JP2018033453A - 結着剤、結着成形食品、及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(A)グルコースを構成糖とし、
(B)α−1,4結合を介して連結したグルコース重合度3以上の直鎖状グルカンの一端に位置する非還元末端グルコース残基にα−1,4結合以外の結合を介して連結したグルコース重合度1以上の分岐構造を有し、
(C)イソマルトデキストラナーゼ消化により、イソマルトースを消化物の固形分当たり5質量%以上生成する。
(E)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基の比が1:0.6乃至1:4の範囲にあり、
(F)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基との合計が全グルコース残基の55%以上を占める。
(H)α−1,3,6結合したグルコース残基が全グルコース残基の0.5%以上である。
(1)本発明の結着成形食品は、食品材料同士が全体として均一に結着成形された、外観仕上がりが良好で、嵩密度の高い、保形性・保存安定性、耐衝撃性に優れ、搬送中、保管中、及び店頭での配架中における耐衝撃性及び取り扱い性に優れ、商品寿命が相対的に長い。
(2)本発明の製造方法は、前記(1)に示す優れた特性を有する結着成形食品を歩留まり良く、効率的に容易かつ低コストで安定して製造できる。
(3)本発明の結着剤は、前記(1)及び(2)に示す結着成形食品とその製造方法の提供を可能にする。
(1)概要
結着成形食品を製造するに際し、食品材料同士を結着させるために、プルランを主体とする結着剤が繁用されている。しかし、斯かる結着剤は、加熱前に、これを用いて食品材料同士を均一に結着させるときの結着性、作業性、及び加熱前の結着成形食品を型から抜き出すときの作業性には改善すべき点があること、また、加熱して得られる結着成形食品の保形性、耐衝撃性、歯触り、及び歯への不快な付着性にも改善すべき点があることを本発明者等は独自に見出した。そこで、本発明者等は、これらの不都合を改善するために、プルランを主体とする結着剤において、プルランと他の成分との併用に着目し、種々検討した。
<結着剤の調製>
プルラン(商品名『食品添加物プルラン』、プルラン含量約94質量%、水分含量約2質量%、株式会社林原製)と下記表1に示す水溶性食物繊維素材(4種類)と澱粉加水分解物(2種類)とを乾燥処理することなく、下記表2に示す配合割合で、室温下、精製水に溶解し、水溶液状の各種結着剤として、被験試料1乃至18を調製した。なお、対照は、プルランのみを含む水溶液とした。
20℃の温度条件下、食品材料として、市販のゴーフル(商品名『神戸風月堂ゴーフル15S』、株式会社東京風月堂製)を破砕機にて粉砕し、破片の一辺が約3乃至約4mmの小片状ゴーフルを得、その50gをボウルにとり、撹拌下、サラダ油7gを添加した後、マルトース7gを添加し、130℃で10分間加熱し、室温まで放冷した後、結着剤として前記被験試料1乃至18のいずれかを10g添加、混合し、各被験試料を小片状のゴーフル表面にほぼ均一に付着させた。なお、サラダ油とマルトースを用いたのは、小片状ゴーフルの表面が多孔性、吸湿性であることに鑑み、予め、その表面を油脂と糖質を用いて被覆しておくことにより、小片状ゴーフル表面への前記結着剤の付着効率を高めるためである。次いで、直径約3cmの半球状の窪みを複数個有するプラスチック製モールド(以下、「モールド」と言う。)の各窪みの上に、各窪みの体積をやや上回る程度の小片状ゴーフルを載置し、ステンレス製のヘラでモールド表面を平らに均し、各窪みに前記小片状ゴーフルを充填するとともに、ゴーフル同士を結着成形し(これら一連の作業を「モールディング(molding)作業」と言う。)、次いで、小片状ゴーフルを収容したモールドを反転させ、振動を加え、モールドの開口部から半球状のゴーフル塊を抜き出し(これら一連の作業を「デモールディング(demolding)作業」と言う。)、オーブンに入れ、100℃で20分間加熱し、結着成形食品を得た。なお、対照は、プルランのみを含む水溶液を用いて前記同様にして調製した。
被験試料1乃至18を用いて結着成形食品を調製するときの作業性及び得られた結着成形食品につき、下記評価項目(ア)乃至(エ)について、熟練職人が評価した。
(イ)保形性:デモールディング作業時における加熱前の結着成形食品の型崩れの程度、及び加熱後の結着成形食品を指先で軽く摘まんだときの型崩れの程度;
(ウ)食感:加熱後の結着成形食品を食したときの歯触りの良さと、歯への不快な付着性のなさ;及び
(エ)モールディング作業後に得られた結着成形物の嵩密度:各被験試料を用いて結着させた結着成形食品をそれぞれ同量用いてモールディング作業を行い、モールディング作業後に得られた結着成形物の個数をそれぞれ計数し、対照の結着成形物の個数を基準に、それよりも「個数が少ない場合」、「同数の場合」、及び「個数が多い場合」をそれぞれ、対照と比べ、嵩密度が「良好(高い)」、「同等である」、及び「劣る(低い)」と評価した。この評価において、モールディング作業後に得られた結着成形物の数が対照と比べ少ないということは、モールドの各窪み1個当たりに充填された食品材料の質量が多いこと、つまり、結着成形物1個当たりの嵩密度が高いことを意味する。
A:対照(プルランのみからなる水溶液)を用いた場合と比べ、良好(高い)。
B:対照(プルランのみからなる水溶液)を用いた場合とほぼ同等である。
C:対照(プルランのみからなる水溶液)を用いた場合と比べ、劣る(低い)。
結果は表2に示す。
(1)概要
実験1において、プルランと、分岐α−グルカン混合物とを無水物換算で特定の質量比で含む結着剤は、プルランと他の水溶性食物繊維素材又は澱粉加水分解物とを含む他の結着剤と比べ、優れた結着特性を有する結着剤であることが判明した。また、実験1は、プルランと分岐α−グルカン混合物とを無水物換算での合計で約12質量%含む水溶液を用いて行われた実験であったことに鑑み、本実験においては、プルランと分岐α−グルカン混合物とを無水物換算での合計で約5乃至約20質量%含む水溶液の形態にある各種被験試料を調製し、各被験試料におけるプルランと分岐α−グルカン混合物の含有量の違いが食品材料の結着成形性に及ぼす影響について調べた。
<結着剤の調製>
表3に示す配合量で、室温下、精製水に、プルランと、実施例1に示す分岐α−グルカン混合物(本発明で用いる分岐α−グルカン混合物の代表例)とを溶解し、水溶液状の結着剤としての各種被験試料(被験試料19乃至23)を調製した。
実験1で用いた被験試料1乃至18に代えて前記被験試料19乃至23を用いた以外は、実験1と同様にして各種結着成形食品を調製した。
前記試料溶液19乃至23と、それらを用いて得られる結着成形食品を実験1の評価方法と同様にして評価した。結果は表3に示す。
(1)概要
実験1、2の結果から、プルランと、分岐α−グルカン混合物との無水物換算での質量比[プルラン/分岐α−グルカン混合物]が2であって、プルランと分岐α−グルカン混合物の合計固形分濃度が約10乃至約20質量%である水溶液は、結着剤として優れていることが判明した。この結果を踏まえ、本実験においては、結着剤におけるプルランと分岐α−グルカン混合物との無水物換算での質量比が結着剤の特性に及ぼす影響について更に調べた。
<結着剤の調製>
表4に示す配合組成となるように、室温下、精製水に、プルランと、実施例1に示す分岐α−グルカン混合物(本発明で用いる分岐α−グルカン混合物の代表例)とを溶解し、水溶液状の結着剤としての各種被験試料(被験試料24乃至32)を調製した。
実験1で用いた被験試料1乃至18に代えて前記被験試料24乃至32を用いた以外は、実験1と同様にして各種結着成形食品を得た。
前記試料溶液24乃至32と、それらを用いて調製した結着成形食品につき、実験1の評価方法と同様にして評価した。結果は表4に示す。
精製水100質量部に対し、乾燥固形物換算で、プルラン(商品名『食品添加物プルラン』、プルラン含量約94質量%、水分含量約2質量%、株式会社林原製)10質量部と、国際公開第WO2008/136331号パンフレットの実施例5に開示された方法に準じて得た、下記(ア)乃至(セ)の特性を有する分岐α−グルカン混合物5質量部とを添加し、溶解し、水溶液形態にある本発明の結着剤を得た。
(ア)グルコースを構成糖とする。
(イ)α−1,4結合を介して連結したグルコース重合度3以上の直鎖状グルカンの一端に位置する非還元末端グルコース残基にα−1,4結合以外の結合を介して連結したグルコース重合度1以上の分岐構造を有する。
(ウ)イソマルトデキストラナーゼ消化により、イソマルトースを消化物の固形分当たり約40質量%生成する。
(エ)高速液体クロマトグラフ法(酵素−HPLC法)により求めた水溶性食物繊維含量が約80質量%である。
(オ)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基の比が約1:2.6である。
(カ)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基との合計が全グルコース残基の約69%を占める。
(キ)α−1,3結合したグルコース残基が全グルコース残基の2.5%である。
(ク)α−1,3,6結合したグルコース残基が全グルコース残基の6.3%である。
(ケ)ゲル濾過高速液体クロマトグラムに基づく分子量分布分析による重量平均分子量(Mw)が約4,700ダルトンである。
(コ)重量平均分子量(Mw)を数平均分子量(Mn)で除した値(Mw/Mn)が2.1である。
(サ)固形分当たり、グルコース重合度(DP)9以上の分岐α−グルカン含量が約90質量%である。
(シ)DP1乃至8の単糖乃至オリゴ糖の合計含量が約10質量%である。
(ス)DEが約7である。
(セ)水分含量が約8%である。
精製水100質量部に対し、乾燥固形物換算で、プルラン(商品名『食品添加物プルラン』、プルラン含量約94質量%、水分含量約2質量%、株式会社林原製)9質量部と、国際公開第WO2008/136331号パンフレットの実施例3に開示された方法に準じて得た、下記(ア)乃至(セ)の特性を有する分岐α−グルカン混合物5質量部とを添加し、溶解し、水溶液の形態にある本発明の結着剤を得た。
(ア)グルコースを構成糖とする。
(イ)α−1,4結合を介して連結したグルコース重合度3以上の直鎖状グルカンの一端に位置する非還元末端グルコース残基にα−1,4結合以外の結合を介して連結したグルコース重合度1以上の分岐構造を有する。
(ウ)イソマルトデキストラナーゼ消化により、イソマルトースを消化物の固形分当たり約35質量%生成する。
(エ)高速液体クロマトグラフ法(酵素−HPLC法)により求めた水溶性食物繊維含量が約76質量%である。
(オ)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基の比が約1:1.3である。
(カ)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基との合計が全グルコース残基の約70%を占める。
(キ)α−1,3結合したグルコース残基が全グルコース残基の3.0%である。
(ク)α−1,3,6結合したグルコース残基が全グルコース残基の4.8%である。
(ケ)ゲル濾過高速液体クロマトグラムに基づく分子量分布分析による重量平均分子量(Mw)が約6,200ダルトンである。
(コ)重量平均分子量(Mw)を数平均分子量(Mn)で除した値(Mw/Mn)が2.2である。
(サ)固形分当たり、グルコース重合度(DP)9以上の分岐α−グルカン含量が約91質量%である。
(シ)DP1乃至8の単糖乃至オリゴ糖の合計含量が約9質量%である。
(ス)DEが約7.5である。
(セ)水分含量が約8%である。
精製水100質量部に対し、乾燥固形物換算で、プルラン(商品名『食品添加物プルラン』、プルラン含量約94質量%、水分含量約2質量%、株式会社林原製)11質量部と、国際公開第WO2008/136331号パンフレットの実施例4に開示された方法に準じて得た下記(ア)乃至(セ)の特性を有する分岐α−グルカン混合物5質量部とを添加し、溶解し、水溶液の形態にある本発明の結着剤を得た。
(ア)グルコースを構成糖とする。
(イ)α−1,4結合を介して連結したグルコース重合度3以上の直鎖状グルカンの一端に位置する非還元末端グルコース残基にα−1,4結合以外の結合を介して連結したグルコース重合度1以上の分岐構造を有する。
(ウ)イソマルトデキストラナーゼ消化により、イソマルトースを消化物の固形物当たり約45質量%生成する。
(エ)高速液体クロマトグラフ法(酵素−HPLC法)により求めた水溶性食物繊維含量が約85質量%である。
(オ)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基の比が約1:2である。
(カ)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基との合計が全グルコース残基の約80%を占める。
(キ)α−1,3結合したグルコース残基が全グルコース残基の1.4%である。
(ク)α−1,3,6結合したグルコース残基が全グルコース残基の1.7%である。
(ケ)ゲル濾過高速液体クロマトグラムに基づく分子量分布分析による重量平均分子量(Mw)が約10,000ダルトンである。
(コ)重量平均分子量(Mw)を数平均分子量(Mn)で除した値(Mw/Mn)が2.9である。
(サ)固形分当たり、グルコース重合度(DP)9以上の分岐α−グルカン含量が約92質量%である。
(シ)DP1乃至8の単糖乃至オリゴ糖の合計含量が約8質量%である。
(ス)DEが約6である。
(セ)水分含量が約7%である。
精製水100質量部に対し、乾燥固形物換算で、プルラン(商品名『食品添加物プルラン』、プルラン含量約94質量%、水分含量約2質量%、株式会社林原製)10質量部と、国際公開第WO2008/136331号パンフレットの実施例5に開示された方法に準じて得た、下記(ア)乃至(セ)の特性を有する分岐α−グルカン混合物4質量部とを添加し、溶解し、水溶液の形態にある本発明の結着剤を得た。
(ア)グルコースを構成糖とする。
(イ)α−1,4結合を介して連結したグルコース重合度3以上の直鎖状グルカンの一端に位置する非還元末端グルコース残基にα−1,4結合以外の結合を介して連結したグルコース重合度1以上の分岐構造を有する。
(ウ)イソマルトデキストラナーゼ消化により、イソマルトースを消化物の固形分当たり約47質量%生成する。
(エ)高速液体クロマトグラフ法(酵素−HPLC法)により求めた水溶性食物繊維含量が約63質量%である。
(オ)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基の比が約1:2.4である。
(カ)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基との合計が全グルコース残基の約60%を占める。
(キ)α−1,3結合したグルコース残基が全グルコース残基の2.3%である。
(ク)α−1,3,6結合したグルコース残基が全グルコース残基の2.1%である。
(ケ)ゲル濾過高速液体クロマトグラムに基づく分子量分布分析による重量平均分子量(Mw)が約1,000ダルトンである。
(コ)重量平均分子量(Mw)を数平均分子量(Mn)で除した値(Mw/Mn)が1.8である。
(サ)固形分当たり、グルコース重合度(DP)9以上の分岐α−グルカン含量が約90質量%である。
(シ)DP1乃至8の単糖乃至オリゴ糖の合計含量が約10質量%である。
(ス)DEが約7である。
(セ)水分含量が約8%である。
精製水100質量部に対し、乾燥固形物換算で、プルラン(商品名『食品添加物プルラン』、プルラン含量約94質量%、水分含量約2質量%、株式会社林原製)10質量部と、国際公開第WO2008/136331号パンフレットの実施例3に開示された方法に準じて得た、下記(ア)乃至(セ)の特性を有する分岐α−グルカン混合物4質量部とを添加し、溶解し、水溶液の形態にある本発明の結着剤を得た。
(ア)グルコースを構成糖とする。
(イ)α−1,4結合を介して連結したグルコース重合度3以上の直鎖状グルカンの一端に位置する非還元末端グルコース残基にα−1,4結合以外の結合を介して連結したグルコース重合度1以上の分岐構造を有する。
(ウ)イソマルトデキストラナーゼ消化により、イソマルトースを消化物の固形分当たり約28.4質量%生成する。
(エ)高速液体クロマトグラフ法(酵素−HPLC法)により求めた水溶性食物繊維含量が約42.1質量%である。
(オ)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基の比が約1:0.62である。
(カ)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基との合計が全グルコース残基の約83.7%を占める。
(キ)α−1,3結合したグルコース残基が全グルコース残基の1.1%である。
(ク)α−1,3,6結合したグルコース残基が全グルコース残基の0.8%である。
(ケ)ゲル濾過高速液体クロマトグラムに基づく分子量分布分析による重量平均分子量(Mw)が約59,000ダルトンである。
(コ)重量平均分子量(Mw)を数平均分子量(Mn)で除した値(Mw/Mn)が15.4である。
(サ)固形分当たり、グルコース重合度(DP)9以上の分岐α−グルカン含量が約92質量%である。
(シ)DP1乃至8の単糖乃至オリゴ糖の合計含量が約9質量%である。
(ス)DEが約6.5である。
(セ)水分含量が約7%である。
精製水100質量部に対し、乾燥固形物換算で、プルラン(商品名『食品添加物プルラン』、プルラン含量約94質量%、水分含量約2質量%、株式会社林原製)10質量部と、国際公開第WO2008/136331号パンフレットの実施例3に開示された方法に準じて得た、下記(ア)乃至(セ)の特性を有する分岐α−グルカン混合物4質量部とを添加し、溶解し、水溶液の形態にある本発明の結着剤を得た。
(ア)グルコースを構成糖とする。
(イ)α−1,4結合を介して連結したグルコース重合度3以上の直鎖状グルカンの一端に位置する非還元末端グルコース残基にα−1,4結合以外の結合を介して連結したグルコース重合度1以上の分岐構造を有する。
(ウ)イソマルトデキストラナーゼ消化により、イソマルトースを消化物の固形分当たり約28.4質量%生成する。
(エ)高速液体クロマトグラフ法(酵素−HPLC法)により求めた水溶性食物繊維含量が約42.1質量%である。
(オ)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基の比が約1:0.62である。
(カ)α−1,4結合したグルコース残基とα−1,6結合したグルコース残基との合計が全グルコース残基の約83.7%を占める。
(キ)α−1,3結合したグルコース残基が全グルコース残基の1.1%である。
(ク)α−1,3,6結合したグルコース残基が全グルコース残基の0.8%である。
(ケ)ゲル濾過高速液体クロマトグラムに基づく分子量分布分析による重量平均分子量(Mw)が約59,000ダルトンである。
(コ)重量平均分子量(Mw)を数平均分子量(Mn)で除した値(Mw/Mn)が15.4である。
(サ)固形分当たり、グルコース重合度(DP)9以上の分岐α−グルカン含量が約92質量%である。
(シ)DP1乃至8の単糖乃至オリゴ糖の合計含量が約9質量%である。
(ス)DEが約6.5である。
(セ)水分含量が約7%である。
精製水100質量部に対し、乾燥固形物換算で、プルラン(商品名『食品添加物プルラン』、プルラン含量約94質量%、水分含量約2質量%、株式会社林原製)10質量部、及び実施例1乃至5で用いた分岐α−グルカン混合物のいずれか5質量部を攪拌溶解し、これをスチール製容器に1kgずつ充填し、加熱殺菌し、冷却し、本発明に係る5種類の水溶液状の結着剤を得た。
精製水100質量部に対し、乾燥固形物換算で、プルラン(商品名『食品添加物プルラン』、プルラン含量約94質量%、水分含量約2質量%、株式会社林原製)12質量部、及び実施例1乃至5で用いた分岐α−グルカン混合物のいずれか5質量部を攪拌溶解し、これをスチール製容器に1kgずつ充填し、加熱殺菌し、冷却し、本発明に係る5種類の水溶液状の結着成形食品用の結着剤を得た。
Claims (11)
- プルランと、下記(A)乃至(C)の特性を有する分岐α−グルカン混合物とを、無水物換算での質量比[プルラン/分岐α−グルカン混合物]で、1.5乃至4の範囲で含んでなる結着剤:
(A)グルコースを構成糖とし、
(B)α−1,4結合を介して連結したグルコース重合度3以上の直鎖状グルカンの一端に位置する非還元末端グルコース残基にα−1,4結合以外の結合を介して連結したグルコース重合度1以上の分岐構造を有し、
(C)イソマルトデキストラナーゼ消化により、イソマルトースを消化物の固形分当たり5質量%以上生成する。 - 固形分当たり、プルランと前記分岐α−グルカン混合物とを無水物換算で合計、90質量%以上含んでいることを特徴とする、請求項1記載の結着剤。
- プルランと前記分岐α−グルカン混合物を含む水溶液の形態にあり、当該水溶液の固形分濃度が10乃至30質量%であることを特徴とする、請求項1又は2記載の結着剤。
- 小片状及び/又は粒状の食品材料同士が結着成形されてなる結着成形食品であって、前記食品材料同士が請求項1又は2記載の結着剤を介して結合していることを特徴とする結着成形食品。
- 小片状及び/又は粒状の前記食品材料が、動植物性油脂及び/又は糖質で被覆されていることを特徴とする、請求項4記載の結着成形食品。
- 小片状及び/又は粒状の前記食品材料が、焼き菓子、フレーク菓子、スナック菓子、シリアル食品、ドライフルーツ、及び乾燥野菜から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする、請求項4又は5に記載の結着成形食品。
- 小片状及び/又は粒状の食品材料の表面に請求項1乃至3のいずれかに記載の結着剤を付着させる工程を含むことを特徴とする、結着成形食品の製造方法。
- 小片状及び/又は粒状の前記食品材料が、予め動植物性油脂及び/又は糖質で被覆されたものであることを特徴とする、請求項7記載の結着成形食品の製造方法。
- 更に、表面に前記結着剤が付着した小片状及び/又は粒状の前記食品材料を乾燥及び/又は加熱する工程を含むことを特徴とする、請求項7又は8記載の結着成形食品の製造方法。
- 小片状及び/又は粒状の前記食品材料が、焼き菓子、フレーク菓子、スナック菓子、シリアル食品、ドライフルーツ、及び乾燥野菜から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする、請求項7乃至9のいずれかに記載の結着成形食品の製造方法。
- 表面に結着剤を付着させる前の、小片状及び/又は粒状の前記食品材料の水分含量が10質量%未満であることを特徴とする、請求項7乃至10のいずれかに記載の結着成形食品の製造方法。
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