JP2018031593A - 微粒子センシング素子及び微粒子評価システム - Google Patents
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Abstract
【課題】微粒子センシング素子及び微粒子評価システムに関し、非発光物質も含めて、微小かつ少量の微粒子の検知を可能にする。
【解決手段】基板上に設けたスロット導波路の少なくとも一部に導電性を付与して微粒子捕獲領域とし、前記微粒子捕獲領域に電界を印加して捕獲した微粒子に光を照射してその散乱光を検出する。
【選択図】図1
【解決手段】基板上に設けたスロット導波路の少なくとも一部に導電性を付与して微粒子捕獲領域とし、前記微粒子捕獲領域に電界を印加して捕獲した微粒子に光を照射してその散乱光を検出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、微粒子センシング素子及び微粒子評価システムに関するものであり、例えば、浮遊微粒子を光によりセンシングする微粒子センシング素子及び微粒子評価システムに関するものである。
従来、微粒子のセンシングに関しては、金属電極を用いた微粒子センシング素子が提案されている。図12は、従来の微粒子センシング素子の説明図であり、図12(a)は概略的斜視図であり、図12(b)は分子に親和性結合が作用しない状態の断面図であり、図12(c)は分子に親和性結合が作用した状態の断面図である(例えば、非特許文献1参照)。
図12(a)に示すように、Si基板111上にBOX層112を介して櫛歯部114,126を有する櫛歯電極113,115を設けて微粒子センシング素子を形成する。この微粒子センシング素子を浮遊物質としてグルコースを含んだKCl溶液中に浸漬してグルコースを検知する。櫛歯電極113,115の厚さは50nmで、幅500nmの櫛歯部114,116を間隔が500nmとなるように周期的に並べた構造となっている。櫛歯電極113,115を設けた領域は0.5mm2である。なお、櫛歯電極113,115はPdで形成する。
図12(b)に示すように、櫛歯電極113,115に100Hz〜100MHzの高周波電圧を印加する。図12(c)に示すように、溶液中に浮遊物質であるグルコース116がある場合には、グルコース116に対する親和性結合により櫛歯部114,126のギャップに引き寄せられ、その時の高周波応答に伴うインピーダンスの変化を解析することによりトラップした物質の特性解析を行う。
図13は、従来の他の微粒子センシング素子の説明図であり、図13(a)はセンシング部の微小電極アレイの平面図であり、図13(b)は、蛍光による微粒子の検出状況の説明図である。図13(a)に示すように、三角形状のAuからなる微小電極121,122をギャップ123を介して対向させた電極対を複数配置する(例えば、非特許文献2参照)。
図13(b)は、ギャップ123が500nmの微小電極121と微小電極122との間に1MHz、10Vの高周波を印加し、ギャップ123に単一のタンパク質分子124を引き寄せ、捕獲する。捕獲したタンパク質分子124に光を照射し、タンパク質分子124からの蛍光を検知することで、タンパク質分子124の特性解析を行う。この構成では単一のギャップ123の間隙長よりも小さな粒径の少数の微粒子をトラップすることも可能である。
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図12に示した微粒子センシング素子の場合には櫛歯電極に高密度にトラップされた微粒子の検知には高周波電流を用いれば容易に検知できる。しかし、捕獲微粒子がより小さく少数になると電流電圧特性から検知することは難しくなるという問題がある。
一方、図13に示した微粒子センシング素子の場合には、捕獲した粒子の蛍光を測定することにより、微小かつ少量の粒子を検知できる。しかし、この手法では蛍光を発生する物質しか検知できないという問題がある。
本発明は、微粒子センシング素子及び微粒子評価システムにおいて、非発光物質も含めて、微小かつ少量の微粒子の検知を可能にすることを目的とする。
一つの態様では、微粒子センシング素子は、表面が絶縁性の基板と、前記基板上に設けられた一対の高屈折率領域と前記一対の高屈折率領域に挟まれた低屈折率領域となる凹部を備えたスロット導波路と、前記スロット導波路の少なくとも一部に導電性を付与して微粒子を捕獲する微粒子捕獲領域と、前記微粒子捕獲領域に電界を印加する電界印加部材と、少なくとも前記微粒子捕獲領域の直上に設けられ、前記凹部に食い込む領域を有する被検査溶液収容部と、前記スロット導波路に光を入射する光入射部材とを備えている。
他の態様では、微粒子評価システムは、上述の微粒子センシング素子と、前記光入射部材に光を入射するレーザ光源と、前記微粒子捕獲領域に捕獲された前記微粒子からの散乱光を検出する受光手段とを備えている。
一つの側面として、非発光物質も含めて、微小かつ少量の微粒子を検知することが可能になる。
ここで、図1乃至図3を参照して、本発明の実施の形態の微粒子センシング素子を説明する。図1は本発明の実施の形態の微粒子センシング素子の説明図であり、図1(a)は概略的要部断面図であり、図1(b)は微粒子捕獲領域の斜視図である。図に示すように、表面が絶縁性の基板1上に一対の高屈折率領域2,3と高屈折率領域2,3に挟まれた低屈折率領域となる凹部4を備えたスロット導波路を設ける。このスロット導波路の少なくとも一部に導電性を付与して微粒子を捕獲する微粒子捕獲領域とする。少なくともこの微粒子捕獲領域の直上に凹部4に食い込む領域を有する被検査溶液収容部11を設けるとともに、スロット導波路に光を入射する光入射部材14を設ける。表面が絶縁性の基板1とは、例えば、表面にBOX層となるSiO2膜を設けたSi基板や全体が絶縁性のSrTiO3基板等である。また、低屈折率領域となる凹部4は空隙部であり、測定時には微粒子13が含まれた被検査溶液12で充填される。
測定時に、電圧印加部材8によるスロット導波路微粒子捕獲部に0Hz(DC)〜200MHz程度の電界を印加して、凹部4に微粒子13を捕獲する。光入射部材14により入射光15をスロット導波路に入射すると、入射光15は凹部4を中心として伝搬していき、捕獲された微粒子13によりスロット導波路内の導波路モードが散乱され、残りは出射光17として凹部4から放出される。微粒子13により散乱された散乱光16を検出して、微粒子13の特性を解析する。なお、10MHz〜100MHz等の高周波を印加した場合には、微粒子13の捕獲状況は微粒子13の特性に応じた高周波応答性を有するので、高周波応答性から微粒子13の特性を解析することがきる。
この場合、スロット導波路の表面を被検査溶液12との反応等を防止するために、保護絶縁膜10で覆っておくことが望ましい。また、被検査溶液収容部11は、絶縁膜7,9に設けた空洞部で形成すれば良く、この被検査溶液収容部11をマイクロ流路の一部として形成すれば、被検査溶液12を流した状態で検査を行うことができる。なお、マイクロ流路を用いる場合には、被検査溶液12の流速は数十μm/秒〜数百μm/秒程度とする。
スロット導波路としては、円環状或いはレーストラック状のリング共振器を用いても良く、この場合には、光入射部材14としては、リング共振器に対してエバネッセント結合できる位置に設けられたチャネル導波路を用いれば良い。リング共振を用いることによって、リング共振器に入射した光は循環するので、光の利用効率が高まるので、光源の出力を低くすることができる。なお、円環状のリング共振器としては、真円状のリング共振器でも良いし、楕円状のリング共振器でも良い。
或いは、光入射部材14としてチャネル導波路で形成されたマッハツェンダ干渉計を用いても良く、スロット導波路をマッハツェンダ干渉計の一方のアームに挿入すれば良い。この場合には、散乱光のみではなく、マッハツェンダ干渉計からの出力光の位相変化も評価することで、微粒子の捕獲量を評価することが可能になる。
また、いずれの場合も、微粒子捕獲領域において、一対の高屈折率領域2,3に頂部が互いに対向する少なくとも一対の突起状のドーピング領域を設けても良く、頂部において電界強度が高まるので、微粒子13の捕獲効率が高まる。なお、一対のドーピング領域としては、典型的には三角形状突起状のドーピング領域を用いる。なお、このドーピング領域をブラック反射が起きる周期で周期的に配置することで、散乱光16がブラック反射するので、この反射光により微粒子13の捕獲状況を評価することができる。なお、ブラック反射が起きる周期は、300μm〜1000μm程度である。
スロット導波路としては、半導体スロット導波路を用いることができ、例えば、シリコンフォトニクス技術を利用して、基板1として表面にSiO2膜を設けたシリコン基板を用いても良い。この場合には、半導体スロット導波路をシリコン細線スロット導波路で構成することができる。
或いは、スロット導波路として、強誘電体スロット導波路を用いても良いものであり、例えば、NbドープSrTiO3スロット導波路やLiNbO3スロット導波路等を用いても良い。
また、少なくとも凹部4の表面に抗体(antibody)を付着させても良い。なお、抗体とは糖タンパク分子であり、特定のタンパク質等の分子(抗原)を認識して選択的に結合する作用があるので、ターゲットにしている特定の微粒子13を選択的に捕獲することが可能になる。
微粒子評価システムを構築する場合には、上述の微粒子センシング素子の光入射部材14に光を入射するレーザ光源と、微粒子捕獲領域に捕獲された微粒子13からの散乱光16を検出する受光手段とを設ければ良い。
この場合、光入射部材の入射側或いは出射側の少なくとも一方に、入射光を検知するスペクトラムアナライザ及び光パワーメータ或いは出射光を検知するスペクトラムアナライザ及び光パワーメータを設けることが望ましい。出射側に出射光を検知するスペクトラムアナライザ及び光パワーメータを設けた場合には、出射光の強度により微粒子13の捕獲状況を把握することできる。また、入射側に入射光を検知するスペクトラムアナライザ及び光パワーメータを設けた場合には、捕獲された微粒子13の密度が大きくなって出射光が大幅に減衰した場合にも、入射光の波長成分及び光強度を正確に把握することができる。
図2は、本発明の実施の形態における高屈折率領域の構成の説明図である。図2(a)は、高屈折率領域をn−型半導体領域21,31で形成したものである。図2(b)は、高屈折率領域をp−型半導体領域22,32で形成したものである。図2(c)は、一方の高屈折率領域をn−型半導体領域31で形成し、他方の屈折率領域をp−型半導体領域22で形成したものである。いずれの構成でも良いが、光が伝搬する近傍の高屈折率領域を低不純物濃度半導体で形成しているので、伝搬光の不所望な吸収損失を低減することができる。なお、電極形成領域は、高屈折率領域の導電型に対応した導電型の高不純物濃度領域で形成する。即ち、高屈折率領域がn−型半導体領域21,31の場合には、電極形成領域をn+型半導体領域51,61で形成する。高屈折率領域がp−型半導体領域22,32の場合には、電極形成領域をp+型半導体領域52,62で形成する。なお、低不純物濃度領域の極限として、ノンドープ半導体領域を用いても良い。
図3は、本発明の実施の形態における高屈折率領域の他の構成の説明図である。図3(a)は、高屈折率領域をn+型半導体領域23,33で形成したものである。図3(b)は、高屈折率領域をp+型半導体領域24,34で形成したものである。図3(c)は、一方の高屈折率領域をn+型半導体領域33で形成し、他方の屈折率領域をp+型半導体領域24で形成したものである。この場合には、高屈折率領域を高不純物濃度半導体で形成しているので、電界を効率的に印加することが可能になる。この場合も、電極形成領域は、高屈折率領域の導電型に対応した導電型の高不純物濃度領域で形成する。なお、高屈折率領域は半導体領域に限られるものではなく、LiNbO3やSrTiO3等の強誘電体領域、特に、導電性を有するNbドープSrTiO3等で形成しても良い。
このように、本発明の実施の形態においては、電界により、スロット導波路の凹部4に引き寄せられた微粒子13を導波路モードの散乱光を用いて検知することにより、発光・非発光にかかわらず微粒子の捕獲を検知することが可能になる。スロット導波路に両脇に形成した電極形成領域5,6を介して電圧印加部材8により電圧を印加すると、スロット導波路の凹部4に電界Eのパターンが形成される。その凹部4の周辺における微粒子13の双極子モーメントをpとするとF=p▽Eの引力Fが微粒子13に働き、スロット導波路の凹部4に微粒子13が捕獲される(例えば、非特許文献3参照)。
この引き寄せられて捕獲されたた微粒子13によって、スロット導波路内の導波路モードが散乱され、スロット導波路の上面に放射される。特に、スロット導波路の伝搬モードは100nm程度の幅の凹部4に局所的に集中しているため、凹部4の幅以下の粒径の微粒子13によっても散乱される。この散乱光16として、レイリー散乱を仮定すると、その散乱断面積σは 、dを微粒子13の粒径、λを入射光15の波長、nを微粒子13の屈折率、Nを捕獲された微粒子13の数とすると、
σ=(2π5/3)×(d6/λ4)×{(n2−1)/(n2+2)}2×N
となる。
σ=(2π5/3)×(d6/λ4)×{(n2−1)/(n2+2)}2×N
となる。
したがって、微粒子センシング素子の上面に放射される光の強度は微粒子13の特性に依存した値であるため、微粒子13の特性評価に用いることができる。このように、本発明の実施の形態においては、微粒子13に双極子モーメントが働いていれば捕獲することができ、単に捕獲した微粒子13による伝搬モード光散乱を観測しているので、非発光物質を含めたどのような物質でも捕獲して、特性を評価することができる。
次に、図4乃至図6を参照して、本発明の実施例1の微粒子センシング素子を説明する。図4は本発明の実施例1の微粒子センシング素子の概略的上面図である。微粒子センシング素子20は、一対の円環状のn−型Siリッジ24,25とその間の凹部26によってリング共振器となるSiスロット導波路23を有している。n−型Siリッジ24,25にそれぞれ円環状のn+型Si電極形成領域27と円形のn+型Si電極形成領域28が設けられており、n+型Si電極形成領域27,28に対してそれぞれ電極31,32が形成されている。このリング共振器となるSiスロット導波路23を横切るようにマイクロ流路37が形成されるとともに、リング共振器となるSiスロット導波路23に対してエバネッセント結合が可能な位置にSiチャネル導波路38が設けられている。Siチャネル導波路38に入射されたレーザ光が、エバネッセント結合によりSiスロット導波路23に導かれる。
図5は本発明の実施例1の微粒子センシング素子の構造説明図であり、図5(a)は要部断面図であり、図5(b)は微粒子捕獲領域の斜視図である。Si基板21上にBOX層22を介して単結晶Si層を設けたSOI基板を利用して、単結晶Si層を加工するとともに、不純物をドーピングして不純物濃度が1×1018cm−3の一対のn−型Siリッジ24,25を形成し、その間の凹部26を主光導波領域とするSiスロット導波路23を形成する。この時、不純物濃度が1×1020cm−3のn+型Si電極形成領域27,28も併せて形成する。
図5(b)に示すように。n−型Siリッジ24,25の幅は200nmで、高さは220nmであり、凹部26の幅は100nmであり、コア幅は500nm(=200nm×2+100nm)となる。n+型Si電極形成領域27,28の高さ(厚さ)は90nmとする。なお、リング共振器のコア幅の中央を基準とした半径は、10μmである。
次いで、SiO2層29を堆積したのち、n+型Si電極形成領域27,28に達するコンタクトホールを形成する。次いで、導電膜を堆積させ、パターニングすることによりプラグと配線とよりなる電極30,31を形成する。次いで、再び、SiO2層32を堆積したのち、所定領域をエッチングして空洞部33を形成する。次いで、厚さが10nmのSiO2保護膜34を設けたのち、空洞部34及びその周辺を覆うようにレジストパターン(図示は省略)を形成し、その上にPDMS(ポリ・ディメチル・シロキサン)層35を堆積してパターニングする。次いで、レジパターンを除去することで空洞部36を形成する。この空洞部36と空洞部33によってマイクロ流路37が形成される。
図6は、本発明の実施例1の微粒子センシング素子を用いた微粒子評価システムの説明図である。微粒子センシング素子20にレーザ光を入射する可変波長レーザ41を設け、光ファイバ42、サーキュレータ43及び光ファイバ44を介してSiチャネル導波路38にレーザ光を入射する。サーキュレータ43から別方向に出力されるレーザ光は光ファイバ45及び光分岐器46を介してスペクトラムアナライザ47及び光パワーメータ48に導かれ、入射光の波長及び強度をモニタする。なお、光分岐器46としては、ビームスプリッタを用いれば良い。
Siスロット導波路22上には光学レンズ49を設け、散乱光を集光して受光ファイバ50に入射してモノクロメータ51で散乱光を分光して波長成分を評価する。一方、Siチャネル導波路38を伝搬して、Siスロット導波路22に結合しなかった成分は出射光として光ファイバ52へ出射される。光ファイバ52へ出射した出射光は、光結合器53を介してスペクトラムアナライザ54及び光パワーメータ55に導かれ、出射光の波長及び強度をモニタする。なお、Siスロット導波路22に微粒子が多数捕獲された場合には、散乱光が大幅に増加し、出射光は減少するので、入射光側のスペクトラムアナライザ47及び光パワーメータ48により、可変波長レーザ41からのレーザ光の波長及び強度をモニタする。なお、ここでは、光ファイバとして、先球ファイバを用いている。
ここで、1MHz〜10MHzの高周波電圧をSiスロット導波路22に印加すると、マイクロ流路37を流れる溶液中に浮遊するカーボンナノチューブなどの浮遊粒子がSiスロット導波路22の凹部26に捕獲される。さらに、可変波長レーザ41からSiチャネル導波路38を介して1.55μmのレーザ光を入射すると、捕獲された微粒子によってレーザ光が散乱され素子上面に放射される。この放射された散乱光の強度をモノクロメータ51でスペクトル解析することによって捕獲された微粒子の特性を評価することができる。
このように、微粒子センシング素子20の入出力側の導波路からの光と微粒子センシング素子20の上部に放射される散乱光の両方をモニタすることにより、捕獲した微粒子による出射光側での光強度損失、反射損失と散乱による放射損失が求まる。その結果、捕獲した微粒子に起因する吸収損失を求めることができる。
本発明の実施例1においては、リング共振器となるSiスロット導波路22の一部を微粒子捕獲領域として、捕獲された微粒子による散乱光により捕獲された微粒子の特性を評価している。したがって、非発光物質も含めて、微小かつ少量の微粒子を検知することができる。
次に、図7を参照して、本発明の実施例2を説明するが、被検査溶液収容部に露出するSiO2保護膜の表面に抗体を塗布した以外は、上記の実施例1と全く同様であるので、
要部断面図のみを示す。図7は本発明の実施例2の微粒子センシング素子の要部断面図であり、Si基板21上にBOX層22を介して単結晶Si層を設けたSOI基板を利用して、単結晶Si層を加工して不純物濃度が1×1018cm−3の一対のn−型Siリッジ24,25を形成し、その間の凹部26を主光導波領域とするSiスロット導波路23を形成する。この時、不純物濃度が1×1020cm−3のn+型Si電極形成領域27,28も併せて形成する。
要部断面図のみを示す。図7は本発明の実施例2の微粒子センシング素子の要部断面図であり、Si基板21上にBOX層22を介して単結晶Si層を設けたSOI基板を利用して、単結晶Si層を加工して不純物濃度が1×1018cm−3の一対のn−型Siリッジ24,25を形成し、その間の凹部26を主光導波領域とするSiスロット導波路23を形成する。この時、不純物濃度が1×1020cm−3のn+型Si電極形成領域27,28も併せて形成する。
次いで、SiO2層29を堆積したのち、n+型Si電極形成領域27,28に達するコンタクトホールを形成する。次いで、導電膜を堆積させ、パターニングすることによりプラグと配線とよりなる電極30,31を形成する。次いで、再び、SiO2層32を堆積したのち、所定領域をエッチングして空洞部33を形成する。次いで、厚さが10nmのSiO2保護膜34を設けたのち、空洞部33におけるSiO2保護膜34の表面にタンパク質に対して選択的に結合する免疫グロブリンを抗体39として塗布する。次いで、空洞部33及びその周辺を覆うようにレジストパターン(図示は省略)を形成した後、PDMS層35を堆積してパターニングする。次いで、レジパターンを除去することで空洞部36を形成する。この空洞部36と空洞部33によってマイクロ流路37が形成される。
本発明の実施例2においては、空洞部33におけるSiO2保護膜34の表面に抗体39を塗布しているので、予め定めたターゲットとなるタンパク質を選択的に効率的に捕獲することが可能になる。
次に、図8を参照して、本発明の実施例3の微粒子センシング素子を説明する。図8は本発明の実施例3の微粒子センシング素子の説明図であり、図8(a)は概略的上面図であり、図8(b)は微粒子捕獲領域の構成説明図である。図8(a)に示すように、本発明の実施例3の微粒子センシング素子においては、リング共振器となるSiスロット導波路60の平面形状をレーストラック状にするとともに、レーストラックの直線部分に導電性を付与して微粒子捕獲領域としたものである。
図8(b)に示すように、微粒子捕獲領域において、n−型Siリッジに周期的に配置した三角形突起状のn−型ドーピング領域61,62を形成する。なお、図8(b)の左図は平面図であり、右図は左図におけるa−a′を結ぶ一点鎖線に沿った断面図である。なお、ドーピングされない領域はノンドープSi領域のままである。ここでは、n−型ドーピング領域61,62のピッチを1000nmとする。
本発明の実施例3においては、三角形状のn−型ドーピング領域61,62を設けているので、凹部63付近の三角形突起状のn−型ドーピング領域61,62の頂点付近において高周波電場勾配が局所的に増強されるため位置を限定して捕獲力を大きくできる。さらに捕獲位置が予め分かることにより、光学レンズなどで散乱光を集光する際にも、その位置に焦点を合わせておけば良いので、実験は容易になる。
次に、図9を参照して、本発明の実施例4の微粒子センシング素子を説明する。図9は本発明の実施例4の微粒子センシング素子の説明図である。図9に示すように、本発明の実施例4の微粒子センシング素子は、Si細線コアで形成されるマッハツェンダ干渉計70のアーム72,73の一方のアーム72にSiスロット導波路80を挿入したものである。なお、この実施例4の微粒子センシング素子を用いた微粒子評価システムは、図6に示した基本構成と同様である。
Siスロット導波路80は、図5(b)に示した基本的構造と同様に、n−型Siリッジ81,82とそれらの間に形成した凹部83により形成したものであり、n+型Si電極形成領域84,85及び電極86,87を備えている。また、アーム72,73に対して直交する方向にマイクロ流路88を設けている。なお、マッハツェンダ干渉計70は、入力導波路71、2本のアーム72,73及び出力導波路75からなる。なお、アーム72には遅延導波路74を設けているが、必須ではない。
ここで、マッハツェンダ干渉計70の作用長は500μmとし、1MHz〜10MHzの高周波を印加すると、マイクロ流路88を流れる被検査溶液中に浮遊するカーボンナノチューブなどの浮遊粒子がSiスロット導波路80の凹部83に捕獲される。マッハツェンダ干渉計70の入力導波路71に1.55μmの波長のレーザ光を入射すると、捕獲された微粒子によって、レーザ光が散乱され素子上面に放射される。この放射された散乱光の強度を素子の上部に配置した光学レンズで集光しモノクロメータで散乱スペクトルを解析することによって捕獲した微粒子の特性を評価することができる。
本発明の実施例4においては、実施例1のようにリング共振器を用いておらず、導波路モードが存在する波長であれば良いので光の波長帯域は広く、散乱スペクトル解析には有用である。但し、実施例1と同じ電圧をかけた場合と比較すると、一つの波長における捕獲された微粒子1個の光散乱強度は弱くなるため干渉計の作用長を長くし、捕獲粒子数を多くすることで散乱強度を上げて検査を行うことが望ましい。また、出力導波路75からの出力光は、Siスロット導波路80に捕獲された微粒子の影響を受けるので。出力光における位相変化を評価することにより、微粒子の捕獲状況を把握することができる。
次に、図10を参照して、本発明の実施例5の微粒子センシング素子を説明する。図10は本発明の実施例5の微粒子センシング素子の説明図であり、基本的構造は上記の実施例4と同様であるが、スロット導波路として、実施例3の構造を採用したものである。図10に示すように、本発明の実施例5の微粒子センシング素子は、Si細線コアで形成されるマッハツェンダ干渉計70のアーム72,73の一方のアーム72にSiスロット導波路90を挿入したものである。
Siスロット導波路90は、図8(b)に示した基本的構造と同様に、n−型Siリッジに周期的に配置した三角形突起状のn−型ドーピング領域91,92を形成したものであり、ドーピングされない領域はノンドープSi領域のままである。ここでは、n−型ドーピング領域91,92のピッチを1000nmとする。ここでも、n+型Si電極形成領域94,95及び電極96,97を備えている。また、アーム72,73に対して直交する方向にマイクロ流路98を設けている。なお、マッハツェンダ干渉計70は、入力導波路71、2本のアーム72,73及び出力導波路75からなる。なお、この実施例5においても、アーム72には遅延導波路74を設けているが、必須ではない。
この場合も、マッハツェンダ干渉計70の作用長は500μmとし、1MHz〜10MHzの高周波を印加すると、マイクロ流路98を流れる被検査溶液中に浮遊するカーボンナノチューブなどの浮遊粒子がSiスロット導波路90の凹部93に捕獲される。マッハツェンダ干渉計70の入力導波路71に1.55μmの波長のレーザ光を入射すると、捕獲された微粒子によって、レーザ光が散乱され素子上面に放射される。この放射された散乱光の強度を素子の上部に配置した光学レンズで集光しモノクロメータで散乱スペクトルを解析することによって捕獲した微粒子の特性を評価することができる。
この時、三角形突起状のn−型ドーピング領域91,92を設けているので、実施例3と同様に、凹部93付近の三角形突起状のn−型ドーピング領域91,92の頂点付近において高周波電場勾配が局所的に増強されるため位置を限定して捕獲力を大きくできる。さらに捕獲位置が予め分かることにより、光学レンズなどで散乱光を集光する際にも、その位置に焦点を合わせておけば良いので、実験は容易になる。
また、Siスロット導波路90には、三角形突起状のn−型ドーピング領域91,92により周期構造が形成されるので、この周期に対応したブラッグ波長において、微粒子の検出感度が増強される。特にこの効果は、マッハツェンダ干渉計に検知部を取り付けた系の方が、広い波長帯域の光に対してブラッグ散乱を利用した検知ができるので有効である。例えば、ブラッグ散乱によって微粒子センシング素子の上部に放射される光の角度は検知部を取り囲む入射光の波長と流体の屈折率とドーピングプロファイルの周期で決定される。
なお、実施例5においては、放射モードとの結合が十分に起こるようにn−型ドーピング領域91,92の周期を1000nmと十分に大きくしてあり、微粒子センシング素子に入射する波長は1.3μm〜1.6μmの範囲の光を入射することを想定している。
次に、図11を参照して、本発明の実施例6を説明するが、スロット導波路を強誘電体スロット導波路に置き換えた以外は、上記の実施例1と同様であるので、要部断面図のみを示す。図11は本発明の実施例6の微粒子センシング素子の説明図であり、SrTiO3基板100上にNbドープにより導電性を付与したNbドープSrTiO3層を設ける。このNbドープSrTiO3層をパターニングしてNbドープSrTO3リッジ102,103を形成し、その間の凹部104を主光導波領域とする強誘電体スロット導波路101を形成する。この時、NbドープSrTO3電極形成領域105,106も併せて形成する。
以降は、実施例1と同様に、SiO2層29を堆積したのち、NbドープSrTO3電極形成領域105,106に達するコンタクトホールを形成する。次いで、導電膜を堆積させ、パターニングすることによりプラグと配線とよりなる電極30,31を形成する。次いで、再び、SiO2層32を堆積したのち、所定領域をエッチングして空洞部33を形成する。次いで、厚さが10nmのSiO2保護膜34を設けたのち、空洞部34及びその周辺を覆うようにレジストパターン(図示は省略)を形成し、その上にPDMS層35を堆積してパターニングする。次いで、レジパターンを除去することで空洞部36を形成する。この空洞部36と空洞部33によってマイクロ流路37が形成される。
本発明の実施例6においては、スロット導波路を強誘電体スロット導波路により形成しているので、使用目的に応じて半導体スロット導波路以外のスロット導波路を用いることを可能にし、適用範囲を広くすることができる。なお、ここでは、強誘電体としてSrTiO3を用いているが、LiNbO3等の他の強誘電体を用いても良い。この場合も実施例3と同様に、三角形状のNbドーピング領域を形成しても良い。
なお、上記の実施例3乃至実施例6においても、実施例2と同様に、マイクロ流路に露出するSiO2保護膜の表面に抗体を塗布等により付着させても良い。また、上記の実施例1乃至実施例6においては、マイクロ流路を設けて被検査流体が流れている状態で検査を行っているが、必ずしも被検査溶液は流れている必要はなく、マイクロ流路の代わりに単なる被検査溶液収容部を設けても良い。
ここで、実施例1乃至実施例6を含む本発明の実施の形態に関して、以下の付記を付す。
(付記1)表面が絶縁性の基板と、前記基板上に設けられた一対の高屈折率領域と前記一対の高屈折率領域に挟まれた低屈折率領域となる凹部を備えたスロット導波路と、前記スロット導波路の少なくとも一部に導電性を付与して微粒子を捕獲する微粒子捕獲領域と、前記微粒子捕獲領域に電界を印加する電界印加部材と、少なくとも前記微粒子捕獲領域の直上に設けられ、前記凹部に食い込む領域を有する被検査溶液収容部と、前記スロット導波路に光を入射する光入射部材とを備えた微粒子センシング素子。
(付記2)前記スロット導波路が、円環状或いはレーストラック状のリング共振器であり、前記光入射部材が、前記リング共振器に対してエバネッセント結合できる位置に設けられたチャネル導波路である付記1に記載の微粒子センシング素子。
(付記3)前記光入射部材が、チャネル導波路で形成されたマッハツェンダ干渉計であり、前記スロット導波路が、前記マッハツェンダ干渉計の一方のアームに挿入されている付記1に記載の微粒子センシング素子。
(付記4)前記微粒子捕獲領域において、前記一対の高屈折率領域に頂部が互いに対向する少なくとも一対の突起状のドーピング領域を設けた付記1乃至付記3のいずれか1に記載の微粒子センシング素子。
(付記5)前記ドーピング領域が、頂点が互いに対向する三角形状突起である付記4に記載の微粒子センシング素子。
(付記6)前記スロット導波路が、半導体スロット導波路である付記1乃至付記5のいずれか1に記載の微粒子センシング素子。
(付記7)前記表面が絶縁性の基板が、表面にSiO2膜を設けたシリコン基板であり、前記半導体スロット導波路が、シリコン細線スロット導波路である付記6に記載の微粒子センシング素子。
(付記8)前記スロット導波路が、強誘電体スロット導波路である付記1乃至付記5のいずれか1に記載の微粒子センシング素子。
(付記9)少なくとも前記凹部の表面に抗体を付着させた付記1乃至付記8のいずれか1に記載の微粒子センシング素子。
(付記10)前記被検査溶液収容部が、マイクロ流路の一部である付記1乃至付記9のいずれか1に記載の微粒子センシング素子。
(付記11)付記1乃至付記10のいずれか1に記載の微粒子センシング素子と、前記光入射部材に光を入射するレーザ光源と、前記微粒子捕獲領域に捕獲された前記微粒子からの散乱光を検出する受光手段とを備えた微粒子評価システム。
(付記12)前記光入射部材の入射側或いは出射側の少なくとも一方に、入射光を検知するスペクトラムアナライザ及び光パワーメータ或いは出射光を検知するスペクトラムアナライザ及び光パワーメータを設けた付記11に記載の微粒子評価システム。
(付記13)前記微粒子捕獲領域に印加する電界の周波数が、0Hz〜200MHzである付記11または付記12に記載の微粒子評価システム。
(付記14)前記微粒子捕獲領域に被検査溶液を流した状態で前記微粒子を捕獲する付記11乃至付記13のいずれか1に記載の微粒子評価システム。
(付記1)表面が絶縁性の基板と、前記基板上に設けられた一対の高屈折率領域と前記一対の高屈折率領域に挟まれた低屈折率領域となる凹部を備えたスロット導波路と、前記スロット導波路の少なくとも一部に導電性を付与して微粒子を捕獲する微粒子捕獲領域と、前記微粒子捕獲領域に電界を印加する電界印加部材と、少なくとも前記微粒子捕獲領域の直上に設けられ、前記凹部に食い込む領域を有する被検査溶液収容部と、前記スロット導波路に光を入射する光入射部材とを備えた微粒子センシング素子。
(付記2)前記スロット導波路が、円環状或いはレーストラック状のリング共振器であり、前記光入射部材が、前記リング共振器に対してエバネッセント結合できる位置に設けられたチャネル導波路である付記1に記載の微粒子センシング素子。
(付記3)前記光入射部材が、チャネル導波路で形成されたマッハツェンダ干渉計であり、前記スロット導波路が、前記マッハツェンダ干渉計の一方のアームに挿入されている付記1に記載の微粒子センシング素子。
(付記4)前記微粒子捕獲領域において、前記一対の高屈折率領域に頂部が互いに対向する少なくとも一対の突起状のドーピング領域を設けた付記1乃至付記3のいずれか1に記載の微粒子センシング素子。
(付記5)前記ドーピング領域が、頂点が互いに対向する三角形状突起である付記4に記載の微粒子センシング素子。
(付記6)前記スロット導波路が、半導体スロット導波路である付記1乃至付記5のいずれか1に記載の微粒子センシング素子。
(付記7)前記表面が絶縁性の基板が、表面にSiO2膜を設けたシリコン基板であり、前記半導体スロット導波路が、シリコン細線スロット導波路である付記6に記載の微粒子センシング素子。
(付記8)前記スロット導波路が、強誘電体スロット導波路である付記1乃至付記5のいずれか1に記載の微粒子センシング素子。
(付記9)少なくとも前記凹部の表面に抗体を付着させた付記1乃至付記8のいずれか1に記載の微粒子センシング素子。
(付記10)前記被検査溶液収容部が、マイクロ流路の一部である付記1乃至付記9のいずれか1に記載の微粒子センシング素子。
(付記11)付記1乃至付記10のいずれか1に記載の微粒子センシング素子と、前記光入射部材に光を入射するレーザ光源と、前記微粒子捕獲領域に捕獲された前記微粒子からの散乱光を検出する受光手段とを備えた微粒子評価システム。
(付記12)前記光入射部材の入射側或いは出射側の少なくとも一方に、入射光を検知するスペクトラムアナライザ及び光パワーメータ或いは出射光を検知するスペクトラムアナライザ及び光パワーメータを設けた付記11に記載の微粒子評価システム。
(付記13)前記微粒子捕獲領域に印加する電界の周波数が、0Hz〜200MHzである付記11または付記12に記載の微粒子評価システム。
(付記14)前記微粒子捕獲領域に被検査溶液を流した状態で前記微粒子を捕獲する付記11乃至付記13のいずれか1に記載の微粒子評価システム。
1 基板
2 高屈折率領域
21 n−型半導体領域
22 p−型半導体領域
23 n+型半導体領域
24 p+型半導体領域
3 高屈折率領域
31 n−型半導体領域
32 p−型半導体領域
33 n+型半導体領域
34 p+型半導体領域
4 凹部
5 電極形成領域
51 n+型半導体領域
52 p+型半導体領域
6 電極形成領域
61 n+型半導体領域
62 p+型半導体領域
7,9 絶縁膜
8 電圧印加部材
10 保護絶縁膜
11 被検査溶液収容部
12 被検査溶液
13 微粒子
14 光入射部材
15 入射光
16 散乱光
17 出射光
20 微粒子センシング素子
21 Si基板
22 BOX層
23,60,80,90 Siスロット導波路
24,25,81,82 n−型Siリッジ
26,63,83,93 凹部
27,28,64,65,86,87,96,97 n+型Si電極形成層
29,32 SiO2層
30,31,66,67 電極
33,36 空洞部
34 SiO2保護膜
35 PDMS層
37,68,88,98 マイクロ流路
38,69 Siチャネル導波路
39 抗体
41 波長可変レーザ
42,44,45,52 光ファイバ
43 サーキュレータ
46,53 光分岐器
47,54 スペクトラムアナライザ
48,55 光パワーメータ
49 光学レンズ
50 受光ファイバ
51 モノクロメータ
61,62,91,92 n−型ドーピング領域
70 マッハツェンダ干渉計
71 入力導波路
72,73 アーム
74 遅延導波路
75 出力導波路
100 SrTiO3基板
101 強誘電体スロット導波路
102,103 NbドープSrTiO3リッジ
104 凹部
105,106 NbドープSrTiO3電極形成層
111 Si基板
112 BOX層
113,115 櫛歯電極
114,116 櫛歯部
117 グルコース
121,122 微小電極
123 ギャップ
124 タンパク質分子
2 高屈折率領域
21 n−型半導体領域
22 p−型半導体領域
23 n+型半導体領域
24 p+型半導体領域
3 高屈折率領域
31 n−型半導体領域
32 p−型半導体領域
33 n+型半導体領域
34 p+型半導体領域
4 凹部
5 電極形成領域
51 n+型半導体領域
52 p+型半導体領域
6 電極形成領域
61 n+型半導体領域
62 p+型半導体領域
7,9 絶縁膜
8 電圧印加部材
10 保護絶縁膜
11 被検査溶液収容部
12 被検査溶液
13 微粒子
14 光入射部材
15 入射光
16 散乱光
17 出射光
20 微粒子センシング素子
21 Si基板
22 BOX層
23,60,80,90 Siスロット導波路
24,25,81,82 n−型Siリッジ
26,63,83,93 凹部
27,28,64,65,86,87,96,97 n+型Si電極形成層
29,32 SiO2層
30,31,66,67 電極
33,36 空洞部
34 SiO2保護膜
35 PDMS層
37,68,88,98 マイクロ流路
38,69 Siチャネル導波路
39 抗体
41 波長可変レーザ
42,44,45,52 光ファイバ
43 サーキュレータ
46,53 光分岐器
47,54 スペクトラムアナライザ
48,55 光パワーメータ
49 光学レンズ
50 受光ファイバ
51 モノクロメータ
61,62,91,92 n−型ドーピング領域
70 マッハツェンダ干渉計
71 入力導波路
72,73 アーム
74 遅延導波路
75 出力導波路
100 SrTiO3基板
101 強誘電体スロット導波路
102,103 NbドープSrTiO3リッジ
104 凹部
105,106 NbドープSrTiO3電極形成層
111 Si基板
112 BOX層
113,115 櫛歯電極
114,116 櫛歯部
117 グルコース
121,122 微小電極
123 ギャップ
124 タンパク質分子
Claims (5)
- 表面が絶縁性の基板と、
前記基板上に設けられた一対の高屈折率領域と前記一対の高屈折率領域に挟まれた低屈折率領域となる凹部を備えたスロット導波路と、
前記スロット導波路の少なくとも一部に導電性を付与して微粒子を捕獲する微粒子捕獲領域と、
前記微粒子捕獲領域に電界を印加する電界印加部材と、
少なくとも前記微粒子捕獲領域の直上に設けられ、前記凹部に食い込む領域を有する被検査溶液収容部と、
前記スロット導波路に光を入射する光入射部材と
を備えた微粒子センシング素子。 - 前記スロット導波路が、円環状或いはレーストラック状のリング共振器であり、
前記光入射部材が、前記リング共振器に対してエバネッセント結合できる位置に設けられたチャネル導波路である請求項1に記載の微粒子センシング素子。 - 前記光入射部材が、チャネル導波路で形成されたマッハツェンダ干渉計であり、
前記スロット導波路が、前記マッハツェンダ干渉計の一方のアームに挿入されている請求項1に記載の微粒子センシング素子。 - 前記微粒子捕獲領域において、前記一対の高屈折率領域に頂部が互いに対向する少なくとも一対の突起状のドーピング領域を設けた請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の微粒子センシング素子。
- 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の微粒子センシング素子と、
前記光入射部材に光を入射するレーザ光源と、
前記微粒子捕獲領域に捕獲された前記微粒子からの散乱光を検出する受光手段と
を備えた微粒子評価システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016161922A JP2018031593A (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 微粒子センシング素子及び微粒子評価システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016161922A JP2018031593A (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 微粒子センシング素子及び微粒子評価システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018031593A true JP2018031593A (ja) | 2018-03-01 |
Family
ID=61303332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016161922A Pending JP2018031593A (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 微粒子センシング素子及び微粒子評価システム |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2018031593A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2020072035A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ及びコネクタ組立体 |
| JP2022148652A (ja) * | 2021-03-24 | 2022-10-06 | 住友大阪セメント株式会社 | 光導波路素子、光変調器、光変調モジュール、及び光送信装置 |
| JP2024516690A (ja) * | 2021-02-16 | 2024-04-16 | シーウェア システムズ | 統合型エバネッセント波スペクトル検出デバイス |
| CN118583321A (zh) * | 2024-06-05 | 2024-09-03 | 哈尔滨工程大学 | 一种基于光诱导技术的光纤马赫-曾德尔干涉仪制备方法 |
-
2016
- 2016-08-22 JP JP2016161922A patent/JP2018031593A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP7142895B2 (ja) | 2018-05-02 | 2022-09-28 | 学校法人幾徳学園 | 光導波路構造体および光導波路型センサ |
| JP2020072035A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ及びコネクタ組立体 |
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| JP7631962B2 (ja) | 2021-03-24 | 2025-02-19 | 住友大阪セメント株式会社 | 光導波路素子、光変調器、光変調モジュール、及び光送信装置 |
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