JP2018024061A - 研磨パッド及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被研磨物を研磨するための研磨面Sを有し、ポリウレタン発泡体からなる樹脂シート310を備え、樹脂シート310は当該ポリウレタン発泡体中に複数の気泡214bを有し、かつ、複数の気泡214bの少なくとも一部が互いに連結した連結気泡であり、樹脂シート310において、CTスキャンによって測定される最大連結気泡の体積が気泡の総体積に対して90%以上であり、かつ、CTスキャンによって測定される気泡の比表面積が樹脂シート310の見掛け体積に対して25mm2/mm3以上50mm2/mm3以下である、研磨パッド300。
【選択図】図1
Description
[1]
被研磨物を研磨するための研磨面を有し、ポリウレタン発泡体からなるポリウレタン樹脂シートを備え、
前記ポリウレタン樹脂シートは、前記ポリウレタン発泡体中に複数の気泡を有し、かつ、該複数の気泡の少なくとも一部が互いに連結した連結気泡であり、
前記ポリウレタン樹脂シートにおいて、CTスキャンによって測定される最大連結気泡の体積が、前記気泡の総体積に対して、90%以上であり、かつ、CTスキャンによって測定される前記気泡の比表面積が、前記ポリウレタン樹脂シートの見掛け体積に対して、25mm2/mm3以上50mm2/mm3以下である、
研磨パッド。
[2]
前記気泡の平均開口径が、60μm以上120μm以下である、
[1]に記載の研磨パッド。
[3]
前記ポリウレタン樹脂シートの開孔面積率が、50%以上75%以下である、
[1]又は[2]に記載の研磨パッド。
[4]
前記ポリウレタン樹脂シートのA硬度が、60度以上90度以下であり、かつ
前記ポリウレタン樹脂シートの圧縮率が、0.5%以上2.5%以下である、
[1]〜[3]のいずれかに記載の研磨パッド。
[5]
前記ポリウレタン樹脂シートの密度が、0.30g/cm3以上0.60g/cm3以下である、
[1]〜[4]のいずれかに記載の研磨パッド。
[6]
ポリウレタン樹脂原料と、水と、該水1質量部に対して1.0質量部以上4.0質量部以下のシリコーン系整泡剤と、を混合し、樹脂シートを得る工程を含み、
前記シリコーン系整泡剤は、11以上18以下のHLB値を有するものであり、
前記ポリウレタン樹脂シートにおいて、CTスキャンによって測定される最大連結気泡の体積が、前記気泡の総体積に対して、90%以上であり、かつ、CTスキャンによって測定される前記気泡の比表面積が、前記ポリウレタン樹脂シートの見掛け体積に対して、25mm2/mm3以上50mm2/mm3以下である、研磨パッドの製造方法。
本実施形態の研磨パッドは、被研磨物を研磨するための研磨面を有し、ポリウレタン発泡体からなるポリウレタン樹脂シートを備える。当該ポリウレタン樹脂シートは、上記ポリウレタン発泡体中に複数の気泡を有し、かつ、該複数の気泡の少なくとも一部が互いに連結した連結気泡である。また、上記ポリウレタン樹脂シートにおいて、CTスキャンによって測定される最大連結気泡(以下、単に「最大連結気泡」ともいう。)の体積が、気泡の総体積(100%)に対して、90%以上であり、かつ、CTスキャンによって測定される気泡の比表面積が、上記ポリウレタン樹脂シートの見掛け体積に対して、25mm2/mm3以上50mm2/mm3以下である。ここで、「最大連結気泡」とは、ポリウレタン樹脂シートをCTスキャンで測定して得られる3D画像を3D構造解析することにより求められる、ポリウレタン樹脂シートが有する各連結気泡の体積の中で、最も体積の大きな連結気泡を意味する。また、「最大連結気泡の体積率が90%以上であ」るということは、全気泡の90体積%以上が相互に連通することで形成されたスラリ流路を有していることを示す。
樹脂シート310は、両面テープ120側とは反対側に研磨面Sを有する。樹脂シート310は、マトリックス樹脂112と、そのマトリックス樹脂中に存在する複数の気泡(図示しない。)214bを有するポリウレタン発泡体からなるものであり、その複数の気泡214bの少なくとも一部が互いに連結した連結気泡(以下、単に「連結気泡」という。)である。また、図1に示す研磨パッド300では、気泡214bに起因する開孔部214cが研磨面Sに形成されている。連結気泡を形成するためには、例えば、樹脂シート310を所謂湿式成膜法や乾式成型法(モールド法ともいう)で形成すればよいが、本発明の目的をより有効かつ確実に達成する観点から、好ましくは乾式成型法により形成すればよい。
圧縮率(%)=(t0−t1)/t0×100
により算出する。このとき、初荷重は300g/cm2、最終圧力は1800g/cm2と
する。
次に、本実施形態の研磨パッドの製造方法の一例について説明する。なお、樹脂シート310の作製方法は、これに限定されない。この製造方法では、樹脂と、水と、該水1質量部に対して、1.0質量部以上4.0質量部以下のシリコーン系整泡剤とを含み、ポリウレタン発泡体からなる樹脂シート310を得る工程(準備工程)と、樹脂シート310に両面テープ120を積層して研磨パッド300を得る工程(積層工程)とを有する。ここで、準備工程で用いられるシリコーン系整泡剤は、11以上18以下のHLB値を有するものであり、得られる樹脂シート310は、ポリウレタン発泡体中に複数の気泡を有し、かつ、該複数の気泡の少なくとも一部が互いに連結した連結気泡である。また、樹脂シート310において、CTスキャンによって測定される最大連結気泡の体積が、気泡の総体積に対して、90%以上であり、かつ、CTスキャンによって測定される気泡の比表面積が、樹脂シート310の見掛け体積に対して、25mm2/mm3以上50mm2/mm3以下である。以下、各工程について説明する。
本実施形態の準備工程は、少なくともポリウレタン樹脂原料と、発泡剤としての水と、シリコーン系整泡剤とを含む、樹脂シート310を得る工程である。具体的には、これらを混合・硬化成型し、所望の形状のシートに加工し、樹脂シートを得る。準備工程は、より具体的には、後述する注型・硬化工程、及びスライス・裁断工程にさらに分けることができる。
水としては、特に制限はないが、不純物等の混入を回避するため、蒸留水を使用することが好ましい。水の使用量は、準備工程に用いられる原料の総量(100質量部)に対して、好ましくは0.05質量部以上2.0質量部以下、より好ましくは0.10質量部以上1.0質量部以下とすることで、より確実に本実施形態の研磨パッドが得られ易くなる傾向にある。該使用量が0.05質量部以上であると、発泡量自体が少なくなり過ぎず、発泡が独立化しにくく、本実施形態で規定する最大連結気泡の体積を満たす傾向にある。一方、該使用量が2.0質量部以下であると、発泡量(発泡空隙率)が高くなり過ぎず、気泡の比表面積の低下を抑制する傾向にあることに加え、耐摩耗性(製品寿命)の低下を抑制する傾向にある。
シリコーン系整泡剤は、その種類及び使用量によって、分散力、相溶性、発泡の安定化力が異なるため、その種類及び使用量をコントロールすることで、連結気泡の形状や大きさ等を制御することが可能である。
HLB値=曇数A×0.89+1.11
ここで、曇数Aは、以下の方法に準じて測定される。まず、無水の試料2.5gを秤量し、98%エタノールを加え25mLに定容(25mLメスフラスコ使用)する。次に、これを5mLホールピペットで分取し、50mLビーカーに入れ25℃の定温に保ち攪拌(マグネティックスターラー使用)しながら、2%フェノール水溶液で25mLビュレットを使用して滴定する。液が乳白色を呈したところを終点とし、この滴定に要した2%フェノール水溶液のmL数を曇数Aとする。
注型・硬化工程では、混合液を型枠に注入し、さらに、型枠内で混合液中のイソシアネート基含有化合物と活性水素化合物とを反応及び硬化させると共に、発泡剤により複数の気泡を形成することで、ブロック状のポリウレタン発泡体を得る。このとき、イソシアネート基含有化合物が活性水素化合物との反応(高分子化又は架橋)により硬化し、マトリックス樹脂を有するポリウレタン発泡体が成型される。
スライス・裁断工程では、得られたポリウレタン発泡体を所望の厚みにスライスして、円形等の所望の形状に裁断して樹脂シート310を形成する。スライス工程では、公知のスライス機を使用することができる。また、スライス処理を表面研削処理に代えてもよく、スライスした樹脂シートを表面研削処理によって厚さを調整してもよい。裁断工程では、所望の形状の型で打ち抜いてもよく、公知の裁断機を使用してもよい。
積層工程では、樹脂シート310の研磨面Sとは反対側の面に、離型紙130を有する両面テープ120を積層して研磨パッド300を得る。積層する手段に制限はなく、公知のラミネート機を使用してもよい。
溝加工工程では、樹脂シート310の研磨面S側に研磨加工時のスラリの供給や研磨屑の排出等を考慮して所望の形状の溝を形成する。溝加工工程では、公知の研削機またはエンボス機を使用することができる。溝を有していない研磨パッドとしてもよいが、溝を有していることが好ましい。本実施形態では、格子状の溝を有する研磨パッドとした。
されるものではない。以下、特に明記しない場合は、「部」や「%」は、「質量部」及び「質量%」を意味する。
2,4−TDI(トリレンジイソシアネート)と、数平均分子量約1000のPTMG(ポリテトラメチレンエーテルグリコール)およびジエチレングリコールとを反応させ、55℃に加熱し減圧下で脱泡し、プレポリマーを得た。このプレポリマーは、イソシアネート含有量が9.6%であった。
かさ密度の測定では、樹脂シートを試料片(10cm×10cm)に切り出し、電子天秤(型式メトラ−AJ−180)にて重量W0(単位:g)を測定し、ダイアルゲージにて厚さt(単位:mm)を測定した。厚さtおよび重量W0から、下記式によりかさ密度(単位:g/cm3)を算出した。測定結果を表1に示す。
かさ密度(ρ)=W0/t/10
樹脂シートの圧縮率は、日本工業規格(JIS L 1021)に従い、ショッパー型厚さ測定器(加圧面:直径1cmの円形)を用いて測定して求めた。具体的には次の通りである。無荷重状態から初荷重を30秒間かけた後の厚さt0(単位:mm)を測定し、次に、厚さt0の状態から最終圧力を300秒間かけた後の厚さt1(単位:mm)を測定した。また、上記初荷重は300g/cm2、上記最終圧力は1800g/cm2であった。その後、下記式から圧縮率を算出した。なお、toとt1の単位は同一である。
圧縮率(%)=100×(t0−t1)/t0
なお、圧縮率は、その架橋部を除く5箇所で各々測定して求めた圧縮率の平均値として求めた。
樹脂シートのA硬度は、日本工業規格(JIS K 7311)に従って、ショアAデュロメータを用いて測定した。ここで、試料は、少なくとも総厚さ4.5mm以上になるように、必要に応じて枚数の樹脂シートを重ねることで得た。
平均開口径及び貫通孔面積率は、マイクロスコープ(KEYENCE社製の商品名「VH−6300」)で研磨パッド表面の約1.3mm四方の範囲を175倍に拡大して観察し、得られた画像を画像処理ソフト(ニコン社製の商品名「Image Analyzer V20LAB Ver. 1.3」)により二値化処理して気泡個数を確認し、また、各々の気泡の面積から円相当径及びその平均値(平均開口径)及び開孔面積率を算出した。なお、開口径のカットオフ値(下限)を10μmとし、ノイズ成分を除外した。
最大連結気泡の体積及び比表面積は、樹脂シートの溝部及び表面を含まない樹脂シート内部における特定領域(4mm×4mm×1mm)を対象とし、CTスキャン(ヤマト科学社製の商品名「TDM1000H−II(2K)」)で3D画像を撮影し、解析ソフト(
VGStudio、ボリュームグラフィックス社製)で構造解析を行って求めた。このとき、CTスキャンの撮影間隔(スライス厚み)は8.4μmであり、撮影精度は477×477×120pixelとした。構造解析により、連結した気泡を一つの気泡とした上で、各気泡の体積、及び各気泡の表面積が得られ、連結した気泡の体積が最も大きい気泡(最大連結気泡)について、下記式から最大連結気泡の体積を求めた。なお、各気泡の表面積は、気泡の形状が真球であり、その真球の表面積が4×円周率×(半径の二乗)であると仮定して算出した。
最大連結気泡の体積(%)=100×最大連結気泡の体積/気泡の体積の総量
また、比表面積は、下記式から求めた。樹脂シートの見掛け体積は、樹脂シートの厚さと幅と長さとの積により算出した。
比表面積(mm2/mm3)=気泡の表面積の総和(mm2)/樹脂シートの見掛け体積(mm3)
また、各実施例および比較例の研磨パッドについて、以下の研磨条件にてシリコーンウエハの研磨加工を行い、研磨性能を評価した。すなわち、研磨装置の上下定盤に研磨パッドをそれぞれ貼り付け、シリコーンウエハの研磨加工を行った。研磨パッドが使用不可能と判断されるまでに研磨加工できたシリコーンウエハの枚数を製品寿命として、実施例1を基準に3段階の相対評価をした。評価結果を表1に示す。
被研磨物:直径300mmφシリコーンウエハ
研磨装置:不二越機械工業社製両面研磨装置
研磨液:株式会社フジミインコーポレーテッド、コロイダルシリカタイプ(pH:11.5)
スラリ流量:200mL/分
研磨速度(定盤回転数):70rpm
研磨ヘッド回転数:71rpm
研磨圧力:150g/cm2
キャリア:金属製
シリコーン系整泡剤(SZ−1642、HLB値:11、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)を、HLB値が14及び18であるシリコーン系整泡剤に代え、最大連結気泡の体積が90%以上、且つ、気泡の比表面積が、ポリウレタン樹脂シートの見掛け体積に対して、25〜50mm2/mm3になるように、水及びシリコーン系整泡剤の添加量を調整した以外は実施例1と同様にして研磨パッドを作製し、各測定及び評価を行った。このとき、水の添加量は全原料重量に対して0.05質量部〜2.0質量部であり、整泡剤の添加量は該水1質量部に対して1.0質量部〜4.0質量部の範囲内であった。実施例で作成した研磨パッドの各測定及び評価の結果を表1に示す。実施例1〜3の研磨パッドは、研磨層が摩耗し、スラリの拡散に最低限必要な溝深さが確認できなくなった時点で使用不可能と判断し、評価を終了した。
シリコーン系整泡剤(SZ−1642、HLB値:11、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)を、HLB値が10であるシリコーン系整泡剤に替え、最大連結気泡の体積が90%以上になるように水及び整泡剤の添加量を調整した以外は実施例1と同様にして研磨パッドを作製し、各測定及び評価を行った。なお、最大連結気泡の体積が90%以上、且つ、気泡の比表面積が、ポリウレタン樹脂シートの見掛け体積に対して、25〜50mm2/mm3になるように調整することは困難であった。各測定及び評価の結果を表1に示す。研磨パッドの研磨面に、スラリによる目詰まりに起因すると思われる硬化部が確認された段階で使用不可能と判断し、評価を終了した。なお、評価を終了した時点での研磨パッドの摩耗の程度については、スラリの拡散に最低限必要な溝深さが充分に残っている状態であった。
シリコーン系整泡剤(SZ−1642、HLB値:11、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)を、HLB値が19であるシリコーン系整泡剤に替え、気泡の比表面積が、ポリウレタン樹脂シートの見掛け体積に対して、25〜50mm2/mm3になるように水及び整泡剤の添加量を調整した以外は実施例1と同様にして研磨パッドを作製し、各測定及び評価を行った。なお、最大連結気泡の体積が90%以上を維持しつつ、気泡の比表面積が、ポリウレタン樹脂シートの見掛け体積に対して、25〜50mm2/mm3になるように調整することは困難であった。各測定及び評価の結果を表1に示す。研磨パッドの研磨面に、スラリによる目詰まりに起因すると思われる硬化部が確認された段階で使用不可能と判断し、評価を終了した。なお、評価を終了した時点での研磨パッドの摩耗の程度については、スラリの拡散に最低限必要な溝深さが残っている状態であった。
シリコーン系整泡剤(SZ−1642、HLB値:11、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)を、HLB値が14であるシリコーン系整泡剤に替え、気泡の比表面積が、ポリウレタン樹脂シートの見掛け体積に対して25mm2/mm3未満になるように水及び整泡剤の添加量を調整した以外は実施例1と同様にして研磨パッドを作製し、各測定及び評価を行った。各測定及び評価の結果を表1に示す。研磨層が摩耗し、スラリの拡散に最低限必要な溝深さが確認できなくなった時点で使用不可能と判断し、評価を終了した。この研磨パッドでは、実施例1と比較して研磨層の摩耗が速く、製品寿命としては劣るものであった。
シリコーン系整泡剤(SZ−1642、HLB値:11、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)を、HLB値が18であるシリコーン系整泡剤に替え、気泡の比表面積が、ポリウレタン樹脂シートの見掛け体積に対して25mm2/mm3未満になるように水及び整泡剤の添加量を調整した以外は実施例1と同様にして研磨パッドを作製し、各測定及び評価を行った。各測定及び評価の結果を表1に示す。研磨パッドの研磨面に、スラリによる目詰まりに起因すると思われる硬化部が確認された段階で使用不可能と判断し、評価を終了した。なお、評価を終了した時点での研磨パッドの摩耗の程度については、スラリの拡散に最低限必要な溝深さが残っている状態であった。
整泡剤を添加せずに、水の添加量及び撹拌の回転数及び硬化時の温度を制御することで最大連結気泡の体積が90%以上となるように調整した以外は実施例1と同様にして研磨パッドを作成し、各測定及び評価を行った。なお、最大連結気泡の体積が90%以上、且つ、気泡の比表面積が、ポリウレタン樹脂シートの見掛け体積に対して、25〜50mm2/mm3になるように調整することは困難であった。各測定及び評価の結果を表1に示す。研磨パッドの研磨面に、スラリによる目詰まりに起因すると思われる硬化部が確認された段階で使用不可能と判断し、評価を終了した。なお、評価を終了した時点での研磨パッドの摩耗の程度については、スラリの拡散に最低限必要な溝深さが残っている状態であった。
Claims (6)
- 被研磨物を研磨するための研磨面を有し、ポリウレタン発泡体からなるポリウレタン樹脂シートを備え、
前記ポリウレタン樹脂シートは、前記ポリウレタン発泡体中に複数の気泡を有し、かつ、該複数の気泡の少なくとも一部が互いに連結した連結気泡であり、
前記ポリウレタン樹脂シートにおいて、CTスキャンによって測定される最大連結気泡の体積が、前記気泡の総体積に対して、90%以上であり、かつ、CTスキャンによって測定される前記気泡の比表面積が、前記ポリウレタン樹脂シートの見掛け体積に対して、25mm2/mm3以上50mm2/mm3以下である、
研磨パッド。 - 前記気泡の平均開口径が、60μm以上120μm以下である、
請求項1に記載の研磨パッド。 - 前記ポリウレタン樹脂シートの開孔面積率が、50%以上75%以下である、
請求項1又は2に記載の研磨パッド。 - 前記ポリウレタン樹脂シートのA硬度が、60度以上90度以下であり、かつ
前記ポリウレタン樹脂シートの圧縮率が、0.5%以上2.5%以下である、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の研磨パッド。 - 前記ポリウレタン樹脂シートの密度が、0.30g/cm3以上0.60g/cm3以下である、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の研磨パッド。 - ポリウレタン樹脂原料と、水と、該水1質量部に対して1.0質量部以上4.0質量部以下のシリコーン系整泡剤と、を混合し、ポリウレタン発泡体からなるポリウレタン樹脂シートを得る工程を含み、
前記シリコーン系整泡剤は、11以上18以下のHLB値を有するものであり、
前記ポリウレタン樹脂シートは、前記ポリウレタン発泡体中に複数の気泡を有し、かつ、該複数の気泡の少なくとも一部が互いに連結した連結気泡であり、
前記ポリウレタン樹脂シートにおいて、CTスキャンによって測定される最大連結気泡の体積が、前記気泡の総体積に対して、90%以上であり、かつ、CTスキャンによって測定される前記気泡の比表面積が、前記ポリウレタン樹脂シートの見掛け体積に対して、25mm2/mm3以上50mm2/mm3以下である、
研磨パッドの製造方法。
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