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JP2018019364A - 通信装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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JP2018019364A JP2016150446A JP2016150446A JP2018019364A JP 2018019364 A JP2018019364 A JP 2018019364A JP 2016150446 A JP2016150446 A JP 2016150446A JP 2016150446 A JP2016150446 A JP 2016150446A JP 2018019364 A JP2018019364 A JP 2018019364A
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Kazuya Moriwaki
和也 森脇
昌也 柴山
Masaya Shibayama
昌也 柴山
和秀 戸田
Kazuhide Toda
和秀 戸田
恭宏 末柄
Yasuhiro Suegara
恭宏 末柄
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Abstract

【課題】干渉抑圧技術の利用による周波数利用効率の劣化を低減すること。【解決手段】サイクリックプリフィックスを用いる第1のOFDM信号とサイクリックプリフィックスを用いない第2のOFDM信号とが送信される無線通信システムにおける第2のOFDM信号の送信と受信との少なくともいずれかを行う通信装置は、第2のOFDM信号を送信する場合に第1のOFDM信号が受ける干渉の程度を特定することを可能とする情報を取得し、その情報に基づいて、第2のOFDM信号を送信する際に、第1のOFDM信号への干渉を抑制する制御を行うか否かを決定し、その決定の結果に基づいて、第2のOFDM信号の送信または受信を行うための制御を行う。【選択図】図5

Description

本発明は無線通信システムにおける干渉制御技術に関する。
現在、次世代の移動体無線通信方式として、サイクリックプリフィックスを用いない直交周波数分割多重(OFDM)信号を利用する通信方式が提案されている(非特許文献1)。一方、導入の開始時点においては、次世代の通信方式の信号が、サイクリックプリフィックスを用いるOFDM信号を利用する現世代の通信方式の信号と、同一周波数帯域の異なる周波数チャネルで送信されることが想定される。また、次世代の通信方式の信号として、サイクリックプリフィックスを用いるOFDM信号とサイクリックプリフィックスを用いないOFDM信号とが同一周波数帯で共存することも想定されうる。
このような場合、受信装置においては、サイクリックプリフィックスを用いる第1のOFDM信号とサイクリックプリフィックスを用いない第2のOFDM信号とが、同時に受信されうる。ここで、受信装置は、第1のOFDM信号の復調をするものとすると、第1のOFDM信号からサイクリックプリフィックスを除去して離散フーリエ変換を施す受信処理を実行する。一方、受信装置は、第1のOFDM信号と同時に第2のOFDM信号をも受信しており、第1のOFDM信号の受信処理と同時に、第2のOFDM信号に対しても第1のOFDM信号に対する受信処理を実行することとなる。このとき、第2のOFDM信号から、第1のOFDM信号のサイクリックプリフィックスの時間区間の成分を除去すると、サイクリックプリフィックス除去後の第2のOFDM信号が直交性を失い、結果として第1のOFDM信号に干渉してしまいうる。
このため、このような干渉を防ぐための技術が検討されている。非特許文献2では、第1のOFDM信号のサイクリックプリフィックスを除去した場合に第2のOFDM信号の直交性が崩れないようにするために、第2のOFDM信号をサイクリックプリフィックスの半分に対応する時間分だけ遅延させる技術が提案されている。
Thorsten.W等、「ユニバーサルフィルタード(UF−)OFDMに基づく5Gエアインタフェースデザイン(5G Air Interface Design based on Universal Filtered (UF−)OFDM)」、International Conference on Digital Signal Processing、2014年8月 Ahmed.R等、「UF−OFDMとCP−OFDMの共存(Coexistence of UF−OFDM and CP−OFDM)」、IEEE Vehicular Technology Conference、2016年5月
上述のような第2のOFDM信号から第1のOFDM信号への干渉を防ぐ技術は、本質的に、第2のOFDM信号の送信効率を犠牲にして、第1のOFDM信号への干渉を防いでいる。例えば、非特許文献2に記載の技術では、第2のOFDM信号を遅延させるため、1シンボル目においては、第1のOFDM信号のサイクリックプリフィックスの半分に相当する期間だけ信号が送信されないこととなる。そして、このような無信号区間は、例えば特に時間長の短い第2のOFDM信号が大量に送信される場合に顕著に周波数利用効率の劣化要因となりうる。
一方、第2のOFDM信号と第1のOFDM信号とが十分に離れた周波数帯で送信される場合など、第2のOFDM信号が第1のOFDM信号に干渉しない場合が想定される。このような場合にも、上述の第2のOFDM信号から第1のOFDM信号への干渉を防ぐ技術を適用すると、周波数利用効率の劣化のみを招くこととなってしまう。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、干渉抑圧技術の利用による周波数利用効率の劣化を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る通信装置は、サイクリックプリフィックスを用いる第1の直交周波数分割多重(OFDM)信号とサイクリックプリフィックスを用いない第2のOFDM信号とが送信される無線通信システムにおける前記第2のOFDM信号の送信と受信との少なくともいずれかを行う通信装置であって、前記第2のOFDM信号を送信する場合に前記第1のOFDM信号が受ける干渉の程度を特定することを可能とする情報を取得する取得手段と、前記情報に基づいて、前記第2のOFDM信号を送信する際に、前記第1のOFDM信号への干渉を抑制する制御を行うか否かを決定する決定手段と、前記決定手段による決定の結果に基づいて、前記第2のOFDM信号の送信または受信を行うための制御を行う制御手段と、を有する。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る別の通信装置は、サイクリックプリフィックスを用いる第1の直交周波数分割多重(OFDM)信号とサイクリックプリフィックスを用いない第2のOFDM信号とが送信される無線通信システムにおける前記第2のOFDM信号を送信する通信装置であって、相手装置から、前記第2のOFDM信号を送信する際に、前記第1のOFDM信号への干渉を抑制する制御を行うか否かを示す情報を取得する取得手段と、前記情報に応じて、前記干渉を抑制する制御を実行してまたは実行せずに前記第2のOFDM信号を生成する生成手段と、前記生成手段が生成した前記第2のOFDM信号を前記相手装置へ送信する送信手段と、を有する。
本発明によれば、干渉抑圧技術の利用による周波数利用効率の劣化を低減することができる。
無線通信システムの構成例を示す図。 通信装置のハードウェア構成例を示す図。 通信装置の機能構成例を示すブロック図。 相手装置の機能構成例を示すブロック図。 通信装置が実行する処理の流れの例を示す図。 相手装置が実行する処理の流れの例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(無線通信システムの構成)
図1は、本実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。図1の無線通信システムは、一例として、2つの送信装置と、2つの受信装置を含んでいる。なお、これは一例であり、送信装置及び受信装置は3つ以上又は1つのみ存在してもよい。図1において、第1の送信装置は、サイクリックプリフィックス(CP)を用いる第1の直交周波数分割多重(OFDM)信号を送信し、第2の送信装置は、CPを用いない第2のOFDM信号を送信するものとする。また、第1の受信装置は、第1のOFDM信号の宛先の受信装置であり、第1のOFDM信号と第2のOFDM信号とを同時に受信するものとする。第2の受信装置は、第2のOFDM信号の宛先の受信装置である。なお、送信装置及び受信装置は、例えば、一方が基地局装置であり、他方が移動体又は固定の端末装置でありうるが、両方が端末装置であってもよく、これらの例に限られない。
なお、ここでのOFDM信号とは、互いに直交するキャリアを用いた信号全般を指し、DFT−S−OFDM(DFTスプレッドOFDM)等をも含む概念である。
第1のOFDM信号と第2のOFDM信号は、例えば、800MHz帯、2GHz帯、3〜4GHz帯等の周波数帯のうちの1つにおいて、周波数分割多重によって同時に送信されうる。受信装置は、同一周波数帯の信号を一括して受信処理する。例えば、第1の受信装置は、自身が第1のOFDM信号を受信する装置であるため、第1のOFDM信号に含まれる1つ以上のシンボルのそれぞれにおいて、CPを除去して、CPの除去後のシンボルに対して離散フーリエ変換(DFT)を実行する。
このとき、第1の受信装置は、同一の周波数帯で、第2のOFDM信号を同時に受信する場合がある。この場合、第2のOFDM信号は、時間領域において第1のOFDM信号と重畳して受信されるため、時間領域における処理であるCP除去は、第2のOFDM信号に対しても実行されることとなる。すなわち、第2のOFDM信号は、第1のOFDM信号のCPに対応する区間の信号成分が除去されて、DFTを施されることとなる。ここで、第2のOFDM信号に対してそのような信号成分の除去を行うと、本来担保されていた直交性が崩れ、第2のOFDM信号の周波数成分が隣接する周波数帯域に漏れ込み、周波数軸上で分離されていた第1のOFDM信号に干渉してしまいうる。
ここで、例えば、非特許文献2のような技術を用いると、第2のOFDM信号から第1のOFDM信号への干渉を低減することができる。一方、このような干渉を抑制する制御は、上述のように、第2のOFDM信号の効率を犠牲にするものであり、このような制御が不必要な場合を含めて定常的に実行されると、システム全体の効率まで劣化してしまいうる。例えば、第1の受信装置において、信号対干渉及び雑音電力比(SINR)や参照信号受信電力(RSRP)が十分に高く、一定程度の干渉を受けても問題ない場合には、第2のOFDM信号からの干渉が抑制されている必要はない。また、第1のOFDM信号において用いられている変調及び符号化方式(MCS)が、耐干渉性に優れたものである場合も同様に、第2のOFDM信号からの干渉が抑制されている必要はない。さらに、第1のOFDM信号の伝送のために割り当てられているリソース(周波数ブロック)が、第2のOFDM信号の伝送のために割り当てられているリソースと十分に離れている場合は、第2のOFDM信号からの干渉量はもともと小さいと考えられる。これらのような場合では、第2のOFDM信号から第1のOFDM信号への干渉を抑制する制御を実行しても、その効果は大きくなく、効率が劣化するという不利益のほうが大きくなってしまいうる。
このことから、本実施形態に係る第2の送信装置は、必要に応じて上述の第2のOFDM信号から第1のOFDM信号への干渉を抑制する制御を実行するようにし、このような制御を行う必要がない場合には、この制御を実行しないようにする。具体的には、第2の送信装置または第2の受信装置は、第2のOFDM信号を送信した場合に第1のOFDM信号が受ける干渉の程度を特定するための情報を取得し、その情報に基づいて、干渉を抑制する制御を実行するか否かを決定する。
第2のOFDM信号を送信した場合に第1のOFDM信号が受ける干渉の程度を特定するための情報は、例えば第1のOFDM信号についての、SINR、RSRP、割り当てられたMCS、および割り当てられたリソースの少なくともいずれかを含みうる。なお、取得される情報は、第2のOFDM信号と同時に送信される第1のOFDM信号に関する情報であるが、第2のOFDM信号が所定の電力で受信されうる所定の領域内の通信装置における情報の全部または一部が収集されてもよい。
第1のOFDM信号のSINRまたはRSRPは、第2の送信装置が例えば基地局装置である場合は、第1のOFDM信号を受信する端末装置におけるSINRまたはRSRP、すなわち下りリンクのSINRまたはRSRPでありうる。同様に、第1のOFDM信号のSINRまたはRSRPは、第2の送信装置が例えば端末装置である場合は、第1のOFDM信号を受信する基地局装置におけるSINRまたはRSRP、すなわち上りリンクのSINRまたはRSRPでありうる。ただし、必ずしもこれらに限られない。例えば時分割複信(TDD)が用いられる場合等、下りリンクの信号が上りリンクの信号に干渉を与えうる場合は、第2の送信装置が基地局装置であっても、上りリンクの第1のOFDM信号に関するSINR又はRSRPの情報が取得されうる。また、第2の送信装置又は第2の受信装置は、上りリンクと下りリンクの両方に関するSINRまたはRSRPの情報を取得してもよい。
また、割り当てられたMCS及び割り当てられたリソースの情報についても、第2のOFDM信号が第1のOFDM信号に対して干渉を与えうる場合の、第1の受信装置へ宛てられた第1のOFDM信号に関する情報でありうる。すなわち、例えば第2の送信装置が基地局装置である(下りリンクにおいて干渉を与えうる)場合、第1のOFDM信号の基地局装置から端末装置へ宛てられた信号に関して割り当てられたMCS又はリソースの情報が収集されうる。同様に、第2の送信装置が端末装置である(上りリンクにおいて干渉を与えうる)場合、第1のOFDM信号の端末装置から基地局装置へ宛てられた信号に関して割り当てられたMCS又はリソースの情報が収集されうる。なお、第2の送信装置及び第2の受信装置は、上りリンク及び下りリンクの両方についてのMCS及びリソースの情報を取得してもよい。
なお、第2のOFDM信号を送信した場合に第1のOFDM信号が受ける干渉の程度を特定するための情報は、第1の送信装置又は第1の受信装置から収集されうる。例えば、第2のOFDM信号に係る基地局装置が、第1のOFDM信号に係る基地局装置から、バックボーン回線を経由して情報を取得しうる。また、第2のOFDM信号に係る基地局装置は、第1のOFDM信号に係る端末装置から送信された無線信号を監視することにより、情報を受信しうる。
なお、第2の送信装置が第2のOFDM信号による第1のOFDM信号への干渉抑制制御を実行するか否かを決定した場合は、第2の送信装置は、その自身による決定の結果に従って第2のOFDM信号を制御することができる。一方、第2の受信装置が第2のOFDM信号による第1のOFDM信号への干渉抑制制御を実行するか否かを決定した場合は、第2の受信装置は、その決定の結果を第2の送信装置へ通知して、第2の送信装置は、その通知に従って第2のOFDM信号を制御する。例えば、セルラ通信システムにおいては、基地局装置及び端末装置は、共に送信装置かつ受信装置でありうるところ、一般に何らかの制御を実行するか否かの決定を行うのは基地局装置である。このため、基地局装置は、第2のOFDM信号が第1のOFDM信号に対して下りリンクで干渉しうる場合には、第2のOFDM信号の干渉抑制制御を実行するか否かを決定して、その決定結果に従って自身が送信する第2のOFDM信号を制御する。一方、基地局装置は、第2のOFDM信号が第1のOFDM信号に対して上りリンクで干渉しうる場合には、第2のOFDM信号の干渉抑制制御を実行するか否かを決定して、その決定結果を、その第2のOFDM信号を送信する端末装置に対して通知する。ここで、決定結果は、例えばRRC(無線リソース制御)シグナリング等によって、基地局装置が通信する1つ以上の端末装置のそれぞれに対して個別に通知されうる。また、決定結果は、例えばSIB(システムインフォメーションブロック)等のブロードキャスト信号によって、基地局装置が通信する1つ以上の端末装置に対して一斉に通知されてもよい。
以上のようにすることで、第2の送信装置又は第2の受信装置が、第1のOFDM信号に与えうる干渉を事前に評価して、第2の送信装置は、必要に応じて第2のOFDM信号における干渉抑制制御を行うこととなる。このため、必要のない場合には、干渉抑制制御が行われなくなるため、干渉抑制制御の利用による周波数利用効率の劣化を低減することができるようになる。以下では、このような第2の送信装置又は第2の受信装置の機能を有する通信装置の構成と処理の流れについて詳細に説明する。
(ハードウェア構成)
図2に、上述の第2の送信装置又は第2の受信装置の機能を有する通信装置のハードウェア構成例を示す。通信装置は、一例において、図2に示すようなハードウェア構成を有し、例えば、CPU201、ROM202、RAM203、外部記憶装置204、及び通信回路205を有する。なお、以下では通信装置のハードウェア構成の例について説明するが、通信の相手装置も同様のハードウェア構成を有しうる。通信装置では、例えばROM202、RAM203及び外部記憶装置204のいずれかに記録された、上述のような第2の送信装置又は第2の受信装置の各機能を実現するプログラムがCPU201により実行される。ここで、CPU201はプロセッサの例であり、ASIC(特定用途向け集積回路)等の他のプロセッサによって置き換えられてもよいし、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)等の再構成可能なプロセッサによって置き換えられてもよい。
そして、通信装置は、例えばCPU201により通信回路205を制御して、他の装置と通信を行う。なお、通信回路205は、少なくともCPを用いないOFDM信号を送信と受信とのいずれかを行うことができるほか、場合によってはCPを用いるOFDM信号や、他の無線通信方式の信号の送信と受信との少なくともいずれかを行うように構成されてもよい。また、通信回路205は、1つの周波数帯のみならず、複数の周波数帯において信号を送受信できてもよく、例えばセルラの通信方式と無線LANの通信方式との両者を利用可能であってもよい。さらに、通信回路205は、有線通信を行うことができるように構成されてもよい。なお、図2の構成において、通信装置は、1つの通信回路205を有するような概略図を示しているが、これに限られない。例えば、通信装置は、セルラ通信用の第1の通信回路と無線LAN通信用の第2の通信回路とを有しうる。また、通信装置は、例えば自身が基地局装置である場合、端末装置との間の無線通信のための通信回路に加えて、他の基地局装置と通信するための有線通信又は無線通信を行う通信回路を有しうる。
なお、通信装置は、各機能を実行する専用のハードウェアを備えてもよいし、一部をハードウェアで実行し、プログラムを動作させるコンピュータでその他の部分を実行してもよい。また、通信装置の全機能がコンピュータとプログラムにより実行されてもよい。
(機能構成)
図3は、本実施形態に係る通信装置の機能構成例を示す図である。通信装置は、一例において、送信部301、受信部302、情報取得部303、決定部304、信号生成部305、及び決定結果通知部306を有する。なお、通信装置は、例えば通信装置を含む情報処理機器が有する様々な機能等の不図示の機能を有してもよく、少なくとも、セルラ通信システムにおける基地局装置または端末装置のいずれかの機能を有するものとする。
送信部301は、通信装置が第2の送信装置である場合、後述の信号生成部305が生成した上述の第2のOFDM信号を送信する。また、送信部301は、通信装置が第2の受信装置である場合、後述の決定結果通知部306を通じて、後述の決定部304による決定の結果を端末装置に通知する。さらに、送信部301は、例えば有線接続された他の装置へ、通信装置が取得した情報や制御用の信号等を送信しうる。送信部301は、例えば、アンテナとそのアンテナを介して無線信号を出力するために用いられる回路、及び必要に応じて有線通信用の回路等を含んで構成される。
受信部302は、通信装置が第2の受信装置である場合、相手装置が送信した第2のOFDM信号を受信する。また、受信部302は、他の装置が送信した無線信号又は有線信号を受信することができる。受信部302は、例えば、アンテナと、そのアンテナを介して受信した無線信号を処理してデータを取り出すための回路、及び必要に応じて有線通信用の回路等を含んで構成される。なお、送信部301と受信部302は、1つ以上のアンテナと回路とを共有しうる。
情報取得部303は、例えば受信部302を介して、第2のOFDM信号を送信した場合に第1のOFDM信号が受ける干渉の程度を特定するための情報を取得する。この情報は、例えば、上述のように、第1のOFDM信号についてのSINR、RSRP、割り当てられるMCS、又は割り当てられるリソースの、少なくともいずれかの情報を含む。取得された情報は、決定部304へ入力される。
決定部304は、情報取得部303から入力された情報に基づいて、第1のOFDM信号への第2のOFDMによる干渉を抑制する制御を実行するか否かを決定する。
例えば、第1のOFDM信号のSINRやRSRPが十分に高く、第2のOFDM信号からの干渉を受けても第1のOFDM信号への影響が少ないと考えられる。このため、決定部304は、例えば第1のOFDM信号のSINR又はRSRPがそれぞれ対応する所定値以上である場合には、第2のOFDMによる干渉を抑制する制御を実行しないと決定する。一方、決定部304は、例えば第1のOFDM信号のSINR又はRSRPがそれぞれ対応する所定値未満である場合には、第2のOFDMによる干渉を抑制する制御を実行することを決定する。
また、第1のOFDM信号に耐干渉性が高いMCSが割り当てられている場合は、第2のOFDM信号からの干渉を受けても第1のOFDM信号のデータの抽出に対する影響は低く抑えることができる。また、例えば、割り当てられるMCSにおいて復調/復号に要求されるSINRと比べて情報取得部303から取得されたSINRが十分に大きい場合には、第1のOFDM信号は、第2のOFDM信号からの干渉を受けても誤りなく復調/復号することができる。このため、決定部304は、例えば、耐干渉性の高いMCSが割り当てられている場合や、実際のSINRとMCSによって要求されるSINRとの差(マージン)が所定値以上である場合には、第2のOFDMによる干渉を抑制する制御を実行しないと決定する。一方、決定部304は、耐干渉性の低いMCSが割り当てられている場合や、上述のマージンが所定値未満である場合には、第2のOFDMによる干渉を抑制する制御を実行すると決定する。
さらに、第1のOFDM信号に割り当てられたリソース(周波数ブロック)が、第2のOFDM信号に割り当てられるリソースと十分離れている場合は、第2のOFDM信号からの第1のOFDM信号への干渉は十分に小さくなると考えられる。このため、決定部304は、例えば第1のOFDM信号に割り当てられたリソースと第2のOFDM信号に割り当てられるリソースとの周波数領域での距離が所定値以上である場合には、第2のOFDMによる干渉を抑制する制御を実行しないと決定する。また、決定部304は、例えば第1のOFDM信号に割り当てられたリソースと第2のOFDM信号に割り当てられるリソースとの周波数領域での距離が所定値未満である場合には、第2のOFDMによる干渉を抑制する制御を実行すると決定する。なお、決定部304は、第1のOFDM信号に割り当てられたリソースと第2のOFDM信号に割り当てられるリソースとの周波数領域での距離に応じて、第2のOFDM信号による第1のOFDM信号への干渉量を評価してもよい。この場合、決定部304は、評価結果の干渉量が第1のOFDM信号の許容量以下の場合に、第2のOFDMによる干渉を抑制する制御を実行せず、評価結果の干渉量が許容量以上の場合に、第2のOFDMによる干渉を抑制する制御を実行すると決定する。
決定部304による決定の結果は、信号生成部305又は決定結果通知部306へ入力される。具体的には、通信装置が第2の送信装置である場合は、決定の結果は信号生成部305へ入力され、通信装置が第2の受信装置である場合は、決定の結果は決定結果通知部306へ入力される。なお、通信装置が第2の送信装置かつ第2の受信装置である場合は、決定部304による決定の結果は、信号生成部305と決定結果通知部306との両方へ入力される。
信号生成部305は、第2のOFDMによる干渉を抑制する制御を実行すると決定されていた場合は、干渉抑制制御を実行して第2のOFDM信号を生成して、送信部301を介して相手装置(第2の受信装置)へ送信する。一方、信号生成部305は、第2のOFDMによる干渉を抑制する制御を実行しないと決定されていた場合は、干渉抑制制御を実行せずに第2のOFDM信号を生成して、送信部301を介して相手装置(第2の受信装置)へ送信する。
決定結果通知部306は、決定部304による決定の結果を、送信部301を介して相手装置(第2の送信装置)へ通知する。このとき、決定結果通知部306は、決定部304の決定の結果が変化した場合、すなわち、干渉抑制制御を実行する状態から実行しない状態へと変化した場合又はその逆の場合にのみ、相手装置への情報の通知を行ってもよい。また、決定結果通知部306は、複数の第2の送信装置に対して、例えばRRCシグナリング等を用いて個別に、又は、SIB等のブロードキャスト信号を用いて一斉に、情報を通知しうる。個別に通知を行うことによって、複数の第2の送信装置のそれぞれに別個の制御を実行させることができるため、複数の第2の送信装置のそれぞれの状況が大きく異なる場合などに特に有効でありうる。一方、ブロードキャストで通知を行うことにより、複数の第2の送信装置に同じ制御を実行させることができるため、複数の第2の送信装置の状況が同様である場合などに特に有効でありうる。
なお、決定結果通知部306によって、決定部304による決定の結果が通知された相手装置、すなわち、第2の送信装置の構成例を、図4に示す。相手装置は、送信部401、受信部402、決定結果取得部403、及び信号生成部404を有する。送信部401は無線によって第2のOFDM信号を送信することができ、受信部402は無線によって信号を受信することができる。送信部401及び受信部402は、例えば共通の又は別個の無線通信回路とアンテナを有する。決定結果取得部403は、通信装置から送信された決定部304による決定の結果を取得する。そして、信号生成部404は、上述の信号生成部305と同様に、決定部304による決定の結果に応じて、干渉抑制制御を実行し又は実行せずに、第2のOFDM信号を生成する。信号生成部404で生成された第2のOFDM信号は、送信部401を介して、通信装置に宛てて送信される。
(処理の流れ)
次に、通信装置、及び、通信装置が第2の受信装置である場合の相手装置が実行する処理の流れについて、図5及び図6を用いて説明する。
まず、通信装置は、例えば第1のOFDM信号を送信または受信する他の装置から情報を受信することによって、第2のOFDM信号を送信した場合に第1のOFDM信号が受ける干渉の程度を特定するための情報を取得する(S501)。そして、通信装置は、その情報に基づいて、第2のOFDM信号から第1のOFDM信号への干渉を抑制する制御を実行すべきか否かを判定する(S502)。その後、通信装置は、自身が第2の送信装置である場合は、S502の判定の結果に応じて干渉抑制制御を実行し又は実行せずに、第2のOFDM信号を生成して、その生成した信号を第2の受信装置へ送信する(S503)。また、通信装置は、自身が第2の受信装置である場合は、S502の判定の結果を、第2の送信装置に対して通知する(S504)。なお、通信装置は、図5の処理を繰り返し実行する。すなわち、第1のOFDM信号の送信装置又は受信装置の状態を継続的に監視し、干渉抑制制御を実行するかを継続的に決定し、最新の決定結果に基づいて信号の生成及び送信、決定結果の通知を行う。
通信装置が第2の受信装置である場合の相手装置(第2の送信装置)は、S504で通信装置が送信した通知を受信する(S601)と、その通知に基づいて、S503と同様にして第2のOFDM信号を生成して送信する(S602)。なお、通信装置が第2の受信装置である場合の相手装置(第2の送信装置)は、図6の処理を繰り返し実行する。
以上により、不要な干渉抑制制御が実行されることを防ぎ、結果として、干渉抑圧技術の利用による周波数利用効率の劣化を低減することができる。

Claims (14)

  1. サイクリックプリフィックスを用いる第1の直交周波数分割多重(OFDM)信号とサイクリックプリフィックスを用いない第2のOFDM信号とが送信される無線通信システムにおける前記第2のOFDM信号の送信と受信との少なくともいずれかを行う通信装置であって、
    前記第2のOFDM信号を送信する場合に前記第1のOFDM信号が受ける干渉の程度を特定することを可能とする情報を取得する取得手段と、
    前記情報に基づいて、前記第2のOFDM信号を送信する際に、前記第1のOFDM信号への干渉を抑制する制御を行うか否かを決定する決定手段と、
    前記決定手段による決定の結果に基づいて、前記第2のOFDM信号の送信または受信を行うための制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、前記第2のOFDM信号の受信のために、当該第2のOFDM信号を送信する相手装置に対して前記決定手段による決定の結果を通知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記干渉を抑制する制御を行っている間に前記決定手段が当該干渉を抑制する制御を行わないと決定した場合、または前記干渉を抑制する制御を行っていない間に前記決定手段が当該干渉を抑制する制御を行うと決定した場合に、前記相手装置に対して前記決定手段による決定の結果を通知する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、1つ以上の前記相手装置に対して個別に前記決定手段による決定の結果を通知する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、1つ以上の前記相手装置に対して一斉に前記決定手段による決定の結果を通知する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の通信装置。
  6. 前記情報は、前記第1のOFDM信号についての、信号対干渉及び雑音電力比、参照信号受信電力、変調及び符号化方式、および割り当てリソースの、少なくともいずれかを含む、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記取得手段は、前記第1のOFDM信号の送信と受信との少なくともいずれかを行う他の装置から、前記情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記通信装置は、端末装置と通信を行う基地局装置である、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. サイクリックプリフィックスを用いる第1の直交周波数分割多重(OFDM)信号とサイクリックプリフィックスを用いない第2のOFDM信号とが送信される無線通信システムにおける前記第2のOFDM信号を送信する通信装置であって、
    相手装置から、前記第2のOFDM信号を送信する際に、前記第1のOFDM信号への干渉を抑制する制御を行うか否かを示す情報を取得する取得手段と、
    前記情報に応じて、前記干渉を抑制する制御を実行してまたは実行せずに前記第2のOFDM信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した前記第2のOFDM信号を前記相手装置へ送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  10. 前記通信装置は、基地局装置と通信を行う端末装置である、
    ことを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
  11. サイクリックプリフィックスを用いる第1の直交周波数分割多重(OFDM)信号とサイクリックプリフィックスを用いない第2のOFDM信号とが送信される無線通信システムにおける前記第2のOFDM信号の送信と受信との少なくともいずれかを行う通信装置の制御方法であって、
    前記第2のOFDM信号を送信する場合に前記第1のOFDM信号が受ける干渉の程度を特定することを可能とする情報を取得する取得工程と、
    前記情報に基づいて、前記第2のOFDM信号を送信する際に、前記第1のOFDM信号への干渉を抑制する制御を行うか否かを決定する決定工程と、
    前記決定工程における決定の結果に基づいて、前記第2のOFDM信号の送信または受信を行うための制御を行う制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  12. サイクリックプリフィックスを用いる第1の直交周波数分割多重(OFDM)信号とサイクリックプリフィックスを用いない第2のOFDM信号とが送信される無線通信システムにおける前記第2のOFDM信号を送信する通信装置の制御方法であって、
    相手装置から、前記第2のOFDM信号を送信する際に、前記第1のOFDM信号への干渉を抑制する制御を行うか否かを示す情報を取得する取得工程と、
    前記情報に応じて、前記干渉を抑制する制御を実行してまたは実行せずに前記第2のOFDM信号を生成する生成工程と、
    前記生成工程において生成された前記第2のOFDM信号を前記相手装置へ送信する送信工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  13. サイクリックプリフィックスを用いる第1の直交周波数分割多重(OFDM)信号とサイクリックプリフィックスを用いない第2のOFDM信号とが送信される無線通信システムにおける前記第2のOFDM信号の送信と受信との少なくともいずれかを行う通信装置に備えられたコンピュータに、
    前記第2のOFDM信号を送信する場合に前記第1のOFDM信号が受ける干渉の程度を特定することを可能とする情報を取得する取得工程と、
    前記情報に基づいて、前記第2のOFDM信号を送信する際に、前記第1のOFDM信号への干渉を抑制する制御を行うか否かを決定する決定工程と、
    前記決定工程における決定の結果に基づいて、前記第2のOFDM信号の送信または受信を行うための制御を行う制御工程と、
    を実行させるためのプログラム。
  14. サイクリックプリフィックスを用いる第1の直交周波数分割多重(OFDM)信号とサイクリックプリフィックスを用いない第2のOFDM信号とが送信される無線通信システムにおける前記第2のOFDM信号を送信する通信装置に備えられたコンピュータに、
    相手装置から、前記第2のOFDM信号を送信する際に、前記第1のOFDM信号への干渉を抑制する制御を行うか否かを示す情報を取得する取得工程と、
    前記情報に応じて、前記干渉を抑制する制御を実行してまたは実行せずに前記第2のOFDM信号を生成する生成工程と、
    前記生成工程において生成された前記第2のOFDM信号を前記相手装置へ送信する送信工程と、
    を実行させるためのプログラム。
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