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JP2018009097A - 光学用粘着シートおよび画像表示装置 - Google Patents

光学用粘着シートおよび画像表示装置 Download PDF

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JP2018009097A
JP2018009097A JP2016138910A JP2016138910A JP2018009097A JP 2018009097 A JP2018009097 A JP 2018009097A JP 2016138910 A JP2016138910 A JP 2016138910A JP 2016138910 A JP2016138910 A JP 2016138910A JP 2018009097 A JP2018009097 A JP 2018009097A
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transparent substrate
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和彦 丸山
Kazuhiko Maruyama
和彦 丸山
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明の目的は、透明基板と画像表示パネルとの貼り合わせにおいて、透明基板と画像表示パネルとの離間距離を大きく確保することができ、かつ、優れた信頼性で貼り合わせることができる光学用粘着シート、および、かかる光学用粘着シートを介して透明基板と画像表示パネルとが貼り合わせられた画像表示装置を提供すること。【解決手段】本発明の光学用粘着シート10は、基材層1と、この基材層1の双方の面側に積層された粘着層2、3とを含んで構成され、これら粘着層2、3は、シリコーン系粘着剤を主材料として含有し、JIS Z 0237−2009の粘着力の測定方法に準拠して測定された、ポリ(4・4’−イソプロピリデン‐ジフェニルカーボネート)を主材料として構成されるポリカーボネートフィルムに対する180°における引き剥がし粘着力が5N/25mm以上である。【選択図】図1

Description

本発明は、光学用粘着シートおよび画像表示装置に関するものである。
携帯電話、スマートフォン、カーナビゲーション装置、カメラ、ビデオカメラ、テレビのような画像表示装置が備える画像表示パネルとして、液晶表示パネルや有機ELパネルが用いられる。これら画像表示パネルの外側からの衝撃によるその破損等を防止することを目的として、画像表示パネルの視認側に、透明基板が設けられる。なお、この透明基板としては、透明樹脂板やガラス板等の前面透明基板が単独で設けられる場合の他、さらに、全面透明基板と、画像表示パネル側に配置されたタッチパネルとを備えるものが知られている。
このような透明基板を、画像表示パネルの視認側で固定する必要があるが、この方法として、光学用粘着シートを介して、画像表示パネルと透明基板とを貼り合わせする方法、いわゆるダイレクトボンディング法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、近年、画像表示装置の大型化、さらには耐衝撃性の向上を図ること等を目的に、画像表示パネルと透明基板との貼り合わせにおいて、離間距離を1800μm程度のように大きく確保する必要が生じ、このような場合においても、ダイレクトボンディング法により、画像表示パネルと透明基板とを貼り合わせることが可能な、厚膜の光学用粘着シートの開発が求められている。
しかしながら、粘着層単独で構成される光学用粘着シートでは、通常、数十μm程度のシートを積層して平均厚さを増しているため、生産効率が悪く、よって、光学粘着シートの平均厚さは、現状では、最大250μm程度であった。そのため、透明基板と画像表示パネルとの貼り合わせの要求膜厚に対しては、厚さが不十分であった。さらに、粘着層に含まれる粘着剤は、アクリル系樹脂が主流であり、耐熱性(信頼性)が十分に得られているとは言えなかった。
特開2008−281997号公報
本発明の目的は、透明基板と画像表示パネルとの貼り合わせにおいて、透明基板と画像表示パネルとの離間距離を大きく確保することができ、かつ、優れた信頼性で貼り合わせることができる光学用粘着シート、および、かかる光学用粘着シートを介して透明基板と画像表示パネルとが貼り合わせられた画像表示装置を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(11)に記載の本発明により達成される。
(1) 基材層と、該基材層の双方の面側に積層された粘着層とを含んで構成され、
前記粘着層は、シリコーン系粘着剤を主材料として含有し、JIS Z 0237−2009の粘着力の測定方法に準拠して測定された、ポリ(4・4’−イソプロピリデン−ジフェニルカーボネート)を主材料として構成されるポリカーボネートフィルムに対する180°における引き剥がし粘着力が5N/25mm以上であることを特徴とする光学用粘着シート。
(2) 前記基材層は、25℃における貯蔵弾性率が1.0E+04Pa以上1.0E+08Pa以下である上記(1)に記載の光学用粘着シート。
(3) 前記基材層は、−40℃から100℃における貯蔵弾性率が1.0E+03Pa以上1.0E+09Pa以下である上記(1)または(2)に記載の光学用粘着シート。
(4) 透明基板と、画像表示パネルとの間に、一方の面を前記透明基板側に配置して用いられ、
前記一方の面側の粘着層の厚さをA[μm]とし、他方の面側の粘着層の厚さをB[μm]としたとき、A/Bは、0.5以上2以下なる関係を満足する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の光学用粘着シート。
(5) 前記基材層の厚さをC[μm]としたとき、C/Aは、5以上1000以下なる関係を満足する上記(4)に記載の光学用粘着シート。
(6) 前記基材層は、エラストマーを主材料として含有する上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の光学用粘着シート。
(7) シリコーン系粘着剤としては、ポリオルガノシロキサン系、ポリジメチルシロキサン系、ポリジフェニルシロキサン系、ポリジメチルジフェニルシロキサン系のうちの少なくとも1種である上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の光学用粘着シート。
(8) 前記基材層の屈折率と、前記粘着層の屈折率との差の絶対値は、0.15以下である上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の光学用粘着シート。
(9) 当該光学用粘着シートは、JIS K 7361−1に規定の全光線透過率が80%以上である上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の光学用粘着シート。
(10) 当該光学用粘着シートは、その平均厚さが100μm以上である上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の光学用粘着シート。
(11) 透明基板と、
画像表示パネルと、
前記透明基板と、前記画像表示パネルとの間に、前記一方の面を前記透明基板側にして配置された上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の光学用粘着シートとを備えることを特徴する画像表示装置。
本発明によれば、光学用粘着シートが、基材層と、この基材層の双方の面側に積層された粘着層とを含んで構成され、基材層にスペーサーとしての機能を発揮させることができる。そのため、透明基板と画像表示パネルとの貼り合わせにおいて、透明基板と画像表示パネルとの離間距離を大きく確保することができる。
さらに、粘着層は、シリコーン系粘着剤を主材料として含有し、JIS Z 0237−2009の粘着力の測定方法に準拠して測定された、ポリ(4・4’−イソプロピリデン−ジフェニルカーボネート)を主材料として構成されるポリカーボネートフィルムに対する180°における引き剥がし粘着力が5N/25mm以上となっている。したがって、透明基板と画像表示パネルとを、優れた信頼性をもって貼り合わせることができる。
本発明の光学粘着シートを備える画像表示装置の一例を示す縦断面図である。 本発明の光学用粘着シートの実施形態を示す縦断面図である。
以下、本発明の光学用粘着シートおよび画像表示装置を、添付図面に示す好適実施形態に基づいて、詳細に説明する。
まず、本発明の光学用粘着シートを説明するのに先立って、本発明の光学用粘着シートを備える画像表示装置(本発明の画像表示装置)について説明する。
<画像表示装置>
図1は、本発明の光学粘着シートを備える画像表示装置の一例を示す縦断面図である。なお、以下の説明では、図1中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
図1に示す画像表示装置100は、画像表示パネル20と、光学用粘着シート10と、透明基板30とを有している。
画像表示パネル20は、液晶パネルや有機ELパネルであり、その上面側に表示部を備え、表示部により表示された画像が上面側で視認される。
透明基板30は、画像表示パネル20の上側すなわち視認側に配置され、光学用粘着シート10を介して貼り合わされている。
この透明基板30は、本実施形態では、本体部31と、本体部31の下面側に装飾や光遮蔽を目的とした印刷面32とを備え、この印刷された印刷面32により、本体部31の下面側の縁部に段差が形成されている。
また、本体部31は、前面透明基板により単独で構成されるものの他、前面透明基板を上面側に備えるタッチパネル等が挙げられる。前面透明基板としては、例えば、ガラス基板、ポリカーボネート系樹脂のような樹脂基板等が挙げられる。また、タッチパネルとしては、抵抗膜方式、静電容量方式、光学方式および超音波方式等のものが挙げられ、いずれの方式であっても用いることができる。
光学用粘着シート10は、透明基板30と画像表示パネル20との双方に貼り合わされた状態で、これら同士の間に介在し、いわゆるダイレクトボンディング方式により、透明基板30と画像表示パネル20との間に光学用粘着シート10が充填された層間充填構造を形成して、透明基板30と画像表示パネル20とを接合する。
このダイレクトボンディング方式によれば、透明基板30と画像表示パネル20との間に光学用粘着シート10が介在するため、これら同士における界面の屈折率差を減少させることができる。そのため、反射および散乱に起因する視認性の低下を的確に抑制または防止することができる。さらに、光学用粘着シート10が介在することから、画像表示装置100全体としての強度の向上が図れる。
このような画像表示装置100において、透明基板30と画像表示パネル20とを接合する光学用粘着シート10に、本発明の光学用粘着シートが適用される。すなわち、基材層1と、この基材層1の双方の面側に積層された粘着層2、3とを含んで構成され、粘着層2、3は、シリコーン系粘着剤を主材料として含有し、JIS Z 0237−2009の粘着力の測定方法に準拠して測定された、ポリ(4・4’−イソプロピリデン−ジフェニルカーボネート)を主材料として構成されるポリカーボネートフィルムに対する180°における引き剥がし粘着力が5N/25mm以上である光学用粘着シートが適用される。これにより、透明基板30と画像表示パネル20とを強固に接合することができ、さらに、透明基板30と画像表示パネル20との離間距離を、1800μmのように大きく設定することが可能となる。
以下、この光学用粘着シート10について説明する。
<光学用粘着シート>
図2は、本発明の光学用粘着シートの実施形態を示す縦断面図である。なお、以下の説明では、説明の便宜上、図2中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
光学用粘着シート10は、前述の通り、透明基板30と画像表示パネル20との双方に貼り合わされた状態で、これら同士の間に介在することで、ダイレクトボンディング方式により、透明基板30と画像表示パネル20とを接合するものである。
図1、2に示すように、この光学用粘着シート10は、基材層1と、粘着層2、3とを含んで構成され、粘着層3、基材層1および粘着層2は、画像表示パネル20(下面)側から、この順で積層されている。
以下、光学用粘着シート10が備える各層1、2、3について説明する。
<基材層1>
基材層1は、粘着層2、3同士の間に介在し、光学用粘着シート10を介して透明基板30と画像表示パネル20とを接合した際に、透明基板30と画像表示パネル20との間の離間距離を確保する、スペーサーとしての機能を有する。このように、基材層1がスペーサーとしての機能を発揮することから、画像表示装置100の大型化、さらには耐衝撃性の向上を図ること等を目的に、透明基板30と画像表示パネル20との間の離間距離を1800μm程度のように大きく確保する必要が生じたとしても、基材層1の厚さを適宜設定することで、かかる大きさの離間距離を確実に確保することができる。
この基材層1の平均厚さは、透明基板30と画像表示パネル20との間で確保すべき離間距離に応じて適宜設定され、特に限定されないが、例えば、10μm以上2000μm以下であることが好ましく、100μm以上1800μm以下であることがより好ましく、さらに好ましくは200μm以上1600μm以下である。これにより、前記スペーサーとしての機能を、より確実に基材層1に発揮させることができる。
また、基材層1の常温(25℃)における貯蔵弾性率は、1.0E+04Pa以上1.0E+08Pa以下であるのが好ましく、5.0E+04Pa以上5.0E+07Pa以下であるのがより好ましく、8.0E+04Pa以上7.0E+05Pa以下であるのがさらに好ましい。ここで、前述の通り、透明基板30の下面側には印刷面32を備え、この印刷面32により段差が形成されるが、通常、その高さが最大40μm程度のものが形成されている。このような印刷面32を備える透明基板30に対して貼り合わせる光学用粘着シート10が備える基材層1の常温(25℃)における貯蔵弾性率を、前記範囲内に設定することにより、基材層1を、可撓性を有するものであると言うことができる。そのため、光学用粘着シート10を用いて、透明基板30と画像表示パネル20とを貼り合わせる際に、粘着層2に破断を生じさせることなく粘着層2を印刷面32(段差)の形状に対応した状態で押し込む(追従させる)ことができる。その結果、この状態を維持したまま、透明基板30に光学用粘着シート10が接合されるため、透明基板30と光学用粘着シート10との接合強度を十分に確保することができる。
さらに、基材層1の−40℃から100℃における貯蔵弾性率は、1.0E+03Pa以上1.0E+09Pa以下であるのが好ましく、1.0E+04Pa以上1.0E+07Pa以下であるのがより好ましく、5.0E+05Pa以上5.0E+06Pa以下であるのがさらに好ましい。ここで、画像表示装置100の駆動時および保管時の環境を考慮すると、想定使用温度は、−40℃から100℃の範囲内であると考えられる。そのため、かかる温度範囲内における貯蔵弾性率を前記範囲内に設定することで、基材層1により、−40℃から100℃の温度範囲で生じる透明基板30と画像表示パネル20との間での線膨脹係数差を吸収することができる。そのため、光学用粘着シート10における剥離の発生を的確に抑制または防止することができるため、光学用粘着シート10を介した透明基板30と画像表示パネル20との貼り合わせを確実に維持することができる。
なお、基材層1の常温(25℃)および−40℃から100℃における貯蔵弾性率は、例えば、動的粘弾性測定装置(セイコーインスツルメント社製、「DMS6100」)を用いて、基材層1の貯蔵弾性率を、例えば、−50℃〜200℃まで、49mNの一定荷重の引張モードで昇温速度5℃/分、周波数1Hzで測定し、それぞれの温度(温度領域)での貯蔵弾性率を、読み取ることにより求めることができる。
また、基材層1の構成材料としては、特に限定されず、例えば、ポリメチルペンテン、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、無軸延伸ポリプロピレンおよび二軸延伸ポリプロピレン等のポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、環状ポリオレフィン、エラストマーのような樹脂材料が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中でも、エラストマーを用いることが好ましい。これにより、基材層1の常温(25℃)および−40℃から100℃における貯蔵弾性率を、比較的容易に前記範囲内に設定することができる。
さらに、エラストマーとしては、特に限定されず、例えば、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソブチレン−スチレン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体およびスチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体等のスチレン系エラストマー、アクリル系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、オレフィン系エラストマー、シリコーンゴム、シリコーンゲル等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、エラストマーの数平均分子量は、特に限定されないが、10,000〜150,000が好ましく、特に50,000〜100,000が好ましい。これにより、基材層1の常温(25℃)および−40℃から100℃における貯蔵弾性率を、より確実に前記範囲内に設定することができる。
なお、基材層1は、特に限定されないが、無機充填材を含有していてもよい。無機充填材としては、例えば、タルク、焼成クレー等のケイ酸塩、アルミナ、シリカ、溶融シリカ、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム等の酸化物、炭酸カルシウム、ハイドロタルサイト等の炭酸塩、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の水酸化物、硫酸バリウム、亜硫酸カルシウム等の硫酸塩または亜硫酸塩、ホウ酸亜鉛等のホウ酸塩、窒化アルミニウム、窒化ケイ素等の窒化物、ジルコニウムアクリレート、ハフニウムアクリレート等のアクリル酸エステル化合物、硫化鉛、硫化亜鉛等の硫化物、アモルファスシリコン等が挙げられる。また、無機充填材を含有する場合、その平均粒径は、25nm以下であるのが好ましく、5nm以上20nm以下であることがより好ましい。これにより、基材層1に優れた強度を付与しつつ、基材層1の透明性を確実に維持することができる。
さらに、基材層1は、その他、ポリ(ペンタブロモフェニルメタクリレート)、ポリ(2−ビニルチオフェン)、ポリ(1−ナフチルメタクリレート)、ポリ(2−クロロスチレン)、ポリ(1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルアクリレート)、ポリ(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルメタクリレート)、ポリ(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルメタクリレート)等、エラストマー以外の樹脂成分や、可塑剤、安定剤等の各種添加剤を含んでいてもよい。
<粘着層2、3>
粘着層2、3のうち粘着層2は、透明基板30に貼り付けられ、これにより、光学用粘着シート10と透明基板30とを接合する。また、粘着層3は、画像表示パネル20に貼り付けられ、これにより、光学用粘着シート10と画像表示パネル20とを接合する。したがって、このような粘着層2、3を備える光学用粘着シート10を介して、透明基板30と画像表示パネル20とが接合されることとなる。
これら粘着層2、3は、シリコーン系粘着剤を主材料として含有し、JIS Z 0237−2009の粘着力の測定方法に準拠して測定された、ポリ(4・4’−イソプロピリデン−ジフェニルカーボネート)を主材料として構成されるポリカーボネートフィルムに対する180°における引き剥がし粘着力が5N/25mm以上となっている。
このように、粘着層2、3を、シリコーン系粘着剤を主材料として含有するものとすることで、粘着層2、3の耐熱性の向上が図れるため、この粘着層2、3を備える光学用粘着シート10により透明基板30と画像表示パネル20とを、優れた信頼性をもって貼り合わせることができる。
さらに、本発明では、前記ポリカーボネートフィルムに対する180°における引き剥がし粘着力が5N/25mm以上となっているが、この粘着力を5N/25mm以上とするのは以下に示す理由による。すなわち、前述の通り、透明基板30の本体部31を構成する前面透明基板は、例えば、ガラス基板、ポリカーボネート系樹脂のような樹脂基板等で構成され、さらに、画像表示パネル20の視認側の表面には、通常、ポリカーボネート系シートのような樹脂シートが貼付されている。したがって、粘着層2、3は、ともに、ガラス材料または樹脂材料に接触した状態で、透明基板30および画像表示パネル20に貼り合わされる。さらに、ガラス材料とポリカーボネート系樹脂材料とでは、粘着層に対する粘着力は、一般的に、ポリカーボネート系樹脂材料の方が低いことが知られている。そのため、ポリ(4・4’−イソプロピリデン−ジフェニルカーボネート)を主材料として構成されるポリカーボネートフィルムに対する180°における引き剥がし粘着力が5N/25mm以上となっているものを粘着層2、3として用いることで、透明基板30および画像表示パネル20の双方に対して、光学用粘着シート10を強固に貼り合わせることが可能となる。
なお、前記引き剥がし粘着力は、5N/25mm以上となっていればよいが、10N/25mm以上であることが好ましく、15N/25mm以上25N/25mm以下であることがより好ましい。これにより、透明基板30および画像表示パネル20が備える透明シートが、たとえ、各種ガラス材料や、ポリカーボネート系樹脂材料とは異なる樹脂材料で構成されていたとしても、これらに対して、より確実に優れた強度で粘着層2、3を接合することができる。
このシリコーン系粘着剤としては、特に限定されないが、例えば、ポリオルガノシロキサン系、ポリジメチルシロキサン系、ポリジフェニルシロキサン系、ポリジメチルジフェニルシロキサン系のもの等が挙げられる。また、これらの樹脂を2種類以上混合したものが挙げられる。これにより、粘着層2、3の前記引き剥がし粘着力を、5N/25mm以上のものに容易に調整することができる。
なお、シリコーン系粘着剤は、硬化型および非硬化型のいずれであってもよいが、硬化型の場合、粘着層2、3には、触媒が添加されていてもよい。この触媒としては、例えば、白金系化合物、有機過酸化物が挙げられる。
また、粘着層2、3には、架橋剤が添加されていてもよい。この架橋剤としては、例えば、ポリオルガノシロキサン系、ポリジメチルシロキサン系、ポリジフェニルシロキサン系、ポリジメチルジフェニルシロキサン系のビニル基末端の化合物が挙げられる。
また、硬化型の場合、粘着層2、3には、粘着層2、3を紫外線等の光の照射により硬化させる光重合開始剤が添加されていてもよい。この光重合開始剤としては、例えば、メトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフエノン等のアセトフェノン系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾイン系化合物、ベンジル系化合物、ジアセチル系化合物等が挙げられる。
さらに、粘着層2、3には、例えば、可塑剤、粘着付与剤、増粘剤、充填剤、老化防止剤、防腐剤、防カビ剤、染料、顔料等の各種添加剤が必要に応じ添加されていてもよい。
粘着層2、3の平均厚さは、特に限定されないが、25μm以上250μm以下であることが好ましく、40μm以上200μm以下であることがより好ましく、さらに好ましくは50μm以上100μm以下である。これにより、粘着層2、3に、透明基板30および画像表示パネル20に対して、光学用粘着シート10を貼り合わせる粘着層2、3としての機能を確実に付与することができる。また、本実施形態では、透明基板30が備える印刷面32の形状に対応して粘着層2を優れた追従性をもって追従させることができる。
また、粘着層2の厚さをA[μm]とし、粘着層3の厚さをB[μm]としたとき、A/Bは、0.5以上2以下なる関係を満足するのが好ましく、0.8以上1.6以下なる関係を満足するのがより好ましい。これにより、粘着層2、3に、透明基板30および画像表示パネル20に対して、光学用粘着シート10を貼り合わせる粘着層2、3としての機能をより確実に付与することができる。
さらに、基材層1の厚さをC[μm]としたとき、C/Aは、5以上1000以下なる関係を満足することが好ましく、20以上800以下なる関係を満足することがより好ましい。これにより、基材層1にスペーサーとして機能を確実に発揮させつつ、粘着層2、3に粘着層としての機能を確実に付与することができる。また、透明基板30と画像表示パネル20との離間距離を、1800μmのように確実に大きく設定することが可能となる。
また、粘着層2、3の25℃における平均線膨張係数は、5〜1000[ppm/℃]であるのが好ましく、10〜700[ppm/℃]であるのがより好ましい。粘着層2、3の平均線膨張係数をかかる範囲内に設定することにより、光学用粘着シート10の貼り付け時において、粘着層2、3は、優れた伸縮性を有するものとなるため、透明基板30および画像表示パネル20、さらには印刷面32に対する粘着層2、3の形状追従性が向上することとなる。
さらに、粘着層2、3の屈折率と、基材層1の屈折率との差の絶対値は、0.15以下であるのが好ましく、0.01以上0.1以下であるのがより好ましい。このように、粘着層2、3と、基材層1との間での屈折率差が小さいと、これらの界面における反射率が小さくなり、光学用粘着シート10における光線透過率の向上が図られるため、結果として、画像表示装置100の視認性を良好なものとし得る。
また、光学用粘着シート10は、JIS K 7361−1に規定の全光線透過率が80%以上であることが好ましく、90%以上99.8%以下であることがより好ましい。これにより、光学用粘着シート10における全光線透過率が優れたものであると言うことができ、このような全光線透過率を有する光学用粘着シート10を備える画像表示装置100は、優れた視認性を備えるものとなる。なお、前記光線透過率は、例えば、紫外可視分光光度計により求めることができる。
さらに、光学用粘着シート10は、その平均厚さが100μm以上であるのが好ましく、150μm以上2000μm以下であることがより好ましく、200μm以上1800μm以下であることがさらに好ましい。これにより、基材層1および粘着層2、3にそれぞれの層としての機能を確実に発揮させて、透明基板30と画像表示パネル20との離間距離を適切な大きさに確保し得るとともに、優れた信頼性をもって透明基板30と画像表示パネル20とを貼り合わせることができる。
なお、光学用粘着シート10が備える粘着層2、3は、シリコーン系粘着剤を主材料として含有し、前記引き剥がし粘着力が5N/25mm以上となっていれば、異なるシリコーン系粘着剤で構成されるものであってもよいし、異なる厚さを有するものであってもよい。
以上のような構成の光学用粘着シート10は、例えば、以下のようにして形成することができる。
<光学用粘着シートの形成方法>
[1]まず、基材層1を用意する。
基材層1の製造方法としては、特に限定されないが、例えば、カレンダー法、インフレーション押出し法、Tダイ押出し法のような押出成形法、湿式キャスティング法等の一般的な成形方法が挙げられる。
[2]次に、基材層1の一方の面に粘着層2を形成する。
基材層1の表面(一方の面)には、基材層1と粘着層2との密着性を向上させることを目的に、コロナ処理、クロム酸処理、マット処理、オゾン暴露処理、火炎暴露処理、高圧電撃暴露処理、イオン化放射線処理、プライマー処理、アンカーコート処理のような表面処理が施されていてもよい。
また、粘着層2は、フルオロシリコーン離型フィルム上に、粘着層2の構成材料を溶剤に溶解してワニス状にした液状材料を、塗布または散布した後、溶剤を揮発させ、さらに基材層1に貼り合わせることにより粘着層2を形成することにより得ることができる。
なお、溶剤としては、特に限定されないが、例えば、メチルエチルケトン、アセトン、トルエン、酢酸エチル、ジメチルホルムアルデヒド等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、フルオロシリコーン離型フィルム上への液状材料の塗布または散布は、例えば、ダイコート、カーテンダイコート、グラビアコート、コンマコート、バーコートおよびリップコート等の方法を用いて行うことができる。
[3]次に、基材層1の他方の面に粘着層3を形成する。
この粘着層3は、前記粘着層2を基材層1の一方の面に形成したのと、同様の方法を用いて形成することができる。
これにより、粘着層2と基材層1と粘着層3とがこの順で積層された光学用粘着シート10が得られる。
以上本発明の光学用粘着シートおよび画像表示装置について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではない。
例えば、本発明の光学用粘着シートおよび本発明の画像表示装置には、同様の機能を発揮し得る、任意の層が追加されていてもよい。
また、前記実施形態では、本発明の光学用粘着シートを、透明基板と画像表示パネルとの接合に適用したが、この場合に限定されず、例えば、透明基板が、全面透明基板とタッチパネルとを備えるものである場合、これら全面透明基板とタッチパネルとの接合に、本発明の光学用粘着シートを適用することもできる。
さらに、前記実施形態では、印刷面32により構成される段差は、透明基板30が備える本体部31の下面に設けられている場合について説明したが、これに限定されず、段差は、画像表示パネル20の上面に設けられていてもよい。
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
1.原材料の準備
まず、各実施例および各比較例の光学用粘着シートの製造に用いた原材料を以下に示す。
(エラストマー1)
エラストマー1として、ポリジメチルシロキサン(東レ・ダウコーニング社製、「Sylgard184」)を用意した。
(エラストマー2)
エラストマー2として、スチレン−イソブチレン−スチレン共重合体(カネカ社製、「SIBSTAR062M」)を用意した。
(シリコーン系粘着剤1)
シリコーン系粘着剤1として、シリコーンゴムとシリコーンレジンと触媒の混合物(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製、「PSA1142−24−068、XC94−C4326」)を用意した。
(シリコーン系粘着剤2)
シリコーン系粘着剤2として、シリコーンゴムとシリコーンレジンと触媒の混合物 (東レ・ダウコーニング社製、「SD4587L、SRX212CATALYST」)を用意した。
(粘着力向上剤)
シリコーン系粘着剤用粘着力向上剤として、シリコーンレジン(信越シリコーン社製、「X−92−128」)を用意した。
2.光学用粘着シートの作製
(実施例1)
平坦なSUS板上に、離型層を上にして敷いたフルオロシリコーン離型フィルムを置き、厚さ1.6mmの四角枠状スペーサー(内径10cm×10cm)を配置する。スペーサーの中心部に、脱泡した未硬化のエラストマー1を流し込み、気泡が入らないようにフルオロシリコーン離型フィルムの離型層をエラストマー1の表面に接触させる。離型フィルムの上に平坦なSUS板を置き、ローラーで押圧してスペーサーの厚みにエラストマー1を成形し、SUS板の4つのコーナー部を金属クリップで固定した。熱風式オーブン中で150℃、10分加熱硬化した後、23℃まで自然冷却し、SUS板を取り外すことにより、基材層1を得た。
なお、得られた基材層1の常温(25℃)における貯蔵弾性率は、8E+05Paであり、−40℃から100℃における貯蔵弾性率は、8E+05Pa以上5E+06Pa以下の範囲内で推移した。
次に、シリコーン系粘着剤1を、フルオロシリコーン離型フィルムの離型面にバーコート塗工した後、90℃で1分間乾燥させた後、130℃で5分間加熱硬化して、基材層1の一方の面にローラーで押圧して転写させることによって平均厚さが100μmの粘着層2を形成した。
次に、基材層1の他方の面も同様に、フルオロシリコーン離型フィルム上に形成したシリコーン系粘着剤1をローラーで押圧して転写させることによって平均厚さが100μmの粘着層3を形成することで、実施例1の光学用粘着シート10を得た。なお、粘着層2と粘着層3の形成に際して、フルオロシリコーン離型フィルムは異なる離型力のものを使用した。
なお、粘着層2、3の屈折率と、基材層1の屈折率は、それぞれアッべ式精密屈折計(島津製作所社製、「KPR−30A」)により求めた。その差の絶対値は0.02であった。
また、光学用粘着シート10のJIS K 7361−1に規定の全光線透過率を、ヘイズメーター(日本電飾工業社製、「NDH2000」)により求めたところ、91%であった。
(実施例2〜3,5〜6、比較例1)
基材層1および粘着層2、3をそれぞれ形成するためのエラストマーおよびシリコーン系粘着剤、ならびに、基材層1および粘着層2、3の平均厚さを、それぞれ、表1に記載するように変更したこと以外は、前記実施例1と同様にして、光学用粘着シート10を作製した。
(実施例4)
エラストマー2を押出機のホッパーに投入して押出し機で混練した後、Tダイで成形した後、冷却ロールで冷却することで、平均厚さが1600μmの基材層1を得た。この時、各押出し機とTダイの温度は220℃、冷却ロールの温度は25℃とした。
なお、得られた基材層1の常温(25℃)における貯蔵弾性率は、5E+05Paであり、−40℃から100℃における貯蔵弾性率は、6E+05Pa以上3E+06Pa以下の範囲内で推移した。
次に、シリコーン系粘着剤1を、フルオロシリコーン離型フィルムの離型面にバーコート塗工した後、90℃で1分間乾燥させた後、130℃で5分間加熱硬化して、基材層1の一方の面にローラーで押圧して転写させることによって平均厚さが100μmの粘着層2を形成した。
次に、基材層1の他方の面も同様に、フルオロシリコーン離型フィルム上に形成したシリコーン系粘着剤1をローラーで押圧して転写させることによって平均厚さが100μmの粘着層3を形成することで、実施例4の光学用粘着シート10を得た。なお、粘着層2と粘着層3の形成に際して、フルオロシリコーン離型フィルムは異なる離型力のものを使用した。
3.評価
<評価試験>
<<引き剥がし粘着力>>
各実施例および各比較例で作製した光学用粘着シート10について、それぞれ、JIS Z 0237−2009の粘着力の測定方法に準拠して、ポリカーボネートフィルム、アクリル樹脂フィルムおよびガラス基板に対する180°における引き剥がし粘着力を、引張り試験装置(オリエンテック社製、「RTC−1250」)を用いて測定した。
なお、ポリカーボネートフィルムとしては、ポリ(4・4’−イソプロピリデン−ジフェニルカーボネート)フィルム(帝人社製、「ピュアエースC110−100」)、アクリル樹脂フィルムとしては、ポリメタクリル酸メチルフィルム(三菱レイヨン社製、「アクリプレンHBS006」)およびガラス基板としては、無アルカリガラス基板(日本電気硝子社製、「OA−10G」)を、それぞれ、用意した。
また、ポリカーボネートフィルム、アクリル樹脂フィルムおよびガラス基板に対する光学用粘着シート10の180°における引き剥がし粘着力は、ピール強度試験(JIS Z 0237−2009に規定)に準拠して、ポリカーボネートフィルム、アクリル樹脂フィルムおよびガラス基板に光学用粘着シート10が接合された、100mm×20mmの試験片をそれぞれ用意し、光学用粘着シート10を、25℃で180°の方向に速度50mmの速さで引き剥がした時の荷重(接合強度)を測定することで求めることができる。
<<段差追従性>>
各実施例および各比較例で作製した光学用粘着シート10を、それぞれ、段差が設けられたポリカーボネートフィルムに対して、ロールラミネート法を用いて、貼り合わせ圧力0.3MPaの条件で貼り合わせた。
なお、段差が設けられたポリカーボネートフィルムは、ポリカーボネートフィルムに高さ40μm×幅10mmの凸状のブラックマトリックス印刷が形成されているものを使用した。
そして、段差に対する粘着層2の追従性を目視にて観察し、以下の評価基準に基づいて評価した。
[評価基準]
◎:段差において空隙を形成することなく、
段差の形状に対して優れた追従性をもって貼り合わされている
○:段差において若干の空隙が認められるものの、
段差の形状に追従して貼り合わされている
×:段差において明らかな空隙が認められ、
段差の形状に追従しているとは言えない状態で貼り合わされている
<<冷熱衝撃耐久性>>
各実施例および各比較例で作製した光学用粘着シート10を、それぞれ、ガラス基板に対して、ロールラミネート法を用いて、貼り合わせ圧力0.3MPaの条件で貼り合わせた後、光学用粘着シート10の他方の面を同様にポリカーボネートフィルムに貼り合わせた。
なお、ガラス基板としては、無アルカリガラス基板(日本電気硝子社製、「OA−10G」)を用意し、ポリカーボネートフィルムとしては、ポリ(4・4’−イソプロピリデン−ジフェニルカーボネート)フィルム(帝人社製、「ピュアエースC110−100」)を用意した。
そして、ガラス基板とポリカーボネートフィルムとが貼り合わされた光学用粘着シート10を、−40℃から100℃の温度範囲で昇温降温(昇温降温速度;±10℃/hr)を繰り返す温度サイクルを20回繰り返し、その後、冷熱衝撃性に対する粘着層2、3の耐久性を目視にて観察し、以下の評価基準に基づいて評価した。
[評価基準]
○:冷熱衝撃においてガラス基板またはポリカーボネートフィルムと
粘着層2、3との間に空隙を形成することなく、貼り合わされている
×:冷熱衝撃においてガラス基板またはポリカーボネートフィルムと
粘着層2、3との間に明らかな空隙が認められる
以上の各実施例、各比較例の評価試験の結果を表1に示す。
Figure 2018009097
表1に示した通り、各実施例の光学用粘着シートでは、粘着層のポリカーボネートフィルムに対する180°における引き剥がし粘着力が5N/25mm以上となっていることにより、PMMAフィルムおよびガラス基板に対しても、前記引き剥がし粘着力を5N/25mm以上とすることができ、かつ、冷熱衝撃耐久性試験においても、ガラス基板またはポリカーボネートフィルムと粘着層2、3との間に空隙を形成することなく、貼り合わすことができた。
これに対して、比較例の光学用粘着シートでは、粘着層のポリカーボネートフィルムに対する180°における引き剥がし粘着力が5N/25mm未満であり、そのため、PMMAフィルムおよびガラス基板に対する、前記引き剥がし粘着力を5N/25mm以上に設定することができず、さらに、冷熱衝撃耐久性試験において、ガラス基板またはポリカーボネートフィルムと粘着層2、3との間に明らかな空隙が認められる結果を示した。
1 基材層
2 粘着層
3 粘着層
10 光学用粘着シート
20 画像表示パネル
30 透明基板
31 本体部
32 印刷面
100 画像表示装置

Claims (11)

  1. 基材層と、該基材層の双方の面側に積層された粘着層とを含んで構成され、
    前記粘着層は、シリコーン系粘着剤を主材料として含有し、JIS Z 0237−2009の粘着力の測定方法に準拠して測定された、ポリ(4・4’−イソプロピリデン−ジフェニルカーボネート)を主材料として構成されるポリカーボネートフィルムに対する180°における引き剥がし粘着力が5N/25mm以上であることを特徴とする光学用粘着シート。
  2. 前記基材層は、25℃における貯蔵弾性率が1.0E+04Pa以上1.0E+08Pa以下である請求項1に記載の光学用粘着シート。
  3. 前記基材層は、−40℃から100℃における貯蔵弾性率が1.0E+03Pa以上1.0E+09Pa以下である請求項1または2に記載の光学用粘着シート。
  4. 透明基板と、画像表示パネルとの間に、一方の面を前記透明基板側に配置して用いられ、
    前記一方の面側の粘着層の厚さをA[μm]とし、他方の面側の粘着層の厚さをB[μm]としたとき、A/Bは、0.5以上2以下なる関係を満足する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光学用粘着シート。
  5. 前記基材層の厚さをC[μm]としたとき、C/Aは、5以上1000以下なる関係を満足する請求項4に記載の光学用粘着シート。
  6. 前記基材層は、エラストマーを主材料として含有する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の光学用粘着シート。
  7. シリコーン系粘着剤としては、ポリオルガノシロキサン系、ポリジメチルシロキサン系、ポリジフェニルシロキサン系、ポリジメチルジフェニルシロキサン系のうちの少なくとも1種である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光学用粘着シート。
  8. 前記基材層の屈折率と、前記粘着層の屈折率との差の絶対値は、0.15以下である請求項1ないし7のいずれか1項に記載の光学用粘着シート。
  9. 当該光学用粘着シートは、JIS K 7361−1に規定の全光線透過率が80%以上である請求項1ないし8のいずれか1項に記載の光学用粘着シート。
  10. 当該光学用粘着シートは、その平均厚さが100μm以上である請求項1ないし9のいずれか1項に記載の光学用粘着シート。
  11. 透明基板と、
    画像表示パネルと、
    前記透明基板と、前記画像表示パネルとの間に、前記一方の面を前記透明基板側にして配置された請求項1ないし10のいずれか1項に記載の光学用粘着シートとを備えることを特徴する画像表示装置。
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