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JP2018031983A - 画像形成装置、画像形成システム、および画像形成装置用プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、および画像形成装置用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】集約画像が画像形成された用紙の断裁後の搬送においてジャムが発生した際のリカバリーにおいて、ページの重複を防止し、かつ作業の煩雑化、生産性の低下、およびコストの増大の抑止が可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成された記録媒体を複数の記録媒体に断裁する断裁部120と、断裁された記録媒体のジャムを検知するジャム検知部121と、断裁によりジャムが検知された記録媒体と分離され、かつ当該記録媒体に先行して搬送された先行有効記録媒体が存在するかどうか判定する判定部111と、先行有効記録媒体が存在すると判定された場合、ジャムが検知された記録媒体に画像形成された特定画像と、リカバリー時に特定画像が画像形成された断裁後の記録媒体に対し断裁後に後続して搬送される記録媒体に画像形成される画像とを集約させるように集約態様を変更する制御部111とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は画像形成装置、画像形成システム、および画像形成装置用プログラムに関する。
複数の画像が集約されたN−up(Nin1)画像が画像形成装置により画像形成された用紙を、画像形成装置にインライン接続された後処理装置で断裁し、各画像がそれぞれ画像形成された個別の用紙に分離して搬送する画像形成システムが知られている。
このような画像形成システムにおいては、例えば、複数の画像(例えば、第1画像および第2画像の2つの画像)が集約された集約画像が、1枚のA3サイズの用紙に画像形成される。集約画像が画像形成されたA3サイズの用紙が断裁されることにより、第1画像および第2画像がそれぞれ画像形成された2枚のA4サイズの用紙に分離される。そして、第1画像が画像形成された用紙が搬送方向下流側の先行紙として、第2画像が画像形成された用紙が搬送方向上流側の後続紙として搬送される。搬送の際、第1画像が画像形成された先行紙でジャムが発生した場合、起因紙である先行紙は無効紙となり、さらに、第2画像が画像形成された後続紙も搬送路上の先行紙が障害物となり排出が不可能なため無効紙となる。この場合、第1画像が画像形成された用紙と第2画像が画像形成された用紙などのリカバリーは、第1画像および第2画像が集約された集約画像を1枚のA3のサイズの用紙に再度画像形成することにより行われる。
一方、第2画像が画像形成された後続紙でジャムが発生した場合、起因紙である第2画像が画像形成された後続紙は無効紙となるが、第1画像が画像形成された先行紙は排出が可能なため有効紙とされ得る。しかし、第1画像および第2画像が集約された集約画像を1枚のA3のサイズの用紙に画像形成することでリカバリーすると、断裁後、第1画像が画像形成されたA4サイズの用紙が再び排出されることにより、ページの重複が発生する。
このようなページの重複を防止する先行技術としては、下記特許文献1に記載されたものがある。すなわち、上述の第2画像が画像形成された後続紙でジャムが発生した場合、第1画像および第2画像が集約された集約画像を1枚のA3のサイズの用紙に画像形成することでリカバリーする。そして、断裁後、第1画像が画像形成された用紙を、先行して第1画像が画像形成された用紙などが排出される通常の排出先とは異なる排出先に排出する(先行技術1)。もしくは、ジャムの起因紙に画像形成された第2画像については断裁後のサイズであるA4サイズの用紙に画像形成するリカバリーを行う(先行技術2)。これらの先行技術によれば、第1画像が画像形成されたA4サイズの用紙が重複して同じ排出先に排出されることがないため、ページの重複が防止される。
特開2015−105973号公報
しかし、上記先行技術1によれば、本来不要である第1画像の画像形成を行うため、トナーなどの消耗品や用紙が無駄になるという問題がある。さらに、リカバリーにより得られた第1画像が画像形成された用紙を通常とは異なる排出先に排出するための制御時間が必要となるため生産性が低下するという問題がある。
また、上記先行技術2によれば、あらかじめ断裁後のサイズの用紙をセットしておく必要があるため作業が煩雑になるという問題がある。さらに、リカバリーの際、ジャムの起因紙に画像形成された第2画像を画像形成する用紙と、それ以後に画像形成する用紙のサイズが異なるため、給紙口の切り替えが必要となり、また両面印刷時の循環ができなくなる場合があり、生産性が低下するという問題がある。さらに、A3サイズの用紙を3枚の均等サイズの用紙に断裁する場合などのように、断裁後の用紙のサイズが不定形となる場合に、不定形のサイズの用紙の準備が困難となり、用紙準備のためのコストが増大するという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものである。すなわち、集約画像が画像形成された用紙の断裁後の搬送においてジャムが発生した際、断裁によりジャムの起因紙と分離された有効紙がある場合、画像の集約態様を、ジャムの起因紙に画像形成された画像をリカバリーの開始画像とする集約態様に変更する。これにより、ページの重複を防止するとともに、作業の煩雑化、生産性の低下、およびコストの増大を抑止可能な画像形成装置を提供する。
本発明の上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)記録媒体に画像形成する画像形成部と、画像形成された記録媒体を複数の記録媒体に断裁する断裁部と、断裁された記録媒体を搬送する搬送部と、前記断裁された記録媒体のジャムを検知するジャム検知部と、断裁されることによりジャムが検知された記録媒体と分離され、かつ前記ジャムが検知された記録媒体に対し先行して搬送された先行有効記録媒体が存在するかどうか判定する判定部と、前記先行有効記録媒体が存在すると判定された場合、前記ジャムが検知された記録媒体に画像形成された第1特定画像と、リカバリーにおいて、前記第1特定画像が画像形成された断裁後の記録媒体に対し断裁後に後続して搬送される記録媒体に画像形成される画像とを集約させるように集約態様を変更し、変更後の集約態様による集約画像を記録媒体に画像形成させる制御部と、を有する画像形成装置。
(2)前記制御部は、記録媒体が前記断裁部へ搬送される際の搬送方向に対し、前記第1特定画像が、前記集約画像に含まれる画像のうち最も下流側に配置されるように集約態様を変更する、上記(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記画像形成部は、断裁された記録媒体にそれぞれ画像形成されるために割り当てられた複数のページの画像が集約された集約画像を記録媒体に画像形成し、前記変更後の集約態様により画像を集約することで前記ページの画像が割り当てられない空ページが発生するかどうかを判断する空ページ発生判断部をさらに有し、前記制御部は、前記空ページが発生すると判断された場合、前記空ページについて画像形成をさせず、前記空ページに対応する記録媒体の部分を白紙にする、上記(1)または(2)に記載の画像形成装置。
(4)前記画像形成部は、断裁された記録媒体にそれぞれ画像形成されるために割り当てられた複数のページの画像が集約された集約画像を記録媒体に画像形成し、前記変更後の集約態様により画像を集約することで前記ページの画像が割り当てられない空ページが発生するかどうかを判断する空ページ発生判断部をさらに有し、前記制御部は、前記空ページが発生すると判断された場合、断裁後に、前記空ページに対応する記録媒体を、前記空ページに対応する記録媒体以外の記録媒体の出力先とは異なる排出先に排出させる、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の画像形成装置。
(5)前記搬送部により搬送される記録媒体の紙間時間を決定する紙間時間決定部をさらに有し、前記空ページ発生判断部は、原稿枚数、部数、および前記変更後の集約態様に基づいて前記空ページが発生するかどうかを判断し、前記制御部は、前記空ページが発生すると判断され、かつ決定された前記紙間時間が所定値よりも長い場合、前記変更後の集約態様を、前記所定値よりも長い紙間時間の経過後に最初に搬送される用紙に前記空ページが対応するようにさらに変更する、上記(3)または(4)に記載の画像形成装置。
(6)前記空ページ発生判断部は、複数の部数の画像形成が行われる際、最後の単位部の直前に画像形成される単位部の画像形成が終了したことを契機として前記空ページが発生するかどうかを判断する、上記(5)に記載の画像形成装置。
(7)前記制御部は、前記集約態様を変更した後に前記断裁された記録媒体のジャムが再度検知された場合であって、断裁されることにより再度ジャムが検知された記録媒体と分離され、かつ前記再度ジャムが検知された記録媒体に対し先行して搬送された記録媒体が存在すると判定された場合、前記再度ジャムが検知された記録媒体に画像形成された第2特定画像と、前記第2特定画像が画像形成された断裁後の記録媒体に対し後続して搬送される記録媒体に画像形成される画像とを集約するように集約態様をさらに変更する、上記(1)〜(6)のいずれかに記載の画像形成装置。
(8)画像形成装置と断裁装置とを有する画像形成システムであって、前記画像形成装置は、記録媒体に画像形成する画像形成部を有し、前記断裁装置は、画像形成された記録媒体を複数の記録媒体に断裁する断裁部と、断裁された記録媒体を搬送する搬送部と、前記断裁された記録媒体のジャムを検知するジャム検知部と、断裁されることによりジャムが検知された記録媒体と分離され、かつ前記ジャムが検知された記録媒体に対し先行して搬送された先行有効記録媒体が存在するかどうか判定する判定部と、前記先行有効記録媒体が存在すると判定された場合、前記ジャムが検知された記録媒体に画像形成された特定画像と、リカバリーにおいて、前記特定画像が画像形成された断裁後の記録媒体に対し断裁後に後続して搬送される記録媒体に画像形成される画像とを集約するように集約態様を変更し、変更後の集約態様による集約画像を記録媒体に画像形成させる制御部と、を有する画像形成システム。
(9)記録媒体に画像形成する手順(a)と、画像形成された記録媒体を複数の記録媒体に断裁する手順(b)と、断裁された記録媒体を搬送する手順(c)と、前記断裁された記録媒体のジャムを検知する手順(d)と、断裁されることによりジャムが検知された記録媒体と分離され、かつ前記ジャムが検知された記録媒体に対し先行して搬送された先行有効記録媒体が存在するかどうか判定する手順(e)と、前記先行有効記録媒体が存在すると判定された場合、前記ジャムが検知された記録媒体に画像形成された特定画像と、リカバリーにおいて、前記特定画像が画像形成された断裁後の記録媒体に対し断裁後に後続して搬送される記録媒体に画像形成される画像とを集約するように集約態様を変更し、変更後の集約態様による集約画像を記録媒体に画像形成させる手順(f)と、を画像形成装置に実行させるためのプログラム。
集約画像が画像形成された用紙の断裁後の搬送においてジャムが発生した際、断裁によりジャムの起因紙と分離された有効紙がある場合、画像の集約態様を、ジャムの起因紙に画像形成された画像をリカバリーの開始画像とする集約態様に変更する。これにより、ページの重複を防止するとともに、作業の煩雑化、生産性の低下、およびコストの増大を抑止できる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムのブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成システムの全体構成図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 4−upの印刷設定における集約態様にしたがい、複数の画像が集約された集約画像が画像形成された用紙、および当該用紙の断裁後の用紙を説明するための説明図である。 用紙が断裁される前後を説明するための説明図である。 先行有効用紙が存在することにより、用紙のジャム発生後のリカバリーにおいてページの重複が生じる比較例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る画像形成システムにおいて、断裁後に発生したジャムのリカバリーの際、画像の集約態様を変更することによりページの重複が防止されることを説明するための説明図である。 入力原稿の画像データがページ画像データである場合と集約画像データである場合における集約態様の変更の方法を説明するための説明図である。 集約態様が変更されることにより空ページが発生する場合の例を説明するための説明図である。 印刷ジョブにおいて、用紙のジャムが2回発生し、各リカバリーにおいてそれぞれ集約態様の変更がされることにより、最初の集約態様の変更により発生した空ページが2度目の集約態様の変更により消滅する場合を説明するための説明図である。 集約態様の変更により空ページが発生し、かつ紙間間隔が所定値よりも長い場合に、さらに集約態様を変更することにより、印刷ジョブの処理時間が削減される場合について説明するための説明図である。 集約態様の変更により空ページが発生し、かつ紙間間隔が所定値よりも長い場合に、さらに集約態様を変更することにより、印刷ジョブの処理時間が削減されることについて説明するための説明図である。 最後の単位部についての冊子処理の終了後、最終紙である白紙を排出するために紙間時間の間待機する必要がある場合に、さらに集約態様を変更することにより、印刷ジョブの処理時間がさらに削減されることを説明するための説明図である。 断裁装置の構成を示すブロック図である。 後処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成システムにおいて断裁された用紙のジャムが検知されてからリカバリーにおける画像形成が行われるまでの処理を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る画像形成システムにおいて断裁された用紙のジャムが検知されてからリカバリーにおける画像形成が行われるまでの処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置、画像形成システム、および画像形成装置用プログラムについて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システムのブロック図である。図2は、画像形成システムの全体構成図である。なお、図2に示されている矢印の方向は、用紙の搬送方向を示している。
図1および図2に示すように、画像形成システム100は、画像形成装置110、断裁装置120、および後処理装置130を有する。なお、断裁装置120および後処理装置130は、画像形成装置110に組み込まれることにより、画像形成装置110の一部として構成され得る。
画像形成装置110、断裁装置120、および後処理装置130は、信号線140を介して相互に通信可能に接続される。
図3は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、画像形成装置110は、制御部111、記憶部112、通信インターフェース113、操作部114、表示部115、画像制御部116、読取部117、および画像形成部118を有する。これらの構成要素は信号をやり取りするためのバス119を介して相互に接続される。制御部111は判定部、空ページ発生判断部、および紙間時間決定部を構成する。さらに、制御部111は画像制御部116とともに制御部を構成する。
制御部111は、CPU(Central Processing Unit)により構成されることができる。制御部111は、プログラムにしたがって画像形成装置110の各構成要素の制御および各種演算処理を行う。すなわち、制御部111は、画像形成装置110を構成する各構成要素と連携をとりながら、画像形成に関する制御および処理全般を行なう。さらに、制御部111は、断裁装置120および後処理装置130と相互に通信し、断裁装置120および後処理装置130から情報を取得するとともに、これらの装置を制御し得る。
制御部111の作用の詳細については後述する。
記憶部112は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、およびHDD(Hard Disk Drive)により構成され得る。制御部111により実行されるプログラムや、制御部111により処理されるデータがRAMにより一時的に記憶される。ROMにより、各種プログラムや各種データが記憶される。HDDにより、制御部111が画像形成装置110の各構成要素を制御するためのプログラムを含む各種プログラム、通信インターフェース113または読取部117を通じて受信した画像データ、およびその他の各種データが保存される。
通信インターフェース113は、画像形成装置110と外部機器との間で通信を行うためのインターフェースである。通信インターフェース113として、イーサネット(登録商標)、SATA、PCI Express、USB、IEEE1394などの規格によるネットワークインターフェースが用いられる。また、通信インターフェース113として、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11等の無線通信インターフェースなどの各種ローカル接続インターフェースなどが用いられ得る。
操作部114は、各種設定を行うタッチパネル、およびコピー枚数などを設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー、各種設定条件を初期化するリセットキーなどの各種固定キーなどからなる。
表示部115は、各種情報を表示し各種設定入力を行うタッチパネル、コピー枚数などを設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー、各種設定条件を初期化するリセットキーなどの各種固定キー、および表示ランプなどからなる。なお、操作部114と表示部115の重複する機能は、操作部114および表示部115のいずれかが有するようにし得る。
画像制御部116は、通信インターフェース113により受信された印刷ジョブに含まれる印刷データのレイアウト処理およびラスタライズ処理を行い、ビットマップ形式の画像のデータである画像データを生成する。印刷ジョブとは、画像形成装置110に対する印刷命令の総称であり、印刷データおよび印刷設定が含まれる。印刷データとは、印刷の対象である文書のデータであり、印刷データには、例えば、イメージデータ、ベクタデータ、テキストデータといった各種データが含まれ得る。具体的には、印刷データは、PDL(Page Description Language)データ、PDF(Portable Document Format)データまたはTIFF(Tagged Image File Format)データであり得る。印刷設定とは、用紙への画像形成に関する設定および印刷物の後処理に関する設定であり、例えば、原稿枚数、部数、N−up、N−upにおける画像の集約態様、用紙の種類、グレースケールまたはフルカラー、両面印刷、ステープラー、穴あけ、および折りなどの各種設定が含まれ得る。原稿枚数とは、印刷データにおける画像のページ数である。
画像制御部116は、印刷設定に含まれるN−upの設定およびN−upにおける画像の集約態様にしたがい、複数の画像が集約された集約画像の画像データを生成する。
図4は、4−upの印刷設定における集約態様にしたがい、複数の画像が集約された集約画像が画像形成された用紙、および当該用紙の断裁後の用紙を説明するための説明図である。
図4に示すように、4−upの印刷設定における集約態様には複数の種類が有り得る。図4の上段には、4つの画像のページを横並びに集約するという集約態様にしたがい、4つの画像が集約された集約画像が画像形成された用紙、および当該用紙の断裁後の用紙が示されている。図4の下段には、4つの画像のページを2段2列に集約するという集約態様にしたがい、4つの画像が集約された集約画像が画像形成された用紙、および当該用紙の断裁後の用紙が示されている。
なお、以下の説明においては、説明を簡単にするため、特記した場合を除き、集約画像は2つの画像がそれぞれ用紙の搬送方向に対し上流側と下流側とに配置されるように集約された画像であるものとして説明する。
読取部117は、原稿台の所定の読み取り位置にセットされた原稿に蛍光ランプなどの光源で光を当て、その反射光をCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサなどの撮像装置で光電変換して、その電気信号から画像データを生成する。
画像形成部118は、電子写真方式により帯電、露光、現像、転写および定着の各工程を経て、用紙に画像データに基づく画像形成を行い出力する。
制御部111は、集約画像が画像形成された用紙を、断裁装置120へ搬送するよう制御する。
制御部111は、集約画像が画像形成された用紙を、集約画像において集約された各画像がそれぞれ画像形成された用紙に断裁するための断裁数を、通信インターフェース113を介して断裁装置120へ送信する。これにより、断裁装置120により、当該断裁数にしたがい各用紙の断裁がなされる。
制御部111は、断裁装置120から、断裁された用紙の搬送の際のジャムの発生およびジャムが検知された用紙であるジャムの起因紙の情報を、通信インターフェース113を介して受信する。ジャムの起因紙の情報には、例えば、起因紙のページ番号、および複数の部数の断裁がなされた場合の起因紙が属する単位部の部番号が含まれ得る。
制御部111は、受信されたジャムの起因紙の情報および印刷設定で設定された画像の集約態様に基づいて、ジャムの起因紙と分離され、かつ当該起因紙に対し先行して搬送された用紙(以下、「先行有効用紙」と称する)が存在するかどうか判定する。先行有効用紙は先行有効記録媒体を構成する。
制御部111は、先行有効用紙が存在すると判定した場合、ジャムの起因紙に画像形成された画像と、起因紙が取り除かれた後に行うリカバリー印刷時(以下、単に「リカバリー」ともいう)に当該画像が画像形成された断裁後の用紙に対し後続して搬送される用紙に画像形成される画像とを集約させるように集約態様を変更する。これにより、先行有効用紙に画像形成された画像が除外されるとともに、ジャムの起因紙に画像形成された画像をリカバリーの開始画像とする集約態様に変更される。以下、ジャムの起因紙に画像形成された画像を特定画像、第1特定画像、および第2特定画像のいずれかと称する。
図5は、用紙が断裁される前後を説明するための説明図である。図6は、先行有効用紙が存在することにより、用紙のジャム発生後のリカバリーにおいてページの重複が生じる比較例を説明するための説明図である。
図5に示すように、画像1および画像2の集約画像である2−up画像が画像形成されたA3サイズの用紙が、短辺を搬送方向と直交する幅方向として搬送される。その後、用紙は2枚のA4サイズに断裁装置120により断裁され、断裁されたA4サイズの用紙が、長辺を搬送方向と直交する幅方向として搬送される。ここで、「A3S」とは、A3サイズの用紙を、短辺を搬送方向と直交する幅方向として搬送するという設定である。「A4L」とは、A4サイズの用紙を、長辺を搬送方向と直交する幅方向として搬送するという設定である。
図6の上段は、先行有効用紙が存在しない場合のリカバリーを示しており、下段は、先行有効用紙が存在する場合のリカバリーを示している。なお、図6において、ジャムの起因紙を含め、無効紙となる用紙に×印が付されている。
図6の上段の場合は、画像1および画像2が集約された集約画像が画像形成された用紙が断裁されることによりジャムの起因紙と分離された用紙(画像2が画像形成されたA4サイズの用紙)は、当該起因紙に対し後続して搬送された用紙である。すなわち、この場合、先行有効用紙は存在しない。起因紙である先行紙は無効紙となり、さらに、第2画像が画像形成された後続紙も搬送路上の先行紙が障害物となり排出が不可能なため無効紙となる。このため、第1画像および第2画像が集約された集約画像がA3サイズの用紙に再度画像形成される通常のリカバリーが行われてもページの重複は起こらない。
図6の下段の場合は、画像1および画像2の集約画像が画像形成された用紙が断裁されることによりジャムの起因紙と分離された用紙(画像1が画像形成されたA4サイズの用紙)は、当該起因紙に対し先行して搬送された用紙である。すなわち、この場合、先行有効用紙が存在する。起因紙である先行紙は無効紙となるが、第1画像が画像形成された先行紙は排出が可能なため有効紙とされる。このため、第1画像および第2画像が集約された集約画像がA3サイズの用紙に再度画像形成される通常のリカバリーがされると、第1画像が画像形成され有効紙として排出された先行有効用紙と、リカバリーにより画像1が画像形成された用紙が重複する。したがって、ページの重複が発生する。
図7は、本実施形態に係る画像形成システムにおいて、断裁後に発生したジャムのリカバリーの際、画像の集約態様を変更することによりページの重複が防止されることを説明するための説明図である。なお、図7において、ジャムの起因紙は無効紙となるため×印が付されている。
図7に示すように、断裁後に発生したジャムにおいて先行有効用紙が存在する場合、特定画像(画像2)と、特定画像が画像形成された断裁後の用紙に対し後続して搬送される用紙に画像形成される画像(画像3)とを集約させるように集約態様を変更する。すなわち、例えば用紙が断裁装置120へ搬送される際の搬送方向に対し、特定画像(画像2)が集約画像に含まれる画像(画像2および画像3)のうち最も下流側に配置されるように集約態様を変更する。これにより、ジャムの起因紙と分離され、かつ当該起因紙に対し先行して搬送された用紙を先行有効用紙としつつ、リカバリーにおいて画像形成する集約画像の集約態様を変更することによりページの重複が防止される。
図8は、入力原稿の画像データがページ画像データである場合と集約画像データである場合における集約態様の変更の方法を説明するための説明図である。ページ画像データとは、断裁後の各用紙にそれぞれ画像形成される画像のデータである。集約画像データとは、断裁後の各用紙にそれぞれ画像形成される画像が複数集約された画像のデータである。
図8の上段に示すように、入力原稿の画像データがページ画像データである場合は、各ページ画像データの集約のための組み合わせを変更することで集約態様の変更がなされる。集約態様が変更されることにより、変更後の集約態様による集約画像が用紙に画像形成される。
図8の下段に示すように、入力原稿の画像データが集約画像データである場合は、当該集約画像データを、集約画像データにおいて集約されている画像ごとの画像データに分割した後、分割された画像データの集約のための組み合わせを変更する。これにより、集約態様の変更がなされる。集約態様が変更されることにより、変更後の集約態様による集約画像が用紙に画像形成される。
集約画像において集約された複数の画像は、断裁された用紙にそれぞれ画像形成されるために割り当てられたページの画像で有り得る。制御部111は、変更後の集約態様により画像を集約することでページの画像が割り当てられない空ページが発生するかどうかを判断する。すなわち、例えば、制御部111は、所定数のページの画像をN−upにおけるN個のページ領域に割り当て、割り当てられないページ領域が生じたときに空ページが発生すると判断する。制御部111は、集約態様を変更することにより、画像が割り当てられない空ページが発生すると判断した場合、空ページについて画像形成をさせず、空ページに対応する用紙の部分を白紙にする。制御部111は、印刷ジョブの印刷設定おいて設定された原稿枚数、部数、および変更後の集約態様に基づいて空ページが発生するかどうかを判断し得る。
図9は、集約態様が変更されることにより空ページが発生する場合の例を説明するための説明図である。
図9に示すような用紙のジャムが発生した場合、起因紙と分離され、起因紙に対し先行して搬送された用紙である先行有効用紙(画像3が画像形成された用紙)が存在する。そして、出力用紙(印刷ジョブに基づき画像形成がされ、かつ断裁されて出力される用紙)の枚数が10枚であり、偶数である。この場合、リカバリーにおいて集約態様が変更されることにより、リカバリーにおける出力用紙の枚数は、当初の出力用紙の枚数から有効紙の枚数(画像1〜3がそれぞれ画像形成された3枚)を減じた7枚であり、奇数となる。これにより、画像10と集約させる画像が無くなるため、断裁されて出力される用紙のうち最終紙に画像形成するための画像データが存在しなくなり、空ページが発生する。
この場合、空ページに対応する用紙の部分に画像形成せずに白紙とする。さらに、断裁後、空ページに対応する用紙を、当該空ページに対応する用紙以外の用紙の出力先である通常の排出先135Nとは異なる排出先(以下、「特別排出先」と称する)135Sに排出させる。なお、空ページに対応する用紙は、白紙とされた用紙に限定されず、例えば測色用のカラーチャートが画像形成された用紙であり得る。
制御部111は、用紙のジャムのリカバリーにおいて集約態様を変更した後、断裁された用紙のジャムが再度検知された場合、変更された集約態様からさらに集約態様を変更する。すなわち、制御部111は、断裁されることで再度ジャムが検知された用紙と分離され、かつ当該再度ジャムが検知された用紙に対し先行して搬送された用紙(以下、「第2先行有効用紙」と称する)が存在するかどうか判定する。制御部111は、第2先行有効用紙が存在すると判定した場合、次のように集約態様をさらに変更する。すなわち、制御部111は、当該ジャムが検知された用紙に画像形成された第2特定画像と、第2特定画像が画像形成された断裁後の用紙に対し後続して搬送される用紙に画像形成される用紙とを集約するように集約態様をさらに変更する。
図10は、印刷ジョブにおいて、用紙のジャムが2回発生し、各リカバリーにおいてそれぞれ集約態様の変更がされることにより、最初の集約態様の変更により発生した空ページが2度目の集約態様の変更により消滅する場合を説明するための説明図である。
図10の上段に示すように、最初の用紙のジャムが発生した際、起因紙(画像2が画像形成された用紙)と分離され、起因紙に対し先行して搬送された用紙(画像1が画像形成された用紙(第1先行有効用紙))が存在する。
図10の中段に示すように、最初のジャムに対するリカバリーにより、ページの重複を防止するための集約態様の変更がなされた結果、白紙とされる空ページが発生する。
その後、2度目の用紙のジャムが発生した際も、起因紙(画像3が画像形成された用紙)と分離された第2先行有効用紙(画像2が画像形成された用紙)が存在する。
図10の下段に示すように、2度目のジャムに対するリカバリーにより、ページの重複を防止するための集約態様の変更がなされることにより、空ページが消滅する。すなわち、最初のジャムのリカバリーにおいて発生した空ページに対応する用紙の部分を2度目のジャムのリカバリーにおいて利用することにより、空ページを無くし得る。
制御部111は、断裁装置120から後処理装置130に搬送する断裁された用紙の紙間時間を決定する。制御部111は、特に、印刷ジョブの印刷設定において印刷部数が複数である場合に、断裁装置120から後処理装置130に搬送する単位部ごとの搬送の間隔として紙間時間を決定し得る。すなわち、制御部111は、先行する単位部における後尾の用紙と後続する単位部における先頭の用紙との紙間間隔を決定し得る。当該紙間時間は、単位部ごとの冊子処理などの後処理に必要な時間として印刷ジョブごとにあらかじめ決定され得る。紙間時間は、単位部ごとに後処理装置130に出力される用紙数や、後処理の内容に基づいて算出され得る。制御部111は、決定した紙間時間を通信インターフェース102を介して断裁装置120に送信する。
制御部111は、用紙のジャムが発生し、リカバリーにおいて集約態様を変更したことにより、空ページが発生すると判断し、かつ決定した紙間間隔が所定値よりも長い場合、次のように、集約態様をさらに変更し得る。すなわち、制御部111は、当該紙間時間の経過後に最初に搬送される用紙に空ページが対応するように集約態様をさらに変更する。これにより、紙間時間を利用して空ページに対応する用紙の排出をすることで、空ページに対応する用紙の排出時間を削減する。なお、上記所定値は、空ページに対応する断裁された用紙の排出に要する時間とし得る。
図11は、集約態様の変更により空ページが発生し、かつ紙間間隔が所定値よりも長い場合に、さらに集約態様を変更することにより、印刷ジョブの処理時間が削減される場合ついて説明するための説明図である。図11の例においては、印刷ジョブの印刷設定において、原稿枚数が5枚で、部数が2部と設定されている。
図11の上段に示すように、画像2が画像形成された用紙を起因紙とするジャムが発生し、先行有効用紙(画像1が画像形成された用紙)が存在している。この場合、図11の中段に示すように、リカバリーにおいて集約態様が変更されることにより空ページが発生する。この条件において、第1単位部における後尾の用紙(画像5が画像形成された用紙)と第2単位部における先頭の用紙(画像1が画像形成された用紙)との紙間間隔が所定値よりも長い場合、集約態様をさらに変更する。すなわち、図11の下段に示すように、所定値よりも長い紙間時間(図11の中段において、第1単位部の画像5が画像形成された用紙と第2単位部の画像1が画像形成された用紙の紙間間隔)の経過後に最初に搬送される用紙に空ページが対応するように集約態様をさらに変更する。単位部ごとに後処理である冊子処理がされる場合は、第1単位部における後尾の用紙と第2単位部における先頭の用紙との紙間時間が冊子処理に必要な時間に対応して比較的長くなると考えられる。したがって、先行した画像形成される単位部における後尾の用紙と後続して画像形成される単位部における先頭の用紙との紙間時間が所定値よりも長いかどうか判断されることが望ましい。
空ページが発生するかどうかの判断は、最後の単位部である第2単位部の直前に画像形成される第1単位部の画像形成が終了したことを契機として行われ得る。
図12は、集約態様の変更により空ページが発生し、かつ紙間間隔が所定値よりも長い場合に、さらに集約態様を変更することにより、印刷ジョブの処理時間が削減されることについて説明するための説明図である。図12の上段は図11の中断に対応し、図12の下段は図11の下段に対応する。
図12の上段に示すように、印刷ジョブにおいて最後に排出される用紙が空ページに対応する白紙である場合、印刷ジョブの処理時間として当該白紙を特別排出先135Sから排出するための白紙排出時間が必要になる。
一方、図12の下段に示すように、所定値よりも長い紙間時間の経過後に最初に搬送される用紙に空ページが対応するように集約態様をさらに変更することで、紙間時間を利用して白紙を排出できる。これにより、白紙の排出時間を削減できる。
ここで、各単位部についての冊子処理の終了後に次の用紙を排出するまでに紙間時間が必要な場合がある。この場合、最後の単位部についての冊子処理の終了後に最終紙である白紙を直ちに排出できないため、紙間時間の間待機する必要がある。
図13は、最後の単位部についての冊子処理の終了後、最終紙である白紙を排出するために紙間時間の間待機する必要がある場合に、さらに集約態様を変更することにより、印刷ジョブの処理時間がさらに削減されることを説明するための説明図である。
図13の上段に示すように、最後の単位部の冊子処理の終了後、最終紙である白紙を排出するために紙間時間の間待機する必要がある場合、待機時間である紙間時間の分、印刷ジョブの処理時間がさらに長くなる。
一方、図13の下段に示すように、所定値よりも長い紙間時間の経過後に最初に搬送される用紙に空ページが対応するように集約態様をさらに変更することで、紙間時間を利用して白紙を排出できる。さらに、変更後の集約態様においては、最後に排出される用紙が空ページに対応する用紙ではなく、冊子処理される単位部の用紙(画像5が画像形成された用紙)となるため、上述の待機時間が不要となる。したがって、白紙の排出時間および待機時間が削減される。
図14は、断裁装置の構成を示すブロック図である。
断裁装置120は、制御部121、記憶部122、通信インターフェース123、給紙部124、排紙部125、切断部126、および用紙センサー127を有する。これらの構成要素は信号をやり取りするためのバス128を介して相互に接続される。断裁装置120は断裁部を構成する。制御部121は、搬送路RD1および図示しない搬送ローラーなどとともに搬送部を構成する。制御部121は、用紙センサー127とともにジャム検知部を構成する。
なお、制御部121、記憶部122、および通信インターフェース123の基本構成は画像形成装置110における対応する構成要素と同様であるため、説明を省略または簡略化する。
制御部121は、プログラムにしたがって断裁装置120の各構成要素の制御および各種演算処理などを行う。すなわち、制御部121は、断裁装置120を構成する各構成要素と連携をとりながら、用紙の断裁に関する制御全般を行う。
制御部111の作用の詳細については後述する。
記憶部122は、制御部121が断裁装置120の各構成要素を制御するためのプログラム、および通信インターフェース123を通じて受信した各種データを記憶する。記憶部122は、例えば、画像形成装置110から受信した印刷設定、用紙の断裁数、および紙間間隔を記憶し得る。
通信インターフェース123は、断裁装置120と、画像形成装置110および後処理装置130とで通信を行うためのインターフェースである。
給紙部124には、画像形成装置110により画像形成がなされた用紙が入力される。
排紙部125は、画像形成装置110から受信された紙間間隔で断裁された用紙を排紙する。
切断部126は、給紙部124により給紙された、集約画像が画像形成された用紙を切断することにより断裁する。切断部126は、レーザー照射装置により構成されることができ、一時的に停止させた用紙の切断箇所にレーザーを照射することにより用紙を切断する。一方、切断部126は、カッターにより用紙を切断し得る。切断部126は、画像形成装置110から受信された印刷設定および切断数にしたがい用紙を切断する。切断部126は、例えば、印刷設定において用紙のサイズがA3と設定されていて、画像形成装置110から切断数が2と指定された場合、A3サイズの用紙を2枚のA4サイズの用紙に切断する。
用紙センサー127は、断裁前および断裁後の用紙の搬送路RD1における位置を検出する。用紙センサー127は、例えば、搬送路の必要な箇所に設けられたラインセンサーにより構成されることができる。
制御部121は、用紙センサー127により検出された搬送路RD1における用紙の位置に基づいて断裁された用紙のジャムを検出する。制御部121は、例えば、用紙を搬送するための制御をしているにもかかわらず用紙の位置が変わらないことによりジャムを検出することができる。制御部121は、断裁後の用紙のジャムを検出したときは、ジャムの発生および起因紙の情報を、通信インターフェース123を介して画像形成装置110へ送信する。
図15は、後処理装置の構成を示すブロック図である。
後処理装置130は、制御部131、記憶部132、通信インターフェース133、給紙部134、出力部135、綴じ部136、および用紙センサー137を有する。これらの構成要素は信号をやり取りするためのバス138を介して相互に接続される。制御部131は、搬送路RD2および図示しない搬送ローラーとともに搬送部を構成する。制御部131は、用紙センサー137とともにジャム検知部を構成する。
なお、制御部131、記憶部132、および通信インターフェース133の基本構成は画像形成装置110における対応する構成要素と同様であるため、説明を省略または簡略化する。
制御部131は、プログラムにしたがって後処理装置130の各構成要素の制御および各種演算処理などを行う。すなわち、制御部131は、後処理装置130を構成する各構成要素と連携をとりながら、用紙の後処理に関する制御全般を行う。
制御部131の作用の詳細については後述する。
記憶部132は、制御部131が後処理装置130の各構成要素を制御するためのプログラム、および通信インターフェース133を通じて受信した印刷設定などの各種データを記憶する。
通信インターフェース133は、後処理装置130と、画像形成装置110および断裁装置120とで通信を行うためのインターフェースである。
給紙部134には、断裁装置120により断裁された用紙が供給される。
出力部135は、後処理が行われた用紙を印刷物として出力する。出力部135は、空ページに対応する白紙などの不用紙を排出する。出力部135には、印刷ジョブによる印刷物を出力するための通常の排出先135Nと、不用紙が排出される特別排出先135Sが含まれる。
綴じ部136は、用紙に対し、後処理である平綴じを行う。綴じ部136は、画像形成装置110により複数の部数の画像形成が行われる場合は、単位部ごとに平綴じを行う。
用紙センサー137は、用紙の搬送路における位置を検出する。用紙センサー137は、例えば、搬送路RD2の必要な箇所に設けられたラインセンサーにより構成されることができる。
制御部131は、用紙センサー137により検出された搬送路RD2における用紙の位置に基づいて用紙のジャムを検出する。制御部131は、例えば、用紙を搬送するための制御をしているにもかかわらず用紙の位置が変わらないことによりジャムを検出することができる。制御部131は、用紙のジャムを検出したときは、ジャムの発生および起因紙の情報を、通信インターフェース133を介して画像形成装置110へ送信する。
画像形成システム100の動作について説明する。
図16は、本発明の実施形態に係る画像形成システムにおいて断裁された用紙のジャムが検知されてからリカバリーにおける画像形成が行われるまでの処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、画像形成装置110の記憶部112に記憶されたプログラムにしたがい、画像形成装置110の制御部111により実行され得る。
制御部111は、断裁された用紙のジャムが発生したかどうか判断する(S101)。制御部111は、断裁装置120または後処理装置130からジャムの発生および起因紙の情報受信することにより断裁された用紙のジャムが発生したと判断し得る。
制御部111は、断裁された用紙のジャムが発生したと判断した場合(S101:YES)、先行有効用紙が存在するかどうか判定する(S102)。
制御部111は、先行有効用紙が存在しないと判定した場合は(S102:NO)、画像の集約態様を変更せずに、ジャムが検知される前の画像の集約態様でリカバリーの画像形成を実行する(S104)。
制御部111は、先行有効用紙が存在すると判定した場合は(S102:YES)、次のように画像の集約態様を変更する。すなわち、制御部111は、ジャムの起因紙に画像形成された特定画像と、当該特定画像が画像形成された断裁後の用紙に対し後続して搬送される用紙に画像形成される画像とを集約させるように画像の集約態様を変更する。その際、用紙が断裁装置120へ搬送される際の搬送方向に対し、特定画像が、集約画像に含まれる画像のうち最も下流側に配置されるように画像の集約態様を変更する(S103)。その後、制御部111は、変更後の画像集約態様でリカバリーの画像形成を実行する(S104)。
図17は、本発明の他の実施形態に係る画像形成システムにおいて断裁された用紙のジャムが検知されてからリカバリーにおける画像形成が行われるまでの処理を示すフローチャートである。図16のフローチャートと異なる点は、本フローチャートにおいては、用紙のジャムの発生後のリカバリーの際、画像の集約態様が変更されることにより空ページが発生した場合、空ページに対応する用紙の部分を白紙とする点である。
制御部111は、断裁された用紙のジャムが発生したかどうか判断する(S201)。
制御部111は、断裁された用紙のジャムが発生したと判断した場合(S201:YES)、先行有効用紙が存在するかどうか判定する(S202)。
制御部111は、先行有効用紙が存在しないと判定した場合は(S202:NO)、ステップS204に移行する。
制御部111は、先行有効用紙が存在すると判定した場合は(S202:YES)、次のように画像の集約態様を変更する。すなわち、制御部111は、ジャムの起因紙に画像形成された特定画像と、当該特定画像が画像形成された断裁後の用紙に対し後続して搬送される用紙に画像形成される画像とを集約させるように画像の集約態様を変更する。その際、用紙が断裁装置120へ搬送される際の搬送方向に対し、特定画像が、集約画像に含まれる画像のうち最も下流側に配置されるように画像の集約態様を変更する(S203)。
制御部111は、ステップS203において画像の集約態様が変更されることにより、空ページが発生するかどうかを判定する(S204)。
制御部111は、ステップS203において画像の集約態様が変更されることにより、空ページが発生しないと判定した場合は(S204:NO)、リカバリーの画像形成を実行する(S206)。その際、制御部111は、先行有効用紙の有無により(S202)、変更された集約態様(S203)または変更されていない集約態様で集約された集約画像の画像形成を実行する(S206)。
制御部111は、ステップS203において画像の集約態様が変更されることにより、空ページが発生すると判定した場合は(S204:YES)、空ページに対応する用紙の部分を白紙とする(S205)。制御部111は、先行有効用紙の有無により(S202)、変更された集約態様(S203)または変更されていない集約態様で集約された集約画像の画像形成を実行する(S206)。その際、空ページに対応する用紙の部分は白紙とされる。
本実施形態は、以下の効果を奏する。
集約画像が画像形成された用紙の断裁後の搬送においてジャムが発生した際、断裁によりジャムの起因紙と分離された有効紙がある場合、画像の集約態様を、ジャムの起因紙に画像形成された画像をリカバリーの開始画像とする集約態様に変更する。これにより、ページの重複を防止するとともに、作業の煩雑化、生産性の低下、およびコストの増大を抑止できる。
さらに、画像の集約態様を変更する際、用紙が断裁部へ搬送される際の搬送方向に対し、ジャムの起因紙に画像形成された第1特定画像が、集約画像に含まれる画像のうち最も下流側に配置されるようにする。これにより、より簡単に、ジャムの発生前と同じ搬送順で、リカバリーされた用紙を搬送できる。
さらに、変更後の集約態様により画像を集約することで画像が割り当てられない空ページが発生する場合、空ページについて画像形成をせず、空ページに対応する用紙の部分を白紙にする。これにより、空ページに対応する不要な用紙に画像形成しないことで、消耗品の消費を抑制できる。
さらに、変更後の集約態様により画像を集約することで画像が割り当てられない空ページが発生する場合、断裁後に、空ページに対応する用紙を、当該用紙以外の用紙の出力先とは異なる排出先に排出させる。これにより、有効紙と無効紙が排出口で混在することを防止できる。
さらに、集約態様が変更されることにより画像が割り当てられない空ページが発生し、かつ断裁された用紙の紙間時間が所定値よりも長い場合、変更後の集約態様を、当該紙間時間の経過後に最初に搬送される用紙に空ページが対応するようにさらに変更する。これにより、紙間時間を利用して空ページに対応する用紙の排出をすることで、空ページに対応する用紙の排出時間を削減できる。
さらに、複数の部数の画像形成が行われる際、最後の単位部の直前に画像形成される単位部の画像形成が終了したことを契機として空ページが発生するかどうかを判断する。これにより、空ページが発生するかどうかを、より確度が上がった段階において一回で判断できる。
さらに、断裁された用紙のジャムが再検出され、断裁によりジャムの起因紙と分離された有効紙がある場合、画像の集約態様を、ジャムの起因紙に画像形成された画像をリカバリーの開始画像とする集約態様にさらに変更する。これにより、ジャムの発生の都度、ページの重複を防止するとともに、作業の煩雑化、生産性の低下、およびコストの増大を抑止できる。
本発明に係る画像形成装置、画像形成システム、および画像形成装置用プログラムは、上述した実施形態に限定されない。
例えば、上述した実施形態においては、空ページの検出を原稿枚数、部数、および変更後の集約態様に基づいて行っているが、空ページは、画像制御部において生成された集約画像の画像データに基づいて検出され得る。
また、実施形態においては、記録媒体として用紙を例に説明されているが、記録媒体はフィルム、基板、および封筒などで有り得る。
また、実施形態においてプログラムにより実行される処理の一部または全部を回路などのハードウェアに置き換えて実施され得る。
RD1 搬送路、
RD2 搬送路、
100 画像形成システム、
110 画像形成装置、
111 制御部、
118 画像形成部、
120 断裁装置、
121 制御部、
126 切断部、
127 用紙センサー、
130 後処理装置、
131 制御部、
135 出力部、
136 綴じ部、
137 用紙センサー。

Claims (9)

  1. 記録媒体に画像形成する画像形成部と、
    画像形成された記録媒体を複数の記録媒体に断裁する断裁部と、
    断裁された記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記断裁された記録媒体のジャムを検知するジャム検知部と、
    断裁されることによりジャムが検知された記録媒体と分離され、かつ前記ジャムが検知された記録媒体に対し先行して搬送された先行有効記録媒体が存在するかどうか判定する判定部と、
    前記先行有効記録媒体が存在すると判定された場合、前記ジャムが検知された記録媒体に画像形成された第1特定画像と、リカバリーにおいて、前記第1特定画像が画像形成された断裁後の記録媒体に対し断裁後に後続して搬送される記録媒体に画像形成される画像とを集約させるように集約態様を変更し、変更後の集約態様による集約画像を記録媒体に画像形成させる制御部と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記制御部は、記録媒体が前記断裁部へ搬送される際の搬送方向に対し、前記第1特定画像が、前記集約画像に含まれる画像のうち最も下流側に配置されるように集約態様を変更する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成部は、断裁された記録媒体にそれぞれ画像形成されるために割り当てられた複数のページの画像が集約された集約画像を記録媒体に画像形成し、
    前記変更後の集約態様により画像を集約することで前記ページの画像が割り当てられない空ページが発生するかどうかを判断する空ページ発生判断部をさらに有し、
    前記制御部は、前記空ページが発生すると判断された場合、前記空ページについて画像形成をさせず、前記空ページに対応する記録媒体の部分を白紙にする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成部は、断裁された記録媒体にそれぞれ画像形成されるために割り当てられた複数のページの画像が集約された集約画像を記録媒体に画像形成し、
    前記変更後の集約態様により画像を集約することで前記ページの画像が割り当てられない空ページが発生するかどうかを判断する空ページ発生判断部をさらに有し、
    前記制御部は、前記空ページが発生すると判断された場合、断裁後に、前記空ページに対応する記録媒体を、前記空ページに対応する記録媒体以外の記録媒体の出力先とは異なる排出先に排出させる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記搬送部により搬送される記録媒体の紙間時間を決定する紙間時間決定部をさらに有し、
    前記空ページ発生判断部は、原稿枚数、部数、および前記変更後の集約態様に基づいて前記空ページが発生するかどうかを判断し、
    前記制御部は、前記空ページが発生すると判断され、かつ決定された前記紙間時間が所定値よりも長い場合、前記変更後の集約態様を、前記所定値よりも長い紙間時間の経過後に最初に搬送される用紙に前記空ページが対応するようにさらに変更する、請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記空ページ発生判断部は、複数の部数の画像形成が行われる際、最後の単位部の直前に画像形成される単位部の画像形成が終了したことを契機として前記空ページが発生するかどうかを判断する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記集約態様を変更した後に前記断裁された記録媒体のジャムが再度検知された場合であって、断裁されることにより再度ジャムが検知された記録媒体と分離され、かつ前記再度ジャムが検知された記録媒体に対し先行して搬送された記録媒体が存在すると判定された場合、前記再度ジャムが検知された記録媒体に画像形成された第2特定画像と、前記第2特定画像が画像形成された断裁後の記録媒体に対し後続して搬送される記録媒体に画像形成される画像とを集約するように集約態様をさらに変更する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置と断裁装置とを有する画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    記録媒体に画像形成する画像形成部を有し、
    前記断裁装置は、
    画像形成された記録媒体を複数の記録媒体に断裁する断裁部と、
    断裁された記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記断裁された記録媒体のジャムを検知するジャム検知部と、
    断裁されることによりジャムが検知された記録媒体と分離され、かつ前記ジャムが検知された記録媒体に対し先行して搬送された先行有効記録媒体が存在するかどうか判定する判定部と、
    前記先行有効記録媒体が存在すると判定された場合、前記ジャムが検知された記録媒体に画像形成された特定画像と、リカバリーにおいて、前記特定画像が画像形成された断裁後の記録媒体に対し断裁後に後続して搬送される記録媒体に画像形成される画像とを集約するように集約態様を変更し、変更後の集約態様による集約画像を記録媒体に画像形成させる制御部と、を有する画像形成システム。
  9. 記録媒体に画像形成する手順(a)と、
    画像形成された記録媒体を複数の記録媒体に断裁する手順(b)と、
    断裁された記録媒体を搬送する手順(c)と、
    前記断裁された記録媒体のジャムを検知する手順(d)と、
    断裁されることによりジャムが検知された記録媒体と分離され、かつ前記ジャムが検知された記録媒体に対し先行して搬送された先行有効記録媒体が存在するかどうか判定する手順(e)と、
    前記先行有効記録媒体が存在すると判定された場合、前記ジャムが検知された記録媒体に画像形成された特定画像と、リカバリーにおいて、前記特定画像が画像形成された断裁後の記録媒体に対し断裁後に後続して搬送される記録媒体に画像形成される画像とを集約するように集約態様を変更し、変更後の集約態様による集約画像を記録媒体に画像形成させる手順(f)と、
    を画像形成装置に実行させるためのプログラム。
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