JP2018019043A - ソレノイド駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ソレノイドに印加する電圧を開始電圧から漸次上昇させてソレノイドを作動させる場合に、ソレノイドを作動させた後のソレノイドの発熱を抑制できるソレノイド駆動装置を提供する。【解決手段】ソレノイド110は、電圧を印加されて作動する。検知部120は、ソレノイド110の作動を検知する。制御部201は、ソレノイド110に印加する電圧を、ソレノイド110が作動しない開始電圧から漸次上昇させる。制御部201は、検知部120によりソレノイド110の作動が検知されるとソレノイド110に印加する電圧を遮断する。【選択図】図4
Description
本発明は、ソレノイドに電圧を印加して作動させるソレノイド駆動装置に関する。
ソレノイドに電圧を印加して作動させるソレノイド駆動装置が開発されている。特許文献1には、手動操作により交流電源に接続された電源スイッチを、ソレノイドにより電気信号的に遮断して、装置本体への電力供給を停止させる画像形成装置が示される。
ソレノイド駆動装置では、環境温度のばらつきやソレノイドの製品のばらつきに応じて、作動する電圧が異なってくる。そのため、ソレノイド駆動装置では、実際に作動する電圧値よりもかなり大きな電圧を印加して確実に作動させる必要がある。しかし、ソレノイドに必要以上の電圧を印加すると、ソレノイドが作動した際の作動音が大きくなる。
そこで、特許文献2のソレノイド駆動装置では、ソレノイドに印加する電圧を、ソレノイドに印加した際にソレノイドが作動しないレベルの開始電圧からソレノイドが確実に作動する終了電圧まで漸次上昇させている。これにより、電圧の上昇過程においてソレノイドに応じた電圧でソレノイドが静かに作動するようになった。
ソレノイド駆動装置では、環境温度のばらつきやソレノイドの製品のばらつきに応じて、ソレノイドが実際に作動する電圧値が大きく異なってくる。そのため、特許文献2のソレノイド駆動装置では、ソレノイドが作動した後にソレノイドに印加する電圧を最大値まで上昇させているため、実際に磁性体が移動した後、ソレノイドにかなり大きな電流が流れてしまう。これにより、ソレノイドの発熱が大きくなる傾向があった。
本発明は、ソレノイドを作動させた後のソレノイドの発熱を抑制できるソレノイド駆動装置を提供することを目的としている。
本発明のソレノイド駆動装置は、電圧を印加されて作動するソレノイドと、前記ソレノイドの作動を検知する検知手段と、前記ソレノイドに印加する電圧を前記ソレノイドが作動しない開始電圧から漸次上昇させ、かつ、前記検知手段により前記ソレノイドの作動が検知されると前記ソレノイドに印加する電圧を遮断する制御手段と、を備えるものである。
本発明によれば、ソレノイドを作動させた後のソレノイドの発熱を抑制できるソレノイド駆動装置を提供することができる。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
<実施の形態1>
実施の形態1では、画像形成装置の電源装置におけるソレノイド駆動装置の実施の形態を説明する。
実施の形態1では、画像形成装置の電源装置におけるソレノイド駆動装置の実施の形態を説明する。
(画像形成装置)
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置1の装置本体10の上部に画像読取装置15が配置されている。
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置1の装置本体10の上部に画像読取装置15が配置されている。
画像形成手段の一例である画像形成部2は、記録媒体の一例であるシートに画像を形成する。画像形成部2は、感光ドラム21の周囲に、帯電ローラ22、露光装置23、現像装置24、転写ローラ26、及びドラムクリーニング装置27を配置している。感光ドラム21は、周面に感光層を有し、矢印A方向に回転駆動される。
帯電ローラ22は、直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を印加されて感光ドラム21の周面を均一な電位に帯電する。露光装置23は、帯電された感光ドラム21の周面にレーザービームを走査して、露光された感光層の電荷を放電させることにより、画像の静電潜像を形成する。
現像装置24は、回転する現像ローラ24aにトナー(磁性トナー)を担持させて感光ドラム21との対向部へ搬送する。現像装置24は、現像ローラ24aに直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を印加することにより、現像ローラ24aから感光ドラム21へトナーを移転させて静電潜像をトナー像に現像する。
転写ローラ26は、感光ドラム21に当接してシートを挟持搬送する転写部Tのニップを形成する。シートカセット14から給送されたシートSが転写部Tを搬送される過程で、転写ローラ26にトナーの帯電極性と逆極性の高電圧が印加されることにより、感光ドラム21に担持されていたトナー像がシートへ転写される。
シート給送部3は、画像形成される未使用のシートSを、シートカセット14に積層状態で収容する。ピックアップローラ31は、シートカセット14に積載されたシートSのうち最上面の1枚をシートカセット14から送り出す。分離部36は、最上位のシートをレジストローラ32へ送り出して、重送シートをシートカセット14へ引き戻す。レジストローラ32は、停止状態でシートSを受け入れ、感光ドラム21上のトナー像が転写部Tへ搬送されるタイミングに合わせて、転写部TへシートSを給送する。
定着装置33は、定着ローラ33aと加圧ローラ33bとを圧接して、シートを加熱しつつ挟持搬送する加熱部Nのニップを形成する。トナー像を転写されたシートが加熱部Nを搬送される過程で、定着ローラ33aが画像面を加熱することにより、トナー像が融解して画像がシートSに定着される。
排出ローラ35は、定着装置33から排出されたシートを画像形成装置1の排出部16に排出して積載する。ドラムクリーニング装置27は、クリーニングブレードを感光ドラム21に摺擦させて感光ドラム21の転写残トナーをクリーニングする。
(画像読取装置)
画像読取装置15は、原稿台ガラス28上に載置された原稿Mの下面の画像を矢印B方向に移動する読取ヘッド30により読み取って画像データを生成する。原稿Mは、画像面を下向きにして原稿台ガラス28上に載置され、開閉自在な押圧板29に押圧されて、原稿台ガラス28に密着している。露光装置23は、画像読取装置15で生成された画像データを走査線に展開して二値の画像信号を形成し、二値の画像信号によってレーザー光源をON−OFF制御することにより複写画像の静電潜像を形成する。
画像読取装置15は、原稿台ガラス28上に載置された原稿Mの下面の画像を矢印B方向に移動する読取ヘッド30により読み取って画像データを生成する。原稿Mは、画像面を下向きにして原稿台ガラス28上に載置され、開閉自在な押圧板29に押圧されて、原稿台ガラス28に密着している。露光装置23は、画像読取装置15で生成された画像データを走査線に展開して二値の画像信号を形成し、二値の画像信号によってレーザー光源をON−OFF制御することにより複写画像の静電潜像を形成する。
(両面印刷パス)
両面印刷用の搬送パスPT2は、シートSの両面に画像を形成する際に使用される。第1面に画像が定着されたシートSは、後端が排出ローラ35を通過し終わる前に排出ローラ35を停止させ、逆転させることにより、搬送パスPT2に導かれる。シートSは、搬送パスPT2に沿って下降し、搬送パスPT2の下端で向きを変えて、レジストローラ32に合流する。そして、レジストローラ32によって、転写部Tへ送り出されて第2面にもトナー像が転写され、定着装置33によって画像がシートの第2面に定着される。その後、両面に画像が形成されたシートが排出ローラ35によって排出部16に排出される。
両面印刷用の搬送パスPT2は、シートSの両面に画像を形成する際に使用される。第1面に画像が定着されたシートSは、後端が排出ローラ35を通過し終わる前に排出ローラ35を停止させ、逆転させることにより、搬送パスPT2に導かれる。シートSは、搬送パスPT2に沿って下降し、搬送パスPT2の下端で向きを変えて、レジストローラ32に合流する。そして、レジストローラ32によって、転写部Tへ送り出されて第2面にもトナー像が転写され、定着装置33によって画像がシートの第2面に定着される。その後、両面に画像が形成されたシートが排出ローラ35によって排出部16に排出される。
(装置本体)
図2は画像形成装置の外観の斜視図である。図2に示すように、画像形成装置1の装置本体10の前面側には、操作部11、左前扉12、及び右前扉13が配設されている。左前扉12及び右前扉13は、図1に示す画像形成部2を保守点検したり、現像剤補給容器24bを交換したりする際に開閉される。
図2は画像形成装置の外観の斜視図である。図2に示すように、画像形成装置1の装置本体10の前面側には、操作部11、左前扉12、及び右前扉13が配設されている。左前扉12及び右前扉13は、図1に示す画像形成部2を保守点検したり、現像剤補給容器24bを交換したりする際に開閉される。
画像形成装置1は、ユーザーがアクセス可能な場所に電源スイッチ101を備える。ユーザーは、電源スイッチ101をオンすることで、画像形成装置1を使用可能な状態にすることができる。また、電源スイッチ101をオフすることで、画像形成装置1を使用不可能な状態にすることができる。
(画像形成装置の制御系)
図3は画像形成装置の制御系のブロック図である。図4は電源装置の回路図である。
図3は画像形成装置の制御系のブロック図である。図4は電源装置の回路図である。
図3に示すように、制御部201は、ROM208に記録されたデータ及びプログラムをRAM209に保持して、CPU210が必要な演算と処理とを実行することにより、画像形成装置1を総括的に制御する。制御部201は、外部のコンピュータ60から送られてくる画像情報や画像読取装置15で取り込んだ原稿の画像情報を受信して保持する。制御部201は、画像情報を画像処理して露光信号を生成し、画像形成にリンクしたタイミングで画像形成部2に送信する。
操作部11は、タッチパネルを有する液晶画面、キースイッチ、設定スイッチが配列される。画像形成装置1を使用するとき、ユーザーは、操作部11を操作して、画像形成枚数、シートサイズ情報、画質等の画像形成条件を指定する。また、ユーザーは、操作部11を通じて、シートの詰まりやトナー切れ等を通知される。操作部11は、装置本体(10:図1)の動作状態を表示する。
図4に示すように、電源スイッチ101の入力側の電源端子102は、交流電源130に接続されている。電源スイッチ101の出力側の接点115は、電源回路150の変圧器152に接続されている。電源スイッチ101は、手動操作によりON/OFFされて、交流電源130に対して電源回路150を接続/切断する。
電源スイッチ101は、ソレノイド110を内蔵している。電源スイッチ101は、ソレノイド110に電圧を印加することにより、電気信号的に電源スイッチ101をOFFして、交流電源130に対して電源回路150を切断することができる。
電源スイッチ101がON状態の場合、電源回路150が作動して、出力端子154に24Vの直流電圧を出力する。変圧器152は、交流電源130の100Vの交流電圧を24Vの交流電圧に変換する。ブリッジ回路151は、24Vの交流電圧を整流して直流電圧に変換する。大容量コンデンサ153は、直流電圧を平滑する。
電源手段の一例である大容量コンデンサ153及び電源部215は、電源スイッチ101の導通が遮断に切り替わった後の検知部120、制御部201、及びコイル113に電力を供給可能である。大容量コンデンサ153は、後述するプラグインオフモードへの移行時に、電源スイッチ101がOFFされた後も数十秒間にわたって制御部201への電力供給を継続することができる。電源部215は、大容量コンデンサ153の電圧を変換するスイッチング電源を内蔵し、制御部201で用いる3.3Vの直流電圧と、ソレノイド110に用いる12Vの直流電圧と、を出力する。
フォトカプラ121は、検知部120及び制御部201へ電力供給を行う交流電源の導通/遮断を検知する。検知部120は、フォトカプラ121により交流電源の遮断を検知した時に、ソレノイド110が作動したことを検知する。電源スイッチ101の出力側の接点115は、検知部120にも接続されている。検知部120は、電源スイッチ101がON状態のとき、交流電源130の周波数でフォトカプラ121に電流が流れる/遮断を繰り返し、出力電圧をLoレベル(0V)/Hiレベル(3.3V)を繰り返す。制御部201は、検知部120の出力電圧がHi/Loを繰り返すことにより、電源スイッチ101がON状態であると判断する。検知部120は、電源スイッチ101がOFF状態になると、フォトカプラ121に電流が流れなくなって、出力電圧をHiレベル(3.3V)に上昇させる。制御部201は、検知部120の出力電圧がHiレベルであり続けることにより、電源スイッチ101がOFF状態であると判断する。
制御部201は、不揮発性メモリ212を備える。制御部201は、後述するプラグインOFF状態(501:図6)へ移行する前の各種設定を不揮発性メモリ212に記録する。そして、スタンバイ状態(502:図6)へ復帰した際に、各種設定を不揮発性メモリ212から呼び出して再設定する。
制御部201は、増幅回路213を備える。増幅回路213は、ソレノイド110へ印加する電圧を、初期値の最低印加電圧設定値Vminから次第に上昇させて行く過程でソレノイド110を作動させる。これにより、ソレノイド110を作動させる電圧を低下させて、ソレノイド110の作動音を軽減する。
(電源スイッチ)
図5は電源スイッチの構成の説明図である。図5中、(a)はON状態、(b)はOFF状態である。図4に示すように、電源スイッチの一例である電源スイッチ101は、手動操作により電源電圧の一例である交流電源130に対する導通/遮断を切り替え可能である。電源スイッチ101は、ソレノイド110の作動により導通が遮断に切り替わる。
図5は電源スイッチの構成の説明図である。図5中、(a)はON状態、(b)はOFF状態である。図4に示すように、電源スイッチの一例である電源スイッチ101は、手動操作により電源電圧の一例である交流電源130に対する導通/遮断を切り替え可能である。電源スイッチ101は、ソレノイド110の作動により導通が遮断に切り替わる。
図5の(a)に示すように、電源スイッチ101の内部には、永久磁石112を使用したソレノイド110がある。ソレノイドの一例であるソレノイド110は、電圧を印加されて作動する。ソレノイド110の内部には、永久磁石112、コイル113、磁性体116、可動磁性体(可動鉄心)111、バネ114が配置されている。
図5の(b)に示すように、電源スイッチ101は、ソレノイド110に電圧を印加することにより、電源端子102から接点115を離間させることができる。電源スイッチ101は、ソレノイド110を作動させて、永久磁石112により磁化された磁性体116に吸着された可動磁性体111を磁性体116から遠ざけることで、電源端子102と接点115との電気的な接続をOFFさせる。電源スイッチ101は、ソレノイド110へ電圧を印加することでOFF状態になる。
付勢部材の一例であるバネ114は、移動可能な可動磁性体111を可動磁性体111の移動方向の一端側へ付勢する。バネ114は、磁性体116から離間する方向へ可動磁性体111を付勢して、接点115をOFF状態に保持することができる。
磁性体116は、磁石の一例である永久磁石112と接触し、可動磁性体111の移動方向の他端側に配置され、バネ114の付勢に抗して可動磁性体111を他端側へ保持可能である。磁性体116は永久磁石112により磁化され、可動磁性体111を吸着して、ユーザーの手動操作により接触させた接点115と電源端子102とを導通状態に保持する。
コイルの一例であるコイル113は、磁性体116を覆うように配置され、永久磁石112により磁化された磁性体116の磁束と反対方向の磁束を発生するように直流電圧を印加される。電源スイッチ101が手動操作によりONされると、永久磁石112により磁化された磁性体116の吸着力により可動磁性体111が吸着状態に保持される。
コイル113は、電圧を印加されることにより、永久磁石112により磁化された磁性体116の吸着力に抗して可動磁性体111を移動させて、電源端子102から接点115を離間させる。すなわち、電源スイッチ101をOFF状態にする。コイル113に電圧が印加されると、可動磁性体111に作用する永久磁石112により磁化された磁性体116の磁力が低下し、バネ114の付勢力が永久磁石112により磁化された磁性体116の磁力による吸着力を上回る。これにより、可動磁性体111が動き、接点115が離れ、電源スイッチ101がOFF状態になる。
(プラグインオフモード)
図6は画像形成装置における動作モードの切替の説明図である。図6に示すように、画像形成装置(1:図1)は、プリントモード503にて画像形成ジョブを実行し、画像形成ジョブが終了するとスタンバイモード502へ移行して次の画像形成ジョブを待機する。スタンバイモード502は、画像形成を直ちに開始できる状態である。
図6は画像形成装置における動作モードの切替の説明図である。図6に示すように、画像形成装置(1:図1)は、プリントモード503にて画像形成ジョブを実行し、画像形成ジョブが終了するとスタンバイモード502へ移行して次の画像形成ジョブを待機する。スタンバイモード502は、画像形成を直ちに開始できる状態である。
制御部201は、画像形成部2が所定時間稼動しない場合に、電源スイッチ101のソレノイド110を作動させることにより画像形成部2への電圧印加を遮断する。画像形成装置(1:図1)は、スタンバイモード502が一定時間(3分間)続いて、何もプリントがされない場合、スリープモード504に移行して、スタンバイモード502よりも待機中の消費電力を低下させる。スリープモード504では、図1に示す感光ドラム21等の回転が停止され、定着装置33、高電圧も停止する。スリープモード504のとき、ユーザーからプリント命令等の画像形成ジョブが入力されると、スタンバイモード502へ復帰して、画像形成を開始する。
画像形成装置(1:図1)は、スリープモード504が一定時間(1時間)続いて、ユーザーからプリント命令等の指示も操作も無い場合、プラグインオフモード501に移行して、スリープモード504よりも更に消費電力を低下させる。図4に示すように、制御部201は、ソレノイド110に電圧を印加して、電源スイッチ101を自動的にOFF状態にする。電源スイッチ101がOFF状態の間、画像形成装置1はプラグインオフモード501に保たれ、電源回路150への電力供給も停止する。
画像形成装置(1:図1)は、プラグインオフモード501のとき、ユーザーが手動操作により電源スイッチ101をONすると、プラグインオフモード501からスタンバイモード502に復帰する。
(ソレノイド作動音)
図7はソレノイドの温度と磁性体116の吸着力の関係の線図である。図8はソレノイドのばらつきと吸着力の関係の説明図である。図7に示すように、コイル113に印加する電圧が変化しても、バネ114の反発力は一定である。一方、コイル113に印加する電圧が変化すると、可動磁性体111に対するコイル113及び永久磁石112により磁化された磁性体116の吸着力が変化する。
図7はソレノイドの温度と磁性体116の吸着力の関係の線図である。図8はソレノイドのばらつきと吸着力の関係の説明図である。図7に示すように、コイル113に印加する電圧が変化しても、バネ114の反発力は一定である。一方、コイル113に印加する電圧が変化すると、可動磁性体111に対するコイル113及び永久磁石112により磁化された磁性体116の吸着力が変化する。
図7に示すように、コイル113に印加する電圧の増加に伴ってコイル113及び永久磁石112により磁化された磁性体116の吸着力が低下する。そして、コイル113及び永久磁石112により磁化された磁性体116の吸着力がバネ114の反発力よりも小さくなると、図5の(b)に示すように、可動磁性体111が移動して電源スイッチ101がOFF状態になる。
コイル113の磁力は、永久磁石112により磁化された磁性体116の磁力と逆の極性になっている。このため、図7に示す右肩下がりの領域は、コイル113の磁力で永久磁石112により磁化された磁性体116の磁力を弱めている。印加電圧が高い右肩上がりの領域は、永久磁石112により磁化された磁性体116の磁力よりもコイル113により発生する磁力が上回って、可動磁性体111を吸着する領域であるが、実際には使用されていない。
図7に示すように、ソレノイド110は、環境温度が高いほど、作動する印加電圧が高くなる傾向がある。したがって、電源スイッチ101をOFF状態とする際にソレノイド110に印加する適正な動作電圧は、環境温度に応じて異ならせる必要がある。
図8に示すように、ソレノイド110は、製品ごとの個体差の影響で、作動する印加電圧が大きくばらつく。したがって、複数の製品に対応させるには電源スイッチ101をOFF状態とする際にソレノイド110に印加する適正な動作電圧を、ソレノイド110の製品ごとに異ならせる必要がある。
ここで、電源スイッチ101は、ソレノイド110の個体差及び環境温度の違いに影響されることなく確実に動作させる必要がある。そして、ソレノイド110の個体差及び環境温度の違いがあってもソレノイド110を確実に動作させようとすると、平均的な作動電圧の2倍以上の大きな電圧をソレノイド110に印加する必要がある。しかし、そのような大きな電圧をソレノイド110に印加すると、多くの場合、可動磁性体111の移動が衝撃的になり、ソレノイド110の作動音が大きくなる。そこで、比較例では、ソレノイド110に印加する電圧を、印加した際に可動磁性体111が移動しない低い初期値から次第に増加させて、増加過程でソレノイド110を作動させている。
(比較例)
図9は比較例におけるコイルの印加電圧の説明図である。図10はコイルの電圧印加時間とコイル温度の関係の説明図である。図9に示すように、比較例では、コイル113に印加する電圧を、最低動作電圧VLが低いソレノイド110の最低動作電圧VLよりも低い初期値から始めて、段階的に高くし、最終的に最大印加電圧設定値Vmaxに到達するように制御する。比較例では、ソレノイド110へ印加する電圧/経過時間の関係は、一定の台形となっていて、ソレノイド110が動作した後においても一定の電圧を印加し続けている。
図9は比較例におけるコイルの印加電圧の説明図である。図10はコイルの電圧印加時間とコイル温度の関係の説明図である。図9に示すように、比較例では、コイル113に印加する電圧を、最低動作電圧VLが低いソレノイド110の最低動作電圧VLよりも低い初期値から始めて、段階的に高くし、最終的に最大印加電圧設定値Vmaxに到達するように制御する。比較例では、ソレノイド110へ印加する電圧/経過時間の関係は、一定の台形となっていて、ソレノイド110が動作した後においても一定の電圧を印加し続けている。
これにより、ソレノイド110の個体差による最低動作電圧VLのばらつきや環境温度の違いに関係なく、個々のソレノイド110に最低動作電圧VLを印加して磁性体111を移動させることができる。
しかし、ソレノイド110においては、ソレノイド110の作動完了後、最大印加電圧設定値Vmaxまで印加電圧が上昇し、続いて最大印加電圧設定値Vmaxが保持される。このため、比較例では、ソレノイド110の作動完了後に、ハッチングで示すように無駄な電力が消費され、コイル113が温度上昇してしまう。図10に示すように、抵抗値0.96Ωのソレノイド110に電圧を印加し続けている間、経過時間tに伴ってコイル113の温度T[℃]が上昇する。
T=21.495t+27.344
T=21.495t+27.344
コイル113の抵抗が低い場合は温度上昇の傾きが大きくなり、コイル113の抵抗が高い場合は温度上昇の傾きが小さくなる。固体差で最低動作電圧が低いコイル113は、抵抗が低い場合が多く、そのため、同じ印加電圧でも多くの電流が流れて温度上昇の速度が高くなる。
そこで、実施の形態1では、ソレノイド110に印加する電圧を開始電圧から漸次上昇させて、ソレノイド110の作動が完了すると、速やかにソレノイド110に対する電圧印加を停止させている。
(電圧印加の停止)
図4に示すように、検知手段の一例である検知部120は、ソレノイド110の作動を検知する。信号スイッチの一例である電源スイッチ101は、ソレノイド110の作動により導通/遮断が切り替わる。検知部120は、電源スイッチ101のON/OFF状態を検知することで、ソレノイド110の作動を検知する。
図4に示すように、検知手段の一例である検知部120は、ソレノイド110の作動を検知する。信号スイッチの一例である電源スイッチ101は、ソレノイド110の作動により導通/遮断が切り替わる。検知部120は、電源スイッチ101のON/OFF状態を検知することで、ソレノイド110の作動を検知する。
制御手段の一例である制御部201は、ソレノイド110に印加する電圧を、ソレノイド110が作動しない開始電圧の一例である最低印加電圧設定値Vminから漸次上昇させる。そして、制御部201は、検知部120によりソレノイド110の作動が検知されるとソレノイド110に印加する電圧を遮断する。一方、制御部201は、ソレノイド110に印加する電圧が予め設定された終了電圧の一例である最大印加電圧設定値Vmaxに達すると、検知部120によりソレノイド110の作動が検知されなくても、ソレノイド110に印加する電圧を遮断する。
ユーザーは、ソレノイド110を最初に使用する際に、制御部201による測定モードを実行させて、ソレノイド110の個体差に応じた最低印加電圧設定値Vmin及び最大印加電圧設定値Vmaxを設定する。制御部201は、測定モードで設定された最低印加電圧設定値Vmin及び最大印加電圧設定値Vmaxを使用して、画像形成装置1のプラグインオフモードへの切り替えを制御する。
(測定モード)
図11は測定モードの制御のフローチャートである。図4に示すように、ソレノイド110の作動を検知しているときに検知部120及び制御部201に供給されていた電力は、ソレノイド110の作動により遮断されてしまう。このため、電源手段の一例である大容量コンデンサ153は、ソレノイド110が作動した後に検知部120及び制御部201に電力を供給可能である。電源スイッチ101のOFF後も制御部201を作動させて画像形成装置(1:図1)をOFFに導くため、電源回路150の出力端子154に大容量コンデンサ153を設け、制御部201に電源部215を設けている。
図11は測定モードの制御のフローチャートである。図4に示すように、ソレノイド110の作動を検知しているときに検知部120及び制御部201に供給されていた電力は、ソレノイド110の作動により遮断されてしまう。このため、電源手段の一例である大容量コンデンサ153は、ソレノイド110が作動した後に検知部120及び制御部201に電力を供給可能である。電源スイッチ101のOFF後も制御部201を作動させて画像形成装置(1:図1)をOFFに導くため、電源回路150の出力端子154に大容量コンデンサ153を設け、制御部201に電源部215を設けている。
電源部215は、大容量コンデンサ153に蓄積された電力を用いて、制御部201で使用する3.3Vの電圧と、増幅回路213で使用する12Vの電圧とを生成する。これにより、電源スイッチ101のOFF後も数十秒間、制御部201及び検知部120を作動させ続けることができる。必要であれば、ソレノイド110への電圧印加も、数秒間継続できる。電源スイッチ101のOFF後、時間経過とともに大容量コンデンサ153の電圧が低下して、画像形成装置1内に蓄積された電圧はすべて放電される。
制御部201は、操作部(11:図3)を通じたユーザーの実行指令に応答して測定モードを実行し、スリープモードからプラグインオフモードへ移行する際のソレノイド110の最低印加電圧設定値Vminと最大印加電圧設定値Vmaxを設定する。
図11に示すように、CPU210は、コイル113へ印加する電圧Voutの初期設定を1Vに設定する(S721)。CPU210は、ソレノイド110への電圧Voutの印加を開始する(S722)。
CPU210は、ソレノイド110へ電圧Voutを印加したまま10msec待ち(S723)、検知部120の出力電圧を取り込んで、ソレノイド110の動作完了(電源スイッチ101のOFF)か否かを確認する(S724)。
CPU210は、ソレノイド110の動作完了でなければ(S724のNo)、電圧印加開始から3000msec経過しているか否かを確認する(S727)。CPU210は、3000msec経過してなければ(S727のNo)、出力電圧Voutに0.1V加算する(S729)。CPU210は、3000msec経過していれば(S727のYes)、ソレノイド110の動作異常と判断してサービスマンコールを行い、電圧印加を停止し、動作終了する(S728)。
CPU210は、ソレノイド110の動作完了であれば(S724のYes)、ソレノイド110への電圧印加を停止する(S725)。CPU210は、最終の出力電圧Voutを用いて最低印加電圧設定値Vmin及び最大印加電圧設定値Vmaxを設定し、不揮発性メモリ212に記憶する(S726)。すなわち、制御部201は、予めソレノイド110を作動させた時の電圧値に基づいて開始電圧の一例である最低印加電圧設定値Vmin及び終了電圧の一例である最大印加電圧設定値Vmaxを設定する。
ソレノイド110へ印加する最低印加電圧設定値Vmin及び最大印加電圧設定値Vmaxは次式となる。
Vmin=Vout−0.5 [V]
Vmax=Vout×2 [V]
Vmin=Vout−0.5 [V]
Vmax=Vout×2 [V]
(プラグインオフモードへの切替制御)
図12はプラグインオフモードの制御のフローチャートである。図4に示すように、制御部201は、設定モードで設定した最低印加電圧設定値Vmin及び最大印加電圧設定値Vmaxを用いてプラグインオフモードの制御を実行する。制御部201は、手動操作により電源スイッチ101が導通に切り替えられた状態で画像形成が所定時間以上実行されない場合に、ソレノイド110を作動させて電源スイッチ101を遮断に切り替える。
図12はプラグインオフモードの制御のフローチャートである。図4に示すように、制御部201は、設定モードで設定した最低印加電圧設定値Vmin及び最大印加電圧設定値Vmaxを用いてプラグインオフモードの制御を実行する。制御部201は、手動操作により電源スイッチ101が導通に切り替えられた状態で画像形成が所定時間以上実行されない場合に、ソレノイド110を作動させて電源スイッチ101を遮断に切り替える。
図12に示すように、CPU210は、画像形成装置1における画像形成ジョブが終了すると(S701)、スタンバイモード502へ移行する(S702)。
CPU210は、スタンバイモード502のまま3分間が経過したか否かを判断する(S703)。CPU210は、スタンバイモード502のまま3分間以上が経過していると(S703のYes)、スリープモード504へ移行する(S704)。
CPU210は、スリープモードのまま1時間が経過したかを判断する(S705)。CPU210は、スリープモードのまま1時間以上が経過していると(S705のYes)、プラグインオフモードへ移行する(S706)。
CPU210は、最低印加電圧設定値Vminを不揮発性メモリ212から読み出して、ソレノイド110へ印加する電圧Voutの初期値を最低印加電圧設定値Vminに設定する(S707)。CPU210は、ソレノイド110へ電圧Voutの印加を開始する(S708)。
CPU210は、ソレノイド110へ電圧Voutを印加して10msec待ち(S709)、検知部120の出力電圧を取り込んで、ソレノイド110の動作完了(電源スイッチ101のOFF)か否かを確認する(S710)。CPU210は、ソレノイド110の動作完了でなければ(S710のNo)、電圧印加開始から1000msec経過しているか否かを確認する(S712)。
CPU210は、1000msec経過してなければ(S712のNo)、電圧Voutと最大印加電圧設定値Vmaxとを比較する(S714)。そして、電圧Voutが最大印加電圧設定値Vmax未満であれば(S714のYes)、出力電圧Voutに0.1V加算する(S715)。しかし、電圧Voutが最大印加電圧設定値Vmax以上であれば(S714のNo)、ソレノイド110の動作異常と判断してサービスマンコールを行い、電圧印加を停止し、動作終了する(S713)。
CPU210は、1000msec経過していれば(S712のYes)、ソレノイド110の動作異常と判断してサービスマンコールを行い、電圧印加を停止し、動作終了する(S713)。CPU210は、ソレノイド110の動作完了であれば(S710のYes)、ソレノイド110への電圧印加を停止し、動作終了する(S711)。
なお、図6に示すように、制御部201は、図11、図12のフローチャートとは無関係に、ユーザーの指示、操作、画像形成ジョブの受信等があれば、各モードから別のモードへ移行する。
(実施の形態1の効果)
実施の形態1によれば、上述した比較例における課題が解決されている。ソレノイド110の個体差や環境温度の違いに影響されることなく、ソレノイド110に対して適正な動作電圧を適正な時間だけ印加することができる。ソレノイド110の個体差のバラつきに応じた適切な動作電圧をソレノイド110に印加することができる。このため、ソレノイド110を低い作動音で確実に作動させるとともに、作動後のソレノイド110の発熱を回避できる。ソレノイド110の動作後に電圧印加を停止させることで、ソレノイド110の温度上昇を防ぐことができる。
実施の形態1によれば、上述した比較例における課題が解決されている。ソレノイド110の個体差や環境温度の違いに影響されることなく、ソレノイド110に対して適正な動作電圧を適正な時間だけ印加することができる。ソレノイド110の個体差のバラつきに応じた適切な動作電圧をソレノイド110に印加することができる。このため、ソレノイド110を低い作動音で確実に作動させるとともに、作動後のソレノイド110の発熱を回避できる。ソレノイド110の動作後に電圧印加を停止させることで、ソレノイド110の温度上昇を防ぐことができる。
実施の形態1では、ソレノイド110に印加する電圧が予め設定された終了電圧に達すると、検知部120によりソレノイド110の作動が検知されなくてもソレノイド110に印加する電圧を遮断する。このため、電源スイッチ101に作動できない機構的な問題がある状態でコイル113に過剰な電圧が印加されることを回避できる。
実施の形態1では、バネ114が可動磁性体111を移動方向の一端側へ付勢し、永久磁石112がバネ114の付勢に抗して可動磁性体111を他端側へ保持可能である。このため、ソレノイド110に電圧を印加しなくても、電源スイッチ101のONとOFFの両方を保持可能である。
実施の形態1では、コイル113は、永久磁石112により磁化された磁性体116に重ねて配置され、永久磁石112により磁化された磁性体116の磁束と反対方向の磁束を発生するように直流電圧を印加される。このため、低い電流値で電源スイッチ101を作動させることができる。また、図7の右肩上がりの領域を使用して電源スイッチ101を双方向に作動させることも可能である。
実施の形態1では、電源スイッチ101は、手動操作により交流電源130に対する導通/遮断を切り替え可能であるが、ソレノイド110の作動により導通が遮断に切り替わる。このため、電源スイッチ101の外観状態からプラグインオフモードであることを直感的に理解できる。また、電源スイッチ101を操作して行うプラグインオフモードからスタンバイモードへの復帰も直感的に理解し易い。
<実施の形態2>
実施の形態1では、図4に示すように、検知部120により電源スイッチ101の下流側の交流電圧を検知して可動磁性体111の移動を検知する実施の形態を説明した。これに対して、実施の形態2では、図13に示すように、電源スイッチ101に連動した検知スイッチ220のON/OFFを検知して可動磁性体111の移動を検知する実施の形態を説明する。実施の形態2では、可動磁性体111の移動を検知する検知部以外の構成及び制御は実施の形態1と同様である。このため、図13中、実施の形態1と共通する構成には図4と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1では、図4に示すように、検知部120により電源スイッチ101の下流側の交流電圧を検知して可動磁性体111の移動を検知する実施の形態を説明した。これに対して、実施の形態2では、図13に示すように、電源スイッチ101に連動した検知スイッチ220のON/OFFを検知して可動磁性体111の移動を検知する実施の形態を説明する。実施の形態2では、可動磁性体111の移動を検知する検知部以外の構成及び制御は実施の形態1と同様である。このため、図13中、実施の形態1と共通する構成には図4と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
(検知部)
図13は実施の形態2における電源回路の回路図である。図13に示すように、スイッチの一例である検知スイッチ220は、ソレノイド110の作動により導通/遮断が切り替わる。制御部201は、検知スイッチ220が遮断に切り替わることでソレノイド110の作動を検知する。電源スイッチ101は、図4に示す一対の電源端子102と接点115の他に、検知部として、ON/OFF検知用の検知スイッチ220(端子223と接点224)を有する。接点115と接点224とは磁性体111に連動しているため、端子223と接点224のON/OFFを検知することで、磁性体111の移動完了を検知することができる。
図13は実施の形態2における電源回路の回路図である。図13に示すように、スイッチの一例である検知スイッチ220は、ソレノイド110の作動により導通/遮断が切り替わる。制御部201は、検知スイッチ220が遮断に切り替わることでソレノイド110の作動を検知する。電源スイッチ101は、図4に示す一対の電源端子102と接点115の他に、検知部として、ON/OFF検知用の検知スイッチ220(端子223と接点224)を有する。接点115と接点224とは磁性体111に連動しているため、端子223と接点224のON/OFFを検知することで、磁性体111の移動完了を検知することができる。
ON/OFF検知用の端子223は3.3Vの電池222に接続され、接点224は抵抗221を介して接地電位に接続されている。電源スイッチ101がON状態のとき、検知スイッチ220は、制御部201に3.3Vを出力する。一方、可動磁性体111が移動完了して電源スイッチ101がOFFすると、検知スイッチ220は、制御部201に0Vを出力する。
制御部201は、図12のフローチャートの制御を実行して、スリープモードが1時間続くと(S705のYes)、プラグインオフモードへ移行する(S706)。制御部201は、ソレノイド110へ印加する電圧Voutを最低印加電圧設定値Vminから次第に上昇させる(S709〜S715)。そして、検知スイッチ220の出力が3.3Vから0Vに低下すると(S710のYes)、ソレノイド110へ印加する電圧を停止する(S711)。
<実施の形態3>
実施の形態1、2では、画像形成装置1におけるプラグインオフモードの自動切り替え制御の実施の形態を説明した。これに対して、実施の形態3では、画像形成装置1以外の機器におけるプラグインオフモードの自動切り替え制御の実施の形態を説明する。
実施の形態1、2では、画像形成装置1におけるプラグインオフモードの自動切り替え制御の実施の形態を説明した。これに対して、実施の形態3では、画像形成装置1以外の機器におけるプラグインオフモードの自動切り替え制御の実施の形態を説明する。
(プラグインオフモードの切替制御)
画像形成装置1に搭載された画像読取装置15あるいは単独で使用される画像読取装置においても、実施の形態1、2の電源スイッチ101を用いたプラグインオフモードの自動切り替え制御を実施可能である。画像読取装置は、読み取る原稿を自動給送する原稿自動供給装置を備えているものであってもよい。
画像形成装置1に搭載された画像読取装置15あるいは単独で使用される画像読取装置においても、実施の形態1、2の電源スイッチ101を用いたプラグインオフモードの自動切り替え制御を実施可能である。画像読取装置は、読み取る原稿を自動給送する原稿自動供給装置を備えているものであってもよい。
画像形成装置1に接続されて針綴じ等のシート処理を行うシート処理装置においても、実施の形態1、2の電源スイッチ101を用いたプラグインオフモードの自動切り替え制御を実施可能である。
電子写真プロセス以外の画像形成プロセス、例えばインクジェット方式を採用した画像形成装置においても、実施の形態1、2の電源スイッチ101を用いたプラグインオフモードの自動切り替え制御を実施可能である。
<その他の実施の形態>
本発明のソレノイド駆動装置は、実施の形態1、2で説明した具体的な構成には限定されない。実施の形態1、2の構成の一部又は全部を等価な部材に置き換えた別の実施の形態でも実施可能である。
本発明のソレノイド駆動装置は、実施の形態1、2で説明した具体的な構成には限定されない。実施の形態1、2の構成の一部又は全部を等価な部材に置き換えた別の実施の形態でも実施可能である。
実施の形態1、2に記載されている構成・数値などは、実施の形態1、2の制御が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであるから、特に決定的な記載が無い限り、本発明をそれらの要件に限定する趣旨のものではない。
実施の形態1、2では、ソレノイド110は、電源スイッチ101をON→OFFの片方向に作動させるために使用された。しかし、ソレノイド110は、電源スイッチ101をOFF→ONの片方向、或いは、ON→OFF、OFF→ONの双方向に作動させるために使用されてもよい。
実施の形態1、2では、装置の電源スイッチ101を作動せるためにソレノイド110が使用された。しかし、ソレノイド110は、電源スイッチ101以外のスイッチを作動させてもよい。ソレノイド110は、プラグインオフモードの制御以外の目的でこれらのスイッチを作動させてもよい。
実施の形態1、2では、永久磁石112により磁化された磁性体116でスイッチのON状態を保持し、バネ114でスイッチのOFF状態を保持した。しかし、永久磁石112により磁化された磁性体116でスイッチのOFF状態を保持し、バネ114でスイッチのON状態を保持してもよい。
実施の形態1、2では、画像形成装置1におけるソレノイド駆動装置の実施の形態を説明した。しかし、本発明のソレノイド駆動装置は、工作機械、コンピュータ、船舶、自動車、自動車のステアリングロック装置等でも実施できる。
1:画像形成装置、101:電源スイッチ(信号スイッチ)、102:電源端子、110:ソレノイド、111:可動磁性体、112:永久磁石、113:コイル、114:バネ(付勢部材)、115:接点、116:磁性体、120:検知部、121:フォトカプラ、130:交流電源、150:電源回路、151:ブリッジ回路、152:変圧器、153:大容量コンデンサ、154:出力端子、201:制御部(制御手段)、208:ROM、209:RAM、210:CPU、212:不揮発性メモリ、213:増幅回路、220:検知スイッチ
Claims (9)
- 電圧を印加されて作動するソレノイドと、
前記ソレノイドの作動を検知する検知手段と、
前記ソレノイドに印加する電圧を前記ソレノイドが作動しない開始電圧から漸次上昇させ、かつ、前記検知手段により前記ソレノイドの作動が検知されると前記ソレノイドに印加する電圧を遮断する制御手段と、を備える、
ことを特徴とするソレノイド駆動装置。 - 前記制御手段は、前記開始電圧から漸次上昇される電圧が予め設定された終了電圧に達すると、前記検知手段により前記作動が検知されなくても前記ソレノイドに印加する電圧を遮断する、
ことを特徴とする請求項1に記載のソレノイド駆動装置。 - 前記検知手段及び前記制御手段へ電力供給を行う交流電源の導通/遮断を検知するフォトカプラを備え、
前記検知手段は、前記フォトカプラにより前記交流電源の遮断を検知した時に前記ソレノイドの作動を検知する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のソレノイド駆動装置。 - 前記ソレノイドの作動により導通/遮断が切り替わるスイッチを備え、
前記検知手段は、前記スイッチが遮断に切り替わることで前記ソレノイドの作動を検知する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のソレノイド駆動装置。 - 前記ソレノイドの作動を検知しているときに前記検知手段及び前記制御手段に供給されていた電力が前記ソレノイドの作動により遮断され、
前記ソレノイドが作動した後に前記検知手段及び前記制御手段に電力を供給可能な電源手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のソレノイド駆動装置。 - 前記ソレノイドは、
移動可能な磁性体と、
前記磁性体を前記磁性体の移動方向の一端側へ付勢する付勢部材と、
前記磁性体の移動方向の他端側に配置され、前記付勢部材の付勢に抗して前記磁性体を前記他端側へ保持可能な磁石と、
電圧を印加されることにより前記磁性体を吸着して前記一端側と前記他端側とのうち少なくとも一方へ移動させるコイルと、を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のソレノイド駆動装置。 - 前記コイルは、前記他端側に配置され、前記磁石の磁束と反対方向の磁束を発生するように直流電圧を印加される、
ことを特徴とする請求項6に記載のソレノイド駆動装置。 - 前記制御手段は、予め前記ソレノイドを作動させた時の電圧値に基づいて前記開始電圧及び前記終了電圧を設定することを特徴とする請求項2に記載のソレノイド駆動装置。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のソレノイド駆動装置と、
記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、を備え、
前記制御手段は、前記画像形成手段が所定時間稼動しない場合に、前記ソレノイド駆動装置のソレノイドを作動させることにより前記画像形成手段への電圧印加を遮断する、
ことを特徴とする画像形成装置。
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