JP2018032901A - 無線通信装置の車内外判定システム、無線通信装置の車内外判定装置、および車内外判定制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】無線通信装置が有するハードウェア資源を用いて、無線通信装置の車内外判定を精度良く行うこと。【解決手段】無線通信装置102−1について、図1の(1−1)で示すように、車内外判定装置101は、車内外判定要求を、近距離無線通信により無線通信装置102に通知する。そして、車内外判定装置101は、図1の(2)で示すように、車内外判定要求に対する応答を受信した場合、コイル111に電流を流す。無線通信装置102−1は、発生した磁界の強度を、磁気センサ112−1で計測し、図1の(3−1)で示すように、計測結果を、近距離無線通信により車内外判定装置101に送信する。【選択図】図1
Description
本発明は、無線通信装置の車内外判定システム、無線通信装置の車内外判定装置、および車内外判定制御プログラムに関する。
従来、何らかの装置が車両の内側にあるのか外側にあるのかを判定する、車内外判定を行う技術がある。関連する先行技術として、例えば、降車後に携帯機自身の動きを感知して、携帯機に持出しの動きが感知された場合にはドアを施錠し、携帯機に持出しの動きが感知されない場合には、ユーザが携帯機を所持せずに車外へ出たものとしてドアを解錠するものがある。また、携帯電話が、車両無線アンテナから送信された画像データをタッチパネルに表示し、コントローラが、携帯電話の表示画像を撮影し、送信画像と撮影画像とを比較することにより行った画像認証が成立すれば、携帯電話が車内にあると判定する技術がある。
しかしながら、従来技術によれば、ユーザが常に身に着けているスマートデバイス等の無線通信装置が有するハードウェア資源を用いて、無線通信装置の車内外判定を行うと、判定結果の精度が劣化することがある。例えば、動きの検知として、無線通信装置が有するジャイロセンサの計測値を用いて車内外判定を行うと、ユーザの降車時の動作がジャイロセンサの計測値に影響を与えるため、ユーザの降車の仕方によっては降車とみなされず、車内外判定の精度が劣化する。
1つの側面では、本発明は、無線通信装置が有するハードウェア資源を用いて、無線通信装置の車内外判定を精度良く行うことができる無線通信装置の車内外判定システム、無線通信装置の車内外判定装置、および車内外判定制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、磁気センサを有する無線通信装置と、車内外判定装置とが近距離無線通信により接続しており、車内外判定装置は、車両内部に設置したコイルに接続しており、車内外判定要求を、近距離無線通信により無線通信装置に通知し、無線通信装置からの車内外判定要求に対する応答を受信した場合、コイルに電流を流し、無線通信装置は、コイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を磁気センサで計測した計測結果を、近距離無線通信により車内外判定装置に通知する無線通信装置の車内外判定システム、無線通信装置の車内外判定装置、および車内外判定制御プログラムが提案される。
本発明の一態様によれば、無線通信装置が有するハードウェア資源を用いて、無線通信装置の車内外判定を精度良く行うことができるという効果を奏する。
以下に図面を参照して、開示の無線通信装置の車内外判定システム、無線通信装置の車内外判定装置、および車内外判定制御プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、実施の形態にかかる車内外判定システム100の動作例を示す説明図である。図1に示す車内外判定システム100は、車内外を判定するシステムである。具体的には、車内外判定システム100は、車内外判定装置101と、無線通信装置102とを含み、無線通信装置102が車両Vの内外のいずれにあるのかを判定するシステムである。
ここで、車両Vは、原動機の動力によって走る車である。例えば、車両Vは、乗用車、貨物車等がある。従来、機械的な鍵を使用せずに、車両Vのドアやトランクの施錠、開錠、エンジンの始動が行える、キーレスエントリーと呼ばれる機能がある。さらに、近年では、電子キーの開錠/施錠ボタンを押さずとも、車両に近づく、または、車両のドアノブを触れるだけで、解錠/施錠が可能とする、スマートエントリーと呼ばれる機能がある。しかしながら、スマートエントリーでは、ユーザは、ドアの施錠を行う際に、電子キーを身に着けておくことになる。そのため、ユーザは、運転する際に電子キーを携帯しなければならない煩わしさがある。
一方で、スマートフォンやスマートウォッチ等のスマートデバイスは、常に身に着けていることが当たり前となっている。これらのスマートデバイスを上記した電子キーの代わりにできれば、電子キーが不要となり、ユーザの負担が軽減されて、より便利になる。
スマートデバイスを電子キーの代わりとして使用するために不可欠な機能として、電子キーが車内にあるか車外にあるかを判定する車内外判定機能と、キー認証機能とがある。ここで、電子キーでは、一般的に電子キーと車両とがLF(Low Frequency)波/UHF(Ultra High Frequency)波を用いて双方向に通信することにより、車内外判定とキー認証を行う。車内外判定は、車両に設置された数台のLF波送受信機と電子キーの距離を計算し、電子キーの位置を推定することで実現している。
しかしながら、スマートデバイスは、電子キーに採用されている周波数帯域(LF波)に対応していないため、スマートデバイスが持つ機能で、車内外判定とキー認証とを実現することになる。ここで、スマートデバイスでのキー認証については、例えば、スマートデバイスが有するBluetooth(登録商標)等を用いて、例えば車両とBluetooth等の近距離無線通信機能で実現できる。しかしながら、スマートデバイスでの車内外判定機能は、Bluetooth等の無線通信では、位置測定誤差が大きい、人体等の影響を受けやすいといった問題があるため、実現は難しい。
例えば、無線通信機能以外のスマートデバイスに内蔵されている機能で、車内外判定を実現する方法として、スマートデバイスのジャイロセンサの計測値に基づいて、車両から降りたか否かを判定する方法が考えられる。しかしながら、この方法では、ユーザの降車時の動作がジャイロセンサの計測値に影響を与えるため、ユーザの降車の仕方によっては降車とみなされず、車内外判定の精度が劣化することが予想される。
また、例えば、スマートデバイスが特定の位置に置かれているかどうかで車内外判定を行う方法が考えられる。しかしながら、この方法では、車両内の特定の位置にスマートデバイスを置くことになるため、ユーザの負担が大きくなる。
そこで、本実施の形態では、スマートデバイス等の無線通信装置102が車両Vに近づいたら、車両V内に設置したコイルに電流を流し、無線通信装置102が計測した磁界強度の計測結果を車内外判定装置101に通知することについて説明する。
図1を用いて、車内外判定システム100の動作例について説明する。車内外判定システム100に含まれる車内外判定装置101は、無線通信装置102が車両Vの内外のいずれにあるのかを判定するコンピュータである。そして、車内外判定装置101は、車両V内に設置されたコイル111と接続する。ここで、コイル111は、電力が流れることにより磁界を発生させるアンテナとなる。また、図1のコイル111は、車両Vの中央に設置される。
無線通信装置102は、ユーザが持つスマートデバイスである。そして、無線通信装置102は、磁界強度を計測する磁気センサ112を有する。また、車内外判定装置101と、無線通信装置102とは、近距離無線通信により接続する。近距離無線通信は、前述したBluetooth以外にも、NFC(Near Field Communication)(登録商標)、ZigBee(登録商標)等を採用することができる。
ここで、図1の例では、無線通信装置102が車両Vの内側にある場合である無線通信装置102−1と、無線通信装置102が車両Vの外側にある場合である無線通信装置102−2とに分けて説明する。
無線通信装置102−1について、図1の(1−1)で示すように、車内外判定装置101は、車内外判定要求を、近距離無線通信により無線通信装置102に通知する。そして、車内外判定装置101は、図1の(2)で示すように、車内外判定要求に対する応答を受信した場合、コイル111に電流を流す。コイル111に電流を流すことにより、コイル111の周りに磁界が発生する。そして、発生する磁界の強度は、コイル111に近い程強く、コイル111から離れるほど弱くなる。
無線通信装置102−1は、発生した磁界の強度を、磁気センサ112−1で計測し、図1の(3−1)で示すように、計測結果を、近距離無線通信により車内外判定装置101に送信する。車内外判定装置101は、受信した計測結果により、無線通信装置102−1の車両Vの内外のいずれにあるかを精度良く判定することができる。
例えば、車内外判定装置101は、車両Vの内部であって、コイル111から最も離れた位置における磁界の強度を記憶しておく。この磁界の強度は、計算で求めた理論値でもよいし、車両Vにコイル111を設置した際に、車両Vの製造者等が、コイル111から最も離れた位置において、自身のスマートデバイスが有する磁気センサで計測して得てもよい。そして、車内外判定装置101は、予め記憶した磁界の強度と、受信した計測結果に含まれる磁界の強度との比較結果に基づいて、無線通信装置102−1が車両Vの内外のいずれにあるかを判定する。無線通信装置102−1の例では、予め記憶した磁界の強度より、受信した計測結果に含まれる磁界の強度の方が大きいため、車内外判定装置101は、無線通信装置102−1が車両Vの内側にあると判定する。
また、無線通信装置102−2について、図1の(1−2)で示すように、車内外判定装置101は、車内外判定要求を、近距離無線通信により無線通信装置102に通知する。そして、車内外判定装置101は、図1の(2)で示すように、車内外判定要求に対する応答を受信した場合、コイル111に電流を流す。コイル111に電流を流すことにより、コイル111の周りに磁界が発生する。
無線通信装置102−2は、発生した磁界の強度を、磁気センサ112−2で計測し、図1の(3−2)で示すように、計測結果を、近距離無線通信により車内外判定装置101に送信する。車内外判定装置101は、受信した計測結果により、無線通信装置102−2の車両Vの内外のいずれにあるかを判定することができる。無線通信装置102−2の例では、予め記憶した磁界の強度より、受信した計測結果に含まれる磁界の強度の方が小さいため、車内外判定装置101は、無線通信装置102−2が車両Vの外側にあると判定する。
このように、車内外判定システム100は、一般的なスマートデバイスが有する磁気センサを用いることで、ユーザがスマートデバイスを例えばバッグやポケット等の任意の位置に身に着けていても、ユーザの負担なく高精度な車内外判定を実現することができる。以下の説明では、車両Vにも磁気センサを設置する例である実施例1と、車両Vに3以上のコイルを設置する実施例2とについて説明する。
(実施例1)
図2は、実施例1における車内外判定システム200の構成例を示す説明図である。車内外判定システム200は、ECU(Electronic Control Unit)201と、スマートデバイス202と、を含む。ECU201とスマートデバイス202とは、近距離無線通信を行っている。また、ECU201は、車両Vに取り付けられている。車両Vは、例えば、自動車である。車両Vには、図2で示すように、ドア211、シート212等が含まれる。ここで、ECU201は、図1で示した車内外判定装置101に相当する。また、スマートデバイス202は、図1で示した無線通信装置102に相当する。
図2は、実施例1における車内外判定システム200の構成例を示す説明図である。車内外判定システム200は、ECU(Electronic Control Unit)201と、スマートデバイス202と、を含む。ECU201とスマートデバイス202とは、近距離無線通信を行っている。また、ECU201は、車両Vに取り付けられている。車両Vは、例えば、自動車である。車両Vには、図2で示すように、ドア211、シート212等が含まれる。ここで、ECU201は、図1で示した車内外判定装置101に相当する。また、スマートデバイス202は、図1で示した無線通信装置102に相当する。
ECU201は、車両Vのエンジン、モータ、ブレーキ、ドア211の施錠、開錠等の制御を行う。また、車両Vには、コイルアンテナおよび磁気センサが設置されているが、設置位置の例については、図3で示す。スマートデバイス202は、ユーザUによって操作される装置である。図2の例では、ユーザUは、シート212に座っている。
図3は、実施例1における車両V内のコイルアンテナおよび磁気センサの設置位置例を示す説明図である。ここで、図3の(a)は、車両Vを側面の視点から描画した場合の側面図を示す。また、図3の(b)は、車両Vを上方向の視点から描画した場合の上面図を示す。
車両Vには、図3の(a)、(b)で示すように、コイルアンテナ301と、磁気センサ302とが設置される。ここで、コイルアンテナ301は、図1で示したコイル111に相当する。
コイルアンテナ301と、磁気センサ302とは、ECU201と接続する。ここで、実施例1では、磁気センサ302の設置位置は、コイルアンテナ301が発生する磁界強度が、車両V内で最も小さくなる位置であることが好ましい。
図3の(a)、(b)から示されるように、コイルアンテナ301は、車両Vの底面内側の中央に設置される。磁気センサ302は、車両Vの上面内側の端4箇所にそれぞれ設置される。
図4は、実施例1における車両V内のハードウェア構成例を示す説明図である。実施例1における車両Vには、ECU201が含まれる。ECU201は、CPU(Central Processing Unit)401と、ROM(Read Only Memory)402と、RAM(Random Access Memory)403と、ディスクドライブ404と、ディスク405とを有する。また、実施例1における車両Vには、ECU201の他に、近距離無線通信インターフェース411と、エンジンスタートボタン412と、感圧センサ413と、ドア211と、コイルアンテナ301と、磁気センサ302とを有する。CPU401〜ディスクドライブ404、近距離無線通信インターフェース411〜感圧センサ413、ドア211、コイルアンテナ301、磁気センサ302は、バス420によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU401は、ECU201の全体の制御を司る演算処理装置である。ROM402は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶する不揮発メモリである。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される揮発性メモリである。
ディスクドライブ404は、CPU401の制御に従ってディスク405に対するデータのリードおよびライトを制御する制御装置である。ディスク405は、ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスクドライブ404には、例えば、磁気ディスクドライブ、ソリッドステートドライブなどを採用することができる。例えばディスクドライブ404が磁気ディスクドライブである場合、ディスク405には、磁気ディスクを採用することができる。また、ディスクドライブ404がソリッドステートドライブである場合、ディスク405には、半導体素子によって形成された半導体メモリ、いわゆる半導体ディスクを採用することができる。
近距離無線通信インターフェース411は、近距離にあるスマートデバイス202からのデータの入出力を制御する制御装置である。例えば、近距離無線通信インターフェース411は、近距離無線通信の規格の一つであるBluetooth、NFC、ZigBee等によって、スマートデバイス202と接続する。
エンジンスタートボタン412は、押下されることにより、車両Vのエンジンをかけるボタンである。
感圧センサ413は、シート212にかかる荷重を検出するセンサである。具体的には、感圧センサ413は、シート212の下に設置されており、シート212にユーザUが座ることによってシート212にかかる荷重を検出する。また、感圧センサ413の代わりに、感圧フィルムセンサが採用されてもよい。
ドア211は、車両Vの出入り口に付けられる戸、扉である。そして、ECU201は、ドア211の施錠、開錠を行う。コイルアンテナ301は、電流調整可能なコイルである。磁気センサ302は、磁界強度を計測するセンサである。
また、ECU201は、車両V内部に設置したエンジンの動作の有無と、前記車両のドアの開閉とを検出することが可能である。
図5は、実施例1におけるスマートデバイス202のハードウェア構成例を示す説明図である。図5において、スマートデバイス202は、CPU501と、ROM502と、RAM503と、ディスクドライブ504と、ディスク505とを有する。さらに、スマートデバイス202は、通信インターフェース506と、タッチパネル507と、近距離無線通信インターフェース508と、磁気センサ509とを有する。また、CPU501〜ディスクドライブ504と、通信インターフェース506〜磁気センサ509とはバス510によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU501は、スマートデバイス202の全体の制御を司る演算処理装置である。ROM502は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶する不揮発メモリである。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される揮発性メモリである。
ディスクドライブ504は、CPU501の制御に従ってディスク505に対するデータのリードおよびライトを制御する制御装置である。ディスク505は、ディスクドライブ504の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスクドライブ504には、例えば、ソリッドステートドライブなどを採用することができる。例えば、ディスクドライブ504がソリッドステートドライブである場合、ディスク505には、半導体素子によって形成された半導体メモリ、いわゆる半導体ディスクを採用することができる。
通信インターフェース506は、ネットワークと内部のインターフェースを司り、他の装置からのデータの入出力を制御する制御装置である。具体的に、通信インターフェース506は、通信回線を通じてネットワークを介して他の装置に接続される。
タッチパネル507は、ユーザUによるタップ操作やフリック操作を検出するセンサと、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示するディスプレイとを組み合わせた装置である。具体的には、センサは、ディスプレイ上に重ねて配置される。また、センサは、例えば、抵抗膜方式、表面型や投影型の静電容量方式等が採用されたセンサである。ディスプレイは、例えば、TFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイなどを採用することができる。
近距離無線通信インターフェース508は、近距離にあるECU201からのデータの入出力を制御する制御装置である。磁気センサ509は、磁界強度を計測するセンサである。
(車内外判定システム200の機能構成例)
図6は、車内外判定システム200の機能構成例を示す説明図である。ECU201は、制御部600を有する。制御部600は、通信部601と、コイルアンテナ制御部602と、磁気センサ制御部603と、降車判定部604と、車内外判定部605と、警報発生部606と、ドア制御部607と、を含む。また、制御部600には、ECU201を制御する基本機能も含まれる。制御部600は、記憶装置に記憶されたプログラムをCPU401が実行することにより、各部の機能を実現する。記憶装置とは、具体的には、例えば、図4に示したROM402、RAM403、ディスク405などである。また、各部の処理結果は、RAM403、CPU401のレジスタ、CPU401のキャッシュメモリ等に格納される。
図6は、車内外判定システム200の機能構成例を示す説明図である。ECU201は、制御部600を有する。制御部600は、通信部601と、コイルアンテナ制御部602と、磁気センサ制御部603と、降車判定部604と、車内外判定部605と、警報発生部606と、ドア制御部607と、を含む。また、制御部600には、ECU201を制御する基本機能も含まれる。制御部600は、記憶装置に記憶されたプログラムをCPU401が実行することにより、各部の機能を実現する。記憶装置とは、具体的には、例えば、図4に示したROM402、RAM403、ディスク405などである。また、各部の処理結果は、RAM403、CPU401のレジスタ、CPU401のキャッシュメモリ等に格納される。
また、スマートデバイス202は、制御部610を有する。制御部610は、通信部611と、磁気センサ制御部612と、を含む。また、制御部610には、スマートデバイス202を制御する基本機能も含まれる。制御部610は、記憶装置に記憶されたプログラムをCPU501が実行することにより、各部の機能を実現する。記憶装置とは、具体的には、例えば、図5に示したROM502、RAM503、ディスク505などである。また、各部の処理結果は、RAM503、CPU501のレジスタ、CPU501のキャッシュメモリ等に格納される。
通信部601は、近距離無線通信により、スマートデバイス202と通信する。例えば、通信部601は、車内外判定要求を、近距離無線通信によりスマートデバイス202に通知する。また、通信部601は、スマートデバイス202からの車内外判定要求に対する応答を受信する。
コイルアンテナ制御部602は、コイルアンテナ301を制御する。具体的には、コイルアンテナ制御部602は、スマートデバイス202からの車内外判定要求に対する応答を受信した場合、コイルアンテナ301に電流を流す。
また、コイルアンテナ制御部602は、近距離無線通信により磁気センサ509の分解能を示す値を受信した場合、磁気センサ509の分解能を示す値に基づいて、コイルに流す電流の電流値を算出してもよい。具体的な算出の方法の一例は、図7、図8で示す。そして、コイルアンテナ制御部602は、スマートデバイス202からの車内外判定要求に対する応答を受信した場合、算出した電流値に基づいて、コイルアンテナ301に電流を流す。
磁気センサ制御部603は、磁気センサ302を制御し、磁気センサ302が計測した計測結果を取得する。例えば、磁気センサ制御部603は、コイルアンテナ301に電流を流すことにより発生した磁界強度を磁気センサ302で計測し、計測結果を取得する。
降車判定部604は、ユーザUが車両Vから降車したか否かを判定する。具体的には、降車判定部604は、車両Vのエンジンの動作が停止しており、車両Vのドアの開閉があり、シート212にかかる荷重がない場合、ユーザUが車両Vから降車したと判定する。
車内外判定部605は、受信した計測結果に基づいて、スマートデバイス202が車両の内外のいずれにあるかを判定する。また、車内外判定部605は、磁気センサ302で計測した計測結果と、通信部601が受信した計測結果との比較結果に基づいて、スマートデバイス202が車両の内外のいずれにあるかを判定してもよい。
警報発生部606は、ユーザUが車両Vから降車したと降車判定部604が判定し、かつ、スマートデバイス202が車両Vの内側にあると車内外判定部605が判定した場合、ユーザUに対する警報を発生させる。具体的な警報としては、車両Vの外側にいるユーザUが警報に気付けばどのようなものでもよく、例えば、警報発生部606は、車両Vの車外ブザーを鳴らしてもよい。
また、警報発生部606は、エンジンスタートボタン412が押下され、かつ、スマートデバイス202が車両Vの外側にあると判定した場合、スマートデバイス202のユーザに対する警報を発生させる。この場合、ユーザUは車両Vの内側にいるため、警報発生部606は、例えば、車両Vの車内ブザーを鳴らしてもよい。
ドア制御部607は、ドア211の施錠、開錠を行う。具体的には、ドア制御部607は、ユーザUが車両Vから降車したと降車判定部604が判定し、かつ、スマートデバイス202が車両Vの外側にあると車内外判定部605が判定した場合、ドア211を施錠する。
通信部611は、近距離無線通信により、ECU201と通信する。例えば、通信部611は、車内外判定要求を、近距離無線通信によりECU201から受信する。また、通信部611は、磁気センサ509の計測結果を、近距離無線通信によりECU201に通知する。
磁気センサ制御部612は、磁気センサ509を制御し、磁気センサ509が計測した計測結果を取得する。例えば、磁気センサ制御部612は、コイルアンテナ301に電流を流すことにより発生した磁界強度を磁気センサ509で計測し、計測結果を取得する。
以下に、車両Vの鍵となるスマートデバイス202の閉じ込め防止に用いる例を用いて、車内外判定処理を説明する。車内外判定システム200は、以下に示す認証0、判定0〜判定4を行う。
まず、認証0として、ECU201とスマートデバイス202とは、近距離無線通信が接続確立可能な距離、例えばBluetoothの場合10m程度になると、スマートデバイス202が予め登録された正規なスマートデバイス202であるかのキー認証を行う。そして、認証が成功した場合には、ECU201とスマートデバイス202とは、接続を確立する。
次に、判定0として、車内外判定を精度よく行うために、スマートデバイス202は、スマートデバイス202の磁気センサ分解能を近距離無線通信によりECU201側に通知する。ECU201は、通知されたスマートデバイス202の磁気センサ分解能から、スマートデバイス202が車室内にある場合に、スマートデバイス202の磁気センサがコイルが発生させる磁界を十分検知できるような必要パルス電流を算出する。具体的な必要パルス電流の算出例については、図7、図8で示す。
そして、判定1として、ユーザUが降車した等の何らかの要因で、ECU201が車内外判定要求を発生させると、ECU201は、近距離無線通信によりスマートデバイス202へ車内外判定要求を通知する。また、スマートデバイス202は、車内外判定要求を受信したら、磁気センサ509を起動し、車両V側にセンシング準備状態であることを近距離無線通信で伝える。
次に、判定2として、ECU201は、スマートデバイス202がセンシング準備状態である通知を受信したら、磁気センサ302を起動し、判定0で算出しておいた必要パルス電流をコイルアンテナ301に流す。電流の流し方の一例を、図9、図10で示す。
そして、判定3として、スマートデバイス202は、自身の磁気センサ509で、コイルアンテナ301が発生させた磁界強度を計測し、近距離無線通信により、ECU201に通知する。同様に、ECU201は、自身の磁気センサ302でも同様に、コイルアンテナ301が発生させた磁界強度を計測する。
次に、判定4として、ECU201は、スマートデバイス202の磁気センサ509で計測した磁気強度を受信したら、車両側の磁気センサ302で計測した磁界強度と比較する。ここで、スマートデバイス202の磁気センサ509で計測した磁界強度の方が車両側の磁気センサ302で計測した磁界強度よりも小さいとき、ECU201は、スマートデバイス202が車両Vの外側にあると判定し、ドア211を施錠する。反対に、スマートデバイス202の磁気センサ509で計測した磁界強度の方が車両V側の磁気センサ302で計測した磁界強度よりも大きいとき、ECU201は、スマートデバイス202が車両Vの内側にあると判定し、置き忘れの警報を発生させる。スマートデバイス202が車両Vの外側にある場合のシーケンスを図11で示し、スマートデバイス202が車両Vの内側にある場合のシーケンスを図12で示す。また、車内外判定処理のフローチャートについて、図13〜図16で示す。
図7は、磁気センサ分解能から必要パルス電流を算出する一例を示す説明図(その1)である。また、図8は、磁気センサ分解能から必要パルス電流を算出する一例を示す説明図(その2)である。図7と図8では、車両V内のコイルアンテナ301を例に用いて、必要パルス電流を算出する例を示す。
図7では、車両V内の底面にコイルアンテナ301が設置されている。ここで、コイルアンテナ301から最も遠い点L1で磁気センサ509がコイルアンテナ301の磁界強度を検出することができれば、スマートデバイス202が車両V内のどこにあっても、コイルアンテナ301の磁界強度を検出することができることになる。
コイルアンテナ301に、I1の電流を流した際に、点L1に影響する磁界強度BLは、下記(1)式のように導ける。
ただし、l1は、コイルアンテナ301の中心から点L1までの距離とする。また、コイルアンテナ301の中心と、点L1との仰角を、θ1とする。また、コイルアンテナ301の巻き数をN1とする。また、コイルアンテナ301の半径をr1とする。また、コイルアンテナ301の面積をS1とする。(1)式内で現れる右辺の変数は、コイルアンテナ301を設置した時点で全て既知の値となる。
また、コイルアンテナ301に、−I1の電流を流した際に、点L1に影響する磁界強度BRは、下記(2)式のように導ける。
ここで、図8で示すグラフ801は、点L1での時間変化における磁界強度を示すグラフである。グラフ801内のBnoiseは、地磁気などによるノイズである。ここで、BL−BRを計算することにより、Bnoiseの影響を除いた、点L1におけるコイルアンテナ301が発生させた磁界強度を取り出すことができる。この磁界強度BL−BRが、磁気センサ分解能μを超えていないと、コイルアンテナ301が発生させた磁界強度を検出することができない。ここで、磁界強度BL−BRは、下記(3)式となる。
そして、磁界強度BL−BR>磁気センサ分解能μの関係から、下記(4)式が導かれる。
すなわち、点L1でコイルアンテナ301が発生させた磁界強度を検出するには、コイルアンテナ301に(4)式を満たす電流I1を流せばよいことになる。ただし、Bnoiseは、一定ではなく振動していることが一般的であり、BL−BRが磁気センサ分解能μに近い値であると、ノイズの振動の影響を受け誤差が多くなるので、下記(5)式で示すように、所定値σを用いて余裕を持たせることが好ましい。
(5)式を、電流I1について整理することにより、下記(6)式が導かれる。
従って、ECU201は、スマートデバイス202から磁気センサ分解能μを受信した場合、(6)式を用いて、必要パルス電流I1を算出する。なお、(6)式において、(μ+σ)の係数部分に含まれる変数は、コイルアンテナ301を設置した時点で全て既知の値である。従って、ECU201は、車両Vの製造者等によってコイルアンテナ301が設置された際に、(μ+σ)の係数の値を算出しておいてもよい。そして、ECU201は、磁気センサ分解能を受信した際に、(μ+σ)に、予め算出しておいた係数の値を乗じることにより、必要パルス電流を算出してもよい。
次に、スマートデバイス202が車両Vの外側にあるときと内側にあるときの磁界強度の計測値について、図9と図10とを用いて説明する。
図9は、スマートデバイス202が車両Vの外側にあるときの磁界強度の計測値の一例を示す説明図である。図9で示すグラフ901は、コイルアンテナ301における時間と電流との関係を示すグラフである。ここで、グラフ901内のIは、図7、図8で説明した、必要パルス電流である。
図9に示すグラフ902、903は、それぞれ、コイルアンテナ301にグラフ901で示すように電流を流した際のスマートデバイス202側と車両V側との磁界強度を示す。スマートデバイス202が車両Vの外側にある場合には、図9で示すように、グラフ902が示すスマートデバイス202側の磁界強度値は、グラフ903が示す車両V側の磁界強度値より小さくなる。
図10は、スマートデバイス202が車両Vの内側にあるときの磁界強度の計測値の一例を示す説明図である。図10で示すグラフ1001は、コイルアンテナ301における時間と電流との関係を示すグラフである。ここで、グラフ1001内のIは、図7、図8で説明した、必要パルス電流である。
図10に示すグラフ1002、1003は、それぞれ、コイルアンテナ301にグラフ1001で示すように電流を流した際のスマートデバイス202側と車両V側との磁界強度を示す。スマートデバイス202が車両Vの内側にある場合には、図10で示すように、グラフ1002が示すスマートデバイス202側の磁界強度値は、グラフ1003が示す車両V側の磁界強度値より大きくなる。
次に、スマートデバイス202が車両Vの外側にあるときと内側にあるときの車内外判定のシーケンスについて、図11と図12とを用いて説明する。
図11は、スマートデバイス202が車両Vの外側にあるときの車内外判定のシーケンスの一例を示す説明図である。ECU201とスマートデバイス202とは、認証を完了し、接続を行う(ステップS1101)。ステップS1101の処理は、前述した認証0に相当する。
次に、スマートデバイス202は、近距離無線通信により、磁気センサ509の磁気センサ分解能をECU201に通知する(ステップS1102)。磁気センサ分解能を受信したECU201は、磁気センサ分解能に基づいて、必要パルス電流を算出する(ステップS1103)。ステップS1102、S1103の処理は、前述した判定0に相当する。
そして、ユーザUが、車両Vから降車する(ステップS1104)と、ECU201は、近距離無線通信により、車内外判定要求をスマートデバイス202に通知する(ステップS1105)。ここで、ユーザUによる車両Vからの降車を判断するには、例えば、ECU201は、シート212にかかる荷重の有無により判断することができる。降車判定処理については、図15で示す。車内外判定要求を受信したスマートデバイス202は、磁気センサ509を起動し(ステップS1106)、近距離無線通信により、センシング準備完了通知をECU201に通知する(ステップS1107)。ステップS1104〜S1107の処理は、前述した判定1に相当する。
センシング準備完了通知を受信したECU201は、磁気センサ302を起動し(ステップS1108)、算出した必要パルス電流をコイルアンテナ301に流す(ステップS1109)。ステップS1108、S1109の処理は、前述した判定2に相当する。
コイルアンテナ301から発生した磁界強度を磁気センサ509により計測したスマートデバイス202は、近距離無線通信により、計測した磁界強度をECU201に通知する(ステップS1110)。また、ECU201は、自身の磁気センサ302でも同様に、コイルアンテナ301が発生させた磁界強度を計測する。ステップS1110の処理は、前述した判定3に相当する。
計測した磁界強度を受信したECU201は、自身の磁気センサ302で計測した磁界強度と、受信した磁界強度とを比較する(ステップS1111)。図11の例では、スマートデバイス202が車両Vの外側にあるため、図9で示したように、スマートデバイス202の磁気センサ509で計測した磁界強度の方が車両V側の磁気センサ302で計測した磁界強度よりも小さくなる。従って、ECU201は、ドア211を施錠する(ステップS1112)。
図12は、スマートデバイス202が車両Vの内側にあるときの車内外判定のシーケンスの一例を示す説明図である。図12で示すステップS1201〜S1210の処理は、図11で示すステップS1101〜S1110と同一の処理、同一の処理結果であるため、説明を省略する。
計測した磁界強度を受信したECU201は、自身の磁気センサ302で計測した磁界強度と、受信した磁界強度とを比較する(ステップS1211)。図12の例では、スマートデバイス202が車両Vの内側にあるため、図10で示したように、スマートデバイス202の磁気センサ509で計測した磁界強度の方が車両V側の磁気センサ302で計測した磁界強度よりも大きくなる。従って、ECU201は、置き忘れの警報を発生させる(ステップS1212)。
次に、ECU201とスマートデバイス202とが行う車内外判定処理のフローチャートについて、図13〜図16で示す。
図13は、実施例1における車内外判定処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。また、図14は、実施例1における車内外判定処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。車内外判定処理は、スマートデバイス202が、車両Vの内外のいずれにあるかを判定する処理である。図13、図14で示す車内外判定処理は、前述した認証0、すなわち、認証は完了した状態であるとする。
スマートデバイス202は、近距離無線通信により、磁気センサ分解能を通知する(ステップS1301)。ステップS1301の処理終了後、スマートデバイス202は、ECU201から車内外判定要求を受信するまで待機する。
ECU201は、磁気センサ分解能を受信したか否かを判断する(ステップS1302)。磁気センサ分解能を受信していない場合(ステップS1302:No)、ECU201は、ステップS1302の処理を再び実行する。一方、磁気センサ分解能を受信した場合(ステップS1302:Yes)、ECU201は、磁気センサ分解能に基づいて、必要パルス電流を算出する(ステップS1303)。次に、ECU201は、ユーザUが降車したか否かを判断する(ステップS1304)。ステップS1304の処理としては、例えば、ECU201は、図15に示す降車判定処理を行う。
ユーザUが降車していない場合(ステップS1304:No)、ECU201は、ステップS1304の処理を再び実行する。一方、ユーザUが降車した場合(ステップS1304:Yes)、ECU201は、近距離無線通信により、車内外判定要求をスマートデバイス202に通知する(ステップS1401)。車内外判定要求を通知後、ECU201は、スマートデバイス202からセンシング準備完了を受信するまで待機する。
スマートデバイス202は、車内外判定要求を受信したか否かを判断する(ステップS1402)。車内外判定要求を受信していない場合(ステップS1402:No)、スマートデバイス202は、ステップS1402の処理を再び実行する。一方、車内外判定要求を受信した場合(ステップS1402:Yes)、スマートデバイス202は、磁気センサ509を起動する(ステップS1403)。磁気センサ509の起動完了後、スマートデバイス202は、近距離無線通信により、センシング準備完了をECU201に通知する(ステップS1404)。
ECU201は、センシング準備完了を受信したか否かを判断する(ステップS1405)。センシング準備完了を受信していない場合(ステップS1405:No)、ECU201は、ステップS1405の処理を再び実行する。一方、センシング準備完了を受信した場合(ステップS1405:Yes)、ECU201は、磁気センサ302を起動する(ステップS1406)。そして、ECU201は、コイルアンテナ301に必要パルス電流を流す(ステップS1407)。コイルアンテナ301に必要パルス電流が流れることにより、スマートデバイス202の磁気センサ509は、コイルアンテナ301から発生した磁界強度を計測する。
スマートデバイス202は、近距離無線通信により、磁気センサ509が計測した磁界強度を通知する(ステップS1408)。そして、スマートデバイス202は、磁気センサを停止させる(ステップS1409)。ステップS1409の処理終了後、スマートデバイス202は、車内外判定処理を終了する。
ECU201は、磁界強度を受信する(ステップS1410)。そして、ECU201は、スマートデバイス202側の磁気センサ509が計測した磁界強度の方が、車両V側の磁気センサ302が計測した磁界強度より小さいか否かを判断する(ステップS1411)。磁気センサ509が計測した磁界強度の方が、磁気センサ302が計測した磁界強度より小さい場合(ステップS1411:Yes)、ECU201は、ドア211を施錠する(ステップS1412)。一方、磁気センサ509が計測した磁界強度の方が、磁気センサ302が計測した磁界強度以上である場合(ステップS1411:No)、ECU201は、警報を発生する(ステップS1413)。ステップS1412、またはステップS1413の処理終了後、ECU201は、車内外判定処理を終了する。
図15は、降車判定処理手順の一例を示すフローチャートである。降車判定処理は、ユーザUが車両Vを降車したか否かを判定する処理である。
ECU201は、車両Vのエンジンが停止しているか否かを判断する(ステップS1501)。車両Vのエンジンが停止していない場合(ステップS1501:No)、ECU201は、ステップS1501の処理を再び実行する。一方、車両Vのエンジンが停止している場合(ステップS1501:Yes)、ECU201は、ドア211の開閉が直前にあったか否かを判断する(ステップS1502)。例えば、ECU201は、直前として、所定秒前から現時刻までにドア211の開閉があったか否かを判断する。
ドア211の開閉が直前にない場合(ステップS1502:No)、ECU201は、ステップS1502の処理を再び実行する。一方、ドア211の開閉が直前にあった場合(ステップS1502:Yes)、ECU201は、シート212に荷重がかかっているか否かを判断する(ステップS1503)。シート212に荷重がかかっている場合(ステップS1503:Yes)、ECU201は、ステップS1502の処理に移行する。一方、シート212に荷重がかかっていない場合(ステップS1503:No)、ECU201は、ユーザUが降車したと特定する(ステップS1504)。ステップS1504の処理終了後、ECU201は、降車判定処理を終了する。
ここで、図13、図14で示した車内外判定処理は、鍵となるスマートデバイス202の閉じ込めを防止するための処理である。この例以外にも、エンジンスタートボタンが押された場合にも、車内外判定処理を行ってもよい。図16において、エンジンスタートボタン押下時における車内外判定処理のフローチャートについて説明する。
図16は、エンジンスタートボタン押下時における車内外判定処理手順の一例を示すフローチャートである。ここで、図16における車内外判定処理は、前述した認証0、すなわち、認証は完了した状態であり、かつ、図13のステップS1301〜S1303の処理は実行済であるとする。
ECU201は、エンジンスタートボタン412が押下されたか否かを判断する(ステップS1601)。エンジンスタートボタン412が押下されていない場合(ステップS1601:No)、ECU201は、ステップS1601の処理を再び実行する。一方、エンジンスタートボタン412が押下された場合(ステップS1601:Yes)、ECU201は、ステップS1401の処理に移行する。
ステップS1401以降の処理については、図14で示した処理とほぼ同様であるため、説明を省略する。差異について、ステップS1411:Yesとなる場合、スマートデバイス202が車両Vの外側にあることを示している。ここで、ユーザUは、エンジンスタートボタン412を押下したため、車両Vの内部にいる。従って、ECU201は、ステップS1411:Yesとなる場合、警報を発生させる。例えば、ステップS1411:Yesとなる場合とは、ユーザUは、車両Vに乗車する直前まではスマートデバイス202を所持していたが、乗車時にスマートデバイス202を落としてしまった場合である。より具体的には、例えば、ユーザUは、スマートデバイス202を胸ポケット内にしまっていたが、車両Vに乗車する際に前屈みとなり、スマートデバイス202を落としてしまい、落としたことに気付かずにエンジンスタートボタン412を押下した場合である。
一方、ステップS1411:Noとなる場合、スマートデバイス202が車両Vの内側にあることを示している。この場合、ECU201は、ステップS1411:Noとなる場合、車両Vのエンジンをかける。
以上説明したように、車内外判定システム200は、スマートデバイス202が車両Vに近づいたら、車両V内に設置したコイルアンテナ301に電流を流し、スマートデバイス202の磁気センサ509が計測した磁界強度の計測結果をECU201に通知する。これにより、車内外判定システム200は、スマートデバイス202の既存ハードウェアである磁気センサ509を用いて、スマートデバイス202の車内外判定を精度良く行うことができる。また、磁界を用いた位置測位技術では、実施例2で示すように、通常3個以上のコイルを用いて測定対象物の位置等を推定するが、実施例1では、スマートデバイス202の位置ではなく、車両V内にあるか車両V外にあるかを判定するだけである。このため、上記の通り、1つのコイルアンテナ301での判定が可能になる。これにより、車内外判定システム200は、実施例2の車内外判定システムに比べて応答速度や消費電力、コストの削減にもつながる。
また、車内外判定システム200は、磁気センサ509の計測結果に基づいて、スマートデバイス202が車両Vの内外のいずれにあるかを判定してもよい。このように、車内外判定システム200は、電子キーの代わりにスマートデバイス202で必要となる車両内外判定機能を行えるようになる。
また、車内外判定システム200は、磁気センサ509の分解能に基づいて、コイルアンテナ301に流す電流の電流値を算出してもよい。これにより、車内外判定システム200は、スマートデバイス202の磁気センサ509の性能に応じた電流をコイルアンテナ301に流すため、様々なスマートデバイス202でスマートエントリーが可能となるうえ、車両Vの消費電力を削減することができる。ここで、スマートデバイス202が有する磁気センサの性能は、製造メーカ等によって個々別々である。例えば、分解能が大きい磁気センサ509に対して、仮に、電力値を低くした電流をコイルアンテナ301に流した場合、分解能が大きい磁気センサ509では検出できない可能性がある。本実施の形態では、(6)式が示すように、分解能が大きい磁気センサ509に対しては大きい電流をコイルアンテナ301に流し、分解能が小さい磁気センサ509に対しては小さい電流をコイルアンテナ301に流すことになる。従って、本実施の形態では、磁気センサ509の性能に応じた適切な電流をコイルアンテナ301に流すことができる。
また、車内外判定システム200は、磁気センサ302で計測した計測結果と、磁気センサ509で計測した計測結果との比較結果に基づいて、車両Vの内外のいずれにあるかを判定してもよい。これにより、車内外判定システム200は、予め記憶した磁界強度と磁気センサ509で計測した計測結果とを比較する場合に比べて、車内外の判定精度を向上させることができる。具体的には、車両Vの内部に、パソコン等の電気製品があると、コイルアンテナ301が発生する磁界が変化することになる。従って、磁気センサ302で計測した計測結果と磁気センサ509で計測した計測結果とを比較することにより、車両Vの内部にある電気製品の影響を無視することができるため、車内外判定システム200は、車内外の判定精度を向上させることができる。
また、車内外判定システム200は、車両Vのエンジンの動作が停止しており、ドア211の開閉があり、シート212にかかる荷重がなく、かつ、スマートデバイス202が車両Vの内側にあると判定した場合、ユーザUに対する警報を発生させてもよい。これにより、車内外判定システム200は、鍵となるスマートデバイス202の閉じ込め防止を抑止することができる。
また、車内外判定システム200は、エンジンスタートボタン412が押下され、かつ、スマートデバイス202が車両Vの外側にあると判定した場合、ユーザUに対する警報を発生させてもよい。これにより、車内外判定システム200は、鍵となるスマートデバイス202を車外にある状態で車両Vが走り出してしまうことを抑止することができる。
(実施例2)
実施例1にかかる車内外判定システム200では、車両V内に磁気センサ302を設置することにより、スマートデバイス202の車内外判定を行う。これに対し、実施例2では、車両V内に複数のコイルアンテナ301を設置し、複数のコイルアンテナ301の各々のコイルアンテナ301から発生する磁界強度から、スマートデバイス202の位置を特定し、スマートデバイス202の車内外判定を行う。なお、実施例1において説明した箇所と同様の箇所については、同一符号を付して図示および説明を省略する。
実施例1にかかる車内外判定システム200では、車両V内に磁気センサ302を設置することにより、スマートデバイス202の車内外判定を行う。これに対し、実施例2では、車両V内に複数のコイルアンテナ301を設置し、複数のコイルアンテナ301の各々のコイルアンテナ301から発生する磁界強度から、スマートデバイス202の位置を特定し、スマートデバイス202の車内外判定を行う。なお、実施例1において説明した箇所と同様の箇所については、同一符号を付して図示および説明を省略する。
図17は、実施例2における車内外判定システム1700の機能構成例を示す説明図である。車内外判定システム1700は、ECU1701と、スマートデバイス1702とを含む。また、実施例2における車両Vは、3つ以上のコイルアンテナ301を有する。実施例2における車両Vが有するコイルアンテナ301の数は、3つ以上であればいくつでもよい。コイルアンテナ301の数が増えると、スマートデバイス1702の位置特定の精度を向上させることができる。
ECU1701は、制御部1710を有する。制御部1710は、通信部1711と、コイルアンテナ制御部1712と、降車判定部604と、車内外判定部605と、警報発生部606と、ドア制御部607と、を含む。また、制御部1710には、ECU1701を制御する基本機能も含まれる。制御部1710は、記憶装置に記憶されたプログラムをCPU401が実行することにより、各部の機能を実現する。記憶装置とは、具体的には、例えば、図4に示したROM402、RAM403、ディスク405などである。また、各部の処理結果は、RAM403、CPU401のレジスタ、CPU401のキャッシュメモリ等に格納される。
また、スマートデバイス1702は、制御部1720を有する。制御部1720は、通信部1721と、磁気センサ制御部612と、特定部1722とを含む。また、制御部1720には、スマートデバイス1702を制御する基本機能も含まれる。制御部1720は、記憶装置に記憶されたプログラムをCPU501が実行することにより、各部の機能を実現する。記憶装置とは、具体的には、例えば、図5に示したROM502、RAM503、ディスク505などである。また、各部の処理結果は、RAM503、CPU501のレジスタ、CPU501のキャッシュメモリ等に格納される。
通信部1711は、通信部601が有する機能に加え、コイルアンテナ301に流す電流の電流値を低下させる依頼を、近距離無線通信によりスマートデバイス1702から受信する。
コイルアンテナ制御部1712は、無線通信装置からの車内外判定要求に対する応答を受信した場合、3以上のコイルアンテナ301の各々のコイルアンテナ301の間で異なる時間に各々のコイルアンテナ301に電流を流す。
また、コイルアンテナ制御部1712は、コイルアンテナ301に流す電流の電流値を低下させる依頼を受信した場合、そのコイルアンテナ301に流した電流の電流値より低い電流値に基づいて、そのコイルアンテナ301に電流を流す。
通信部1721は、通信部611が有する機能に加え、特定部1722が特定したコイルアンテナ301に流す電流の電流値を低下させる依頼を、近距離無線通信によりECU1701に通知する。
特定部1722は、磁気センサ509で計測した計測結果から、磁気センサ509が計測可能な最大値に一致する強度を有する磁界を発生させたコイルアンテナ301を特定する。磁気センサ509が計測可能な最大値を、以下、「磁気センサ509の最大計測レンジ」と呼称する。
特定部1722の動作例について、具体的に説明する。例えば、コイルアンテナ制御部1712が、ある時間にコイルアンテナ301−1に電流を流し、次の時間にコイルアンテナ301−2に電流を流し、さらにその次の時間にコイルアンテナ301−3に電流を流したとする。このとき、特定部1722は、磁気センサ509の最大計測レンジの磁界強度を発生させたコイルアンテナ301に電流が流れた順序を特定すればよい。そして、通信部1721は、電流値を低下させる依頼を通知する際には、特定した順序を含めればよい。電流が流れた順序がわかれば、コイルアンテナ制御部1712は、順序に対応するコイルアンテナ301に流す電流の電流値を下げることができる。また、特定部1722は、磁気センサ509の最大計測レンジの磁界強度を発生させたコイルアンテナ301に電流が流れた時間を特定してもよい。
図18は、実施例2におけるコイルアンテナ301の設置位置例を示す説明図である。ここで、図18の(a)は、車両Vを側面の視点から描画した場合の側面図を示す。また、図18の(b)は、車両Vを上方向の視点から描画した場合の上面図を示す。
車両Vには、図18の(a)、(b)で示すように、コイルアンテナ301−1〜3が設置される。ここで、図18の(a)で示すように、コイルアンテナ301−1〜3は、車両Vの底面の内側に設置されているが、車両V内であればどこでもよく、例えば、車両Vの天井面の内側に設置されてもよい。また、コイルアンテナ301−1〜3の位置関係は、一直線上にならなければどのようなものでもよく、図18の(b)の位置関係に限られない。
図19は、実施例2における車両V内のハードウェア構成例を示す説明図である。実施例1における車両Vには、ECU1701が含まれる。ECU1701が有するハードウェアは、ECU201と同一であるため、説明を省略する。また、実施例2における車両Vには、ECU201の他に、近距離無線通信インターフェース411と、エンジンスタートボタン412と、感圧センサ413と、ドア211と、コイルアンテナ301−1〜3とを有する。このように、実施例2における車両Vは、磁気センサ302がない代わりに、3つのコイルアンテナ301を有する。なお、スマートデバイス1702のハードウェア構成は、スマートデバイス202のハードウェア構成と同一であるため、説明を省略する。
以下に、車両Vの鍵となるスマートデバイス1702の閉じ込め防止に用いる例を用いて、車内外判定処理を説明する。車内外判定システム1700は、以下に示す認証0、判定0〜判定4と、判定3で発生する例外3−1、3−2とを行う。ここで、認証0、判定1については、実施例1の認証0、判定1と同一の処理であるため、説明を省略する。
認証0の終了後、判定0として、車内外判定を精度よく行うために、スマートデバイス1702は、スマートデバイス1702の磁気センサ分解能を近距離無線通信によりECU1701側に通知する。ECU1701は、通知されたスマートデバイス1702の磁気センサ分解能から、スマートデバイス1702が車室内にあれば磁気センサ509が各コイルアンテナ301が発生させる磁界を十分検知できるような必要パルス電流を算出する。ここで、必要パルス電流は、各コイルアンテナ301で異なる値となるため、ECU1701は、各コイルアンテナ301の必要パルス電流を算出する。
判定1の終了後、判定2として、ECU1701は、スマートデバイス1702がセンシング準備状態である通知を受信したら、判定0で算出しておいた必要パルス電流をコイルアンテナ301−1〜3に順に流す。コイルアンテナ301−1〜3への必要パルス電流の流し方の実施例を図20に示す。
判定2の終了後、判定3として、スマートデバイス1702は、自身の磁気センサ509で、車両V側に設置された3個以上のコイルアンテナ301が発生させた磁界強度を計り車両V側へ通知する。磁気センサ509の各コイルアンテナ301の発生させた磁界強度の取り出し方の実施例を図21に示す。
そして、判定4として、ECU1701は、通知された各コイルアンテナ301の磁界強度から、スマートデバイス1702と各コイルアンテナ301との距離を計算し、三辺測量によりスマートデバイス1702の位置を算出する。そして、ECU1701は、予め記憶した車両Vの車内の範囲に基づいて、算出したスマートデバイス1702の位置が車両Vの内側にあると判断するときに、置き忘れの警報を発生させる。
また、判定3で発生する例外3−1として、判定3で3個以上のコイルアンテナ301が発生させた磁界強度の1つ以上が、スマートデバイス1702の磁気センサ509の計測レンジを超える場合がある。この場合、スマートデバイス1702は、近距離無線通信でスマートデバイス1702から車両Vへ計測レンジを超える磁界を発生させたコイルアンテナ301の電流調整依頼をする。図22にコイルアンテナ301による磁界強度がスマートフォン磁気センサの最大計測レンジを超えた場合の例を示す。
例外3−2として、ECU1701は、スマートデバイス1702からコイルアンテナ301の電流調整依頼を受けたら、計測レンジを超える磁界を発生させた1つ以上のコイルアンテナ301に流す電流の値を下げ、再度、そのコイルアンテナ301に電流を流す。図23に、図22の後でコイル301の電流を下げ再度、電流を流した場合の例を示す。
図20は、実施例2における各コイルアンテナ301での電流の流し方の一例を示す説明図である。図20で示すグラフ2001−1〜3は、それぞれ、コイルアンテナ301−1〜3での電流の流し方を示したものである。また、グラフ2001−1〜3におけるI1〜I3は、判定0で算出したコイルアンテナ301−1〜3の必要パルス電流である。
図20で示すように、ECU1701は、コイルアンテナ301−1〜3に対して、パルスの頂点が異なる時刻となるように必要パルス電流を流す。より具体的には、ECU1701は、時刻t1から時刻t2までの時間において、コイルアンテナ301−1に1パルスの電流を流す。また、ECU1701は、時刻t2から時刻t3までの時間において、コイルアンテナ301−2に1パルスの電流を流す。また、ECU1701は、時刻t3から時刻t4までの時間において、コイルアンテナ301−3に1パルスの電流を流す。このように、各々のコイルアンテナ301の間で異なる時間に電流を流すことにより、それぞれの磁界の干渉を防ぐことができる。
図21は、実施例2におけるスマートデバイス1702の位置計算例を示す説明図である。図20で示したように、コイルアンテナ301−1〜3に電流をかけることにより、スマートデバイス1702の磁気センサ509は、図21のグラフ2101で示すように磁界強度を検出したとする。時刻t1から時刻t2までの磁界強度の差分B1が、コイルアンテナ301−1が発生させた磁界強度となる。同様に、時刻t2から時刻t3までの磁界強度の差分B2が、コイルアンテナ301−2が発生させた磁界強度となり、時刻t3から時刻t4までの磁界強度の差分B3が、コイルアンテナ301−3が発生させた磁界強度となる。
そして、ECU1701は、磁界強度の差分B1〜B3に基づいて、スマートデバイス1702と各コイルアンテナ301の距離を算出し、三辺測量により、スマートデバイス1702の位置を算出する。
図22は、コイルアンテナ301の磁界強度が磁気センサ509の最大計測レンジを超える例を示す説明図である。図22では、図22のグラフ2001−1〜3で示すように、各コイルアンテナ301に電流I1〜I3を流した際に、スマートデバイス1702の磁気センサ509は、図22のグラフ2201で示すように磁界強度を検出したとする。
このとき、グラフ2201で示すように、スマートデバイス1702とコイルアンテナ301との距離が近すぎて、計測した磁界強度が、磁気センサ509の磁気センサ最大計測レンジに到達する可能性がある。グラフ2201の例では、コイルアンテナ301−1から発生した磁界強度の計測値が、磁気センサ509の最大計測レンジであるBmaxに到達している。この場合、スマートデバイス1702は、コイルアンテナ301−1の電流調整依頼を通知する。
例えば、スマートデバイス1702は、コイルアンテナ301−1〜3にどの順序で電流が流されるのかを記憶しているのであれば、磁気センサ509の最大計測レンジの磁界強度を発生させたコイルアンテナ301の識別情報を含む電流調整依頼を通知してもよい。また、スマートデバイス1702は、コイルアンテナ301−1〜3にどの順序で電流が流されるのかを記憶していなくともよい。この場合、スマートデバイス1702は、磁気センサ509の最大計測レンジの磁界強度を発生させたコイルアンテナ301に電流が流れた順序を含む電流調整依頼を通知すればよい。
図23は、コイルアンテナ301に流す電流の値を下げた場合の磁界強度の一例を示す説明図である。コイルアンテナ301−1の電流調整依頼を受信したECU1701は、コイルアンテナ301−1に流す電流の値を下げて、再度、そのコイルアンテナ301−1に電流を流す。図23に示すグラフ2301は、電流を下げた際のコイルアンテナ301−1に電流を流した様子を示す。なお、どの程度電流を下げるかについては自由であり、例えば、ECU1701は、必要パルス電流の半分や、1/3等の値で電流を流してもよい。また、再度電流を流す際には、ECU1701は、電流調整依頼があったコイルアンテナ301に対してだけ電流を流し、電流調整依頼がなかったコイルアンテナ301に対しては電流を流さなくてよい。
図23で示すグラフ2311は、グラフ2301で示すようにコイルアンテナ301−1に電流を流した際の磁気センサ509の計測結果を示す。グラフ2311で示すように、コイルアンテナ301−1から発生した磁界強度の計測値が、磁気センサ509の最大計測レンジであるBmaxに到達していない。これにより、ECU1701は、スマートデバイス1702の正しい位置を算出することができる。
次に、スマートデバイス1702が車両Vの外側にあるときと内側にあるときの車内外判定のシーケンスについて、図24と図25とを用いて説明する。また、車内外判定において、コイルアンテナ301の磁界強度が磁気センサ509の最大計測レンジを超えるときについて、図26と図27とを用いて説明する。
図24は、スマートデバイス1702が車両Vの外側にあるときの車内外判定のシーケンスを示す説明図である。図24で示すステップS2401〜S2407の処理は、図11で示すステップS1101〜S1107と同一の処理、同一の処理結果であるため、説明を省略する。
センシング準備完了通知を受信したECU1701は、各コイルアンテナ301に対して必要パルス電流を流す(ステップS2408〜ステップS2410)。
コイルアンテナ301から発生した磁界強度を磁気センサ509により計測したスマートデバイス1702は、近距離無線通信により、計測した磁界強度をECU1701に通知する(ステップS2411)。
計測した磁界強度を受信したECU1701は、スマートデバイス1702の位置を算出する(ステップS2412)。そして、図24の例では、算出したスマートデバイス1702の位置が車両Vの外側にあると判断し、ECU1701は、ドア211を施錠する(ステップS2413)。
図25は、スマートデバイス1702が車両Vの内側にあるときの車内外判定のシーケンスを示す説明図である。図25で示すステップS2501〜S2512の処理は、図24で示すステップS2401〜S2412と同一の処理、同一の処理結果であるため、説明を省略する。
図25の例では、算出したスマートデバイス1702の位置が車両Vの内側にあると判断し、ECU1701は、警報を発生させる(ステップS2513)。
図26は、スマートデバイス1702が車両Vの外側にあり、さらに例外3−1、3−2となるときの車内外判定のシーケンスを示す説明図である。ここで、例外3−1、3−2となるときとは、コイルアンテナ301−1の磁界強度が磁気センサ509の最大計測レンジを超えるときのことである。図26で示すステップS2601〜S2610、S2614〜S2616の処理は、図24で示すステップS2401〜S2410、S2411〜S2413と同一の処理、同一の処理結果であるため、説明を省略する。
コイルアンテナ301−1の磁界強度が磁気センサ509の最大計測レンジを超えたため、スマートデバイス1702は、コイルアンテナ301−1の電流調整依頼を通知する(ステップS2611)。ステップS2611の処理は、前述した例外3−1に相当する。
コイルアンテナ301−1の電流調整依頼を受信したECU1701は、電流下方調整をする(ステップS2612)。そして、ECU1701は、コイルアンテナ301−1に調整した電流を流す(ステップS2613)。ステップS2612、S2613の処理は、前述した例外3−2に相当する。
図27は、スマートデバイス1702が車両Vの内側にあり、さらに例外3−1、3−2となるときの車内外判定のシーケンスを示す説明図である。図27で示すステップS2701〜S2715の処理は、図26で示すステップS2601〜S2615と同一の処理、同一の処理結果であるため、説明を省略する。
図27の例では、算出したスマートデバイス1702の位置が車両Vの内側にあると判断し、ECU1701は、警報を発生させる(ステップS2716)。
ECU1701とスマートデバイス1702とが行う車内外判定処理のフローチャートについて、図28、図29で示す。
図28は、実施例2における車内外判定処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。また、図29は、実施例2における車内外判定処理手順の一例を示すフローチャート(その3)である。また、図30は、実施例2における車内外判定処理手順の一例を示すフローチャート(その4)である。
ここで、実施例2における車内外判定処理手順の一例を示すフローチャート(その1)は、図13のフローチャートを、実行主体をECU1701とスマートデバイス1702とに置き換えただけであるため、説明および図示を省略する。さらに、図28に示すステップS2801〜S2805の処理は、図14のステップS1401〜S1405の処理と同一であるため、説明を省略する。
ステップS2805:Yesとなった場合、ECU1701は、コイルアンテナ301−1に必要パルス電流を流す(ステップS2806)。コイルアンテナ301−1に必要パルス電流を流し終えた後、ECU1701は、コイルアンテナ301−2に必要パルス電流を流す(ステップS2807)。コイルアンテナ301−2に必要パルス電流を流し終えた後、ECU1701は、コイルアンテナ301−3に必要パルス電流を流す(ステップS2808)。ステップS2808の処理修了後、ECU1701は、スマートデバイス1702から何らかの通知を受信するまで待ち受ける。
スマートデバイス1702は、各コイルアンテナ301の磁界強度を計測する(ステップS2809)。そして、スマートデバイス1702は、各コイルアンテナ301の磁界強度が、磁気センサ509の最大計測レンジ未満か否かを判断する(ステップS2901)。コイルアンテナ301の磁界強度が、磁気センサ509の最大計測レンジとなる場合(ステップS2901:No)、スマートデバイス1702は、近距離無線通信により、最大計測レンジとなったコイルアンテナ301の電流調整依頼をECU1701に通知する(ステップS2902)。そして、スマートデバイス1702は、電流調整後のコイルアンテナ301の磁気強度を計測する(ステップS2903)。そして、スマートデバイス1702は、ステップS2901の処理に移行する。
一方、磁気センサ509の最大計測レンジ未満である場合(ステップS2901:Yes)、スマートデバイス1702は、近距離無線通信により、各コイルアンテナの磁界強度をECU1701に通知する(ステップS2904)。そして、スマートデバイス1702は、磁気センサ509を停止させる(ステップS2905)。ステップS2905の処理終了後、スマートデバイス1702は、車内外判定処理を終了する。
ECU1701は、近距離無線通信により何らかの通知を受信するまで待ち受ける。何らかの通知を受信した場合、ECU1701は、通知の内容を確認する(ステップS2906)。通知の内容が電流調整依頼である場合(ステップS2906:電流調整依頼)、電流調整依頼があったコイルアンテナ301へ電流を下げて流す(ステップS2907)。そして、ECU1701は、ステップS2906の処理に移行する。
通知の内容が各コイルアンテナ301の磁界強度である場合(ステップS2906:各コイルアンテナの磁界強度)、ECU1701は、各コイルアンテナ301の磁界強度から、スマートデバイス1702の位置を算出する(ステップS3001)。次に、ECU1701は、スマートデバイス1702の位置が車両Vの内側か否かを判断する(ステップS3002)。スマートデバイス1702の位置が車両Vの内側でない場合(ステップS3002:No)、ECU1701は、ドア211を施錠する(ステップS3003)。一方、スマートデバイス1702の位置が車両Vの内側である場合(ステップS3002:Yes)、ECU1701は、警報を発生させる(ステップS3004)。ステップS3003、またはS3004の処理終了後、ECU1701は、車内外判定処理を終了する。
以上説明したように、車内外判定システム1700は、3つ以上のコイルアンテナ301に電流を流し、各々のコイルアンテナ301に電流を流すことにより発生した磁界の強度を磁気センサ509で計測した計測結果に基づき、車内外判定を行う。これにより、3つ以上のコイルアンテナ301によって特定したスマートデバイス1702の位置と、車両Vの内側の範囲とを比較できるので、車内外判定システム1700は、車内外判定システム200に比べて、車内外判定の精度を向上することができる。
また、車内外判定システム1700は、コイルアンテナ301の磁界強度が磁気センサ509の最大測定レンジとなる場合、コイルアンテナ301に流す電流を下げてもよい。これにより、車内外判定システム1700は、スマートデバイス1702がコイルアンテナ301に近すぎて磁界強度が正しく計測できない場合も、電流を下げて調整することにより、正しい磁界強度が計測できるようになり、確実な車内外判定が可能になる。
なお、本実施の形態で説明した車内外判定方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本車内外判定プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本車内外判定プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)磁気センサを有する無線通信装置と、車内外判定装置とが近距離無線通信により接続する車内外判定システムであって、
前記車内外判定装置は、
車両内部に設置したコイルに接続しており、
車内外判定要求を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置に通知し、
前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、前記コイルに電流を流し、
前記無線通信装置は、
前記コイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果を、前記近距離無線通信により前記車内外判定装置に通知する、
ことを特徴とする無線通信装置の車内外判定システム。
前記車内外判定装置は、
車両内部に設置したコイルに接続しており、
車内外判定要求を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置に通知し、
前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、前記コイルに電流を流し、
前記無線通信装置は、
前記コイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果を、前記近距離無線通信により前記車内外判定装置に通知する、
ことを特徴とする無線通信装置の車内外判定システム。
(付記2)前記車内外判定装置は、
受信した前記計測結果に基づいて、前記無線通信装置が前記車両の内外のいずれにあるかを判定する、
ことを特徴とする付記1に記載の無線通信装置の車内外判定システム。
受信した前記計測結果に基づいて、前記無線通信装置が前記車両の内外のいずれにあるかを判定する、
ことを特徴とする付記1に記載の無線通信装置の車内外判定システム。
(付記3)前記車内外判定装置は、
前記近距離無線通信により前記磁気センサの分解能を示す値を受信した場合、前記磁気センサの分解能を示す値に基づいて、前記コイルに流す電流の電流値を算出し、
前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、算出した前記電流値に基づいて、前記コイルに電流を流す、
ことを特徴とする付記1または2に記載の無線通信装置の車内外判定システム。
前記近距離無線通信により前記磁気センサの分解能を示す値を受信した場合、前記磁気センサの分解能を示す値に基づいて、前記コイルに流す電流の電流値を算出し、
前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、算出した前記電流値に基づいて、前記コイルに電流を流す、
ことを特徴とする付記1または2に記載の無線通信装置の車内外判定システム。
(付記4)前記車内外判定装置は、
前記車両の内側であって前記コイルから最も離れた位置に設置した磁気センサに接続しており、
発生した前記磁界の強度を当該磁気センサで計測した計測結果と、受信した前記計測結果との比較結果に基づいて、前記無線通信装置が前記車両の内外のいずれにあるかを判定する、
ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の無線通信装置の車内外判定システム。
前記車両の内側であって前記コイルから最も離れた位置に設置した磁気センサに接続しており、
発生した前記磁界の強度を当該磁気センサで計測した計測結果と、受信した前記計測結果との比較結果に基づいて、前記無線通信装置が前記車両の内外のいずれにあるかを判定する、
ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の無線通信装置の車内外判定システム。
(付記5)前記車内外判定装置は、
前記車両内部に設置した3以上のコイルに接続しており、
前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、前記3以上のコイルの各々のコイルの間で異なる時間に前記各々のコイルに電流を流し、
前記無線通信装置は、
前記各々のコイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果を、前記近距離無線通信により前記車内外判定装置に通知する、
ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の無線通信装置の車内外判定システム。
前記車両内部に設置した3以上のコイルに接続しており、
前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、前記3以上のコイルの各々のコイルの間で異なる時間に前記各々のコイルに電流を流し、
前記無線通信装置は、
前記各々のコイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果を、前記近距離無線通信により前記車内外判定装置に通知する、
ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の無線通信装置の車内外判定システム。
(付記6)前記無線通信装置は、
前記各々のコイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果から、前記磁気センサが計測可能な最大値に一致する強度を有する磁界を発生させたコイルを特定し、
特定した前記コイルに流す電流の電流値を低下させる依頼を、前記近距離無線通信により前記車内外判定装置に通知し、
前記車内外判定装置は、
前記依頼を受信した場合、特定した前記コイルに流した電流の電流値より低い電流値に基づいて、特定した前記コイルに電流を流す、
ことを特徴とする付記5に記載の無線通信装置の車内外判定システム。
前記各々のコイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果から、前記磁気センサが計測可能な最大値に一致する強度を有する磁界を発生させたコイルを特定し、
特定した前記コイルに流す電流の電流値を低下させる依頼を、前記近距離無線通信により前記車内外判定装置に通知し、
前記車内外判定装置は、
前記依頼を受信した場合、特定した前記コイルに流した電流の電流値より低い電流値に基づいて、特定した前記コイルに電流を流す、
ことを特徴とする付記5に記載の無線通信装置の車内外判定システム。
(付記7)前記車内外判定装置は、
前記車両に設置したエンジンの動作の有無と、前記車両のドアの開閉と、前記車両内部に設置したシートにかかる荷重の有無とを検出することが可能であり、
前記エンジンの動作が停止しており、前記車両のドアの開閉があり、前記シートにかかる荷重がなく、かつ、前記無線通信装置が前記車両の内側にあると判定した場合、前記無線通信装置のユーザに対する警報を発生させる、
ことを特徴とする付記2に記載の無線通信装置の車内外判定システム。
前記車両に設置したエンジンの動作の有無と、前記車両のドアの開閉と、前記車両内部に設置したシートにかかる荷重の有無とを検出することが可能であり、
前記エンジンの動作が停止しており、前記車両のドアの開閉があり、前記シートにかかる荷重がなく、かつ、前記無線通信装置が前記車両の内側にあると判定した場合、前記無線通信装置のユーザに対する警報を発生させる、
ことを特徴とする付記2に記載の無線通信装置の車内外判定システム。
(付記8)前記車内外判定装置は、
前記車両内部に設置したエンジンを動作させるボタンの押下の有無を検出することが可能であり、
前記ボタンが押下され、かつ、前記無線通信装置が前記車両の外側にあると判定した場合、前記無線通信装置のユーザに対する警報を発生させる、
ことを特徴とする付記2に記載の車内外判定システム。
前記車両内部に設置したエンジンを動作させるボタンの押下の有無を検出することが可能であり、
前記ボタンが押下され、かつ、前記無線通信装置が前記車両の外側にあると判定した場合、前記無線通信装置のユーザに対する警報を発生させる、
ことを特徴とする付記2に記載の車内外判定システム。
(付記9)磁気センサを有する無線通信装置と近距離無線通信により接続する車内外判定装置であって、
車両内部に設置したコイルに接続しており、
車内外判定要求を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置に通知し、前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、前記コイルに電流を流し、前記コイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置から受信する制御部を、
有することを特徴とする無線通信装置の車内外判定装置。
車両内部に設置したコイルに接続しており、
車内外判定要求を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置に通知し、前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、前記コイルに電流を流し、前記コイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置から受信する制御部を、
有することを特徴とする無線通信装置の車内外判定装置。
(付記10)磁気センサを有する無線通信装置と近距離無線通信により接続し、車両内部に設置したコイルに接続するコンピュータに、
車内外判定要求を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置に通知し、
前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、前記コイルに電流を流し、
前記コイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置から受信する、
処理を実行させることを特徴とする車内外判定制御プログラム。
車内外判定要求を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置に通知し、
前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、前記コイルに電流を流し、
前記コイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置から受信する、
処理を実行させることを特徴とする車内外判定制御プログラム。
100、200、1700 車内外判定システム
101 車内外判定装置
102 無線通信装置
111 コイル
112 磁気センサ
201 ECU
202 スマートデバイス
211 ドア
212 シート
301 コイルアンテナ
302 磁気センサ
600、610、1710、1720 制御部
601、611、1711、1721 通信部
602 コイルアンテナ制御部
603、612 磁気センサ制御部
604 降車判定部
605 車内外判定部
606 警報発生部
607 ドア制御部
1722 特定部
101 車内外判定装置
102 無線通信装置
111 コイル
112 磁気センサ
201 ECU
202 スマートデバイス
211 ドア
212 シート
301 コイルアンテナ
302 磁気センサ
600、610、1710、1720 制御部
601、611、1711、1721 通信部
602 コイルアンテナ制御部
603、612 磁気センサ制御部
604 降車判定部
605 車内外判定部
606 警報発生部
607 ドア制御部
1722 特定部
Claims (8)
- 磁気センサを有する無線通信装置と、車内外判定装置とが近距離無線通信により接続する車内外判定システムであって、
前記車内外判定装置は、
車両内部に設置したコイルに接続しており、
車内外判定要求を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置に通知し、
前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、前記コイルに電流を流し、
前記無線通信装置は、
前記コイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果を、前記近距離無線通信により前記車内外判定装置に通知する、
ことを特徴とする無線通信装置の車内外判定システム。 - 前記車内外判定装置は、
受信した前記計測結果に基づいて、前記無線通信装置が前記車両の内外のいずれにあるかを判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置の車内外判定システム。 - 前記車内外判定装置は、
前記近距離無線通信により前記磁気センサの分解能を示す値を受信した場合、前記磁気センサの分解能を示す値に基づいて、前記コイルに流す電流の電流値を算出し、
前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、算出した前記電流値に基づいて、前記コイルに電流を流す、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置の車内外判定システム。 - 前記車内外判定装置は、
前記車両の内側であって前記コイルから最も離れた位置に設置した磁気センサに接続しており、
発生した前記磁界の強度を当該磁気センサで計測した計測結果と、受信した前記計測結果との比較結果に基づいて、前記無線通信装置が前記車両の内外のいずれにあるかを判定する、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の無線通信装置の車内外判定システム。 - 前記車内外判定装置は、
前記車両内部に設置した3以上のコイルに接続しており、
前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、前記3以上のコイルの各々のコイルの間で異なる時間に前記各々のコイルに電流を流し、
前記無線通信装置は、
前記各々のコイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果を、前記近距離無線通信により前記車内外判定装置に通知する、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の無線通信装置の車内外判定システム。 - 前記無線通信装置は、
前記各々のコイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果から、前記磁気センサが計測可能な最大値に一致する強度を有する磁界を発生させたコイルを特定し、
特定した前記コイルに流す電流の電流値を低下させる依頼を、前記近距離無線通信により前記車内外判定装置に通知し、
前記車内外判定装置は、
前記依頼を受信した場合、特定した前記コイルに流した電流の電流値より低い電流値に基づいて、特定した前記コイルに電流を流す、
ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置の車内外判定システム。 - 磁気センサを有する無線通信装置と近距離無線通信により接続する車内外判定装置であって、
車両内部に設置したコイルに接続しており、
車内外判定要求を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置に通知し、前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、前記コイルに電流を流し、前記コイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置から受信する制御部を、
有することを特徴とする無線通信装置の車内外判定装置。 - 磁気センサを有する無線通信装置と近距離無線通信により接続し、車両内部に設置したコイルに接続するコンピュータに、
車内外判定要求を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置に通知し、
前記無線通信装置からの前記車内外判定要求に対する応答を受信した場合、前記コイルに電流を流し、
前記コイルに電流を流すことにより発生した磁界の強度を前記磁気センサで計測した計測結果を、前記近距離無線通信により前記無線通信装置から受信する、
処理を実行させることを特徴とする車内外判定制御プログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016162063A JP2018032901A (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 無線通信装置の車内外判定システム、無線通信装置の車内外判定装置、および車内外判定制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016162063A JP2018032901A (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 無線通信装置の車内外判定システム、無線通信装置の車内外判定装置、および車内外判定制御プログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018032901A true JP2018032901A (ja) | 2018-03-01 |
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ID=61303652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016162063A Pending JP2018032901A (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 無線通信装置の車内外判定システム、無線通信装置の車内外判定装置、および車内外判定制御プログラム |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2018032901A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP7198336B1 (ja) | 2021-12-08 | 2022-12-28 | 功憲 末次 | 現在位置測定システム、現在位置測定装置、現在位置測定プログラム、磁場発生装置および磁場発生プログラム |
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-
2016
- 2016-08-22 JP JP2016162063A patent/JP2018032901A/ja active Pending
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