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JP2018010770A - 電池モジュールの検査方法及び電池モジュールの検査装置 - Google Patents

電池モジュールの検査方法及び電池モジュールの検査装置 Download PDF

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祐良 山口
木下 恭一
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Abstract

【課題】電池セルと伝熱部材との間に存在し得る欠陥部を非破壊で検出できる電池モジュールの検査方法及び電池モジュールの検査装置を提供する。【解決手段】実施形態の電池モジュールの検査方法では、電池モジュール10が、複数の電池セル2と、複数の電池セル2が取り付けられる伝熱部材4と、複数の電池セル2と伝熱部材4との間に配置される伝熱層6とを備える。この検査方法は、伝熱層6が複数の電池セル2と伝熱部材4との間に配置された状態で、伝熱部材4における伝熱層6とは反対側の表面4sを加熱する工程と、伝熱部材4の表面4sを加熱した後、赤外線撮像装置30を用いて伝熱部材4の表面4sを撮像する工程と、赤外線撮像装置30から得られる赤外線画像に基づいて欠陥部を検出する工程とを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、電池モジュールの検査方法及び電池モジュールの検査装置に関する。
例えばリチウムイオン二次電池等の複数の電池セルが配列してなる配列体を含む電池モジュールが知られている。このような電池モジュールでは、電池セルにて発生する熱を筐体に逃がすための放熱構造が設けられる。例えば、特許文献1に記載の電池モジュールでは、電池セル同士の間に伝熱プレートを配置し、当該伝熱プレートの一端側を筐体に接触させている。これにより、電池セルにおいて発生した熱を筐体に逃がしている。
特表平8−506205号公報
電池セルと、電池セルが取り付けられる伝熱部材(例えば筐体)との間の伝熱性を向上させるために、両者の間に伝熱層を介在させることがある。この場合、電池セルを伝熱層に貼り合わせる際に、電池セルと伝熱層との間に気泡が混入する可能性がある。あるいは、伝熱層が伝熱部材から剥離することにより、伝熱層と伝熱部材との間に空隙が生じる可能性もある。あるいは、伝熱層が破れることにより、伝熱層内に空隙が生じる可能性もある。いずれの場合であっても、電池セルと伝熱部材との間に空隙が存在することになる。
電池セルと伝熱部材との間に上述の空隙のような欠陥部が存在すると、電池セルと伝熱部材との間の伝熱性の向上が妨げられる。また、電池モジュールにおいて異物等の欠陥部を検出することも電池モジュールの品質向上に寄与する。
本発明の一側面は、電池セルと伝熱部材との間に存在し得る欠陥部を非破壊で検出できる電池モジュールの検査方法及び電池モジュールの検査装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る電池モジュールの検査方法では、前記電池モジュールが、複数の電池セルと、前記複数の電池セルが取り付けられる伝熱部材と、前記複数の電池セルと前記伝熱部材との間に配置される伝熱層と、を備え、前記検査方法は、前記伝熱層が前記複数の電池セルと前記伝熱部材との間に配置された状態で、前記伝熱部材における前記伝熱層とは反対側の表面を加熱する工程と、前記伝熱部材の前記表面を加熱した後、赤外線撮像装置を用いて前記伝熱部材の前記表面を撮像する工程と、前記赤外線撮像装置から得られる赤外線画像に基づいて欠陥部を検出する工程と、を含む。
この電池モジュールの検査方法では、伝熱部材の表面を加熱すると、伝熱部材から伝熱層を経由して複数の電池セルまで熱が伝わる。ここで、(1)伝熱部材と伝熱層との間、(2)伝熱層の内部、(3)伝熱層と複数の電池セルとの間のいずれかに欠陥部が存在する場合がある。欠陥部は伝熱層の熱伝導率とは異なる熱伝導率を有している。そのような欠陥部としては、例えば、電池モジュールの製造の際に混入する気泡、電池モジュールの使用時に生じる伝熱層の剥離又は破れにより生じる空隙等が考えられる。この場合、欠陥部の存在する箇所において、伝熱部材から複数の電池セルまでの伝熱性が不十分となる。そのため、得られた赤外線画像において、欠陥部の存在する箇所が周囲よりも高温のスポットとして現れる。
欠陥部が例えば導電性粒子等の異物である場合、異物が伝熱層の熱伝導率よりも大きい熱伝導率を有すると、欠陥部の存在する箇所において、伝熱部材から複数の電池セルまでの伝熱性が過度に高くなる。そのため、得られた赤外線画像において、欠陥部の存在する箇所が周囲よりも低温のスポットとして現れる。
したがって、上記電池モジュールの検査方法を用いると、電池セルと伝熱部材との間に存在し得る欠陥部を非破壊で検出することができる。
上記検査方法は、前記伝熱部材の前記表面を撮像した後に、前記赤外線画像の高解像度化処理を行う工程を更に含み、前記欠陥部を検出する工程では、前記高解像度化処理後の前記赤外線画像に基づいて前記欠陥部を検出してもよい。
この場合、欠陥部が微小な径を有する空隙であっても高精度に欠陥部を検出することができる。
上記検査方法は、前記伝熱部材の前記表面を撮像する前に、前記複数の電池セルにより前記伝熱層を圧縮する工程を更に含んでもよい。
伝熱層を圧縮すると、熱弾性効果により、応力変動に応じた温度変化が生じる。伝熱層が圧縮されることにより発生する残留応力の分布は、欠陥部が存在すると、不均一になる。欠陥部が空隙であると、空隙内の気体の温度が断熱圧縮により上昇するからである。その結果、赤外線画像において、欠陥部の存在する箇所が、周囲よりも高温のスポットとして現れる。したがって、高精度に欠陥部を検出することができる。
本発明の一側面に係る電池モジュールの検査装置では、前記電池モジュールが、複数の電池セルと、前記複数の電池セルが取り付けられる伝熱部材と、前記複数の電池セルと前記伝熱部材との間に配置される伝熱層と、を備え、前記検査装置は、前記伝熱部材における前記伝熱層とは反対側の表面を加熱するための加熱装置と、前記伝熱部材の前記表面を撮像するための赤外線撮像装置と、前記赤外線撮像装置から得られる赤外線画像に基づいて欠陥部を検出するための欠陥部検出装置と、を備える。
この電池モジュールの検査装置では、上記電池モジュールの検査方法を好適に実施することができる。そのため、電池セルと伝熱部材との間に存在し得る欠陥部を非破壊で検出することができる。
本発明の一側面によれば、電池セルと伝熱部材との間に存在し得る欠陥部を非破壊で検出できる電池モジュールの検査方法及び電池モジュールの検査装置が提供され得る。
検査対象の電池モジュールを模式的に示す側面図である。 実施形態に係る電池モジュールの検査装置を模式的に示す図である。 実施形態に係る電池モジュールの検査装置を模式的に示す図である。 実施形態に係る電池モジュールの検査方法を示すフローチャートである。 サーモグラフィ画像の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態が詳細に説明される。図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号が用いられ、重複する説明は省略される。
図1は、検査対象の電池モジュールを模式的に示す側面図である。図1に示される電池モジュール10は、複数の電池セル2と、複数の電池セル2が取り付けられる伝熱部材4と、複数の電池セル2と伝熱部材4との間に配置される伝熱層6とを備える。
複数の電池セル2は、一方向に配列される。複数の電池セル2には複数の伝熱プレート8がそれぞれ取り付けられてもよい。各伝熱プレート8は、隣り合う電池セル2間に配置される第1の板状部分8aと、伝熱層6と電池セル2との間に配置される第2の板状部分8bとを有する。ただし、電池セル2の配列方向の一端に位置する伝熱プレート8の第1の板状部分8aは、電池セル2と後述するエンドプレート12との間に配置される。第2の板状部分8bの端部は、第1の板状部分8aの端部に接続されており、第1の板状部分8aの延在方向と交差する方向に延びている。各伝熱プレート8は、例えば金属板である。
各電池セル2は、枠体をなす電池ホルダによって保持されている。電池セル2は、例えばリチウムイオン二次電池等の二次電池であり、ケース内に電極組立体を収容している。電池セル2には、正極端子及び負極端子が設けられている。
各電池セル2は、極性の異なる端子が隣り合うように配列されており、バスバーによって電気的に直列に接続されている。電池セル2の配列端には、複数の電池セル2を配列方向に拘束可能な一対のエンドプレート12がそれぞれ設けられている。各エンドプレート12は、複数の電池セル2を押圧する板状部分12aと、エンドプレート12を伝熱部材4に固定するためのブラケット部分12bとを有する。エンドプレート12は、例えばボルト等の締結部材により、ブラケット部分12bを介して伝熱部材4に固定される。
伝熱部材4は、例えば複数の電池セル2を収容する筐体又は筐体の一部であってもよい。伝熱部材4は、例えば鉄板等の金属板である。
伝熱層6は弾性を有してもよい。伝熱層6は例えばゲル状の樹脂層である。伝熱層6は、液状の熱伝導材料(TIM:Thermal Interface Material)が硬化してなる固体状の層であってもよい。伝熱層6は、例えば1.5W/m・K以上の熱伝導率を有する。伝熱層6の熱伝導率は、2W/m・K以上でもよく、2.5W/m・Kでもよく、3.0W/m・K以上でもよい。伝熱層6の熱伝導材料としては、例えばポリウレタン樹脂、シリコーンゲル、ゴム及び樹脂系のスポンジ等の弾性変形可能な材料が挙げられる。
電池モジュール10では、電池セル2の充放電により電池セル2が発熱し、熱が電池セル2から伝熱プレート8及び伝熱層6を経由して伝熱部材4に到達する。これにより、伝熱部材4から外気に放熱される。すなわち、伝熱部材4は放熱部材として機能する。伝熱層6と伝熱プレート8との間に空隙Vが存在すると、電池セル2と伝熱部材4との間の伝熱性の向上が妨げられる。このような空隙Vは、例えば、伝熱層6に伝熱プレート8を貼り合わせる際に混入する気泡、電池セル2の充放電に伴う電池セル2の膨張及び収縮によって生じる伝熱層6の剥離又は破れ等に起因する。空隙Vは、以下に説明する電池モジュール10の検査装置及び検査方法によって検出され得る。
図2及び図3は、実施形態に係る電池モジュールの検査装置を模式的に示す図である。図2及び図3に示される検査装置100は、電池モジュール10の検査を行うことができる。図2は後述する加熱工程における検査装置100を示し、図3は後述する撮像工程における検査装置100を示す。
検査装置100は、伝熱部材4における伝熱層6とは反対側の表面4sを加熱するための加熱装置20と、伝熱部材4の表面4sを撮像するための赤外線撮像装置30と、赤外線撮像装置30から得られる赤外線画像に基づいて欠陥部を検出するための欠陥部検出装置40とを備える。検査装置100は、電池モジュール10を加熱装置20から赤外線撮像装置30まで搬送するための搬送装置としての一対のレール50を備えてもよい。
加熱装置20は、熱源を伝熱部材4の表面4sに接触させ、熱源を伝熱部材4の表面4sから離すように熱源を駆動する駆動装置を備えてもよい。当該駆動装置は、伝熱部材4の表面4sの交差方向(例えば垂直方向)に熱源を駆動可能である。
赤外線撮像装置30は例えば赤外線カメラである。赤外線撮像装置30により、伝熱部材4の表面4sの赤外線画像が得られる。
欠陥部検出装置40は、赤外線撮像装置30から得られる赤外線画像を受けるコンピュータ42と、赤外線画像に基づいて欠陥部の検出結果を表示するモニタ44とを備える。コンピュータ42は、赤外線画像を処理することができる。赤外線画像は、例えば図5に示されるようなサーモグラフィ画像としてモニタ44に表示され得る。
コンピュータ42は、例えば以下のようにして、赤外線撮像装置30から得られる赤外線画像の高解像度化処理を行うこともできる。まず、赤外線撮像装置30から得られる赤外線画像の輝度曲線データをデジタル化して、画素幅にて平均化された離散値を含む第1のデジタル画像を作成する。次に、第1のデジタル画像を作成した画素位置に対して1/2画素だけずれた画素位置において、同じ輝度曲線データをデジタル化して、第2のデジタル画像を作成する。その後、第1のデジタル画像の値と第2のデジタル画像の値との平均値を算出することによって、高解像度化処理されたデジタル画像が得られる。このような処理を2次元的に行うことによって、伝熱部材4の表面4sの赤外線画像の全体に対して高解像度化処理を行うことができる。
一対のレール50は、電池モジュール10の両端を支持しながら、レール50の延びる方向Aに電池モジュール10を搬送可能である。加熱装置20の熱源は、一対のレール50間の空間を通って、電池モジュール10に近づくように、又は電池モジュール10から遠ざかるように駆動可能である。
検査装置100では、後述する電池モジュール10の検査方法を好適に実施することができる。そのため、電池セル2と伝熱部材4との間に存在し得る欠陥部を非破壊で検出することができる。
図4は、実施形態に係る電池モジュールの検査方法を示すフローチャートである。実施形態に係る電池モジュールの検査方法は、例えば検査装置100を用いて以下のように実施され得る。
(圧縮工程)
まず、図1の電池モジュール10を準備する。例えば、伝熱部材4上に設けられた伝熱層6と、電池セル2に取り付けられた伝熱プレート8とを貼り合わせる。その後、例えばボルト等の締結部材により、一対のエンドプレート12のブラケット部分12bを伝熱部材4に固定する。その結果、電池セル2及び伝熱プレート8の自重により伝熱層6は圧縮される(工程S1)。
(加熱工程)
次に、図2に示されるように、伝熱層6が複数の電池セル2と伝熱部材4との間に配置された状態で、伝熱部材4の表面4sを加熱する(工程S2)。図2(a)は、検査装置100の平面図であり、図2(b)は、検査装置100の側面図である。加熱装置20の熱源を伝熱部材4の表面4sに例えば3〜60秒間接触させてもよい。また、熱源からの輻射熱によって伝熱部材4の表面4sを加熱してもよい。熱源の温度は、50〜70℃であってもよいし、55〜65℃であってもよいし、59〜61℃であってもよい。加熱工程は、電池モジュール10のエージング試験にも相当する。加熱後、加熱装置20の熱源を伝熱部材4の表面4sから離して電池モジュール10を冷却する。これにより、電池モジュール10の使用時の状態を再現できるので、電池セル2の充放電に伴う電池セル2の膨張及び収縮によって生じる伝熱層6の剥離又は破れ等を再現することができる。
(撮像工程)
次に、例えばレール50により電池モジュール10を搬送した後、図3に示されるように、赤外線撮像装置30を用いて伝熱部材4の表面4sを撮像する(工程S3)。図3(a)は、検査装置100の平面図であり、図3(b)は、検査装置100の側面図である。
(高解像度化処理工程)
次に、必要に応じて、赤外線撮像装置30から得られる赤外線画像の高解像度化処理を行う(工程S4)。
(欠陥部検出工程)
次に、赤外線撮像装置30から得られる赤外線画像に基づいて欠陥部を検出する(工程S5)。赤外線画像の高解像度化処理を行う場合には、高解像度化処理後の赤外線画像に基づいて欠陥部を検出する。赤外線画像の高解像度化処理を行うと、例えば図5に示されるようなサーモグラフィ画像が得られる。このサーモグラフィ画像では、欠陥部が空隙Vである場合、欠陥部の存在する箇所が周囲よりも高温のスポットHとして現れる。
欠陥部検出装置40は、欠陥部が予め設定された製品基準(例えば欠陥部の寸法が閾値以下、欠陥部が空隙Vの場合は欠陥部の温度が閾値以下、欠陥部が伝熱層よりも大きい熱伝導率の異物の場合は欠陥部の温度が閾値以上)を満たす場合には、良品と判断し、製品基準を満たさない場合には不良品と判断してもよい。不良品の場合、一対のエンドプレート12のブラケット部分12bを伝熱部材4から外して、ブラケット部分12bを伝熱部材4に固定し直す。あるいは、一対のエンドプレート12のブラケット部分12bを伝熱部材4から外した後、伝熱部材4から伝熱層6を剥離除去してもよい。この場合、新たな伝熱層6を伝熱部材4上に形成した後、ブラケット部分12bを伝熱部材4に固定する。
上記電池モジュール10の検査方法では、伝熱部材4の表面4sを加熱すると、伝熱部材4から伝熱層6及び伝熱プレート8を経由して複数の電池セル2まで熱が伝わる。ここで、(1)伝熱部材4と伝熱層6との間、(2)伝熱層6の内部、(3)伝熱層6と伝熱プレート8との間のいずれかに欠陥部が存在する場合がある。欠陥部は伝熱層の熱伝導率とは異なる熱伝導率を有している。そのような欠陥部としては、例えば、電池モジュール10の製造の際に混入する気泡、電池モジュール10の使用時に生じる伝熱層6の剥離又は破れにより生じる空隙V等が考えられる。この場合、欠陥部の存在する箇所において、伝熱部材4から複数の電池セル2までの伝熱性が不十分となる。そのため、得られた赤外線画像において、欠陥部の存在する箇所が周囲よりも高温のスポットとして現れる。
欠陥部が例えば導電性粒子等の異物である場合、異物が伝熱層6の熱伝導率よりも大きい熱伝導率を有すると、欠陥部の存在する箇所において、伝熱部材4から複数の電池セル2までの伝熱性が過度に高くなる。そのため、得られた赤外線画像において、欠陥部の存在する箇所が周囲よりも低温のスポットとして現れる。
したがって、上記電池モジュール10の検査方法を用いると、電池セル2と伝熱部材4との間に存在し得る欠陥部を非破壊で検出することができる。
さらに、上記電池モジュール10の検査方法では、加熱前から存在する欠陥部だけでなく、加熱前には存在しておらず、加熱により初めて発生した欠陥部も検出することができる。
高解像度化処理後の赤外線画像に基づいて欠陥部を検出する場合、伝熱層6の熱伝導率が低く(例えば0W/mK超1.0W/mK以下、より好ましくは0.2W/mK以上1.0W/mK以下)、欠陥部が微小な径(例えば0.5〜5.0mm、より好ましくは0.5〜1.5mm)を有する空隙Vであっても高精度に欠陥部を検出することができる。
伝熱層6を圧縮すると、熱弾性効果により、応力変動に応じた温度変化が生じる。伝熱層6が圧縮されることにより発生する残留応力の分布は、欠陥部が存在すると、不均一になる。欠陥部が空隙Vであると、空隙V内の気体の温度が断熱圧縮により上昇するからである。その結果、赤外線画像において、欠陥部の存在する箇所が、周囲よりも高温のスポットとして現れる。したがって、高精度に欠陥部を検出することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明されたが、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、圧縮工程S1及び高解像度化処理工程S4は実施されなくてもよい。圧縮工程S1は、加熱工程S2と撮像工程S3との間に実施されてもよい。
また、加熱工程S2を行わなくても圧縮工程S1を行うことにより欠陥部を検出することができる。この場合、圧縮工程S1において伝熱層6を圧縮すると、熱弾性効果により、応力変動に応じた温度変化が生じる。伝熱層6が圧縮されることにより発生する残留応力の分布は、欠陥部が存在すると、不均一になる。欠陥部が空隙Vであると、空隙V内の気体の温度が断熱圧縮により上昇するからである。その結果、赤外線画像において、欠陥部の存在する箇所が、周囲よりも高温のスポットとして現れる。したがって、欠陥部を検出することができる。
2…電池セル、4…伝熱部材、4s…表面、6…伝熱層、10…電池モジュール、20…加熱装置、30…赤外線撮像装置、40…欠陥部検出装置、100…検査装置。

Claims (4)

  1. 電池モジュールの検査方法であって、
    前記電池モジュールは、複数の電池セルと、前記複数の電池セルが取り付けられる伝熱部材と、前記複数の電池セルと前記伝熱部材との間に配置される伝熱層と、を備え、
    前記検査方法は、
    前記伝熱層が前記複数の電池セルと前記伝熱部材との間に配置された状態で、前記伝熱部材における前記伝熱層とは反対側の表面を加熱する工程と、
    前記伝熱部材の前記表面を加熱した後、赤外線撮像装置を用いて前記伝熱部材の前記表面を撮像する工程と、
    前記赤外線撮像装置から得られる赤外線画像に基づいて欠陥部を検出する工程と、
    を含む、電池モジュールの検査方法。
  2. 前記伝熱部材の前記表面を撮像した後に、前記赤外線画像の高解像度化処理を行う工程を更に含み、
    前記欠陥部を検出する工程では、前記高解像度化処理後の前記赤外線画像に基づいて前記欠陥部を検出する、請求項1に記載の電池モジュールの検査方法。
  3. 前記伝熱部材の前記表面を撮像する前に、前記複数の電池セルにより前記伝熱層を圧縮する工程を更に含む、請求項1又は2に記載の電池モジュールの検査方法。
  4. 電池モジュールの検査装置であって、
    前記電池モジュールは、複数の電池セルと、前記複数の電池セルが取り付けられる伝熱部材と、前記複数の電池セルと前記伝熱部材との間に配置される伝熱層と、を備え、
    前記検査装置は、
    前記伝熱部材における前記伝熱層とは反対側の表面を加熱するための加熱装置と、
    前記伝熱部材の前記表面を撮像するための赤外線撮像装置と、
    前記赤外線撮像装置から得られる赤外線画像に基づいて欠陥部を検出するための欠陥部検出装置と、
    を備える、電池モジュールの検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023027373A1 (ko) * 2021-08-26 2023-03-02 주식회사 엘지에너지솔루션 단위셀 검사장치, 그를 포함하는 전극조립체 제조설비 및 제조방법
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