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JP2018003992A - ロータカバー - Google Patents

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JP2018003992A
JP2018003992A JP2016133509A JP2016133509A JP2018003992A JP 2018003992 A JP2018003992 A JP 2018003992A JP 2016133509 A JP2016133509 A JP 2016133509A JP 2016133509 A JP2016133509 A JP 2016133509A JP 2018003992 A JP2018003992 A JP 2018003992A
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渡会 悦義
Nobuyoshi Watarai
悦義 渡会
貴司 足立
Takashi Adachi
貴司 足立
義明 安藤
Yoshiaki Ando
義明 安藤
高史 西野
Takashi Nishino
高史 西野
修 狩山
Osamu Kariyama
修 狩山
伸与志 藤井
Nobuyoshi Fujii
伸与志 藤井
正裕 中倉
Masahiro Nakakura
正裕 中倉
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Shimano Inc
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Abstract

【課題】部位ごとの要求に対応可能なロータカバーを提供する。【解決手段】ロータカバーは、ディスクブレーキキャリパが取り付けられる自転車フレーム、または、ディスクブレーキロータに対して位置決めされる位置決め部と、前記ディスクブレーキロータを覆うように前記位置決め部に連結されるカバー部とを備え、前記カバー部は、前記位置決め部とは異なる材料を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、自転車フレームに対して回転可能なディスクブレーキロータを覆うロータカバーに関する。
特許文献1のロータカバーは、ディスクブレーキロータを覆うカバー部の中央部が自転車のハブに支持される。
独国実用新案第202015101929号明細書
ロータカバーは、部位ごとに要求される性質が異なるが、特許文献1はこの点について検討していないため、改善の余地がある。
本発明の目的は、部位ごとに要求に対応可能なロータカバーを提供することである。
(1)本発明に従うロータカバーの一形態は、自転車フレーム、または、ディスクブレーキロータに対して位置決めされる位置決め部と、前記ディスクブレーキロータを覆うように前記位置決め部に連結されるカバー部とを備え、前記カバー部は、前記位置決め部とは異なる材料を含む。
例えば、位置決め部は、比較的高い耐久性が要求される。例えば、カバー部は、ロータカバーの軽量化のために軽い材料が要求される。上記ロータカバーによれば、位置決め部の材料とカバー部の材料とを部位ごとの要求に対応可能である。
(2)前記(1)に記載のロータカバーにおいて、前記カバー部は、樹脂材料を含む。
上記ロータカバーによれば、カバー部は樹脂材料を含むため、ロータカバーを軽量に構成できる。
(3)前記(1)または(2)に記載のロータカバーにおいて、前記位置決め部は、金属材料を含む。
上記ロータカバーによれば、位置決め部は、金属材料を含むため、比較的高い耐久性が得られる。
(4)前記(3)に記載のロータカバーにおいて、前記位置決め部は、アルミ合金材料を含む。
上記ロータカバーによれば、位置決め部は、アルミ合金材料を含むため、ロータカバーを軽量に構成できる。
(5)前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載のロータカバーにおいて、前記カバー部は、着脱不能に前記位置決め部に連結される。
上記ロータカバーによれば、カバー部が位置決め部から外れることが抑制される。
(6)前記(5)に記載のロータカバーにおいて、前記カバー部は、前記位置決め部に一体成形されている。
上記ロータカバーによれば、互いに材料の異なるカバー部と位置決め部とを連結するための部材を省略できる。
(7)前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載のロータカバーにおいて、前記カバー部は、着脱可能に前記位置決め部に連結される。
上記ロータカバーによれば、カバー部を位置決め部から取り外すことができる。
(8)前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載のロータカバーにおいて、前記位置決め部は、ディスクブレーキキャリパが取り付けられる前記自転車フレームに対して位置決めされる。
上記ロータカバーによれば、自転車フレームに対してロータカバーが固定されるので、ロータカバーが安定性を向上できる。
(9)前記(8)に記載のロータカバーにおいて、前記位置決め部は、前記自転車フレームに対して自転車ハブと共に着脱可能に前記自転車ハブに支持される。
上記ロータカバーによれば、位置決め部は自転車ハブとともに支持されるため、自転車ハブを自転車フレームから取り外すときにロータカバーも自転車フレームから取り外すことができる。
(10)前記(9)に記載のロータカバーにおいて、前記位置決め部は、前記自転車ハブの軸状部材が貫通する環状部、および、前記環状部から延びて前記カバー部に連結される連結部を有する。
上記ロータカバーによれば、環状部に自転車ハブの軸状部材を貫通することによって、ディスクブレーキロータの中心と対応する部分においてロータカバーを自転車フレームに対して取り付けることができる。
(11)前記(8)〜(10)のいずれか一項に記載のロータカバーにおいて、前記自転車フレームおよび前記ディスクブレーキキャリパの少なくとも一方に取り付けられる取付部をさらに備える。
上記ロータカバーによれば、自転車フレームに対するロータカバーのがたつきを取付部によって抑制できる。
(12)前記(11)に記載のロータカバーにおいて、前記取付部は、前記自転車フレームに取り付け可能なバンド部材を含む。
上記ロータカバーによれば、バンド部材を自転車フレームに取り付けるため、様々な種類の自転車フレームにおいて簡単にかつ確実にロータカバーのがたつきを抑制できる。
(13)前記(11)に記載のロータカバーにおいて、前記取付部は、前記自転車フレームを挟み込み可能なクリップ部材を含む。
上記ロータカバーによれば、クリップ部材によって自転車フレームを挟み込むため、様々な種類の自転車フレームにおいて簡単にかつ確実にロータカバーのがたつきを抑制できる。
(14)前記(8)〜(13)のいずれか一項に記載のロータカバーにおいて、前記カバー部は、前記自転車フレームおよびディスクブレーキキャリパの少なくとも一方と対向する第1縁部を有し、前記第1縁部は、前記ディスクブレーキロータの軸方向に延びる規制部を含み、前記規制部は、前記ロータカバーの回転を規制するために前記自転車フレームおよび前記ディスクブレーキキャリパの少なくとも一方と接触可能に構成される。
上記ロータカバーによれば、規制部と自転車フレームおよびディスクブレーキキャリパの少なくとも一方とが接触することによってロータカバーの回転が規制される。このため、自転車フレーム、またはディスクブレーキロータに対するロータカバーの位置決めがしやすい。
(15)前記(8)〜(14)のいずれか一項に記載のロータカバーにおいて、前記カバー部は、前記自転車フレームおよびディスクブレーキキャリパの少なくとも一方と対向する第2縁部を有し、前記第2縁部は、前記自転車フレームおよび前記ディスクブレーキキャリパの少なくとも一方と接触することによって撓む可撓部を有する。
上記ロータカバーによれば、ロータカバーが自転車フレームおよびディスクブレーキキャリパの少なくとも一方に対して位置決めされた状態において可撓部が撓む。このため、ロータカバーの可撓部に応力が生じるため、ロータカバーのがたつきを抑制できる。
(16)前記(8)〜(15)のいずれか一項に記載のロータカバーにおいて、前記自転車フレームおよびディスクブレーキキャリパの少なくとも一方と前記カバー部とに接触可能な弾性部をさらに備える。
上記ロータカバーによれば、ロータカバーが自転車フレームおよびディスクブレーキキャリパの少なくとも一方に対して位置決めされた状態において弾性部が弾性変形する。このため、ロータカバーの弾性部に応力が生じるため、ロータカバーのがたつきを抑制できる。
(17)前記(1)〜(16)のいずれか一項に記載のロータカバーにおいて、前記カバー部に設けられる防振部材をさらに備える。
上記ロータカバーによれば、防振部材によってロータカバーの振動を低減できるため、自転車の走行中にロータカバーのがたつきを抑制できる。
(18)前記(1)〜(17)のいずれか一項に記載のロータカバーにおいて、前記カバー部は、前記ディスクブレーキロータの径方向の外側において前記ディスクブレーキロータの外周縁の少なくとも一部を覆う外周部、および、前記ディスクブレーキロータの前記自転車フレームとは反対側の側面を覆う側面部を有し、前記外周部の厚さは、前記ディスクブレーキロータの厚さよりも厚い。
上記ロータカバーによれば、外周部の厚さがディスクブレーキロータの厚さよりも厚いため、ディスクブレーキロータへの異物の接触を抑制できる。
本発明のロータカバーは、部位ごとの要求に対応可能である。
実施形態のロータカバーを含む自転車の側面図。 図1のディスクブレーキの平面図。 図1の3−3線の断面図。 図1のロータカバーの外側の側面を示す斜視図。 図1のロータカバーの外側の側面図。 図1のロータカバーの内側の側面を示す斜視図。 図1のロータカバーの平面図。 図1のディスクブレーキロータを自転車フレームから取り外すときの動作図。 第1変形例のロータカバーを含む自転車の側面図。 図9の10−10線の断面図。 第2変形例のロータカバーを含む自転車の側面図。 第3変形例のロータカバーを含む自転車の側面図。 図12の13−13線の断面図。 第4変形例のロータカバーを含む自転車の側面図。 図14の15−15線の断面図。 第5変形例のロータカバーを含む自転車の側面図。 第6変形例のロータカバーを含む自転車の側面図。 第7変形例のロータカバーを含む自転車の側面図。 第8変形例のロータカバーを含む自転車の側面図。 第9変形例のディスクブレーキロータの斜視図。
(実施形態)
図1〜図3を参照して、ロータカバー50が取り付けられる自転車10の構成について説明する。
図1に示されるとおり、自転車10は、自転車フレーム12、自転車ハブ14(図2参照)を有する自転車ホイール16、着脱機構18、および、ディスクブレーキ20を備える。
自転車フレーム12は、フレーム本体22およびマウント部24を含む。フレーム本体22は、自転車ハブ14が取り付けられる端部22Aを含む。フレーム本体22は、フロントフォーク(図示略)およびフロントフォーク(図示略)を回動可能に支持する支持部(図示略)を含む。自転車フレーム12の端部22Aは、フロントフォークのフォークエンドまたは支持部のリアエンドである。マウント部24は、フレーム本体22のうちの端部22A付近にボルト部材26によって取り付けられる。マウント部24は、板状の部材である。
図2および図3に示されるとおり、自転車ハブ14は、ハブ軸28およびハブシェル30を備える。ハブ軸28は、中空の軸部材である。ハブシェル30は、ハブ軸28に対して回転可能にハブ軸28の外周部に取り付けられる。ハブシェル30の外周部には、自転車ホイール16のスポーク16Aが連結される。
着脱機構18は、自転車ハブ14を自転車フレーム12に着脱可能に取り付ける。着脱機構18は、軸状部材32、ヘッド部34、および、レバー36を備える。軸状部材32は、ハブ軸28の内部に挿入される。ヘッド部34は、軸状部材32の一方の端部に取り付けられる。レバー36は、ヘッド部34を介して軸状部材32に取り付けられる。着脱機構18は、レバー36をヘッド部34回りで倒すことによってレバー36がヘッド部34をハブ軸28の軸方向に移動させる。着脱機構18は、ヘッド部34とハブ軸28との間に自転車フレーム12の端部22Aを挟み込むことによってハブ軸28を自転車フレーム12に取り付ける。
ディスクブレーキ20は、ディスクブレーキキャリパ38(以下、単に「キャリパ38」)、ディスクブレーキロータ40(以下、単に「ロータ40」)、および、ブレーキパッド42を備える。ロータ40は、自転車フレーム12に対して回転可能である。ロータ40は、ハブシェル30に取り付けられて、ハブシェル30と一体に回転する。ロータ40の外周縁40Aは、面取りされる。ロータ40の外周縁40Aは、C面取りされる。一例では、C面取りは、面取り部のロータ40の径方向の幅/ロータ40の軸方向の幅の関係が0.40/0.20以下、かつ、0.10/0.10以上に含まれる。なお、別の例では、ロータ40の外周縁40Aは、R面取りされる。
自転車フレーム12には、キャリパ38が取り付けられる。キャリパ38は、マウント部24に取り付けられる。図2に示されるとおり、ロータ40は、キャリパ38の溝に嵌め込まれる。キャリパ38は、操作装置(図示略)の操作に基づいて内部のブレーキパッド42(図3参照)でロータ40を挟み込むことによって自転車ホイール16を制動する。ディスクブレーキ20は、油圧によって動作する。別の例では、ディスクブレーキ20は、電気によって動作する。
図1〜図8を参照して、ロータカバー50の構成について説明する。
図1に示されるとおり、ロータカバー50は、位置決め部52およびカバー部54を備える。一例では、ロータカバー50は、外周部56および側面部58をさらに備える。ロータカバー50は、ロータ40を覆う。ロータカバー50は、一部が欠けた円盤形状を有する。ロータカバー50の直径は、ロータ40の直径よりも大きい。ロータカバー50は自転車フレーム12に取り付けられる。ロータカバー50は、着脱機構18によってハブ軸28とともに自転車フレーム12に取り付けられる。
図3に示されるとおり、位置決め部52は、自転車フレーム12に対して位置決めされる。位置決め部52は、自転車ハブ14とともに自転車フレーム12に対して着脱可能に自転車ハブ14に支持される。位置決め部52は、金属材料を含む。位置決め部52は、アルミ合金材料を含む。一例では、位置決め部52は、金属板が打ち抜き加工されることによって形成される。
図6に示されるとおり、位置決め部52は、環状部60および連結部62を有する。環状部60の軸心は、ロータカバー50の軸心およびロータ40の軸心Cと一致する。環状部60は、自転車ハブ14の軸状部材32(図3参照)が貫通する。環状部60の外周部60Aは、ロータ40の軸方向Xにおいてロータカバー50から自転車ホイール16に向かう方向(以下、「第1方向X1」)に突出する。図3に示されるとおり、環状部60は、ヘッド部34と自転車フレーム12の端部22Aとの間に挟み込まれる。着脱機構18のレバー36が倒されることによって、環状部60の自転車フレーム12に対する移動が規制される。
図6に示されるとおり、連結部62は、環状部60から延びてカバー部54に連結される。連結部62は、環状部60の外周部の半周以下かつ4分の1周以上にわたって形成されることが好ましい。図3に示されるとおり、連結部62は、第1方向X1から第2方向X2に突出する複数の凸部62Aを備える。自転車フレーム12の延びる方向において、連結部62は、環状部60よりも自転車フレーム12とは反対側に配置される。
カバー部54は、ロータ40(図1参照)を覆うように位置決め部52に連結される。カバー部54は、位置決め部52とは異なる材料を含む。カバー部54は、樹脂材料を含む。カバー部54は、着脱可能に位置決め部52に連結される。凸部62Aは、内部に雌ねじ(図示略)を備える。第1方向X1から第2方向X2にボルト62Bがねじ込まれることによって位置決め部52がカバー部54と連結される。ボルト62Bは、カバー部54と位置決め部52との相対移動を規制する。
カバー部54は、外周部56を含む。一例では、カバー部54は、側面部58、切欠部64、第1縁部66、および、第2縁部68をさらに含む。カバー部54は、切欠部64を含む円盤形状を有する。図1に示されるとおり、切欠部64には、自転車フレーム12およびキャリパ38が嵌め込まれる。
外周部56は、ロータ40の径方向の外側においてロータ40の外周縁40Aの少なくとも一部を覆う。外周部56は、自転車フレーム12およびキャリパ38が配置される部分以外の外周縁40Aを覆う。図2に示されるとおり、外周部56の厚さH1は、ロータ40の厚さH2よりも厚い。
外周部56は、第1部分70、および、第1開口部72を有する。外周部56は、第1連結部74をさらに備える。一例では、外周部56は、第2連結部76をさらに備える。外周部56は、少なくとも3つの第1部分70を有する。
第1部分70は、ロータ40の外周縁40Aと対向する。第1部分70は、ロータ40の周方向に複数設けられる。第1部分70は、ロータカバー50の周方向において一定の間隔で配置される。第1部分70は、柱形状を有する。第1部分70は、ロータ40の軸方向Xにおいて第1方向X1とは反対方向の第2方向X2側の部分がロータ40の軸方向Xに延びる。第1部分70は、第1方向X1側の部分がロータ40の径方向の内側に屈曲する。
第1連結部74は、ロータ40の軸方向Xにおいてロータ40よりも自転車ホイール16側に配置される。第1連結部74は、隣り合う2つの第1部分70に連結される。このため、第1連結部74は、ロータ40の軸方向Xにおいてロータ40よりも自転車ホイール16側で第1部分70に連結される。第1連結部74は、ロータ40の周方向に延びる柱形状を有する。
図6に示されるとおり、第1連結部74は、ロータ40の軸心C側に突出する凸部74Aを有する。凸部74Aは、複数設けられる。凸部74Aは、隣り合う2つの第1部分70の間に設けられる。図8に示されるとおり、凸部74Aは、ロータ40の軸方向Xにおいてロータ40側に設けられる傾斜面74Bを有する。傾斜面74Bは、ロータ40の軸心C側に向かうにつれてロータ40(図3参照)側から自転車ホイール16(図3参照)側に傾斜する。
図5に示されるとおり、第2連結部76は、ロータ40の軸方向Xにおいて第1連結部74とは異なる位置に設けられ、かつ複数の第1部分70に連結される。第2連結部76は、ロータ40の軸方向Xにおいてロータ40よりも自転車ホイール16とは反対側に配置される。第2連結部76は、ロータ40の径方向に延びる帯形状を有する。
図7に示されるとおり、第1開口部72は、ロータ40の周方向において隣り合う2つの第1部分70の間に設けられる。第1開口部72は、少なくとも第1部分70と第1連結部74とによって定義される。第1開口部72は、隣り合う2つの第1部分70、第1連結部74、および、第2連結部76に囲まれた略長方形状を有する。
ロータ40の周方向における第1開口部72の寸法L1は、ロータ40の周方向における少なくとも1つの第1部分70の寸法L3よりも大きい。ロータ40の周方向における第1開口部72の寸法L1は、ロータ40の軸方向Xにおける第1開口部72の寸法L2よりも大きい。
図2に示されるとおり、側面部58は、ロータ40のうちの自転車フレーム12とは反対側の側面40Bと対向し、かつ、第1部分70に連結される。側面部58は、ロータ40の側面40Bを覆う。一例では、側面部58は、第2連結部76を介して第1部分70に連結される。側面部58は一部が切欠かれた円盤形状を有する。
図5に示されるとおり、側面部58は、少なくとも2つの第2部分78、第2開口部80、第3部分82、第3連結部84、および、第4連結部86を有する。
第2部分78は、外周部56からロータ40の中心部と対向する部分に向かって延びる。第2部分78は、外周部56側から中心側に向かって延びる帯形状を有する。第2部分78は、ロータ40の径方向の外側から軸心Cに向かうにつれて第1方向X1に向かうように傾斜する。
第3連結部84は、第2連結部76と連続する。第3連結部84は、第2連結部76側から軸心C側に向かうにつれて第1方向X1に向かうように傾斜する。第3連結部84は、隣り合う2つの第2部分78に連結される。第3連結部84は、ロータ40の周方向に延びる帯形状を有する。
第4連結部86は、ロータ40の径方向において第3連結部84とは異なる位置に設けられ、かつ複数の第2部分78に連結される。第4連結部86は、ロータ40の径方向において第3連結部84よりも軸心C側に配置される。第4連結部86は、ロータ40の周方向に延びる帯形状を有する。第4連結部86は、ロータ40と平行する。第4連結部86の自転車ホイール16側の面に位置決め部52の連結部62が取り付けられる。
第2開口部80は、隣り合う2つの第2部分78の間に設けられる。第2開口部80は、少なくとも2つ設けられる。第2部分78および第2開口部80は、ロータ40の周方向に並んで設けられる。第2開口部80は、隣り合う2つの第2部分78、第3連結部84、および、第4連結部86に囲まれた略扇形状を有する。第2開口部80は、径方向の外側から中心側に向かうにつれて小さくなる。ロータ40の軸心Cを中心とする円周上において、第2開口部80の寸法L4は、少なくとも1つの第2部分78の寸法L5よりも大きい。全ての第2開口部80において、第2開口部80の寸法L4のうち、最も径方向の外側の寸法L4は、第2部分78の最大の寸法L5よりも大きい。第2開口部80の開口面積は、第1開口部72の開口面積よりも大きい。第2部分78が傾斜しているため、隣り合う2つの第2部分78の間にある第2開口部80に自転車10の前方からの空気が取り込まれやすくなる。
図6に示されるとおり、第3部分82は、第2開口部80を覆う。第3部分82は、少なくとも部分的に自転車フレーム12よりも下方に配置される。第3部分82は、複数の第2開口部80のうちの最も下方に位置する第2開口部80を覆う。第3部分82は、自転車10の後方側において第2部分78と連結される。第3部分82は、自転車10の下方側において第3連結部84と連結される。第3部分82は、自転車10の前方側および上方側において側面部58と連結していない。このため、自転車10の前方側から第3部分82とロータ40との間に空気が入り込む。第3部分82は、ロータ40と対向する側に複数の整流部82Aを有する。整流部82Aは、ロータ40側に突出する。整流部82Aは、自転車10の進行方向に沿うように延びる。このため、第3部分82とロータ40との間に入り込んだ空気は、整流部82Aによって自転車10の後方側に整流されるとともに、第3部分82のロータ40と対向する面によってロータ40側に誘導される。
図1および図4に示されるとおり、第1縁部66および第2縁部68は、切欠部64の縁部である。第1縁部66は、自転車フレーム12と対向する。第1縁部66は、規制部66Aを含む。規制部66Aは、ロータ40の軸方向Xに延びる。規制部66Aは、ロータカバー50の回転を規制するために自転車フレーム12と接触可能である。第2縁部68は、キャリパ38と対向する。第2縁部68は、可撓部68Aを有する。可撓部68Aは、第2縁部68からキャリパ38に向かって突出する。可撓部68Aは、キャリパ38と接触することによって撓む。可撓部68Aは、薄い板状の部分がV字状に屈曲した形状を有する。可撓部68Aは、キャリパ38との接触によってV字状の部分が狭まるように変形する。
ロータカバー50によれば、以下の作用および効果を得られる。
ロータカバー50は、外周部60Aに第1開口部72を備える。このため、ロータ40に異物が接触することを抑制することと、ロータカバー50の内側に自転車10の進行方向からの空気を効率よく取り込むこととを両立できる。
ロータカバー50は、少なくとも3つの第1部分70を備える。このため、第1部分70が2つ以下の場合と比較して、第1開口部72の周方向の寸法L1を小さくできる。このため、小さな異物のロータ40への接触を抑制できる。
(変形例)
上記実施形態に関する説明は、本発明に従うロータカバーが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従うロータカバーは、例えば以下に示される上記各実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
・ロータカバー50の自転車フレーム12に対する位置決めを図9および図10に示すように変更または追加することもできる。図9に示すロータカバー50は、自転車フレーム12およびキャリパ38の少なくとも一方に取り付けられる取付部90をさらに備える。ロータカバー50は、第4部分88を備える。第4部分88は、切欠部64を介して隣り合う2つの第2部分78に連結される。第4部分88は、自転車フレーム12の第1方向X1側の端面の一部およびキャリパ38の一部を覆う。図10に示されるとおり、第4部分88の第2方向X2側の面には取付部90が連結される。取付部90は、自転車フレーム12のボルト部材26をスナップフィットによって挟む。すなわち、取付部90は、自転車フレーム12のボルト部材26を挟み込み可能なクリップ部材を含む。一例では、取付部90は、カバー部54と異なる材料を含む。取付部90は、第4部分88と一体に形成されてもよく、第4部分88と別体に形成されて第4部分88に取り付けられてもよい。ロータカバー50が取付部90を備える場合、位置決め部52を省略し、取付部90によってロータカバー50を自転車フレーム12に対して位置決めすることもできる。
・図9および図10に示す変形例の取付部90を図11に示す取付部92に変更または取付部92を追加することもできる。図11に示す取付部92は、自転車フレーム12に取り付け可能なバンド部材を含む。バンド部材は、例えばタイラップ、ゴムバンド、または、針金である。第2部分78には、バンド部材を挿入する孔78Aが設けられる。自転車フレーム12のマウント部24には、バンド部材を挿入する孔24Aが設けられる。一例では、バンド部材は、カバー部54と異なる材料を含む。ロータカバー50が取付部92を備える場合、位置決め部52を省略し、取付部92によってロータカバー50を自転車フレーム12に対して位置決めすることもできる。
・図9および図10に示す変形例の取付部90を図12および図13に示す取付部94に変更または取付部94を追加することもできる。図12に示すロータカバー50では、規制部66Aに取付部94が連結される。取付部94は自転車フレーム12のフレーム本体22をスナップフィットによって挟む。すなわち、取付部94は、自転車フレーム12のフレーム本体22を挟み込み可能なクリップ部材を含む。一例では、取付部94は、カバー部54と異なる材料を含む。ロータカバー50が取付部94を備える場合、位置決め部52を省略し、取付部94によってロータカバー50を自転車フレーム12に対して位置決めすることもできる。
図9および図10に示す変形例の取付部90を図14および図15に示すように変更することもできる。図14に示す自転車フレーム12は、マウント部96を含む。マウント部96は、自転車フレーム12を挟み込む湾曲部96A、および、湾曲部96Aから規制部66Aに向かって突出する凸部96Bを備える。ロータカバー50の規制部66Aは、溝66Bを備える。凸部96Bが溝66Bに嵌め込まれることによってロータカバー50が自転車フレーム12に対して位置決めされる。この点で規制部66Aは、自転車フレーム12およびキャリパ38の少なくとも一方に取り付けられる取付部に相当する。一例では、規制部66Aは、カバー部54と別体に形成されて、カバー部54と異なる材料を含む。ロータカバー50がマウント部96を備える場合、位置決め部52を省略し、規制部66Aによってロータカバー50を自転車フレーム12に対して位置決めすることもできる。
・図14および図15に示す変形例において、カバー部54をスナップフィット、面ファスナ、または、磁石等によってマウント部96に取り付けるように変更することもできる。この場合、カバー部54およびマウント部96のそれぞれに取り付けのための構造が設けられる。
・ロータカバー50を図16に示すように変更することもできる。図16のロータカバー50は、弾性部98をさらに備える。弾性部98は、自転車フレーム12およびキャリパ38の少なくとも一方とカバー部54とに接触可能である。一例では、ロータカバー50の弾性部98は、規制部66Aに取り付けられる。弾性部98は、ゴム材料を含む。別の例では、弾性部98は、ばねを含む。
・ロータカバー50を図17に示すように変更することもできる。図17のロータカバー50は、カバー部54に設けられる防振部材100をさらに備える。防振部材100は、ゴム材料を含む。一例では、防振部材100は、複数設けられる。一例では、防振部材100は、ロータカバー50の第2方向X2側の面に設けられる。一例では、防振部材100は、ロータカバー50の下方に偏って設けられる。この場合、ロータカバー50の下方を上方よりも重くできるため、ロータカバー50の下方が上方よりも重い場合と比較してロータカバー50を安定して自転車フレーム12に取り付けることができる。また、ロータカバー50の下方が上方よりも重いため、ロータカバー50を自転車フレーム12に取り付けるときロータカバー50の回転位相を設定しやすい。
・ロータカバー50をロータ40に対して位置決めすることもできる。位置決め部52は、ロータ40に対して位置決めされる。例えば、ロータ40の軸心C付近に第1方向X1に向かって突出する突出部を設け、この突出部にスプラインを形成する。位置決め部は、ロータ40のスプラインに嵌め込まれるスプラインを備える。
・可撓部68Aを自転車フレーム12と対向する部分に設けることもできる。可撓部68Aは、自転車フレーム12と接触することによって撓む。この場合、第2縁部68は、自転車フレーム12と対向する部分に設けられる。自転車フレーム12と対向する部分は、実施形態の第1縁部66と対応する部分である。
・規制部66Aをキャリパ38と対向する部分に設けることもできる。規制部66Aは、ロータ40の軸方向Xに延び、ロータカバー50の回転を規制するためにキャリパ38と接触可能である。この場合、第1縁部66は、キャリパ38と対向する部分に設けられる。キャリパ38と対向する部分は、実施形態の第2縁部68と対応する部分である。
・第1部分70を1つまたは2つにすることもできる。この場合、第1部分70の周方向の寸法L3を大きくすることによって、ロータ40への異物の接触を抑制することができる。また、少なくとも1つの第1部分70の少なくとも一部をロータ40の軸心Cよりも下方に配置することによって下方からの異物がロータ40に接触することを抑制できる。
・実施形態の第1連結部74は、全ての第1部分70を連結しているが、一部の第1部分70のみを連結する第1連結部74に変更することもできる。この場合、第1連結部74を複数設けることもできる。
・実施形態の第2連結部76は、全ての第1部分70を連結しているが、一部の第1部分70のみを連結する第2連結部76に変更することもできる。この場合、第2連結部76を複数設けることもできる。
・実施形態の第2連結部76を、ロータ40の軸方向Xにおいてロータ40と一致する位置、または、ロータ40よりも自転車ホイール16側に配置することもできる。
・第1開口部72の形状および寸法は適宜変更できる。ロータ40の周方向における第1開口部72の寸法L1を、ロータ40の軸方向Xにおける第1開口部72の寸法L2よりも小さくすることもできる。ロータ40の周方向における第1開口部72の寸法L1を、ロータ40の周方向における少なくとも1つの第1部分70の寸法L3より小さくすることもできる。ロータ40の周方向における第1開口部72の寸法L1を小さくすることによってロータ40に異物が接触しにくくなる。ロータ40の周方向における第1開口部72の寸法L1を大きくすることによってロータカバー50の内側に空気を取り込みやすくなる。また、第1開口部72の開口面積を第2開口部80の開口面積よりも大きくすることもできる。
・第3部分82を全ての第2開口部80に設けることもできる。また、第3部分82を省略することもできる。
・カバー部54は、着脱不能に位置決め部52に連結することもできる。一例では、図18に示されるとおり、カバー部54をリベット62Cによって位置決め部52に連結する。別の例では、図19に示されるとおり、カバー部54と位置決め部52とをインサート成形によって連結する。さらに別の例では、カバー部54をかしめ止めによって位置決め部52に連結する。要するに、カバー部54と位置決め部52との相対移動が規制される構成であれば、いずれの方法を採用することもできる。
・外周部の厚さH1をロータ40の厚さH2よりも小さくすることもできる。
・ロータ40を図20に示すように変更することもできる。図20のロータ40は、外周縁40Aに複数の凸部40Cを備える。複数の凸部40Cはロータ40の周方向に並ぶ。凸部40Cの周方向の端部は、湾曲している。隣り合う凸部40Cの間隔は、凸部40Cのロータ40の周方向における大きさよりも大きい。凸部40Cのロータ40の周方向における大きさは、ロータ40の厚さH2(図2参照)よりも小さい。
上記実施形態および変形例に記載の事項に基づく付記事項を以下に記載する。
(付記1)
外周縁は、面取されている、自転車用ディスクブレーキロータ。
(付記2)
前記面取部は、C面取りである、付記1に記載の自転車用ディスクブレーキロータ。
(付記3)
外周縁は、複数の凸部を備える、自転車用ディスクブレーキロータ。
(付記4)
前記凸部の周方向の端部は湾曲している、付記3に記載の自転車用ディスクブレーキロータ。
12…自転車フレーム、14…自転車ハブ、16…自転車ホイール、26…ボルト部材、38…ディスクブレーキキャリパ(キャリパ)、40…ディスクブレーキロータ(ロータ)、40A…外周縁、40B…側面、50…ロータカバー、52…位置決め部、54…カバー部、56…外周部、58…側面部、60…環状部、62…連結部、64…切欠部、66…第1縁部、66A…規制部、68…第2縁部、68A…可撓部、90,92,94…取付部、96…マウント部、98…弾性部、100…防振部材。

Claims (18)

  1. 自転車フレーム、または、ディスクブレーキロータに対して位置決めされる位置決め部と、
    前記ディスクブレーキロータを覆うように前記位置決め部に連結されるカバー部とを備え、
    前記カバー部は、前記位置決め部とは異なる材料を含む、ロータカバー。
  2. 前記カバー部は、樹脂材料を含む、請求項1に記載のロータカバー。
  3. 前記位置決め部は、金属材料を含む、請求項1または2に記載のロータカバー。
  4. 前記位置決め部は、アルミ合金材料を含む、請求項3に記載のロータカバー。
  5. 前記カバー部は、着脱不能に前記位置決め部に連結される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のロータカバー。
  6. 前記カバー部は、前記位置決め部に一体成形されている、請求項5に記載のロータカバー。
  7. 前記カバー部は、着脱可能に前記位置決め部に連結される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のロータカバー。
  8. 前記位置決め部は、ディスクブレーキキャリパが取り付けられる前記自転車フレームに対して位置決めされる、請求項1〜7のいずれか一項に記載のロータカバー。
  9. 前記位置決め部は、前記自転車フレームに対して自転車ハブと共に着脱可能に前記自転車ハブに支持される、請求項8に記載のロータカバー。
  10. 前記位置決め部は、前記自転車ハブの軸状部材が貫通する環状部、および、前記環状部から延びて前記カバー部に連結される連結部を有する、請求項9に記載のロータカバー。
  11. 前記自転車フレームおよび前記ディスクブレーキキャリパの少なくとも一方に取り付けられる取付部をさらに備える、請求項8〜10のいずれか一項に記載のロータカバー。
  12. 前記取付部は、前記自転車フレームに取り付け可能なバンド部材を含む、請求項11に記載のロータカバー。
  13. 前記取付部は、前記自転車フレームを挟み込み可能なクリップ部材を含む、請求項11に記載のロータカバー。
  14. 前記カバー部は、前記自転車フレームおよびディスクブレーキキャリパの少なくとも一方と対向する第1縁部を有し、
    前記第1縁部は、前記ディスクブレーキロータの軸方向に延びる規制部を含み、
    前記規制部は、前記ロータカバーの回転を規制するために前記自転車フレームおよび前記ディスクブレーキキャリパの少なくとも一方と接触可能に構成される、請求項8〜13のいずれか一項に記載のロータカバー。
  15. 前記カバー部は、前記自転車フレームおよびディスクブレーキキャリパの少なくとも一方と対向する第2縁部を有し、
    前記第2縁部は、前記自転車フレームおよび前記ディスクブレーキキャリパの少なくとも一方と接触することによって撓む可撓部を有する、請求項8〜14のいずれか一項に記載のロータカバー。
  16. 前記自転車フレームおよびディスクブレーキキャリパの少なくとも一方と前記カバー部とに接触可能な弾性部をさらに備える、請求項8〜15のいずれか一項に記載のロータカバー。
  17. 前記カバー部に設けられる防振部材をさらに備える、請求項1〜16のいずれか一項に記載のロータカバー。
  18. 前記カバー部は、前記ディスクブレーキロータの径方向の外側において前記ディスクブレーキロータの外周縁の少なくとも一部を覆う外周部、および、前記ディスクブレーキロータの前記自転車フレームとは反対側の側面を覆う側面部を有し、
    前記外周部の厚さは、前記ディスクブレーキロータの厚さよりも厚い、請求項1〜17のいずれか一項に記載のロータカバー。
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