JP2018009019A - Kcnq2〜5チャネル関連疾患の予防および/または治療剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】KCNQ2〜5チャネルに対し強い開口作用を有する化合物を有効成分として含有する医薬組成物、ならびにそれらをKCNQ2〜5チャネル関連疾患(例えば、排尿障害)の予防及び/又は治療に用いる医薬の提供。【解決手段】一般式(I)で示される化合物、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物。【選択図】なし
Description
KCNQチャネルには、KCNQ1、KCNQ2、KCNQ3、KCNQ4及びKCNQ5の5種類のサブタイプが認められている。このうち、KCNQ1以外のKCNQ2〜5は、脊髄後根神経節や脊髄などの侵害性の感覚神経系(nociceptive sensory system)に発現しており、KCNQ2〜5チャネルの活性化は、侵害性のシグナル経路内の神経細胞の過分極を引き起こす。
KCNQ2〜5チャネル活性化剤はてんかん、疼痛、片頭痛及び不安症を含むニューロン興奮性の異常を特徴とする多数の障害の治療に有用であると報告されており(非特許文献1参照)、実際にKCNQ2〜5チャネル活性化剤であるレチガビンは、抗てんかん薬として既に上市されている。
また、近年レチガビンが膀胱障害(過活動膀胱など)の治療に有用であることも報告されている(非特許文献2、3参照)。
過活動膀胱は、潜在的な排尿筋過活動状態に起因していると考えられることから、その治療には主に膀胱収縮抑制作用を有するムスカリン受容体拮抗薬が広く用いられてきた。しかしながら、ムスカリン受容体は、膀胱以外に唾液腺、腸管および毛様体筋などにも存在し、機能的役割も伴っているため、口内乾燥、便秘および霧視などの副作用を伴うことがあること、ムスカリン受容体拮抗薬の膀胱収縮抑制作用による排尿困難、残尿量の増加および尿閉などの副作用も懸念され、必ずしも満足な治療効果をあげているとは言い切れない。また、ムスカリン受容体拮抗薬の問題点を克服する薬剤として、選択的β3アドレナリン受容体作動薬が2011年に日本で上市された。選択的β3アドレナリン受容体作動薬は、膀胱弛緩作用により蓄尿機能を亢進させる一方、排尿機能に影響を及ぼしにくいことが示唆され、収縮刺激に依らない膀胱弛緩作用を発揮することから、幅広い患者層での効果が期待されている。一方で、増量に伴いQT延長リスクが増大することや心臓のβ受容体に作用することで心拍数増加作用を示すことから、それらが用量の制限因子となっている。
以上のことから、本領域では、収縮刺激に依らない膀胱弛緩作用を有し、副作用懸念のない薬剤が望まれており、KCNQ2〜5チャネル活性化剤はそのアンメットメディカルニーズに応える薬剤として期待される。
これまでに、単環アミド骨格を有するKCNQ活性化剤としては、例えば、一般式(a)
(式中、ZaがOまたはSであり;qaが0または1であり;Ra1およびRa2がそれぞれ、ハロゲン、シアノ、アミノ、C1-6−アルキル(アルケニル/アルキニル)等からなる群から独立して選択され;Ra3がC1-8−アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8−シクロアルキル(シクロアルケニル)、C3-8−シクロアルキル(シクロアルケニル)−C1-6−アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール−C1-6−アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール−C3-8−シクロアルキル(シクロアルケニル)等からなる群から選択され;Ra4がハロゲン、シアノ、C1-6−アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8−シクロアルキル(シクロアルケニル)、C3-8−シクロアルキル(シクロアルケニル)−C1-6−アルキル(アルケニル/アルキニル)等からなる群から選択される(基の定義は一部抜粋した。)。)で示される化合物(特許文献1参照)が知られている。
しかしながら、本発明化合物は特許文献1の一般式(a)には含まれないし、特許文献1には、特許文献1に記載の化合物から本発明化合物に至る手法についての記載も示唆もない。
カレント・トピックス・イン・メディシナル・ケミストリー(Current Topics in Medicinal Chemistry)、6巻、999〜1023頁、2006年
ザ・ジャーナル・オブ・ウロロジー(The Journal of Urology)、172巻、2054〜2058頁、2004年
ユーロピアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー(European Journal of Pharmacology)、638巻、121〜127頁、2010年
本発明の課題は、KCNQ2〜5チャネルに対し強い開口作用を有する化合物を有効成分として含有する医薬組成物、ならびにそれらをKCNQ2〜5チャネル関連疾患(例えば、排尿障害、過活動膀胱)の予防及び/又は治療に用いる医薬を提供することである。
本発明者らは、前記課題を解決するため、鋭意検討した結果、本発明化合物がKCNQ2〜5チャネルに対し強い開口作用を有し、KCNQ2〜5チャネル関連疾患(例えば、排尿障害、過活動膀胱)の予防及び/又は治療に有用であることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、
(1) 一般式(I)
(式中、X1は、(1)窒素原子または(2)C−R6であり、X2は、(1)窒素原子または(2)C−R7であり、R11は、(1)OR1または(2)NH2であり、R1は、(1)水素原子または(2)C1〜4アルキル基であり;R2およびR3は、それぞれ独立して(1)水素原子または(2)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基であり、但しR2およびR3の両方が同時に水素原子であることはなく;R4、R5、R6およびR7は、それぞれ独立して(1)水素原子、(2)ハロゲン、(3)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基または(4)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルコキシ基であり、但しR4およびR5の両方が同時に水素原子であることはなく;Yは、(1)−NH−、(2)−O−または(3)結合手であり;R8は、(1)水素原子または(2)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜4アルキル基であり;R9は、(1)環A、(2)C1〜6アルキル基、(3)C2〜6アルケニル基、(4)C2〜6アルキニル基、(5)−C1〜4アルキレン基−環A、(6)−C2〜4アルケニレン基−環A、(7)−C2〜4アルキニレン基−環A、(8)−環B−環C、(9)−環B−C1〜4アルキレン基−環C、(10)−環B−C2〜4アルケニレン基−環C、(11)−環B−C2〜4アルキニレン基−環Cまたは(12)−環B−O−環Cであり、ここで各アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルキレン基、アルケニレン基またはアルキニレン基はハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよく;環Aは、(1)C3〜8のシクロアルカン、(2)3〜8員のヘテロシクロアルカン、(3)C3〜12の単環または二環式不飽和炭素環、またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜4個のヘテロ原子を含む3〜12員の単環または二環式不飽和複素環、またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;環Bおよび環Cは、それぞれ独立して(1)C3〜8のシクロアルカン、(2)3〜8員のヘテロシクロアルカン、(3)C3〜7の単環式不飽和炭素環、またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む3〜7員の単環式不飽和複素環、またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;ここで、環A、環Bおよび環Cはそれぞれ独立して1個から5個のR10により置換されていてよく、R10が複数存在する場合は複数のR10は同じでも異なっていてもよく;R10は、(1)ハロゲン、(2)ヒドロキシ基、(3)シアノ基、(4)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜6アルキル基、(5)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜6アルコキシ基または(6)C1〜4アルキル基またはC2〜5アシル基で置換されていてもよいアミノ基である。)で示される化合物(但し、N−エチル−N’−[2−ブロモ−4−(ヘキサフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロピル)フェニル]尿素は除く。)、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(2) Yが−NH−または結合手である、前記(1)に記載の医薬組成物、
(3) X1がC−R6であり、X2がC−R7である、前記(1)または前記(2)に記載の医薬組成物、
(4) 一般式(I)で示される化合物が、一般式(II)
(式中、記号は前記(1)と同じ意味を表す。)で示される化合物である、前記(1)〜(3)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(5) R1が水素原子である、前記(1)〜(4)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(6) R2およびR3の一方がハロゲンで置換されていてもよいメチル基であり、他方が水素原子またはハロゲンで置換されていてもよいメチル基である、前記(1)〜(5)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(7) R6が水素原子またはハロゲンであり、R7が水素原子である、前記(1)〜(6)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(8) 一般式(I)で示される化合物が、一般式(II−1)
(式中、R6は水素原子またはハロゲンであり、その他の記号は前記(1)と同じ意味を表す。)で示される化合物である、前記(1)〜(7)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(9) 一般式(I)で示される化合物が、一般式(II−2)
(式中、R6は水素原子またはハロゲンであり、その他の記号は前記(1)と同じ意味を表す。)で示される化合物である、前記(1)〜(7)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(10) R4およびR5がそれぞれ独立してハロゲンまたはメチル基である、前記(1)〜(9)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(11) R8が水素原子またはメチル基である、前記(1)〜(10)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(12) 一般式(I)で示される化合物が、(1)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、(2)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(3)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、(4)1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア、(5)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(6)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(7)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、(8)1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア、(9)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(10)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(11)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア、(12)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(13)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(14)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(15)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア、(16)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(17)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、または(18)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレアである、前記(1)記載の医薬組成物、
(13) 一般式(I)で示される化合物が、(1)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、(2)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(3)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、(4)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(5)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(6)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレアまたは(7)1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレアである、前記(1)記載の医薬組成物、
(14) KCNQ2〜5チャネル関連疾患の予防および/または治療剤である、前記(1)〜(13)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(15) KCNQ2〜5チャネル関連疾患が排尿障害である、前記(14)記載の医薬組成物、
(16) 排尿障害が過活動膀胱である、前記(15)記載の医薬組成物、
(17) 一般式(I)
(式中、X1は、(1)窒素原子または(2)C−R6であり、X2は、(1)窒素原子または(2)C−R7であり、R11は、(1)OR1または(2)NH2であり、R1は、(1)水素原子または(2)C1〜4アルキル基であり;R2およびR3は、それぞれ独立して(1)水素原子または(2)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基であり、但しR2およびR3の両方が同時に水素原子であることはなく;R4、R5、R6およびR7は、それぞれ独立して(1)水素原子、(2)ハロゲン、(3)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基または(4)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルコキシ基であり、但しR4およびR5の両方が同時に水素原子であることはなく;Yは、(1)−NH−、(2)−O−または(3)結合手であり;R8は、(1)水素原子または(2)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜4アルキル基であり;R9は、(1)環A、(2)C1〜6アルキル基、(3)C2〜6アルケニル基、(4)C2〜6アルキニル基、(5)−C1〜4アルキレン基−環A、(6)−C2〜4アルケニレン基−環A、(7)−C2〜4アルキニレン基−環A、(8)−環B−環C、(9)−環B−C1〜4アルキレン基−環C、(10)−環B−C2〜4アルケニレン基−環C、(11)−環B−C2〜4アルキニレン基−環Cまたは(12)−環B−O−環Cであり、ここで各アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルキレン基、アルケニレン基またはアルキニレン基はハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよく;環Aは、(1)C3〜8のシクロアルカン、(2)3〜8員のヘテロシクロアルカン、(3)C3〜12の単環または二環式不飽和炭素環、またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜4個のヘテロ原子を含む3〜12員の単環または二環式不飽和複素環、またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;環Bおよび環Cは、それぞれ独立して(1)C3〜8のシクロアルカン、(2)3〜8員のヘテロシクロアルカン、(3)C3〜7の単環式不飽和炭素環、またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む3〜7員の単環式不飽和複素環、またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;ここで、環A、環Bおよび環Cはそれぞれ独立して1個から5個のR10により置換されていてよく、R10が複数存在する場合は複数のR10は同じでも異なっていてもよく;R10は、(1)ハロゲン、(2)ヒドロキシ基、(3)シアノ基、(4)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜6アルキル基、(5)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜6アルコキシ基または(6)C1〜4アルキル基またはC2〜5アシル基で置換されていてもよいアミノ基である。)で示される化合物、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する、KCNQ2〜5チャネル関連疾患の予防および/または治療剤、
(18) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(19) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(20) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤、
(21) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(22) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(23) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤、
(24) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(25) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(26) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤、
(27) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(28) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(29) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤、
(30) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(31) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(32) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤、
(33) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(34) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(35) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤、
(36) 1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(37) 1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(38) 1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤等に関する。
(1) 一般式(I)
(2) Yが−NH−または結合手である、前記(1)に記載の医薬組成物、
(3) X1がC−R6であり、X2がC−R7である、前記(1)または前記(2)に記載の医薬組成物、
(4) 一般式(I)で示される化合物が、一般式(II)
(5) R1が水素原子である、前記(1)〜(4)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(6) R2およびR3の一方がハロゲンで置換されていてもよいメチル基であり、他方が水素原子またはハロゲンで置換されていてもよいメチル基である、前記(1)〜(5)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(7) R6が水素原子またはハロゲンであり、R7が水素原子である、前記(1)〜(6)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(8) 一般式(I)で示される化合物が、一般式(II−1)
(9) 一般式(I)で示される化合物が、一般式(II−2)
(10) R4およびR5がそれぞれ独立してハロゲンまたはメチル基である、前記(1)〜(9)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(11) R8が水素原子またはメチル基である、前記(1)〜(10)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(12) 一般式(I)で示される化合物が、(1)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、(2)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(3)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、(4)1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア、(5)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(6)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(7)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、(8)1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア、(9)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(10)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(11)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア、(12)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(13)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(14)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(15)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア、(16)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(17)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、または(18)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレアである、前記(1)記載の医薬組成物、
(13) 一般式(I)で示される化合物が、(1)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、(2)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(3)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、(4)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(5)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(6)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレアまたは(7)1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレアである、前記(1)記載の医薬組成物、
(14) KCNQ2〜5チャネル関連疾患の予防および/または治療剤である、前記(1)〜(13)いずれか1つに記載の医薬組成物、
(15) KCNQ2〜5チャネル関連疾患が排尿障害である、前記(14)記載の医薬組成物、
(16) 排尿障害が過活動膀胱である、前記(15)記載の医薬組成物、
(17) 一般式(I)
(18) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(19) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(20) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤、
(21) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(22) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(23) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤、
(24) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(25) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(26) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤、
(27) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(28) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(29) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤、
(30) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(31) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(32) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤、
(33) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(34) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(35) 1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤、
(36) 1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物、
(37) 1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する排尿障害の予防および/または治療剤、
(38) 1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有する過活動膀胱の予防および/または治療剤等に関する。
本発明化合物は、KCNQ2〜5チャネル関連疾患の予防および/または治療剤として有用である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、C1〜4アルキル基とは、直鎖状または分岐鎖状のC1〜4アルキル基を意味する。C1〜4アルキル基として、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルが挙げられる。
本発明において、C2〜4アルキル基とは、直鎖状または分岐鎖状のC2〜4アルキル基を意味する。C2〜4アルキル基して、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルが挙げられる。
本発明において、C1〜6アルキル基とは、直鎖状または分岐鎖状のC1〜6アルキル基を意味する。C1〜6アルキル基の例として、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、tert−ペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、3-メチルペンチル等が挙げられる。
本発明において、C2〜5アシル基とは、直鎖状または分岐鎖状のC2〜5アシル基を意味する。C2〜5アシル基の例として、アセチル、プロピオニル、ブタノイル、ペンタノイル等が挙げられる。
本発明において、C2〜6アルケニル基とは、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を有する直鎖状または分岐鎖状のC2〜6アルケニル基を意味する。C2〜6アルケニル基の例として、エテニル、1−プロペン−1−イル、1−プロペン−2−イル、2−プロペン−1−イル、1−ブテン−1−イル、1−ブテン−2−イル、3−ブテン−1−イル、3−ブテン−2−イル、2−ブテン−1−イル、2−ブテン−2−イル、2−メチル−1−プロペン−1−イル、2−メチル−2−プロペン−1−イル、1,3−ブタジエン−1−イル、1,3−ブタジエン−2−イル等が挙げられる。
本発明において、C2〜6アルキニル基とは、少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を有する直鎖状または分岐鎖状のC2〜6アルキニル基を意味する。C2〜6アルキニル基の例として、エチニル、1−プロピン−1−イル、2−プロピン−1−イル、1−ブチン−1−イル、3−ブチン−1−イル、3−ブチン−2−イル、2−ブチン−1−イル等が挙げられる。
本発明において、C1〜4アルキレン基とは、直鎖状または分岐鎖状のC1〜4アルキレン基を意味する。C1〜4アルキレン基の例として、メチレン、エチレン、メチルメチレン、エチルメチレン、プロピレン、ブチレン、イソプロピレン、イソブチレン、sec−ブチレン、tert−ブチレン等が挙げられる。
本発明において、C2〜4アルケニレン基とは、直鎖状または分岐鎖状のC2〜4アルケニレン基を意味する。C2〜4アルケニレン基の例として、エテニレン、1−プロぺニレン、2−プロぺニレン、1−ブテニレン、2−ブテニレン、3−ブテニレン等が挙げられる。
本発明において、C2〜4アルキニレン基とは、直鎖状または分岐鎖状のC2〜4アルキニレン基を意味する。C2〜4アルキニレン基の例として、エチニレン、1−プロピニレン、2−プロピニレン、1−ブチニレン、2−ブチニレン、3−ブチニレン等が挙げられる。
本発明において、C1〜4アルコキシ基とは、直鎖状または分岐鎖状のC1〜4アルコキシ基を意味する。C1〜4アルコキシ基の例として、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブチルオキシ、tert−ブトキシ等が挙げられる。
本発明において、C1〜6アルコキシ基とは、直鎖状または分岐鎖状のC1〜6アルコキシ基を意味する。C1〜6アルコキシ基の例として、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブチルオキシ、tert−ブトキシ、ペンチルオキシ、イソペンチルオキシ、tert−ペンチルオキシ、ネオペンチルオキシ、ヘキシルオキシ等が挙げられる。
本発明において、ハロゲンとは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等を意味する。
本発明において、C3〜8のシクロアルカンとは、C3〜8の飽和炭化水素環であり、スピロ結合や架橋を有していてもよい。C3〜8のシクロアルカンの例として、シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ビシクロ[3.1.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.2]オクタン、シクロヘプタン、シクロオクタン、パーヒドロペンタレン、キュバン等が挙げられる。
本発明において、C3〜8の単環式シクロアルカンの具体例としては、シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタンが挙げられる。
本発明において、C3〜6の単環式シクロアルカンの具体例としては、シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサンが挙げられる。
本発明において、3〜8員のヘテロシクロアルカンとは、酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む3〜8員の飽和複素環であり、スピロ結合や架橋を有していてもよい。3〜8員のヘテロシクロアルカンの具体例としては、アジリジン、オキシラン、チイラン、アゼチジン、オキセタン、チエタン、ピロリジン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、ピペリジン、テトラヒドロピラン、テトラヒドロチオピラン、アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン、オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン、アザビシクロ[3.1.1]ヘプタン、アザビシクロ[2.2.2]オクタン、パーヒドロアゼピン、パーヒドロオキセピン、パーヒドロチエピン、アザビシクロ[3.2.1]オクタン、オキサビシクロ[3.2.1]オクタン、イミダゾリジン、ピラゾリジン、テトラヒドロオキサゾール(オキサゾリジン)、テトラヒドロイソオキサゾール(イソオキサゾリジン)、テトラヒドロチアゾール(チアゾリジン)、テトラヒドロイソチアゾール(イソチアゾリジン)、ジオキソラン、ジチオラン、ピペラジン、パーヒドロピリミジン、パーヒドロピリダジン、テトラヒドロオキサジン、テトラヒドロチアジン、モルホリン、チオモルホリン、オキサチアン、ジオキサン、ジチアン、ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、パーヒドロジアゼピン、パーヒドロオキサゼピン、パーヒドロチアゼピン、トリアゾリジン、テトラヒドロフラザン、テトラヒドロオキサジアゾール(オキサジアゾリジン)、テトラヒドロチアジアゾール(チアジアゾリジン)、テトラヒドロオキサジアジン、テトラヒドロチアジアジン、パーヒドロオキサジアゼピン、パーヒドロチアジアゼピン等が挙げられる。
本発明において、ヘテロ原子として酸素原子を1つ含む3〜7員の単環式ヘテロシクロアルカンの具体例としては、オキシラン、オキセタン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、パーヒドロオキセピン等が挙げられる。
本発明において、ヘテロ原子として酸素原子または窒素原子を1つ含む3〜7員の単環式ヘテロシクロアルカンの具体例としては、アジリジン、オキシラン、アゼチジン、オキセタン、ピロリジン、テトラヒドロフラン、ピペリジン、テトラヒドロピラン、パーヒドロアゼピン、パーヒドロオキセピン等が挙げられる。
本発明において、ヘテロ原子として窒素原子を1つ含む3〜7員の単環式ヘテロシクロアルカンの具体例としては、アジリジン、アゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、パーヒドロアゼピン等が挙げられる。
本発明において、“C3〜12の単環または二環式不飽和炭素環、またはその一部が飽和されていてもよい炭素環”の具体例としては、シクロプロペン、シクロブテン、シクロペンテン、シクロペンタジエン、シクロヘキセン、シクロヘキサジエン、ベンゼン、シクロヘプテン、シクロヘプタジエン、シクロオクテン、シクロオクタジエン、ペンタレン、インデン、インダン、ジヒドロナフタレン、テトラヒドロナフタレン、アズレン、ナフタレン、ヘプタレン等が挙げられる。
本発明において、“C5〜12の単環または二環式不飽和炭素環、またはその一部が飽和されていてもよい炭素環”の具体例としては、シクロペンテン、シクロペンタジエン、シクロヘキセン、シクロヘキサジエン、ベンゼン、シクロヘプテン、シクロヘプタジエン、シクロオクテン、シクロオクタジエン、ペンタレン、インデン、インダン、ジヒドロナフタレン、テトラヒドロナフタレン、アズレン、ナフタレン、ヘプタレン等が挙げられる。
本発明において、“C3〜7の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環”の具体例としては、シクロプロペン、シクロブテン、シクロペンテン、シクロペンタジエン、シクロヘキセン、シクロヘキサジエン、ベンゼン、シクロヘプテン、シクロヘプタジエン等が挙げられる。
本発明において、“C5〜7の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環”の具体例としては、シクロペンテン、シクロペンタジエン、シクロヘキセン、シクロヘキサジエン、ベンゼン、シクロヘプテン、シクロヘプタジエン等が挙げられる。
本発明において、“C5〜6の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環”の具体例としては、シクロペンテン、シクロペンタジエン、シクロヘキセン、シクロヘキサジエン、ベンゼン等が挙げられる。
本発明において、“C8〜10の二環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環”の具体例としては、ペンタレン、インデン、インダン、ジヒドロナフタレン、テトラヒドロナフタレン、アズレン、ナフタレン等が挙げられる。
本発明において、“酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜4個のヘテロ原子を含む3〜12員の単環または二環式不飽和複素環、またはその一部が飽和されていてもよい複素環”の具体例としては、アジリン、オキシレン、チイレン、アゼト、ピロリン、イミダゾリン、トリアゾリン、テトラゾリン、ピラゾリン、ジヒドロフラン、ジヒドロチオフェン、ジヒドロオキサゾール、ジヒドロイソオキサゾール、ジヒドロチアゾール、ジヒドロイソチアゾール、ジヒドロフラザン、ジヒドロオキサジアゾール、ジヒドロチアジアゾール、ピロール、イミダゾール、トリアゾール、テトラゾール、ピラゾール、フラン、チオフェン、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、フラザン、オキサジアゾール、チアジアゾール、ピラン、チオピラン、オキサジン、オキサジアジン、チアジン、チアジアジン、ジヒドロピリジン、テトラヒドロピリジン、ジヒドロピラジン、テトラヒドロピラジン、ジヒドロピリミジン、テトラヒドロピリミジン、ジヒドロピリダジン、テトラヒドロピリダジン、ジヒドロピラン、ジヒドロチオピラン、ジヒドロオキサジン、ジヒドロオキサジアジン、ジヒドロチアジン、ジヒドロチアジアジン、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、アゼピン、ジアゼピン、オキセピン、チエピン、オキサゼピン、オキサジアゼピン、チアゼピン、チアジアゼピン、ジヒドロアゼピン、テトラヒドロアゼピン、ジヒドロジアゼピン、テトラヒドロジアゼピン、ジヒドロオキセピン、テトラヒドロオキセピン、ジヒドロチエピン、テトラヒドロチエピン、ジヒドロオキサゼピン、テトラヒドロオキサゼピン、ジヒドロオキサジアゼピン、テトラヒドロオキサジアゼピン、ジヒドロチアゼピン、テトラヒドロチアゼピン、ジヒドロチアジアゼピン、テトラヒドロチアジアゼピン、インドリジン、インドリン、イソインドリン、ジヒドロベンゾフラン、ジヒドロイソベンゾフラン、ジヒドロベンゾチオフェン、ジヒドロイソベンゾチオフェン、ジヒドロインダゾール、ジヒドロベンゾオキサゾール、ジヒドロベンゾチアゾール、ジヒドロベンゾイミダゾール、ジオキサインダン、ベンゾジチオラン、インドール、イソインドール、ベンゾフラン、イソベンゾフラン、ベンゾチオフェン、イソベンゾチオフェン、インダゾール、プリン、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾフラザン、ベンゾチアジアゾール、ベンゾトリアゾール、ジチアナフタレン、キノリジン、クロメン、ジヒドロキノリン、テトラヒドロキノリン、ジヒドロイソキノリン、テトラヒドロイソキノリン、ジヒドロフタラジン、テトラヒドロフタラジン、ジヒドロナフチリジン、テトラヒドロナフチリジン、ジヒドロキノキサリン、テトラヒドロキノキサリン、ジヒドロキナゾリン、テトラヒドロキナゾリン、ジヒドロシンノリン、テトラヒドロシンノリン、ベンゾオキサチアン、ジヒドロベンゾオキサジン、ジヒドロベンゾチアジン、ピラジノモルホリン、ベンゾジオキサン、クロマン、ベンゾジチアン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、プテリジン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、ベンゾオキセピン、ベンゾオキサゼピン、ベンゾオキサジアゼピン、ベンゾチエピン、ベンゾチアゼピン、ベンゾチアジアゼピン、ベンゾアゼピン、ベンゾジアゼピン、ジヒドロベンゾアゼピン、テトラヒドロベンゾアゼピン、ジヒドロベンゾジアゼピン、テトラヒドロベンゾジアゼピン、ベンゾジオキセパン、ジヒドロベンゾオキサゼピン、テトラヒドロベンゾオキサゼピン等が挙げられる。
本発明において、“酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜4個のヘテロ原子を含む5〜12員の単環または二環式不飽和複素環、またはその一部が飽和されていてもよい複素環”の具体例としては、ピロリン、イミダゾリン、トリアゾリン、テトラゾリン、ピラゾリン、ジヒドロフラン、ジヒドロチオフェン、ジヒドロオキサゾール、ジヒドロイソオキサゾール、ジヒドロチアゾール、ジヒドロイソチアゾール、ジヒドロフラザン、ジヒドロオキサジアゾール、ジヒドロチアジアゾール、ピロール、イミダゾール、トリアゾール、テトラゾール、ピラゾール、フラン、チオフェン、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、フラザン、オキサジアゾール、チアジアゾール、ピラン、チオピラン、オキサジン、オキサジアジン、チアジン、チアジアジン、ジヒドロピリジン、テトラヒドロピリジン、ジヒドロピラジン、テトラヒドロピラジン、ジヒドロピリミジン、テトラヒドロピリミジン、ジヒドロピリダジン、テトラヒドロピリダジン、ジヒドロピラン、ジヒドロチオピラン、ジヒドロオキサジン、ジヒドロオキサジアジン、ジヒドロチアジン、ジヒドロチアジアジン、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、アゼピン、ジアゼピン、オキセピン、チエピン、オキサゼピン、オキサジアゼピン、チアゼピン、チアジアゼピン、ジヒドロアゼピン、テトラヒドロアゼピン、ジヒドロジアゼピン、テトラヒドロジアゼピン、ジヒドロオキセピン、テトラヒドロオキセピン、ジヒドロチエピン、テトラヒドロチエピン、ジヒドロオキサゼピン、テトラヒドロオキサゼピン、ジヒドロオキサジアゼピン、テトラヒドロオキサジアゼピン、ジヒドロチアゼピン、テトラヒドロチアゼピン、ジヒドロチアジアゼピン、テトラヒドロチアジアゼピン、インドリジン、インドリン、イソインドリン、ジヒドロベンゾフラン、ジヒドロイソベンゾフラン、ジヒドロベンゾチオフェン、ジヒドロイソベンゾチオフェン、ジヒドロインダゾール、ジヒドロベンゾオキサゾール、ジヒドロベンゾチアゾール、ジヒドロベンゾイミダゾール、ジオキサインダン、ベンゾジチオラン、インドール、イソインドール、ベンゾフラン、イソベンゾフラン、ベンゾチオフェン、イソベンゾチオフェン、インダゾール、プリン、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾフラザン、ベンゾチアジアゾール、ベンゾトリアゾール、ジチアナフタレン、キノリジン、クロメン、ジヒドロキノリン、テトラヒドロキノリン、ジヒドロイソキノリン、テトラヒドロイソキノリン、ジヒドロフタラジン、テトラヒドロフタラジン、ジヒドロナフチリジン、テトラヒドロナフチリジン、ジヒドロキノキサリン、テトラヒドロキノキサリン、ジヒドロキナゾリン、テトラヒドロキナゾリン、ジヒドロシンノリン、テトラヒドロシンノリン、ベンゾオキサチアン、ジヒドロベンゾオキサジン、ジヒドロベンゾチアジン、ピラジノモルホリン、ベンゾジオキサン、クロマン、ベンゾジチアン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、プテリジン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、ベンゾオキセピン、ベンゾオキサゼピン、ベンゾオキサジアゼピン、ベンゾチエピン、ベンゾチアゼピン、ベンゾチアジアゼピン、ベンゾアゼピン、ベンゾジアゼピン、ジヒドロベンゾアゼピン、テトラヒドロベンゾアゼピン、ジヒドロベンゾジアゼピン、テトラヒドロベンゾジアゼピン、ベンゾジオキセパン、ジヒドロベンゾオキサゼピン、テトラヒドロベンゾオキサゼピン等が挙げられる。
本発明において、“酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む3〜7員の単環式不飽和複素環、またはその一部が飽和されていてもよい複素環”の具体例としては、アジリン、オキシレン、チイレン、アゼト、ピロリン、ジヒドロフラン、ジヒドロチオフェン、ピロール、フラン、チオフェン、ピラン、チオピラン、ジヒドロピリジン、テトラヒドロピリジン、ジヒドロピラン、ジヒドロチオピラン、ピリジン、アゼピン、オキセピン、チエピン、ジヒドロアゼピン、テトラヒドロアゼピン、ジヒドロオキセピン、テトラヒドロオキセピン、ジヒドロチエピン、テトラヒドロチエピン、イミダゾリン、ピラゾリン、ジヒドロオキサゾール、ジヒドロイソオキサゾール、ジヒドロチアゾール、ジヒドロイソチアゾール、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、オキサジン、チアジン、ジヒドロピラジン、テトラヒドロピラジン、ジヒドロピリミジン、テトラヒドロピリミジン、ジヒドロピリダジン、テトラヒドロピリダジン、ジヒドロオキサジン、ジヒドロチアジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、ジアゼピン、オキサゼピン、チアゼピン、ジヒドロジアゼピン、テトラヒドロジアゼピン、ジヒドロオキサゼピン、テトラヒドロオキサゼピン、ジヒドロチアゼピン、テトラヒドロチアゼピン、トリアゾリン、ジヒドロフラザン、ジヒドロオキサジアゾール、ジヒドロチアジアゾール、トリアゾール、フラザン、オキサジアゾール、チアジアゾール、オキサジアジン、チアジアジン、ジヒドロオキサジアジン、ジヒドロチアジアジン、オキサジアゼピン、チアジアゼピン、ジヒドロオキサジアゼピン、テトラヒドロオキサジアゼピン、ジヒドロチアジアゼピン、テトラヒドロチアジアゼピン等が挙げられる。
本発明において、“酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜7員の単環式不飽和複素環、またはその一部が飽和されていてもよい複素環”の具体例としては、ピロリン、ジヒドロフラン、ジヒドロチオフェン、ピロール、フラン、チオフェン、ピラン、チオピラン、ジヒドロピリジン、テトラヒドロピリジン、ジヒドロピラン、ジヒドロチオピラン、ピリジン、アゼピン、オキセピン、チエピン、ジヒドロアゼピン、テトラヒドロアゼピン、ジヒドロオキセピン、テトラヒドロオキセピン、ジヒドロチエピン、テトラヒドロチエピン、イミダゾリン、ピラゾリン、ジヒドロオキサゾール、ジヒドロイソオキサゾール、ジヒドロチアゾール、ジヒドロイソチアゾール、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、オキサジン、チアジン、ジヒドロピラジン、テトラヒドロピラジン、ジヒドロピリミジン、テトラヒドロピリミジン、ジヒドロピリダジン、テトラヒドロピリダジン、ジヒドロオキサジン、ジヒドロチアジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、ジアゼピン、オキサゼピン、チアゼピン、ジヒドロジアゼピン、テトラヒドロジアゼピン、ジヒドロオキサゼピン、テトラヒドロオキサゼピン、ジヒドロチアゼピン、テトラヒドロチアゼピン、トリアゾリン、ジヒドロフラザン、ジヒドロオキサジアゾール、ジヒドロチアジアゾール、トリアゾール、フラザン、オキサジアゾール、チアジアゾール、オキサジアジン、チアジアジン、ジヒドロオキサジアジン、ジヒドロチアジアジン、オキサジアゼピン、チアジアゼピン、ジヒドロオキサジアゼピン、テトラヒドロオキサジアゼピン、ジヒドロチアジアゼピン、テトラヒドロチアジアゼピン等が挙げられる。
本発明において、“酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環”の具体例としては、ピロリン、ジヒドロフラン、ジヒドロチオフェン、イミダゾリン、ピラゾリン、ジヒドロオキサゾール、ジヒドロイソオキサゾール、ジヒドロチアゾール、ジヒドロイソチアゾール、トリアゾリン、ジヒドロフラザン、ジヒドロオキサジアゾール、ジヒドロチアジアゾール、ピラン、チオピラン、ジヒドロピリジン、テトラヒドロピリジン、ジヒドロピラン、ジヒドロチオピラン、オキサジン、チアジン、ジヒドロピラジン、テトラヒドロピラジン、ジヒドロピリミジン、テトラヒドロピリミジン、ジヒドロピリダジン、テトラヒドロピリダジン、ジヒドロオキサジン、ジヒドロチアジン、オキサジアジン、チアジアジン、ジヒドロオキサジアジン、ジヒドロチアジアジン、ピロール、フラン、チオフェン、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、トリアゾール、フラザン、オキサジアゾール、チアジアゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン等が挙げられる。
本発明において、“酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和複素環”の具体例としては、ピロール、フラン、チオフェン、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、トリアゾール、フラザン、オキサジアゾール、チアジアゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン等が挙げられる。
本発明において、“少なくとも窒素原子を1つ含む酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和含窒素複素環”の具体例としては、ピロール、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、ピリジン、イミダゾール、ピラゾール、フラザン、オキサジアゾール、チアジアゾール、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、トリアゾール等が挙げられる。
本発明において、“酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜4個のヘテロ原子を含む、9〜10員の二環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環”の具体例としては、インドリジン、インドリン、イソインドリン、ジヒドロベンゾフラン、ジヒドロイソベンゾフラン、ジヒドロベンゾチオフェン、ジヒドロイソベンゾチオフェン、ジヒドロインダゾール、ジヒドロベンゾオキサゾール、ジヒドロベンゾチアゾール、ジヒドロベンゾイミダゾール、ジオキサインダン、ベンゾジチオラン、キノリジン、クロメン、ジヒドロキノリン、テトラヒドロキノリン、ジヒドロイソキノリン、テトラヒドロイソキノリン、クロマン、ジチアナフタレン、ジヒドロフタラジン、テトラヒドロフタラジン、ジヒドロナフチリジン、テトラヒドロナフチリジン、ジヒドロキノキサリン、テトラヒドロキノキサリン、ジヒドロキナゾリン、テトラヒドロキナゾリン、ジヒドロシンノリン、テトラヒドロシンノリン、ベンゾオキサチアン、ジヒドロベンゾオキサジン、ジヒドロベンゾチアジン、ベンゾジオキサン、ベンゾジチアン、ピラジノモルホリン、インドール、イソインドール、ベンゾフラン、イソベンゾフラン、ベンゾチオフェン、イソベンゾチオフェン、インダゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾフラザン、ベンゾチアジアゾール、ベンゾトリアゾール、プリン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、プテリジン等が挙げられる。
本発明において、“ベンゼンに5員または6員の複素環が縮合した、酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む9〜10員の二環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環”の具体例としては、インドール、イソインドール、ベンゾフラン、イソベンゾフラン、ベンゾチオフェン、イソベンゾチオフェン、キノリン、イソキノリン、インダゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾール、フタラジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、ベンゾフラザン、ベンゾチアジアゾール、ベンゾトリアゾール、インドリン、イソインドリン、ジヒドロベンゾフラン、ジヒドロイソベンゾフラン、ジヒドロベンゾチオフェン、ジヒドロイソベンゾチオフェン、クロメン、ジヒドロキノリン、テトラヒドロキノリン、ジヒドロイソキノリン、テトラヒドロイソキノリン、クロマン、ジヒドロインダゾール、ジヒドロベンゾオキサゾール、ジヒドロベンゾチアゾール、ジヒドロベンゾイミダゾール、ジオキサインダン、ベンゾジチオラン、ジチアナフタレン、ジヒドロフタラジン、テトラヒドロフタラジン、ジヒドロキノキサリン、テトラヒドロキノキサリン、ジヒドロキナゾリン、テトラヒドロキナゾリン、ジヒドロシンノリン、テトラヒドロシンノリン、ベンゾオキサチアン、ジヒドロベンゾオキサジン、ジヒドロベンゾチアジン、ベンゾジオキサン、ベンゾジチアン等が挙げられる。
本発明において、置換基の数を明記していない場合、置換基が存在する場合の置換基数は1つ以上を意図している。
本発明において、各置換基は、一般式の定義において存在ごとに独立して定義される。例えば「環A」上、または「環B」および/または「環C」上に置換基R10がそれぞれ1つより多く存在する場合、各置換基は各存在において独立して選択され、各置換基は互いに同じであっても異なっていてもよい。
本発明において、KCNQ2〜5チャネルとは、KCNQ2〜KCNQ5のサブタイプのうち、それぞれのサブタイプが4個集まってホモ4量体又はヘテロ4量体を形成したKCNQチャネルを意味する。例えば、ホモ4量体であるKCNQ2、KCNQ3、KCNQ4、KCNQ5や、ヘテロ4量体であるKCNQ2/3、KCNQ3/4、KCNQ3/5チャネル等である。好ましくは、KCNQ2/3、KCNQ4および/またはKCNQ5チャネルである。
本発明において、KCNQ2〜5チャネル活性化剤とは、KCNQ2〜5チャネル(好ましくはKCNQ2/3、KCNQ4および/またはKCNQ5チャネル)に対し開口作用を有する化合物を意味する。本発明において、KCNQチャネル活性化作用とKCNQチャネル開口作用は同義である。
本発明において、X1として好ましくはC−R6である。
本発明において、X2として好ましくはC−R7である。
本発明において、R11として好ましくOR1である。また、OH、NH2も好ましい。
本発明において、Yとして好ましくは−NH−または結合手であり、より好ましくは−NH−である。
本発明において、R1として好ましくは水素原子またはメチル基であり、より好ましくは水素原子である。
本発明において、R2として好ましくは水素原子またはハロゲンで置換されていてもよいC1〜2アルキル基であり、より好ましくは水素原子またはハロゲンで置換されていてもよいメチル基であり、さらに好ましくはメチル基またはトリフルオロメチル基である。
本発明において、R3として好ましくは水素原子またはハロゲンで置換されていてもよいC1〜2アルキル基であり、より好ましくは水素原子またはハロゲンで置換されていてもよいメチル基であり、さらに好ましくは水素原子、メチル基またはトリフルオロメチル基である。
本発明においてR2とR3の組み合わせとして好ましくは、R2とR3の少なくとも一方がハロゲンで置換されていてもよいメチル基であり、他方が水素原子またはハロゲンで置換されていてもよいメチル基であり、より好ましくはR2とR3の少なくとも一方がトリフルオロメチル基であり、他方が水素原子またはメチル基である。
本発明において、R4として好ましくは水素原子、ハロゲン、C1〜4アルキル基またはC1〜4アルコキシ基であり、より好ましくは水素原子、ハロゲンまたはC1〜4アルキル基であり、さらに好ましくはハロゲンまたはメチル基であり、特に好ましくはハロゲンである。
本発明において、R5として好ましくは水素原子、ハロゲン、C1〜4アルキル基またはC1〜4アルコキシ基であり、より好ましくは水素原子、ハロゲンまたはC1〜4アルキル基であり、さらに好ましくはハロゲンまたはメチル基であり、特に好ましくはハロゲンである。
本発明において、R6として好ましくは水素原子またはハロゲンであり、さらに好ましくは水素原子である。
本発明において、R7として好ましくは水素原子またはハロゲンであり、さらに好ましくは水素原子である。
本発明において、R6とR7の少なくとも一方が水素原子であることが好ましく、より好ましくは両方が水素原子である。
本発明において、R8として好ましくは水素原子またはメチル基であり、より好ましくは水素原子である。
本発明において、R9として好ましくは(1)環A、(2)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC2〜4アルキル基、(3)−環B−環C、(4)−環B−メチレン−環Cまたは(5)−環B−O−環Cであり、ここで各環はそれぞれ独立して1個から5個のR10により置換されていてもよい。R9としてより好ましくは1個から5個のR10により置換されていてもよい環Aであり、さらに好ましくは(1)ハロゲン、(2)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基および(3)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルコキシ基からなる群からそれぞれ選択される(好ましくはハロゲンおよびハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基からからなる群からそれぞれ選択される)1個から3個(好ましくは1個)の置換基により置換されていてもよい、酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和複素環であり、特に好ましくはハロゲンまたはハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基(好ましくはハロゲンまたはトリフルオロメチル基)で1置換された、少なくとも窒素原子を1つ含む酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和含窒素複素環である。
本発明において、環Aとして好ましくは(1)C3〜8の単環式シクロアルカン、(2)ヘテロ原子として酸素原子を1つ含む3〜7員の単環式ヘテロシクロアルカン、(3)C5〜7の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、(4)C8〜10の二環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、(5)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜7員の単環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環または(6)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜4個のヘテロ原子を含む9〜10員の二環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり(ここで各環はそれぞれ独立して1個から5個のR10により置換されていてもよい)、より好ましくは(1)C3〜6の単環式シクロアルカン、(2)ヘテロ原子として酸素原子を1つ含む5〜6員の単環式ヘテロシクロアルカン(テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン)、(3)C5〜6の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環または(5)ベンゼンに5員または6員の複素環が縮合した、酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む9〜10員の二環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり(ここで各環はそれぞれ独立して1個から5個のR10により置換されていてもよい)、さらに好ましくは、(1)ハロゲン、(2)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基および(3)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルコキシ基からなる群からそれぞれ選択される(好ましくはハロゲンおよびハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基からからなる群からそれぞれ選択される)1個から3個(好ましくは1個)の置換基により置換されていてもよい、酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和複素環であり、特に好ましくは、ハロゲンまたはハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基(好ましくはハロゲンまたはトリフルオロメチル基)で1置換された、少なくとも窒素原子を1つ含む酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和含窒素複素環である。
本発明において、環Bとして好ましくは(1)C3〜8の単環式シクロアルカン、(2)ヘテロ原子として酸素原子を1つ含む3〜7員の単環式ヘテロシクロアルカン、(3)C5〜7の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜7員の単環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり(ここで各環はそれぞれ独立して1個から5個のR10により置換されていてもよい)、より好ましくは、(1)ハロゲン、(2)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基および(3)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルコキシ基からなる群からそれぞれ選択される(好ましくはハロゲンおよびハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基からからなる群からそれぞれ選択される)1個から3個(好ましくは1個)の置換基により置換されていてもよい、酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和複素環であり、さらに好ましくは、ハロゲンまたはハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基(好ましくはハロゲンまたはトリフルオロメチル基)で1置換されていてもよい、少なくとも窒素原子を1つ含む酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和含窒素複素環であり、特に好ましくは、式中に記載の置換基以上に置換基を有さない、少なくとも窒素原子を1つ含む酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和含窒素複素環である。
本発明において、環Cとして好ましくは(1)C3〜8の単環式シクロアルカン、(2)ヘテロ原子として酸素原子または窒素原子を1つ含む3〜7員の単環式ヘテロシクロアルカン、(3)C5〜7の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜7員の単環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり(ここで各環はそれぞれ独立して1個から5個のR10により置換されていてもよい)、より好ましくは(1)C3〜8の単環式シクロアルカン、(2)ヘテロ原子として窒素原子を1つ含む3〜7員の単環式ヘテロシクロアルカンまたは(3)C5〜7の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環であり(ここで各環はそれぞれ独立して1個から5個のR10により置換されていてもよい)、さらに好ましくは1個から5個のR10により置換されていてもよいC3〜8の単環式シクロアルカンまたは1個から3個のR10により置換されていてもよいベンゼンであり、特に好ましくはC3〜8の単環式シクロアルカンまたはベンゼンである。
本発明において、R10として好ましくは(1)ハロゲン、(2)ヒドロキシ基、(3)シアノ基、(4)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜4アルキル基または(5)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜4アルコキシ基であり、より好ましくは(1)ハロゲン、(2)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基または(3)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルコキシ基であり、さらに好ましくは(1)ハロゲンまたは(2)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基であり、特に好ましくはハロゲンまたはトリフルオロメチル基である。
本発明化合物においては、先に列挙した好ましい基の組み合わせを含む一般式(I)の化合物が好ましい。
前記した好ましい基の定義(単独または任意の組み合わせ)は、一般式(I−1)、一般式(II)または一般式(III)にも適用される。
本発明化合物においては、先に列挙した好ましい基の組み合わせを含む一般式(I−1)、一般式(II)または一般式(III)の化合物が好ましい。
本発明化合物において、より好ましい化合物として、一般式(II−1)
(式中、R6は水素原子またはハロゲンであり、その他の記号は前記と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、その溶媒和物またはその共結晶が挙げられる。
また、本発明化合物において、より好ましい化合物として、一般式(II−2)
(式中、R6は水素原子またはハロゲンであり、その他の記号は前記と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、その溶媒和物またはその共結晶が挙げられる。
前記した好ましい基の定義(単独または任意の組み合わせ)は、一般式(II−1)または一般式(II−2)にも適用される。
本発明化合物においては、先に列挙した好ましい基の組み合わせを含む一般式(II−1)または一般式(II−2)の化合物が好ましい。
本発明化合物において、さらに好ましい化合物として、一般式(II−1−1)
(式中、R4およびR5は、それぞれ独立して(1)水素原子、(2)ハロゲン、(3)C1〜4アルキル基または(4)C1〜4アルコキシ基であり(R4およびR5として好ましくは、それぞれ独立して水素原子、ハロゲンまたはC1〜4アルキル基であり)、但しR4およびR5の両方が同時に水素原子であることはなく;R6は、水素原子またはハロゲンであり;R8は、(1)水素原子または(2)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜4アルキル基であり(好ましくは、水素原子またはメチル基であり);R9は、(1)環A、(2)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC2〜4アルキル基、(3)−環B−環C、(4)−環B−メチレン−環Cまたは(5)−環B−O−環Cであり(R9として好ましくは、環Aであり);環Aは、(1)C3〜8の単環式シクロアルカン、(2)ヘテロ原子として酸素原子を1つ含む3〜7員の単環式ヘテロシクロアルカン、(3)C5〜7の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、(4)C8〜10の二環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、(5)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜7員の単環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環または(6)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜4個のヘテロ原子を含む9〜10員の二環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;環Bは、(1)C3〜8の単環式シクロアルカン、(2)ヘテロ原子として酸素原子を1つ含む3〜7員の単環式ヘテロシクロアルカン、(3)C5〜7の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜7員の単環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;環Cは、(1)C3〜8の単環式シクロアルカン、(2)ヘテロ原子として酸素原子または窒素原子を1つ含む3〜7員の単環式ヘテロシクロアルカン、(3)C5〜7の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜7員の単環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;ここで、環A、環Bまたは環Cはそれぞれ独立して1個から5個のR10により置換されていてよく、R10が複数存在する場合は複数のR10は同じでも異なっていてもよく;R10は、(1)ハロゲン、(2)ヒドロキシ基、(3)シアノ基、(4)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜4アルキル基または(5)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜4アルコキシ基である。)で示される化合物、その塩、その溶媒和物またはその共結晶が挙げられる。
本発明化合物において、さらに好ましい化合物として、一般式(II−2−1)
(式中、R4およびR5は、それぞれ独立して(1)水素原子、(2)ハロゲン、(3)C1〜4アルキル基または(4)C1〜4アルコキシ基であり(R4およびR5として好ましくは、それぞれ独立して水素原子、ハロゲンまたはC1〜4アルキル基であり)、但しR4およびR5の両方が同時に水素原子であることはなく;R6は、水素原子またはハロゲンであり;R8は、(1)水素原子または(2)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜4アルキル基であり(好ましくは、水素原子またはメチル基であり);R9は、(1)環A、(2)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC2〜4アルキル基、(3)−環B−環C、(4)−環B−メチレン−環Cまたは(5)−環B−O−環Cであり(R9として好ましくは、環Aであり);環Aは、(1)C3〜8の単環式シクロアルカン、(2)ヘテロ原子として酸素原子を1つ含む3〜7員の単環式ヘテロシクロアルカン、(3)C5〜7の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、(4)C8〜10の二環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、(5)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜7員の単環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環または(6)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜4個のヘテロ原子を含む9〜10員の二環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;環Bは、(1)C3〜8の単環式シクロアルカン、(2)ヘテロ原子として酸素原子を1つ含む3〜7員の単環式ヘテロシクロアルカン、(3)C5〜7の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜7員の単環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;環Cは、(1)C3〜8の単環式シクロアルカン、(2)ヘテロ原子として酸素原子または窒素原子を1つ含む3〜7員の単環式ヘテロシクロアルカン、(3)C5〜7の単環式不飽和炭素環またはその一部が飽和されていてもよい炭素環または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜7員の単環式不飽和複素環またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;ここで、環A、環Bまたは環Cはそれぞれ独立して1個から5個のR10により置換されていてよく、R10が複数存在する場合は複数のR10は同じでも異なっていてもよく;R10は、(1)ハロゲン、(2)ヒドロキシ基、(3)シアノ基、(4)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜4アルキル基または(5)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜4アルコキシ基である。)で示される化合物、その塩、その溶媒和物またはその共結晶が挙げられる。
本発明化合物として特に好ましい化合物は、一般式(II−1−2)
(式中、R4およびR5は、それぞれ独立してハロゲンまたはメチル基であり(R4およびR5として好ましくは、それぞれ独立してハロゲンであり);R6は、水素原子またはハロゲンであり(好ましくは水素原子であり);R8は、水素原子またはメチル基であり(好ましくは水素原子であり);R9は、(1)ハロゲン、(2)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基および(3)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルコキシ基からなる群からそれぞれ選択される(好ましくはハロゲンおよびハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基からからなる群からそれぞれ選択される)1個から3個(好ましくは1個)の置換基により置換されていてもよい、酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和複素環である(R9として好ましくは、ハロゲンまたはハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基(好ましくはハロゲンまたはトリフルオロメチル基)で1置換された、少なくとも窒素原子を1つ含む酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和含窒素複素環である。)。)で示される化合物、その塩、その溶媒和物またはその共結晶である。
本発明化合物として特に好ましい化合物は、一般式(II−2−2)
(式中、R4およびR5は、それぞれ独立してハロゲンまたはメチル基であり(R4およびR5として好ましくは、それぞれ独立してハロゲンであり);R6は、水素原子またはハロゲンであり(好ましくは水素原子であり);R8は、水素原子またはメチル基であり(好ましくは水素原子であり);R9は、(1)ハロゲン、(2)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基および(3)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルコキシ基からなる群からそれぞれ選択される(好ましくはハロゲンおよびハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基からからなる群からそれぞれ選択される)1個から3個(好ましくは1個)の置換基により置換されていてもよい、酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和複素環である(R9として好ましくは、ハロゲンまたはハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基(好ましくはハロゲンまたはトリフルオロメチル基)で1置換された、少なくとも窒素原子を1つ含む酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員の単環式不飽和含窒素複素環である。)。)で示される化合物、その塩、その溶媒和物またはその共結晶である。
本発明化合物として好ましくは、(1)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、(2)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(3)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、(4)1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア、(5)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(6)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(7)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、(8)1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア、(9)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(10)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(11)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア、(12)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(13)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(14)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(15)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア、(16)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(17)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、(18)1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、またはその立体異性体、もしくは、その塩、その溶媒和物またはその共結晶である。
さらに好ましくは、(1)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、(2)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(3)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、(4)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(5)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(6)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレアまたは(7)1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア、またはその立体異性体、もしくは、その塩、その溶媒和物またはその共結晶である。
本発明化合物として好ましくは、KCNQ2/3に対する開口作用が、EC50値(またはECrtg50(後述の(1)生物学的実施例1参照))で、100μM以下、より好ましくは10μM以下、さらに好ましくは1μM以下、特に好ましくは0.1μM以下である化合物である。さらに好ましくは、KCNQ2/3、KCNQ4、KCNQ5チャネルすべてに対して開口作用(いずれのチャネルに対してもEC50値(またはECrtg50)で100μM以下、より好ましくは10μM以下、さらに好ましくは1μM以下)を有する化合物である。EC50値(またはECrtg50)を決定するための方法は当業者には公知であるが(例えば、ニューロファーマコロジー(Neuropharmacology)、40巻、2001年、888〜898頁、ユーロピアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー(European Journal of Pharmacology)、437巻、2002年、129〜137頁参照)、好ましくは、蛍光測定法によって、より好ましくは、後述の(1)生物学的実施例1の箇所のとおり決定される。
本発明化合物として好ましくは、溶解性に優れた化合物である。本発明において、溶解性は、例えばジメチルスルホキシド(DMSO)析出法による、日本薬局方溶出試験第2液(pH=6.8)に対する溶解度で評価できる(後述の(3)溶解性試験参照)。好ましくは、溶解度が20μM以上、より好ましくは40μM以上、さらに好ましくは60μM以上、特に好ましくは80μM以上の化合物である。
本発明化合物として好ましくは、代謝安定性に優れた化合物である。代謝安定性は、一般的な測定方法、例えば、ヒトまたは他の動物種の肝ミクロソーム(好ましくはヒト)を用いて確認することができる。ヒト肝ミクロソーム中での化合物の安定性は、例えば、市販のヒト肝ミクロソームと本発明化合物を一定時間反応(例えば、5分〜30分)させ、反応サンプルと未反応サンプルの比較により残存率を算出することで評価できる(後述の(4)ヒト肝ミクロソーム中での安定性評価参照)。
本発明化合物として好ましくは、安全性に優れた化合物である。例えば、本発明化合物はhERG(human ether−a−go−go related gene)チャネルに対する作用が認められない、またはhERGチャネル阻害作用が弱い化合物である。hERGチャネル阻害作用(hERG試験)は、公知の方法、例えば、hERG発現細胞における、ルビジウムイオン(Rb+)の流出を測定するルビジウム法、パッチクランプ法によりHERG電流を測定するパッチクランプ試験等で評価できる(後述の(5)hERG IKr電流に対する作用の評価参照)。
本発明においては、特に指示しない限り立体異性体はこれをすべて包含する。例えば二重結合、環、縮合環における幾何異性体(E体、Z体、シス体、トランス体)、不斉炭素の存在による光学異性体(R、S体、α、β配置、エナンチオマー、ジアステレオマー)、旋光性を有する光学活性体(D、L、d、l体)、クロマトグラフ分離による極性体(高極性体、低極性体)、平衡化合物、回転異性体、これらの任意の割合の混合物、ラセミ混合物は、すべて本発明に含まれる。また、本発明においては、互変異性体による異性体をもすべて包含する。
本発明においては、特に指示しない限り、当業者にとって明らかなように、
は紙面の向こう側(すなわちα配置)に結合していることを表し、
は紙面の手前側(すなわちβ配置)に結合していることを表し、
はα配置、β配置またはそれらの任意の比率の混合物であることを表す。
また、本発明における光学活性な化合物は、100%純粋なものだけでなく、50%未満のその他のエナンチオマーまたはジアステレオマーが含まれていてもよい。ラセミ混合物の具体例として、実施例22(1):1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレアと実施例25(4):1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレアの混合物である、実施例5:1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア等が挙げられる。
本発明において、本発明化合物に関する言及はすべて、一般式(I)で示される化合物、またはその塩、溶媒和物、もしくはその共結晶、または一般式(I)で示される化合物の塩の溶媒和物、もしくはその共結晶を包含する。
一般式(I)で示される化合物は、公知の方法で相当する塩に変換される。塩としては薬学的に許容される塩が好ましい。また、塩は水溶性のものが好ましい。適当な塩としては、酸付加物塩(無機酸塩(塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩等)、有機酸塩(ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、トリフルオロ酢酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、安息香酸塩、クエン酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、イセチオン酸塩、グルクロン酸塩、グルコン酸塩、アスパラギン酸塩、グルタミン酸塩等)等)が挙げられる。
一般式(I)で示される化合物およびその塩は、溶媒和していない形態で存在してもよいし、水、エタノールなどの薬学的に許容できる溶媒と溶媒和した形態で存在してもよい。溶媒和物として好ましくは水和物である。一般式(I)で示される化合物およびその塩は、公知の方法で溶媒和物に変換することができる。
一般式(I)で示される化合物は、適切な共結晶形成剤と共結晶を形成することができる。共結晶としては、薬学的に許容される共結晶形成剤と形成される、薬学的に許容されるものが好ましい。共結晶は、典型的に、2種以上の異なる分子がイオン結合とは異なる分子間相互作用で形成される結晶として定義される。また、共結晶は中性分子と塩の複合体であってもよい。共結晶は、公知の方法、例えば、融解結晶化により、溶媒からの再結晶により、又は成分を一緒に物理的に粉砕することにより、調製することができる。適当な共結晶形成剤としては、WO2006/007448に記載のものを含む。
本発明化合物は、プロドラッグとして投与することができる。例えば、一般式(I)で示される化合物のプロドラッグは、生体内において酵素や胃酸等による反応により、一般式(I)で示される化合物に変換される。一般式(I)で示される化合物のプロドラッグとしては、一般式(I)で示される化合物が水酸基を有する場合、該水酸基がアシル化、アルキル化、リン酸化、ホウ酸化された化合物(例えば、本発明化合物の水酸基がアセチル化、パルミトイル化、プロパノイル化、ピバロイル化、サクシニル化、フマリル化、アラニル化、ジメチルアミノメチルカルボニル化された化合物等)等が挙げられる。これらの化合物は公知の方法によって製造することができる。また、一般式(I)で示される化合物のプロドラッグは水和物および非水和物のいずれであってもよい。また、一般式(I)で示される化合物のプロドラッグは、廣川書店1990年刊「医薬品の開発」第7巻「分子設計」163〜198頁に記載されているような、生理的条件で一般式(I)で示される化合物に変化されるものであってもよい。
一般式(I)で示される化合物はまた、少なくとも1つの原子が、同じ原子番号を有するが、原子質量または質量数が自然界において優勢な原子質量または質量数とは異なる原子によって置き換えられている、同位体をすべて包含する。一般式(I)で示される化合物に含まれる適当な同位体としては、例えば2H、3H、11C、13C、14C、13N、15N、15O、17O、18O、35S、18F、36Cl、123I、125I等を含む。
[本発明化合物の製造方法]
一般式(I)で示される化合物は、公知の方法、例えば以下に示す方法、これらに準ずる方法、実施例に記載した方法、または「Comprehensive Organic Transformations:A Guide to Functional Group Preparations、第2版(Richard C.Larock著、John Wiley&Sons Inc、1999)」に記載された方法等を適宜改良し、組み合わせて用いることで製造することができる。なお、以下各製造方法において、各原料化合物は塩として用いてよい。このような塩としては、前述した一般式(I)の薬学的に許容される塩として記載されたもの等が用いられる。
一般式(I)で示される化合物は、公知の方法、例えば以下に示す方法、これらに準ずる方法、実施例に記載した方法、または「Comprehensive Organic Transformations:A Guide to Functional Group Preparations、第2版(Richard C.Larock著、John Wiley&Sons Inc、1999)」に記載された方法等を適宜改良し、組み合わせて用いることで製造することができる。なお、以下各製造方法において、各原料化合物は塩として用いてよい。このような塩としては、前述した一般式(I)の薬学的に許容される塩として記載されたもの等が用いられる。
一般式(I)で示される化合物のうち、R11がOR1である一般式(I−1)で示される化合物は、一般式(SM1)
(式中、TはR1または水酸基の保護基を示し、その他の記号は前記と同じ意味を表す。)で示される化合物を出発物質として、下記の反応工程式1または2に示される方法で製造することができる。
Tにおける水酸基の保護基として、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、トリチル基、メトキシメチル(MOM)基、1−エトキシエチル(EE)基、メトキシエトキシメチル(MEM)基、2−テトラヒドロピラニル(THP)基、トリメチルシリル(TMS)基、トリエチルシリル(TES)基、tert−ブチルジメチルシリル(TBDMS)基、tert−ブチルジフェニルシリル(TBDPS)基、アセチル(Ac)基、ピバロイル基、ベンゾイル基、ベンジル(Bn)基、p−メトキシベンジル基、アリルオキシカルボニル(Alloc)基、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル(Troc)基等が挙げられる。
また、これ以外にも容易にかつ選択的に脱離できる基であれば特に限定されない。例えば、「Protective Groups in Organic Synthesis(T.W.Greene、John Wiley&Sons Inc、1999)」に記載されたものが用いられる。
一般式(I)で示される化合物のうち、Yが−NH−または−O−である化合物、すなわち、一般式(1−a)
(式中、Y1は−NH−または−O−を表し、その他の記号は前記と同じ意味を表す。)で示される化合物は、反応工程式1
(式中、すべての記号は前記と同じ意味を表す。)に示される方法で製造することができる。
反応工程式1中、反応1で示される、ウレア化もしくはウレタン化反応は、例えば、一般式(SM1)で示される化合物を有機溶媒(テトラヒドロフラン、N−メチル−2−ピロリジノン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジクロロメタン等)中、塩基(トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等)存在下、トリホスゲンと室温〜40℃で反応させ、対応するイソシアネートを生成させた後、塩基(トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等)の存在下または非存在下、一般式(1−b)で示される化合物と有機溶媒(テトラヒドロフラン、N−メチル−2−ピロリジノン、ジクロロメタン等)中、室温〜60℃の温度で反応させることにより行われる。または、一般式(SM1)で示される化合物から生成させたイソシアネートと一般式(1−b)で示される化合物を反応させる順序が逆であってもよい。また、例えば、有機溶媒(ジクロロメタン、N,N−ジメチルホルムアミド)中、1,1’−カルボニルビス−1H−イミダゾール(CDI)存在下、塩基(トリエチルアミン、N−メチルモルホリン等)存在下または非存在下、約0〜80℃の温度で反応させることにより行われる。これらの反応は、いずれも不活性ガス(アルゴン、窒素等)雰囲気下、無水条件で行うことが望ましい。
ここで、反応工程式1中、反応2で示される水酸基の脱保護は必要に応じて行われ、一般式(1−a)で示される化合物において、TがR1のとき、脱保護反応を介さずに一般式(1−a)で示される化合物を製造することができる。
水酸基の保護基の脱保護反応は公知であり、以下の方法で行なうことができる。例えば、
(1)アルカリ加水分解による脱保護反応、
(2)酸性条件下における脱保護反応、
(3)加水素分解による脱保護反応、
(4)シリル基の脱保護反応、
(5)金属を用いる脱保護反応、
(6)金属錯体を用いる脱保護反応等が挙げられる。
(1)アルカリ加水分解による脱保護反応、
(2)酸性条件下における脱保護反応、
(3)加水素分解による脱保護反応、
(4)シリル基の脱保護反応、
(5)金属を用いる脱保護反応、
(6)金属錯体を用いる脱保護反応等が挙げられる。
これらの方法を具体的に説明すると、
(1)アルカリ加水分解による脱保護反応は、例えば、有機溶媒(メタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)中、アルカリ金属の水酸化物(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等)、アルカリ土類金属の水酸化物(水酸化バリウム、水酸化カルシウム等)または炭酸塩(炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)あるいはその水溶液もしくはこれらの混合物を用いて、約0〜40℃の温度で行なわれる。
(2)酸条件下での脱保護反応は、例えば、有機溶媒(ジクロロメタン、クロロホルム、ジオキサン、酢酸エチル、アニソール等)中、有機酸(酢酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等)、または無機酸(塩酸、硫酸等)もしくはこれらの混合物(臭化水素/酢酸等)中、約0〜100℃の温度で行なわれる。
(3)加水素分解による脱保護反応は、例えば、溶媒(エーテル系(テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチルエーテル等)、アルコール系(メタノール、エタノール等)、ベンゼン系(ベンゼン、トルエン等)、ケトン系(アセトン、メチルエチルケトン等)、ニトリル系(アセトニトリル等)、アミド系(ジメチルホルムアミド等)、水、酢酸エチル、酢酸またはそれらの2以上の混合溶媒等)中、触媒(パラジウム−炭素、パラジウム黒、水酸化パラジウム、酸化白金、ラネーニッケル等)の存在下、常圧または加圧下の水素雰囲気下またはギ酸アンモニウム存在下、約0〜200℃の温度で行なわれる。
(4)シリル基の脱保護反応は、例えば、水と混和しうる有機溶媒(テトラヒドロフラン、アセトニトリル等)中、テトラブチルアンモニウムフルオライドを用いて、約0〜40℃の温度で行なわれる。
(5)金属を用いる脱保護反応は、例えば、酸性溶媒(酢酸、pH4.2〜7.2の緩衝液またはそれらの溶液とテトラヒドロフラン等の有機溶媒との混合液)中、粉末亜鉛の存在下、必要であれば超音波をかけながら、約0〜40℃の温度で行なわれる。
(6)金属錯体を用いる脱保護反応は、例えば、有機溶媒(ジクロロメタン、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、アセトニトリル、ジオキサン、エタノール等)、水またはそれらの混合溶媒中、トラップ試薬(水素化トリブチルスズ、トリエチルシラン、ジメドン、モルホリン、ジエチルアミン、ピロリジン等)、有機酸(酢酸、ギ酸、2−エチルヘキサン酸等)および/または有機酸塩(2−エチルヘキサン酸ナトリウム、2−エチルヘキサン酸カリウム等)の存在下、ホスフィン系試薬(トリフェニルホスフィン等)の存在下または非存在下、金属錯体(テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)、二塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)、酢酸パラジウム(II)、塩化トリス(トリフェニルホスフィン)ロジウム(I)等)を用いて、約0〜40℃の温度で行なわれる。
(1)アルカリ加水分解による脱保護反応は、例えば、有機溶媒(メタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)中、アルカリ金属の水酸化物(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等)、アルカリ土類金属の水酸化物(水酸化バリウム、水酸化カルシウム等)または炭酸塩(炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)あるいはその水溶液もしくはこれらの混合物を用いて、約0〜40℃の温度で行なわれる。
(2)酸条件下での脱保護反応は、例えば、有機溶媒(ジクロロメタン、クロロホルム、ジオキサン、酢酸エチル、アニソール等)中、有機酸(酢酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等)、または無機酸(塩酸、硫酸等)もしくはこれらの混合物(臭化水素/酢酸等)中、約0〜100℃の温度で行なわれる。
(3)加水素分解による脱保護反応は、例えば、溶媒(エーテル系(テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチルエーテル等)、アルコール系(メタノール、エタノール等)、ベンゼン系(ベンゼン、トルエン等)、ケトン系(アセトン、メチルエチルケトン等)、ニトリル系(アセトニトリル等)、アミド系(ジメチルホルムアミド等)、水、酢酸エチル、酢酸またはそれらの2以上の混合溶媒等)中、触媒(パラジウム−炭素、パラジウム黒、水酸化パラジウム、酸化白金、ラネーニッケル等)の存在下、常圧または加圧下の水素雰囲気下またはギ酸アンモニウム存在下、約0〜200℃の温度で行なわれる。
(4)シリル基の脱保護反応は、例えば、水と混和しうる有機溶媒(テトラヒドロフラン、アセトニトリル等)中、テトラブチルアンモニウムフルオライドを用いて、約0〜40℃の温度で行なわれる。
(5)金属を用いる脱保護反応は、例えば、酸性溶媒(酢酸、pH4.2〜7.2の緩衝液またはそれらの溶液とテトラヒドロフラン等の有機溶媒との混合液)中、粉末亜鉛の存在下、必要であれば超音波をかけながら、約0〜40℃の温度で行なわれる。
(6)金属錯体を用いる脱保護反応は、例えば、有機溶媒(ジクロロメタン、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、アセトニトリル、ジオキサン、エタノール等)、水またはそれらの混合溶媒中、トラップ試薬(水素化トリブチルスズ、トリエチルシラン、ジメドン、モルホリン、ジエチルアミン、ピロリジン等)、有機酸(酢酸、ギ酸、2−エチルヘキサン酸等)および/または有機酸塩(2−エチルヘキサン酸ナトリウム、2−エチルヘキサン酸カリウム等)の存在下、ホスフィン系試薬(トリフェニルホスフィン等)の存在下または非存在下、金属錯体(テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)、二塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)、酢酸パラジウム(II)、塩化トリス(トリフェニルホスフィン)ロジウム(I)等)を用いて、約0〜40℃の温度で行なわれる。
また、上記以外にも、例えば、「Protective Groups in Organic Synthesis(T.W.Greene著、John Wiley&Sons Inc、1999)」に記載された方法によって、脱保護反応を行なうことができる。
当業者には容易に理解できることではあるが、これらの脱保護反応を使い分けることにより、目的とする本発明化合物を容易に製造することができる。
一般式(I)で示される化合物のうち、Yが結合手である化合物、すなわち、一般式(2−a)
(式中、すべての記号は前記と同じ意味を表す。)で示される化合物は、反応工程式2
(式中、すべての記号は前記と同じ意味を表す。)に示される方法で製造することができる。
すなわち、一般式(SM1)で示される化合物と一般式(2−b)で示される化合物を反応3:アミド化反応に付し、さらに必要に応じて反応4:保護基の脱保護反応に付すことにより製造できる。
アミド化反応は公知であり、例えば、
(1)酸ハライドを用いる方法、
(2)混合酸無水物を用いる方法、
(3)縮合剤を用いる方法等が挙げられる。
(1)酸ハライドを用いる方法、
(2)混合酸無水物を用いる方法、
(3)縮合剤を用いる方法等が挙げられる。
これらの方法を具体的に説明すると、
(1)酸ハライドを用いる方法は、例えば、カルボン酸を有機溶媒(クロロホルム、ジクロロメタン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等)中または無溶媒で、酸ハライド化剤(オキザリルクロライド、チオニルクロライド等)と−20℃〜還流温度で反応させ、得られた酸ハライドを塩基(ピリジン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等)の存在下、アミンと有機溶媒(クロロホルム、ジクロロメタン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等)中、0〜40℃の温度で反応させることにより行なわれる。また、得られた酸ハライドを有機溶媒(ジオキサン、テトラヒドロフラン等)中、アルカリ水溶液(重曹水または水酸化ナトリウム溶液等)を用いて、アミンと0〜40℃で反応させることにより行なうこともできる。
(2)混合酸無水物を用いる方法は、例えば、カルボン酸を有機溶媒(クロロホルム、ジクロロメタン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等)中または無溶媒で、塩基(ピリジン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等)の存在下、酸ハライド(ピバロイルクロライド、トシルクロライド、メシルクロライド等)、または酸誘導体(クロロギ酸エチル、クロロギ酸イソブチル等)と、0〜40℃で反応させ、得られた混合酸無水物を有機溶媒(クロロホルム、ジクロロメタン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等)中、アミンと0〜40℃で反応させることにより行なわれる。
(3)縮合剤を用いる方法は、例えば、カルボン酸とアミンを、有機溶媒(クロロホルム、ジクロロメタン、ジメチルホルムアミド、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等)中、または無溶媒で、塩基(ピリジン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ジメチルアミノピリジン等)の存在下または非存在下、縮合剤(1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−エチル−3−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]カルボジイミド(EDC)、1,1’−カルボニルビス−1H−イミダゾール(CDI)、2−クロロ−1−メチルピリジニウムヨウ素、1−プロピルホスホン酸環状無水物(1−propanephosphonic acid cyclic anhydride、PPA)等)を用い、1−ヒドロキシベンズトリアゾール(HOBt)存在下または非存在下、0〜40℃で反応させることにより行なわれる。
(1)酸ハライドを用いる方法は、例えば、カルボン酸を有機溶媒(クロロホルム、ジクロロメタン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等)中または無溶媒で、酸ハライド化剤(オキザリルクロライド、チオニルクロライド等)と−20℃〜還流温度で反応させ、得られた酸ハライドを塩基(ピリジン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等)の存在下、アミンと有機溶媒(クロロホルム、ジクロロメタン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等)中、0〜40℃の温度で反応させることにより行なわれる。また、得られた酸ハライドを有機溶媒(ジオキサン、テトラヒドロフラン等)中、アルカリ水溶液(重曹水または水酸化ナトリウム溶液等)を用いて、アミンと0〜40℃で反応させることにより行なうこともできる。
(2)混合酸無水物を用いる方法は、例えば、カルボン酸を有機溶媒(クロロホルム、ジクロロメタン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等)中または無溶媒で、塩基(ピリジン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等)の存在下、酸ハライド(ピバロイルクロライド、トシルクロライド、メシルクロライド等)、または酸誘導体(クロロギ酸エチル、クロロギ酸イソブチル等)と、0〜40℃で反応させ、得られた混合酸無水物を有機溶媒(クロロホルム、ジクロロメタン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等)中、アミンと0〜40℃で反応させることにより行なわれる。
(3)縮合剤を用いる方法は、例えば、カルボン酸とアミンを、有機溶媒(クロロホルム、ジクロロメタン、ジメチルホルムアミド、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等)中、または無溶媒で、塩基(ピリジン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ジメチルアミノピリジン等)の存在下または非存在下、縮合剤(1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−エチル−3−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]カルボジイミド(EDC)、1,1’−カルボニルビス−1H−イミダゾール(CDI)、2−クロロ−1−メチルピリジニウムヨウ素、1−プロピルホスホン酸環状無水物(1−propanephosphonic acid cyclic anhydride、PPA)等)を用い、1−ヒドロキシベンズトリアゾール(HOBt)存在下または非存在下、0〜40℃で反応させることにより行なわれる。
これら(1)、(2)および(3)の反応は、いずれも不活性ガス(アルゴン、窒素等)雰囲気下、無水条件で行なうことが望ましい。
ここで、水酸基の脱保護は必要に応じて行われ、一般式(2−a)で示される化合物において、TがR1のとき、脱保護反応を介さずに一般式(2−a)で示される化合物を製造することができる。
水酸基の脱保護反応は、前記反応工程式1に記載の水酸基の脱保護反応と同様に行うことができる。
一般式(SM1)で示される化合物は、一般式(3−a)
(式中、Wはハロゲン(Cl,Br,I)またはTf(トリフルオロメタンスルホニル)O基、Ts(トルエンスルホニル)O基を表し、R41およびR51はそれぞれR4およびR5と同じ意味を表し(但し、R41およびR51は、両方が同時に水素原子であってもよい。)、その他の記号は前記と同じ意味を表す。)、一般式(3−b)
(式中、すべての記号は前記と同じ意味を表す。)、または一般式(3−g)
(式中、Xはハロゲン(Cl,Br,I)を表し、R100およびR110はそれぞれ独立して水素原子もしくはアミノ基の保護基を表し、その他の記号は前記と同じ意味を表す。)で示される化合物を出発物質として、反応工程式3
(式中、すべての記号は前記と同じ意味を表す。)に示される方法によって製造することができる。
一般式(3−a)で示される化合物中のWがTfO基、TsO基の場合、それらは水酸基から公知の方法、例えば、「Comprehensive Organic Transformations:A Guide to Functional Group Preparations、第2版(Richard C.Larock著、John Wiley&Sons Inc、1999)」に記載された方法等で製造することができる。または、実施例37に記載される方法で製造することができる。
R100およびR110におけるアミノ基の保護基としては、例えばベンジルオキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル(Boc)基、アリルオキシカルボニル(Alloc)基、1−メチル−1−(4−ビフェニル)エトキシカルボニル(Bpoc)基、トリフルオロアセチル基、9−フルオレニルメトキシカルボニル基(Fmoc)、ベンジル(Bn)基、p−メトキシベンジル基、ベンジルオキシメチル(BOM)基、2−(トリメチルシリル)エトキシメチル(SEM)基等が挙げられる。
また、これ以外にも容易にかつ選択的に脱離できる基であれば特に限定されない。例えば、「Protective Groups in Organic Synthesis(T.W.Greene、John Wiley&Sons Inc、1999)」に記載されたものが用いられる。
反応工程式3中、反応5、反応6で示される求核反応は、一般式(3−a)もしくは一般式(3−b)で示される化合物を有機溶媒(テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等)中、R3に対応する有機金属試薬、例えば、アルキル(R3)マグネシウムブロミド、アルキル(R3)リチウム等を、塩化セリウム存在下または非存在下、−78℃〜室温で反応させることにより行われる。また、有機溶媒(テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等)中、ルパート試薬(トリフルオロメチルトリメチルシラン)を、テトラブチルアンモニウムフルオリド存在下、−78℃〜室温で反応させることによっても行われる。
反応工程式3中、反応5および反応6で示される還元反応は、一般式(3−a)(式中、R2は水素以外を表す)で示される化合物を、有機溶媒中(メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、ヘキサン等)中、還元剤(水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化アルミニウムリチウム、水素化ジイソブチルアルミニウム等)を−78〜80℃の温度で反応させることにより行われる。
反応工程式3中、反応7で示されるアミノ化反応は、有機溶媒(酢酸エチル、酢酸イソプロピル、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘプタン、シクロヘキサン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、エタノール、イソプロパノール、ポリエチレングリコール、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリジノン、塩化メチレン、クロロホルム、アセトン、アセトニトリル、水、またはそれらの混合物等)中、塩基(ジエチルアミン、トリエチルアミン、プロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ジブチルアミン、トリブチルアミン、ピロリジン、ピペリジン、N−メチルピペリジン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、ピリジン、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、フッ化カリウム等)および触媒(パラジウム触媒(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(Pd(PPh3)4)、二塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(PdCl2(PPh3)2)、酢酸パラジウム(Pd(OAc)2)、二塩化パラジウム(PdCl2)、パラジウム黒、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノフェロセン)ジクロロパラジウム(PdCl2(dppf)2)、二塩化ジアリルパラジウム(PdCl2(allyl)2)、ヨウ化フェニルビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(PhPdI(PPh3)2)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(Pd2(DBA)3)、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(Pd(tBu3P)2)等)の存在下、配位子(例えば、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン等)存在下、一般式(3−c)で示される化合物と一般式(3−d)で示される化合物を、室温〜120℃で反応させることにより行われる。
反応工程式3中、反応8で示されるハロゲン化アリールのハロゲン/金属交換反応、続く求核反応は、一般式(3−g)で示される化合物を有機溶媒(テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等)中、有機金属試薬(n−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム、イソプロピルマグネシウムブロミド、イソプロピルマグネシウムクロリド)を、−78〜60℃の温度で反応させた後、一般式(3−h)で示される化合物と、有機溶媒(テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等)中、−78〜60℃で反応させることにより行われる。
反応工程式3中、反応9、反応12、反応14で示される水酸基の保護反応は、必要に応じて行われ、保護反応としては、例えば、一般式(3−e)、一般式(3−f)、一般式(3−k)、で示される化合物と有機溶媒(テトラヒドロフラン、ジクロロメタン等)中、塩基(イミダゾール、トリエチルアミン等)存在下、シリル化剤(クロロトリメチルシラン、クロロトリエチルシラン、クロロtert−ブチルジメチルシラン、クロロtert−ブチルジフェニルシラン等)と、0℃〜室温で反応させることによって行われる。
また、これ以外にも容易にかつ選択的に脱離できる基であれば特に限定されない。例えば、「Protective Groups in Organic Synthesis(T.W.Greene、John Wiley&Sons Inc、1999)」に記載されたものが用いられる。
反応工程式3中、反応10、反応13で示されるニトロ基の還元反応は、一般式(3−e)もしくは一般式(3−i)で示される化合物を、溶媒(エーテル系(テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチルエーテル等)、アルコール系(メタノール、エタノール等)、ベンゼン系(ベンゼン、トルエン等)、ケトン系(アセトン、メチルエチルケトン等)、ニトリル系(アセトニトリル等)、アミド系(ジメチルホルムアミド等)、水、酢酸エチル、酢酸またはそれらの2以上の混合溶媒等)中、触媒(パラジウム−炭素、パラジウム黒、水酸化パラジウム、酸化白金、ラネーニッケル等)の存在下、常圧または加圧下の水素雰囲気下またはギ酸アンモニウム存在下、約0〜200℃の温度で行なわれる。または、水に混和する溶媒(エタノール、メタノール、テトラヒドロフラン等)中、酸(塩酸、臭化水素酸、塩化アンモニウム、酢酸、ギ酸アンモニウム等)の存在下または非存在下、金属試薬(亜鉛、鉄、スズ、塩化スズ、塩化鉄、サマリウム、インジウム、水素化ホウ素ナトリウム−塩化ニッケル等)を用いて、0〜150℃の温度で行なわれる。
反応工程式3中、反応11、反応15で示されるアミノ基の脱保護反応は、以下の方法で行なうことができる。
アミノ基の保護基の脱保護反応は、よく知られており、例えば、
(1)アルカリ加水分解による脱保護反応、
(2)酸性条件下における脱保護反応、
(3)加水素分解による脱保護反応、
(4)シリル基の脱保護反応、
(5)金属を用いる脱保護反応、
(6)金属錯体を用いる脱保護反応等が挙げられる。
(1)アルカリ加水分解による脱保護反応、
(2)酸性条件下における脱保護反応、
(3)加水素分解による脱保護反応、
(4)シリル基の脱保護反応、
(5)金属を用いる脱保護反応、
(6)金属錯体を用いる脱保護反応等が挙げられる。
これらの脱保護反応は、前記の水酸基の脱保護と同様に行うことができる。
また、これ以外にも容易にかつ選択的に脱離できる基であれば特に限定されない。例えば、「Protective Groups in Organic Synthesis(T.W.Greene、John Wiley&Sons Inc、1999)」に記載されたものが用いられる。
ここで、一般式(3−n)で示される化合物において、R41,R51のいずれか一方が水素原子である場合は必要に応じて、あるいはR41,R51の両方が同時に水素原子である場合に、一般式(3−n)で示される化合物は、反応16で示されるハロゲン化反応に付される。
反応工程式3中、反応16で示されるハロゲン化反応は、一般式(3−n)で示される化合物を、有機溶媒(アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド等)中、ハロゲン化試薬(N−クロロスクシンイミド、1,3−ジクロロ−5,5−ジメチルヒダントイン、N−ブロモスクシンイミド、N−ヨードスクシンイミド等)と、0〜80℃で反応させることにより行われる。
一般式(I)で示される化合物のうち、R11がNH2であり、Yが−NH−または−O−である化合物、すなわち一般式(4−a)で示される化合物(式中、Y1は−NH−または−O−を表し、その他の記号は前記と同じ意味を表す。)は、一般式(SM2)で示される化合物を用いて、反応工程式4(式中、すべての記号は前記と同じ意味を表す。)に示される方法で製造することができる。
反応工程式4中、反応17で示されるウレア化もしくはウレタン化は前記反応工程式1に記載の反応1の方法と同様に行うことができる。
反応工程式4中、反応18で示されるアジド基の還元反応は、有機溶媒(テトラヒドロフラン、ジメチルエチルエーテル等)と水の混合溶媒中、トリフェニルホスフィンを室温で反応させることにより行われる。また、有機溶媒(テトラヒドロフラン等)中、水素化アルミニウムリチウムを0℃〜加熱還流下で反応させることによっても行われる。
一般式(I)で示される化合物のうち、R11がNH2であり、Yが結合手である化合物、すなわち一般式(5−a)で示される化合物(式中、すべての記号は前記と同じ意味を表す。)は、一般式(SM2)で示される化合物を用いて、反応工程5(式中、すべての記号は前記と同じ意味を表す。)に示される方法で製造することができる。
反応工程式5中、反応19で示されるアミド化反応は、前記反応工程式2に記載の反応3の方法と同様に行うことができる。
反応工程式5中、反応20で示される還元反応は、前記反応工程式4に記載の反応18の方法と同様に行うことができる。
反応工程式6中、反応21で示される水酸基の脱保護反応は、前記反応工程式1に記載の水酸基の脱保護反応と同様に行うことができる。
反応工程式6中、反応22で示される水酸基のアジド基への変換反応は、一般式(6−a)で示される化合物を有機溶媒(クロロホルム、ジクロロメタン等)中、トリフルオロ酢酸存在下、アジ化ナトリウムまたはアジ化カリウムを室温で反応させることにより行われる。また、有機溶媒(トルエン、テトラヒドロフラン等)中、ジフェニルホスホラジダートと2,3,4,6,7,8,9,10−オクタヒドロピリミド[1,2−a]アゼピンを0℃〜室温で反応させることによっても行われる。
一般式(I)で示される化合物の光学活性体は、常法(例えば、キラルカラムを用いた光学分割法など)に付すことにより製造することができる。また、一般式(3−c)、一般式(3−e)、一般式(3−f)、一般式(3−i)、一般式(3−k)、一般式(3−m)、一般式(3−n)、一般式(SM1)、一般式(4−b)、一般式(5−b)、一般式(6−a)、一般式(SM2)で示される化合物を予め、常法(例えば、キラルカラムを用いた光学分割法など)もしくは、本明細書中の実施例に記載された方法により光学分割を行って分離した光学異性体を用い、前記の反応工程式で示される方法によって製造することができる。
本明細書中の各反応において、出発物質または試薬として用いられる一般式(1−b)、(2−b)、(3−a)、(3−b)、(3−d)、(3−g)および(3−h)で示される化合物は、それ自体公知であるか、本明細書に記載された実施例、あるいは公知の方法により容易に製造することができる。
本明細書中の各反応において、加熱を伴う反応は、当業者にとって明らかなように、水浴、油浴、砂浴またはマイクロウェーブを用いて行なうことができる。
本明細書中の各反応において、適宜、高分子ポリマー(例えば、ポリスチレン、ポリアクリルアミド、ポリプロピレン、ポリエチレングリコール等)に担持させた固相担持試薬を用いてもよい。
本明細書中の各反応において、反応生成物は通常の精製手段、例えば、常圧下または減圧下における蒸留、シリカゲルまたはケイ酸マグネシウムを用いた高速液体クロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、イオン交換樹脂、スカベンジャー樹脂あるいはカラムクロマトグラフィーまたは洗浄、再結晶などの方法により精製することができる。精製は反応ごとに行なってもよいし、いくつかの反応終了後に行なってもよい。
[毒性]
本発明化合物の毒性は十分に低いものであり、医薬品として安全に使用することができる。
本発明化合物の毒性は十分に低いものであり、医薬品として安全に使用することができる。
[医薬品への適用]
本発明化合物は、KCNQ2〜5チャネル関連疾患の予防および/または治療に適している。
本発明化合物は、KCNQ2〜5チャネル関連疾患の予防および/または治療に適している。
本発明化合物は、KCNQ2〜5チャネル関連疾患を予防および/または治療するために使用されうる。かかる疾患としては、例えば、てんかん、疼痛性障害(例えば、神経因性疼痛、片頭痛)、糖尿病性末梢神経障害、不安障害、気分適応障害、統合失調症、薬物依存、注意適応障害、睡眠障害、脳卒中、耳鳴、記憶障害(例えば、アルツハイマー病、認知症)、筋委縮性側索硬化症、運動障害(例えば、パーキンソン病、ジストニアに関連する運動障害)、排尿障害(例えば、過活動膀胱、頻尿、夜間頻尿、尿意切迫感、切迫性尿失禁、腹圧性尿失禁、間質性膀胱炎、慢性前立腺炎、前立腺肥大症)、難聴、喘息、慢性閉塞性肺疾患、咳嗽、肺高血圧症、視覚器官の神経変性疾患(例えば、緑内障、進行性糖尿病網膜症、加齢に伴う黄斑症、網膜色素変性症)、真性糖尿病、早期陣痛・切迫早産、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群等が挙げられる。
本発明化合物は、好ましくは排尿障害の予防および/または治療に適している。
本発明化合物は、より好ましくは過活動膀胱の予防および/または治療に適している。
過活動膀胱は、尿意切迫感を必須とし、通常は頻尿と夜間頻尿を伴い、切迫性尿失禁を伴うこともある症状症候群である。
本発明化合物を排尿障害の予防および/または治療に使用する場合、めまい、眠気といった中枢性副作用を回避するため、本発明化合物の脳移行性は低いことが好ましい。したがって、本発明化合物として好ましくは、脳移行性が低減した化合物である。脳移行性は、例えば、哺乳動物(例えば、ラット、マウス)に被験物質を経口または静脈内投与し、投与後(例えば、投与後1時間)の血漿中濃度および/または脳内含量を測定し、脳内含量や算出された脳移行率(脳内含量/血漿中濃度)で評価することができる。
本発明化合物は、
1)予防および/または治療効果の補完および/または増強、
2)動態・吸収改善、投与量の低減、および/または
3)副作用の軽減のために、他の薬物と組み合わせて、併用薬として投与してもよい。
1)予防および/または治療効果の補完および/または増強、
2)動態・吸収改善、投与量の低減、および/または
3)副作用の軽減のために、他の薬物と組み合わせて、併用薬として投与してもよい。
本発明化合物と1種以上の他の薬物の併用薬は、1つの製剤中に全成分を配合した配合剤の形態で投与してもよく、また別々の製剤にして投与する形態をとってもよい。この別々の製剤にして投与する場合には、同時投与および時間差による投与が含まれる。また、時間差による投与は、本発明化合物を先に投与し、他の薬物を後に投与してもよいし、他の薬物を先に投与し、本発明化合物を後に投与してもよい。それぞれの投与方法は同じでも異なっていてもよい。
上記併用薬により、予防および/または治療効果を奏する疾患は特に限定されず、本発明化合物の予防および/または治療効果を補完および/または増強する疾患であればよい。
本発明化合物の過活動膀胱に対する予防および/または治療効果の補完および/または増強のための他の薬物としては、例えば、(1)ムスカリン性受容体アンタゴニスト(例えば、トルテロジン、オキシブチニン、ヒヨスチアミン、プロパンテリン、プロピベリン、トロスピウム、ソリフェナシン、ダリフェナシン、イミダフェナシン、フェソテロジン、テミベリン、フラボキサート、タラフェナシン(tarafenacin)、アファシフェナシン(afacifenacin)、THVD−101、THVD−201)等)、(2)β3アドレナリン受容体作動薬(ミラベグロン、KRP−114V、ソラベグロン(Solabegron)、TRK−380等)、(3)NK−1または−2アンタゴニスト(例えば、アプレピタント、シゾリルチ等)、(4)遺伝子組換えボツリヌス毒素(センレボターゼ(senrebotase)等)、(5)オピオイドμ受容体作動薬(TRK−130等)、(6)α4β2ニコチン性アセチルコリン受容体アンタゴニスト(デックスメカミラミン(dexmecamylamine)等)、(7)C線維阻害剤(ベシピルジン(Besipirdine)等)、(8)TRPV1アンタゴニスト(XEN−D0501等)、(9)EP1アンタゴニスト(KEA−0447等)、(10)中枢神経薬(REC−1819等)(11)α1アドレナリン受容体アンタゴニスト(例えば、タムスロシン、シロドシン、ナフトピジル、ウラピジル等)、(12)5α還元酵素阻害剤(デュタステリド、フィナステリド等)、(13)ホスホジエステラゼー5阻害剤(シルデナフィル、タダラフィル、バルデナフィル)、(14)バソプレシンV2受容体作動薬(デスモプレシン)等が挙げられる。
前記他の薬物の投与量は、臨床上用いられている用量を基準として適宜選択することができる。また、本発明化合物と他の薬剤の配合比は、投与対象の年齢及び体重、投与方法、投与時間、対象疾患、症状、組み合わせ等により適宜選択することができる。例えば、本発明化合物1質量部に対し、他の薬剤を0.01乃至100質量部用いればよい。他の薬剤は任意の2種以上を適宜の割合で組み合わせて投与してもよい。また、前記他の薬物には、現在までに見出されているものだけでなく今後見出されるものも含まれる。
本発明化合物または本発明化合物と他の薬剤の併用剤を上記の目的で用いるには、通常、薬学的に許容される担体とともに適当な医薬組成物として製剤化したうえで、全身的または局所的に、経口または非経口の形で投与される。
本発明化合物は、薬学的有効量で哺乳動物(好ましくはヒト、より好ましくは患者)へ投与される。
本発明化合物の投与量は年令、体重、症状、望まれる治療効果、投与の経路、治療の期間等に依存するため、必然的に変動が生じる。一般的に、患者一人当たり、一回につき、0.1mgから1000mgの範囲で一日1回から数回経口投与されるか、または患者一人当たり、一回につき、0.01mgから100mgの範囲で一日1回から数回非経口投与されるか、または一日1時間から24時間の範囲で静脈内に持続投与される。
もちろん前記したように、投与量は、種々の条件によって変動するので、上記投与量より少ない量で十分な場合もあるし、また範囲を越えて必要な場合もある。
本発明化合物又は本発明化合物と他の薬剤の併用剤を投与する際には、経口投与のための内服用固形剤若しくは内服用液剤、経口投与における徐放性製剤、放出制御製剤、または非経口投与のための注射剤、外用剤、吸入剤若しくは坐剤等として用いられる。
経口投与のための内服用固形剤には、例えば、錠剤、丸剤、カプセル剤、散剤及び顆粒剤等が含まれる。カプセル剤には、ハードカプセル及びソフトカプセルが含まれる。
このような内服用固形剤においては、ひとつ又はそれ以上の活性物質はそのままか、又は賦形剤(例えば、ラクトース、マンニトール、グルコース、微結晶セルロース、デンプン等)、結合剤(例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム等)、崩壊剤(例えば、繊維素グリコール酸カルシウム等)、滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム等)、安定剤、溶解補助剤(例えば、グルタミン酸、アスパラギン酸等)等と混合され、常法に従って製剤化して用いられる。また、必要によりコーティング剤(例えば、白糖、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート等)で被覆していてもよいし、また2以上の層で被覆していてもよい。更に、ゼラチンのような吸収されうる物質のカプセルも包含される。
経口投与のための内服用液剤は、薬剤的に許容される水剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤及びエリキシル剤等を含む。このような液剤においては、ひとつ又はそれ以上の活性物質が、一般的に用いられる希釈剤(例えば、精製水、エタノール、又はそれらの混液等)に溶解、懸濁又は乳化される。更に、この液剤は、湿潤剤、懸濁化剤、乳化剤、甘味剤、風味剤、芳香剤、保存剤又は緩衝剤等を含有していてもよい。
また、経口投与における徐放性製剤もまた有効である。これらの徐放性製剤に用いるゲル形成物質とは、溶媒を含んで膨潤し、そのコロイド粒子が互いにつながり、三次元の網目構造をとり、流動性を失ったゼリー様の物体を形成し得る物質である。製剤上は、主に結合剤、増粘剤及び徐放性基剤として使用される。例えば、アラビアゴム、カンテン、ポリビニルピロリドン、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、グアガム、ゼラチン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール、メチルセルロース又はヒドロキシエチルメチルセルロースが使用できる。
非経口投与のための注射剤としては、溶液、懸濁液、乳濁液及び用時溶剤に溶解又は懸濁して用いる固形の注射剤を包含する。注射剤は、ひとつ又はそれ以上の活性物質を溶剤に溶解、懸濁又は乳化させて用いられる。溶剤として、例えば、注射用蒸留水、生理食塩水、植物油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、エタノールのようなアルコール類等及びそれらの組み合わせが用いられる。更に、この注射剤は、安定剤、溶解補助剤(例えば、グルタミン酸、アスパラギン酸、ポリソルベート80(登録商標)等)、懸濁化剤、乳化剤、無痛化剤、緩衝剤又は保存剤等を含んでいてもよい。これらは最終工程において滅菌するか無菌操作法によって製造される。また、無菌の固形剤(例えば、凍結乾燥品を製造し、その使用前に無菌化又は無菌の注射用蒸留水又は他の溶剤に溶解される。)として使用することもできる。
非経口投与のための外用剤の剤形には、例えば、噴霧剤、吸入剤、スプレー剤、エアゾル剤、軟膏剤、ゲル剤、クリーム剤、湿布剤、貼付剤、リニメント剤及び点鼻剤等が含まれる。これらはひとつ又はそれ以上の活性物質を含み、公知の方法又は通常使用されている処方により調製される。
噴霧剤、吸入剤、及びスプレー剤は、一般的に用いられる希釈剤以外に亜硫酸水素ナトリウムのような安定剤と等張性を与えるような緩衝剤、例えば、塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム或いはクエン酸のような等張剤を含有していてもよい。スプレー剤の製造方法は、例えば、米国特許第2868691号及び同第3095355号に詳しく記載されている。
非経口投与のための吸入剤としては、エアロゾル剤、吸入用粉末剤又は吸入用液剤が含まれ、当該吸入用液剤は用時に水又は他の適当な媒体に溶解又は懸濁させて使用する形態であってもよい。
これらの吸入剤は公知の方法に準じて製造される。
例えば、吸入用液剤の場合には、防腐剤(例えば、塩化ベンザルコニウム、パラベン等)、着色剤、緩衝化剤(例えば、リン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム等)、等張化剤(例えば、塩化ナトリウム、濃グリセリン等)、増粘剤(例えば、カルボキシビニルポリマー等)、吸収促進剤等を必要に応じて適宜選択して調製される。
吸入用粉末剤の場合には、滑沢剤(例えば、ステアリン酸及びその塩等)、結合剤(例えば、デンプン、デキストリン等)、賦形剤(例えば、乳糖、セルロース等)、着色剤、防腐剤(例えば、塩化ベンザルコニウム、パラベン等)又は吸収促進剤等を必要に応じて適宜選択して調製される。
吸入用液剤を投与する際には、通常噴霧器(例えば、アトマイザー、ネブライザー等)が使用され、吸入用粉末剤を投与する際には通常粉末薬剤用吸入投与器が使用される。
軟膏剤は、公知又は通常使用されている処方により製造される。例えば、ひとつ又はそれ以上の活性物質を基剤に混和又は溶融させて調製される。軟膏基剤は、公知或いは通常使用されているものから選ばれる。例えば、高級脂肪酸又は高級脂肪酸エステル(例えば、アジピン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、アジピン酸エステル、ミリスチン酸エステル、パルミチン酸エステル、ステアリン酸エステル、オレイン酸エステル等)、ロウ類(例えば、ミツロウ、鯨ロウ、セレシン等)、界面活性剤(例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル等)、高級アルコール(例えば、セタノール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール等)、シリコン油(例えば、ジメチルポリシロキサン等)、炭化水素類(例えば、親水ワセリン、白色ワセリン、精製ラノリン、流動パラフィン等)、グリコール類(例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、マクロゴール等)、植物油(例えば、ヒマシ油、オリーブ油、ごま油、テレピン油等)、動物油(例えば、ミンク油、卵黄油、スクワラン、スクワレン等)、水、吸収促進剤又はかぶれ防止剤から選ばれるものが単独で又は2種以上を混合して用いられる。更に、保湿剤、保存剤、安定化剤、抗酸化剤又は着香剤等を含んでいてもよい。
ゲル剤は、公知又は通常使用されている処方により製造される。例えば、ひとつ又はそれ以上の活性物質を基剤に溶融させて調製される。ゲル基剤は公知或いは通常使用されているものから選ばれる。例えば、低級アルコール(例えば、エタノール、イソプロピルアルコール等)、ゲル化剤(例えば、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース等)、中和剤(例えば、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン等)、界面活性剤(例えば、モノステアリン酸ポリエチレングリコール等)、ガム類、水、吸収促進剤及びかぶれ防止剤から選ばれるものが単独で又は2種以上を混合して用いられる。更に、保存剤、抗酸化剤又は着香剤等を含んでいてもよい。
クリーム剤は、公知又は通常使用されている処方により製造される。例えば、ひとつ又はそれ以上の活性物質を基剤に溶融又は乳化させて製造される。クリーム基剤は、公知或いは通常使用されているものから選ばれる。例えば、高級脂肪酸エステル、低級アルコール、炭化水素類、多価アルコール(例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等)、高級アルコール(例えば、2−ヘキシルデカノール、セタノール等)、乳化剤(例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、脂肪酸エステル類等)、水、吸収促進剤及びかぶれ防止剤から選ばれるものが単独で又は2種以上を混合して用いられる。更に、保存剤、抗酸化剤又は着香剤等を含んでいてもよい。
湿布剤は、公知又は通常使用されている処方により製造される。例えば、ひとつ又はそれ以上の活性物質を基剤に溶融させ、練合物とし支持体上に展延塗布して製造される。湿布基剤は公知或いは通常使用されているものから選ばれる。例えば、増粘剤(例えば、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム、デンプン、ゼラチン、メチルセルロース等)、湿潤剤(例えば、尿素、グリセリン、プロピレングリコール等)、充填剤(例えば、カオリン、酸化亜鉛、タルク、カルシウム、マグネシウム等)、水、溶解補助剤、粘着付与剤及びかぶれ防止剤から選ばれるものが単独で又は2種以上を混合して用いられる。更に、保存剤、抗酸化剤又は着香剤等を含んでいてもよい。
貼付剤は、公知又は通常使用されている処方により製造される。例えば、ひとつ又はそれ以上の活性物質を基剤に溶融させ、支持体上に展延塗布して製造される。貼付剤用基剤は公知或いは通常使用されているものから選ばれる。例えば、高分子基剤、油脂、高級脂肪酸、粘着付与剤及びかぶれ防止剤から選ばれるものが単独で又は2種以上を混合して用いられる。更に、保存剤、抗酸化剤又は着香剤等を含んでいてもよい。
リニメント剤は、公知又は通常使用されている処方により製造される。例えば、ひとつ又はそれ以上の活性物を水、アルコール(例えば、エタノール、ポリエチレングリコール等)、高級脂肪酸、グリセリン、セッケン、乳化剤及び懸濁化剤等から選ばれるものが単独で又は2種以上に溶解、懸濁又は乳化させて調製される。更に、保存剤、抗酸化剤又は着香剤等を含んでいてもよい。
非経口投与のためその他の組成物としては、ひとつ又はそれ以上の活性物質を含み、常法により処方される直腸内投与のための坐剤及び腟内投与のためのペッサリー等が含まれる。
本明細書において、明示的に引用される全ての特許文献及び非特許文献若しくは参考文献の内容は、全て本明細書の一部としてここに引用し得る。
以下、実施例によって本発明を詳述するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
クロマトグラフィーによる分離の箇所およびTLCに示されているカッコ内の溶媒は、使用した溶出溶媒または展開溶媒を示し、割合は体積比を表す。
本発明において、シリカゲルカラムクロマトグラフィーには、富士シリシア化学社製クロマトレックス(登録商標)、山善ハイフラッシュカラム(商品名)等を使用し、精製装置としては、例えば、山善社製中圧分取クロマトグラフW−prep 2XY(商品名)を使用した。
NMRデータは特に記載しない限り、1H−NMRのデータである。
NMRの箇所に示されているカッコ内は測定に使用した溶媒を示す。
本明細書中に用いた化合物名は、一般的にIUPACの規則に準じて命名を行なうコンピュータプログラム、Advanced Chemistry Development社のACD/Name(登録商標)を用いるか、または、IUPAC命名法に準じて命名したものである。
本発明において、液体クロマトグラフィー(LC)分析の保持時間は下記機器および条件により測定した。
分析装置:ACQUITY UPLC I−Classシステム(Waters社製)
検出器:UV(PDA)、ELSD、MS
条件1
カラム:ACQUITY UPLC BEH C18 Column(Waters社製、1.7μm、2.1mm×30mm)
移動相:A液:0.1%ギ酸水溶液、B液:0.1%ギ酸アセトニトリル溶液
グラジエント:0分(A液/B液=95/5)、0.1分(A液/B液=95/5)、1.2分(A液/B液=5/95)、1.4分(A液/B液=5/95)、1.5分(A液/B液=95/5)
流速:1mL/min、検出法:254nm、カラム温度:30℃、注入量:2μL
条件2
カラム:ACQUITY UPLC BEH C18 Column(Waters社製、1.7μm、2.1mm×30mm)
移動相:A液:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液、B液:0.1%トリフルオロ酢酸アセトニトリル溶液
グラジエント:0分(A液/B液=95/5)、0.1分(A液/B液=95/5)、1.2分(A液/B液=5/95)、1.4分(A液/B液=5/95)、1.5分(A液/B液=95/5)
流速:1mL/min、検出法:254nm、カラム温度:30℃、注入量:2μL
条件3
カラム:YMC Triart C18(YMC社製、1.9μm、2.1mm×30mm)
移動相:A液:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液、B液:0.1%トリフルオロ酢酸アセトニトリル溶液
グラジエント:0分(A液/B液=95/5)、0.1分(A液/B液=95/5)、1.2分(A液/B液=5/95)、1.4分(A液/B液=5/95)、1.5分(A液/B液=95/5)
流速:1mL/min、検出法:254nm、カラム温度:30℃、注入量:2μL
分析装置:ACQUITY UPLC I−Classシステム(Waters社製)
検出器:UV(PDA)、ELSD、MS
条件1
カラム:ACQUITY UPLC BEH C18 Column(Waters社製、1.7μm、2.1mm×30mm)
移動相:A液:0.1%ギ酸水溶液、B液:0.1%ギ酸アセトニトリル溶液
グラジエント:0分(A液/B液=95/5)、0.1分(A液/B液=95/5)、1.2分(A液/B液=5/95)、1.4分(A液/B液=5/95)、1.5分(A液/B液=95/5)
流速:1mL/min、検出法:254nm、カラム温度:30℃、注入量:2μL
条件2
カラム:ACQUITY UPLC BEH C18 Column(Waters社製、1.7μm、2.1mm×30mm)
移動相:A液:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液、B液:0.1%トリフルオロ酢酸アセトニトリル溶液
グラジエント:0分(A液/B液=95/5)、0.1分(A液/B液=95/5)、1.2分(A液/B液=5/95)、1.4分(A液/B液=5/95)、1.5分(A液/B液=95/5)
流速:1mL/min、検出法:254nm、カラム温度:30℃、注入量:2μL
条件3
カラム:YMC Triart C18(YMC社製、1.9μm、2.1mm×30mm)
移動相:A液:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液、B液:0.1%トリフルオロ酢酸アセトニトリル溶液
グラジエント:0分(A液/B液=95/5)、0.1分(A液/B液=95/5)、1.2分(A液/B液=5/95)、1.4分(A液/B液=5/95)、1.5分(A液/B液=95/5)
流速:1mL/min、検出法:254nm、カラム温度:30℃、注入量:2μL
実施例1
1,1,1−トリフルオロ−2−(4−ニトロフェニル)−2−プロパノール
1−(4−ニトロフェニル)エタノン(1.65g)(CAS登録番号:100−19−6)と(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(4.26g)のテトラヒドロフラン(16mL)溶液に、氷冷下、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液,1mL)を加え、室温で2時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(16mL)に溶解し、氷冷下、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、12mL)を加えた。反応混合物を氷冷下、10分間撹拌した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=85:15→80:20)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(2.28g)を得た。
TLC:Rf 0.47(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.83-1.84, 7.78-7.81, 8.23-8.28。
1,1,1−トリフルオロ−2−(4−ニトロフェニル)−2−プロパノール
1−(4−ニトロフェニル)エタノン(1.65g)(CAS登録番号:100−19−6)と(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(4.26g)のテトラヒドロフラン(16mL)溶液に、氷冷下、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液,1mL)を加え、室温で2時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(16mL)に溶解し、氷冷下、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、12mL)を加えた。反応混合物を氷冷下、10分間撹拌した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=85:15→80:20)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(2.28g)を得た。
TLC:Rf 0.47(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.83-1.84, 7.78-7.81, 8.23-8.28。
実施例2
2−(4−アミノフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例1で製造した化合物(2.28g)をエタノール(50mL)と水(10mL)に懸濁させ、粉末亜鉛(3.17g)と酢酸(2.82mL)を加えた。反応混合物を50℃で終夜撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、30分間撹拌した。反応混合物に酢酸エチルを加え、セライト(商品名)で濾過後、濾液を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80:20→20:80)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.20g)を得た。
TLC:Rf 0.37(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.72-1.73, 2.32, 6.65-6.70, 7.33-7.35。
2−(4−アミノフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例1で製造した化合物(2.28g)をエタノール(50mL)と水(10mL)に懸濁させ、粉末亜鉛(3.17g)と酢酸(2.82mL)を加えた。反応混合物を50℃で終夜撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、30分間撹拌した。反応混合物に酢酸エチルを加え、セライト(商品名)で濾過後、濾液を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80:20→20:80)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.20g)を得た。
TLC:Rf 0.37(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.72-1.73, 2.32, 6.65-6.70, 7.33-7.35。
実施例3
2−(4−アミノ−3,5−ジクロロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例2で製造した化合物(1.20g)のN,N−ジメチルホルムアミド(12mL)溶液にN−クロロスクシンイミド(1.56g)を加え、室温で15時間撹拌した。反応混合物に水を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80:20→40:60)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(867mg)を得た。
TLC:Rf 0.72(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.72-1.73, 2.40, 7.39。
2−(4−アミノ−3,5−ジクロロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例2で製造した化合物(1.20g)のN,N−ジメチルホルムアミド(12mL)溶液にN−クロロスクシンイミド(1.56g)を加え、室温で15時間撹拌した。反応混合物に水を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80:20→40:60)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(867mg)を得た。
TLC:Rf 0.72(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.72-1.73, 2.40, 7.39。
実施例4
2,6−ジクロロ−4−{1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例3で製造した化合物(860mg)のテトラヒドロフラン(17mL)溶液にイミダゾール(1.07g)とクロロトリメチルシラン(2mL)を加えた。反応混合物を室温で2.5時間撹拌した後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0→60:40)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.05g)を得た。
TLC:Rf 0.68(ヘキサン:酢酸エチル=8:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.15, 1.74-1.75, 4.51, 7.33。
2,6−ジクロロ−4−{1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例3で製造した化合物(860mg)のテトラヒドロフラン(17mL)溶液にイミダゾール(1.07g)とクロロトリメチルシラン(2mL)を加えた。反応混合物を室温で2.5時間撹拌した後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0→60:40)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.05g)を得た。
TLC:Rf 0.68(ヘキサン:酢酸エチル=8:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.15, 1.74-1.75, 4.51, 7.33。
実施例5
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
実施例4で製造した化合物(475mg)のテトラヒドロフラン(9.5mL)溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(261μL)とトリホスゲン(447mg)を加えた。反応混合物を室温で2.5時間撹拌した後、減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(1.4mL)に溶解し、1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩(583mg)(CAS登録番号:164341−39−3)とトリエチルアミン(401μL)を加え、室温で終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をメタノール(10mL)とジクロロメタン(10mL)に溶解させ、トリフルオロ酢酸(4mL)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した後、50℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=60:40→30:70)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(447mg)を得た。
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.47, 6.93, 7.14, 7.58, 7.64, 8.24, 8.43, 8.89。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.47, 6.93, 7.14, 7.58, 7.64, 8.24, 8.43, 8.89。
実施例5(1)〜(35)
1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、相当するアミンを用い、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、相当するアミンを用い、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
実施例5(1)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−(4−フルオロベンジル)ウレア
TLC:Rf 0.54(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.26, 6.89, 6.92, 7.10-7.19, 7.28-7.37, 7.63, 8.15。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−(4−フルオロベンジル)ウレア
TLC:Rf 0.54(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.26, 6.89, 6.92, 7.10-7.19, 7.28-7.37, 7.63, 8.15。
実施例5(2)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(5−フルオロ−2−ピリジニル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.44(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.37, 6.93, 7.05, 7.41, 7.64, 7.74, 8.36, 8.50。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(5−フルオロ−2−ピリジニル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.44(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.37, 6.93, 7.05, 7.41, 7.64, 7.74, 8.36, 8.50。
実施例5(3)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[6−(1−ピペリジニル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.89(酢酸エチル);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.50-1.65, 1.69, 3.49-3.52, 4.19, 6.55, 6.65, 6.81, 6.93, 7.46, 7.64, 8.31。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[6−(1−ピペリジニル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.89(酢酸エチル);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.50-1.65, 1.69, 3.49-3.52, 4.19, 6.55, 6.65, 6.81, 6.93, 7.46, 7.64, 8.31。
実施例5(4)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−(3,3−ジメチル−2−ブタニル)ウレア
TLC:Rf 0.38(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.87, 0.95, 1.69, 3.44-3.54, 6.24, 6.91, 7.61, 7.83。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−(3,3−ジメチル−2−ブタニル)ウレア
TLC:Rf 0.38(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.87, 0.95, 1.69, 3.44-3.54, 6.24, 6.91, 7.61, 7.83。
実施例5(5)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(2,2−ジメチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.19(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.91-1.05, 1.11, 1.50-1.54, 1.69, 1.75-1.87, 2.98-2.96, 3.46-3.54, 3.58-3.63, 6.43, 6.92, 7.62, 7.94。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(2,2−ジメチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.19(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.91-1.05, 1.11, 1.50-1.54, 1.69, 1.75-1.87, 2.98-2.96, 3.46-3.54, 3.58-3.63, 6.43, 6.92, 7.62, 7.94。
実施例5(6)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(4,4−ジフルオロ−1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.25(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.43-1.66, 1.69, 1.76-2.15, 3.10, 4.70, 6.50, 6.92, 7.62, 8.16。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(4,4−ジフルオロ−1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.25(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.43-1.66, 1.69, 1.76-2.15, 3.10, 4.70, 6.50, 6.92, 7.62, 8.16。
実施例5(7)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(3−メチル−2−ピリジニル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.15(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 2.28, 4.40, 6.92, 7.10, 7.25, 7.61, 7.63, 8.39, 8.53。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(3−メチル−2−ピリジニル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.15(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 2.28, 4.40, 6.92, 7.10, 7.25, 7.61, 7.63, 8.39, 8.53。
実施例5(8)
1−[(5−クロロ−2−チエニル)メチル]−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.53(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.34, 6.82, 6.93-6.94, 7.01, 7.64, 8.21。
1−[(5−クロロ−2−チエニル)メチル]−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.53(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.34, 6.82, 6.93-6.94, 7.01, 7.64, 8.21。
実施例5(9)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.35(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.60, 6.93, 7.11, 7.57, 7.63, 8.19, 8.51, 8.86。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.35(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.60, 6.93, 7.11, 7.57, 7.63, 8.19, 8.51, 8.86。
実施例5(10)
1−(シクロヘキシルメチル)−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.59(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.80-1.78, 2.91, 6.38, 6.91, 7.61, 7.90。
1−(シクロヘキシルメチル)−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.59(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.80-1.78, 2.91, 6.38, 6.91, 7.61, 7.90。
実施例5(11)
1−[(5−ブロモ−2−ピリジニル)メチル]−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.34, 6.93, 7.05, 7.34, 7.64, 8.06, 8.37, 8.63。
1−[(5−ブロモ−2−ピリジニル)メチル]−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.34, 6.93, 7.05, 7.34, 7.64, 8.06, 8.37, 8.63。
実施例5(12)
1−[(1−ベンジル−1H−イミダゾール−2−イル)メチル]−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.64(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.31, 5.23, 6.87, 6.92, 6.96, 7.16-7.19, 7.28-7.37, 7.62, 8.24。
1−[(1−ベンジル−1H−イミダゾール−2−イル)メチル]−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.64(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.31, 5.23, 6.87, 6.92, 6.96, 7.16-7.19, 7.28-7.37, 7.62, 8.24。
実施例5(13)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.53(ジクロロメタン:メタノール=9:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.39, 6.29, 6.81-6.90, 6.93, 7.19-7.23, 7.28-7.33, 7.64, 8.19, 11.02。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.53(ジクロロメタン:メタノール=9:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.39, 6.29, 6.81-6.90, 6.93, 7.19-7.23, 7.28-7.33, 7.64, 8.19, 11.02。
実施例5(14)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(2R)−テトラヒドロ−2−フラニルメチル]ウレア
TLC:Rf 0.43(ヘキサン:酢酸エチル=1:3);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.47-1.62, 1.69, 1.72-1.95, 3.01-3.12, 3.13-3.28, 3.59-3.66, 3.75-3.86, 6.45, 6.92, 7.62, 8.08。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(2R)−テトラヒドロ−2−フラニルメチル]ウレア
TLC:Rf 0.43(ヘキサン:酢酸エチル=1:3);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.47-1.62, 1.69, 1.72-1.95, 3.01-3.12, 3.13-3.28, 3.59-3.66, 3.75-3.86, 6.45, 6.92, 7.62, 8.08。
実施例5(15)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(2S)−テトラヒドロ−2−フラニルメチル]ウレア
TLC:Rf 0.43(ヘキサン:酢酸エチル=1:3);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.47-1.62, 1.69, 1.72-1.95, 3.01-3.12, 3.13-3.28, 3.59-3.66, 3.75-3.86, 6.45, 6.92, 7.62, 8.08。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(2S)−テトラヒドロ−2−フラニルメチル]ウレア
TLC:Rf 0.43(ヘキサン:酢酸エチル=1:3);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.47-1.62, 1.69, 1.72-1.95, 3.01-3.12, 3.13-3.28, 3.59-3.66, 3.75-3.86, 6.45, 6.92, 7.62, 8.08。
実施例5(16)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(5−フェニル−1,2−オキサゾール−3−イル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.37(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.37, 6.85, 6.93, 7.03, 7.43-7.58, 7.65, 7.82, 8.30。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(5−フェニル−1,2−オキサゾール−3−イル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.37(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.37, 6.85, 6.93, 7.03, 7.43-7.58, 7.65, 7.82, 8.30。
実施例5(17)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−フリル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.58(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.33, 6.44, 6.94, 6.97, 7.16, 7.64, 8.25。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−フリル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.58(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.33, 6.44, 6.94, 6.97, 7.16, 7.64, 8.25。
実施例5(18)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.65(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.54, 6.94, 7.14, 7.63, 8.43。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.65(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.54, 6.94, 7.14, 7.63, 8.43。
実施例5(19)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ウレア
TLC:Rf 0.28(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 2.26-2.44, 3.27-3.29, 6.55, 6.93, 7.63, 8.22。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ウレア
TLC:Rf 0.28(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 2.26-2.44, 3.27-3.29, 6.55, 6.93, 7.63, 8.22。
実施例5(20)
1−[(1R)−1−シクロプロピルエチル]−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.30(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.15-0.41, 0.82-0.89, 1.12, 1.69, 3.18-3.25, 6.30, 6.91, 7.61, 7.85。
1−[(1R)−1−シクロプロピルエチル]−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.30(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.15-0.41, 0.82-0.89, 1.12, 1.69, 3.18-3.25, 6.30, 6.91, 7.61, 7.85。
実施例5(21)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(2R)−3−メチル−2−ブタニル]ウレア
TLC:Rf 0.30(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.84-0.88, 1.01, 1.61-1.70, 3.46-3.53, 6.24, 6.91, 7.61, 7.82。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(2R)−3−メチル−2−ブタニル]ウレア
TLC:Rf 0.30(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.84-0.88, 1.01, 1.61-1.70, 3.46-3.53, 6.24, 6.91, 7.61, 7.82。
実施例5(22)
1−[(3−シクロプロピル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル]−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.17(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.82-0.87, 1.01-1.08, 1.69, 2.05-2.14, 4.47, 6.93, 7.10, 7.63, 8.46。
1−[(3−シクロプロピル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル]−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.17(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.82-0.87, 1.01-1.08, 1.69, 2.05-2.14, 4.47, 6.93, 7.10, 7.63, 8.46。
実施例5(23)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−1,2−オキサゾール−3−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.45(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.42, 6.94, 7.08, 7.18, 7.64, 8.41。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−1,2−オキサゾール−3−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.45(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.42, 6.94, 7.08, 7.18, 7.64, 8.41。
実施例5(24)
1−[(5−クロロ−2−ピリミジニル)メチル]−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.60(ヘキサン:酢酸エチル=1:3);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.49, 6.92, 7.01, 7.62, 8.42, 8.92。
1−[(5−クロロ−2−ピリミジニル)メチル]−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.60(ヘキサン:酢酸エチル=1:3);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.49, 6.92, 7.01, 7.62, 8.42, 8.92。
実施例5(25)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピラジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.38(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.55, 6.94, 7.21, 7.64, 8.51, 8.78, 9.13。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピラジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.38(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.55, 6.94, 7.21, 7.64, 8.51, 8.78, 9.13。
実施例5(26)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−チエニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.54(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.48, 6.94, 7.05, 7.14, 7.54, 7.64, 8.31。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−チエニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.54(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.48, 6.94, 7.05, 7.14, 7.54, 7.64, 8.31。
実施例5(27)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.41(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.29, 1.69, 4.52, 6.93, 7.13, 7.63, 8.47。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.41(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.29, 1.69, 4.52, 6.93, 7.13, 7.63, 8.47。
実施例5(28)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(2−メチル−2−プロパニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.36(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.37, 1.69, 4.37, 6.92, 6.99, 7.63, 8.29。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(2−メチル−2−プロパニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.36(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.37, 1.69, 4.37, 6.92, 6.99, 7.63, 8.29。
実施例5(29)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]ウレア
LC保持時間(分)、LC条件2:0.96;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.68, 4.36, 6.91, 7.00, 7.49-7.51, 7.63, 7.68-7.71, 8.24。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]ウレア
LC保持時間(分)、LC条件2:0.96;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.68, 4.36, 6.91, 7.00, 7.49-7.51, 7.63, 7.68-7.71, 8.24。
実施例5(30)
1−(シクロプロピルメチル)−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.53(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.16-0.21, 0.38-0.44, 0.89-0.97, 1.70, 2.97, 6.45, 6.93, 7.63, 7.99。
1−(シクロプロピルメチル)−3−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.53(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 0.16-0.21, 0.38-0.44, 0.89-0.97, 1.70, 2.97, 6.45, 6.93, 7.63, 7.99。
実施例5(31)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(2,2−ジフルオロシクロプロピル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.29(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.24-1.34, 1.51-1.62, 1.70, 1.86-1.99, 3.08-3.29, 6.63, 6.94, 7.64, 8.13。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(2,2−ジフルオロシクロプロピル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.29(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.24-1.34, 1.51-1.62, 1.70, 1.86-1.99, 3.08-3.29, 6.63, 6.94, 7.64, 8.13。
実施例5(32)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−(1,2−オキサゾール−3−イルメチル)ウレア
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.35, 6.45, 6.94, 6.99, 7.65, 8.29, 8.83。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−(1,2−オキサゾール−3−イルメチル)ウレア
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.35, 6.45, 6.94, 6.99, 7.65, 8.29, 8.83。
実施例5(33)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イルメチル)ウレア
TLC:Rf 0.12(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.71, 4.56, 6.95, 7.27, 7.61, 7.65, 7.72, 8.40。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−(1,3−チアゾール−2−イルメチル)ウレア
TLC:Rf 0.12(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.71, 4.56, 6.95, 7.27, 7.61, 7.65, 7.72, 8.40。
実施例5(34)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.42(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 2.27-2.65, 3.19, 6.60, 6.93, 7.63, 8.07。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.42(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 2.27-2.65, 3.19, 6.60, 6.93, 7.63, 8.07。
実施例5(35)
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]ウレア
TLC:Rf 0.55(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(CD3OD):δ 1.72, 4.42, 7.22-7.25, 7.43-7.46, 7.66。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]ウレア
TLC:Rf 0.55(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(CD3OD):δ 1.72, 4.42, 7.22-7.25, 7.43-7.46, 7.66。
実施例6
[2−(2−メチル−2−プロパニル)−1,3−オキサゾール−5−イル]メタノール
[2−(2−メチル−2−プロパニル)−1,3−オキサゾール−5−イル]メチルアセテート(52mg)(Tetrahedron Letters, 2010, vol.51, p.2247−2250)のメタノール(1.3mL)溶液に、氷冷下、炭酸カリウム(54mg)を加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌した後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮することで、以下の物性値を有する標題化合物(40mg)を得た。
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.39, 1.71, 4.65, 6.88。
[2−(2−メチル−2−プロパニル)−1,3−オキサゾール−5−イル]メタノール
[2−(2−メチル−2−プロパニル)−1,3−オキサゾール−5−イル]メチルアセテート(52mg)(Tetrahedron Letters, 2010, vol.51, p.2247−2250)のメタノール(1.3mL)溶液に、氷冷下、炭酸カリウム(54mg)を加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌した後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮することで、以下の物性値を有する標題化合物(40mg)を得た。
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.39, 1.71, 4.65, 6.88。
実施例7
2−{[2−(2−メチル−2−プロパニル)−1,3−オキサゾール−5−イル]メチル}−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン
アルゴン雰囲気下、実施例6で製造した化合物(40mg)のテトラヒドロフラン(1mL)溶液に、トリフェニルホスフィン(135mg)とフタルイミド(75mg)を加えた。反応混合物に氷冷下、ジエチルアゾジカルボキシレート(230μL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80/20→55/45)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(93mg)を得た。
TLC:Rf 0.64(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.34, 4.87, 6.93, 7.73-7.78, 7.86-7.90。
2−{[2−(2−メチル−2−プロパニル)−1,3−オキサゾール−5−イル]メチル}−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン
アルゴン雰囲気下、実施例6で製造した化合物(40mg)のテトラヒドロフラン(1mL)溶液に、トリフェニルホスフィン(135mg)とフタルイミド(75mg)を加えた。反応混合物に氷冷下、ジエチルアゾジカルボキシレート(230μL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80/20→55/45)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(93mg)を得た。
TLC:Rf 0.64(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.34, 4.87, 6.93, 7.73-7.78, 7.86-7.90。
実施例8
1−[2−(2−メチル−2−プロパニル)−1,3−オキサゾール−5−イル]メタンアミン
アルゴン雰囲気下、実施例7で製造した化合物(73mg)のエタノール(1.7mL)溶液に、ヒドラジン1水和物(129mg)を加えた。反応混合物を80℃で30分間撹拌した後、室温に冷却した。反応混合物に酢酸エチルとエタノールの混合溶媒を加え、濾過した。濾液を減圧濃縮することで、以下の物性値を有する標題化合物(40mg)を得た。
1H-NMR(CDCl3):δ 1.37, 3.85, 6.74。
1−[2−(2−メチル−2−プロパニル)−1,3−オキサゾール−5−イル]メタンアミン
アルゴン雰囲気下、実施例7で製造した化合物(73mg)のエタノール(1.7mL)溶液に、ヒドラジン1水和物(129mg)を加えた。反応混合物を80℃で30分間撹拌した後、室温に冷却した。反応混合物に酢酸エチルとエタノールの混合溶媒を加え、濾過した。濾液を減圧濃縮することで、以下の物性値を有する標題化合物(40mg)を得た。
1H-NMR(CDCl3):δ 1.37, 3.85, 6.74。
実施例9
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[2−(2−メチル−2−プロパニル)−1,3−オキサゾール−5−イル]メチル}ウレア
1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、実施例8で製造した化合物を用い、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
TLC:Rf 0.40(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.29, 1.69, 4.28, 6.78, 6.84, 6.93, 7.64, 8.17。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[2−(2−メチル−2−プロパニル)−1,3−オキサゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.40(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.29, 1.69, 4.28, 6.78, 6.84, 6.93, 7.64, 8.17。
実施例10
1−[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メタンアミン
実施例6で製造した化合物の代わりに、(2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−イル)メタノール(CAS登録番号:131748−97−5)を用いて、実施例7→実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.27, 4.00, 7.91。
1−[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メタンアミン
実施例6で製造した化合物の代わりに、(2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−イル)メタノール(CAS登録番号:131748−97−5)を用いて、実施例7→実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.27, 4.00, 7.91。
実施例11
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア
1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、実施例10で製造した化合物を用い、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.26(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.53, 6.94, 7.19, 7.65, 7.96, 8.40。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.26(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.53, 6.94, 7.19, 7.65, 7.96, 8.40。
実施例12
1−[5−(2−メチル−2−プロパニル)−1,2−オキサゾール−3−イル]メタンアミン
実施例6で製造した化合物の代わりに、(5−tert−ブチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メタノール(CAS登録番号:202817−06−9)を用いて、実施例7→実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.27, 3.63, 6.20。
1−[5−(2−メチル−2−プロパニル)−1,2−オキサゾール−3−イル]メタンアミン
実施例6で製造した化合物の代わりに、(5−tert−ブチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メタノール(CAS登録番号:202817−06−9)を用いて、実施例7→実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.27, 3.63, 6.20。
実施例13
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(2−メチル−2−プロパニル)−1,2−オキサゾール−3−イル]メチル}ウレア
1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、実施例12で製造した化合物を用い、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.53(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.27, 1.69, 4.26, 6.10, 6.91-6.99, 7.64, 8.27。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(2−メチル−2−プロパニル)−1,2−オキサゾール−3−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.53(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.27, 1.69, 4.26, 6.10, 6.91-6.99, 7.64, 8.27。
実施例14
2−(4−ブロモフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
アルゴン雰囲気下、減圧下で加熱乾燥した塩化セリウム(51g)をテトラヒドロフラン(316mL)に懸濁させ、室温で1時間撹拌した後、−70℃に冷却した。メチルリチウム(3.0Mジエチルエーテル溶液、185mL)を滴下し、−70℃で30分撹拌した後、1−(4−ブロモフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノン(40g)(CAS登録番号:16184−89−7)のテトラヒドロフラン(30mL)溶液を加え、室温で1.5時間撹拌した。反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液(500mL)と氷水(500mL)の混合液中へ注いだ後、混合物の色が薄黄色になるまで1N塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物を得た(51g)。
TLC:Rf 0.59(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.77, 2.42, 7.44-7.47, 7.52-7.55。
2−(4−ブロモフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
アルゴン雰囲気下、減圧下で加熱乾燥した塩化セリウム(51g)をテトラヒドロフラン(316mL)に懸濁させ、室温で1時間撹拌した後、−70℃に冷却した。メチルリチウム(3.0Mジエチルエーテル溶液、185mL)を滴下し、−70℃で30分撹拌した後、1−(4−ブロモフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノン(40g)(CAS登録番号:16184−89−7)のテトラヒドロフラン(30mL)溶液を加え、室温で1.5時間撹拌した。反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液(500mL)と氷水(500mL)の混合液中へ注いだ後、混合物の色が薄黄色になるまで1N塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物を得た(51g)。
TLC:Rf 0.59(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.77, 2.42, 7.44-7.47, 7.52-7.55。
実施例15aおよび15b
(2R)−2−(4−ブロモフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパニル[(1S)−1−(1−ナフチル)エチル]カルバメート(15a)および(2S)−2−(4−ブロモフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパニル[(1S)−1−(1−ナフチル)エチル]カルバメート(15b)
実施例14で製造した化合物(43g)のジクロロメタン(237mL)溶液に氷冷下でジメチルアミノピリジン(23.2g)と4−ニトロフェニルクロロホルメート(35.1g)を加えた後、室温で1時間撹拌した。反応溶液を再び氷冷し、(1S)−1−(1−ナフチル)エチルアミン(33.2mL)(CAS登録番号:10420−89−0)を加えた後、室温で1時間撹拌した。反応混合物にtert−ブチルメチルエーテル(500mL)を加え、析出物を濾過濾別し、ヘキサン/酢酸エチル(1/1)で洗浄した。濾液と洗浄液を合わせ、約半量まで減圧濃縮した後、1N水酸化ナトリウム水溶液(150mL×4回)、1N塩酸(200mL)、水(150mL)、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10→80:20)で精製することにより、標題化合物のジアステレオマー混合物を得た(70g)。ジアステレオマー混合物はシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:tert−ブチルメチルエーテル=80:20)で分離精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物15a(28g)および15b(33g)を得た。
15a
TLC:Rf 0.39(ヘキサン:ジイソプロピルエーテル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.63, 2.07, 5.35, 5.50-5.60, 7.32-7.35, 7.42-7.58, 7.78-7.90, 8.02-8.07。
15b
TLC:Rf 0.58(ヘキサン:ジイソプロピルエーテル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.69, 2.17, 5.25, 5.49-5.58, 7.22-7.25, 7.43-7.58, 7.80-7.95。
(2R)−2−(4−ブロモフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパニル[(1S)−1−(1−ナフチル)エチル]カルバメート(15a)および(2S)−2−(4−ブロモフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパニル[(1S)−1−(1−ナフチル)エチル]カルバメート(15b)
実施例14で製造した化合物(43g)のジクロロメタン(237mL)溶液に氷冷下でジメチルアミノピリジン(23.2g)と4−ニトロフェニルクロロホルメート(35.1g)を加えた後、室温で1時間撹拌した。反応溶液を再び氷冷し、(1S)−1−(1−ナフチル)エチルアミン(33.2mL)(CAS登録番号:10420−89−0)を加えた後、室温で1時間撹拌した。反応混合物にtert−ブチルメチルエーテル(500mL)を加え、析出物を濾過濾別し、ヘキサン/酢酸エチル(1/1)で洗浄した。濾液と洗浄液を合わせ、約半量まで減圧濃縮した後、1N水酸化ナトリウム水溶液(150mL×4回)、1N塩酸(200mL)、水(150mL)、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10→80:20)で精製することにより、標題化合物のジアステレオマー混合物を得た(70g)。ジアステレオマー混合物はシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:tert−ブチルメチルエーテル=80:20)で分離精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物15a(28g)および15b(33g)を得た。
15a
TLC:Rf 0.39(ヘキサン:ジイソプロピルエーテル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.63, 2.07, 5.35, 5.50-5.60, 7.32-7.35, 7.42-7.58, 7.78-7.90, 8.02-8.07。
15b
TLC:Rf 0.58(ヘキサン:ジイソプロピルエーテル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.69, 2.17, 5.25, 5.49-5.58, 7.22-7.25, 7.43-7.58, 7.80-7.95。
実施例16
(2R)−2−(4−ブロモフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例15aで製造した化合物(44g)の1,4−ジオキサン(475mL)溶液に水酸化リチウム1水和物(40g)の水(237mL)溶液を加え、55℃で1時間撹拌した。反応混合物を10℃に冷却した後、2N塩酸(520mL)を加えてpH=2とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液、水、塩化アンモニウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10→80:20)で精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物を得た(27g)。
TLC:Rf 0.59(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.78, 2.42, 7.43-7.56。
(2R)−2−(4−ブロモフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例15aで製造した化合物(44g)の1,4−ジオキサン(475mL)溶液に水酸化リチウム1水和物(40g)の水(237mL)溶液を加え、55℃で1時間撹拌した。反応混合物を10℃に冷却した後、2N塩酸(520mL)を加えてpH=2とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液、水、塩化アンモニウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10→80:20)で精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物を得た(27g)。
TLC:Rf 0.59(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.78, 2.42, 7.43-7.56。
実施例17
2−メチル−2−プロパニル{4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}カルバメート
実施例16で製造した化合物(27g)、tert−ブチルカルバメート(15g)、酢酸パラジウム(II)(2.2g)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(8.6g)、炭酸セシウム(49g)、1,4−ジオキサン(200mL)の混合物をアルゴン雰囲気下、100℃で2時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却した後、水(250mL)と酢酸エチル(250mL)を加えてセライト(商品名)で濾過した。濾液に水(250mL)を加えて二層を分離した後、水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせて、塩化アンモニウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10→50:50)で精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物を得た(26g)。
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.52, 1.77, 2.56, 6.57, 7.37-7.40, 7.48-7.51。
2−メチル−2−プロパニル{4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}カルバメート
実施例16で製造した化合物(27g)、tert−ブチルカルバメート(15g)、酢酸パラジウム(II)(2.2g)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(8.6g)、炭酸セシウム(49g)、1,4−ジオキサン(200mL)の混合物をアルゴン雰囲気下、100℃で2時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却した後、水(250mL)と酢酸エチル(250mL)を加えてセライト(商品名)で濾過した。濾液に水(250mL)を加えて二層を分離した後、水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせて、塩化アンモニウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10→50:50)で精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物を得た(26g)。
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.52, 1.77, 2.56, 6.57, 7.37-7.40, 7.48-7.51。
実施例18
(2R)−2−(4−アミノフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例17で製造した化合物(26g)のジクロロメタン(170mL)溶液にトリフルオロ酢酸(85mL)を加えて室温で1.5時間撹拌した。反応混合物にトルエンを加え減圧濃縮した。得られた残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(300mL)を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を塩化アンモニウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をtert−ブチルメチルエーテル−ヘキサン(1:1、30mL)に60℃で溶解させ、5℃まで冷却し、析出した固体を濾別した。濾液を濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物を得た(9.8g)。
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=3:2);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.74, 2.38, 3.77, 6.67-6.70, 7.33-7.36。
(2R)−2−(4−アミノフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例17で製造した化合物(26g)のジクロロメタン(170mL)溶液にトリフルオロ酢酸(85mL)を加えて室温で1.5時間撹拌した。反応混合物にトルエンを加え減圧濃縮した。得られた残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(300mL)を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を塩化アンモニウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をtert−ブチルメチルエーテル−ヘキサン(1:1、30mL)に60℃で溶解させ、5℃まで冷却し、析出した固体を濾別した。濾液を濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物を得た(9.8g)。
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=3:2);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.74, 2.38, 3.77, 6.67-6.70, 7.33-7.36。
実施例19
(2R)−2−(4−アミノフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール塩酸塩
実施例18で製造した化合物(9.8g)のtert−ブチルメチルエーテル(96mL)溶液を氷水浴で冷却した後、4N塩化水素/1,4−ジオキサン溶液(15mL)を加えて撹拌した。生じた析出物を濾取し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄した。得られた固体にアセトニトリル(200mL)を加え、80℃で撹拌し、溶解後、室温まで冷却し終夜撹拌した。析出した結晶を濾取し、アセトニトリル、酢酸エチルで順次洗浄した後、乾燥することにより、以下の物性値を有する標題化合物(7.8g)を得た。
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=3:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ1.64, 3.57, 6.61, 7.19-7.22, 7.58-7.61。
(2R)−2−(4−アミノフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール塩酸塩
実施例18で製造した化合物(9.8g)のtert−ブチルメチルエーテル(96mL)溶液を氷水浴で冷却した後、4N塩化水素/1,4−ジオキサン溶液(15mL)を加えて撹拌した。生じた析出物を濾取し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄した。得られた固体にアセトニトリル(200mL)を加え、80℃で撹拌し、溶解後、室温まで冷却し終夜撹拌した。析出した結晶を濾取し、アセトニトリル、酢酸エチルで順次洗浄した後、乾燥することにより、以下の物性値を有する標題化合物(7.8g)を得た。
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=3:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ1.64, 3.57, 6.61, 7.19-7.22, 7.58-7.61。
実施例20
4−{(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例19で製造した化合物(7.8g)をメタノール(10mL)と酢酸エチル(50mL)に溶解し、撹拌しながら飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(150mL)を数回に分けて加えた後、反応混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣にテトラヒドロフラン(130mL)溶液を加え、氷水浴で冷却した後、イミダゾール(11g)とクロロトリメチルシラン(20mL)を加え、30℃で1時間撹拌した。反応混合物を水(300mL)中に注ぎ、水層を分離して飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpHを7以上にした後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水と飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物を得た(9.4g)。
TLC:Rf 0.54(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.12, 1.77, 3.69, 6.64-6.67, 7.29-7.32。
4−{(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例19で製造した化合物(7.8g)をメタノール(10mL)と酢酸エチル(50mL)に溶解し、撹拌しながら飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(150mL)を数回に分けて加えた後、反応混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣にテトラヒドロフラン(130mL)溶液を加え、氷水浴で冷却した後、イミダゾール(11g)とクロロトリメチルシラン(20mL)を加え、30℃で1時間撹拌した。反応混合物を水(300mL)中に注ぎ、水層を分離して飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpHを7以上にした後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水と飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物を得た(9.4g)。
TLC:Rf 0.54(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.12, 1.77, 3.69, 6.64-6.67, 7.29-7.32。
実施例21
2,6−ジクロロ−4−{(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例20で製造した化合物(9.4g)のN,N−ジメチルホルムアミド(100mL)溶液にN−クロロスクシンイミド(9.1g)を加えて室温で15時間撹拌した後、40℃でさらに2時間撹拌した。反応混合物を水(300mL)中に注ぎ、ヘキサン−酢酸エチル(1:1、100mL×3回)で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10→50:50)で精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物を得た(9.0g)。
TLC:Rf 0.55(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.15, 1.75, 4.51, 7.33。
2,6−ジクロロ−4−{(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例20で製造した化合物(9.4g)のN,N−ジメチルホルムアミド(100mL)溶液にN−クロロスクシンイミド(9.1g)を加えて室温で15時間撹拌した後、40℃でさらに2時間撹拌した。反応混合物を水(300mL)中に注ぎ、ヘキサン−酢酸エチル(1:1、100mL×3回)で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10→50:50)で精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物を得た(9.0g)。
TLC:Rf 0.55(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.15, 1.75, 4.51, 7.33。
実施例22
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メチル]ウレア
実施例21で製造した化合物(300mg)のテトラヒドロフラン(5mL)溶液にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(160μL)とトリホスゲン(283mg)を加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌した後、減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解し、1−(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メタンアミン塩酸塩(154mg)(CAS登録番号:1050590−34−5)とトリエチルアミン(290μL)加え、50℃で1時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣にメタノール(4mL)とトリフルオロ酢酸(1.8mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10→70/30→50:50)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(310mg)を得た。
TLC:Rf 0.27(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 2.37, 4.26, 6.10, 6.90-6.97, 7.64, 8.24。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.27(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 2.37, 4.26, 6.10, 6.90-6.97, 7.64, 8.24。
実施例22(1)〜(17)
1−(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メタンアミン塩酸塩の代わりに、実施例10で製造したアミンもしくは相当するアミンを用い、実施例22と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
1−(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メタンアミン塩酸塩の代わりに、実施例10で製造したアミンもしくは相当するアミンを用い、実施例22と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
実施例22(1)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.16(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.75, 2.77, 4.65, 5.76, 6.60, 7.49, 7.61, 7.91-7.95, 8.78。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
1H-NMR(CDCl3):δ 1.75, 2.77, 4.65, 5.76, 6.60, 7.49, 7.61, 7.91-7.95, 8.78。
実施例22(2)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.61, 6.92, 7.08, 7.62, 8.46, 9.25。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.61, 6.92, 7.08, 7.62, 8.46, 9.25。
実施例22(3)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.40, 6.93, 7.08, 7.64, 7.87-7.99, 8.35, 8.68。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.40, 6.93, 7.08, 7.64, 7.87-7.99, 8.35, 8.68。
実施例22(4)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.23(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.42, 6.94, 7.12, 7.64, 8.46, 8.95。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.23(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.42, 6.94, 7.12, 7.64, 8.46, 8.95。
実施例22(5)
1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア
TLC:Rf 0.20(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.36, 6.93, 7.06, 7.39, 7.64, 7.94, 8.37, 8.55。
1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.36, 6.93, 7.06, 7.39, 7.64, 7.94, 8.37, 8.55。
実施例22(6)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.38(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.25, 4.93-5.02, 6.93-6.98, 7.64, 7.74, 8.11, 8.19。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.38(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.25, 4.93-5.02, 6.93-6.98, 7.64, 7.74, 8.11, 8.19。
実施例22(7)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]ウレア
TLC:Rf 0.60(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.38, 6.94, 7.02, 7.50-7.53, 7.65, 7.69-7.72, 8.26。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]ウレア
TLC:Rf 0.60(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.38, 6.94, 7.02, 7.50-7.53, 7.65, 7.69-7.72, 8.26。
実施例22(8)
1−ベンジル−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.90;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.29, 6.89, 6.95, 7.20-7.35, 7.64, 8.14。
1−ベンジル−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.90;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.29, 6.89, 6.95, 7.20-7.35, 7.64, 8.14。
実施例22(9)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−(4−メトキシベンジル)ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.90;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 3.72, 4.21, 6.79, 6.87-6.92, 7.20-7.23, 7.63, 8.07。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−(4−メトキシベンジル)ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.90;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 3.72, 4.21, 6.79, 6.87-6.92, 7.20-7.23, 7.63, 8.07。
実施例22(10)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−(4−メチルベンジル)ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.95;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 2.27, 4.24, 6.82, 6.94, 7.14-7.20, 7.64, 8.10。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−(4−メチルベンジル)ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.95;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 2.27, 4.24, 6.82, 6.94, 7.14-7.20, 7.64, 8.10。
実施例22(11)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[4−(2−メチル−2−プロパニル)ベンジル]ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:1.05;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.27, 1.70, 4.25, 6.84, 6.92, 7.21-7.24, 7.34-7.36, 7.64, 8.09。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[4−(2−メチル−2−プロパニル)ベンジル]ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:1.05;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.27, 1.70, 4.25, 6.84, 6.92, 7.21-7.24, 7.34-7.36, 7.64, 8.09。
実施例22(12)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−(4−フェノキシベンジル)ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:1.03;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.28, 6.87-6.91, 6.96-7.00, 7.09-7.15, 7.31-7.41, 7.64, 8.14。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−(4−フェノキシベンジル)ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:1.03;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.28, 6.87-6.91, 6.96-7.00, 7.09-7.15, 7.31-7.41, 7.64, 8.14。
実施例22(13)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[4−(ジフルオロメトキシ)ベンジル]ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.94;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.28, 6.88-6.94, 7.13-7.16, 7.20, 7.33-7.36, 7.64, 8.16。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[4−(ジフルオロメトキシ)ベンジル]ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.94;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.28, 6.88-6.94, 7.13-7.16, 7.20, 7.33-7.36, 7.64, 8.16。
実施例22(14)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[4−(4−モルホリニル)ベンジル]ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.73;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 3.07-3.11, 3.72-3.75, 4.19, 6.77, 6.92-6.95, 7.17-7.20, 7.64, 8.07。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[4−(4−モルホリニル)ベンジル]ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.73;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 3.07-3.11, 3.72-3.75, 4.19, 6.77, 6.92-6.95, 7.17-7.20, 7.64, 8.07。
実施例22(15)
1−(4−シアノベンジル)−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.87;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.37, 6.93, 7.02, 7.47-7.50, 7.65, 7.80-7.82, 8.28。
1−(4−シアノベンジル)−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.87;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.37, 6.93, 7.02, 7.47-7.50, 7.65, 7.80-7.82, 8.28。
実施例22(16)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:1.03;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.27, 6.86-7.05, 7.19-7.23, 7.30-7.33, 7.64, 8.13。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[4−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル]ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:1.03;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.27, 6.86-7.05, 7.19-7.23, 7.30-7.33, 7.64, 8.13。
実施例22(17)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.71, 4.55, 6.95, 7.20, 7.66, 7.98, 8.41。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.71, 4.55, 6.95, 7.20, 7.66, 7.98, 8.41。
実施例23
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア
実施例21で製造した化合物(300mg)のテトラヒドロフラン(6mL)溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(165μL)とトリホスゲン(283mg)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した後、減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(6mL)に溶解し、1−[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メタンアミン塩酸塩(264mg)(CAS登録番号:944905−93−5)とN,N−ジイソプロピルエチルアミン(750μL)を加えた。反応混合物を45℃で17時間撹拌後、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、1mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=60:40)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(380mg)を得た。
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.68, 4.68, 6.93, 7.24, 7.63, 8.61。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.68, 4.68, 6.93, 7.24, 7.63, 8.61。
実施例24
2,6−ジクロロ−4−{(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例15aで製造した化合物の代わりに実施例15bで製造した化合物を用い、実施例16→実施例17→実施例18→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.56(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.15, 1.75, 4.51, 7.33。
2,6−ジクロロ−4−{(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例15aで製造した化合物の代わりに実施例15bで製造した化合物を用い、実施例16→実施例17→実施例18→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.56(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.15, 1.75, 4.51, 7.33。
実施例25
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メチル]ウレア
実施例21で製造した化合物の代わりに、実施例24で製造した化合物を用い、実施例22と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
TLC:Rf 0.30(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 2.37, 4.25, 6.10, 6.91-7.00, 7.64, 8.24。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.30(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 2.37, 4.25, 6.10, 6.91-7.00, 7.64, 8.24。
実施例25(1)〜(8)
実施例21で製造した化合物の代わりに、実施例24で製造した化合物を用い、1−(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メタンアミン塩酸塩の代わりに、実施例10で製造したアミンもしくは相当するアミンを用い、実施例22と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
実施例21で製造した化合物の代わりに、実施例24で製造した化合物を用い、1−(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メタンアミン塩酸塩の代わりに、実施例10で製造したアミンもしくは相当するアミンを用い、実施例22と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
実施例25(1)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.60, 6.92, 7.08, 7.62, 8.46, 9.25。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.60, 6.92, 7.08, 7.62, 8.46, 9.25。
実施例25(2)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.29(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.40, 6.93, 7.08, 7.64, 7.89, 7.97, 8.35, 8.67。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.40, 6.93, 7.08, 7.64, 7.89, 7.97, 8.35, 8.67。
実施例25(3)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.21(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.41, 6.93, 7.12, 7.65, 8.46, 8.95。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.21(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.41, 6.93, 7.12, 7.65, 8.46, 8.95。
実施例25(4)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.16(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.76, 2.67, 4.65, 5.73, 6.60, 7.49, 7.61, 7.91-7.95, 8.79。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.16(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.76, 2.67, 4.65, 5.73, 6.60, 7.49, 7.61, 7.91-7.95, 8.79。
実施例25(5)
1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア
TLC:Rf 0.24(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.36, 6.93, 7.06, 7.38, 7.64, 7.94, 8.37, 8.55。
1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレア
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 4.36, 6.93, 7.06, 7.38, 7.64, 7.94, 8.37, 8.55。
実施例25(6)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.37(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6)δ 1.70, 4.25, 4.93-5.02, 6.93-6.98, 7.64, 7.74, 8.11, 8.19。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.37(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6)δ 1.70, 4.25, 4.93-5.02, 6.93-6.98, 7.64, 7.74, 8.11, 8.19。
実施例25(7)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]ウレア
TLC:Rf 0.60(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.38, 6.93, 7.02, 7.50-7.53, 7.65, 7.69-7.72, 8.25。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]ウレア
TLC:Rf 0.60(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 4.38, 6.93, 7.02, 7.50-7.53, 7.65, 7.69-7.72, 8.25。
実施例25(8)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.71, 4.55, 6.95, 7.19, 7.66, 7.98, 8.40。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.71, 4.55, 6.95, 7.19, 7.66, 7.98, 8.40。
実施例26
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア
実施例21で製造した化合物の代わりに、実施例24で製造した化合物を用い、実施例23と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6)δ 1.68, 4.68, 6.92, 7.24, 7.63, 8.60。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6)δ 1.68, 4.68, 6.92, 7.24, 7.63, 8.60。
実施例27aおよび27b
(1R)−1−(4−ブロモフェニル)−2,2,2−トリフルオロエチル[(1S)−1−(1−ナフチル)エチル]カルバメート(27a)および(1S)−1−(4−ブロモフェニル)−2,2,2−トリフルオロエチル[(1S)−1−(1−ナフチル)エチル]カルバメート(27b)
1−(4−ブロモフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノール(4.0g)(CAS登録番号:76911−73−4)のジクロロメタン(80mL)溶液に、氷冷下、4−ジメチルアミノピリジン(2.3g)と4−ニトロフェニルクロロホルメート(3.3mL)を加えて、室温で1時間撹拌した。反応液を再び氷浴で冷却し、(1S)−1−(1−ナフチル)エタンアミン(4mL)(CAS登録番号:10420−89−0)を加えて室温で30分間撹拌した。反応液を濾過し、濾液を1N水酸化ナトリウム水溶液で二回、1N塩酸で一回、飽和食塩水で一回、順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:tert−ブチルメチルエーテル=90:10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物27a(1.91g)および27b(2.44g)を得た。
27a
TLC:Rf 0.57(ヘキサン:tert−ブチルメチルエーテル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.65, 5.30, 5.64, 6.04, 7.34, 7.47-7.57, 7.82, 7.89, 8.07。
27b
TLC:Rf 0.69(ヘキサン:tert−ブチルメチルエーテル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.72, 5.29, 5.60, 6.03, 7.28, 7.41-7.51, 7.80, 7.86, 7.94。
(1R)−1−(4−ブロモフェニル)−2,2,2−トリフルオロエチル[(1S)−1−(1−ナフチル)エチル]カルバメート(27a)および(1S)−1−(4−ブロモフェニル)−2,2,2−トリフルオロエチル[(1S)−1−(1−ナフチル)エチル]カルバメート(27b)
1−(4−ブロモフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノール(4.0g)(CAS登録番号:76911−73−4)のジクロロメタン(80mL)溶液に、氷冷下、4−ジメチルアミノピリジン(2.3g)と4−ニトロフェニルクロロホルメート(3.3mL)を加えて、室温で1時間撹拌した。反応液を再び氷浴で冷却し、(1S)−1−(1−ナフチル)エタンアミン(4mL)(CAS登録番号:10420−89−0)を加えて室温で30分間撹拌した。反応液を濾過し、濾液を1N水酸化ナトリウム水溶液で二回、1N塩酸で一回、飽和食塩水で一回、順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:tert−ブチルメチルエーテル=90:10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物27a(1.91g)および27b(2.44g)を得た。
27a
TLC:Rf 0.57(ヘキサン:tert−ブチルメチルエーテル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.65, 5.30, 5.64, 6.04, 7.34, 7.47-7.57, 7.82, 7.89, 8.07。
27b
TLC:Rf 0.69(ヘキサン:tert−ブチルメチルエーテル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.72, 5.29, 5.60, 6.03, 7.28, 7.41-7.51, 7.80, 7.86, 7.94。
実施例28
(1R)−1−(4−ブロモフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノール
実施例27aで製造した化合物(2.37g)の1,4−ジオキサン(40mL)と水(20mL)の混合溶液に、水酸化リチウム1水和物(2.20g)を加え、50℃で1時間撹拌した。反応混合物を氷浴下、2N塩酸(40mL)を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.34g)を得た。
TLC:Rf 0.65(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 2.57, 4.97-5.05, 7.35-7.38,7.54-7.57。
(1R)−1−(4−ブロモフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノール
実施例27aで製造した化合物(2.37g)の1,4−ジオキサン(40mL)と水(20mL)の混合溶液に、水酸化リチウム1水和物(2.20g)を加え、50℃で1時間撹拌した。反応混合物を氷浴下、2N塩酸(40mL)を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.34g)を得た。
TLC:Rf 0.65(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 2.57, 4.97-5.05, 7.35-7.38,7.54-7.57。
実施例29
2−メチル−2−プロパニル{4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}カルバメート
実施例28で製造した化合物(1.34g)の1,4−ジオキサン(30mL)溶液に、tert−ブチルカルバメート(800mg)、酢酸パラジウム(II)(118mg)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(456mg)、炭酸セシウム(2.57g)を加えて3時間加熱還流した。反応混合物をセライト(商品名)で濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80:20)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.32g)を得た。
TLC:Rf 0.48(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.52, 2.58, 4.98, 6.56, 7.40。
2−メチル−2−プロパニル{4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}カルバメート
実施例28で製造した化合物(1.34g)の1,4−ジオキサン(30mL)溶液に、tert−ブチルカルバメート(800mg)、酢酸パラジウム(II)(118mg)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(456mg)、炭酸セシウム(2.57g)を加えて3時間加熱還流した。反応混合物をセライト(商品名)で濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80:20)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.32g)を得た。
TLC:Rf 0.48(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.52, 2.58, 4.98, 6.56, 7.40。
実施例30
(1R)−1−(4−アミノ−3,5−ジクロロフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノール
実施例29で製造した化合物(1.32g)のジクロロメタン(20mL)溶液に、氷浴下、トリフルオロ酢酸(10mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物にトルエン(10mL)を加え、減圧濃縮させた。得られた残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解し、N−クロロスクシンイミド(684mg)を加えた。反応混合物を40℃で18時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルとヘキサン混合溶媒で抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=85:15)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(310mg)を得た。
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 4.58, 4.83-4.91, 7.31。
(1R)−1−(4−アミノ−3,5−ジクロロフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノール
実施例29で製造した化合物(1.32g)のジクロロメタン(20mL)溶液に、氷浴下、トリフルオロ酢酸(10mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物にトルエン(10mL)を加え、減圧濃縮させた。得られた残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解し、N−クロロスクシンイミド(684mg)を加えた。反応混合物を40℃で18時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルとヘキサン混合溶媒で抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=85:15)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(310mg)を得た。
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 4.58, 4.83-4.91, 7.31。
実施例31
2,6−ジクロロ−4−{(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−[(トリメチルシリル)オキシ]エチル}アニリン
実施例30で製造した化合物(310mg)のテトラヒドロフラン(10mL)溶液に、クロロトリメチルシラン(583μL)とイミダゾール(405mg)を加え、室温で3時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95:5)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(396mg)を得た。
TLC:Rf 0.75(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.13, 4.56, 4.75, 7.26。
2,6−ジクロロ−4−{(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−[(トリメチルシリル)オキシ]エチル}アニリン
実施例30で製造した化合物(310mg)のテトラヒドロフラン(10mL)溶液に、クロロトリメチルシラン(583μL)とイミダゾール(405mg)を加え、室温で3時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95:5)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(396mg)を得た。
TLC:Rf 0.75(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.13, 4.56, 4.75, 7.26。
実施例32
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
実施例31で製造した化合物(80mg)のテトラヒドロフラン(4mL)溶液に、N,N−ジイソプロピルアミン(49μL)とトリホスゲン(78mg)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した後、減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(4mL)に溶解し、1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩(76mg)とN,N−ジイソプロピルエチルアミン(83μL)を加えた。反応混合物を50℃で2時間撹拌した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0→90/10→50/50)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(67mg)を得た。
TLC:Rf 0.21(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 4.58, 5.07, 7.57, 7.64, 8.11, 8.80。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.21(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 4.58, 5.07, 7.57, 7.64, 8.11, 8.80。
実施例32(1)〜(7)
1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、相当するアミンを用い、実施例32と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、相当するアミンを用い、実施例32と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
実施例32(1)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.38(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.68, 5.27, 7.13, 7.25, 7.57, 8.62。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.68, 5.27, 7.13, 7.25, 7.57, 8.62。
実施例32(2)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−[(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.23(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.36, 4.24, 5.27, 6.09, 6.95, 7.17, 7.57, 8.27。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−[(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.23(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.36, 4.24, 5.27, 6.09, 6.95, 7.17, 7.57, 8.27。
実施例32(3)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.35(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.41, 5.27, 7.10-7.14, 7.58, 8.47, 8.94。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.41, 5.27, 7.10-7.14, 7.58, 8.47, 8.94。
実施例32(4)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.27(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 4.72, 5.06, 7.55, 9.08。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
1H-NMR (CD3OD):δ 4.72, 5.06, 7.55, 9.08。
実施例32(5)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.29(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 4.51, 5.08, 7.57, 7.78, 8.00, 8.69。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.29(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 4.51, 5.08, 7.57, 7.78, 8.00, 8.69。
実施例32(6)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.36(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.24, 4.92-5.01, 5.27, 6.92-6.97, 7.11, 7.58, 7.73, 8.10, 8.19。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.36(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.24, 4.92-5.01, 5.27, 6.92-6.97, 7.11, 7.58, 7.73, 8.10, 8.19。
実施例32(7)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]ウレア
TLC:Rf 0.55(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.38, 5.24-5.33, 7.02, 7.13, 7.50-7.53, 7.59, 7.69-7.72, 8.27。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]ウレア
TLC:Rf 0.55(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.38, 5.24-5.33, 7.02, 7.13, 7.50-7.53, 7.59, 7.69-7.72, 8.27。
実施例33
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア
1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、実施例10で製造した化合物を用い、実施例32と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.33(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.53, 5.27, 7.12, 7.18, 7.58, 7.95, 8.40。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.33(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.53, 5.27, 7.12, 7.18, 7.58, 7.95, 8.40。
実施例34
2,6−ジクロロ−4−{(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−[(トリメチルシリル)オキシ]エチル}アニリン
実施例27aで製造した化合物の代わりに、実施例27bで製造した化合物を用い、実施例28→実施例29→実施例30→実施例31と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.75(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.13, 4.56, 4.75, 7.26。
2,6−ジクロロ−4−{(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−[(トリメチルシリル)オキシ]エチル}アニリン
実施例27aで製造した化合物の代わりに、実施例27bで製造した化合物を用い、実施例28→実施例29→実施例30→実施例31と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.75(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.13, 4.56, 4.75, 7.26。
実施例35
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
実施例31で製造した化合物の代わりに、実施例34で製造した化合物を用い、実施例32と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 4.58, 5.08, 7.57, 7.64, 8.11, 8.80。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 4.58, 5.08, 7.57, 7.64, 8.11, 8.80。
実施例35(1)〜(7)
実施例31で製造した化合物の代わりに、実施例34で製造した化合物を用い、1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、相当するアミンを用い、実施例32と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
実施例31で製造した化合物の代わりに、実施例34で製造した化合物を用い、1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、相当するアミンを用い、実施例32と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
実施例35(1)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.38(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.68, 5.28, 7.14, 7.26, 7.58, 8.63。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.68, 5.28, 7.14, 7.26, 7.58, 8.63。
実施例35(2)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−[(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.23(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.36, 4.24, 5.27, 6.09, 6.95, 7.17, 7.57, 8.27。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−[(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.23(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.36, 4.24, 5.27, 6.09, 6.95, 7.17, 7.57, 8.27。
実施例35(3)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.35(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.41, 5.27, 7.10-7.14, 7.58, 8.47, 8.94。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−5−ピリミジニル]メチル}ウレア
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.41, 5.27, 7.10-7.14, 7.58, 8.47, 8.94。
実施例35(4)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.48(ヘキサン:酢酸エチル=3:2);
1H-NMR (CD3OD):δ 4.72, 5.07, 7.56, 9.09。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.48(ヘキサン:酢酸エチル=3:2);
1H-NMR (CD3OD):δ 4.72, 5.07, 7.56, 9.09。
実施例35(5)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.29(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 4.51, 5.08, 7.57, 7.79, 8.00, 8.69。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.29(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 4.51, 5.08, 7.57, 7.79, 8.00, 8.69。
実施例35(6)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.38(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.24, 4.92-5.01, 5.27, 6.90-6.97, 7.11, 7.58, 7.73, 8.10, 8.20。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.38(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.24, 4.92-5.01, 5.27, 6.90-6.97, 7.11, 7.58, 7.73, 8.10, 8.20。
実施例35(7)
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]ウレア
TLC:Rf 0.55(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.38, 5.24-5.31, 7.02, 7.13, 7.50-7.53, 7.59, 7.69-7.72, 8.27。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]ウレア
TLC:Rf 0.55(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.38, 5.24-5.31, 7.02, 7.13, 7.50-7.53, 7.59, 7.69-7.72, 8.27。
実施例36
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア
1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、実施例10で製造した化合物を用い、実施例32と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.33(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.53, 5.27, 7.12, 7.18, 7.58, 7.96, 8.39。
1−{2,6−ジクロロ−4−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル]フェニル}−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.33(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.53, 5.27, 7.12, 7.18, 7.58, 7.96, 8.39。
実施例37
4−アセチル−3−フルオロフェニルトリフルオロメタンスルホナート
1−(2−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)エタノン(2.05g)(CAS登録番号:68301−59−7)をジクロロメタン(20mL)に懸濁させ、氷冷下、トリエチルアミン(2.04mL)とトリフルオロメタンスルホン酸無水物(2.46mL)を加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0→90/10→70/30)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(3.90g)を得た。
TLC:Rf 0.69(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 2.67, 7.13-7.21, 8.02。
4−アセチル−3−フルオロフェニルトリフルオロメタンスルホナート
1−(2−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)エタノン(2.05g)(CAS登録番号:68301−59−7)をジクロロメタン(20mL)に懸濁させ、氷冷下、トリエチルアミン(2.04mL)とトリフルオロメタンスルホン酸無水物(2.46mL)を加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0→90/10→70/30)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(3.90g)を得た。
TLC:Rf 0.69(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 2.67, 7.13-7.21, 8.02。
実施例38
3−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニルトリフルオロメタンスルホナート
実施例37で製造した化合物(3.90g)のテトラヒドロフラン(13.6mL)溶液に(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(3.88g)とテトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、40μL)を加えた。反応混合物を室温で14時間撹拌した後、(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(2.9g)加え、室温で6時間撹拌した。反応混合物を氷冷後、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、7mL)を加え、室温で5分間撹拌した。反応混合物に1N塩酸を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90/10→60/40)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(2.06g)を得た。
TLC:Rf 0.26(ヘキサン:酢酸エチル=6:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.90-1.92, 2.81, 7.07-7.11, 7.15-7.18, 7.82。
3−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニルトリフルオロメタンスルホナート
実施例37で製造した化合物(3.90g)のテトラヒドロフラン(13.6mL)溶液に(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(3.88g)とテトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、40μL)を加えた。反応混合物を室温で14時間撹拌した後、(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(2.9g)加え、室温で6時間撹拌した。反応混合物を氷冷後、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、7mL)を加え、室温で5分間撹拌した。反応混合物に1N塩酸を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90/10→60/40)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(2.06g)を得た。
TLC:Rf 0.26(ヘキサン:酢酸エチル=6:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.90-1.92, 2.81, 7.07-7.11, 7.15-7.18, 7.82。
実施例39
2−メチル−2−プロパニル[3−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]カルバメート
実施例38で製造した化合物(1.49g)の1,4−ジオキサン(22.4mL)溶液にtert−ブチルカルバメート(735mg)、酢酸パラジウム(II)(93mg)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(363mg)、炭酸セシウム(2.04g)を加えた後,アルゴン雰囲気下、110℃で1.5時間撹拌した。反応混合物中の不溶物を濾過濾別し、濾液を濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95/5→75/25)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.12g)を得た。
TLC:Rf 0.40(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.52, 1.83, 3.10, 6.57, 6.97-7.00, 7.38-7.47。
2−メチル−2−プロパニル[3−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]カルバメート
実施例38で製造した化合物(1.49g)の1,4−ジオキサン(22.4mL)溶液にtert−ブチルカルバメート(735mg)、酢酸パラジウム(II)(93mg)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(363mg)、炭酸セシウム(2.04g)を加えた後,アルゴン雰囲気下、110℃で1.5時間撹拌した。反応混合物中の不溶物を濾過濾別し、濾液を濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95/5→75/25)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.12g)を得た。
TLC:Rf 0.40(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.52, 1.83, 3.10, 6.57, 6.97-7.00, 7.38-7.47。
実施例40
2−(4−アミノ−2−フルオロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例39で製造した化合物(1.12g)のジクロロメタン(22mL)溶液に、氷冷下、トリフルオロ酢酸(5mL)を加え、室温で14時間撹拌した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80/20→60/40)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(540mg)を得た。
TLC:Rf 0.25(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.79, 3.14, 3.86, 6.35-6.41, 6.44-6.48, 7.23-7.29。
2−(4−アミノ−2−フルオロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例39で製造した化合物(1.12g)のジクロロメタン(22mL)溶液に、氷冷下、トリフルオロ酢酸(5mL)を加え、室温で14時間撹拌した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80/20→60/40)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(540mg)を得た。
TLC:Rf 0.25(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.79, 3.14, 3.86, 6.35-6.41, 6.44-6.48, 7.23-7.29。
実施例41
2−(4−アミノ−3,5−ジクロロ−2−フルオロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例40で製造した化合物(290mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に、N−クロロスクシンイミド(347mg)を加えて80℃で17時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルとヘキサン混合溶媒(1:1)で抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90/10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(219mg)を得た。
TLC:Rf 0.49(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.84, 2.82, 4.67, 7.46。
2−(4−アミノ−3,5−ジクロロ−2−フルオロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例40で製造した化合物(290mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に、N−クロロスクシンイミド(347mg)を加えて80℃で17時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルとヘキサン混合溶媒(1:1)で抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90/10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(219mg)を得た。
TLC:Rf 0.49(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.84, 2.82, 4.67, 7.46。
実施例42
2,6−ジクロロ−3−フルオロ−4−{1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例41で製造した化合物(250mg)のテトラヒドロフラン(5mL)溶液に、クロロトリメチルシラン(419μL)とイミダゾール(291mg)を加えて55℃で3時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95/5)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(310mg)を得た。
TLC:Rf 0.65(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.19, 1.89, 4.63, 7.45。
2,6−ジクロロ−3−フルオロ−4−{1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例41で製造した化合物(250mg)のテトラヒドロフラン(5mL)溶液に、クロロトリメチルシラン(419μL)とイミダゾール(291mg)を加えて55℃で3時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95/5)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(310mg)を得た。
TLC:Rf 0.65(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.19, 1.89, 4.63, 7.45。
実施例43
1−[2,6−ジクロロ−3−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
実施例4で製造した化合物の代わりに実施例42で製造した化合物を用い、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.30(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.84, 4.59, 7.64, 7.85, 8.12, 8.81。
1−[2,6−ジクロロ−3−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.30(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.84, 4.59, 7.64, 7.85, 8.12, 8.81。
実施例43(1)〜(3)
実施例4で製造した化合物の代わりに実施例42で製造した化合物を用い、1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、相当するアミンを用い、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
実施例4で製造した化合物の代わりに実施例42で製造した化合物を用い、1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、相当するアミンを用い、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
実施例43(1)
1−[2,6−ジクロロ−3−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.29(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.83, 4.72, 7.83, 9.10。
1−[2,6−ジクロロ−3−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.29(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.83, 4.72, 7.83, 9.10。
実施例43(2)
1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−[2,6−ジクロロ−3−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.35(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.84, 4.49, 7.45, 7.82-7.86, 8.49。
1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−[2,6−ジクロロ−3−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.35(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.84, 4.49, 7.45, 7.82-7.86, 8.49。
実施例43(3)
1−[2,6−ジクロロ−3−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.64(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.83, 4.63, 7.84。
1−[2,6−ジクロロ−3−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.64(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.83, 4.63, 7.84。
実施例44
4−アセチル−2−フルオロフェニルトリフルオロメタンスルホナート
1−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)エタノン(1.0g)(CAS登録番号:403−14−5)のジクロロメタン(20mL)溶液に、氷冷下、トリエチルアミン(995μL)とトリフルオロメタンスルホン酸無水物(1.2mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90/10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.8g)を得た。
TLC:Rf 0.57(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 2.63, 7.46, 7.80-7.88。
4−アセチル−2−フルオロフェニルトリフルオロメタンスルホナート
1−(3−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)エタノン(1.0g)(CAS登録番号:403−14−5)のジクロロメタン(20mL)溶液に、氷冷下、トリエチルアミン(995μL)とトリフルオロメタンスルホン酸無水物(1.2mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90/10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.8g)を得た。
TLC:Rf 0.57(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 2.63, 7.46, 7.80-7.88。
実施例45
2−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニルトリフルオロメタンスルホナート
実施例44で製造した化合物(1.8g)と(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(2.8mL)のテトラヒドロフラン(54mL)溶液に、氷浴下、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、310μL)を加え、室温で2時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、7.5mL)を加えて10分間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90/10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(855mg)を得た。
1H-NMR(CDCl3):δ 1.79, 2.52, 7.35-7.45, 7.56。
2−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニルトリフルオロメタンスルホナート
実施例44で製造した化合物(1.8g)と(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(2.8mL)のテトラヒドロフラン(54mL)溶液に、氷浴下、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、310μL)を加え、室温で2時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、7.5mL)を加えて10分間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90/10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(855mg)を得た。
1H-NMR(CDCl3):δ 1.79, 2.52, 7.35-7.45, 7.56。
実施例46
2−メチル−2−プロパニル[2−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]カルバメート
実施例45で製造した化合物(855mg)の1,4−ジオキサン(12mL)溶液に、tert−ブチルカルバメート(421mg)、酢酸パラジウム(II)(54mg)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(208mg)、炭酸セシウム(1.17g)を加えてマイクロ波照射下(Biotage社製、Initiator60)、110℃で1時間反応させた。反応混合物をセライト(商品名)で濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80/20)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(160mg)を得た。
TLC:Rf 0.85(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.53, 1.75, 2.36, 6.74, 7.27-7.39, 8.11。
2−メチル−2−プロパニル[2−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]カルバメート
実施例45で製造した化合物(855mg)の1,4−ジオキサン(12mL)溶液に、tert−ブチルカルバメート(421mg)、酢酸パラジウム(II)(54mg)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(208mg)、炭酸セシウム(1.17g)を加えてマイクロ波照射下(Biotage社製、Initiator60)、110℃で1時間反応させた。反応混合物をセライト(商品名)で濾過し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80/20)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(160mg)を得た。
TLC:Rf 0.85(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.53, 1.75, 2.36, 6.74, 7.27-7.39, 8.11。
実施例47
2−(4−アミノ−3−フルオロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例46で製造した化合物(160mg)のジクロロメタン(4mL)溶液に、氷浴下、トリフルオロ酢酸(2mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物にトルエン(2mL)を加えて減圧濃縮させた。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=70/30)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(53 mg)を得た。
TLC:Rf 0.65(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CD3OD):δ 1.67, 6.95, 7.20, 7.28。
2−(4−アミノ−3−フルオロフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例46で製造した化合物(160mg)のジクロロメタン(4mL)溶液に、氷浴下、トリフルオロ酢酸(2mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物にトルエン(2mL)を加えて減圧濃縮させた。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=70/30)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(53 mg)を得た。
TLC:Rf 0.65(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CD3OD):δ 1.67, 6.95, 7.20, 7.28。
実施例48
2−クロロ−6−フルオロ−4−{1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例47で製造した化合物(53mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に、N−クロロスクシンイミド(32mg)を加え、室温で18時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルとヘキサン混合溶媒で抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(2mL)に溶解し、クロロトリメチルシラン(116μL)とイミダゾール(80mg)を加え、室温で2時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95/5)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(53mg)を得た。
TLC:Rf 0.84(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.15, 1.75, 4.13, 7.13, 7.20。
2−クロロ−6−フルオロ−4−{1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例47で製造した化合物(53mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に、N−クロロスクシンイミド(32mg)を加え、室温で18時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルとヘキサン混合溶媒で抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(2mL)に溶解し、クロロトリメチルシラン(116μL)とイミダゾール(80mg)を加え、室温で2時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95/5)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(53mg)を得た。
TLC:Rf 0.84(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.15, 1.75, 4.13, 7.13, 7.20。
実施例49
1−[2−クロロ−6−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
実施例4で製造した化合物の代わりに実施例48で製造した化合物を用い、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.18(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.70, 4.59, 7.38, 7.53, 7.62, 8.12, 8.82。
1−[2−クロロ−6−フルオロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.18(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.70, 4.59, 7.38, 7.53, 7.62, 8.12, 8.82。
実施例50
2−シクロヘキシル−N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]アセトアミド
実施例4で製造した化合物(50mg)のトルエン(2mL)溶液にシクロヘキシルアセチルクロリド(27mg)を加え、マイクロ波照射下(Biotage社製、Initiator60)、100℃で1時間撹拌した。反応混合物にテトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、288μL)を加え、室温で20時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=60/40)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(8mg)を得た。
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.02-1.40, 1.65-1.91, 2.31, 7.67。
2−シクロヘキシル−N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]アセトアミド
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.02-1.40, 1.65-1.91, 2.31, 7.67。
実施例50(1)〜(7)
シクロヘキシルアセチルクロリドの代わりに、相当する酸クロリドを用い、実施例50と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
シクロヘキシルアセチルクロリドの代わりに、相当する酸クロリドを用い、実施例50と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
実施例50(1)
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−2−(4−フルオロフェニル)アセトアミド
TLC:Rf 0.47(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(DMSO-d6)δ 1.70, 3.68, 6.97, 7.12-7.18, 7.35-7.40, 7.67, 10.11。
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−2−(4−フルオロフェニル)アセトアミド
1H-NMR(DMSO-d6)δ 1.70, 3.68, 6.97, 7.12-7.18, 7.35-7.40, 7.67, 10.11。
実施例50(2)
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−(4−フルオロフェニル)プロパンアミド
LC保持時間(分)、LC条件1:0.97;
1H-NMR(DMSO-d6)δ 1.70, 2.62-2.67, 2.89-2.94, 6.96, 7.07-7.12, 7.27-7.32, 7.66, 9.87。
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−(4−フルオロフェニル)プロパンアミド
LC保持時間(分)、LC条件1:0.97;
1H-NMR(DMSO-d6)δ 1.70, 2.62-2.67, 2.89-2.94, 6.96, 7.07-7.12, 7.27-7.32, 7.66, 9.87。
実施例50(3)
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]アセトアミド
TLC:Rf 0.70(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.71, 3.86, 7.60-7.67。
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]アセトアミド
TLC:Rf 0.70(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.71, 3.86, 7.60-7.67。
実施例50(4)
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3,3−ジメチルブタンアミド
TLC:Rf 0.18(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.05, 1.70, 2.22, 6.97, 7.67, 9.74。
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3,3−ジメチルブタンアミド
TLC:Rf 0.18(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.05, 1.70, 2.22, 6.97, 7.67, 9.74。
実施例50(5)
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.68, 2.70, 3.01, 6.94, 7.48, 7.62-7.65, 9.89。
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.68, 2.70, 3.01, 6.94, 7.48, 7.62-7.65, 9.89。
実施例50(6)
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド
LC保持時間(分)、LC条件2: 1.03;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 2.72, 3.02, 6.94, 7.50-7.65, 9.87。
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド
LC保持時間(分)、LC条件2: 1.03;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.69, 2.72, 3.02, 6.94, 7.50-7.65, 9.87。
実施例50(7)
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド
LC保持時間(分)、LC条件2:1.03;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 2.67-2.71, 3.06-3.11, 6.95, 7.42, 7.54-7.70, 9.94。
N−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド
LC保持時間(分)、LC条件2:1.03;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.70, 2.67-2.71, 3.06-3.11, 6.95, 7.42, 7.54-7.70, 9.94。
実施例51
2−(4−ブロモ−3−メチルフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
1−(4−ブロモ−3−メチルフェニル)エタノン(4.0g)(CAS登録番号:37074−40−1)のテトラヒドロフラン(40mL)溶液に、氷冷下、(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(8.3mL)、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、0.9mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、22.5mL)を加えた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95:5→85:15)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(5.3g)を得た。
TLC:Rf 0.51(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.76, 2.43, 2.48, 7.23-7.26, 7.45, 7.54。
2−(4−ブロモ−3−メチルフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
1−(4−ブロモ−3−メチルフェニル)エタノン(4.0g)(CAS登録番号:37074−40−1)のテトラヒドロフラン(40mL)溶液に、氷冷下、(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(8.3mL)、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、0.9mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、22.5mL)を加えた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95:5→85:15)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(5.3g)を得た。
TLC:Rf 0.51(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.76, 2.43, 2.48, 7.23-7.26, 7.45, 7.54。
実施例52
2−メチル−2−プロパニル[2−メチル−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]カルバメート
実施例51で製造した化合物(4.5g)の1,4−ジオキサン(80mL)溶液に、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(1.4g)、酢酸パラジウム(II)(360mg)、tert−ブチルカルバメート(2.4g)、炭酸セシウム(7.8g)を加え、1.5時間加熱還流した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、不溶物をセライト(商品名)で濾過濾別後、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10→80:20→60:40)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.7g)を得た。
TLC:Rf 0.49(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.53, 1.75, 2.28, 2.67, 6.32, 7.36-7.39, 7.85-7.89。
2−メチル−2−プロパニル[2−メチル−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]カルバメート
実施例51で製造した化合物(4.5g)の1,4−ジオキサン(80mL)溶液に、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(1.4g)、酢酸パラジウム(II)(360mg)、tert−ブチルカルバメート(2.4g)、炭酸セシウム(7.8g)を加え、1.5時間加熱還流した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、不溶物をセライト(商品名)で濾過濾別後、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10→80:20→60:40)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.7g)を得た。
TLC:Rf 0.49(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.53, 1.75, 2.28, 2.67, 6.32, 7.36-7.39, 7.85-7.89。
実施例53
2−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例52で製造した化合物(1.7g)のジクロロメタン(20mL)溶液に、氷冷下、トリフルオロ酢酸(12mL)加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物にトルエンを加え、減圧濃縮した。得られた残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮することで、以下の物性値を有する標題化合物(743mg)を得た。
TLC:Rf 0.54(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.73, 2.18, 2.27, 3.66, 6.67, 7.20-7.26。
2−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール
実施例52で製造した化合物(1.7g)のジクロロメタン(20mL)溶液に、氷冷下、トリフルオロ酢酸(12mL)加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物にトルエンを加え、減圧濃縮した。得られた残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮することで、以下の物性値を有する標題化合物(743mg)を得た。
TLC:Rf 0.54(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.73, 2.18, 2.27, 3.66, 6.67, 7.20-7.26。
実施例54
2−メチル−4−{1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例53で製造した化合物(743mg)のテトラヒドロフラン(15mL)溶液にイミダゾール(1.15g)とクロロトリメチルシラン(1.93mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮することで、以下の物性値を有する標題化合物(990mg)を得た。
TLC:Rf 0.55(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.11, 1.76, 2.17, 3.64, 6.62-6.65, 7.18。
2−メチル−4−{1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例53で製造した化合物(743mg)のテトラヒドロフラン(15mL)溶液にイミダゾール(1.15g)とクロロトリメチルシラン(1.93mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮することで、以下の物性値を有する標題化合物(990mg)を得た。
TLC:Rf 0.55(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.11, 1.76, 2.17, 3.64, 6.62-6.65, 7.18。
実施例55
2−クロロ―6−メチル−4−{1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例54で製造した化合物(960mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(8mL)溶液に、N−クロロスクシンイミド(439mg)を加え、室温で6時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0→98:2)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(619mg)を得た。
TLC:Rf 0.47(ヘキサン:酢酸エチル=8:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.14, 1.75, 2.22, 4.07, 7.11, 7.30。
2−クロロ―6−メチル−4−{1,1,1−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例54で製造した化合物(960mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(8mL)溶液に、N−クロロスクシンイミド(439mg)を加え、室温で6時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0→98:2)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(619mg)を得た。
TLC:Rf 0.47(ヘキサン:酢酸エチル=8:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.14, 1.75, 2.22, 4.07, 7.11, 7.30。
実施例56
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
実施例55で製造した化合物(20mg)のテトラヒドロフラン(0.4mL)溶液にトリホスゲン(20mg)とジイソプロピルエチルアミン(11μL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、得られた残渣をテトラヒドロフラン(0.4mL)に溶解し、1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩(19mg)、ジイソプロピルエチルアミン(53μL)を加え、45℃で17時間撹拌した。反応混合物にテトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、73μL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=70:30→50:50)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(20mg)を得た。
TLC:Rf 0.47(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.78, 2.43, 2.56, 4.80, 5.57, 6.21, 7.43, 7.57, 8.93。
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.47(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.78, 2.43, 2.56, 4.80, 5.57, 6.21, 7.43, 7.57, 8.93。
実施例56(1)〜(3)
1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、相当するアミンを用い、実施例56と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、相当するアミンを用い、実施例56と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
実施例56(1)
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.40(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.76, 2.38, 2.59, 4.62, 5.55, 6.20, 7.39, 7.47, 7.55, 7.91, 8.75。
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.40(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.76, 2.38, 2.59, 4.62, 5.55, 6.20, 7.39, 7.47, 7.55, 7.91, 8.75。
実施例56(2)
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.36(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.76, 2.37, 2.53, 4.54, 4.89, 5.97, 7.40, 7.56, 7.66, 7.86-7.88, 8.64。
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.36(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.76, 2.37, 2.53, 4.54, 4.89, 5.97, 7.40, 7.56, 7.66, 7.86-7.88, 8.64。
実施例56(3)
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.49(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.76, 2.36, 2.50, 4.52, 5,45, 7.30, 7.38, 7.53, 7.65, 8.45。
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.49(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.76, 2.36, 2.50, 4.52, 5,45, 7.30, 7.38, 7.53, 7.65, 8.45。
実施例57
2,2,2−トリフルオロ−1−(3−メチル−4−ニトロフェニル)エタノール
3−メチル−4−ニトロベンズアルデヒド(2.5g)(CAS登録番号:18515−67−8)のテトラヒドロフラン(40mL)溶液に、氷冷下、(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(6.7mL)とテトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、0.76mL)を加え、室温で30分間撹拌した。氷冷下、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、18mL)を加え、室温にて30分間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10→82:18→50:50)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(2.0g)を得た。
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 2.64, 2.89, 5.06-5.14, 7.46-7.49, 7.99-8.02。
2,2,2−トリフルオロ−1−(3−メチル−4−ニトロフェニル)エタノール
3−メチル−4−ニトロベンズアルデヒド(2.5g)(CAS登録番号:18515−67−8)のテトラヒドロフラン(40mL)溶液に、氷冷下、(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(6.7mL)とテトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、0.76mL)を加え、室温で30分間撹拌した。氷冷下、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、18mL)を加え、室温にて30分間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=90:10→82:18→50:50)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(2.0g)を得た。
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 2.64, 2.89, 5.06-5.14, 7.46-7.49, 7.99-8.02。
実施例58
1−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノール
実施例57で製造した化合物(1.95g)のエタノール(90mL)溶液に、5%パラジウム/炭素(50%含水品、325mg)を加え、水素雰囲気下1.5時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、セライト(商品名)で濾過後、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80:20→67:33→0:100)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.50g)を得た。
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 2.18, 2.37, 3.72, 4.83-4.92, 6.68, 7.11-7.15。
1−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノール
実施例57で製造した化合物(1.95g)のエタノール(90mL)溶液に、5%パラジウム/炭素(50%含水品、325mg)を加え、水素雰囲気下1.5時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、セライト(商品名)で濾過後、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80:20→67:33→0:100)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.50g)を得た。
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 2.18, 2.37, 3.72, 4.83-4.92, 6.68, 7.11-7.15。
実施例59
4−(1−{[ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル]オキシ}−2,2,2−トリフルオロエチル)−2−メチルアニリン
実施例58で製造した化合物(1.50g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30mL)溶液に、イミダゾール(2.50g)とクロロ(ジメチル)(2−メチル−2−プロパニル)シラン(4.94g)を加え、室温で2.5時間撹拌した後、50℃で1時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95:5→90:10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(507mg)を得た。
TLC:Rf 0.63(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.11, 0.89, 2.17, 3.66, 4.75-4.81, 6.63-6.66, 7.09。
4−(1−{[ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル]オキシ}−2,2,2−トリフルオロエチル)−2−メチルアニリン
実施例58で製造した化合物(1.50g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30mL)溶液に、イミダゾール(2.50g)とクロロ(ジメチル)(2−メチル−2−プロパニル)シラン(4.94g)を加え、室温で2.5時間撹拌した後、50℃で1時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95:5→90:10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(507mg)を得た。
TLC:Rf 0.63(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.11, 0.89, 2.17, 3.66, 4.75-4.81, 6.63-6.66, 7.09。
実施例60
1−[2−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
実施例59で製造した化合物(30mg)のテトラヒドロフラン(0.6mL)溶液に、トリホスゲン(31mg)とジイソプロピルエチルアミン(17μL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、得られた残渣をテトラヒドロフラン(0.6mL)に溶解し、1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩(30mg)とジイソプロピルエチルアミン(81μL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物にテトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、112μL)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した後、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、940μL)を加え、室温で30分間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=70:30→50:50→30:70)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(32mg)を得た。
TLC:Rf 0.46(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.22, 4.51, 4.95-5.05, 6.66, 7.18, 7.24, 7.30, 7.58, 7.83, 8.02, 8.21, 8.92。
1−[2−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.46(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.22, 4.51, 4.95-5.05, 6.66, 7.18, 7.24, 7.30, 7.58, 7.83, 8.02, 8.21, 8.92。
実施例61
2−クロロ−4−(1−{[ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル]オキシ}−2,2,2−トリフルオロエチル)−6−メチルアニリン
実施例59で製造した化合物(470mg)のアセトニトリル(20mL)溶液に、1,3−ジクロロ−5,5−ジメチルヒダントイン(290mg)を加え、室温で40分間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95:5→90:10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(435mg)を得た。
TLC:Rf 0.58(ヘキサン:酢酸エチル=8:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.12, 0.91, 2.23, 4.11, 4.73-4.80, 7.04, 7.24。
2−クロロ−4−(1−{[ジメチル(2−メチル−2−プロパニル)シリル]オキシ}−2,2,2−トリフルオロエチル)−6−メチルアニリン
実施例59で製造した化合物(470mg)のアセトニトリル(20mL)溶液に、1,3−ジクロロ−5,5−ジメチルヒダントイン(290mg)を加え、室温で40分間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95:5→90:10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(435mg)を得た。
TLC:Rf 0.58(ヘキサン:酢酸エチル=8:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.12, 0.91, 2.23, 4.11, 4.73-4.80, 7.04, 7.24。
実施例62
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
実施例59で製造した化合物の代わりに、実施例61で製造した化合物を用い、実施例60と同様の操作を行うことで、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.44(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.23, 4.47, 5.11-5.20, 6.92, 7.03, 7.30, 7.41, 7.57, 8.13, 8.23, 8.89。
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.44(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.23, 4.47, 5.11-5.20, 6.92, 7.03, 7.30, 7.41, 7.57, 8.13, 8.23, 8.89。
実施例62(1)〜(3)
実施例59で製造した化合物の代わりに、実施例61で製造した化合物を用い、1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、相当するアミンを用い、実施例60と同様の操作を行うことで、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
実施例59で製造した化合物の代わりに、実施例61で製造した化合物を用い、1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩の代わりに、相当するアミンを用い、実施例60と同様の操作を行うことで、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
実施例62(1)
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.48(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.22, 4.59, 5.10-5.19, 6.90-6.97, 7.29, 7.40, 8.18, 9.24。
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.48(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.22, 4.59, 5.10-5.19, 6.90-6.97, 7.29, 7.40, 8.18, 9.24。
実施例62(2)
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.56(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.21, 4.40, 5.11-5.20, 6.92, 6.98, 7.30, 7.41, 7.87-7.97, 8.04, 8.67。
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.56(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.21, 4.40, 5.11-5.20, 6.92, 6.98, 7.30, 7.41, 7.87-7.97, 8.04, 8.67。
実施例62(3)
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.33(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.22, 4.36, 5.11-5.19, 6.90-6.97, 7.30-7.40, 7.93, 8.07, 8.55。
1−[2−クロロ−6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]ウレア
TLC:Rf 0.33(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 2.22, 4.36, 5.11-5.19, 6.90-6.97, 7.30-7.40, 7.93, 8.07, 8.55。
実施例63
2−[4−(ジベンジルアミノ)フェニル]−4,4,4−トリフルオロ−2−ブタノール
N,N−ジベンジル−4−ブロモアニリン(300mg)(CAS登録番号:65145−14−4)のテトラヒドロフラン(4mL)溶液に、−78℃でn−ブチルリチウム(1.64Mヘキサン溶液、0.78mL)を滴下した。反応混合物を−78℃で10分間撹拌した後、4,4,4−トリフルオロ−2−ブタノン(214mg)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=85:15)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(100mg)を得た。
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.67, 2.51-2.67, 4.65,6.68-6.73, 7.22-7.38。
2−[4−(ジベンジルアミノ)フェニル]−4,4,4−トリフルオロ−2−ブタノール
N,N−ジベンジル−4−ブロモアニリン(300mg)(CAS登録番号:65145−14−4)のテトラヒドロフラン(4mL)溶液に、−78℃でn−ブチルリチウム(1.64Mヘキサン溶液、0.78mL)を滴下した。反応混合物を−78℃で10分間撹拌した後、4,4,4−トリフルオロ−2−ブタノン(214mg)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=85:15)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(100mg)を得た。
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.67, 2.51-2.67, 4.65,6.68-6.73, 7.22-7.38。
実施例64
2−(4−アミノフェニル)−4,4,4−トリフルオロ−2−ブタノール
実施例63で製造した化合物(100mg)のメタノール(2mL)と酢酸エチル(2mL)の混合溶媒に5%パラジウム/炭素(50%含水品、10mg)を加えた。反応混合物を水素雰囲気下、室温で2時間撹拌した。反応混合物をセライト(商品名)で濾過し、濾液を濃縮することで標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.15(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.60, 2.56-2.70, 6.83-6.86, 7.31-7.34。
2−(4−アミノフェニル)−4,4,4−トリフルオロ−2−ブタノール
実施例63で製造した化合物(100mg)のメタノール(2mL)と酢酸エチル(2mL)の混合溶媒に5%パラジウム/炭素(50%含水品、10mg)を加えた。反応混合物を水素雰囲気下、室温で2時間撹拌した。反応混合物をセライト(商品名)で濾過し、濾液を濃縮することで標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.15(ヘキサン:酢酸エチル=3:1);
1H-NMR (CD3OD):δ 1.60, 2.56-2.70, 6.83-6.86, 7.31-7.34。
実施例65
4−{4,4,4−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−ブタニル}アニリン
実施例64で製造した化合物(54mg)のテトラヒドロフラン(5mL)溶液に、クロロトリメチルシラン(120μL)とイミダゾール(83mg)を加え、室温で17時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=85:15)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(31mg)を得た。
TLC:Rf 0.61(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.04, 1.74, 2.38-2.60, 3.65, 6.63-6.66,7.18-7.21。
4−{4,4,4−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−ブタニル}アニリン
実施例64で製造した化合物(54mg)のテトラヒドロフラン(5mL)溶液に、クロロトリメチルシラン(120μL)とイミダゾール(83mg)を加え、室温で17時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=85:15)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(31mg)を得た。
TLC:Rf 0.61(ヘキサン:酢酸エチル=2:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.04, 1.74, 2.38-2.60, 3.65, 6.63-6.66,7.18-7.21。
実施例66
2,6−ジクロロ−4−{4,4,4−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−ブタニル}アニリン
実施例65で製造した化合物(31mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に、N−クロロスクシンイミド(31mg)を加え、40℃で20時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95:5)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(21mg)を得た。
TLC:Rf 0.80(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):0.09, 1.71, 2.37-2.56, 4.42, 7.22。
2,6−ジクロロ−4−{4,4,4−トリフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−ブタニル}アニリン
実施例65で製造した化合物(31mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に、N−クロロスクシンイミド(31mg)を加え、40℃で20時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95:5)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(21mg)を得た。
TLC:Rf 0.80(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):0.09, 1.71, 2.37-2.56, 4.42, 7.22。
実施例67
1−[2,6−ジクロロ−4−(4,4,4−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−ブタニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
実施例66で製造した化合物(21mg)のジクロロメタン(2mL)溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(11μL)とトリホスゲン(19mg)を加え、40℃で1時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮後、得られた残渣をテトラヒドロフラン(2mL)に溶解し、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(50μL)と1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩(14mg)を加え、30℃で20時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(1mL)に溶解し、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1Mテトラヒドロフラン溶液、582μL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=50:50)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(2mg)を得た。
TLC:Rf 0.35(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.69, 2.42, 2.56-2.68, 4.62, 5.81, 6.62, 7.47, 7.49, 7.91, 8.76。
1−[2,6−ジクロロ−4−(4,4,4−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−ブタニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.35(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.69, 2.42, 2.56-2.68, 4.62, 5.81, 6.62, 7.47, 7.49, 7.91, 8.76。
実施例68
1−ニトロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−メトキシ−2−プロパニル)ベンゼン
実施例1で製造した化合物(1.49g)のN,N−ジメチルホルムアミド(13mL)溶液に氷冷下、水素化ナトリウム(60%in oil、278mg)を加え、室温で15分間撹拌した。反応混合物に氷冷下、ヨウ化メチル(987mg)を加えて、室温で1時間撹拌した。反応混合物に氷冷下、飽和塩化アンモニウム水溶液と水を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0→80:20)によって精製することにより、以下の物性を有する標題化合物(1.55g)を得た。
TLC:Rf 0.69(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.83, 3.29, 7.70-7.73,8.25-8.28。
1−ニトロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−メトキシ−2−プロパニル)ベンゼン
実施例1で製造した化合物(1.49g)のN,N−ジメチルホルムアミド(13mL)溶液に氷冷下、水素化ナトリウム(60%in oil、278mg)を加え、室温で15分間撹拌した。反応混合物に氷冷下、ヨウ化メチル(987mg)を加えて、室温で1時間撹拌した。反応混合物に氷冷下、飽和塩化アンモニウム水溶液と水を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0→80:20)によって精製することにより、以下の物性を有する標題化合物(1.55g)を得た。
TLC:Rf 0.69(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.83, 3.29, 7.70-7.73,8.25-8.28。
実施例69
4−(1,1,1−トリフルオロ−2−メトキシ−2−プロパニル)アニリン
実施例68で製造した化合物(1.55g)のメタノール(21mL)溶液に5%パラジウム/炭素(50%含水品,155mg)を加え、水素雰囲気下、室温で2時間撹拌した。反応混合物をセライト(商品名)で濾過後、濾液を濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.35g)を得た。
TLC:Rf 0.33(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.72, 3.19, 3.75, 6.67-6.70,7.27-7.29。
4−(1,1,1−トリフルオロ−2−メトキシ−2−プロパニル)アニリン
実施例68で製造した化合物(1.55g)のメタノール(21mL)溶液に5%パラジウム/炭素(50%含水品,155mg)を加え、水素雰囲気下、室温で2時間撹拌した。反応混合物をセライト(商品名)で濾過後、濾液を濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.35g)を得た。
TLC:Rf 0.33(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.72, 3.19, 3.75, 6.67-6.70,7.27-7.29。
実施例70
2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−メトキシ−2−プロパニル)アニリン
実施例69で製造した化合物(1.35g)のアセトニトリル(25mL)溶液に、氷冷下、1,3−ジクロロ−5,5−ジメチルヒダントイン(1.21g)を加え、室温で1時間撹拌後、45℃で3時間撹拌した。反応混合物に氷冷下、亜硫酸ナトリウム水溶液を加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌後、酢酸エチルで抽出した。有機層を亜硫酸ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0→80:20)によって精製することにより、以下の物性を有する標題化合物(1.74g)を得た。
TLC:Rf 0.62(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.70, 3.22, 4.56, 7.31。
2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−メトキシ−2−プロパニル)アニリン
実施例69で製造した化合物(1.35g)のアセトニトリル(25mL)溶液に、氷冷下、1,3−ジクロロ−5,5−ジメチルヒダントイン(1.21g)を加え、室温で1時間撹拌後、45℃で3時間撹拌した。反応混合物に氷冷下、亜硫酸ナトリウム水溶液を加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌後、酢酸エチルで抽出した。有機層を亜硫酸ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0→80:20)によって精製することにより、以下の物性を有する標題化合物(1.74g)を得た。
TLC:Rf 0.62(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 1.70, 3.22, 4.56, 7.31。
実施例71
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−メトキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
実施例70で製造した化合物(30mg)のテトラヒドロフラン(1mL)溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(20μL)とトリホスゲン(34mg)を加え、室温で30分間撹拌した後、減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(1mL)に溶解し、1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メタンアミン塩酸塩(24mg)とトリエチルアミン(35μL)を加え、室温で終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をヘキサン−酢酸エチル(9:1)で洗浄し、以下の物性値を有する標題化合物(40mg)を得た。
TLC:Rf 0.32(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.78, 3.19, 4.46, 7.15, 7.54-7.62, 8.23, 8.48, 8.88。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1,1−トリフルオロ−2−メトキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.32(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.78, 3.19, 4.46, 7.15, 7.54-7.62, 8.23, 8.48, 8.88。
実施例72
{[1,1−ジフルオロ−2−(4−ニトロフェニル)−2−プロパニル]オキシ}(トリメチル)シラン
1−(4−ニトロフェニル)エタノン(CAS登録番号:100−19−6)(1.00g)のN,N−ジメチルホルムアミド(15mL)溶液にフッ化セシウム(183mg)を加えた後、氷冷下、(ジフルオロメチル)(トリメチル)シラン(CAS登録番号:65864−64−4)(2.26g)を加えた。反応混合物を、氷冷下、1時間撹拌後、室温で2時間撹拌後、45℃で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100/0→95/5→65/35→40/60)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(454mg)を得た。
1H-NMR(CDCl3):δ 0.17, 1.76, 5.58, 7.66-7.69, 8.21-8.26。
{[1,1−ジフルオロ−2−(4−ニトロフェニル)−2−プロパニル]オキシ}(トリメチル)シラン
1−(4−ニトロフェニル)エタノン(CAS登録番号:100−19−6)(1.00g)のN,N−ジメチルホルムアミド(15mL)溶液にフッ化セシウム(183mg)を加えた後、氷冷下、(ジフルオロメチル)(トリメチル)シラン(CAS登録番号:65864−64−4)(2.26g)を加えた。反応混合物を、氷冷下、1時間撹拌後、室温で2時間撹拌後、45℃で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100/0→95/5→65/35→40/60)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(454mg)を得た。
1H-NMR(CDCl3):δ 0.17, 1.76, 5.58, 7.66-7.69, 8.21-8.26。
実施例73
4−{1,1−ジフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例72で製造した化合物(237mg)のメタノール(4.1mL)溶液に、5%パラジウム/炭素(エヌイーケムキャット社製,含水品,KERタイプ)(20mg)を加え、水素雰囲気下、室温で2時間撹拌した。反応混合物をセライト(商品名)で濾過し、濾液を減圧濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物(203mg)を得た。
TLC:Rf 0.26(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.08, 1.65, 3.68, 5.51, 6.64-6.69, 7.22-7.25。
4−{1,1−ジフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例72で製造した化合物(237mg)のメタノール(4.1mL)溶液に、5%パラジウム/炭素(エヌイーケムキャット社製,含水品,KERタイプ)(20mg)を加え、水素雰囲気下、室温で2時間撹拌した。反応混合物をセライト(商品名)で濾過し、濾液を減圧濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物(203mg)を得た。
TLC:Rf 0.26(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.08, 1.65, 3.68, 5.51, 6.64-6.69, 7.22-7.25。
実施例74
2,6−ジクロロ−4−{1,1−ジフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例73で得られた化合物(203mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5.2mL)溶液に、N−クロロスクシンイミド(209mg)を加え、35℃で1時間撹拌後、45℃で終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で希釈した後、水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣のテトラヒドロフラン(5.2mL)溶液に、イミダゾール(106mg)、クロロトリメチルシラン(0.20mL)を加え、室温で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100/0→95/5→90/10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(238mg)を得た。
TLC:Rf 0.76(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.13, 1.63, 4.47, 5.47, 7.26。
2,6−ジクロロ−4−{1,1−ジフルオロ−2−[(トリメチルシリル)オキシ]−2−プロパニル}アニリン
実施例73で得られた化合物(203mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5.2mL)溶液に、N−クロロスクシンイミド(209mg)を加え、35℃で1時間撹拌後、45℃で終夜撹拌した。反応混合物を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で希釈した後、水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣のテトラヒドロフラン(5.2mL)溶液に、イミダゾール(106mg)、クロロトリメチルシラン(0.20mL)を加え、室温で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100/0→95/5→90/10)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(238mg)を得た。
TLC:Rf 0.76(ヘキサン:酢酸エチル=4:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 0.13, 1.63, 4.47, 5.47, 7.26。
実施例75
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
実施例4で製造した化合物の代わりに、実施例74で製造した化合物を用い、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
TLC:Rf 0.35(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.50, 4.47, 6.02, 7.10, 7.57-7.59, 8.22-8.26, 8.39, 8.89。
1−[2,6−ジクロロ−4−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
実施例4で製造した化合物の代わりに、実施例74で製造した化合物を用い、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する表題化合物を得た。
TLC:Rf 0.35(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.50, 4.47, 6.02, 7.10, 7.57-7.59, 8.22-8.26, 8.39, 8.89。
実施例76
1−(4−アミノ−3,5−ジクロロフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノン
1−(4−アミノフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノン(CAS登録番号:23516−79−2)(2.60g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30mL)溶液に、N−クロロスクシンイミド(3.70g)を加え、40℃で18時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95/5)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(3.20g)を得た。
TLC:Rf 0.55(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 5.26, 7.94。
1−(4−アミノ−3,5−ジクロロフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノン
1−(4−アミノフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノン(CAS登録番号:23516−79−2)(2.60g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30mL)溶液に、N−クロロスクシンイミド(3.70g)を加え、40℃で18時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95/5)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(3.20g)を得た。
TLC:Rf 0.55(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 5.26, 7.94。
実施例77
1−(4−アミノ−3,5−ジクロロフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノール
実施例76で製造した化合物(1.00g)のメタノール(10mL)溶液に、氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム(146mg)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物(975mg)を得た。
1H-NMR(CDCl3):δ 4.58, 4.83-4.91, 7.31。
1−(4−アミノ−3,5−ジクロロフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノール
実施例76で製造した化合物(1.00g)のメタノール(10mL)溶液に、氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム(146mg)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物(975mg)を得た。
1H-NMR(CDCl3):δ 4.58, 4.83-4.91, 7.31。
実施例78
4−(1−アジド−2,2,2−トリフルオロエチル)−2,6−ジクロロアニリン
実施例77で製造した化合物(314mg)のトルエン(10mL)溶液に、2,3,4,6,7,8,9,10−オクタヒドロピリミド[1,2−a]アゼピン(CAS登録番号:41015−70−7)(0.22mL)とジフェニルホスホラジダート(CAS登録番号 26386−88−9)(0.33mL)を加え、45℃で3時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95/5)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(314mg)を得た。
TLC:Rf 0.70(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 4.65, 4.75, 7.26。
4−(1−アジド−2,2,2−トリフルオロエチル)−2,6−ジクロロアニリン
実施例77で製造した化合物(314mg)のトルエン(10mL)溶液に、2,3,4,6,7,8,9,10−オクタヒドロピリミド[1,2−a]アゼピン(CAS登録番号:41015−70−7)(0.22mL)とジフェニルホスホラジダート(CAS登録番号 26386−88−9)(0.33mL)を加え、45℃で3時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=95/5)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(314mg)を得た。
TLC:Rf 0.70(ヘキサン:酢酸エチル=5:1);
1H-NMR(CDCl3):δ 4.65, 4.75, 7.26。
実施例79
1−[4−(1−アミノ−2,2,2−トリフルオロエチル)−2,6−ジクロロフェニル]−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
実施例78で製造した化合物(310mg)のテトラヒドロフラン(5mL)溶液に、トリホスゲン(355mg)とN,N−ジイソプロピルエチルアミン(207μL)を加え、室温で1時間撹拌後、減圧濃縮した。得られた残渣(55mg)をテトラヒドロフラン(2mL)に溶解し、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(153μL)と1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メタンアミン(CAS登録番号:23586−96−1)(47mg)を加え、45℃で2時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(2mL)に溶解し、水(0.2mL)とトリフェニルホスフィン(83mg)を加え、室温で30分間撹拌後、50℃で4時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=20/80)によって精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(31mg)を得た。
LC保持時間(分)、LC条件3:0.72;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.41, 5.34-5.46, 7.18, 7.75, 7.88-7.97, 8.52, 8.68。
1−[4−(1−アミノ−2,2,2−トリフルオロエチル)−2,6−ジクロロフェニル]−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.72;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.41, 5.34-5.46, 7.18, 7.75, 7.88-7.97, 8.52, 8.68。
実施例79(1)〜(4)
1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メタンアミンの代わりに、実施例10で製造したアミンもしくは相当するアミンを用い、実施例79と同様の操作を行って、以下の物性値を示す本発明品を得た。
1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メタンアミンの代わりに、実施例10で製造したアミンもしくは相当するアミンを用い、実施例79と同様の操作を行って、以下の物性値を示す本発明品を得た。
実施例79(1)
1−[4−(1−アミノ−2,2,2−トリフルオロエチル)−2,6−ジクロロフェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(CD3OD):δ 4.61, 5.37-5.45, 7.63-7.66, 7.69, 8.11-8.14, 8.83。
1−[4−(1−アミノ−2,2,2−トリフルオロエチル)−2,6−ジクロロフェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
1H-NMR(CD3OD):δ 4.61, 5.37-5.45, 7.63-7.66, 7.69, 8.11-8.14, 8.83。
実施例79(2)
1−[4−(1−アミノ−2,2,2−トリフルオロエチル)−2,6−ジクロロフェニル]−3−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.66;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.38, 5.42-5.50, 7.14, 7.39, 7.75, 7.94, 8.54-8.56。
1−[4−(1−アミノ−2,2,2−トリフルオロエチル)−2,6−ジクロロフェニル]−3−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.66;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.38, 5.42-5.50, 7.14, 7.39, 7.75, 7.94, 8.54-8.56。
実施例79(3)
1−[4−(1−アミノ−2,2,2−トリフルオロエチル)−2,6−ジクロロフェニル]−3−(4−フルオロベンジル)ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.74;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.26, 5.30-5.40, 6.98, 7.12-7.18, 7.30-7.35, 7.73, 8.29。
1−[4−(1−アミノ−2,2,2−トリフルオロエチル)−2,6−ジクロロフェニル]−3−(4−フルオロベンジル)ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.74;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.26, 5.30-5.40, 6.98, 7.12-7.18, 7.30-7.35, 7.73, 8.29。
実施例79(4)
1−[4−(1−アミノ−2,2,2−トリフルオロエチル)−2,6−ジクロロフェニル]−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.74;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.54, 5.28-5.40, 7.28, 7.74, 7.97, 8.55。
1−[4−(1−アミノ−2,2,2−トリフルオロエチル)−2,6−ジクロロフェニル]−3−{[2−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−5−イル]メチル}ウレア
LC保持時間(分)、LC条件3:0.74;
1H-NMR(DMSO-d6):δ 4.54, 5.28-5.40, 7.28, 7.74, 7.97, 8.55。
比較例1
1−[4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
実施例4で製造した化合物の代わりに、実施例2で製造した化合物を用い、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.25(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.63, 4.49, 6.42, 6.86, 7.41, 7.57, 8.18, 8.90。
1−[4−(1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル)フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア
TLC:Rf 0.25(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(DMSO-d6):δ 1.63, 4.49, 6.42, 6.86, 7.41, 7.57, 8.18, 8.90。
比較例2
N−(2−ブロモ−4,6−ジクロロフェニル)−2−(4−フルオロフェニル)アセタミド(特許文献1 実施例1g)
2−ブロモ−4,6−ジクロロアニリン(1g)(CAS登録番号:697−86−9)のトルエン(8mL)溶液に、4−フルオロフェニルアセチルクロリド(788mg)を加え、90℃で終夜撹拌した。反応混合物を室温まで冷却した後、析出物を濾取し、トルエンで洗浄後、50℃で減圧乾燥させることにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.28g)を得た。
TLC:Rf 0.43(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(CD3OD):δ 3.72, 7.02-7.08, 7.38-7.43, 7.58, 7.69。
N−(2−ブロモ−4,6−ジクロロフェニル)−2−(4−フルオロフェニル)アセタミド(特許文献1 実施例1g)
TLC:Rf 0.43(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
1H-NMR(CD3OD):δ 3.72, 7.02-7.08, 7.38-7.43, 7.58, 7.69。
本発明化合物の効果は以下の実験によって証明することができるが、これに限定されるものではない。
(1)生物学的実施例1:脱分極刺激によるKCNQ2/3チャネルに対する開口作用
ヒトKCNQ2/3の発現細胞(CHO−DHFR−細胞)を384穴プレート(コラーゲンコート、黒、クリアボトム)1穴あたり0.5×104個/50μLずつ播種し、MEM ALPHA培地(10vol%非働化(56℃、30min)済みFetal Bovine Serum及び100IU/mL Penicillin−100μg/mL Streptomycin−2mM L−Glutamine含有)を用いて、37℃にて5%CO2下で18〜24時間培養した。プレート内の培地を除去した後、ローディングバッファー(FluxOR Thallium Detection Kit(invitrogen、F10016、F10017)のマニュアルに記載された方法で調製)中でインキュベーション(室温、60分、遮光)した。FLIPR TETRA(Molecular Devices)で脱分極刺激(5mMカリウム及び0.5mMタリウム)によるKCNQ2/3チャネル開口作用(細胞内タリウム流入)を測定した。本発明化合物は脱分極刺激5分前に処置し、脱分極刺激で誘発される反応を180秒間経時的に測定した。本発明化合物のチャネル開口作用は、脱分極刺激前から180秒後までの蛍光強度変化量で評価し、本実験条件下におけるレチガビンの最大反応(10μM処置時)の蛍光強度変化の50%を満たす濃度(ECrtg50)を算出した。
ヒトKCNQ2/3の発現細胞(CHO−DHFR−細胞)を384穴プレート(コラーゲンコート、黒、クリアボトム)1穴あたり0.5×104個/50μLずつ播種し、MEM ALPHA培地(10vol%非働化(56℃、30min)済みFetal Bovine Serum及び100IU/mL Penicillin−100μg/mL Streptomycin−2mM L−Glutamine含有)を用いて、37℃にて5%CO2下で18〜24時間培養した。プレート内の培地を除去した後、ローディングバッファー(FluxOR Thallium Detection Kit(invitrogen、F10016、F10017)のマニュアルに記載された方法で調製)中でインキュベーション(室温、60分、遮光)した。FLIPR TETRA(Molecular Devices)で脱分極刺激(5mMカリウム及び0.5mMタリウム)によるKCNQ2/3チャネル開口作用(細胞内タリウム流入)を測定した。本発明化合物は脱分極刺激5分前に処置し、脱分極刺激で誘発される反応を180秒間経時的に測定した。本発明化合物のチャネル開口作用は、脱分極刺激前から180秒後までの蛍光強度変化量で評価し、本実験条件下におけるレチガビンの最大反応(10μM処置時)の蛍光強度変化の50%を満たす濃度(ECrtg50)を算出した。
本発明化合物のKCNQ2/3チャネル開口作用は、ECrtg50値で100μM以下であった。表1に、本発明化合物の代表例として、以下の化合物のKCNQ2/3チャネルに対する開口作用(ECrtg50値)を示す。表1からも明らかであるように、本発明化合物はKCNQ2/3チャネルに対して強い開口作用を示した。一方、比較例1のECrtg50値は>10μMであった。このことから、一般式(I)においてR4とR5の少なくとも一方がハロゲンなどの置換基であることが本発明化合物のKCNQ開口活性の向上に必須であることがわかった。
また、上記方法においてヒトKCNQ2/3の発現細胞の代わりに、ヒトKCNQ4またはヒトKCNQ5の発現細胞を使用し、当業者の通常の知識に基づいて上記条件を適宜変更することで、ヒトKCNQ4チャネルまたはヒトKCNQ5チャネルに対する開口作用を測定することができる。
(2)生物学的実施例2:ラット摘出膀胱に対する弛緩作用
ペントバルビタール(ソムノペンチル,シェーリング・プラウ アニマルヘルス社)を雌性Jcl:Wistarラット(日本クレア、使用時体重:170〜200g)に約40mg/kgを腹腔内投与することで麻酔を施し、放血致死させた。腹部を切開して膀胱を摘出し、直ちに混合ガス(95%O2,5%CO2)で飽和させた氷冷Krebs buffer(炭酸水素ナトリウム(終濃度:15mM)及び塩化カルシウム(終濃度:2.5mM)を添加したKrebs Ringer bicarbonate buffer(Sigma−Aldlich Co.))に浸した。
ペントバルビタール(ソムノペンチル,シェーリング・プラウ アニマルヘルス社)を雌性Jcl:Wistarラット(日本クレア、使用時体重:170〜200g)に約40mg/kgを腹腔内投与することで麻酔を施し、放血致死させた。腹部を切開して膀胱を摘出し、直ちに混合ガス(95%O2,5%CO2)で飽和させた氷冷Krebs buffer(炭酸水素ナトリウム(終濃度:15mM)及び塩化カルシウム(終濃度:2.5mM)を添加したKrebs Ringer bicarbonate buffer(Sigma−Aldlich Co.))に浸した。
ラット摘出膀胱の体部を縦長の短冊状(約10×3mm)となるよう氷上にて標本を作製した。直ちに混合ガスで通気したKrebs buffer(37℃)で満たしたマグヌス管中に500mgの張力負荷をかけ、懸垂した。なお、標本は組織摘出後24時間以内に作製した。
標本の張力変化は、等尺性トランスデューサー(UFER UM−203,いわしや岸本医科産業株式会社)及びアンプ(UFER AP−5,いわしや岸本医科産業株式会社)を装備したマグヌス装置システムを介して、データ収集システム(NR−1000,キーエンス株式会社)に記録し、レコーダ解析ソフトWAVE THERMO 1000(キーエンス株式会社)にてコンピュータ上に表示させた。標本を懸垂して1時間以上経過した後、2.5M KClを終濃度100mMとなるよう添加し、収縮反応が確認できた標本を使用した。
1μMの濃度でカルバコール(収縮惹起物質)収縮を惹起させた。収縮の程度が群間で差がないように、また同一個体から採取する標本が同一群とならないように任意に各群に割り付けた。収縮反応が安定した後に生理食塩液あるいは本発明化合物を終濃度1,10,100nM,1及び10μMとなるよう低濃度から累積的に添加した。
摘出膀胱における張力(mg)を評価項目とした。張力は解析ソフトWAVE THERMO 1000を用いて読み取った。収縮惹起物質添加後の張力を0%としたときの本発明化合物添加後の張力の変化率を張力変化率(%)とし、評価指標とした。張力変化率(%)は以下の式より算出する。
張力変化率(%)={本発明化合物等添加後の張力(mg)−収縮惹起物質添加前の張力(mg)}/{収縮惹起物質添加後の張力(mg)−収縮惹起物質添加前の張力(mg)}×100−100
張力変化率(%)が−20%となる値をIC20として算出し、摘出膀胱弛緩作用の指標とした。
表2に、本発明化合物の代表例として、以下の化合物のラットマグヌス試験におけるIC20値を示す。表2からも明らかであるように、本発明化合物はラット摘出膀胱に対し弛緩作用を有した。したがって、本発明化合物は過活動膀胱治療剤として有用である。
(3)溶解性試験
検量線溶液は、被験物質(10mM DMSO溶液)をアセトニトリルで希釈し、内標準物質(カンデサルタン)を含むアセトニトリルを添加して0.1、0.4及び2μMに調製した。
検量線溶液は、被験物質(10mM DMSO溶液)をアセトニトリルで希釈し、内標準物質(カンデサルタン)を含むアセトニトリルを添加して0.1、0.4及び2μMに調製した。
試料溶液は、日本薬局方溶出試験第2液(pH=6.8)495μLに本発明化合物(10mM DMSO溶液)5μLを添加し、室温で5時間攪拌した後、溶液を溶解度用フィルタープレートに移し吸引ろ過してろ液20μLをアセトニトリルで希釈し、内標準物質(カンデサルタン)を含むアセトニトリルを添加して調製した。
検量線および試料溶液5μLをLC−MS/MS(Thermo Scientific社製 Discovery Max)に注入し定量した(定量範囲5〜100μM)。定量範囲以下の値が得られた場合の溶解度は<5μM、定量範囲以上の値が得られた場合の溶解度は100μMとした。
その結果を表3に示す。表3から明らかであるように、表3に例示された化合物に代表される本発明化合物は、優れた溶解性を示した。それに対し、比較例2(特許文献1 実施例1g)の溶解度は検出限界以下(<5μM)であり、比較例2の溶解性は低かった。
(4)ヒト肝ミクロソーム中での安定性評価
被験化合物(10mmol/L DMSO溶液、5μL)を50%アセトニトリル水溶液(195μL)で希釈し、0.25mmol/L溶液を作製した。
被験化合物(10mmol/L DMSO溶液、5μL)を50%アセトニトリル水溶液(195μL)で希釈し、0.25mmol/L溶液を作製した。
あらかじめ37℃に温めた反応用容器に0.5mg/mLヒト肝ミクロソーム(Xenotech社)およびNADPH−Co−factor(BD Biosciences社)を含む0.1Mリン酸緩衝液(pH7.4)245μLを添加して5分間プレキンキュベーション後、先の被験化合物溶液(5μL)を加えて反応を開始した(最終濃度5μmol/L)。開始直後に20μLを採取し、内部標準物質(ワルファリン)を含むアセトニトリル180μLに添加して反応を停止した。この溶液20μLを除タンパク用フィルター付プレート上で50%アセトニトリル水溶液180μLと攪拌後、吸引ろ過してろ液を標準サンプルとした。
先の反応溶液を37℃にて15分間インキュベーション後、20μLを冷アセトニトリル(内部標準物質ワルファリンを含む)180μLに添加し、反応を停止した。この20μLを除タンパク用フィルター付プレート上で50%アセトニトリル水溶液180μLと攪拌後、吸引ろ過してろ液を反応サンプルとした。
残存率(%)は、試料溶液1μLをLC−MS/MS(Thermo Scientific社製 Discovery Max)に注入し、反応サンプルのピーク面積比(被験化合物のピーク面積/内部標準物質のピーク面積)を標準サンプルのピーク面積比で除した値を100倍して算出した。
(5)hERG IKr電流に対する作用の評価
ヒト ether−a−go−go−related gene(hERG)を過剰発現したHEK293細胞を用いて、脱分極パルスに続く再分極パルスによって誘導されるhERG IKr電流の最大テール電流をパッチクランプ法で測定し、被験物質適用前の最大テール電流に対する被験物質適用10分後の変化率(抑制率)を算出した(バイオフィジカル・ジャーナル、74巻、230−241頁(1998年)参照)。その結果を表5に示す。表5から明らかであるように、表5に例示された化合物に代表される本発明化合物は、hERGチャネルの50%阻害活性が>10μMであり、薬物によるQT延長を誘発する可能性が低い、安全性に優れた化合物であることが分かった。
ヒト ether−a−go−go−related gene(hERG)を過剰発現したHEK293細胞を用いて、脱分極パルスに続く再分極パルスによって誘導されるhERG IKr電流の最大テール電流をパッチクランプ法で測定し、被験物質適用前の最大テール電流に対する被験物質適用10分後の変化率(抑制率)を算出した(バイオフィジカル・ジャーナル、74巻、230−241頁(1998年)参照)。その結果を表5に示す。表5から明らかであるように、表5に例示された化合物に代表される本発明化合物は、hERGチャネルの50%阻害活性が>10μMであり、薬物によるQT延長を誘発する可能性が低い、安全性に優れた化合物であることが分かった。
(6)生物学的実施例3:下部尿路部分閉塞モデルラットに対する作用
下部尿路部分閉塞モデルは、以下の方法により作製した。ペントバルビタール(ソムノペンチル、シェーリング・プラウ アニマルヘルス社)を雌性Jcl:Wistarラット(日本クレア、使用時体重:170〜200g)に約40mg/kgを腹腔内投与することで麻酔を施し、下腹部正中切開後、膀胱頂部を切開した。19Gのテルモ注射針(1.10×38mm、テルモ株式会社)を膀胱頸部下恥骨上にあて、左右尿管外側かつ尿道周囲の静脈血管の内側で尿道とともに絹製縫合糸を用いて縛った後、注射針を抜出した。次いで、7.5mg/mLアンピシリンナトリウム・クロキサシリンナトリウム水和物(ビクシリンS500、Meiji Seikaファルマ株式会社)含有生理食塩液で満たした膀胱内圧測定用カテーテルを背頸部から皮下に沿って膀胱付近まで導入後、頂部孔より膀胱内に挿入し、絹製縫合糸で結紮固定した。カテーテルの他端は、密栓して背部皮下で固定し、さらに、下腹部及び背頸部の手術創を絹製縫合糸で縫合した。手術後、感染を防ぐためベンジルペニシリンカリウム(ペニシリンGカリウム20万単位、Meiji Seikaファルマ株式会社)を1個体あたり2万単位皮下投与した。手術後、6から8日間飼育してからシストメトリーを行った。
下部尿路部分閉塞モデルは、以下の方法により作製した。ペントバルビタール(ソムノペンチル、シェーリング・プラウ アニマルヘルス社)を雌性Jcl:Wistarラット(日本クレア、使用時体重:170〜200g)に約40mg/kgを腹腔内投与することで麻酔を施し、下腹部正中切開後、膀胱頂部を切開した。19Gのテルモ注射針(1.10×38mm、テルモ株式会社)を膀胱頸部下恥骨上にあて、左右尿管外側かつ尿道周囲の静脈血管の内側で尿道とともに絹製縫合糸を用いて縛った後、注射針を抜出した。次いで、7.5mg/mLアンピシリンナトリウム・クロキサシリンナトリウム水和物(ビクシリンS500、Meiji Seikaファルマ株式会社)含有生理食塩液で満たした膀胱内圧測定用カテーテルを背頸部から皮下に沿って膀胱付近まで導入後、頂部孔より膀胱内に挿入し、絹製縫合糸で結紮固定した。カテーテルの他端は、密栓して背部皮下で固定し、さらに、下腹部及び背頸部の手術創を絹製縫合糸で縫合した。手術後、感染を防ぐためベンジルペニシリンカリウム(ペニシリンGカリウム20万単位、Meiji Seikaファルマ株式会社)を1個体あたり2万単位皮下投与した。手術後、6から8日間飼育してからシストメトリーを行った。
実験当日、ラットにイソフルラン麻酔を施し、上述の膀胱カテーテルを体外に露出させ、ボールマンケージに収容した。膀胱カテーテルの先端に三方活栓を介して圧トランスデューサー(DX−100、日本光電株式会社)を接続し、ひずみ圧力用アンプ(AP−601G、日本光電株式会社)及びレコーダ(WR3320、グラフテック株式会社)を用いて膀胱内圧をチャート紙に記録した。三方活栓の他端は、インフュージョンポンプに装着した膀胱内注入用シリンジに接続し、もう一端は生理食塩液を満たした延長チューブと接続し、残尿の排出に使用した。尿道口下に尿重量測定センサー(株式会社ブレインサイエンス・イデア)を設置し、排尿量計測装置(NA−022及びNSI−022、株式会社ブレインサイエンス・イデア)及びレコーダを用いて排尿量をチャート紙に記録した。処置を施したラットを、1時間以上静置した後、膀胱内に生理食塩液を5mL/hの速度で持続注入して排尿反射を誘発し、排尿毎に注入を停止して膀胱内の残尿を排出した(シングルシストメトリー)。NVC(排尿を伴わない不随意な膀胱収縮)頻度が安定するまで、シングルシストメトリーを繰り返した。安定後、本発明化合物を経口投与すると同時にシングルシストメトリーを再開し、投与後2時間経過後の排尿直後に、注入を停止し、膀胱内の残尿を排出した。それぞれのシストメトリー時のNVC頻度を算出し、本発明化合物の投与前と投与後1〜2時間の値を比較した。各群の例数は5〜8例とした。データは、投与前値のNVC頻度に対する百分率の平均値及び標準誤差で表した。なお、NVC頻度は、蓄尿中のベースライン内圧から3mmHg以上の膀胱内圧上昇回数を生理食塩液の注入開始から停止までの間隔(min)で除することで算出した。投与前値のNVC頻度に対する百分率は、投与後1〜2時間におけるNVC頻度を投与前2回のシングルシストメトリーにおけるNVC頻度を除し、100を乗することで算出した。
その結果を表6に示す。表6からも明らかであるように、本発明化合物はラット下部尿路部分閉塞モデルにおいてNVC頻度を抑制した。したがって、本発明化合物は、排尿障害(例えば、過活動膀胱)の治療剤として有用である。
[製剤例]
本発明に用いられる代表的な製剤例を以下に示す。
製剤例1
以下の各成分を常法により混合した後打錠して、一錠中に10mgの活性成分を含有する錠剤1万錠を得た。
・1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア(100g);
・カルボキシメチルセルロースカルシウム(崩壊剤)(20g);
・ステアリン酸マグネシウム(潤滑剤)(10g);
・微結晶セルロース(870g)。
本発明に用いられる代表的な製剤例を以下に示す。
製剤例1
以下の各成分を常法により混合した後打錠して、一錠中に10mgの活性成分を含有する錠剤1万錠を得た。
・1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア(100g);
・カルボキシメチルセルロースカルシウム(崩壊剤)(20g);
・ステアリン酸マグネシウム(潤滑剤)(10g);
・微結晶セルロース(870g)。
製剤例2
以下の各成分を常法により混合した後、除塵フィルターでろ過し、5mlずつアンプルに充填し、オートクレーブで加熱滅菌して、1アンプル中20mgの活性成分を含有するアンプル1万本を得た。
・1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア(200g);
・マンニトール(2kg);
・蒸留水(50L)。
以下の各成分を常法により混合した後、除塵フィルターでろ過し、5mlずつアンプルに充填し、オートクレーブで加熱滅菌して、1アンプル中20mgの活性成分を含有するアンプル1万本を得た。
・1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア(200g);
・マンニトール(2kg);
・蒸留水(50L)。
本発明化合物の毒性は十分に低く、医薬品として安全に使用することができ、KCNQ2〜5チャネル関連疾患の治療剤として有用である。
Claims (6)
- 一般式(I)
(式中、X1は、(1)窒素原子または(2)C−R6であり、X2は、(1)窒素原子または(2)C−R7であり、R11は、(1)OR1または(2)NH2であり、R1は、(1)水素原子または(2)C1〜4アルキル基であり;R2およびR3は、それぞれ独立して(1)水素原子または(2)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基であり、但しR2およびR3の両方が同時に水素原子であることはなく;R4、R5、R6およびR7は、それぞれ独立して(1)水素原子、(2)ハロゲン、(3)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基または(4)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルコキシ基であり、但しR4およびR5の両方が同時に水素原子であることはなく;Yは、(1)−NH−、(2)−O−または(3)結合手であり;R8は、(1)水素原子または(2)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜4アルキル基であり;R9は、(1)環A、(2)C1〜6アルキル基、(3)C2〜6アルケニル基、(4)C2〜6アルキニル基、(5)−C1〜4アルキレン基−環A、(6)−C2〜4アルケニレン基−環A、(7)−C2〜4アルキニレン基−環A、(8)−環B−環C、(9)−環B−C1〜4アルキレン基−環C、(10)−環B−C2〜4アルケニレン基−環C、(11)−環B−C2〜4アルキニレン基−環Cまたは(12)−環B−O−環Cであり、ここで各アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルキレン基、アルケニレン基またはアルキニレン基はハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよく;環Aは、(1)C3〜8のシクロアルカン、(2)3〜8員のヘテロシクロアルカン、(3)C3〜12の単環または二環式不飽和炭素環、またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜4個のヘテロ原子を含む3〜12員の単環または二環式不飽和複素環、またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;環Bおよび環Cは、それぞれ独立して(1)C3〜8のシクロアルカン、(2)3〜8員のヘテロシクロアルカン、(3)C3〜7の単環式不飽和炭素環、またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む3〜7員の単環式不飽和複素環、またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;ここで、環A、環Bおよび環Cはそれぞれ独立して1個から5個のR10により置換されていてよく、R10が複数存在する場合は複数のR10は同じでも異なっていてもよく;R10は、(1)ハロゲン、(2)ヒドロキシ基、(3)シアノ基、(4)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜6アルキル基、(5)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜6アルコキシ基または(6)C1〜4アルキル基またはC2〜5アシル基で置換されていてもよいアミノ基である。)で示される化合物(但し、N−エチル−N’−[2−ブロモ−4−(ヘキサフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロピル)フェニル]尿素は除く。)、その塩、その溶媒和物またはその共結晶と薬学的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物。 - 一般式(I)で示される化合物が、(1)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレア、(2)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(3)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}ウレア、(4)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル}ウレア、(5)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]メチル}ウレア、(6)1−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]メチル}ウレアまたは(7)1−[(5−クロロ−2−ピリジニル)メチル]−3−{2,6−ジクロロ−4−[(2S)−1,1,1−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−プロパニル]フェニル}ウレアである、請求項1記載の医薬組成物。
- KCNQ2〜5チャネル関連疾患の予防および/または治療剤である、請求項1または請求項2に記載の医薬組成物。
- KCNQ2〜5チャネル関連疾患が排尿障害である、請求項3記載の医薬組成物。
- 排尿障害が過活動膀胱である、請求項4記載の医薬組成物。
- 一般式(I)
(式中、X1は、(1)窒素原子または(2)C−R6であり、X2は、(1)窒素原子または(2)C−R7であり、R11は、(1)OR1または(2)NH2であり、R1は、(1)水素原子または(2)C1〜4アルキル基であり;R2およびR3は、それぞれ独立して(1)水素原子または(2)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基であり、但しR2およびR3の両方が同時に水素原子であることはなく;R4、R5、R6およびR7は、それぞれ独立して(1)水素原子、(2)ハロゲン、(3)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルキル基または(4)ハロゲンで置換されていてもよいC1〜4アルコキシ基であり、但しR4およびR5の両方が同時に水素原子であることはなく;Yは、(1)−NH−、(2)−O−または(3)結合手であり;R8は、(1)水素原子または(2)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜4アルキル基であり;R9は、(1)環A、(2)C1〜6アルキル基、(3)C2〜6アルケニル基、(4)C2〜6アルキニル基、(5)−C1〜4アルキレン基−環A、(6)−C2〜4アルケニレン基−環A、(7)−C2〜4アルキニレン基−環A、(8)−環B−環C、(9)−環B−C1〜4アルキレン基−環C、(10)−環B−C2〜4アルケニレン基−環C、(11)−環B−C2〜4アルキニレン基−環Cまたは(12)−環B−O−環Cであり、ここで各アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルキレン基、アルケニレン基またはアルキニレン基はハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよく;環Aは、(1)C3〜8のシクロアルカン、(2)3〜8員のヘテロシクロアルカン、(3)C3〜12の単環または二環式不飽和炭素環、またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜4個のヘテロ原子を含む3〜12員の単環または二環式不飽和複素環、またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;環Bおよび環Cは、それぞれ独立して(1)C3〜8のシクロアルカン、(2)3〜8員のヘテロシクロアルカン、(3)C3〜7の単環式不飽和炭素環、またはその一部が飽和されていてもよい炭素環、または(4)酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む3〜7員の単環式不飽和複素環、またはその一部が飽和されていてもよい複素環であり;ここで、環A、環Bおよび環Cはそれぞれ独立して1個から5個のR10により置換されていてよく、R10が複数存在する場合は複数のR10は同じでも異なっていてもよく;R10は、(1)ハロゲン、(2)ヒドロキシ基、(3)シアノ基、(4)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜6アルキル基、(5)ハロゲンまたはヒドロキシ基で置換されていてもよいC1〜6アルコキシ基または(6)C1〜4アルキル基またはC2〜5アシル基で置換されていてもよいアミノ基である。)で示される化合物、その塩、その溶媒和物またはその共結晶を含有するKCNQ2〜5チャネル関連疾患の予防および/または治療剤。
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