JP2018019544A - 同期モータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、リラクタンスモータ制御に関して、本発明の基礎となった知見について説明する。なお、ここではリラクタンスモータの相数が3であると想定している。
典型的なリラクタンスモータ制御は、与えられたトルク指令値に対して目標電流値を決定し、電気角120度ごとにU相→V相→W相→U相→・・・の順に通電相を切り替えて各相コイルに目標電流を通電するというものである。発明者らはトルクを維持しつつリップルを低減することができる理想の相電流波形がないかを検討したところ、図1に示したようにリラクタンスモータの各動作点(任意の回転数および任意のトルク)において好ましい相電流波形が異なっており、理想の相電流波形は一つに絞り込めないことがわかった。
リラクタンスモータではロータの回転によってコイルに逆起電圧が発生し、コイルに指令通りの電圧が印加できなくなるという問題がある。そこで、指令電圧を逆起電圧分だけ嵩上げすることで、逆起電圧が発生してもコイルに指令電圧を印加することができる、すなわち、逆起電圧が実質的にキャンセルできると考えられる。そこで発明者らは、三相交流制御されるリラクタンスモータの電圧方程式を等価直流モータの電圧方程式に変換することでリラクタンスモータにおける逆起電圧を解明した。
リラクタンスモータは永久磁石を有しないため、意図的に磁束を発生させる必要がある。そこでリラクタンスモータではd軸電流idで磁束を発生させ、q軸電流iqでトルクを発生させる。
フレミングの法則に従うと、力は電流ベクトルと磁束ベクトルの外積で与えられる。リラクタンスモータにおいてロータはステータに発生した力の反作用で回転し、また極数の数だけ力が発生することから、リラクタンスモータに発生する力Fは次式7で表される。
図5はリラクタンスモータのN−T特性グラフに推定トルクと実トルクとの誤差率を重ねた図である。推定トルクとはトルク計算式により推定したトルクである。図中の一点鎖線はリラクタンスモータのN−T特性を表す。図5および導出したトルク計算式から次の5点が確認できる。1)磁気飽和が大きくなるにつれ推定トルクと実トルクとの誤差率が大きくなる。2)電圧飽和領域においてもトルク計算式によるトルク推定は有効である。3)トルク計算式によるトルク推定は回転数の影響を受けない。4)力行トルクおよび回生トルクともにトルク計算式により推定できる。5)トルク計算式においてトルクの増加に影響を与えるのはインダクタンス1次成分L1であり、トルクの減少に影響を与えるインダクタンス2次成分L2である(弱め界磁制御ではId<0となるため)。
次に、上記知見を元に発明したリラクタンスモータ制御装置の実施形態について説明する。
まず、制御対象であるリラクタンスモータの構造について図6および図7を参照しながら説明する。図6は一実施形態に係るリラクタンスモータの縦断面図であり、図7は一実施形態に係るリラクタンスモータの主要部を示す平面図である。本実施形態に係るリラクタンスモータ1は、互いに同軸に配置されたステータ21およびロータ25からなるモータ本体2を備えたスイッチトリラクタンスモータ(SRM)である。
次にリラクタンスモータ制御装置について説明する。図8は一実施形態に係るリラクタンスモータ制御装置のブロック図である。本実施形態に係るリラクタンスモータ制御装置10は、トルク/電流変換部11と、電流フィードバック(F/B)制御部12と、固定座標変換部13と、PWM制御部14と、インバータ15と、回転座標変換部16と、逆起電圧制御部17と、インダクタンス近似部18と、高調波制御部19と、回転位相センサ32と、電流センサ33と、微分器34とを備えている。
次に本実施形態の効果について説明する。
上記の実施形態ではリラクタンスモータ制御装置10は三相リラクタンスモータ(リラクタンスモータ1)を制御するとしたが、本発明に係るリラクタンスモータ制御装置の制御対象は三相リラクタンスモータに限定されない。すなわち、制御対象のリラクタンスモータの相数は2または4以上であってもよい。制御対象のリラクタンスモータの相数をnとすると、固定座標変換部13はd軸電圧指令値vd*、q軸電圧指令値vq*および0軸電圧指令値v0*をn相分の電圧指令値に変換し、PWM制御部14は当該n相分の電圧指令値に基づいてn相分の各PWM制御信号を生成し、インバータ15は当該n相分のPWM制御信号に従ってリラクタンスモータの各相に電力を供給し、電流センサ33はリラクタンスモータのn相分の相電流を検出し、回転座標変換部16はn相分の相電流をd軸電流id、q軸電流iqおよび0軸電流i0に変換し、高調波制御部19はリラクタンスモータの電源電流またはトルクに含まれるn次高調波成分を打ち消すように位相を調整した調整位相高調波信号を発生させるように変更すればよい。
11 トルク/電流変換部
12 電流フィードバック部
13 固定座標変換部
14 PWM制御部
15 インバータ
16 回転座標変換部
17 逆起電圧制御部
18 インダクタンス近似部
181 相電流実効値算出部
182〜185 インダクタンスマップ
19 高調波制御部
19a〜19d 調整位相高調波信号
33 電流センサ
Tref トルク指令値
id* d軸電流指令値
iq* q軸電流指令値
i0* 0軸電流指令値
id d軸電流
iq q軸電流
i0 0軸電流
vd* d軸電圧指令値
vq* q軸電圧指令値
v0* 0軸電圧指令値
vu* U相電圧指令値(各相電圧指令値)
vv* V相電圧指令値(各相電圧指令値)
vw* W相電圧指令値(各相電圧指令値)
iu U相電流(各相電流)
iv V相電流(各相電流)
iw W相電流(各相電流)
Ed d軸逆起電圧
Eq q軸逆起電圧
E0 0軸逆起電圧
θ 回転位相
ω 回転速度
Claims (5)
- 同期モータの各相に流れる相電流を検出する電流センサと、
前記電流センサによって検出された相電流をd軸電流およびq軸電流を含む回転座標電流に変換する回転座標変換部と、
与えられたトルク指令値からd軸電流指令値およびq軸電流指令値を含む回転座標電流指令値を決定するトルク/電流変換部と、
前記回転座標電流指令値に前記回転座標電流をフィードバックしてd軸電圧指令値およびq軸電圧指令値を含む回転座標電圧指令値を生成する電流フィードバック制御部と、
前記回転座標電圧指令値を同期モータの各相電圧指令値からなる固定座標電圧指令値に変換する固定座標変換部と、
前記固定座標電圧指令値に基づいてPWM制御信号を生成するPWM制御部と、
前記PWM制御信号に従って同期モータに電力を供給するインバータと、
前記回転座標電流から同期モータのインダクタンス近似値を算出するインダクタンス近似部とを備え、
前記トルク/電流変換部が、同期モータが磁気飽和領域で動作する場合に前記インダクタンス近似部から前記インダクタンス近似値を取得して前記回転座標電流指令値を決定するものである同期モータ制御装置。 - 前記インダクタンス近似部が、前記回転座標電流から同期モータの相電流実効値を算出する相電流実効値算出部と、前記相電流実効値に対応するインダクタンス直流成分およびインダクタンスn次成分をそれぞれ出力するインダクタンスマップとを有する、請求項1に記載の同期モータ制御装置。
- 前記同期モータがリラクタンスモータであり、
前記回転座標変換部が、前記電流センサによって検出された相電流をd軸電流、q軸電流および0軸電流からなる回転座標電流に変換するものであり、
前記トルク/電流変換部が、与えられたトルク指令値からd軸電流指令値、q軸電流指令値および0軸電流指令値からなる回転座標電流指令値を決定するものであり、
前記電流フィードバック制御部が、前記回転座標電流指令値に前記回転座標電流をフィードバックしてd軸電圧指令値、q軸電圧指令値および0軸電圧指令値からなる回転座標電圧指令値を生成するものである、請求項1に記載の同期モータ制御装置。 - 前記インダクタンス近似部が、前記回転座標電流から同期モータの相電流実効値を算出する相電流実効値算出部と、前記相電流実効値に対応するインダクタンス直流成分およびインダクタンスn次成分をそれぞれ出力するインダクタンスマップとを有する、請求項3に記載の同期モータ制御装置。
- 前記相電流実効値算出部が前記0軸電流に1/√2を乗じて前記相電流の実効値を算出するものである、請求項4に記載の同期モータ制御装置。
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| JP6354806B2 JP6354806B2 (ja) | 2018-07-11 |
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Family Applications (1)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022081313A (ja) * | 2020-11-19 | 2022-05-31 | 株式会社ミツバ | モータ制御装置 |
| CN116317791A (zh) * | 2023-05-17 | 2023-06-23 | 国网山西省电力公司太原供电公司 | 一种同步磁阻电机无位置传感器电感辨识方法及装置 |
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| JP2015104174A (ja) * | 2013-11-22 | 2015-06-04 | 三菱電機株式会社 | 同期機制御装置 |
| JP2015109777A (ja) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | モータ制御装置 |
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2016
- 2016-07-29 JP JP2016149650A patent/JP6354806B2/ja active Active
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| CN116317791A (zh) * | 2023-05-17 | 2023-06-23 | 国网山西省电力公司太原供电公司 | 一种同步磁阻电机无位置传感器电感辨识方法及装置 |
| CN116317791B (zh) * | 2023-05-17 | 2023-08-15 | 国网山西省电力公司太原供电公司 | 一种同步磁阻电机无位置传感器电感辨识方法及装置 |
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