NH3―SCR反応評価を行った。結果を表3に示す。
USY(SiO2/Al2O3=9)58.45gと、水酸化カリウム(和光純薬工業社製:濃度85質量%)18.91gと、純水421.65gを混合して原料スラリーを調製した。この原料スラリーに、酸化ジルコニウムナノ粒子(和光純薬工業社製:10nm)0.17gと酢酸イットリウム4水和物(和光純薬工業社製)0.23gを混合して、500gの混合スラリー〔(Zr+Y)/(Si+Al)=0.002、Zr/(Zr+Y)=0.5〕を調製した。前述の工程以降は実施例1と同様にしてゼオライトを調製した。製造条件を表1に示す。得られたゼオライトについて、チャバザイト構造の有無、組成、結晶性、比表面積を測定した。この結果を表2に示す。さらに、実施例1と同様の方法でCuを担持した後、NH3―SCR反応評価を行った。結果を表3に示す。
USY(SiO2/Al2O3=9)58.46gと、水酸化カリウム(和光純薬工業社製:濃度85質量%)18.91gと、純水422.39gを混合して原料スラリーを調製した。この原料スラリーに、酸化ジルコニウムナノ粒子(和光純薬工業社製:10nm)0.21gと酢酸イットリウム4水和物(和光純薬工業社製)0.03gを混合して、500gの混合スラリー〔(Zr+Y)/(Si+Al)=0.002、Zr/(Zr+Y)=0.91〕を調製した。前述の工程以降は実施例1と同様にしてゼオライトを調製した。製造条件を表1に示す。得られたゼオライトについて、チャバザイト構造の有無、組成、結晶性、比表面積を測定した。この結果を表2に示す。さらに、実施例1と同様の方法でCuを担持した後、NH3―SCR反応評価を行った。結果を表3に示す。
USY(SiO2/Al2O3=9)58.35gと、水酸化カリウム(和光純薬工業社製:濃度85質量%)18.88gと、純水421.58gを混合して原料スラリーを調製した。この原料スラリーに、酸化ジルコニウムナノ粒子(和光純薬工業社製:10nm)1.03gと酢酸イットリウム4水和物(和光純薬工業社製)0.16gを混合して、500gの混合スラリー〔(Zr+Y)/(Si+Al)=0.010、Zr/(Zr+Y)=0.9〕を調製した。前述の工程以降は実施例1と同様にしてゼオライトを調製した。製造条件を表1に示す。得られたゼオライトについて、チャバザイト構造の有無、組成、結晶性、比表面積を測定した。この結果を表2に示す。さらに、実施例1と同様の方法でCuを担持した後、NH3―SCR反応評価を行った。結果を表3に示す。
USY(SiO2/Al2O3=9)57.18gと、水酸化カリウム(和光純薬工業社製:濃度85質量%)18.50gと、純水412.64gを混合して原料スラリーを調製した。この原料スラリーに、酸化ジルコニウムナノ粒子(和光純薬工業社製:10nm)10.13gと酢酸イットリウム4水和物(和光純薬工業社製)1.54gを混合して、500gの混合スラリー〔(Zr+Y)/(Si+Al)=0.100、Zr/(Zr+Y)=0.9〕を調製した。前述の工程以降は実施例1と同様にしてゼオライトを調製した。製造条件を表1に示す。得られたゼオライトについて、チャバザイト構造の有無、組成、結晶性、比表面積を測定した。この結果を表2に示す。さらに、実施例1と同様の方法でCuを担持した後、NH3―SCR反応評価を行った。結果を表3に示す。
水熱処理温度を120℃とした以外は実施例5と同様の方法でゼオライトを調製した。得られたゼオライトについて、実施例1と同様の測定を行った。結果を表2に示す。また、実施例1と同様の方法でCuを担持した後、NH3―SCR反応評価を行った。結果を表3に示す。
水熱処理温度を180℃とした以外は実施例5と同様の方法でゼオライトを調製した。得られたゼオライトについて、実施例1と同様の測定を行った。結果を表2に示す。また、実施例1と同様の方法でCuを担持した後、NH3―SCR反応評価を行った。結果を表3に示す。
USY(SiO2/Al2O3=9.5)57.70gと、水酸化カリウム(和光純薬工業社製:濃度85質量%)21.51gと、純水419.60gを混合して原料スラリーを調製した。この原料スラリーに、酸化ジルコニウムナノ粒子(和光純薬工業社製:10nm)1.03gと酢酸イットリウム4水和物(和光純薬工業社製)0.16gを混合して、500gの混合スラリー〔(Zr+Y)/(Si+Al)=0.010、Zr/(Zr+Y)=0.9〕を調製した。前述の工程以降は実施例1と同様にしてゼオライトを調製した。製造条件を表1に示す。得られたゼオライトについて、チャバザイト構造の有無、組成、結晶性、比表面積を測定した。この結果を表2に示す。さらに、実施例1と同様の方法でCuを担持した後、NH3―SCR反応評価を行った。結果を表3に示す。
USY(SiO2/Al2O3=9.5)56.43gと、水酸化カリウム(和光純薬工業社製:濃度85質量%)24.17gと、純水418.23gを混合して原料スラリーを調製した。この原料スラリーに、酸化ジルコニウムナノ粒子(和光純薬工業社製:10nm)1.02g酢酸イットリウム4水和物(和光純薬工業社製)0.16gを混合して、500gの混合スラリー〔(Zr+Y)/(Si+Al)=0.010、Zr/(Zr+Y)=0.9〕を調製した。前述の工程以降は実施例1と同様にしてゼオライトを調製した。製造条件を表1に示す。得られたゼオライトについて、チャバザイト構造の有無、組成、結晶性、比表面積を測定した。この結果を表2に示す。さらに、実施例1と同様の方法でCuを担持した後、NH3―SCR反応評価を行った。結果を表3に示す。
Al2O3濃度22質量%、Na2O濃度17質量%のアルミン酸ナトリウム水溶液0.168kgを、NaOH濃度21.65質量%の水酸化ナトリウム水溶液1.35kgに撹拌しながら加えて溶解し、30℃まで冷却した。この溶液を撹拌しながら、SiO2濃度24質量%、Na2O濃度7.7質量%の珪酸ナトリウム水溶液1.361kgに添加した。このときの溶液の組成は、酸化物モル比で、
Na2O/Al2O3=16
SiO2/Al2O3=15
H2O/Al2O3=330
であった。ついで、この溶液を30℃で15時間静置してアルミノシリケート溶液を調製した。
SiO2濃度24質量%、Na2O濃度7.7質量%の珪酸ナトリウム水溶液22.78kgに水5.66kgとSiO2濃度30質量%シリカゾル(日揮触媒化成社製:Cataloid SI-30:平均粒子径10nm)18.97kgと、前記アルミノシリケート溶液2.88kgを加え、攪拌混合した。これに、Al2O3濃度22質量%、Na2O濃度17質量%のアルミン酸ナトリウム水溶液10.03kgを加え、室温で3時間攪拌熟成して、混合ヒドロゲルスラリーを調製した。このときの混合ヒドロゲルスラリーの組成は、酸化物モル比で、
Na2O/Al2O3=2.80
SiO2/Al2O3=8.70
H2O/Al2O3=108
であった。
混合ヒドロゲルスラリー60.3kgを結晶化槽にて、95℃で35時間、水熱処理を行った。その後、70℃まで冷却し、濾過してNa−Y型ゼオライトのケーキ29.5kgを得た。得られたNa−Y型ゼオライトのケーキを、更に洗浄し、濾過し、乾燥してNa−Y型ゼオライトを調製した。
5.36質量%のKOH水溶液225mlと、Na−Y型ゼオライトをイオン交換したHYゼオライト(SiO2/Al2O3=5.18)25.0gを混合して原料スラリーを調製した。この原料スラリーをオートクレーブに充填して30秒撹拌した。その後、この原料スラリーを95℃で96時間水熱処理した。水熱処理した原料スラリーをろ過して生成物を分離し、洗浄、乾燥してゼオライトを調製した。製造条件を表1に示す。得られたゼオライトについて、チャバザイト構造の有無、組成、結晶性、比表面積を測定した。結果を表2に示す。また、実施例1と同様の方法でCuを担持した後、NH3―SCR反応評価を行った。結果を表3に示す。
USY(SiO2/Al2O3=9.0)58.49gと、水酸化カリウム(和光純薬工業社製:濃度85質量%)18.92gと、純水422.59gを混合して原料スラリーを調製した。前述の工程以降は実施例1と同様にしてゼオライトを調製した。製造条件を表1に示す。得られたゼオライトについて、チャバザイト構造の有無、組成、結晶性、比表面積を測定した。この結果を表2に示す。さらに、実施例1と同様の方法でCuを担持した後、NH3―SCR反応評価を行った。結果を表3に示す。
Claims (5)
- 下記(イ)〜(ハ)を具備することを特徴とするチャバザイト型ゼオライト。
(イ)Si、Alを含有し、
(ロ)ZrまたはYの何れか、あるいはZrとYの両方を含有し、
(ハ)Zr含有量またはY含有量、あるいはZrとYの合計含有量が、SiとAlの合計含有量に対して、以下の式[1]に示すモル比の範囲である。
(Zr+Y)/(Si+Al)=0.001〜0.1 [1]
(式[1]において、ZrはZr含有量、YはY含有量。ZrおよびYは何れか一方がゼロの場合を含む。Si+AlはSiとAlの合計含有量。) - SiとAlのモル比が、SiO2/Al2O3換算で、7以上〜15未満である請求項1に記載するチャバザイト型ゼオライト。
- 国際ゼオライト学会によって示されているチャバザイト型ゼオライトの製造方法で合成した標準物質の結晶度に対する相対結晶度が100%より大きい請求項1または請求項2に記載するチャバザイト型ゼオライト。
- 活性成分が担持された請求項1〜請求項3の何れかに記載するチャバザイト型ゼオライトを含む触媒。
- 下記工程(a)(b)(c)を有することを特徴とするチャバザイト型ゼオライトの製造方法。
(a)Si源、Al源、およびアルカリ源を含む原料スラリーを準備する工程、
(b)準備した原料スラリーに、ZrまたはYの何れか、あるいはZrとYの両方を、SiとAlの合計量に対して、上記式[1]に示すモル比が0.001〜0.1の範囲になるように添加して混合スラリーを調製する工程、
(c)混合スラリーを水熱処理してチャバザイト型ゼオライトを合成する工程。
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