JP2018034671A - ハイブリッド車両およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】回生ブレーキによりできるだけ必要な制動力を得るようにしたハイブリッド車両およびその制御方法を提供する。【解決手段】制御装置10は、クラッチ15によりエンジン11の駆動軸とモータ/ジェネレータ12の駆動軸とが切断された状態において、現在の車速に基づいて推定した、ハイブリッド車両1に要求される制動トルクである要求制動トルク(Treq)と、現在のモータ/ジェネレータ12の回転数に基づいて算出した、モータ/ジェネレータ12の回生発電により得られる制動トルクの最大値である最大回生制動トルク(Treg_MAX)と、を比較し、要求制動トルクの方が最大回生制動トルクより大きい場合、トランスミッション16の変速段を少なくとも1つ上げるようにトランスミッション16を制御する。【選択図】図2
Description
本発明は、例えばエンジンとモータの2つの動力を有し、モータによって回生発電を行うことができるハイブリッド車両およびその制御方法に関する。
車両の減速時の運動エネルギによって発電機を回転させ、電気エネルギの形で回収する車両が普及している。電力回収時には一定の抵抗が発生し、この抵抗は車両にとっては制動力として機能する。このような減速時の電気エネルギ回収の際に生じる抵抗による制動は一般に回生ブレーキと呼ばれる。
特に、内燃機関(エンジン)と電動発電機(モータ/ジェネレータ)の2つの動力を有するハイブリッド車両(HEV:Hybrid Electric Vehicle)では、モータ/ジェネレータを利用して回生による制動力を好適に得ることができる。このような技術は、例えば特許文献1に開示されている。
ハイブリッド車両では、例えば低回転領域等、モータの方がエンジンよりも効率がよい領域では、エンジンを停止させてモータのみで走行することが行われる場合がある。このような場合には、エンジンが回らず、かつエンジンに燃料が供給されないとき(アクセルオフ等)にエンジンの回転抵抗力(損失)によって生じる制動力(いわゆるエンジンブレーキ)は発生せず、上述したモータ/ジェネレータによる回生ブレーキのみが発生することになる。
車両の運転者が要求する制動力が大きく、回生ブレーキのみでは制動力が不十分となる場合は、不足分の制動力は、例えばエンジンを始動してエンジンブレーキにより補われる。しかしながら、燃費向上のため、エンジンブレーキをできるだけ使用しないことが要求されている。
本発明は、回生ブレーキによりできるだけ必要な制動力を得るようにしたハイブリッド車両およびその制御方法を提供することを目的とする。
本発明のハイブリッド車両は、ハイブリッド車両に搭載されたエンジンと、前記エンジンの駆動軸と接続された駆動軸を有し、電力によって回転して前記エンジンとともに前記ハイブリッド車両の駆動力を生成し、駆動輪の回転を利用して回生発電を行う発電機と、前記発電機と前記駆動輪との間に配設され、入力軸と出力軸との回転比を複数の変速段に変速するトランスミッションと、現在の車速に基づいて推定した、前記ハイブリッド車両に要求される制動トルクである要求制動トルクと、現在の前記発電機の回転数に基づいて算出した、前記発電機の回生発電により得られる制動トルクの最大値である最大回生制動トルクと、を比較し、前記要求制動トルクの方が前記最大回生制動トルクより大きい場合、前記トランスミッションの変速段を少なくとも1つ上げるように前記トランスミッションを制御する制御装置と、を有する。
本発明の制御方法は、ハイブリッド車両に搭載されたエンジンと、前記エンジンの駆動軸と接続された駆動軸を有し、電力によって回転して前記エンジンとともに前記ハイブリッド車両の駆動力を生成し、駆動輪の回転を利用して回生発電を行う発電機と、前記発電機と前記駆動輪との間に配設され、入力軸と出力軸との回転比を複数の変速段に変速するトランスミッションと、を有するハイブリッド車両の制御方法であって、現在の車速に基づいて推定した、前記ハイブリッド車両に要求される制動トルクである要求制動トルクと、現在の前記発電機の回転数に基づいて算出した、前記発電機の回生発電により得られる制動トルクの最大値である最大回生制動トルクと、を比較し、前記要求制動トルクの方が前記最大回生制動トルクより大きい場合、前記トランスミッションの変速段を少なくとも1つ上げるように前記トランスミッションを制御する。
本発明によれば、回生ブレーキによりできるだけ必要な制動力を得ることができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態におけるハイブリッド車両1の構成を示す図である。本実施の形態では、ハイブリッド車両1は、例えば内燃機関としてガソリンエンジンあるいはディーゼルエンジンを搭載した商用車または乗用車である。
ハイブリッド車両1は、図1に示すように、制御装置10、エンジン11、モータ/ジェネレータ12、バッテリ13、インバータ14、クラッチ15、トランスミッション16、プロペラシャフト17、ディファレンシャルギア18、駆動輪19を有する。
エンジン11および/またはモータ/ジェネレータ12の出力は、プロペラシャフト17およびディファレンシャルギア18を介して駆動輪19に伝達される。ハイブリッド車両1は、このような構成により、減速時において、エンジン11による減速走行(エンジンブレーキ走行モード)、モータ/ジェネレータ12による回生を行う走行(モータ/ジェネレータ回生走行モード)、エンジン11とモータ/ジェネレータ12とが協調して回生を行う走行(協調回生走行モード)のように、複数の走行モードのいずれかを選択して走行することができる。
ハイブリッド車両1は、減速中または下り勾配路の走行中のモータ/ジェネレータ12による走行(モータ/ジェネレータ回生走行モード)、あるいはエンジン11とモータ/ジェネレータ12とが協調する走行(協調回生走行モード)においては、駆動輪19の回転力によりモータ/ジェネレータ12を発電機として動作させ、発生した電力(回生電力)をバッテリ13に充電(回生)することができる。
制御装置10は、エンジン11、モータ/ジェネレータ12、バッテリ13、インバータ14、クラッチ15、トランスミッション16の動作を制御する。なお、エンジン11、モータ/ジェネレータ12、バッテリ13、インバータ14、クラッチ15およびトランスミッション16のそれぞれの制御は、例えば個別に設けられたECU(Electric Control Unit)が互いにCAN(Control Area Network)通信を行いながら協働して制御を実施していてもよいが、本実施の形態では1つの制御装置10により各構成が制御されるものとして説明する。
なお、制御装置10は、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、および、RAM(Random Access Memory)等の作業用メモリ等を備える。CPUは、ROMから制御プログラムを読み出してRAMに展開し、展開した制御プログラムと協調してエンジン11、モータ/ジェネレータ12、バッテリ13、インバータ14、クラッチ15およびトランスミッション16の動作を集中制御する。
モータ/ジェネレータ12は、バッテリ13から供給される電力を用いてハイブリッド車両1の走行用の駆動力を発生する。また、モータ/ジェネレータ12は、他からの動力によって駆動されることで、バッテリ13に充電を行う発電機としても動作する。ここで、モータ/ジェネレータ12を発電機として動作させる動力としては、例えばエンジン11の動力がある。その他にも、モータ/ジェネレータ12は、ハイブリッド車両1の減速時や下り勾配路の走行中等に、ディファレンシャルギア18およびプロペラシャフト17を介して伝達された駆動輪19の回転によって発電機として発電を行う。
バッテリ13は、モータ/ジェネレータ12の駆動が要求された場合にはモータ/ジェネレータ12に電力を供給し、モータ/ジェネレータ12が発電機として動作する場合にはモータ/ジェネレータ12が発電した電力によって充電される。
インバータ14は、モータ/ジェネレータ12の駆動が要求された場合にはバッテリ13の直流電力を3相交流電力に変換してモータ/ジェネレータ12に供給し、モータ/ジェネレータ12が発電機として動作する際にはモータ/ジェネレータ12が発電する3相交流電力を直流電力に変換してバッテリ13に供給する。
クラッチ15は、エンジン11の駆動軸とモータ/ジェネレータ12の駆動軸とを接続あるいは切断する。クラッチ15が接続されている場合には、ハイブリッド車両1は、モータ/ジェネレータ12によってエンジン11に動力を伝えることができる。また、クラッチ15が接続されている場合には、ハイブリッド車両1は、エンジン11のみによるエンジンブレーキ走行モード、および、エンジン11とモータ/ジェネレータ12とが協調する協調回生走行モードのいずれかを選択することができる。
一方、クラッチ15が切断されている場合には、ハイブリッド車両1は、モータ/ジェネレータ12のみによるモータ/ジェネレータ回生モードに際し、エンジン11のフリクションを受けることなく効率よく回生走行することができる。
モータ/ジェネレータ12の駆動軸は、トランスミッション16の入力軸に接続される。トランスミッション16は、例えばAMT(Automated Manual Transmission)、トルコンAT(Automatic Transmission)やMT(Manual Transmission)であり、モータ/ジェネレータ12の駆動軸とプロペラシャフト17とを接続あるいは切断するクラッチ機構および変速機構を有する。本実施の形態では、クラッチ機構および変速機構の図示は省略する。ハイブリッド車両1の走行中には、制御装置10が車速や要求トルク等に基づいてトランスミッション16のクラッチ機構および変速機構を動作させることにより、スムーズな走行が可能となっている。
このような構成を有する本実施の形態のハイブリッド車両1は、減速時において、モータ/ジェネレータ12による回生を効率よく行うことで、燃費向上を図っている。以下では、モータ/ジェネレータ12による回生を効率よく行うために、制御装置10が行う制御について詳細に説明する。
図2は、ハイブリッド車両1の減速時における制御装置10の動作を説明するフローチャートである。図2の前提条件として、クラッチ15によってエンジン11とモータ/ジェネレータ12とが切断され、ハイブリッド車両1はモータ/ジェネレータ12のみによるモータ/ジェネレータ回生走行モードにて走行しているものとする。
ステップS1において、制御装置10は、ハイブリッド車両1の車速、アクセル開度、ブレーキ圧等の情報を図1に図示しないセンサ等から取得し、これらの情報に基づいて、要求された制動トルクを算出する。ステップS1において制御装置10が算出する制動トルクを、以下では要求制動トルクTreqと称する。要求制動トルクTreqは、その時点でのハイブリッド車両1の状態に応じて制御装置10が推定した、ハイブリッド車両1が必要とする制動トルクの仮想的な合計値である。すなわち、クラッチ15が切断された状態では、実際にはエンジン11に起因する制動力であるエンジンブレーキおよび排気ブレーキは発生しないが、ステップS1ではエンジンブレーキおよび排気ブレーキが発生するものとして制動トルクの推定を行っている。
制御装置10がハイブリッド車両1の要求制動トルクTreqを算出する方法としては、本実施の形態では特に限定しないが、例えば以下のような方法により算出すればよい。制御装置10は、ハイブリッド車両1の各所に設けられた各種センサから、アクセル開度、ブレーキ圧、車速等のパラメータを取得し、当該パラメータに基づいて、ハイブリッド車両1の制動要素毎の制動トルクを算出し、これらを加算あるいは減算することにより、要求制動トルクTreqを算出する。なお、制動要素とは、ハイブリッド車両1の制動トルクを発生させる少なくとも1つの要素を意味する。
図3は、制動要素毎の車速と要求制動トルクとの関係(特性)を示すマップの一例を示す図である。図3では、制動要素として、エンジンブレーキ、排気ブレーキ、車両重量*道路勾配、車両の走行抵抗の4つの要素を例示している。制御装置10は、図3に示すマップを参照して、その時点でのハイブリッド車両1の状態に対応したエンジンブレーキ、排気ブレーキ、車両重量*道路勾配、走行抵抗毎の制動トルクを算出し、エンジンブレーキ、排気ブレーキ、車両重量*道路勾配の制動トルクを加算し、その結果から走行抵抗の制動トルクを減算して要求制動トルクTreqを算出する。
図2の説明に戻る。ステップS2において、制御装置10は、その時点での車速(モータ/ジェネレータ12の回転数)に基づいて、最大回生制動トルクTreg_MAXを算出する。最大回生制動トルクTreg_MAXとは、その時点でのハイブリッド車両1の車速における、モータ/ジェネレータ12が回生により生成できる制動力の最大値である。制御装置10は、例えばモータ/ジェネレータ12の回転数を図1に図示しないセンサ等から取得し、モータ/ジェネレータ12の回転数と最大回生制動トルクTreg_MAXとの関係を示すマップを参照して、その時点での最大回生制動トルクTreg_MAXを算出する。図4は、モータ/ジェネレータ12の回転数と最大回生制動トルクTreg_MAXとの関係を示すマップを例示した図である。なお、制御装置10は、モータ/ジェネレータ12の回転数を、マップを参照する代わりに、例えば車速、ギア比、タイヤ周長等から算出してもよい。
次に、ステップS3において、制御装置10は、ステップS1において算出した要求制動トルクTreqと、ステップS2において算出した最大回生制動トルクTreg_MAXとを比較する。ハイブリッド車両1が要求する要求制動トルクTreqの方が、その時点でモータ/ジェネレータ12が生成できる最大回生制動トルクTreg_MAXよりも大きい場合(ステップS3:YES)、制御装置10は処理をステップS4に進める。一方、そうでない場合、すなわちハイブリッド車両1が要求する要求制動トルクTreqが、その時点でモータ/ジェネレータ12が生成できる最大回生制動トルクTreg_MAX以下である場合(ステップS3:NO)、制御装置10は、処理を終了させる。
ここで、ハイブリッド車両1が要求する要求制動トルクTreqが、その時点でモータ/ジェネレータ12が生成できる最大回生制動トルクTreg_MAX以下である場合(ステップS3:NO)とは、現状のまま、すなわちモータのみで走行するモータ走行モードのままで、ハイブリッド車両1が要求する制動力を全てまかなうことができることを意味する。このため、制御装置10は、これ以上の制御を行うことなく、処理を終了する。
一方、ハイブリッド車両1が要求する要求制動トルクTreqの方が、その時点でモータ/ジェネレータ12が生成できる最大回生制動トルクTreg_MAXより大きい場合(ステップS3:YES)とは、その時点でモータ/ジェネレータ12が生成する回生制動力だけでは、ハイブリッド車両1が要求する制動力の全てをまかなうことができないことを意味する。したがって、このような場合、制御装置10は、以下説明するステップS4からステップS6において、足りない分の制動トルクを補うための制御を行う。
ステップS4において、制御装置10は、トランスミッション16のシフトアップが可能であるか否かを判定する。当該判定は、例えば現在のギア段からシフトアップするギア段があるか否か、および/または、モータ/ジェネレータ12の回転数によるギア段の制約等に基づいて行われればよい。制御装置10は、シフトアップが可能であると判定した場合(ステップS4:YES)、処理をステップS5に進め、そうでない場合(ステップS4:NO)、処理をステップS6に進める。
ステップS5において、制御装置10は、トランスミッション16にシフトアップさせるように制御する。ここで、制御装置10は、例えば1段だけシフトアップさせるようにトランスミッション16を制御すればよい。トランスミッション16をシフトアップさせることにより、制御装置10は、モータ/ジェネレータ12の回転数を低下させることができる。図4に例示したように、モータ/ジェネレータ12の回転数が低下すると、モータ/ジェネレータ12が生成できる最大回生制動トルクTreg_MAXが大きくなるので、ステップS3の時点では要求制動トルクTreqに足りなかった分の制動トルクを補うことができるようになる。
一方、ステップS6において、制御装置10は、クラッチ15を接続する。ここで、制御装置10は、エンジン11が停止していた場合は、クラッチ15を接続すると同時にエンジン11を始動する。これにより、エンジン11の制動力(いわゆるエンジンブレーキ)がプロペラシャフト17を介して駆動輪19に伝達される。このため、制御装置10は、ステップS3の時点では要求制動トルクTreqに足りなかった分のトルクをエンジンブレーキによってスムーズに補うことができるようになる。なお、エンジンが発生する制動トルクが要求制動トルクTreqに足りなかった分の制動トルクより大きい場合は、過剰な制動トルクをモータ/ジェネレータ12の出力トルクから減ずるようにすればよい。
以上説明したように、本発明のハイブリッド車両は、エンジン(エンジン11)と、エンジンの駆動軸と接続された駆動軸を有し、電力によって回転してエンジンとともに駆動力を生成し、駆動輪の回転を利用して回生発電を行う発電機(モータ/ジェネレータ12)と、発電機と駆動輪との間に配設され、入力軸と出力軸との回転比を複数の変速段に変速するトランスミッション(トランスミッション16)と、現在の車速に基づいて推定した、ハイブリッド車両に要求される制動トルクである要求制動トルク(Treq)と、現在の発電機の回転数に基づいて算出した、発電機の回生発電により得られる制動トルクの最大値である最大回生制動トルク(Treg_MAX)と、を比較し、要求制動トルクの方が最大回生制動トルクより大きい場合、トランスミッションの変速段を少なくとも1つ上げるようにトランスミッションを制御する制御装置(制御装置10)と、を有する。
このような構成により、要求制動トルクTreqの方が最大回生制動トルクTreg_MAXより大きい場合、トランスミッション16のシフトアップが行われることにより、最大回生制動トルクTreg_MAXが大きくなり、足りない分の制動トルクを補うことができるようになる。換言すれば、モータ/ジェネレータ12の回転数をシフトアップにより低下させることで、制御装置10は、モータ/ジェネレータ12の回転数を、最大回生制動トルクTreg_MAXが要求制動トルクTreqより大きくなる領域内に収めることができるようになる。
図5は、最大回生制動トルクTreg_MAXが要求制動トルクTreq以上となるモータ/ジェネレータ12の回転数と制動トルクとの関係を例示した図である。図5において、実線が最大回生制動トルクTreg_MAXを示しており、一点鎖線が要求制動トルクTreqを示している。図5において、制御装置10がシフトアップによりモータ/ジェネレータ12の回転数を低下させる、すなわち図5において左の方に遷移させることで、最大回生制動トルクTreg_MAXが要求制動トルクTreqより大きい領域内に収めることができるようになる。
なお、上述した実施の形態において、クラッチ15によりエンジン11の駆動軸とモータ/ジェネレータ12の駆動軸とが切断されているとしたが、クラッチ15によりエンジン11の駆動軸とモータ/ジェネレータ12の駆動軸とが切断されている状態において、エンジン11は作動(回転)していてもよいし、停止していてもよい。
また、上述した実施の形態において、制御装置10による要求制動トルクTreqの算出方法として、エンジンブレーキ、排気ブレーキ、車両重量*道路勾配等の制動要素の制動トルクを加算し、その結果に基づいて走行抵抗の制動トルクを減算して要求制動トルクTreqを算出していたが、本発明はこれには限定されない。例えばいずれかの制動トルクを省略してもよいし、図3に例示した以外の制動要素による制動トルクを加算あるいは減算して要求制動トルクTreqを算出してもよい。
本発明は、駆動輪の回転を利用して回生発電を行うことができるハイブリッド車両に有用である。
1 ハイブリッド車両
10 制御装置
11 エンジン
12 モータ/ジェネレータ
13 バッテリ
14 インバータ
15 クラッチ
16 トランスミッション
17 プロペラシャフト
18 ディファレンシャルギア
19 駆動輪
10 制御装置
11 エンジン
12 モータ/ジェネレータ
13 バッテリ
14 インバータ
15 クラッチ
16 トランスミッション
17 プロペラシャフト
18 ディファレンシャルギア
19 駆動輪
Claims (5)
- ハイブリッド車両に搭載されたエンジンと、
前記エンジンの駆動軸と接続された駆動軸を有し、電力によって回転して前記エンジンとともに前記ハイブリッド車両の駆動力を生成し、駆動輪の回転を利用して回生発電を行う発電機と、
前記発電機と前記駆動輪との間に配設され、入力軸と出力軸との回転比を複数の変速段に変速するトランスミッションと、
現在の車速に基づいて推定した、前記ハイブリッド車両に要求される制動トルクである要求制動トルクと、現在の前記発電機の回転数に基づいて算出した、前記発電機の回生発電により得られる制動トルクの最大値である最大回生制動トルクと、を比較し、前記要求制動トルクの方が前記最大回生制動トルクより大きい場合、前記トランスミッションの変速段を少なくとも1つ上げるように前記トランスミッションを制御する制御装置と、
を有するハイブリッド車両。 - 前記エンジンと前記発電機との間に配設され、前記エンジンの駆動軸と前記発電機の駆動軸とを接続あるいは切断するクラッチをさらに有し、
前記制御装置は、前記クラッチにより前記エンジンの駆動軸と前記発電機の駆動軸とが切断された場合に、前記要求制動トルクと前記最大回生制動トルクと、を比較し、前記要求制動トルクの方が前記最大回生制動トルクより大きい場合、前記トランスミッションの変速段を少なくとも1つ上げるように前記トランスミッションを制御する、
請求項1に記載のハイブリッド車両。 - 前記制御装置は、前記要求制動トルクの方が前記最大回生制動トルクより大きく、かつ前記トランスミッションの制約により変速段を上げることができない場合に、前記エンジンの駆動軸と前記発電機の駆動軸とを接続するように前記クラッチを制御する、
請求項2に記載のハイブリッド車両。 - 前記制御装置は、前記要求制動トルクを、前記ハイブリッド車両の制動トルクを発生させる少なくとも1つの要素である制動要素毎に制動トルクを仮想的に算出し、全ての前記制動要素による制動トルクを加算あるいは減算することで推定する、
請求項1に記載のハイブリッド車両。 - ハイブリッド車両に搭載されたエンジンと、前記エンジンの駆動軸と接続された駆動軸を有し、電力によって回転して前記エンジンとともに前記ハイブリッド車両の駆動力を生成し、駆動輪の回転を利用して回生発電を行う発電機と、前記発電機と前記駆動輪との間に配設され、入力軸と出力軸との回転比を複数の変速段に変速するトランスミッションと、を有するハイブリッド車両の制御方法であって、
現在の車速に基づいて推定した、前記ハイブリッド車両に要求される制動トルクである要求制動トルクと、現在の前記発電機の回転数に基づいて算出した、前記発電機の回生発電により得られる制動トルクの最大値である最大回生制動トルクと、を比較し、前記要求制動トルクの方が前記最大回生制動トルクより大きい場合、前記トランスミッションの変速段を少なくとも1つ上げるように前記トランスミッションを制御する、
ハイブリッド車両の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016169947A JP2018034671A (ja) | 2016-08-31 | 2016-08-31 | ハイブリッド車両およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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ID=61566763
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2016169947A Pending JP2018034671A (ja) | 2016-08-31 | 2016-08-31 | ハイブリッド車両およびその制御方法 |
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| JP (1) | JP2018034671A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022063155A (ja) * | 2020-10-09 | 2022-04-21 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
| KR20230092074A (ko) * | 2021-12-16 | 2023-06-26 | 주식회사 현대케피코 | 회생제동량 증가를 위한 변속기 제어방법 |
-
2016
- 2016-08-31 JP JP2016169947A patent/JP2018034671A/ja active Pending
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| JP7388331B2 (ja) | 2020-10-09 | 2023-11-29 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
| KR20230092074A (ko) * | 2021-12-16 | 2023-06-26 | 주식회사 현대케피코 | 회생제동량 증가를 위한 변속기 제어방법 |
| KR102567339B1 (ko) | 2021-12-16 | 2023-08-17 | 주식회사 현대케피코 | 회생제동량 증가를 위한 변속기 제어방법 |
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