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JP2018032581A - 組電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池セルの摩耗劣化を抑制しつつも、ハイレート劣化をより抑制できる組電池を提供する。【解決手段】内部に電極巻回体20が収容された複数の角型の電池セルと、複数のスペーサ18と、が厚み方向に交互に積層された組電池であって、前記スペーサ18の表面には、櫛歯状に並ぶとともに前記電池セルの表面に当接する複数のリブ32が形成されており、前記リブ32は、前記スペーサ18の表面のうち、前記電極巻回体20の幅方向両端および上部に対向する略コ字状の範囲にのみ配されている。【選択図】図3

Description

本発明は、内部に電極巻回体が収容された複数の角型の電池セルと、複数のスペーサと、が厚み方向に交互に積層された組電池に関する。
リチウムイオン二次電池、ナトリウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池は、既存の電池に比べて軽量かつエネルギー密度が高いことから、電動車両の駆動用電源や、携帯型電子機器の電源として多用されている。
角型の電池セルは、非水電解質二次電池として機能する電極巻回体および電解液を角型のセルケースに収容して構成される。かかる非水電解質二次電池からなる電池セルは、その表面に適度な圧力が付与されなければ、電極巻回体で均一な電池反応ができず、摩耗劣化が生じやすいことが知られている。そのため、従来から角型の電池セルと樹脂等からなるスペーサとを交互に積層して組電池を構成し、さらに、この組電池に積層方向圧縮の力を付与することが提案されている。例えば、特許文献1には、角型の蓄電素子(電池セル)とスペーサとを交互に積層した蓄電装置(組電池)が開示されている。特許文献1では、スペーサの表面に、蓄電素子の表面に当接する複数のリブを形成している。そして、この複数のリブ間が、冷却用の空気が流れる流路となる。また、この場合、リブを介して電池セルが均等に押圧されるため、電池セルの摩耗劣化が効果的に抑制される。
特開2016−091665号公報
しかし、非水電解質二次電池は、摩耗劣化だけでなく、ハイレート劣化も生じることが知られている。ハイレート劣化は、ハイレートでの充放電をくり返すことで生じる劣化である。かかるハイレート劣化は、ハイレートでの充放電に伴い膨張した電解液が、電極巻回体の外部に漏出することで生じると考えられている。電解液が電極巻回体の外部に漏出することで、電極巻回体内での塩(イオン)濃度分布の不均一化や、電極巻回体内での塩不足が生じ、電池セルの性能劣化、いわゆる、ハイレート劣化を招く。
特許文献1のように、電池セルの全面を、スペーサ表面のリブを介して均等に押圧した場合、電極巻回体の膨張が抑制される。この場合、電極巻回体が、膨張した電解液を保持しきれないため、電解液が電極巻回体の外部に漏出しやすくなり、ハイレート劣化が進行しやすくなる。つまり、特許文献1等の従来技術では、摩耗劣化は抑制できても、ハイレート劣化を十分に抑制できなかった。
そこで、本発明では、電池セルの摩耗劣化を抑制しつつも、ハイレート劣化をより抑制できる組電池を提供することを目的とする。
本発明の組電池は、内部に電極巻回体が収容された複数の角型の電池セルと、複数のスペーサと、が厚み方向に交互に積層された組電池であって、前記スペーサの表面には、櫛歯状に並ぶとともに前記電池セルの表面に当接する複数のリブが形成されており、前記リブは、前記スペーサの表面のうち、前記電極巻回体の幅方向両端および上部に対向する略コ字状の範囲にのみ、または、前記電極巻回体の幅方向両端と上部と幅方向中央に対向する略E字状の範囲にのみ、配されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、電解液が溜まりやすい下部における電極巻回体の膨張が許容されるため、ハイレート劣化が抑制される。また、電極巻回体の上部や幅方向両端は、リブにより押されるため、電池セルの摩耗劣化も抑制される。
本発明の実施形態である組電池の概略斜視図である。 電池セルの斜視図である。 樹脂枠の概略正面図である。 他の例の樹脂枠の概略正面図である。 図3の樹脂枠における膨張許容範囲を示す図である。 図4の樹脂枠における膨張許容範囲を示す図である。 リブの形状に応じた劣化耐性の実験結果を示す図である。 従来の樹脂枠の概略正面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態である組電池10の概略斜視図である。なお、本願において、「下」とは、重力の作用方向であり、「上」とは、その反対側である。本実施形態の組電池10は、角型の電池セル16の端子22p,22nが「上」となるように設置されている。
組電池10は、電池積層体12と、当該電池積層体12の積層方向両側に配される一対のエンドプレート14と、を備えている。さらに、電池積層体12は、電池セル16と、樹脂からなるスペーサ18と、を厚み方向に交互に積層して構成される。
図2は、電池セル16の斜視図である。電池セル16は、充放電可能な二次電池、例えば、リチウムイオン二次電池や、ナトリウムイオン二次電池等である。この電池セル16は、扁平な直方体状のセルケースの内部に、扁平形状の電極巻回体20が電解液と共に収容された角型電池である。電極巻回体20は、シート状の正極電極、セパレータ、負極電極を積層した後、渦巻き状に巻回した後、扁平状に成形して構成される。この電極巻回体20は、その巻回軸Rが、重力方向(上下方向)に略直交するような姿勢で、セルケース内に収容されている。また、電極巻回体20は、電解液に含浸されている。なお、以下では、この巻回軸Rの方向を、「幅方向」と呼ぶ。
電池セル16の上端面からは、略円筒形の正極端子22pおよび負極端子22nが突出している。この正極端子22pおよび負極端子22nは、幅方向に間隔をあけて配置されている。電池セル16の上端面のうち幅方向中央、すなわち、正極端子22pおよび負極端子22nの間には、ガス放出弁24が設けられている。ガス放出弁24は、電池セル16の異常反応時に、当該電池セル16の内部で発生したガスを放出する弁である。ガス放出弁24は、電池セル16の内圧が一定未満の場合には、閉鎖しているが、内圧が一定以上になれば、開放され、ガスを外部に放出する。このガス放出弁24は、例えば、電池セル16のケースのうちの一部を、一定以上の圧力を受けたときに破断するように薄肉に形成する等して構成される。ただし、ガス放出弁24の構成は、これに限定されず、適宜、変更されてもよい。
複数の電池セル16は、厚み方向に積層される。このとき、複数の電池セル16は、正極端子22pと負極端子22nが積層方向に交互に並ぶように、その向きを交互に替えて配される(図1参照)。すなわち、ある電池セル16を、向かって右側に正極端子22pが位置するように配置した場合には、次の電池セル16は、向かって右側に負極端子22nが位置するように配置する。そして、積層方向に隣接する正極端子22pと負極端子22nをバスバ(図示せず)で順次、連結することで、複数の電池セル16が、電気的に直列に接続される。
電池セル16と電池セル16との間には、スペーサ18が配される。換言すれば、電池積層体12は、複数の電池セル16と複数のスペーサ18とを、交互に積層して成る。スペーサ18は、絶縁性材料からなり、略平板のベース部26(図1では見えず)と、当該ベース部26の周縁から厚み方向に張り出す枠部28と、ベース部の上端から突出するダクト片30と、を備えている。
ベース部26は、電池セル16の間に配される部分で、その表面には、冷媒流路を構成するためのリブ32が複数、間隔を開けて形成されている。図3は、ベース部26の概略正面図である。図3では、見易さのために枠部28とダクト片30との図示は、省略している。また、図3において、墨ハッチングを施した箇所が、リブ32である。図3から明らかな通り、本実施形態では、リブ32は、ベース部26の幅方向両側および上部に集中して設けられる一方、ベース部26の下部かつ幅方向中央部分には、リブ32は、設けられていない。かかる構成としたのは、電池セル16の摩耗劣化およびハイレート劣化を防止するためであるが、これについては、後述する。
再び、図1を参照して説明すると、枠部28は、電池セル16の周面に沿う形状をしており、電池セル16の面方向への移動を規制する。スペーサ18の上端、かつ、幅方向中央には、ダクト片30が設けられている。ダクト片30は、スペーサ18のベース部の上端から突出形成されており、電池セル16の上端面に向かって開口した略U字形状となっている。このダクト片30の上面は、電池セル16のガス放出弁24と対向している。また、ダクト片30は、スペーサ18のベース部26よりも厚み方向に張り出しており、隣接する他のスペーサ18のダクト片30と密着する。複数のダクト片30が互いに密着することで、電池積層体12には、積層方向に延びるトンネルが形成される。このトンネルは、ガス放出弁24から放出されたガスが流れる排煙ダクトとなる。
電池セル16およびスペーサ18からなる電池積層体12の積層方向両側には、一対のエンドプレート14が配される。エンドプレート14は、十分な剛性を有した材料、例えば、アルミニウムや硬質プラスチック等からなる板材である。この電池積層体12および一対のエンドプレート14で構成される積層体が、組電池10である。かかる組電池10には、積層方向圧縮の力(以下、「拘束力」という)が付与される。拘束力が付与されることで、組電池10を構成する電池セル16、スペーサ18およびエンドプレート14相互の動きが規制され、拘束される。また、拘束力が付与されることで、電池セル16の表面と、スペーサ18の表面に形成されたリブ32とが密着し、電池セル16に適度な圧力がかかる。
こうした拘束力は、例えば、拘束バンドと呼ばれる金属製のバンドを用いて付与される。具体的には、組電池10に拘束力を付与する場合には、金属製で、長さ不変の拘束バンドの両端に、一対のエンドプレート14を固定する。これにより一対のエンドプレート14間の距離が固定される。ここで、拘束バンドで固定されるエンドプレート14間の距離が、無負荷状態の電池積層体12の積層方向長さよりも短くなるように、予め拘束バンドの長さを調節しておけば、電池積層体12は、エンドプレート14から積層方向圧縮の拘束力を受けることになる。
また、別の形態として、組電池10を収容するケースのサイズを調節して、拘束力を付与してもよい。具体的には、ケースに設けられた収容空間の積層方向長さを、無負荷状態の組電池10の積層方向長さよりも短くしておく。そして、この収容空間に、積層方向圧縮の力により収縮状態の組電池10を収容するようにしてもよい。いずれにしても、積層方向圧縮の拘束力を付与することで、各電池セル16の表面は、スペーサ18に形成されたリブ32に当接することになる。
次に、スペーサ18に設けられたリブ32の配置について図3を参照して説明する。既述した通り、図3は、スペーサ18のベース部26の正面図である。図3において、墨ハッチングが施された箇所がリブ32である。ただし、リブ32のうち濃墨ハッチングが施された箇所は、拘束が付与された際に、電池セル16の表面に当接する当接部分である。また、リブ32のうち、薄墨ハッチングが施された箇所は、ベース部26の表面から当接部分高さまで徐々に上昇していく勾配部分、換言すれば、電池セル16の表面には、当接しない部分である。さらに、図3において、二点鎖線で図示した矩形は、組電池10として組付けられた際に、電池セル16の電極巻回体20に対向する領域を示している。
図3から明らかな通り、複数のリブ32は、隣接するリブ32との間に所定の間隔を開けて、櫛歯状に並んでいる。別の見方をすれば、リブ32とリブ32との間には、溝34が形成されている。組電池10に拘束力を付与したとき、リブ32は、電池セル16の表面に当接するが、このとき、溝34は、電池セル16を冷却する冷却風が流れる冷媒路として機能する。
リブ32は、ベース部26の幅方向両端近傍では、幅方向に延びており、ベース部26の中央に近づくと、弧状に屈曲して下方に向かって延びる。電池セル16を冷却する冷却風は、ベース部26の下側から流入し、溝34に沿って幅方向両側に広がり、最終的に、ベース部26の幅方向端部から外部に放出される。図3における太線矢印は、冷却風の流れを示している。
ここで、図3から明らかな通り、本実施形態では、ベース部26の下部、かつ、幅方向中央には、リブ32は、設けられていない。換言すれば、本実施形態では、電極巻回体20の両端および上部に対向する略コ字状の範囲にのみ、リブ32を設けている。かかる構成とするのは、電池セル16の摩耗劣化およびハイレート劣化を抑制するためである。これについて、従来技術と比較して説明する。
電池セル16は、その使用に伴い、徐々に劣化していくが、この劣化の種類として、摩耗劣化とハイレート劣化とが知られている。摩耗劣化は、電池セル16を構成する材料、例えば、電極やセパレータが、劣化していくことである。この摩耗劣化を防止するためには、セルケース内での電極巻回体20の変形(うねり)を防止することが有効である。そして、電極巻回体20のうねりを防止するには、電池セル16の表面を、適度な圧力で、均等に押圧することが効果的である。
そのため、従来のスペーサ18では、ベース部26の全面に、均等にリブ32を設けていた。図8は、従来のスペーサ18の一例を示す図である。従来のスペーサ18のベース部26には、リブ32が、ベース部26の全面に均等に設けられている。この場合、電池セル16の摩耗劣化が効果的に抑制できる。しかし、この場合、電極巻回体20の全面が均等に押圧されるため、ハイレート劣化が生じやすい。
ハイレート劣化は、電池セル16を、ハイレートで充放電すると生じる劣化である。このハイレート劣化は、ハイレートでの充放電に伴い膨張した電解液が、電極巻回体20の外部に漏出することで生じると考えられている。電解液が電極巻回体20の外部に漏出することで、電極巻回体20内での塩(イオン)濃度分布の不均一化や、電極巻回体20内での塩不足が生じ、電池セル16の性能が劣化する。
図8に示すように、電極巻回体20の全体を均等に押圧するようにリブ32を設けた場合、ハイレートでの充放電により、電解液が膨張しても、電極巻回体20の膨張が規制される。その結果、電極巻回体20が、膨張した電解液を保持しきれず、電解液が、電極巻回体の幅方向両端(巻回軸R方向両端)から外部に漏出するハイレート劣化が生じやすい。
こうしたハイレート劣化を抑制するためには、電極巻回体20の膨張を、極力、許容することが望ましい。電解液の膨張に伴い、電極巻回体20も膨張できれば、電解液の漏出、ひいては、ハイレート劣化が効果的に抑制できる。
ここで、電解液は、重力の関係で、電極巻回体20の下部に溜まりやすい。そのため、ハイレートで充放電した際の電解液の膨張量は、電極巻回体20の上部よりも下部のほうが大きくなる。また、電極巻回体20で保持しきれなかった電解液は、主に、電極巻回体20の幅方向両端(巻回軸R方向両端)から外部に漏出する。したがって、この電解液の漏出を防止するためには、電解液の漏出を堰き止めるように、電極巻回体20の幅方向両端を押圧することが望ましい。また、膨張量の大きい電極巻回体20の下部においては、電解液の膨張に追従して、電極巻回体20も膨張できるようにすることが望ましい。
そこで、本実施形態では、ベース部26のうち、電極巻回体20の下部かつ幅方向中央に対向する範囲には、リブ32を設けず、電極巻回体20の膨張を許容している。これにより、ハイレート劣化を効果的に防止できる。その一方で、ベース部26のうち、電極巻回体20の幅方向両端および上部に対向する略コ字状範囲には、櫛歯状にリブ32を設けている。このように、適度な間隔でリブ32を設けることで、電池セル16の摩耗劣化を抑制できる。また、電極巻回体20の幅方向両端を押さえるように、リブ32を設けることで、電解液の漏出が堰き止められ、ハイレート劣化も抑制できる。
さらに、本実施形態によれば、電池セル16を冷却する冷却風の流速を均一化できる。そして、これにより、圧損を低減でき、電池セル16をより効率的に冷却できる。すなわち、既述した通り、電池セル16を冷却する冷却風は、ベース部26の下部から流入する。図8に示す従来技術では、ベース部26の下部にも複数のリブ32が形成されているため、下部から流入した冷却風は、その流路が急激に絞られるため、流速が一時的に高くなる。図8において斜線ハッチングを施した箇所は、流速が急激に高く成る箇所を示している。このように冷媒流路の急激な絞り、ひいては、流速の急激な上昇があると、圧損が増加するため、電池セル16の冷却効率が低下する。
一方、本実施形態では、冷却風の入口である下部には、リブ32を設けていない。そのため、下部から流入した冷却風は、徐々に絞られることになるため、流速の急激な変化が生じにくく、圧損を効果的に防止できる。
なお、図3に示したリブ32の配置は、一例であり、電極巻回体20の下部を押さえるリブ32が十分に少ないのであれば、他の形態でもよい。例えば、図4に示すように、リブ32を、電極巻回体20の両端、上部、および、幅方向中央に対向する略E字状の範囲にのみ設けてもよい。図4では、図3の構成に加え、さらに、幅方向中央において上下に延びるリブ32を有している。この場合でも、電極巻回体20の下部における膨張が許容されるため、ハイレート劣化が効果的に防止される。
図5、図6は、電極巻回体20の膨張可能範囲を示す図である。図5、図6において、クロスハッチングを施した箇所は、電極巻回体20の膨張が可能な範囲を示している。図5、図6から明らかな通り、リブ32を略コ字状範囲に配した場合(図5)、リブ32を略E字状範囲に配した場合(図6)のいずれにおいても、膨張可能範囲を十分に確保できる。特に、膨張量が大きい下部における膨張可能範囲を広く確保できる。その結果、ハイレート劣化を効果的に抑制できる。その一方で、電極巻回体20の上部や幅方向両端に対向する範囲には、リブ32が設けられているため、摩耗劣化も効果的に抑制できる。
図7は、リブ32の形状に応じた劣化耐性の実験結果を示す図である。図7において、横軸は、ハイレートでの充放電のサイクル数を、縦軸は、電池セル16の抵抗の上昇率を示している。図7では、初期状態の電池セル16の抵抗を100%としている。また、図7において、実線および三角形のマーカは、図3に示すスペーサ18を、破線および黒丸のマーカは、図4に示すスペーサ18を、一点鎖線および四角形のマーカは、図8に示すスペーサ18(従来のスペーサ18)を用いた組電池10での実験結果を示している。
図7から明らかな通り、電池セル16の抵抗値は、充放電を繰りかえすことで、次第に増加する。しかし、電極巻回体20の下部中央を押さえるリブ32が無い、あるいは、少ない図3、図4のスペーサ18を用いた場合、電極巻回体20の全体を均等に押さえる図8のスペーサ18を用いた場合と比べて、抵抗の上昇が大幅に押さえられていることが分かる。具体的には、図8の形態で、抵抗値が、約35%以上増加した場合でも、図3、図4の形態では、抵抗の上昇は、5%〜10%程度に押さえることができる。すなわち、図3、図4の形態によれば、従来技術と比べて、電池セル16の劣化を、1/3〜1/7程度に押さえることができる。
以上の説明から明らかな通り、スペーサ18に設けるリブ32を、電極巻回体20の幅方向両端および上部に対向する略コ字状の範囲にのみ、または、電極巻回体20の幅方向両端と上部と幅方向中央に対向する略E字状の範囲にのみ、配することで、電池セル16の摩耗劣化を抑制しつつ、ハイレート劣化も抑制できる。また、かかる配置とすることで、リブ32間に形成される冷媒路を流れる冷却風の流速を均一化でき、電池セル16をより効率的に冷却できる。
なお、これまで説明した構成は、一例であり、電極巻回体20の幅方向両端および上部に対向する略コ字状の範囲にのみ、または、電極巻回体20の幅方向両端と上部と幅方向中央に対向する略E字状の範囲にのみリブ32を設けるのであれば、その他の構成は、適宜、変更されてもよい。例えば、本実施形態では、電池セル16やスペーサ18の個数や構成は、全て一例であり、適切な箇所にリブ32が設けられるのであれば、その他の構成は、適宜、変更されてもよい。また、本実施形態では、複数の電池セル16を直列接続しているが、複数の電池セル16は、並列接続されてもよい。
10 組電池、12 電池積層体、14 エンドプレート、16 電池セル、18 スペーサ、20 電極巻回体、22n 負極端子、22p 正極端子、24 ガス放出弁、26 ベース部、28 枠部、30 ダクト片、32 リブ、34 溝。

Claims (1)

  1. 内部に電極巻回体が収容された複数の角型の電池セルと、複数のスペーサと、が厚み方向に交互に積層された組電池であって、
    前記スペーサの表面には、櫛歯状に並ぶとともに前記電池セルの表面に当接する複数のリブが形成されており、
    前記リブは、前記スペーサの表面のうち、前記電極巻回体の幅方向両端および上部に対向する略コ字状の範囲にのみ、または、前記電極巻回体の幅方向両端と上部と幅方向中央に対向する略E字状の範囲にのみ、配されている、
    ことを特徴とする組電池。
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