JP2018031549A - 放熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い伝熱効率でヒートパイプから放熱部材へ伝熱させることのできる放熱装置を提供する。
【解決手段】ヒートパイプ3と放熱部材2とを備える放熱装置であって、放熱部材2は、略直線状に延びるフレーム部6と該フレーム部6と連続して形成された薄板状の放熱平面部5とを備えて放熱平面部5の板厚方向に複数積層されて配置されており、対向する少なくとも一方の放熱部材2のフレーム部6の長手方向には、対向する放熱部材2のフレーム部6との対向面7A(7B)に溝8A(8B)が形成されており、対向する放熱部材2のフレーム部6と溝8A(8B)とで形成された中空部Sにヒートパイプ3を配置した。
【選択図】図1
【解決手段】ヒートパイプ3と放熱部材2とを備える放熱装置であって、放熱部材2は、略直線状に延びるフレーム部6と該フレーム部6と連続して形成された薄板状の放熱平面部5とを備えて放熱平面部5の板厚方向に複数積層されて配置されており、対向する少なくとも一方の放熱部材2のフレーム部6の長手方向には、対向する放熱部材2のフレーム部6との対向面7A(7B)に溝8A(8B)が形成されており、対向する放熱部材2のフレーム部6と溝8A(8B)とで形成された中空部Sにヒートパイプ3を配置した。
【選択図】図1
Description
本発明は、機器の内部に配置された電子・電気部品を冷却する放熱装置に関する。
電気・電子分野等に搭載されている半導体素子等の部品は、発熱を伴う部品であり、温度による劣化を防ぐ必要性がある。発熱部品の温度を下げるために、ヒートシンク等の放熱装置が発熱素子上に取り付けられ、周辺空気へと放熱するのが一般的である。放熱装置は、主にアルミ合金等の熱伝導率の高い素材で形成されているが、近年においては、半導体素子の熱流束が増大しており、放熱装置の素材そのものの熱伝導だけでは放熱装置全体に熱を効率よく拡散できないことから、ヒートパイプ等の高熱伝導デバイスを併用することで冷却効率を高めたものがある。
ヒートパイプについてヒートパイプの長手方向の一部を受熱部とし、受熱部から離れた位置を冷却部とした場合を例に簡単に説明する。ヒートパイプは、内部に冷媒が封入されており、受熱部における加熱により冷媒は液体から気体へと状態変化する。この状態変化の際に生じる蒸発圧力により気体が冷却部へと移動され、冷却部において冷媒が気体から液体へと再度状態変化し、還流機構によって受熱部へと再び戻るようになっている。このように冷媒の移動により受熱部からヒートパイプの長手方向へ熱を移動させることができる。このような放熱装置としては、ヒートパイプの外周に複数枚の板状の熱交換部材を取り付けてヒートパイプを長手方向に移動する熱を放熱するものがある(例えば、特許文献1)。
特許文献1にあるような放熱装置にあっては、複数の放熱板(放熱部材)は、対向する放熱平面が外気と接するように、それぞれ間隔を空けて並べられており、これら並べられた放熱平面をヒートパイプが貫通するような構造となっている。この構造によれば、ヒートパイプの外周面は、放熱板に形成されたヒートパイプが挿入される孔の内周面とのみ接触することになるため、接触面積が小さく、ヒートパイプの放熱部から放熱板への伝熱効率が十分に高いとはいい難いという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、高い伝熱効率でヒートパイプから放熱部材へ伝熱させることのできる放熱装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の放熱装置は、
ヒートパイプと放熱部材とを備える放熱装置であって、
前記放熱部材は、略直線状に延びるフレーム部と該フレーム部と連続して形成された薄板状の放熱平面部とを備えて前記放熱平面部の板厚方向に複数積層されて配置されており、
対向する少なくとも一方の前記放熱部材のフレーム部の長手方向には、対向する放熱部材のフレーム部との対向面に溝が形成されており、前記対向する放熱部材のフレーム部と前記溝とで形成された中空部に前記ヒートパイプが配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、熱交換部材は放熱平面部が薄板状であることから放熱効率が高くなっていながらフレーム部により強度が確保されていることに加え、ヒートパイプの外周面が、対向する放熱部材のフレーム部とフレーム部に形成された溝とで形成された中空部の内周面に長手方向に渡り当接可能であることから、ヒートパイプからフレーム部への伝熱効率が高くなっており、ヒートパイプで運ばれた熱をフレーム部より連続する放熱平面部から十分に放熱させることができる。
ヒートパイプと放熱部材とを備える放熱装置であって、
前記放熱部材は、略直線状に延びるフレーム部と該フレーム部と連続して形成された薄板状の放熱平面部とを備えて前記放熱平面部の板厚方向に複数積層されて配置されており、
対向する少なくとも一方の前記放熱部材のフレーム部の長手方向には、対向する放熱部材のフレーム部との対向面に溝が形成されており、前記対向する放熱部材のフレーム部と前記溝とで形成された中空部に前記ヒートパイプが配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、熱交換部材は放熱平面部が薄板状であることから放熱効率が高くなっていながらフレーム部により強度が確保されていることに加え、ヒートパイプの外周面が、対向する放熱部材のフレーム部とフレーム部に形成された溝とで形成された中空部の内周面に長手方向に渡り当接可能であることから、ヒートパイプからフレーム部への伝熱効率が高くなっており、ヒートパイプで運ばれた熱をフレーム部より連続する放熱平面部から十分に放熱させることができる。
前記ヒートパイプは、1本の蛇行細管型であり、該ヒートパイプは各フレーム部の前記溝に渡って配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、蛇行細管型であるヒートパイプ内では、気体の冷媒と液体の冷媒とが同方向へと流れるため、長距離即ち1本のヒートパイプの長手方向に渡って大量の熱を運ぶことができ、放熱装置の全体に熱を行き届かせることができる。
この特徴によれば、蛇行細管型であるヒートパイプ内では、気体の冷媒と液体の冷媒とが同方向へと流れるため、長距離即ち1本のヒートパイプの長手方向に渡って大量の熱を運ぶことができ、放熱装置の全体に熱を行き届かせることができる。
前記溝は、前記対向する放熱部材のフレーム部にそれぞれ形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、対向する各放熱部材のフレーム部の溝部の内周面がヒートパイプの外周面と接するため、対向する各放熱部材への伝熱の偏りを防止できる。
この特徴によれば、対向する各放熱部材のフレーム部の溝部の内周面がヒートパイプの外周面と接するため、対向する各放熱部材への伝熱の偏りを防止できる。
前記対向する放熱部材のフレーム部の対向面には、凹凸がそれぞれ形成されており、
前記放熱部材の前記フレーム部は、前記放熱平面部の両側端部に形成されており、一方の前記放熱部材の各フレーム部の対向面には内方を向く傾斜面と、板厚方向に沿って突出する嵌合凸部とがそれぞれ形成されており、対向する他方の前記放熱部材の各フレーム部の対向面には前記傾斜面と面接する傾斜面と、内方に向く傾斜面を備え前記嵌合凸部が噛み込む嵌合凹部とがそれぞれ形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、対向する各放熱部材のフレーム部の対向面同士の当接面積を確保でき、対向する各放熱部材への伝熱の偏りを防止できることに加え、嵌合凸部は、嵌合凹部内に挿入されることで、嵌合凹部の傾斜面に案内されて変形し幅方向内側方向に噛み込むことになり、隣り合う放熱部材のフレーム部同士の離間方向の移動が規制されるとともに、嵌合凸部には、その弾性力により外側に向けて元の状態に戻ろうとする力が働き、この力により隣り合う放熱部材のフレーム部同士及びその間に配置されたヒートパイプとの密着性が維持され、ヒートパイプからフレーム部への伝熱効率が高い状態が維持される。また、一方の放熱部材の両側端部に設けられたフレーム部の傾斜面が、他方の放熱部材のフレーム部の傾斜面を挟む構成となるため、放熱部材が相互のフレーム部における短手方向への移動を規制するように作用し、前記中空部に配置されたヒートパイプの変形を防止できる。
前記放熱部材の前記フレーム部は、前記放熱平面部の両側端部に形成されており、一方の前記放熱部材の各フレーム部の対向面には内方を向く傾斜面と、板厚方向に沿って突出する嵌合凸部とがそれぞれ形成されており、対向する他方の前記放熱部材の各フレーム部の対向面には前記傾斜面と面接する傾斜面と、内方に向く傾斜面を備え前記嵌合凸部が噛み込む嵌合凹部とがそれぞれ形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、対向する各放熱部材のフレーム部の対向面同士の当接面積を確保でき、対向する各放熱部材への伝熱の偏りを防止できることに加え、嵌合凸部は、嵌合凹部内に挿入されることで、嵌合凹部の傾斜面に案内されて変形し幅方向内側方向に噛み込むことになり、隣り合う放熱部材のフレーム部同士の離間方向の移動が規制されるとともに、嵌合凸部には、その弾性力により外側に向けて元の状態に戻ろうとする力が働き、この力により隣り合う放熱部材のフレーム部同士及びその間に配置されたヒートパイプとの密着性が維持され、ヒートパイプからフレーム部への伝熱効率が高い状態が維持される。また、一方の放熱部材の両側端部に設けられたフレーム部の傾斜面が、他方の放熱部材のフレーム部の傾斜面を挟む構成となるため、放熱部材が相互のフレーム部における短手方向への移動を規制するように作用し、前記中空部に配置されたヒートパイプの変形を防止できる。
前記ヒートパイプは、内部を複数の空間に仕切る仕切り板を有することを特徴としている。
この特徴によれば、ヒートパイプの径方向への強度が高く、隣接する放熱部材を積層した際に、ヒートパイプがつぶれにくく、作動流体の流動を阻害しない。
この特徴によれば、ヒートパイプの径方向への強度が高く、隣接する放熱部材を積層した際に、ヒートパイプがつぶれにくく、作動流体の流動を阻害しない。
前記仕切り板は、断面略十字形状であることを特徴としている。
この特徴によれば、ヒートパイプの径方向への強度が高く、隣接する放熱部材を積層した際に、ヒートパイプの変形を確実に防止することができる。
この特徴によれば、ヒートパイプの径方向への強度が高く、隣接する放熱部材を積層した際に、ヒートパイプの変形を確実に防止することができる。
本発明に係る放熱装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る放熱装置につき、図1から図9を参照して説明する。以下、図2の紙面手前側を放熱装置の正面側(前方側)とし、図2の紙面左右方向を左右方向、紙面上下方向を上下方向として説明する。
図1に示されるように、放熱装置1は、板厚方向に複数連接される放熱部材2,2,…とヒートパイプ3とにより構成されている。連接される放熱部材2は、両端に位置する放熱部材20,20以外は全て同形状であり、これら放熱部材2,20,…が連結されることで、放熱筐体4が構成されている。
ヒートパイプ3は、両端が放熱部材2,20,…の連接方向(放熱筐体4の上下方向)の両端部に位置するように略コイル状に湾曲されて構成されている。また、ヒートパイプ3は所謂、蛇行細管型でありヒートパイプ3内では、気体の冷媒と液体の冷媒とが同方向へと流れるため、長距離即ち1本のヒートパイプ3の長手方向に渡って大量の熱を運ぶことができる。
放熱装置1は、図示しない半導体素子等の被放熱機器に受熱面4a(ここでは図1における左側の面を指しているが、これに限らずどの面を受熱面としてもよい)を当接させて利用され、受熱面4aから伝達された熱は、放熱筐体4を伝うとともに、放熱筐体4に外周面3aが面接して埋設されたヒートパイプ3に伝わる。ヒートパイプ3に伝わった熱は、ヒートパイプ3に充填された作動流体の移動によりヒートパイプ3の長手方向に移動され、ヒートパイプ3の外周面3aに長手方向に渡り当接する放熱筐体4に伝熱される。そのため、放熱筐体4の全体に熱が行き届き、放熱筐体4から外気に熱を熱伝達させて効果的に放熱を行うことできる。尚、放熱筐体4はファン等の送風手段を用いて強制対流によって放熱される態様であってもよいし、送風手段を用いずに自然対流によって放熱される態様であってもよい。
放熱部材2は、例えばアルミニウム等の熱伝導率の高い金属材料を押し出し成形すること等によって断面同形状に形成されており、図2及び図3に示されるように、2枚の放熱平面部5,5と、放熱平面部5,5の両端(図2における上下両端)と連続し、放熱平面部5,5の両端と略並行に直線状に延びて設けられた略面対称の一対のフレーム部6,6と、を備えている。尚、放熱平面部5,5は、連結部9,9により連結されている。
図4及び図5に示されるように、フレーム部6は、隣り合う放熱部材と対向する一方の対向面7Aには嵌合凸部61が、他方の対向面7Bには嵌合凹部63が形成されている。また、フレーム部6の対向面7A,7Bには、対向面7A,7Bの長手方向に渡って略半円状の凹溝8A,8Bがそれぞれ形成されており、図7に示されるように、隣り合う放熱部材2,2の連結時には、対向する凹溝8A,8Bにより円形の中空部Sが構成されるようになっている。凹溝8A及び8Bは、ヒートパイプ3の外径より若干太径に形成されている。
嵌合凸部61は、基端部611から先端部612に向かうにしたがって漸次幅方向寸法が小さくなるように放熱部材2の積層方向に向けて上方に突出して形成されており、隣り合う放熱部材の嵌合凹部63に圧入可能となっている。また、嵌合凹部63は、開口部632と嵌合凸部61の突出方向に対して傾斜して形成された内壁633とを有している。
また、対向面7Aにおける嵌合凸部61と凹溝8Aが形成されている以外の部分は、平面部65と凹凸形状部62とにより構成されており、対向面7Bも同様に、嵌合凹部63と凹溝8Bが形成されている以外の部分が、平面部66と凹凸形状部64とにより構成されている。
次に、複数の放熱部材2を連結して放熱装置1を組み上げる工程について、図6及び図7を参照して説明する。尚、ここでは代表する3つの放熱部材2A,2B,2Cの連結を例に取り説明し、他の放熱部材2の連結についての説明は省略する。尚、本実施形態においては、3つ以上の放熱部材2を略同時に嵌合させる態様を例に説明するが、放熱部材2を順次嵌合させていってもよい。
まず、図6(a)に示されるように、嵌合凸部61の先端部612と嵌合凹部63の開口部632とを位置合わせし、かつ凹溝8A,8Bの間にヒートパイプ3が配置されるように3つの放熱部材2A,2B,2Cを板厚方向に並べる。
このような状態から、図示しないプレス機等を用いて3つの放熱部材2A、2B、2C同士を相対接近させていく。このとき、嵌合凸部61は、図6(b)に示されるように、ガイド壁631に沿って案内されつつ嵌合凹部63に挿入され、先端部612が嵌合凹部63の内壁633に当接する。更に加圧を継続すると、先端部612が内壁633に沿って変形する。
先端部612は、加圧により更に嵌合凹部63内を上方向に移動され、図7に示されるように、対向面7Aの平面部65と対向面7Bの平面部66とが当接するとともに、対向面7Aの凹凸形状部62と対向面7Bの凹凸形状部64とが係合する。対向面7Aの平面部65と対向面7Bの平面部66との当接により、凹溝8A,8Bが中空部Sを構成し、この中空部Sにヒートパイプ3が内包される。
図7に示されるように、前述の加圧により、嵌合凸部61が嵌合凹部63内に完全に挿入されることで、幅方向内側方向に噛み込むことになり、隣り合う放熱部材のフレーム部6,6,…同士が離間方向の移動が規制された状態で連結される。
また、嵌合凸部61には、その弾性力により外側に向けて元の状態に戻ろうとする力が働き、嵌合凸部61の先端部612が内壁633に押圧される。この力により隣り合う放熱部材のフレーム部6,6,…同士が近接方向に常に付勢された状態となるため、フレーム部6,6,…同士の間に配置されたヒートパイプ3とフレーム部6,6,…との密着性が維持され、ヒートパイプ3からフレーム部6,6,…への伝熱効率が高い状態が維持される。
また、対向面7A,7Aはそれぞれ内方を向く傾斜面となっており、かつ対向面7A,7Aと対向する対向面7B,7Bは対向面7A,7Aの傾斜に対応する傾斜面となっている。放熱部材2Aの対向面7A,7Aは、放熱部材2Bの対向面7B,7Bの内側に位置するため、対向面7B,7Bにより放熱部材2Aの両側方向の移動が規制されている。そのため、隣り合う放熱部材が幅方向に相対移動して、中空部Sを構成する凹溝8A,8Bにそれぞれ遊嵌するヒートパイプ3が破損するといった事態の発生を防止することができる。
また、対向面7Aと対向面7Bとの当接面、即ち連結された放熱部材同士の境界線は、対向面7Aの凹凸形状部62と対向面7Bの凹凸形状部64とが係合することにより凹凸形状となっている。そのため、対向面7A,7B同士の当接面積を確保でき、対向面7A側のフレーム部と、対向面7B側のフレーム部とにそれぞれ伝導した熱が、凹凸形状により互いに伝導し合い易く、対向する各放熱部材へのヒートパイプ3からの伝熱の偏りを防止できる。
また、図8に示されるように、ヒートパイプ3には、配管本体30の内部を仕切る隔壁31,31,31,31が、配管本体30の中心軸から配管本体30の内周面30aにかけて放射状に設けられている。これら隔壁31,31,31,31によりヒートパイプ3の径方向への強度が高められている。そのため、隣接する放熱部材2,2を積層して連結する際、特に加圧により嵌合凸部61と嵌合凹部63との連結作業においても、ヒートパイプ3がつぶれにくくなっており、ヒートパイプ3内に充填された作動流体の流動を阻害しないようになっている。また、隔壁31,31,31,31によりヒートパイプ3の断面形状が保持されるため、大きい曲率で湾曲させてもヒートパイプ3がつぶれにくく、ヒートパイプ3を放熱筐体4の形状に合わせてコンパクトな形状とすることができる。尚、これら隔壁31,31,31,31は、配管本体30の長手方向の大部分に渡り設けられているが、これに限らず、例えば、配管本体30の長手方向において放熱部材2,2同士の間に位置しない部分では省略されてもよい。
以上説明したように、フレーム部6の長手方向に渡り形成された中空部Sを構成する凹溝8A,8Bの内周面に、ヒートパイプ3の外周面3aが長手方向に渡り当接可能であることから、ヒートパイプ3の外周面3aと放熱部材2との接触可能面積を大きく確保でき、伝熱効率が高い。そのため、放熱筐体4とヒートパイプ3との間の伝熱効率が高く、熱を放熱筐体4全体に行き届かせることができる。これによれば、放熱筐体4全体で放熱を行うことができるため、放熱効率が高く、熱流束の大きい半導体素子等の被放熱機器であっても効率よく冷却することができる。
また、図7に示されるように、凹溝8A,8Bは円形の中空部Sの略半円をそれぞれ構成しているため、隣り合うフレーム部6,6において、ヒートパイプ3の外周面3aとの接触可能面積が略同面積となり、それぞれのフレーム部6,6に均等に熱が伝熱されるようになっている。
また、放熱装置1は上述した放熱部材2,2,…の連結構造により、放熱部材2,2,…とヒートパイプ3とが一体となる構成であり、ハンダ付けや接着剤等を用いないことから、量産性が高く、コスト安である。
また、ヒートパイプ3は、蛇行細管型であるため内部に所謂ウィックを持たない構造であり、どの方向に湾曲させても冷媒の移動が妨げられることがない。そのため、1本のヒートパイプを放熱筐体4の形状に合わせて略コイル状に成形させることができる。
また、図2に示されるように、放熱部材2,20,…が複数連結されて構成された放熱筐体4は、風力源側に向けて配置される通風面4b側において、一方面(受熱面4a)側に並ぶ中空部S,S,…から反対側に並ぶ中空部S,S,…に対し回り込んで挿入されるヒートパイプ3は、上下方向(ここでは上方向)に1つ隣の中空部Sに挿入されており、ヒートパイプ3の外部に露出する一部が放熱筐体4の通風面4bと斜めに重なるように配置されている。これによれば、放熱筐体4の通風面4bを通る風によりヒートパイプ3が冷やされ、放熱効率が補助的に高められている。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例におけるヒートパイプ3は、1本のヒートパイプが、放熱筐体4の各中空部S,S,…を通って配置されているが、ヒートパイプの数はこれに限らず、例えば図9に示される変形例のように、放熱筐体4の一方面(受熱面4a)側に並ぶ中空部S,S,…と、反対側に並ぶ中空部S,S,…とに、それぞれヒートパイプ13A,13Bを配置してもよい。
また、前記実施例における放熱部材2,20,…は、放熱平面部5の両側にフレーム部6,6を備える構成であるが、この構成に限らず、例えば放熱部材の左右方向中央に一本のフレーム部が配置され、このフレーム部の左右両端から放熱平面部がそれぞれ延設した構成としてもよい。
更に、フレーム部は放熱平面部の両側に2つ形成される構成に限らず、例えば放熱平面部の両側に加え、放熱平面部を左右方向に分断するように放熱部材の左右方向の略中央部にフレーム部が形成されていてもよい。
また、ヒートパイプは、前記実施例のように、配管本体30の内部を4つに仕切る隔壁を備えた構造のものに限らず、例えば、配管本体30の内部を3つに仕切る構成でもよいし、短尺の複数のヒートパイプを用いる場合には、曲率の大きい湾曲を必要としないため仕切る構造を備えないものであってもよい。
また、前記実施例において放熱部材2,20,…は、加圧手段により、嵌合凸部61を嵌合凹部63に対し幅方向内側方向に噛み込ませることにより、隣り合う放熱部材のフレーム部6,6,…同士の離間方向の移動を規制して連結する構成で説明したが、これに限らず、例えばネジ等の締結手段等を用いて連結されてもよい。
また、前記実施例において凹溝8A,8Bは、円形の中空部Sの略半円をそれぞれ構成する構造で説明したが、これに限らず、例えば対向する一方のフレーム部にヒートパイプが完全に嵌入する深さを有する凹溝を形成し、他方のフレーム部の凹溝を省略してもよく、この場合、他方のフレーム部の対向面が一方のフレーム部に形成された凹溝の開口部を閉じて中空部を構成することになる。
1 放熱装置
2,20,… 放熱部材
3 ヒートパイプ
3a ヒートパイプ外周面
4 放熱筐体
4a 放熱筐体通風面
5,5 放熱平面部
6,6 フレーム部
7A,7B 対向面
8A,8B 凹溝
9,9 連結部
30 配管本体
30a 配管本体内周面
31,31,… 隔壁
61 嵌合凸部
63 嵌合凹部
62,64 凹凸形状部
65,66 平面部
611 基端部
612 先端部
631 ガイド壁
632 開口部
633 内壁
S 中空部
2,20,… 放熱部材
3 ヒートパイプ
3a ヒートパイプ外周面
4 放熱筐体
4a 放熱筐体通風面
5,5 放熱平面部
6,6 フレーム部
7A,7B 対向面
8A,8B 凹溝
9,9 連結部
30 配管本体
30a 配管本体内周面
31,31,… 隔壁
61 嵌合凸部
63 嵌合凹部
62,64 凹凸形状部
65,66 平面部
611 基端部
612 先端部
631 ガイド壁
632 開口部
633 内壁
S 中空部
Claims (6)
- ヒートパイプと放熱部材とを備える放熱装置であって、
前記放熱部材は、略直線状に延びるフレーム部と該フレーム部と連続して形成された薄板状の放熱平面部とを備えて前記放熱平面部の板厚方向に複数積層されて配置されており、
対向する少なくとも一方の前記放熱部材のフレーム部の長手方向には、対向する放熱部材のフレーム部との対向面に溝が形成されており、前記対向する放熱部材のフレーム部と前記溝とで形成された中空部に前記ヒートパイプが配置されていることを特徴とする放熱装置。 - 前記ヒートパイプは、1本の蛇行細管型であり、該ヒートパイプは各フレーム部の前記溝に渡って配置されていることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
- 前記溝は、前記対向する放熱部材のフレーム部にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の放熱装置。
- 前記対向する放熱部材のフレーム部の対向面には、凹凸がそれぞれ形成されており、
前記放熱部材の前記フレーム部は、前記放熱平面部の両側端部に形成されており、一方の前記放熱部材の各フレーム部の対向面には内方を向く傾斜面と、板厚方向に沿って突出する嵌合凸部とがそれぞれ形成されており、対向する他方の前記放熱部材の各フレーム部の対向面には前記傾斜面と面接する傾斜面と、内方に向く傾斜面を備え前記嵌合凸部が噛み込む嵌合凹部とがそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の放熱装置。 - 前記ヒートパイプは、内部を複数の空間に仕切る仕切り板を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の放熱装置。
- 前記仕切り板は、断面略十字形状であることを特徴とする請求項5に記載の放熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016165159A JP2018031549A (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 放熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016165159A JP2018031549A (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 放熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018031549A true JP2018031549A (ja) | 2018-03-01 |
Family
ID=61304113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016165159A Pending JP2018031549A (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | 放熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018031549A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019203083A1 (ja) * | 2018-04-16 | 2019-10-24 | 三菱電機株式会社 | ヒートシンク、ヒートシンクの使用方法及び空気調和装置 |
| CN112595154A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-02 | 西南交通大学 | 一种电子元器件风冷热管散热器及工作方法 |
-
2016
- 2016-08-25 JP JP2016165159A patent/JP2018031549A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2019203083A1 (ja) * | 2018-04-16 | 2019-10-24 | 三菱電機株式会社 | ヒートシンク、ヒートシンクの使用方法及び空気調和装置 |
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