JP2018005164A - プロジェクター及びプロジェクターの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】外光が光変調部に照射されることで、不具合が発生するおそれを軽減することができるプロジェクター及びプロジェクターの制御方法を提供する。【解決手段】プロジェクターは、プロジェクター11であって、第1の光を射出する光源2と、外部の装置5から入力される画像データに基づいて第1の光を変調した第2の光を射出する光変調部72と、投射レンズを含み、投射レンズを用いて、第2の光を投射する画像投射部73と、投射レンズを移動させるレンズ位置調整部121と、プロジェクター11の動作状態又は外部の装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、レンズ位置調整部121に、投射レンズから入射する第3の光が、光変調部72で結像しない位置に、投射レンズを移動させる制御部103と、を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、プロジェクター及びプロジェクターの制御方法に関するものである。
コンサート会場などでは演出用の高出力レーザー装置が用いられることがある。またその中でプロジェクターが使用されることがある。その際、プロジェクターの投射レンズから入射した外光(レーザー光など)が、光変調手段(液晶パネル、DMDなど)や偏光板などの部品面で結像し、発熱を引起し、プロジェクターの故障の原因となるおそれがあった。
これに対し、DMDを用いた画像投影装置において、投射レンズの光像入射面に対向するようなシャッター部材を設け、プロジェクターの電源がオフの時に、シャッター部材が光像入射面に対向する遮光位置に移動させることが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では投影レンズの光像入射面側に、シャッター部材を設け、光源オン時にシャッター部材を退避位置に移動させ、光源オフ時にシャッター部材を遮光位置に移動させる構成となっていた。これにより光源オフ時に投影レンズからレーザー光が入ってきたとしても、シャッター部材によりレーザー光が遮られ、DMDやその駆動基板などの画像形成部が受けるダメージを抑制していた。
しかしながら、特許文献1のように投影レンズと画像形成部との間にシャッター部材を設ける場合、投影レンズと画像形成部との間の距離(バックフォーカス)が大きくなることで、より精度の高い投影レンズが必要となりコストが上がる。また、バックフォーカスを大きくしないようにするためには、投影レンズの光軸方向の調整幅を少なくしたり、光学的な機能を実装するためのスペースを減少させる等が必要となるため、性能の低下が懸念される。さらに、投射レンズの光射出面側にシャッター部材を設けるような形態であっても、プロジェクターの部品点数が多くなり、コストアップや歩留りの低下となる。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、プロジェクターであって、第1の光を射出する光源と、外部の装置から入力される画像データに基づいて前記第1の光を変調した第2の光を射出する光変調部と、投射レンズを含み、前記投射レンズを用いて、前記第2の光を投射する画像投射部と、前記投射レンズを移動させるレンズ位置調整部と、前記プロジェクターの動作状態又は前記外部の装置から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、前記レンズ位置調整部に、前記投射レンズから入射する第3の光が、前記光変調部で結像しない位置に、前記投射レンズを移動させる制御部と、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、プロジェクターの動作状態又は外部の装置から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、投射レンズから入射する第3の光が、光変調部で結像しない位置に、投射レンズを移動できる。これにより、光変調部上に結像しないようにできる。その結果、第3の光が光変調部に照射されることで、不具合が発生するおそれを軽減することができる。
[適用例2]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記制御部は、前記外部の装置からの画像データの入力が停止した場合に、前記レンズ位置調整部に、前記第3の光が、前記光変調部で結像しない位置に、前記投射レンズを移動させることが好ましい。
本適用例によれば、外部の装置から入力される画像データがない場合に、第3の光が光変調部で結像しない位置に投射レンズを移動できる。
[適用例3]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記制御部は、前記光変調部によって光量を所定の光量以下に減光する場合に、前記レンズ位置調整部に、前記第3の光が、前記光変調部で結像しない位置に、前記投射レンズを移動させることが好ましい。
本適用例によれば、光変調部によって減光された場合に、第3の光が光変調部で結像しない位置に投射レンズを移動できる。
[適用例4]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記プロジェクターの動作状態又は前記外部の装置から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当したときの前記投射レンズの位置を表すレンズ位置情報を記憶する記憶部をさらに有し、前記制御部は、前記記憶部に記憶される前記レンズ位置情報に基づいて、前記レンズ位置調整部を制御することが好ましい。
本適用例によれば、第2の光が光変調部で結像しない位置に投射レンズが移動した後、プロジェクターの動作状態又は前記外部の装置から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当したときの位置に自動的に投射レンズを移動できる。
[適用例5]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記投射レンズは、ズームレンズであることが好ましい。
本適用例によれば、光変調部に全く結像しなくなる位置に、投射レンズを移動できる。
[適用例6]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記第2の光が前記光変調部で結像しない、前記ズームレンズの位置は、前記ズームレンズのテレ端よりも前記光変調部に近いことが好ましい。
本適用例によれば、ワイド、テレ、非結像位置の並びのレンズ性能を確保できる。
[適用例7]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記第2の光が前記光変調部で結像しない、前記ズームレンズの位置は、前記ズームレンズのワイド端よりも前記光変調部から遠いことが好ましい。
本適用例によれば、非結像位置、ワイド、テレの並びのレンズ性能を確保できる。
[適用例8]本適用例に係るプロジェクターの制御方法は、第1の光を射出する光源と、外部の装置から入力される画像データに基づいて前記第1の光を変調した第2の光を射出する光変調部と、投射レンズを含み、前記投射レンズを用いて、前記第2の光を投射する画像投射部と、前記投射レンズを移動させるレンズ位置調整部と、を有するプロジェクターの制御方法であって、前記レンズ位置調整部は、前記プロジェクターの動作状態又は前記外部の装置から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、前記投射レンズから入射する第3の光が、前記光変調部で結像しない位置に、前記投射レンズを移動させることを特徴とする。
本適用例によれば、プロジェクターの動作状態又は外部の装置から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、投射レンズから入射する第3の光が、光変調部で結像しない位置に、投射レンズを移動できる。これにより、光変調部上に結像しないようにできる。その結果、第3の光が光変調部に照射されることで、不具合が発生するおそれを軽減することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、適宜拡大又は縮小して表示している。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクターが備える投射部の構成を示す要部平面図である。
本実施形態に係るプロジェクター11は、図1に示すように、光源としてのランプ2を備え、このランプ2が発した光(第1の光)を、液晶ライトバルブ79によって変調してスクリーンSC(図2)に投射する。ランプ2は、例えばメタルハライドランプや高圧水銀ランプ等の高輝度ランプにより構成され、図中に示す赤色光Lr、緑色光Lg、及び青色光Lbを含む光Lw(以下、これらの各光を区別しないときには「光L」ともいう)を射出する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクターが備える投射部の構成を示す要部平面図である。
本実施形態に係るプロジェクター11は、図1に示すように、光源としてのランプ2を備え、このランプ2が発した光(第1の光)を、液晶ライトバルブ79によって変調してスクリーンSC(図2)に投射する。ランプ2は、例えばメタルハライドランプや高圧水銀ランプ等の高輝度ランプにより構成され、図中に示す赤色光Lr、緑色光Lg、及び青色光Lbを含む光Lw(以下、これらの各光を区別しないときには「光L」ともいう)を射出する。
プロジェクター11は、一対のレンズアレイ61a,61b、重畳レンズ62、液晶ライトバルブ79r,79g,79b(以下、区別しないときには「液晶ライトバルブ79」ともいう)、ダイクロイックミラー74r,74b、反射ミラー75a〜75d、リレーレンズ76、プリズム77、及び投射レンズ6を備えている。レンズアレイ61aは、ランプ2からの光束を複数の部分光に分割する光束分割光学素子としての機能を有し、照明光軸と直交する面内に所定のピッチ(配列ピッチ)Pでマトリクス状に配列される複数の光学素子(図示略)を備えて構成されている。レンズアレイ61bは、レンズアレイ61aにより分割された複数の部分光束の発散角を調節する光学素子であり、レンズアレイ61aと同様に照明光軸と直交する面内にマトリクス状に配列される複数の光学素子(図示略)を備えて構成されている。
重畳レンズ62は、一対のレンズアレイ61a,61bを経た複数の部分光束を集光して液晶ライトバルブ79の画像形成領域上に重畳させる。
液晶ライトバルブ79r,79g,79bは、後述する光変調装置駆動部119により駆動されて画像を表示し、赤色光Lr、緑色光Lg、及び青色光Lbを透過させることにより、画像データに基づいて各色光Lr,Lg,Lbを変調し、変調した光(第2の光)をプリズム77に射出する。ダイクロイックミラー74r,74b、反射ミラー75a〜75d、及びリレーレンズ76は、光Lの光路内に配設されて各液晶ライトバルブ79に光Lを入射させる。この場合、ダイクロイックミラー74rは、赤色光Lrを透過させ、緑色光Lg及び青色光Lbを反射させる。また、ダイクロイックミラー74bは、青色光Lbを透過させ、緑色光Lgを反射させる。また、反射ミラー75a〜75dは、光Lを反射(全反射)させる。したがって、液晶ライトバルブ79rには光Lwのうちの赤色光Lrだけが入射し、液晶ライトバルブ79gには光Lwのうちの緑色光Lgだけが入射し、液晶ライトバルブ79bには光Lwのうちの青色光Lbだけが入射する。プリズム77は、各液晶ライトバルブ79r,79g,79bによって変調された赤色光Lr、緑色光Lg、及び青色光Lbを合成する。投射レンズ6は、プリズム77で合成された光(投射光Lp)を拡大してスクリーンSCに投射する。
図2は、画像供給装置5及びプロジェクター11を含むプロジェクションシステム10の機能的構成を示すブロック図である。
プロジェクター11は、パーソナルコンピューターや各種画像プレーヤー等の外部の画像供給装置(図示略)にI/F(インターフェイス)101を介して接続され、これらの画像供給装置(外部の装置)から入力される画像をスクリーンSCに投射する。I/F101は、例えば、USBインターフェイス、有線又は無線LANインターフェイス、アナログ映像信号が入力されるVGA端子、デジタル映像信号が入力されるDVI(Digital Visual Interface)、NTSC、PAL、SECAM等のコンポジット映像信号が入力されるS映像端子、コンポジット映像信号が入力されるRCA端子、コンポーネント映像信号が入力されるD端子、HDMI(登録商標)規格に準拠したHDMIコネクター等を備え、上記の端子やコネクターを介して信号を入出力するインターフェイス回路を備えていてもよい。上記の画像供給装置としては、ビデオ再生装置、DVD再生装置、テレビチューナー装置、CATVのセットトップボックス、ビデオゲーム装置等の画像出力装置、PC(Personal Computer)等が挙げられる。
プロジェクター11は、パーソナルコンピューターや各種画像プレーヤー等の外部の画像供給装置(図示略)にI/F(インターフェイス)101を介して接続され、これらの画像供給装置(外部の装置)から入力される画像をスクリーンSCに投射する。I/F101は、例えば、USBインターフェイス、有線又は無線LANインターフェイス、アナログ映像信号が入力されるVGA端子、デジタル映像信号が入力されるDVI(Digital Visual Interface)、NTSC、PAL、SECAM等のコンポジット映像信号が入力されるS映像端子、コンポジット映像信号が入力されるRCA端子、コンポーネント映像信号が入力されるD端子、HDMI(登録商標)規格に準拠したHDMIコネクター等を備え、上記の端子やコネクターを介して信号を入出力するインターフェイス回路を備えていてもよい。上記の画像供給装置としては、ビデオ再生装置、DVD再生装置、テレビチューナー装置、CATVのセットトップボックス、ビデオゲーム装置等の画像出力装置、PC(Personal Computer)等が挙げられる。
プロジェクター11は、静止画像及び動画像(映像)のいずれであっても表示可能である。また、スクリーンSCは、例えばほぼ直立して設置された矩形形状のスクリーンであり、プロジェクター用のスクリーンのほか、壁面をスクリーンSCとすることも可能である。
また、プロジェクター11は、外部の装置としての画像供給装置5に接続される外部機器I/F88を備えている。外部機器I/F88は、画像供給装置5専用のインターフェイスとして設けられ、画像供給装置5が備える外部I/F59に適合する専用のコネクターを有する。この外部機器I/F88に画像供給装置5から画像データが入力されると、制御部103は、後述する入力画像検出部103A及び表示制御部103Bの機能によって、入力された画像データを取得し、I/F101から入力される画像データと同様に画像処理部107によって画像処理を行い、この画像データに基づく画像を投射部3によってスクリーンSCに投射する。
画像供給装置5は、例えば携帯型のメディアプレーヤーとして構成され、内部に記憶している画像や、画像供給装置5が外部の装置から取得した画像をプロジェクター11に供給する機能を備えている。具体的な例としては、画像供給装置5は、オーディオ・ビデオプレーヤーのほか、携帯電話機能を備えたものであってもよい。
画像供給装置5は、所定のプログラムを実行して画像供給装置5の各部を制御するCPU、CPUが実行する基本制御プログラムや基本制御プログラムに係るデータ等を不揮発的に記憶したROM、及び、CPUが実行するプログラムやデータを一時的に記憶するRAM等を備えた制御部91と、制御部91が実行するアプリケーションプログラム等を記憶する記憶部92と、制御部91の制御に従って各種画面を表示パネル56に表示する表示部57と、画像供給装置5の本体に設けられた各種操作子からなるスイッチ部54及び表示パネル56の表面に重畳配置されてタッチ操作を検出するタッチスクリーン55に接続され、これらスイッチ部54及びタッチスクリーン55に対する入力操作を検出する操作検出部53と、制御部91の制御に従って無線通信回線を介して、他のパーソナルコンピューターやプロジェクター11等の外部の装置との間で各種データを送受信する無線通信部58と、プロジェクター11に対してデジタル画像データを出力する外部I/F59とを備え、これらの各部はバスを介して相互に接続されている。
画像供給装置5は、操作検出部53が検出した操作に従って動作を開始し、この操作により指定されたアプリケーションプログラムを実行し、例えば、画像ビューワープログラムの機能によって、記憶部92に記憶している画像データ92Bを再生表示する。ここで、画像供給装置5は、動画像又は静止画像である画像データ92Bを、表示部57の機能により表示パネル56上に画像を表示するとともに、この表示パネル56に表示されている画面と同じ画面を表示するための画像データをプロジェクター11に送信する。
また、画像供給装置5は、無線通信部58によって画像データ及び制御情報をプロジェクター11に送信することも可能であるが、本実施形態では外部I/F59から画像データを出力する例について説明する。記憶部92は、制御部91が実行する制御プログラム92A、及び、画像供給装置5が処理する画像データ92B等の各種データを、制御部91のCPUが読み取り可能な態様で記憶する。さらに、画像供給装置5が静止画像や動画像の撮影機能を備えている場合、記憶部92は、撮影された撮影画像データを記憶してもよい。
画像供給装置5は、記憶部92に記憶している制御プログラム92Aを実行することにより、プロジェクター11に画像を出力する画像出力部91A、外部の装置との間の通信を制御する通信制御部91B、表示パネル56における表示を制御する表示制御部91Cとして機能する。画像出力部91Aは、外部I/F59を介してプロジェクター11に接続されたことを検出した後、操作検出部53の操作によって選択された画像データ92B、又は、通信制御部91Bによって外部の装置から取得した画像データを表示するためのデータを生成し、外部I/F59を介してプロジェクター11に出力する。ここで、画像出力部91Aは、画像データ92B又は外部の装置から取得した画像データの解像度、フレームレート、色調、データフォーマット等をプロジェクター11に合わせて調整あるいは変換する処理を実行することも可能である。また、画像出力部91Aは、外部I/F59がプロジェクター11から取り外されたことを検出すると、外部I/F59からのデータの出力を停止する。
プロジェクター11は、大きく分けて光学的な画像の形成を行う投射部3と、この投射部3に入力される表示信号を電気的に処理する画像処理系とからなる。投射部3は、照明装置71、光変調部としての光変調装置72、及び画像投射部としての投射光学系73から構成されている。照明装置71は、光源として上記のランプ2を備えている。照明装置71が備える光源としては、ランプ2のほか、LED(Light Emitting Diode)等を用いることもできる。照明装置71は、ランプ2の他に、上記した一対のレンズアレイ61a,61b、重畳レンズ62を備えている。また、照明装置71は、ランプ2に対して外気を吹き付けることにより、ランプ2を冷却する冷却ファン65を備えている。冷却ファン65はランプ2の近傍に設置してもよいし、ランプ2に送風する送風路が形成されている場合には、この送風路に連通する位置に設けてもよい。また、冷却ファン65を、ランプ2を含む各部に電源を供給する電源回路部(図示略)に対しても送風するように配置してもよい。
冷却ファン65には、冷却ファン65に駆動電流を供給する冷却ファン駆動部118が接続され、この駆動電流に応じた回転数で冷却ファン65が回転する。冷却ファン駆動部118は、冷却ファン65に供給する駆動電流を制御することで、冷却ファン65の回転数を少なくとも2段階以上に切り替えることができる。また、ランプ2には、ランプ2の点灯制御を行う光源駆動部117が接続され、光源駆動部117は制御部103の制御に従ってランプ2を点灯/消灯させる。
光変調装置72は、画像供給装置5から入力される画像データに基づいて、照明装置71が発した光を変調し、変調した光を射出する。光変調装置72は、照明装置71が発した光を変調するための構成を有し、図1に示したように、RGBの三原色に対応した3枚の液晶パネルからなる液晶ライトバルブ79を備え、この液晶ライトバルブ79により変調された変調光が投射光学系73に射出される。なお、光変調装置72が光を変調する構成は、3枚の透過型液晶パネルを用いた液晶ライトバルブ79の構成に限らず、例えば3枚の反射型の液晶パネルを用いることも可能であるし、1枚の液晶パネルとカラーホイールを組み合わせた方式、3枚のデジタルミラーデバイス(DMD)を用いた方式、1枚のデジタルミラーデバイスとカラーホイールを組み合わせた方式等により構成することも可能である。光変調装置72が1枚のみの液晶パネル又はDMDを用いる場合には、図1に示したダイクロイックミラー74r,74b及びプリズム77等の合成光学系に相当する部材は不要である。また、液晶パネル及びDMD以外にも、光源が発した光を変調可能な構成であれば問題なく採用できる。
投射光学系73は、投射レンズ6を含み、投射レンズ6を介して、投射光Lpを投射する。投射光学系73は、投射する画像の拡大・縮小及び焦点の調整を行う投射レンズ6(図1)と、この投射レンズを駆動してズームの度合いを調整するズームモーター50(図3)及びフォーカスの調整を行うフォーカス調整用モーター(図示略)等を備えている。投射光学系73は、光変調装置72で変調された光を、投射レンズ6を用いてスクリーンSC(表示面)上に投射し、結像させる。投射光学系73には、制御部103の制御に従って投射光学系73が備える各モーターを駆動する投射光学系駆動部121が接続されている。
プロジェクター11は、投射レンズ6を構成する第1〜第3レンズ群23〜25(図3)を移動させる投射光学系駆動部121を備えている。制御部103は、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、投射光学系駆動部121に、投射レンズ6から入射する光Lo(図1、第3の光)が、光変調装置72で結像しない位置に、第1〜第3レンズ群23〜25を移動させる。この時、投射レンズ6が複数のレンズ(例えば、第1〜第3レンズ群23〜25)で構成されている場合、投射レンズ6から入射する光Loが、光変調装置72で結像しないのであれば、投射レンズ6を構成するレンズすべて(例えば、第1〜第3レンズ群23〜25のすべて)を移動させる必要はなく、投射レンズ6を構成する複数のレンズのうち、少なくとも一つのレンズを移動させればよい。
制御部103は、画像供給装置5からの画像データの入力が停止した場合に、投射光学系駆動部121に、光Loが、光変調装置72で結像しない位置に、第1〜第3レンズ群23〜25を移動させる。これによれば、画像供給装置5から入力される画像データがない場合に、光Loが光変調装置72で結像しない位置に第1〜第3レンズ群23〜25を移動できる。
制御部103は、光変調装置72によって光量を所定の光量以下に減光する場合に、投射光学系駆動部121に、光Loが、光変調装置72で結像しない位置に、第1〜第3レンズ群23〜25を移動させる。これによれば、光変調装置72によって減光された場合に、光Loが光変調装置72で結像しない位置に第1〜第3レンズ群23〜25を移動できる。
また、制御部103は、ランプ2が消灯した場合に、投射光学系駆動部121に、光Loが、光変調装置72で結像しない位置に、第1〜第3レンズ群23〜25を移動させる。又は、制御部103は、ランプ2の輝度が所定の閾値よりも小さくなった場合に、投射光学系駆動部121に、光Loが、光変調装置72で結像しない位置に、第1〜第3レンズ群23〜25を移動させてもよい。
また、制御部103は、ランプ2が消灯した場合に、投射光学系駆動部121に、光Loが、光変調装置72で結像しない位置に、第1〜第3レンズ群23〜25を移動させる。又は、制御部103は、ランプ2の輝度が所定の閾値よりも小さくなった場合に、投射光学系駆動部121に、光Loが、光変調装置72で結像しない位置に、第1〜第3レンズ群23〜25を移動させてもよい。
画像処理系は、プロジェクター11全体を統合的に制御する制御部103を中心に構成され、制御部103が処理するデータや制御部103が実行する制御プログラム105Aを記憶した記憶部105、操作パネル85、及びリモコン受光部81を介した操作を検出する入力処理部123、I/F101に入力された画像データを処理する画像処理部107、及び、画像処理部107から出力される表示信号に基づいて光変調装置72の液晶ライトバルブ79を駆動する光変調装置駆動部119を備えている。
制御部103は、記憶部105に記憶された制御プログラム105Aを読み出して実行することにより、プロジェクター11の各部を制御する。制御部103は、入力処理部123から入力される操作信号に基づいて、ユーザーが行った操作の内容を検出し、この操作に応じて画像処理部107、光源駆動部117、冷却ファン駆動部118、光変調装置駆動部119、及び投射光学系駆動部121を制御して、スクリーンSCに画像を投射させる。
記憶部105は、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、第1〜第3レンズ群23〜25が移動する位置を表す第1レンズ位置情報105Bを記憶している。
制御部103は、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、記憶部105に記憶される第1レンズ位置情報105Bに基づいて、投射光学系駆動部121を制御する。
また、記憶部105は、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当したときの第1〜第3レンズ群23〜25の位置を表す第2レンズ位置情報105Cを記憶する。これによれば、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当したときの位置に第1〜第3レンズ群23〜25を自動的に移動できる。
また、記憶部105は、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当したときの第1〜第3レンズ群23〜25の位置を表す第2レンズ位置情報105Cを記憶する。これによれば、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当したときの位置に第1〜第3レンズ群23〜25を自動的に移動できる。
プロジェクター11の本体には、ユーザーが操作を行うための各種スイッチ及びインジケーターランプを備えた操作パネル85が配置されている。操作パネル85は入力処理部123に接続されており、入力処理部123は、制御部103の制御に従い、プロジェクター11の動作状態や設定状態に応じて操作パネル85のインジケーターランプを適宜点灯あるいは点滅させる。この操作パネル85のスイッチが操作されると、操作されたスイッチに対応する操作信号が入力処理部123から制御部103に出力される。
また、プロジェクター11は、ユーザーが使用するリモコン(図示略)を有する。リモコンは各種のボタンを備えており、これらのボタンの操作に対応して赤外線信号を送信する。プロジェクター11の本体には、リモコンが発する赤外線信号を受光するリモコン受光部81が配置されている。リモコン受光部81は、リモコンから受光した赤外線信号をデコードして、リモコンにおける操作内容を示す操作信号を生成し、制御部103に出力する。
制御部103は、I/F101又は外部機器I/F88を介して入力される画像データの状態を検出する入力画像検出部103Aと、I/F101又は外部機器I/F88から入力された画像データを取得して、画像処理部107、光源駆動部117、光変調装置駆動部119、及び投射光学系駆動部121を制御して、取得した画像データに基づく画像を投射する表示制御部103Bとを備えている。
画像処理部107は、制御部103の制御に従って、I/F101又は外部機器I/F88を介して入力された画像データに基づいて表示信号を生成し、光変調装置駆動部119に出力する。光変調装置駆動部119は、画像処理部107から入力される表示信号に基づいて、光変調装置72を駆動する。これにより、画像供給装置5より入力されたデジタル画像データが画像処理部107によって処理され、処理された画像データに基づいて駆動された光変調装置72によって光Lが画像光に変調され、この画像光が投射光学系73を介して、スクリーンSC上に投射画像として投射される。
また、制御部103は、リモコン(図示略)が備えるAVミュートキー(図示略)の操作をリモコン受光部81により検出した場合、及び、操作パネル85が備えるAVミュートキー(図示略)の操作を検出した場合に、スクリーンSCへの画像の投射を停止するAVミュート機能を有する。このAVミュート機能の実行時、制御部103は画像処理部107を制御して、黒一色の画像が投射されるように光変調装置駆動部119へ出力する表示信号を制御する。このため、照明装置71が発した光はほぼ液晶ライトバルブ79において遮断され、液晶ライトバルブ79から射出される光の光量が所定の光量以下になり、スクリーンSCには何も写らない状態となる。制御部103は、上記のAVミュートキーを再び押下するなどの解除操作が行われるとAVミュート機能を停止し、通常の画像投射状態に復帰する。
ここで、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件として、表示制御部103Bが取得した画像供給装置5からの入力画像データの入力が停止した場合、AVミュートを実行して光変調装置72によって光量を所定の光量以下に減光する場合に、投射レンズ6から入射する光Loが、光変調装置72で結像しない位置に、第1〜第3レンズ群23〜25を移動する。
図3は、ズームレンズ6を示す断面図である。図4は、ズームレンズ6がワイド端に位置する状態のズームレンズ6を示す断面図である。図5は、ズームレンズ6がテレ端に位置する状態のズームレンズ6を示す断面図である。図6は、カム筒22の展開図である。
従来の投射レンズには、フォーカス、ズーム、ディストーションなどの調整機構がついている。一般的には、レンズ外周部のリング機構を回転させることで、カムに沿って投射レンズ内のレンズ群を設計位置に移動させる。本実施形態では、それらのリングの一つをさらに回転させることで、投射レンズが結像(解像)しないレンズ群位置へ移動させる。投射光学系73へ結像しない状態「非結像位置」を作る(結像しない状態:投射レンズとして機能しない状態であり、レンズ群を適当な位置に配置することにより、実現可能である。)。
従来の投射レンズには、フォーカス、ズーム、ディストーションなどの調整機構がついている。一般的には、レンズ外周部のリング機構を回転させることで、カムに沿って投射レンズ内のレンズ群を設計位置に移動させる。本実施形態では、それらのリングの一つをさらに回転させることで、投射レンズが結像(解像)しないレンズ群位置へ移動させる。投射光学系73へ結像しない状態「非結像位置」を作る(結像しない状態:投射レンズとして機能しない状態であり、レンズ群を適当な位置に配置することにより、実現可能である。)。
投射レンズ6は、ズームレンズである。これによれば、光変調装置72に全く結像しなくなる位置に、第1〜第3レンズ群23〜25を移動できる。
ズームレンズ6は、図3〜図5に示すように、直進筒21、カム筒22、及びスクリーンSCの側から順に配置した第1〜第4レンズ群23〜26等で構成されている。第1〜第3レンズ群23〜25は、それぞれ第1〜第3移動枠30〜32に保持されている。なお、符号2はランプ、符号79は液晶ライトバルブ、符号77はプリズムである。
カム筒22は、テレ端からワイド端との間のズーム域とそのズーム域を超えた非結像位置まで回転する。カム筒22を非結像位置からズーム域に向かって回転させたときには、第1〜第3レンズ群23〜25をスクリーンSCから最も後退した収納位置からスクリーンSCに向かって最も突出した突出位置に移動させる。
カム筒22をズーム域内で回転させると、第2及び第3のレンズ群24,25をそれらの相互の間隔が変化するようにそれぞれ光軸6aの方向に移動させて変倍を行う。フォーカシングは、第1移動枠30に対して第1レンズ群23を光軸6aの方向に移動させて行う前群繰り出し方式となっている。
直進筒21は、外周後端側に設けた鍔21aがプロジェクター11のヘッド板(図示略)に固定されている。カム筒22は直進筒21にその外側で回動自在に支持されている。直進筒21には、第1〜第3移動枠30〜32がそれぞれ光軸6aの方向に移動自在に内蔵されている。第1移動枠30の内部には、保持枠33がヘリコイド33aにより結合されている。保持枠33は、第1レンズ群23を保持しており、光軸6aを中心に回転することで第1移動枠30に対して第1レンズ群23をヘリコイド33aのリードに従って光軸6aの方向に移動させる。第2及び第3移動枠31,32は、第2及び第3レンズ群24,25を保持している。第4レンズ群26は、直進筒21に固定されている。
第1〜第3移動枠30〜32には、それぞれカムピン35〜37が設けられている。各カムピン35〜37は、光軸6aを中心とする周方向の3分割位置に3つずつある。これらカムピン35〜37は、カム筒22に設けた第1〜第3カム38〜40にそれぞれ係合している。第1〜第3カム38〜40も周方向に3つずつある。直進筒21には、周方向の3分割位置に直進ガイド開口42が設けられている。直進ガイド開口42は、光軸6aと平行に形成されている。
カムピン35〜37は、直進ガイド開口42にもそれぞれ係合している。直進ガイド開口42は、第1〜第3移動枠30〜32の光軸6aの方向への移動をそれぞれ許容し、かつこれらの回転止めを行っている。直進ガイド開口42、カムピン35〜37、及び第1〜第3のカム38〜40は、第1〜第3移動枠30〜32を案内する第1〜第3移動枠案内手段を構成しており、カム筒22の回転によりカムピン35〜37がカム38〜40と直進ガイド開口42との交点に誘導されることで第1〜第3移動枠30〜32を光軸6aの方向に沿って移動させる。
第2のカム39は、図6に示すように、カム筒22のズーム域外での回転に対応した第2非結像域用案内カム41と、ズーム域内での回転に対応した第2変倍用カム43とを繋げた形態となっている。第2非結像域用案内カム41は、スクリーンSCの側から最も後退した収納位置から第2レンズ群24がその変倍軌跡上のワイド端に位置するように第2移動枠31を繰り出す螺旋状の軌跡となっている。第2変倍用カム43は、第2レンズ群24がその変倍軌跡上に沿って移動するように第2移動枠31を光軸6aの方向に沿って進退させる螺旋状の軌跡となっている。
第3カム40は、カム筒22のズーム域外での回転に対応した第3非結像域用案内カム44と、ズーム域内での回転に対応した第3変倍用カム45とを繋げた形態となっている。第3非結像域用案内カム44は、スクリーンSCの側から最も後退した収納位置から第3レンズ群25がその変倍軌跡のワイド端に位置するように第3移動枠32を繰り出す螺旋状の軌跡となっている。第3変倍用カム45は、第3レンズ群25がその変倍軌跡上に沿って移動するように第3移動枠32を光軸6aの方向に沿って進退させる螺旋状の軌跡となっている。
第1カム38は、カム筒22のズーム域外での回転に対応した第1非結像域用案内カム47と、ズーム域内での回転に対応した移動阻止用カム48とを繋げた形態となっている。第1非結像域用案内カム47は、スクリーンSCの側から最も後退した収納位置と、これからスクリーンSCの側に向けて突出した突出位置との間で第1移動枠30を移動させる螺旋状の軌跡となっている。移動阻止用カム48は、光軸6aの方向に変位がなく、かつ光軸6aを中心とする回転方向に変位をもった円弧状の軌跡となっており、ズーム域内でのカム筒22の回転範囲で第1移動枠30を突出位置に保持する。
次に、上記構成の作用を簡単に説明する。
プロジェクター11の非結像位置状態では、図3に示すように、第1レンズ群23、保持枠33、及び第1移動枠30がカム筒22の内部に収納された形態となっている。使用状態にするには、例えば外部からズーム操作あるいは電源オンの操作を行う。この操作に応答してプロジェクター11の制御部103が投射光学系駆動部121を制御し、投射光学系駆動部121がズームモーター50を駆動する。ズームモーター50の駆動は、ギア列51を介してカム筒22の外周に形成したギア部52に伝達される。
プロジェクター11の非結像位置状態では、図3に示すように、第1レンズ群23、保持枠33、及び第1移動枠30がカム筒22の内部に収納された形態となっている。使用状態にするには、例えば外部からズーム操作あるいは電源オンの操作を行う。この操作に応答してプロジェクター11の制御部103が投射光学系駆動部121を制御し、投射光学系駆動部121がズームモーター50を駆動する。ズームモーター50の駆動は、ギア列51を介してカム筒22の外周に形成したギア部52に伝達される。
カム筒22は、駆動が伝達されることで直進筒21の外周で光軸6aを中心として一方向に回転する。この方向は、図6において上方向である。カム筒22が回転すると、第1〜第3カム38〜40と直進ガイド開口42との協働により第1移動枠30が収納位置から突出位置に、また第2及び第3移動枠31,32が各々の収納位置から変倍軌跡のワイド位置にそれぞれ繰り出され、図4に示すように、ズームレンズ6の焦点距離がワイド端となる。この状態は、第1レンズ群23及び保持枠33がカム筒22からスクリーンSCの側に向けて突出した形態となっている。その後は、ズーム操作を行うことでカム筒22をズーム域内で回動させてワイド端と図5に示すテレ端との間の任意の変倍位置を選択する。
変倍を行った後には、スクリーンSCに投影された画像を見ながら手動操作でフォーカシングを行う。フォーカシングは、保持枠33に設けたフォーカスリング33bを回動させて行う。フォーカスリング33bは、ズーム域内でカム筒22の外部から突出しているから操作し易い。フォーカスリング33bを回動させると、第1レンズ群23が第1移動枠30に対してヘリコイド33aのリードに従って光軸6aの方向に移動してズームレンズ6のピントが調節される。このとき、フォーカスリング33bの回転がヘリコイド33aの結合部の抵抗により第1移動枠30に伝達され、さらに第1移動枠30のカムピン35が第1カム38のうち移動阻止用カム48を光軸6aの方向に付勢する。しかしながら、本実施形態の移動阻止用カム48は、カム筒22のズーム域内での回転に対応した範囲が、光軸6aに直交する方向に沿った円弧状に形成されているため、移動阻止用カム48を光軸6aの方向に付勢してもカム筒22が回転することがなく、したがって、第1移動枠30を突出位置に保持したまま光軸6aの方向への移動を阻止しているから、ズームレンズ6の変倍位置が変化することがない。
本実施形態では、光Loが光変調装置72で結像しない、ズームレンズ6の位置は、ズームレンズ6のテレ端よりも光変調装置72に近い。これによれば、ワイド、テレ、非結像位置の並びのレンズ性能を確保できる。
(プロジェクターの制御方法)
図7は、本実施形態に係るプロジェクター11の制御方法を示すフローチャートである。以下、プロジェクター11の制御方法を、図7を参照しながら説明する。
図7は、本実施形態に係るプロジェクター11の制御方法を示すフローチャートである。以下、プロジェクター11の制御方法を、図7を参照しながら説明する。
図7に示すように、先ず、ステップS10において、プロジェクター11の電源をオンする。
次に、ステップS15において、制御部103は、記憶部105から第2レンズ位置情報105Cを読み出す。
次に、ステップS20において、制御部103は、投射光学系駆動部121を制御して、第1〜第3レンズ群23〜25を、第2レンズ位置情報105Cに記憶されている位置に移動する。具体的には、電源オン時、電源オフ前のレンズ群位置に自動で復帰する動作である。
次に、ステップS25において、制御部103は、プロジェクター11を通常稼動状態のまま、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態を取得する。
次に、ステップS30において、制御部103は、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当するか判断する。Noの場合、ステップS25へ戻る。Yesの場合、ステップS35へ進む。
次に、ステップS35において、制御部103は、現在の第1〜第3レンズ群23〜25の第2レンズ位置情報105Cを記憶部105に保存する。
次に、ステップS40において、制御部103は、投射光学系駆動部121を制御して、第1〜第3レンズ群23〜25を第1レンズ位置情報105Bに記憶されている位置(非結像位置)へ移動する。
投射光学系駆動部121は、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、ズームレンズ6から入射する光Loが、光変調装置72で結像しない位置に、第1〜第3レンズ群23〜25を移動させる。
次に、ステップS45において、制御部103は、電源がオフされたか判断する。Noの場合、ステップS50へ進む。Yesの場合、ステップS60へ進む。
次に、ステップS50において、制御部103は、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態を取得する。
次に、ステップS55において、制御部103は、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当するか判断する。Noの場合、ステップS15へ進む。Yesの場合、ステップS50へ戻る。
次に、ステップS60において、制御部103は、プロジェクター11の電源をオフする。電源オフの状態では、外部からのレーザー光が入っても液晶パネルが故障しないように、ズームレンズ6の第1〜第3レンズ群23〜25は非結像位置に移動されている。
これによれば、外部からのレーザー光に対しては、ワイド及びテレのポジションでは光変調装置72に結像し、エネルギーが集中し、光変調装置72へのダメージが大きい。一方、非結像位置のポジションでは、光変調装置72で光Loは大きくボケるので、光変調装置72へのダメージを大きく軽減できる。非結像位置はデフォーカスに限らず、そもそも解像しない状態を含んでもよい。
なお、異なる視点のソフト制御として、プロジェクター11の通常稼動時のユーザー操作では、ワイド端〜テレ端の間のみで動作できるような制御を行うことが好ましい。
本実施形態によれば、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、投射レンズ6から入射する光Loが、光変調装置72で結像しない位置に、第1〜第3レンズ群23〜25を移動できる。これにより、光変調装置72上に結像しないようにできる。その結果、光Loが光変調装置72に照射されることで、不具合が発生するおそれを軽減することができる。
また、従来のように、バックフォーカスにメカシャッターなどを設ける場合と比べると、クーリング性能や補償素子によるコントラスト性能の低下などを伴わないという効果がある。また、別途、メカシャッター部材などを設ける必要がない。また、従来のメカシャッター構成に対して、バックフォーカスに部品を配置しないので他の性能や機能を犠牲にする必要がない。また、新規レンズのバックフォーカスを短くすることで、投射レンズの設計製造難易度を下げ、低コスト化できる。また、メカシャッター分の部品点数を削減できる。また、本実施形態では既存の投射レンズの調整機構カムを延長する方法を取っているので、既存のレンズを少し修正するだけで良く、多額の費用をかけてレンズを完全新規で作成する必要がない。
(第2実施形態)
本実施形態のプロジェクター11は、ズームレンズ6の第4レンズ群26を移動する点が、第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態と同じ構成部材には同一符号を付し、ここではそれらの説明を省略又は簡略化する。本実施形態のズームレンズ6は、第1実施形態と同様、4群レンズで構成した例としている。
本実施形態のプロジェクター11は、ズームレンズ6の第4レンズ群26を移動する点が、第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態と同じ構成部材には同一符号を付し、ここではそれらの説明を省略又は簡略化する。本実施形態のズームレンズ6は、第1実施形態と同様、4群レンズで構成した例としている。
本実施形態に係るプロジェクター11は、プロジェクター11の外部からの光Loから、プロジェクター11の内部の部品を守るために、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、自動でズームレンズ6の第4レンズ群26を移動し、内部部品での結像を防ぐ機構、動作を備えている。
具体的には、プロジェクター11は、プロジェクター11の外部からの光Loから、プロジェクター11の光変調装置72を守るために、電源オフに自動でズームレンズ6の第4レンズ群26を移動し、光変調装置72での結像を防ぐ機構、動作を備えている。
本実施形態によれば、プロジェクター11の動作状態又は画像供給装置5から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、投射レンズ6から入射する光Loが、光変調装置72で結像しない位置に、第4レンズ群26を移動できる。これにより、光変調装置72上に結像しないようにできる。その結果、光Loが光変調装置72に照射されることで、不具合が発生するおそれを軽減することができる。
(変形例)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記した実施形態において、光Loが光変調装置72で結像しない、ズームレンズ6の位置は、ズームレンズ6のテレ端よりも光変調装置72に近い場合に限定されず、例えば、光Loが光変調装置72で結像しない、ズームレンズ6の位置は、ズームレンズ6のワイド端より光変調装置72から遠くてもよい。これによれば、非結像位置、ワイド、テレの並びのレンズ性能を確保できる。
上記した実施形態のズームレンズ6は、第1〜第4レンズ群23〜26の4つのレンズ群を有して構成されているが、これ以外の数のレンズ群で構成してもよい。
上記した実施形態の投射レンズ6は、プロジェクター11以外にも、光学像の変倍機能を有する一眼レフカメラ、ビデオカメラ、電子カメラ、医療機器用の光学機器等にも適用することが可能である。
2…ランプ(光源) 3…投射部 5…画像供給装置(外部の装置) 6…ズームレンズ(投射レンズ) 6a…光軸 10…プロジェクションシステム 11…プロジェクター 21…直進筒 21a…鍔 22…カム筒 23〜26…第1〜第4レンズ群 30〜32…第1〜第3移動枠 33…保持枠 33a…ヘリコイド 33b…フォーカスリング 35〜37…第1〜第3カムピン 38〜40…第1〜第3のカム 41…第2非結像域用案内カム 42…直進ガイド開口 43…第2変倍用カム 44…第3非結像域用案内カム 45…第3変倍用カム 47…第1非結像域用案内カム 48…移動阻止用カム 50…ズームモーター 51…ギア列 52…ギア部 53…操作検出部 54…スイッチ部 55…タッチスクリーン 56…表示パネル 57…表示部 58…無線通信部 59…外部I/F 61a,61b…レンズアレイ 62…重畳レンズ 65…冷却ファン 71…照明装置 72…光変調装置(光変調部) 73…投射光学系(画像投射部) 74r,74b…ダイクロイックミラー 75a〜75d…反射ミラー 76…リレーレンズ 77…プリズム 79,79r,79g,79b…液晶ライトバルブ 81…リモコン受光部 85…操作パネル 88…外部機器I/F 91…制御部 91A…画像出力部 91B…通信制御部 91C…表示制御部 92…記憶部 92A…制御プログラム 92B…画像データ 101…I/F 103…制御部 103A…入力画像検出部 103B…表示制御部 105…記憶部 105A…制御プログラム 105B…第1レンズ位置情報 105C…第2レンズ位置情報 107…画像処理部 117…光源駆動部 118…冷却ファン駆動部 119…光変調装置駆動部 121…投射光学系駆動部(レンズ位置調整部) 123…入力処理部 SC…スクリーン。
Claims (8)
- プロジェクターであって、
第1の光を射出する光源と、
外部の装置から入力される画像データに基づいて前記第1の光を変調した第2の光を射出する光変調部と、
投射レンズを含み、前記投射レンズを用いて、前記第2の光を投射する画像投射部と、
前記投射レンズを移動させるレンズ位置調整部と、
前記プロジェクターの動作状態又は前記外部の装置から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、前記レンズ位置調整部に、前記投射レンズから入射する第3の光が、前記光変調部で結像しない位置に、前記投射レンズを移動させる制御部と、
を有することを特徴とするプロジェクター。 - 前記制御部は、前記外部の装置からの画像データの入力が停止した場合に、前記レンズ位置調整部に、前記第3の光が、前記光変調部で結像しない位置に、前記投射レンズを移動させることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
- 前記制御部は、前記光変調部によって光量を所定の光量以下に減光する場合に、前記レンズ位置調整部に、前記第3の光が、前記光変調部で結像しない位置に、前記投射レンズを移動させることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
- 前記プロジェクターの動作状態又は前記外部の装置から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当したときの前記投射レンズの位置を表すレンズ位置情報を記憶する記憶部をさらに有し、
前記制御部は、前記記憶部に記憶される前記レンズ位置情報に基づいて、前記レンズ位置調整部を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプロジェクター。 - 前記投射レンズは、ズームレンズであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロジェクター。
- 前記第2の光が前記光変調部で結像しない、前記ズームレンズの位置は、前記ズームレンズのテレ端よりも前記光変調部に近いことを特徴とする請求項5に記載のプロジェクター。
- 前記第2の光が前記光変調部で結像しない、前記ズームレンズの位置は、前記ズームレンズのワイド端よりも前記光変調部から遠いことを特徴とする請求項5に記載のプロジェクター。
- 第1の光を射出する光源と、外部の装置から入力される画像データに基づいて前記第1の光を変調した第2の光を射出する光変調部と、投射レンズを含み、前記投射レンズを用いて、前記第2の光を投射する画像投射部と、前記投射レンズを移動させるレンズ位置調整部と、を有するプロジェクターの制御方法であって、
前記レンズ位置調整部は、前記プロジェクターの動作状態又は前記外部の装置から入力される画像データの状態の少なくともいずれかが予め設定された条件に該当する場合に、前記投射レンズから入射する第3の光が、前記光変調部で結像しない位置に、前記投射レンズを移動させることを特徴とするプロジェクターの制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2016135724A JP2018005164A (ja) | 2016-07-08 | 2016-07-08 | プロジェクター及びプロジェクターの制御方法 |
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