JP2018033010A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板と導光部との間のガタを低減し、光源と導光部との位置決め精度を向上する。【解決手段】複数のLED62(光源)が長手方向に配置されたLED基板60(基板)と、LED基板60を保持するスロット部76(保持部)を有し複数のLED62から出射された光を案内するライトガイド70(導光部)と、ライトガイド70を支持するベース部80(支持部)と、LED基板60をスロット部76に向けて長手方向に交差する方向に付勢する基板付勢部90(付勢部)と、ライトガイド70から出射された光を受けたシートの反射光を光電変換して画像情報を読み取るCCD(画像読取部)と、を備える。【選択図】図9
Description
本発明は、シートの画像を読み取る画像読取装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
一般に、複写機やファクシミリ等の画像形成装置は、原稿の画像を光学的に読み取る画像読取装置を備えている。この画像読取装置においては、原稿を照明するために、複数のLED(点光源)を直線状に配列した照明装置を備えたものが知られている。複数のLEDを光源とした場合、原稿面におけるLED配列方向の照度分布ムラの発生を抑制するため、照明装置は、原稿面とLEDとの間に、透明樹脂やガラス等からなる導光部材を備えている。この導光部材は、複数のLEDから出射されて円形に拡散する光を、原稿面に向けて原稿読取時の主走査方向(LED配列方向)に沿って導光する。
ここで、複数のLEDと導光部材との位置関係においてズレが生じると、原稿面を主走査方向に沿って均等に照明することが困難になるという課題がある。即ち、導光部材の入射面とLED配列方向とが平行でないために導光部材の入射面とLEDとの間隔が主走査方向の両端で異なることがある。この場合、LEDから出射される光は円錐状に拡散するので、入射面とLEDとの間隔が小さい部分では、導光部材に入射される光の光量が多く、間隔が大きい部分では光量が少なくなるという光照射強度のムラが生じるおそれがある。
また、導光部材の入射面とLED配列方向とが平行であっても、LEDと導光部材の入射面との間隔が広すぎると、LEDから出射され導光部材に入射される光の光量が少なくなり、原稿面での照度が不足するおそれがある。従って、LEDのように比較的光照射強度が小さい光源を用いる場合、その光源から照射された光をなるべく多く導光部材へ入射させ、さらに、主走査方向における光照射強度のムラも抑えることが望まれる。この要望に応えるためには、光源部と導光部材との相対的な位置決めに高い精度が要求される。
従来、導光部材に対して光源部を固定ネジによって固定し、導光部材と光源部とを位置決めする画像読取装置が提案されている(特許文献1参照)。また、発光素子を有する回路基板を台板に対してビス等によって取り付け、台板に係止された弾性板によって導光部材を台板に対して位置決めした画像読取装置が提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献1に記載の画像読取装置は、導光部材と光源部とを固定ネジによって位置決めしているため、振動等によって固定ネジが緩んでしまうと導光部材と固定ネジとの位置決め精度が低下してしまう。また、上記特許文献2に記載の画像読取装置は、発光素子と台板、台板と導光部材とをそれぞれ位置決めしているため、発光素子と導光部材との間に台板が介在する。このため、台板の寸法公差や部材の取付位置精度等の影響を受けやすく、発光素子と導光部材との位置決め精度に問題がある。
そこで、本発明は、基板と導光部との間のガタを低減し、光源と導光部との位置決め精度を向上した画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、画像読取装置において、複数の光源が長手方向に配置された基板と、前記基板を保持する保持部を有し、前記複数の光源から出射された光を案内する導光部と、前記導光部を支持する支持部と、前記基板を前記保持部に向けて前記長手方向に交差する方向に付勢する付勢部と、前記導光部から出射された光を受けたシートの反射光を光電変換して画像情報を読み取る画像読取部と、を備えた、ことを特徴とする。
本発明によると、複数の光源が配置された基板を保持する保持部に向けて基板を付勢するので、基板と導光部との間のガタを低減し、光源と導光部との位置決め精度を向上することができる。
<第1の実施の形態>
以下、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、本技術の適用範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
以下、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、本技術の適用範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[プリンタの概略構成]
まず、画像形成装置としてのプリンタ101の概略構成について図1を参照しながら説明する。プリンタ101は、図1に示すように、プリンタ本体101Aと、画像読取装置103と、を備えている。プリンタ本体101Aの上方に配置された画像読取装置103は、詳しくは後述するように読取ユニット30とADF1とを備え、原稿Dを光学的に走査して画像情報を読み取る。原稿Dとは、用紙及び封筒等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート(OHT)等のプラスチックフィルム、布などのシートである。画像読取装置103によって電気信号に変換された画像情報は、プリンタ本体101Aに設けられた制御部122へと転送される。なお、本実施の形態において、プリンタ101を操作する操作パネル(不図示)に臨んで立つ際の装置の前面側を手前側、装置の背面側を奥側と定義する。
まず、画像形成装置としてのプリンタ101の概略構成について図1を参照しながら説明する。プリンタ101は、図1に示すように、プリンタ本体101Aと、画像読取装置103と、を備えている。プリンタ本体101Aの上方に配置された画像読取装置103は、詳しくは後述するように読取ユニット30とADF1とを備え、原稿Dを光学的に走査して画像情報を読み取る。原稿Dとは、用紙及び封筒等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート(OHT)等のプラスチックフィルム、布などのシートである。画像読取装置103によって電気信号に変換された画像情報は、プリンタ本体101Aに設けられた制御部122へと転送される。なお、本実施の形態において、プリンタ101を操作する操作パネル(不図示)に臨んで立つ際の装置の前面側を手前側、装置の背面側を奥側と定義する。
プリンタ本体101Aは、記録媒体であるシートPに画像を形成する画像形成部119と、画像形成部119にシートPを給送するシート給送部34と、手差し給送部117と、を有している。シート給送部34は、互いに異なるサイズのシートを収納可能なシート収納部137a,137b,137c,137dを備えている。各シート収納部に収納されたシートは、ピックアップローラ32によって繰り出され、フィードローラ33a及びリタードローラ33bによって1枚ずつ分離されて、対応する搬送ローラ対120へと受け渡される。そして、シートPは、シート搬送路に沿って配置された複数の搬送ローラ対120に順に受け渡されることで、レジストレーションローラ対136へと搬送される。
なお、ユーザによって手差し給送部117の手差しトレイ137eに載置されたシートPは、給送ローラ138によってプリンタ本体101Aの内部に給送され、レジストレーションローラ対136へと搬送される。レジストレーションローラ対136は、シートPの先端を停止させて斜行を補正すると共に、画像形成部119によるトナー像の形成プロセスである作像動作の進行に合わせてシートPの搬送を再開する。
シートPに画像を形成する画像形成部119は、感光体である感光ドラム121を備えた電子写真方式のユニットである。感光ドラム121は、シートPの搬送方向に沿って回転可能であり、感光ドラム121の周囲には帯電器118、露光装置123、現像器124、転写帯電器125、分離帯電器126、及びクリーナ127が配置されている。帯電器118は感光ドラム121の表面を一様に帯電させ、露光装置123は画像読取装置103等から入力される画像情報に基づいて感光ドラム121を露光し、感光ドラム121上に静電潜像を形成する。
現像器124は、トナー及びキャリアを含む二成分現像剤を収容しており、感光ドラム121に帯電したトナーを供給することで静電潜像をトナー像に現像する。感光ドラム121に担持されたトナー像は、転写帯電器125が形成するバイアス電界により、レジストレーションローラ対136から搬送されるシートPに転写される。トナー像を転写されたシートPは、分離帯電器が形成するバイアス電界によって感光ドラム121から離間し、定着前搬送部128によって定着部129へ向けて搬送される。なお、シートPに転写されずに感光ドラム121に残留した転写残トナー等の付着物はクリーナ127によって除去され、感光ドラム121は次の作像動作に備える。
定着部129に搬送されたシートPは、ローラ対に挟持されて加圧されながら加熱され、トナーの溶融・固着により画像を定着させられる。画像出力が完了している場合、定着画像が得られたシートPは、排出ローラ対40を介して、プリンタ本体101Aの外方に突出した排出トレイ130に排出される。両面印刷においてシートPの裏面に画像を形成する場合、定着部129を通過したシートPは、反転部139によって表面と裏面とを入れ替えられ、両面搬送部140によってレジストレーションローラ対136へと搬送される。そして、画像形成部119によって再び画像を形成されたシートPは、排出トレイ130に排出される。
[画像読取装置]
次に、図1、図2及び図3を参照して、画像読取装置103の構成を説明する。図1に示すように、ADF1は、原稿給送トレイ2に載置された原稿Dを原稿排出トレイ3に向けて搬送する。読取ユニット30は、図2に示すように、フレーム30aによって外装が形成され、フレーム30aの上面には、原稿台ガラス31及びプラテンガラス31aが配置されている。フレーム30aの内部には、スキャナユニット50が保持されており、スキャナユニット50は、モータによって駆動される不図示のワイヤ又はベルトによって、原稿台ガラス31に対して平行に移動可能に構成されている。
次に、図1、図2及び図3を参照して、画像読取装置103の構成を説明する。図1に示すように、ADF1は、原稿給送トレイ2に載置された原稿Dを原稿排出トレイ3に向けて搬送する。読取ユニット30は、図2に示すように、フレーム30aによって外装が形成され、フレーム30aの上面には、原稿台ガラス31及びプラテンガラス31aが配置されている。フレーム30aの内部には、スキャナユニット50が保持されており、スキャナユニット50は、モータによって駆動される不図示のワイヤ又はベルトによって、原稿台ガラス31に対して平行に移動可能に構成されている。
スキャナユニット50は、図3に示すように、CCD(Charge Coupled Devices)方式のセンサユニットである。具体的には、スキャナユニット50は、ボックスフレーム51と、ボックスフレーム51の上部に取り付けられる照明ユニット55と、ミラー52a,52b,52c、52d、52eと、レンズユニット53と、CCD54と、を有している。
照明ユニット55は、2つのライトガイドユニット56L,56Rを有しており、これらライトガイドユニット56L,56Rからそれぞれ原稿Dに向けて出射された光L1,L2は、原稿Dによって反射される。原稿Dによって反射された反射光L3は、ミラー52a,52b,52c、52d、52e及びレンズユニット53を介して、CCD54に結像する。CCD54(画像読取部)は、反射光L3によって出来た像を光電変換し、原稿Dの画像読取面(下面)の画像に応じた電気信号を制御部122に出力する。
このように構成された画像読取装置103は、ADF1により原稿Dを給送しながら原稿画像を走査する流し読みモードと、原稿台ガラス31に載置された原稿を走査する固定読みモードと、により、原稿Dから画像情報を読み取る。流し読みモードは、原稿給送トレイ2に載置された原稿Dを装置が検出した場合、又はプリンタ本体101Aの操作パネル等によってユーザが明示的に指示した場合に選択される。この場合、スキャナユニット50がプラテンガラス31aの下方にある状態で、ADF1が原稿給送トレイ2に載置された原稿Dを1枚ずつ給送する。そして、スキャナユニット50からプラテンガラス31aを介して原稿Dの画像読取面に走査光を照射して走査する。即ち、スキャナユニット50は、副走査方向(図1における左右方向)に走査することで、原稿台ガラス31上に載置された原稿Dの画像読取を行う。
一方、固定読みモードは、原稿台ガラス31に載置された原稿Dを装置が検出した場合又はプリンタ本体101Aの操作パネル等によってユーザが明示的に指示した場合に選択される。固定読みモードの場合には、ユーザは、まずADF1を開いて原稿台ガラス31に原稿を載置し、ADF1を閉じることで原稿を原稿台ガラス31に位置決めする。そして、スキャナユニット50が、原稿台ガラス31に沿って移動しながら光を照射して原稿台ガラス31に載置された原稿Dを走査する。なお、流し読みモードを実行するためのスキャナユニットと、固定読みモードを実行するためのスキャナユニットと、を別々に設けてもよい。
[ライトガイドユニットの構成]
照明ユニット55は、図4に示すように、ライトガイドユニット56L,56Rが取り付けられるベース部80(支持部)を備えている。ライトガイドユニット56L,56Rは、同一の構成を有し、副走査方向において対称に配置されている。そして、ライトガイドユニット56L,56Rのベース部80への取付方法は同様であるため、以下、ライトガイドユニット56Rのみを説明し、ライトガイドユニット56Lの説明は省略する。
照明ユニット55は、図4に示すように、ライトガイドユニット56L,56Rが取り付けられるベース部80(支持部)を備えている。ライトガイドユニット56L,56Rは、同一の構成を有し、副走査方向において対称に配置されている。そして、ライトガイドユニット56L,56Rのベース部80への取付方法は同様であるため、以下、ライトガイドユニット56Rのみを説明し、ライトガイドユニット56Lの説明は省略する。
ライトガイドユニット56Rは、図5(a)及び図5(b)に示すように、ライトガイド70(導光部)と、LED基板60(基板)と、を備えている。LED基板60は、基板部61と、基板部61上に実装される複数のLED62(光源)と、複数のLED62と電気的に繋げられたコネクタ部63と、を備えている。ここで、複数のLED62は、基板部61の長手方向に直線状に実装されて、該実装方向は上述の副走査方向と直交する主走査方向と同一である。また、複数のLED62は、不図示の電気配線によりコネクタ部63を介して電力供給される。図5(a)に示される破線領域内は、基板部61に含まれる挿入部61aである。以下では、スキャナユニット50の移動方向である副走査方向をy方向、主走査方向をx方向、これらx方向及びy方向に直交する上下方向をz方向と規定する。
ライトガイド70は、x方向の両端部に形成されベース部80に当接する当接部71a,71bと、LED基板60を保持するスロット部76,77,78(保持部)と、ベース部80に挿入される位置決めピン部76b,78bと、を有している。位置決めピン部76b,78bは、スロット部76の下面76a及びスロット部78の下面78aからそれぞれ下方に延びている。また、ライトガイド70は、複数のLED62から照射される光が入射する入射面74と、入射された光が原稿Dの画像読取面へ向かって出射する出射面75と、を備えている。そして、入射面74から入射した光は、ライトガイド70内で複数回反射した後、出射面75に案内される。
ベース部80は、図6に示すように、位置決めピン部78bが挿入される丸孔部81Rと、位置決めピン部76bが挿入される長丸孔部82Rと、不図示の工具ピンが挿通される孔部83a,83b,83cと、を備えている。なお、ベース部80には、ライトガイドユニット56Lを取り付けるために、同様の孔部がもう1セット形成されている。また、ベース部80は、原稿Dからの反射光L3をボックスフレーム51内部へ通すための開口部84を備えている。
[LED基板のライトガイドユニットへの取付け]
LED基板60は、図7(a)及び図7(b)に示すように、挿入部61a(図5(a)参照)がライトガイド70のスロット部76,77,78に挿入されることによって、ライトガイド70に保持される。
LED基板60は、図7(a)及び図7(b)に示すように、挿入部61a(図5(a)参照)がライトガイド70のスロット部76,77,78に挿入されることによって、ライトガイド70に保持される。
ここで、基板部61は、図8(a)に示すように、x方向における両端部に切欠き部64a,64cが形成されており、x方向における中央部に切欠き部64b(凹部)が形成されている。これら切欠き部64a,64b,64cは、後述する矢印A方向に対して凹んでいる。そして、LED基板60の挿入部61aがスロット部76,77,78に挿入された時、切欠き部64bにスロット部77がx方向において嵌合(係合)する。該嵌合によって、LED基板60のライトガイド70に対するx方向(主走査方向、長手方向)の変位を規制する。この際、切欠き部64aとスロット部76との間、及び切欠き部64cとスロット部78との間には、x方向においてこれらが互いに干渉しないための十分な間隔がそれぞれ設けられる。LED62の点灯による発熱や、外部環境の温度変化に伴う部材の熱膨張によって、ライトガイド70とLED基板60との間に、熱膨張係数の違いによるx方向の変位差が生じることがある。しかしながら、上述の間隔を設けることで、ライトガイド70とLED基板60との突っ張りに伴う反り、歪みの発生を防止することができる。
更に、図8(b)に示すように、挿入部61aがスロット部76,77,78に挿入された時、挿入部61aは、スロット部76,77,78に圧入された状態で挟持される。具体的には、スロット部76,77,78は、y方向の一方側が開放された略コ字状の断面形状を有しており、スロット部76,77,78の内方には、それぞれリブ76c,77c,78cが形成されている。LED基板60の挿入部61aが、リブ76c,77c,78cと、これらに対向する対向面70aと、の間に挿入されると、リブ76c,77c,78cが弾性変形し、挿入部61aは、圧入された状態で挟持される。これにより、LED基板60のライトガイド70に対するz方向(上下方向)の変位が規制される。また、LED基板60がスロット部76,77,78に挟持されることによって、LED基板60が元々有している反りを矯正することが可能である。
[ライトガイドユニットのベース部への取付け]
ライトガイドユニット56Rをベース部80に取り付ける際には、まず、図6及び図9に示すように、作業者は、位置決めピン部78bを丸孔部81Rに挿入し、位置決めピン部76bを長丸孔部82Rに挿入する。これにより、ライトガイドユニット56Rのベース部80に対するx方向(主走査方向)及びy方向(副走査方向)の変位を規制する。
ライトガイドユニット56Rをベース部80に取り付ける際には、まず、図6及び図9に示すように、作業者は、位置決めピン部78bを丸孔部81Rに挿入し、位置決めピン部76bを長丸孔部82Rに挿入する。これにより、ライトガイドユニット56Rのベース部80に対するx方向(主走査方向)及びy方向(副走査方向)の変位を規制する。
そして、作業者は、ベース部の孔部83a,83b,83cに、下方から不図示の工具ピンを挿入する。これにより、当接部71a,71bが、ベース部80の上面80aに当接した状態で、スロット部76,77,78の下面76a,77a,78aに該工具ピンが当接する。作業者は、下面76a,77a,78aが略同一高さになるように、工具ピンの位置を調整した後、工具ピンをベース部80に固定する。これにより、ライトガイドユニット56Rのz方向(上下方向)における位置が決まる。スロット部76,77,78及び工具ピンは、ライトガイド70のx方向における中央部及び両端部それぞれに設けられているため、ライトガイド70が部品成形時より元々有している反りを矯正することが可能である。
ここで、ベース部80には、図9に示すように、スロット部76,77,78にそれぞれ対応する位置に、3つの爪形状の基板付勢部90(付勢部)が一体に形成されている。そして、上述したようにライトガイドユニット56Rをベース部80に取り付けた時、3つの基板付勢部90は、基板部61の後端面61bに押しのけられて、弾性的に撓む。この時に基板付勢部90に発生する復元力の一部が、LED基板60の長手方向に交差する付勢方向である矢印A方向にLED基板60を付勢する付勢力として働く。この付勢力により、LED基板60は、複数のLED62がライトガイド70の入射面74に当接するまで、スロット部76,77,78に向けて矢印A方向へ変位する。即ち、基板付勢部90の付勢力によって、LED基板60のライトガイド70に対するy方向(副走査方向)の変位が規制される。
上述のように、LED基板60はライトガイド70に対して位置決めされる。同時に、ライトガイドユニット56Rはベース部80に対して位置決めされて、ライトガイド70とLED基板60とを含むライトガイドユニット56Rは、ベース部80へのUV接着により固定される。同様にして、ライトガイドユニット56Lも、ベース部80に対して固定される。
以上説明したように、LED基板60は、ベース部80に一体に設けられる基板付勢部90によって、ライトガイド70のスロット部76,77,78に付勢される。このため、LED基板60とライトガイド70との間のガタが低減され、複数のLED62とライトガイド70との位置決め精度を向上することができる。また、複数のLED62は、ライトガイド70の入射面74に当接した状態で、基板付勢部90によって入射面74に近づく方向(矢印A方向)に付勢されるので、振動等を受けてもLED62と入射面74とが離間することが無い。このため、複数のLED62から出射される光のほとんどがライトガイド70に入射し、スキャナユニット50の光量を十分に確保することができる。
また、基板付勢部90をベース部80に一体に設け、必要最低限の部品数で、ライトガイド70及びLED基板60の位置決め・保持を行うことが可能であるため、組立工数及びコストを低減することができる。また、部品数が少ないため、部品公差の積み上げによるライトガイド70及びLED基板60の位置ズレによる照明不良も低減可能である。また、ライトガイド70及びLED基板60の位置決め・保持のために両面テープを使用しないため、剥離紙除去や貼り付け処理等の工程の削減が可能であり、貼り付け不良によるライトガイド70及びLED基板60の位置ズレも防止することができる。また、両面テープの不使用は組立工程の自動化の観点でも有利である。
なお、スロット部76,77,78、切欠き64a,64b,64c及び基板付勢部90は、それぞれ3個ずつ設けられているが、1〜2個又は4個以上設けても良い。その場合、切欠き部に対して主走査方向に嵌合するスロット部を、主走査方向における中央部近傍に少なくとも1箇所設ける構成が望ましい。
<第2の実施の形態>
次いで、本発明の第2の実施の形態について説明するが、第2の実施の形態は、第1の実施の形態の基板付勢部をライトガイドに一体に構成したものである。このため、第1の実施の形態と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明する。
次いで、本発明の第2の実施の形態について説明するが、第2の実施の形態は、第1の実施の形態の基板付勢部をライトガイドに一体に構成したものである。このため、第1の実施の形態と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明する。
ライトガイド170(導光部)は、図10及び図11に示すように、スロット部176,177,178(保持部)を有している。これらスロット部176,177,178には、弾性変形可能な基板付勢部190a,190b,190c(付勢部)が一体に形成されている。すなわち、基板付勢部190a,190b,190cは、ライトガイド170に一体に設けられている。
第1の実施の形態においては、図9に示すように、LED基板60は、断面コ字状に形成されたスロット部76,77,78の開放された一方側から挿入されたが、第2の実施の形態においては、基板付勢部190がLED基板60の挿入の邪魔になる虞がある。このため、基板付勢部190をスロット部76,77,78から離れる方向に弾性変形させた状態でLED基板60を挿入してもよいが、x方向(主走査方向)からLED基板60をスロット部76,77,78に挿入してもよい。
そして、スロット部76,77,78に挟持されたLED基板60は、基板付勢部190の付勢力によって、後端面61bが矢印A方向に付勢される。この付勢力により、LED基板60は、複数のLED62がライトガイド170の入射面74に当接するまで、スロット部176,177,178に向けて矢印A方向へ変位する。即ち、基板付勢部190の付勢力によって、LED基板60のライトガイド170に対するy方向(副走査方向)の変位が規制される。ライトガイド170にLED基板60が取り付けられた状態のライトガイドユニット156Rは、第1の実施の形態と同様にベース部(図9参照)に取り付けられる。
この構成によれば、ライトガイド170にLED基板60を組み付けた時点で、LED基板60のライトガイド170に対する位置決め・保持が成立する。このため、基板付勢部190を弾性変形させながらライトガイドユニット156Rをベース部80に組み付ける必要が無く、第1の実施の形態に比して、ライトガイドユニット156Rのベース部80への組み付けがより容易となる。
なお、第1及び第2の実施の形態において、ライトガイドに形成されるスロット部は断面略コ字状に形成されていたが、これに限定されない。また、基板付勢部の形状も図9又は図11に限定されない。また、第1及び第2の実施の形態では、ライトガイドユニットを2つ設けていたが、1つや3つ以上でもよい。また、画像読取装置103は、ADF1を有するものに限定されず、原稿を上方から原稿台ガラス31に押し付ける圧板のみを有するものでも良い。
また、既述のいずれの形態においても、電子写真方式のプリンタ101を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ノズルからインク液を吐出させることでシートに画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置にも本発明を適用することが可能である。
54:画像読取部(CCD)/60:基板(LED基板)/62:複数の光源(LED)/64b:凹部(切欠き)/70,170:導光部(ライトガイド)/74:入射面/76,77,78,176,177,178:保持部(スロット部)/80:支持部(ベース部)/90,190:付勢部(基板付勢部)/101:画像形成装置/103:画像読取装置/119:画像形成部
Claims (8)
- 複数の光源が長手方向に配置された基板と、
前記基板を保持する保持部を有し、前記複数の光源から出射された光を案内する導光部と、
前記導光部を支持する支持部と、
前記基板を前記保持部に向けて前記長手方向に交差する方向に付勢する付勢部と、
前記導光部から出射された光を受けたシートの反射光を光電変換して画像情報を読み取る画像読取部と、を備えた、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 前記付勢部は、前記支持部に一体に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記付勢部は、前記導光部に一体に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記導光部は、前記複数の光源から出射された光が入射する入射面を有し、
前記付勢部は、前記複数の光源が前記入射面に当接するように前記基板を付勢する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。 - 前記基板は、前記付勢部の付勢方向に対して凹んだ凹部を有し、
前記保持部は、前記凹部に係合することで前記基板の前記長手方向における移動を規制する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。 - 前記保持部は、前記基板の厚み方向において前記基板を圧入された状態で挟持する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。 - 前記保持部は、前記付勢部の付勢方向に対して開放された断面形状を有する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
シートに画像を形成する画像形成部と、を備えた、
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016164191A JP2018033010A (ja) | 2016-08-24 | 2016-08-24 | 画像読取装置及び画像形成装置 |
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| JP2018033010A true JP2018033010A (ja) | 2018-03-01 |
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| JP (1) | JP2018033010A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023102438A (ja) * | 2022-01-12 | 2023-07-25 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置及び画像形成装置 |
| JP2023137339A (ja) * | 2022-03-18 | 2023-09-29 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
-
2016
- 2016-08-24 JP JP2016164191A patent/JP2018033010A/ja active Pending
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| JP2023137339A (ja) * | 2022-03-18 | 2023-09-29 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
| JP7797262B2 (ja) | 2022-03-18 | 2026-01-13 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
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